小浜市議会 > 2020-02-20 >
02月20日-01号

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  1. 小浜市議会 2020-02-20
    02月20日-01号


    取得元: 小浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    令和 2年  3月 定例会(第1回)   令和2年2月20日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(18名) 1番  杉本和範君  2番  東野浩和君 3番  川代雅和君  4番  坂上和代君 5番  熊谷久恵君  6番  竹本雅之君 7番  牧岡輝雄君  8番  藤田靖人君 9番  佐久間 博君 10番  小澤長純君 11番  今井伸治君  12番  能登恵子君 13番  下中雅之君  14番  垣本正直君 15番  藤田善平君  16番  風呂繁昭君 17番  富永芳夫君  18番  池尾正彦君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名     市長        松崎晃治君     副市長       猪嶋宏記君     総務部長      伊須田 尚君     総務部次長     檀野清隆君     総務部生活安全課長 吉岡和広君     企画部長      東野克拓君     企画部次長     清水淳彦君     企画部次長     松見一彦君     企画部次長     佐々木宏明君     民生部長      岡 正人君     民生部次長     和久田和典君     民生部次長     前野浩良君     民生部次長     四方宏和君     産業部長      岩滝満彦君     産業部次長     田中正俊君     産業部次長     石田勝一君     産業部次長     阪本 亮君     産業部次長     青木英希君     教育長       窪田光宏君     教育部長      西田雅志君     教育部次長     谷 義幸君●議会事務局長および書記     議会事務局長    齊藤睦美     次長        領家直美     書記        木橋 惇●議事日程   令和2年2月20日 午前10時開議  日程第1       会期決定  日程第2 報告第1号 議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)  日程第3 議案第1号 令和元年度小浜市一般会計補正予算(第7号)       議案第2号 令和元年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)       議案第3号 令和元年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)       議案第4号 令和元年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)       議案第5号 令和元年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)       議案第6号 令和元年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第3号)       議案第7号 令和元年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)       議案第8号 令和元年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第3号)       議案第9号 令和元年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)       議案第10号 令和元年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)       議案第11号 小浜市森林環境譲与税基金条例の制定について                           午前10時00分開会 △開会・開議 ○議長(今井伸治君) これより令和2年第1回小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(今井伸治君) 諸般の報告をいたさせます。 議会事務局長、齊藤君。 ◎議会事務局長(齊藤睦美君) 報告いたします。 12月20日、議会運営委員会が開催されました。 12月22日、第33回障がい者問題を共に考えよう小浜フォーラムが開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 12月24日、若狭消防組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 12月25日、嶺南広域行政組合議会が敦賀市において開催され、関係議員が出席しました。 同日、令和元年度11月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 12月26日、公立小浜病院組合議会ならびに議員研修会が開催され、関係議員が出席しました。 1月5日、若狭消防組合消防出初式が開催され、関係議員が出席しました。 1月7日、議会報告会連絡会が開催されました。 1月8日、若狭交通安全祈願式が開催され、議長が出席しました。 1月9日、広報委員会が開催されました。 1月10日、定例全員協議会議会運営委員会、地域防災・原子力安全対策特別委員会がそれぞれ開催されました。 同日、小浜商工会議所新春議員懇談会が開催され、議長が出席しました。 1月11日、小浜男女共同参画のつどいが開催され、議長が出席しました。 1月12日、令和2年成人式が開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 1月14日、議会運営委員会広報委員会がそれぞれ開催されました。 同日、鳥取県米子市議会の行政視察を受け入れ、議長が歓迎の挨拶を述べました。 1月15日、福井県原子力環境安全管理協議会が敦賀市において開催され、議長が出席しました。 同日、小浜市スポーツ協会新年会が開催され、議長が出席しました。 1月17日、総務民生常任委員会産業教育常任委員会北陸新幹線早期全線開業特別委員会がそれぞれ開催されました。 1月19日、小浜市身体障害者福祉連合会新春のつどいが開催され、議長が出席しました。 1月20日、市内において、新春初釜が開催され、議長が出席しました。 1月21日から22日にかけて、若狭消防組合議会の行政視察が滋賀県長浜市、兵庫県三木市で実施され、関係議員が出席しました。 1月22日、公立小浜病院組合議会の行政視察が兵庫県豊岡市で実施され、関係議員が出席しました。 同日、愛媛県大洲市議会の行政視察を受け入れ、議長が歓迎の挨拶を述べました。 1月23日、福井県市議会議長会議員研修会が坂井市において開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 1月24日、若狭広域行政事務組合議会の行政視察が京都府木津川市、奈良県田原本町で実施され、関係議員が出席しました。 同日、愛媛県今治市議会の行政視察を受け入れ、副議長が歓迎の挨拶を述べました。 同日、令和元年度12月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 1月25日、文化財防火デーに伴う防火訓練が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 同日、小浜市遺族会新年会が開催され、議長が出席しました。 1月27日から28日にかけて、議長ならびに北陸新幹線早期全線開業特別委員会により、北陸新幹線早期全線開業を求める中央要望が行われました。 1月28日、新潟県柏崎市議会の行政視察を受け入れ、副議長が歓迎の挨拶を述べました。 1月29日、議会運営委員会北陸新幹線早期全線開業特別委員会がそれぞれ開催されました。 同日、兵庫県三田市議会の行政視察を受け入れ、副議長が歓迎の挨拶を述べました。 1月30日から31日にかけて、嶺南広域行政組合議会の行政視察が長野県阿智村、岐阜県大垣市で実施され、関係議員が出席しました。 2月2日、婦人のつどいが開催され、議長が出席しました。 2月3日、福井県市議会議長会定期総会が坂井市において開催され、正副議長が出席しました。 2月4日、全員協議会総務民生常任委員会がそれぞれ開催されました。 2月5日、全国市議会議長会第108回評議員会が東京都内において開催され、議長が出席しました。 2月7日、定例全員協議会が開催されました。 同日、小浜地区女性市議会女性議員との意見交換会が開催され、関係議員が出席しました。 2月10日、北陸新幹線早期全線開業特別委員会が開催されました。 同日、社協役職員新年のつどいが開催され、議長が出席しました。 2月12日、産業教育常任委員会ハローワークおばまによる研修会ならびに意見交換会が開催され、関係議員が出席しました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 2月13日、議会運営委員会が開催されました。 2月14日、全員協議会議会報告会連絡会がそれぞれ開催されました。 2月17日、全員協議会、地域防災・原子力安全対策特別委員会がそれぞれ開催されました。 同日、福井県後期高齢者医療広域連合議会臨時会が福井市において開催され、議長が出席しました。 2月18日、若狭消防組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 同日、西小川・加尾・宇久道路改良促進期成同盟会総会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 2月19日、嶺南広域行政組合議会代表者会議が開催され、関係議員が出席しました。 同日、熊本県玉名市議会の行政視察を受け入れ、議長が歓迎の挨拶を述べました。 ただいまの出席議員は18名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか20名であります。 以上、報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(今井伸治君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において1番杉本和範君、10番小澤長純君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(今井伸治君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長の申し出のとおり、本日より3月23日までの33日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日より3月23日までの33日間と決定いたしました。 △所信表明 ○議長(今井伸治君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) 令和2年3月小浜市議会定例会の開会に当たり、所信表明の機会をいただきましたことに対しまして、深く感謝を申し上げます。 まず、所信を申し述べさせていただく前に、国内で感染が広がっております新型コロナウイルスの本市の対応について申し上げます。 昨日、庁内に小浜市新型コロナウイルス感染症警戒対策連絡会議を設置し、新型コロナウイルスの発生動向の把握や感染症予防マニュアルに沿った対応の確認を行うとともに、今後の対応等を協議したところでございます。 今後、国や県と連携し、情報を共有しながら、万全の体制で感染予防対策を進め、市民の皆様の安全・安心の確保に努めてまいりますので、御協力賜りますようお願い申し上げます。 それでは、3月定例会の開会に当たり、所信の一端を申し述べさせていただきます。 新しい元号が令和となって2年目を迎えることになりますが、本年は大きな国際イベントであります東京オリンピック・パラリンピックが開催されるなど、日本が世界から注目される記念すべき年となります。 一方、人口減少社会の到来、少子高齢化の進展、都市と地方との地域間格差の拡大など、地方を取り巻く環境は厳しさを増しております。このような中、地方行政を預かる者といたしましては、これら諸課題を克服し、固有の強みを磨き上げることにより、令和の時代にも輝き続けるまちの創造に邁進していかなければならないと意を強くしているところでございます。 さて、小浜市におきましては、約20年にわたり、食のまちづくりを進めてまいりました。 これまでの取組により、市民の皆様にも食のまち小浜という言葉が浸透してきたものと感じております。 一方、2023年春に敦賀まで開業する北陸新幹線につきましては、大阪までの全線開業に向け、切れ目なく整備を進めることを国・県等に対し、強く要望しているところでございます。 こうした中、今後、本市が進めるべきまちづくりは、豊かな食を生かし、食で様々なことを膨らませ、そして、来るべき北陸新幹線の開通に備え、その受け皿となる食のまちとしての基盤整備を進めていくことが重要であると考えております。 こうしたことから、まず、本市の重要施策であります北陸新幹線早期全線開業に向けた取組と食のまちづくりについて申し述べさせていただきます。 まず、北陸新幹線早期全線開業に向けた取組について申し上げます。 昨年11月、鉄道・運輸機構により敦賀・新大阪間における環境影響評価の項目や方法をまとめた方法書が公表され、着実に環境アセスメントの手続が進められております。 来年度の敦賀・新大阪間の調査費は本年度より4,300万円多い12億6,000万円が盛り込まれ、環境アセスメントの現地調査などがさらに進展するものと期待しているところでございます。 また、与党の北陸新幹線整備プロジェクトチームにおきまして、建設財源の議論が進められており、今月18日には、国費の大幅な増額、JRが支払う貸付料の最大限の確保、財政投融資の活用の3本柱を中心に議論を深めることを中間報告として示されたところであり、政府・与党による一刻も早い建設財源の確保が切望されるところでございます。 今年1月には、今井議長、下中北陸新幹線早期全線開業特別委員長をはじめとする市議会の皆様と合同で中央要望を行いました。環境アセスメントを迅速かつ着実に進め、敦賀・新大阪間の建設財源を早期に確保し、敦賀開業から切れ目なく整備を進め、2030年度末(北海道新幹線札幌開業)までに新大阪までの全線開業の実現を強く要望したところでございます。 関西地域におきましても、関西広域連合関西経済連合会、京都府、大阪府などの主催による建設促進大会が昨年11月に東京で開催され、その大会において、環境アセスメント終了後、敦賀開業から間断なく新大阪までを一気に整備することが決議されたところでございます。 本市といたしましては、鉄道・運輸機構による環境アセスメントが迅速かつ着実に進むよう協力するとともに、関西地域の機運がますます高まる中、北陸、関西などとの連携を強め、要望活動や市民に対する啓発など、早期開業に向けた取組を市議会の皆様とともに力強く進めてまいりたいと考えております。 次に、食のまちづくりについて申し上げます。 本市は、古くは朝廷に食材を供給した御食国としての歴史を有し、食の豊かなまちとして発展してまいりました。 人口減少が進む中、小浜が誇る食の資源を最大限に活用することは、産業の活性化や雇用の拡大、所得の向上などにつながるものであり、持続可能な地域づくりを進める上でも非常に重要であります。 このため食による地域内経済循環を進化させ、行って食べたい食のまちを目指す上で、小浜の質の高い食材を都市部に出荷して外貨を稼ぐ地産外消から、小浜に食べに来てもらって外貨を落としてもらう地産訪消への流れをつくり、地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。 このため、来年度も鯖街道でつながる京都との連携を継続し、京都レストランスペシャルに小浜よっぱらいサバを提供し、鯖街道の起点・小浜の魅力を京都で効果的に発信するなど、サバをフックに京都と本市との交流を活性化させてまいります。 その上で、地域の生産者と料理人、加工・流通業者等、様々な分野での連携強化を促すことにより、本市の食の魅力の向上につなげてまいります。 さらに、市内有数の観光誘客施設である道の駅若狭おばまにおいて、地場産農産物を活用したレストランを整備し、新たな交流人口の創出とそれによる地域産業の活性化を目指してまいります。 一方で、農林水産業をはじめとする食関連産業は、人口減少等を背景に担い手不足が顕在化しており、将来の担い手の確保・育成が急務となっております。 このため、にっぽんA級(永久)グルメのまち連合等、県外自治体とも連携し、若者を地域おこし協力隊として全国から呼び込む取組を進めております。さらに、昨年立ち上げた御食国食の学校において、料理人や農業者等を育成するなどし、本市で食に関わりのある職種への就職や起業を促すとともに、定住人口・交流人口の増加につなげてまいりたいと考えております。 また、平成15年度から取り組んでおります幼児の料理教室キッズ・キッチンは、全国でも例を見ない本市の特徴ある食育事業として、地域内外から一貫して高い評価をいただいております。 これまで培ってきた運営のノウハウは、本市の重要な食資源でもあるとともに、その効果を具体的に検証することにより、新たなステージに進むことができるものと考えております。 このため、新年度には、従来のキッズ・キッチンに、少人数で体験を積み重ねるスクール形式を導入したいと考えております。 これにより、料理を学ぶのではなく、料理で学ぶというコンセプトがより明確になるとともに、参加者一人一人と継続して向き合うことで、成長や効果が大きく期待できるものと考えております。 また、このようなキッズ・キッチンの道具や指導方法をパッケージ化し、家庭で出来る子どもの食育として地域内外に広く発信することにより、本市の食育事業のブランド力向上につなげてまいりたいと考えております。 以上が北陸新幹線早期全線開業と食のまちづくりに関する施策であり、これらを将来の小浜市の基盤とし、市政各般にわたる諸施策を着実に進めてまいります。 それでは、公約であります各施策の主なものにつきまして項目に沿って申し述べさせていただきます。 初めに、産業をみがくについて申し上げます。 まず、企業誘致、雇用の確保および起業・創業支援について申し上げます。 まず、企業誘致につきましては、昨年、植物工場としては市内で3社目となる株式会社悠晴(ゆうは)の進出が決定し、現在、黒駒区に工場を建設中でございます。 今後も、安価な電力を安定して供給できる本市のメリットを最大限に生かし、植物工場の集積に向け、積極的に誘致を行ってまいります。 さらに、多様な働き方を可能にするサテライトオフィスの誘致につきましても、首都圏に本社を置くIT系の企業に対して営業活動を行うなど、全力で取り組んでまいります。 次に、雇用の確保につきましては、これまでのキャリア教育ふるさと教育などの取組に加え、新たに、市や地元高校、ハローワーク商工会議所などで構成する雇用対策のための協議会を立ち上げ、若者の就職希望先と企業が求める職種をマッチングさせることにより、地元雇用の一層の確保につなげてまいります。 次に、起業・創業支援につきましては、北陸新幹線敦賀開業に向けて小浜駅周辺の特定エリアにおける空き店舗での開業に重点的に支援を行っており、今年度は、2件の飲食店が新規に開業したところでございます。 今後とも引き続き、多くの事業者の開業を支援することにより、地域の賑わいの創出に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、農業振興について申し上げます。 担い手の高齢化や減少が進む中、地域農業を将来にわたり持続可能なものとしていくためには、担い手の確保とともに、地域ぐるみで農地を守る体制の構築が重要であります。 現在、市や農業委員会等が連携し、各地域において5年から10年後、誰がどのように農地を守っていくのか、その方針を定める人・農地プランの作成に向け、話し合いを進めており、順次、プランに基づき、法人の設立や農地の集積・集約、農業用機械の導入、土地改良事業等への支援策を講じております。 こうした中、今年度から飯盛区において、県内で初めて農地中間管理機構と連携した土地改良事業が開始されたほか、堅海区やその他の地域におきましても土地改良事業の実施に向け、話し合いが進んでおります。 特に、圃場条件が悪い中山間地域において、土地改良事業は生産性を向上させる鍵となる取組でありますことから、本市としても積極的に進めてまいりたいと考えております。 また、後継者不足の解消につきましては、これまでの経験と勘に基づく農業から転換を図ることにより、担い手となる若者を確保していくことが重要と考えております。 こうした中、昨年から、市内の若手農業者等がデータや科学的根拠に基づく有機農業を積極的に学んでいるほか、本年1月には本市での就農を目指す地域おこし協力隊員が新たに着任いたしました。 今後も関係機関と連携して、若手農業者等が継続して技術や経営を学び、実践できる場を提供することにより、新規就農者の確保・育成に取り組んでまいります。 さらに、宮川地区で実施しておりますスマート農業実証プロジェクトは、本年で実証2年目を迎えます。引き続き、京都大学や東京大学等と連携しつつ、これまでに取得したデータの活用・分析等を通じて、スマート農業技術の可能性を追究してまいります。 これらの取組により、農業を魅力ある産業として研き、若くて意欲のある農業経営者が活躍できる場の創出を目指してまいります。 次に、水産業振興について申し上げます。 御食国若狭と鯖街道の日本遺産登録を契機にスタートいたしました「鯖、復活」プロジェクトは、4年目となる令和元年度から民間事業者田烏水産株式会社を中心とした養殖体制に移行し、小浜よっぱらいサバの販売尾数は1月末時点で過去最高となる8,700尾に達しております。 今後解決すべき課題は、事業の採算性の確保でございます。本市といたしましても、鯖街道の起点のサバを復活させるとの当初の想いを忘れることなく、引き続き、民間の力を生かした販路の開拓やコストの削減を後押しするとともに、鯖街道でつながる京都等への販路の拡大に努めてまいります。 また、産官学の連携により、人工種苗による完全養殖技術の確立や効率的な養殖管理マニュアルの策定に引き続き取り組んでまいります。 さらに、漁業者の高齢化等を背景に、中長期的に生産量が減少傾向にあるカキの養殖につきましても、シングルシード方式の導入に本格的に取り組んでまいります。 この方式は、稚貝を専用のかごの中で育てる新たな養殖技術であり、漁業者の作業負担の軽減や品質の安定にもつながると全国各地で注目されておりますことから、県や漁協と連携し、必要な支援を行ってまいります。 また、定置網漁や養殖漁業等の次世代の担い手の育成につきましては、ふくい水産カレッジと連携した研修を引き続き行ってまいります。 さらに、小浜の強みである四季折々の豊かな魚介類の持続的な供給体制を構築するため、昨年開設した小浜市水産業活性化拠点施設を有効に活用し、へしこやなれずしといった水産加工品の生産拡大や、高鮮度冷凍による魚介類の付加価値の向上等に継続して取り組んでまいります。 また、農林水産省が提唱するSAVOR JAPANブランドの活用につきましては、内外海地区の美しい自然景観や食の魅力を国内外に発信するため、地域の中心となる漁家レストランとモデルとなる宿泊棟の整備を支援し、地域全体の交流人口の拡大につなげてまいります。 これらの取組により、水産業を魅力ある産業として研くとともに、地域の関連産業との連携を進め、地域経済の活性化を図ってまいります。 次に、林業振興について申し上げます。 森林は、本市の面積の約8割を占めており、小浜の美味しい水や四季折々の豊かな食材の源になっております。これに加え、近年、多発する土砂流出等の自然災害を防止する上でも、適正に管理することが重要であると考えております。 しかしながら、森林の小規模零細な所有構造や担い手不足等により、間伐等の森林整備が十分に実施されず、森林の荒廃が進んでおります。 このため、本市では平成30年3月に策定した小浜市里山創造計画に基づき、市民・関係団体・林業事業者・行政の協働のもと、50年後の里山の自然と、にぎわいの再生に向けた取組を進めているところでございます。 こうした中、国では、国民全員で森林を支える仕組みとして森林環境税を創設したところであり、今年度からは、森林環境譲与税として、地方自治体に対して森林整備等に活用できる財源の配分が開始されたところでございます。 来年度からは、森林環境譲与税を活用し、5ヘクタール未満の小規模人工林での間伐や木質バイオマスの利用等に対する支援事業を新たに実施し、森林所有者や市民の里山への関心を高め、木を刈って使うというサイクルが持続的に展開できる基盤づくりに取り組んでまいります。 次に、観光をみがくについて申し上げます。 まず、DMOによる稼げる地域づくりとインバウンドの推進について申し上げます。 北陸新幹線敦賀開業を3年後に控え、これまで以上に観光がもたらす経済効果への期待が高まっております。 交流人口の増加を地域経済の活性化に結びつけ、持続可能な成長につなげていくためには、マーケットの要請を的確に捉え、地域の事業者が戦略を持って商品やサービスを生み出すための仕掛けや仕組みづくりが重要であります。 株式会社まちづくり小浜 おばま観光局におきましては、設立からこれまで観光まちづくりの旗振り役として、多種多様な観光振興の施策に取り組んでまいりました。 また、観光庁の地域DMOの認定以降も、観光庁の補助事業等を活用し、海や食、文化財や伝統文化などを利用し、インバウンド向けの着地型体験観光ツアーの企画・造成など受入基盤整備の充実に取り組んでおります。 さらに近年は、京料理を育んだ湊町で暮らすように泊まる、をコンセプトに、簡易宿所小浜町家ステイを小浜西組重伝建地区を中心に展開しております。 歴史的なまちなみ景観と一棟貸しの魅力が宿泊客に好評をいただいており、利用者も徐々に増えております。 現在、5店目となる(仮称)丹後街道つだにつきましては、文化庁の補助をいただきながら、本年度末のオープンを目指しリノベーションを進めているところでございます。 観光局設立から間もなく満10年が経過する中、DMOとしてのマーケティングやマネジメントに加え、地域資源を最大限に活用し、効果的に集客を図る、いわゆる稼げる観光地づくりが着実に進んできております。 今後とも、さらなる高みを目指し、市、観光局それに一般社団法人若狭おばま観光協会が三位一体となって、本市の観光振興に注力してまいりたいと考えております。 次に、3駅連携による回遊性と消費拡大の創出について申し上げます。 道の駅若狭おばまにつきましては、集客、物販ともに堅調に推移しており、海の駅エリアにおいても蘇洞門めぐりの乗客が近年増加しているほか、食文化館につきましても、外国人観光客を含めた利用者数が増加傾向にあります。一方で、まちの駅につきましては、入込客数に大きな減少は見られないものの、まち歩き観光の拠点施設としての役割は道半ばという状況であり、さらなる創意工夫が求められているところでございます。 市では、様々な団体の参画を得ながら受入基盤を整備し、まちの駅と周辺エリアにおけるイベントを切れ目なく行うことにより、観光客はもとより市民の皆様が訪れやすいまちの駅になるよう努めてまいります。 あわせて、これらに小浜駅前のインフォメーションセンターを加えた4駅が、それぞれの駅とその周辺の情報を的確に提供し合うなど有機的に連携し、観光客の滞在時間延伸および消費拡大を促す取組につなげてまいりたいと考えております。 次に、文化・教育をみがくについて申し上げます。 まず、文化財の活用と賑わいの創出について申し上げます。 本市は、日本遺産のW認定に象徴されるように市民の身近なところに今もなお文化財が息づくまちであり、御食国や鯖街道の歴史を生かした食のまちづくりや観光交流の推進をはじめ、サバの養殖などの地域産業の活性化、旭座を活用した市民文化の創出などが、日本遺産を生かした先進事例として全国から注目されております。このような文化財のさらなる利活用を進めるため、小浜市文化財保存活用地域計画を取りまとめ、本年中に国の認定を受けるべく作業を進めているところでございます。 また、来月8日には、日本遺産のガイダンス機能を持つ鯖街道ミュージアムがオープンいたします。これとあわせて、市内のまちづくり団体が主体となり旭座や旧古河屋別邸を会場とした港町若狭小浜日本遺産フェスティバルを開催いたします。 今後も小浜西組地区や旭座、文化財の社寺など全国に誇るべき歴史空間において、暮らすように小浜らしさを体験するような観光コンテンツを研き上げるなど、地域計画に基づき、文化財の保存活用を着実に進めてまいります。 次に、学校教育における拉致問題理解学習について申し上げます。 本市では、平成30年度から市内全小中学校で拉致被害者である地村保志氏による拉致問題啓発講座を開催してまいりました。 児童・生徒は、地村氏の話を直接聞くことで、拉致問題をより身近に感じとり、この問題の一刻も早い全面解決を望む多くの家族や国民がいることを認識できるようになっており、今年度は、市内小中学校に加え、県内関係市町である越前市や若狭町でも講座を実施したところであり、来年度からは、県内の希望する中学校にまで対象を広げ、この講座を通じ、県内若年層への啓発を進めてまいりたいと考えております。 こうした中、本市では、拉致問題理解学習を人権教育の重点内容と位置づけ、拉致問題に対する理解をより一層深めるとともに、自分たちができることを考え、実行する態度を養う学習へと深めていくため、このたび「小浜市拉致問題理解学習教材~ブルーリボンに願いを込めて~」を作成したところでございます。 この教材は、地村氏へのインタビューを基に、拉致当時の状況や北朝鮮での生活、帰国後の状況や拉致問題解決に向けた現在の活動の様子などをまとめたもので、中学3年生を対象として作成したものでございます。 令和2年度から、この教材を小浜市独自の教材として有効に活用し、指導計画等について教職員対象の研修を充実させる中で、継続して拉致問題理解学習を進め、児童・生徒の人権意識の一層の高揚を図ってまいりたいと考えております。 次に、生活をみがくについて申し上げます。 まず、主要道路の整備について申し上げます。 本市には、舞鶴若狭自動車道をはじめ、国道27号、国道162号、小浜縦貫線など、主要道路が東西南北に整備されており、これらは重要な生活道路であるとともに、小浜市広域避難計画において避難ルートとされている道路でもあります。 舞鶴若狭自動車道につきましては、全線開通以降、嶺南地域を取り巻く交通事情が大きく変化したこと等を受け、昨年9月に、舞鶴東インターチェンジから若狭上中インターチェンジ間および三方五湖スマートインターチェンジから若狭三方インターチェンジ間が4車線化の優先整備区間として選定されたところでございます。 一方、その他の主要道路につきましては、歩道の未整備区間や、線形改良が必要な箇所、老朽化し、架け替えが必要な橋梁なども多くあることから、今後も国・県に対しまして、舞鶴若狭自動車道の全線4車線化を含めた早期の整備や改良を強く要望してまいります。 次に、大手橋・西津橋の整備および小浜縦貫線の道路整備について申し上げます。 大手橋・西津橋の整備につきましては、平成24年度末に県において事業化され、現在は、用地交渉、埋蔵文化財調査が進められているとともに、城内橋の橋梁本体の工事にも着手していただいております。 次に、小浜縦貫線の整備につきましては、平成25年度から、白鬚交差点から市道川縁線までの区間の拡幅工事を順次、進めているところでございます。 この道路は、道の駅とまちの駅を結ぶ主要幹線であるとともに、市民の皆様にとりましても交通利便性の大幅な向上が図られますことから、引き続き地元の皆様の御協力をいただきながら、令和3年度の完成を目指して、整備を進めてまいります。 また、沿線住民の皆様により、道路の拡幅に合わせ、景観整備を行うまちづくりガイドラインを策定いただいており、鯖街道の起点としてふさわしい風情ある町並みが築かれるよう、住民の皆様とともに取り組んでまいりたいと考えております。 次に、都市再生整備計画事業(小浜まちなか地区)の進捗について申し上げます。 小浜地区中・西部地域の地域資源の再生・整備につきましては、平成25年8月に策定いたしました小浜市観光まちづくり計画に基づき、平成26年度から都市再生整備計画事業において順次進めているところでございます。 また、令和元年度からの第2期計画におきましては、雲浜、西津地区の一部を含めて区域を拡大し、整備を進めてまいります。 これまでに三丁町の電線地中化工事が完了し、3月には石畳風の舗装が完成する予定でございまして、引き続き旧丹後街道や市道中央線に加え、青井雨水渠や、ちりとて浜ポケットパークなどの整備を進め、来訪者の周遊環境のさらなる向上を図ってまいりたいと考えております。 次に、道の駅若狭おばまのバスターミナル機能の強化による観光交流人口の拡大について申し上げます。 道の駅若狭おばまにつきましては、平成28年1月に国土交通省から重点道の駅に選定されましたことから、現在バスターミナル機能の拡張など、交通結節点としての機能強化を図っているところでございます。本年4月にバスターミナルの供用を開始いたしますことから、北陸新幹線の敦賀開業後は二次交通の拠点としての活用ができるものと期待しております。 また、サービスエリア空白区間の中間に位置し、小浜インターチェンジに隣接している立地条件から、高速道路からの一時退出を可能とする道の駅にも選定されております。 高速道路上に道の駅の看板が設置されましたことから、令和元年度の入り込み客数は、一時退出導入前に比べて、約15%増加したところでございます。 これを好機と捉えまして、道の駅に隣接する四季菜館を地場産農産物を活用したレストランとして改装し、道の駅と一体的にサービスを提供することにより、地元農産物のPRとともに、来場者の利便性、満足度の向上を図ってまいりたいと考えております。 本市がこれまで掲げてきたゆとりと多様性のあるサービスを提供するスローサービスエリア構想の実現に向け、ゲートウェイとしての機能をさらに向上させ、まちなかおよび海の駅、まちの駅への誘導を図ることにより、観光交流人口および消費拡大につなげてまいります。 次に、河川整備と雨水排水について申し上げます。 本市は、北川および南川など多くの河川がもたらす豊かな恵みを享受し、歴史と文化、自然を育んでまいりました。しかし一方で、近年の記録的な集中豪雨等により、河川の氾濫による浸水被害など、流域では甚大な災害が頻繁に発生しております。 その治水対策といたしまして、県が昨年度から江古川中流部において実施しております輪中堤整備にあわせ、市におきましても輪中堤の内水対策を進めているところでございます。 また、国が管理する北川におきましては、台風や大雨などによる災害が発生した場合の緊急対策用資材の備蓄場所を整備する水防拠点整備事業が、本年度より高塚橋付近において着手されております。 河川の治水安全度の向上など、市民の安全・安心の確立は、まちづくりの根幹であり最重要課題であると認識しております。 本市といたしましては、北川および南川の管理者であります国・県に対し、着実な河川整備の推進とともに、河道に堆積した土砂のしゅんせつ工事等の適正な維持管理に努めていただくよう引き続き強く要望してまいります。 また、小規模な河川につきましても、地区や区の要望等を踏まえ、災害対策の取組に努めてまいります。 雨水排水につきましても、豪雨等の影響により市街地を中心に浸水被害が発生しておりますことから、現在、千種地係および青井川において、順次、雨水渠の整備を進めているところでございます。 今後は、水取地係の雨水排水につきましても、早期の整備に努めることにより、安全・安心なまちづくりを実現してまいります。 次に、自然災害への対応について申し上げます。 近年は、台風や集中豪雨による河川の氾濫や土砂災害等が全国で発生しており、昨年も台風19号により、東日本の広い範囲で甚大な被害が発生いたしました。 幸い、本市におきましては、大きな被害はございませんでしたが、平時より市民の皆様の生命と財産を守ることを第一に考え、防災力の充実・強化に努めてまいります。 本年は、昨年、県が公表いたしました南川、遠敷川の洪水浸水想定区域図に加え、南川、遠敷川以外の県管理河川の洪水浸水想定区域図が公表される予定でありますことから、これを受け、本市の洪水ハザードマップの見直しを行い、周知を図ってまいります。 また、地域防災力の強化のため、各地域の自主防災組織や本年3月に結成される予定の小浜市防災士の会など、地域防災を担う関係団体が連携して防災・減災に取り組んでいけるよう行政として必要な支援を行ってまいります。 次に、原子力防災について申し上げます。 原子力災害対策につきましては、昨年、加斗小学校において避難行動要支援者の避難準備が整うまでの間、一時的に退避するための屋内退避施設の整備を実施いたしました。 また、本年3月には、市民体育館の整備が完了する予定となっており、加えて令和2年度は内外海小学校において整備する予定をしております。 今後とも、市民の皆様の安全・安心のまちづくりに積極的に取り組んでまいります。 次に、健康管理センターのリニューアルについて申し上げます。 現在の健康管理センターは、健康づくりや保健活動の拠点として、また市民の憩いとやすらぎの場として、昭和55年に整備した施設であり、築後約40年が経過し、老朽化が著しく手狭なため、令和元年度から保健センター、子育て支援センター、健康づくり・介護予防の三つの機能を有した施設としてリニューアルすることとしております。 今年度は、基本設計に取り組んでおり、令和2年度は、工事を進めるために必要な実施設計の予算を計上させていただいたところでございます。令和5年4月の供用開始を目指し、健康管理センターのリニューアルに取り組んでまいります。 次に、新たな子育て支援について申し上げます。 昨年開始いたしました幼児教育・保育の無償化に先駆け、本市では、これまで第3子以降の子供の保育料の無償化を実施してまいりました。 一方で、平成30年に県が実施いたしました子育てに関する調査では、子供2人を持つ世帯の経済的、精神的・肉体的負担が大きいとの調査結果が示されております。 この状況を踏まえ、本市におきましては県と連携し、新たな子育て支援策といたしまして、2人以上の子供を持つ世帯の経済的負担の軽減を図る施策の実施を検討してまいりました。 具体的には、一定の要件のもとで、これまで第3子以降を対象に実施してまいりました保育料無償化の対象を第2子まで拡充すること、また、第2子以降の0歳から2歳児について、保育園等を利用せず在宅で育児する場合には手当を支給することとし、これらの事業につきましては、当初予算において必要な経費を計上させていただいているところでございます。 次に、行政をみがくについて申し上げます。 まず、本市のまちづくりの最上位計画であります小浜市総合計画について申し上げます。 現在、平成23年度から令和2年度までの10年間を計画期間とする第5次小浜市総合計画に基づき、地域力の結集や市民協働をキーワードに各種政策や施策を展開してまいりました。 令和2年度に第5次小浜市総合計画の計画期間が終了いたしますことから、令和3年度からの10年間を計画期間とする第6次小浜市総合計画の策定作業を進めているところでございます。 これまで人口推計等、各種統計の分析調査や市民意識調査の実施など、策定に向けた諸準備を進めており、今年度末には市民の皆様や有識者で構成する小浜市総合計画審議会を立ち上げ、本格的な策定作業に入る予定をしております。 第6次小浜市総合計画は、計画期間中に北陸新幹線敦賀開業を迎え、さらに小浜開業に向けての大切な時期でありますことから、現在、策定作業中の北陸新幹線全線開業を活かした小浜市新まちづくり構想が示す方向性も踏まえながら、市民の皆様が夢と希望を持てる小浜のまちづくり計画となるよう策定作業に取り組んでまいります。 次に、行財政改革の取組みについて申し上げます。 行政を取り巻く環境は、人口減少・少子高齢化が進行し、財政状況の厳しさが一層増す中、市民の皆様の価値観の多様化に伴い、市民ニーズは複雑かつ多岐にわたっております。 このような状況の中、本市におきましては、現在、平成23年度から令和2年度までを計画期間とした第5次行財政改革大綱に基づき、民間活力の導入による小さな行政への転換や、歳入確保および歳出の効率的な執行など持続可能な財政運営に取り組んでおります。 令和2年度は、第5次行財政改革の最終年度となりますことから、これまでの成果を検証し、令和3年度から令和12年度までを計画期間とした第6次行財政改革大綱を策定する予定でございます。今後も引き続き、持続可能な財政運営を堅持するとともに市民の皆様の福祉向上を図るため、各種施策に取り組んでまいります。 次に、地域協働のまちづくりの推進について申し上げます。 人口減少が続く中、地域を持続的に発展させるため、現在、全地区でまちづくり協議会が設立され、公民館を拠点に、地域課題の解決や地域資源を生かしたまちづくりに取り組んでいただいております。こうした活動は、地域の発展のためには欠かせないものであり、市といたしましては、今後も継続して地区への支援を行ってまいります。 まちづくり協議会の活動拠点であります公民館のコミュニティセンター化につきましては、コミュニティセンター検討委員会から、本年度中に検討結果報告を受ける予定であり、その報告を基に課題を整理しながら取り組んでまいりたいと考えております。 次に、若狭地域における広域連携推進の一端としての廃棄物処理および斎場の広域化に向けた取組について申し上げます。 広域ごみ焼却施設につきましては、若狭町以西の4市町で構成する若狭広域行政事務組合を事業主体として整備を進めております。 新施設は、高浜町清掃センターを解体し、その跡地に建設いたしますことから、現在、センターの解体工事を行っております。あわせて、新施設建設の入札準備を進めており、3月末には施工業者を選定し、6月の若狭広域行政事務組合の議会において、御審議していただく予定でございます。 今後は、解体を本年9月末に終え、その後、新施設の建設に着手し、令和4年度末の完成を目指しているところでございまして、一日も早い供用開始に向け、鋭意取り組んでまいります。 また、斎場整備につきましては、同じく若狭広域行政事務組合を事業主体とし、小浜市、おおい町、高浜町の3市町の枠組みの中で協議を重ねているところでございます。建設候補地として小浜市またはおおい町を考えており、令和6年度中の完成を目指すこととしております。 以上、3月定例会の冒頭に当たり、各種施策の取組方針等を申し述べさせていただきました。 令和という新たな時代は、今までの経験・想定では対応できない予測困難な時代であると認識しております。 こうした厳しい時代ではありますが、小浜市には、北陸新幹線の敦賀開業、さらには大阪までの全線開業という夢と希望があります。また、全国に誇ることのできる食のまちとしてのブランドを有しております。 新幹線と食を本市のまちづくりの重要なキーワードとして、市民の皆様と行政とが、ベクトルを同じくして、まちづくりを進めていくことが重要であると考えております。 令和の時代におきましても、輝き続ける小浜市を創造していくため、市民の皆様、議会の皆様と行政とがワンチームとなり、さらなる小浜市の発展に向け、果敢に挑戦してまいりたいと考えておりますので、皆様方のより一層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げまして、所信の表明とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。 △報告第1号 ○議長(今井伸治君) 日程第2 報告第1号議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第2をもちまして議題に供していただきました報告第1号につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 報告第1号議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)でございますが、令和元年10月15日、宮川児童館前において発生いたしました事故について、相手方との示談交渉がまとまり、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、令和2年2月10日付で専決処分させていただきましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げるものでございます。 今後、より一層安全な道路管理に努めてまいります。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員から説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 産業部長、岩滝君。 ◎産業部長(岩滝満彦君) それでは、私のほうから報告第1号議会の委任による専決処分の報告について御説明をさせていただきます。 2月10日付で専決第1号として専決処分させていただきましたので、地方自治法第180条第2項の規定により御報告をさせていただくものでございます。 資料の3ページをお願いいたします。 事故の概要でございますが、令和元年10月15日午前11時ごろ、小浜市大戸地係の市道加茂17号線におきまして、相手方の車両が走行中、道路側溝の上を通過した際にグレーチングの一部が変形して路面より浮き上がっていたことによりグレーチングが跳ね上がり、車両の下部を破損したというものでございます。 損害賠償の相手方でございますが、福井県小浜市木崎第12号23番地、ヤマト運輸株式会社福井主管支店小浜支店支店長高木禎夫様でございます。 損害賠償の額でございますが、14万127円でございます。 以上、報告第1号の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △質疑
    ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △議案第1号から議案第11号 ○議長(今井伸治君) 日程第3 議案第1号令和元年度小浜市一般会計補正予算(第7号)より議案第11号小浜市森林環境譲与税基金条例の制定についてまでを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました議案第1号から議案第11号までにつきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第1号令和元年度小浜市一般会計補正予算(第7号)でございますが、歳入歳出それぞれ6億9,791万6,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ163億9,082万6,000円とさせていただくものでございます。 歳出補正は国庫補助金等の確定等に伴う事業費の精算のほか、主なものといたしましては、原子力災害対策施設整備事業(内外海小学校)に2億5,600万1,000円、財政調整基金積立金に2億5,646万円、救急救命センター運営費負担金に9,541万4,000円、小中学校ネットワーク整備事業に2億1,135万5,000円を計上させていただきました。 次に、議案第2号令和元年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)から議案第9号令和元年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、事業費等として、歳入歳出それぞれ4,633万7,000円を減額し、特別会計の総額を92億2,885万5,000円とさせていただくものでございます。 次に、議案第10号令和元年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)についてでございますが、事業費として60万円を減額し補正後の額を8億4,991万1,000円とさせていただくものでございます。 次に、議案第11号小浜市森林環境譲与税基金条例の制定についてでございますが、森林環境税および森林環境譲与税に関する法律の施行に伴い、本市が実施する森林整備等の経費の財源として譲与される森林環境譲与税を積み立てる基金を創設することに関し、必要な事項を定めるものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後担当職員から説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、3月補正予算の関係につきまして、右側に黄色の帯が入っております令和元年度3月補正予算書に基づきまして、議案第1号令和元年度小浜市一般会計補正予算(第7号)から議案第10号令和元年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)までの10議案について説明をさせていただきます。 資料の1ページをお願いいたします。 初めに、議案第1号令和元年度小浜市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億9,791万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ163億9,082万6,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額につきましては第1表歳入歳出予算補正に、繰越明許費の追加につきましては第2表繰越明許費補正に、地方債の変更および廃止につきましては、第3表地方債補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表の歳入歳出予算補正の歳入でございます。 第1款市税は1,050万円の追加で、その内訳は第1項市民税が800万円の追加、第2項固定資産税が50万円の追加、第3項軽自動車税が100万円の減額。第4項市たばこ税が300万円の追加でございます。 第2款地方譲与税、第6項森林環境譲与税は1,077万2,000円の追加。 第9款地方特例交付金、第1項地方特例交付金は432万9,000円の追加。 第10款地方交付税、第1項地方交付税は普通交付税でございまして9,654万6,000円の追加。 第12款分担金及び負担金、第1項負担金は放課後児童対策保護者負担金の減額などで839万3,000円の減額。 第13款使用料及び手数料、第1項使用料でございますが公立保育園保育料の減額などで250万1,000円の減額でございます。 第14款の国庫支出金は7,048万1,000円の追加で、その内訳は第1項国庫負担金が、生活保護費負担金の減額などにより2,148万1,000円の減額、第2項国庫補助金が、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金の追加などで9,141万2,000円の追加、第3項委託金が国民年金事務費交付金の追加などによりまして55万円の追加でございます。 第15款県支出金は2億2,120万6,000円の追加で、その内訳は第1項県負担金が子どものための教育・保育給付費負担金の減額などで2,866万円の減額、第2項県補助金が、原子力発電施設等緊急時安全対策交付金の追加などで2億5,891万4,000円の追加、第3項委託金が海岸漂着物地域対策推進事業委託金の減額などで904万8,000円の減額。 第16款財産収入は14万4,000円の減額で、その内訳は、第1項財産運用収入が各種基金の運用利子により15万7,000円の追加、第2項財産売払収入が分収林売払収入で30万1,000円の減額。 第17款寄附金、第1項寄附金が小浜市ふるさと寄附金の減額などで2,927万7,000円の減額。 第18款繰入金は、第2項基金繰入金は駐車場整備基金繰入金で36万9,000円の追加。 第19款繰越金は前年度繰越金で2億2,210万4,000円の追加。 第20款諸収入は975万8,000円の追加で、その内訳といたしましては、第4項受託事業収入が広域入所保育事業受託事業収入で363万4,000円の追加、第5項雑入が若狭工房体験料などで612万4,000円の追加。 第21款市債、第1項市債は小中学校ネットワーク整備事業の9,216万6,000円の追加でございます。 歳入合計では6億9,791万6,000円の追加となるものでございます。 3ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款議会費、第1項の議会費は議員報酬費の減額によりまして143万5,000円の減額。 第2款総務費は4億8,939万7,000円の追加で、その内訳といたしましては、第1項総務管理費は原子力災害対策施設整備事業の追加などで4億9,983万2,000円の追加、第3項戸籍住民基本台帳費は住基ネットワークの事務費でございまして407万6,000円の追加、第4項選挙費は各選挙の精算で1,335万5,000円の減額、第5項統計調査費は各種統計の精算でございまして115万6,000円の減額。 第3款民生費は1億3,362万6,000円の減額で、その内訳は、第1項社会福祉費が後期高齢者療養給付費負担金の減額などで9,115万5,000円の減額、第2項児童福祉費が市立保育園保育委託事業の減額などで5,566万1,000円の減額、第3項生活保護費が国庫負担金等の返還金などで1,319万円の追加。 第4款衛生費は8,743万6,000円の追加で、その内訳は第1項保健衛生費が救命救急センター運営費負担金の追加などで9,181万5,000円の追加、第2項清掃費はクリーンセンターの運転管理委託事業の減額などで437万9,000円の減額。 第6款農林水産業費は148万4,000円の減額で、その内訳は、第1項農業費が食と農の人材育成事業の減額などで201万2,000円の減額、第2項林業費が森林環境譲与税の基金積立金の追加などで522万4,000円の追加、第3項水産業費が漁業集落環境整備事業特別会計繰出金の減額などで469万6,000円の減額。 第7款商工費、第1項商工費は海岸漂着物地域対策推進事業の減額などで865万円の減額。 第8款土木費は3,173万円の追加で、その内訳は、第2項道路橋梁費が社会資本整備(安全安心)の追加などで2,747万6,000円の追加、第3項河川費は河川費県営事業負担金の追加などによりまして745万円の追加、第4項都市計画費が都市再生整備計画事業の減額などで319万6,000円の減額、第5項住宅費は小浜市空き家等対策事業の財源の振り替えでございます。 第9款の消防費、第1項消防費は土地購入費の追加などで893万6,000円の追加、第10款教育費は2億2,561万2,000円の追加で、その内訳は、第1項教育総務費が小中学校ネットワーク整備事業の追加などで2億2,675万5,000円の追加、第2項小学校費および第3項中学校費が職員給与費などの財源の振り替え、第4項幼稚園費が認定こども園整備事業補助金の減額で889万9,000円の減額、第5項社会教育費が文化会館駐車場用地取得事業の追加などにより775万6,000円の追加でございます。 歳出合計では6億9,791万6,000円の追加となるものでございます。 4ページをお願いします。 第2表の繰越明許費補正の追加でございますが、第2款総務費、第1項総務管理費の原子力災害対策施設整備事業(内外海小学校)から5ページの第10款教育費、第4項幼稚園費の認定こども園整備事業補助金までの計18事業で、繰越額の合計で9億8,281万9,000円の追加をお願いするものでございます。 繰り越しの主な理由は、国の補正予算や経営事業が繰り越しとなること、関係機関との協議調整に不測の日数を要したことでございますが、事業の早期執行に努めてまいります。 6ページをお願いいたします。 第3表の地方債補正の追加でございますが、小中学校ネットワーク整備事業について限度額に1億2,740万円を追加させていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては表記載のとおりでございます。 次に変更でございますが、庁用自動車管理経費から臨時財政対策債までの11件につきまして、限度額をそれぞれ表記載のとおり変更させていただきまして、合計で2,553万4,000円を減額させていただくもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては補正前と同様でございます。 次に廃止でございますが、財産管理経費につきまして、その限度額を記載のとおりとしておりましたが、財源の振り替えによりまして廃止するものでございます。 以上、議案第1号に関する説明とさせていただきます。 7ページをお願いいたします。 次に、議案第2号令和元年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ638万8,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ31億7,799万円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 8ページをお願いいたします。 まず第1表歳入歳出予算の補正の歳入でございます。 第1款国民健康保険税、第1項国民健康保険税は一般被保険者国民健康保険税の減額で300万円の減額。 第3款国庫支出金、第2項国庫補助金は国民健康保険制度関係業務事業費補助金の追加などで49万3,000円の追加。 第6款県支出金、第2項県補助金が普通交付金の追加で121万7,000円の追加。 第9款財産収入、第1項財産運用収入は4万4,000円の追加。 第10款繰入金は4,135万1,000円の減額でございまして、その内訳は、第1項他会計繰入金が一般会計繰入金で356万6,000円の減額、第2項基金繰入金が3,778万5,000円の減額。 第11款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で3,967万3,000円の追加。 第12款諸収入は931万2,000円の追加で、その内訳は第1項延滞金加算金及び過料が一般被保険者延滞金の追加などで298万円の追加、第4項雑入が633万2,000円の追加、歳入合計は638万8,000円の追加となるものでございます。 9ページをお願いいたします。 次に、歳出でございます。 第1款総務費、第1項総務管理費は一般管理諸経費で60万3,000円の追加。 第2款保険給付費、第1項療養諸費は一般被保険者療養費で121万7,000円の追加。 第3款国民健康保険事業納付金は財源の振り替えで、その内訳として、第1項医療給付費分は一般被保険者医療給付費分納付金などの財源の振り替え、第2項後期高齢者支援金等分は一般被保険者後期高齢者支援金等分納付金などの財源の振り替え、第3項介護納付金分は介護納付金分納付金の財源の振り替え。 第7款基金積立金、第1項基金積立金は支払準備積立金で4万4,000円の追加。 第9款諸支出金で、第1項償還金及び還付加算金は国庫負担金等の償還金で452万4,000円の追加、歳出合計は638万8,000円の追加となるものでございます。 以上、議案第2号に関する説明とさせていただきます。 10ページをお願いいたします。 次に、議案第3号令和元年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,312万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,269万9,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 11ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。 第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料が普通徴収保険料の追加などで2,118万円の追加。 第3款繰入金、第1項一般会計繰入金は保険基盤安定繰入金で855万円の減額。 第4款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で49万1,000円の追加で、歳入合計は1,312万1,000円の追加となるものでございます。 12ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金は1,312万1,000円の追加で、歳出合計は同額の1,312万1,000円の追加となるものでございます。 以上、議案第3号に関する説明とさせていただきます。 13ページをお願いいたします。 次に、議案第4号令和元年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,283万2,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億2,287万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 14ページをお願いします。 第1表の歳入歳出予算の補正の歳入でございます。 第1款保険料、第1項介護保険料は現年度分特別徴収保険料の追加などで1,554万9,000円の追加。 第5款国庫支出金は2,799万4,000円の減額で、その内訳は、第1項国庫負担金が介護給付費負担金で2,079万9,000円の減額、第2項国庫補助金が現年度分調整交付金の減額などで719万5,000円の減額。 第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金は介護給付費交付金の減額などで2,831万8,000円の減額。 第7款県支出金は1,313万9,000円の減額で、その内訳は、第1項県負担金が介護給付費負担金で1,305万1,000円の減額、第3項県補助金が地域支援事業交付金の減額などで8万8,000円の減額でございます。 第8款財産収入、第1項財産運用収入は1万6,000円の追加。 第9款繰入金は4,467万8,000円の減額で、その内訳は、第1項一般会計繰入金は1,452万1,000円の減額、第2項基金繰入金は介護給付費準備基金繰入金で3,015万7,000円の減額。 第10款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で3,573万7,000円の追加、歳入合計は6,283万2,000円の減額となるものでございます。 15ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1項総務費は139万1,000円の減額で、その内訳は、第1項総務管理費は職員給与費の財源の振り替え、第3項介護認定審査会費が139万1,000円の減額。 第2款保険給付費は1億415万円の減額で、その内訳は、第1項介護サービス等諸費が地域密着型介護サービス給付費の減額などで1億524万2,000円の減額、第2項介護予防サービス等諸費は介護予防サービス計画給付費の追加などで109万2,000円の追加。 第5款地域支援事業費は73万2,000円の減額で、その内訳は、第3項介護予防・生活支援サービス事業費が通所型サービスの追加などで180万1,000円の追加、第4項一般介護予防事業費が介護予防普及啓発事業で253万3,000円の減額、第5項包括的支援事業任意事業費が家族介護支援事業などの財源の振り替え。 第6款基金積立金、第1項基金積立金が介護給付費準備基金積立金で4,344万1,000円の追加で、歳出合計は6,283万2,000円の減額となるものでございます。 以上、議案第4号に関する説明とさせていただきます。 16ページをお願いいたします。 次に、議案第5号令和元年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,069万6,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 17ページをお願いします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。 第5款財産収入、第1項財産運用収入は、簡易水道基金利子で1,000円の追加。 第6款繰入金、第2項基金繰入金は650万6,000円の減額。 第7款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で650万7,000円の追加、歳入合計は2,000円の追加となるものでございます。 18ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款簡易水道事業費、第1項簡易水道管理費は簡易水道基金積立金などで2,000円の追加で、歳出合計は同額の2,000円の追加となるものでございます。 以上、議案第5号に関する説明とさせていただきます。 19ページをお願いいたします。 次に、議案第6号令和元年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ398万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億1,453万9,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正に、繰越明許費につきましては第2表繰越明許費補正に、地方債の変更につきましては第3表地方債補正によるところでございます。 20ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。 第1款分担金及び負担金で、第1項負担金は下水道事業受益者負担金で9万5,000円の追加。 第3款国庫支出金、第1項国庫補助金は社会資本整備総合交付金(小浜まちなか地区)で64万円の減額。 第6款繰入金、第1項一般会計繰入金は公債費に係る繰入金の追加などで130万4,000円の追加。 第7款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で1,170万円の減額。 第8款諸収入、第2項貸付金元金収入は水洗便所改造資金貸付金元金収入で304万円の減額。 第9款市債、第1項市債は1,000万円の追加で、歳入合計では398万1,000円の減額となるものでございます。 21ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款下水道事業費が398万1,000円の減額で、その内訳は、第1項下水道管理費が水洗便所改造資金貸付金の減額などで298万7,000円の減額、第2項下水道建設費が都市再生整備計画事業(小浜まちなか地区)の減額などで99万4,000円の減額で、歳出合計では398万1,000円の減額となるものでございます。 22ページをお願いいたします。 第2表繰越明許費でございますが、第1款下水道事業費、第1項下水道建設費の管渠整備事業と都市再生整備計画事業(小浜まちなか地区)の2事業で、繰越額の合計で4,816万3,000円の追加をお願いするものでございます。 繰り越しの主な理由は近隣住民との協議調整に不測の日数を要したことや、境界確認に不測の日数を要したことでございますが、それぞれ事業の早期執行に努めてまいります。 23ページをお願いいたします。 第3表の地方債補正の変更でございますが、下水道事業につきまして限度額を1,000万円追加いたしまして4億1,130万円とするもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては補正前に同じでございます。 以上、議案第6号に関する説明とさせていただきます。 24ページをお願いいたします。 次に、議案第7号令和元年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ125万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億6,907万9,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正に、地方債の変更については第2表地方債補正に、それぞれよるところでございます。 25ページをお願いします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第2款使用料及び手数料は130万2,000円の追加で、その内訳は、第1項使用料が農業集落排水過年度使用料などで、127万8,000円の追加、第2項手数料が材料検査等手数料で2万4,000円の追加。 第5款財産収入、第1項財産運用収入は8,000円の追加。 第6款繰入金は381万3,000円の減額で、その内訳は、第1項一般会計繰入金が125万7,000円の減額、第2項基金繰入金が255万6,000円の減額。 第7款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で607万3,000円の追加。 第8款諸収入、第1項雑入は31万1,000円の減額。 第9款市債、第1項市債は200万円の減額で、歳入合計では125万9,000円の追加となるものでございます。 26ページをお願いします。 次に歳出でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費は農業集落排水基金積立金の追加などで125万9,000円の追加。 第2款公債費、第1項公債費は財源の振り替えでございまして、歳出合計では125万9,000円の追加となるものでございます。 27ページをお願いします。 第2表の地方債補正の変更でございますが、農業集落排水事業につきまして限度額を200万円減額いたしまして3,400万円とするもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては補正前に同じでございます。 以上、議案第7号に関する説明とさせていただきます。 28ページをお願いいたします。 次に、議案第8号令和元年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ25万5,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,096万8,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 29ページをお願いします。 第1表歳入歳出予算の補正の歳入でございます。 第2款使用料及び手数料、第1項使用料が漁業集落排水過年度使用料で208万9,000円の追加。 第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が419万6,000円の減額。 第7款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で192万1,000円の追加。 第8款諸収入、第1項雑入は6万9,000円の減額、歳入合計では25万5,000円の減額となるものでございます。 30ページをお願いいたします。 次に歳出でございますが、第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費は漁業集落排水施設の管理運営費の減額で25万5,000円の減額で、歳出合計では同額の25万5,000円の減額となるものでございます。 以上、議案第8号に関する説明とさせていただきます。 31ページをお願いいたします。 次に、議案第9号令和元年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計補正予算(第1号)についてでございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 32ページをお願いします。 まず、第1表歳入歳出予算補正の歳入でございます。 第2款繰越金、第1項繰越金は前年度繰越金で8,000円の追加。 第3項繰入金、第1項基金繰入金は4万7,000円の減額、歳入合計では3万9,000円の減額となるものでございます。 33ページをお願いします。 次に歳出でございますが、第1款総務費、第1項財産区管理会費が3万9,000円の減額で、歳出合計は3万9,000円の減額となるものでございます。 以上、議案第9号に関する説明とさせていただきます。 34ページをお願いいたします。 次に、議案第10号令和元年度小浜市水道事業会計補正予算(第3号)についてでございます。 収益的収入および支出につきましては、収入の部では第1款事業収益を60万円減額し、総額を5億217万7,000円とし、支出の部では第1款事業費を60万円減額し、総額を4億626万1,000円とするものでございます。 以上、議案第10号に関する説明とさせていただきます。 令和元年度3月補正予算に関する議案第1号から第10号までの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(今井伸治君) 総務部長、伊須田君。 ◎総務部長(伊須田尚君) それでは、議案第11号小浜市森林環境譲与税基金条例の制定について御説明をさせていただきます。 議案書の2ページをお願いいたします。 御説明させていただきます。 本条例は7条で構成されております。 第1条では、森林整備およびその促進に要する経費の財源に充てるため、小浜市森林環境譲与税基金を設置する旨を規定しております。 第2条第1項で、基金の原資を森林環境譲与税をもって充てることとし、同条第2項において、基金として積み立てる額は、一般会計歳入歳出予算で定める額としております。 第3条第1項において、基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保管しなければならない旨を規定しております。同条第2項において、基金に属する現金は、必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券に代えることができる旨を規定しております。 第4条において、基金の運用から生ずる収益は、予算に計上し、基金に編入するものとしております。 第5条で、市長は、財政上必要があると認めるときは、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができる旨を規定しております。 第6条は、第1条に規定する目的を達成するため、基金の全部または一部を処分することができる旨を定めております。 第7条では、この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、市長が別に定める旨を規定しております。 附則でございますが、施行日を公布の日と定めております。 以上、議案第11号の説明とさせていただきます。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(今井伸治君) ただいま議題となっております各議案をさきに配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 △延会 ○議長(今井伸治君) お諮りいたします。 本日の会議は、この程度にとどめ延会いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) 御異議なしと認めます。 よって、本日はこれにて延会することに決しました。 明21日は定刻本会議を開きます。 本日は、これにて延会いたします。                           午前11時25分延会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           令和2年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   1番           署名議員   10番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  齊藤睦美...