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08月28日-01号

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  1. 小浜市議会 2019-08-28
    08月28日-01号


    取得元: 小浜市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    令和 1年  9月 定例会(第4回)   令和元年8月28日小浜市議会定例会会議録(その1)●出席議員(18名) 1番  杉本和範君  2番  東野浩和君 3番  川代雅和君  4番  坂上和代君 5番  熊谷久恵君  6番  竹本雅之君 7番  牧岡輝雄君  8番  藤田靖人君 9番  佐久間 博君 10番  小澤長純君 11番  今井伸治君  12番  能登恵子君 13番  下中雅之君  14番  垣本正直君 15番  藤田善平君  16番  風呂繁昭君 17番  富永芳夫君  18番  池尾正彦君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名     市長        松崎晃治君     副市長       猪嶋宏記君     総務部長      伊須田 尚君     総務部次長     檀野清隆君     税務課長      今村昭広君     企画部長      東野克拓君     企画部次長     清水淳彦君     企画部次長     松見一彦君     民生部長      岡 正人君     民生部次長     四方宏和君     民生部次長     和久田和典君     民生部次長     前野浩良君     産業部長      岩滝満彦君     産業部次長     田中正俊君     産業部次長     阪本 亮君     産業部次長     石田勝一君     産業部次長     青木英希君     会計管理者     山本佳代子君     教育長       窪田光宏君     教育部長      西田雅志君     教育部次長     谷 義幸君●議会事務局長および書記     議会事務局長    齊藤睦美     次長        領家直美     書記        石橋克浩     書記        保木翔真●議事日程   令和元年8月28日 午前10時開議  日程第1       会期決定  日程第2 認定第1号 平成30年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定について       認定第2号 平成30年度小浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第3号 平成30年度小浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第4号 平成30年度小浜市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第5号 平成30年度小浜市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第6号 平成30年度小浜市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第7号 平成30年度小浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第8号 平成30年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第9号 平成30年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について       認定第10号 平成30年度小浜市水道事業会計決算の認定について  日程第3 報告第9号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告について       報告第10号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告について       報告第11号 小浜市水道ビジョンの改定について  日程第4 議案第47号 令和元年度小浜市一般会計補正予算(第3号)       議案第48号 令和元年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)       議案第49号 令和元年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       議案第50号 令和元年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)       議案第51号 令和元年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)       議案第52号 令和元年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議案第53号 令和元年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)       議案第54号 令和元年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)       議案第55号 令和元年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)       議案第56号 小浜市一般職の職員の給与に関する条例および小浜市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部改正について       議案第57号 小浜市市税条例等の一部改正について       議案第58号 御食国若狭おばま食文化館の設置および管理に関する条例の一部改正について       議案第59号 小浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用および特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について       議案第60号 小浜市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第61号 小浜市子どものための教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部改正について       議案第62号 小浜市印鑑条例の一部改正について       議案第63号 小浜市インフォメーションセンターの指定管理者の指定について  日程第5 陳情第12号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択について                           午前10時00分開会 △開会・開議 ○議長(今井伸治君) これより令和元年度第4回(9月)小浜市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(今井伸治君) 諸般の報告をいたさせます。 議会事務局長、齊藤君。 ◎議会事務局長(齊藤睦美君) 報告いたします。 7月5日、議会運営委員会が開催されました。 7月7日、綱女顕彰祭が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 7月8日、若狭消防組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 同日、若狭広域行政事務組合議会代表者会議が若狭町において開催され、関係議員が出席しました。 7月9日、定例全員協議会、議会報告会連絡会がそれぞれ開催されました。 同日、小浜市議会管内研修が行われました。 同日、森林基幹道若狭遠敷線開設促進期成同盟会の会計監査を副議長が実施しました。 7月11日、広報委員会が開催されました。 同日、国道161号改良整備促進期成同盟会京都大原今津小浜間国道整備促進期成同盟会合同総会が滋賀県大津市において開催され、議長が出席しました。 7月16日、小浜市水産業活性化拠点施設完成式が開催され、議長が出席しました。 同日、愛知県蒲郡市議会の行政視察を受け入れ、議長が歓迎の挨拶を述べました。 7月17日、森林基幹道若狭遠敷線開設促進期成同盟会総会がおおい町において開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 同日、小浜市議会歴代議員懇談会が開催され、議長が出席しました。 7月18日、若狭広域行政事務組合議会が若狭町において開催され、関係議員が出席しました。 同日、茨城県大子町議会の行政視察を受け入れ、議長が歓迎の挨拶を述べました。 7月19日、総務民生常任委員会が開催されました。 同日、北川改修促進期成同盟会総会が開催され、議長が出席しました。 同日、国道162号大手橋・西津橋改修促進期成同盟会総会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 7月22日、小浜市・若狭町・高島市総合振興協議会総会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 7月24日、小浜市民生委員推薦会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 同日、三重県名張市議会の行政視察を受け入れ、副議長が歓迎の挨拶を述べました。 7月25日、北陸新幹線早期全線開業特別委員会、地域防災・原子力安全対策特別委員会がそれぞれ開催されました。 7月29日、議会運営委員会が開催されました。 同日、北陸新幹線敦賀開業促進期成同盟会総会が敦賀市において開催され、議長が出席しました。 同日、綾部・小浜・敦賀間国道編入並びに整備促進期成同盟会総会が開催され、議長が出席しました。 同日、県道岡田深谷線改良促進期成同盟会、深谷・相生間道路建設促進同盟会の会計監査を議長が実施しました。 同日、令和元年度6月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 7月30日から31日にかけて、総務民生常任委員会が石川県七尾市、富山県射水市において管外行政視察を実施し、関係議員が出席しました。 8月1日、嶺南広域行政組合議会が敦賀市において開催され、関係議員が出席しました。 同日、若狭マリンピアが開幕し、議長が出席しました。 8月2日、国道162号・小浜南丹間道路整備促進期成同盟会総会が京都府南丹市において開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 8月4日、箸まつり開会式が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 同日、福井県北陸新幹線建設促進同盟会総会が敦賀市において開催され、議長が出席しました。 8月6日、地域防災・原子力安全対策特別委員会、広報委員会がそれぞれ開催されました。 同日、小浜市・若狭町総合振興協議会が開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 8月7日、嶺南市町議長会定例会が敦賀市において開催され、正副議長が出席しました。 8月8日、定例全員協議会が開催されました。 同日、小浜市・おおい町総合振興協議会がおおい町において開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 同日、県道岡田深谷線改良促進期成同盟会総会、深谷・相生間道路建設促進同盟会総会がおおい町において開催され、議長ならびに各議員が出席しました。 8月9日、産業教育常任委員会が開催されました。 同日、福井県市議会議長会定期総会が福井市において開催され、正副議長が出席しました。 8月10日、宮川地区伝統行事「虫送り」が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 8月16日、広報委員会による現地取材が行われました。 8月17日、万灯祭点灯式が開催され、議長が出席しました。 8月20日、長期ビジョン策定に係る市町別意見交換会が開催され、議長ならびに関係議員が出席しました。 8月21日、議会運営委員会が開催されました。 同日、公立小浜病院組合議会が開催され、関係議員が出席しました。 8月22日、全員協議会、議会報告会連絡会議会基本条例研修会がそれぞれ開催されました。 同日、新潟県新潟市議会の行政視察を受け入れました。 8月23日、広報委員会が開催されました。 同日、地域防災・原子力安全対策特別委員会が現地調査を実施し、議長ならびに各議員が出席しました。 8月24日、福井県戦没者追悼式が越前市において開催され、議長が出席しました。 8月26日、令和元年度7月分の例月出納検査結果報告を受理しました。 8月27日、北陸新幹線早期全線開業特別委員会が開催されました。 本日、議会運営委員会、全員協議会がそれぞれ開催されました。 ただいまの出席議員は18名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか20名であります。 以上、報告いたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(今井伸治君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において9番、佐久間博君、18番、池尾正彦君を指名いたします。 本日の日程は、配付いたしました印刷物のとおりであります。 △会期決定 ○議長(今井伸治君) 日程第1 会期決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、議会運営委員会委員長より申し出のとおり、本日より10月4日までの38日間といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。     (異議なし) ○議長(今井伸治君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日より10月4日までの38日間と決定いたしました。 △所信表明 ○議長(今井伸治君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) おはようございます。 令和元年9月小浜市議会定例会の開会に当たり、所信表明の機会をいただきましたことに対しまして、深く感謝を申し上げます。 それでは、9月定例会の開会に当たり、所信の一端を申し述べさせていただきます。 さて、令和という新たな時代を迎え、現在、本市では「北陸新幹線の敦賀開業アクションプラン先行事業」「食のまちづくりの新展開事業」「日本遺産ネクストステージ事業」「魅力ある地域を創造するための新集落活性創造事業」「教育福祉のさらなる充実」の五つを主要施策と定め、市政を推進しているところでございます。 まず、これら主要5施策について申し述べさせていただきます。 一つ目に、「北陸新幹線敦賀開業アクションプラン」について申し上げます。 まず、北陸新幹線の早期全線開業に向けた取り組みの状況でございますが、去る5月31日に鉄道運輸機構が敦賀・新大阪間における大まかな駅位置とルートを公表し、環境アセスメントの手続を開始いたしました。また、6月14日には、大阪市内におきまして敦賀・新大阪間の整備促進を目指した大阪協議会が設立されるなど、関西におきましても早期開業への機運が高まっております。さらに、6月22日には、私が会長を務めます北陸新幹線小浜・京都ルート建設促進同盟会の決起集会におきまして、建設財源の早期確保、一日も早い全線開業を求める決議を採択したところでございます。 このように、敦賀開業から切れ目のない着工と2030年度末までの全線開業に向けた手続や議論が大きく前進しております。2030年度末までの全線開業がより一層現実味を帯びてきたと感じております。本市といたしましては、環境アセスメントが迅速かつ着実に進むよう、鉄道・運輸機構に協力するとともに、北陸、関西などとの連携を強め、要望活動や啓発活動など早期開業に向けた取り組みを市議会の皆様とともに力強く進めてまいりたいと考えております。 一方、3年半後に迫りました敦賀開業の効果を最大限生かすため、このほど「御食国若狭おばま北陸新幹線敦賀開業アクションプラン」を策定したところでございます。本アクションプランは、令和元年度から令和5年度までの5カ年を計画期間とし、観光の目的地化と交通利便性の向上を柱に魅力の向上(魅せる)・情報発信(呼び込む)・受け入れ体制整備(もてなす)・基盤整備(しつらえる)ならびに交通利便性の向上(来やすい、まわりやすい)の五つの基本方針と、その実現に向けた14項目のアクション(取り組み)を定めたものでございます。現在、プランの先行事業といたしまして、駅前の小浜市インフォメーションセンターを11月22日の供用開始を目指して整備しているところでございます。 また、「鯖街道MUSEUM」につきましても、来年3月8日「鯖の日」の供用開始に向けて建設工事を進めており、これら観光客の受け皿となる基盤整備に鋭意取り組んでおります。 また、JR小浜駅から三丁町や海の駅までのエリアにおいて、魅力的な店舗の集積を目指す「特定エリア空き店舗対策事業」や、お土産品など商品のパッケージやデザインのブラッシュアップを学ぶ「『買いたくなるお土産』デザイン塾開催事業」など、本市の魅力向上や情報発信につながる取り組みを着実に進めております。 このように、戦略的に各種事業に取り組む一方で、毎年度その取り組みを評価し、見直しをかけることにより、北陸新幹線敦賀開業後の令和5年度には観光交流人口200万人と観光消費額15億円の目標を達成できるよう、全庁的な体制で取り組んでまいります。 二つ目に、「食のまちづくりの新展開事業」について申し上げます。 人口減少が進む中、小浜市が誇る食を地域資源として最大限に活用し、持続可能な地域づくりに取り組むことが重要であると考えており、現在、農林水産業を初めとする食関連産業の基盤産業化に取り組んでおります。 具体的には、最先端のスマート農業の実証や、農地中間管理機構との連携による土地改良事業の推進、大規模施設園芸における生産・出荷体制の強化、植物工場の集積に加え、「鯖、復活」プロジェクトの推進、水産業活性化拠点施設の活用など、まずは農業と水産業の基盤強化を進めてまいります。 また、北陸新幹線の敦賀開業や将来の全線開業を見据え、交流人口の拡大による経済効果を農林水産業にまで波及されるため、農林水産業、加工・流通業、飲食・宿泊業など、市内の食にかかわる人々が連携する地域内経済循環の体制づくりを着実に進めてまいります。 さらに、鯖街道でつながる京都とのつながりを最大限に生かして地域資源を磨き上げることにより、交流人口の拡大と食関連産業の発展の好循環が創出されるものと考えており、そのモデルとなる取り組みとして、内外海地区において地域のフラッグシップとなるレストランと宿泊施設の整備を支援してまいります。 また、今年度からの新たな取り組みとして、料理人の育成により定住人口・交流人口の増加を目指す「御食国 食の学校」の設置を進めております。その一環として、カリキュラムの磨き上げを目的とした1週間のインターンシップのプログラムを8月から9月にかけて県内外の学生や調理師専門学校の生徒10名に体験していただいております。 カリキュラムの内容は、本市の歴史や伝統、行事食、伝承料理、食育など、これまで食のまちづくりの取り組みの中で培ってきた食文化の講義に加え、市内飲食店での研修、農業や漁業の体験など、多様な実習をバランスよく盛り込んだものとなっております。今後は、この「御食国 食の学校」において本市で食にかかわりのある就職や起業を目指す若者を地域おこし協力隊として受け入れ、定住人口・交流人口の増加につなげてまいりたいと考えております。 三つ目に、「日本遺産ネクストステージ事業」について申し上げます。 県内で唯一2件の日本遺産を持つ本市の取り組みは全国からも注目されており、日本遺産ブランドをさらに生かした観光基盤の整備と国内外に向けた訴求効果の高い情報発信が必要であると考えております。 現在、鯖街道MUSEUMの整備を来年3月のオープンに向けて進めているところでございます。また、オープンに合わせて地域の魅力を集結させた「港町若狭小浜日本遺産フェスティバル」の開催を予定しており、現在関係者の皆様と詳細について検討を進めております。 加えて、北陸新幹線敦賀開業を視野に入れ、県内の日本遺産認定自治体との連携事業の実施も検討してまいります。 さらに、外国人をターゲットにした情報発信事業といたしましては、1,000万人以上のフォロワーを持つ京都の事業者Discover Kyotoとの連携による映像・ガイドブックの作成を進めております。外国人スタッフによる上質な写真や映像で情報発信を強化し、京都を訪れる外国人観光客の獲得を図るなど、日本遺産のダブル認定を生かした観光誘客を進めてまいります。 四つ目に、「魅力ある地域を創造するための新集落活性創造事業」について申し上げます。 地域協働のまちづくりの推進につきましては、各地区のまちづくり協議会において、公民館を拠点に地域課題の解決や地域資源を生かしたまちづくりに取り組んでいただいております。こうした活動は地域の発展のために欠かせないものであり、市といたしましては、今後もまちづくり協議会に対し継続して支援を行ってまいります。 さらに、集落機能を維持するための施策として、本年度から「集落活性化支援事業」に取り組んでおります。これは、まちづくり協議会や他の集落と連携した活動に必要な備品の整備に対して補助することにより小規模集落や高齢化集落の機能の維持や地域全体の活性化を図ることを目的としております。本年度から令和3年度までの3カ年の間に1地区当たり150万円を上限に補助をし、地区の課題解決に生かしていただけるものと考えております。 これらのほかにも、次世代の地域の担い手やリーダーの育成を目的とした研修会や意見交換会を通してまちづくり協議会が抱えている課題等の解消に努め、地域協働のまちづくりをさらに推進してまいります。 五つ目に、「教育福祉のさらなる充実」について申し上げます。 まず、学校教育におけるふるさと学習の推進について申し上げます。 本市では、小浜の未来を担う小中学生がふるさとの自然や歴史、文化、伝統、産業、先人の偉業等を豊かな体験を通して学ぶことにより、ふるさとに対する誇りや愛着を深めるとともに、ふるさとの宝や魅力を継承発展させ、ふるさとに貢献しようとする思いを育む「ふるさと教育(ふるさと小浜MIRAI事業)」を推進しているところでございます。 私自身、毎年4月に学校に出向き出前授業を行っておりまして、今年は今富小学校と加斗小学校で実施いたしました。 小浜市を活気あるまちにするために、現在力を入れて取り組んでいることを子供たちに話しながら、子供たちの目線で地域の活性化策を考えてもらうことを学習課題としておりまして、今富小学校ではサバや小浜の海を、加斗小学校では岡津製塩遺跡や蒼島をテーマとして取り組んでいただいているところでございます。 子供たちは地域の活性化策について本市の取り組みや全国各地の活気ある事例を調べながらアイデアを出し合い、地域や地元事業者等の協力を得て方策の具現化を進め、年度末に学習成果として地域の人たちに提案することになっており、今年も大いに期待しているところでございます。 このような地域の宝を活用した活性化策やまちづくりについて、調べ、体験し、考え、具現化していく学習活動を小学校から中学校、高等学校へとつながりを持たせ、積み重ねていくことにより、将来ふるさと小浜に貢献していただける人材の育成を図ってまいりたいと考えております。 次に、幼児教育・保育の無償化について申し上げます。 本年5月に改正子ども子育て支援法が成立し、子育て世代の経済的な負担軽減を図ることを目的に、10月から幼児教育保育の無償化が実施されることとなっております。 本市におきましても、国の施策に合わせ、3歳から5歳の全ての子供およびゼロ歳から2歳の住民税非課税世帯の子供の幼稚園、認可保育所、認定こども園、また認可外保育施設等の保育料の無償化に向けて準備を進めているところでございます。 なお、給食費につきましては、これまで保育料に含めて保護者にご負担いただいておりましたが、今回の法改正では、給食費について保育料から区別し、原則保護者の実費負担となります。本市では、少子化対策の一環として、現在、県と連携して第3子以降の子供の保育料全額を無償化としておりますが、今回の法改正以後も該当する幼児について負担が生じないよう給食費を無償としたいと考えているところでございまして、今9月議会において補正予算案を上程させていただいているところでございます。 今後も幼児教育の機会を確保するとともに経済的な支援を行うことにより、安心して子育てができる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。 以上、本市が取り組んでおります主要5施策について申し述べさせていただきました。 これら主要施策を重点的に進めていくとともに、そのほか市政各般にわたる諸政策につきましても着実に進めていくことにより、小浜をさらに磨き上げ、3期目の公約スローガンであります「地方創生と、活力ある小浜の創造」を実現すべく取り組んでいるところでございます。 それでは、公約であります各施策の主なものにつきまして、項目に沿って申し述べさせていただきます。 初めに、「産業をみがく」について申し上げます。 まず、「企業誘致、雇用の拡大および起業・創業支援」について申し上げます。 「企業誘致」につきましては、これまで日本電産テクノモータ株式会社福井技術開発センター日本ユニシス株式会社小浜データセンターなどの誘致が実現したほか、近年では、株式会社木田屋商店第2工場やグローアンドグロー株式会社などの植物工場の誘致が実現し、雇用の確保・拡大が図られたところでございます。さらに進出を希望する企業が数社あり、将来本市に植物工場が集積されることを大いに期待しているところでございまして、今後も積極的に誘致に取り組み、雇用の創出につなげてまいりたいと考えております。 また、大都市圏において企業誘致セミナーなどが開催された際には、私みずからが出向き、トップセールスを行うなど、誘致に向けて全力で取り組んでいるところでございます。 雇用の拡大につきましては、市内は深刻な人手不足の状況にあり、企業にとりましては労働者の確保が難しくなっております。このため、U・Iターンの促進や雇用のミスマッチの解消が喫緊の課題であると考えており、これまで取り組んできたキャリア教育やふるさと教育の拡充に加え、関西圏の大学の就職センターへの働きかけや企業説明会等の充実に努めてまいります。 また、新たに高校生や大学生の保護者を対象とした企業見学のためのバスツアーを実施するなど、地元企業に対する理解を深めていただくことにより市内で就職する人の確保につなげてまいります。 また、大学生を対象に企業説明会の開催やSNS等での情報発信によりUターン強化を図ってきたところでございます。今年度開催いたしましたインターンシップには、県内外から昨年度を上回る大学生に参加いただいており、これらの成果をU・Iターンにつなげてまいりたいと考えております。 「起業・創業支援」につきましては、多種多様の業種にわたって支援を行っているところでございます。北陸新幹線敦賀開業に伴いまして増加が期待される観光客を呼び込むために、このたび小浜駅周辺の特定エリアにおける空き店舗を活用した創業に支援をすることとしており、多くの方々に活用をしていただきたいと考えております。 次に、「農業振興」について申し上げます。 担い手の高齢化や減少が進む中、地域農業を将来にわたり発展させていくためには、10年、20年先を見据え、地域ぐるみで農地を守る体制を構築することが重要であります。そのため、現在、市と農業委員会等が連携し、各地域で将来に向けたプランの作成のための話し合いを進めており、今後は作成したプランに基づき法人の設立や農地の集積・集約化等への支援策を進めてまいります。 今年度から、将来プランに基づき農地の集積が進んだ飯盛地域において県内で初となる農地中間管理機構と連携した土地改良事業が開始されます。これは関係者の皆様が地域の将来を見据えて徹底的に議論を行い、さまざまなハードルを乗り越えた結果であり、市といたしましては、市内の他地域においてもこのような動きが活発になるよう支援してまいります。 さらに、宮川地区におきまして、ロボット・IoT・ドローン等の先端技術を活用したスマート農業の実証プロジェクトを開始しております。 スマート農業は、担い手の減少が危惧される中にあって農業の生産性を飛躍的に高めるための起爆剤として期待されており、国におきましても農業現場への実装に全力を挙げる方針を示しております。本市といたしましては、全国から注目されている本実証を通じまして農業経営の将来像を確立し、日本の農業の明るい未来を、ここ小浜から発信してまいりたいと考えております。また、これらの取り組みにより農業を魅力ある産業として磨き、若くて意欲のある農業経営者が活躍できる場の創出を目指してまいります。 次に、「水産業振興」について申し上げます。 「御食国若狭と鯖街道」の日本遺産登録を契機にスタートした「鯖、復活」プロジェクトは今年度で4年目を迎え、今後の最大の課題は採算性の確保であると考えております。 そのため、今年度からは田烏水産株式会社を中心として民間活力を生かした販路の開拓やコストの削減に取り組んでおり、5月末に本格出荷を開始して以降取り扱い店舗を着実に増やしているところでございます。本市といたしましても、今月から開催されている「京都レストランサマースペシャル」に「小浜よっぱらいサバ」を提供するなど、鯖街道でつながる京都市と連携した販路拡大に努めてまいります。 同時に、産官学の連携により、サバの人工種苗による完全養殖技術の確立や、効率的な養殖管理マニュアルの策定に取り組んでまいります。 また、定置網漁や養殖漁業等の次世代の担い手を育成するため、ふくい水産カレッジと連携した研修を引き続き行ってまいります。 さらに、小浜の強みである四季折々の豊かな魚介類を地域の活性化に生かすため、先月、内外海地区に完成した水産業活性化拠点施設を有効に活用し、へしこやなれずしといった水産加工品の生産拡大や、高鮮度冷凍による魚介類の付加価値向上等に取り組んでまいります。 また、農林水産省が提唱するSAVOR JAPANブランドを最大限に活用し、地域の中心となる漁家レストランと、モデルとなる宿泊棟の整備を支援し、内外海の美しい自然景観や食の魅力を国内外に発信し、地域全体の交流人口の拡大につなげてまいります。 これら内外海地区活性化計画に位置づけた取り組みを着実に実行することにより、水産業を魅力ある産業として研くとともに、地域の関連産業との連携を進め、地域経済の好循環を図ってまいります。 次に、「観光をみがく」について申し上げます。 まず、「観光振興」について申し上げます。 私は、市長就任以来「オール小浜」の旗印のもと観光まちづくりによる経済の活性化を目指してまいりました。 人口減少が進む中、地域の活性化のためには観光交流人口の拡大が重要となってまいります。観光交流人口の拡大には、地域が本来持っている魅力を磨き上げ、ほかとの差別化を図り、その上で効果的に発信していくことが重要であると考えております。これにより、経済効果がもたらされるだけでなく、地域の文化や歴史、自然などに対する誇りや郷土愛の醸成も期待でき、これはまさに地方創生が目指すところでございます。 一例を挙げれば、本市においてかねてから取り組んでおります着地型体験観光基盤の整備において、昨年度実施した体験プログラムの一つである「鯖好き集合!御食国堪能ツアー」では、養殖サバの餌やり体験、へしこ蔵見学、サバの刺身つきランチを楽しむ内容に対し参加者から高い評価を得るなど、新たな地域資源である「小浜よっぱらいサバ」が本市のブランドイメージ向上に寄与していることを改めて感じたところでございます。 今後も他の農林水産業や食加工体験、海体験など魅力的な地域産業を観光に組み合わせた取り組みや仕組みづくりを進めるとともに、的確な情報発信に努め、受け入れ体制の充実を図ってまいります。 次に、「DMOによる稼げる地域づくりとインバウンドの推進」について申し上げます。 株式会社まちづくり小浜「おばま観光局」につきましては、去る6月議会におきまして第9期分の黒字決算をご報告させていただいたところでございます。今年度上半期におきましても、道の駅および町屋ステイが昨年度の勢いを維持するなど、収益事業につきましては極めて順調に推移しているところでございます。 公益事業につきましては、「てんこもり小浜フェスタ」に代表される誘客プログラム開発や「おばまプレミアム体験事業」などの着地型体験観光基盤整備のほか、国や県の補助金等を活用した農泊推進および内外海地区活性化等の各プロジェクトに精力的に取り組んでいるところでございます。 インバウンド対策につきましては、嶺南6市町で構成する広域観光推進協議会の共同事業として、昨年度に引き続きABCクッキングスタジオ香港の講師を招き、各市町の食材を使ってのレシピ開発や、香港向けの観光プロモーションビデオを撮影し、SNSを用いて広く発信することにより、香港の若い女性をターゲットとした個人旅行客の誘客につなげてまいります。 さらに、この6月に福井県嶺南振興局に新設されました嶺南プロジェクト推進室および若狭湾観光連盟との連携、さらには嶺南6市町の連携を強め、効率的かつ効果的な情報発信などを展開してまいります。 次に、「経済波及効果を狙った観光イベントの推進」について申し上げます。 若狭おばま活性化イベントの一つである若狭マリンピアにつきまして、去る8月1日、令和初の花火大会を終えることができました。 今年度は昨年を大きく上回る8,000発の花火を打ち上げることができ、会場を訪れた約3万人のお客様にお楽しみいただきました。ここに、ご協賛いただきました企業や団体、また市民の花火としてご協賛いただいた個人、グループの皆様に心から感謝申し上げる次第でございます。 現在は、10月26日、27日の両日に開催を予定しております「OBAMA食のまつり」の準備を鋭意進めております。全国各地から魅力的なご当地グルメや物産を取りそろえ、皆様のお越しをお待ちしております。 また、今回は「食のまつり」と同時に「御食国・和食の祭典in若狭路2019」も開催されます。御食国の縁でつながる若狭・淡路・志摩・京都の4地域のおいしいものを体感いただける祭典でございます。 さらに、御食国・和食の祭典に合わせまして、福井県、若狭湾観光連盟、JR西日本および嶺南各市町と協力して、西舞鶴駅から敦賀駅を往復する京都丹後鉄道のレストラン列車「丹後くろまつ号」を運行いたします。社内では「小浜よっぱらいサバ」を初め、若狭ぐじ、小浜産イチジクなど、本市の特産品を提供し、食のまち「小浜」をPRするとともに、観光地を紹介するなど多くの方々に本市のよさを知ってもらい、西舞鶴および敦賀方面から小浜駅におり立った方々に歴史ある神社仏閣や若狭塗箸の研ぎ出し体験などを堪能していただきたいと考えております。 これらのイベントによる相乗効果を高め、来場者の皆様に市内各所に滞在していただけるような仕組みづくりに努めてまいります。 次に、「旭座の観光活用と人的交流、経済活動の推進」について申し上げます。 まちの駅・旭座を拠点とする街歩き観光促進の一環として、今月3日からレトロバスを活用して三丁町の散策へと誘導する取り組みを開始いたしました。希望するお客様には、観光コンシェルジュのガイドにより蓬嶋楼で解体新茶の振る舞いを受けていただけるサービスを10月27日までの土・日・祝日の計35日間実施する予定をしております。既にご参加いただいたお客様からは「コンシェルジュのガイドがあるのでわかりやすい」や「気軽に三丁町を訪れるいいきっかけになった」など、高い評価をいただいており、今後、今回の企画を検証し、まちなか回遊につながる仕組みづくりに取り組んでまいります。 次に、「文化・教育をみがく」について申し上げます。 まず、「歴史的文化遺産の整備・活用」について申し上げます。 本市が誇る文化遺産であります後瀬山城跡は、若狭地方随一の規模を誇る山城として平成9年に国の指定を受け、平成28年には山麓の居館部分の追加指定を受けたところでございます。 本年3月に史跡後瀬山城跡保存活用計画を策定し、本年度はこの保存活用計画に基づき整備活用の内容をより具体的に定める整備基本計画の策定に着手したところでございます。 現在、文化財は保存から活用へという時代の流れの中にありますことから、本市の宝として維持することはもとより、小浜西組重要伝統的建造物群保存地区と一体となった、観光資源としても魅力ある空間として生かせるような環境整備を進めてまいります。 次に、「旭座の活用による文化・芸術活動の推進」について申し上げます。 旭座の活用につきましては、本市と上方落語協会との連携協力協定に基づき、落語を主要な演目として位置づけ、落語を軸とした文化の向上や地域振興を図っているところでございまして、今月25日には10回目となる旭座上方落語会を開催させていただいたところでございます。 さらに、今年度は県内外の方々に旭座の魅力とあわせ本市の食文化を知っていただくための「旭座落語会と小浜の食のコラボ事業」を企画いたしました。現在、11月10日の開催を目指して、受け入れ事業者と準備を進めるとともに、ツアー参加者についても上方落語協会、およびその活動拠点「天満天神繁昌亭」があります「天神橋筋商店街」のご協力をいただき、募集を始めたところでございます。 また、開催した折には、参加者の皆様にアンケートをお願いし、北陸新幹線敦賀開業に向けた本市の観光まちづくりに生かしていきたいと考えております。 次に、「生活をみがく」について申し上げます。 まず、「主要道路の整備」について申し上げます。 平成26年7月に舞鶴若狭自動車道が全線開通し、本地域を取り巻く交通事情が大きく変化いたしました。 本市には、舞鶴若狭自動車道を初め国道27号、国道162号、小浜縦貫線など、主要道路が東西南北に整備されておりますが、歩道の未整備区間や線形改良の必要な箇所、老朽化した橋梁のかけ替えが必要な箇所などがございます。これらの主要道路は、重要な生活道路であるとともに小浜市広域避難計画において避難ルートとされている道路でもございます。本市といたしましては、舞鶴若狭自動車道の4車線化を初め、国、県に対しまして引き続き主要道路の整備、改良を要望してまいります。 次に、「大手橋・西津橋の整備および小浜縦貫線の道路整備」について申し上げます。 大手橋・西津橋の整備につきましては、平成24年度に地元の皆様のご理解とご協力をいただき、県において事業に着手されたところでございます。 平成29年度までに測量、調査、設計、用地測量、物件調査および用地交渉を進めていただいており、今年度も引き続き物件調査および用地交渉を進めるとともに、現在、工事用道路等の設置を進めていただいております。 本市といたしましては、早期完成を目指して関係者の皆様との協議が円滑に進むよう、県と連携しながら取り組んでまいります。 次に、小浜縦貫線の整備につきましては、未整備となっております白鬚交差点から市道川縁線までの区間を拡幅するものでございまして、平成25年度から着手しております。平成29年度までに測量、調査、設計、用地測量、物件調査が終了し、今年度はアーケードの解体など工事に一部着手したところでございまして、この秋からは拡幅の工事を本格的に進める予定をしております。 この道路は道の駅とまちの駅を結ぶ主要幹線でありますことから、引き続き地元の皆様のご協力をいただきながら、一日も早い事業の進捗に努めてまいります。 また、当区間では、沿線住民による道路拡幅に合わせて景観整備を行うまちづくりガイドラインが策定されているところでございまして、今後、鯖街道の起点としてふさわしい風情ある町並みが築かれるよう沿線住民の皆様とともに取り組んでまいりたいと考えております。 次に、「都市再生整備計画事業(小浜地区中・西部地域)の進捗」について申し上げます。 平成25年8月に策定いたしました小浜市観光まちづくり計画に基づき、平成26年度から都市再生整備計画事業「歴史と伝統の感動おばま地区」として「まちの駅」、「小浜西組重要伝統的建造物群保存地区」の電線地中化、消雪設備、雨水渠等の整備を進めてきたところでございます。 また、昨年度より旧丹後街道の整備につきましても順次進めているところでございます。 さらに、本年度からは第2期の都市再生整備計画事業「小浜まちなか地区」として、雲浜、西津地区の一部を含めて区域を拡大し、来訪者の方々に周遊を楽しんでいただけるよう景観等の整備を順次進めてまいります。 次に、「道の駅「若狭おばま」のバスターミナル機能の強化による観光交流人口の拡大」について申し上げます。 道の駅「若狭おばま」は、平成23年3月に供用を開始し、高速路線バスやあいあいバスの停留所を整備してまいりました。 また、平成28年1月に国土交通省から重点「道の駅」に選定されましたことからバスターミナル機能の拡張など交通結節点としての機能強化を図っており、北陸新幹線敦賀開業後は二次交通の拠点としての活用も期待できるところでございます。 一方、SA(サービスエリア)空白区間のほぼ中間に位置し、小浜インターチェンジに隣接した立地にありますことから、高速道路からの一時退出を可能とする道の駅にも選定され、高速道路上に道の駅の看板が設置された平成30年度は入り込みが前年度より約20%増加したところでございます。 本市がこれまで掲げてまいりました、市内全体をサービスエリアと捉え、ゆとりと多様性のあるサービスを提供するSSA、つまりスローサービスエリア構想の実現に向け、ゲートウエイとしての機能を向上させ、市内および「海の駅」「まちの駅」への誘導を図るとともに、観光交流人口および消費拡大につなげてまいります。 次に、「河川整備」について申し上げます。 本市は、北川および南川など多くの河川がもたらす豊かな恵みを享受し、歴史と文化、自然を育んでまいりました。 しかし一方で、近年の記録的集中豪雨等により河川氾濫による浸水被害など流域に甚大な被害が頻繁に発生しております。河川の治水安全度の向上など、安全・安心の確立はまちづくりの根幹であり、重要な課題の一つであると認識しております。 これらの状況を踏まえ、治水対策といたしまして、県において昨年度から江古川の中流部において浸水対策である輪中堤の整備事業を進めていただいております。 本市におきましても、輪中堤の内水対策として昨年度から山側からの排水計画を含む道路の測量・設計作業を進めており、今後も県の輪中堤整備のスケジュールに合わせて内水対策を進めてまいります。 また、国が管理する北川におきましては、本年度より高塚橋付近におきまして台風や大雨時に堤防破堤などによる災害が発生した場合の緊急資材の備蓄場所の整備を目的とした水防拠点整備事業に着手されることになっております。この事業には水取地区の河道掘削や維持掘削の土砂が盛り土に活用されると聞いており、これによりまして残土処分のコスト縮減が可能となり、河川事業の促進にもつながることから、治水安全度が早期に向上されるものと大いに期待しているところでございます。 本市といたしましては、治水安全度の向上を図るために北川および南川等の管理者である国、県に対しまして水防拠点整備を含めた北川の河道掘削や江古川輪中堤の早期完成、またその他の河川の整備計画の早期策定を関係機関に対して強く要望しているところでございます。 今後も引き続き、市民の安心・安全の確保のため全力で取り組んでまいります。 次に、「自然災害への対応」について申し上げます。 昨年、西日本特に中国地方に甚大な被害をもたらしました平成30年7月豪雨におきましては、さまざまな防災情報が発信されたものの多様かつ複雑であったため多くの住民が十分活用できないという状況でございました。この教訓を踏まえ、市民の皆様がみずからとるべき行動を直感的に理解できるよう、避難情報の発令につきましては今年度より5段階の警戒レベルを付与することとなっております。本市におきましては、この内容についていち早く広報おばま6月号に掲載し、周知を図ったところでございます。 市民の皆様にそれぞれの警戒レベルに応じた適切な避難行動をとっていただけるよう、引き続き広報周知を行うとともに、的確な避難情報の発令に努めてまいります。 また、近年、災害が頻発する中で、「みずからの命はみずからが守る」という自助の意識をお持ちいただくことが非常に重要となっております。このため、出前講座等を通じて防災意識の醸成を図るとともに、自主防災組織の立ち上げや防災活動への支援、さらには地域の防災リーダーとして活躍いただく防災士との連携等を通して地域防災力の強化に努めてまいります。 次に、「原子力防災」について申し上げます。 今週末の8月30日から2日間にわたり、県主催の原子力総合防災訓練が美浜発電所を対象として実施されます。本市におきましては、初めて県外避難先である兵庫県豊岡市への広域避難訓練を実施する予定であり、対象地区からは多数の皆様にご参加いただくこととなっております。 さらに、大飯原子力発電所からおおむね5キロメートル圏内にある堅海、泊区の住民の皆様を対象に、県外避難先であります兵庫県姫路市へ避難経路の確認および備蓄品の確認等を目的に視察を行っていただく計画をしておりまして、この9月議会に関連予算を計上させていただいているところでございます。 また、昨年の市庁舎における原子力災害対策施設整備に続き、現在、原子力災害が発生した際、避難行動要支援者の避難準備が整うまでの間、一時的に退避していただくための屋内退避施設の整備を加斗小学校および市民体育館において行っております。 今後とも、ソフト・ハードの両面から市民の皆様の安全・安心のまちづくりに積極的に取り組んでまいります。 次に、「行政をみがく」について申し上げます。 若狭地域における広域連携推進の一端として、「廃棄物処理および斎場の広域化に向けた取り組み」について申し上げます。 整備が急がれる広域ごみ焼却施設につきましては、若狭町以西の4市町で構成する若狭広域行政事務組合を事業主体とし、廃棄物処理の広域化に取り組んでいるところでございます。 建設予定地において昨年8月から実施してまいりました生活環境影響調査がこのほど終了いたしました。今後、調査結果をまとめた上で周辺環境への影響がないことが確認でき、建設予定地区の皆様の建設に対する最終合意が得られれば、令和4年度末の稼働を目指して施設整備を進めてまいります。 また、斎場整備につきましては、同じく若狭広域行政事務組合を事業主体といたしまして、小浜市、おおい町、高浜町の3市町の枠組みの中で協議を重ねているところでございます。建設候補地として小浜市またはおおい町を考えており、令和6年度中の運用開始を目指すこととしております。 以上、9月定例会の冒頭に当たり、各種施策の取り組み方針等を申し述べさせていただきました。 人口減少、少子・高齢化の進展や都市への人口集中により、全国的に地方の弱体化が進んでいる中にあって、地方が抱える行政課題は複雑かつ多岐にわたっております。我々地方自治体を預かる者といたしましては、各種の課題を克服し、令和の時代にも輝き続けるまちを創造していかなくてはなりません。 本市は、豊かな「食」、薫り高い文化と歴史などほかにはない地域資源を豊富に有しており、これらの資源をさらに研き上げ、魅力あるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。 ただいま申し述べました各種施策を着実に実行することにより、将来の小浜の振興、発展につなげてまいります。 今後とも議員各位を初め市民の皆様の一層のご理解とご支援を賜りますようお願いを申し上げまして、所信の表明とさせていただきます。 ご清聴ありがとうございました。 △認定第1号から認定第10号まで ○議長(今井伸治君) 日程第2 認定第1号平成30年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定についてより、認定第10号平成30年度小浜市水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) それでは、ただいま日程第2をもちまして議題に供していただきました認定第1号から認定第10号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、認定第1号平成30年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により議会の認定をお願いするものでございます。 その概要につきましては、歳入総額は173億7,033万9,261円、歳出総額が167億8,417万6,667円、歳入歳出差引額は5億8,616万2,594円の黒字となりました。このうち、繰越明許費に係る翌年度に繰り越すべき財源として9,010万円を差し引いた実質収支額は4億9,606万2,594円の黒字となったところでございます。 次に、認定第2号から認定第9号平成30年度各特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により議会の認定をお願いするものでございます。 認定第2号から認定第9号までの特別会計の歳入総額につきましては、92億661万2,568円、歳出総額が90億4,030万5,341円、歳入歳出差引額は1億6,630万7,227円の黒字となりました。繰越明許費に係る翌年度に繰り越すべき財源はないため、実質収支額も同額の黒字となったところでございます。 次に、認定第10号平成30年度水道事業会計決算の認定につきまして、地方公営企業法第30条第4項の規定により議会の認定をお願いするものでございます。 水道事業会計につきましては、給水収益の減少等により事業収入は減少しておりますが、1億689万673円の純利益を計上したところでございます。 以上が提案理由の説明でございます。 十分なるご審議を賜り、認定いただきますようお願い申し上げます。 なお、内容につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 会計管理者、山本君。 ◎会計管理者(山本佳代子君) それでは、認定第1号平成30年度小浜市一般会計歳入歳出決算、および認定第2号から認定第9号までの8件の各特別会計歳入歳出決算ならびに認定第10号平成30年度小浜市水道事業会計決算につきましてご説明申し上げます。 お手元の平成30年度歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項事項別明細書、財産に関する調書の冊子を用いましてご説明申し上げます。ご用意をお願いいたします。 最初に、認定第1号平成30年度小浜市一般会計歳入歳出決算の認定につきましてご説明申し上げます。 一般会計は決算書の1ページから12ページに記載がございます。 それでは、6ページをお願いいたします。 表の下の行の、歳入の合計額をもってご説明申し上げますが、予算現額、調定額は省略をさせていただきます。 収入済額は173億7,033万9,261円、予算現額に対する収入の割合は92.8%でございます。不納欠損額は1,600万5,128円で、今後収納が不可能な市税等の滞納分278人355件を処理させていただきました。内訳は、死亡28人33件、行方不明80人89件、生活困窮158人218件、倒産が12人15件でございます。収入未済額は2億7,403万1,618円で、その主なものは市税が1,233人、市営住宅使用料関係が88人などでございます。 12ページをお願いいたします。 歳出の合計でございます。歳入同様に、予算現額、調定額は省略させていただきます。 支出済額は167億8,417万6,667円、予算現額に対する執行率は89.7%でございます。翌年度への繰越額は13億1,574万7,300円で、不用額は6億1,916万6,456円でございます。歳入歳出差引残高は5億8,616万2,594円となりました。 なお、実質収支額につきましては、51ページから59ページに会計ごとの調書がございますので、後ほど一括してご説明申し上げます。 次に、特別会計をご説明申し上げます。 まず、認定第2号平成30年度小浜市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算でございます。 13ページから18ページに記載がございます。 14ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は31億4,213万6,721円、予算現額に対する収入の割合は100.7%でございます。不納欠損額は884万9,421円で、内訳は国民健康保険税が死亡11人12件、行方不明34人38件、生活困窮等96人126件、合わせて141人176件分でございます。収入未済額は1億4,163万8,377円で、国民健康保険税644人分でございます。 18ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は31億246万2,128円、予算現額に対する執行率は99.4%でございます。不用額は1,908万872円で、歳入歳出差引残高は3,967万4,593円でございます。 次に、認定第3号平成30年度小浜市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算でございます。19ページから22ページに記載がございます。 20ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は3億7,843万2,109円、予算現額に対する収入の割合は99.7%でございます。不納欠損額は2万9,100円で、内訳は消滅時効1人1件でございます。収入未済額は198万3,500円で保険料38人分でございます。 22ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は3億7,793万9,609円で、予算現額に対する執行率は99.6%でございます。不用額は170万391円、歳入歳出差引残高は49万2,500円でございます。 次に、認定第4号平成30年度小浜市介護保険事業特別会計歳入歳出決算でございますが、23ページから30ページに記載がございます。 26ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は32億9,770万1,311円、予算現額に対する収入の割合は99.3%でございます。不納欠損額は381万270円で、内訳は死亡10人46件、行方不明6人49件、生活困窮50人367件、合わせて66人462件分でございます。収入未済額967万4,138円は保険料155人分でございます。 30ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は32億3,718万2,940円で、予算現額に対する執行率は97.4%でございます。不用額は8,525万8,060円、歳入歳出差引残高は6,051万8,371円でございます。 次に、認定第5号平成30年度小浜市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算でございますが、31ページから34ページに記載がございます。 32ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は9,111万5,237円、予算現額に対する収入の割合は100.5%でございます。不能欠損はございません。収入未済額は147万1,089円で、簡易水道使用料44人分でございます。 34ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は8,460万6,925円で、予算現額に対する執行率は93.3%でございます。不用額は606万8,075円、歳入歳出差引残高は650万8,312円でございます。 次に、認定第6号平成30年度小浜市下水道事業特別会計歳入歳出決算でございますが、35ページから38ページに記載がございます。 36ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は17億6,961万2,697円、予算現額に対する収入の割合は101.5%でございます。不納欠損額は402万591円となり、その内訳は下水道使用料および受益者負担金で、死亡14人74件、行方不明16人66件、生活困窮10人47件、倒産競売等8人72件、合わせて48人259件分でございます。収入未済額は6,226万4,245円で、受益者負担金121人分と、下水道使用料470人分でございます。 38ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は17億1,899万3,002円、予算現額に対する執行率は98.6%でございます。翌年度への繰り越しはございません。不用額は2,416万998円で、歳入歳出差引残高は5,061万9,695円でございます。 次に、認定第7号平成30年度小浜市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算でございますが、39ページから42ページに記載がございます。 40ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は4億7,212万2,139円、予算現額に対する収入の割合は100.5%でございます。不納欠損額54万3,766円の内訳は農業集落排水使用料で、死亡1人1件、生活困窮1人114件、合わせまして2人145件分でございます。収入未済額は1,445万3,722円で、使用料117人分でございます。 42ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は4億6,558万6,984円で、予算現額に対する執行率は99.1%でございます。翌年度への繰り越しはなく、不用額は439万1,016円で、歳入歳出差引残高は653万5,155円でございます。 次に、認定第8号平成30年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計歳入歳出決算でございますが、43ページから46ページに記載がございます。 44ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は5,546万3,739円、予算現額に対する収入の割合は98.4%でございます。不納欠損額はございません。収入未済額は566万4,369円で、使用料26人分でございます。 46ページをお願いいたします。 歳出でございます。支出済額は5,351万4,684円で、予算現額に対する執行率は94.9%でございます。不用額は286万316円で、歳入歳出差引残高は194万9,055円でございます。 次に、認定第9号平成30年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計歳入歳出決算でございますが、47ページから50ページに記載がございます。 48ページをお願いいたします。 歳入でございますが、収入済額は2万8,615円、予算現額に対する収入の割合は102.2%でございます。 50ページをお願いいたします。 歳出でございますが、支出済額は1万9,069円で、予算現額に対する執行率は68.1%でございます。不用額は8,931円で、歳入歳出差引残高は9,546円でございます。 特別会計につきましては以上でございます。 続きまして、歳入歳出決算書実質収支に関する調書についてご説明申し上げます。 51ページをお願いいたします。 まず、一般会計でございますが、区分3の歳入歳出差引額が5億8,616万2,000円で、区分4翌年度へ繰り越すべき財源(2)繰越明許費繰越額9,010万円を差し引きますと、区分5実質収支額は4億9,606万2,000円でございます。 次に、52ページをお願いいたします。 国民健康保険事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が3,967万5,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 53ページをお願いいたします。 後期高齢者医療特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が49万2,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 54ページをお願いいたします。 介護保険事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が6,051万8,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 55ページをお願いいたします。 簡易水道事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が650万8,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 56ページをお願いいたします。 下水道事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が5,062万円で、区分4翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 57ページをお願いいたします。 農業集落排水事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が653万5,000円で、区分4翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 58ページをお願いいたします。 漁業集落環境整備事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が194万9,000円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 59ページをお願いいたします。 加斗財産区運営事業特別会計でございますが、区分3歳入歳出差引額が1万円で、翌年度へ繰り越すべき財源はなく、実質収支額は同額でございます。 以上、一般会計および各特別会計の実質収支に関する調書の説明とさせていただきます。 次に、公営企業会計についてご説明申し上げます。 認定第10号平成30年度小浜市水道事業会計決算の認定につきましては、決算書は別冊となっております。 お手元の平成30年度小浜市水道事業会計決算書のご用意をお願いいたします。 決算書の6ページをお開きください。 平成30年4月1日から平成31年3月31日までの事業年度における損益計算書をもってご説明申し上げます。 1の営業収益が4億144万9,534円、2の営業費用が3億3,663万5,502円で、営業収益から営業費用を差し引いた営業利益は6,481万4,032円でございます。また、3の営業外収益が7,743万3,238円、4の営業外費用が3,535万6,597円で、営業利益に3の営業外収益を加え、4の営業外費用を差し引きました経常利益は、1億689万673円でございます。当年度純利益も同額の1億689万673円でございます。この額とその他未処分利益剰余金変動額1億9,534万127円をプラスしました当年度未処分利益剰余金は3億223万800円でございます。 以上をもちまして、認定第1号から認定第9号平成30年度小浜市一般会計および各特別会計歳入歳出決算ならびに認定第10号平成30年度小浜市水道事業会計決算の説明とさせていただきます。 よろしくお願い申し上げます。 △質疑
    ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(今井伸治君) ただいま議題となっております平成30年度各会計決算の認定については、予算決算常任委員会に付託いたします。 △報告第9号から報告第11号まで ○議長(今井伸治君) 日程第3 報告第9号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告についてより、報告第11号小浜市水道ビジョンの改定についてまでを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました報告第9号から報告第11号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、報告第9号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告についてでございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成30年度の健全化判断比率をご報告申し上げるものでございます。 次に、報告第10号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告についてでございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成30年度の資金不足比率をご報告申し上げるものでございます。 本市におきましては、全ての指標において国の定めた健全化判断比率等に係る基準を下回っており、健全な状況にあると考えております。 次に、報告第11号小浜市水道ビジョンの改定についてでございますが、平成22年3月に策定いたしました小浜市水道ビジョンは約10年が経過し、水道事業を取り巻く環境の変化に対応するため、本市水道事業の目指すべき将来像であります基本理念と基本目標を再設定し、その実現に向けた具体的方策の見直しを実施いたしましたので、小浜市議会基本条例第11条第1項の規定によりご報告申し上げるものでございます。 なお、報告案件の内容につきましては、この後担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井伸治君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、地方公共団体の財政の健全化に関する法律におけます健全化判断比率および資金不足比率に関します報告第9号および報告第10号の2件についてご説明させていただきます。 報告第9号および報告第10号をごらんください。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律につきましては、地方公共団体の財政情報の開示を徹底し、透明なルールのもとに早期健全化措置を導入することによりまして、地方公共団体の財政の健全化に資することを目的としております。 今回、平成30年度決算につきまして、法第3条第1項および法第22条第1項の規定に基づきまして、健全化判断比率等について監査委員の審査を受けまして議会に報告させていただくものでございます。 初めに、報告第9号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における健全化判断比率の報告についてご説明させていただきます。 2枚目の表をごらんください。 表にございますとおり、健全化判断比率には実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率および将来負担比率の四つの指標がございます。一つ目の実質赤字比率につきましては、一般会計の実質赤字額について標準財政規模に対する比率であらわすものでございます。また、二つ目の連結実質赤字比率につきましては、一般会計に特別会計、企業会計も含めた全会計を対象とした実質赤字額について標準財政規模に対する比率であらわすものでございます。平成30年度決算では、いずれの会計におきましても実質赤字額は生じておらず、この二つの比率は算定されません。 三つ目の実質公債費比率につきましては、一般会計が負担いたします地方債の元利償還金や、上下水道などの公営企業が支払う元利償還金に対する一般会計からの繰出金、小浜病院などの一部事務組合が支払う元利償還金に対する市の負担金といったものの合計の額の標準財政規模に対する比率で、直近の平成28年から平成30年度までの3カ年の平均値でございます。国が定めました早期健全化基準は25%でありますが、本市の比率は11.0%でございまして、健全な数値の範囲内となっております。 四つ目の将来負担比率につきましては、一般会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率でございまして、一般会計の地方債残高のほか小浜病院などの一部事務組合やケーブルテレビ若狭小浜など、本市が出資しております設立法人などが抱える負債のうち本市が負担すべき実質的な負担見込み額を含めて算定するものでございます。国が定めた早期健全化基準は350%でございますが、本市の比率は131.6%でございまして、健全な数値の範囲内となっております。 次に、報告第10号をお願いいたします。 報告第10号地方公共団体の財政の健全化に関する法律における資金不足比率の報告についてでございます。 次のページをお願いいたします。 資金不足比率につきましては、公営企業会計における資金不足額について事業規模に対する比率であらわすものでございまして、表にありますとおり、本市におきましては、水道事業会計、簡易水道事業特別会計、下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計および漁業集落環境整備事業特別会計の五つの会計が対象でございますが、いずれの会計も資金不足は生じておりませんので、この比率は算定されません。 以上のように、本市におきましては、いずれの指標も国が示しております早期健全化基準を下回っておりまして、一般会計、特別会計、公営企業会計の全体を通しまして健全な状態であるということになります。 以上、報告第9号および報告第10号の説明とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(今井伸治君) 産業部長、岩滝君。 ◎産業部長(岩滝満彦君) それでは、小浜市議会基本条例第11条第1項の規定によりまして、報告第11号小浜市水道ビジョンの改定につきましてご報告をさせていただきます。 最初に、改定に至る経緯でございますが、平成22年3月に策定をいたしました現行の小浜市水道ビジョンにつきましては、策定から約10年が経過をいたしました。そのため、水道事業の環境変化に対応する見直しを目的といたしまして、昨年5月に学識経験者、議会、各種団体代表など11名からなります小浜市水道ビジョン策定委員会を立ち上げ、現地視察を含む計6回の委員会を開催し、協議を重ね、草案を取りまとめました。その後、パブリックコメントの手続を経まして、本年8月に策定委員長より小浜市長が提言を受け、策定をされたものでございます。 それでは、概要版の1ページをお願いいたします。 まず、改定の趣旨でございますが、本市の水道事業は既に拡張から維持管理の時代に移行しており、大規模災害を踏まえた危機管理体制の充実や水道施設の計画的な更新、適切な維持管理など安全・安心な水道水を将来にわたって安定して供給し続ける取り組みが求められております。 一方で、近年の水道事業を取り巻く環境は、人口減少社会への移行や節水機器の普及などによる給水量や給水収益の減少などが進行する中におきまして、必要な施設整備を進めなければならないという新たな課題が生じてきております。 そこで、これらの課題に対応するため、厚生労働省の新水道ビジョンの政策課題であります安全、強靭、持続の観点と、小浜平野地下水調査の調査結果を踏まえまして、計画期間の中間期に当たります今回改定を行ったものでございます。 また、今回の改定では、これまでの取組内容や進捗状況を整理するとともに、本市水道事業の基本理念と基本目標を再設定し、その実現に向けた具体的な実現方策などの見直しを行っております。 次に、目指す将来像でございますが、本ビジョンの基本理念を「安全・持続・強靭を約束するおばまの水道」と定め、その取り組みの方向性を示す基本目標を安全、持続、強靭の観点からそれぞれ掲げ、その実現に向けた具体的な基本施策および実現方策を展開することとしております。 2ページをお願いいたします。 将来の事業環境について取りまとめたものでございます。 事業計画の基礎となります給水人口と給水量につきましては、今後も減少傾向が続き、上水道につきましては周辺の簡易水道などを統合整備することで一旦は増加する見込みでありますが、その後は再び減少に転じるものと予測をしております。 一方、施設の更新需要につきましては、資産の大半を占める管渠につきましては現在おおむね健全な状態を維持しておりますが、法定耐用年数で考えた場合には、令和22年前後に更新ピークを迎えるものと予測をしております。 また、資金の確保につきましては、今後、施設の更新に多額の費用が必要になりますが、一方で給水収益の減少が予想されることから、必要な資金が確保できないおそれがございます。その中で水道施設の更新を着実に進めていくためには、アセットマネジメント手法を用いた計画的な投資と、段階的な水道料金の値上げが必要になってまいります。 3ページをお願いいたします。 本市水道事業が目指します将来像を実現するための具体的施策を示したものでございます。 本ビジョンの基本理念であります「安全・持続・強靭を約束するおばまの水道」を実現するための三つの基本目標と、それぞれの基本施策および実現方策を設定しております。 一つ目の「安全」につきましては、基本目標を「おいしい(美味しい)・安全な水の供給」と定め、基本施策を「効率的な水の供給」「美味しい・安全な水の確保」とし、その方策としては簡易水道事業、飲料水供給施設の上水道事業への統合を初め、7項目を設定しております。 二つ目の「持続」につきましては、基本目標を「ばんぜん(万全)な事業運営」と定め、基本施策を「経営基盤の強化」「組織体制の強化」「環境への配慮」とし、その方策としては財政の健全化・経営効率の向上や水道料金の統一など、合わせて12項目を設定しております。 三つ目の「強靭」につきましては、基本目標を「まいにち(毎日)安定した給水」と定め、基本施策を「安定した水源の確保」「美味しい・安全な水の確保」「リスク対応の充実」とし、その方策としては、安定した取水の確保や水道施設更新計画の策定など合わせて9項目を設定しております。 これらの実現方策につきましては、現行水道ビジョンに基づき実施されているものも多く、それらにつきましてはさらに取り組みを進め、また、新たなものにつきましては、取り組みを始めることにより基本目標とその先にあります基本理念の実現に向けて取り組んでまいります。 以上で、報告第11号小浜市水道ビジョンの改定についての報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △議案第47号から議案第63号 ○議長(今井伸治君) 日程第4 議案第47号令和元年度小浜市一般会計補正予算(第3号)より議案第63号小浜市インフォメーションセンターの指定管理者の指定についてまでを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました議案第47号から議案第63号までにつきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、議案第47号令和元年度小浜市一般会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出それぞれ8,061万4,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ155億3,393万7,000円とさせていただくものでございます。 歳出補正の主なものといたしましては、本年10月から開始されます幼児教育・保育の無償化に伴い預かり保育の無償化や、一部園児の副食費を補助する幼稚園就園奨励費補助事業に595万5,000円を、農地中間管理機構を通じた農地の集積・集約化に取り組む農地中間管理機構関連農地整備事業に420万円を、市道の維持補修、道路改良、交通安全施設の設置、河川の維持管理を行う道路維持管理経費、道路整備事業、交通安全施設整備事業、河川維持事業に合計で7,155万円を、小中学校体育館のトイレを洋式化し、学校における快適な環境整備を図るため、小中学校施設トイレ改修事業に824万5,000円を計上させていただきました。 次に、議案第48号令和元年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から議案第54号令和元年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、事業費等といたしまして歳入歳出それぞれ1,375万7,000円を追加し、特別会計の総額を90億9,009万9,000円とするものでございます。 次に、議案第55号令和元年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)でございますが、公用車の更新などの補正で362万3,000円を追加させていただくものでございます。 次に、議案第56号小浜市一般職の職員の給与に関する条例および小浜市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部改正についてでございますが、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、地方公務員法の成年被後見人等に係る欠格条項が削除されたことにより所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第57号小浜市市税条例等の一部改正についてでございますが、地方税法等の一部を改正する法律の公布に伴い所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第58号御食国若狭おばま食文化館の設置および管理に関する条例の一部改正についてでございますが、管理運営経費の上昇および消費税率の改正に伴い、使用料の上限額の改正を行うものでございます。 次に、議案第59号小浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用および特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてでございますが、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴い、子育てのための施設等利用給付事務において市が保有する特定個人情報を利用するため所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第60号小浜市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございますが、家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準の一部を改正する省令等の施行に伴い、連携保育施設の確保および食事の提供に係る基準を緩和するために所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第61号小浜市子どものための教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部改正についてでございますが、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴い所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第62号小浜市印鑑条例の一部改正についてでございますが、住民票への旧氏の記載が可能となる住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第63号小浜市インフォメーションセンターの指定管理者の指定についてでございますが、小浜市インフォメーションセンターの指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 以上が提案理由の説明でございまして、詳細につきましては、この後、担当職員に説明いたさせますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井伸治君) 企画部長、東野君。 ◎企画部長(東野克拓君) それでは、9月補正予算に関しまして、議案第47号令和元年度小浜市一般会計補正予算(第3号)から議案第55号令和元年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)までの9議案につきまして、表紙右側の黄色の帯がつきましたA4縦長の令和元年度9月補正予算書に基づきましてご説明をさせていただきます。 まず、1ページをお願いします。 初めに、議案第47号令和元年度小浜市一般会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,061万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ155億3,393万7,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正に、債務負担行為の追加に関しまして第2表債務負担行為補正に、地方債の追加および変更につきましては第3表地方債補正によるところでございます。 2ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第14款国庫支出金は1,234万8,000円の追加で、内訳といたしましては第2項国庫補助金が生活困窮者就労準備支援費等事業補助金などで1,227万7,000円の追加、第3項委託金が社会保障生計調査委託金で7万1,000円の追加でございます。第15款県支出金、第2項県補助金が原子力災害時避難円滑化事業道路整備補助金などで1,438万3,000円の減額、第19款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で3,094万4,000円の追加、第20款諸収入、第5項雑入が保育所園児給食代で580万5,000円の追加、第21款市債、第1項市債が道路河川関連事業債などで4,590万円の追加。 以上、歳入合計では8,061万4,000円を追加するものでございます。 3ページをお願いします。 次に、歳出でございますが、第1款議会費、第1項議会費が人事異動等に伴います職員給与費で212万1,000円の減額でございます。第2款総務費は4,044万6,000円の減額で、内訳といたしましては第1項の総務管理費が人事異動等に伴う職員給与費や避難環境整備のための防災体制整備事業などの補正で3,268万1,000円の減額、第2項徴税費が人事異動等に伴います職員給与費や税制改正に伴うシステム改修を行う賦課徴収事務経費などの補正で585万6,000円の減額、第3項戸籍住民基本台帳費および第6項監査委員費がいずれも人事異動等に伴う職員給与費でございまして、それぞれ182万1,000円の減額、8万8,000円の減額でございます。 第3款民生費は945万7,000円の追加で、内訳といたしましては、第1項社会福祉費が人事異動等に伴います会計繰出金の減額や、総合福祉センター前の路面舗装を行います小浜市総合福祉センター運営事業などの補正でございまして、1,122万9,000円の減額でございます。第2項児童福祉費が一部園児の副食費を免除する副食費軽減事業などの補正で868万円の追加、第3項生活保護費が生活保護制度改正に伴いシステム改修を行います生活保護事務経費などの補正で1,200万6,000円の追加でございます。 第4款衛生費は17万1,000円の追加で、内訳といたしましては第1項保健衛生費が母子保健情報の一元化に係りますシステム改修を行う母子保健事業などの補正で174万8,000円の追加、第2項清掃費が人事異動等に伴います職員給与費でございまして、157万7,000円の減額でございます。 第6款農林水産業費は2,412万4,000円の追加で、その内訳は第1項農業費が条件不利農地の農作業に対しまして助成する中山間営農継続支援事業などの補正で1,488万4,000円の追加、第2項林業費および第3項水産業費が人事異動等に伴う職員給与費などの補正でそれぞれ415万5,000円の追加、508万5,000円の追加でございます。 第7款商工費、第1項商工費が人事異動等に伴う職員給与費や、官公庁の支援によりまして事業拡大する内外海地区民宿活性化プロジェクト、海外顧客開拓プロモーション事業などの補正で328万1,000円の減額でございます。 第8款土木費は4,719万3,000円の追加で、その内訳は、第2項道路橋梁費が各地区の要望や点検結果を踏まえまして道路維持改良工事を行う道路維持管理経費や、道路整備事業単独、避難所設置の工法変更などに伴う道路整備事業避難円滑化などの補正で、2,403万1,000円の追加でございます。第3項河川費が河川維持事業単独や社会資本整備、砂防などの補正で1,900万円の追加、第4項都市計画費が人事異動等に伴う職員給与費や、道の駅バスターミナルに駐車場を整備いたします重点道の駅整備事業などの補正で472万5,000円の減額、第5項住宅費が人事異動等に伴います職員給与費で888万7,000円の追加でございます。 第10款教育費は4,551万7,000円の追加でございまして、その内訳は第1項教育総務費が人事異動等に伴います職員給与費や、日本語指導支援員を増員配置いたします基礎学力充実対策事業の補正で568万5,000円の減額、第2項小学校費が安全対策のための剥落防止ネットを設置する小学校施設改修事業などで2,429万5,000円の追加、第3項中学校費が中学校施設トイレの改修、洋式化事業などで548万6,000円の追加、第4項幼稚園費が預かり保育の無償化や一部園児の副食費を補助いたします幼稚園就園奨励費補助事業でございまして595万5,000円の追加、第5項社会教育費が市指定文化財の銅造梵鐘をつるす鐘楼の改築に対して補助をいたします市指定文化財補修事業補助金などで908万1,000円の追加、第6項保健体育費が温水プールの機械棟を緊急修繕いたします若狭総合公園温水プール管理費などの補正で638万5,000円の追加でございます。 以上、歳出合計では8,061万4,000円の追加とするものでございます。 4ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正の追加でございますが、食文化館管理運営事業で、期間は令和2年度から令和11年度までで、限度額を3,081万1,000円と設定させていただくものでございます。補正の理由といたしましては、食文化館の空調設備の更新をリースによる整備といたしますため、債務負担行為を追加するものでございます。 5ページをお願いいたします。 第3表地方債補正の1の追加でございますが、防災体制整備事業、小学校施設改修事業および中学校施設改修事業の3件につきまして、限度額をそれぞれ表記載のとおり追加させていただき、合計1,100万円の増額とさせていただくもので、起債の方法、比率および償還の方法はそれぞれ記載のとおりでございます。 また、2の変更でございますが、土地改良事業、道路整備事業および河川整備事業の3件につきまして、限度額をそれぞれ表記載のとおり変更させていただきまして、合計3,490万円の増額とさせていただきますもので、起債の方法、利率および償還の方法につきましては、補正前と同様でございます。 以上、議案第47号の説明とさせていただきます。 6ページをお願いいたします。 議案第48号令和元年度小浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ390万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億405万円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 7ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第10款繰入金、第1項他会計繰入金で390万2,000円を減額いたしまして、歳入合計で390万2,000円の減額とするものでございます。 8ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が人事異動等に伴います職員給与費で390万2,000円を減額し、歳出合計で390万2,000円を減額するものでございます。 以上、議案第48号の説明をさせていただきます。 9ページをお願いいたします。 議案第49号令和元年度小浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ273万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億6,949万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 10ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第3款繰入金、第1項一般会計繰入金で273万2,000円を減額し、歳入合計で273万2,000円を減額とするものでございます。 11ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が人事異動等に伴う職員給与費で273万2,000円を減額いたしまして、歳出合計で273万2,000円の減額とするものでございます。 以上、議案第49号の説明とさせていただきます。 12ページをお願いいたします。 議案第50号令和元年度小浜市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,070万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ33億6,863万9,000円とするものでございます。歳入歳出予算補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 13ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第6款の支払基金交付金、第1項支払基金交付金が過年度分の介護給付費の交付金で87万4,000円の追加、第7款県支出金、第1項県負担金が過年度分の介護給付費負担金で395万1,000円の追加、第9款繰入金、第1項一般会計繰入金が職員給与費等に係る繰入金で889万6,000円の減額、第10款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で2,478万円の追加、歳入合計で2,070万9,000円の追加とするものでございます。 14ページをお願いします。 次に、歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費が人事異動等に伴います職員給与費で889万6,000円の減額、第8款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金が介護給付費等に係ります国庫支出金などの精算返還によるもので2,960万5,000円を追加し、歳出合計で2,070万9,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第50号の説明とさせていただきます。 15ページをお願いいたします。 議案第51号令和元年度小浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額に8万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,064万2,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 16ページをお願いします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第2款使用料及び手数料、第1項使用料が過年度分簡易水道使用料で8万1,000円を追加いたしまして、歳入合計で8万1,000円を追加するものでございます。 17ページをお願いします。 次に、歳出でございますが、第1款簡易水道事業費、第1項簡易水道管理費が人事異動等に伴います職員給与費で8万1,000円を追加し、歳出合計で8万1,000円を追加するものでございます。 以上、議案第51号の説明とさせていただきます。 18ページをお願いします。 議案第52号令和元年度小浜市下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ45万8,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ17億1,829万2,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 19ページをお願いいたします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が45万8,000円を減額いたしまして、歳入合計で45万8,000円の減額とするものでございます。 20ページをお願いします。 次に、歳出でございますが、第1款下水道事業費45万8,000円の減額で、その内訳といたしましては第1項下水道管理費および第2項下水道建設費とも人事異動等に伴います職員給与費で、それぞれ18万3,000円の減額、27万5,000円を減額いたしまして、歳入合計で45万8,000円を減額するものでございます。 以上、議案第52号の説明とさせていただきます。 21ページをお願いします。 議案第53号令和元年度小浜市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ86万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億6,776万3,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 22ページをお願いいたします。 第1表の歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が43万3,000円を追加、第7款繰越金、第1項繰越金が前年度繰越金で43万2,000円を追加し、歳入合計で86万5,000円を追加するものでございます。 23ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款農業集落排水事業費、第1項農業集落排水事業費が人事異動等に伴います職員給与費などで86万5,000円を追加いたしまして、歳出合計で86万5,000円の追加とするものでございます。 以上、議案第53号の説明とさせていただきます。 24ページをお願いします。 議案第54号令和元年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ80万6,000円を減額いたしまして歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,117万円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の款項の区分および当該区分ごとの金額ならびに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正によるところでございます。 25ページをお願いします。 第1表歳入歳出予算補正の歳入でございますが、第6款繰入金、第1項一般会計繰入金が80万6,000円を減額し、歳入合計で80万6,000円の減額とするものでございます。 26ページをお願いいたします。 次に、歳出でございますが、第1款漁業集落環境整備事業費、第1項漁業集落環境整備事業費が人事異動等に伴う職員給与費で80万6,000円を減額し、歳出合計で80万6,000円の減額とするものでございます。 以上、議案第54号の説明とさせていただきます。 27ページをお願いいたします。 議案第55号令和元年度小浜市水道事業会計補正予算(第1号)でございます。収益的収入および支出につきましては、支出の部において第1款事業費で職員給与費などの補正により222万円を追加し、総額を4億676万8,000円とするものでございます。 資本的収入および支出につきましては、支出の部におきまして第1款資本的支出で公用車を1台廃車いたしまして新たに車両を購入するなどの補正で140万3,000円を追加いたしまして、総額を4億4,354万9,000円とするものでございます。 予算第9条に定めました費用、議会の議決がなければ流用することができない費用につきましては、職員給与費で、既決予定額から210万6,000円を追加し、総額を4,275万4,000円とするものでございます。 以上、議案第55号の説明とさせていただきます。 9月の補正予算に関します議案第47号から第55号までの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(今井伸治君) 総務部長、伊須田君。 ◎総務部長(伊須田尚君) それでは、議案第56号から議案第63号までにつきまして、お手元の議案書によりご説明をさせていただきます。 議案書の1ページをお願いいたします。 議案第56号小浜市一般職の職員の給与に関する条例および小浜市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の公布に伴い、地方公務員法の成年被後見人等に係る欠格条項が削除されましたことに伴い所要の改正を行うものでございます。 2ページをお願いいたします。 本条例は、2条立てとなっております。 改正の内容でございますが、第1条の小浜市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、第24条の2第2号中「(同法第16条第1号に該当して失職した職員を除く。)」を削るものでございます。 第2条の小浜市一般職の職員等の旅費に関する条例の一部改正につきましては、第3条第3項中「第16条第2号から第5号まで」を「第16条」に改めるものでございます。 附則でございますが、施行日を令和元年12月14日と定めております。 3ページをお願いいたします。 議案第57号小浜市市税条例等の一部改正についてでございますが、提案理由は、地方税法等の一部を改正する法律が平成31年3月29日に公布されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 本条例は、3条立てとなっております。 主な改正点についてご説明をさせていただきます。 4ページをお願いいたします。 第1条の昭和26年小浜市市税条例の一部改正についてご説明させていただきます。 第36条の2中第6項から第8項までを1項ずつ繰り下げ、第5項の次に第6項を加える改正でございます。 前年において支払いを受けた給与で所得税法第190条の年末調整を受けた者で市内に住所を有する者が市民税の申告を行う場合、地方税法第317条の2第1項各号に掲げる事項のうち施行規則で定めるものについては施行規則で定める記載によることができるとするものでございまして、申告の際の簡素化を図るものでございます。 次に、第36条の3の2の主な改正は、第1項第3号を同項第4号とし、同項第2号の次に第3号を加える改正でございまして、当該給与所得者が単身児童扶養者に該当する場合にはその旨を加えるものでございます。 また、第36条の3の3につきましては、第1項第3号を同項第4号とし、同項第2号の次に第3号を加える改正でございまして、当該公的年金等受給者が単身児童扶養者に該当する場合にはその旨を加えるものでございます。 いずれも、子供のための貧困に対応するため、個人住民税の非課税措置の対象に単身児童扶養者を加えるものでございます。 5ページをお願いいたします。 県知事が行う軽自動車税の環境性能割の特例を定めるため、第15条の2を第15条の2の2とし、新たに第2項から第4項を加えるものでございます。 次に、5ページから6ページにかけてでございますが、附則第15条の次に附則第15条の2とし、1条を加える改正につきましては、軽自動車税の環境性能割の非課税の規定でございまして、地方税法第451条第1項第1号に規定する環境性能割の税率を1%とする3輪以上の軽自動車でその取得が令和元年10月1日から令和2年9月30日までの間に行われたときに限り環境性能割を課さないとするものでございます。 6ページをお願いいたします。 附則第15条の6に第3項として1項を加える改正でございますが、軽自動車税の環境性能割の税率の特例を定めたものでございまして、税率が100分の2の3輪以上の自家用軽自動車でその取得が令和元年10月1日から令和2年9月30日の特定期間に行われた場合に限り、環境性能割の税率を100分の2から100分の1とする臨時的軽減措置の規定を新設するものでございます。 次に、附則第16条に第2項から第4項を加える改正でございますが、軽自動車税のグリーン化特例について令和2年度分および令和3年度分の経過の規定を継続するものでございまして、第2項は75%軽減、第3項は50%軽減、第4項は25%軽減をそれぞれ規定したものでございます。 7ページをお願いいたします。 下から4行目の附則第16条の2につきましては、軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例を定めたものでございまして、条文中に種別割の文言を加えるものでございます。 8ページをお願いいたします。 中ほどの第2条小浜市市税条例の一部改正についてご説明させていただきます。 第24条第1項第2号中「または寡夫」を「寡夫または単身児童扶養者」に改めるものでございまして、前年の合計所得金額が135万円以下の単身児童扶養者を非課税措置の対象へ追加するものでございます。 次に、附則第16条に第5項を加える改正でございますが、軽自動車税のグリーン化特例について規定したものでございます。 令和4年度分および5年度分の税率をおおむね75%軽減する経過の対象を電気軽自動車および天然ガス軽自動車のうち一定の要件を満たすものについて適用するものでございます。 次に、第3条の平成29年小浜市市税条例等の一部を改正する条例の一部改正についてご説明させていただきます。 9ページをお願いいたします。 第81条の2の改正につきましては、日本赤十字社が所有する軽自動車等に対する軽自動車税の非課税の範囲を拡大するものでございまして、直接その本来の事業の用に供するもので第1項各号に掲げるものが非課税の対象となります。 第1号につきましては、種別割および環境性能割が、第2号および第3号につきましては環境性能割が非課税の対象となるものでございます。 附則でございますが、第1条で施行期日を定めております。第2条および第3条は、賦課期日や給与、年金等の支払期日の関係から市民税に関する経過措置を定めております。第4条および第5条につきましては、軽自動車税に関する経過措置を定めております。 11ページをお願いいたします。 議案第58号御食国若狭おばま食文化館の設置および管理に関する条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、管理運営経費の上昇および消費税率の改正に伴い、使用料の上限額を改正するものでございます。 12ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、別表第2の現行の使用料に8.3%を乗じた額を上限額とするものでございまして、大人600円を650円に、回数券6,000円を6,500円に、子供300円を320円に、障がい者および高齢者500円を540円にそれぞれ改めるものでございます。 附則でございますが、第1条で施行日を令和2年4月1日と定めております。第2条で回数券に関する経過措置を定めております。 13ページをお願いいたします。 議案第59号小浜市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用および特定個人情報の提供に関する条例の一部改正についてでございますが、提案理由は子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行に伴い、子育てのための施設等利用給付事務において市が保有する特定個人情報を利用するため所要の改正を行うものでございます。 14ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、このたび特定子ども・子育て支援のための施設等利用給付が新設されたことに伴い、別表第2の29の部中、「教育保育給付」の次に、「もしくは子育てのための施設等利用給付」を加えるものでございます。 附則でございますが、施行日を公布の日と定めております。 15ページをお願いいたします。 議案第60号小浜市家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、家庭的保育事業等の設備および運営に関する基準の一部を改正する省令等の施行に伴い、連携保育施設の確保および食事の提供に係る基準を緩和するため、所要の改正を行うものでございます。 16ページをお願いいたします。 主な改正内容についてご説明させていただきます。 保育所等との連携を規定する第6条に新たに第2項から第5項の4項を加える改正でございます。第3項は、家庭的事業者等が代替保育の提供に係る連携保育施設の確保が困難である場合、第1号および第2号に掲げる者を連携協力を行う者として適切に確保しなければならないとしております。 具体的には、第1号で家庭的保育事業等を行う場所または事業所以外の場所または事業所において代替保育が提供される場合には、小規模保育事業A型、もしくはB型、または事業所内保育事業を行う者、また第2号では、事業実施場所において代替保育が提供される場合には小規模保育事業A型事業者等と同等の能力を有すると市が認める者としております。 17ページをお願いいたします。 第5項は、連携施設での教育・保育が著しく困難である場合、家庭的保育事業者等は知事の認可を受けていないもののうち第1号で規定する企業主導型保育事業を行う施設、または第2号で規定する地方公共団体の補助を受けている認可外保育施設であって市長が適当と認める者を連携協力を行う者として適切に確保しなければならない旨を規定しております。 次に、第16条第2項第3号の次に第4号を加える改正でございますが、第16条は食事の提供の特例を定めたものでございまして、第4号は、保育所、幼稚園、認定こども園等から調理業務を受託している事業者のうち、給食の趣旨を十分認識し調理業務を適切に遂行する能力を有し児童の年齢および発達の段階ならびに健康状態等に応じた食事の提供等に適切に応じることができる者として市長が適当と認めるものを外部搬入できる者とするものでございます。 18ページをお願いいたします。 第45条に第2項として1項を加える改正でございますが、第45条は連携施設に関する特例を定めたものでございまして、第2項として保育所型事業所内保育事業を行う者のうち、恒常的に満3歳以上の幼児に係る保育を行う事業者であって市長が適当と認めるものについては、連携施設の確保をしないことができる旨の規定を追加しております。 次に、附則第2条は、食事の提供の経過措置を定めたものでございます。 附則第2条に第2項として1項を加える改正でございますが、施行日以後に家庭的保育事業の認可を得た施設につきましては、施行日から起算して10年を経過する日までの間は調理員の配置等に係る規定を適用しないことができる旨の経過措置を設けるものでございます。 附則第3条は、連携施設に関する経過措置を定めたものでございまして、家庭的保育事業等が連携施設の確保が著しく困難であって、かつ必要な支援を行うことができると市長が認めた場合、連携施設の確保をしないことができる期間を5年から10年に延長するものでございます。 附則でございますが、施行日を公布の日からと定めております。 20ページをお願いいたします。 議案第61号小浜市子どものための教育・保育に関する利用者負担額を定める条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律の施行による子どものための教育・保育給付に係る用語の改正に伴い、条例中に引用しております用語等の整理を行うものでございます。 21ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、第1条および第2条中「支給認定保護者」を「教育・保育給付認定保護者」に改めるものでございます。 附則でございますが、施行日を令和元年10月1日と定めております。 22ページをお願いいたします。 議案第62号小浜市印鑑条例の一部改正についてでございますが、提案理由は、住民票への旧氏の記載が可能となる住民基本台帳法施行令の一部改正に伴い印鑑登録証明事務処理要領が一部改正されましたことから所要の改正を行うものでございます。 23ページをお願いいたします。 改正の内容でございますが、第5条は印鑑登録の不受理を規定したものでございまして、第1号において従来氏名、氏または名であらわしたもののみを受理しておりましたが、このたびの改正により、現行に加えまして旧氏もしくは通称、または氏名、旧氏もしくは通称の一部を組み合わせたものも受理することができることとしております。 次に、第5条に第2号を加える改正でございますが、職業、資格その他氏名、旧氏または通称につきましても受理することとしております。 次に、第5条に第2項を加える改正でございますが、外国人住民のうち非漢字圏の外国人住民が住民票の備考欄に記載されている氏名のカタカナ表記またはその一部を組み合わせたものであらわされている印鑑により登録を受けようとする場合には当該印鑑を登録することができるとする規定を新たに追加しております。 附則でございますが、施行日を令和元年11月5日と定めております。 24ページをお願いいたします。 議案第63号小浜市インフォメーションセンターの指定管理者の指定についてでございますが、提案理由は、地方自治法第244条の2第3項および小浜市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定により、一般社団法人若狭おばま観光協会を小浜市インフォメーションセンターの指定管理者として指定したいので、同条第6項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 指定管理者に指定を行わせようとする公の施設の所在地および名称でございますが、小浜市駅前町第19号1番地1、小浜市インフォメーションセンターでございます。 指定管理者となる団体の所在地、名称および代表者の職氏名につきましては、小浜市大手町6番3号、一般社団法人若狭おばま観光協会、代表理事藤原清次氏でございます。 次に、指定の期間でございますが、令和元年11月22日から令和6年3月31日までとしております。 以上、9月定例会に上程させていただいております議案等の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 △質疑 ○議長(今井伸治君) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託 ○議長(今井伸治君) ただいま議題となっております各議案を、さきに配付いたしました議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 △陳情第12号 ○議長(今井伸治君) 日程第5 陳情第12号地方財政の充実・強化を求める意見書採択についてを議題といたします。 今期定例会において、本日までに受理いたしました陳情はさきに配付してあります陳情文書表のとおりであり、その内容は陳情書の写しのとおりであります。 ただいま議題となっております各陳情を陳情文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。 △散会 ○議長(今井伸治君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 明29日より9月9日までは休会とし、10日は定刻本会議を開き、一般質問を行います。 本日は、これにて散会いたします。                           午後0時05分散会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           令和  年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   9番           署名議員   18番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  齊藤睦美...