小浜市議会 > 2011-03-23 >
03月23日-05号

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  1. 小浜市議会 2011-03-23
    03月23日-05号


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    平成23年  3月 定例会(第2回)      平成23年3月23日小浜市議会定例会会議録(その5)●出席議員(18名)   1番  佐久間 博君   2番  松崎圭一郎君   3番  能登恵子君    4番  下中雅之君   5番  垣本正直君    6番  藤田善平君   7番  上野精一君    8番  風呂繁昭君   9番  三木 尚君    10番  宮崎治宇蔵君   11番  井上万治郎君   12番  富永芳夫君   13番  清水正信君    14番  池尾正彦君   15番  小堂清之君    16番  山本益弘君   17番  石野 保君    18番  山崎勝義君●欠席議員(なし)●地方自治法第121条の規定による議場出席者職氏名       市長        松崎晃治君       副市長       山夲龍市君       総務部長      塩野喜一郎君       総務部部次長    木橋智明君       総務部部次長    江見 敏君       企画部長      富田 実君       企画部部次長    芝田明和君       企画部財政課長   藤本周次君       民生部長      中西武司君       民生部部次長    山本 博君       民生部社会福祉課長 松林吉博君       民生部環境衛生課長 吉村忠康君       民生部保険健康課長 仲野郁夫君       産業部長      大江正男君       産業部部次長    井上 崇君       産業部部次長    中村 勉君       産業部部次長    清水省悟君       産業部商工振興課長 坪内定和君       産業部観光交流課長 竹田茂芳君       教育委員会教育長  森下 博君       教育部長      藤澤 徹君       教育部部次長    柴田長成君       教育部教育総務課長 滝口克己君●議会事務局長および書記       議会事務局長    西尾清順       次長        大野木 徹       書記        佐藤善一●議事日程 平成23年3月23日 午前11時10分開議 日程第1 議案第16号 平成23年度小浜市一般会計予算      議案第17号 平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算      議案第18号 平成23年度小浜市後期高齢者医療特別会計予算      議案第19号 平成23年度小浜市介護保険事業特別会計予算      議案第20号 平成23年度小浜市簡易水道事業特別会計予算      議案第21号 平成23年度小浜市下水道事業特別会計予算      議案第22号 平成23年度小浜市農業集落排水事業特別会計予算      議案第23号 平成23年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計予算      議案第24号 平成23年度小浜市駐車場事業特別会計予算      議案第25号 平成23年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計予算      議案第26号 平成23年度小浜市水道事業会計予算 日程第2 議案第27号 小浜市部設置条例の一部改正について      議案第28号 小浜市職員定数条例の一部改正について      議案第29号 小浜市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について      議案第30号 小浜市納税貯蓄組合奨励に関する条例の廃止について      議案第31号 原子力発電施設等立地地域の指定による市税の特例に関する条例の一部改正について      議案第32号 小浜市特別会計条例の一部改正について      議案第33号 小浜市国民健康保険条例の一部改正について      議案第34号 小浜市下水道条例の一部改正について      議案第35号 辺地の総合整備計画の策定について      議案第36号 嶺南広域行政組合規約の変更について      議案第37号 小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について      議案第38号 小浜市と若狭町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について      議案第39号 訴えの提起について      議案第40号 訴えの提起について      議案第41号 小浜市保育所設置および管理に関する条例の一部改正について      陳情 日程第3 市会案第1号 小浜市議会委員会条例の一部改正について 日程第4 決議案第1号 東北地方太平洋沖地震および福島原子力発電所における事故に関する決議 日程第5 報告第1号 議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)      報告第2号 議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて) 日程第6 諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて 日程第7       議員の派遣について                           午前11時10分開議 △開議 ○議長(清水正信君) これより本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(清水正信君) 諸般の報告をいたさせます。 ◎議会事務局長(西尾清順君) 報告いたします。 3月18日、予算常任委員会が開催されました。 同日、企画総務、産業ならびに民生文教の各常任委員会が開催されました。 同日、全員協議会が開催されました。 3月19日、若狭農業協同組合第15回通常総代会が開催され、副議長が出席いたしました。 ただいま議会運営委員会ならびに全員協議会が開催されました。 ただいまの出席議員は18名であります。 地方自治法第121条の規定による本日の議場出席者は、松崎市長ほか22名であります。 以上報告をいたします。 △会議録署名議員の指名 ○議長(清水正信君) 本日の会議録署名議員は、小浜市議会会議規則第79条の規定により、議長において8番風呂繁昭君、17番石野保君を指名いたします。 本日の日程は配付いたしました印刷物のとおりであります。 △議案第16号から議案第26号まで ○議長(清水正信君) 日程第1 議案第16号平成23年度小浜市一般会計予算より議案第26号平成23年度小浜市水道事業会計予算までを一括議題といたしいたします。 △予算常任委員長報告 ○議長(清水正信君) これより予算常任委員長の報告を求めます。 予算常任委員長、15番小堂清之君。 ◆15番(小堂清之君) ただいまから予算常任委員会の報告を行います。 今期定例会においては、次のとおり当初予算関連議案を審査いたしました。 付託議案の議案第16号平成23年度小浜市一般会計予算から議案第26号平成23年度小浜市水道事業会計予算までの計11議案について、3月18日予算常任委員会全体会で審査を行いました。審査の手順でありますが、最初に調査依頼を行った企画総務分科会、産業分科会、民生文教分科会長からそれぞれ調査報告を受けました。 その後、委員間における質疑、理事者への再質疑、議員会での自由討議、討論を経て採決を行いました。 採決の結果を申し上げます。 11議案とも原案のとおり可決すべきとするものでありました。 このうち議案第16号、21号、26号の計3議案については挙手多数、議案第17号から20号、22号から25号までの計8議案については挙手全員でありました。 続きまして、審査の中で各議員から出された主な質疑や意見についての概要を申し上げます。 まず、企画総務分科会関係について申し上げます。 議案第16号平成23年度小浜市一般会計予算に対しまして、歳出第2款総務費、第1項総務管理費、第5目会計管理費さわやか収納サービス事業では、今後のサービスの変化についての質疑がありました。これについて利用される方に制約ができないよう、最低今の条件で仕事をやっていただくとの答弁がありました。 同じく第20目総合防災費、防災体制整備事業のうち、防災情報メール配信システムでは、対象件数についての質疑がありました。当面は、1,000件を想定しているが。希望者が多ければ2,000、3,000件とふやせるような対応ができるシステムを考えているとの答弁がありました。 続いて、同じく第20目総合防災費、防災行政無線整備事業について内容の説明を求めたところ、無線中継局30局、屋外拡声器10基、また、個別受信機については、全世帯と事業所で12,000台を想定している。詳細は23年度の基本設計の中で詰めていきたいという説明でした。これに対し、戸別受信機配備の有償、無償の考え方などについての質疑があり、理事者からは、各自治体の状況も調べ、十分検討して進めていきたいとの答弁がありました。 同じ第7目企画費、夢づくりコミュニティー支援事業については、従来のいきいきまちづくりプラン推進事業の後継事業について検討し、また、第5次総合計画等による地域との協働のまちづくりを進めるために、ふさわしい事業ということで、この事業創設の素案が作成され、それに基づき事業を進めていこうとする中で、その進め方が拙速であるという意見が出されました。これに対しては、行政と地域とのよりよいパートナーシップの確立に向けて、地域の方々と話し合いをし、拠点施設である公民館との意識のすり合わせをしていく。また、今後の方向などについては、早目に議会と協議し、事務局なりに整理をするということで、3月14日に分科会を再開する運びとなりました。再開いたしました分科会においては、経緯および事業の目的、事業の基本的な考え方、事業実施の流れ、補助額についても説明がありました。いきいきまちづくりプラン推進事業の継続と理解してよいのかとの声に対し、基本的にはそうであるが、特別事業分については、第4次総合計画で十分な成果が得られなかった分野について交付するとの答弁がありました。委員からは、そのことについては理解を示すが、今後、市の重要な施策、特に地域との結びつきが深い事業については、事前に議会へ説明した後、対応されたいとの意見がだされました。 続きまして、同じく第12目IT推進事業費の新規事業、地域コミュニティーサイト開設事業については、サイト開設の必要性はとの問いに対して、行政として市民の声を聞くことが必要である。若い世代の方にも意見交換できるような場を設定したいという答弁がありました。また、運用に関しては、悪用されないよう前向きな活用方法により、現在の運用課題をしっかり研究して取り組んでほしいという意見がありました。 続きまして、第7款商工費、第1項商工費、第6号食のまちづくり推進費、食のまちづくり推進事業の中にある地産地消を進める店認定事業において認定された店の指導についての種類がありました。これに対しては、すべてが地産地消であるのは、食材が季節により、あるいは天候によりとれない場合もある。その中では、1割、2割は冷凍などでストックしたものを使ってもよいとの指導をしていると答弁がありました。 次に、議案第24号平成23年度小浜市駐車場事業特別会計予算では、生守第1、第2駐車場の今後の考え方についての質疑がありました。それに対しましては、生守駐車場は雇用促進住宅にお住まいの方の駐車場という位置づけで、地元と土地の賃貸借契約を交わし、運営している。26年11月に雇用促進住宅が撤廃されるということで、歳入も減ってきていることから、1年早めの契約終了の内容をいただいている。契約終了後には、地元の方と協議の上、原状に復して返還したいとの答弁でありました。続きまして、産業分科会関係について申し上げます。一般会計予算の産業部各課の所管部分であります第7款商工費、第1項商工費、第2目商工業振興費のうち、企業立地推進事業についてJA前の企業の予定地について、変更事項はないのかとの質疑が出されました。これについて、理事者からは、企業とは24年3月の操業開始の方向で話し合っている状況には変わりはない。ただ、駅前町の跡地利活用であるとか、日本電産シバウラがテクノモーターホールディングスという社名に変わる手続きなど、企業の内部で今ひとつ方針がそれを待っていない部分が現状としてある。このため、市、県、企業と三者協議を重ねている状況で、スケジュールは非常にタイトだが、三者ともそれに向かって取り組んでいる状況との説明がありました。 同じく、3目観光費のうち、若狭おばま観光協会活動事業補助金に関連して、食のまちづくりを掲げる本市において、地産地消とマイ箸運動は、大切なスローガンだと思う。行政としての積極的な取り組みが必要である。行政が100%努力して、初めて市民や民間業者にも説得力があるという意見がありました。これに対して、観光推進で最も大切なおもてなしの心が薄いようにも見られるが、地域力を今度の第5次総合計画にもマッチするように、例えば、地産地消を進める店をふやすなど、今後指摘された事項については、各課単独で取り組むのではなく、全庁体制で努力していきたいとの答弁がありました。 同じく、3目観光費のうち、鯉川シーサイドパークいきいき広場整備事業について、今後とも地元からいろいろな提案があると思うので、市としても対応をお願いしたいとの要望がありました。 第8款土木費、第2項道路橋梁費、第3目道路新設改良費のうち、道路整備事業(辺地)でありますが、宇久線道路の改良について、急勾配をどのように改良するのかとの質疑が出されました。これについて、理事者からは、エンゼルラインの料金所辺りの一たん上がっている高い部分を取り除いて、その料金場辺りから下げていくことで、縦断勾配を全体的にやわらかく緩めていくとの説明がありました。 第6款農林水産業費、第1項農業費、第4目農地費のうち、農産物直売所休憩所整備事業について、事業主体のJAが将来農産物直売所、公衆トイレ、休憩所以外の使い道を考えていることはないのかとの質疑が出されました。これら理事者からは、JAは確かにいろいろな事務所を統廃合されて、厳しい環境の中ではあるが、組合長から農産物直売所をしっかりやると聞いており、特段他の目的に何か使うということは、今のところ把握していないとの答弁がありました。 特別会計の議案第21号平成23年度小浜市下水道事業特別会計予算においては、議案第34号小浜市下水道条例の一部改正についてで提案されている使用料金の料金改定が含まれていることから、本委員会におきまして、使用料金の改定額の差額などについて、3月18日、再度分科会に確認の調査依頼をし、所要の報告が行われました。分科会での議論は、およそ以下のようなものでありました。下水道事業が、企業会計である以上、起債を起こし返済を含め経費は受益者負担が基本であることは承知している。ただ、市民が納得いくような企業努力をされた結果、年間8,000万円の歳入不足が生じたのかとの質問が出されました。これについて、理事者からは、水洗化率の向上に向けた啓蒙、不明水の調査と努力はしているが、収納率については、思わしいとは言いがたい状況となっている。今後は、法的手段をも考慮するなど、対応に努めていきたいと考えているとの答弁がありました。これに付随して、10年間に受益者負担金の未済額が14%、使用料についても約4%と、前回改正の12年当時と比べて落ちてきている。真面目に負担している市民に対して、企業努力をしっかりした結果と言えるのかとの意見がありました。これに対しては、区域も広がり、対象人口もふえた事情などを理由にはならないかもしれないが、収納率も年々低下していることは、私どもの取り組みが不足である。今後も努力していくとの答弁がありました。なお、本議案に関連して、公の施設に関する地域の振興のあり方や受益者負担の是非、市民意識の向上を求める等の広範囲な議論が自由討議で交わされたことをご報告申し上げておきます。 このほかの特別会計においては、議案第20号平成23年度小浜市簡易水道事業特別会計予算、議案第22号平成23年度小浜市農業集落排水事業特別会計、議案第23号平成23年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計予算、議案第26号平成23年度小浜市水道事業会計予算ともに特に議論はありませんでした。 続きまして、民生文教分科会関係について申し上げます。 歳出第4款衛生費、第1項保健衛生費、第2目予防費のうち、みんなで健康づくり支援事業については、エプロンやパックを配るようなことで、健康づくりが進められるのかとの質疑があり、現在57名の保健推進員さんに支援をお願いしているが、ややもすると母子保健関係の業務に偏りがちで、地域におけるこの事業に対する認識が低い。そのため、これらの統一したユニフォームを身につけていただくことで、地域での認知と推進員も意識の高揚を意図したものであるとの答弁がありました。 歳出第3款民生費、第1項社会福祉費、第6目老人福祉費のうち、地域ふれあいサロン自立支援事業については、62地区で実施されるということだが、リーダーはふえてきているのか。また、リーダーの要請はどうなっているかとの質疑がありました。これに対しては、ふれあいサロンの実施回数と実施地区数はふえており、世話役のリーダーもふえていると思う。また、地域活動指導者育成支援という事業も予算化されており、この事業の中で地域リーダーの育成サロンで活かせる技術や、介護予防等今日的な課題の研修事業、あるいは、ふれあいサロン相互の情報交換を行っているとの答弁がありました。 また、同じ目のすこやか介護用品支給事業については、この事業は今年度で終了とのことだが、次年度ではどうするのかとの質疑があり、県サイドから事業の廃止を言われたところだが、この事業を必要とする方々がおられる以上、県は止められても、市町は介護保険事業特別会計でみていかざるを得ないものと思われるとの答弁がありました。 このほか、第1号被保険者の介護保険料基準額が、4,800円で推移しているが、3年後の改正では5,000円以上とささやかれている中での見通しは。また、本当に信頼できる介護保険であり、従事されている方々にとっても働きがいのあるものなのかとの質疑があり、介護保険ニーズ調査で住民の要望を調査されているところで、国もこの結果を介護保険事業の策定計画に反映せよという方針である。また、介護従事者の定着率が悪いと思われる。最近のニュースの中にも介護の資格は持っていても、介護事業に携われないという人がふえている。やはり介護の仕事の中に生きがいとか、やりがいとかを見出せる体制づくりが必要と思われるとの答弁がありました。 歳出第2款総務費、第1項総務管理費、第10目諸費、さわやか市民サービス事業について、設置場所のことについて、以前別の場所へとのこともあったと思うが、いかがかとの質疑があり、継続して今の場所でお願いをしたい。ただ、わかりにくいとのご指摘もあるので、看板のようなものを設置することで対応したい。なお、総務課のワンストップ窓口のことも検討しているとの答弁がありました。 同じ目の夢づくり市民活動支援事業について、公民館を通じて、各種団体の活動への充実への支援とのことだが、どれを対象として原資を支給するのか。また、どのようにこの事業を知らしめるのかとの質疑があり、保育園とか小学校とか、それぞれの課についている市民活動支援事業の一環で、市民活動団体バージョンと言えるものである。対象団体は、市への登録のあるなしにかかわらず、適切に判断させていただいた団体に、例えば、花の苗を現物支給するような形で対応したい。また、募集については、ボランティアセンター市民活動交流センターを通じて、広報あるいはチャンネルOで、地域全体に募集をかけたいとの答弁がありました。 歳入第14款県支出金、第2項県補助金、第2目民生費県補助金地域自殺対策緊急強化交付金事業補助金について、昨年よりの事業と思うが、事業効果の事例と相談件数はいかがかとの質疑があり、2つの相談事業所を設置したが、それぞれ7名の延べ11人と11人で延べ27人の利用があった。主な相談内容については、子どもの引きこもり、多重債務等で、特にこれらの相談については、専門の方々への中継ぎの役割をさせてもらったとの答弁がありました。歳出第3款民生費、第1項児童福祉費、第1目児童福祉総務費、OBAMAで愛(出会い)応援事業について、過去この事業については、単発的に実施されてきたようだが、いかなる理由で継続事業として行ってこなかったのか。また、社会福祉課を窓口と理解してよいのかとの質疑がありました。これについて、人がなかなか集まらなかったという経緯があり、今年度からできたら継続的に実施していきたい。また、補助金により婦人福祉協議会に運営を任せたいとの答弁に対して、社会福祉課が窓口になって、継続させてほしいとの要望がありました。 歳出第3民生費、第2項児童福祉費、第4目保育所費、保育園保育保護措置費の委託料については、喧々諤々の意見が交わされ、自由討議をするまでに至りましたが、最終的に理事者側の対応を待つこととなりました。他の課の調査終了後、再調査を行い、理事者側からは最終的に次のような答弁がありました。小学校の年1万2,000円に準じて、月上限1,000円という形でお話をさせていただきたい。また、期間3年の問題についても、毎年状況が変化するので、田烏地区の方と毎年協議をさせていただきながら、次年度以降の対応について考えていきたいとの答弁でありました。 歳出第3款民生費、第3項生活保護費、第2目扶助費、生活保護扶助費について、生活保護世帯が全体的に増加しているが、特にその他世帯、働く力はあるが、仕事につけないなどで生保を受けている世帯が8世帯から18世帯と10世帯もふえているが、その要因はどういうものなのかとの質疑がありました。これに対しては、65歳以下の稼働能力がありながら、派遣切れに遭い、貯金等を使い果たす中、生活保護受給者となった方が多い。また、地元の方以外に、他府県から派遣社員で来られて住んでいたものの、途中派遣切れに遭い、行く宛がなくなった方もおられるとの答弁がありました。 歳入第19款諸収入、第5項雑入、第2目雑入、衛生費雑入について、ごみ集積所に出された資源回収ごみであるアルミ缶など、都会では業者が横取りしているとのことを聞くが、当市の場合はどのように対応されているかとの質疑があり、集積場に一たん出されたものに対しては、市が収集すべきもので、それらについては、手をつけるべきではないと指導しているとの答弁がありました。 歳出第3款衛生費、第1項保健衛生費、第4号火葬場費霊場建設検討委員会経費について、霊場の建設あるいは移転について、現在どの段階にあるのか。また、23年度の計画はどこまでかとの質疑があり、霊場の広域的な取り組みについては、おおい町、高浜町と協議中で、現在建設候補地の選定あるいは今後の運営方針等を検討している。23年度については、候補地となる地元へのお願いの段階に入ったと思うとの答弁がありました。 歳出第4款衛生費、第2項清掃費、第6目し尿処理費、衛生管理所運転管理業務委託料について、この施設はいつまで維持するのか。また、今後の見通しはどうかとの質疑があり、市内全域で下水道工事が進むと生し尿は確かに減ってくる。しかし、農業、漁業集落排水の浄化槽汚泥は当施設で処理しなければならず、新たな処理場がつくられない限りは、運転を継続しなければならないとの答弁がありました。 歳出第10款教育費、第1目の教育総務費、第2目事務局費、小浜市通学区域審議会経費について、田烏から内外海小学校までの通学距離は4キロ以上になることは、明らかであるのに、わざわざ開く必要があるのかとの質疑があり、この審議会は、通学助成の検討委員会とは別である。今回は、田烏小学校区を内外海小学校区の中に編入することについて審議をいただくもので、市会議員にも3名の委員として入っていただくとの答弁がありました。 歳出第10款教育費、第2項小学校費、第1目学校管理費、小学校管理諸経費の給食調理員報酬について、月13万円で大の大人が働いている。それも正規職員の3分の1しか手取りがない。特に優秀な人であれば、正規職員に採用の道も開いていかなければならないと思う。また、子どもの数が減る中で、学校給食自校方式を維持すべきなのか。センター方式に移行すべきなのか。行政としてしっかり対応し、きちっと議論すべきだとの質疑がありました。これに対し、正規の給食調理員が減るのは目に見えていて、非常に頭が痛いところであり、嘱託調理員さんの士気を低下させないためにも、4月以降真剣に考え、24年度に対応したいと思うとの答弁がありました。同じく、第2目教育振興費、小学校通学費助成事業について、遠敷小学校へ通学している根来は、そのまま4キロ以上で全額無償。忠野が4キロ未満で年間1万2,000円の負担。これは不自然ではないかとの質疑があり、特に4キロで切ったのは、歩いていける距離の方は歩いてもらうということが大前提で、遠い方のみを助成するという方向で動いている。今後の課題もあるが、今回はこの形でお願いしたいとの答弁がありました。 歳出第10款教育費、第3項中学校費、第2目教育振興費、中学校通学助成事業について、中学校については、6キロ未満以上にかかわらず、年額1万2,000円。そして交通機関の利用を認めるのは、JR東小浜だけであるということだが、6キロ未満であっても、あいあいバスは認めないという、区別する理由はとの質疑がありました。これに対し、中学校については、小学校のように4キロ、6キロというようにはっきりと切ると、負担が不公平になるとの理由で、距離を設けず、負担のマックスを月1,000円にした。なお、公共交通機関による通学を認めるか否かは、学校の判断によるところであり、安易な補助金の垂れ流しにはならないように、学校、PTA、教育委員会で協議していきたいとの答弁がありました。 歳出第10款教育費、第5項社会教育費第1目、社会教育総務費、社会教育諸団体活動推進補助金について、若々しいまちづくり市民運動推進協議会の中身がわかりにくいが、いかがなものかとの質疑に対し、住みよいふるさとづくりを目途に活動している。あすの福井県をつくる協会の下部組織で、各公民館の館長と地区の推進が活動しているとの答弁に対し、いま一つ活動内容がはっきりしない。果たしてこのような団体に補助金出してもよいのかという委員の声がありました。 歳出第10款教育費、第5項社会教育費、第2目公民館費、がんばる地域応援事業について、各地区実行委員会といきいきまちづくり実行委員会との重複はとの質疑があり、各地区には各種団体があるが、この事業に合致する活動団体を十分検討し、決定させていただいている。なお、ご指摘のいきいきまちづくり団体との重複は避けるとの答弁がありました。同じ目の中央公民館管理事業について、警備員を常駐とのことであるが、22年度と23年度の運営の違いはとの質疑があり、22年度から緊急雇用ということで、開館日の昼は職員がおり、また、警備員は、昼間と夜間に常駐する。23年度は新たに自習室に市民交流活動のボランティアも入ってくることになるとの答弁がありました。 議案第17号平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算のうち、歳出第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費、医療費適正化事業について、ジェネリックの医薬品の利用をどのように奨励しているのか。また、進めるためのPRの仕方はとの質疑があり、ジェネリック医薬品を使うことで、幾ら安くなるかを通知させていただく。目的としては、医療費の抑制につながるように、同じ効果を得られるものについて進めている。また、推薦のための通知は今年の8月以降に第1回目を行う予定であるとの答弁がありました。歳出第2款共同事業拠出金、第1項共同事業拠出金、第1目高額医療費共同事業拠出金の高額医療費共同事業拠出金および第2目保険財政共同安定化事業拠出金の保険財政共同安定化事業拠出金について、22年度に比しかなりの増額となっているが、その要因はとの質疑があり、県の国保連合会で試算したものであり、小浜市と同様がんなどの高額な医療がふえたことが影響していると思われる。また、後者の保険財政共同安定化事業拠出金についても、医療費割と被保険者割と半々だが、同じようなことが言えるとの答弁がありました。 議案第18号平成23年度小浜市後期高齢者医療特別会計予算のうち、歳入第1款後期高齢者医療保険料、第1項後期高齢者医療保険料、第2目普通徴収保険料、滞納繰越分普通徴収保険料について、普通徴収になって徴収率が落ちているということだが、保険証がないという人がいるのか。また、滞納にはどのような対応をされるのかとの質疑があり、保険証がないという方は現在はおられない。また、2期以上滞納がある方で、納付相談等に応じてくれない場合は、短期被保険者証を交付する措置を取らせてもらっているとの答弁がありました。 議案第19号平成23年度小浜市介護保険事業特別会計予算のうち、歳出第2款保険給付費、第1項介護サービス等諸費、第5目施設介護サービス給付費、施設介護サービス給付費について、介護老人福祉施設介護老人保健施設、介護療養型医療施設の3つの施設のうち、給付費がマイナスになった施設はどこで、待機者はいるのか。また、介護療養型医療施設とはどこかとの質疑があり、現在マイナスになっている施設は、介護老人保健施設で市外の施設の利用者が少なくなっていることによる。また、待機者の数は、介護老人保健施設への重複申込者を精査したところ60名ほどである。また、介護療養型医療施設は、田中病院で満床であるとの答弁がありました。 歳出第5款地域支援事業、第2項包括的支援事業(任意事業費)、第2目総合相談事業費、総合相談事業について、相談件数の推移と中継窓口業務委託料は何かとの質疑があり、かつて社会福祉協議会と若狭ハイツに在宅か在介という形でお願いをしていた。しかし、平成18年の介護保険料改正時に在介がなくなったため、小浜市に地域包括支援センターを設置したときに、在介という貴重な人材がいる2施設に引き続きお手伝いをお願いしたところである。なお、相談件数は、相談窓口機能を開設したときから、毎年ふえたり減ったりで、ほぼ横ばいというとの答弁がありました。 討論については、議案第16号、26号の2議案と、議案第21号の1議案についてそれぞれ反対討論が1件ありました。 その概要は次のとおりであります。 議案第16号平成23年度小浜市一般会計予算、議案第26号平成23年度小浜市水道事業会計予算については、福井県により、ダムの事業検証中の河内川ダム関連の小浜市負担金分が含まれている。小浜市においては、豊かな地下水等により断水はなく、その負担は認められないとするものであります。また、議案第21号平成23年度小浜市下水道事業特別会計予算については、この予算には本年10月から使用料金の改定が含まれている。厳しい雇用情勢の中、大幅な改定額は、多人数世帯や収入の少ない世帯に大きな影響を与えるので、容認できないとするものであります。 採決の結果は、さきに申し上げたとおりであります。 以上をもちまして予算常任委員会の報告を終わります。 △質疑の省略 ○議長(清水正信君) お諮りします。 本報告につきましては、議長を除く全議員で構成する予算常任委員会からの報告でありますので、質疑を省略いたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(清水正信君) ご異議なしと認めます。よって本報告に対する質疑を省略することに決しました。 △討論 ○議長(清水正信君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 3番、能登恵子君。 ◆3番(能登恵子君) 議案第16号、また、議案第26号に対して反対討論をいたします。 議案第16号平成23年度小浜市一般会計予算、款衛生費、項保健衛生費、目上水道整備費、水道水源開発施設整備事業。ここには河内川ダム建設事業建設負担金415万9,000円でございます。議案第26号平成23年度小浜市水道事業会計予算、款資本的支出、項建設改良費、目水源および排水設備拡張費、河内川ダム負担金2,626万3,000円がございます。全国的には、1990年代をピークとして人口減と節水危惧また節水意識の向上で水需要が減少し始めている状況であります。 小浜市においても水利用が減少し、水利用料による健全経営ができないため、一般会計、また、一般財源よりの補てんが続いております。ことしの当初予算においても議案34号に小浜市下水道条例の一部改正についてで、使用料を上げての予算を組んでおります。水道利用料金で水道事業が賄えていない状況ということです。ということは、余り水の利用が進んでないということでもあります。新たにダムによる水が必要なのかどうか、疑問に思うところです。 また、防災、治水と利水の多目的ダムである河内川ダムでございますが、防災に関しては、2004年の例を申し上げますと、新潟水害もあります。信濃川支流の五十嵐川上流には笠堀ダムと大谷ダムの2つがありましたが、自然の力には勝てず、8,100戸が浸水しました。同じく苅谷田川も苅谷田ダムがありましたが、破堤し7,200戸が浸水など、ダムがあるために以前よりも被害が大きくなっているという事例もあります。 まだまだたくさん事例はございますが、ダムには限界があるということ、また弊害もあるということを知らなければならないと思います。水利権という言葉は、法律の中にはございませんが、河川法の中にあります。第90条というのがありまして、1と2をお読みさせていただきます。河川管理者は、この法律又はこの法律に基づく政令若しくは都道府県の条例の規定による許可又は承認には、必要な条件を付すことができる。それが、その1です。その2には、前項の条件は、適正な河川の管理を確保するために必要な最小限度のものに限り、かつ、許可または承認を受けた者に対し、不当な義務を課することとなるものであってはならない、というふうに書いてあります。 私たちは、水を利用するに当たって、不当な義務を課せられることなく水利権を得ることができるということです。私たち市民も今ある恵まれた資源を大切に維持管理していかなければなりませんが、私たちの子どもたちに負担を残さない政策も考えなければならない時代に入ったと思います。ダムありきのお考えをもう一度見直す時代になってきたのではないかと思い、この2議案に反対するものです。 以上です。 ○議長(清水正信君) ほかに討論はありませんか。 10番、宮崎治宇蔵君。
    ◆10番(宮崎治宇蔵君) ただいまから、さきに予算委員長が報告ございました、11議案中3議案について反対討論を行います。 最初に議案第16号平成23年度小浜市一般会計予算についてであります。一般会計の総額は、約138億円で、対前年度比0.4%増の当初予算であります。平成23年度は、第5次総合計画のスタートの年であり、また、市政施行60周年となる節目の年であるということであります。しかしながら、その算の中には、水道水源開発施設整備事業の415万円。これは、ダム建設事業負担金繰出金であります。また、議案第26号平成23年度小浜市水道事業会計予算についてでありますが、この予算には、河内川ダム小浜市負担分2,494万円が含まれております。ダムの岩盤に亀裂が見つかり、法面工法を見直していかなければならないという段階であります。ダムの建設地域一帯は、崩落危険地域に指定されており、難工事が予想されます。これによって、総予算415億円、小浜市負担分27億円がさらにふえ、水道料金の値上げに直結する、このようなダム事業が市民の理解を得られないということから、議案第16号ならびに議案第26号に反対するものであります。 続きまして、議案第21号平成23年度小浜市下水道事業特別会計予算についてであります。この予算の中には、下水道使用料4億1,411万2,000円。この中に今回の公共下水道料金の大幅な値上げ9.6%増であります。この中に含まれておるわけでございます。具体的には、生活弱者への影響を考え、基本料金は据え置いたものの、月に30立方メートルを使用する場合、現行の4,620円から5,071円へ451円の負担増となるわけでございます。市民の暮らしが厳しさを増す中で、このような大幅な公共料金の値上げは市民の生活に影響を与えないか、懸念せざるを得ないことから反対するものであります。 以上で反対討論を終わります。 ○議長(清水正信君) ほかに討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(清水正信君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は17名であります。 議案第16号平成23年度小浜市一般会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (多数挙手) ○議長(清水正信君) 挙手多数であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第17号平成23年度小浜市国民健康保険事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第18号平成23年度小浜市後期高齢者医療特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第19号平成23年度小浜市介護保険事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第20号平成23年度小浜市簡易水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第21号平成23年度小浜市下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (多数挙手) ○議長(清水正信君) 挙手多数であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第22号平成23年度小浜市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第23号平成23年度小浜市漁業集落環境整備事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第24号平成23年度小浜市駐車場事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第25号平成23年度小浜市加斗財産区運営事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第26号平成23年度小浜市水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (多数挙手) ○議長(清水正信君) 挙手多数であります。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。 休憩をいたします。午後は1時再開いたします。                           午後0時05分休憩                           午後1時00分再開 △議案第27号から陳情まで ○議長(清水正信君) 日程第2 議案第27号小浜市部設置条例の一部改正についてより陳情までを一括議題といたします。 △継続審査の申し出 ○議長(清水正信君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております陳情第1号選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正に反対を求める意見書提出に関する陳情については企画総務常任委員長より、また、陳情第14号保育制度改革に関する意見書提出を求める陳情書については民生文教常任委員長より、今期定例会において結論を出しがたいので、小浜市議会会議規則第102条の規定により、閉会中の継続審査の申し出がありました。 陳情第1号ならびに陳情第14号については、企画総務常任委員長および民生文教常任委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付すことにご異議ございませんか。     (異議なし) ○議長(清水正信君) ご異議なしと認めます。よって、陳情第1号ならびに陳情第14号は、企画総務常任委員長および民生文教常任委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査に付すことに決しました。 △常任委員長報告 ○議長(清水正信君) これより各常任委員長の報告を求めます。 企画総務常任委員長、4番、下中雅之君。 ◆4番(下中雅之君) ただいまから企画総務常任委員会の報告を行います。 平成23年第2回小浜市議会定例会において、企画総務常任委員会に付託されました諸議案につきまして、去る3月3日、4日に全委員出席のもと、関係理事者の出席を求め慎重に審査をいたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第27号小浜市部設置条例の一部改正について、議案第28号小浜市職員定数条例の一部改正について、議案第29号小浜市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第30号小浜市納税貯蓄組合奨励に関する条例の廃止について、議案第31号原子力発電施設等立地地域の指定による市税の特例に関する条例の一部改正について、議案36号嶺南広域行政組合規約の変更についての6議案であります。 初めに審査結果についてご報告申し上げます。 採決の結果、6議案とも全委員の賛成をもって可決すべきものと決しました。 審査過程での質疑に関し、主なものについて、その概要を申し上げます。 まず、議案第27号小浜市部設置条例の一部改正について、条例の一部に市民協働に関することを加えるということで、第5次総合計画の市民への対応、説明に対するガイドラインについての質疑があり、それに対し理事者より、できるだけ早い時期にガイドラインを策定するよう、担当部署に相談するとの説明がありました。また、市民協働に関する部署についての意見が交わされました。 議案第30号小浜市納税貯蓄組合奨励に関する条例の廃止について、理事者から納税貯蓄組合の現状、条例廃止の理由、交付方法などについての説明の後、今後の方針について、納税貯蓄組合法に基づき、納税貯蓄組合の支援を継続するとともに、口座振替を推奨していきたいとの説明がありました。それに対して、この条例廃止を機に口座振替を奨励して、収納率アップにつなげていただきたいという意見が出されました。 議案第31号原子力発電施設等立地地域の指定による市税の特例に関する条例の一部改正について、その内容についての質疑があり、それに対して、企業にとっては条件的によくなることなので、PRできるような資料なりで周知してほしいとの意見がありました。 なお、討論はありませんでした。 採決の結果は、さきにご報告申し上げたとおりでございます。 以上をもちまして企画総務常任委員会の報告を終わります。 ○議長(清水正信君) 1番、佐久間博君。 ◆1番(佐久間博君) ただいまから産業常任委員会の委員長報告を行います。 平成23年第2回本市議会定例会において、産業常任委員会に付託されました案件につきまして、去る3月3日、4日、18日に委員会を開催し、全委員出席のもと、関係理事者の出席を求め、慎重に審査をいたしました。 本委員会に付託されました議案は、議案第34号小浜市下水道条例の一部改正について、議案第35号辺地の総合整備計画の策定について、議案第39号訴えの提起について、議案第40号訴えの提起についての4議案であります。 初めに審査の結果を申し上げます。 議案第35号、39号、40号は、挙手全員により可決すべきものと決しました。議案第34号は、賛成少数により、否決すべきものと決しました。 審査の過程で委員からは、議案第34号の小浜市下水道条例の一部改正についてでは、料金改定に反対する意見がありました。その他の議案については、議案第35号辺地の総合整備計画の策定についてでは工法について、議案第39号訴えの提起について、40号訴えの提起については、その内容について質疑があったほか、特に議論はありませんでした。 議案第34号に関する反対意見の概要は、以下のとおりであります。 公共下水道における受益者負担の原則は理解する。しかしながら、料金改定に当たっては、市としてどれだけの取り組みを行い、これだけ企業努力を行ったが歳入不足をするので、やむなく収支の均衡を図るため、料金改定をお願いするということが前提でならなければならない。こうした観点からすると、前回、平成12年の改正以降、使用料金の徴収率や受益者負担金の未済額、水洗化率、有収水率などの数字を見ると、そうした企業努力の結果が反映されているとは言えないのではないか。また、市民間の公平公正から見ても、まじめに納めている方に対し、不均衡だ。こうした中で、市民の理解を得られるとは考えられず、反対するというものでありました。これに対して理事者側からは、水洗化率の向上などにおいて、個別のケースごとに柔軟に対応していくなど、取り組み不足と指摘されている点については真摯に受け止め、今後も取り組みを強化して努めていきたいとの答弁があり、さらに以下のような説明が行われました。今回の改定に当たっての考え方は、先般、改定をお願いした漁業集落環境整備事業、農業集落排水事業と同じである。公共下水道事業の受益者負担割合について、資本金の2分の1を公共が負担し、維持管理費と資本費の残りの2分の1を使用料でお願いいたしたいということで、料金を計算していること。現在までは建設の途中ということで、過去からずっと一般会計から基準に見合う額以上に繰り入れをいただいていたが、ようやく面的整備にめどがつき、維持管理の段階を迎え、いつまでも一般会計に頼れないことから、料金改定をお願いするもので、公的資金保証金免除、繰り上げ償還にかかる財政健全化計画としても必要であること。また、審議会においては、厳しい経済情勢の中、県内他市と比較しても高い使用料金のレベルだが、今回の改定はやむを得ない。しかし、経営状況等を勘案して、収支改善の料金改定だけに求めることは、改定率が高くなり過ぎ市民の理解が得られないと思われる。このため、必要額の半分以下のアップ率とするほか、使用料金改定以外の健全化を推進させたいとの答申を受けたこと。 議案第34号での討論は、反対討論が1件ありました。その内容は、上記の反対意見と同趣旨でありました。 採決の結果は、さきに申し上げたとおりであります。 以上をもちまして、産業常任会の委員長報告を終わります。 ○議長(清水正信君) 民生文教常任委員長、2番、松崎圭一郎君。 ◆2番(松崎圭一郎君) ただいまより、民生文教常任委員会報告を行います。 平成23年第2回小浜市議会定例会において、民生文教常任委員会に付託されました以下の案件につきまして、去る3月3日ならびに3月18日に委員会を開催し、全委員出席のもと、関係理事者の出席を求め、慎重に審査をいたしました。 当委員会に付託されました議案は、議案第32号小浜市特別会計条例の一部改正について、議案第33号小浜市国民健康保険条例の一部改正について、議案第37号小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について、議案第38号小浜市と若狭町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について、議案第41号小浜市保育所設置および管理に関する条例の一部改正についての5議案であります。 また、陳情は、平成22年陳情第14号保育制度改革に関する意見書提出を求める陳情書の1件であります。 初めに、審査の結果をご報告申し上げます。採決の結果、5議案ともに全委員の賛成をもって可決すべきものと決しました。また、陳情につきましては、継続審査にすべきものと決しました。 審査の過程において各委員から質疑および意見のあった主なものについて申し上げます。 まず、議案第32号について、平成20年3月をもって廃止された老人保健制度について、附則に平成23年度4月1日となっていますが、未収の掛金があるための措置ですかとの質疑があり、保険料とか保険税関係は、支払い基金の方で一たん処理されますので、老人保健制度では、いわゆる保険料的な未収はございません。あくまで国や県、支払基金の間で時効にかからない給付関係での精算であって、例えば、第三者行為等に伴います給付金等が入ってきた場合、その分に対する返還という精算事務が生ずるために、引き続き一般会計で処理していきたいということですと答弁がありました。 次に、議案第33号について、平成23年3月31日までの暫定措置とはどういうことですかという質疑があり、健康保険法施行例の附則第7条の規定に、出産育児一時金に関する経過措置という部分に準拠としての措置ですとの答弁がありました。 次に、議案第37号と議案第38号については、ともに質疑はありませんでした。引き続き、次の、議案第41号について、小学校が統合する中、例えば、小学校とのスクールバスの併用等、税金の有効な使い方を考える上で利便性を損なわず、税金がむだにならないように調査研究を十分にしていただきたいと考えますがいかがですかとの質疑があり、義務制との関連で送迎を見ますと、田烏小学校の場合は、あいあいバスの運行だけでなく、スクールバスを含めた件で検討されていると聞いております。今後、保育園の送迎がスクールバス同乗への可能性も検討しながら、タクシー運行でよいのか、毎年度協議をさせていただくことを区にお伝えをいたしており、区の方からもそのような方向で協議をしてほしいという返事も聞かせていただいておりますとの答弁でした。 以上が付託議案に対する質疑の主なものの概要であります。 なお、討論はありませんでした。 採決の結果は、さきに申し上げましたとおりであります。 以上をもちまして、民生文教常任委員会の報告を終わります。 △質疑 ○議長(清水正信君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △討論 ○議長(清水正信君) これより討論に入ります。討論はありませんか。 10番、宮崎治宇蔵君。 ◆10番(宮崎治宇蔵君) ただいまから議案第28号、議案第34号の反対討論を行います。 まず、議案第28号、小浜市職員定数条例の一部改正について反対討論を行います。この条例の一部改正の提案理由については、小浜市の職員数について、平成23年度には行政改革集中改革プランによる定数管理計画の目標に達するため、職員定数条例の整備を行うとするものであります。市長は、所信表明において、小浜市の職員数については、平成23年度は平成17年度に比べ、57人減の310人を目標に取り組んでおり、平成23年度当初において、この目標を達成する見込みで、今後も人員配置の適正化を図り、適切な定員管理を行ってまいりますと述べられております。しかし、今回の東北関東大地震では、未曾有で規模を考えた場合、今、全国民的な救援と復興の支援が必要だと考えます。全国民、全自治体がこの大災害の救援と復興のために力を集中すべきときであります。これ以上の職員削減には反対であります。 次に、議案第34号小浜市下水道条例の一部改正についてであります。これについては、公共下水道料金の大幅な値上げ9.6%増で、具体的には、生活弱者への影響を考え、基本料金は据え置いたものの、月に30立方メートルを使用する場合、現行の4,620円から5,071円へ451円の負担増となります。水洗化率や徴収率の向上、支出の削減など、使用料値上げを言う前に、経営努力をされたのかどうか、問題が残るところであります。市民の暮らしが厳しさを増す中で、このような大幅な公共料金の値上げに賛成するわけにはいきません。 市民の生活の影響を非常に懸念せざるを得ないということを申し上げまして、反対討論を終わります。 ○議長(清水正信君) ほかに討論はありませんか。17番、石野保君。 ◆17番(石野保君) それではただいまより議案第34号小浜市下水道料金の一部改正につきまして、反対討論を行います。 先ほど委員長の方から、委員会での反対の趣旨の説明ございましたけれども、私はその内容では、どうも理解しがたいということで、あえて反対討論をただいまよりさせていただきたいと思います。 小浜市におきましては、今年度より10年間をもって大きな目標を持って、「夢、無限大」地域力という大きなスローガンのもとに、市民協働でといったことがございます。市民協働の意味におきましては、私はこう解釈しております。行政が範を示して、そして、その範を示したことが市民の心を打って、その心に響いたものを市民がともに行政と協働の精神を持って、いろんな施策について取り組んでいただける、理解していただけるものと信じております。 さきの行革大綱の中にもありますように、役所は経営努力をしなければならないと。経営ということが謳っております。やっぱり経営となりますと、小浜市は企業感覚を持って事に当たるということで、私は理解しております。そういった観点から今回の値上げについて、細部にわたって、4点について申し上げたいと思います。 前回の平成12年にこの料金の一部改正に着手した、その折以来11年が経過するわけなんですけれども、その中で1点目の受益者負担の収納率の問題、使用料の収納率の問題、有収水率の向上の問題、この3点については、やはりいずれも企業感覚として、私は市民に公正公平な立場から考えますと、市民本位で考えますと、なかなか説明しても理解しがたいというふうに思わざるを得ません。と申し上げますのは、各率の低下につきましては、毎年毎年、その年の決算報告の中で収納率が低下する中で、もっと企業として、所管に市を挙げて取り組むべきと指摘をしてきました。監査の中でもそうですけども、そういったときには必ずその努力をしますということが繰り返されました。しかし、今回の委員会の審査の中でその答弁を見てみますと、例えば、今までは施設整備に一生懸命で、収納率まで取り組む力がなかったという答弁も一例でございます。私は、率については、やはり100%に限りなく近いものが望ましいし、また、市民もそのことによって理解されるものと確信をしております。 この10年間で受益者負担率が14%下がりました。そして、使用料の負担金も4%余り下がったのが現状でございます。その10年前にも、この審議会においても、収納率の問題については、厳しい答申の中に意見があったものと思っております。やはりその3点につきましても、私は問題があろうかと思いますけれども、4点目につきましては、提案されました市長に私はこの議場でお尋ねをいたしました。クリーンセンターの条件整備の中で、その念書にうたわれております、受益者の負担に対して、免除するということに対して、そのことについては、地域振興に結びつけますかとお尋ねいたしましたところ、執行させていただくには、ベストのものではございませんと言った答弁をしていただきました。このベストではないものを、私はその委員会での質疑の中でも理解しがたいものがございます。迷惑施設に関する条件整備は、地域振興については、私は認めるものでございます。ただ、個人の受益に関しては、少なくとも1人当たり100万円を超えるといったこともございます。その区全体の予算としては、3,417万円余でございます。76名の方に対する減免でございます。これは、市民本位の理解を得られるかということを考えて、自問したときに、なかなかこれについても理解は得られないということでございます。 そのことについて委員会の中でもこの個人の受益者は、地域振興として認められるものかということを委員会で質疑をしたときに、弁護士に相談したんですかと問うたときには、いや、それはしていませんということでございました。 きょうまでの全国の行政の中で10年前に約束した、特に第三セクターの損失に対する補償の問題で、全国で幾つかの損害賠償等の請求があって、そして裁判ざたになっておりますことも、その判例として、最近特に出てきておりますのは、行政が、その補てんすることは市民の利益に反するという判例から第三セクターに限っては多く出てきておる現状でございます。10年前の約束でございます。しかし、前任者の約束したことを執行したことによる、市長に対する、その施行者に対する損害賠償という結果となっているのが昨今の現状でございます。 今回のことについては、別といたしましても、どうしても私は市民感情からいって、理解できないということでございます。未収金が、全てで5,000万円弱--4,970万ぐらいと思いますし、今回の条件整備をしても、合わせますと、8,000万円のことでございます。理事者の答弁の中には、未収金についてもそれを100%収納してもその年だけしか入ってこないといった、非常に議論にもならない意見交換もございました。 こういった意味から、私はどうしてもこの条例には賛同できないということで、反対討論とさせていただきます。 ○議長(清水正信君) ほかに討論はありませんか。--討論なしと認め、これをもって討論を終結いたします。 △採決 ○議長(清水正信君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は17名であります。 議案第27号小浜市部設置条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第28号小浜市職員定数条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (多数挙手) ○議長(清水正信君) 挙手多数であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第29号小浜市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第30号小浜市納税貯蓄組合奨励に関する条例の廃止についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第31号原子力発電施設等立地地域の指定による市税の特別特例に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第32号小浜市特別会計条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第33号小浜市国民健康保険条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第34号小浜市下水道条例の一部改正についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案否決であります。本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (多数挙手) ○議長(清水正信君) 挙手多数であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第35号辺地の総合整備計画の策定についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第36号嶺南広域行政組合規約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第37号小浜市とおおい町との廃棄物(し尿)の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第38号小浜市と若狭町との廃棄物(し尿)の処理についてに関する事務の事務委託に関する規約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第39号訴えの提起についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第40号訴えの提起についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 ○議長(清水正信君) 議案第41号小浜市保育所設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。 この採決は、起立によって行います。 条例で定める重要な公の施設のうち、条例定める特に重要なものについて、これを廃止するときは、地方自治法第244条の2の規定により、出席議員の3分の2以上のものの同意を必要とします。 ただいまの出席議員は18名であります。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(清水正信君) 起立全員であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。 △市会案第1号 ○議長(清水正信君) 日程第3 市会議案第1号小浜市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(清水正信君) 提案理由の説明を求めます。 12番、富永芳夫君。 ◆12番(富永芳夫君) ただいま日程第3をもちまして議題に供していただきました市会案第1号小浜市議会委員会条例の一部改正についてにつきまして、提案理由の説明をさせていただきます。 さて、本市議会におきましては、市とともに住民の福祉向上、住民自治の一層の進展を願い、不断の改革を続けているところであります。とりわけ第15期におきましては、諸先輩の築かれた議会改革のもと、新たに各種団体との意見交換会や議員間の自由討議、また議会報告会の施行や情報公開の促進などに取り組んでまいりました。これらの取り組みにつきましては、検証も同時に行ったわけでありますが、その幾つかの検証結果から、特に常任委員会のあり方については、なお一層の充実と効率的な審査を行うことが望ましいとの意見が出され、議会内で合意に至った次第であります。これに伴い、小浜市議会委員会条例につきましては、所要の改正が必要となりますので、このたび提案させていただくものであります。 改正の概要でございますが、配付させていただいております議案書のとおり、大きく2点を改正するものであります。 1点目は、条例第2条中の各号に規定する3つの常任委員会を2つの常任委員会に再編して、名称、所管事項、定数をそれぞれ改正するものであります。 2点目は、予算審査と決算審査の統合であります。予算審査につきましては、従来、関係の常任委員会に分割付託しておりましたが、昨年から予算常任委員会を設置して、審査しているところであります。また、決算審査につきましては、これまで、その都度特別委員会を設置して、認定審査を行ってまいりました。今般は、これらをさらに進め、予算、決算の一体的な審査を行うとともに、審査の充実と効率性を高めるため、予算決算常任委員会として統合し、常設するものであります。 なお、施行期日は、平成23年5月1日からであります。 皆様方のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 △質疑 ○議長(清水正信君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託省略 ○議長(清水正信君) お諮りいたします。ただいま議題となっております市会案第1号については、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。     (異議なし) ○議長(清水正信君) ご異議なしと認めます。よって、市会案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(清水正信君) これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 △採決 ○議長(清水正信君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は16名であります。 市会案第1号小浜市議会委員会条例の一部改正についてを採決いたします。 本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、市会案第1号は原案のとおり可決されました。 △決議案第1号 ○議長(清水正信君) 日程第4 決議案第1号東北地方太平沖地震および福島原子力発電所における事故に関する決議を議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(清水正信君) 提案理由の説明を求めます。 4番、下中雅之君。 ◆4番(下中雅之君) ただいま日程第4をもちまして議題に供していただきました決議案第1号東北地方太平洋沖地震および福島原子力発電所における事故に関する決議について、提案理由の説明をさせていただきます。 皆様ご高承のとおり、3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震は、マグニチュード9.0という史上最悪の大惨事となり、甚大な被害をもたらしました。犠牲になられた方への深い哀悼の意を表するとともに、被災された方々に対しては早急な支援が必要でございます。 一方、この地震に伴う福島原子力発電所の事故は、テレビなどの報道を通じて、その概要が判明するたびに戦慄が走るほどの衝撃を受ける事態となっており、国の原子力政策に協力してきた小浜市といたしましては、一刻も早い事態の終息、二度とこうした事故を起こさない体制の構築が必要と思われます。 このため、本決議案を提出するものです。 東北地方太平洋沖地震および福島原子力発電所における事故に関する決議案。このたびの東北地方太平洋沖地震は、大津波の発生とともに未曾有の大惨事となり、犠牲となられた多くの方々に心から哀悼の意を表するとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。いまだに行方の分からない方々や避難所での不自由な生活を強いられている方々がたくさんおられ、今後とも、被災地への最大限の支援が必要です。この地震に伴う福島原子力発電所の事故は、放射性物質の放出や建屋の爆発など、あらゆる面でこれまでの想定をはるかに超えた事態であり、これまで国の原子力政策に協力してきた本市においても憂慮すべき問題であります。今後、被害を最小限に食いとめることはもとより、徹底した原因究明と検証を行い、二度とこうした事態を引き起こさない対策が求められます。 よって、小浜市議会は、このような事態を踏まえ、市民の安全・安心な暮らしを守るべく、原子力防災対策と総合防災対策の充実強化に取り組んでまいります。以上決議する。 以上の内容をもちまして、皆様方のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 △質疑 ○議長(清水正信君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △委員会付託の省略 ○議長(清水正信君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております決議案第1号については、小浜市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。     (異議なし)
    ○議長(清水正信君) ご異議なしと認めます。 よって、決議案第1号については委員会の付託を省略することに決しました。 △討論 ○議長(清水正信君) これより討論に入ります。討論はありませんか。--討論なしと認め、これにて討論を終結いたします。 △採決 ○議長(清水正信君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は16名であります。 決議案第1号東北地方太平洋沖地震および福島原子力発電所における事故に関する決議を採決いたします。本案は原案のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     (全員挙手) ○議長(清水正信君) 挙手全員であります。よって、決議案第1号は原案のとおり可決されました。 △報告第1号から報告第2号まで ○議長(清水正信君) 日程第5 報告第1号議会の委任による専決処分の報告についてから報告第2号議会の委任による専決処分の報告についてまでを一括議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(清水正信君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第5をもちまして議題に供していただきました報告第1号および報告第2号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 まず、報告第1号議会の委任による専決処分の報告についてでございますが、平成22年12月31日、小浜市飯盛の市道において発生いたしました事故について、相手方との示談交渉がまとまり、損害賠償の額を定めることについて、平成23年3月9日付で地方自治法第180条第1項の規定により専決処分させていただきましたので、同条第2項の規定によりご報告申し上げるものです。 次に、報告第2号議会の委任による専決処分の報告についてでございますが、平成23年1月28日、小浜市多田の西街道において発生いたしました事故について、相手方との示談交渉がまとまり、損害賠償の額を定めることについて、平成23年3月9日付で地方自治法第180条第1項の規定により専決処分させていただきましたので、同条第2項の規定によりご報告申し上げるものです。 なお、報告案件の内容につきましては、この後担当職員からご説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(清水正信君) 産業部長、大江君。 ◎産業部長(大江正男君) それでは、私の方から報告第1号議会の委任による専決処分の報告について(損害賠償の額を定めることについて)の内容につきまして報告をさせていただきます。 3ページをお開きいただきます。 損害賠償の内容でございますけども、事故の概要として、平成22年12月31日は早朝からの降雪により、積雪が市道の除雪を行う基準を超えたため、市内一円において除雪を実施いたしました。この折、午後1時30分ごろ市が委託する除雪車両が小浜市飯盛133の29地先の市道におきまして、埋設しております下水マンホールのふたを跳ね上げ、ふたがない状態となりましたが、運転手はマンホールのふたを跳ね上げたことに気づかず、そのまま作業を続けました。そこへ、雪の塊を河川へ排雪されていました被害者が、マンホールに落ち、肋骨を超える骨折する負傷となったものでございます。損害賠償の額は9,310円。損害賠償の相手方は、小浜市飯盛133の29、吉田弘和様でございます。 以上、損害賠償の額を定めることにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をさせていただき、同条第2項の規定により報告させていただくものでございます。 次に、報告第2号議会の委任による専決処分の報告について、損害賠償の額を定めることについてでございます。 3ページをごらんいただきたいと思います。 損害賠償の内容でございますが、事故の概要として、平成23年1月23日、午後2時ごろ、市道西街道線を敦賀方面へ走行中の被害者が運転する軽自動車のボンネットに、小浜市多田地係の遠敷トンネル加斗側入り口において、入り口上部の雪庇が落下しまして、車体を損傷させたものでございます。なお、運転者に負傷はございませんでした。損害賠償の額は11万1,274円。損害賠償の相手方は、大飯郡高浜町宮崎87の14の56、梅垣恵様でございます。 以上、損害賠償の額を定めることにつきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をさせていただき、同条第2項の規定によって報告させていただくものでございます。 以上でございます。 △質疑 ○議長(清水正信君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたします。 △諮問第1号 ○議長(清水正信君) 日程第6 諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 △提案理由の説明 ○議長(清水正信君) 提案理由の説明を求めます。 市長、松崎晃治君。 ◎市長(松崎晃治君) ただいま日程第6をもちまして議題に供していただきました諮問第1号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。 諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてでございますが、現在、人権擁護委員としてご活躍をいただいております仲塚文雄氏は、本年6月30日をもってその任期が満了いたします。その後任として、古谷活や氏を人権擁護委員として法務大臣に推薦申し上げたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会のご意見をお伺いするものです。 古谷氏は、昭和23年9月6日にお生まれで、小浜市中井第43号50番地にお住まいでございます。昭和48年3月に神戸大学をご卒業後、福井県立大野高等学校の教諭として勤務され、その後、若狭高等学校の教頭を経て、平成16年4月から敦賀高等学校校長、平成18年4月からは若狭高等学校校長を務められ、平成21年4月からは若狭医療福祉専門学校非常勤講師としてご活躍されておられます。また、地域においては、口名田小学校PTA会長、滝谷区区長、さらに、平成21年4月から平成22年3月まで口名田地区区長会副会長としてご尽力をいただいております。 古谷氏は、人格は高潔で、広く社会の実情に通じ、高い識見と豊富な経験をお持ちであることから、人権擁護委員として最適任者と存じご提案申し上げる次第でございます。 以上が提案理由の説明でございまして、何とぞよろしくご審議賜り、ご同意くださいますようお願い申し上げます。 △質疑 ○議長(清水正信君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。--質疑なしと認め、これをもって質疑を終結いたます。 △委員会付託ならびに討論の省略 ○議長(清水正信君) お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号については、人事に関する案件でありますので、委員会の付託ならびに討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(清水正信君) ご異議なしと認めます。よって、諮問第1号については、委員会の付託ならびに討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 △採決 ○議長(清水正信君) これより採決に入ります。 ただいまの出席議員は17名であります。 諮問第1号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。 本案を原案のとおり推薦することに賛成の諸君の起立を求めます。     (全員起立) ○議長(清水正信君) 起立全員であります。よって、人権擁護委員に古谷活や君を推薦することに同意することに決しました。 △議員の派遣 ○議長(清水正信君) 日程第6 議員の派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議員の派遣については、地方自治法第100条第13項および小浜市議会会議規則第157条の規定により、お手元に配付いたしました印刷物のとおり議員の派遣をいたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     (異議なし) ○議長(清水正信君) ご異議なしと認めます。よって、お手元に配付いたしました印刷物のとおり派遣することに決しました。 △閉議・閉会 ○議長(清水正信君) 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 これにて平成23年第2回小浜市議会定例会を閉会いたします。                           午後2時00分閉会 上会議の次第を記し相違ないことを証明するために署名する。           平成  年  月  日           小浜市議会議長           署名議員   8番           署名議員   17番 上会議録は地方自治法第123条の規定により調製したものである。        小浜市議会事務局長  西尾清順...