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令和2年第6回定例会(第5号) 名簿 2020-12-21
令和2年第6回定例会(第5号) 本文 2020-12-21

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  1. 敦賀市議会 2020-12-21
    令和2年第6回定例会(第5号) 本文 2020-12-21


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年第6回定例会(第5号) 本文 2020-12-21 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ 別窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 92 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長(田中和義君) 2 ◯議長(田中和義君) 3 ◯17番(和泉明君) 4 ◯議長(田中和義君) 5 ◯議長(田中和義君) 6 ◯議長(田中和義君) 7 ◯予算決算常任委員長(浅野好一君) 8 ◯議長(田中和義君) 9 ◯総務民生常任委員長(石川栄一君) 10 ◯議長(田中和義君) 11 ◯議長(田中和義君) 12 ◯産経建設常任委員長(中野史生君) 13 ◯議長(田中和義君) 14 ◯議長(田中和義君) 15 ◯文教厚生常任委員長(馬渕清和君) 16 ◯議長(田中和義君) 17 ◯議長(田中和義君) 18 ◯議長(田中和義君) 19 ◯議長(田中和義君) 20 ◯16番(山本貴美子君) 21 ◯議長(田中和義君) 22 ◯6番(川端耕一君) 23 ◯議長(田中和義君) 24 ◯議長(田中和義君) 25 ◯議長(田中和義君) 26 ◯8番(松宮学君) 27 ◯議長(田中和義君) 28 ◯議長(田中和義君) 29 ◯議長(田中和義君) 30 ◯8番(松宮学君) 31 ◯議長(田中和義君) 32 ◯2番(山本武志君) 33 ◯議長(田中和義君) 34 ◯議長(田中和義君) 35 ◯議長(田中和義君) 36 ◯8番(松宮学君) 37 ◯議長(田中和義君) 38 ◯議長(田中和義君) 39 ◯議長(田中和義君) 40 ◯議長(田中和義君) 41 ◯議長(田中和義君) 42 ◯議長(田中和義君) 43 ◯議長(田中和義君) 44 ◯議長(田中和義君) 45 ◯議長(田中和義君) 46 ◯議長(田中和義君) 47 ◯議長(田中和義君) 48 ◯議長(田中和義君) 49 ◯議長(田中和義君) 50 ◯議長(田中和義君) 51 ◯議長(田中和義君) 52 ◯議長(田中和義君) 53 ◯議長(田中和義君) 54 ◯16番(山本貴美子君) 55 ◯議長(田中和義君) 56 ◯議長(田中和義君) 57 ◯議長(田中和義君) 58 ◯文教厚生常任委員長(馬渕清和君) 59 ◯議長(田中和義君) 60 ◯議長(田中和義君) 61 ◯16番(山本貴美子君) 62 ◯議長(田中和義君) 63 ◯議長(田中和義君) 64 ◯議長(田中和義君) 65 ◯議長(田中和義君) 66 ◯原子力発電所特別委員長(和泉明君) 67 ◯議長(田中和義君) 68 ◯議長(田中和義君) 69 ◯新幹線対策特別委員長(北村伸治君) 70 ◯議長(田中和義君) 71 ◯議長(田中和義君) 72 ◯市庁舎建設対策特別委員長(福谷正人君) 73 ◯議長(田中和義君) 74 ◯議長(田中和義君) 75 ◯議長(田中和義君) 76 ◯議長(田中和義君) 77 ◯議長(田中和義君) 78 ◯産経建設常任委員長(中野史生君) 79 ◯議長(田中和義君) 80 ◯議長(田中和義君) 81 ◯議長(田中和義君) 82 ◯議長(田中和義君) 83 ◯18番(有馬茂人君) 84 ◯議長(田中和義君) 85 ◯議長(田中和義君) 86 ◯議長(田中和義君) 87 ◯議長(田中和義君) 88 ◯議長(田中和義君) 89 ◯議長(田中和義君) 90 ◯議長(田中和義君) 91 ◯市長(渕上隆信君) 92 ◯議長(田中和義君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 6.議 事             午前10時00分開議 ◯議長(田中和義君) ただいまから本日の会議を開きます。  諸般の報告 2 ◯議長(田中和義君) この際、諸般の報告をいたします。  まず、本日の会議の欠席者について報告いたします。本日の会議に、今大地晴美議員は体調不良のため欠席する旨、届出がありました。  次に、議員派遣の件について報告いたします。今定例会中に、緊急を要するものとして、会議規則第163条の規定により決定したものについては、お手元に配付のとおりであります。  以上で報告を終わります。  この際、和泉明君から発言の申出がありますので、これを許します。 3 ◯17番(和泉明君) 12月10日の一般質問に係る私の発言について、お手元に配付のとおり発言の取消しを求めるものでございます。 4 ◯議長(田中和義君) ただいま和泉議員から、発言の取消しの申出がありました。これを認めることに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 5 ◯議長(田中和義君) 御異議なしと認めます。  よって、和泉議員から申出のありました発言の取消しを認めることに決定いたしました。  日程第1 第106号議案~第115号議案、第       119号議案~第130号議案 6 ◯議長(田中和義君) 日程第1 第106号議案から第115号議案まで及び第119号議案から第130号議案までの22件を一括議題といたします。  これより、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
     まず、予算決算常任委員長 浅野好一君。   〔予算決算常任委員長 浅野好一君登壇〕 7 ◯予算決算常任委員長(浅野好一君) ただいまから、予算決算常任委員会における令和2年度補正予算案件の審査経過及び結果について御報告いたします。  お手元の審査結果報告書の1ページを御覧ください。  本委員会に審査を付託されました第106号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第17号)外10件につきましては、全体会での基本質疑などを通じ慎重に審査した結果、第106号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第17号)については、反対の立場から、給与改定に伴う職員給与費等の減額や、県による敦賀駅東部の街路事業費の本市一部負担といった北陸新幹線開業関係経費が含まれることから反対との討論があり、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決しました。  また、第109号議案 令和2年度敦賀市介護保険特別会計補正予算(第3号)についても、反対の立場から、給与改定に伴う職員給与費等減額の予算や介護保険制度の改正内容も踏まえて反対との討論があり、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決しました。  第107号議案、第108号議案、第110号議案から第115号議案及び第130号議までの9件については、いずれも討論はなく、採決の結果、第107号議案 令和2年度敦賀市港湾施設事業特別会計補正予算(第1号)、第112号議案 令和2年度敦賀市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)及び第130号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第18号)の3件については、全会一致をもって、第108号議案 令和2年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部及び施設勘定の部)特別会計補正予算(第3号)、第110号議案 令和2年度敦賀市産業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)、第111号議案 令和2年度敦賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、第113号議案 令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第7号)、第114号議案 令和2年度敦賀市水道事業会計補正予算(第2号)及び第115号議案 令和2年度敦賀市下水道事業会計補正予算(第2号)の6件については、賛成多数をもって、原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以下、全体会、分科会における主な質疑及び分科会における主な自由討議について御報告いたします。  初めに、全体会、分科会における主な質疑について御報告いたします。  第106号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第17号)につきましては、ふるさと納税事業費について、直近では今年度の寄附金額を幾らと見込んでいるのかとの問いに対し、11月末時点で約11億6000万円と見込んでいるとの回答がありました。  また、寄附額が増えている要因をどう分析しているのかとの問いに対し、楽天のサイトを加えたことが大きな要因となっていると思う。システム上、売上げが大きいほどサイトの上位に上がってくるため、そこに好循環が生じていると考えているとの回答がありました。  また、体験型返礼品の現在の状況及び寄附額への影響を伺うとの問いに対し、今年度、体験型返礼品の出品事業者に対する補助を創設し、5つの事業者からの申請があった。現在、施設整備等が行われており、一部出品もあったが、コロナ禍ということもあり大きな金額にはなっていないとの回答がありました。  生活困窮者自立支援事業費について、住居確保給付金の利用者である25名の世帯状況について伺うとの問いに対し、単身世帯が15世帯、2人世帯が5世帯、3人世帯が4世帯、4人世帯が1世帯であるとの回答がありました。  関連し、相談件数は何件あったのかとの問いに対し、9月末時点で29名から相談があったとの回答がありました。  次に、妊娠・出産包括支援事業費について、産後ケア事業に係る1日当たりの事業費について伺うとの問いに対し、市は委託料として1日当たり3万558円を市内の助産院及び病院等に支払い、利用者は自己負担額1日当たり5000円を市に支払うことになっているとの回答がありました。  シルバー人材センター事業費補助金について、移転後も託児事業を行うのかとの問いに対し、移転後の新しい事業所でも現在行っている事業は継続する計画であるため、託児事業等についても実施する予定であるとの回答がありました。  また、現在の場所では常時12から13台程度の車が駐車されているが、移転後も十分なスペースは確保できるのかとの問いに対し、駐車可能台数は現在と同数程度になるかと思う。現在の場所は敷地の形が複雑で車がすれ違いにくいが、移転後は建物と駐車スペースの間に十分な距離もあり、壁際に沿って一列に駐車するため、利用者にとって利便性は向上すると考えているとの回答がありました。  商店街等集客力向上支援事業費補助金について、3台の大型デジタルサイネージを分散することなく、気比神宮の前の遊休ビルにまとめて設置する必要はあるのか。また、商店街に観光客を誘客する目的であれば、北陸新幹線の敦賀開業に向けて敦賀駅等で利用する考えはないのかとの問いに対し、当該事業は県からの補助金を活用する予定だが、設置する場所や目的を明記した上で補助金を申請するため申請時と別の場所に設置することは難しいと考えている。また、港都つるが株式会社の備品となるため、全く関係のない場所に設置すると管理等の問題も出てくるため、まずは計画どおりの場所に設置し活用していきたいとの回答がありました。  関連して、映像コンテンツを見せるための利用がメインで、講座や貸館時のみタッチパネルとして利用するのであれば、3台も設置する必要がないように思うがいかがかとの問いに対し、デジタルサイネージを並べて設置することで、一つの大きな画面のように右から左へ連続して流れるような動画を流すことが可能である。また、1台目はコミュニティスペースや観光地の紹介、2台目はお勧めの店舗や商品の紹介、3台目はイベント情報を流す等、同時に多くの情報を提供することが可能となるため、3台の大型デジタルサイネージを設置したいと考えているとの回答がありました。  街路事業費負担金について、事業内容の詳細を伺うとの問いに対し、岡山松陵線においては、粟野中学校付近の横断歩道における道路照明灯の設置、自転車通行の路面標示の設置や交差点部の取付舗装工事に係る経費等。敦賀駅東線においては、市道171号線からきらめきスタジアム駐車場区間の詳細設計、丈量測量、用地買収、電柱等の移転補償、上水道等の移設補償、道路改良工事、木の芽川を横断する道路橋梁上部工事に係る費用の一部を負担するとの回答がありました。  次に、空き家等対策事業費について、解体撤去工事にしては高額なように思うが解体費の相場価格は幾らぐらいなのかとの問いに対し、これまでに住宅政策課で実施した老朽危険空き家除却支援事業における実績から試算すると350から360万程度である。今回、行政代執行を実施する予定の空き家については、火災に遭った部材の分別が困難であり、また家財道具等が残されたままの状態であることから、通常より解体後に分別処理する費用がかかるなど割高となっているとの回答がありました。  関連して、倒壊する危険性が高いことから特定空家に認定されているかと思うが、どれくらいの積雪や風速に耐えられるといった強度の観点から評価は行っているのかとの問いに対し、風速や地震等に対する強度について数値を計算するような判定は行っていない。特定空家に認定するかどうかを判断する際には、県が基準を出しているため、その基準に当てはめて点数化を行い、基準点を超えたものについて特定空家に認定しているとの回答がありました。  次に、県内修学旅行支援事業費補助金について、補助対象経費等と補助基準額の内容を伺うとの問いに対し、公立小中学校の修学旅行において、新型コロナウイルスの感染拡大防止や児童生徒の安全のため行き先を県内に変更した場合に旅行代金の一部を補助するもの。補助基準額は、児童生徒1人当たりの旅行代金から国のGo To トラベルの補助額を差し引いた額を基準額とし、この額を基に補助金額を算出した。さらに、嶺北への旅行の場合、1クラス当たり定額3万円の加算があるとの回答がありました。  次に、学校ICT環境整備事業費について、小学校及び中学校にそれぞれ整備する学習用端末の周辺機器等の単価について伺うとの問いに対し、小学校に整備する画面転送装置は1台当たり1万7100円、iPad用液晶保護フィルムは1枚当たり1500円、また、中学校に整備する画面転送装置は1台当たり1万4800円であるとの回答がありました。  次に、第113号議案 令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第7号)についてであります。  主な質疑として、給料及び手当の増減額の明細について、今回の人事院勧告による期末手当のマイナス勧告によって医療従事者の期末手当は職種ごとに平均幾ら減額となるのかとの問いに対し、今回の期末手当のマイナス改定により、医師が平均して約2万7500円、薬剤師、診療放射線技師などの医療技術職は約1万3300円、保健師、看護師、助産師等の看護職員は約1万3600円、社会福祉士を含む事務職、約1万4600円、フルタイム会計年度任用職員は約9400円、パートタイム会計年度任用職員は約6100円減額となったとの回答がありました。  次に、オンライン資格確認対応システム購入費について、資格確認とあるが、誰のどのような資格を確認するのかとの問いに対し、病院利用者の保険証の資格が現在も有効であるかを確認するとの回答がありました。  また、このシステムを導入することでどれくらいの業務改善が見込まれるのかとの問いに対し、保険証の資格が切れた状態で受診した際に生じる事務を未然に防げることから、病院のみならず保険者の業務も軽減されると考えているとの回答がありました。  次に、第130議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第18号)につきましては、ひとり親世帯臨時特別給付金について、支給対象者数と未申請者への制度の周知方法を伺うとの問いに対し、児童扶養手当受給者の方が495名、公的年金等の受給により児童扶養手当を受けていない方が43名、家計の急変により児童扶養手当受給者と同じ水準となっている方が88名となっている。また、未申請者への周知方法については、ホームページ、RCN及び1月発行の広報つるがにて周知を行うとの回答がありました。  次に、分科会における主な自由討議について御報告いたします。  第106号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第17号)の自由討議では、ふるさと納税について、納税が増えるとともに一般財源からの経費支出も増えるのは仕方ないことだと思うが、どこかの時点で見直しをかけ寄附金を使うようにしなければ回らなくなると思うとの意見や、気比神宮前の遊休ビルにコミュニティスペースが整備されて明るい雰囲気になることは、観光にとっても商店街にとってもよい影響がある。これが波及効果をもたらし、地元の商店街が主体となって空きビルや空き店舗等で何か新しいことを始める方向性が見出せればと思うとの意見や、商店街の魅力向上拠点は自由な空間とのことだが、観光客の受皿にしながら市民のにぎわいづくりにも利用するということで、利用者に対してうまくイメージを与えないと理解されにくい部分があるかと思う。そのため整備後にどのような方法で広報するかが重要になってくるとの意見がありました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査の経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 8 ◯議長(田中和義君) 次に、総務民生常任委員長 石川栄一君。   〔総務民生常任委員長 石川栄一君登壇〕 9 ◯総務民生常任委員長(石川栄一君) ただいまから、総務民生常任委員会における議案の審査経過及び結果について報告いたします。  お手元の委員会審査結果報告書の3ページを御覧ください。  まず、第125号議案 市有財産の無償貸付けの件について、主な質疑として、現在の学生数と今後の学生数の推移の見込みを伺うとの問いに対し、現在約120人の学生がおり、3、4年生が約70人、大学院生が約50人である。今後、多少の増減はあると思うが、現在の水準を維持していくと考えているとの回答がありました。  また、今後5年間は原子力工学研究所が敦賀市で存続することになるが、その後の計画はどうなっているのかとの問いに対し、原子力工学研究所は、県の嶺南Eコースト計画において人材育成の拠点として位置づけられている。また、国は、魅力ある地方大学の実現に向け、各大学の強みや特色を生かした教育、研究やネットワークの形成推進に手厚く支援していく方向性を示しており、将来的にも存続していくものと考えるとの回答がありました。  また、無償貸付けということだが、大学から市に何か入ってくるものはあるのかとの問いに対し、設立の経緯として、福井大学は研究所の運営主体、敦賀市は用地等の基盤整備、国は基盤整備に対する財政支援といった役割分担の下、大学が整備されており、市が大学から何かを頂くということはないとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第127号議案 敦賀市庁舎建設工事(建築)請負契約変更の件について、主な質疑として、なぜ市が工期延長による工事費の追加経費を支払うことになるのかとの問いに対し、新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言を踏まえた工事及び業務の対応について国土交通省からの通達があり、資機材等が調達できない等の事情で施工を継続することが困難となった場合、工期の見直し及び必要となる請負金額の変更等、適切な措置を行うこととされているため、これに基づき措置を行うものであるとの回答がありました。  関連し、過去に市の施設等の建設において工期の延長があった際にも工事費を追加で支払っているのか。また、国からの通達がなければ追加費用分を施工業者が持つように交渉を行うのかとの問いに対し、工期の延長により工事費を繰り越すことはあるが、それに伴い工事費を増額することは基本的にはない。今回は、国の通達に基づき適切な措置を行うため増額することとなったとの回答がありました。  また、現在の建築工事の進捗状況を伺う。また、今後さらにコロナの影響により変更を行う可能性があるのかとの問いに対し、11月末現在の進捗率は47.6%である。基本的にはこれ以上の増額はないと考えているとの回答がありました。  また、工期延長に伴い発生する経費の全額を市が負担する形なのか。業者側の負担はないのかとの問いに対し、直接的に負担割合というものがあるわけではないが、金額は市と業者との協議により決定しており、業者側で積算した必要経費のおおむね8割の金額となっているとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第128号議案 敦賀市庁舎建設工事(電気)請負契約変更の件について、主な質疑として、電気工事の現在の進捗状況を伺うとの問いに対し、11月末現在の進捗率は2.6%であるとの回答がありました。  また、電気工事の契約変更も国の通達に基づく措置なのか。また、業者からも増額についての依頼はあったのかとの問いに対し、建築工事のように資機材が調達できないという直接的な理由ではないが、メインの建築工事が遅れることにより延長せざるを得なくなった。業者からも工期が伸びるのであれば経費を見ていただきたいという話はあったとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第129号議案 敦賀市庁舎建設工事(機械)請負契約変更の件について、主な質疑として、機械工事の現在の進捗状況を伺うとの問いに対し、11月末現在の進捗率は7.7%であるとの回答がありました。  また、今回の変更を踏まえ、市庁舎全体の工事費としては幾らになるのかとの問いに対し、全体の工事費で75億円台になると想定しているとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 10 ◯議長(田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 11 ◯議長(田中和義君) 次に、産経建設常任委員長 中野史生君。   〔産経建設常任委員長 中野史生君登壇〕 12 ◯産経建設常任委員長(中野史生君) ただいまから、産経建設常任委員会における議案の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の5ページを御覧ください。  最初に、第121号議案 指定管理者の指定の件については、主立った質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第122号議案 指定管理者の指定の件については、主な質疑として、敦賀赤レンガ倉庫指定管理者候補者選定委員会の講評で北陸新幹線敦賀開業を見据えてとあるが、従来からある赤レンガ倉庫整備計画の入館目標8万人に対し、どのような事業を実施するのか、今回の選定で確認することが重要である。市として、約6万2000人で横ばいとなっている入館者数を8万人に近づけるような企画やプレゼンテーションの内容をどのように確認し、どう評価を行ったのかとの問いがあり、指定管理者候補者からは、戦略的な情報発信と館の魅力向上について提案があった。誘客については、従来の関西、中京圏への営業に加え、北陸新幹線敦賀開業を見据え、沿線の北関東、甲信越、金沢をターゲットに設定し、旅行会社に対して戦略的に営業をかけることで新たな需要を開拓する。既に多くの観光客が訪れている金沢については、現地で発信される情報に赤レンガ倉庫を載せるなど、金沢に訪れた人を敦賀まで呼び込む営業をかける点が従来にプラスされた部分である。また、赤レンガ倉庫自体の魅力向上については、イベントの回数や中身を充実させてリピーターを増やす点を評価しているとの回答がありました。  また、令和元年度決算の赤レンガ倉庫運営事業費を確認した際、前年と比べて人件費が約200万円増額となっており、パートの5ポストを8人で回しているとのことで、また広告宣伝費については、前年のストック分を利用することで約150万円の減額となっていた。今後の運営方法を確認した際、パートのポストを1つ削減する提案があったとのことだが、広告宣伝費を捻出するために人件費を削減することで調整しているようにも思え、地元雇用の喪失につながってしまうのではないか。3700万円という指定管理料の妥当性についてどのように考えているのかとの問いがあり、経営という視点で見ればそういった考え方もあるが、1つポストを減らすことについては雇用を何で捉えるかにより様々な受け止め方がある。雇用を人数で捉えるのであれば、これまでも5つのポストを8人で回していた時期もあれば12人で回していたこともある。金額で捉えるのであれば、多くの人を雇用すれば1人当たりの収入は少なくなる。地元雇用を守りつつ、スタッフの所得も落とさずに館を運営し、市民活動も支えるという多くの側面を持った事業であるため、事業費を削りながらであるとか、収入を増やすために入館者を増やす努力をするであるとか、バランスを取りながら運営していきたいとのことで、妥当と考えているとの回答がありました。  また、2年ごとに500万円をかけてジオラマを改修する計画が実施されていない点について、市や指定管理者候補者選定委員会はどのように評価しているのかとの問いがあり、赤レンガ倉庫整備計画の中にはジオラマ更新の年次的な計画が示されており、指定管理業務にも含まれていないため、敦賀市が実施すべきものであるが、指定管理者に赤レンガ倉庫を運営してもらう上でジオラマ館の魅力向上は必要不可欠であるため、指定管理者候補者選定委員会でも議題に上がった。更新のタイミングや投資規模等、効果を見極めながら今後の企画を進めていきたいとの回答がありました。  また、指定管理者候補者である株式会社丹青社が様々な場所でイベントを展開していることは理解したが、敦賀市の赤レンガ倉庫において集客が見込めるイベントの提案はあったのかとの問いがあり、知名度のあるキャラクターを使った企画展やウオークラリー、ワークショップ等の提案があった。ウオークラリーについては、赤レンガ倉庫や人道の港敦賀ムゼウムを行き先とし、その後に中心市街地の魅力ある個店を回ってもらうということで、1人のお客様に、より多くの場所でお金を使ってもらうような企画である。また、ワークショップについては、館内でハンドメイドの工作等を企画することで、赤レンガ倉庫に来てジオラマ館にも入場してもらうような企画である。今回新しく提案された企画については、市内の回遊性向上や入館者数増加につながるものであるため、指定管理者候補者である株式会社丹青社の思いを尊重していきたいと考えているとの回答がありました。  関連して、キハ28形気動車を利用するような敦賀らしい企画の提案はなかったのかとの問いがあり、キハについては、車掌の制服や雑貨の展示会、車内での飲食提供やワークショップ等の提案があった。指定管理者候補者である株式会社丹青社の企画書には、自らが主体となるイベントの提案に加えて、ガーデン等の利用を希望する市民がいつでもイベント等で利用可能な制度設計を行いたいとの内容も記載されていたため、詳細なルールの作成は市が行うものであるが、市民活動の場とすることで利用料金収入の獲得にもつながるものと考えているとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、赤レンガ倉庫整備計画の入館目標8万人が未達成であることから、次の指定期間である5年間の取組、指定管理料の妥当性等について確認したところ、目標の達成に向け施設を有効に活用していくとのことであった。赤レンガ倉庫は金ケ崎エリアの牽引役となる重要な施設であるため、民間のノウハウを確実に生かし、目標の達成とにぎわいの創出につなげてもらうため、指定管理者の指定については賛成であるとの意見がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第126号議案 市有財産の無償貸付けの件については、主な質疑として、仮に有償で貸付けした場合の金額はとの問いがあり、当該土地については、募集要項で基準地代を月坪600円として算定しているため、仮に有償とした場合、月額で112万8600円となるとの回答がありました。  関連して、一般的には工事期間中から地代を支払うが、これだけ大きな金額を無償にすることを決めた理由は何かとの問いがあり、駅西地区の官民連携プロジェクトを始める際、民間企業60社から80社に電話や直接伺う等の方法で敦賀駅前の開発に参入するための必要条件を調査しつつ、平成28年度から29年度には民間のシンクタンク等に業務支援をいただき、さらには各民間開発事業者にも募集要項への意見を聞きながら要項を作成した。その中で、敦賀駅前については、供用が開始されて収入が発生してから地代を払うといった意見が多く、より多くの民間開発事業者に興味を示していただけるとの判断から建設期間中の地代を無償とした。最終的にプロポーザルに至ったのは2グループだけだが、5グループもの民間開発事業者が当該プロジェクトに興味を持ち手を挙げてくれた実績を考えると、無償化の判断は正しかったと考えているとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、北陸新幹線敦賀開業が遅れたとしても、駅西地区のA、Bゾーン工事は予定どおり進めていくことが確認できた。まちづくり、駅前のにぎわいづくりは先行して進めていただきたいため、建設期間中の市有財産の無償貸付けについては賛成であるとの意見。  また、反対の立場から、駅西の開発でにぎわいが生まれることは望ましいが、市民の財産でもある市有地を建設期間中だけとはいえ営利目的の企業に対して無償で貸し付けることは市民の理解が得られないと考えるため、反対であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査の経過及び結果であります。  なお、議案審査終了後、防災・減災、国土強靭化対策及び建設業働き方改革加速化プログラムの推進を求める意見書につきまして、本委員会として提出することに決定しましたことをあわせて申し添えます。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 13 ◯議長(田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 14 ◯議長(田中和義君) 次に、文教厚生常任委員長 馬渕清和君。   〔文教厚生常任委員長 馬渕清和君登壇〕 15 ◯文教厚生常任委員長(馬渕清和君) ただいまから、文教厚生常任委員会における各議案の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の7ページを御覧ください。  まず、第119号議案 敦賀市市税賦課徴収条例の一部改正の件について、主な質疑として、7割、5割、2割の法定軽減者の現在の対象者数及び今回の改正で新たに軽減の対象となる方はどれだけいるのかとの問いに対し、基盤安定負担金の基準日現在の8119世帯のうち7割軽減が2205世帯、5割軽減が1270世帯、2割軽減が992世帯となっている。また、新たに対象となる方については、一概に算出することができないことから、国保加入者が1人世帯かつ事業収入のみと仮定した場合、軽減なしから2割軽減に移る40世帯が新たに対象となるとの回答がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第120号議案 敦賀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正の件について、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第123号議案 指定管理者の指定の件について、主な質疑として、5年間で幾らぐらいの指定管理料になるのかとの問いに対し、1億8360万5000円となる予定であるとの回答がありました。  また、評価の点数は何点だったのかとの問いに対し、1000点満点で計算を行い、701.01点だったとの回答がありました。  関連し、様々な審査項目があると思うが、どの項目の点数が低かったのかとの問いに対し、施設の管理運営費用縮減の項目の点数が一番低かったとの回答がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第124号議案 指定管理者の指定の件について、主な質疑として、5年間でどれくらいの指定管理料になるのかとの問いに対し、毎年契約する年度協定書にて指定管理料を設定しており、1年当たり1030万4000円を上限としているとの回答がありました。  関連し、1年当たりの上限額が決まっているのであれば、単年度の契約でなく5年間の総額で契約を結ぶべきだと思うがいかがかとの問いに対し、ほかの指定管理施設の契約内容を確認し、調整したいとの回答がありました。  また、評価の点数は何点だったのかとの問いに対し、1000点満点で計算を行い、674.61点だったとの回答がありました。  関連し、年々点数が下がってきているが、その主な原因はとの問いに対し、確固たる原因は不明だが、今回の評価では指定管理者の人材育成及び障害者の方を含めた幅広い市民利用促進についての指摘があったとの回答がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました各議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 16 ◯議長(田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 17 ◯議長(田中和義君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより採決いたします。
     一括議題といたしました各議案中、討論通告及び分離採決の申出があります12件を除く、第107号議案、第112号議案、第119号議案から第125号議案まで及び第130議案の10件について、各委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 18 ◯議長(田中和義君) 起立全員。よって、第107号議案外9件については、各委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 19 ◯議長(田中和義君) これより、討論通告のあります各議案について討論及び採決を行います。  初めに、第106号議案について討論を行います。  まず、委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔16番 山本貴美子君登壇〕 20 ◯16番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  第106号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第17号)について、委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  今議案の補正予算には、休日急患センターで新型コロナウイルスの抗原検査を実施する関係経費408万7000円、コロナ禍などで家賃が払えない市民に対し家賃補助を行う住居確保給付金の追加補正276万5000円など、新型コロナウイルスの感染への不安、コロナ禍から市民の暮らしを守る事業が計上されています。また、出産後、自宅での育児に自信がないお母さんを病院や助産院などでケアする妊娠・出産包括支援事業費の追加補正136万2000円も計上されています。  ところが残念ながら、どうしても賛成できない事業が含まれています。  まず、北陸新幹線の工事に伴う事業です。  1つは、街路事業費負担金のうち県道敦賀駅東線分1億1285万円です。北陸新幹線の開業に向けて福井県が整備する国道8号バイパスから新幹線の駅前広場までの県道敦賀駅東線について、22.5%を敦賀市が負担します。新幹線に反対する市民が多い中、1億1285万円もの巨額の負担を敦賀市がすることについて、市民の理解は得られません。  2つ目に、きらめきスタジアム駐車場整備事業費1642万3000円です。先ほどの県道敦賀駅東線の整備に伴い、きらめきスタジアムの駐車場を再整備するものです。県道敦賀駅東線ができることで、きらめきスタジアムの駐車場が分断され、分散して整備するため不便になります。新幹線が来なければ必要のない事業であり、市民の理解は得られません。  北陸新幹線については、もともと幹線に反対する市民が多い中、開業が決定し、工事が進められてきました。ところが今回、敦賀駅舎工事の遅れにより新幹線開業が1年遅れ、工事費も2658億円追加されることになりました。今議案の追加補正によって、敦賀市におけるソフト、ハード合わせた北陸新幹線関係のこれまでの事業費は既に19億8500万円になっていますが、今後、敦賀市の負担がどれだけ増えるのかと多くの市民が不安に感じています。そして、市民の貴重な税金は市民の暮らし、福祉のために使ってほしいとの切実な願いが寄せられています。  そのため、新幹線工事に伴う予算には賛成できません。  最後に、国の人事院勧告による職員の期末手当のマイナス補正です。人事院は、昨年の8月から今年7月までの直近1年間の民間事業所の支給月数が年間4.46月分で、国家公務員より下回ったことから、国家公務員の支給月数を年間0.05か月分引き下げる勧告を出しました。そのため敦賀市は12月議会初日の11月30日、職員の期末手当の支給月数を年間4.45月分に引き下げる条例改定を上程し、私たち日本共産党敦賀市会議員団は反対しましたが、賛成多数で可決されました。  これにより、敦賀市全体で期末手当が合計2023万4000円減額されます。コロナ禍の下、市民の安全・安心のため最前線で奮闘してきた敦賀病院の職員を含め、全ての市職員、会計年度任用職員の期末手当を減額することには賛成できません。また、コロナ禍で公務員の賃金水準を下げれば、地域の事業所における基準も影響が及び、コロナ禍で疲弊している地域経済へも影響することにもなります。  そのため、──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────委員長報告に反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 21 ◯議長(田中和義君) 次に、委員長報告に賛成の討論を行います。  川端耕一君。   〔6番 川端耕一君登壇〕 22 ◯6番(川端耕一君) 市政会の川端耕一です。  私は、第106号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第17号)について、予算決算常任委員会の委員長報告に賛成の立場から討論を行います。  今回提案された補正予算は、人事異動や給与改定等による人件費の調整や扶助費の給付増加への対応及び予算措置が必要となった事業への対応として4億3846万8000円の予算を追加し、総額467億9697万7000円の規模となったものであります。  北陸新幹線の敦賀開業が1年延期の見通しですが、ハード、ソフト両面での取組は着実に進めていき、開業効果を最大限に発揮することが重要であります。今回の補正予算には、ハード面では、敦賀駅東線の県に対する負担金が計上されており、ソフト面では、中心市街地のにぎわい創出のため遊休ビルの活用等の予算が計上されております。このような取組を着実に積み上げ、課題を検証し、改善する取組を継続していくことを期待しております。  給与改定については、人事院勧告に基づく期末手当の減額であり、コロナ禍における民間給料との是正を図るものであります。既に支給額の根拠となる条例が可決されており、適正な予算でありますので、反対する理由はないものと考えております。  また、空き家等対策事業費として、行政代執行により特定空き家等を除却するための予算が計上されております。空き家の倒壊等の危険性を排除することで近隣住民の生活環境の向上に資する事業であり、高く評価するものであります。本市でも空き家は確実に増えていくと考えられ、その対策は非常に重要でありますので、引き続き適切な対応をお願いいたします。  運動公園野球場改修事業費として、スコアボードの更新のための予算が計上されております。このスコアボードは、夏の大会時に利用できなくなったものであり、来年度中に使用できるようにとの配慮から今回の補正での対応となったものと理解しており、できる限り早期での供用再開を望むものです。  その他の事業につきましても、予算決算常任委員会や一般質問を通じて、それぞれの事業効果や妥当性等が十分確認されたと判断し、賛成するものであります。  以上を申し上げまして、第106号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第17号)について、委員長報告に対する賛成の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 23 ◯議長(田中和義君) 以上で第106号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第106号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第17号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 24 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第106号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 25 ◯議長(田中和義君) 次に、第109号議案について、委員長報告に反対の討論を行います。  松宮学君。   〔8番 松宮学君登壇〕 26 ◯8番(松宮学君) 日本共産党敦賀市会議員団の松宮学です。  第109号議案 令和2年度敦賀市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、反対の立場で討論します。  まず、この議案には、介護保険制度の改定に対応するための介護保険システム関係経費561万4000円が計上されております。  これまで要支援1、要支援2は国の介護保険事業で行われていました。しかし5年前に予算を減らすために介護保険給付から外して、緩和した基準のサービスで資格のない方やボランティアの手を借りて行う総合事業という名の下、各自治体に丸投げしました。  今回の改定は、要支援者等に限定されている介護予防・生活支援サービス事業の対象者について、地域とのつながりを継続する観点から弾力化を行うということで、自治体の判断により要介護1から5までの要介護認定を受けた高齢者についても総合事業の対象とすることを可能とする内容であります。要支援だった方が要介護となっても引き続き総合事業のサービスを受けられるようにするための改定だと言われますが、要介護と認定された方は介護度が重く、専門知識を持った介護職員によるサービスが必要であります。  また、この議案には、一般会計同様、人事院勧告により期末手当を0.05か月削減したため、正規職員、会計年度任用職員の減額補正が含まれています。  そのため賛成することはできません。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 27 ◯議長(田中和義君) 以上で第109号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第109号議案 令和2年度敦賀市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 28 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第109号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 29 ◯議長(田中和義君) 次に、第126号議案について、まず、委員長報告に反対の討論を行います。  松宮学君。   〔8番 松宮学君登壇〕 30 ◯8番(松宮学君) 日本共産党敦賀市会議員団の松宮学です。  第126号議案 市有財産の無償貸付けの件について、反対の立場で討論します。  この議案は、敦賀駅西地区の開発に当たり、建物などの建設工事中の期間は、その企業に対して土地代金を無償にする、要するに、ただにするという内容であります。  敦賀市内には、商業施設や大型店舗など何件もありますが、ほとんどが借地で、10年、20年などの年数を決めて契約しております。この場合、全部と言っていいくらい建設が始まったときから借地料が発生するのが一般世間の常識であります。  この議案では、無償貸付けの期間は令和3年3月1日から供用開始の日の前日までと書かれております。借地料は1か月112万円余りで、開業が令和4年の夏から秋頃のため無償の期間が1年6か月とすると、ざっと見積もっても2000万円の土地代を無料にするという内容です。また、期限がいつまでと月日を限定していない契約内容なので、開業が遅れたりすると令和5年春になることなども考えられ、そうなると600万円増の2600万円の土地代を無償にするということです。  本来、敦賀市に2000万円から2600万円が収入として入ってくるものがないということは、敦賀市民の損失であります。それから、1坪の借地単価が600円ということですが、これも安い価格で納得できません。また、期間を限定しない契約もいかがなものかと思われます。  もう一つ、気になることがあります。  誘致の際、募集要件として工事期間中の土地代は無償にするという契約でありますが、これが前例となってしまうことを危惧するところであります。市民の財産である土地を営利目的の企業に無償で貸し付けるのは、市民感情から考えても市民の理解は得られません。  よって、反対をいたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 31 ◯議長(田中和義君) 次に、委員長報告に賛成の討論を行います。  山本武志君。   〔2番 山本武志君登壇〕 32 ◯2番(山本武志君) 市民クラブの山本武志です。  私は、第126号議案 市有財産の無償貸付けの件について、委員長報告に賛成の立場で討論を行います。  まず、敦賀駅西地区土地活用に向けては、委員長報告にあったとおり、平成28年度から平成29年度にかけて敦賀市が行った約80社を対象とした市場調査の結果、本市のような中小規模の都市において官民連携事業を成立させるためには何らかの行政支援を行うことが必要不可欠であったことを踏まえ、テナント収入が見込めない建設工事期間中の土地の無償貸付けを本事業の遂行に当たっての公募要件に定めた経過があります。つまりは反対討論にあるよう現段階において有償貸付けとすることは、市に対し自ら定めた公募要件に違反をせよと言っているのと同じことであり、信義誠実の原則に反するものと考えます。  また、有償貸付けが一般的であるとの主張に対しましては、こうした無償の要件設定自体、民間開発事業者から求められる行政支援策であることに加え、敦賀市と同規模自治体の開発事例においても多くの実績があることから、逆に、中小の同規模自治体においては無償貸付けのほうが一般的であることは明らかであります。  さらに、北陸新幹線敦賀開業を見据えた駅西地区土地活用事業に関しては、その目的が単なるビジネスホテルではない宿泊施設の整備や、敦賀市や嶺南一円を体験することができるような飲食、物販施設の整備など地方創生の実現に向けて行うものであり、単に民間の営利目的のために土地を貸し付けることではないことを踏まえれば、なおのこと要件どおり無償で貸し付けることは極めて妥当であり、本議案については認めるべきものと考えます。  以上を申し上げまして、第126号議案 市有財産の無償貸付けの件について、委員長報告に賛成の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 33 ◯議長(田中和義君) 以上で第126号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第126号議案 市有財産の無償貸付けの件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 34 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第126号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 35 ◯議長(田中和義君) 次に、第127号議案から第129号議案までの3件について、一括して委員長報告に反対の討論を行います。  松宮学君。   〔8番 松宮学君登壇〕 36 ◯8番(松宮学君) 日本共産党敦賀市会議員団の松宮学です。  第127号議案、128号議案及び129号議案、敦賀市庁舎建設工事の建築、電気、機械、各請負契約変更の件について、反対の立場で討論します。  この議案は、工期延長に伴う仮設費等、諸経費の増加及び労務単価適用特例措置による増額であります。127号議案の建築では2554万4550円、128号議案の電気では876万4391円、129号議案の機械では1269万6983円、それぞれが上がります。合計で4700万5924円、建設費が高騰するというものです。  当初の説明で、庁舎の建設は基本計画時、本体工事費が47億円でありました。立体駐車場整備費、地中熱設備整備費、水素エネルギー設備整備費など、その他の工事費やその他の経費を含めると64億円となりました。この間、水害や震災の復興、オリンピック関連施設建設やコロナの影響などで資材が不足し、人件費が高騰する中、どんどん増えて今回74億円を超える額になりました。  日本共産党敦賀市会議員団は、当初から建て替えではなく耐震補強工事をすべきではないかと主張してきました。しかし今さら中止するわけにもいきませんが、これほどまでの建設費の高騰は市民の理解は得られることはできません。よって、反対をいたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 37 ◯議長(田中和義君) 以上で第127号議案から第129号議案に対する討論を終結し、一括して採決をいたします。  第127号議案 敦賀市庁舎建設工事(建築)請負契約変更の件、第128号議案 敦賀市庁舎建設工事(電気)請負契約変更の件、第129号議案 敦賀市庁舎建設工事(機械)請負契約変更の件の3件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 38 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第127号議案から第129号議案までの3件については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 39 ◯議長(田中和義君) 次に、分離採決の申出があります第108号議案、第110号議案、第111号議案及び第113号議案から第115議案までの6件について採決をいたします。  まず、第108号議案 令和2年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部及び施設勘定の部)特別会計補正予算(第3号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕 40 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第108号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 41 ◯議長(田中和義君) 次に、第110号議案 令和2年度敦賀市産業団地整備事業特別会計補正予算(第1号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 42 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第110号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 43 ◯議長(田中和義君) 次に、第111号議案 令和2年度敦賀市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 44 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第111号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 45 ◯議長(田中和義君) 次に、第113号議案 令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第7号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 46 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第113号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 47 ◯議長(田中和義君) 次に、第114号議案 令和2年度敦賀市水道事業会計補正予算(第2号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 48 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第114号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 49 ◯議長(田中和義君) 次に、第115号議案 令和2年度敦賀市下水道事業会計補正予算(第2号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 50 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、第115号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 51 ◯議長(田中和義君) 暫時休憩いたします。  なお、再開は午前11時20分といたします。             午前11時13分休憩             午前11時20分開議 52 ◯議長(田中和義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  暫時休憩いたします。  なお、再開は時間を追って連絡いたします。             午前11時20分休憩             午後1時00分開議 53 ◯議長(田中和義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、山本貴美子君から発言の申出がありますので、これを許します。 54 ◯16番(山本貴美子君) 先ほどの第106号議案について、委員長報告に反対の討論を行った私の発言のうち、お手元に配付のとおり討論通告以外の議案についての発言の取消しを求めます。 55 ◯議長(田中和義君) ただいま山本貴美子議員から、発言の取消しの申出がありました。これを認めることに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 56 ◯議長(田中和義君) 御異議なしと認めます。  よって、山本貴美子議員から申出がありました発言の取消しを認めることに決定いたしました。  日程第2 請願第4号 57 ◯議長(田中和義君) 日程第2 請願第4号を議題といたします。  これより、その審査結果について委員長報告を求めます。  文教厚生常任委員長 馬渕清和君。   〔文教厚生常任委員長 馬渕清和君登壇〕 58 ◯文教厚生常任委員長(馬渕清和君) ただいまから、文教厚生常任委員会における請願の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の7ページを御覧ください。  請願第4号 75歳以上の医療費窓口負担2割化の検討中止を求める意見書を国に提出することを求める請願について、主な意見として、既に検討し尽くされたと感じるため今から提出しても効果があるものではないとの意見や、言論の府である国会に対し検討中止を求めることはできないとの意見がありました。  次に、討論では、請願採択に賛成の立場から、まだ閣議決定されていないので提出すべきだと思うとの意見や、高齢者の医療費負担及び介護保険の利用負担は大きく、年金だけでは生活できないため働いている方もいる。高齢者の命の問題ということで日本医師会の会長も反対していることから、この請願を採択し、高齢者の医療費窓口2割負担をやめさせるように求めてほしいとの意見がありました。  また、請願採択に反対の立場から、高齢者の負担増などについて十分に検討してもらい決定してもらうことが重要であることから、検討中止の意見書を提出することはそぐわないと思うので反対であるとの意見や、国会でしっかりと議論することが筋であることから検討中止を求めることは反対であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定しました。  以上が本委員会に付託されました請願の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 59 ◯議長(田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 60 ◯議長(田中和義君) 以上で委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  請願第4号について、委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  山本貴美子君。   〔16番 山本貴美子君登壇〕 61 ◯16番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  請願第4号 75歳以上の医療費窓口負担2割化の検討中止を求める意見書を国に提出することを求める請願が不採択となったことについて、委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  政府は、総理大臣を座長とした全世代型社会保障検討会議で、現役世代の負担が重いため75歳以上の高齢者の医療費窓口負担を負担能力に応じたものへと改革していくこととし、検討を進めてきました。  そして、12月14日、年収200万円以上の人を対象に、現在原則1割の医療費窓口負担を2倍の2割に引き上げる最終報告をまとめました。厚生労働省の試算によると、対象者は約370万人で、75歳以上の高齢者の約23%で、団塊世代が75歳以上になり始める2022年度後半から実施するとのことです。  現役世代の負担が重いとのことですが、今から12年前の2008年、75歳以上の高齢者を後期高齢者と呼んで、ほかの世代から切り離し、医療費が上がっていく痛みを高齢者自ら自分の感覚で感じ取っていただく制度として後期高齢者医療制度が始まりました。その際、国の負担を45%から35%に引き下げ、現役世代に肩代わりさせる仕組みを導入した経緯があります。現役世代の負担が重いため軽減するというのであれば、現役世代に肩代わりさせた制度そのものを改め、国の負担を増やすべきです。また、負担能力に応じた改革とのことですが、現役並みの所得の方の医療費窓口負担は既に3割です。  今回、2割に引き上げる対象の年収200万円以上というのは月に換算すると16万7000円以上で、決して多い収入ではありません。昨年秋、社会保障のためと言って消費税が10%に引き上げられ、高齢者の暮らしは大変です。年金だけでは食べていけないと、生活費を補うため働いている高齢者が多いのが現状です。  また、高齢者の負担は医療だけではありません。3年ごとに値上がりする介護保険料は、いや応なく年金天引きされます。さらに、介護が必要な高齢者には介護サービス利用料の負担も重くのしかかっています。そのため病気になっても我慢をして病院に行かない高齢者が増えているとのことですが、医療費窓口負担を2倍にすることで、ますます医療を受けられなくなる高齢者が増えるのではないかと危惧されます。  これは高齢者の命に関わる問題であり、多くの国民が反対しています。日本医師会の中川俊男会長は、コロナ禍で高齢者の健康が脅かされる中で、さらに受診控えが生じかねない政策を取り、高齢者に追い打ちをかけるべきではないと批判しています。  負担能力に応じたものへと改革するというのであれば、高額所得者優遇の税制を一番に見直すべきです。日本の税、社会保障による所得の再分配効果は国際的にも低い現状であり、今こそ大企業や富裕層への課税強化で財源を確保すべきです。これこそ負担能力に応じた改革ではないでしょうか。  さて、文教厚生常任委員会では、もう決まったことであるという意見や、国会での検討を中止してほしいとは言えないなどの意見により請願は不採択となりましたが、請願が出されたのは11月16日であり、請願について文教厚生常任委員会で審議したのは12月11日。自民党と公明党が75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担に関して年収200万円以上の人を1割から2割に引き上げる方針で正式合意した翌日のことです。そのため請願項目は検討中止を求めるというものになっていますが、請願の趣旨は、請願書にも書かれているように75歳以上の医療費窓口負担を2割にしないでほしいというものです。  この趣旨を御理解いただいて、75歳以上の医療費の窓口負担2割化に反対する意見書をぜひとも政府に上げていただくようお願いいたしまして、請願の賛成討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 62 ◯議長(田中和義君) 以上で請願第4号に対する討論を終結し、採決いたします。  請願第4号については、委員長報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により、本請願の採択についてお諮りいたします。  請願第4号 75歳以上の医療費窓口負担2割化の検討中止を求める意見書を国に提出することを求める請願について、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 63 ◯議長(田中和義君) 起立少数。よって、請願第4号については、不採択とすることに決定いたしました。  日程第3 原子力発電所特別委員会、幹       線対策特別委員会及び市庁舎建       設対策特別委員会中間報告 64 ◯議長(田中和義君) 日程第3 原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を議題といたします。  お諮りいたします。  会議規則第45条第1項の規定により、原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を求めることにいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 65 ◯議長(田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を求めることに決定いたしました。  まず、原子力発電所特別委員長 和泉明君。   〔原子力発電所特別委員長 和泉明君登壇〕 66 ◯原子力発電所特別委員長(和泉明君) ただいまから、原子力発電所に関する諸問題について理事者からの報告に基づき調査した内容等を中間報告いたします。  お手元の中間報告書の1ページを御覧ください。  理事者からは、御覧のとおり原子力発電所関係について6項目の報告を受け、調査を行いました。  まず、福井県原子力環境安全管理協議会関係、敦賀市原子力発電所懇談会関係及びその他の関係では、質疑はありませんでした。  次に、日本原子力発電株式会社関係では、主な質疑として、敦賀発電所1号機の低レベル放射性廃棄物について、ドラム缶800本を輸送とあるが、どこに保管してあったのか。また、どれぐらいの保管ができるのかとの問いに対し、固体廃棄物貯蔵庫にドラム缶や一部鉄製の箱という形で保管されており、貯蔵容量はドラム缶8万5000本であるとの回答がありました。  次に、日本原子力研究開発機構関係では、主な質疑として、もんじゅサイト内に設置する試験研究炉について何か進展はあったのか。また、敦賀市から要望したことはあるのかとの問いに対し、11月19日に開催された嶺南Eコースト推進会議において、試験研究炉に関する説明があり、その際に市長から、地域振興を考えて中出力炉に決定したことは理解するが、具体的な地域振興についての道筋等を示すよう文部科学省に要請しているとの回答がありました。  次に、関西電力株式会社関係では、主な質疑として、美浜発電所3号機の再稼働について、安全協定等があると思うが敦賀市として意見を述べる機会はあるのかとの問いに対し、再稼働に関しては県及び美浜町が適切に判断されると思うので、その状況を確認していきたいとの回答がありました。  次に、報告事項以外のその他の関係では、主な質疑として、原子力発電に対する国民理解については国が前面に立って進めてもらう必要があるが、敦賀市長として、また全原協の会長として国に申入れを行ってほしいと考えるがいかがかとの問いに対し、国民理解に対する一層の取組については、常に要望しているところであり、引き続き強く国に訴えていきたいと考えているとの回答がありました。  以上が原子力発電所特別委員会の中間報告であります。 67 ◯議長(田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
      〔「なし。」の声あり〕 68 ◯議長(田中和義君) 次に、新幹線対策特別委員長 北村伸治君。   〔新幹線対策特別委員長 北村伸治君登壇〕 69 ◯新幹線対策特別委員長(北村伸治君) ただいまから、新幹線対策特別委員会における調査の経過について御報告申し上げます。  12月14日に委員会を開催し、理事者の説明に基づき調査を行いました。内容は、調査事項として、北陸新幹線建設工事について、並行在来線について及び駅西地区の社会実験結果について、また報告事項として、北陸新幹線の整備状況について、立体駐車場等の利用状況について、駅西地区騒音調査及びその他であります。  理事者側から示された資料等の主なものは報告書7ページから22ページに記載のとおりでございますが、私からは、説明内容の概略、現地調査の状況及び委員会中の主な質疑応答等について御報告申し上げます。  今回の委員会は、北陸新幹線の敦賀開業が1年程度延期となることや事業費の増加が見込まれることとなったことから、現地でその要因等を確認することとし、議員派遣と併せた委員会視察を実施いたしました。  敦賀駅部等に移動し、鉄道・運輸機構から敦賀駅部の工期延長要因等の説明を受けました。鉄道・運輸機構の現地での主な説明として、工期の遅延については、平成30年度から令和元年度にかけ工事が集中し、結果的に資機材、労務の取り合いになってしまったとの説明がありました。  また、自治体への報告が遅れた理由については、今年6、7月に国土交通省に報告したときまでは、遅れの度合いが明確に分からなかったと説明を受けました。  福井県や敦賀市との今後の工程調整については、東口ができなければ新幹線の駅ではないので、市や県としっかり調整するとの説明がありました。  視察終了後、委員会での主な質疑について報告いたします。  (3)駅西地区の社会実験結果について。今回、社会実験でいろんなテナント、業者や屋台の人を呼んだが、もともとそこにそういう設備をする予定なのかとの問いに対し、施設が並ぶところに必要なテントを配置した。道沿いに並ぶ飲食店に模したケータリングとテントブース、立体駐車場側に並ぶ知育・啓発施設等に見立てたテントでのPRブースを配置し、公園、広場ができてからケータリング等でにぎわいのつくれそうなエリアにケータリングを並べて駅西地区の社会実験を行ったとの回答がございました。  報告事項では、立体駐車場等の利用状況について、今年度の年間利用料金の見込みはとの問いに対し、当初5500万円と見込んでいた収入は、コロナの影響により年間3000万円程度に落ち込むとの回答がございました。  以上が本委員会における調査の経過であります。 70 ◯議長(田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 71 ◯議長(田中和義君) 次に、市庁舎建設対策特別委員長 福谷正人君。   〔市庁舎建設対策特別委員長 福谷正人    君登壇〕 72 ◯市庁舎建設対策特別委員長(福谷正人君) ただいまから、市庁舎建設対策特別委員会の調査の経過について御報告申し上げます。  資料の23ページをお開きください。  お手元に配付の資料に基づき、市庁舎整備について理事者から説明がありました。  内容としては、まず、11月末現在の進捗率について、建築工事が47.6%、電気工事が2.6%、機械工事が7.7%であるとの報告がありました。  次に、庁舎における窓口運用について、市民課等関係各課職員により検討を重ねた結果の説明がありました。  課題の現状分析では、来庁者側では、書くのが手間というところ、職員側では、受付時の補記が多い、繁忙期で待ち時間が長くなる、氏名を呼び出すことからプライバシーの懸念、小銭を収受する機会が多くコロナ禍での対応が求められるという意見等があり、電子申請等で手続が容易になっても年間10万人を超える来庁者がゼロになることはなく、ここのデジタル化を進めていくのが一つの方向性と認識している。  最終的には、市民が手続をするに当たり、「歩かせない、待たせない、書かせない」を実現しようと考えている。1階を中心に業務全般、69の業務について調査し、時間がかかる、数が多いというところは、なるだけシステムでカバーするという考え方で、全窓口業務の6割程度をシステム等でカバーできないかと考えている。  庁舎窓口運用のイメージでは、ワンフロア集約連携サービスをサイン・動線計画、番号発券システム、窓口支援システムにより構築し、「歩かせない、待たせない、書かせない」を実装することを考えている。  まず、サイン・動線計画では、迷わずに窓口に向かうことができるようサインを見やすくし、住民票や所得証明書の交付等を行う専用窓口を設ける。ライフイベントや転入、転出等の手続をより円滑に行うため、市民課を起点として関係課を近くに配置し、歩かせないということを実現しようとしている。  待たせないという部分では、番号発券システムを合計4台設置し、待ち時間を見える化したいと考えている。  書かせないという部分では、窓口支援システムを導入し、住基システム、戸籍システムを関係課でも照会ができるような運用を考えている。一方で、例えば免許証、マイナンバーカード、保険証、文字印刷されている身分証があれば、住基システムや戸籍システムに照会しなくても、氏名、住所、性別、生年月日等はOCR処理をしたデータを保持して交付申請書そのものにシステム側で印字してプリントアウトし、本人が確認して間違いなければサインする。それで本人が書くという手間がなくなる。そういうことができるシステムである。複数の手続があっても、手続のたびに氏名、性別、住所、生年月日等を書く手間を省こうという考えである。  なお、手続の際の代金等はキャッシュレスで進めたいと考えている。  窓口運用にかかるシステム導入スケジュールについては、庁舎供用開始の令和4年の1月から窓口支援システム、番号発券システムを稼働。キャッシュレスシステムについては、先行して令和3年の6月にはこの庁舎に導入を予定している。システム導入により、手続の時間はこれまでより3分の2程度に圧縮できるものと考えており、窓口支援システムと番号発券システムを導入する費用は4200万円ほどを見込んでいる。  次に、売店等、事業者が決まったものについて説明があり、まず1階の売店の事業者について、1社の応募があり、審査の結果、株式会社エコシステムに決定した。公募型プロポーザルの提案内容では、多目的ホールを活用したマルシェイベントの開催、災害時に避難された方、職員に対して売店に置いてある食料を無償提供する支援体制、クレジット決済、電子マネー決済の導入、ロゴマークデザインなどの提案をいただいている。  続いて、現在、敦賀高校、敦賀工業高校、敦賀気比高校の生徒が集まりワークショップを開き、庁舎ができるタイミングで、庁舎に何かしらの思いを残す事業、高校生タイムカプセルプロジェクトを進めている。  また、庁舎内に市内製造工場を有する事業者の製品や技術を取り入れる市内製造工場製品及び技術応用事業では、9月の末から11月の末まで事業者を募集し、永大産業株式会社、東洋紡株式会社、株式会社オプテス、株式会社ジャクエツの4社が企画に協力していただける。  次に、整備に係る各種事業のタイムテーブルについて、工事については、それぞれ相手方が決まり随時進めているところであるが、まだ契約相手方が決まっていないものについては年明けに公告したいと考えている。  各種調査の多目的トイレ利用意向調査では、9月30日、バリアフリー委員会とムゼウムのトイレを見て意見をいただいた。  建設現場内覧会では、東浦区と黒河小の皆さんに11月、12月に見学いただいた。また、冬休み企画ということで、現場の見学会を12月28日と1月4日に考えている。  次に、解体の工程が幾分見えてきたので、全体工程の引き直しをしている。庁舎の建設工事は8月に終え、このタイミングで解体業者を選定しようと考えている。市庁舎と消防庁舎、合わせて合併入札という形で業者の決定を考えている。9月議会で議決をいただき、式典終了のタイミングで現場を動かすことになる。音が発生するようなものが供用開始以降に多くあり、近隣住民の方に御迷惑をおかけすることから、庁舎で住民説明会を開催する計画をしている。アスベスト対策を打ちながら解体を進め、解体作業が終わる頃合いで平面駐車場、外構整備を進めたい。  令和4年6月議会で契約議決をいただき、供用開始から1年後の令和5年1月、グランドオープンを予定したい。  次に、総事業費について、解体は2億8000万円で、もともと2億円を見ていたところ8000万円増えている状況である。新たに加わった部分として、電話交換機の取替えで5900万円。庁舎警備入退室管理で4600万円。もともとそれぞれの課で予算計上して進める予定であったが、庁舎整備に合わせて有利な起債を取るということで総事業費の中に含めて整備することを考えており、窓口支援システム4200万円も総事業費の中に含めている。  今のところあくまでも概算であるが75億8000万円となり、改めて当初予算のときに御説明を申し上げることになろうかと思っていると説明がありました。  説明に対する質疑の主なものとして、自分で手続ができない人の保険証、免許証を窓口へ持ってきて手続は可能かどうかとの問いに対し、理事者から、細かいところは確認させていただきたいが、なるべく負担のかからない方向で進めたいと思っている。御意見をいただきながら検討を深めていきたいとの回答がありました。  関連し、介護を受けている方、高齢者で自身が来庁できない人の代理人選任の届け等の手続がどうなっていくのかという点について、歩かせない、待たせない、書かせないという中で、どのように対応していくのか気になる。今後検討していただきたいとの意見に対し、理事者から、申請書類等、簡略化できるもの、統一化できるものを検討しており、その中で、今後できる限り実現できないかということで討議して検討していくとの回答がありました。  また、多目的トイレについて、実際に車椅子の方や障害をお持ちの方が直接、多目的トイレを利用し、ここが改善点だというような点があったのか。多目的トイレといっても使いづらいトイレが多いので、その点について意見を伺えたのかとの問いに対し、理事者から、当日、ムゼウムのトイレの中へ入っていただいて意見をいただいた。例えば、多目的トイレ内に手すりがないので、便器まで誘導してくれる手すりがあったほうが便利である。音声誘導装置を整備してほしいという意見をいただき、1階のトイレの手すり設置、音声の誘導装置は整備すると回答しているとの回答がありました。  また、総事業費に関して、当初に比べどんどん金額が上がり驚くところであるが、どのように思っているのかとの問いに対し、理事者から、ある程度までは想定していたが、オリンピック需要、新幹線整備関係の部分で資機材の高騰、労務費の高騰等が想定外に多かったと考えているとの回答がありました。  以上が本委員会における調査の経過であります。  なお、本委員会では、付議された事項について、委員会設置以降、敦賀市による説明を聞くなど調査を重ねてまいりました。その内容につきましては、これまでの中間報告において報告のとおりでございます。  そして、コロナ禍の影響等もありましたが、令和4年1月には庁舎の供用開始、その後、旧庁舎を解体し、外構整備を行い、令和5年1月にはグランドオープンを迎えるという工程が示され、庁舎整備に係る事業費につきましても概算ではありますが最終的に必要な予算規模が明らかとなり、今後は粛々と事業を進めていただく段階になったと認識をしております。  つきましては、本委員会としては、所期の目的は達成されたと考え、調査を終了することを全会一致で決定いたしました。よって、ただいまの報告をもちまして本委員会の最終報告といたしたいと存じます。  以上です。 73 ◯議長(田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 74 ◯議長(田中和義君) 以上で、原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を終結いたします。  日程第4 市庁舎建設対策特別委員会廃止       に関する件 75 ◯議長(田中和義君) 日程第4 市庁舎建設対策特別委員会廃止に関する件を議題といたします。  本件につきましては、日程第3における当該委員長報告により、所期の目的が達成されたとの報告がありました。  お諮りいたします。  本日をもって市庁舎建設対策特別委員会を廃止することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 76 ◯議長(田中和義君) 起立全員。よって、市庁舎建設対策特別委員会を廃止することに決定いたしました。  日程第5 B議案第6号 77 ◯議長(田中和義君) 日程第5 B議案第6号を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  産経建設常任委員長 中野史生君。   〔産経建設常任委員長 中野史生君登壇〕 78 ◯産経建設常任委員長(中野史生君) ただいま議題に供されましたB議案第6号 「防災・減災、国土強靭化対策及び建設業働き方改革加速化プログラムの推進を求める意見書」提出の件について、提案説明をさせていただきます。  我が国では、豪雨、台風、地震、豪雪等の自然災害が近年各所で相次ぎ、土砂災害や河川の氾濫、堤防の決壊等の甚大な被害が発生しております。  このような状況を受け、国は国土強靭化基本計画を改定するとともに、防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策を策定し、令和2年度末まで集中的に取り組んでいます。  しかし、道路ネットワークの整備や老朽化対策、治水対策など、地域社会の強靭化を進めるために必要な対策は未だ数多く残されております。  こうした中、先般、政府において、防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策が閣議決定され、令和3年度から5年間、国土強靭化の取組を進めることが示されました。  今後、安全で安心なまちづくりを実現するためには、ストック効果の高い社会資本の整備を着実に進め、防災・減災、国土強靭化を強力に進めていく必要があります。  よって、国においては、本意見書の記載事項に特段の措置を講じていただくよう強く要望するところでございます。  以上、地方自治法第99条の規定により国会及び関係行政庁に意見書を提出するため、本議案を提出するものでございます。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 79 ◯議長(田中和義君) ただいまの説明に対して御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 80 ◯議長(田中和義君)以上で質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  B議案第6号 「防災・減災、国土強靭化対策及び建設業働き方改革加速化プログラムの推進を求める意見書」提出の件について、提案のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 81 ◯議長(田中和義君) 起立全員。よって、B議案第6号については、提案のとおり可決いたしました。  日程第6 B議案第7号 82 ◯議長(田中和義君) 日程第6 B議案第7号を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  有馬茂人君。   〔18番 有馬茂人君登壇〕 83 ◯18番(有馬茂人君) ただいま議題に供されましたB議案第7号「北陸新幹線敦賀開業の早期実現と地方負担軽減を求める意見書」提出の件について、提案説明をさせていただきます。  北陸新幹線は、高速交通体系の中軸として国土の均衡ある発展や沿線地域の飛躍的な発展が期待でき、災害時における多重系の輸送体系の確立は災害に強い国土強靭化に欠かせないことから、北陸新幹線に求められる役割はこれまで以上に大きくなっています。  しかし先般、御案内のとおり、北陸新幹線の開業時期は1年程度延びること、それから事業費については約2658億円増えることが示されました。  本市では、2023年春の敦賀開業に向け、行政、それから議会、そして市民の皆さんと一丸となってまちづくりに取り組む中、開業時期の遅れがそれらの活動に大きな影響が出ないか懸念するところでございます。  2年前の事業費の増加から今回再び増えることに対し、これ以上、沿線自治体への負担とならない対応も必要であると考えます。  今後も引き続き原因究明と再発防止の検証が行われる中で、あわせて開業延期に伴うまちづくりへ影響等についても十分配慮した上で工事が進められるよう強く求めます。  以上、地方自治法第99条の規定により国会及び関係行政庁に意見書を提出するため、本議案を提出するものであります。  提出者は私、有馬茂人、賛成者は記載の皆様でございます。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
    84 ◯議長(田中和義君) ただいまの説明に対し御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 85 ◯議長(田中和義君)以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  B議案第7号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 86 ◯議長(田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、B議案第7号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより採決いたします。  B議案第7号 「北陸新幹線敦賀開業の早期実現と地方負担軽減を求める意見書」提出の件について、提案どおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 87 ◯議長(田中和義君) 起立多数。よって、B議案第7号については、提案のとおり可決いたしました。  日程第7 議員派遣の件 88 ◯議長(田中和義君) 日程第7 議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本件について、会議規則第163条の規定により、お手元に配付のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 89 ◯議長(田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、お手元に配付のとおりとすることに決定いたしました。  閉会の挨拶 90 ◯議長(田中和義君) 以上で、今定例会に提案された議案の審議は全て終了いたしました。  今定例会に提出された多数の重要案件につき、本日まで長きにわたり御審議をいただき厚く御礼申し上げます。  また、理事者の方々におかれましても、議案の作成に始まり、今日に至る御労苦に対し深く敬意を表します。  この際、市長から発言を求められておりますので、承ることにいたします。   〔市長 渕上隆信君登壇〕 91 ◯市長(渕上隆信君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  第6回市議会定例会は、去る11月30日に開会され、本日までの22日間にわたり、議員各位には、本会議並びに委員会を通じ慎重に御審議を賜り、令和2年度補正予算案をはじめとする各議案につきまして議決及び同意を賜り、ここに厚くお礼申し上げます。  今回議決いただきました予算案をはじめ各事業の執行に当たりましては、本会議並びに各委員会におきまして議員各位から頂きました貴重な御意見、御提案等に私をはじめ職員一同、調査研究を行い、施策の推進に向けて全力を傾注してまいります。議員各位におかれましては、なお一層の御支援をお願い申し上げる次第です。  なお、12月10日に追加提案させていただきましたひとり親世帯臨時特別給付金の再支給事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により独り親世帯の生活実態が依然として厳しい状況にあることを踏まえ、1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円を再支給するものでございます。本日、補正予算案を議決いただきましたので、直ちに対象者に案内するとともに、年内の支給に向けて事務を進めてまいります。  さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、全国的に感染拡大が続いており、福井県では、12月17日をもって感染拡大注意報は解除されたものの、18日からは年末年始感染対策徹底期間が設けられるなど、予断を許さない状況が続いています。  本市におきましては、12月9日を最後に新たな感染は確認されていませんが、これから年末年始に向け、人の動きが活発化することから急速な感染拡大も懸念されます。また、家庭や職場においても多人数で集まる機会が増える時期になりますので、より緊張感を持って小まめな手洗いやマスクの着用など感染防止対策を実践していただきますようお願いいたします。  また、休日急患センターにおきましては、新型コロナウイルスを含む感染症への対応強化を図るため、発熱者や感染症の疑いのある受診者専用の出入口及び専用診察室2室の整備が完了し、安心して受診、検査を受けていただける診療体制が整ったところです。  市民の皆様方におかれましては、センターへは直接出向かず、まずは電話で御相談いただきますようお願いいたします。  例年開催しております敦賀市成人式につきましては、感染防止対策としてプラザ萬象の大小2つのホールに分散して来年1月10日に実施を予定しております。成人の皆様には、手指消毒やマスク着用などの感染防止対策に御協力いただくとともに、特に県外から出席される場合は、帰省前2週間は感染率の高い行動を控えていただくよう御家族からの呼びかけをお願いいたします。  さて、北陸新幹線につきましては、開業の遅れや事業費の増加が発表されて以降、できる限りの工期の短縮と地方への負担がないよう強く要請し、あわせて開業遅れによる様々な損失についても負担が発生しないよう要望したところであります。  こうした中、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームにおきまして、敦賀開業が1年程度延期、そして建設費が約2658億円増加という報告がありました。このうち建設費増加に係る市町負担の取扱いについては、いまだ不透明な部分がありますので、今後、県から示された資料の検証を行い、県と協議していきたいと考えております。  敦賀開業が遅れるということは非常に残念なことではありますが、この期間を有効に活用し、より一層、本市の魅力を高め、市民の皆様と一体となって開業が迎えられるよう取り組んでまいります。  終わりになりましたが、今年もあと10日余りとなり、日増しに寒さも厳しくなってまいりました。先週から大雪警報が発令されるなどいよいよ雪のシーズンが到来しましたが、対策には万全を期してまいりますので、市民の皆様方におかれましても除雪作業への御協力をお願い申し上げます。  議員各位、また市民の皆様におかれましては、検温による体調管理、行動履歴の記録など引き続き感染防止に御留意いただき、くれぐれも御自愛いただきまして輝かしい令和3年の初春をお迎えになられますよう心からお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼の挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 92 ◯議長(田中和義君) これをもって令和2年第6回敦賀市議会定例会を閉会いたします。             午後1時51分閉会  上記会議のてんまつに相違ないことを証明するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                    議   長  田 中 和 義                    副 議 長  大 塚 佳 弘                    署名議員   浅 野 好 一                      同    中 野 史 生                      同    石 川 栄 一 発言が指定されていません。 Copyright © Tsuruga City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...