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  1. 敦賀市議会 2020-09-01
    令和2年第5回定例会(第1号) 本文 2020-09-01


    取得元: 敦賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年第5回定例会(第1号) 本文 2020-09-01 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 70 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長田中和義君) 2 ◯議長田中和義君) 3 ◯議長田中和義君) 4 ◯議長田中和義君) 5 ◯議長田中和義君) 6 ◯議長田中和義君) 7 ◯市長渕上隆信君) 8 ◯議長田中和義君) 9 ◯総務部長池澤俊之君) 10 ◯福祉保健部長板谷桂子君) 11 ◯総務部長池澤俊之君) 12 ◯企画政策部長芝井一朗君) 13 ◯議長田中和義君) 14 ◯16番(山本貴美子君) 15 ◯総務部長池澤俊之君) 16 ◯16番(山本貴美子君) 17 ◯福祉保健部長板谷桂子君) 18 ◯企画政策部長芝井一朗君) 19 ◯議長田中和義君) 20 ◯議長田中和義君) 21 ◯議長田中和義君) 22 ◯23番(立石武志君) 23 ◯福祉保健部長板谷桂子君) 24 ◯23番(立石武志君) 25 ◯福祉保健部長板谷桂子君) 26 ◯議長田中和義君) 27 ◯議長田中和義君) 28 ◯議長田中和義君) 29 ◯議長田中和義君) 30 ◯議長田中和義君) 31 ◯議長田中和義君) 32 ◯議長田中和義君) 33 ◯議長田中和義君) 34 ◯議長田中和義君) 35 ◯議長田中和義君) 36 ◯議長田中和義君) 37 ◯議長田中和義君) 38 ◯議長田中和義君) 39 ◯議長田中和義君) 40 ◯議長田中和義君) 41 ◯総務部長池澤俊之君) 42 ◯敦賀病院事務局長(織田一宏君) 43 ◯教育委員会事務局長(山本寛治君) 44 ◯敦賀病院事務局長(織田一宏君) 45 ◯水道部長(佐野裕史君) 46 ◯議長田中和義君) 47 ◯議長田中和義君) 48 ◯議長田中和義君) 49 ◯議長田中和義君) 50 ◯議長田中和義君) 51 ◯議長田中和義君) 52 ◯議長田中和義君) 53 ◯議長田中和義君) 54 ◯議長田中和義君) 55 ◯議長田中和義君) 56 ◯議長田中和義君) 57 ◯予算決算常任委員長(浅野好一君) 58 ◯議長田中和義君) 59 ◯文教厚生常任委員長(馬渕清和君) 60 ◯議長田中和義君) 61 ◯議長田中和義君) 62 ◯議長田中和義君) 63 ◯15番(豊田耕一君) 64 ◯議長田中和義君) 65 ◯16番(山本貴美子君) 66 ◯議長田中和義君) 67 ◯議長田中和義君) 68 ◯議長田中和義君) 69 ◯議長田中和義君) 70 ◯議長田中和義君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 5.議 事             午前10時00分開会 ◯議長田中和義君) ただいまから令和2年第5回敦賀市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長田中和義君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第81条の規定により、会議録署名議員に、   7番 三 國 真 弓 君   8番 松 宮   学 君   9番 今 川   博 君 を指名いたします。  日程第2 会期決定の件 3 ◯議長田中和義君) 日程第2 会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から10月2日までの32日間といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 4 ◯議長田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から10月2日までの32日間と決定いたしました。  日程第3 諸般の報告
    5 ◯議長田中和義君) 日程第3 諸般の報告をいたします。  地方自治法第121条の規定により、今定例会に出席を求めた者を報告いたします。   市    長 渕 上 隆 信 君   副 市 長  片 山 富士夫 君   副 市 長  中 山 和 範 君   病院事業管理者 米 島   學 君   総務部長   池 澤 俊 之 君   企画政策部長 芝 井 一 朗 君   市民生活部長 中 野 義 夫 君   福祉保健部長 板 谷 桂 子 君   産業経済部長 吉 岡 昌 則 君   観光部長   松 葉 啓 明 君   建設部長   清 水 久 伸 君   都市整備部長 小 川   明 君   水道部長   佐 野 裕 史 君   敦賀病院事務局長 織 田 一 宏 君   会計管理者  鈴 木 早 苗 君  教育委員会   教 育 長  上 野   弘 君   事務局長   山 本 寛 治 君  監査委員事務局   事務局長   山 本 麻 喜 君  以上であります。  次に、今定例会に、市長より提出された議案について報告いたします。第83号議案から第97号議案までの15件及び報告案件8件の計23件でございます。  以上で報告を終わります。  日程第4 市長提案理由概要説明 6 ◯議長田中和義君) 日程第4 議案の上程に先立ち、市長から諸議案の提案理由の概要について説明を承ることにいたします。   〔市長 渕上隆信君登壇〕 7 ◯市長渕上隆信君) おはようございます。  令和2年第5回市議会定例会が開催されるに当たり、市政に対する所信の一端を申し述べますとともに、市政の諸課題をはじめ提案いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。  まず初めに、去る7月3日から31日にかけて発生した令和2年7月豪雨では、梅雨前線の影響により九州をはじめ中部、東北地方の広い範囲で大雨となり、河川の氾濫や土砂崩れによる甚大な被害が発生しました。今回の災害により、お亡くなりになられた方々に深い哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心からのお見舞いと、被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。  さて、先月28日、安倍総理が辞任を表明されました。憲政史上最長となる7年8か月にわたり重責を担われました御労苦に対し、敬意と感謝を申し上げます。  一方、昨今のコロナ禍により、国民生活や日本経済が混迷を極める中、政府与党には政治空白を作ることがないよう万全を期していただきたいと存じます。  ところで、この夏の福井県高等学校野球大会において敦賀気比高校硬式野球部が、また、福井県高等学校夏季特別大会において同校レスリング部並びに敦賀高校陸上競技部及び女子柔道部が優勝を果たしております。今回の大会は、新型コロナウイルス感染症の影響により、夏の甲子園や全国高校総体につながる大会ではありませんでしたが、様々な制約がある中で練習を重ね、栄冠を勝ち取った選手並びに関係各位の健闘をたたえ、今後のさらなる活躍を期待します。  次に、当面する市政の重要課題について申し上げます。  まず、新型コロナウイルス感染症対策について申し上げます。  県内では4月29日以降、新規感染者が確認されていない状況が続いておりましたが、去る7月12日に再び感染者が確認され、同日から昨日までの間に106名の感染が確認されております。  また、本市におきましても、同月31日に初の感染者が確認されたことから、直ちに感染症対策本部会議を開催し、県の感染拡大防止対策チーム及び二州健康福祉センターから助言をいただきながら相談窓口の拡充や市施設での感染防止対策の徹底等について指示し、情報共有を行いました。  さらに、学校、児童クラブの3密を回避するための施設改修や市内事業所の非接触型体温計の購入助成等に係る補正予算の専決処分を行ったところです。  一方、先月23日から25日にかけて、一部の市職員に対し、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)から陽性者と接触した可能性を示す通知がありました。当該職員には、自宅待機を指示するとともに、速やかにPCR検査を受け、全員の陰性を確認しております。実際の陽性者との接触またはアプリや通信環境の不具合など、事実関係について県及び厚生労働省に調査を依頼しているところです。  現在のところ市内での感染拡大の兆候は見られませんが、市民の皆様におかれましては、手洗いやマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保など感染防止対策を行っていただくとともに、引き続き、検温による体調管理、行動履歴の記録など、自分を守ること、周りのみんなを守ることに御理解と御協力をお願いいたします。  また、感染者や濃厚接触者、医療従事者などに誤解や偏見に基づく差別は絶対に行わないよう、併せてお願いいたします。  次に、第7次敦賀市総合計画について申し上げます。  本年2月に行いました議員各位への基本構想骨子案の説明を皮切りに、敦賀市総合計画審議会において審議を重ね、去る7月15日に基本構想を取りまとめました。この取りまとめに際しましては、審議会委員21名の約4割に当たる8名の高校生、大学生委員の意見を反映するだけでなく、敦賀高校の生徒約230名や都市部の東洋大学学生約320名への説明を行い、意見を伺うなど、これまで以上に若者の意見を聴取、反映するための新たな取組を実施いたしました。  また、先月27日には、この基本構想に基づき策定する中期事業計画に関する議員説明会を開催させていただいたところであり、今後、議員各位の御意見を踏まえ、引き続き審議会での審議を行い、今年度末までに第7次敦賀市総合計画を策定してまいります。  次に、ふるさと納税の推進について申し上げます。  ふるさと納税につきましては、これまで返礼品の充実を図るなど、一層の拡充に向け取り組んでいるところです。その結果、今年度のふるさと納税額は7月末現在で1億1564万8000円と昨年同時期の589万4000円から大きく増加しており、昨年度を上回る実績が見込まれることから、今回の補正予算において返礼品等の関係経費を計上いたしました。  本市を応援いただいている全国の皆様、敦賀の魅力発信に御協力をいただいている市内事業者をはじめ関係者の方々に改めて心から感謝申し上げます。  次に、市庁舎整備について申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大により、新庁舎整備に係る一部資材の調達に遅れが生じております。具体的には、インドネシアから調達予定の型枠材の納入が遅延した結果、今後、本体建築工事の工程に1か月半から2か月程度の遅れが生じます。  さらに、この遅れは機械・電気設備工事等に影響を及ぼすことから、新庁舎竣工の期日を令和3年3月から令和3年8月に変更したいと考えております。  これに伴う予算措置につきましては、繰越明許費として今議会において対応させていただき、契約変更につきましては12月定例会におきまして議決をお願いしたいと存じます。また、工期延長に伴う追加の経費は現予算の範囲内で極力対応し、コロナ禍の影響を最小限にとどめつつ工事の進捗管理に努めてまいります。  次に、防災対策について申し上げます。  原子力防災につきましては、先月27日に大飯、高浜両地域を中心に実施された福井県原子力防災訓練に本市も参加し、おおい町からの避難者受入れに関する訓練を行いました。  今般の新型コロナウイルス感染症の流行下において、万が一原子力災害が発生した場合、感染防止対策を十分講じた上で避難や屋内退避等の各種防護措置が必要となることから、訓練を通して得られた知見や課題等を参考に、敦賀市原子力災害住民避難計画や避難者受入マニュアルの見直しを行うとともに、実効性の高い避難方法を確立してまいります。  一方、一般防災につきましては、出水期におけるコロナ禍と洪水・浸水害という複合災害に対する備えとして、去る7月16日に敦賀市立看護大学において、避難所担当職員をはじめ大学関係者や防災士会にも御参加をいただき、感染防止対策を講じた避難所の開設及び運営訓練を実施いたしました。また、感染の疑いがある方を隔離するため、新たに不織布製の間仕切りテントを配備します。  今後、感染症流行時の避難所開設の際は、検温、手指消毒のほか避難者間の十分な距離の確保、避難所の換気を徹底し、万全の体制を整えて対処してまいります。  また、市民の皆様におかれましても、日頃から各区で作成した防災マップや洪水ハザードマップなどを活用し、住居の危険度の把握や災害に応じた避難先の検討、非常用持出し品の準備等を行い、気象情報や防災情報に注意を払うことで早め早めの対応を心がけていただきますようお願い申し上げます。  笙の川の整備について申し上げます。  先月7日に行われた近隣住民の皆様に対する説明会において、事業区間である河口から木の芽川合流点の令和12年度までの全体工程が示され、今年度から河口付近において河床掘削のための護岸補強工事に着手する予定です。  今後も市民の皆様の安全、安心の確保のため、工事が着実に進むよう関係機関と連携しながら事業促進に努めてまいります。  次に、公共交通対策について申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の影響により公共交通機関の利用者が減少しているため、コミュニティバス委託事業者への減収相当額の補償と広域路線バス事業者への運行継続を支援するための補助金を今回の補正予算に計上いたしました。  あわせて、冬期の通勤通学時間帯に混雑が予想されるコミュニティバス中郷木崎線において、3密を避けるための増便に係る所要額も計上しております。  また、コミュニティバスやタクシーへの抗菌加工等に係る補助金については、補正予算の専決処分により対応しており、引き続き、公共交通機関を安心して利用いただけるよう取り組んでまいります。  次に、休日急患センターについて申し上げます。  新型コロナウイルス感染症への対応として、これまでホールをパーティションで仕切り簡易な診察室を設け診療を行っておりましたが、今後インフルエンザウイルス等の感染症の流行時期も到来することから、感染症の疑いのある受診者の出入口及び診察室を明確に区分けするなど、休日急患センターを一部改修することとし、所要額を今回の補正予算に計上いたしました。  今後も関係機関と連携を図りながら感染防止対策を強化することで、より市民の皆様に安心して受診いただけるよう運営してまいります。  次に、水産振興について申し上げます。  敦賀真鯛などの養殖魚につきましては、コロナ禍により飲食店等の需要が減ったことから出荷量が大きく減少しております。また、今月下旬に予定していた敦賀市漁業協同組合のジャパン・インターナショナル・シーフードショーへの出展も残念ながら取りやめとなりました。  こうした状況の中、敦賀商工会議所と敦賀市漁業協同組合が連携し、市内飲食店などを対象に、敦賀真鯛を使った新商品やメニューの募集を行い、消費回復やPR活動につながる取組を展開しております。  また、学校給食におきましても敦賀真鯛を取り入れた献立作りが進められ、今月14日と18日に市内の全小中学校、本年中には県内の多くの小中学校の給食に敦賀真鯛が登場する予定です。  さらに、本市と北海道を結ぶ新日本海フェリーの船内で敦賀真鯛をメイン食材とした新たな料理を提供していただくこととなり、大きな宣伝効果を期待しているところです。  本市といたしましても、こうした取組に対して支援を行い、一層の知名度アップとブランドイメージの向上に努めてまいります。  次に、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策について申し上げます。  さきの専決補正予算にて計上いたしました新しい生活様式対応支援事業につきましては、業種ごとの感染拡大予防ガイドラインまたは県の感染拡大防止対策ガイドラインをはじめとした対策やECサイトの立ち上げなど、新しい生活様式への対応に係る必要経費を補助するもので、先月20日から受付を開始しております。  また、ECサイトの立ち上げ支援と連携して、市内の店舗や商品をネット上で取りまとめ紹介する敦賀ネットモール整備事業を実施し、情報発信を支援してまいります。この事業では、高校生等のモニターが発信する店舗紹介のSNSと連動することにより、市内外の皆様に本市の店舗を知っていただくとともに、愛着を深めていただき、消費需要の拡大につなげてまいります。  さらに、コロナ禍における勤務体制の検討など新たな働き方を実践する企業のサテライトオフィスを誘致するため、開設に必要となる改修費用の助成や企業とのマッチングに係る所要額を今回の補正予算に計上いたしました。  本事業では、市内の空き物件などを活用したサテライトオフィスの開設を対象としており、空き物件の解消及び雇用の創出を図るとともに、様々な業種の企業が本市に進出する足がかりとなるよう取り組んでまいります。  次に、企業誘致について申し上げます。  今年に入り、市内で操業を開始した東洋紡株式会社つるがフイルム工場、日本ゼオン株式会社のグループ企業である株式会社オプテス敦賀工場及び楠原輸送株式会社北陸営業所への企業立地補助金を今回の補正予算に計上いたしました。  東洋紡株式会社ではスマートフォンやパソコンに必要とされるセラミックコンデンサー製造用の離型フィルムが、株式会社オプテスでは世界最大幅の大型テレビ用の光学フィルムが生産され、楠原輸送株式会社は海運、陸運における物流の重要拠点として整備されたものであり、いずれも本市の産業振興や雇用の拡大に大きく寄与していただけるものと期待しているところです。  今後も本市の産業振興や地元雇用の安定確保に資する企業の立地に積極的に取り組んでまいります。  敦賀港の振興について申し上げます。  今年は、敦賀港と北海道を結ぶ定期フェリーが就航50周年を迎えたことから、去る7月20日に新日本海フェリー株式会社へ感謝状を贈呈いたしました。この航路は、敦賀港の貨物の約半数を取り扱っており、敦賀港の発展に貢献いただいているだけでなく、北海道と関西、中京圏を結ぶ主要航路として日本の経済と暮らしを支えているものと認識しております。  本市といたしましては、今後も様々な機会を捉え、敦賀港の重要性を発信し、定期航路の安定、強化とさらなる取扱量の増加に向けてポートセールスに取り組んでまいります。  次に、観光振興について申し上げます。  コロナ禍により疲弊する市内宿泊事業者への支援として、これからシーズンを迎える越前がにや敦賀ふぐ、敦賀真鯛などを取り入れたプランを提供する市内施設への宿泊者に対し、料金を割引し、誘客を促進するための事業を実施します。  また、北陸新幹線敦賀開業や訪日外国人観光客の増加を見据えた民宿等の受入れ環境の整備に係る助成を行い、滞在型観光の推進に努めてまいります。  人道の港敦賀事業について申し上げます。  来る11月3日の人道の港敦賀ムゼウムリニューアルオープンに向け、去る7月9日に人道の港発信室の移転を完了し、先月末で閉館した旧ムゼウムからの資料移設など準備を整えているところです。  こうした中、去る7月22日に、ポーランド孤児が初めて敦賀港に上陸した日から100周年を記念し、新たな人道の港敦賀ムゼウムをポーランド国旗をイメージした白と赤にライトアップいたしました。この取組に対して、駐日ポーランド共和国特命全権大使をはじめとする関係者の方々から感謝のメッセージをいただいております。  一方、新型コロナウイルスの感染拡大の収束時期が見通せない状況であることから、本年10月に計画していたリトアニア、ポーランドへの使節団派遣を見送ることといたしました。非常に残念ではありますが、今後、事態が収束した際には、これまで以上に交流を深めることができるよう取り組んでまいります。  次に、金ケ崎周辺のにぎわいづくりについて申し上げます。  コロナ禍において新たな旅行スタイルの構築を図る、国の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業の採択を目指し、本市の観光資源の活用と感染症対策を考慮した安全性の高いイベントを実施します。  内容といたしましては、11月3日から予定している人道ウィークに合わせ、日本遺産の「北前船寄港地・船主集落」と「鉄道遺産」に焦点を当てたシンポジウムや食のPRなどを検温ゲートの設置をはじめとする感染症対策を講じながら行ってまいります。  次に、敦賀きらめき温泉リラ・ポート及び敦賀市グラウンド・ゴルフ場について申し上げます。  リラ・ポートの未利用回数券の料金返還につきましては、先月5日から実施しており、これまでに約460件、400万円を返還いたしました。  また、昨年12月から休業しておりましたリラ・グリーンにつきましては、先月7日に営業を再開したところです。再開後、現在まで大きなトラブルもなく、再開を待ち望んでおられた大勢の方々に御利用いただいております。
     一方、リラ・ポートの営業再開につきましては、これまでのリラ・ポートに関わる問題点を調査する委員会の設置や適正な運営費の算定業務委託等の準備を進めており、今回の補正予算に関係経費を計上いたしました。それぞれの調査結果等につきましては、内容を十分に精査し、今後のリラ・ポートの運営体制の構築につなげてまいります。  次に、北陸新幹線の整備について申し上げます。  北陸新幹線敦賀開業まで約2年半となり、去る7月10日には新北陸トンネルが、先月3日には深山トンネルが無事貫通しました。現在、高架橋や車両基地などの工事が最盛期を迎えております。  こうした中、新幹線開業を契機としたまちづくりを進めるため、民間団体を中心に構成される新幹線敦賀開業まちづくり推進会議が、本市の発展してきた歴史的背景と今後進むべき方向性について市民の皆様とともに考え、理解を深めるためのシンポジウムを来月下旬に開催いたします。このシンポジウムは、機運の醸成に向けた初めての市民参加型事業であり、今後も様々な取組を実施し、開業を見据えたまちづくりを積極的に推進してまいります。  次に、国道8号道路空間整備について申し上げます。  国道8号本町区間の道路空間整備につきましては、工事期間中、市民の皆様に大変御不便をおかけしましたが、国と市の工事区間がふくそうする中、市が実施する歩道部分の工事も完了のめどが立ったところです。このことを受け、来月3日に国、県、市の共催で完成式典を開催することとなりました。  さらに、国道8号では、本町区間の整備完了に伴い、来年度以降、白銀交差点からプラザ萬象交差点間の歩道整備が国により行われる予定となっております。この工事に伴い、白銀広場の一部を国に売却することとし、広場を整備する際に充てた国庫補助金について、売却面積等に応じた返還金を今回の補正予算に計上いたしました。  次に、教育振興について申し上げます。  角鹿中学校区における小中一貫校角鹿小中学校の設置につきましては、現在、多くの皆様の御協力の下、校舎新築工事を進めております。  こうした中、新校舎北側の角鹿住宅1号棟を解体することとし、所要額を今回の補正予算に計上いたしました。今後は、当該解体跡地を含め、来校者等の駐車場として整備を進めてまいります。  一方、GIGAスクール構想における児童生徒1人1台の端末整備につきましては、先月19日に開札を執行し、仮契約が整いましたので、今議会に契約締結に係る議案を提出させていただきました。  次に、公共施設等におけるキャッシュレス決済の導入について申し上げます。  本市では、北陸新幹線敦賀開業に向けた敦賀市行動計画において、キャッシュレス決済環境の充実を図ることとしており、利便性向上や今般のコロナ禍における新しい生活様式への対応のため、市内公共施設等においてキャッシュレス化を積極的に推進する必要があると考えております。  そのため、モデル事業として、中心市街地に位置し、年間約5万人の来場者があるキッズパークにおいて、クレジットカードや交通系ICカード等の電子マネー、QRコードといった多様な支払い方法に対応するキャッシュレス決済を9月中旬を目途に導入することといたしました。今後は、この運用状況を踏まえ、公共施設等におけるキャッシュレス決済の導入を検討してまいります。  次に、町界町名地番整理について申し上げます。  地元の要望を受けて進めてまいりました衣掛町の町界町名地番整理につきましては、関係機関との調整が整いましたので、今月7日に対象区域の字及び地番を変更いたします。  本事業の実施により、混在している大字が衣掛町に統一され、住所の括弧書き表記がなくなりますので、住所表記において混乱や支障を来している状況が解消されるものと考えております。今後も住所表記における括弧書きの解消に鋭意取り組んでまいりますので、引き続き関係各位の御理解、御協力をお願い申し上げます。  さて、今回提出いたしました補正予算案につきましては、国等の補助事業の内示や早急に対応が必要なものについて補正を行うものです。  その結果、補正予算の規模は、   一般会計      14億3433万6000円   特別会計         335万2000円   企業会計        1億6040万円   合  計      15億9808万8000円となり、補正後の予算総額は、   一般会計      462億9584万2000円   特別会計      136億1169万7000円   企業会計      161億895万7000円   合  計      760億1649万6000円となりました。  なお、これらに伴う歳入は、国、県支出金、繰越金等、確実に見込まれるものを計上し、収支の均衡を図りました。  また、予算案以外の案件及びその他の議案につきましては、それぞれ記載の理由に基づき提案いたしました。  あわせて、令和元年度各会計の決算認定についても提出しておりますので、御審議いただきますようお願い申し上げます。  次に、本市に寄せられました寄附金品につきましては、別紙お手元に配付のとおりです。引き続き、新型コロナウイルス感染症対策に係る市民募金やマスク等につきましても多くの方々から御寄附をいただいており、その御厚志に対し、各位とともに市民を代表して厚く御礼を申し上げます。  なお、市民募金につきましては、期間中818万8000円の御寄附をいただいており、感染症対策に伴う医療従事者支援や放課後児童クラブの受入れ拡大等に活用させていただきます。  以上、私の市政に対する所信の一端と今回提案いたしました予算案などについて御説明申し上げました。  何とぞ慎重に御審議をいただき、妥当なる議決を賜りますようお願い申し上げます。  日程第5 報告第22号~報告第29号 8 ◯議長田中和義君) 日程第5 報告第22号から報告第29号までの8件を一括議題といたします。  順次説明を求めます。 9 ◯総務部長池澤俊之君) おはようございます。  それでは私のほうから、報告第22号及び第23号の件につきまして順次御説明申し上げます。  最初に、報告第22号につきまして御説明申し上げます。  報告第22号は、専決処分事項の報告の件でございまして、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、8月6日付をもって専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定により御報告申し上げ、御承認をお願いするものでございます。  議案書の23ページをお願いいたします。  報告第22号は、令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第11号)の専決処分事項の報告の件でございます。  26ページをお願いいたします。  歳入歳出それぞれに6647万1000円を追加し、予算の総額を448億6150万6000円とさせていただいたものでございます。  歳出のほうから御説明申し上げますので、34ページをお願いいたします。  総務費、総務管理費、防災費の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策経費114万7000円は、避難所における感染防止を図るための間仕切りテント等の購入費でございます。財源として、国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を全額充てさせていただいております。  同じページの下、諸費の公共交通感染症対策事業費補助金537万8000円につきましては、バスやタクシーの抗菌加工及びバス運転席の仕切りカーテン、隔壁設置への助成でございます。財源として、国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を全額充てております。  次に、36ページをお願いいたします。  民生費、児童福祉費、児童文化センター費の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策経費50万円につきましては、1施設当たり50万円の補助を活用しましてマスクや消毒液等を購入する費用でございます。財源といたしまして、全額、県補助金を充てております。  同じページの下、子育て支援センター費の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策経費100万円につきましては、児童文化センターと同様に、1施設当たり50万円の補助を活用しましてマスクや消毒液等を購入する費用でございます。子育て支援センターにつきましては、本町と粟野の2施設分で100万円となります。こちらも児童文化センターと同様に、財源としまして全額、県補助金を充てております。  同じページの一番下、施設建設整備費の松原児童クラブ改修事業費671万8000円につきましては、松原児童クラブの支援単位の分散化を図るため松原小学校の多目的教室を改修するものでございます。財源として、国、県の子ども・子育て支援交付金を合わせて国、県支出金と同額の寄附金、こちらのほうを充てさせていただいております。  この寄附金は、令和2年5月11日から8月8日までの90日間、医療・保育最前線支援プロジェクトとして病院や子育て現場への支援を募ったものであり、総額で818万8000円の御寄附をいただきました。後ほど御説明申し上げます市立敦賀病院への繰出金と合わせまして、この寄附金を活用させていただいております。  次に、38ページをお願いいたします。  衛生費、保健衛生費、保健衛生総務費の非接触型体温計購入費補助金850万円は、市内事業者への購入助成であり、1台5000円を上限とするものでございます。財源として、国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらのほうを全額充てております。  その下、病院事業会計繰出金389万円につきましては、先ほど申し上げた寄附金を市立敦賀病院の正面玄関に設置するサーマルカメラ等の購入に充てさせていただくため、寄附金を財源として病院事業会計へ繰り出すものでございます。  同じページの下、健康センター費の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策経費50万円につきましては、児童文化センター、子育て支援センターと同様に、1施設当たり50万円の補助を活用しましてマスクや消毒液等を購入する費用でございます。財源として、全額、県補助金を充てております。  次に、40ページをお願いいたします。  商工費、商工業振興費の敦賀ネットモール整備事業費352万円につきましては、市内のお買物情報の発信及び高校生モニターによる店舗紹介を実施するものでございます。財源として、国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらのほうを全額充てております。  その下、新しい生活様式対応支援事業費2143万6000円につきましては、感染拡大防止に向けた新しい生活様式を実践するために実施する事業への助成でございます。財源として、国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらのほうを全額充てております。  次に、42ページをお願いいたします。  教育費、教育総務費、事務局費の修学旅行キャンセル料補償金1103万3000円につきましては、市内小中学校の修学旅行においてキャンセル料が生じた場合に備えた補償金でございます。財源として、国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を全額充てております。  次に、44ページをお願いいたします。  中学校費、学校管理費の新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策経費284万9000円につきましては、粟野中学校の手洗い場を増設するものでございます。財源として、県補助金を充てております。  歳出は以上でございます。  次に、歳入でございます。  ページをお戻りいただきまして、32ページをお願いいたします。  歳出の中で財源として御報告申し上げたものにつきましては、省略をさせていただきます。  ページ下段、繰越金517万5000円につきましては、歳入歳出予算の均衡を図るための調整を行ったものでございます。  以上が報告第22号でございます。  次に、報告第23号でございます。  50ページをお願いいたします。  報告第23号は、令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第4号)の専決処分事項の報告の件でございまして、資本的収入及び支出の補正予定額において389万円を追加させていただいたものでございます。  52ページをお願いいたします。  資本的支出の資産購入費、医療器械購入費389万円につきましては、先ほど一般会計における繰出金で御説明申し上げましたとおり、寄附金を財源としまして敦賀病院の正面玄関に設置するサーマルカメラ等を購入するものでございます。  以上が報告第23号でございます。  予算の専決処分事項に関する報告は以上でございます。 10 ◯福祉保健部長板谷桂子君) おはようございます。福祉保健部です。よろしくお願いいたします。  報告第24号 専決処分事項の報告の件について御説明いたします。  議案書の53ページをお願いいたします。  物損事故に係る損害賠償の額の決定及び和解について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、次のとおり専決処分をさせていただきましたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものでございます。  55ページをお願いいたします。  専決第19号として、市長において令和2年8月19日に専決させていただいたものでございます。  専決処分の内容は、1、相手方、2、損害賠償の額につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  3、事故の態様につきましては、令和2年5月22日午後5時30分頃、敦賀市松原児童クラブ駐車場出入口におきまして、市が利用者以外の駐車を防止するために設置した金属ポールに相手方が運転する車両が衝突した事故でございます。  4、和解の内容でございますが、本事故については、市の支払う損害賠償の額を前記2のとおりとし、当事者は将来にわたり一切の異義申立て、請求、訴訟等は行わないというものでございます。  以上でございます。 11 ◯総務部長池澤俊之君) それでは、報告第25号から第28号までの件につきまして順次御説明申し上げます。  まず、報告第25号につきまして御説明申し上げます。  議案書の57ページをお願いいたします。  報告第25号は、一般会計の継続費精算報告の件でございます。  令和元年度で継続事業が完了したものについて、地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき御報告を申し上げるものでございます。  次のページをお願いいたします。  庁舎立体駐車場整備事業でございますが、平成30年度及び令和元年度の2か年、総事業費3億6223万2000円の予算額に対しまして同額の支出済額となったものでございます。なお、継続費設定当初の財源は地方債と一般財源と想定しておりましたが、基金からの繰入れを行ったため、一般財源とその他の財源との間で同額の差異が生じております。  次に、報告第26号でございます。  61ページをお願いいたします。  報告第26号は、産業団地整備事業特別会計の継続費精算報告の件でございます。  令和元年度で継続事業が完了したものについて、地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき御報告を申し上げるものでございます。  次のページをお願いいたします。
     上段、平成29年度分の第2産業団地整備事業でございますが、平成29年、30年度及び令和元年度の3か年、総事業費5億1285万円の予算額に対しまして支出済額が5億766万6960円となりましたので、518万3040円が不要額となったものでございます。なお、継続費の事業に充当する県支出金を当初計画額より多くしまして地方債を減額するなどの調整を行ったため、財源に差異が生じております。  下段、平成30年度分の第2産業団地整備事業でございますが、平成30年度及び令和元年度の2か年、総事業費2億9507万円の予算額に対しまして支出済額が2億9506万9480円となりましたので、520円が不要額となったものでございます。なお、先ほどと同様、継続費の事業に充当する県支出金を当初計画額より多くしまして地方債を減額するなどの調整を行ったため、財源に差異が生じております。  次に、報告第27号でございます。  65ページをお願いいたします。  報告第27号につきましては、令和元年度健全化判断比率の報告の件でございまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、別冊の監査委員の意見を添えて御報告を申し上げるものでございます。  次のページをお願いいたします。  健全化判断比率の4つの指標でございますが、まず実質赤字比率について御説明を申し上げます。これは一般会計等の実質赤字の標準財政規模に対する比率でございまして、早期健全化基準は12.70%でありますが、黒字のため数値は記載されておりません。  次に、連結実質赤字比率でございますが、これは全会計を対象とした実質赤字額及び資金不足額等の標準財政規模に対する比率でございまして、早期健全化基準は17.70%でありますが、これにつきましても黒字のため数値は記載されておりません。  次に、実質公債費比率でございますが、これは一般会計等の元利償還金及び公営企業の元利償還金に充てられた繰入金など、こうしたものの標準財政規模等に対する比率でございまして、本市は6.4%で、早期健全化基準の25%を下回っております。  最後に、将来負担比率でございますが、これは令和元年度末現在での地方債現在高、公営企業債残高に対する繰出し見込額、職員の退職手当など一般会計が将来負担すべき実質的な負債額の標準財政規模等に対する比率でございまして、早期健全化基準は350%でありますが、今年度の算定の結果マイナスとなり、数値は記載されておりません。  次に、報告第28号でございます。  67ページをお願いいたします。  報告第28号につきましては、令和元年度資金不足比率の報告の件でございまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、別冊の監査委員の意見を添えて御報告を申し上げるものでございます。  次のページをお願いいたします。  資金不足比率でございますが、これは本市の特別、企業会計のうち公営企業の資金の不足額の事業規模に対する割合でございまして、経営健全化基準は20%でございますが、本市においては、いずれの会計も資金不足は生じておりません。  以上でございます。 12 ◯企画政策部長芝井一朗君) それでは、報告第29号 公立大学法人敦賀市立看護大学の令和元年度及び第1期中期目標期間における業務実績に関する評価結果の報告の件について御説明を申し上げます。  議案書の69ページをお願いいたします。  敦賀市公立大学法人評価委員会から、公立大学法人敦賀市立看護大学の令和元年度及び第1期中期目標期間における業務実績について、全体評価としておおむね順調に実施していると認められるとの報告を受けました。  詳細につきましては別冊のとおりであり、地方独立行政法人法第78条の2第6項の規定に基づき、これを報告申し上げるものでございます。  よろしくお願いいたします。 13 ◯議長田中和義君) これより質疑を行います。  まず、報告第22号について御質疑等ありませんか。 14 ◯16番(山本貴美子君) 専決17号のことですよね。  コロナ対策ということで、様々な専決の予算が計上されて執行されているということですけれども、8月6日に専決処分ということですけれども、専決というのは、よほどのことがない限りすべきではない。議会を開く時間がなかったということで専決はされるべきものだと思うんですけれども、今回なぜこれを専決にしたのか。そのことについて、まずお伺いします。 15 ◯総務部長池澤俊之君) 今回の専決、こちらにつきましては、7月末のほうから8月初旬にかけまして市内での新型コロナウイルス感染症の発生を受けまして、さきに成立しました国の2次補正予算の追加配分のありました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、こちらのほうを活用する事業等について必要額を計上させていただいたものでございまして、早急に対応したというものでございます。 16 ◯16番(山本貴美子君) コロナが広がり始めて、自粛が求められた4月、5月の頃にも専決が行われて、それは仕方がなかったのかなというふうにも思うんですけれども、今回は議会を開催して、みんなにしっかり審議を求めるべきだったのでは、議会の議決を得るべきだったのではないかというふうに思うわけなんですけれども。何点かお聞きしますけれども、37ページで松原児童クラブの改修事業費があります。松原児童館は、児童クラブを利用している子供たちがすごく多い中、今回、コロナ対策ということで学校に児童クラブを分散させるということなんですけれども、これは恒久的に分散させることを考えておられるのかということ。  そしてまた、41ページ、敦賀ネットモール整備事業費ということで、委託料として上がっているんですけれども、これはどこに委託しているのかということと。あと市内お買物情報発信支援、また高校生モニターということで事業が2つあるように書かれているんですけれども、これについてそれぞれ幾らだったのか詳細をお聞きします。 17 ◯福祉保健部長板谷桂子君) 松原児童クラブの学校での改修につきましては、今後も学校で分散化を図りながら児童クラブを運営していきたいと考えておりますので、恒久的というところでお願いいたします。 18 ◯企画政策部長芝井一朗君) 私からは、敦賀ネットモール整備事業につきましてお答えさせていただきます。  こちらの委託につきましては、サイトの構築等の委託でございます。選定方法としては、公募によりまして事業者を決定したい。プロポーザルを経て決定したいと考えております。  以上です。 19 ◯議長田中和義君) ほかにございませんか。   〔「なし。」の声あり〕 20 ◯議長田中和義君) それでは次に、報告第23号について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 21 ◯議長田中和義君) 次に、報告第24号について御質疑ありませんか。 22 ◯23番(立石武志君) 状況がよく分からないんですけれども、専決の説明ありましたね。金属ポールにぶつかったということですけれども、この金属ポール、御自分でぶつかって、なぜ市が補償するのか、教えていただきたいんですが。 23 ◯福祉保健部長板谷桂子君) こちらの事故でございますが、松原児童クラブにつきましては、通常は駐車場の入口につきましてはポール等を設置しておりません。ただ、この事故がありました5月22日、事故当日に児童クラブの近隣住民の方から、コロナ禍の不安もあり、土日に県外の駐車等を防ぐために児童クラブ駐車場の入口に制限をかけてほしいというような御依頼があり、設置をいたしました。  急な当日でございますので、保護者の方にはこちらのほうから周知をすることができませんでしたので、利用者への事前周知が不十分であったというようなところもありまして、市が加入する全国市長会保険の会議におきまして賠償責任割合は30%で合意するのが妥当であるという判断がございましたので、それを受けて相手方と示談交渉をさせていただいて賠償額を決定させていただいたというところでございます。 24 ◯23番(立石武志君) ということは、総額でこの金額ではないということでよろしいのでしょうか。 25 ◯福祉保健部長板谷桂子君) こちらは相手方のお車の修理代金のうちの30%が負担割合となっております。 26 ◯議長田中和義君) ほかございませんか。   〔「なし。」の声あり〕 27 ◯議長田中和義君) 次に、報告第25号について御質疑ございませんか。   〔「なし。」の声あり〕 28 ◯議長田中和義君) 次に、報告第26号について御質疑ございませんか。   〔「なし。」の声あり〕 29 ◯議長田中和義君) 次に、報告第27号について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 30 ◯議長田中和義君) 次に、報告第28号について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 31 ◯議長田中和義君) 次に、報告第29号について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 32 ◯議長田中和義君) 以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  報告第22号及び報告第23号の2件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 33 ◯議長田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、報告第22号及び報告第23号の2件については、委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。  これより採決いたします。  まず、報告第22号 専決処分事項の報告の件(令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第11号))について、報告のとおり、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 34 ◯議長田中和義君) 起立全員。よって、報告第22号については、報告のとおり承認することに決定いたしました。   ──────────────── 35 ◯議長田中和義君) 次に、報告第23号 専決処分事項の報告の件(令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第4号))について、報告のとおり、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 36 ◯議長田中和義君) 起立全員。よって、報告第23号については、報告のとおり承認することに決定いたしました。   ──────────────── 37 ◯議長田中和義君) 以上で報告案件に対する議事を終結いたします。  暫時休憩いたします。  なお、再開は午前11時10分といたします。             午前11時01分休憩             午前11時10分開議 38 ◯議長田中和義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第6 第83号議案~第97号議案 39 ◯議長田中和義君) 日程第6 第83号議案から第97号議案までの15件を一括議題といたします。  この際、お諮りいたします。  第83号議案から第87号議案までの予算案5件並びに第92号議案、第93号議案、第95号議案及び第97号議案の決算案4件につきましては、会議規則第37条第3項の規定に基づき説明を省略し、慣例により質疑を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 40 ◯議長田中和義君) 異議なしと認めます。よって、第83号議案から第87号議案までの予算案5件並びに第92号議案、第93号議案、第95号議案及び第97号議案の決算案4件については、説明及び質疑を省略することに決定いたしました。  それでは、第88号議案から順次説明を求めます。 41 ◯総務部長池澤俊之君) それでは私のほうから、第88号議案 敦賀市諸収入金督促手数料および延滞金徴収条例等の一部改正の件について御説明申し上げます。  議案書の1ページをお願いいたします。  この条例改正は、地方税法の改正に合わせまして税外収入の延滞金に係る文言を整理するものでございます。  2ページをお願いいたします。  改正の対象となる条例は、第1条の敦賀市諸収入金督促手数料および延滞金徴収条例第2条の敦賀市介護保険条例及び第3条の敦賀市後期高齢者医療に関する条例の3つの条例でございます。  今回の改正は、地方税法で規定されていた特例基準割合が延滞金特例基準割合に変更されることに伴う文言の整理でございます。なお、今回の条例改正による延滞金の率の算定等に変更はございません。  第1条から第3条まで、それぞれ対象となる条例が違いますが、改正内容については全て同じでございます。  3ページをお願いいたします。  附則でございますが、この条例は令和3年1月1日から施行し、改正後の規定は令和3年1月1日以降の延滞金から適用し、同日前の分についてはこれまでと同様に取り扱うというものでございます。  提案理由といたしまして、地方税法の一部改正に伴い、所要の規定を整理したいので、この案を提出するものでございます。  よろしくお願いいたします。 42 ◯敦賀病院事務局長(織田一宏君) それでは私のほうから、第89号議案 市立敦賀病院医療従事者修学資金貸与条例の一部改正の件につきまして御説明申し上げます。  議案書の5ページをお願いいたします。  この条例は、地方税法の改正に合わせて、修学資金貸付金返還金の延滞金に係る文言を整理するものでございます。  6ページをお願いいたします。  今回の条例改正は、地方税法で規定されていた特例基準割合が延滞金特例基準割合に変更されることに伴う文言の整理でございます。なお、今回の条例改正による延滞金の率の算定等に変更はございません。  附則でございますが、この条例は令和3年1月1日から施行し、改正後の規定は令和3年1月1日以降の延滞金から適用し、当日前の分についてはこれまでと同様に取り扱うというものでございます。
     提案理由といたしまして、地方税法の一部改正に伴い、所用の規定を整理したいので、この案を提出するものでございます。  以上よろしくお願いいたします。 43 ◯教育委員会事務局長(山本寛治君) それでは私のほうから、第90号議案 敦賀市立小中学校学習用端末購入の件につきまして御説明申し上げます。  議案書の7ページをお願いいたします。  敦賀市立小中学校学習用端末の購入契約を次のとおり契約いたしたいというものでございます。  1、物品名、敦賀市立小中学校学習用端末、小学校分(iPad)3685台、中学校分(Chromebook)1965台。2、契約の方法、指名競争入札。3、契約の金額、2億7170万円。4、契約の相手方、福井県敦賀市元町5番7号、三谷商事株式会社敦賀支店、支店長、稲葉信行でございます。  提案理由といたしまして、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出させていただくものでございます。  以上よろしくお願いをいたします。 44 ◯敦賀病院事務局長(織田一宏君) それでは私のほうから、第91号議案 損害賠償の額の決定及び和解の件について御説明を申し上げます。  議案書の9ページをお願いいたします。  1、相手方の住所及び氏名、2、損害賠償の額につきましては、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  3、事故の態様でございますが、令和元年5月25日に、女性患者に対して妊娠検査薬であるHCG尿検査を実施しましたが、使用期限経過後の検査薬を使用したため実際の値よりも低い値となり、薬物療法による卵管温存の機会を逸し、左卵管切除に至りました。  4、和解の内容でございますが、本件については、市の支払う損害賠償の額を前記のとおりとし、市及びその被用者と相手方との間において、本件和解金の受領をもって一切解決したものとし、本件和解条項以外何らかの債権債務が存在しないこととするものでございます。  提案理由といたしまして、医療事故について損害賠償の額の決定及び和解を行いたいので、敦賀市病院事業の設置等に関する条例第8条の規定に基づき、この案を提出するものでございます。  以上よろしくお願いいたします。 45 ◯水道部長(佐野裕史君) それでは私のほうから、第94号議案及び第96号議案につきまして御説明を申し上げます。  まず、第94号議案 令和元年度敦賀市水道事業利益剰余金処分の件について御説明を申し上げます。  議案書の15ページをお願いいたします。  令和元年度敦賀市水道事業利益剰余金の一部を次の第2項のように処分いたしたいというものでございます。  次に、16ページをお願いいたします。  令和元年度敦賀市水道事業利益剰余金処分計算書でございますが、第1項、当年度未処分利益剰余金が1億2531万9031円ございまして、その内訳は、前年度繰越利益剰余金686万9650円、当年度純利益2844万9381円及びその他未処分利益剰余金変動額9000万円でございます。第2項は、利益剰余金処分額といたしまして、減債積立金へ1000万円、建設改良積立金へ2000万円、資本金へ9000万円の合計1億2000万円を処分させていただき、第3項、翌年度繰越利益剰余金を531万9031円といたしたいというものでございます。  提案理由でございますが、利益剰余金の一部を処分するため、地方公営企業法第32条第2項の規定により、この案を提出させていただくものでございます。  次に、第96号議案 令和元年度敦賀市下水道事業利益剰余金処分の件について御説明を申し上げます。  議案書の19ページをお願いいたします。  令和元年度敦賀市下水道事業利益剰余金の一部を次の第2項のように処分いたしたいというものでございます。  次の20ページをお願いいたします。  令和元年度敦賀市下水道事業利益剰余金処分計算書でございますが、第1項、当年度未処分利益剰余金が1387万952円ございまして、その内訳は、前年度繰越利益剰余金54万6931円、当年度純利益1332万4021円でございます。第2項は、利益剰余金処分額といたしまして、減債積立金へ1000万円を処分させていただき、第3項、翌年度繰越利益剰余金を387万952円といたしたいというものでございます。  提案理由でございますが、利益剰余金の一部を処分するため、地方公営企業法第32条第2項の規定により、この案を提出させていただくものでございます。  以上よろしくお願いいたします。 46 ◯議長田中和義君) これより質疑を行います。  まず、第88号議案について御質疑ございませんか。   〔「なし。」の声あり〕 47 ◯議長田中和義君) 次に、第89号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 48 ◯議長田中和義君) 次に、第90号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 49 ◯議長田中和義君) 次に、第91号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 50 ◯議長田中和義君) 次に、第94号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 51 ◯議長田中和義君) 次に、第96号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 52 ◯議長田中和義君) 以上で質疑を終結いたします。  これより委員会付託を行います。  まず、予算決算常任委員会には、第83号議案から第87号議案まで、第92号議案、第93号議案、第95号議案及び第97号議案の9件を。  次に、総務民生常任委員会には、第88号議案を。  次に、産経建設常任委員会には、第94号議案及び第96号議案の2件を。  次に、文教厚生常任委員会には、第89号議案から第91号議までの3件をそれぞれ付託いたします。  日程第7 請願第2号、請願第3号 53 ◯議長田中和義君) 日程第7 請願第2号及び請願第3号の2件を一括議題といたします。  これより委員会付託を行います。  まず、総務民生常任委員会には、請願第2号を。  次に、文教厚生常任委員会には、請願第3号をそれぞれ付託いたします。  委員会審査のため、暫時休憩いたします。  なお、再開時間は追って連絡いたします。             午前11時24分休憩             午後4時40分開議 54 ◯議長田中和義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  あらかじめ会議時間を延長いたします。  暫時休憩いたします。  なお、再開時間は追って連絡いたします。             午後4時40分休憩             午後7時50分開議 55 ◯議長田中和義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、諸般の報告をいたします。  今定例会に出席を求めた者のうち、病院事業管理者 米島學君は所用のため会議を早退する旨、届出がありました。  以上であります。  日程第8 第83号議案、第90号議案 56 ◯議長田中和義君) 日程第8 第83号議案及び第90号議案の2件を一括議題といたします。  これより、その審査結果について各委員長の報告を求めます。  まず、予算決算常任委員長 浅野好一君。   〔予算決算常任委員長 浅野好一君登壇〕 57 ◯予算決算常任委員長(浅野好一君) ただいまから、予算決算常任委員会における令和2年度補正予算案件の審査経過及び結果について御報告いたします。  お手元の審査結果報告書の1ページを御覧ください。  本日、本委員会に審査を付託されました第83号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第12号)につきましては、全体会での基本質疑の後、分科会による詳細審査を経て慎重に審査した結果、第83号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第12号)については、反対の立場から、福井県内でもお盆以降、感染が拡大し、第2波が来たことを知事も認識するなど、この時期に敦賀で新型コロナ対策を実証する必要があるのか疑問であり、市民に不安を与えるようなイベントには反対であるとの討論があり、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決定しました。  以下、全体会、分科会における主な質疑及び分科会における主な自由討議について御報告いたします。  初めに、全体会、分科会における主な質疑について御報告いたします。  第83号議案中、誘客多角化促進事業費について、国の採択がなかった場合、事業はどのようにして行うのかとの問いに対し、採択されなかった場合は、基本的に計画している事業を縮小して実施する。配付資料にある誘客多角化推進事業概要にある11事業中、北前船に関連した食材を使ったイベント等の計4事業を除く事業を行い、約1500万円まで圧縮して実施したいとの回答がありました。  また、コロナ渦によって敦賀市は様々なイベントを中止しているが、今回のイベント開催を機に行政が主催するイベントを再開していくと考えればよいのかとの問いに対し、これまで花火大会や敦賀まつり、敦賀マラソン等の様々なイベントが中止となってきたが、今回のイベントは屋外で実施するものがほとんどであり、屋内においても収容人員に制限をかけることが可能である。一概に全てのイベントを開催するとは言えないが、今回、コロナ対策を行いながらイベントを実施することで多くのノウハウを得ることは可能で、今後のイベント開催を判断する材料になると考えているとの回答がありました。  また、検温ゲートのシステムについて、同時に20人から30人が検温できる体温検知システムとはどのようなもので、何か所に設置するのかとの問いに対し、一度に20から30人程度を検温できる機器をレンタルし、きらめきみなと館北側の時計台付近のメインゲートに設置するため、体温検知システムの設置は1か所である。一度に多人数の検温を行い、体温が高かった方については別の場所で改めて体温の確認をするような運用を考えている。緑地周辺に警備員や職員を配置し、個別の検温を実施するとともに、周辺施設に入る際にも検温を実施し、検温漏れがないような体制をつくりたいと考えている。また、ゲートを通過した方はバーコード付きのリストバンドをして入場してもらい、会場の移動ごとに検温してもらう必要もない仕組みとする予定でいるとの回答がありました。  また、2670万円の事業費のうちシャトルバス運行費が433万8000円ということで高い割合を占めているように思う。駅前から商店街を歩いて港まで行ってもらうと言い続けてきたこれまでの政策と矛盾するように思うがいかがかとの問いに対し、国道8号空間が整備されたタイミングでもあり、駅前から港まで歩いてもらいたいという思いもあるが、コロナ渦の中、さらに車社会ということもあり、自家用車で来場される方が多いことが予想される。また、金ケ崎緑地周辺は駐車場が少ないため、今回のイベントではシャトルバスを運行したいと考えているとの回答がありました。  次に、分科会における自由討議について御報告いたします。  自由討議では、敦賀のセールスポイントである北前船と鉄道遺産が日本遺産に登録されたタイミングでタイムリーにイベントを行うことは、観光客のためだけでなく、市民にとっても機運を高めることにつながると思う。コロナ渦の中で、いつまでもマイナス面を考えるのではなく、商工や観光業界の収入減をカバーするためにもイベントは開催するべきだと思う。また、今回のイベントを一過性のものにするのではなく、関係者に見てもらうことで翌年度につながる持続性のあるものにしてほしいとの意見がありました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査の経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 58 ◯議長田中和義君) 次に、文教厚生常任委員長 馬渕清和君。   〔文教厚生常任委員長 馬渕清和君登壇〕 59 ◯文教厚生常任委員長(馬渕清和君) ただいまから、文教厚生常任委員会における議案の審査経過及び結果について御報告いたします。  お手元の委員会審査結果報告書の3ページを御覧ください。  第90号議案 敦賀市立小中学校学習用端末購入の件について、主な質疑として、小学校はiPad、中学校はChromebookを購入するとのことだが、それぞれ端末1台当たりの金額について伺うとの問いに対し、それぞれの端末1台当たり4万4999円であるとの回答がありました。  関連し、契約の金額が6月補正予算のときに比べ増額となっているが、その理由はとの問いに対し、契約額の中には、端末代のほかに端末の初期設定費用として1745万565円を含んでいるため増額となっているとの回答がありました。  また、この契約額の中には、これからの授業で使用するソフトの分も含まれているのかとの問いに対し、今回の契約額の中には含まれていない。授業支援のソフトやデジタル教材については、GIGAスクール構想の推進に係る検討会、視聴覚部会、教科部会等で研究、選定を行い、改めて予算計上したいと考えているとの回答がありました。  また、端末が納品されてから運用開始まで約1か月しかないが、教職員への研修は十分に行えるのかとの問いに対し、端末が納品されるまでの期間についてもICT担当の先生を中心に活用方法について研究を行ってもらい、その内容をほかの先生に広めてもらうような形を考えている。端末が入ってからは基本的に操作の研修を各学校で行い、授業での活用については随時研修が必要であると考えている。また、県主催の研修会も活用し、継続的に研修は行う予定であるとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、GIGAスクール構想そのものには反対であるが、今回の端末購入に当たっては、コロナ禍により学校に登校できない場合の学習教材や不登校の子供たちにも使えるということから賛成である。しかし、インターネット上での問題に係る子供のメンタルケアや、学校の先生の負担を増やさないような研修を行うことなど様々な課題があることから、しっかりと取り組んでほしいとの意見がありました。  採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査経過及び結果であります。
     議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 60 ◯議長田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 61 ◯議長田中和義君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  一括議題といたしました各議案中、討論通告があります第83号議案を除く第90号議案について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 62 ◯議長田中和義君) 起立全員。よって、第90号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。  これより、討論通告のあります第83号議案について討論及び採決を行います。  まず、委員長報告に反対の討論を行います。  豊田耕一君。   〔15番 豊田耕一君登壇〕 63 ◯15番(豊田耕一君) 同志会の豊田耕一でございます。  私は、第83号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第12号)について、新ムゼウムに関する予算も多く含まれることから、予算決算常任委員長報告に対して反対の立場で討論させていただきます。  新ムゼウムについては、既に建設も終わり、開館準備も大詰めに入っているため、さきの一般質問の場において一貫して反対してきたとはいえ、これ以上、市民の不利益にならぬよう皆で力を合わせる必要があると訴えてきたところではありますが、そんな中、唐突な新ムゼウム関連予算、オープニングセレモニー275万3000円や、人道の港シンポジウム330万円等を含む合計2670万円の予算が今回予算計上されました。  また、この2670万円の3分の2以上を占める2000万円については、国の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業の採択が必要とのことでありますが、国の補助金を得る確証が全くない中でこれだけ多額の予算を早急に採決することについては、到底賛成することはできません。  先日、市長への提案メールに、新ムゼウム等税金の無駄遣いはやめてほしいと書いて送られた市民がおられ、私にもそのメールを見せてくださいました。その方だけではありません。私たち会派には、新ムゼウムに対する無駄遣いを改めさすよう多くの意見が寄せられています。  そんな多くの市民が懸念する新ムゼウム運営費の毎年の赤字等、今後、市民への負担がますます大きくなることが予測される中、今回の誘客多角化促進事業費2670万円について、到底市民の理解を得ることはできないでしょう。  先ほど開催された予算決算常任委員会の場で、理事者から国の補助が受けられない場合は2670万円から1100万円ほど事業費を削減するとの説明がありましたが、予算を計上する際は、確実に見込めるものであり本当に必要な事業予算のみを計上していただくとともに、新ムゼウムに関する事業予算の赤字をいかに減らすかを常に意識していただくことをお願いいたしまして、第83号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第12号)について、予算決算常任委員長報告に対する反対の討論とさせていただきます。  議員各位の御賛同をお願いいたします。 64 ◯議長田中和義君) 同じく、委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔16番 山本貴美子君登壇〕 65 ◯16番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表しまして、第83号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第12号)について、反対の立場で討論をいたします。  この議案は、誘客多角化促進事業費2670万円のみ計上する補正予算案です。この事業は、政府の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業2000万円を活用し、新しい人道の港敦賀ムゼウムのオープンに合わせ計画している人道の港国際文化交流ウィークの期間に、北前船と鉄道遺産の2つの日本遺産や人道の港など敦賀市特有の観光資源を活用して、新型コロナウイルス感染症対策を考慮した安全性の高いイベントを実施するというものです。  敦賀市は当初、ダイヤモンド・プリンセス号の寄港で新ムゼウムのオープニングを華々しく飾る予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大によりダイヤモンド・プリンセス号の寄港が中止になりました。  このように全国でコロナ禍により観光産業が低迷する中、これまで観光産業に力を入れてきた政府は、経済活動を優先してGo To トラベルキャンペーンを実施しました。そして、さらに「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業を打ち出しました。  政府は、これによってコロナ禍において全国でイベントを開催させて、実証した結果を調査し、新たな観光スタイルを構築するとのこと。敦賀市は、この多角化事業を活用し、人道の港敦賀ムゼウムのオープンから1週間の人道の港ウィークにおいて、北前船、鉄道遺産の2つの日本遺産が紡ぎ彩る食と文化の祭典を開催するとのことです。  説明では、県内を対象に1日5000人を超える来客を期待しているとのことですが、来場される方には県外の方もおられるでしょう。さらに、収束に向かっていた新型コロナの感染がGo To トラベルキャンペーンで再び拡大しています。  福井県でもGo To トラベルキャンペーンを利用した方の感染拡大に始まり、敦賀でも感染者が出ました。お盆以降は、昼カラによる感染拡大、そして感染経路が分からない感染者も増えつつあります。そして、福井県では第2波が来たことを知事が認識するに至っています。そして、多くの市民が敦賀に県内外からたくさん人が来られることに不安を感じています。  2つの日本遺産について、多くの市民に知ってもらう、学んでもらう機会は必要であり、日本遺産が織りなす食文化のイベントも否定しません。しかし、このような時期に敦賀で新型コロナ対策を実証する必要があるのか疑問です。  事業が採択されない場合、敦賀市独自で縮小してでも実施するとのことですが、新しい人道の港敦賀ムゼウムのためなら無理をしてでも税金を投入して事業を実施するということについて、多くの市民の理解は得られず、賛成できません。  以上、反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 66 ◯議長田中和義君) 以上で第83号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第83号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第12号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 67 ◯議長田中和義君) 起立多数。よって、第83号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。  休会の決定 68 ◯議長田中和義君)お諮りいたします。  委員会審査のため、明日から9月8日まで休会といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 69 ◯議長田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、明日から9月8日まで休会とすることに決定いたしました。   ──────────────── 70 ◯議長田中和義君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は9月9日午前10時から再開いたします。  本日はこれをもって散会いたします。             午後8時11分散会 発言が指定されていません。 Copyright © Tsuruga City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...