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令和2年第4回定例会(第5号) 名簿 2020-06-29
令和2年第4回定例会(第5号) 本文 2020-06-29

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  1. 敦賀市議会 2020-06-29
    令和2年第4回定例会(第5号) 本文 2020-06-29


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年第4回定例会(第5号) 本文 2020-06-29 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 79 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長田中和義君) 2 ◯議長田中和義君) 3 ◯議長田中和義君) 4 ◯市長渕上隆信君) 5 ◯議長田中和義君) 6 ◯議長田中和義君) 7 ◯議長田中和義君) 8 ◯議長田中和義君) 9 ◯議長田中和義君) 10 ◯議長田中和義君) 11 ◯議長田中和義君) 12 ◯議長田中和義君) 13 ◯議長田中和義君) 14 ◯議長田中和義君) 15 ◯議長田中和義君) 16 ◯予算決算常任委員長浅野好一君) 17 ◯議長田中和義君) 18 ◯総務民生常任委員長石川栄一君) 19 ◯議長田中和義君) 20 ◯議長田中和義君) 21 ◯産経建設常任委員長中野史生君) 22 ◯議長田中和義君) 23 ◯議長田中和義君) 24 ◯文教厚生常任委員長馬渕清和君) 25 ◯議長田中和義君) 26 ◯議長田中和義君) 27 ◯議長田中和義君) 28 ◯議長田中和義君) 29 ◯8番(松宮学君) 30 ◯議長田中和義君) 31 ◯議長田中和義君) 32 ◯議長田中和義君) 33 ◯1番(今大地晴美君) 34 ◯議長田中和義君) 35 ◯議長田中和義君) 36 ◯議長田中和義君) 37 ◯16番(山本貴美子君) 38 ◯議長田中和義君) 39 ◯議長田中和義君) 40 ◯議長田中和義君) 41 ◯議長田中和義君) 42 ◯議長田中和義君) 43 ◯議長田中和義君) 44 ◯議長田中和義君) 45 ◯産経建設常任委員長中野史生君) 46 ◯議長田中和義君) 47 ◯議長田中和義君) 48 ◯1番(今大地晴美君) 49 ◯議長田中和義君) 50 ◯7番(三國真弓君) 51 ◯議長田中和義君) 52 ◯議長田中和義君) 53 ◯議長田中和義君) 54 ◯議長田中和義君) 55 ◯議長田中和義君) 56 ◯議長田中和義君) 57 ◯原子力発電所特別委員長(和泉明君) 58 ◯議長田中和義君) 59 ◯議長田中和義君) 60 ◯新幹線対策特別委員長(北村伸治君) 61 ◯議長田中和義君) 62 ◯議長田中和義君) 63 ◯市庁舎建設対策特別委員長(福谷正人君) 64 ◯議長田中和義君) 65 ◯議長田中和義君) 66 ◯議長田中和義君) 67 ◯18番(有馬茂人君) 68 ◯議長田中和義君) 69 ◯16番(山本貴美子君) 70 ◯18番(有馬茂人君) 71 ◯議長田中和義君) 72 ◯議長田中和義君) 73 ◯議長田中和義君) 74 ◯議長田中和義君) 75 ◯議長田中和義君) 76 ◯議長田中和義君) 77 ◯議長田中和義君) 78 ◯市長渕上隆信君) 79 ◯議長田中和義君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 5.議 事             午前10時00分開議 ◯議長田中和義君) ただいまから本日の会議を開きます。  諸般の報告 2 ◯議長田中和義君) この際、諸般の報告をいたします。  追加提出議案について報告いたします。市長より、本日付をもって、第78号議案から第82号議案までの5件について提出がありました。  以上で報告を終わります。  日程第1 第80号議案~第82号議案 3 ◯議長田中和義君) 日程第1 第80号議案から第82号議案までの3件を一括議題といたします。  順次説明を求めます。 4 ◯市長渕上隆信君) 皆さん、おはようございます。  ただいま議題に供されました第80号議案から第82号議案までの各議案につき御説明申し上げます。  第80号議案は敦賀市教育委員会委員の任命につき同意を求める件、第81号議案は敦賀市公平委員会委員の選任につき同意を求める件、第82号議案は敦賀市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件でございます。  敦賀市教育委員会委員であります神谷敬一郎氏、敦賀市公平委員会委員であります岡本英三氏、敦賀市固定資産評価審査委員会委員であります宮本照孝氏は、いずれも令和2年9月30日をもって任期満了となります。  つきましては、それぞれの委員に次の方々を任命及び選任いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項、地方公務員法第9条の2第2項及び地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。  すなわち、敦賀市教育委員会委員には、   敦賀市鉄輪町1丁目3番13号    神 谷 敬一郎 氏
     敦賀市公平委員会委員には、   敦賀市櫛林25号3番地の14    岡 本 英 三 氏  敦賀市固定資産評価審査委員会委員には、   敦賀市木崎38号19番地の10    上 塚 浩 樹 氏 でございます。  以上の方々は、それぞれ人格高潔にして経験も極めて豊かであり、委員として最適任と認められますので、ここに提案する次第です。  何とぞよろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。 5 ◯議長田中和義君) お諮りいたします。  第80号議案から第82号議案までの3件については、いずれも人事案件でありますので、慣例により質疑を省略し、また会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 6 ◯議長田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、第80号議案から第82号議案までの3件については、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。  これより採決いたします。  まず、第80号議案 敦賀市教育委員会委員の任命につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 7 ◯議長田中和義君) 起立全員。よって、第80号議案については、提案のとおり同意することに決定いたしました。   ──────────────── 8 ◯議長田中和義君) 次に、第81号議案 敦賀市公平委員会委員の選任につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 9 ◯議長田中和義君) 起立全員。よって、第81号議案については、提案のとおり同意することに決定いたしました。   ──────────────── 10 ◯議長田中和義君) 次に、第82号議案 敦賀市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 11 ◯議長田中和義君) 起立全員。よって、第82号議案については、提案のとおり同意することに決定いたしました。  日程第2 第78号議案、第79号議案 12 ◯議長田中和義君) 日程第2 第78号議案及び第79号議案の2件を一括議題といたします。  この際、お諮りいたします。第78号議案及び第79号議案の2件については、予算案でありますので、会議規則第37条第3項の規定に基づき説明を省略し、慣例により質疑を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 13 ◯議長田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、第78号議案及び第79号議案の2件については、説明及び質疑を省略することに決定いたしました。  これより委員会付託を行います。  予算決算常任委員会に、第78号議案及び第79号議案の2件を付託いたします。  委員会審査のため、暫時休憩いたします。  なお、再開時間は追って連絡いたします。             午前10時06分休憩             午後4時10分開議 14 ◯議長田中和義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  あらかじめ会議時間を延長いたします。  日程第3 第59号議案~第79号議案 15 ◯議長田中和義君) 日程第3 第59号議案から第79号議案までの21件を一括議題といたします。  これより、その審査結果について各委員長の報告を求めます。  まず、予算決算常任委員長 浅野好一君。   〔予算決算常任委員長 浅野好一君登壇〕 16 ◯予算決算常任委員長浅野好一君) ただいまから、予算決算常任委員会における令和2年度補正予算案件の審査経過及び結果について御報告いたします。  前半では6月9日及び24日の委員会審査内容を、後半は本日開催いたしました委員会の審査内容について報告させていただきます。  それでは、お手元の審査結果報告書の1ページを御覧ください。  本委員会に審査を付託されました第59号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)から第63号議案 令和2年度敦賀市下水道事業会計補正予算(第1号)までの5件につきましては、全体会での基本質疑の後、分科会による詳細審査を経て慎重に審査した結果、第59号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)については、反対の立場から、あらゆる個人情報を国が一元管理するマイナンバー制度に対応するための社会保障・税番号制度システム改修事業費や、今後どこまで膨らむか不安な市庁舎建設工事関係費の庁舎等維持管理費と庁舎整備事業費を含む一般会計補正予算については反対との討論があり、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決しました。  第60号議案から第63号議案までの4件については、いずれも討論はなく、採決の結果、第60号議案 令和2年度敦賀市介護保険特別会計補正予算(第1号)、第61号議案 令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第2号)、第62号議案 令和2年度敦賀市水道事業会計補正予算(第1号)及び第63号議案 令和2年度敦賀市下水道事業会計補正予算(第1号)の4件については、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以下、全体会、分科会における主な質疑及び分科会における主な自由討議について御報告いたします。  初めに、全体会、分科会における主な質疑について御報告いたします。  第59号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)につきましては、公舎借上料について、借上料の自己負担額の割合を伺うとの問いに対し、今回の補正予算は内閣府派遣職員1名分で、月額家賃8万円、共益費7000円の12か月分で、合計104万4000円である。そのうち財産収入として計上している18万3000円が本人負担分であるとの回答がありました。  産業間連携推進等事業費について、VPPの実証事業を行うということだが、受益と負担の関係がはっきり見えない。国の補助金があるものの、事業を進めるに当たっては市の人件費等を費やすこととなる。今後の雇用や税収につなげる必要があると思うが、どのような将来を描いているのかとの問いに対し、県のEコースト計画に基づき、嶺南地域でスマートエネルギーエリアの形成を目指すことが基本的な方針であるが、今回のVPPの実証事業の成果を地元に帰着させ、企業誘致につなげる仕組みづくりは必要であると考えている。あわせて地域振興にもつなげるために、VPPや再エネをキーワードに、電力事業者と経済的メリット等について現在協議を行っているとの回答がありました。  ふるさと納税事業費について、体験型返礼品とはどういうものがあり、拡充としてどのようなものを考えているのかとの問いに対し、体験型返礼品とは、ふるさと納税の寄附者に実際に敦賀市へ足を運んでもらい市の魅力を体験してもらうことができるお礼の品のことで、民宿の宿泊プランやゴルフ場の利用券、市内を巡るツアー等、現在11件の体験型返礼品を掲載している。拡充については、ふるさと納税額の増加を目指し、体験型返礼品事業者の新規参入や既存返礼品の充実を目指した施設整備等に係る補助を行うとの回答がありました。  こども食堂運営費補助金について、こども食堂への補助は今回限りとするのか。また、コロナ終息後のこども食堂への補助はどうするのかとの問いに対し、事業目的として、新型コロナウイルス感染拡大の影響により事業運営が困難になっているこども食堂に対し、これまでの支援の輪をつなげるため運営費を補助する。感染防止対策のために今後も通常の運営が困難な場合、また、仮に第2波、第3波が来た場合については、事業運営の状況を踏まえて検討したい。また、コロナ収束後の運営に対する補助については、こども食堂が地域のボランティアにより自発的な取組から始まったことや今後の広がりを踏まえた場合、行政の支援として、運営費を補助する直接的な支援ではなく、団体の広報やマッチング、場所の提供などの間接的な支援による協働が適切と考えることから、予定していないとの回答がありました。  また、補助金100万円ということだが、それぞれの見込額について伺うとの問いに対し、補助金の積算に当たっては、対象団体に聞き取りを行い、事業実績を基に事業規模や利用者の人数などを踏まえて、4月から9月までの半年間を想定し算出した金額が100万円となるとの回答がありました。  地域おこし協力隊活動支援事業費について、当初予算ではなく補正予算で計上していることで計画性のない事業のように思えるが、なぜ今の時期に予算計上することになったのかとの問いに対し、そもそも地域おこし協力隊の受入れは、市内部の移住定住促進プロジェクトチームからの提案である。当初は商工部門で受入れを行う案も出ていたが、検討を進める中で、観光部門に力を入れ、SNSを利用して都会人目線で敦賀の魅力を発信してもらうという結論に至るまでに時間を要したため、当初ではなく補正での予算計上となったとの回答がありました。  また、人選については最低限の基本条件とそこに加味する部分ということだが、数値による評価ができないため、社交性や情報発信力等は人を見て判断しなければならない。敦賀市と敦賀観光協会による選考とのことだが、どのように面接等を行い、相手のスキルを見抜くのかとの問いに対し、まずは書類選考から始まり、その後に面接という流れになるかと思う。敦賀観光協会は、出向宣伝や観光敦賀キャンペーン隊の審査等を行っているため、人を見るという意味では実績がある。本市が必要とする人材や本人のアピールを重視し、県内他市町や先進事例を参考にしながら選考方法等について検討していきたいとの回答がありました。  危険ブロック塀等除去支援事業費補助金について、把握している危険ブロック塀の数が少ないように思うが、どのような方法で数を把握しているのかとの問いに対し、通学路沿いは、各小中学校から教育委員会に報告があった中で、本当に危険なものを精査し絞り込んだ結果が16件であった。また、それ以外については、区長さんから各地区で危険と思われるブロック塀の数を報告してもらい、通学路との重複を除いた上で精査して14件であった。合計30件のうち7件については是正済みであると把握しているとの回答がありました。  続いて、第61号議案 令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、医療従事者修学資金貸与事業費について、新型コロナウイルス感染症の影響により家計が困窮する学生に対し新規貸付または貸付金の増額を行うとあるが、今年度限りの制度になるのかとの問いに対し、予算をお認めいただければ、今後もこの制度については継続する計画であるとの回答がありました。  次に、分科会における自由討議について報告いたします。  第59号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)の主な自由討議では、産業間連携推進等事業費についての意見として、VPPの実証事業に取り組んでいくのはよいが、将来、敦賀市の実になるのかという不安があるとの意見や、ハーモニアスポリス構想や水素社会の実現にどう結びつくのかが見えにくい。イラスト、パースを制作するということなので、市民にも理解できる形にしてほしいとの意見。分かりにくさは否定できず、原子力発電と比較してしまうところもあるが、一つ一つ積み重ねていって形になればよいと考え、応援したいとの意見。イメージはつかみにくいが、原子力だけに頼れる時代ではなく、産業構造の複軸化やエネルギーの多元化への取組は必須であるため進めていくべきだと思うとの意見がありました。  地域おこし協力隊活動支援事業費についての意見では、国内の様々な地域での活躍がメディアに取り上げられている。その一方、地域に溶け込むことができず、すぐに出ていってしまう人もいるようなので、敦賀をよくするため頑張ってくれる人に対して、地域ぐるみでサポートを行い、大切に育てていってほしいとの意見がありました。  危険ブロック塀等除去支援事業費補助金や来迎寺橋架替関連工事委託料での意見として、市民の安全に関わる予算であり、両者とも仮定の話ではない。ブロック塀に関しては学童の事故により全国的に対応がなされており、来迎寺橋についても河川の氾濫や水害対策として事業が進められているものなので、計画的に進め、より実効性を持たせなければならないとの意見がありました。  第61号議案 令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第2号)の主な自由討議では、医療従事者修学資金貸与事業費について、来年度以降も10万円を選択できるようになったことについて成果があると思うので、しっかりと取り組んでほしいとの意見や、貸付金の増額等を契機として、看護師が敦賀市に残ってもらえるようにもう少し努力してほしいと思うとの意見がありました。  続いて、本日、追加提出され、予算決算常任委員会に審査を付託されました第78号議案及び第79号議案における審査経過及び結果について御報告いたします。  本委員会に付託されました第78号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第10号)外1件につきましては、全体会での基本質疑の後、分科会による詳細審査を経て慎重に審査いたしました。  第78号議及び第79号議案は、いずれも討論はなく、採決の結果、第78号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第10号)については全会一致をもって、第79号議案 令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第3号)につきましては賛成多数をもって、原案どおり認めるべきものと決しました。  以下、全体会における主な質疑について御報告いたします。  第78号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第10号)では、高等教育修学支援事業費補助金について、修学が困難な学生に対して授業料を減免するということだが、修学が困難な学生であるかどうかの判断はどのようにして行うのかとの問いに対し、生活収入が減少した学生への支援であり、仕送りやアルバイト収入が月2万円以上減少した方を対象とすることを考えているとの回答がありました。  関連し、仕送りの減少などは把握しにくく、公平性の担保が難しいと思うが、どのように確認するのかとの問いに対し、預金通帳等で確認することを考えているが、誓約書等についても提出していただくことで確認に替えることを考えているとの回答がありました。  また、対象見込人数20人ということだが、市内学生、市外学生の内訳は想定されているのかとの問いに対し、見込人数については、学生の約1割を想定して計上しており、市内学生、市外学生の内訳は想定していないとの回答がありました。  次に、独り親世帯臨時特別給付金に関して、敦賀市の対象となる世帯数と子供の数を伺うとの問いに対し、給付対象となる世帯は、令和2年6月分の児童扶養手当が支給される方491世帯、公的年金等を受給しており児童扶養手当の支給を受けていない方が見込みを含めて43世帯、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が児童扶養手当の対象となる水準にまで下がった方が見込みを含めて117世帯であり、合計651世帯で、その世帯に対して960名の児童数を見込んでいるとの回答がありました。  第79号議案 令和2年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第3号)中、感染症対応設備整備事業費に関して、消耗備品費のタブレット端末等の内訳を伺うとの問いに対し、タブレット端末10台で93万2800円、ポケットWi-Fi2台5万2272円、留め置きの部屋への監視カメラ1台設置に9万4600円分を計上したとの回答がありました。  次に、分科会における自由討議について御報告いたします。  第78号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第10号)中、前回、学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業費について、様々な懸念材料があり反対をしたが、今回はコロナの問題があり、学校が長期休業となった場合を想定し、子供たちの学びの保障を考えていかなければならない。インターネット依存症という懸念もあるが、ルール作りやセキュリティポリシー等により対応するということであり、また教員の負担についても、これから半年間研修を行うということであるため、今回は賛成したいとの意見がありました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査の経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 17 ◯議長田中和義君) 次に、総務民生常任委員長 石川栄一君。   〔総務民生常任委員長 石川栄一君登壇〕 18 ◯総務民生常任委員長石川栄一君) ただいまから、総務民生常任委員会における各議案の審査経過及び結果について報告いたします。  お手元の委員会審査結果報告書の3ページを御覧ください。  まず、第64号議案 敦賀市個人番号の利用に関する条例の一部改正の件について、市民にとって利便性はどのように向上するのかとの問いに対し、各種申請受付等の事務処理を効率的に行うことが可能となり、利用者にとっては手続に要する時間が短縮されることになる。また、証明書等の発行手数料が不要になることで経済的な負担も軽減されると考えるとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第65号議案 敦賀市市税賦課徴収条例の一部改正の件について、新型コロナウイルス感染症が収束した時点で特例措置等を元に戻すことも考えているのかとの問いに対し、措置の期限を定めているため、その期限を短縮するということはないが、状況により期限を延長する可能性はあると考えているとの回答がありました。  また、イベントを中止した主催者への払戻請求権を放棄した方に寄附金税額控除を適用するということだが、払戻請求権の一部を放棄し、その金額分の寄附金税額控除を受けることも可能なのかとの問いに対し、払戻請求権の放棄の額は、あくまでも全額ということになるとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第66号議案 敦賀市手数料徴収条例の一部改正の件については、主立った質疑及び討論はなく、採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第77号議案 一般廃棄物最終処分場用地取得の件について、当初予算で物件移転補償金が約1億7000万円計上されていたと思うが、今回の用地取得予定額約1億5000万円には立木の処分に係る費用は含まれていないということでよいかとの問いに対し、土地と立木に係る費用は別々に算定している。土地については、評価額に基づき地権者から購入することとなり、立木については、伐採し処分してもらうため所有者に物件移転補償金を支払うことになるとの回答がありました。  関連し、立木の移転補償をするのであれば、立木が伐採された状態の土地として価格を算定することにはならないのか。その場合、評価額も変わるのではないかとの問いに対し、用地取得の際、物件の移転補償を先に行うことはない。現時点では梅の木が立っており、あくまで現況の地目は梅畑であるため梅畑として評価し算定を行っている。立木については、今後伐採していただくこととなるとの回答がありました。  また、平成29年の不動産鑑定評価額により土地の価格を算定しているということだが、なぜ直近の評価額ではないのかとの問いに対し、平成29年から相手方との交渉を始めており、交渉が長期化した結果、現在に至っている。また、周辺土地の固定資産税の基準地価格が平成29年から令和元年まで一定であったことから、地価の変動による影響はないと判断したとの回答がありました。  また、当初の計画では沓見地区のほうの土地も取得の対象に入っていたと思うが、そこがなくなり現在の面積になった経緯を伺うとの問いに対し、当初、多目的グラウンドを整備し、地域貢献を含めた総合的な事業を計画していたが、昨年、総合運動公園陸上競技場に芝のグラウンドが整備されたため、類似施設となる多目的グラウンドは整備せず、必要最小限の面積を確保することとなったとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 19 ◯議長田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 20 ◯議長田中和義君) 次に、産経建設常任委員長 中野史生君。
      〔産経建設常任委員長 中野史生君登壇〕 21 ◯産経建設常任委員長中野史生君) ただいまから、産経建設常任委員会における議案の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の5ページを御覧ください。  最初に、第75号議案については、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第76号議案については、主立った質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以下、質疑、討論があった議案について報告いたします。  まず、第67号議案 敦賀きらめき温泉リラ・ポートの設置及び管理に関する条例の一部改正の件について、主な質疑として、利用料金相当額の返還対象となる方に対してどのような方法で周知を行うのかとの問いがあり、回数券の購入者に対する周知方法として、市のホームページや広報誌、嶺南ケーブルネットワークの利用を検討している。また、敦賀観光協会等に対してSNSを利用した情報拡散を依頼したいと考えている。回数券の購入者は市外にも多くいらっしゃるので、払戻しの期間を半年程度設けるなど様々な方法で対応していきたいと考えているとの回答がありました。  また、返還の対象となる未利用の回数券はどのくらいあるのか。また、その中には北陸南洋ビルサービス株式会社が発行した分は含まれているのかとの問いに対し、前指定管理者である株式会社浜名湖グラウンドゴルフパークに対する聞き取りと市内部での調査により、金額にして最大1100万円、枚数にして2万2000枚程度と見込んでいる。今現在、市場に流通している回数券は、北陸南洋ビルサービス株式会社と株式会社浜名湖グラウンドゴルフパークが指定管理を引き受ける際、市との協議の中で、北陸南洋ビルサービス株式会社が発行した回数券については債務として引き継ぐという前提で話をしているので、株式会社浜名湖グラウンドゴルフパークの管理と考えているとの回答がありました。  関連して、最大で1100万円ほどの払戻費用については既決の予算で対応するのかとの問いに対し、既決予算の敦賀きらめき温泉運営事業費を流用して対応する予定であるとの回答がありました。  また、利用者に対して返還した未利用分の利用料金については、株式会社浜名湖グラウンドゴルフパークに代わり、市が一旦立て替えるような形になるかと思うが、最終的にどのような方法で立て替えた費用を回収するのかとの問いに対し、回数券に関しては、基本協定に明記されていたとおり指定管理者であった株式会社浜名湖グラウンドゴルフパークが対応すべきであるため、当然、立て替えた費用の請求を行い、相手方が支払いに応じない場合は法的措置も検討していくとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、いつ利用できるかも分からない状況のまま回数券を持ち続けていた人にとって、払戻しは非常にありがたいと思うため賛成であるとの意見。また、本来は前指定管理者が払い戻すものであるため、求償等はしっかりと対応するべきであるが、回数券については、市民からの問合せも多く、市が立て替える形ではあるが、払戻しが受けられることで施設利用者の安心につながると考えるため賛成であるとの意見がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第74号議案 敦賀市水道事業給水条例の一部を改正する条例の一部改正の件については、主な質疑として、市民の負担軽減を図るため料金改定を6か月延期するとのことだが、今後の状況によっては再度の延期もあり得るのかとの問いがあり、先が見通せない状況の中で、第2波、第3波も懸念され、料金改定を6か月延期することで少しでも生活を安定させたいという思いからの条例改正である。第2波、第3波がいつ来るかも分からない状況で再度の延期は検討しづらいため、6か月の延期で様子を見たいと考えているとの回答がありました。  関連して、料金改定については広報されていたが、延期についても広報は行うのかとの問いに対し、令和2年10月からの料金改定については広報つるが5月号で周知を行った。料金改定の延期についても広報誌に掲載する等、周知を徹底していきたいとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、水道事業は受益者負担が原則であるため、感情論ではなく、どこかのタイミングで料金改定の判断をすることは必要だと思うが、今回の新型コロナウイルス感染症の影響を考えると、料金改定の延期については賛成であるとの意見がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査の経過及び結果であります。  なお、議案審査終了後に、敦賀きらめき温泉リラ・ポートの早期再開に向けた敦賀市の対応についての所管事務調査を行い、観光部より、敦賀きらめき温泉リラ・ポートの現状、敦賀市グラウンド・ゴルフ場の現状並びに敦賀市の今後の方針について説明を受けましたので、申し添えいたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 22 ◯議長田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑等ございますか。   〔「なし。」の声あり〕 23 ◯議長田中和義君) 次に、文教厚生常任委員長 馬渕清和君。   〔文教厚生常任委員長 馬渕清和君登壇〕 24 ◯文教厚生常任委員長馬渕清和君) ただいまから、文教厚生常任委員会における各議案の審査経過及び結果について御報告いたします。  委員会審査結果報告書の7ページを御覧ください。  まず、第68号議案 敦賀市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件について、主な質疑として、敦賀市が引き続き必要な教育または保育が提供できるよう必要な措置を講じている場合は連携施設を確保する義務を適用しないことができるとなっているが、必要な措置とは具体的にどういったことなのか伺うとの問いに対し、家庭的保育事業の利用乳幼児が保育所等へ入所する際、優先的に入所できるような措置のことで、例えば利用調整等の加点がこれに該当するとの回答がありました。  関連し、優先的に取り扱う措置を講ずれば連携施設がなくても家庭的保育を行ってもよいというのかとの問いに対し、そのとおりであるとの回答がありました。  討論では、反対の立場から、家庭的保育事業について、敦賀市では公立保育園との連携や代替保育園とも連携していることから安心はしているが、全国的に見ると連携保育園、代替保育園がないところでも規制が緩和されてきており、本当に子供たちを守ることができるのかが不安である。敦賀市がこのような状況になることを想定すると、条例改正はせずに積極的に公立保育園の役割を果たすべきであると考えるので反対であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第69号議案 敦賀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部改正の件について、主な質疑として、特定地域型保育事業には居宅訪問型保育も含まれているのかとの問いに対し、今回の体制の部分については居宅訪問型保育を除くが、子ども・子育て支援法による地域保育事業には含まれているとの回答がありました。  討論では、反対の立場から、東京などでは家庭的保育事業等地域型保育の連携や代替保育が確保できていない状況にある中、どんどん規制緩和がされている。子供の安全、保護者の安全を考えると、条例は改正せず、敦賀市が責任を持って行うべきものであると考えるので反対であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第70号議案 敦賀市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件について、主な質疑として、放課後児童支援員のうち認定資格研修の受講状況について伺うとの問いに対し、令和2年4月1日現在で、指導員79名中34名が研修を受講しており、受講率は43%であるとの回答がありました。  また、今回の改正で、中核市である福井市でも放課後児童支援員の認定資格研修を実施できるようになったことから受講機会が増えるということかとの問いに対し、今後、福井市が認定資格研修を実施することになれば、計画的に受講していきたいと考えているとの回答がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第71号議案 敦賀市後期高齢者医療に関する条例の一部改正の件について、主な質疑として、傷病手当の支給対象について伺うとの問いに対し、国民健康保険の対象者と同一であるとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、コロナ禍とはいえ、今まで支給されなかった傷病手当が支給されるようになったことについて評価し、賛成とするとの意見がありました。  採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第72号議案 敦賀市介護保険条例の一部改正の件について、主な質疑として、減免制度の周知方法について伺うとの問いに対し、介護保険料の決定通知書に同封するチラシに掲載するほか、ホームページ及び行政チャンネルで周知を行う予定であるとの回答がありました。  また、新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合とあるが、収入見込みの額の計算方法について伺うとの問いに対し、事業収入等の減少については、被保険者に対する迅速な支援の観点から、申請時点までの収入実績額に12月までの収入見込みを足した年間収入見込額により算定するとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、介護保険料の制度を創設したときから敦賀市独自の減免制度を制定している点において優れている中で、コロナ関係についても減免するということで、減免制度がさらに拡充されることについて評価する。また、低所得者に対する保険料についてもさらに軽減されることから賛成とするとの意見がありました。  採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第73号議案 市立敦賀病院医療従事者修学資金貸与条例の一部改正の件について、主な質疑として、この制度を利用している学生は何名いるのかとの問いに対し、令和2年5月1日現在で、薬剤師12名、看護師49名の合計61名が利用しているとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、医療に従事する方に対する支援が充実されたことは高く評価する。また、今後もこの制度を続けていくということなので賛成であるとの意見がありました。  採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  以上が本委員会に付託されました各議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 25 ◯議長田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 26 ◯議長田中和義君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  一括議題といたしました各議案中、討論通告及び分離採決の申出があります6件を除く、第60号議案から第63号議案まで、第65号議案及び第70号議案から第79号議案までの15件について、各委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 27 ◯議長田中和義君) 起立全員。よって、第60号議案外14件については、各委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 28 ◯議長田中和義君) これより、討論通告のあります各議案について討論及び採決を行います。  初めに、第59号議案について討論を行います。  委員長報告に反対の討論を行います。  松宮学君。   〔8番 松宮学君登壇〕 29 ◯8番(松宮学君) 日本共産党敦賀市会議員団の松宮学です。  私は、第59号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)の委員長報告に反対の立場で討論します。  今回の補正予算には、こども食堂への補助金、運動公園ちびっこゲレンデの改修費など、これまで当議員団が求めてきた事業が計上されております。また、市民の負担軽減になる水道、下水道の値上げの延期や介護保険料の減免など、賛成するものもありますが、どうしても賛成できないものが含まれております。  1つは、社会保障・税番号制度システム改修事業費994万8000円です。  政府が国民一人一人に生涯変わらない番号をつけ、他分野の個人情報をひもづけして利用しようとしていますが、このこと自体、プライバシー権の侵害の危険を持つ重大な問題であります。そのため、いまだにマイナンバーカードの普及率は16%と低い水準であります。  安倍政権は、制度の仕組みを何とか拡大しようとしております。それが今回のデジタル手続法です。国民がカードを使わざるを得ない状況をつくり出すために、行政の手続や業務に用いる情報を紙からデジタルデータに転換し、オンライン化を原則とするのがデジタル手続法です。  2021年度からマイナンバーカードを健康保険証としても使用可能にするなど健康保険法等の改定と、戸籍事務とマイナンバー制度を結びつける戸籍法の改定を昨年5月の国会で成立させております。最近のマスコミ報道にもあるように、マイナンバーカードを自動車免許証としても使えるようにするとか、銀行の預金口座などいろんな個人情報がひもづけされ、マイナンバーで引き出せるシステムによって、あらゆる情報を国が一元管理することになります。  マイナンバーに関する情報の漏えいやシステムトラブルが相次いで起きております。十分な対策を取ると幾ら言っても完全なセキュリティ対策は不可能であります。また、意図的に情報を盗もうとする人間がいることにより、情報は常に流通、売買されている危険があることから、個人情報を守る上でも取り返しのつかない事態となる可能性があります。  情報の漏えいを100%防ぐ手だてのない下では、個人情報は集積されればされるほど盗まれる危険性が高くなるのは明らかであります。国民にとって切実な必要性や緊急性がない個人番号制度の利用拡大は、行うべきではなく、社会保障・税番号制度システム改修事業費には賛成できません。  また、関連する64号議案、66号議案も反対であることを申し添えます。  次に、市庁舎の建設に係る事業費として、防災センター防火扉改修工事591万3000円と各種変更申請などの庁舎整備事業費755万5000円、合わせて1346万8000円ですが、当初54億円と言われていた工事費ですが、どんどん膨らみ74億円を超える額になっております。今後もどれだけ増えるのか分からず、多くの市民が不安に思っております。今さら建設をストップするということはできませんが、これ以上増えないことを訴えて、反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をお願いします。 30 ◯議長田中和義君) 以上で第59号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第59号議案 令和2年度敦賀市一般会計補正予算(第9号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 31 ◯議長田中和義君) 起立多数。よって、第59号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 32 ◯議長田中和義君) 次に、第67号議案について、委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔1番 今大地晴美君登壇〕 33 ◯1番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  第67号議案 敦賀きらめき温泉リラ・ポートの設置及び管理に関する条例の一部改正の件につきまして、委員長報告に反対の立場で討論を行います。  今回の条例の一部改正におきましては、市長がこれまでの指定管理者に代わって回数券の一部を払戻しするという内容です。  そもそも北陸南洋ビルサービスが経営が行かなくなった時点での、その際の市の対応の不備、それから市としてその時点での調査を行わなかったことが今回のリラ・ポートの指定管理者、浜名湖グラウンドゴルフパークが撤退を余儀なくされたこととつながっていると私は今も信じております。  特に今回の条例の中では、市長は指定管理者から未利用分の利用料金の納付がない場合は当該指定管理者に対して当該返還額を求償するものとするという一文が組み込まれております。先ほど委員長報告では、この部分も含めて全て浜名湖さんに求償すると明言されておられました。しかしながら、浜名湖グラウンドゴルフパークさんが発行した回数券には1冊ごとに通しナンバーが刻印されており、刻印のない部分については前々回の指定管理者である北陸南洋ビルサービスのものだということです。  今回、市民に対して回数券の金額を返還するということは、本当に市民にとっては喜ばしいことです。しかしながら、明らかに回数券の刻印のあるものは浜名湖グラウンドゴルフパーク、そして刻印のないものは前々回の指定管理者である北陸南洋ビルサービスのものだということが判明するはずです。北陸南洋ビルサービスさんは、本店も支店もいまだに敦賀市に存在しております。ぜひとも敦賀市におきましては、全てを浜名湖グラウンドゴルフパークに求償するのではなくて、明らかに数が分かる回数券ですから、その回数券ごとにこちらは浜名湖へ、こちらは北陸南洋へと分けるべきです。  そうしていただいて、その枚数及び金額、そういったものをその都度、市議会及び市民の皆さんに公表していただくことをお願いして、私、今大地晴美の第67号議案に対する反対討論といたします。  議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。 34 ◯議長田中和義君) 以上で第67号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第67号議案 敦賀きらめき温泉リラ・ポートの設置及び管理に関する条例の一部改正の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 35 ◯議長田中和義君) 起立多数。よって、第67号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 36 ◯議長田中和義君) 次に、第68号議案及び第69号議案の2件について、一括して委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔16番 山本貴美子君登壇〕 37 ◯16番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  第68号議案 敦賀市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件と、第69号議案 敦賀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部改正の件について、一括して委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  家庭的保育事業と特定地域型保育事業とは、2015年から始まった子ども・子育て支援新制度によって地域型保育給付の対象となった家庭的保育事業、小規模保育事業、事業所内保育事業、居宅訪問型保育事業のことを言います。対象は、ゼロ歳から2歳の乳幼児で、定員は家庭的保育事業が5人以下、小規模保育事業のA型とB型は6人から19人以下、小規模保育事業C型は6人から10人以下となっています。保育士の資格要件もそれぞれ違い、家庭的保育事業や小規模保育事業C型は、保育士の資格がなくても研修を受ければいいことになっています。  このように、政府は通常の保育所よりも基準を緩和した小規模な保育事業所を民間に行わせることで待機児童を解消しようとスタートしました。
     さて、家庭的保育事業では、たった1人の保育者で3人の子供の保育をするような事業所もあり、保育者が病気などで保育ができなくなった場合、子供を代わりに保育する代替施設が必要です。また、3歳になって卒園した後も切れ目なく保育が受けられるように、受皿となる連携施設が必要です。そのため条例の第6条で、家庭的保育事業者等に対し、あらかじめ代替施設や連携施設を確保することを求めています。  ところが、そもそも保育施設が不足し、待機児童が多い地域では、代替施設、連携施設の確保が難しく、制度ができてわずか数年の間に政府は基準を緩和し、敦賀市もその都度、条例を改定してきました。昨年9月では、連携施設を確保しなくてもいい経過措置の期限を延長し、3歳になったときの受皿として保育園や幼稚園、認定こども園が確保できない場合や、企業主導型保育事業や市町村が認める認可外保育事業を受皿として認めるなどの条例を改定いたしました。  今回の改定は、連携施設を確保することが困難な場合は確保しなくもいいこととする条件として、必要な措置を講じているとき、連携施設の確保が著しく困難であると認めるときとするとのこと。これは、家庭的保育事業等に預けているゼロ、1、2歳が3歳になったときに預かってくれるところ、連携施設がなくても保育事業を行うことを敦賀市が認めるものであり、賛成できません。  お母さん、お父さんが安心して働き続けられるように、子供たちの豊かな育ちを保障するために政府や自治体に求められているのは、基準の緩和ではなく、保育の設置基準を満たす保育所を整備し、待機児童を解消することです。  さて、敦賀市では現在2つの小規模保育事業所がこの条例に該当しますが、これらは公立保育所を代替施設、連携施設として設定しています。今後新たにできる家庭的保育事業等で連携施設が困難となった場合も、敦賀市は連携施設がなくてもいいですよと言うのではなく、児童福祉法第24条第1項にのっとって、敦賀市が責任を持って公立保育所を連携施設とすべきです。  そのため、第68号、第69号のような条例改定については賛成できません。  以上、反対討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 38 ◯議長田中和義君) 以上で第68号議案及び第69号議案の2件に対する討論を終結し、一括して採決を行います。  第68号議案 敦賀市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正の件及び第69号議案 敦賀市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部改正の件の2件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 39 ◯議長田中和義君) 起立多数。よって、第68号議案及び第69号議案の2件については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 40 ◯議長田中和義君) 次に、分離採決の申出があります第64号議案及び第66号議案の2件について採決いたします。  まず、第64号議案 敦賀市個人番号の利用に関する条例の一部改正の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 41 ◯議長田中和義君) 起立多数。よって、第64号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 42 ◯議長田中和義君) 次に、第66号議案 敦賀市手数料徴収条例の一部改正の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 43 ◯議長田中和義君) 起立多数。よって、第66号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。  日程第4 請願第1号 44 ◯議長田中和義君) 日程第4 請願第1号を議題といたします。  これより、その審査結果について委員長の報告を求めます。  産経建設常任委員長 中野史生君。   〔産経建設常任委員長 中野史生君登壇〕 45 ◯産経建設常任委員長中野史生君) ただいまから、産経建設常任委員会における請願の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の5ページを御覧ください。  請願第1号 敦賀きらめき温泉リラ・ポートの早期再開に向けての請願についてであります。  主立った意見はなく、討論では、請願趣旨に賛成の立場から、敦賀きらめき温泉リラ・ポートの早期再開を求める声は多く、そういった市民からの要望を市に対し目に見える形で伝えることになるため、請願の採択には賛成であるとの意見。  また、請願趣旨に反対の立場から、請願趣旨に記載されている事項については、敦賀きらめき温泉リラ・ポートをめぐる一連の問題が発覚して以降、議会として理事者に対し申入れ等を行っており、現在も委員会として追跡調査を行っている。そのため今以上に申し述べる必要はないと考え、反対であるとの意見。  また、3月定例会の初日に可決した敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会調査報告書では、リラ・ポートの早期営業再開と運営継続を求めるとの結論を出し、理事者に対して報告している。また委員会では幾度となく所管事務調査を行い、リラ・ポートの早期再開や今後の対応について調査し、市に対して意見も述べているため、市議会として尽力していないことはなく、改めて請願として採択する必要はないと考えるため反対であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成少数をもって不採択とするべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました請願の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 46 ◯議長田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 47 ◯議長田中和義君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより討論を行います。  請願第1号について、まず委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  今大地晴美君。   〔1番 今大地晴美君登壇〕 48 ◯1番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  今回出されました敦賀きらめき温泉リラ・ポートの早期再開に向けての請願につきまして、紹介議員となりました。請願の趣旨について読み上げさせていただきます。  敦賀市民の福利厚生、健康増進施設であり憩いの場である敦賀きらめき温泉リラ・ポートは敦賀市民だけでなく市外県外の多くの方々に愛され利用されていた施設であるが、残念ながら令和2年2月より閉館され、今もなお利用できない状態が続いている。  この期間中、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、そもそも施設の利用を控えなければならない状況もあったが、全国の緊急事態宣言も解除され、新しい生活様式を取り入れつつ、通常の生活や経済活動を取り戻すフェーズとなった今、施設の利用再開を敦賀市内だけでなく市外県外を含めた多くの市民が求めている。  また、施設利用者として感じているのは、同施設は利用者同士のコミュニティの場として非常に有効かつ重要な場であり、今こそコミュニティの場としても早期の再開を望むものである。  そこで、敦賀きらめき温泉リラ・ポートを愛する利用者として、敦賀市に対し次のことを強く求め、市議会に対しても尽力をお願いするものである。           記 1.敦賀きらめき温泉リラ・ポートの運営をできる限り早期に再開すること。 2.少しでも早い再開を図るため、場合によっては、温泉やプールという利用希望者の多い施設から段階的に再開することをも、検討すること。  内容はこういう内容になっております。  先ほど委員長も述べられましたように、市議会では、行政に対し、百条調査特別委員会の報告の中で市に様々な対応も求めております。しかしながら、リラ・ポートの再開の道は順調に進んでいるとは言えない状況下にあります。  特に、敦賀市が行っている今の状況については、市民の皆さんに現在のリラ・ポートの状況が何も伝わっていない。そのことが今回の請願につながったものと思われます。市が広報つるがやRCNなどを通じてきちんと今のリラ・ポートの状況などを伝え、今後どういうふうに取り組んでいくかということもきちんと市民の皆さんに伝えることが必要不可欠だと思っております。市が何をしているのか見えないことが市民の皆さんの不安を増幅させているのではないでしょうか。  プールを利用していた女性グループの皆さんからも、プールだけでも早く再開してほしいと言われています。  そんな市民の皆さんの思いが今回の請願の内容でもあり、委員会で不採択されたことは非常に残念でなりません。市民の皆さんの多くがリラ・ポートの再開を望んでおります。  市議会が決して何もしていないと言っているわけではありません。市議会の皆さんと一緒に、早く再開に向けて動いてほしいという思いが今回の請願の趣旨だと信じております。  よって、私、今大地晴美は、この請願に賛成の立場で討論するものです。  議員の皆様の賛同をよろしくお願いいたします。 49 ◯議長田中和義君) 同じく、委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  三國真弓君。   〔7番 三國真弓君登壇〕 50 ◯7番(三國真弓君) 私も、請願第1号 敦賀きらめき温泉リラ・ポートの早期再開に向けての請願の審査をした産経建設常任委員会で不採択となった委員長報告に反対、すなわち請願に賛成の立場で討論します。  この請願は、1.敦賀きらめき温泉リラ・ポートの運営をできる限り早期に再開すること。2.少しでも早い再開を図るため、場合によっては、温泉やプールという利用希望者の多い施設から段階的に再開することをも検討すること。以上2点、リラ・ポートを段階的にでもいいから早期再開させてほしいという市民からの声です。  そのため、もしこの請願を不採択とすれば、敦賀市議会はリラ・ポートの早期再開を求めないという意思表示をすることになってしまいかねません。早期再開を求めていないならば不採択とするべきですが、敦賀市議会は早期再開を求めてきたのではないでしょうか。  産経建設常任委員会では、市議会からは既に働きかけているから、さらに市民の声まで受け入れる必要はないといった理由で不採択となりました。確かに敦賀市議会は、リラ・ポートの早期再開に向けて行政に対し様々な働きかけを行ってきています。しかし、それは市民の声を否定する理由とはなり得ません。再開の時期も決まっておらず、請願の内容が敦賀市議会の意思と一致するのであれば、早期再開を求めるこの請願は採択するべきです。  もしこの請願を不採択とした場合、各議員は市民の方々に請願を不採択とした理由を説明しなければなりません。市民の願いの声を、もうやってきたことだから受け付けませんと抑えつけるのはおかしいと感じます。この市民が上げてくれた声をさらなる後ろ盾に、敦賀市議会は、行政に対してリラ・ポートの早期再開を求め、働きかけていけばよいと思います。  市民の声を行政に届けるのが私たち市議の仕事です。市議の仕事は何か真摯に考えれば、この請願には採択しか選択肢はありません。  以上申し上げまして、不採択とする委員長報告に反対、すなわち請願に賛成の立場の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 51 ◯議長田中和義君) 以上で請願第1号に対する討論を終結し、採決いたします。  請願第1号については、委員長報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により、本請願の採択についてお諮りいたします。  請願第1号 敦賀きらめき温泉リラ・ポートの早期再開に向けての請願について、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 52 ◯議長田中和義君) 起立少数。よって、請願第1号については、不採択とすることに決定いたしました。   ──────────────── 53 ◯議長田中和義君) 暫時休憩いたします。  なお、再開は午後5時30分といたします。             午後5時22分休憩             午後5時30分開議 54 ◯議長田中和義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第5 原子力発電所特別委員会、新幹       線対策特別委員会及び市庁舎建       設対策特別委員会中間報告 55 ◯議長田中和義君) 日程第5 特別委員会の中間報告を議題といたします。  お諮りいたします。  会議規則第45条第1項の規定により、原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を求めることにいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 56 ◯議長田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を求めることに決定いたしました。  まず、原子力発電所特別委員長 和泉明君。   〔原子力発電所特別委員長 和泉明君登壇〕 57 ◯原子力発電所特別委員長(和泉明君) ただいまから、原子力発電所に関する諸問題について理事者からの報告に基づき調査した内容等を中間報告いたします。  お手元の中間報告書の1ページを御覧ください。  理事者からは、御覧のとおり原子力発電所関係について3項目の報告を受け、調査を行いました。  まず、関西電力株式会社関係では、質疑はありませんでした。  次に、日本原子力発電株式会社関係では、主な質疑として、敦賀発電所2号機の審査会合で原電が提示した地質データの書換えについての敦賀市としての見解を伺うとの問いに対し、規制委員会からは調査、分析、対策の検討が不十分であることなどの指摘を受けており、指摘を受けた事項に対して、納得できるデータ、エビデンスを示して説明し、信頼回復に取り組んでいただくよう伝えている。また、データの書換えについては恣意的なものではないとのことであるので、次回以降の審査会合でエビデンスも含めて説明していくと聞いているとの回答がありました。  また、先日、新聞報道で規制委員会の更田委員長から破砕帯について調査が進んでいないのではないかというような発言があったが、敦賀市としてのスタンスはとの問いに対し、記者会見の議事録などを確認したが、凍結などの発言の前に事業者から立証の主張があれば審査を打ち切ることはできないとも述べている。また、自民党の特別委員会にて、規制庁次長は敦賀2号機を特定したものではなく、一般論としての発言であると述べており、あくまで可能性としての発言で、委員会の方針ではないと捉えているとの回答がありました。
     次に、日本原子力研究開発機構関係では、主な質疑として、試験研究炉の話について報道されているが、敦賀市として把握していることはあるかとの問いに対し、前年度までの調査報告が文部科学省の審議会に提出され、今後、炉の型を絞り込むとのことであるが、市の産業や経済などに貢献する施設となるようこれからの審議を見守り、随時報告を受けたいと考えているとの回答がありました。  以上が原子力発電所特別委員会の中間報告であります。 58 ◯議長田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 59 ◯議長田中和義君) 次に、新幹線対策特別委員長 北村伸治君。   〔新幹線対策特別委員長 北村伸治君登壇〕 60 ◯新幹線対策特別委員長(北村伸治君) ただいまから、新幹線対策特別委員会における調査の経過について御報告申し上げます。  6月22日に委員会を開催し、理事者の説明に基づき調査を行いました。  調査事項として、新型コロナウイルスの影響について、また報告事項として、新幹線駅前広場の整備について、北陸新幹線の整備状況について、並行在来線について、そしてその他であります。  理事者側から示されました資料等の主なものは報告書に記載のとおりでございますが、私からは説明内容の概略及び委員会中の主な質疑等について御報告申し上げます。  最初に、(1)新型コロナウイルスの影響についてであります。  報告書6ページを御覧ください。  現在までに新型コロナウイルス感染が駅周辺整備や新幹線本体工事に及ぼした影響についての説明があり、まず駅西地区土地活用関係では、開発事業者と出店予定者との協議において、コロナ禍の影響により、出店事業者の公表時期や供用開始時期について現在スケジュールの見直しを行っているが、公募時に明記している供用開始期限である令和4年12月31日には現時点で変更はないとの説明がありました。  また、本年度実施予定の公園広場における社会実験については、主催する予定の市内関係団体が年間行事を中止したことにより社会実験に参加できなくなったため、実施主体を再度調整しているとのこと。  北陸新幹線関係では、建設主体である鉄道・運輸機構からは、現時点で今すぐ全体工期に影響はないとの回答を得ているとのこと。  また、オルパークと立体駐車場関係については、JR利用者の減少等に伴い、オルパーク内各店舗の売上減少や立体駐車場利用者数の減少などにより各施設の収入が落ち込むなどの影響が出ており、今後、管理運営費への影響や納付金の減少なども考えられる等の報告がありました。  主な質疑といたしまして、当初予定していた公園や広場での社会実験ができないまま設計段階に入ってしまうこともあり得るのかとの問いに対し、開業に間に合わせようとすると社会実験を行わないスケジュールになる可能性もあるが、それは避けたいので、規模の縮小等をしてでも実験できるよう調整しているとの回答がございました。  次に、新幹線駅前広場の整備についてでございます。  報告書7ページを御覧ください。  7ページに記載されている計画平面図等により、造成等工事の進捗や散策路連絡橋等について説明がありました。  主な質疑としては、散策路連絡橋ができると木の芽川左岸の堤防の上は散策できるのかとの問いに対し、木の芽川を散策できる歩道を県と連携しながら整備する方向で考えている。また、左岸側の市道171号線も歩道を整備する予定であり、散策路連絡橋と市道の歩道がつながり、回遊性を持たせていきたいとの回答がございました。  次に、北陸新幹線の整備状況についてでございます。  報告書8ページを御覧ください。  8ページに記載されている各工事等の進捗について、順次説明がなされました。  最後に、並行在来線についてでございます。  報告書9ページを御覧ください。  9ページに記載された資料に基づき、今後の並行在来線のスケジュール案について順次説明がなされました。  以上が本委員会における調査の経過であります。 61 ◯議長田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 62 ◯議長田中和義君) 次に、市庁舎建設対策特別委員長 福谷正人君。   〔市庁舎建設対策特別委員長 福谷正人    君登壇〕 63 ◯市庁舎建設対策特別委員長(福谷正人君) ただいまから、市庁舎建設対策特別委員会の調査の経過について、主な調査事項について中間報告いたします。  資料の11ページをお開きください。  お手元に配付の資料に基づき、市庁舎整備について理事者から説明がありました。  内容としましては、まず現在の進捗状況について、各種調査の多目的トイレ利用意向調査については、バリアフリー委員会との協議をコロナ禍の影響により見送っており、改めて8月、9月あたりで予定している。  各種会議において、窓口ワーキンググループでは、今年度は窓口支援システム、番号発券システム及びキャッシュレス決済システムについて詰めていく。コロナ禍と新生活様式に対応するというところも要素に加えて検討を重ねていこうと思っている。  また、文書管理ワーキンググループでは、現状文書量の3割を減らして新庁舎に持っていく目標を掲げている。具体的には、7、8、9月あたりで、各課で重複する書類は処分することを基本に文書の保存価値を評価しながら進め、今年度2回その作業を予定している。  各種工事については、全体進捗は5月末時点で20%。本体建設工事の建築では、地下埋設物の撤去に10日の遅れがあったが、現在進めている免震装置設置のタイミングではリカバリーは済んでいる。今後、機器設備等の発注時からコロナの影響が出てくるのではと心配している。  地中熱ヒートポンプ導入工事、造作家具据付工事、サイン設置工事については、コロナの状況をもう少し見極めるため発注をやめていたが、近々発注を予定している。  なお、地中熱ヒートポンプ導入工事については、環境省の補助であるが、交付申請の受付業務自体がコロナの影響で滞っており、一月ぐらいスタートが遅れている。  H2One自立型水素エネルギー供給システム導入工事は、コロナの影響に直面しており、どうにか今年度中に間に合わせるといった状況である。  防災センター防火扉改修工事は、6月補正に計上し、4月専決の地中埋設物撤去工事と合わせて清水建設と随意契約を考えている。  広報計画については、お子さん対象の現場見学会を2回行い、1回目は4組12人が参加、2回目の参加はゼロであった。コロナの影響もあり、市ホームページのみの広報で対応したが、今後は学校の運営状況等も先生と相談しながら夏休みの企画を進めていければと考えている。  各種事業者選定については、売店のプロポーザル、食堂のプロポーザルは終了している。食堂は、応募が1社で、6月5日の審査でKei.cookに決定している。売店は、応募がゼロであったため、改めて9月に募集をかけていく。  議場システム選定については、プロポーザルを現在公告しており、近々審査する予定である。  総事業費については、6月補正時点で74億を超えた。ただし、建設工事費の本体工事費の電気工事と機械工事については、令和3年3月補正で契約額まで減額補正することを考えている。総事業費は、増える要素も減る要素もあるというところで管理している。  次に、レイアウトの確定報告について、1階の間取り等については、南東玄関がメインの出入口で、東側、北側、北西、夜間通用口となる南西の合計5か所、出入口を設けている。南西の夜間通用口は、カードキー等で管理するセキュリティーシステムを導入する予定である。  中央のロの字型の階段とエレベーター2基は4階の議場フロアまで上がれ、西側の業務用エレベーター1基と階段は5階フロアまで上がれるものになっている。東側の外、防災センター側に非常階段が1つある。  トイレについては、中央エレベーターに近いところに多目的トイレを1基設け、その近くに授乳室を設ける予定である。東側にもトイレを設け、多目的トイレを1基用意する予定である。基本的に各階にトイレがあり、多目的トイレは、2階に2か所、3階、4階に1か所ずつ設置する予定である。  カウンターラインの中央にキッズスペースを設けて、隣でお子さんが遊んでいるのを見ながらカウンターでお母さんが受付申請等を行うことを想定している。  相談室等については、夜間通用口に近い西側に3か所、東側に5か所設ける予定である。  2階については、市長室、庁議室を設け、相談室等は適宜配置し、北側低層棟に市の講堂と消防の講堂、食堂を設けている。当初予定していた市の講堂と消防の講堂のスライディングウオールは固定の壁とした。  3階については、主に事業課と呼ばれる課と教育委員会を配置している。  4階の議場フロアについて、議場は、議長席を現在と東西反対に配置し、中央のエレベーター、階段から傍聴席にダイレクトで入れるようにしている。  5階については、監査委員事務局を配置、議場の吹き抜け部分も設けられる。なお、議場の空間は、一部手直しをし、整形に確保できるようにした。  次に、床材の選定について、共通として、廊下はビニールタイル、トイレはビニールシート、執務スペースはタイルカーペット、中央のロの字の階段については木製を考えている。1階については、床は陶器タイル、執務室は置敷ビニールタイルとし、2階の市長室があるフロアについては、市長室、特別応接室、中廊下をロールカーペットとし、3階は基本的なスタイルとし、4階は、正副議長室、議場をロールカーペットとしている。  1点、議員控室から議場に向かう動線上の廊下について、現在ビニールタイルで提案しているが、ロールカーペットにすべきかどうか、清掃メンテナンス、吸音、靴の音の響き等を踏まえ、御意見をいただきたいと説明がありました。  説明に対する質疑の主なものとして、売店の事業者選定について、障害福祉団体が運営をしていたこともあったが、応募事業者がゼロということで、今後の実施要項の見直しで障害福祉団体が関連するのかとの問いに対し、理事者から、一時期、障害福祉団体が売店の運営をされた時期があったが、非常に運営が厳しいということで撤退をされた経緯がある。今回応募がゼロということで、障害福祉団体が入れるところがあるのかも含めて、なるべく応募が出やすいというところも考えながら、改めて要項を見直して公募したいと考えているとの回答がありました。  また、文書の廃棄について、情報公開条例との整合性やデータ化はどうなっているのかとの問いに対し、理事者から、基本的にはそれぞれの文書保存年限に沿って整理したい。なおかつ、ペーパーレス化の中で電子化を取り入れていきたいとの回答がありました。  関連し、特に今回のコロナ対応等、貴重で歴史的な、今後次世代につないでいくべき文書もあると思う。そういう場合に、きちんとデータ化すること。大変ではあるが、ペーパーとしても残してほしいとの意見があり、理事者から、特異なものについては残していきたいと考えているとの回答がありました。  また、4階の議場、議員控室等の前の廊下について、今計画しているビニールタイルとカーペットで経費はどれぐらい違うのかとの問いに対し、理事者から、タイルカーペットとビニールタイルは同等の金額で、ロールカーペットはそれらに比べて2倍であるとの回答がありました。  また、議場フロアのセキュリティラインを確認したところ、理事者から、西側は階段のところとエレベーターでセキュリティ管理をする。東については議会事務局の横のドアで管理をするとの回答がありました。  また、何も意見がなければこのままビニールタイルで行く予定なのかとの問いに対し、理事者から、金額等の違いをお示しした上で、議会の皆様方で判断していただきたいとの回答がありました。  関連し、理事者側としてはどちらを望んでいるのかとの問いに対し、理事者から、2階のほうの市長室等の前の廊下と同等と考え、ロールカーペットが妥当ではないかと現時点では考えているとの回答がありました。  また、1階のタイル張りについて、土ぼこり等が浮いて残ってしまうことを心配するがどのように考えているかとの問いに対し、理事者から、基本的には1階、外部から入ってすぐのところは、雨や雪の日も想定し耐水性のタイルを選定している。タイルについては、駅のトイレや通路で表面が滑りにくいものもあるので、そういうことも考慮し選定していこうと考えている。また、1階等執務室が多いフロアについては、荷車で荷物を運ぶ関係もあり、抵抗があるものは避けたい。メンテナンスについても、現在のタイルにおいても毎日しっかり清掃管理を行っており、支障ないものと考えているとの回答がありました。  また、議場の傍聴席は今と同じぐらいのスペースなのかとの問いに対し、理事者から、今現在の傍聴席と同じサイズで考えているとの回答がありました。  関連し、越前市のようにフラットな感じで、透明のつい立てのようなものがあるのかとの問いに対し、理事者から、傍聴席が議員席等よりも少し高いところにある現在の議場と同じスタイルであり、越前市とは違う形式になるとの回答がありました。  以上が本委員会における調査の経過であります。 64 ◯議長田中和義君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 65 ◯議長田中和義君) 以上で特別委員会の中間報告を終結いたします。  日程第6 B議案第2号 66 ◯議長田中和義君) 日程第6 B議案第2号を議題といたします。  提案者の説明を求めます。  有馬茂人君。   〔18番 有馬茂人君登壇〕 67 ◯18番(有馬茂人君) ただいま議題に供されましたB議案第2号 「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の期限延長等を求める意見書」提出の件について、提案説明をさせていただきます。  平成11年のJCO臨界事故を契機に、原子力防災対策への一層の充実が求められたことを踏まえ、広域的な振興や防災インフラ整備に資することを目的に、平成12年に議員立法により成立した原発特措法ですが、10年間の時限立法のため、平成22年に一度延長され、来年3月に2度目の時限措置期間を迎えます。  敦賀市が不交付団体であった平成21年までは、この原発特措法による敦賀市への効果は少なかったものの、平成22年に交付団体となるや、地域振興計画に対する特例措置、起債への交付税措置により道路整備や漁港整備の財源確保に大きな効果をもたらすことになり、昨年度から整備している角鹿小中学校整備事業費も交付税措置の適用を受けています。令和3年からも新幹線駅東口の道路整備に適用の予定で、今後ともこの特措法の支援措置が重要不可欠であります。  よって、この法律の期限延長を再度求めるとともに、現状、道路、港湾、漁港及び義務教育施設に限られている対象事業の拡大と国の負担割合の引き上げを。また、企業誘致等に伴う固定資産税等の減免に対する補填として交付税措置が取られますが、こちらも対象業種が製造業、道路貨物運送業、倉庫業、梱包業及び卸売業に限られているので業種の拡大を求めるとともに、新規雇用15名以上等とされている要件緩和も合わせて求めるものでございます。  以上、地方自治法第99条の規定により、国会及び関係行政庁に提出するため、本議案を提出するものであります。  提出者は私、有馬茂人、賛成者は記載の皆様でございます。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 68 ◯議長田中和義君) ただいまの説明に対し御質疑ありませんか。 69 ◯16番(山本貴美子君) 議員立法ということで、10年間の時限立法だというふうにお聞きしたんですけれども、10年前にも延長して、10年ごとに延長していくとエンドレスで原発依存につながるのではないかというふうなことを危惧するわけなんですけれども、その点についてどのように考えておられるんですか。10年で終わりということなのか、これからもずっと10年ごとに延長を求めていくということなのか、お聞きします。 70 ◯18番(有馬茂人君) 山本議員の質疑にお答えいたします。  今回はこの先10年の延長を求めるという意見書でございますけれども、10年後どうするのかというのは、そのときにまた考えなくてはいけないことかなというふうに思います。  あと議員心配されているのは、原子力の発電の新設のことについて、その推進になるんじゃないかという御懸念でございますけれども、これは新設だけではなくて、廃炉を抱えた立地地域に対しても安全だとかそういうことに資する仕組みですので、その心配には当たらないというふうに理解して提案するものでございます。  以上です。 71 ◯議長田中和義君) ほかにございませんか。   〔「なし。」の声あり〕 72 ◯議長田中和義君)以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  B議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 73 ◯議長田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、B議案第2号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  B議案第2号については、討論通告がありますので、これより討論を行います。
     まず、提案に対して反対の討論を行います。  今大地晴美君。  今大地晴美議員は議場におられませんので、今大地議員の発言通告は効力を失いました。  次に、提案に対し賛成の討論を行います。  和泉明君。  発言がないため、和泉明君の通告の効力は失いました。  以上でB議案第2号に対する討論を終結いたします。  これより採決いたします。  B議案第2号 「原子力発電施設等立地地域の振興に関する特別措置法の期限延長等を求める意見書」提出の件について、提案どおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 74 ◯議長田中和義君) 起立多数。よって、B議案第2号につきましては、提案どおり可決いたしました。  日程第7 議員派遣の件 75 ◯議長田中和義君) 日程第7 議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本件について、会議規則第163条の規定により、お手元に配付のとおり決定することに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 76 ◯議長田中和義君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、お手元に配付のとおりとすることに決定いたしました。  閉会の挨拶 77 ◯議長田中和義君) 以上で、今定例会に提案された議案の審議は全て終了いたしました。  今定例会に提案された多数の重要案件につき、本日まで長きにわたり御審議いただき厚く御礼申し上げます。  また、理事者の方々におかれましても、議案の作成に始まり、今日に至る御労苦に対し深く敬意を表します。  この際、市長から発言を求められておりますので、承ることにいたします。   〔市長 渕上隆信君登壇〕 78 ◯市長渕上隆信君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  第4回市議会定例会は、去る6月8日に開会され、本日までの22日間にわたり、議員各位には、終始熱心かつ慎重に御審議を賜り、各議案、また本日追加提案いたしました補正予算案及び人事案件等につきましても議決及び同意を賜り、ここに厚くお礼申し上げます。  今回議決いただきました予算案をはじめ各事業の執行に当たりましては、本会議及び各委員会におきまして議員各位から頂きました御意見、御提案などに対しまして、私をはじめ職員一同、調査研究を行い、施策の推進に向けて全力を傾注してまいる所存でございますので、議員各位におかれましては、今後とも変わらぬ御教授とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。  さて、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化、伝統を語るストーリーとして登録される日本遺産に、本市、長浜市、南越前町の3市町で申請しておりました「海を越えた鉄道~世界へつながる鉄路のキセキ~」が今月19日、文化庁より認定されました。  明治17年、長浜─敦賀間に日本海側で初の鉄道が全線開通し、明治45年からは欧亜国際連絡列車が運行され、敦賀港からシベリア鉄道を通ってヨーロッパへとつながっていた史実と、日本最古の鉄道トンネルである小刀根トンネルをはじめとする旧北陸線トンネル群や、現存する日本最古の駅舎である旧長浜駅などの文化財が融合し、物語を構成しているものであり、平成29年度より登録に向け、3市町で協議会を設立し、ガイドブックの作成やバスツアーの企画等により観光誘客を図ってきたところです。  今回の認定を契機に、関係自治体等との連携をさらに強め、本市の歴史的財産を観光資源として磨き上げながら、北陸新幹線敦賀開業に向けた新たな観光需要の創出や広域的な誘客促進に努めてまいります。  新型コロナウイルス感染症につきましては、6月19日以降、全国の都道府県をまたぐ移動の自粛の解除と、福井県の感染対策がステップ2の段階へ移行したことに伴い、本市の施設につきましても感染防止対策を講じた上で通常の運用とさせていただいたところです。  福井県内におきましては本日まで62日間連続で新規感染者が報告されておらず、本市におきましてはこれまでに感染者が一人も発生しておりませんが、全国的には東京都などを中心に毎日数十人単位で感染者が報告されています。市民の皆様には、今後とも第2波の到来を想定して手洗い励行やマスクの着用、ソーシャルディスタンスの確保など新しい生活様式の実践を心がけていただき、3密を避けるとともに、体温測定等による体調管理と行動履歴の記録を引き続きお願いいたします。  また、本格的な出水期を迎え、豪雨による河川の氾濫や土砂災害などの発生リスクが高まる季節となりました。洪水、浸水被害の発生が想定される場合には、感染症防止対策を行った上で避難所を開設しますが、避難所は3密の条件がそろいやすい環境にあります。安全が確認された御自宅の2階や親戚、知人宅、さらには各区の会館や市内ホテル等に一時的に退避する方法もありますので、避難所への移動が真に必要か、ハザードマップ等を活用し、冷静に御判断いただきますようお願いいたします。  なお、避難所に来られる際には、通常の持ち出し品に加え、マスクや体温計、消毒用アルコール等の持参に御協力ください。  本市といたしましては、コロナ禍と洪水、浸水被害という複合災害を想定し、避難所担当職員の研修会を実施するなど万全の体制を整えて対処してまいりますので、市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。  終わりに、今年の敦賀は、例年市民の皆様が楽しみにされている敦賀まつりや大花火大会、また海水浴場の開設を行うことができない夏となりましたが、市民の皆様の健康を最優先に判断をいたしました。新型コロナウイルスの感染防止に配慮しながら、身近にある敦賀の豊かな自然に触れていただければ幸いに存じます。  議員各位におかれましては、次の気候が不安定な季節でございますが、くれぐれも御自愛をいただき、何とぞ御健勝にて一層の御活躍を御祈念申し上げて、閉会に当たりましてのお礼の挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 79 ◯議長田中和義君) これをもって令和2年第4回敦賀市議会定例会を閉会いたします。             午後6時09分閉会  上記会議のてんまつに相違ないことを証明するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                    議   長  和 泉   明                    議   長  田 中 和 義                    副 議 長  馬 渕 清 和                    副 議 長  大 塚 佳 弘                    署名議員   縄 手 博 和                      同    林   惠 子                      同    川 端 耕 一 発言が指定されていません。 Copyright © Tsuruga City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...