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令和元年第7回定例会(第5号) 名簿 2019-12-17
令和元年第7回定例会(第5号) 本文 2019-12-17

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  1. 敦賀市議会 2019-12-17
    令和元年第7回定例会(第5号) 本文 2019-12-17


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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和元年第7回定例会(第5号) 本文 2019-12-17 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 125 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長和泉明君) 2 ◯議長和泉明君) 3 ◯議長和泉明君) 4 ◯議長和泉明君) 5 ◯議長和泉明君) 6 ◯議長和泉明君) 7 ◯市長渕上隆信君) 8 ◯議長和泉明君) 9 ◯議長和泉明君) 10 ◯議長和泉明君) 11 ◯議長和泉明君) 12 ◯議長和泉明君) 13 ◯議長和泉明君) 14 ◯議長和泉明君) 15 ◯議長和泉明君) 16 ◯議長和泉明君) 17 ◯議長和泉明君) 18 ◯議長和泉明君) 19 ◯議長和泉明君) 20 ◯議長和泉明君) 21 ◯議長和泉明君) 22 ◯総務部長池澤俊之君) 23 ◯議長和泉明君) 24 ◯19番(福谷正人君) 25 ◯総務部長池澤俊之君) 26 ◯議長和泉明君) 27 ◯議長和泉明君) 28 ◯16番(山本貴美子君) 29 ◯総務部長池澤俊之君) 30 ◯16番(山本貴美子君) 31 ◯総務部長池澤俊之君) 32 ◯議長和泉明君) 33 ◯議長和泉明君) 34 ◯議長和泉明君) 35 ◯議長和泉明君) 36 ◯予算決算常任委員長浅野好一君) 37 ◯議長和泉明君) 38 ◯総務民生常任委員長石川栄一君) 39 ◯議長和泉明君) 40 ◯議長和泉明君) 41 ◯産経建設常任委員長中野史生君) 42 ◯議長和泉明君) 43 ◯議長和泉明君) 44 ◯文教厚生常任委員長(大塚佳弘君) 45 ◯議長和泉明君) 46 ◯議長和泉明君) 47 ◯議長和泉明君) 48 ◯議長和泉明君) 49 ◯16番(山本貴美子君) 50 ◯議長和泉明君) 51 ◯1番(今大地晴美君) 52 ◯議長和泉明君) 53 ◯議長和泉明君) 54 ◯議長和泉明君) 55 ◯16番(山本貴美子君) 56 ◯議長和泉明君) 57 ◯議長和泉明君) 58 ◯議長和泉明君) 59 ◯1番(今大地晴美君) 60 ◯議長和泉明君) 61 ◯議長和泉明君) 62 ◯議長和泉明君) 63 ◯8番(松宮学君) 64 ◯議長和泉明君) 65 ◯1番(今大地晴美君) 66 ◯議長和泉明君) 67 ◯議長和泉明君) 68 ◯議長和泉明君) 69 ◯8番(松宮学君) 70 ◯議長和泉明君) 71 ◯議長和泉明君) 72 ◯議長和泉明君) 73 ◯8番(松宮学君) 74 ◯議長和泉明君) 75 ◯議長和泉明君) 76 ◯議長和泉明君) 77 ◯16番(山本貴美子君) 78 ◯議長和泉明君) 79 ◯議長和泉明君) 80 ◯議長和泉明君) 81 ◯議長和泉明君) 82 ◯議長和泉明君) 83 ◯議長和泉明君) 84 ◯議長和泉明君) 85 ◯議長和泉明君) 86 ◯議長和泉明君) 87 ◯総務民生常任委員長石川栄一君) 88 ◯議長和泉明君) 89 ◯議長和泉明君) 90 ◯原子力発電所特別委員長(田中和義君) 91 ◯議長和泉明君) 92 ◯議長和泉明君) 93 ◯8番(松宮学君) 94 ◯議長和泉明君) 95 ◯議長和泉明君) 96 ◯議長和泉明君) 97 ◯16番(山本貴美子君) 98 ◯議長和泉明君) 99 ◯2番(山本武志君) 100 ◯議長和泉明君) 101 ◯議長和泉明君) 102 ◯議長和泉明君) 103 ◯16番(山本貴美子君) 104 ◯議長和泉明君) 105 ◯議長和泉明君) 106 ◯議長和泉明君) 107 ◯議長和泉明君) 108 ◯原子力発電所特別委員長(田中和義君) 109 ◯議長和泉明君) 110 ◯議長和泉明君) 111 ◯新幹線対策特別委員長(北村伸治君) 112 ◯議長和泉明君) 113 ◯議長和泉明君) 114 ◯市庁舎建設対策特別委員長(福谷正人君) 115 ◯議長和泉明君) 116 ◯議長和泉明君) 117 ◯議長和泉明君) 118 ◯敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員長(福谷正人君) 119 ◯議長和泉明君) 120 ◯議長和泉明君) 121 ◯議長和泉明君) 122 ◯議長和泉明君) 123 ◯議長和泉明君) 124 ◯市長渕上隆信君) 125 ◯議長和泉明君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 5.議 事             午前10時00分開議 ◯議長和泉明君) ただいまから本日の会議を開きます。  諸般の報告 2 ◯議長和泉明君) この際、諸般の報告をいたします。  まず、追加提出議案について報告いたします。市長より、本日付をもって、第122号議案から第129号議案までの8件について提出がありました。  次に、議員の派遣について報告いたします。令定例会中に、緊急を要するものとして、会議規則第163条の規定により決定したものについては、お手元に配付のとおりであります。  以上で報告を終わります。  日程第1 敦賀市選挙管理委員及び同補充       員選挙 3 ◯議長和泉明君) 日程第1 敦賀市選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によることとし、議長において指名することにいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 4 ◯議長和泉明君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることとし、議長において指名することに決定しました。  まず、敦賀市選挙管理委員には、   敦賀市白銀町12番15号    青 山 利 勲 氏
      敦賀市常宮13号40番地    山 本 竹 司 氏   敦賀市新松島町13番28号    元 山 久美子 氏   敦賀市松栄町14番13号    小 畑 泰 淨 氏 を指名いたします。  次に、同補充員には、  第1順位   敦賀市三島18号30番地の12(三島町3丁目)    辻 子 幸 雄 氏  第2順位   敦賀市公文名24号10番地の3    新 田 和 雄 氏  第3順位   敦賀市若葉町3丁目1016番地    藤 井 眞理子 氏  第4順位   敦賀市莇生野52号4番地    奥 村 光 繁 氏 を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました方々を敦賀市選挙管理委員及び同補充員選挙の当選人と定めることに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 5 ◯議長和泉明君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々が敦賀市選挙管理委員及び同補充員に当選されました。  日程第2 第124号議案~第129号議案 6 ◯議長和泉明君) 日程第1 第124号議案から第129号議案までの6件を一括議題といたします。  説明を求めます。 7 ◯市長渕上隆信君) ただいま議題に供されました第124号議案から第129号議案までの各議案につき御説明申し上げます。  第124号議案は、敦賀市公平委員会委員の選任につき同意を求める件、第125号議案から第129号議案までの5件は敦賀市職員懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求める件でございます。  まず、敦賀市公平委員会委員であります刀根荘兵衛氏は令和元年12月27日をもって任期満了となります。また、敦賀市職員懲戒審査委員会委員であります板倉詩菜氏、鈴木勝氏、福島栄氏、中山和範副市長、池澤俊之総務部長の5名は、いずれも令和元年12月27日をもって任期満了となります。  つきましては、それぞれの委員に次の方々を選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項及び地方自治法施行規定第16条3項の規定により議会の同意を求めるものであります。  すなわち、敦賀市公平委員会委員には、   敦賀市白銀町4番2号    刀 根 荘兵衛 氏  敦賀市職員懲戒審査委員会委員には、   敦賀市呉竹町1丁目14番16-2号    山 崎 法 子 氏   敦賀市砂流50号39番地の12(ひばりケ丘町)    鈴 木   勝 氏   敦賀市中央町2丁目22番5号    福 島   栄 氏   敦賀市木崎14号14番地の3    池 澤 俊 之 総務部長   敦賀市木崎11号14番地 アパガーデンコート木崎207号室    芝 井 一 朗 企画政策部長 でございます。  以上の方々は、それぞれ人格高潔にして経験も極めて豊かであり、委員として最適任と認められますので、ここに提案する次第です。  何とぞよろしく御同意賜りますようお願い申し上げます。 8 ◯議長和泉明君) お諮りいたします。  第124号議案から第129号議案までの6件については、いずれも人事案件でありますので、慣例により質疑を省略し、また会議規則第37条第3項の規定に基づき委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 9 ◯議長和泉明君) 異議なしと認めます。よって、第124号議案から第129号議案までの6件については、質疑及び委員会付託を省略し、直ちに採決することに決定しました。  これより採決いたします。  まず、第124号議案 敦賀市公平委員会委員の選任につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 10 ◯議長和泉明君) 起立全員。よって、第124号議案については、提案のとおり同意することに決定しました。   ──────────────── 11 ◯議長和泉明君) 次に、第125号議案 敦賀市職員懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 12 ◯議長和泉明君) 起立全員。よって、第125号議案については、提案のとおり同意することに決定しました。   ──────────────── 13 ◯議長和泉明君) 次に、第126号議案 敦賀市職員懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 14 ◯議長和泉明君) 起立全員。よって、第126号議案については、提案のとおり同意することに決定しました。   ──────────────── 15 ◯議長和泉明君) 次に、第127号議案 敦賀市職員懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 16 ◯議長和泉明君) 起立全員。よって、第127号議案については、提案のとおり同意することに決定しました。   ──────────────── 17 ◯議長和泉明君) 次に、第128号議案 敦賀市職員懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 18 ◯議長和泉明君) 起立全員。よって、第128号議案については、提案のとおり同意することに決定しました。   ──────────────── 19 ◯議長和泉明君) 次に、第129号議案 敦賀市職員懲戒審査委員会委員の選任につき同意を求める件について、提案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 20 ◯議長和泉明君) 起立全員。よって、第129号議案については、提案のとおり同意することに決定しました。  日程第3 第122号議案、第123号議案 21 ◯議長和泉明君) 日程第3 第122号議案及び第123号議案の2件を一括議題といたします。  順次説明を求めます。 22 ◯総務部長池澤俊之君) おはようございます。  それでは、第122号議案 敦賀市庁舎建設工事(建築)請負契約の件につきまして御説明申し上げます。  議案書の1ページをお願いいたします。  敦賀市庁舎建設工事請負契約を次のとおり締結したいというものでございます。  1、契約の目的、敦賀市庁舎建設工事。  2、契約の方法、一般競争入札。  3、契約の金額、税込みで35億3629万7250円。  4、契約の相手方、福井県福井市順化1丁目8番22号、清水建設株式会社福井営業所、所長、中島良成。  提案理由といたしましては、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によりまして、この案を提出させていただくものでございます。  なお、本体工事の入札結果一覧表につきましては、お手元に配付しておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、第123号議案 敦賀市新庁舎自立型水素エネルギー供給システム製作工事請負契約の件について御説明申し上げます。  議案書の3ページをお願いいたします。  敦賀市新庁舎自立型水素エネルギー供給システム製作工事請負契約を次のとおり締結したいというものでございます。  1、契約の目的、敦賀市新庁舎自立型水素エネルギー供給システム製作工事。  2、契約の方法、随意契約。  3、契約の金額、税込み1億9580万円。  契約の相手方、神奈川県川崎市幸区堀川町72番地34、東芝エネルギーシステムズ株式会社本社事業所、統括部長、佐薙徳寿。  提案理由といたしましては、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によりまして、この案を提出させていただくものでございます。
     なお、本体工事の見積もり結果一覧表につきましては、お手元に配付しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 23 ◯議長和泉明君) これより質疑を行います。  まず、第122号議案について御質疑ありませんか。 24 ◯19番(福谷正人君) 確認なんですけれども、入札結果一覧表では入札金額40億3150万で契約金額が35億3600万ということは、消防庁舎分と一括で入札されていて、本議会での議決は市役所の庁舎分ということで金額の違いがあるということでよろしいですか。 25 ◯総務部長池澤俊之君) 議員おっしゃるとおりでございます。 26 ◯議長和泉明君) ほかにございませんか。   〔「なし。」の声あり〕 27 ◯議長和泉明君) 次に、第123号議案について御質疑ありませんか。 28 ◯16番(山本貴美子君) 第123号議案で、敦賀市新庁舎自立型水素エネルギー供給システム製作工事請負契約の件なんですけれども、随意契約ということですけれども、その理由を説明してください。 29 ◯総務部長池澤俊之君) 新庁舎の基本理念の防災拠点化及び環境に配慮した庁舎を目指しまして、自立型水素エネルギー供給システム導入を検討いたしました。この機器選定に当たりまして3つの諸要件を設定しまして、その中で東芝エネルギーシステムズ株式会社ということに決定いたしました。  要件といたしましては、まず1番としまして、自立型水素エネルギー供給システムをパーケージ化しまして製品化していること。この業者といいますのは同社しかございません。また2番目の理由といたしまして、平時及び災害時にオンサイトで安定した電力供給を可能とすること。また3番目といたしまして、全国での納入実績があるということ。  以上等でございます。 30 ◯16番(山本貴美子君) 随意契約ということなんですけれども、落札として請負率が99.29%ですよね。これが本当に妥当なのかどうかということも含めてわからないんですけれども、落札はしたということですね。随意契約だけれども。 31 ◯総務部長池澤俊之君) あらかじめ予定価格を設定いたしまして、それを下回った金額ということで落札いたしております。  やはり1社によります随意契約ということになりますので、どうしてもそれだけの金額、近い金額といいますか、予定価格に近い金額になってくる。結果としてですけれども。そういうことになってまいります。  以上でございます。 32 ◯議長和泉明君) そのほかございませんか。   〔「なし。」の声あり〕 33 ◯議長和泉明君) 以上で質疑を終結いたします。  これより委員会付託を行います。  総務民生常任委員会に第122号議案及び第123号議案の2件を付託いたします。  委員会審査のため、暫時休憩いたします。  なお、再開時間は追って連絡をいたします。             午前10時15分休憩             午後1時30分開議 34 ◯議長和泉明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第4 第103号議案~第123号議案 35 ◯議長和泉明君) 日程第4 第103号議案から第123号議案までの21件を一括議題といたします。  これより、その審査結果について各委員長の報告を求めます。  まず、予算決算常任委員長 浅野好一君。   〔予算決算常任委員長 浅野好一君登壇〕 36 ◯予算決算常任委員長浅野好一君) ただいまから、予算決算常任委員会における令和元年度補正予算案件の審査経過及び結果について御報告いたします。  お手元の審査結果報告書の1ページをごらんください。  本委員会に審査を付託されました第103号議案 令和元年度敦賀市一般会計補正予算(第7号)外6件につきましては、全体会での基本質疑の後、分科会における詳細審査を経て慎重に審査した結果、第103号議案 令和元年度敦賀市一般会計補正予算(第7号)については、反対の立場から、賛成できない事業の一つとして、保育園給食業務委託料のための債務負担行為補正は、調理業務の民間委託により調理員は決められた業務しか行えず、保育の現場で調理師と子供たちとの間に距離が生まれていることから反対との討論があり、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決しました。  第104号議案から第109号議案までの6件については、いずれも討論はなく、採決の結果、第105号議案 令和元年度敦賀市介護保険特別会計補正予算(第3号)、第106号議案 令和元年度敦賀市産業団地整備事業特別会計補正予算(第2号)、第107号議案 令和元年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第1号)及び第109号議案 令和元年度敦賀市下水道事業会計補正予算(第2号)の4件については全会一致をもって、第104号議案 令和元年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部及び施設勘定の部)特別会計補正予算(第1号)及び第108号議案 令和元年度敦賀市水道事業会計補正予算(第2号)の2件については賛成多数をもって、原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以下、全体会、分科会における主な質疑及び分科会における主な自由討議について御報告いたします。  初めに、全体会、分科会における主な質疑について御報告いたします。  第103号議案 令和元年度敦賀市一般会計補正予算(第7号)につきましては、ふるさと納税事業費について、委託料に係る経費や委託先及びふるさと納税の実質的な収入額について伺うとの問いに対し、委託内容は、ふるさと納税のお礼の品の調達、発送等の管理及び礼状の発送代行等委託とし、楽天とレッドホースなどに委託している。ふるさと納税の実質的な収入額については、収入見込みから経費を引いて、さらに敦賀市から市外に納税されたふるさと納税に伴う市民税の減額相当分を差し引いた計算を見込み値として示すと、収入見込み額を1億7000万円、経費9666万9000円と参考数値の昨年市外に納税された4599万2000円を差し引いた残り2733万9000円が敦賀市の純粋な現金収支レベルでの収入見込みとなる。また、市から市外に出ているふるさと納税の額の75%は普通交付税のほうで算定されるので、理論値を含めると6183万3000円という考え方もあると回答がありました。  次に、コミュニティバス待合所整備事業費について、疋田バス停はどこに設置されるのか。また、事業の補助率や建物構造等についてもあわせて伺うとの問いに対し、疋田地区の国道8号沿いに道を挟んで2カ所あるうち敦賀駅に向かう側のバス停に縦横1.8メートルの屋根つきの建築物を予定しているとのことで、整備費については、区からの見積もりでは97万9000円で、90万円の補助を予定しており補助率は91.9%となるとの回答がありました。  また、今回待合所を整備する土地は借用地なのかとの問いに対し、疋田郵便局の車庫があった土地を区が借用し整備するとの回答がありました。  次に、妊婦・出産包括支援事業費について、詳細な改修内容を伺うとの問いに対し、過去の健康管理情報や、転居時に市町村間で情報連携できるよう個人情報を一元的に管理できるように健康管理システムの改修を行うもので、令和2年7月に全国的に市町村間で連携可能となることに伴い新たに改修するものであるとの回答がありました。  また、転居ではなく、里帰り出産等により県外で受診した場合でも健診データのやりとりはできるのかとの問いに対して、住所地で行った健診データを統一の様式で管理することで、どこにいても見ることができるとの回答がありました。  次に、中山間地域農業総合対策支援事業費補助金について、補助対象者はどこの地域の方か。9月の補助対象者とは別の方への補助なのか。また、どのような農業用機械購入に対する支援かをあわせて伺うとの問いに対し、野坂と野神の方、各1名への補助で、9月の補助対象者とは同一人ではない。今回補助予定の機械については、1名は田植え機購入、もう1名に対しては精米設備、草刈り機及び刈り払い機購入への支援を予定しているとの回答がありました。  次に、商店街活性化対策費補助金について、補助事業の財源について伺うとの問いに対し、全体の総事業費の731万5000円のうち2分の1を景観まちづくり刷新支援事業から、4分の1を敦賀市から支援、残りの4分の1を地元負担としているとの回答がありました。  また、今回補助対象となる本町1丁目商店街のアーケードは整備後どのような塗装色になるのかとの問に対し、分電盤の配電ボックスに合わせた高さまでは茶色、それより上はアイボリーで、調和がとれた色になると聞いているとの回答がありました。  次に、史跡武田耕雲斎等墓活用整備事業費について、アンプ等音響設備の内容や設置予定場所について、また音声ガイドの内容の変更について伺うとの問いに対し、音声ガイドについては、ソーラー式の屋外据え置き型の設備を旧音声案内システムと同位置付近へ設置を予定している。説明内容は以前と同じであるが、ナレーションを敦賀市観光特任大使である大和田伸也氏に依頼する計画でいるとの回答がありました。  次に、金山体育館駐車場整備事業費について、購入先と購入する土地の面積や坪単価について伺うとの問いに対し、購入先は、直接土地所有者と交渉している。購入面積は225.4平方メートルで、土地取得額は、令和元年度の固定資産税路線評価額から地価公示相当額を算出し1平米当たり2万4286円、1坪当たりの単価は約8万900円となるとの回答がありました。  次に、債務負担行為、保育園給食業務委託料について、委託先はこれまでと同様の事業者との契約の予定かとの問いに対し、現在、プロポーザル方式により1月に業者募集を行う予定である。現在の委託業者からは引き続き継続して受託したいとの意思は伺っている。また、ほかの事業者にもプロポーザル参加の声かけは行っているとの回答がありました。  次に、分科会における主な自由討議について御報告いたします。  第103号議案 令和元年度敦賀市一般会計補正予算(第7号)中の自由討議では、産業間連携等事業費補助金について、これから研究開発に対する補助を進めていく中で、研究開発事業が確実に地元の雇用につながるよう所管部署で責任を持って取り組んでほしいとの意見。  第107号議案 令和元年度市立敦賀病院事業会計補正予算(第1号)中の自由討議では、看護師不足は病院にとっても大きな問題であるので、働きやすい職場づくりを頑張ってほしいと思うとの意見。  第108号議案 令和元年度敦賀市水道事業会計補正予算(第2号)中の自由討議では、新幹線関連施設で必要とされる水は相当な量だと思うので、既存の中郷浄水場などの設備的な負担がふえることが考えられる。敦賀市全体として水道設備を確認し、市民へ悪影響がないように整備を進めていってほしいとの意見がありました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査の経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 37 ◯議長和泉明君) 次に、総務民生常任委員長 石川栄一君。   〔総務民生常任委員長 石川栄一君登壇〕 38 ◯総務民生常任委員長石川栄一君) ただいまから、総務民生常任委員会における各議案の審査経過及び結果について報告いたします。  お手元の委員会審査結果報告書の3ページをごらんください。  初めに、第111号議案から第113号議案までの3件につきましては、重立った質疑及び討論はなく、採決の結果、第111号議案及び第113号議案の2件は全会一致をもって、第112号議案は賛成多数をもって、原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以下、質疑等がありました議案について報告いたします。  まず、第110号議案 敦賀市中池見人と自然のふれあいの里の設置及び管理に関する条例制定の件について、主な質疑として、ふれあいの里の業務として市長が必要と認める業務とあるが、どのような業務を想定しているのかとの問いに対し、運用の中でその都度判断していくこととなるが、現時点では保全活用ボランティアを行う市民への連絡調整や市の担当部署との連絡、類似施設等から事例照会があった場合の対応など庶務的な業務を想定しているとの回答がありました。  また、使用の許可について、建物を使用するときはあらかじめ市長の許可を受けなければならないとあるが、ふれあいの里でミニ田んぼなどを行う際も使用の許可が必要なのかとの問いに対し、建物はビジターセンター及び展示古民家を指している。ミニ田んぼに関しては、今後も引き続き行政財産の目的外使用許可の申請をいただき使用していただくこととなるとの回答がありました。  また、施設の貸し出しを行うに当たり、現在行われている生物展示などは撤去することとなるのかとの問いに対し、生物展示はNPO法人が行っている自主事業であり、条例制定後の取り扱いについては当該NPO法人と相談しながら対応していきたいとの回答がありました。  討論はなく、採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第118号議案 公立大学法人敦賀市立看護大学の第2期中期目標を定める件について、主な質疑として、推薦入試における募集人員の拡大や地域枠の設定を検討するとあるが、当初は競争原理を働かせて学力の高い学生に来てもらう狙いがあったと思うが現在はどのように考えているのかとの問いに対し、第1期生、2期生の就職における市内への定着率は19%程度にとどまっており、市内の医療機関では看護師等の不足が課題となっていることから、定着率が高まるよう推薦入試の増員や地域枠の設定を検討することとした。また、大学の教育水準については実績から見ても十分に維持できると考えているとの回答がありました。  関連し、今後、推薦枠、地域枠をどれだけふやす予定なのかとの問いに対し、現在は定員50名のうち15名を推薦枠としているが、今後の推薦枠、地域枠の具体的な人数については大学で検討されることとなるとの回答がありました。  関連し、市内の学生が何名いて、その中で市内に就職したのは何名なのかとの問いに対し、平成29年度は市内の学生6名中4名が市内に就職し、1名が進学した。平成30年度は5名中4名が市内に就職したとの回答がありました。  また、中期目標の策定に当たって、市と大学とでどのようなやりとりがあるのかとの問いに対し、市が作成した中期目標の原案を評価委員会にお諮りするとともに、大学にも照会して意見をいただくという形で策定している。今回、大学からは意見なしとの回答をいただいているとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、入試に地域枠を設定することで敦賀病院の看護師の確保や市内の看護師がふえることにつながるため、賛成するとの意見がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第122号議案 敦賀市庁舎建設工事(建築)請負契約の件について、主な質疑として、入札金額について、市庁舎と消防庁舎の内訳を伺うとの問いに対し、市庁舎については設計額が39億3891万4100円、契約額が35億3629万7250円。消防庁舎については、設計額が10億63万2600円、契約額が8億9835万2750円であるとの回答がありました。  また、市外の業者が落札され、地元への影響を心配するが、下請の発注や資材の購入について契約後どのような指導を行っていくのかとの問いに対し、下請の発注や資材の購入については地元業者の選定に努めるよう機会があるごとに伝えていきたいとの回答がありました。  また、市庁舎建設に関しては最終的にどれだけの費用がかかってくるのかとの問いに対し、現時点で総額は75億円程度になると考えているとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、ルールにのっとり入札が行われた結果であるため賛成するが、大きな案件であるため地元の業者へプラスの影響が及ぶよう発注者として配慮してほしいとの意見がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第123号議案 敦賀市新庁舎自立型水素エネルギー供給システム製作工事請負契約の件について、主な質疑として、国の補助金等が充てられると思うが敦賀市の実質的な負担額は幾らかとの問いに対し、約5000万円程度になる見込みであるとの回答がありました。  また、金額の妥当性をどのように見ているのかとの問いに対し、先行導入自治体等への調査を行い、妥当な金額を把握した上で、業者から徴収した見積もり等を踏まえ金額を積算したとの回答がありました。  また、地元業者への影響はあるのかとの問いに対し、システムの据えつけ工事については地元業者へ発注したいと考えているとの回答がありました。  関連して、据えつけ工事は別の入札になるのか。また、国の補助対象になるのかとの問いに対し、入札は別になり、据えつけ工事も補助の対象になるとの回答がありました。  また、水素に不安を持つ方もいるが安全性は担保されているのかとの問いに対し、一般的にガソリンよりも安全と言われており、安全性は十分に確認しているとの回答がありました。  また、今後の維持管理費の見込みはどれだけかとの問いに対し、維持管理費は年間約277万円になると見込んでいるとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、新しいエネルギーの活用ということで国の補助もある。先駆者利益が得られるよう期待したいとの意見がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました各議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 39 ◯議長和泉明君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 40 ◯議長和泉明君) 次に、産経建設常任委員長 中野史生君。   〔産経建設常任委員長 中野史生君登壇〕 41 ◯産経建設常任委員長中野史生君) ただいまから、産経建設常任委員会における議案の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の5ページをごらんください。  最初に、第119号議案 指定管理者の指定の件については、主な質疑として、指定管理者の募集に対して何件の応募があったのか。また、指定管理者となる企業組合敦賀マルシェは何名が所属している団体なのかとの問いがあり、応募してきたのは現在の指定管理者である企業組合敦賀マルシェの1件のみであり、現在137名の会員が所属している団体であるとの回答がありました。  また、過去5年間と今後5年間の指定管理料は幾らかとの問いに対し、平成27年度から令和元年度までの5年間は1010万7666円の予定であり、令和2年度から令和6年度までの5年間は983万円の予定であるとの回答がありました。  また、敦賀市農産物直売所は指定管理の取り決めで収益の半分を敦賀市に納めることとなっているが、過去3年間、敦賀市に対し幾ら納めているのかとの問いに対し、平成28年度は62万6000円、平成29年度はゼロ円、平成30年度は45万9000円を納めているとの回答がありました。  また、指定管理者候補者選定委員会で、企業組合敦賀マルシェはどれくらいの得点を獲得したのか。また、どのような方法で選定が行われたのかとの問いがあり、1000点満点中700.52点を獲得している。選定委員会では、1つ、利用者の平等利用が確保されているか、2つ、施設の効用が最大限発揮されているか、3つ、敦賀市の市政推進に寄与するか、4つ、利用者へのサービス向上、5つ、経営の規模及び能力、6つ、施設の管理運営費用の縮減、以上6つの評価項目による審査を行っており、各委員の評価得点数を平均して600点以上であれば指定管理者として適格者とする基準で選定を行ったとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、企業組合敦賀マルシェは現在も指定管理者として敦賀市農産物直売所を管理しており、しっかりと利益を出して敦賀市にお金を納めている。さらに、指定管理料についても現状と比較して金額が抑えられ、評価委員会でも十分な得点を獲得している。以上のことを踏まえ、指定管理者として適格者であると考えるため、今回の指定管理者の指定には賛成であるとの意見がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。
     次に、第114号議案 敦賀市グラウンド・ゴルフ場の設置及び管理に関する条例の一部改正の件については、主な質疑として、市内に住所を有する者と市外に住所を有する者は、もとから料金に差があるにもかかわらず、今回、増額の幅が同じ20円なのはなぜかとの問いに対し、現在の市内料金600円と市外料金800円は消費税8%分が含まれた金額であるため、それぞれ消費税8%分を除いた金額を算出すると市内料金は555円、市外料金は740円となる。これに消費税10%を上乗せすると市内料金は611円、市外料金は814円になるが、利用者の支払いのときの利便性と施設の収支状況を検討し、さらに指定管理者からの要望もあることから1円単位の金額を切り上げ処理し、それぞれ市内料金620円、市外料金820円としたものであるとの回答がありました。  討論では、反対の立場から、消費増税に伴う増額であり、利用者の負担がふえることにつながるため反対であるとの意見。  また、賛成の立場から、消費税10%に対応するための増額であり、端数の切り上げ処理を行った理由も理解できた。10月の消費税増税とタイミングを合わせたほうがよかったように思うが、増額に向けた周知期間を十分に設ける必要があるため改正の時期を4月からにするとのことで、市の考え方は十分に理解でき、今回の条例改正には賛成であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  次に、第121号議案 新幹線駅前広場整備事業用地取得の件については、主な質疑として、今回取得する用地は、駅舎と木の芽川に囲まれた駅前広場を整備する場所とのことだが、坪単価は幾らで、契約の相手方は1社だけになるのかとの問いがあり、1平方メートル当たり2万円で契約を進めているため坪単価にすると約6万6000円になる。用地取得の前に測量を実施し、詳細に地権者を調べてみたところ、今回の買収対象地の地権者はJR西日本のみであったため、契約の相手方はJR西日本1社であるとの回答がありました。  関連して、坪単価について、周辺の路線価格等と比較して妥当な金額であると言える根拠はとの問いがあり、当該用地の単価については、不動産鑑定士による鑑定評価を行っており、周辺及び近隣市町の駅周辺土地売買価格事例等を参考に街路条件、交通条件、環境条件、行政的条件、画地条件などから用地の単価を割り出した上で価格を決定しているため妥当な金額であるとの回答がありました。  また、駅西も含め今回の用地取得で駅前広場の用地は全て準備が整ったと考えればよいのかとの問いがありまして、駅東については今回の契約で用地取得は完了となる。駅西側の駅前広場については、平成27年10月から既に供用を開始しており、それまでに用地の問題については解決済みのため、駅東と駅西をあわせて駅前広場の用地取得については今回で全て完了となるとの回答がありました。  討論では、賛成の立場から、新幹線敦賀駅の開業時に敦賀の顔となる場所であり、駅前広場の計画的な整備に向けた用地取得であるため賛成であるとの意見がありました。  採決の結果、全会一致をもって原案どおり認めるべきものと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました議案の審査の経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 42 ◯議長和泉明君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 43 ◯議長和泉明君) 次に、文教厚生常任委員長 大塚佳弘君。   〔文教厚生常任委員長 大塚佳弘君登壇〕 44 ◯文教厚生常任委員長(大塚佳弘君) ただいまから、文教厚生常任委員会における各議案の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の7ページをごらんください。  まず、第115号議案 敦賀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正の件について、主な質疑として、敦賀病院駐車場の目的外駐車を減らすことが目的であるとのことだが、治療する方の負担もふえることになるのではないかとの問いに対し、透析やがんの化学療法等、長時間治療が必要な方については、条例の第13条の規定により減免措置を講じたいと考えているとの回答がありました。  関連し、治療行為や医療行為により時間がかかる場合は今までと同様の8時間までは100円、その他の場合は4時間まで100円という新しい料金システムで運用するということでよいかとの問いに対し、そのとおりであるとの回答がありました。  討論では、反対の立場から、食事の介助等、高齢者に付き添っている家族にとっては負担がふえるので賛成できないとの意見。  また、賛成の立場から、減免制度をしっかりと運用し、目的外駐車をやめさせてほしいとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第116号議案 敦賀市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部改正の件については、主な質疑はなく、討論では、反対の立場から、一般職員の給与改定に準じ、高額所得者である管理者の期末手当を値上げすべきではないと考えるとの意見がありました。  採決の結果、賛成多数で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第117号議案 敦賀市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正の件について、主な質疑として、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るということだが、これまで敦賀病院では制限されたケースはあるのかとの問いに対し、そういったことはこれまでなかったとの回答がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  次に、第120号議案 総合運動公園陸上競技場改修工事その3請負契約の件について、主な質疑として、備品についても3種公認に関係があるのか。また、3種公認へ向けた陸上競技場の改修がこれで終わるが3種公認までのスケジュールについて伺うとの問いに対し、備品も審査の対象となるので、来年度当初予算で計上し、陸上競技場及び備品を整えてから公認検定委員に審査をしてもらうこととなる。予定では8月末に工事が終了し、9月には公認検定の手続をとる計画をしているとの回答がありました。  その後、討論はなく、採決の結果、全会一致で原案どおり認めるべきものと決定しました。  以上が本委員会に付託されました各議案の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。  以上でございます。 45 ◯議長和泉明君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 46 ◯議長和泉明君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより採決いたします。  一括議題といたしました各議案中、討論通告及び分離採決の申し出のあります11件を除く、第105号議案から第107号議案まで、第109号議案、第111号議案、第113号議案及び第117号議案から第120号議案までの10件について、各委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 47 ◯議長和泉明君) 起立全員。よって、第105号議案外9件については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 48 ◯議長和泉明君) これより、討論通告のあります各議案について討論及び採決を行います。  初めに、第103号議案について討論を行います。  まず、委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔16番 山本貴美子君登壇〕 49 ◯16番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、第103号議案 令和元年度敦賀市一般会計補正予算(第7号)について、反対の討論をいたします。  今議案には、疋田区のコミュニティバス待合所の整備に対する補助金、自立支援給付費のうち不足する介護給付費の補正など、市民の要望に応える事業、福祉の向上に必要な事業が計上されていますが、賛成できない予算が含まれています。  これまでも反対してきましたが、マイナンバーに関する予算と保育園給食業務の民間委託のための債務負担行為です。  生活保護事務費、妊娠・出産包括支援事業費のシステム改修については、第104号議案の反対討論で詳しく述べますが、マイナンバーのためのものであり、賛成できません。  保育園の給食業務は、コスト削減、民間のノウハウを生かしたサービスの向上を目的に2010年から民間委託されました。ところが保育園側が民間業者から派遣されている現場の調理員に対して、これをしてほしい、あれをしてほしいと指示をすることは偽装請負として労働者派遣法に違反してしまいます。そのため偽装請負とならないよう委託前よりも業者側の窓口となる栄養士をふやし、逆に直営よりも割高となってしまいました。  保育分野でコスト削減を追い求めることはふさわしくないと思うので、コスト増について反対するものではありません。ですが調理業務が民間委託されてからは、調理員は民間業者の従業員のため、今までのような給食のおばちゃんではなく何々業者の誰それさん。仕事は決められた業務のみ。偽装請負を避けるため、子供たちだけでなく保育士との間にも距離ができてしまいました。  厚生労働省のガイドラインには、保育所の保育は保育士、調理員、栄養士、看護師、用務員などによるチーム保育であるとあります。調理給食業務が民間委託される前までは調理員や栄養士も給食をつくることで保育をし、ふだんの保育の中でも子供たちとかかわってきました。ところが民間委託されてからは、それもできなくなってしまったのです。  今回の補正予算に上げられている保育園給食業務委託料4億1034万円は、2020年度から2023年度までの債務負担行為で、栄養士、調理師の人数はこれまでと同じとのことですが、それならば、かつてのように子供たちのためによりよいチーム保育が行えるよう、民間委託はせず直営に戻すべきです。  以上申し上げまして、反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 50 ◯議長和泉明君) 同じく、委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔1番 今大地晴美君登壇〕 51 ◯1番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  第103号議案について、委員長報告に反対の立場での討論を行います。  山本貴美子議員がおっしゃいましたように、いろいろな面でいい予算もあれば悪い予算もあり、なかなか全体を通して賛成というわけにはいきません。  私のほうからは、教育費のうち金山体育館駐車場整備事業費について申し上げます。  この件につきまして、市民の方から、この土地の購入ありきで事業をつけているのかという非常に厳しい御意見を伺っております。委員会等の中でも、この土地の案件については、まだ所有権のことで根抵当が設定されているのではないかということが言われたというお話も伺いました。  そこで法務局で調べてきましたところ、確かに根抵当権が2筆とも残っている現状があると。そういう中で、市民の方からも厳しい御意見があり、市民からこのように疑惑を持たれることがないように、市が所有する土地の売却あるいは今回のように土地の取得等においては、十分に協議を重ね、市民の方や議会が納得できるような説明責任を果たしていただきたい。このように思っております。  この案件に関しましては、今後このような根抵当権をきちんと精査できるのか。その上で事業を、本来ならば根抵当権を抹消にした上で今回の事業を計上すべきであり、まだ残ったままのこういった土地を取得することに対して、市民の方からもいろいろと厳しい意見を聞いております。  特に、このような事業が最初に決まっている中でというのではなく、土地を購入するために事業を立ち上げたと疑われるような疑惑を市民に与えることは、決してよくないと思っております。  敦賀市が市民の皆さんに信頼できるような行政をしていただくためにも、今回この件に関しまして反対の討論の一端とさせていただきます。  皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。  以上で討論を終わります。 52 ◯議長和泉明君) 以上で第103号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第103号議案 令和元年度敦賀市一般会計補正予算(第7号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 53 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第103号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 54 ◯議長和泉明君) 次に、第104号議案について、委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔16番 山本貴美子君登壇〕 55 ◯16番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、第104号議案 令和元年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部及び施設勘定の部)特別会計補正予算(第1号)について、委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  今回の予算には、2020年度運用開始予定のマイナンバーを使ったオンライン資格確認の実施に伴い、被保険者の資格情報等の項目について情報連携を可能にするためとして、国民健康保険システム改修予算415万円が計上されています。  マイナンバー制度は、これまでも反対討論で述べてきましたが、政府が国民一人一人に生涯変わらない12桁の番号をつけ、個人の収入や資産などの情報とともに社会保障、税などの情報を政府が管理するもので、主な狙いは社会保障費の削減であり、賛成できません。  さて、今回の予算に計上されたシステム改修により実施されるオンライン資格確認は、2018年6月に閣議決定された未来投資戦略2018によるもので、世帯単位になっている国保の被保険者番号を個人単価化し、これを医療分野におけるIDとしてマイナンバー制度のインフラを活用することで医療などのデータ利活用を推進するとのことです。  転職、退職、転居などで被保険者番号が変わっても個人の特定が可能となるため、一見便利なようですが、これまでの所得、資産、福祉、教育などに加え、生まれたときから年をとって亡くなるまでの間の病歴、投薬、検診、介護などの情報がマイナンバーにひもづけされ、ビッグデータに連結され、政府に一元的に管理されることになります。そして将来、こうしたデータをもとにプロファイリングを行い、医療、介護費の抑制につなげるというのが政府の狙いです。  また、情報はひもづけされる情報がふえるほど利用価値が高まり、犯罪に利用されやすくなります。横浜市鶴見区役所では、マイナンバーカード78枚と交付用端末PC1台が盗まれる事件も起きており、マイナンバーの情報漏えい事案も年々ふえています。こうして一度漏れた情報は売買され、取り返しがつかなくなってしまいます。  私たち日本共産党議員団は、これまでもこのようなマイナンバー制度の導入に強く反対してきましたが、今回の国民健康保険のオンライン資格確認制度についても以上の理由から賛成できません。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 56 ◯議長和泉明君) 以上で第104号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第104号議案 令和元年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部及び施設勘定の部)特別会計補正予算(第1号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 57 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第104号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 58 ◯議長和泉明君) 次に、第108号議案について、委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔1番 今大地晴美君登壇〕 59 ◯1番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  水道事業会計、第8次拡張事業費について反対の討論を行います。  今回のこの事業は、新幹線の整備関連において、新幹線の車両基地及び新幹線駅舎について水道を配給するための施設工事です。  まず、大体1日に1万2000立方メートルの水量を配水しているところでありますが、新幹線ができることで大体1日当たり1000立方メートルの水が不足する。水道水が足らなくなるんだということで、新しい井戸を掘り、それからいろいろな配水管の施設工事を行うという今回の予算です。  これに対しましては、確かに企業会計として、水道事業会計では工事費全てが新幹線の鉄道・運輸機構が工事費を担う。それから4年後、この配水管が施設によって新幹線のほうで水道水を使うということで、配給する水については確かに水道料金が入ってくることになります。それから、水道の後には下水道の事業も行われる。そういうことで、企業会計としては大変にありがたい話だということもわかっております。  しかしながら、1日当たり1割程度の水量をふやすことで、果たして本当に将来的に敦賀市の地下水は大丈夫なのでしょうか。今も敦賀市の水道の水は、おいしい水道の水です。その敦賀市の水を1日1万2000立方メートルくみ上げている。それを約1割増しにする。そういうことで、将来的に敦賀市の地下水は本当に大丈夫なのか。
     それから、新幹線が来ることによる地盤への影響。それから、そういった水道水をたくさん使うことによって本当にそれで経済が潤うのか。そういうことでいいのかといったような私の中での疑問が解除されておりません。  その上で、敦賀市のおいしい水を守るためには、これ以上地下水のくみ上げを増加させるべきではないと思い、今回、反対をいたすものでございます。  議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたします。  以上で反対討論を終わらせていただきます。 60 ◯議長和泉明君) 以上で第108号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第108号議案 令和元年度敦賀市水道事業会計補正予算(第2号)について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 61 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第108号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 62 ◯議長和泉明君) 次に、第110号議案について討論を行います。  まず、委員長報告に反対の討論を行います。  松宮学君。   〔8番 松宮学君登壇〕 63 ◯8番(松宮学君) 日本共産党敦賀市会議員団の松宮学です。  日本共産党敦賀市会議員団を代表して、反対の討論をします。  第110号議案 敦賀市中池見人と自然のふれあいの里の設置及び管理に関する条例制定の件について、反対の立場で討論します。  敦賀市の中池見湿地保全活用計画には、多様な中池見湿地関係者が主体的に参加し、行政がその活動を支援することによって、私たちみんなの宝である中池見湿地の保全活用をするとあります。  冬の間でもNPOやボランティアの皆さんが中池見湿地の保全活動に取り組んでいます。活動拠点であるビジターセンターが冬期間閉鎖で使用できなくなれば、NPOやボランティアの皆さんの十分な保全活動が難しくなります。また、冬期間閉鎖となる12月、1月、2月、3カ月間の中池見を利用される方々はたくさんおられます。月平均しますと1300人以上の方が来られるといいます。  わざわざ寒い中、雪の中、多くの方が訪れるのには理由があります。中池見では、積もった雪に残るリスなどの小動物やシカなどの足跡を生で観察することができます。葉っぱが枯れて、木にとまっている鳥たちもより観察しやすくなり、野鳥の会の方々も毎年訪れております。子供たちが生で動物の足跡や鳥たちを観察できるだけでなく、そり遊びも楽しめるので、小さいお子さん連れも毎年楽しみにして来ています。  冬期間、ビジターセンターが閉鎖されてしまえば、トイレなどを利用できなくなりますし、トイレだけではなく急な悪天候の際に避難所にもなるセンターを使えなくなれば、親子連れは安心して中池見へ来れなくなるのではないでしょうか。  冬の間の3カ月間は1人体制ということですが、今まで1年を通じて働いていた人は、来年度から冬場の3カ月間はほかのところで働き口を見つけなければなりません。きょうび3カ月間だけ違う仕事を見つけるのは大変難しいかと思います。誰でもずっと続けられる仕事がいいし、なれた仕事を望んでいると思います。この人たちの生活を考えると大変不安に思います。  それから、条例には書いてありませんが、説明の中で来年の春から現在使用しているスロープカーが利用できなくなるということですが、高齢者や障害者の皆さん、小さいお子さんを連れたお母さんがベビーカーを押してスロープカーを利用して中池見に来ています。散歩や、のんびり1日を自然の中で過ごし、本当に癒やされる居場所になっております。また、近くの保育園児の散歩コースにもなっています。  スロープカーが使用できなくなると、今まで利用して来ていた人たちが来れなくなってしまいます。大変ひどい話であります。  昨今、バリアフリーという言葉はどこでも聞かれます。スロープカーを停止することはスロープをなくすということだと思います。法律から見てもおかしいし、一般世論からも逆行して、市民の理解は得られません。  それから、ビジターセンターの冬期間閉鎖をやめ、1年間通しての運営を重ねて訴え、以上の理由から反対の討論とします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 64 ◯議長和泉明君) 同じく、委員長報告に反対の討論を行います。  今大地晴美君。   〔1番 今大地晴美君登壇〕 65 ◯1番(今大地晴美君) いつも市民派、ずっと無党派の今大地晴美です。  第110号議案 敦賀市中池見人と自然のふれあいの里の設置及び管理に関する条例制定の件について、反対の立場で討論を行います。  この条例制定される部分というのは、人と自然のふれあいの里、ラムサール条約の登録地全体の中池見湿地ではなく、一部分についてのみの設置管理条例です。  まず、中池見湿地はラムサール条約登録地として認められております。その中で、まずラムサール条約登録地について少し申し上げます。  ラムサール条約は、特に国際協力によって、湿地の保全のみならずワイズユース──賢明な利用──を進めていくことを目的としています。また、その手段として、交流、能力養成、学習、参加、普及啓発を重要視していることが特徴となっております。  敦賀市が進めております中池見湿地保全活用計画【構想・基本計画】の中にも、そのようなワイズユースについても述べられておりますし、そのためには行政と民間とさまざまなグループや研究、そういった方たちが一緒になって進めていかなければならないということが述べられています。  中池見湿地における活用の目標の第1に、目標1として敦賀が誇る観光スポットとしての活用というのも挙げられております。およそ8項目があって、戦略的広報活動、活用にかかわる人材の育成、学校や研究機関、企業との協働活用など、本当にワイズユースに基づいた目標が掲げられております。しかしながら現在、行政のかかわり方は希薄であり、このような目標達成に向けては何も今のところ行われておりません。  その中において、いまだに中池見湿地、それは環境廃棄物対策課の下にあります。そうではなくて、政策担当部であるとか観光部であるとか、敦賀市の全ての行政の部署の方が一緒になってラムサール条約登録地を守っていかなければなりません。  そのためには、設置管理条例よりも、まず最初にラムサール条約登録地としての理念条例をつくるべきであり、その後に設置管理条例というのならば理解はできます。  まず、この一部分において設置管理条例をつくること。また、ワイズユースの理念を阻害するような特に冬場の入館者を減らしたりそういうことにつながる設置管理条例、それこそは間違いだと思っております。  よって、今回の第110号議案には反対の立場をとっております。  議員の皆様の御賛同をよろしくお願いいたしまして、私、今大地晴美の反対討論を終わらせていただきます。 66 ◯議長和泉明君) 以上で第110号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第110号議案 敦賀市中池見人と自然のふれあいの里の設置及び管理に関する条例制定の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 67 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第110号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 68 ◯議長和泉明君) 次に、第112号議案及び第116号議案の2件について、一括して委員長報告に反対の討論を行います。  松宮学君。   〔8番 松宮学君登壇〕 69 ◯8番(松宮学君) 日本共産党敦賀市会議員団の松宮学です。  日本共産党議員団を代表いたしまして、反対の討論を行いたいと思います。  第112号議案 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改正の件と第116号議案 敦賀市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部改正の件について、一括して反対の立場で討論します。  人事院は、国家公務員の給与に関する勧告を行いました。賃金については、民間の格差387円、0.09%に基づき、大卒、高卒の初任給をそれぞれ1500円と2000円引き上げ、30代半ばまでの職員の俸給月額について平均0.1%の引き上げ、また一時金についても0.05カ月引き上げるというものです。  ところがその水準は、消費税が10%になり物価も上がる中で公務を担う皆さんの生活を改善するまでにはほど遠く、一時金についても勤勉手当に配分されるため、成績主義の強化といっても過言ではありません。今回、6年連続となる引き上げは、労働組合の皆さんの粘り強い戦いの反映だと思います。そのため、第113号議案 職員の給与に関する条例等の一部改正の件については賛成します。  しかし、第112号議案と第116号議案は、一般職の給与改定に準じて市長及び特別職の期末手当を0.05カ月引き上げるものです。市長は5万5200円、副市長は4万5600円、教育長3万8280円、病院長は5万2112円、議長は2万9400円、副議長2万5680円、議員は2万4420円、期末手当が引き上げられます。  一般職員に比べてもともと高額な給与の市長及び特別職の期末手当の値上げについては、市民の理解は得られないと思います。よって賛成できません。  以上の理由から反対の討論とします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 70 ◯議長和泉明君) 以上で第112号議案及び第116号議案の2件に対する討論を終結し、採決いたします。  第112号議案 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部改正の件及び第116号議案 敦賀市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部改正の件の2件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 71 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第112号議案及び第116号議案の2件については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 72 ◯議長和泉明君) 次に、第115号議案について、委員長報告に反対の討論を行います。  松宮学君。   〔8番 松宮学君登壇〕 73 ◯8番(松宮学君) 日本共産党敦賀市会議員団の松宮学です。  日本共産党敦賀市会議員団を代表して、反対討論をします。  第115号議案 敦賀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正の件について、反対の立場で討論します。  この条例は、毎朝、駐車場の混雑の原因が目的外駐車をする人が多く、そのための解消策として駐車料金を値上げするとの説明がありました。  目的外駐車を排除したいということは理解できます。しかし、現在敦賀病院を利用している患者さんの多くは高齢者の方たちです。年金生活で消費税が10%になり、物価も上がり、毎日の生活が大変になっています。この上、駐車料金が上がれば、患者さんが病院に行くのをためらうのではないかと危惧します。  今までからも通院や付き添いなどの場合も含め、駐車料金を無料にしてほしいという多くの市民の声があります。  以上の理由から反対の討論とします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 74 ◯議長和泉明君) 以上で第115号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第115号議案 敦賀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 75 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第115号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 76 ◯議長和泉明君) 次に、第121号議案について、委員長報告に反対の討論を行います。  山本貴美子君。   〔16番 山本貴美子君登壇〕 77 ◯16番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  議員団を代表いたしまして、第121号議案 新幹線駅前広場整備事業用地取得の件について、委員長報告に反対の立場で討論をいたします。  この議案は、北陸新幹線の駅前広場の用地を取得するというものですが、改めて言うまでもなくJRの北陸新幹線や特急の駅の駅前広場であり、新幹線や特急に乗るお客様がとめる駐車場です。それなのに、なぜ敦賀市がJRから用地を2億1802万円で買って整備をしなければならないのか、どうしても理解できません。  さらに、完成すれば現在の駅前広場同様、敦賀市が維持管理をすることとなり、敦賀市に新たな財政負担が生じることが審査の中で明らかになりましたが、毎年幾ら必要なのか明らかにされていません。  新幹線開業について、いまだに納得していない市民が多い中、このような敦賀市の負担がふえる事業について市民の理解は得られません。JRの新幹線や特急がとまる駅の駅前広場であり、JRが責任を持って整備し、維持管理をするよう求めるべきです。  以上申し上げまして、反対の討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 78 ◯議長和泉明君) 以上で第121号議案に対する討論を終結し、採決いたします。  第121号議案 新幹線駅前広場整備事業用地取得の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 79 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第121号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 80 ◯議長和泉明君) 次に、分離採決の申し出のあります第114号議案、第122号議案及び第123号議案の3件について採決いたします。  まず、第114号議案 敦賀市グラウンド・ゴルフ場の設置及び管理に関する条例の一部改正の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 81 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第114号議案については、委員長報告のとおり可決しました。   ──────────────── 82 ◯議長和泉明君) 次に、第122号議案 敦賀市庁舎建設工事(建築)請負契約の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
      〔賛成者起立〕 83 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第122号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。   ──────────────── 84 ◯議長和泉明君) 次に、第123号議案 敦賀市新庁舎自立型水素エネルギー供給システム製作工事請負契約の件について、委員長報告のとおり、これを決定することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 85 ◯議長和泉明君) 起立多数。よって、第123号議案については、委員長報告のとおり可決いたしました。  日程第5 請願第6号~請願第8号 86 ◯議長和泉明君) 日程第5 請願第6号から請願第8号までの3件を一括議題といたします。  これより、その審査結果について各委員長の報告を求めます。  まず、総務民生常任委員長 石川栄一君。   〔総務民生常任委員長 石川栄一君登壇〕 87 ◯総務民生常任委員長石川栄一君) ただいまから、総務民生常任委員会における請願の審査経過及び結果について報告いたします。  お手元の委員会審査結果報告書の3ページをごらんください。  請願第6号 国に対し「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願について、主な意見として、消費税率を1%引き下げると税収が2兆円下がると言われている。これから社会保障に経費がかかる中、持続可能な社会を築くためにも消費税率を引き下げるべきではないとの意見や、幼児教育・保育の無償化も始まっており、今財源がなくなれば混乱が起きる。後退させるようなことはすべきではないとの意見や、消費税は不公平な税制であると思うが、税率を下げるよりも税収をいかに有効に活用していくかを議論すべきであるとの意見があり、これに対し、市民から税率が上がって苦しんでいるという声をたくさん聞いている。やはり不公平感は拭えず、増税分が全て福祉政策に充てられているわけでもないため、引き下げに賛成であるとの意見がありました。  討論はなく、採決の結果、賛成少数で本請願は不採択とすべきものと決定しました。  以上が本委員会に付託されました請願の審査経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 88 ◯議長和泉明君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 89 ◯議長和泉明君) 次に、原子力発電所特別委員長 田中和義君。   〔原子力発電所特別委員長 田中和義君登壇〕 90 ◯原子力発電所特別委員長(田中和義君) ただいまから、原子力発電所特別委員会における請願の審査経過及び結果について報告いたします。  委員会審査結果報告書の9ページをごらんください。  まず、請願第7号 老朽原発再稼働に関する請願について、主な意見として、老朽原子力発電所の危険性については現在規制庁が新規制基準適合性審査を行っている。また、その安全性については議会から国に対し要望しているとの意見。  また、原子炉の中にサンプルを設置し、定期的に取り出し調査をすることで安全性を確認している。安全性を担保された上で再稼働を行っているので、今の状況を鑑みると要望する必要はないと思うとの意見。  また、新規制基準は、重大事故を防止するための基準ではなく重大事故が起きた場合にどう対応するのかという基準でもある。避難計画については実行性がなく、アメリカでは住民避難が困難と明らかになった原発は稼働することなく廃炉になっている。こういったことから新規制基準で安全が守られるわけではない。また、サンプル調査結果を明らかにしていないことは問題であるとの意見がありました。  討論では、本請願に反対の立場から、サンプルの調査データが公開されないことや規制基準が不十分だということであれば、それを改正することが大事である。しっかりと安全対策をとった上で再稼働すべきと考え、国の国益、環境のためにも原子力発電所は必要だと思うので反対であるとの意見。  また、40年を超えない原子力発電所でも危険という考えもあるので、規制庁の審査を通ったものを再稼働させていくべきであるとの意見。  また、本請願に賛成の立場から、原子力発電所は古ければ古いほど危険性が高まる。その中で原子力発電所を再稼働すると子供や孫に安心して住み続けられる敦賀を残すことができないので反対であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。  次に、請願第8号 不正資金還流の真相究明をもとめる請願について、主な意見として、関西電力では第三者委員会を設置し調査しているので、二重三重に求める必要はないとの意見。  また、当事者である関西電力にだけ真相究明を求めるのではなく、高浜町や福井県等に対しても平等に真相究明を求めるのが筋だと思うとの意見。  また、関西電力の問題について全容解明するためにも請願を採択し、さまざまな自治体から求めることが大事であるとの意見。  また、要望内容については既に関西電力は取り組まれている。調査結果が不十分であり敦賀市にも影響があれば求める必要があると考えるが、現時点では必要がないとの意見がありました。  討論では、本請願に反対の立場から、関西電力、高浜町及び福井県がしっかりとした調査を行っているので、敦賀市議会から要望を出す必要はないと考えるので反対であるとの意見。  また、本請願に賛成の立場から、全県で対策し、関西電力に全容解明と関係者の厳正な処分、再発防止策の策定と実施を求めるべきであると思うので賛成であるとの意見がありました。  採決の結果、賛成少数で不採択とすべきと決定いたしました。  以上が本委員会に付託されました請願の審査の経過及び結果であります。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 91 ◯議長和泉明君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 92 ◯議長和泉明君) 以上で各委員長報告及び質疑を終結いたします。  これより、討論通告のあります各請願について討論及び採決を行います。  初めに、請願第6号について、委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  松宮学君。   〔8番 松宮学君登壇〕 93 ◯8番(松宮学君) 日本共産党敦賀市会議員団の松宮学です。  日本共産党敦賀市会議員団を代表して討論に参加します。  請願第6号 国に対し「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願の審査をした総務民生常任委員会で不採択となった委員長報告に反対、すなわち請願に賛成の立場で討論します。  この請願は、福井県農民連から出されたものです。  2014年4月に消費税が5%から8%に上げられ、その後、実質賃金の低下や低迷する消費動向など景気が悪い中で10月に税率10%に引き上げられました。安倍政権は、さきに増税対策として軽減税率やポイント還元、またプレミアム商品券などいろいろな対策をとりましたが、プレミアム商品券の購入は敦賀市で35%、全国的にも低調で、十分な対策となっていません。  10月の景気動向指数は前月比5.6ポイント低下し、景気の基調判断を悪化で維持しました。悪化幅は東日本大震災のあった2011年3月以来の大きさでした。10月の家計調査でも消費支出は実質で前年同月比で5.1%の減少です。下げ幅は消費税率が5%から8%に引き上げられた直後の2014年4月を上回りました。11月の企業倒産も3カ月連続で前年同月比を上回りました。  消費税増税によって個人消費が冷え込み、企業の生産活動にまで悪影響を及ぼしている以上、今こそ消費税を5%に戻すことが最も効果的な経済対策であることは明らかです。  よって、請願第6号 国に対し「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願に賛成の討論とします。  議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 94 ◯議長和泉明君) 以上で請願第6号に対する討論を終結し、採決いたします。  請願第6号については、委員長報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により、本請願の採択についてお諮りいたします。  請願第6号 国に対し「消費税率5%への引き下げを求める意見書」の提出を求める請願について、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 95 ◯議長和泉明君) 起立少数。よって、請願第6号については、不採択とすることに決定しました。   ──────────────── 96 ◯議長和泉明君) 次に、請願第7号について討論を行います。  まず、委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  山本貴美子君。   〔16番 山本貴美子君登壇〕 97 ◯16番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  請願第7号 老朽原発再稼働に関する請願について、不採択とする委員長報告に反対、すなわち請願に賛成の立場で討論をさせていただきます。  この請願は、県内の原発反対、脱原発などさまざまな原発に関する団体が福島原発事故の後、考え方の違いを超え、一致できる点で協力し、一緒に運動を進めていこうと2年前にできたオール福井反原発の呼びかけで、県議会を初め県内全ての議会に対し、それぞれの自治体の団体から請願を提出することとなり、原発住民運動福井・嶺南センターから敦賀市議会に提出されたものです。  関西電力は、建設後45年を超えた高浜原発1号機、44年を超えた2号機、43年を超えた美浜原発3号機を動かそうとしています。しかし、これら老朽原発は放射線や中性子線によって機器を長年傷つけられています。  まず配管などが蒸気や水の中の異物による浸食、腐食で損傷しています。2004年、美浜3号機の事故では、厚さ1センチもある配管が事故のときには1ミリに減肉していたことにも明らかです。  そして、炉心も中性子によってもろくなっています。もろくなる指数である脆性遷移温度は、古ければ古いほど高くなり、事故時にECCSの冷却水を注入すれば脆性破壊を起こしてしまう危険があります。1970年、ヨーロッパのメーカーが原子力圧力容器の構造物の一部を剥ぎ取ったところ、隠れたクラックが多数発見されました。中性子による脆性化と相まって、原子炉容器の破壊的事故をもたらす危険性が指摘されています。さらに、古ければ古いほど、その分、原子炉の製造技術も古く、また周辺機器も劣化しており、劣化管理が難しく、危険です。  原子力発電所は、事故が発生すると巨大な核暴走事故につながる可能性が高く、ひとたび大事故を起こすと放出放射能の影響で人が近づいて事故を収束することは極めて難しい。また、まき散らされた放射能により福井県に二度と住めなくなる可能性も大きい。さらに、放射能は住民の健康をむしばみ命まで奪うことにもなりかねないということは、福島原発事故が教えてくれました。  新規制基準に合格したら大丈夫との意見がありますが、新規制基準は重大事故を防止するための基準ではなく、重大事故が起きたらどう対処するかという基準で、新規制基準ができたときの規制委員会の当時の田中委員長も新規制基準に合格したからといって安全とは言えないと発言したように、安全を保障するものではありません。  また、安倍総理が日本の新規制基準について、世界で最も厳しい規制基準と自慢げに発言していましたが、国際的基準である深層防護に照らせば全くそうでないことは明らかです。  世界的基準である深層防護の考え方は、5層に分かれています。まず第1層は、事故の原因となるような異常や故障の発生を未然に防ぐこと。第2は、第1層の防護にもかかわらず異常が発生した場合、それを素早く検知して事故の拡大をしないようにすること。第3層は、第2層の防護にもかかわらず異常が事故へと拡大してしまっても放射性物質が周辺環境に放出されないようにすること。第4層は、事故が第3層を突破した場合、炉心損傷が起きないよう事故の拡大を食いとめること。炉心損傷が起きた場合、周辺環境への影響を可能な限り緩和すること。第5層は、放射性物質を大量放出した場合の人と環境への放射線の影響の緩和。具体的には、どのように住民が安全に避難するか。要するに防災対策です。  ところが日本の規制基準は第4層と第5層が不十分だということが多くの専門家から指摘されています。第4層で見ると、放射性物質の放出を防ぐフィルタベントも、燃料がメルトダウンで原子炉の下に溶け出た際のコアキャッチャーも名ばかりで、実効性あるものは求めていません。また、第5層の実効性のある住民の避難計画も求めていません。アメリカでは、住民が安全に避難する道路がないということを理由に、建設され完成したものの一度も稼働されず廃炉になった原子力発電所もあります。  このように新規制基準に適合しても、合格しても、安全でないということは明らかです。  また、地球温暖化対策として二酸化炭素を排出しない原発がクリーンなエネルギーであるとの意見もあります。確かに原発は発電中、二酸化炭素を排出せず、石炭火力発電所よりはクリーンかもしれません。でも、燃料のウラン採掘、日本までの輸送、さらに建設から廃炉まで見れば、二酸化炭素の排出量は決して少なくなく、木を見て森を見ずと指摘する専門家もおられます。  また、福島原発事故以前から原発が事故を起こし停止するたびに火力発電所の稼働をふやすことで対処し、二酸化炭素の排出がふえる結果を招いてきました。原発に依存することは、結果的に二酸化炭素の排出量をふやすことにもつながるとの指摘もあります。  さらに、放射性物質を放出するような過酷事故が起こり得ることを思えば、環境に優しいクリーンなエネルギーとは言えない。この思いは福島原発事故以降、多くの国民の意識に根づいています。  原発ゼロへの転換で再生可能エネルギーにかじを切る。そのことにより安定したエネルギー供給も可能になります。子供や孫に安心して住み続けられるふるさと敦賀を残し、敦賀を守り手渡していくためにも、危険な老朽原発は廃炉にすべきであり、老朽原発である高浜1号機、2号機と美浜3号機の運転をしないよう関西電力の社長に申し入れてください。同じことを杉本福井県知事や議会、安倍総理大臣や衆参両議院に申し入れてくださいと求めるこの請願を採択するように求めて、この請願の賛成の討論とさせていただきます。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 98 ◯議長和泉明君) 次に、委員長報告に賛成、すなわち本請願の採択に反対の討論を行います。  山本武志君。   〔2番 山本武志君登壇〕 99 ◯2番(山本武志君) 市民クラブの山本武志です。  私は、請願第7号 老朽原発再稼働に関する請願を不採択とする委員長報告に賛成の立場から討論を行います。  まず、我が国における原子力発電所の運転期間については、原子力発電所が建設された当時、法令上の定めはありませんでした。しかしながら、福島第一原子力発電所事故の後に改正された原子炉等規制法によって、運転できる期間は運転開始から40年、ただし原子力規制委員会の許可を受ければ20年を超えない期間で1回に限り延長できるとする、いわゆる運転期間延長認可制度が規制されました。  その上で、関西電力のみならず国内の原子力発電所においては、建設段階から長期間の運転を考慮し、材料、強度、寸法などに十分な余裕を持たせて設計していることに加え、営業運転開始から30年を迎える前に高経年化技術評価を行うとともに、評価に基づき策定される長期保守管理方針により、個別機器の点検、修繕の計画、いわゆる保全計画を運転サイクルごとに届け出て、国の確認を受けております。  このように原子力発電所の高経年化対策は日常的な点検や計画的な機器の取りかえなど適正な健全性確認をするとともに、系年的な変化の傾向を把握し、故障に至る前に保全、さらには常に最新の技術基準に対応していることにより、長期間運転を継続した原子力プラントにおいても高い安全性が確保されているものと考えます。  よって、関西電力が保有する高浜1・2号機、美浜3号機は、さきに述べた対応を図りつつ運転期間延長認可申請をし、原子力規制委員会の厳格な審査を経て、結果60年までの運転について許可されたものであり、請願にある運転を続けるとそれらのものがどんどん安全指標の限界を超えていくとの考えは、こうした客観的事実や科学的根拠に基づかないものであると考えます。  次に、原子力発電所の再稼働について。  まず、請願の事実認識についてです。  請願の記載には、福島原発事故から5年間は原発が稼働せず、「原発で作られた電気は全くなくても私たちの暮らしに何の問題もありませんでした。現在でも原発で作られている電気は、2%程度でしかありません」とありますが、実態としては、経済産業省資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」によれば、事故後、原子力による発電がゼロであったのは2014年の1年のみ。続いて現在の原子力発電の需給割合に関しては、同じく資源エネルギー庁が先月発表した電力調査統計(2019年8月分)においては5.8%となっており、事実認識が実態と異なるものであることをまず指摘させていただきます。  その上で、福島事故後の電力供給に関しましては、各電力会社が既に運転を停止あるいは運転年数の古い火力発電所をフル稼働させたき増ししたことや、運転やメンテナンスに必要な人員を総動員し供給体制を整えるなど昼夜分かたぬ対応を図ったことに加え、企業並びに国民の皆さんの節電に対する協力があったからこそ成り立ったものであり、容易に電力供給を維持できたわけではありません。  現時点においては、天候によって発電量が左右され貯蓄機能のない太陽光を初めとする再生可能エネルギーは、主力電源に成り得ず、不安定な中での系統接続の問題や、固定価格買取制度による賦課金は年間2.4兆円に及ぶなど大きな国民負担となっております。  また、ベースロード電源を支える火力発電所は化石由来であることから、ホルムズ海峡に象徴される中東情勢の影響など外的要因によって生じる大きなリスクを抱えていることを忘れてはなりません。  よって、既に閣議決定している第5次エネルギー基本計画や第5次環境基本計画、あるいはパリ協定に基づく成長戦略に示されているとおり、少資源国である我が国のエネルギー安全保障、経済性、気候変動や温暖化対策の観点から、原子力発電は安全性の確保を大前提に今後も活用すべき存在としており、国民生活と経済活動の血液とも言える電気の真の安定供給につなげるためにも安全が確認された原子力発電所の再稼働を進めるべきであるとの考えから、請願の項目に反対するものであります。  以上、本請願に対する私の考えを申し上げ、委員長報告に賛成の立場での討論といたします。
     議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 100 ◯議長和泉明君) 以上で請願第7号に対する討論を終結し、採決いたします。  請願第7号については、委員長報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により、本請願の採択についてお諮りいたします。  請願第7号 老朽原発再稼働に関する請願について、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 101 ◯議長和泉明君) 起立少数。よって、請願第7号については、不採択とすることに決定しました。   ──────────────── 102 ◯議長和泉明君) 次に、請願第8号について討論を行います。  委員長報告に反対、すなわち本請願の採択に賛成の討論を行います。  山本貴美子君。   〔16番 山本貴美子君登壇〕 103 ◯16番(山本貴美子君) 日本共産党敦賀市会議員団の山本貴美子です。  請願第8号 不正資金還流の真相究明をもとめる請願について、賛成の立場で討論をいたします。  この請願は、請願第7号と同様に、県内の原発反対、脱原発などさまざまな団体が福島原発事故の後、考え方の違いを超え、一致できる点で協力し、運動を進めていこうと2年前にできたオール福井反原発の呼びかけで、県議会を初め県内全ての議会に対し、それぞれの地元の団体から提出することとなり、原発住民運動福井・嶺南センターから敦賀市に提出されたものです。  9月26日、共同通信の報道によって、関西電力幹部と元高浜町助役、関電から工事を請け負っていた建設会社による3.2兆円の不透明な流れが明らかになりました。簡単に説明すると、関電の会長、社長を含む幹部20人が元高浜町助役から現金や金貨、小判、スーツ券など合計3.2億円受け取っていた。金品のもととなった約3億円は、元助役が顧問をしていた高浜町の建設会社、吉田開発が提供していた。そして、建設会社は関電側から2013年から2018年の間に64億円の工事を受注していたというものです。  折しもオール福井反原発で美浜にある関西電力原子力事業本部に老朽原発の再稼働はやめてくださいとの要望を提出する前日であり、急遽、不正資金還流の真相究明を求める要望も一緒に9月27日に関西電力に提出しました。  さて、その後の調査の中で、福井県の109人もの職員が金品を受け取っていたこと。福井県や高浜町が吉田開発に対し巨額の事業を発注していたことを初め、いもづる式に元助役が関与する企業への発注も明らかになってきました。  ところが政府は一事業者の不祥事のように扱い、マスコミ報道も関電側が被害者であるかのような報道をしています。  ですが、この問題は国策である原発政策の推進をめぐる買収、供応にほかなりません。2008年から10年以上、経済産業省の職員が高浜町に副町長として出向し、プルサーマルの交付金を使った地域振興のための室長も経済産業省から出向していた職員です。まさに国策である原発政策を進める中で、税金や電気料金を使って住民の反対の声を利益誘導で抑え込んでいった構図が明らかになりました。再発防止のためにも早期の全容解明と関係者の厳粛な処分、再発防止策が求められます。  関電について、第三者委員会によって調査中であり、敦賀市から関電に求める必要はないとの反対の意見がありましたが、県内全ての自治体でこの請願を採択することで大きな世論となり、関電に対して襟を正させる大きな力となります。高浜町では、委員会で採択されたとのことです。  ぜひ敦賀市議会においても請願第8号 不正資金還流の真相究明をもとめる請願を採択するよう求めまして、請願に賛成の立場での討論といたします。  議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。 104 ◯議長和泉明君) 以上で請願第8号に対する討論を終結し、採決いたします。  請願第8号については、委員長報告は不採択でありますので、会議規則第70条第1項の規定により、本請願の採択についてお諮りいたします。  請願第8号 不正資金還流の真相究明をもとめる請願について、これを採択することに賛成の諸君の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 105 ◯議長和泉明君) 起立少数。よって、請願第8号については、不採択とすることに決定しました。  日程第6 原子力発電所特別委員会、新幹       線対策特別委員会及び市庁舎建       設対策特別委員会中間報告 106 ◯議長和泉明君) 日程第6 原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を議題といたします。  お諮りいたします。  会議規則第45条第1項の規定により、原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を求めることにいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 107 ◯議長和泉明君) 御異議なしと認めます。よって、原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を求めることに決定しました。  まず、原子力発電所特別委員長 田中和義君。   〔原子力発電所特別委員長 田中和義君登壇〕 108 ◯原子力発電所特別委員長(田中和義君) ただいまから、原子力発電所に関する諸問題について理事者からの報告に基づき調査した内容を中間報告いたします。  お手元の中間報告書の1ページをごらんください。  理事者からは、ごらんのとおり原子力発電所関係について4項目の報告を受け、調査を行いました。  まず、日本原子力研究開発機構関係及び福井県原子力環境安全管理協議会関係では、質疑はありませんでした。  次に、日本原子力発電株式会社関係では、主な質疑として、敦賀発電所2号機について、以前、審査資料に不備があったとの報告がなされた後に、さらに不備が確認されたとのことだが、現在審査されている資料は間違いないものなのかとの問いに対し、直近の審査会合において再発防止対策も含めて原子力規制庁の確認を受けていることから、現在の資料については間違いないものと認識しているとの回答がありました。  次に、関西電力株式会社関係では、主な質疑として、美浜発電所3号機の工事中に、つり上げたコンクリートの下半分が割れ、隣接する足場上に落下し作業員が負傷した事故について、担当課だけでは技術的な指導を行うことは困難であると思うので、庁内の建築専門家に確認をとりながら指導する必要があると思うがいかがかとの問いに対し、担当課としてできる限りの範囲で指導しているところであるが、今後は庁内の知識を有する職員の意見も取り入れながら事業者への指導に取り組んでいきたいとの回答がありました。  次に、その他の関係では、主な質疑として、敦賀発電所2号機の作業員が個人線量計を着用せずに管理区域で作業を行った件について、これまでも何回かあったのかとの問いに対し、10年以上前にあったと報告を受けているとの回答がありました。  関連し、そのときは対策として何もしていなかったのかとの問いに対し、張り紙や音声による注意喚起を対策として行っていたが、今回の事象に対して注意喚起の強化だけでは対策として不十分であるので、個人線量計を機械にかざして入域するようなゲートをつけるなどの物理的な対策をとるように申し入れたとの回答がありました。  以上が原子力発電所特別委員会の中間報告であります。 109 ◯議長和泉明君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 110 ◯議長和泉明君) 次に、新幹線対策特別委員長 北村伸治君。   〔新幹線対策特別委員長 北村伸治君登壇〕 111 ◯新幹線対策特別委員長(北村伸治君) ただいまから、新幹線対策特別委員会における調査の経過について御報告申し上げます。  12月12日に委員会を開催し、理事者の説明に基づき調査を行いました。  内容は、調査事項として北陸新幹線駅前広場の整備について、現地調査として深山トンネル、新幹線駅舎、駅前広場、また報告事項として北陸新幹線の整備状況について及びその他であります。  理事者側から示されました資料等の主なものは報告書に記載されたとおりでございますが、私からは説明内容の概略、現地調査の状況及び委員会中の主な質疑等について御報告いたします。  最初に、(1)北陸新幹線駅前広場の整備についてであります。  報告書8ページから11ページをごらんください。  新幹線駅前広場の整備イメージについての説明の中で、駅前広場のレイアウト案が示され、敦賀市は駐車場、散策路連絡橋、緑化空間、ロータリーやキャノピー等の新幹線敦賀駅舎と木の芽川の間の空間整備を行うとの説明がありました。その中で、駐車場は124台駐車可能な平面駐車場であること、緑化空間は市民が憩えるように緩やかな傾斜をつけた芝生広場であること、ムービングウオークの電源は、自立型水素エネルギー供給システムにより発電した電気の利用を検討しているとのことでした。  また、新幹線駅前広場の造成については、木の芽川の護岸の高さまで約3.5メーターから4メーターの盛り土を行う計画であり、そのために約4万立米の土砂が必要なことから、工事費を抑えるため関連工事からの発生土を盛り土に利用できないか協議しているとのことでした。  委員会開会後、説明を受けた後、一旦休憩し、深山トンネル、新幹線駅舎、駅前広場整備予定地の現地視察を行いました。  深山トンネルでは、トンネル内約290メーターまでの掘削状況や掘削土の仮置き状況、トンネル坑内からの排水等の処理状況が適正であることを確認いたしました。次に、新幹線駅前広場の現地では、工事の進捗と各機能の整備予定位置を確認いたしました。  現地視察後、委員会を再開し、現地確認を踏まえての質疑、意見交換を行いました。  主な質疑としては、ロータリーは一方通行か対面通行かとの問いに対し、片側一方向、一周245メートルの計画となっているとの回答がございました。  また、木の芽川の増水時における新幹線駅前広場全体の排水対策はどのようになっているのかとの問いに対し、貯水機能のある排水路を地下に設けることで、水量が多いときは貯水し、水量が落ちついてきたら徐々に流せるようにしているとの回答がございました。  最後に、北陸新幹線の整備状況についてでございます。  報告書12ページに記載された用地協議等の状況及び各工事等の進捗について、順次説明がなされました。  以上が本委員会における調査の経過であります。 112 ◯議長和泉明君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 113 ◯議長和泉明君) 次に、市庁舎建設対策特別委員長 福谷正人君。   〔市庁舎建設対策特別委員長 福谷正人    君登壇〕 114 ◯市庁舎建設対策特別委員長(福谷正人君) ただいまから、市庁舎建設対策特別委員会の調査経過について主な調査事項を中間報告いたします。  資料の13ページをお開きください。  お手元に配付の資料に基づき、市庁舎整備について理事者から説明がありました。  内容といたしましては、新庁舎整備に係る建設工事について説明があり、12日に開札を行い、業者が決定すれば、議会最終日に契約議決をお願いした上で1月中旬に起工式を予定している。また今後、電気と空調、給排水の3本を発注予定であり、積算の見直しを受けて額を確定し1月に公告をしていく。大体45日ぐらいの公告期間を設け、3月の上旬には開札をして、3月議会で議決をいただき、年度明けて4月からは工事にかかる予定である。  立体駐車場については、工事自体は11月29日に完了し、検査を終えているが、センターラインを引く、カーブミラーをつけるなど、もう少し手を加える必要がある。供用開始については、地中熱交換井の掘削工事が12月いっぱいかかるため、来庁者の安全確保の観点から1月中旬を予定している。庁舎本体工事の着工に合わせ、まずは一般駐車場として御利用いただく予定である。新庁舎の整備が完了すれば公用車駐車場として利用することとしている。思いやり駐車場の場所は、工事の進捗状況に合わせ工夫して対応いたしたい。  自立型水素エネルギー供給システムについては、9月議会で予算を継続費でお認めいただき、見積もり徴収を行い業者が決定した。仮契約金額として、令和元年度で286万円、令和2年度で製作をするというところで1億9294万円。仮契約の相手方は、東芝エネルギーシステムズ株式会社本社事業所。12月議会最終日に契約議決案件を提出させていただきたい。  地中熱交換井については、夏場と冬場における外気と地中の温度に差が出るところが最大のメリットである。ボアホールと呼ばれる直径15センチ程度、深さ100メートルの縦穴にUチューブを2つセットで差し込み不凍液を循環させ、平均温度およそ18度の地中熱を吸収し新庁舎の空調に利用するというもの。試掘1本を含め48本の掘削となる。令和2年度には熱を集めるための横引き配管工事を春夏あたりの一月ほどで行う見込み。業者は入札により決定する。  広報計画については、広報つるが1月号に立体駐車場の完成と利用開始は1月中旬予定とのアナウンスをさせていただいた。今後は建築工事の進捗に合わせ、区の回覧、行政チャンネルでの周知と、1月中旬をめどに住民説明会を開催する予定であるとの説明がありました。  説明に対する質疑の主なものとして、現在と地中熱交換井が稼働したものとの電気代の比較について詳細を伺いたいとの問いに対し、理事者から、空調システムには中央熱源と個別熱源があり、中央熱源は、扉で仕切られていない廊下や執務スペース全体といった共用スペースに充てるものである。個別熱源は、扉で仕切られている会議室等々につけているエアコン等、部屋単独で稼働させることができるものである。  比較の対象を現在使っている空調システムと地中熱を使った空調、その中央熱源における比較ということで光熱水費を比較すると、現状のシステムは地下で灯油をたいて空調を動かしており年間で865万円かかっている。それが今回の地中熱を使った空調で試算すると約350万円ということになり、約60%近く圧縮できることになるが、空調以外の電気代は別であるとの回答がありました。  さらに、地中熱利用は基本的に環境のためではあるが、工事代が1億8000万円かかって電気代は年間500万円ぐらい軽減。何年間でペイしようというものなのかという問いに対し、理事者より、ライフサイクルコスト上は導入から廃棄まで30年間の試算をしている。環境省補助の3分の2を勘案すると、年平均で現況約1858万円に対し、新しい中央熱源では953万1000円程度になり約半分となるとの回答がありました。  また、広報計画について、令和2年1月に住民説明会を計画するとしているが、対象者や回数はどのように考えているかとの問いに対し、理事者から、事前説明会にお声がけした399名。公聴会にお声がけした敷地境界50メートル内の地権者が84名。加えて近隣の呉竹1、2丁目、中央町1、2丁目の方で説明を希望する方というところになってくるかと考える。会場は庁舎4階講堂を予定しているが、基本的には業者が決まった後、業者側からの説明という場となるため、改めて回数、規模、会場については調整が必要というような状況であるとの回答がありました。  以上が本委員会における調査の経過であります。 115 ◯議長和泉明君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 116 ◯議長和泉明君) 以上で原子力発電所特別委員会、新幹線対策特別委員会及び市庁舎建設対策特別委員会の中間報告を終結いたします。  日程第7 敦賀きらめき温泉リラ・ポート       の指定管理に係る調査特別委員       会中間報告 117 ◯議長和泉明君) 日程第7 敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会の中間報告を議題といたします。  会議規則第45条第2項の規定に基づき、敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許します。  敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員長 福谷正人君。   〔敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理    に係る調査特別委員長 福谷正人君登壇〕 118 ◯敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員長(福谷正人君) ただいまから、前定例会から本日までの間に開催いたしました敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会の調査経過について御報告申し上げます。  中間報告書の20ページをごらんください。  本委員会設置から本日に至るまでの委員会運営経過は、こちらのとおりでございますが、ただいまからの報告は、9月定例会中間報告以降の第3回から第5回までの委員会開催内容についてまとめて報告をいたします。
     まず、10月28日に開催いたしました第3回委員会の調査経過について御報告いたします。  中間報告書の21ページをごらんください。  前回の委員会にて理事者及び指定管理者に記録の提出を求め、それら資料の提出を受けましたので、本委員会において調査資料として配付をいたしました。配付した資料は、まず理事者に提出を求めた資料として、決算の概要、事業報告書、年度協定書、変更年度協定書、基本協定書及び業務仕様書、前指定管理者から現指定管理者への引き継ぎ書。次に現指定管理者に提出を求めた資料として、理事者との打ち合わせ等の会話を記録した録音データ。そして理事者及び指定管理者に提出を求めた資料として、現在の状況に至るまでの経緯をまとめた時系列表。以上でございます。  これらの資料については、疑義のある部分や関係者へ事実確認が必要な部分等を精査し、抽出するため、次回の委員会までに各委員で読み込みを行うことといたしました。  次に、調査経費の変更についてであります。  今後、調査を進めていく上で、法的整理を行うべき事項に対し弁護士の助言等が必要であり、その経費を確保するため、当委員会設置時に設定いたしました調査経費20万円を増額することについて協議いたしました。その結果、調査経費を追加する方向性で必要経費を精査すること、また弁護士の選定については正副委員長に一任いただくことを決定いたしました。  続いて、11月14日に開催いたしました第4回委員会の調査経過を報告いたします。  まず弁護士の選定について、正副委員長で検討した結果、福井市の弁護士に依頼する方向性となったこと。また、弁護士委託費用等の必要経費を精査したところ70万円の調査経費の追加が必要となることを委員へ報告いたしました。  これを受け、当委員会の調査経費を当初の20万円以内から90万円以内とするため、調査経費の追加に関する決議案を提出することを委員会で諮り、決定をいたしました。なお、決議案につきましては、今定例会開会日に提出し、その日の本会議にて可決されております。  次に、調査照会請求についてであります。  中間報告書の22ページから31ページにかけての縦軸の中間位置、照会事項(R1.11.14請求)の欄をごらんください。  理事者及び指定管理者より提出された各資料について、協定書等を条項ごとに追い、事実確認が必要である事項について精査し、調査事項として確認をいたしました。  事実確認の方法は、調査照会請求とし、照会内容及び照会対象者は報告書に記載のとおりでありますが、理事者に対しては基本協定書、年度協定書、変更年度協定書、引き継ぎ書、新聞報道に係る事項から、前指定管理者と現指定管理者の代理人弁護士に対しては引き継ぎ書に係る事項から、敦賀警察署に対しては新聞報道に係る事項から、それぞれ確認すべき点を抽出し、照会をかけることに決定いたしました。  主な照会事項としましては、理事者に対し、基本協定書中、施設修繕の条項において年間300万円の修繕費の残額を年度ごとに返還を求めたか。また、指定管理業務の引き継ぎの条項において、敦賀市の引き継ぎの指示範囲の解釈と、指定管理者にどのような引き継ぎの指示を行ったか。平成29年4月1日に締結した年度協定書の中で、年間の管理運営費の半期相当額分を第1四半期中の4月末日に支払った理由について等、文書による回答を求めました。  最後に、11月29日に開催いたしました第5回委員会の調査経過を報告いたします。  まず弁護士の契約について、福井市大手に事務所を構える井花法律事務所の井花正伸弁護士と、敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会に関する法律等相談支援業務として、11月26日付で契約したことを委員へ報告しました。  次に、照会事項の回答結果及び提出を求めた記録についてであります。  まず、浜名湖グラウンドゴルフパークより提出を受けた音声データ一式については、個人の名誉棄損や人権侵害等に配慮し、一部黒塗りとし、委員会資料として今後の委員会で内容について協議していくこととしました。  中間報告書の22ページから31ページにかけての縦軸の右側、回答(R1.11.29委員会公表)と第5回委員会協議事項(R1.11.29)の2ますをごらんください。  先ほど報告しました調査照会に対する回答や記録の提出がこの委員会までにありましたので、回答の内容について協議し、記録の提出を求めるべきもの、再び理事者に対して文書による回答を求めるべきもの、井花正伸弁護士に法的な解釈を求めるもの等を選別いたしました。  主な回答と、それを受けての委員会の対応としましては、前指定管理者である北陸南洋ビルサービス株式会社との基本協定書の中での施設修繕費の返還の有無等の照会に対し、平成26年度から平成28年度において修繕費残額の返還がされたことはなく、また市も失念により返還を求めていないとの回答でございましたので、修繕費の返還を求める義務の有無について委員会として法的な確認をすることとしました。  また、新旧指定管理者間の引き継ぎに理事者がどのようにかかわり、新旧指定管理者の代理人弁護士間でどう引き継ぎが行われたかについて3者に照会したところ、現指定管理者弁護人からは、動産と債務の継承は別途個別に検討すべきと主張するも、相手方は債務の継承も求めたことから協議は平行線をたどり、明確な合意が得られないまま相手方が事実上倒産したとの回答に対し、旧指定管理者弁護人からは、引き継ぎの調印に至った記憶はないが、債務を除いては引き継ぎでもめた記憶はない。実質的に引き継ぎは完了したとの回答。敦賀市は、施設及び付随する設備の引き渡しを含め、リラ・ポートの管理運営ができる状態までには引き継ぎが行われた。売上月報や売上帳票等の書類等については引き継ぎされなかったものがあると認識しているとの回答から、認識がそれぞれ異なる部分も見受けられ、理事者の引き継ぎ等に係る指示が適正なものだったのか、リラ・ポートの健全な運営ができる状態という言葉の範囲について等、今後も調査を進めていく予定であります。  以上が本委員会の中間報告であります。 119 ◯議長和泉明君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 120 ◯議長和泉明君) 以上で、敦賀きらめき温泉リラ・ポートの指定管理に係る調査特別委員会の中間報告を終結いたします。  日程第8 議員派遣の件 121 ◯議長和泉明君) 日程第8 議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。  本件について、会議規則第163条の規定により、お手元に配付のとおり決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 122 ◯議長和泉明君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、お手元に配付のとおりとすることに決定しました。  閉会の挨拶 123 ◯議長和泉明君) 以上で、今定例会に提案された議案の審議は全て終了いたしました。  今定例会に提案された多数の重要案件につき、本日まで長きにわたり御審議いただき厚くお礼申し上げます。  また、理事者の方々におかれましても、議案の作成に始まり、今日に至る御労苦に対し深く敬意を表します。  この際、市長から発言を求められておりますので、承ることにいたします。   〔市長 渕上隆信君登壇〕 124 ◯市長渕上隆信君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  第7回市議会定例会は、去る11月26日に開会され、本日までの22日間にわたり、議員各位には、本会議並びに各委員会を通じ慎重に御審議を賜り、令和元年度補正予算案を初めとする各議案、また本日追加提案いたしました契約案件、人事案件等につきまして議決及び同意を賜り、ここに厚くお礼を申し上げます。  今回議決いただきました予算案を初め各議案の事業執行に当たりましては、本会議並びに各委員会におきまして議員各位からいただきました貴重な御意見、御提案等に、私を初め職員一同、調査研究を行い、施策の推進に向けて全力を傾注してまいります。議員各位におかれましては、なお一層の御支援をお願い申し上げる次第です。  さて、新庁舎整備につきまして、建築工事の入札も3度目にして施工業者が決まり、来年1月中旬から本体工事に着手し、令和3年3月末の竣工を目指し整備を進めてまいります。引き続き市民並びに議員各位の御理解、御協力を賜りながら着実に進めてまいりたいと考えております。  人道の港敦賀ムゼウムにつきましては、リニューアルオープンの時期を展示準備や体制整備のための期間を考慮し来年秋ごろとしているところですが、市民の皆様を初めできるだけ多くの方々に参加していただくためには休日が望ましいこと、セレモニー招待予定のユダヤ関係者は終末が安息日となることを踏まえ、リニューアルオープンの日は令和2年11月3日火曜日の文化の日が最適と判断し、今後はこの日を目標に準備を加速させてまいりたいと考えております。  来るべきオープンに向け、多くの方々にお越しいただけるよう人道の港のさらなる周知を図るとともに、平和教育施設としての資料展示等の充実や市民団体や関係機関等との連携によるおもてなしの検討など、準備を入念に進めてまいります。  今月14日、昭和39年の都市計画決定以来長きにわたり整備が進められてきた都市計画道路岡山松陵線が全線供用開始されました。この供用開始により地域内の交通事情が格段に向上し、通学時の安全確保、さらには地域の発展につながるものと期待しております。これもひとえに御協力いただきました地権者や周辺住民の皆様、国や福井県を初めとする関係機関の皆様、そして工事関係者等、多くの方々の御尽力のたまものと心よりお礼申し上げます。  また、角鹿小中学校の校舎新築工事につきまして、昨日、議員の皆様を初め多くの関係者の方々に御臨席いただき、晴天のもと安全祈願祭が行われました。今後、建設工事も本格化してまいりますが、令和3年4月開校に向け、安全、円滑に工事が進められるよう取り組んでまいります。  終わりになりましたが、ことしもあとわずかとなり、日増しに寒さも厳しくなってまいりました。今後は降雪も予想されます。降雪対策には万全を期してまいりますので、市民の皆様におかれましても除雪作業への御協力をお願い申し上げます。  議員各位、また市民の皆様方におかれましては、くれぐれも健康に留意をされまして、御家族おそろいの中で輝かしい令和2年の新春をお迎えになられますように心からお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼の挨拶とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 125 ◯議長和泉明君) これをもって令和元年第7回敦賀市議会定例会を閉会いたします。             午後3時51分閉会  上記会議のてんまつに相違ないことを証明するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                    議   長  和 泉   明                    副 議 長  馬 渕 清 和                    署名議員   北 村 伸 治                      同    川 端 耕 一                      同    豊 田 耕 一 発言が指定されていません。 Copyright © Tsuruga City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...