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2018.06.15 平成30年第2回定例会(第4号) 本文
2018.06.15 平成30年第2回定例会(第4号) 名簿

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  1. 敦賀市議会 2018-06-15
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    2018.06.15 : 平成30年第2回定例会(第4号) 本文 ( 176 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) / 5.議 事             午前10時00分開議 ◯議長(和泉明君) ただいまから本日の会議を開きます。  日程第1 一般質問 ◯議長(和泉明君) 日程第1 これより前日に引き続き一般質問を行います。  まず、中野史生君。   〔6番 中野史生君登壇〕 ◯6番(中野史生君) 改めまして、おはようございます。本日、一般質問最終日トップバッターとしてさせていただきます。光栄でございます。市政会の中野史生と申します。よろしくお願いいたします。  今回は2つのことについて質問をいたします。誠意ある前向きな答弁を求めます。よろしくお願いいたします。  まず1つ目にはキハ28形気動車の取り扱いについて、2つ目はハーモニアスポリス構想における道路網可能性調査の2つについて伺います。  それではまず1項目めとして、キハ28形気動車の取り扱いについて伺います。  市は金ケ崎周辺整備構想で鉄道遺産活用に重きを置き、急行わかさとして小浜線を走っていたキハ28形気動車を集客力強化の目的で金ケ崎周辺の赤レンガ倉庫北側に5月19日、購入、設置しましたが、この運用と今後の活用について伺います。  まず、この気動車の購入費ですが、本体と輸送費、設置費はそれぞれ幾らで、総額として幾らかかりましたでしょうか。
    ◯産業経済部長(若杉実君) 皆さん、おはようございます。  それでは、中野議員の御質問にお答えさせていただきます。  キハ28形気動車の購入費の内訳でございますが、車両本体費用が540万円。そして輸送費、積み込み、積みおろし、そして輸送費にかかった経費が183万6000円。そして設置費でございますけれども、これは設置に伴う材料費とその運搬費が140万4000円でございまして、総額864万円でございます。  以上です。 ◯6番(中野史生君) では、この気動車の利用方法、これからどうふうになさるのですか。教えてください。 ◯産業経済部長(若杉実君) キハ28形気動車の利活用といたしましては、現在、基本的には外観の展示といたしまして、そしてまたイベント時などにつきましては内覧も行いたいと考えているところでございます。  そしてまた、鉄道フェスティバルや隣接する赤レンガ倉庫と連携した取り組み、そして車内をギャラリーなどのさまざまな用途で一般の方も活用できるような貸し出しの方法についても現在検討しているところでございます。  今後、維持管理に要する費用に充てる収入につきましても検討していきたいと考えております。  将来的には、転車台の整備やSLの運行とあわせまして、客車としての利用などについても福井県、そして関係機関と協議してまいりたいと考えております。  現在、キハ28形気動車の内覧会の実施を検討しておりまして、説明看板の設置などの準備を進めているところでございますので、また日程等が決まりましたら周知したいと考えているところです。  以上です。 ◯6番(中野史生君) この客車の保存方法と、今後、海辺に近いということで、保存、展示ということをなさるということですので塩害による被害が相当大きいというふうに思われます。この塩害に対する劣化に対してどのような対策をするのか、教えてください。 ◯産業経済部長(若杉実君) 保存方法につきましては、特に落書きなどのいたずらや部品等の盗難防止の観点から防犯カメラとセンサーライトを現在設置しているところです。また進入の防止柵につきましても、車両の外観を損ねることがないよう配慮しながらこれから設置してまいりたいと考えているところです。  議員おっしゃいました塩害への対応につきましては、金ケ崎の中でも、いろいろ構想の中で設置場所の案もありましたけれども、金ケ崎の中でも海から離れておりまして、かつ赤レンガ倉庫のような大きな建物と隣接する場所に置くことにより、その被害を少しでも軽減できるよう配慮しているところです。  ただ、現在の車両につきましては、ウレタン系の防食塗装がなされておりますが、今後2年に一度くらいの頻度で防食塗装の塗り直しが必要であると考えているところです。  そしてまた、「敦賀・鉄道と港」まちづくり実行委員会を初めとした民間のまちづくり団体などと連携して車両の清掃を行い、市民にまず愛着を深めてもらうような取り組みを考えているところでございます。  以上です。 ◯6番(中野史生君) では、今後の維持費用についての積算はどうなのでしょうか。防錆、要はさびを防ぐということで防錆。あるいは塗装。将来運行させることも考えての購入というふうに伺っておりますが、その点検と修繕費用。運行させるための修繕費用ですね。それについてはいかがでしょうか。 ◯産業経済部長(若杉実君) 今後の維持管理につきましては、先ほどの防食塗装につきましては1回当たり約80万円の費用が必要になると聞いてございます。特に車両保存に対する点検につきましては、今考えているのは国鉄OB会などの専門知識の豊富な方々の御意見も伺いながら、さびや塗装の状態を確認するための保守点検を行いまして、塗り直す時期などを検討してまいりたいと考えております。  そしてまた、このような費用につきましては、先ほど言いました2年に一度という形になりますけれども、ふるさと納税とかクラウドファンディングのような資金調達の方法も含めて検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯6番(中野史生君) 私がお配りした資料の写真がございますが、その写真を見ていただきたいと思います。  石川県小松市のJR小松駅西口から北側に400メーターか500メーターぐらい歩くと、歩いて五、六分のところなんですが、土居原ボンネット広場というところがございます。そういった公園があります。そこには平成25年4月から、実行部隊6名から7名、登録者数が17名から18名の会員のボンネット型特急電車保存会という鉄道マニアの方々がつくっている保存会の進言により、市がJRより無償で譲り受けた489系特急電車が保存、展示してあります。車両本体は無償でしたが、搬送費用と補修費及び設置費を含めてのイニシャルコストは1200万円とのことです。  これは、かつて北陸線を走っていた特急雷鳥やしらさぎに使われていた車両で、ロングノーズの、キハ28形気動車同様、肌色ボディに赤いラインの国鉄色の代表的な車両で、休日やゴールデンウイーク、夏休み期間など長期にわたる休暇には客室への無料見学もできて、運転室へ入るには300円を支払えば入室できるというものであります。管理は同保存会がしており、大きな補修費用は市が協定に基づき修理する体制となっているようです。  先ほど若杉部長から聞いたところ車両本体、運送費、設置費、総額で864万ということですから、489系の電車よりも格段に安く手に入れたということはよくわかりました。  そういったことであるんですが、表面の上部の写真は、保存会を代表する岩谷氏から送っていただいた写真ですが、実はこの車両がことしの4月まで、上の写真のように見えますが、非常にさびがひどくて、ぼろぼろ状態だったんですね。元国鉄職員、JRの社員としては胸が痛く、悲しくなる思いをしました。しかし、去る5月24日に小松市まで足を運んで状態を見にいってきましたら、下の段の写真、きれいになっておりました。きれいにパテ埋めし、全塗装されておりました。保存会事務局の方にお聞きしたら、市が100万円、クラウドファンディングの支援金で100万円と合わせて200万円でボディの張りかえと塗装を行ったというところでございました。  修繕費80万ほどというふうに見込んでおられると。相当安く見込んでいますけれども、それで大丈夫なんでしょうね。  また、資料の裏面の上部ですが、これはJRの西舞鶴駅横の丹後鉄道保有の旧北近畿タンゴ鉄道のタンゴエクスプローラーという電車ですが、この電車はグッドデザイン賞ナンバーワンの名誉ある賞を獲得した電車です。ごらんのとおり胸が痛みますよね。ここも海から近くのところに動態保存しているんですが、敦賀ほど海際ではありません。こうしてほったらかしにしておくと、すぐに劣化して見るも無残な姿になってしまいます。  経年劣化は必ずどんなものにも起こり得る事象です。けれども、敦賀に行けば国鉄時代に走っていたキハ28形をいつ行っても昔のままの車体を見ることができるというように、鉄道マニアはもちろんのこと観光客に対して感慨深い姿を常に良好な保存状態で見せることができるよう、保存、展示をお願いいたします。  ところで、敦賀は、港と鉄道のまちというキャッチフレーズで市内外にPRを行い、観光資源としてその模索を図り、重点的に金ケ崎周辺に投資と人的支援を進めてきております。  しかし、ダイヤモンド・プリンセス号や飛鳥号が寄港したときにも駅周辺まで波及効果がありませんでした。これは昨年9月の定例会でも申し上げたとおり、駅前に人を呼ぶシンボルが何もない。ないどころか、あるのは景観を損ねる無機質なソーラーパネルがあるだけです。駅商店街の方々は、一生懸命イベントをやって駅前の活気づくりに御尽力されております。ソフトだけでなく、ハード面でも市がバックアップすべきではないでしょうか。  そこで今後、新幹線の敦賀駅延伸に向けて、このキハ28形気動車を配備し、敦賀が鉄道のまちだということを示す必要があるのではありませんか。  港には、これからムゼウムの建設構想などもあり、ますます敦賀のイメージづくりを進めて、よい観光地のエリアになる将来像がうかがえます。  一転して、敦賀駅には、そのイメージとして何かありますか。電車を敦賀で訪れたときに、あるいは車窓から駅周辺を見渡しても、敦賀が鉄道のまちだと、海のまち、港のまちだということを示すものが何もありません。クルーズ船からおり立ったお客さんが、なぜ金ケ崎には気動車があるんだろうというふうに思うでしょう。港には鉄道のまちだということを示しておきながらです。  資料の裏面の下段には、鳥取県の米子駅の写真を提示しておきましたが、米子駅をおりた途端、前方にだんだん広場という場所がありました。そこにどんと高さにして20メートル弱ぐらいの銀河鉄道999を模したモニュメントが威風堂々と構え、駅から出てくるお客さんを迎えます。広場を管理する県西部総合事務所建築住宅課は、山陰鉄道発祥の地の交通拠点としてのイメージと21世紀の国際都市を目指したまちづくりの姿を蒸気機関車の姿に重ね合わせて造形化し、1995年に建立されたとのことです。  確かに米子駅も山陰では大きな駅の一つですし、北陸で例えれば金沢のような都市です。人口は金沢市46万5000人に対し米子市14万8000人とおよそ3分の1しかありませんが、山陰地方の拠点となる駅で、国鉄時代には鉄道管理局があり、米子市も敦賀同様、鉄道のまちでもあるわけです。  しかし、敦賀もその昔、当時は鉄道管理部という呼び名でありましたが、近年でいえば管理局があり、また、それ以上にたくさんの歴史の中から生まれた駅でもあるのです。東京からヨーロッパへの夢の鉄路の橋渡しの結節点としての役目であったり、SLの最高峰であるD51の1号機、2号機が走る駅、日本海側初の交流電化区間の始発駅、近年では、あの有名なトワイライトエクスプレスの釜、いわゆる機関車の交換場所としての鉄道マニアが憧れた駅であったことなど、たくさんの歴史を語れる素材があるのです。  こうしたすばらしいストーリーがあるまちの駅に何のシンボルもなく、無機質なソーラーパネルが駅の中央を占拠する光景を電車からおりてきた、いや、新幹線からおりてきたお客さんはどう思うことでしょうか。何もないまちだと思うのではないでしょうか。  市長の所見をお伺いいたします。 ◯市長(渕上隆信君) 中野議員の一般質問でございます。  敦賀は鉄道と港のまちでございまして、今るるおっしゃったように、鉄道についてはいろんな歴史があると認識しております。また眼鏡橋とか、まだ掘り起こしできていない場所もいっぱいありますので、いろいろ考えていかなくてはいけないということは思っておりますが、駅前にということになりますと、今なかなかそこにはさわれないのかなというふうに思っております。  後で部長が補足説明します。 ◯産業経済部長(若杉実君) キハ28形気動車につきましては、金ケ崎周辺施設整備計画策定委員会の中で、転車台、そして鉄道遺産を活用したSL運行事業などにあわせまして敦賀ゆかりの車両の取得ができないかという部分で、金ケ崎の周辺でということで意見を受けているところでございます。  そういった中で、キハ28形気動車につきましては、金ケ崎周辺での鉄道遺産として活用することを目的として取得いたしましたので、現在は金ケ崎周辺の誘客促進に寄与する活用を続けてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯6番(中野史生君) 頭の中は相当かたくなっておるようでございますが、例えば駅前ロータリーのど真ん中、タクシーの待機所とか、駅西A、Bゾーンにつくらなければならない公園の待合場所として、またあるいは駅東の緑化する場所に設置するのはどうでしょうか。再度伺います。  都市整備部としての考え方はどうでしょうか。 ◯都市整備部長(鳥羽学君) おはようございます。  議員の熱い思いの御提案、ありがとうございます。  確かにいろいろ資料でも御提案をいただきましたように、駅周辺の中には旧鉄道の車両なんかを展示してある例というのは、開業した北陸新幹線沿線でもある例もございます。  しかし敦賀市におきましては、今ほども産業経済部長がお答えをさせていただいたとおり、答弁のあったとおり、金ケ崎周辺を鉄道遺産の集積地として整備をするという方向でございますので、まずは金ケ崎での活用を考えるべきというふうに考えているところでございます。  駅前におけるにぎわいづくりの参考例として承りたいと思っております。ありがとうございます。 ◯6番(中野史生君) 深追いはしませんが、ここはやはり5年後に新幹線が来るわけですから、受け皿づくりということも進めておられる中で、今後、少しでもそういった可能性があれば早々に進めていただきたいなというふうに思います。  また柔軟に、産経部、都市整備部の部局を越えて対応していただきたいなというふうに考えております。  以上が通告書1項目めの質問であります。  さて次に、2項目めのハーモニアスポリス構想における道路網可能性調査とその構想についてお伺いいたします。  敦賀市では、ハーモニアスポリス構想については平成27年度の3月補正予算を皮切りに構想策定に取り組んでおり、地方創生と人口減少対策のための地方版総合戦略の一環として、この構想の推進計画を地域再生計画として策定いたしました。  この計画は、そもそも国策である地方創生加速化交付金と地方創生推進交付金事業のもと、まち・ひと・しごと総合戦略の基本理念である2020年に向けて、若者の雇用拡大や女性の就業率アップ、また東京などの都市から地方に向けてのUターンの促進、子育ての環境づくりといった考え方で取り組んでいるものであり、敦賀市では新たな産業間連携による地域経済の基軸を構築し、さらには道路網整備計画の策定を目標とするものでありますが、こうした敦賀市の特色と独自性を生かした発案が国から採択されたもので、隣接する市町と競争するのではなく、連携し協調し合ってともに繁栄するというウイン・ウインの関係を目指すとのコンセプトで進めている事業でありますが、これまで機会あるたびに申し上げておりますが、連携して一つのものに取り組む姿勢は非常に重要です。  例えば、ある一つのものづくりをしようとするときに、一企業あるいは一個人では到底無理なことが多々あります。しかし、それも多業種が連携して一つのことに取り組むことで容易に作成することができ、マーケティングし、かつ販売し、可能となるのです。これは私も青果市場で社長時代に痛感いたしました。だからこそ隣接する市町との連携は非常に大事だと考えます。  しかし、住民税の奪い合いをするようなふるさと納税のような仕組みにしては元も子もなくなります。ふるさと納税についても触れたい部分がありましたが、今回は時間の関係で割愛いたしました。また次の機会にでも質問することといたします。  そこで、この関係は行政と経済界の双方が提供できることを探っていかなければなりません。話を一旦戻します。  この構想には、1つとして産業分野における産業間連携推進計画策定業務が、また2つ目としてエネルギー分野の調和型水素社会形成計画策定事業が、そして3つにはインフラ分野として道路網可能性調査等業務の3つの構想から成り立っております。このうちの3番目の道路網可能性調査業務について質問をいたします。  私は、議員にならせていただいた3年前の6月議会に、初めての議会において敦賀市の山区から高島市マキノ間のトンネル道路の新設について、重要で必要だと述べさせていただきました。このトンネルについては、私も勝手に仮称黒河山トンネルと命名いたしますが、渕上市長もこの黒河山トンネルの道路の建設に同調していただきました、そのとき。  そのときの答弁は市長も覚えていらっしゃると思いますが、この道路については整備をしたい。必要な道路だと感じている。また、防災対策の充実が図られる避難道路として、また経済的な交流、観光道路として、さまざまな面で利用価値の高い道路であると認識していますと申し述べておられます。  今もそのお考えに変わりがないか、まずお聞かせください。 ◯市長(渕上隆信君) 現在でも広域的な連携と協調的な発展を進める上で、敦賀高島連絡道路、仮称黒河山トンネルとおっしゃいましたけれども、必要であるという認識には変わりはありません。  この認識に変わりがないことは、ハーモニアスポリス構想を構成する3つの基本計画の一つとして現在策定を進めております道路網整備計画の主要事業として位置づけていることからも御理解いただけるというふうに考えております。 ◯6番(中野史生君) それでは、あれから3年がたとうとしています。その後、一昨年前の冬に商工会議所の建設部会の会長さんみずからが期成同盟会の発足を近々に立ち上げたいということで、黒河沿線の区長さんや私どものところにまでお越しいただきました。私どもも全面的に応援すると約束し、積極的に行動する旨を申し上げました。しかし、いまだにその期成同盟会の設立に至っておりません。  市長、改めてお伺いいたしますが、このことについてどのように感じておられますか。平成28年の第1回定例会の一般質問でも申し上げたとおり、美浜町では3年前から期成同盟会を立ち上げ、機運を盛り上げていることについても、後発である敦賀市としての見解をお聞かせください。
    ◯市長(渕上隆信君) ことしの3月13日に商工会議所の建設部会会長の訪問を受け、本市が調査を進めている道路網について御説明させていただき、本市の取り組みに御賛同いただいたところです。  我々と思いを同じくしていただく中で、経済界から自発的に期成同盟会の設立の動きがあるということは非常にありがたいことだと考えております。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) 私からは、美浜町の期成同盟会についてお答えさせていただきます。  本市の期成同盟会の立ち上げがいまだなされず、美浜町より立ちおくれていることについて御心配をいただいているところですが、必ずしも期成同盟会の設立の時期の早さが実現に直結するものではないと考えております。道路の整備につきましては、その必要性や効果といったことをいかに具体的に関係機関等に訴えることができるかが極めて重要であると考えております。  そのため現在、道路網調査に取り組み、整備の必要性やその効果について検討を進めているところであります。 ◯6番(中野史生君) もちろん期成同盟会が設立されたからといって先に完成すべきもないでしょうが、敦賀市の機運というのが感じられるかられないかという部分があると思うんです。だから、同盟会を立ち上げた、立ち上げてない。それは国から、県から見たらどうなんでしょう。やはり立ち上げているというのは意気込みが見受けられることですので、早々に進言していただくなり、あるいは市が音頭をとるなり、そういった形で進めていただきたいなというふうに思います。  そしてまた、お隣のマキノ町エリアの高島市長との話し合いは進めておられるのでしょうか。私ども市議会では、敦賀・長浜・高島三市議会協議会の場所で、黒河山トンネルについて懇親会の場で話題にすると、とてもよい反応を示してくれます。また、相互に協力して実現に向けて頑張りましょうとまで言っていただいております。  しかし、相手方のトップである高島市、福井市長にその気がないと実現できません。一方的にこの道路は進めることができないのです。なぜなら、隣の高島市にも予算が必要となってくるわけですから。  これまでどのような感触であるのか。双方に隔たりはないのか。そのことについてお伺いさせていただきます。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) お答えいたします。  昨年の8月には、市長と高島市長が面談を実施するとともに、ことしの5月1日には、私と高島市の政策部長や土木部長と事務レベルの協議を実施したところであります。事務レベルにおいても、産業連携や企業誘致、あと交流人口の増加による地域経済の活性化が期待できる相互にメリットのある取り組みとの認識をいただいているところであります。  しかし、事業を実現していくためには国や両県、滋賀県、福井県など多様な主体を巻き込んでいく必要があることから、関係自治体が足並みをそろえていく必要があるなどの慎重な御意見もいただいているところであります。  以上です。 ◯6番(中野史生君) 既にそういった事務レベルでの会合も持たれて進めておられるということで、感心はしております。しかし今後とも市長間の話し合いもたくさん持っていただきながら、同じ意向として思いを一つにしていただきたいなというふうに考えております。  さて、ハーモニアスポリス構想の予算として、平成28年3月に補正予算で構想策定事業費として1361万5000円の地方創生加速化交付金が交付されました。また、28年の6月には道路網可能性調査ということで一般財源250万円、国庫から250万円と合わせて500万円が補正され、28年12月にも道路網可能性調査ではありませんがエネルギー構造高度化・転換理解促進事業費補助金として国庫から600万円が補正として組み込まれております。また、29年の当初予算におきましても一般財源1250万1000円と交付金8126万6000円の合わせて9372万7000円が予算化されております。  このうち道路網可能性調査等業務に1500万円の予算、さらに本年度での当初予算において構想策定事業費委託料として6005万5000円、構想先導事業費として国庫補助交付金の3億4019万5000円と、道路網可能性調査業務ではありませんが、これまでに相当な経費をかけて進めており、ハーモニアスポリス構想はもう後戻りのできないところに来ております。  そこで、まず基本的なことから伺いますが、そもそもこの道路網可能性調査等業務とはどのようなことなのでしょうか。私の頭の中では、黒河マキノ間の道路の整備というふうに考えているんですが、ほかのことも指しているのかどうか。そこらあたりも教えていただければ幸いかと思います。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) ハーモニアスポリス構想は、周辺地域との協調の中で産業構造の複軸化とエネルギーの多元化を実現しようとするものです。産業構造の複軸化におきましては産業間連携推進計画が、エネルギーの多元化においては調和型水素社会形成計画がそれぞれ対応する基本計画となります。  そして道路網につきましては、三方を山々が取り囲む閉鎖的な経済圏といった本市の地政学上の課題を打開し、地域間協調に不可欠である周辺地域とのアクセス性を高めることを趣旨とした構想圏域内道路網の整備上の課題整理等の調査、検討を進めるものでありまして、その中で敦賀高島間というのは基本的な大きな柱になっていると考えております。  以上です。 ◯6番(中野史生君) それでは、これまでの予算の中でどのような調査が行われたのか伺います。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) 道路網調査につきましては、平成28年度から進めておりますが、その調査内容について御答弁させていただきます。  まず28年度におきましては、周辺地域とのアクセス性改善に向けたルート検討及び整備課題の整理に向けた基礎調査等を実施いたしました。次に平成29年度及び今年度は、28年度で実施したルートの検討及び整備課題等を受けまして、より精度を高める上での概略設計等を実施しております。  特に今年度におきましては、概略設計に基づき、費用対効果、いわゆるビー・バイ・シーの算定を実施し、道路整備において重視される効果及び優位性といったことを明らかにしたいと考えております。  以上です。 ◯6番(中野史生君) では、調査した相手先、業者を教えていただきたいと思います。市内の業者ですか、市外の業者ですか。お名前もできれば教えていただきたい。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) 委託業者は、公募型プロポーザルの結果、市外業者のパシフィックコンサルタンツ株式会社に委託しております。  この業務につきましては、当初から大規模なトンネル整備に関する調査などが想定され、実績や調査方法等の提案を審査する必要があったことから、市内業者に限定せず、よりよい事業者を選定するために全国に対して公募型プロポーザルを実施したところであります。  以上です。 ◯6番(中野史生君) 当然、先ほど、28年度からアクセスルートということで、29年度、30年度でルートの検討、概略の設計、費用対効果までの検討を行ったということでございますが、ルートは幾つルートを調査したのでしょうか。できれば口頭で、わかりやすいように伝えていただけるとありがたいんですが。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) 敦賀高島間の連絡道路につきましては、まずルートといたしましては、国道27号萩野交差点を起点といたしまして、終点を湖西道路のあたりに想定しております。  さらに、それに至るまでのルートですけれども、2つのルートを検討しております。この2つのルートの最大の違いはトンネルの工法によるものでありまして、一つは県境を一つの長いトンネルで結ぶ案、いわゆる長大トンネル案、もう一つは3つの比較的短いトンネルを施工いたします長大トンネル回避案の2案を検討しているところであります。  以上です。 ◯6番(中野史生君) では、その2つのルートでの可能性の有無についてはいかがだったでしょうか。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) まず長大トンネル案につきましては、時間短縮の効果を発揮しやすい反面、経費が膨大となることが見込まれております。一方、長大トンネル回避案につきましては、時間短縮効果が発揮しにくい反面、経費を抑えることができるというように、いずれも一長一短がございます。  そのため現在は、なるべく実現可能性を高めるという観点から、できるだけ経費を抑えることを重視いたしまして、長大トンネル回避案を軸に調査を継続しているところであります。 ◯6番(中野史生君) その道路網調査、その調査したものはどこかに報告することになるのでしょうか。また、その結果をもとにどこかの機関が何らかの結論を出すと思うんですが、それはどういった機関がどういった方向で結論を出されるのか。そのあたりをお伺いします。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) 道路網調査の結果につきましては、今年度末の調査完了後、公表させていただきたいと考えております。今年度は、費用対効果、すなわち道路整備で必要となるビー・バイ・シーの算定を行いますので、一定の確度を持った調査結果をお示しするものと考えております。  そして、この調査結果を高島市や関係団体等とも共有化していきたいと考えております。その後、この調査結果をもとに国、県等に実現に向けた働きかけをしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯6番(中野史生君) 得られた調査結果から道路を現実化、実現させるためには、何をどうすれば実現可能になってくるわけなのでしょうか。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) 道路整備におきましては、まずその整備の目的ではなく、整備に値する効果があることを示すことが必須になってまいります。そのため現在、費用対効果等の調査を進めているところであります。また道路整備には、費用対効果、ビー・バイ・シーといった数字上の合理性ではなく、まず敦賀、高島、両市の地元の思いといったことも非常に重要なことだと認識しております。  このことから、まずは敦賀高島連絡道路が必要であることをしっかり調査した上で、高島市等と共有化し、整備実現に向けた関係機関等を交えたまずは勉強会等の設置を検討してまいりたいと考えております。  ただ、敦賀市だけで動いても意味がございませんので、相手のことを見きわめながら慎重に進めていく必要があろうかと思います。 ◯6番(中野史生君) じゃ、その時期は大体いつごろと考えられますか。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) 道路整備には、まずビー・バイ・シーが1を超えることが必須となります。先ほども申し上げましたとおり、今年度をかけてしっかりと調査を進めて整備の合理性を明らかにしてまいります。そして何より高島市の意向というものを十分確認して進めていく必要があると考えております。  このことから、関係機関等を交えた勉強会あるいは期成同盟会の設置検討については、調査結果が出た後の平成31年度以降になるものと考えております。 ◯6番(中野史生君) 今後、国や県との関係性をどう築き上げていくのか、方針を教えていただきたいと思います。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) まず福井県に対しましては、昨年のもんじゅの廃止措置に伴う要請において、敦賀高島連絡道路を項目に掲げまして福井県と本市等の連名にて要請を行っていることから、本市の考えは福井県も共有いただいていると考えております。  また国においては、この要請を受け、昨年11月22日に開催されたもんじゅ関連協議会にて、課題を整理し検討していく旨の回答をいただいているところであります。  また今後にっきましては、道路整備の調査を完了させた後、関係機関等を交えた勉強会や期成同盟会の設置を検討していきたいと考えております。  しかし、この検討におきましても滋賀県や関係自治体、特に高島市との足並みをそろえて対応していくことが求められると認識しております。 ◯6番(中野史生君) よくわかりました。  さて、高木代議士が復興大臣や国交副大臣を務めておられたとき、現在も多分その考えは変わっておられないでしょうが、黒河マキノ間の道路は国道161号のバイパス道路としてランクアップして、今の県道を国道に切りかえるということなんですが、そして新設すべきと、これまで住民の集会などがあるたびに申し述べられてきた経緯があります。  たしか渕上市長も、私の住まいする山区の新年会での御来賓としてお越しいただいたときに代議士がおっしゃっておられたのをお聞きしたというふうに思っております。  まず市長、このことについて当時どのように思われましたか。また、現在どういうふうに考えておられるのか、所見を伺います。
    ◯市長(渕上隆信君) 当時の印象ということですが、お話をお聞きした当時、さまざまな思いをめぐらせたということは思いますけれども、詳しくどんなことを考えたかというのは、いいかげんなことを申し上げるわけにもいきませんので、しっかりとは覚えていないというのが正直なところです。  一方、現在の考えでありますけれども、平成28年度から道路網調査に取り組みむ中で、実現が何よりも重要と考えております。そのため、バイパスに限らず、あらゆる可能性を排除せず検討を進めているというところでございます。 ◯6番(中野史生君) ありがとうございます。  国道161号バイパスの整備であるなら、建設費は市として一部の負担金を支払いすることで済むと思いますし、相当な経費軽減につながり、また、これからの維持管理費及び修繕費も国が行うことから、敦賀市に大きなランニングコストの影響はありません。一石二鳥にも三鳥にもなります。  もんじゅを初めとする原子力関係の研究に当地敦賀市は容認し受け入れ、幾多の風評被害にも耐えて乗り越え、その上まだこれからの協力にも惜しみない協力体制を整えているにもかかわらず、地域をないがしろにして一方的に廃炉とした今後の原子力行政の責任の重さを経済支援策の一つとして政府にこの敦賀市と高島間の道路建設を要求すべきと考えます。  また市長は、29年第1回定例会の市長提案理由説明趣旨の中で、もんじゅの取り扱いにおいて、「政府方針には、本市が進めるハーモニアスポリス構想への支援が盛り込まれておりますが、今後、具体的な提案を示していただくよう強く求めてまいります」とおっしゃられております。  ここは向こうの政府側の提案を待つのではなく、強くこちらから申し入れを行うべきではありませんか。今がチャンスです。高木代議士と連携して、国、福井県はもとより滋賀県を巻き込んで、強く強く要望すべきです。  高島市民も求めています。湖西から敦賀南インターを利用して若狭へ、あるいは中国、四国へと交通網の拡大につながります。  また、一昨日の質問で、石川議員が粟野公民館の南隣に道の駅を建設することを提案しておりましたが、敦賀南インター近くに建設することで利用拡大につながり、夢市場を取り込む形で道の駅として拡大し、地域の農産物販売と敦賀の土産物を扱うことで、滋賀や京都から黒河山トンネルを抜けて客が集まると考えます。  夢のような構想は広がるばかりです。  いま一度伺います。市長、いかが。所見をお伺いいたします。 ◯市長(渕上隆信君) 中野議員のおっしゃることは、私もすばらしいことだと思っております。  まず、滋賀県も巻き込んでとのことですけれども、平成28年度に国道161号改良整備促進期成同盟会というのに参入しまして、高島市とつながる現道であります国道161号の除雪拡幅工事等に関して本市が要望を始めております。それ以降、平成28年度は1000万円だった事業費が平成29年には5000万、そして今年度には7000万の事業費ということで獲得して、順調に整備が進められようとしております。  このような期成同盟会への参加を通じて、事業費の獲得だけではなくて、これまで余り連携関係のなかった高島市や大津市、また他の滋賀県各市とともに要望活動を行っているということで、つながりを築いているところでもあります。  また、福井県と連携した国への働きかけにつきましては、昨年8月9日には、福井県とともに敦賀高島連絡道路を含むもんじゅの廃止措置に伴う要請を高木代議士同席のもと、関係大臣等に実施しましたし、9月29日には議長とともに敦賀市として要請を実施しており、既に福井県とともに国に対して働きかけを行っているという状況です。  就任当初、平成27年ごろですけれども、国土交通省に出向いてその話をしたときには全く相手にもされませんでした。市長が一人で頑張っても何もできないですよとまで言われました。そういった経験を生かしまして、現在、広域的な連携体制を築きつつあり、また、地元の高木代議士にも御尽力いただき要望活動ができていることは非常に心強く感じております。  しかし、道路の新設改良を実現するためにはビー・バイ・シーが1を超えることが必要となりますので、国に対して合理性を証明する、いわゆる材料を提示する必要があると認識しています。  このような認識のもと、ハーモニアスポリス構想の中で先導的に道路網調査を進めているというところであります。まず今年度に調査を取りまとめた上で、滋賀県、福井県、そして高島市など関係自治体等としっかり足並みをそろえて働きかけを行っていきたいと考えています。  しかし、敦賀高島連絡道路につきましては、国道がない部分への新規事業化となりますので、かなりの時間、また労力を要するものというふうに認識をしています。  以上です。 ◯6番(中野史生君) 市長の考えはよくわかりました。今後、強い意思と姿勢で国への提言に臨んでください。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(和泉明君) 次に、浅野好一君。   〔5番 浅野好一君登壇〕 ◯5番(浅野好一君) 皆さん、こんにちは。市政会の浅野好一です。  一般質問も3日目となり、理事者の皆さんもかなりお疲れだと思います。もうしばらくお願いします。  今回は2つの質問をさせていただきます。1つ目は、6月は食育月間であることで敦賀市の食育推進と学校給食についてです。2つ目は、新幹線敦賀駅開業を目の前に、現在の敦賀市の観光資源の見直し、まちづくりについて質問させていただきます。わかりやすい答弁よろしくお願いします。  それでは、発言通告書に従いまして質問していきます。  1つ目の食育推進と学校給食についてですが、敦賀市の食育推進計画が平成24年に策定されました。昨年で計画の5年が過ぎ、一旦終了いたしました。  そこで、この5年間の取り組みで計画と実績について、反省点と今後の課題などについて伺いたいと思います。 ◯福祉保健部長(山本麻喜君) それでは、お答えいたします。  敦賀市の食育推進計画は、「食」を通じて心・体・地域を育てるを基本理念として平成24年度に策定し、取り組みを推進しております。6つの目標指標のうち福祉保健部関係の主な取り組みの成果と課題について説明をさせていただきます。  目標指標に掲げた楽しみながら食事をしている人の割合、家族と一緒に毎日1回以上食事をする人の割合、健康のために意識して食事をしている人の割合、朝食をとっている人の割合については、どの項目も目標値には達しなかったものの、減少を食いとめることはできているのではないかと考えます。  ただ、やはり高齢者の単身世帯が多いことや子育て世代の核家族化など家族形態に応じた柔軟な対策が必要となっている状況です。  今後も、家庭や保育等の現場において親子で意識し体験できるきっかけを提供することや、地域での食に関するさまざまな体験を通じて健やかで心豊かな人間性を育んでいけるよう、引き続き食育の推進に取り組んでまいります。  その一つといたしまして、保育園の給食においては、地産地消の取り組みとして、今月より地元農家からの旬の野菜を取り入れた献立を出す準備をしております。  また、健康寿命を脅かす生活習慣病の発症や重症化予防という観点から、市民の健康づくりにおいても適切な量と質の食事をすることは重要な位置づけとなっておりますので、取り組みを積極的に進めているところでございます。  改定版では、こういった健康づくりの観点からの評価もできるよう目標指標を見直すとともに、幼児期や学童期への取り組みの目標指標を加え、今後の取り組みを進めてまいります。  以上でございます。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) おはようございます。  敦賀市食育推進計画において、学校給食等における市内産農林水産物の活用は、平成24年度の計画策定時において目標値を15%以上といたしました。天候不良等により出荷量が変動するため使用量も変動しておりますが、これまでに目標値を上回ることができた年もございました。  課題といたしましては、給食を提供するための必要な数量がそろわないということがございます。  今後も引き続き生産者や流通関係者と情報交換や会議を開催し、市内産農林水産物の活用の向上を目指し努力してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯建設部長(清水久伸君) 敦賀市食育推進計画における敦賀市農産物直売所ふるさと夢市場の目標は、平成29年度の1日当たりの販売額を20万円以上と設定しておりました。これに対し、平成29年度の1日当たりの販売実績額は約28万円であり、目標を大幅に超えて達成することができました。  今回1.4倍以上の実績を上げられた要因といたしましては、指定管理者による商品開発といった日々の努力はもとより、出荷者の皆様の出荷意欲の高さが商品の充実につながったことによるものではないかと考えているところでございます。  今後も継続的な利用が行われ、さらに魅力的な施設となり、利用者へのよりよい市民サービスにつながることを期待しているところでございます。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) ありがとうございます。目標を達しているところもありますが、もう少しというところもあるということですね。  少しずつですが敦賀市民、児童生徒に食育の大切さ、知育、体育、徳育に並ぶ教育の一つであることが認知されつつあるということですが、まだまだ福井県の食育目標と、またほかの市町の食育目標と比べてみると目標が低いものもありますし、まだまだ伸び代はあるように思います。  数値目標は今後の次期食育推進計画で見直しをかけていけばよいと思いますが、よく食育の研修会に参加すると、問題となっている孤食と個食と固食と粉食の点ですが、一人で食事をする孤独な孤食、家族で食べていてもそれぞれが食べ物が違う個食、毎日同じものばかり食べている固食、粉もの、粉からできているうどん、スパゲッティ、お好み焼き、カップ麺ばかり食べている粉食。このコショクに対する食育指導はどのように行っているのか。  また、このような問題は子供たちばかりでなく、この食育推進計画書の現状から後期高齢者の低栄養傾向者割合が平成25年から現在までに1.3倍に多くなっております。高齢者の約20%が低栄養傾向者です。  私の知っている方で、もう亡くなりましたが、いつ行ってもインスタントラーメンばかり食べているひとり暮らしのお年寄りがいました。寝床の横にラーメンの箱とガスレンジと炊事場がある生活をしていました。若い人だけでなく、高齢者が偏った食事をするために陥りやすいフレイルの予防策も含めて、答弁のほうをお願いします。 ◯福祉保健部長(山本麻喜君) コショクにつきましては、核家族化が進む中、国の第3次食育推進基本計画におきましても、高齢者の孤食や貧困の状況にある子供に対する支援を重要課題として、誰かと一緒に食べる楽しさや豊かな食体験にもつながる共食などを通じた食育の推進を掲げております。  敦賀市におきましても、食事をするだけでなく、皆で一緒に料理をしたり手伝いを通じて調理体験ができる場として、高齢者対象の料理教室や男の料理教室、親子料理教室などを開催しています。  また、保育園では、食材を赤、黄、緑の3つに色分けする栄養三色板を掲示したり、給食だよりなどを通じて、毎食バランスよく食べる大切さや保育園給食のメニューを保護者にも伝え、家庭でも子供と一緒に考えたりつくったりできるよう配慮しています。  このような地域や家庭での取り組みにより、コミュニケーションや豊かな食体験をすることでコショクの解消につながっていくと考えております。  また、フレイルの予防策ということですが、御承知のとおり、フレイルとは加齢などが原因で生理的機能が弱り、病気になりやすい状態になることをいいますが、フレイルの原因となるものは、栄養面だけでなく筋力の低下や社会的交流の減少などさまざまです。  食育計画の中では、フレイル予防策の一つとして低栄養予防の啓発や料理教室への参加などを挙げておりますが、対策全体としては、第2次健康つるが21計画において、食事、運動、心の健康など多方面から市民の健康づくりを支援する「イキイキ健活!プラス1」の取り組みを通じて積極的に推進しているところでございます。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) よくわかりました。いろいろ対策は講じているということですが、食は健康な体づくりのためには必要不可欠です。昨年、私は、健康管理センターはぴふるの実施している健幸スマイルチャレンジに参加しました。その後、体の体型は余り変わりませんが、体が軽くなったように思います。食に関しても、野菜から食べること、食事に時間をかけて、よくかんで食べること、寝る前に食べないことなど、簡単に取り組めることも多く、大変ためになりました。  議員の中でも何名か参加しましたが、その後の経過は知りませんが、ちょうど今、はぴふるで本年のチャレンジャーを募集中です。問い合わせてみてください。  もとに戻りますが、先月、5月6日にプラザ萬象で、こども食堂の全国ツアーinふくいが開催されました。このこども食堂も食育の一つとして、一人で食べる孤食の対策としても見直されています。みんなで宿題をして、みんなで楽しく料理をして、みんなで楽しく御飯を食べるといった食育の基本目標の食を通じた心づくりとかみ合うのではないかと思います。  このこども食堂の活動を今後、食育の立場からどのような位置づけにしていくのか、見解を求めたいと思います。 ◯福祉保健部長(山本麻喜君) こども食堂の活動につきましては、単に子供に食事を提供するということだけでなく、一緒に調理をしたり片づけたりする中で、子供たち同士で、あるいは地域の高齢者や若者などが触れ合うことができる交流の場となるような配慮がなされていると伺いました。  こういった活動が食育推進計画の基本理念に掲げた「食」を通じて心・身体・地域を育てるということにつながる側面もあると感じました。こども食堂の活動や地域の関係機関がつながっていくことで、食育に対する理解を深め、さらに推進していくことが期待できるものと考えております。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) ますますこども食堂は今後活動が活発になってくると思いますので、お願いしたいと思います。  楽しく食事をするということは大変大事なことだと思います。食育推進計画の中に、楽しみながら食事をしている人の割合が現状で68.3%と出ておりますが、どうやって調べたのかはわかりませんが、こども食堂の活動をモデルに、各家庭でも楽しく家族で食事をする機会を多くする御指導をお願いしたいと思います。  次に、食を通じた地域づくり、それから、ふるさと給食の取り組みについて伺います。  今定例会の平成30年度敦賀市一般会計補正予算で、ふくいの地場産学校給食推進事業費にて年3回の地場産給食を実施して、地場産給食の食材に関する授業を開催して、地域の農林水産業や食文化への理解とふるさとを誇りに思う心を育むとしていますが、どういったものを実施するのか伺いたいと思います。
    教育委員会事務局長(池田啓子君) 敦賀市または福井県の特産食材を使用した学校給食を児童生徒に提供し、それらを教材とした食に関する授業も実施いたします。地場産の食材を使用することで、地域の農林水産業や食文化への理解を深め、ふるさとを誇りに思う心や地域産業に従事する方々への感謝の気持ちを育み、青少年の健全な育成につなげたいと考えています。  献立については、全ての小中学校を対象に、地場産推進事業献立として実施をする予定です。食材は、なるべく敦賀産の海産物を特定し、給食に必要な数量がそろえられる食材を提供したいと考えております。  食に関する授業につきましては、給食時間に学級の担任の先生が指導できる資料を配布して授業を行っていただくとともに、栄養教職員も担当校を訪問し指導を行う予定をしております。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) そうすると、敦賀市ではこれまでに東浦のミカンや古田苅かぶら、杉箸のアカカンバ、黒河のマナなどを食材にする給食を行ってきましたが、少し高価ではありますが敦賀ふぐの利用も今後考えられるのか、伺いたいと思います。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) 議員さんも御承知かと思いますが、ブランドとなっております敦賀ふぐは大変高額な食材であり、1食の単価が平均250円から280円の学校給食では、主菜となる食材はおおよそ90円程度となりますので、これまで提供がなかなか困難な状況でございました。  その中で、今回の6月議会で補正予算として上程させていただきましたふくいの地場産学校給食推進事業を活用することで、給食センター校、自校給食校ともに、同じ地場産推進事業献立として、敦賀ふぐを給食に提供できないか現在検討を進めているところでございます。  特に、地場産強化月間の11月に敦賀ふぐを敦賀の子供たちに提供することについて、必要な量や数の確保を流通関係者等と連携しながら今現在実現を目指しているところでございます。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) ぜひともこの機会を利用して児童生徒に敦賀ふぐを食べさせてもらいたいと思います。  また、敦賀市では単独で学校給食地産地消推進事業費がありますが、この事業の最近の執行状況と本年の取り組み状況を伺いたいと思います。 ◯建設部長(清水久伸君) 本市が行っております学校給食地産地消推進事業は、市内産農作物及び加工品を学校給食に供給している敦賀合同青果株式会社に対して補助を行うものでございます。補助率は市内産取引金額の3割というところでございます。  同事業の平成29年度の実績は、敦賀合同青果株式会社の市内産農作物取扱量5281.2キロ、取扱金額201万2758円に対し、本市は60万3000円の補助を行っております。  なお、同事業の平成30年度の予算でございますが、これは敦賀合同青果株式会社の市内産農作物取扱見込み量5900キロ、取扱見込み金額267万2000円に対して、補助金額80万1000円となっているところでございます。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) ありがとうございます。こちらのほうの事業も残すことなく活用していただいて、学校給食のほうに地場産を出していただきたいと思います。  規模的には先ほどのふくいの地場産学校給食推進事業費の1回分に当たるぐらいなんですが、地場産給食のときも児童生徒に対する簡単な食材の説明指導。全部の学校は回れないとは思いますが、少しでも子供たちのためにこの機会を利用して、地元でとれた食材の給食であることを教えてもらいたいと思います。  さらに、敦賀の伝統食であるニシンずしですが、年々つくれる方が減ってきております。古くは秋の敦賀まつりや正月にはどこの家庭でも食べていましたが、この食材自体を知らない子供たちもいます。  かつては、日本遺産に認定された北前船の寄港地敦賀には北海道から身欠きニシンが大量に入ってきていました。1日目の質問で林議員も話をしておりました松原神社の横にあるニシン蔵、肥料蔵とも言いますが、水戸の方にはイメージは悪いですが、当時はたくさんのニシンが貯蔵されていたようです。当時はニシンを田んぼの肥料としても使っていました。  このような豊富なニシンを使ったニシンずしは、敦賀の伝統食です。日本遺産に認定された寄港地敦賀に来るとニシンずしが食べられると観光客に認知されるために、また、お土産で持って帰れるニシンずしがある敦賀市と言われるようになりたいと思います。  同様に、大豆でつくるみそも、最近は家庭でつくられることはほとんどなくなりました。このニシンずしもみそも発酵食品です。発酵学者で食文化論者の小泉武夫先生の講義が昨年、西福寺でありました。昔の人は、みそやニシンずしのような発酵食品をよく食べていたから、飛脚のように江戸から大阪にかけて何度も行き来しても元気だったのだと話しておりました。  隣の滋賀県でもフナずしをつくれる人が激減したと言っております。つくり方を教えることのできる人が少なく、中学生や小学生に教授しておかないと伝統が廃れると、最近、子供たちにつくり方を教える場が多くなったと話しております。  そこで、先日ヒアリングのときにそのことを話したら、小中学校で時間と手間のかかるニシンずしやみそは、菌の発酵のこともあるし、生では食中毒のリスクもあり、子供たちにつくり方を教えることは難しいと言われました。  では、ニシンずしやみそをつくっている現場を見てもらって食してもらう食育はできるのでしょうか、伺いたいと思います。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) 未来を担う子供たちに敦賀の伝承料理を伝えていくことは大変重要であると認識しておりますが、現在、教育課程内にそういった体験や講習会を組み込んで実施していくということは難しいと考えております。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) 今ほどの答弁で難しいと言われましたが、何とかして伝承料理は残していきたいと思います。それは家庭ですることだというかもしれませんが、現在の家庭では難しいので、できることから学校でも教えていけたらと思いますので、お願いしたいと思います。  敦賀で育った子供たちには、敦賀の味を知って育っていってもらいたいと思いますし、その味を覚えて、最後には敦賀に戻ってきてもらいたいと思いますので、お願いしたいと思います。将来、敦賀市からこういった伝統食が消えてもらっては寂しいですので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、食育を牽引してもらっている食生活改善推進員について質問します。  現在の食生活改善推進員の養成状況と活動状況について伺いたいと思います。 ◯福祉保健部長(山本麻喜君) 敦賀市食生活改善推進員連絡協議会の設立は昭和43年であり、半世紀の長きにわたり地域に根差した熱心な活動を続けていただいており、現在の会員数は69名です。「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに、みずからがよりよい健康づくりの実践者となり、地域の実情に即した効果的な手段で、健康づくりのための食育アドバイザーとしてさまざまな活動を展開しておられます。  市が実施する食生活改善推進員養成講座で一定の研修時間を修了した後、食生活改善推進員としての活動をスタートしていただく流れをとっており、毎年10人前後の方が受講されております。  今後も各地区における健康づくりのための食生活改善講習会、高校生など若い年代への生活習慣病予防の普及活動を初め、郷土料理を次世代に継承する料理教室、地産地消を推進する活動など多岐にわたる活動を展開されると伺っております。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) ありがとうございます。大変頑張っておられる方もおりますので。私の近くにもそういった方がおります。話を聞いてみると、仕事を持っている人は活動しにくいようですが、高齢化も進んでおります。推進員の中には、市民の食を改善して少しでも健康づくりに役立ちたいと思っている方もいます。それぞれの地域に戻って、ひとり暮らしの高齢者の食育指導に、子育て世代のお母さんの食育指導にと思っている人もいます。なかなかどこにひとり暮らしの高齢者がいるか、どこに子育てで困っているお母さんがいるかがわからなくて困っているところはあるようですが、食生活改善推進員の活動は非常に大切であり、重要な人材であると思います。  養成には、今ほど言っていましたが大体1年ぐらいかかるそうで、養成に長い時間をかけているようなので、その後の活動の場、活動の機会を今後もつくっていってもらいたいと思います。地味な活動ですが、市民の長寿、健康づくりのためにも続けていってもらいたいと思います。  次に、学校給食の今後の方向性について質問します。  食育の教材の一つに学校給食がありますが、これについては過去の議会で多くの議員が質問しています。今回、昨年5月、学校給食あり方検討委員会で答申がありましたので、その内容についても若干触れさせていただきたいと思います。  初めに、現在、学校給食現場での児童生徒に対する食育としてはどのような取り組みをしているのか、伺いたいと思います。 ◯教育長(上野弘君) では、議員の御質問にお答えさせていただきます。  明治時代、福井出身の石塚左玄が提唱いたしました食育は、医食同源の考えをもとにしたもので、本市の学校教育においても、食に関する指導全体計画及び食に関する指導年間計画の中にその考えを位置づけております。  計画には、例えば、田んぼの学校や東浦みかんの摘果作業など農業体験をすることにより食育が目指す生産者と触れ合う活動を組み入れるとともに、学校給食の時間には、学校栄養教職員や給食主任が配膳の指導を行い、校内放送でその日の給食の内容や食材等の情報を流して食に関する興味や関心を持たせる工夫をしております。  さらに、給食だよりや献立表を毎月配付し、御家庭で給食や栄養の話をしていただく一助としております。  食育において、食べ物を大切にすることの重要性は十分に指導しておりますが、一方で児童生徒の個々に応じた適切な対応にも配慮しなければなりません。今後も食べることへの喜びや楽しさを味わうことを大切に指導していきたいと考えております。 ◯5番(浅野好一君) ありがとうございます。いろいろと子供たちのために考えて指導していることがよくわかりました。  児童生徒が食べ残しをすると、食材をつくってもらった農家の方や調理をしてもらった調理員の方に悪いなと思う気持ちや、つくっていただいた感謝の気持ちを成就させるための食育。自校式だと調理している調理室が廊下から見えたり、調理している音が授業中に聞こえたり、何よりも以前に山本議員も言っていましたが、お昼前の授業で、あのにおいが食欲アップと、何よりも食育になると言っていました。  敦賀市では、約半分の児童生徒が学校給食センターからの給食対応、約半分の児童生徒が自校式の給食対応です。平成33年4月に開校が計画されている小中一貫校、角鹿小中学校では、敷地面積のこともあって学校給食センターからの給食方式となる計画ですが、これまで自校式の給食だった赤崎小学校、咸新小学校もセンター方式になるのですが、給食センターの容量は大丈夫なのか伺いたいと思います。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) 給食センターの調理及び配送作業の対応容量でございますが、角鹿小中学校の開校によりまして、児童生徒数と教職員数の合計は約130名分がこれまでよりふえることになります。  給食センターが現在提供している完全給食校の食数は3048食でございますが、近年に提供していた食数において平成16年度に3492食提供したという実績がございますので、現在の施設能力で対応していくことは可能であると考えております。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) 現在の学校給食センターで賄えるということですね。  そうしたら今後ですが、学校給食のセンター方式への移行はこれからどのように考えていくのか。  そこで、昨年の学校給食あり方検討委員会での答申内容を見てみますと、平成35年をめどに給食施設の再構築を進めることと、内容には給食室のドライシステム化、完全米飯給食の実施、児童一人一人のニーズに沿ったアレルギー食対応などを考慮する状況にあると記されていました。  平成35年といった年度数が挙げられたことによって、あと5年、先が見えてきましたので、今後、敦賀市の学校給食センターの更新、今後、自校式を学校給食センターへ統合していくのか、または自校式をふやして学校給食センターを縮小していくのかといったことについて、将来の計画がなされているのか伺いたいと思います。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) 現在の給食センターは建設後34年が経過し、調理設備や備品の老朽化がかなり進んでいることで、現在、施設維持修繕費もかさんできております。また、旧設計のため、学校給食衛生管理基準によるドライシステム化への対応が完全にできていないといったことも課題でございます。  今後は、ドライシステム化への対応や完全米飯給食の実施、また敦賀市小中学校食物アレルギー対応の手引きに基づくアレルギー食への対応を行うため、大型設備の更新等、大規模修繕を行わなければならない時期に給食センター施設の再構築を進める必要があると考えております。  一方、自校式給食については、給食センターと同様に、給食施設の老朽化による修繕費の増加や各学校において給食施設を運営している維持管理費の財政的負担、また、給食調理員数の減少等の課題があります。  そのため、給食センター施設の再構築を進めるときに今後の自校式給食の課題について同時に対応していくことが肝要であると考えております。  今後、児童生徒数等の状況変化等を十分に踏まえ、将来の自校給食校の状況に随時対応できる適正な規模の給食センターを整備していく必要があると考えており、給食センター、自校式給食校ともにあわせて市全体のあり方について再構築を35年度に向けて行っていきたいというふうに考えています。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) ということは、今後どういった検討をされるかわかりませんが、自校式を学校給食センター方式に変えていく方向になるかもしれないということですね。まだどういった形になるかは今後検討だということですので。  考えてみると、敦賀市の児童生徒、約5000人。5000人以上の給食を一括して学校給食センターで賄うとなると、調理員もさることながら朝早くからの調理をしなければならなくなると思いますし、配送のことも考えると回収、洗浄などの手配など大規模化は、一食一食の気遣いはなかなかできなくなると思われます。また、給食の食物アレルギー対応についても困難になってくると考えられるので、自校式の学校については今後もそのまま給食室を残して実施していってはどうかと考えます。  防災面のほうから考えますと、全国的に避難場所となっている小中学校に給食室があることは、当面の避難生活の食事についても温かいものが供給できる観点からも必要と考えられます。今後、学校給食費の改定ではない学校給食あり方検討委員会を開催していただいて、あと5年しかない次期学校給食について考えてもらいたいことをお願いしまして、次の項目に移りたいと思います。  次に、平成34年に敦賀開業が計画されている北陸新幹線に向けて、その受け皿の敦賀のまちづくり、敦賀の現在の観光資源の整備について質問していきたいと思います。  1つ目は、気比神宮前である神楽町の整備について伺います。  これについては堀居議員も質問しておりましたので、一部は省略させていただきます。  北陸道の総鎮守である気比神宮の高さ11メートルの日本三大木造大鳥居が昨年12月に趣のある朱色に新しく塗りかわりました。この大鳥居の目の前の神楽通り、最近商店街もいろいろと工夫を凝らして、店舗改装、イベント開催など努力をしています。4月17日のダイヤモンド・プリンセスの寄港時には多くの乗船客でにぎわっていました。  今回の一般会計補正予算にもありました神楽1丁目商店街のアーケードの塗りかえも、門前らしくなるようで楽しみです。  市長提案理由の説明の中にありました神楽1丁目商店街に位置する市有地、昨日の今大地議員の質問にもありました土地、この土地を取得した後の利活用ですが、駐車場やイベント開催の場所として活用と答弁がありましたが、商店街の入り口、門前参道の入り口ですので、石灯籠の設置とか、または朱色の大鳥居と同色の門のようなものを設置する場所としても考えてはどうかと思いますが、所見を伺いたいと思います。
    ◯産業経済部長(若杉実君) まず商店街の入り口の門前参道入り口としての石灯籠等の設置につきましては、神楽門前町活性化ビジョンにおいても、門前町にふさわしい景観創出のために石灯籠やミニ鳥居といった景観シンボルの設置の検討も進めることとなっております。  特に気比神宮との一体感を生み出し、観光客の門前町への回遊性をもたらす上で有効な手法となり得ますが、一方で、設置場所の確保や財源等の検討すべき事項もございますので、また地元の皆様と協議を続けながら実現可能性を検討してまいりたいと考えております。 ◯5番(浅野好一君) 今ほどお話のありましたように、今後、神楽1丁目の商店街振興組合の方々と協議を幾度か重ねてもらいたいと思います。  また、本町通りの2車線化と並行して神楽通りも2車線化を進めていった場合、道路の両側にバスや車の駐車できるスペースをつくり、気比神宮参拝後は本町通りや神楽通りで休んでから帰ってもらう回遊ルートをつくるためには、車に乗車する前にトイレが必要になります。気比神宮の中にも、また交番の前にも公衆トイレはありますが、有料トイレも一つはあってもいいのではないかと思います。完全な洋式で、音姫やおしり洗浄、温かい便座、授乳室なども完備されたものを設置して、若い女性でも入りやすいトイレもあってもいいのではないかと思います。  有料であれば経費もその中で賄えると思いますので、そういった有料トイレの設置について見解を伺いたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) 有料トイレの整備についてでございますけれども、トイレ全般ということで地元からの要請がある一方、防犯、そして衛生管理等の面から設置は不要であるという意見も出ているところでございます。  特に当該エリアの周辺では、複数の公園に多目的トイレを含めトイレが整備されていることから、現時点では有料、無料にかかわらずトイレの整備は検討しておりませんが、今後このエリアへの観光バスの停留が進み、さらに要望が高まった場合には、改めて検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) 意外と女性の人は公衆トイレよりコンビニトイレを利用する人が多いです。気持ちの問題かもしれませんが、考えてみる余地はあると思いますので、お願いしたいと思います。  次に、堀居議員も話をしていました気比神宮前の写真撮影スポットの設置ですが、一昨年前の敦賀まつりで敦賀消防団によるつるが鳶隊のはしご乗りの演技の1番隊、神楽通りでの気比神宮側の横断歩道の上での演技は、西のほうから写真を撮ったら、大鳥居をバックに物すごく映える写真になりました。この横断歩道の上が気比神宮大鳥居をバックに撮影するベストポジションになるのではないかと思います。  イギリスのロンドンでは、ビートルズのアビーロードのLPジャケットになった横断歩道の上が観光客の撮影スポットになっています。時々車にはねられているようですが。  日本では許可されないと思いますので、この横断歩道の左右どちらかを撮影スポットとして、足跡的な表示、看板の設置などを行って、年間70万人も来る気比神宮の観光客にどんどん写真を撮ってもらって、フェイスブックやツイッター、LINEなどのSNSにアップしてもらって、無料で全国に宣伝してもらってはどうでしょうか。見解を求めたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) 撮影スポットの設置につきましては、国道8号の道路空間整備に係る地元の意見交換会がございまして、そういったところでも話題に上がっているところでございます。  また、国道8号と神楽通りの交差する場所は、気比神宮の大鳥居を写真におさめる上で絶好のスポットである。そして観光客によるSNSでの情報発信をしていただくことで敦賀市の認知度向上につながると考えられますので、国道8号2車線化により生まれる空間の有効活用策といたしまして、また地元の意見を尊重しながら、そしてまた安全面も考慮して検討を進めていきたいと考えております。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) これは将来につながりますので、早急な検討をまた願いたいと思います。  次に、神楽町も本町も空き店舗が目立ってきています。今後この空き店舗にテナントとして入ってもらえる事業者、経営者が来やすくなるように、現在は空き店舗活用支援事業としてイベントなどでの賃借料の支援はありますが、今後、永久に空き店舗に入って運営や経営をしていくための店舗の改装や開店しやすくなるための国や県、市の支援策、補助制度はないのか、伺いたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) 空き店舗の活用の部分での支援策につきましては、特にこのエリアでは、平成29年度に、おもてなし商業エリア創出事業を活用いたしまして気比神宮を望む玄関口に2店舗がオープンし、観光客をお迎えするための改修事業を実施して、観光客の受け皿となっているところでもございます。  当該事業は終了いたしましたが、県の後継事業もございます。そして、市のまちなか創業等促進支援事業などを積極的に活用しながら空き店舗の活用を進めてまいりたいと思っております。  しかしながら、テナントのオーナーの意向、特に家賃、入居可能業種などいろいろございまして、空き店舗であっても活用に結びつけるためには一定のハードルもございます。さきに述べた支援事業を活用、そしてまた補助メニューをPRするとともに、港都つるが株式会社とともに連携いたしまして、オーナーの意向や不足している業種等を分析するなどして積極的に活用できる策を検討してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) 今お話を聞きますとハードル、条件がいろいろあるみたいですので、使いやすいか使いにくいかは別として、商店街の皆さんにまずは呼びかけをしていただいて発信してもらえるように説明して、その後、他の府、県等に呼びかけるようにしていただきたいと思いますので、お願いします。  次に移ります。  金ケ崎周辺施設整備について伺います。  本年度一般会計当初予算として上げられている敦賀ムゼウム整備事業費で復元を計画している4棟の新ムゼウムですが、これも堀居議員の質問のときに市長の熱い人道の港の思いがよくわかりましたが、この計画のA案、B案のレイアウトを見てみると、ほとんどが展示が主体となっていますが、展示だけでなくて、体験できる、杉原千畝のビザの発給体験や、リトアニアやポーランドの食事ができる、優しい心を持って帰れるようになる、天国に上陸した夢が見れて考えさせられるパビリオンとなるように考えていかないのか。また、夜のライトアップで入港してくるフェリーからも赤レンガ側からもきれいに見えるようにも考えているのか、伺いたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) 中身は3点かなと思いますけれども。  まず新ムゼウムでの飲食機能につきましては、今の4棟は展示施設をメーンとする整備を予定しておりますので、新ムゼウムでの飲食機能を整備する予定はございませんが、周辺の飲食機能として赤レンガ倉庫に3店舗の飲食店がございます。また、今後予定されております民間活力の導入の中で飲食、物販機能の導入。そういったところで議員さんの御提案等も少し考えていきたいと思っております。  それともう1点、体験の要素でございますけれども、魅力的な施設となるためいろいろ考えてはいるんですけれども、新ムゼウムに来ていただいて感動的な体験やすばらしい思い出を持ち帰っていただけるような施設を目指しておりますので、またそういったところで考えていきたいと思っております。  それと夜間のライトアップでございますけれども、こちらのほうも復元する4棟につきましては金ケ崎周辺整備構想のコンセプトでもございます敦賀ノスタルジアムを感じさせる建物でございまして、往時の風景を再現するとともに、先ほどもありましたけれども、フォトスポットを意識した整備を進める中では、夜間にはライトアップという部分も行う予定で考えているところです。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) ありがとうございます。たくさん言いましたけれども、一つでも実現できるようにお願いしたいと思います。  もちろん県との協議も必要だと思いますが、観光客が何度も来ることのできる敦賀ムゼウムとなるようお願いしたいと思います。  次に、金ケ崎の回遊ですが、赤レンガ倉庫、旧敦賀港駅舎、新敦賀ムゼウム、転車台、ランプ小屋など金ケ崎周辺に観光施設が集積されてきていますが、これらの施設と金崎宮、その先の鴎ケ崎、天筒山遊歩道との回遊ルートは今後どのように考えているのか、伺いたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) 金ケ崎周辺エリアから金崎宮、そして鴎ケ崎などへの回遊につきましては、金ケ崎周辺施設整備基本計画の中で、エリアを訪れる人の利便性や回遊のしやすさに配慮して、適正な駐車場の確保、そして見やすくわかりやすい案内板の充実を行う計画となっておりますので、そういった部分でこのエリア、議員さんおっしゃいました、そういった金ケ崎周辺エリアの回遊性を向上させる方策もこれから検討してまいりたいと考えているところです。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) 金崎宮のほうへ登っていきますと、金ケ崎全景が見渡せますし、敦賀港の大きさもわかってもらえると思いますので、ぜひこのような新たな施設から金崎宮に登ってもらえるコース、初めて敦賀に来られた方にもわかりやすいようにして、楽しんでもらえるような工夫をお願いしたいと思います。  次に、金ケ崎周辺施設整備計画策定委員会でも説明のありました今後新しく復元される4棟の人道の港敦賀ムゼウムの建設場所の相手向かいに計画しています民間事業者の誘致によるカフェや物販機能の設置については、どのような計画で、何を持ってくる計画なのかを伺いたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) 民間活力の導入につきましては、金ケ崎周辺施設整備基本計画の中で、民間事業者の誘致による飲食や物販機能の実現を図ることとなっております。  具体的には、憩う、くつろぐ機能としての区画において市民や観光客に憩いやくつろぎを提供するほか、買い物の楽しみを提供するため民間資本の誘致を前提にカフェやショップなどの整備を図る計画となっております。  民間資本の誘致に当たりましては、赤レンガ倉庫の既存店舗との相乗が図れる業態、そして整備コンセプトに沿った外観及び内装の整備などに配慮するほか、ムゼウムのミュージアムショップ的な役割を担っていただくなど、今後、公募要件を検討してまいりたいと考えているところです。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) これも民間の力が必要だと思いますので、早期の対応をお願いしたいと思います。  金ケ崎周辺整備は、北陸新幹線の敦賀開業よりも金ケ崎のほうが先だと思いますので、早くなっても構わないと思います。早くから整備されていたほうが旅行会社もパンフレットに載せやすいと思いますので。キハ28形気動車が計画からこんなに早く設置されたことを考えると、スピード感のある設計、設置工事は可能かと思われますので、お願いしたいと思います。  また、この金ケ崎周辺エリアでも気比神宮前と同じように写真の撮影スポットの設定も考えてもらいたいと思います。SNSへのアップは意外と早く知れ渡りますので、あわせてお願いしまして、次の気比の松原に移りたいと思います。  日本の三大松原の一つの気比の松原ですが、最近、観光客がかなり増加してきています。それは大変うれしいことですが、マナーの悪い外国人観光客が多くなりました。松林の中でバーベキューをして、松の木の下で松が焦げるほどの近くでやっています。松原にいる女性の方が注意しても聞きませんし、言葉が通じないようなふりをします。日本人の若い女性は近づけないような雰囲気です。  松原は国、県、敦賀市と管理区域が違いますが、何か対策は考えているのか、伺いたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) 気比の松原は、松林の中、そして松林付近でのキャンプやバーベキューが禁止されており、これまでも管理者でございます福井森林管理署が複数の看板を設置し周知を図っておりますが、議員さんは外国人とおっしゃっていましたけれども、外国人、日本人を問わず、時折それらの禁止行為を行うなどマナーを守らない方が見受けられる状況でもございます。  特に、海水浴の期間中にテントを張るなどして数日間寝泊まりされている外国人の方がいらっしゃることがあるため、海水浴場の設置者の立場から敦賀観光協会と一緒に見回りを行いまして注意を行っているところでもございます。  海水浴期間外につきましても、今後このような状況が多く見られるようになりますと、ルールを守って楽しんでおられる方々の迷惑となることも考えられますので、管理者であります福井森林管理署などと連携しながら皆様に安心して楽しんでいただける気比の松原となるよう努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) 非常に大変かとは思いますが、イメージが悪くならないためにもお願いしたいと思います。  きれいな松原なので、来た人にも喜んで帰ってもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。  また、松原は夏だけでなくて1年を通して海を見に来る人がふえました。今後、新幹線敦賀駅開業後ますます観光客が増加すると思いますが、松原海岸の周年観光は何か考えているのか。  また、海に入った後の足洗い場がトイレの洗面所では何かおかしいと思いますので、簡単に足が洗える場所や、ここでも写真撮影のスポットの設定を考えてみてはどうかと思いますが、見解を伺いたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) まず気比の松原での通年の取り組みにつきましては、年間を通じまして松林内、浜辺等の環境美化に努めていることを初め、また昨年度、29年度から敦賀観光協会が松原駐車場に設置されているログハウス風の施設に、海水浴場が開設される7、8や冬期間を除く4月から6月、そして9月から11月の間の計6カ月間において案内人を配置いたしまして、駐車場利用者への松原の紹介や観光パンフレットの配布など観光案内を実施しているところでもございます。  また今回、敦賀観光協会の本年の夏の誘客ポスターに気比の松原を採用するなど、誘客策を講じているところでもございます。  それと足洗い場の件でございますけれども、今、足洗い場という部分は設置されておりませんが、利用者から不便であるといった苦情の意見は今のところこちらのほうには特段聞こえていないというところがあります。  また、もしそういった部分をつくった場合は蛇口の閉め忘れとか管理上の問題、そういった部分で、今現在はそういった足洗い場の設置については考えていないところです。  また、記念撮影スポットの設置ということでございますけれども、松原につきましては海あり松あり、そして季節や時間帯によっても表情を変える場所でございます。そういったところで撮影スポットを1つ2つと限定してしまうのも非常にもったいないかなと考えています。  そこで、SNSを利用した写真コンテストで敦賀市が実施する「つるがバスさんぽ」という部分や、若狭湾観光連盟が実施する「若狭路フォトミッション」に県内外から集まる非常にクオリティの高い写真を活用し、それらを発信して、同じようなきれいな写真を現地に行って撮りたいと思っていただけるような仕掛けづくりを考えております。  今後につきましても、一年を通じて気比の松原を楽しんでいただけるよう、まずは環境美化、そして誘客策に取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) なかなか大変なことだと思いますが、松原近くに川でも流れていればいいんですけれども、あの近くに川が流れてないので、なかなか水のないところだと思いますので、今後またそういった話があったらお願いしたいと思います。  もう1点、家族連れが松原でシートを広げて弁当を食べるところがありません。なぜかといいますと、非常に最近トンビが多くなりました。このトンビの多さは異常かと思いますが、食べ物を取られるだけでなくて指先をけがします。何か対策を考えているのか、伺いたいと思います。
    ◯産業経済部長(若杉実君) 気比の松原でトンビが食べ物を奪うことがあることは以前から把握しておるところでございます。しかしながら、現時点でトンビそのものを駆除できるような抜本的な対策法がないというのが現状でございます。特にトンビについての注意看板が設置はされておりますが、さらに設置箇所をふやしたり、また、お客様がよく行くトイレとかそういったところにも掲示するなど、気比の松原を訪れるお客様に対する注意喚起を強化してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯5番(浅野好一君) 私が思っているのは注意喚起でなくて、弁当が食べれるようにしていただきたいというのが希望なんですが、確かに看板は現在もありますがちょっと小さいように思いますので、看板の数、大きさなどは検討してもらいたいと思います。  トンビの評判が広まって、松原は危ないところだと言われるようになると困りますので、夏の浜茶屋やテントの中は全然大丈夫なので、空と松原の間に何か工夫ができたらいいかと思います。  松原には、気比の松原を愛する会というのがありますが、そこが試行錯誤でいろいろやっておりますので、また一度相談して対応をお願いしたいと思います。  次に、観光農園の整備について質問します。  敦賀市には東浦みかん園で実施している観光みかん園がありますが、近年、面積も減少してきています。最近の観光ミカン園の箇所数やミカン狩りの入園者数の状況について伺いたいと思います。 ◯建設部長(清水久伸君) 本市の観光ミカン園の状況でございますけれども、現在、東浦地区の大比田と元比田に計9カ所の園があります。  なお、過去3年間の入園者数は、平成27年度が4694人、平成28年度は2860人、平成29年度は4273人でございました。  ミカンは表年、裏年ということで生産量が違いますので、入園者数にも比例し、隔年で増減を繰り返している、このような状況でございます。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) 入園者数、よくわかりますが、過去にはピークのときは大体8000人ほど来ておりましたから半分以下になったということで減っているということですね。場所的にも、確かに大比田、元比田だけでなくて阿曽、杉津、横浜にもありましたので、その点もあるかと思いますが。  ミカン狩りについては、旅行会社のツアーで、ちょうどミカン狩りの時期が越前ガニの解禁と重なり、また後半部分は越前水仙の季節と重なって、ツアーのコースにミカン狩りをしてからカニ、ミカン狩りをしてから水仙という形のものが多くありました。観光バスが途中で1台入ると約40名、5台一遍に入ってくるときもありましたので、そうすると200人が一遍にミカン園に入るということがありましたが、最近ツアーに組んでないものがありますので、今後、北陸新幹線敦賀駅から越前海岸へ走るツアー客に途中でミカン狩り、逆に仮称ですが南越駅から越前海岸、そして敦賀駅へと来るバスのツアーの中に入れてもらうとか、旅行会社や観光協会との連携をとっていただいて早期の宣伝をお願いしたいと思います。  こちらへ来ているバスの乗務員に話を聞くと、やはり観光ミカン園は駐車場とトイレがネックだと言っております。現在は元比田の場合、国道沿いの路肩にバスをとめてミカン園に入っています。トイレは、ミカン園の簡易トイレか少し下のコンビニへ行くしかないと言っています。少し前までは矢部さんのドライブイン越前があったのですが、現在はありません。  そこで、駐車場、トイレ整備の状況について伺いたいと思います。 ◯建設部長(清水久伸君) 観光ミカン園の駐車場につきましては、9カ所のミカン園それぞれに数台の駐車スペースがありますが、大型バスが数台駐車できるのは大比田の1カ所のみであり、全体的に十分とは言えない状況でございます。  また、トイレにつきましては、それぞれミカン園に1つから2つの仮設トイレがありますが、ミカン農家の自宅のトイレを利用しているところもございます。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) 今の答弁を聞いていますと、今後のことを考えると駐車場とトイレは必要と考えられますので、地元のみかん部会との協議を重ねていただいて、国道沿いでの交通事故回避のためにも、入園者やバスの乗務員、ガイドのためにも進めてもらいたいと思います。  また先日、国道8号敦賀・南越前バイパス建設促進期成同盟会で、国道8号敦賀防災としての挙野から田結の間の3.8キロメートル、道路が事業化されました。ほとんどが山間地でトンネルが多くなるようですが、今後、挙野から南越前町の桜橋までの区間も計画が進んでくるとは思いますが、トンネルが主体となると、風光明媚な東浦海岸も見れなくなりますし、観光ミカン園への立ち寄りも少なくならないかが心配です。  このバイパスと国道8号への連絡道路等も考えられるのか、伺いたいと思います。 ◯建設部長(清水久伸君) 国道8号敦賀南越前間の道路整備につきましては、全体15.5キロのうち、まず特に対策が急がれる範囲といたしまして敦賀市田結から挙野、現道延長として約5キロ、これを敦賀防災といたしまして今年度に事業化をしていただきまして整備を進めていただいているところでございます。  ミカン農園のある挙野から南越前町大谷間までにつきましては、事業化されておらずルートさえ不明ということでございますので、今後事業化について検討される中で、現道との接続については協議していくことになると思っております。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) もう時間がありませんので、もう一つだけ。  あと、ミカン園の経営者ですが、高齢化しております。今後、ミカン園はありますけれども経営する者がいないという場合、どういった方策で考えているのか伺いたいと思います。 ◯建設部長(清水久伸君) いわゆる後継者育成というところでございますね。  昨今、東浦地区のミカン園では、農家の高齢化ですとか後継者不足によって年々維持管理が難しくなっていましたが、昨年、JA敦賀美方東浦みかん部会の有志による新たな組織が発足いたしまして、会員相互が営農をサポートし合う体制が整いました。これによって、これまで手入れが行き届かなかった園地でも老木の改植や新植などを行っていくことになりました。  この生産組織によるサポート活動は、担い手不足の解消ですとか生産収量の増加のみならず、本市が行う障害者との農福連携事業の拡大にもつながり、地域の新たなコミュニティが形成されるものと期待をしているところでございます。  以上でございます。 ◯5番(浅野好一君) ありがとうございます。できるだけ続けていけるように、お願いしたいと思います。  もう時間も余りありませんので。少しあるんですがちょっと省略させていただいて。  敦賀市民も変わっていく敦賀市が楽しみになっておりますので、今後、変貌していく敦賀に期待をして、私の一般質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ◯議長(和泉明君) 暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時からといたします。             午前11時56分休憩             午後1時00分開議 ◯議長(和泉明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  次に、豊田耕一君。   〔16番 豊田耕一君登壇〕 ◯16番(豊田耕一君) 皆さん、こんにちは。同志会の豊田耕一でございます。  今回の一般質問は、通学路の安全確保について。小項目では、自転車通学の生徒の現状と課題、バス通学の生徒の現状と課題、そして通学路の道路維持管理と道路整備であります。  発言通告書に沿って質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず小項目1、自転車通学の生徒の現状と課題でありますが、渕上市長も市議会議員時代に、粟野中学校区の生徒の自転車通学の安全対策について一生懸命質問されておられました。しかしながら思うような答弁をもらえず御苦労されている姿を議事録を通して見させていただきまして、本当にそのときの御苦労が伝わってまいりました。  そういった意味で、簡単に解決できる課題ではないということは大いに理解しておりますが、本市の中学校区で登下校中の生徒の自転車の事故が相次いでおりますこと等の課題もありますので、解決に向けて一歩でも前進していきたい、そういう思いで今回質問に臨ませていただきます。  私は、毎朝7時から7時半くらいの間に自分の自家用車で家を出ます。目的地に行く道中で多くの学生が学校へ行くため必死で自転車をこいでいる姿、または友達と楽しそうにおしゃべりしながら自転車をこいでいる姿を毎日拝見させていただいておりまして、毎朝自家用車の中からではありますが、学生の皆さんが、そして歩いている皆さんも含めて全てですけれども、事故のないよう安全にというふうに願っております。  そこで1点目の質問になりますが、本市では、どれくらいの中学生が自転車で通学しているのか、まずお伺いいたします。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) お答えいたします。  平成30年6月1日現在、市内公立中学校で自転車通学をしている生徒の数は、気比中学校206名、角鹿中学校34名、松陵中学校98名、粟野中学校87名で、合計425名でございます。  以上です。 ◯16番(豊田耕一君) 今ほど御答弁いただきました本市では425名の中学生が自転車で通学していると。やはりここで特別多いといいますか、特に多いのが気比中学校、406名の生徒数に対して半分以上の206名が自転車で通学していると。また通学距離にしましても、やはり山泉のほうからということになりますとかなりの距離になると思いますので、その意味も含めて追って質問をさせていただきたいと思います。  次の質問に入るんですけれども、昨日、大塚議員の御答弁にもあったのかもしれないんですけれども、合同点検、きのうの言い方でしたら敦賀市通学路交通安全プログラムということで池田事務局長のほうからも御答弁がありましたけれども、この合同点検等の通学路の安全確保についてお伺いいたします。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) 通学路の安全確保につきましては、平成24年4月の京都府亀岡市での事故を受け、平成24年度には小学校区、平成25年には中学校区を対象に、学校、道路管理者、警察の三者による合同点検を行い、対策を実施してまいりました。また平成26年度からは、敦賀市通学路交通安全プログラムを策定し、そのプログラムに沿って、引き続き三者による点検、対策を行っているところです。  成果といたしましては、昨年度までの合同点検で対策が必要として挙げられた93カ所について、グリーンベルト、横断歩道等の設置や歩道橋の改修等のハード面の対策と、通学路変更や教員による登下校指導の重点化等のソフト面の対策を合わせて、既に88カ所が対策済みとなっております。残る5カ所につきましては、継続して対策を実施しております。  今年度は、7月に通学路安全推進会議を開催し、主に気比中学校及び角鹿中学校区を中心に合同点検を実施し、順次対策を講じてまいりたい。そういった予定でございます。  以上でございます。 ◯16番(豊田耕一君) 今ほど御答弁いただきまして、平成26年度からは敦賀市通学路交通安全プログラムを作成しというところで、学校、道路管理者、警察の三者ということでお答えいただきましたけれども、ちょっとの違いなのかもしれないんですけれども、私が調べていたのが通学路の交通安全確保に向けた取り組みというところで、これは文科省、国土交通省、警察庁で出されているものなんですけれども、こちらで見ると、「各市町村で策定された通学路交通安全プログラムに基づき、学校、教育委員会、道路管理者及び都道府県警察が連携して」と、この三者が、ここに教育委員会が入っているということで私は把握していたんですけれども、このあたりは文言が違うんですけれども、内容的には教育委員会も一生懸命やっていただいているということで、同じという解釈でよろしかったでしょうか。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) 申しわけありません。推進会議の中には当然、敦賀市教育委員会の学校教育課もその中に入っております。  以上でございます。
    ◯16番(豊田耕一君) 合同点検。今ほど御説明いただいたように、これを行うきっかけになった事故が、今ほど事務局長からも御答弁いただいた亀岡市で登校途中の小学生の列に軽自動車が突っ込み10人が負傷した事故であります。  そのとき被害に遭われた方の一人で、児童のお母様であり、お腹の中には赤ちゃんもいらっしゃった女性がその事故において残念ながらお亡くなりになられました。皆様も、まだ御記憶されている方も多いかと思うんですけれども。  亡くなられたお母様は、当時まだ二十代だったかなというふうに記憶しているんですけれども、この御遺族の方が2年前、平成28年4月に敦賀市にお越しになり、私も縁があっていろいろお話をさせていただきました。その御遺族であるお父様は、私にこのようにおっしゃられました。  豊田さん、あの事故が起こるまで、私も通学路の子供たちに車が突っ込むなんていうことは考えたこともなかったです。まして自分の娘が事故に巻き込まれるなんて、ましてそこで亡くなってしまうなんて、全てがまさかでした。しかしながら今は違います。何が起こるかなんて誰もわからない。だから何が起こるかわからないことを想定して対策を考えていかなければならないというようなことをそのお父様は私におっしゃっていただきました。  この思いこそが、日本中での通学路の合同点検につながったものなのだというふうに私も理解しております。  そんな中で、今ほど事務局も御答弁いただいた成果として、敦賀市通学路交通安全プログラムによって93カ所の危険箇所のうち88カ所はソフトの面もハードの面も含めて改善できたと。これは大いに評価するところではあるんですけれども。あと5カ所がまだ残っていると思うんですけれども、恐らく今から私がさせていただく質問は、この5カ所のことになるのかなというふうに私なりに推測はするんですけれども、次の質問といたしまして、通学路の危険箇所の安全対策、恐らく学校が行っていることになるかと思うんですけれども、こちらちのほうをお伺いいたします。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) 横断歩道等の設置や歩道橋の改修等のハード面の対応が難しいところにつきましては、例えば、混み合う場所では自転車をおりて押して歩くなど児童生徒への安全指導を繰り返し行うとともに、通学路の変更や教員による登下校指導の重点化等による対応を行っているところでございます。  また、子供への声かけ事案や交通事故等が発生しやすい夕方に地域ぐるみで子供を見守っていただく夕方見守り運動についても今後推進してまいりたいと考えています。  以上です。 ◯16番(豊田耕一君) 今ほどおっしゃっていただいた混み合う場所では自転車をおりて押して歩くというところで御対応いただいていると思うんですけれども、気比中学校の通学路においては、自転車を、今おっしゃっていただいた、おりて押して歩かなければならない箇所があると把握しております。そこを自転車からおりずに、自転車を押さなくていい方策はないかということを私もいろんな保護者の方から相談を受けて一緒に考えているところではあるんですけれども、なかなかここが改善策が見出せないという状況でなっておりまして、自転車をおりて押して歩いている区間、これはほかの通学路にも存在するのか。また、気比中学校のおりて押して歩いているという、自転車をこのようにしているというのは、いつごろからされているかというのを、もし把握されていたら教えていただきたいと思います。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) 気比中学校の生徒さんが押して歩いているということは把握しておりますが、その時期は、済みませんが把握しておりません。  そして、ほかの中学校区において押して歩いている区間があるかどうかということについては、済みませんが私のほうでは今把握はしておりません。  以上でございます。 ◯16番(豊田耕一君) 私が見ている限りでは、恐らくほかの中学校区ではそういったことをされているところはないのかなと。それは、そういった危険な箇所がないということで解釈できるわけなので、それはそれでいいことかなというふうに思っております。  そこで、冒頭でもお話しさせていただきましたが、気比中学生の通学途中に、よく事故が起こっているということを私の耳にも入ってきております。私の知り合いも、昨年ではあるんですけれども気比中学校への通学途中に自転車同士だったと思うんですけれども接触して、数針縫って部活に当分行けないというような生徒がおられました。  先週も、同じ気比中学校へ行く通学路において自転車同士の接触事故があり、警察が来て、登校中でしたけれども聞き取り調査等を行っていたというふうに聞いております。  先週の事故では、お互いにけがもなかったので本当によかったなというふうに安心はしておりますが、ただ、接触した生徒は、これは皆さんそうなると思うんですけれども、自転車に乗るのが怖くなったなというようなことを人づてではあるんですけれども私の耳にも入ってきております。  そのような事故が続いていく中で、先週の木曜日には気比中学校から保護者に対してプリントが配られております。自転車通学生の保護者の皆様へということで、校長先生から手紙をいただいているんですけれども。これは何かというと、自転車通学のマナーの徹底についてということで、御家庭で自転車通学をする生徒の安全を守るためにマナーを徹底してくださいというようなお便りを自転車通学生の保護者に配られました。  内容的には、道路交通法第63条の4が網羅されていまして、これは大前提ですけれども、幾ら通学路といっても歩道を自転車で乗る場合は歩行者が優先だよと。そして危険な箇所があるのであれば徐行して、速度を落として走ってくださいというような基本的なことが書いてあります。  このようことで、確かにこれも効果があるというか、家庭でのそういったマナーの向上、そして教育というのも絶対に必要ですし、やっていかないといけないというふうに思うんですけれども。ただ、これも一般論にはなるんですけれども、例えば仮に自動車同士ではあるんですけれども事故が起こった場合、どっちかがとまっていない限りは必ずどちらの自動車の運転手にも過失割合はつくと思うんです。  今まで気比中学校であった事故も、片一方がとまっていたというのは私は聞いたことがないので。歩行者というのはありますので、歩行者の場合は、やはり自転車が注意する義務があるということはそのとおりなんですけれども、自転車同士の場合はどちらにも過失があって、どちらも気をつけないといけない。どちらもというのは、中学生同士ももちろんですし、相手が中学生と高校生の場合、もしくは一般の方ということもありますので。  自分もこうやって言っていて、なかなか解決策がないところでして、一般の方に気をつけてくれと言うわけにもいきませんし。ただ、本当に一生懸命やっていただいている中で、私も結論が見えないというか解決策が見えないという状況で、こういったお話になってしまっているんですけれども。  ずっとお話しさせていただいている中学生の自転車通学の事故を含めた課題を解決するために、事務局長もおっしゃっていただいたように、ソフト面では通学路の変更や、中学校によっては3学年の時間を多少ずらして下校させる等、学校を中心にいろいろ御尽力いただいていることは、私も本当によく理解もしておりますし、感謝もしております。  そして私自身も時間があるときには通学路に立たせていただき、見守り活動を行わせていただいたりとか、来週月曜日になるんですけれども、気比中の保護者が一斉に集まって、朝の一声運動というので、多くの目で気比中学生の自転車通学の見守り活動を行わせていただく予定であります。  冒頭のほうに、合同点検の交通安全プログラムに基づきというところで、教育委員会も入っているんですねということを言わせていただきましたが、学校も保護者もできることを一生懸命やっている中で、もちろん教育委員会も一生懸命やっていただいている。本当に重々理解はしているんですけれども、何とか、答えはないかもしれないんですけれども、私と違って皆さん、先生方、頭もいい方ばかりだと思いますので、何とかそういったところを改善とまではいかなくても、冒頭に申させていただいたように課題の解決に向けて一歩でも半歩でも踏み出していただけるようにお願い申し上げまして、次の質問に入らせていただきたいと思います。  次の小項目では、バス通学の生徒の現状と課題ということで質問させていただきます。  今までは主にソフト面について質問させていただきましたが、最後の項目では、道路整備等ハード面について質問させていただこうというふうに思っております。  その前に、今後の自転車通学の課題解決に向けて、先ほどお話しさせていただいたように一歩でも半歩でもというところで解決できる方法はないかと考えているのが、通学におけるコミュニティバスの有効利用、有効活用であります。バス通学の生徒の現状と課題として、私も以前からコミュニティバスの発展のためにコミュニティバスの学生利用向上を訴えさせていただいております。  そんな中、今年度、コミュニティバスの再編、そして本格運行がスタートします。再編に向けては、私自身も多くの学生や保護者を中心に御意見をいただいたところではありますが、理事者の皆様、特に担当課を中心に多くの市民の御意見が届いたことだと思います。  そのコミュニティバスのアンケート結果について、どのようなものがあったか、まずお伺いいたします。 ◯市民生活部長(辻善宏君) コミュニティバス再編による試験運行に伴い、昨年10月から本年3月まで実施したアンケートでは、1201件もの御意見をいただきました。このうち901件は学生から寄せられたものです。  学生からは、授業時間に合わせたダイヤの増設、学校付近を経由する路線の増設、割安定期券の導入など、通学の利便性向上を求める御意見を多くいただきました。  以上でございます。 ◯16番(豊田耕一君) 承知しました。  私も聞かせていただいているお言葉と似ているというか、特に学生は901件とっていただいておりますけれども、授業の時間に合っているといいますか。特に下校は終わってからバスまで1時間待っているとか、そういった生徒もおられると聞いていますので、その辺を何とか次の本格運行に向けて改善されていくのかなというふうに考えているところでありますけれども。  ことしの11月からスタートするコミュニティバスの本格運行に向けて、通学利便性を上げる環境づくり、今のアンケートにもありましたね。これを進めるべきであると考えているんですが、通学時に利用できる路線の整備についてお伺いいたします。 ◯市民生活部長(辻善宏君) 今回の試験運行では、学生向けに変更した路線で大幅に利用者数が増加しており、学生ニーズを的確に捉えた再編をすることで、さらなる利用増加につながるものと考えております。  本年11月からの本格運行では、学生からいただいた多くの意見を踏まえ、学生向け路線のさらなる充実を図ります。  具体的には、敦賀高校通学用として金山線と山・公文名線の路線の一部を変更するとともに、敦賀気比高校、市立看護大学、松陵中学校の通学用として松原線の松葉町から沓見間を増便します。また、敦賀高校、敦賀工業高校通学用として中郷・木崎線を増便します。さらに、敦賀駅から古田刈、山泉台、粟野公民館、金山、沓見、運動公園西口を結ぶ粟野・沓見線を新たに設け、敦賀気比高校、市立看護大学への通学、そして中郷地区から気比中学校への冬期間の通学の利便性向上を図る取り組みを実施します。  以上でございます。 ◯16番(豊田耕一君) 学生向けに増便等いろいろしていただいていることについては大いに評価いたしますし、11月からの本格運行というのが私も楽しみにしているところでございます。  そして、これは本当に時間のかかることではあるんですけれども、今後時間をかけてじっくり考えていかなければならないことの一つに、スクールバスとコミュニティバスの整合性というものがあるかと思います。  スクールバスとコミュニティバスの整合性については、今から7年前、北條議員がスクールバスとコミュニティバスと集落維持についてという質問をされています。一部紹介させていただきますと、教育環境の整備というところで、スクールバスも運用されておりますけれども、集落維持の観点からも各地区でスクールバスの要望が出されると伺っております。これは、集落維持の観点から子育て世代の人口流出を懸念されてということでの質問だと私は理解しておるんですが。  北條議員の議事録を続けて読ませていただくと、スクールバス、確かにお金がかかります。しかし、これらの集落維持を考えると、トータルでの検討が必要ではないかと思っておりますと言っておられ、最後のほうで、スクールバスとコミュニティバスが時間を経ずして一緒に走る時間帯もあるやに聞いておりますとあります。  このことは私自身も以前から感じておりまして、確かにスクールバスとコミュニティバスが同じ時間帯に同じ路線を走っている地域があります。  また、この質問に対する前教育長の御答弁では、児童生徒のコミュニティバス利用につきましては、「登下校に利用しやすい運行経路や運行時間なども工夫してやっておりますが、今後もそういう児童生徒が登下校にコミュニティバスを十分活用できる環境整備に努めてまいりたいということで」、これは御答弁あったように進めていただいているかなというふうに私も思っております。「これは市民生活部とかそういったところと整合性を持たせながら、今努力をされておりますので、そういったところとも連携をしながらやっていきたいと思います。」「スクールバスとコミュニティバスの整合性につきましては、市内全域における通学のあり方というような大きな課題もありますので、今後十分に」考えていく課題になっていくと前教育長は言っておられます。  今述べさせていただいたことも踏まえまして、スクールバスとコミュニティバスの整合性について、コミュニティバスの有効利用ができないかというような点についてお伺いいたします。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) スクールバスにつきましては、登下校時にコミュニティバスの路線、それから時刻が合わない地域において、一定の要件に当てはまる場合において今現在運行しております。  コミュニティバスを利用した通学につきましては、主に冬期間でありますが、平成28年度は85名、平成29年度は87名の児童生徒の方が利用しておられます。また、一定の要件に当てはまる方々には、そういった通学に対する経費の補助も行っております。  先ほど市民生活部長の答弁にもありましたとおり、11月からの本格運行の際、学生向けの路線のさらなる充実が図られるとのことでございますので、各小中学校を通して児童生徒並びに保護者の方々にコミュニティバスの登下校での利用と、それから補助について周知をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯16番(豊田耕一君) 今御答弁いただいたように、スクールバスは平成28年度で85名、29年度は89名とたくさんの児童生徒が利用させていただいていますので、この質問、冒頭でお話しさせていただいたように、簡単な問題ではないと思いますので。ただ、今ほど事務局長も言われたコミュニティバスもこれから学生向けに充実してくるということを捉えたときに、今すぐできるという話、今すぐ検討に入るという話ではないんですけれども、また私もいろいろ皆さんの声を聞かせていただきながら一緒に考えていただければいいかなというふうに思っております。  今回の御答弁からも、コミュニティバスの利用向上には学生のころからコミュニティバスに乗る習慣をつけること、これが大いに効果があるというふうに私は思っておりますので、スクールバス、もちろん私も息子たち乗せさせていただいていて大変ありがたいところではあるんですけれども、なるべくなら、うちの息子らもそうですけれども、コミュニティバスに乗る習慣をつけてもらえたらなというのをすごく私は感じておりまして。  といいますのが、私、いつも言って恐縮なんですけれども大阪の枚方市の出身ですので、ほとんど移動手段というのは公共交通機関でした。ですから小学校低学年のときには自分で、そのときは京阪バスなんですけれども京阪バスに乗ってどこでも行けて、電車も乗り継いで、高学年のときには県外ぐらいに電車で行っていたようなことも記憶していますので。  これは住む地域によって文化も違うというところではあるんですけれども、やはりバスの利用率向上という意味では、何とか学生、そして子供たちを巻き込んでやっていけたらなというふうに思っております。  そんな中で、事務局長は、これから周知徹底というかいろいろ進めていきたいということもおっしゃっていただきましたけれども、今まで行ってきた、そしてまた今後行うような中学生や高校生、学生に対する利用促進についてお伺いいたします。 ◯市民生活部長(辻善宏君) 学生への利用促進については、これまでも各学校に時刻表を配付するほか、高校生との意見交換会を実施するなど利用促進に努めてまいりました。  今回の本格運行の周知におきましても、各学校への時刻表配付に加え、通学に利用できるよう学校ごとの専用時刻表も作成し配付するなど、今後も引き続き連携してまいります。  市内の学校からは、時刻表の教室内掲示や入学者への利用呼びかけなど利用促進に可能な限り協力していきたい旨の回答をいただいており、学生需要が高まるよう今後も各学校と協力しながら学生の利用促進に努めてまいります。  また、学生を初めとする若年層のバスへの関心を高め、利用促進につなげるために、バスで行ける敦賀の魅力的な場所をSNSに投稿するキャンペーン「つるがバスさんぽ」を7月から実施するほか、スマートフォンなどでバスの乗りかえ情報や位置情報を確認できる乗換検索及びバスロケーションシステムについても、11月からの本格運行開始に合わせて導入し、利用促進に努めます。  以上でございます。 ◯16番(豊田耕一君) 今ほど利用促進についてはよく理解できました。  私、学生の話をずっとさせていただいているんですけれども、昨日、田中議員のほうからは高齢者に優しいというか高齢者が乗りやすいようなバスでということをおっしゃっておられまして、これは私も部長も、もちろん皆さんも一緒ですけれども、たくさんの方にバスに乗ってもらいたいと。  そんな中で、学生は一つのポイントになるのではないかなということもそうですし、きのう田中議員がおっしゃっておられたように、高齢者のひきこもり対策等で外出支援ということはすごく有効だと思いますので、外出するにはどうすればいいか。一番はコミュニティバスで、コミュニティバスに乗って、例えば敦賀の駅前なんかに集まって、そこにこれから駅前も変わっていく中で、市民が憩う場所。もちろん今も学生がいろいろ憩う場所はあるんですけれども、今後ますますこういう憩う場所がふえていって、バスも便利になって、そして市民もたくさん移動してということが相乗効果でつながることを期待いたしまして、次の質問に入らせていただきたいと思います。  3つ目の小項目になるんですが、通学路の道路維持管理と道路整備について、ハード面の整備についてお伺いいたします。  まず、本市の道路修繕費の過去3年間及び10年前の数値をお伺いいたします。 ◯建設部長(清水久伸君) 道路維持修繕等事業費ということで、千円単位で申し上げます。  平成29年度が1億3156万2000円、平成28年度が1億4367万4000円、平成27年度が1億1585万3000円となっておりまして、平成21年度でございますが1億1866万2000円でございます。  以上でございます。 ◯16番(豊田耕一君) それでは次は、道路改良事業費、これも過去3年及び10年前の数値をお伺いいたします。
    ◯建設部長(清水久伸君) 道路改良事業費につきましては、これも千円単位で申し上げます。  平成29年度が1億5753万2000円、平成28年度が9589万円、平成27年度が7831万円となっておりまして、平成21年度が1億6261万7000円でございます。  以上でございます。 ◯16番(豊田耕一君) 道路修繕費、この件についていろいろお聞かせいただいたのは、数字ですね。私も2カ月に1回ぐらいですけれども自分の市政報告会みたいなものをさせていただいたときに、大体どの区でよく言われるのが、なかなか道路を言っても直してくれなくなったとかという。これは感覚的なことで、根拠がないので、そういったことを言われるということなんですけれども。  ただ、今部長御答弁いただいたように、例えば道路維持修繕等事業費であれば、10年前の平成21年が1億1800万に対して平成29年が1億3100万と、ほとんど変わっておりませんね。ただ、今私が聞いた過去3年と10年前ではないところで、ぐんと倍ぐらい上がったところとか、私も把握している数字があるんですね。その修繕費、ほぼ毎年同じような数字ではあるんですけれども、たまにどんと。これも部長の部下から教えていただいたのが、平成25年では、例えば道路維持修繕等事業費は2億3800万あるんですね。これは平成21年の倍以上ありますね。例えば道路改良事業費、同じ平成25年には3億1800万、これも平成21年の倍というような増減があるというのは、何か原因があるというか何か理由があるのか。もしおわかりでしたら教えていただきたいと思います。 ◯建設部長(清水久伸君) 例えば平成25年度の道路維持修繕等事業費、これにつきましてはおっしゃるとおり2億3842万5000円が事業費になっております。平成25年度につきましては、平成24年度からの繰り越し分、約1億3089万1000円、これが繰り越し分として上がっているということで、24年度に経済対策として舗装補修の事業が国費も入っているんですけれども2億弱ついたわけですけれども、全体で。これを繰り越したので突出しているという形になっております。  以上でございます。 ◯16番(豊田耕一君) よく理解しました。  繰り返しになりますが、たまに私も道路修繕費が減っているんだと言われると、そんな気持ちになっていましたけれども、こうやってはっきり数字を示していただくと、ほとんど全く変わってないということも理解できましたので、引き続き必要な箇所は修繕等を行っていっていただきたいというふうに思っております。  今回は、通学の安全確保について、人的取り組みであるソフト面、道路整備等のハード面の両面で提言を行いました。中学生の自転車通学における課題の解決はまだ道半ばでありますが、中郷地区の小学校も利用できる学生向けの路線や中郷・木崎線も増便というふうに聞いております。そのような中郷地区と気比中学校を結ぶ冬期のみの路線新設といったコミュニティバスの改善等、大いに評価できるものも少なくありません。  最後に、市長もずっとこういったことに力を注いでこられたと思うんですけれども、通学路の道路整備等の通学の安全確保について市長の御所見をお伺いいたします。 ◯市長(渕上隆信君) では、豊田議員の一般質問ということでございます。  私、昔ということを言われて、そんなこともあったのかなと思いましたけれども。当時は見守り隊ができた当時だったので、子供たちは右側を歩くんだよと、帰りは反対側を歩くんですねということで、両側に安全なものが必要だということで大分議論したことがあるということを思い出させていただきました。  通学路の整備についてということでございますが、道路の整備につきましては、限られた財源の中ではございますが、要望が上がってきた必要な箇所につきましては予算計上して順次対応しているところでございます。  その中で通学路の道路整備としましては、昨年度において、木崎交差点のファミリーマートから敦賀気比高校に向かう中央沓見線の道路改良工事が完了しました。また、鋳物師町のいもじ歯科から日本原子力発電株式会社松島社宅前の市道松原呉羽線におきましても歩道整備を行いました。さらに、粟野南小学校東側の市道公文名1号線においては、水路にふたをかけ路側帯を整備することで可能な限り歩行可能なスペースを確保しました。  今年度は、引き続き、市道松原呉羽線におきまして中央町の健康センターはぴふるまでの歩道整備を行い、さらには新規事業として敦賀西小学校前の市道、三島港線の工事着手を予定しております。  今後も引き続き維持補修も含め整備を進めて、通学路の安全確保に努めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯16番(豊田耕一君) いろいろやっていただいているということで、本当にありがたく思っております。  市長は、平成21年第5回の定例会で、市道木崎線のことで一生懸命質問されていたわけですけれども、そのときも全面改修工事が難しくても、ぜひとも安くてもいいので早くしてくださいというようなことで熱い思いを語っておられます。  私、今回このような質問をさせていただいたのは、気比中学校の生徒が自転車をおりて歩いているというところは、なかなか改善は簡単にできることではないというふうなことは理解しているんですけれども、何回か前に市政報告会をさせていただいたときに、あるお母様にそこに参加していただいていまして、そのお母様のお子さんが自転車に乗っているときにトラックに巻き込まれて亡くなられたんですね。亀岡の方のお父様もそうですけれども、まさかということもありますので。  これは防災と一緒で、どこまでやればということは、本当に皆さんよくやっていただいているということは大いに評価した上で言わせていただきたいんですけれども、そんな中でも、本当によくやっていただいていますけれども、まさかがないように、また一緒に取り組んでいっていただけたらというお願いをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ◯議長(和泉明君) 次に、北條正君。   〔19番 北條正君登壇〕 ◯19番(北條正君) いよいよしんがりとなりました。精いっぱい質問させていただきますので、誠意ある御回答をよろしくお願いいたします。  市民クラブの北條でございます。  まず第1点目は、発言通告書に従いまして観光行政についてでございます。  これについては、かなりの方々が質問。市民の皆さん方も、調整すればいいのに重ねた質問をしてどうするんやという声を何度も私も耳にしたことがありますが、私なりの観点といいますか、重なっているところは省いたりしながら質問をして深めていきたいので、よろしくお願いをいたします。  まず1点目は、金ケ崎周辺施設整備基本計画でございます。  この件についても一昨日、昨日とも、またきょうも質問がありましたが、私も含めて議員、そして市民の皆さんにも、おぼろげながら金ケ崎周辺というのが赤レンガができて、何となくこういうふうに開発がされていくんだなというふうにイメージができてきたと思いますし、赤レンガというのも一つ定着しつつあるというふうに思いますし。  そういう意味で、質問のほうに移らせていただきますが。金ケ崎をつくりました。そうしたら敦賀駅から気比神宮、そして先ほど質問にもありました気比の松原、そして天狗党の松原神社。そういう点といいますか、観光資源は、無尽蔵とは言いませんけれどもかなりあります。そういうものを点を面としてどう連携させて相乗効果を引き上げていくか。これも重なっている部分があるかと思いますが、そのものは割愛していただいて、御答弁をいただきたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) それでは、お答えさせていただきます。  まず金ケ崎周辺施設整備基本計画の中では広域への回遊性向上についても計画されておりまして、金ケ崎周辺エリアを本市の新たなシンボルエリアとして生まれ変わらせることによって、敦賀駅周辺などからの誘客だけでなく、金ケ崎から気比神宮周辺などへの送客も行い、市街地だけでなく郊外の回遊性向上につなげるとともに、また近隣市町との広域連携へ広げていくなど、さまざまな視点から相乗効果を現在考えているところでございます。  特に市内の各エリア間をいかに結んでいくかにつきましても、昨年度実施しました地域資源を活用したまちづくりシンポジウムや市民ワークショップでもいろいろ御意見がございまして、その中でも来訪者の心を動かし、回遊してもらえるようなストーリーの構築を官民連携のもと取り組んでまいりたいと考えているところでもあります。  それと回遊に資する交通手段といたしまして、昨年10月に改編いたしましたぐるっと敦賀周遊バスの2ルート化や、今後整備するレンタサイクルの拠点など、そしてそういった二次交通の整備に加えまして観光案内看板の整備などを実施いたしまして、来訪者の利便性向上を図ってまいりたいと考えているところです。  以上です。 ◯19番(北條正君) ぐるっと敦賀周遊バスも含めて、いろんな方々からの御提案も含めて取り入れていただいて、このことについては評価をしたいと思いますし、敦賀の観光の最大の欠点というのは、滞在型でない。バスが来て、例えば赤レンガへ行ったらそのまま帰っちゃうということになりますので、点を面にして何とか滞在してもらって宿泊をしてもらう。このことが非常に重要かと思います。  一昨日ですか、部長の答弁の中にも経済波及効果というのがありましたね。と言っておられました。これが非常に難しいと私も思いますけれども、商業統計等々においてもなかなか今まで直流化、あるいはいろいろ事業をやってきましたけれども、商業統計にあらわれてきていない。  このことがどうなのかというのは、私もなぜなのかというのはわかりませんけれども、その辺も踏まえて、経済波及効果とは具体的にどうなのか。あるいは、その方策はどうなのか。具体的に伺わせていただきたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) 今お尋ねの経済波及効果でございまして、議員さんもおっしゃいました宿泊というのが、観光消費額の絡みもやはり宿泊が一番比率的に金額的にも大きいかなと思っておりまして、私どもの観光の部分でそういった宿泊につながるものといたしましては、県外の大学生、高校生、いろいろそういった生徒、学生が敦賀に来て泊まっていただくという合宿誘致事業。これは福井県敦賀市と両方で支援メニューがございまして、そういった部分を展開しています。こちらのほうの割合を見ますと、全体で18校ぐらい利用していただいている現状になってございます。  ただ、こちらのほうを見ましてもゼミ型と部活型と2種類ございまして、どうしても部活型の合宿が多いということでございます。特に今度、金ケ崎ですので、ムゼウムの絡みで人道の港の関係とか福祉の関係とか、そういった部分の大学のゼミにどんどん来ていただければ、もう少し宿泊も伸びるかなと思っておりますし、あともう1点は、ちょっと私どもも苦慮しているのがインバウンド観光での宿泊というところで、こちらのほうも先進市町もございますので、どういった手法でやられているのかなというところは研究してまいりたい。  それとあともう1点、コンベンションという形で、全国からの何か会議というものも敦賀で宿泊を絡めながらやっていただきたいなというのもございます。ただ、こちらのほうも規模の部分とか宿泊のキャパの部分、あと時期、季節、そういったところの条件整理はしていかないといけないかなと思っておりますけれども、そういったところで少しでも宿泊を伸ばす観光誘客策を今後とも研究してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯19番(北條正君) 本当に難しい課題だと思います。私もいろいろ旅行社の皆さんに聞いても、なかなか敦賀というのは1泊する環境ではないという中で、どう滞在型にしていくか。これがこれからの経済波及効果にとって大きなキーだと思いますので。  もう一つは、支出のほうで、税金のほうから少し質問させていただきたいんですが、赤レンガの運営費用が指定管理者への支払い、維持管理、それから今後の金ケ崎の維持管理。これ税金が投入されることになりますね。特に今年度予算でいきますと、赤レンガ倉庫、指定管理料3600万ですか。赤字ですよね。そういうことも含めて、それ以上に上回る経済効果というのは。私は花火なんかも一緒だと思いますし。  そういう意味で、このことについてどのようにお考えになっているのか、まずお伺いをしたいと思います。 ◯産業経済部長(若杉実君) こちらのほうも金ケ崎周辺施設整備基本計画の中でも、新ムゼウムに加えまして、福井県とともに推進しております転車台の鉄道遺産を活用する施設及び民間活力導入の施設の整備も掲載されております。  議員おっしゃるように、赤レンガ倉庫も含めて、この周辺のそういったエリアのマネジメントの観点から、金ケ崎周辺エリア全体を一つの施設として捉え、民間活力導入エリアでの収益やイベント等で得た収入を施設の管理経費に充当するなど、エリア全体の収支均衡を目指すことも考えられるとの意見も伺っているところでございますので、個々の施設の収支計画、それとエリア全体の収支についても慎重に検討してまいりたいと考えているところです。  以上です。 ◯19番(北條正君) これも難しい話なんですけれども、きょうの昼のニュースもありましたけれども、北陸新幹線の効果が福井県内は1割2割落ちてきているというニュースもありましたけれども、観光というのは水ものというぐらいに、もうかるときは、あるいは下火になるとという。  赤レンガが3600万赤字。あるいは一昨日の話でいきますと、ムゼウム、見込みだけれども2200万の、赤字とは言いませんけれども。そしてもう一つ、転車台、初期経費が恐らく、いろんなところを調べてみますと、どんなSLを使うか知りませんけれども5億、片手以上かかるんですね。そして、石炭は使わないけれども圧縮空気にしても恐らく数千万あるいは1億近い金が金ケ崎から税金として。県と市の共同運行になるかどうかは協議の話になりますけれども、1億円近い金が、呼び水としてという考え方はあるかもしれませんけれども出ていく。  このことについては、どうお考えですか。先ほどの維持管理も含めどのように考えているかというのをもう少し深掘りをしていただきたいと思うんですが。 ◯産業経済部長(若杉実君) 今お話が出ました転車台とそちらのほうの費用については、議員おっしゃるとおり、これから福井県と協議をして計画を詰めていくというところでございますし、赤レンガの部分についてもあれだけの人数、10万人を超えていますし、今回は人数的には3年目に入って少し落ちましたけれども、あれだけの人数が金ケ崎に来ている。それと、ムゼウムが5万7000人という5万人を超えているというところで、そういったところの今言う金ケ崎に呼び込む一つの起爆剤にはなっているかなと思います。  あと新ムゼウムの2200万の部分につきましては、昨日も御答弁させていただきましたけれども、そういった運営の部分の費用を何かクラウドファンディング、ふるさと納税、そういったところで少し充当できるようなこともこれから検討してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯19番(北條正君) 特に転車台、SL、これを動かそうとすると、初期費用は県で賄うとしても、運営管理費、維持、四、五千万かかるというのは大体そんなものですよね。  これを市が請け負って、例えばリラ・ポートが5000万から7000万の赤字とは言いませんけれども指定管理料を払っていますよね。本当のことを言って、もし鉄道公園といいますか、あそこを請け負うとしたら、また赤字をつくることになるじゃないですか。  このことと経済波及効果と、この検討のことが策定委員会の中でもなされていなかったし、これらの出と入りですよね。例えば花火大会のように、全体で税金は投入するけれども市内の経済効果はこれだけあります。あるいは、ぱしふぃっくびいなす、あるいはダイヤモンド・プリンセスのように、これだけの投資はしたけれどもこれだけの見返り。  今のところ立たないと思いますよ。立てないといけないと思います。その辺も含めてマネジメントを少しというよりも、策定計画はほぼ決まりましたよね。その辺が全く抜け落ちているんですよ。その辺、どうお考えですか。 ◯産業経済部長(若杉実君) 特に新ムゼウムの部分につきましては、ある程度、基本設計、そしてそういった部分で準備を進めているんですけれども、鉄道遺産の部分につきましては、議員おっしゃったように、鉄道の転車台、あとは格納の場所とか物、そういった整備の部分については今後福井県と十分協議をして、そういったイニシャルコストの部分とランニングコストの部分も含めて協議を進めていきたいと考えているところです。 ◯19番(北條正君) 民間であれば、まずランニングコストから入るんですよ。  敦賀市は、観光というものを一つの目玉の事業にしようと、市長の考えの中にもあると思います。だけど入りと出をしっかり計算しておかないと、リラ・ポートだって我々説明を聞いたときは、とんとんにしますということだったんです。ふたをあけてみれば1億円の赤字ですよ。  当時はまだ原子力の関係予算がありましたから。これからはわからないでしょう。人口も減る。税収も減る。そういったときに金ケ崎で1億円の赤字を出してどうするんですか。それでいい効果が出るのなら。私は、それなりの説明はすべきだと思います。  その辺、市長どうですか。
    ◯市長(渕上隆信君) 北條議員の一般質問ということで、御質問ありがとうございます。  北陸新幹線の敦賀開業に向けて、受け皿づくりをどうしていくんだという議論がずっとあったと思いますけれども、その中で一つ、人道の港ムゼウムということで皆さんに周知していただいたと。いろんなことを発信していけているというふうに思っております。  その中で、ムゼウム、手狭になってまいりましたので、新しいムゼウムにしないことにはここから広がらないだろうということがございます。そしてまた、ダイヤモンド・プリンセスとか海外からも敦賀の港ということで来ていただくようになりました。これもぜひ広げていきたいと思っております。  新幹線開業に向けて、敦賀市が目的になっていく。また観光の拠点となっていくために、景観まちづくり刷新モデル地区もそうですし、北前船もそうですし、いろんなところに足がかりをつくっていこうとしております。  ですから、この中で何とかお認めいただいて前に進めていきたいというふうに考えております。 ◯19番(北條正君) 何も反対しているわけではなくて、市長のおっしゃることも大事なことなんですよ。ただ、これからの時代、市が、行政が観光事業をやるということは、それなりの税金を投入するわけですから、よく費用対効果という話がありますけれども、そこもしっかり。  新幹線でいいますと、きょう並行在来線の話が出てきておりますよね。あの話は後でという話は、私はあかんと思います。一緒になって考えていくということがこの部分では非常に大事だと思いますので。  これ以上しませんけれども、この検討はしっかりやってくださいね。また聞きますから。  次に、これも先ほどの質問にもありましたので。金崎宮との連結をきちっとやって回遊性を持たせるという話がありましたね。  この中で、鉄道公園を含めて、観光業者の方に伺うとバスの運行が。一般に来たときに、今の金崎宮のあそこに駐車場ありますね。あれも含めて、しっかりどういうふうな動線をしていくかというのが非常に大事だということを教えていただいたんですよ。  金ケ崎、ごちゃごちゃとは言いませんけれども整理をして、赤レンガもあれば、その中間にも駐車場もあれば。その辺がどう動線をして、どう観光客を誘客して金を使わせるか。そこが見えてこないということがありましたので、この辺、もしコメントありましたらお願いしたい。 ◯産業経済部長(若杉実君) 多分周辺の駐車場の問題かなと思っております。  そういった中で、バスでお見えになられる方、そういった部分で福井県の拠点用地等の話も進めているところでございますし、いろんなところで。  ただ、金崎宮の手前の金前寺にある、あの駐車場の部分かなと思います。あそこには一応ぐるっと敦賀周遊バスが入っていますし、そこでおろしてどこかで待機というような可能性も出てきますし、あそこでも何台かのスペースはございますので、そことか、あとまた交流拠点用地の部分も駐車場の整備を行いますので、そういったところを利用していただくような形での回遊を少し考えていこうかなと思っております。  以上です。 ◯19番(北條正君) 前から言っているように、鉄道公園、そしてムゼウム、金ケ崎城址といった、まさに観光満載の歴史的なところも含めて、重層的な観光地というふうに私も考えておりますので、その辺の連携、あるいは観光案内板、整備をしていただきたいということ。  次に、気比の松原。この件も重なってきております。その周辺。特に気比の松原については、もう話がありましたので。  ただ一つ、先ほど言ったように観光業者の話を伺っても、4月、5月、6月、海水浴客以外に釣り客、あるいは海に親しむ人たち、結構来ているんですよね。駐車場の問題を含めて、観光バスがなかなか入りづらい。以前、例えば40年前、50年前は、なかなか観光バスも入れない環境にあると。  日本三大松原といいながら、市民の憩いの場所としてはいいんだけれども、観光と考えたときにちょっと弱点があるのではないかと思いますが、その辺、どうやって永続的に通年型観光にしていくか。こういうことを検討委員会をつくって検討していく必要があるのではないかと思うんですが、その辺はどうお考えですか。 ◯産業経済部長(若杉実君) 松原の観光面で考える検討委員会の設置というところでございますけれども、これは先ほどの答弁とちょっとかぶるかもわかりませんけれども、敦賀市の観光協会や商工会議所など観光関係者を構成メンバーといたします敦賀市観光推進ネットワークといった既存の組織を活用いたしまして、今後、気比の松原の新たな活用策などを議題として、これから検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ◯19番(北條正君) 本気で考えるならば、日本三大松原の一つですから、そこが一番の弱点であるならば、どうするかとか。  例えば7月から8月までは観光バスが入れないんですよね。途中下車しかできない。そういう欠点をどう補って、どうしていくか。非常に難しい問題だと思います。  浜グラウンド、これも市民が相当使っております。どう活用するか。  もう一つ言うなら、先日のクリーンアップ大作戦の昼からでしたか、その前日もありましたけれども、私ちょっとわけあってそこに行ったときに、ちょうど真ん中の駐車場、満杯なんですよね。あそこに確かに薄いラインが引いてありますけれども、どこにとめていいかわからんというか、何となくとまっているというような。ちょっとけんかも発生したりもしているんです。  そういうことも含めて、使い方、あるいはどう車社会に合わせていくか、検討する必要があると思いますけれども、その辺どうお考えですか。 ◯産業経済部長(若杉実君) 特に浜グラウンドの部分の利活用かなと思っておりますけれども、そういったところも含めまして、夏場はあそこは臨時駐車場という形で観光協会が管理しておりますし、それ以外のところでどう活用できるかというところは、また少しメンバーの観光推進ネットワークの中で、またそういった御助言をいただこうかなと思っております。  以上です。 ◯19番(北條正君) あと、ニシン蔵といいますか天狗党の話。これは林議員が話をされておりました。再整備の方向で考えるという答弁をいただいておりますので。  ただ、あそこも駐車場の問題がありますので、その辺も含めて、観光地敦賀というふうにするには、これも一つの話題ですし、観光バスも入れたいんだと言っていますけれどもちょっと難しいと思うんですけれども、その辺どうするかはまた御検討いただきたいと思います。  次に、ICOCA、これも前川議員が話をされましたので。費用対効果を考えて導入を考えるという御答弁がありましたね。費用対効果は恐らく出ませんよ。億かかるじゃないですか。費用対効果で考えたら、最終的に10年、20年スパン、もっと行くなら費用対効果はあるかもしれませんけれども、大半の新幹線駅、あるいはコミュニティバス、あるいはぐるっと敦賀周遊バス。導入するかしないかだけの話だと私は思うんですけれども。この辺どうですか。費用対効果を考えるんだったら、できませんよ。 ◯産業経済部長(若杉実君) これも以前、前川議員の御質問でお答えさせてもらったんですけれども、今の本市バス交通での利用ということについて、ICOCAに限らずさまざまなICカードについては、今後事業者へ聞き取りとか費用対効果、まだこれから聞きますので、費用対効果の調査などを行った後に導入に向けた検討をして結果を出していきたい。そういうふうに思っております。  以上です。 ◯19番(北條正君) 例えば本町だとか神楽を含めて商店街には補助というか、あるいは事業者については補助を出しましょう。新幹線は来ました。直流化でもICカードというかICOCAは使えます。あるいはSuicaも使えます。  市長、観光都市を目指すなら、費用対効果だったらしないということが私の見解ですけれども、どうですか。お金を見ながらということで考えていいと思うんですけれども、やっぱり導入を含めて考えたほうがいいと思います。どうですか。 ◯市長(渕上隆信君) 先ほど費用のことも考えてと言われましたので。導入したいんです。導入はしたいんですけれども、何とかいろんな方法を考えて、そういう費用対効果を考えられるようなことがないかと今、検討しているところでございます。 ◯19番(北條正君) 費用対効果は難しいです、正直言って。ほかのところにも問い合わせをしましたけれども、まず難しい。長期であればいいですけれども。  観光客を中心に考えるなら、特に新幹線で東京あるいは関東方面から来ると、ほとんどがバスが利用できますから、これはやらないとだめですよ。僕はそう思います。  先ほど1億円の投資と経済効果どうか。これも確かに。だけどそんなにイニシャルコストだけですから。ぜひその方向で考えてください。要望して、終わります。  次に、市民が主役のまちづくり、これについて伺います。  まず、男女共同参画センター。これまでの男女共同参画センター、あるいは市民協働課、それぞれ本当にいい役割をこの10年間やってきたというふうに思っております。特にNPOを含めて、子育てだとか、あるいはダンス、あるいはこども食堂を含めて、いろんな意味で市民活動が活発になってきております。  そういう中で、まず、かつて男女共同参画センターを利用していた主な団体の活動場所や活動状況についてお伺いしますし、また次に、4月以降の南公民館での男女共同参画や市民協働課の活動状況をお伺いいたします。 ◯企画政策部長(芝井一朗君) お答えいたします。  まず、この場をおかりいたしまして、男女共同参画センターの移転について、関係者の御支援、御協力に対し厚くお礼申し上げます。  さて、旧男女共同参画センターを定期的に御利用いただいておりました書道や健康体操等の活動を行っていた団体やNPO法人を含む市民活動団体につきましては、現在、生涯学習センターや公民館、地区の公民館等で活動されており、市といたしましても、引き続き情報提供等、活動の支援を行っているところであります。  また現在の活動状況ですが、現在のセンターにおきましても、コミュニティスペースとして交流サロンを引き続き設置しており、市民活動団体の皆様の交流の場として活用いただいております。  利用状況につきましては、新センターへ移転してまだ2カ月ではありますが、旧のセンターとほぼ同じ程度の利用がございます。  また、意欲ある市民の皆様の活動に対しましても、これまでと同様に情報提供や市民活動の広報、市民協働事業補助金等の支援を行っているところであります。  以上です。 ◯19番(北條正君) 私も当然、南公民館のほうに行きましたし、かつ各団体さんにも話を一部ですけれどもお伺いをさせていただきました。  市民活動を支援する、あるいは協働、あるいは男女共同の社会をやっていく限りにおいて、特に市民活動なんかを、私も講演を受けたときの基本があるんですよね。  どういう基本かというと、まず団体が集まるところに市民活動の拠点を持っていく。2つ目には、市あるいは行政は、あくまでもサポート役である。あるいは相談役である。  最初に、たしか市民協働課、本庁にありましたね。それが昔の勤労福祉センターに移りましたよね。そのことは踏まえていると思うんです。まさに講演にあったとおりだと思うんです。  ところが今回、南公民館、私も見せていただいた。環境もいいですし、環境というよりも整えられた環境というか。南公民館に入って、エレベーター入りづらいなと思いながら入っていって、職員さんも頑張っておられる。あるいは相談コーナーも新しいですから。そしてまたアットホーム的な交流サロンもいい。ここまでなんですけれども。  ただ、基本的なこと。団体が確かに市民団体ですから、行けばそこで活動はできますよ。だけどその基本は、ある程度集まりやすいところで打ち合わせをして、そしてほかとのNPO、あるいは団体と交流をしながら、それを行政がサポートする。この体制が南公民館、悪いけれどもちょっと欠落しているんじゃないかと私は思っているんですよ。  それで、市長に伺いますけれども、市民が主役のまちづくりの観点で、敦賀駅前に新しい建物つくりますよね。そしてまた、新しい市庁舎もできますよね。市民活動というもの、あるいは男女共同というもの。  福井市のハピリン、AOSSA、それから鯖江市のNPOセンター、あるいは越前市の平和堂にある男女共同、あるいは市民協働課、センチュリーですかね。全部、駅前のいいところ、あるいは駐車しやすいところ、市役所に近いところ。一等地なんですよ。  南公民館が悪いというわけではないんですよ。ただ、市民が集いやすいところから離れていると思うんですが、市長としてどのように今回の南公民館。通過点なら私はいいと思いますが、どのようにお考えか見解を伺いたい。 ◯市長(渕上隆信君) 議員もおっしゃっているように、南公民館は悪いところじゃない、いいところだと思っているんですよ。ですから男女共同参画センターは今の場所ですけれども、交通アクセスの条件もいいですし、市民団体が交流できるサロンの場所も確保できていますし、利用状況も移転前と変わらないことから、現在の場所で引き続きセンターの運営を行って行きたいというふうに考えています。  今後は、現在のセンターの利便性や市民団体の交流を促すためにアンケート等を実施し、より利用しやすく、市民活動の輪が広がるセンターを目指してやっていきたいというふうに思っています。 ◯19番(北條正君) 以前、男女共同に行ったときに、なかなかほかとの、活発度というか、男女共同にしろ市民協働にしても、一つの課題がね。これは市民性ということで私は片づけたくないと思いますし、活発に、大きくあそこで成長した団体もありますし。だから、もう一つ深く考えていただきたいと私は思っているんです。  確かに南公民館、立地としてはいいですよ。ただ、駐車場からの遠さ、あるいは団体がいないんですよ。いないとは言いませんけれども。  市民活動を支援するというのは、これから公民館の話に移りますけれども、公民館活動ではない、本当に市民の、ここが市民が主役のまちづくり、これちょっと市長、忘れてきているのではないですか。  ハピリンだとか、あるいは鯖江だとか越前、担当部長も一度見てくださいよ。どれほど活発か。それが活発かどうか、都会に比べればということもありますけれども、結構5時過ぎると人が集まってきますし、何でやろうなと私もずっと疑問に思っていたんですよ。ある人から、先ほどアンケートという話がありましたけれども、顔の見える市民が主役のまちづくりをしないと、場所さえ用意すればいい。それはちょっとおかしいんじゃないか。  これ以上話を進めると、また同じような答えしか返ってこないと思いますけれども。一度よくアンケートを含めて御検討願いたいと思います。  次に、コミュニティモデル事業、これは粟野公民館を含めて3年目になりますね。今後の新たな展開が私も必要だと思いますし、これまでのまず敦賀市としての評価をお伺いしたいと思います。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) まず、公民館は、社会教育法のもとに生活に即した教育、学術などの講座、教養の向上、健康の増進、生活文化の振興等を担うものと規定されており、現在、各館において事業を進めております。
     一方、本市のコミュニティモデル事業につきましては、平成28年度から実施するに当たり、公民館長を通して市内各地区に呼びかけを行ったところ、粟野地区において粟野コミュニティ運営協議会が設立され、同協議会が地域の課題解決に取り組み、その活性化を目指して取り組んでおられます。  同協議会におきましては、人とのつながりを深めることが第1ステップと考えており、地区の人々が公民館に集うさまざまな事業を熱心に展開されました。平成28年度には新規事業など10事業に取り組まれ、協議会設立前と比較し参加者が全体で2000人以上増加いたしました。さらに、平成29年度は新規事業を1事業立ち上げられ、当初の目的である人とのつながりを深めるということは十分に達成されたものであると認識しております。  平成28年度からの2年間の経験を踏まえ、平成30年度におきましては、目指すべき目標をコミュニティ協議会のほうから示されたということは、コミュニティモデル事業の前進と受けとめ、今後の取り組みに期待しているところでございます。  本市といたしましては、継続的に事業を行っていただくため支援していくとともに、他の地区におかれましてもコミュニティモデル事業に取り組んでいただけるよう、今後も各地区に積極的に呼びかけてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯19番(北條正君) 一定の評価というか、まだ3年目ですけれども評価をし、これからも支援していくということですよね。  次に、市長に伺いたいんですけれども、市民が主役のまちづくりの観点として、特に公民館活動、社会教育法の中の公民館活動だけではなくて、これは言われて久しいですけれどもコミュニティ化、重要な要素だと思います。敦賀型のといいますか、緩やかなコミュニティも備えた公民館活動というのが私は必要だと思いますし、粟野がある一定の成果を上げてきているということも含めて、今後も重要な要素だと思いますし、市長として、まずどのようにこのことをお考えなのかお伺いしたいと思います。 ◯市長(渕上隆信君) 地域の活性化には、人が集まることが大前提と考えております。粟野地区においては、地域をよりよくするために活動する住民同士のつながりを醸成しようと粟野コミュニティ運営協議会が先駆的にコミュニティモデル事業に取り組まれ、公民館に人が集まる事業が展開され、十分な成果があらわれているというふうに考えております。  本当にやっていらっしゃる方は大変だろうなということは、はたで見ていて思いますけれども、それによってみんな集まってきたなということも感じるところです。  今後ですけれども、粟野地区に限らず、ほかの地区におきましても、ハードルを低くしてできる事業から取り組んでいただき、市内各地区において自発的にコミュニティモデルが広がることを期待しています。  ですから完璧にしようとか、いっぱいしようとか思わなくてもいいと思うんです。ちょっとずつやっていって、楽しいな、集まって楽しいねというところから広がってもいいので、何とかコミュニティモデル事業が広がっていくことを期待しているところです。  以上です。 ◯19番(北條正君) 市長も続けてというか継続もし、また支援もしていくということだというふうに思っているんですけれども。  粟野で採用3年目です。ほかが手を挙げないんですよね。これ、どこに原因があるというふうに思いますか。 ◯教育委員会事務局長(池田啓子君) 現在もほかの地区に対しまして、こういったコミュニティモデル事業をやっていただけないか、こういったことを考えていただけないかという事業の趣旨でありますとかそういった説明を担当課のほうで順次回っているところでございますが、まずコミュニティ協議会、そういうものを組織するというところがハードルとしてかなり高いというような御意見、お話はこちらのほうにも耳に届いております。  粟野地区さんは大変大きな、人口も大変多い地区でありまして、そういった土壌としての協議会を立ち上げていただくのに多くの方が参加していただけるといった要素があったと思うんですが、そういったこともありますので、市長さんからのお話もありましたが、大きな協議会でなくてもできる事業に取り組んでいただけないか。全てたくさんやらなくてもいいので、そういった小さなことから始めていただくことを呼びかけているんですが、私個人の意見にはなるんですけれども、ハードルが高いというのは、やはり協議会を組織して事業を運営していくというところで、それがなかなか負担になるのではないかなというふうに捉えておられるのではないかと考えております。  以上です。 ◯19番(北條正君) 確かに粟野の皆さんは非常に頑張っておられる。負担も結構なものだと私は思います。  ただやっぱり、広げていくために、私も民間公民館長を15年ほど前に推奨させてもらったんですけれども。ただ、このときは、それだけがありきになってしまって皆さんがついていっていない。だからなかなか何でやという批判の声もよくある。  このことに関してもハードルを低くして、先ほど言ったようにきめ細かい活動。昨日も粟野南、芋粥の話はきょう福井新聞でも載っていた。あれも運営協議会の一つの活動なんですよね。  ああいうことも踏まえて、一つ提案なんですけれども、小浜なんかは、コミュニティ事業に対して上限を決めて補助金を出しているんですよ、各公民館に。あるいはもう一つ言うなら、公民館活動とは何かと。  以前に私も社会教育委員会の会で、緩やかなコミュニティ化というのを提言させていただいたと思うんですけれども、どう進めていくか。これからの時代に合ったコミュニティ化といいますか、敦賀らしいコミュニティ化をどう進めていくか。これは私、非常に重要だと思いますので、永続的になるため、あるいはこれを広めていくために、私は仕掛けが要ると思うんです。  そのことについて、市長、ぜひそのことも含めて教育委員会と協力しながら、そのことについて広めていただきたいと思います。よろしくお願いをしたいと思います。  次に、廃棄物処分場の管理と今後についてお伺いをいたします。  まず、民間廃棄物処分場の現状、水質の状況、環境の状況、さらには処理負担の状況はどのようになっているかをまずお伺いいたします。 ◯市民生活部長(辻善宏君) 民間最終処分場の現状について申し上げます。  処分場内から場外に出る排水については、抜本対策事業による水処理を行っているため排水基準を全て満たしております。なお、周辺河川のビスフェノールAについては検出下限値付近で推移しています。  また、処分場内の保有水については、抜本対策事業が始まった平成18年度から排水基準を超える項目は減少傾向にあります。しかしながら、処分場内のエリアによってBOD、生物化学的酸素要求量や全窒素等については依然として排水基準を超過しており、学識経験者等で構成する環境保全対策協議会において専門的な知見による効果検証を行いながら、水質が悪いエリアについて重点的に水処理及び浄化促進対策を進めているところです。  処理費用の負担については、この抜本対策事業は福井県と本市が共同で実施しており、福井県と本市が締結した協定書に基づき、本市は全体の費用の2割を負担しているところです。具体的には、平成29年度までの事業全体費用約105億円のうち本市として約21億円を負担しています。  以上でございます。 ◯19番(北條正君) 次に、特措法がありますね。適用でここをやっておりますよね。国の特措法、平成34年で切れます。そのことも含め、処分場の管理のこれからの見通しといいますか、先ほど費用負担、環境はわかりましたので、このことについてもお伺いをいたします。 ◯市民生活部長(辻善宏君) 民間最終処分場の抜本対策事業については、福井県が策定している産廃特措法の実施計画に基づき、県と共同して実施しております。当該計画の目標は廃棄物処理法に係る廃止基準に適合することとしており、目標を達成した場合、事業を完了することとしています。  先ほども申しましたとおり、処分場内の保有水の水質につきましては、徐々に安定し排水基準値に近づいてきていますが、現段階でいつまでかかるのかについては明言できる状況ではありません。  県が策定している特措法実施計画においては、実施期間を平成34年度までとしており、それまでに目標を達成できるよう県と共同して水処理及び浄化促進対策を進めていきます。  なお、県が策定している特措法実施計画の試算に基づき平成34年度まで計画どおり事業を実施した場合、平成30年度から平成34年度までの全体の額としては約8億円で、本市の負担額は約1億6000万円となります。  以上でございます。 ◯19番(北條正君) 何が言いたいかといいますと、まだ最終地点が見えてこないんですよね。これ、はっきり言って負の遺産ですよね。できるだけ早く後始末も含めて安全を確認しながらしないといけない。  ところが今の県の協議会の動きを見ていますと、終わるとも終わらんとも、後始末のことをまだ考えてないんですよね。その辺はどうなんですか。その辺の協議はまだほとんど行われていないと私は議事録なんかを読みますとありますけれども、その辺はどうなのでしょうか。 ◯市民生活部長(辻善宏君) 事業の完了につきましては、先ほども申しましたけれども現段階で明言できる状況ではありませんけれども、抜本対策事業の特措法実施計画に基づき、平成34年度を事業完了目標として、県と共同して水処理及び浄化促進対策を進めていきますというのが答弁となります。 ◯19番(北條正君) 御存じのように、あそこは容器じゃないんですよね。ごみを積んであると思えばいいんです。吸い上げるのをやめれば水はたまります。あるいは流れていきます。だから当然、後始末というのが必要なんです。その検討が議事録、もうそろそろ4年、特措法も含めて考えないといけないと思いますけれども、その辺どうなんですか。 ◯市民生活部長(辻善宏君) 議員おっしゃるとおり、その辺は考えなければいけないと思いますけれども、現状では34年度を目標に完了するという計画でございますので、その計画を進めていくということでございます。 ◯19番(北條正君) 計画が見えないからどうなるんですかという話を聞いているので、もうこれ以上、後でまたします。  そして最後の項目の中で、安定型処分場、この当時かなりあった処分場、5カ所、6カ所ありましたね。この動向と不法投棄の動向、今どうなっているのかお伺いをいたします。 ◯市民生活部長(辻善宏君) 敦賀市内にあるかつての安定型廃棄物処分場の動向や不法投棄などの現状について申し上げます。  廃棄物は一般廃棄物と産業廃棄物に分かれており、一般廃棄物は敦賀市の所管、産業廃棄物は福井県の所管となっております。  産業廃棄物に係るかつての安定型最終処分場の動向や不法投棄などの事案については、福井県より情報提供をいただきながら、本市としても適宜パトロールを実施し、現地確認等に努めています。  また不法投棄につきましても、産業廃棄物のみではなく、生活ごみや家電製品の不法投棄事案も発生しています。住民等からの通報により情報提供をいただいた際は、本市職員にて現地へ赴き対応しています。 ◯19番(北條正君) 当時も産業廃棄物だけでなくて一般廃棄物らしきものがかなり投棄されていたという現実もあります。今現在でも不法投棄に近い、あるいは一時保管かもしれない現状もあります。  そのことも踏まえて、少し緩み始めてきているのかなと思いますので、ここはしっかり締めて、当時のようなことにならないようにこれからもパトロールを含めてお願いをしたいと思います。  これで一般質問を終わります。 ◯議長(和泉明君) 以上で一般質問を終結いたします。  休会の決定 ◯議長(和泉明君) お諮りいたします。  委員会審査等のため、明日から6月25日まで休会といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 ◯議長(和泉明君) 御異議なしと認めます。よって、明日から6月25日まで休会とすることに決定しました。   ──────────────── ◯議長(和泉明君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、6月26日午前10時から再開いたします。  本日はこれをもって散会いたします。             午後2時38分散会...