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平成23年第1回定例会(第4号) 名簿 2011-03-07
平成23年第1回定例会(第4号) 本文 2011-03-07

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  1. 敦賀市議会 2011-03-07
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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成23年第1回定例会(第4号) 本文 2011-03-07 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 142 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長宮崎則夫君) 2 ◯議長宮崎則夫君) 3 ◯25番(平川幹夫君) 4 ◯市長河瀬一治君) 5 ◯25番(平川幹夫君) 6 ◯市長河瀬一治君) 7 ◯25番(平川幹夫君) 8 ◯議長宮崎則夫君) 9 ◯20番(上原修一君) 10 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 11 ◯20番(上原修一君) 12 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 13 ◯20番(上原修一君) 14 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 15 ◯20番(上原修一君) 16 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 17 ◯20番(上原修一君) 18 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 19 ◯20番(上原修一君) 20 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 21 ◯20番(上原修一君) 22 ◯教育長下野弘喜君) 23 ◯20番(上原修一君) 24 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 25 ◯20番(上原修一君) 26 ◯教育長下野弘喜君) 27 ◯20番(上原修一君) 28 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 29 ◯20番(上原修一君) 30 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 31 ◯20番(上原修一君) 32 ◯市長河瀬一治君) 33 ◯20番(上原修一君) 34 ◯市民生活部長(佐上公義君) 35 ◯20番(上原修一君) 36 ◯建設部長(江南新太郎君) 37 ◯20番(上原修一君) 38 ◯市長河瀬一治君) 39 ◯20番(上原修一君) 40 ◯市長河瀬一治君) 41 ◯20番(上原修一君) 42 ◯建設部長(江南新太郎君) 43 ◯議長宮崎則夫君) 44 ◯20番(上原修一君) 45 ◯市長河瀬一治君) 46 ◯20番(上原修一君) 47 ◯10番(北條正君) 48 ◯議長宮崎則夫君) 49 ◯議長宮崎則夫君) 50 ◯議長宮崎則夫君) 51 ◯20番(上原修一君) 52 ◯議長宮崎則夫君) 53 ◯議長宮崎則夫君) 54 ◯8番(馬渕清和君) 55 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 56 ◯8番(馬渕清和君) 57 ◯市長河瀬一治君) 58 ◯8番(馬渕清和君) 59 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 60 ◯8番(馬渕清和君) 61 ◯市長河瀬一治君) 62 ◯8番(馬渕清和君) 63 ◯市長河瀬一治君) 64 ◯8番(馬渕清和君) 65 ◯建設部長(江南新太郎君) 66 ◯8番(馬渕清和君) 67 ◯企画政策部長(嶽勤治君) 68 ◯8番(馬渕清和君) 69 ◯市長河瀬一治君) 70 ◯8番(馬渕清和君) 71 ◯市長河瀬一治君) 72 ◯8番(馬渕清和君) 73 ◯副市長(塚本勝典君) 74 ◯8番(馬渕清和君) 75 ◯副市長(塚本勝典君) 76 ◯8番(馬渕清和君) 77 ◯市長河瀬一治君) 78 ◯8番(馬渕清和君) 79 ◯建設部長(江南新太郎君) 80 ◯市長河瀬一治君) 81 ◯8番(馬渕清和君) 82 ◯建設部長(江南新太郎君) 83 ◯8番(馬渕清和君) 84 ◯市長河瀬一治君) 85 ◯建設部長(江南新太郎君) 86 ◯8番(馬渕清和君) 87 ◯建設部長(江南新太郎君) 88 ◯8番(馬渕清和君) 89 ◯議長宮崎則夫君) 90 ◯1番(別所治君) 91 ◯市長河瀬一治君) 92 ◯1番(別所治君) 93 ◯市長河瀬一治君) 94 ◯1番(別所治君) 95 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 96 ◯1番(別所治君) 97 ◯市長河瀬一治君) 98 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 99 ◯1番(別所治君) 100 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 101 ◯1番(別所治君) 102 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 103 ◯1番(別所治君) 104 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 105 ◯1番(別所治君) 106 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 107 ◯1番(別所治君) 108 ◯市長河瀬一治君) 109 ◯1番(別所治君) 110 ◯企画政策部長(嶽勤治君) 111 ◯1番(別所治君) 112 ◯市長河瀬一治君) 113 ◯1番(別所治君) 114 ◯副市長(塚本勝典君) 115 ◯1番(別所治君) 116 ◯議長宮崎則夫君) 117 ◯14番(和泉明君) 118 ◯市長河瀬一治君) 119 ◯14番(和泉明君) 120 ◯市長河瀬一治君) 121 ◯14番(和泉明君) 122 ◯市長河瀬一治君) 123 ◯14番(和泉明君) 124 ◯市長河瀬一治君) 125 ◯14番(和泉明君) 126 ◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 127 ◯14番(和泉明君) 128 ◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 129 ◯14番(和泉明君) 130 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 131 ◯14番(和泉明君) 132 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 133 ◯14番(和泉明君) 134 ◯市長河瀬一治君) 135 ◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 136 ◯14番(和泉明君) 137 ◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 138 ◯市長河瀬一治君) 139 ◯14番(和泉明君) 140 ◯建設部長(江南新太郎君) 141 ◯議長宮崎則夫君) 142 ◯議長宮崎則夫君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 5.議 事             午前10時00分開議 ◯議長宮崎則夫君) ただいまから本日の会議を開きます。  日程第1 一般質問 2 ◯議長宮崎則夫君) 日程第1 これより一般質問を行います。  まず、平川幹夫君。   〔25番 平川幹夫君登壇〕 3 ◯25番(平川幹夫君) おはようございます。新政会の平川でございます。  この質問が最後になろうかと思いますが、1点だけ質問をさせていただきます。発言通告書に基づき質問をさせていただきたいと思います。  まず、高齢者の運転免許更新手続につきまして質問をさせていただきます。  自動車を運転する者は、道路交通法により運転免許証を所持し運転しなければなりません。さらに更新時期はそれぞれの人によって異なりますが、法に基づき更新時期が来れば手続をした者に対して免許証が更新されるわけでありますが、これも当たり前のことであります。  その手続でありますが、若狭町の倉見にある嶺南運転者免許センターで更新手続をすることになっております。以前から特に高齢者の多くの皆さんから敦賀市内で更新手続ができないものか、倉見の運転者免許センターまで行くのが大変なのでといったような要望等がよく聞かされるわけであります。それは福井県公安委員会が行うことですからねというような返事しかできないわけでありますが。  ところで更新手続をいろいろ調べてみますとそれには区分があり、内容によって手続が分かれております。1つは優良運転者、また2つ目に一般運転者、さらには違反運転者、初回更新運転者、それに70歳以上の高齢者の5つの区分に分かれております。敦賀においても、せめて70歳以上の高齢者の更新手続を敦賀市内でできるよう敦賀として関係機関等に対して要請ができないかということをお伺いをいたしたいと思います。 4 ◯市長河瀬一治君) 運転免許証の更新につきましては、どなたも期限が来ますとしなくてはならんものでございまして、私も昨年10月に行ってまいりました。近くでできれば本当にありがたいことでございまして、特に高齢者の皆さん方にとりましてはお近くですっとできたほうが、これはだれでもいいなというふうに思うことは間違いないということでありまして、議員もそのような声を聞かれておるというふうに思っておるところでございます。  ただ他県の例を見ますと、例えば県内で1つ2つしかないというところですと、最寄りまではいきませんけれどもある程度警察署のほうで更新をしているところがあるというふうに伺っておりますけれども、福井県内ですと人口80万少しの県で、実は4カ所更新手続を行うところがあるということを伺っているところでございます。  そこで、運転免許更新事務は福井県の事務でございまして、これを変更するということは福井県内全体の免許更新施設、いろんな更新するときに目の検査をしたりという施設を置かなくてはならんということ。そうなりますと事務の変更があるということでありまして、一度福井県のほうに議員のほうからこういう声があると。恐らく高齢化は県内、全国全部進んでおりますので、ますますこれからの高齢化の時代にどう対応するかということを考えますと、一度お話をしてみたいなというふうに存じますけれども、非常に難しいのではないかなというふうに想像されるところでございます。  それと高齢者の皆さん方につきましては免許の返納ということ、特に今の交通事故を見ておりますと被害者、また加害者ともに高齢者の方が非常に多いという現実問題もございますので、そういうこともあわせて全体的に交通安全ということを踏まえた中で、高齢者の皆さん方の免許更新がどのようにあるべきかということも総合的に考えながらこの問題提起をしていきたいなというふうに思っているところでございます。  とにもかくにも高齢者の方におかれましては車に乗られても事故を起こさない、また事故を起こされないというそのような体制づくりが非常に大事な時代だということを認識しながら、一度お話はさせていただきたいなというふうに思っているところであります。 5 ◯25番(平川幹夫君) 今5ついろいろ運転免許の更新に対してあるということを申し上げたわけですが、70歳以上について限定して申し上げますのは、市長、この前更新したのはまだ70歳になっておりませんから普通の免許、優良ゴールド免許だと思いますが、そういう手続をされたというふうに思うわけです。70歳以上といいますのは、運転免許更新の希望の者につきましては高齢者の講習、またシニア運転者講習とかチャレンジ講習等々あるわけですが、いずれにいたしましてもその講習を受けて運転免許の更新をしなければならないということになっておりまして、敦賀の場合は敦賀にあります自動車学校、敦賀自動車学校、また敦賀中央自動車学校のいずれかで講習を受けるということで、その講習済み証を持って倉見へ更新に行く。そこで全部講習を受けていますから目の検査と写真を撮って、そしてすぐ免許証更新していただけるということになっております。
     そういう面を含めて高齢者、先ほど返納ということも言っておられましたが、確かにこれを一般質問に当たって理事者のほうからそういうこと等々もありまして、それよりも更新のことも考えると。しかし70歳以上ですからまだまだ、私たちそうですから返納せいといってもこれは無理な話でして、そういう面も含めて講習を受けてすればすぐそこで交付されるということもあって、いわば手続的に簡単であると。こちらで全部手続していくわけですから。そういうことで高齢者の方から、2年ほど前からこれを盛んに耳にするわけです。どうかならんのかという。  また10日ほど前でしょうか、ある会議に出ておりましたら、区長からそういう要望も出ておりまして、私たち議員とすればこれは県の関係でありますがそういう要望も聞けば、それを市長に対して説明もし御理解もいただき、そういうことも発信していただくというのも我々の仕事かなというふうにも思っておりますから、きょうは発言させていただいたわけです。  ちなみに福井県全体の運転免許人口等々を申し上げますと、これは21年の12月現在でありますけれども福井県下で53万6205人です。そのうち高齢者が9万2613人ということです。そのうち敦賀の高齢者、70歳以上ですが6740、そして美浜町で1511人、そして若狭町で2587人ということで、敦賀の周辺で1万837人ほどが免許証の所持者であるということなんです。  そういうことですから、でき得るならば敦賀でそういう便宜を図ってやるようなそういうことができるとなというふうに思っておりますし、自分自身行ってもそうかなということも、みんなの言うことも納得できるわけでございますが。そういうことで、もしそういう要請等々ができることであればお願いもしたいということです。  細かいほかの各県についても、いろいろインターネットあたりで調べますと、きょうは申し上げることは控えたわけですけれども、いろいろ理事者の方から言われましたので控えたんですが、それは今市長から言われましたから、そういうことでやっているところもないことはないということで、またひとつ機会を見てそういう要請もしていただけるとありがたいなということを考えております。  そういういろいろな問題点もございますから、一般質問についてはくどく言わずに、これであっさりと引き下がるということで、私の一般質問を終わらせていただきます。  御答弁ありがとうございました。 6 ◯市長河瀬一治君) ありがとうございました。いろんなデータもお示しいただきましたし、それと70歳といいましても平川議員のように元気ばりばり、問題にせずに運動神経もそのままで運転される方もいらっしゃいますし、50代でも40代でも不向きな人も現にいらっしゃるわけでありまして、一つの70というのは年齢でありますけれども個人差が全然違うと思います。それは適性なども含めてやられておりますけれども、逆に言いますと元気な方ですと十村のほうが近いという感じの方もいらっしゃいますし、また皆さんグループであれば乗り合わせて行くことも可能であります。  それはそれとして考えながらも、やはりそういう声として市民の皆さん方から出ておるわけでございますので、私どものほうからも一度公安委員会に対して、こういうことも出ておると。やはりこれからますます高齢化が進む時代の中で、免許更新のあり方。今までどおりというのもこれまた変だというふうに思いますので、そのあたり一度働きかけをしていきたいなと思います。 7 ◯25番(平川幹夫君) ありがとうございました。(拍手) 8 ◯議長宮崎則夫君) 次に、上原修一君。   〔20番 上原修一君登壇〕 9 ◯20番(上原修一君) おはようございます。日本共産党敦賀会議員団の上原修一でございます。  今期最後の質問になりますけれども、ぜひ紳士的な前向きな御答弁をお願いいたしたいと思います。  それでは、発言通告に基づきまして順番に3点について質問をしてまいりたいと思います。  まず最初に、学童保育の拡充という点についてであります。  現在の日本の状況、これを見ますと長引く不況や雇用不安、また低所得者による生活困難、非正規雇用や社会保障費の削減による生活不安の中で生活を強いられております。加えて年金制度あるいは健康保険制度改定、後期高齢者医療制度や障害者自立支援制度など自己責任を追求する制度や、福祉現場に企業の進出を促し命や健康、子供の育ちにかかわることをもうけの対象にする制度の導入が進められていこうとしております。  国民の生活困難に拍車をかけておりますが、今後、保育所あるいは幼稚園をこども園にして企業参入できるようにするとか、子ども・子育て新システムの基本制度の案が出されております。これは待機児童を解消するどころか所得の低い家庭は保育所の入所も困難になる制度ではないかなと思いますし、また子供を産み育てることに不安を増し、少子化対策としては最悪の逆行するものであります。  その中で、敦賀においては乳幼児医療制度の改定で小学校卒業までの医療費の助成制度が行われております。今後は嶺南の他の自治体と同様、中学校の卒業までの助成を行い、子育て支援全般の公的責任の拡充と予算確保で安心して子供を育てることができる状況にすることが必要であり、自治体においては最優先課題ではないかなと思います。  さて、子供たちをめぐる社会状況を見ますと非常に悪化しているのではないかなと思います。不登校やいじめ、暴力あるいは自殺や凶悪犯罪を引き起こすといった事態が進行しております。これは大人社会の反映であり、影響も受けており、社会的に子供たちを守っていく責務があります。  そこで、子供たちが健やかに育っていける環境整備として児童館や児童クラブの事業が行われております。敦賀においても市民の皆さんの強い要望も高まってきており、その役割の重さが増しております。  そこで本題に入りますけれども、学童保育は放課後における保護者が不在のために保育することができない児童の居場所の確保というだけでなくて、指導員や子供同士の成長を援助していく上で重要な役割を果たし、子供たちの生活の場として役割を果たしているものであります。  現在、核家族化と経済的困難から留守家庭の児童が増加している状況の中で、敦賀の留守家庭における実態というものはどうなっているのか、伺っておきます。 10 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 児童クラブは、保護者や地区の方々の要望を受けまして多くの児童を受けられるようこれまで新設または増設の対策を行ってきております。例えば平成16年度ですけれども、児童クラブは5クラブございました。利用者につきましては146人ということでございますが、平成19年の10月に11クラブにふやしまして、現在の利用者につきましては488人ということでございます。  その中では入れなかった児童もいたかもしれませんけれども、現在ではすべて希望児童を受け入れる体制になっております。  以上でございます。 11 ◯20番(上原修一君) 希望児童はほとんど入れるということでありますけれども、現在共稼ぎ家庭というのは新規に家を建てたりいろんな経済的にも困難という状況の中で、この料金設定というのはどうなっているのか聞いておきます。 12 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 児童クラブですけれども月曜日から土曜日まで、下校時から5時半まで預かっております。料金ですけれども本市の場合は月額4000円ということでございます。他を見ますと、例えばあわらとか越前につきましては基本月額8000円というところで、ほかはほとんど大体5000円以上が多いという状況の中で、敦賀では月額4000円ということで安いと考えております。  以上です。 13 ◯20番(上原修一君) 今の料金設定ですけれども、私、勝山の児童センターの利用状況について調べてみたんですけれども、国の実施要綱に規定されている事業所はおおむね10歳未満の児童であるのに対して、留守家庭に限らず預かりを希望する小学校1年生から6年生までのすべての児童を対象にしているということと、もう一つは大体月額4000円から多いところでは8000円利用料を徴収しておりますけれども、勝山においては、おやつづくりの実費代を除いてすべて無料でやっているということです。  全国的には珍しいということですけれども、将来的には敦賀においてもそういった支援策を考えていくことも大事ではないかなと思うんですけれども、その点についてお伺いします。 14 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) ある程度の自己負担は仕方がないかなと考えております。できるだけ安ければ安いほどいいんですけれども、今後また例えば児童クラブの増設とかそれに対応していくためにはそれだけの経費がかかりますので、ある程度その辺は他の状況も見ながら考えていきたいと考えております。 15 ◯20番(上原修一君) 今後検討していくということですので、ぜひ実現してほしいと思います。  次に、現在敦賀においては地域によっては非常に学校間格差、新入生が多く入るところとか、人数でいくと今回多いところでは粟野小学校では111人の1年生、次は中央小学校の90人、粟野南が89と非常にたくさん入るのは、集中しているところもございます。少ないところでは西浦とか東浦が少ないわけですけれども、平均して大体全校1年生で660人ぐらい入るわけです。  その中で現在、私の住んでいる粟野保育園にしてみますと、今年度、要望として、先ほどちょっと聞き取り調査をしたところ90名ぐらいになるという要望も出ておるので、現在の定数と今後の定数に対する充足率、あるいは今後どういうふうな対処をしていかれるのか。その点について受け入れ体制はどうなっているのか、ちょっと聞いておきます。 16 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 議員さんがおっしゃるとおり核家族化ということで、学童保育の要望というのはふえてくるというふうに考えております。粟野児童クラブにつきましても定員は70名というところで、私ども今つかんでいるのは大体80人の要望というふうに聞いておるわけですけれども、これにつきましては国のガイドラインがございまして、1人当たりの基準ですけれども1人当たり1.65平米以上ということで、現在80人でも大丈夫だということで考えております。  ただ受け入れ体制につきまして、職員の増につきましては検討しておる状況でございます。 17 ◯20番(上原修一君) 今るる説明ありましたけれども、私も現場へ行ってみましたけれども、教室が2つありまして、一つは学校から帰って宿題するとか勉強する場、もう一つは食事とか遊ぶ場なんですけれども、とてもあの広さで80名といいましたけれども、現実的には90名になる。その中でまた10人遠慮してもらうのかどうか知りませんけれども、現実的に非常に。隣接している幼稚園、小さい子供がいるわけです。トイレに行くにしてもそこを通っていったりする。けがの心配も安全性の面もあります。  粟野南では2カ所あるんですね。これは40人か50人の2つということで、粟小においても隣接地としては金山保育所があると思うんですけれども、ここについても将来的に分離といいますか2カ所にしていったほうが。今のところで運動場に建てるにしてもだんだん狭くなる、また遊びの場が少なくなるわけで、そういうことでここの方面ますます人口がふえていくということも考えられますので、そういった動向を踏まえて将来的にふやしていくのかどうか、ちょっとお聞きします。 18 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) おっしゃるとおり将来の予測人口、人数を見ながら、クラブの新設とか増設、そしてまた委託など含めまして、あらゆる方策を検討していきたいと考えております。 19 ◯20番(上原修一君) もう一つ、父兄の方から聞いているのは、沓見小学校区では現在学童保育がされていないということでは、向こうの方面も新興住宅も今ふえてきておりますので、そういった受け入れ体制についてもどうなっているのか聞いておきます。 20 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 沓見地区の児童クラブでございますけれども、これにつきましては昨年6月議会で堂前議員さんのほうから要望がございまして、それらを踏まえまして現在、地元の区長さん初め関係機関と協議しております。来年4月の開設に向けて準備を進めている状況でございます。  以上です。 21 ◯20番(上原修一君) そういった方向で将来的にやるという御答弁で、ぜひ早急にやっていただきたいと思います。  それから今後、学童保育の要望がふえていくということで、今1年から3年生対象ですけれども、ますます社会状況の変化する中で安全で、学校の勉強以外で学ぶということを集団ですることも大切ではないかなと。家へ帰れば核家族化で、なかなか家から出れないということもありますので、そういった子供の安全な居場所を4年生から6年生まで対象を広げていくという将来的なことについてもちょっとお聞きしておきます。 22 ◯教育長下野弘喜君) 小学校の高学年、4年生から6年生でございますけれども、平成20年度から公民館におきまして放課後子ども教室を開催しております。現在は北、南、咸新の各小学校の高学年児童を対象にしまして、北、南、東郷公民館を活動拠点としながら、主に火曜日から金曜日の放課後と夏休みあるいは冬休み、ところによりましては土曜日なども含めておりますけれども、各地区などの指導者のもとで自主学習でありますとか簡単なスポーツでありますとか料理教室でありますとか工作、いろんなことで学習をしているところでございます。 23 ◯20番(上原修一君) 現在、各公民館等でと。ただやはり公民館から遠く離れたところ等も田舎とか行くとありますので、そういった意味においては学校内で見ていくとかそういう安全の面についても今後考えていく必要があるのではないかなと少し思いましたので、つけ加えておきます。  それから障害者の学童保育ということについても非常に市民の方からも要望がありますが、その計画については太陽の家でやるという前の御答弁もありましたけれども、現在の受け入れ体制と、そして嶺南養護学校へ通っている方が放課後とか、あるいは夏休み、冬休みの間そういったところの運営状況、そういった支援策といったものをお示し願いたいと思います。 24 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 敦賀から嶺南東養護学校へ通っているのは小学部から高等部合わせまして在籍者では106名中83名ということで、78%の方が敦賀から通っている状況でございます。  受け入れ体制ですけれども、受け入れの人数とかそういうものにつきまして、今現在未定でございます。今後、障害者の自立支援協議会などで御意見をお聞きしながら検討していきたいというふうに考えております。 25 ◯20番(上原修一君) これから協議会を立ち上げていくということで、これもやはり早急にしていただきたいのと、ちょっと思ったんですけれども嶺南養護学校へ83名通っているということでは、ほとんど敦賀から遠いところへ通うという面においては、将来的には敦賀市内にこういった養護学校を設立するということも考えていかなければならないのではないかなと思いますが、その点について答えられる範囲でお願いします。 26 ◯教育長下野弘喜君) 今そういう嶺南東養護学校というものがございます。議員の御指摘の点のお答えになるかどうかちょっと不安がございますけれども、現在はそういう専門的な対応ができる教員、あるいは教育プログラム、そういったものがきちっと充実しておりまして、それゆえにそういった一人一人の教育内容に応じて十分になされておりますので、そういったところが今機能しているという中で、将来的に敦賀でということについては現時点では考えておりません。 27 ◯20番(上原修一君) 現在そういった状況の中で考えていないということでは、障害を持つ親御さんとか本人にしても、敦賀で生まれ育って敦賀でそういったいろんな施策を受けるのが一番理想的だと思いますので、将来的には、お金も要ることですけれども重要な問題だと思いますので、ぜひ考えていってほしいなと思います。  次の質問に移ります。  2番目についてでありますが、高齢者福祉の充実ということで特別養護老人ホームについてであります。特別養護老人ホームの待機者、全国で42万人を超えているということであります。  敦賀においても全国同様に高齢化率が上がり、介護を必要とする高齢者がふえております。在宅で家族が介護できない方も多く、特別養護老人ホームなど施設介護を求める施設入居希望者もふえているところであります。また、在宅でなく病院で入院して待機している方も退院を勧められている実態もあり、さらには家族が仕事をやめて在宅介護になったり、高齢者世帯では在宅で必死の介護をしている老老介護、認認介護もふえております。  現在、市内の施設に申し込みをしてもベッドの空きがなくて待機している方は常に100人を超えていると聞いております。これらの実態から施設の整備を促進し、早急に解消すべきと考えますが、見解を伺っておきます。 28 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 現在、市内で介護保険施設というのは特別養護老人ホームが4カ所、そして老健といいまして介護老人保健施設が4カ所、そして介護療養型医療施設が1カ所、そしてまたグループホームが7カ所ということで入所施設がございます。  1月末現在の入所者数、総数645人となっておりまして、要介護認定者2000人ほどいるんですけれども、そのうちの31%を占める多くの方が施設に入所されている状況でございます。  第4期の介護保険事業計画、これは21年度から23年度ということで今現在やっているんですけれども、これでは介護老人保健施設、気比の風、25床新設いたしましたし、また地域密着型グループホーム、これにつきましては1カ所、今必要な施設の整備を行っている状況でございます。  今後、特別養護老人ホームの整備につきましては、来年度策定いたします第5期の介護保険事業計画、これは24年度から26年度という3カ年ですけれども、これにおきまして策定委員会で協議をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 29 ◯20番(上原修一君) ただいまの説明で非常にグループホームとかいろんな施設もふやしてきているということは評価したいと思いますし、ぜひ家で待機されている方が早急に解消できるようにやっていってほしいなと思います。  それでは次に、先ほどちょっと聞くのを忘れたけれども、待機者の中で在宅あるいは病院で入院している方がどれぐらいおるか、ちょっと聞いておきます。 30 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 在宅で介護を受けている特養の申込者は68人でございまして、病院で入院しながら特養の申し込みをされている方が34人ということでございますので、合計102人。これは要介護度が3以上ということで考えております。  以上です。 31 ◯20番(上原修一君) それでは時間が余りありませんので、養護老人ホームについて。養護老人ホームは65歳以上で在宅でのひとり暮らしが困難な方が入所し、公の措置費として入所者の個人負担で支えられておりますが、個人負担は所得によって決まるわけですが、有料老人ホームのように高額の個人負担はしなくて済むと。そしてまた市営住宅等の競争率が高くて有料老人ホーム、1カ月15万円から20万円が必要であり、国民年金ではなかなか入れない。  こういったお年寄りの暮らしを見れば何としても養護老人ホームの増設、増床が必要になってくるのではないかなと考えるんですけれども、その点について伺っておきます。 32 ◯市長河瀬一治君) 特養につきましては、全国的に見ますと結構福井県というのは整備率は高いほうなんです。そして私ども敦賀につきましても、今部長のほうから答弁ありましたように養護老人ホームのほうにつきましては、確かに対象者は増加しておりまして、生活保護受給の高齢者の増加等も原因があるわけでございます。  そこで今、社会福祉法人の敬仁会さんが運営します萩の苑、1カ所でございまして定員が30名であります。現在私ども敦賀の措置入所者36人のうちそこには25人が入所しておりまして、それ以外の方は市外に行っているというような状況でございます。  ただし高齢者施設ということでございまして、今後入居者の状況には変動が予想されるわけでございます。その点を踏まえまして増床につきましては関係機関と十分に協議をして検討してまいりたい、このように思っております。 33 ◯20番(上原修一君) ぜひ前向きに早急に生活困難者の救済策として行っていってほしいなと、このように思います。  それでは最後になりますが、防災計画ということについて、雪害と交通網の麻痺という問題について、何人かの方も質問されておりましたがこれについて改めて質問してまいりたいと思います。  今回の雪害については、1月30日から強い冬型の気圧配置によって嶺北南部及び嶺南東部を中心に大雪となり、嶺北と嶺南を結ぶ交通網、道路や鉄道の通行どめや不通により市民生活や物流に大きな影響が出たと発表しておりますし、敦賀の平野部においても積雪は1月29日の4センチから2日後の1月31日には78センチ、気象庁の敦賀特別地区の気象観測所の観測値を記録したと報道されておりますし、市内山間部では2メーターから3メーターの積雪となっております。特に1月30日深夜から翌31日の午前中にかけては平野部で50センチ、山間部で1メーター以上の積雪となり、大変な状況となったのは記憶に新しいと思います。  このような問題の中で、今回この影響によっての敦賀の被害状況と、今後また毎年こういった状況も生まれることも予測されるわけであります。また全国から敦賀、国道や高速ストップして大丈夫かというような電話も入ってきております。そういった状況の中で、ぜひ将来的にはこういったことを解消するためにどういった対策を講じていくのか、伺っておきます。 34 ◯市民生活部長(佐上公義君) 先般の大雪では国道8号、それから北陸自動車道が通行どめになるといったこと、そしてまたJRの北陸線、小浜線などが運休するということで交通や物流に大きな支障が出たということでございます。また被害におきましてはコミュニティバスの運休もございまして、市民に大きな迷惑をかけたということでございます。それから小学校の臨時休校、さらには物的被害としましては農業用のビニールハウスの倒壊、それから船舶、漁船の転覆が起きたというようなことが生じました。  今回の教訓をもとに、先月の15日に関係機関が集まりまして協議をさせていただきました。そこで出たのが今後の問題点を解決する課題といたしまして、今回の情報の共有がなかなかとれなかったということで、まず第1に情報の共有化を図ろうということで1点目が申し出された。2点目につきましては、警察当局の協力を仰ぎまして交通通行どめ、それからチェーン規制といったことを抜本的にやっていこうと。そしてもう1点が、降雪地域を走る各トラック協会とかそういうところに冬の降雪地区を走るときの装備をちゃんとしていただくよう広報していくということが確認されたということでございまして、こういったことを含めまして今後の対応をさせていきたいというふうに思っております。 35 ◯20番(上原修一君) 毎回大雪になるとこういった問題、協議会も立ち上げていろいろやっているんですけれども、対策会議等も気象庁発表でもうある程度大雪になるということが予測されているわけですから、降る前から対策会議を開く。今回は1月30日に通行どめになってから対策本部を開いているということではちょっと遅いのではないかなということと、国道1本ですから、これがストップしたら高速もストップする、本当に大変な状況。そこでいろんな事故とか、あるいは病人が出た場合、非常に問題点がまだまだたくさんあると思うのでそういう体制とかもありますけれども、こういったことについては今後起こり得るであろうということで、1年を通じて。  もう一つは、先ほどの質問でもあったように坂道とかスリップするような大型がとまるような状況のときには消雪を優先的に国とかに働きかけるとか。そしてチェーン規制についても、チェーンをつけてない車は市内で国道のほうへは行かせないとか、チェーンをかけて通らすとか、いろいろ対策。こんなもの当たり前のことですので、もっともっとそういう細かなところをやっていけばこういう大きなことにはならなかったのではないかなと、防げることもあったんじゃないかなと思います。  今後、対策をもっと強めていってほしいと思います。  それから消雪施設の拡充ということで、何人かの方も質問してきましたけれども、幹線道路が優先的に除雪がやられます。こうなってくると田舎のほうとか細い道がおろそかになって。そうすると結局、両方に手がかかることになりますので。  まず思ったのは幹線道路、大きな道。通勤通学、そしてバスの路線の確保。そのために冬場でなしに夏場とかに幹線道路を優先的に県道と国道についてもやってもらう。そしてまた小さな道についても水の確保とかいろいろな問題はあると思うんですけれども、それに準じて必要箇所からやっていくということが大事ではないかなと思うんですけれども、その点についてちょっと聞いておきます。 36 ◯建設部長(江南新太郎君) 除雪の件につきましても市民生活部長のほうから申し上げたとおり全体的な課題。それから議員がおっしゃる先日も話が出ておりましたが消雪施設の充実。このようなことも今考えてはおります。  まず幹線道路の消雪等、水源の問題等も相当影響するわけでございまして、そういったことを見きわめながら除雪と並行な体制でやっていきたいということもございます。そしてまた生活道路等の消雪等についても、議員がおっしゃるとおり坂道とか除雪の困難なところ、そして特に山間部の多いところ、そういったところも水源、表流水等を確保しながら計画も順次させていただきたい。市長の答弁にもありましたが、そういったことも今後考えていくというふうな状況でございますので御理解をお願いします。 37 ◯20番(上原修一君) それでは次に、国道8号あるいは北陸自動車道の通行どめになった場合のバイパスということで、夏場でもいつでもそうですが停滞になって、もし地震でも起きてがけ崩れになった場合、不通になります。そういった意味においては、東浦の杉津からあっちのほうへは曲がりくねった道がありますけれども、これの拡充、道の拡幅とかコース、曲がりくねった道ではなしにもう少し大きな車も通れるような、すれ違いできるような道路。あるいは五幡から区画整理したところに大きな県道。葉原方面へ行く道も昔からあるようで、地元の人に聞くと8号線ストップしたらどこも行けなくなるということにおいては、早急に国なり県に対して設置してほしいなという要望も市長も聞いていると思うんですけれども、これについても早急に停滞解消と避難道路という位置づけでやっていくべきではないかなと考えますが、ちょっとそこら辺聞いておきます。 38 ◯市長河瀬一治君) 今回の大雪でもストップしてしまいまして、大変バイパスの必要というのを強く実感したところでございます。これは私どももいつも国等に要望しておりますけれども、本来ですと東浦バイパスがトンネル等ですかっと抜けておりますとこういう心配もないわけでありますし、そうなりますとたとえ高速道路で事故があって通行ができない。ちょこちょことは言いませんが年に何度か発生しておることであります。そうなるたびに季節を問わず8号線に全部おりてきますから非常に大渋滞をし、東浦地域の皆さん方の生活に支障が出ているという状況が現に発生いたしております。  そこでいろんな要望を行っておりますけれども、国のほうとしますと部分改良を今やっておるんだということで8号線の整備を進めておるわけでありますが、やはり抜本的には東浦バイパスをつくっていくのが大事であります。また五幡新保停車場線も県のほうにお願いしておりまして、部分的にそこのところへ回って市内うち、また他の地域へ抜けることができますので、そういう意味でこのことにつきましても要望を進めておるところでございます。  特に東浦中学校の横から上がるところのバイパスにつきましては非常に実はカーブが物すごく多うございまして、あそこを抜本的に大きな車がとまれるようにとなると相当の改良をしなくてはならんかなということも私も何度か通行しまして感じておるところでございますけれども、あの部分につきましても改良をできる限り進めていただいて、通行どめになったときには速やかに通れる道。  また、あそこをうまく整備しますと、例えば高速道路で何かあったときにあそこから抜けれるということがあるんですね。乗用車でしたら今でいけば緊急的には抜けれるというふうに思いますけれども、恐らく中型バス以上になりますと、小型バスぐらいになりますとなかなかあそこは通れないような道でもありますので、それも含めてまたしっかりと県のほうに要望していきたいなと思います。 39 ◯20番(上原修一君) 今御答弁ありましたように昔はあそこへゴルフ場を持ってこようかという計画もあったようで、そういうところ、地面たくさんあるようなので、そういった意味においてもぜひ早急にやっていただきたい。  それから最後になると思うんですけれども、大雪が降った後に対策立てるということと同時に、現在行われてきた排雪によって二次災害というのが今私のところへ相談が来ております。その内容を見ますと、大雪が降って排雪するのに雪捨て場が非常に少ない、限られてくるということになれば、1カ所か2カ所、集中的に四六時中、24時間体制で排雪する。そういった作業をする方には本当に御苦労で大変な作業だったと思いますのであれなんですけれども、そこの近辺で生活している方の悩みというのは、非常に頻繁に入ってくるので騒音と振動と寝不足、営業にも差しさわりがあったとかそういった話も聞いているんですけれども、そういった二次災害的な問題についてどのようにお考えなのか、ちょっと聞いておきます。 40 ◯市長河瀬一治君) 確かに雪がどんどん降りまして排雪作業に入りますと、大量の雪を捨てなくてはならんということで大変苦慮いたしております。私どもそういう点を配慮しながら、なるべく周辺に家のないところとかを選んで、今回例えば運動公園の横のところをお借りしたり、また松原の駐車場、グラウンドなどにも行きました。ああいうところですとそういう二次的な被害が少ないということでありましたが、特に公設市場でありますとかああいうところの場所はあるんですけれども、人家等が近いということでそのような苦情も現にいただいておりますので、そういう部分を十分に配慮しながら、今後除雪計画の中で、より排雪しやすく、かつそういう御迷惑をかけないところをしっかりと選定をして対応していきたいなというふうに思います。  本来ですと海のほうにうまく捨てれると早く解けますしいいんですけれども、そうなるとまたオイルフェンスを張ったりといういろんな作業もございまして、これはまた漁業者の皆さん方、また船を運航する皆さん方に大変また迷惑のかかるところでもございますので、そういうところをしっかりといま一度再検証して場所選定をしっかり進めたいなというふうに思います。 41 ◯20番(上原修一君) いろいろ苦労されているのは本当に大変なことと思います。今ほど言われたように今まで公設市場のところに非常にたくさんの、それも10トンダンプで満杯となって24時間となると非常に考えられないことというか。その相談者にしても道の振動とか、それから舗装もその後直したらしいんです。亀裂が入ったり。道路上の止水栓とかも地面に陥没していたとか。  その中でその方によると、家の状況もちょっと見てほしいということで相談に乗って、市役所に対しても要望されていたように思うんですけれども、そのことについて今後、相談者がいるわけですから、どのように対応されていくのか少し聞いておきたいと思います。 42 ◯建設部長(江南新太郎君) 排雪場に絡みまして、なかなか市長も申し上げたとおり大型交通量も多くなる。そういったところから周辺の皆さん方にも説明をしながら、場所によっては時間制限をさせていただいて捨て場をという中で排雪をやらせていただきました。  そういった事柄があって、除雪によってそういったことが周辺の皆さん方に影響等もあった場合等についても、そういった現状を現地に出向きまして把握させていただいて物事を進めていきたいというふうにも考えておりますし、できるだけ影響のないような排雪計画もやりながら今後いろいろと留意していきたいというふうに考えております。 43 ◯議長宮崎則夫君) 上原議員に申し上げます。ただいまの発言は発言通告の範囲を超えておりますので御注意願います。 44 ◯20番(上原修一君) 発言通告というよりも、やはりこれは市民生活、今後にかかわる重大な問題だと思いますので、私はあえて提起させていただいたんですけれども。  こういった問題、やはり解決していかなければ前へ進めないと思うんです。この問題がきちんと市民に理解されて、そしてきちんとどのように対応してきたか。そしてまた将来的にそういった二度と起こしてはいけないという結果も生まれてくるわけですから、これについてはきめ細かな対応というのは必要なわけです。これがもっと事が大きくなれば、まだまだ敦賀の対応について非難が出てくる可能性もありますので、その点についてもうちょっと紳士的な態度で、健康と市民の財産を守るという自治体の役目があるわけですから、そういった意味においてぜひきちんとした解決をしていただいて。
     市長も直接聞いておるということも今伺いました。できるだけそういった納得できるような解決方法を見出していただいて、今後の教訓としていただきたいと思います。  そういった意味において、市長自身どのようなお考えを持っていますか。最後にお聞きします。 45 ◯市長河瀬一治君) これも災害といえば災害でありますし、因果関係というものも非常に大事でありますので、そのあたりをしっかり調査をさせていただいて、除雪によるいろんなものが大きな原因であり御迷惑をかけたということになればしっかりと対応していかなくてはならん、このように思っております。 46 ◯20番(上原修一君) 今、因果関係とおっしゃいましたが、この方は10年以上前からやっていたのを、公的な仕事だから目をつぶって我慢していたということで、それは当然ながら証明するというのは難しいと思います。例えば通る前に家の写真とか調査をして、その後、除雪作業が終わった後どういう結果になったとか、そういうことは全然一切やられてないわけですから、これを証明しろといってもなかなか難しい部分もありますし。  例えば建設した方の建築がおかしいんじゃないかとか、そうなってくるとまた問題が大きくなるわけで、地面が亀裂起きるほど。そこで一たん停止しても重圧がかかるちょうど角っこの場所ですから……。   〔「議長。」の声あり〕 47 ◯10番(北條正君) 休憩動議を求めます。 48 ◯議長宮崎則夫君) 賛成者おられますか。   〔「賛成。」の声あり〕 49 ◯議長宮崎則夫君) 暫時休憩いたします。             午前10時59分休憩             午前11時50分開議 50 ◯議長宮崎則夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  上原修一君の一般質問を続けます。 51 ◯20番(上原修一君) 最後になりますが、先ほどの私の質問に対して、市長は今後ともこういった災害に対しては因果関係も究明し、また調査をするという答弁だったかと思います。そして今後とも住民の安全と財産を守る立場から前向きに進めていってほしいなということを要望しまして、私の発言を終わります。  以上です。 52 ◯議長宮崎則夫君) 暫時休憩いたします。  なお、再開は午後1時といたします。             午前11時50分休憩             午後1時00分開議 53 ◯議長宮崎則夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  次に、馬渕清和君。   〔8番 馬渕清和君登壇〕 54 ◯8番(馬渕清和君) 皆さん、こんにちは。新政会の馬渕清和です。  1期目最後の質問を発言通告に基づき順次行います。  まず1項目めでございますが、親子で触れ合いが持てる場所の新設についてでございます。  私は、敦賀にも子供たちが動物や魚を見ることができ、触れ合うことができる施設をつくるべきだと幾度も市長に提案してきました。市長はその都度、動物園や水族館は私も必要だと認識しておりますが、これら施設をつくるのに多額の費用がかかり今の財政状況では困難であると答弁されました。残念でございます。  そこでまずお聞きいたしますが、平成21年の6月議会で敦賀次世代育成支援に関するアンケートを実施し、その結果、953名の方から意見が寄せられ、3名の方のみ水族館や動物園の要望回答がありました。よって難しいのではと答弁されました。  しかしその設問を見ていますと、「お子さんとよく行かれるところや必要と思われる施設は」という内容でした。この設問では私が提案したミニ動物園やミニ水族館のことはどこにも記載されておりません。しかも当時の担当課によりますと、具体的に記載するとみんな水族館や動物園を欲しいと要望されるので、あえて具体的な設問を外したと述べられました。これでは動物園や水族館をつくらないためのアンケート調査にしか思えませんが、その点まずお聞きいたします。 55 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) これは敦賀の次世代育成支援の計画の策定のための資料ということで2年前にアンケートを実施したものでございまして、ミニ動物園とかミニ水族館、こういった具体的な施設名を出したものではなく、実際に必要と思われる施設があれば具体的に書いてくださいということでした資料でございますので、よろしくお願いいたします。 56 ◯8番(馬渕清和君) では質問を続けます。また、そのときの答弁で市長はミニ動物園に絞って一度研究させていただきますと言っていただきましたが、あれから1年以上たちますが、どのように研究されたのか研究の成果をお聞かせください。 57 ◯市長河瀬一治君) まず県内を見てみますと、足羽山動物園がございますし、また鯖江に西山動物園がございます。そこのことをちょっと調査させていただきまして、管理費でありますとかいろんなところでありますけれども。それぞれ大体年間1100万円前後の予算がかかるというのと、当然職員さんが必要でございます。そこで足羽山動物園については12名の方がそこで働いていらっしゃいますし、西山動物園のほうでは6名の職員さんを配置しておるということでございます。そうなりますと管理費、人件費も相当かかりますので、人件費も大体数千万円ぐらいがかかるんじゃないかということでございます。  そういう状況を考えていきますと、敦賀で動物園等々をつくるというのは、もう今車社会でありますし、私どもも子供が小さいときにはいろんなところへ出かけていったことは覚えておるところでございまして、私どもは自然のいいところがございます。松原があったりそれぞれの子供たちの施設もつくっておりますので、そういうところを活用していただく。また家族で出かけるということも一つの楽しみでございますので。  移動動物園というのもまたいろいろ時期に開催などもしていきますが、ついせんだってその一つの移動動物園さんが火事になったというようなニュースも出ておりまして大変残念なことでございます。  そういう意味で常設でやっていくというのはなかなか難しいかなと。私前も言いましたけれども敦賀には松原公園の中にちっちゃな水族館がございました。私どもの時代ですから10円で入れたところでございますし、その横には猿を飼っておりまして、それとちょっとした鳥なども飼っていたこともございますけれども、あのぐらいの規模ですとそうお金はかからないと思うんですけれども、逆に言うとあの程度の規模では余りにも小さ過ぎてということもあるわけでありまして、そういうことを考え合わせるといま少しどういう。  例えば今は本当は動物と触れ合うというのは大事でありますし、特にペットブームでありまして、それぞれの御家庭で犬なり猫なり本当にたくさん飼われているのも現状でございますので、そういう部分では動物と触れ合うというところはある程度、家庭の中でも行っているのも現状ではないかなというふうに思いますので、そういうことをいろいろ考え、将来的にそういうことが可能な時期も来るかもしれません。  それと今はデジタル初めいろんな映像の時代でもございまして、それも立体映像というのは今非常に可能になってきておりますので、そのような映像的な立体動物園なども、全国にないようなものをやって人を集めるということも一つのアイデアかなというふうに考えているところであります。 58 ◯8番(馬渕清和君) いろいろ研究していただいたということで、1000万円ぐらいかかるということなんですが、移動動物園もやっていますが、私は以前提案していましたが、もう一度提案させてもらいますが、まず初めに取り組むことは、やはり動物を管理する飼育員の確保からです。飼育員2名を全国公募して職員として採用します。そしてその職員を2年間、動物園や水族館に派遣して、飼育方法や飼育管理、園舎の新設等ノウハウを習得していただき、あとの2年間で動物園、水族館の施設規模、設置場所、維持管理費等を研究していただきます。それから最初は近辺に生息する動物や魚介類等を集め、の空き施設を利用して動物や魚を飼育する傍ら、芸も教えます。その様子を小学生や幼児に見せます。そして先生方にも見学していただき、動物の成長過程や命のとうとさも指導してもらいます。  先ほど経費の話がありましたが、私が考えたのは最初4年間の経費として前期2年間は人件費、大体1人500万円掛ける2人分で1000万円の2年間で2000万円。後期2年間も人件費、大体2000万円。それに調査設計費1000万円ぐらいで2年間で2000万円。ほかに仮園舎や光熱費、えさ代などで1000万のトータル4年間で大体7000万ぐらいになるのではないかと思います。  市長、年間にしますと1750万円ぐらいです。ほかの観光予算を少しこちらへ回してもらえばと思います。これも将来立派な敦賀の観光資源になると私は考えます。何事も種をまかなければならないと思います。その種をまく時期じゃないかなと思います。  そして、このような施設の新設に取り組めば子育て中の夫婦や子供たちから大変喜ばれますが、最初はまさにミニミニ、ちっちゃいものでいいんです。先ほどおっしゃったようなミニミニ動物園や水族館から始めればいいと思いますが、再度お聞きいたします。 59 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 命のとうとさとか、そして芸を習得するとか、そういうのを子供たちに見せるというのは教育上、また子供の成長において必要なことだと考えております。  さきにも答弁しましたとおり本には海とか山とか川とかいろんな自然があります。そしてまた触れ合える場所といたしまして、私は極めつけは中池見人と自然のふれあいの里、あそこは動植物、生物3000種類のいろんな多様な動植物がおりまして、今ラムサール条約の登録を目指して頑張っておりますけれども、そういうところもありますし、また親子の触れ合える場所、動物とかそんなんじゃなくていろんな触れ合える場所というのは敦賀にたくさんあります。  例えば昭和54年に国際児童年ということで建設いたしました児童文化センター。児童文化センターの中にはプラネタリウムもありますし、そして児童遊園もございます。そして春夏の祭りには移動動物園ということでやっていますし、また運動公園なんかでは、例えばちびっこ広場とか、ちびっこゲレンデとか、そしてまた滑り台。滑り台なんかは当初、全国で一番長いということで話題になりました。  そういうふうにして触れ合いの持てる場所というのはたくさん、例えば健康管理センターもそうですし、また子育て総合支援センター、ここでも施設内でもありますし、また毎日、出張子育てとか、そして図書館とか少年自然の家とかリラ・ポートとか、触れ合える場所は敦賀にもたくさんあるんです。だからこういうあるものを有効に利用するというのが必要じゃないかなと私は思っております。  ないものを探すよりも、あるものをどう有効に使うかということが私は大切ではないかなと思います。ということで言えば、子育て支援についていろんな要望がたくさん来ます。その要望の中では優先順位というのがありまして、子育て支援の児童福祉からいいますと何が優先かというと命の問題が一番大事かなと思います。  そうしますと、さきの答弁、議会でもありましたように子宮頸がんのワクチンとか、それを例えば高校3年まで広げるとか、子供の医療費を小学校から中学校卒業まで拡大するとか。これは検討していますけれども、そういうこととかソフト面でもそういうことが重要になってくるんじゃないかと思います。  ちょっと済みません。話長くなりますけれども。  そしてハード面からいいますと、市長の提案理由にありましたように新和保育園、和久野保育園、統合します。和久野保育園、古くなったからそれを子供たちのために新しいものをつくろう。200人定員でさみどり福祉会さんが建設する。それに対する補助も出します。そしてまた、新和保育園を改修して粟野地区に子育て支援センターを24年の10月開所に向けて計画をしております。  そういうことからいいますと、子供と触れ合える場所というのは敦賀にもたくさんありますので、そういうものを十分利用して。そうしますとミニ動物園、ミニ植物園は優先順位からいいますと、悪いんですけれども下のほうになるんじゃないか。命をまず優先にするということからいいますと、そういうことで御理解いただきたいなと思います。  以上です。 60 ◯8番(馬渕清和君) 私とちょっとまた観点違うんですが、いいです。  それでは余り長くなるとあれなんですけれども。  市長、私、過去の議事録を読んでいます中で、市長、先ほども松原公園の話をしていただきました。そして議事録の中でも懐かしい思い出を語ってくれています。当時を知っている市長だからこそ、私はこの質問をできたのかなというふうに今思います。あの松原公園のイメージでいいんです。私はそう思っております。  子育て支援、そして観光地としてもアピールすることができます。市長の御努力で新快速が来て、観光客もふえています。間もなく敦賀─長浜間の鉄道130周年のイベント等も予定されています。たくさんの観光客に敦賀に来ていただくようにしなければなりません。やはり見るところ、食べるところ、遊べるところには人が集まります。大人一人で来るより子供を連れてきたほうが地元にも潤いをもたらしてくれるのではないかと私は思います。  例えば子供が、お父さん、敦賀のお猿を見にいこうと言ったときに、そうか、お母さんどうすると。そうやね、おじいちゃん、おばあちゃんもお誘いしたらというわけで家族5人が来ます。子供はたくさんの大人を連れてきます。私はそう思います。  またもう一度、具体的な内容を記載したアンケートを実施していただいて、市民の方にもアイデアを募集していただき、そして観光予算を少しでも回していただいて、まずアクションを起こしていただきたいなと思います。  最後、市長にその点お聞きいたします。 61 ◯市長河瀬一治君) 先ほど福祉部長は福祉部長でありますから、その観点から少し長い答弁があったというふうに思いますけれども、彼はそれだけ一生懸命福祉行政に取り組んでいるというあかしでございますので、ひとつ御理解をお願いしたいと思います。  議員のほうからは、確かに観光というものも考えなくてはならん。要するに今おっしゃるとおりで、お子さんが動けば必ず人は動きます。最近のイベントでは特に保育園なり幼稚園の皆さん方が出演する行事がありますと、大体1人のお子さんにお父さん、お母さん、それにおじいちゃん、おばあちゃんもお父さん側のおじいちゃん、おばあちゃん、お母さん側のおじいちゃん、おばあちゃん、それに兄弟さんですから、1人が出てきますと大体七、八人、多いとついてきてくれますので、そういう面でお子さんが好んで行かれるところに大人の方がついてくるというのは本当に理屈の合った理論だというふうに思っております。  そういう観点で観光のほうを見ますと、どうしても松原のほう、多いときには浜茶屋の最盛期には恐らく一夏で100万人以上が松原に訪れた経緯もございますし、今は年間を通じてある程度来ておりますけれども、なかなか本当にきれいな海と松原があるだけで小さい売店がある程度でありますので、そういうことも考え合わせますと。  昔はあそこに10円を入れると動く自動車があったり、お猿がいたり鳥がいたり、ほとんどカメとアジぐらいしかいなかったんですけれども水族館があったり、そういうふうにしましたから、そのあたりある程度の観光という側面を含めて、いま一度そこだけじゃなくて松原全体を眺めた、例えばもうちょっと食事ができる場所があるとかそういうものを含めた形で松原の再開発ということを念頭に置いて、また暁には頑張ってまいります。 62 ◯8番(馬渕清和君) また前向きによろしくお願いいたします。  それでは次に、2項目めの二級河川笙の川の整備についてお尋ねいたします。  この問題は、平成19年6月議会、19年12月議会、21年12月議会の3回、質問や提案をさせていただきました。しかし今日まで市長からの答弁は、私もこの問題は大変重要だと認識しており、河川管理者である県に強く働きかけてまいりますと、いつもこういうような答弁が返ってきました。  これは私の質問が稚拙なのか、また市長が笙の川の治水安全度の問題に無関心なのか、あるいは高度な政治判断で河川改修の問題に取り組んでも完成までには長い年月と多額の費用がかかり政治家にとっては余りメリットが少ないのかとお考えなのか。  しかし、この笙の川の問題は大変重要な問題です。よって私は今後、この笙の川沿線住民の皆さんに、この河川は治水安全度が低く、そして危険な河川であるということを機会あるごとに情報発信してまいりたいと思っております。そして、笙の川の河川改修が一日も早く着手されることを願っております。  そこで今回、任期最後の議会ということで再度この問題を取り上げ、質問させていただきます。  平成10年9月22日、当時、私は車の営業をしており、毎日市内外を飛び回っておりました。その日も仕事を終え会社から帰宅途中、笙の川の堤防を走っていました。そして何気なく川面を見てびっくりしました。素人の私には今にも笙の川がはんらんし堤防が決壊するのではないかと足がすくんだ思いを今でも鮮明に覚えております。  この日の事象をきっかけに、私は笙の川に強い関心を抱くようになりました。平成10年9月22日当日、敦賀測候所の観測データでは日雨量108ミリでした。そして黒河川上流方面では日雨量135ミリを観測したとも聞いております。その日の状況は、市長もよく御存じのとおり来迎橋のけた下30センチ近くまで水位が上昇しました。幸い堤防は決壊せず被害はありませんでしたが、呉竹町や松島町の低地では内水はんらんが発生し、床上浸水や床下浸水が多く発生するとともに、道路冠水も発生し交通に支障を来したと、住民の皆さん大変御苦労されたということで後から多くの人に話を聞きました。  そこでお尋ねいたしますが、市長は当日、笙の川をごらんになってどのように思われたか、まずお聞きいたします。 63 ◯市長河瀬一治君) ちょうど私もパトロールをしながらずっといろんなところを視察してまいりました。暗くなっておりましたけれども、不気味といいますか非常に水かさがふえてきて、川のところいっぱいぐらいに上がって流れておりました。  木の芽川のほうですと一部決壊といいますか、はんらんまではしませんでしたけれども土手のほうが波で削られていまして、応急対策などのところも見てきたところでございますけれども、非常にあれだけの雨がいっときに降って、今の笙の川の保水能力ではもち切れない一歩寸前まで来たということを覚えているところでございます。  今の現状を見ますと、確かにあの当時もかなりヨシが生えていて、非常に整備も悪かったんじゃないかなという記憶があるんですけれども、現在今見てみますと、木の芽の下流のあたりからかなり県のほうも努力をいただいてしゅんせつをしていただいております。今もちょうど河口部分に近いところも皆さん方もごらんになったと思いますけれども、川の中に道をつくって土砂をすくってしゅんせつということで対応はしていただいておりまして、これもふだんやっておくべき大事な作業だというふうに思っております。  将来的には100年に耐え得る河川にしようということで、今いろいろ私どもも県当局に働きかけをしておるところではございますけれども、何分にも時間と予算がかかるということでありまして。しかし、これはやってもらわなくてはならんという強い意思をもって今後とも県に対して働きかけをしていきたいなというふうに思っております。  大変不気味で怖いなという印象を持ったことを今でも鮮明に覚えております。 64 ◯8番(馬渕清和君) 市長、今お話がありましたが、笙の川の整備基本計画では降雨確率100年で流下能力毎秒1200ミリ、河口より木の芽川合流点までの1500メートル間は70メートル引き堤し川幅を広げ、治水安全度を高めるとなっており、その場合300戸余りの家屋移転と350億円余りの工事費が伴うであろうとのことでございます。  これは笙の川水系河川整備計画検討資料に掲載されていましたので私がこのことを以前質問したところ、市長は22年3月議会の答弁で、私に笙の川を直す300億円をとってこいというそういう政治家がおられたのなら、その方にやってもらえば結構だと答弁されましたが、笙の川は福井県管理の二級河川です。工事費、例えば350億円のほかに調査設計業務費や工事雑費費もろもろの経費50億円を加えて400億円としましょう。河川工事の場合、国庫補助金2分の1、200億円。残り200億円が福井県の負担となります。よって、笙の川を20年かけて整備した場合、県の負担額は毎年10億円ぐらいになります。  また、300戸余りの移転のあっせんは敦賀の責務として義務を果たさなければならないと思います。この用地確保も県と共同で行えばスムーズに対応できると思います。この用地確保については私も腹案がございますが、今回は差し控えますが、この河川改修は国の補助をもらって県が施行します。敦賀には負担はかからないと思いますが、その点お伺いいたします。 65 ◯建設部長(江南新太郎君) 河川整備につきまして私のほうからお答えさせていただきますと、河川整備の全国的なお話として、相当なお金、膨大な事業費もかかるということから事業期間が長期にわたるという中で、整備方針については構想的なもので目標は100年というところで決められておりますし、その中でもより効果を早く出していくという中で、早期に効果が出るような暫定的な規模という中で整備計画がつくられて、今進められております。  それも治水効果を早く出すために50年という確率で、国のほうも21年の1月29日に河川整備計画が認められたという中で、現在は県のほうに早く河川整備を実行していただきたいという要望を出しております。  当然100年確率でいけば膨大になりますが、現在の50分の1の計画の中でやっていくという中で、の負担はないということで県に伺っております。 66 ◯8番(馬渕清和君) 負担がないからやっていただきたいということをお願いしております。私は100年確率で。  それで財源についてですが、今、県は敦賀に立地している原子力発電所のおかげで今日までどれぐらいの交付金が県に入っているのか。そして、そのうちどれぐらい敦賀に投資されているのか、まずお聞きいたします。 67 ◯企画政策部長(嶽勤治君) それでは既に確定した平成21年度実績で申し上げますと、福井県には約103億円交付されてございます。しかし御質問のへの交付実績については県事業全体としてやってございまして、県内市町村すべてを対象とする事業が多数ございます。そういう観点から、市町村別の交付金の実績額は算出していないという回答を得てございます。  以上でございます。 68 ◯8番(馬渕清和君) それでは、県には21年度で103億円入っているということですが、毎年敦賀の河川改修に20年かけても10億円ぐらい投資しても、私は県民の理解は得られると思います。よって、敦賀はやはり県に強く要望すべきだと思います。  現に西川知事は、敦賀にあるもんじゅを新幹線敦賀までの延伸の早期着工のバーターとして使っています。敦賀は福井県よりも国のエネルギー政策に協力し貢献しています。よって、敦賀にとっての地域振興策はやはりこの笙の川の河川整備だと私は思います。笙の川を100年確率の断面で河川を整備していただくことだと思います。このことはもっと知事に訴えるべきだと思います。  そしてもう一つ私が言いたいのは、先ほどの家屋移転の件なんですけれども、仮に木の芽川合流点まで70メートル引き堤した場合、335戸の家屋移転が必要とされます。これは私が地図上で線を引いて数えましたが、1戸の移転先の費用を仮に4000万円とした場合、家屋移転費用だけでも134億円の巨額となります。そして住宅の場合、経済波及効果は10倍とも言われております。その結果、1340億円という巨額な経済波及効果をもたらします。そして、そのほかにも220億ほどの事業を行うわけです。  新港の工事も終わり、これといった事業もありません。また、ことしの大雪の話ではないですが、景気の低迷で建設、建築、水道業界の方も機械もオペレーターも手放してしまい、除雪に支障が起きています。河川改修はこのように縮小せざるを得ない業者の皆さんの活力になります。  そして、市民の安全、安心を確保するとともに嶺南初の河川公園も夢ではないと思います。まさに市民にとって良質な公共事業と考えますが、この点お聞きいたします。 69 ◯市長河瀬一治君) 議員がいろいろ試算をしていただいて、そのとおりだというふうに思います。それだけの家が移転するということは解体に始まり建築に始まるわけでありますので、非常に私どももそれが県事業として計画どおり。  しかし地元の移転される皆さん方の理解も得ませんと。日本の国の体制は他の国を見ますと、すっとできるところもありますけれどもそういうわけにはまいらんので、恐らくかなり難航するのではないかなということもちゃんと予想しながらしっかり対応しなくてはなりません。当然、県としてそういう事業はしっかり計画が前へ進んでいけば、私どもは地元としてそういう部分にはしっかり協力をしていきたいなというふうに思っておりますけれども、まだいましばらく、直ちにこの事業が県が採択をしてやっていただけるというところまでまだ理解をいただいておりませんので、引き続きまして粘り強く要望をしていきたいなというふうに思っております。 70 ◯8番(馬渕清和君) 今答弁いただきましたが、やはり市長は実績がありますので、この100年確率で整備していただけるように強く言っていただきたいなと思います。  次に、3項目めの北陸新幹線敦賀までの延伸についてお聞きいたします。  北陸新幹線は2014年度中に金沢まで開業します。敦賀までのルートは公表済みで、着工認可を申請中です。しかし先日、国のほうでは留保金90億円が執行見送りとなりましたが、これはなぜでしょう。  さて、北陸新幹線は敦賀以西は1973年に閣議決定された整備計画で小浜付近を経由するとされていますが、詳細は未定です。これが今日までの北陸新幹線の状況でございます。
     そして、西川知事を初め、市長も推進されていることは私も理解しております。  私思いますには、この新幹線問題は、まず初めに西川知事が胸襟を開いて県民、特に嶺南地方の市町の各首長、議員、そして住民の皆さん方と向き合い、真摯に議論することが問題解決の糸口だと。すなわち敦賀までの延伸の認可を実現する第一歩ではないかと私は思います。  とりあえず敦賀まで、あとは国が決めることであると機会あるごとに発言されていますが、これは若狭以西の人が聞かれた場合、我々も同じ福井県民じゃないのと言いたくなるような発言ではないかと思います。そして私は思いますには、国のほうでも敦賀から先、福井県はどのように考えているのか、そのところを知りたいと思っているのではないかと思います。もちろん選挙の絡みもあると思いますが、やはり知事がボールを先に投げるべきだと思いますが、市長はどう思われるでしょうか。  それと、市長は敦賀の市長であると同時に嶺南地域の全体のリーダーであり、意見を集約する立場にあります。嶺南地区の発展は実績がある河瀬市長の双肩にかかっていると言っても私は過言ではないと思っております。  そこで質問いたしますが、市長も知事がおっしゃっている「とりあえず敦賀まで、あとは国が決めること」という考えは同じでしょうか。まずお聞きいたします。 71 ◯市長河瀬一治君) まず、この新幹線問題というのは本当に古い、昭和45年前後のときの日本海側を走らす新幹線の構想として出ました。今若狭ルートということで、これは実は閣議決定をしておりますので今も消えておりません。私ども嶺南広域行政組合の中の管理者会の中では、これは嶺南を若狭を回って行くのが筋であるということで実は意志統一ができておるわけでございまして、そういう意味ではあと国がどうするか。  これはやはり国家プロジェクトでありますので、日本海側地域。私いつもお話しはしておるんですが、日本海側全体の人口というのは1000万人弱ぐらいなんです。東京都よりも少ない人口しかいないというのが現実です。均衡ある国土の発展と中央政府のほうで言われながら、ちっとも日本海側は発展してきていない。恐らく人口減少はまだまだ続いていくんじゃなかろうかという状況。これはやはりインフラの整備のおくれというものも当然あるというふうに思っておりまして、日本海側を走る一つの新幹線構想というのは大事だというふうに思っております。  そこでルート問題でありますけれども、これは閣議決定されたルートを進むべきであり、ただそれでは採算が非常に難しいという声があったり、また大阪の橋下知事などはいろいろと滋賀県とも協議しながら、一般的にいう米原のほうへ抜けていったほうが早いんじゃないですかという投げかけをされたところでございます。いろんな方面ではそういう意見に乗るべきだという声もございますが、嶺南地域とすれば若狭ルートというのは消えていないわけでございますので、粛々とまず敦賀まで認可をいただいて工事を進めていくというのが本筋でございます。また仮にルート的なもので変わることがあれば、国のほうから実はこういう問題もあってこういうふうにしたいんだと、ぜひ御理解をしてくださいというふうに説明に来るのが筋でありまして、それを地方に国家プロジェクトのルートを決めなさいというのが筋違いだというふうに私は思っておる一人でございます。  そういう観点から、知事がおっしゃるように国としてしっかりした計画を立てなさいと。国から示されたことに対して、私どもが投げかけがあれば議論をしなくてはならんわけでございますので、現時点ではまず敦賀までの認可を最優先として取り組むのが筋である、このように思っております。 72 ◯8番(馬渕清和君) それでは続けます。  私は、平成20年6月議会と20年の12月議会、2回この新幹線問題を取り上げました。しかし納得がいくような回答は得られませんでした。そこでもう一度質問させていただきます。今からお話しすることは、今議会でも木下議員の質問の中でもありましたが、一番市民が関心ある大切なことでございます。  まず、建設に伴う敦賀の負担額と並行在来線が第三セクターに移管された場合の赤字補てんの費用負担額。それに運賃の値上げ率。列車の運行ダイヤの予測、すなわち特急列車、普通列車がそれぞれ何本になるのか。また、会社がどこの主体になって運営されるか等、先進都市の事例等を参考にしながらなるべく具体的にお答えください。 73 ◯副市長(塚本勝典君) 幾つかの御質問をいただいたわけでございますけれども、まず建設費のことでございます。公表されている金額から申し上げますと石川福井県境から敦賀間、約75キロ、全体金額5300億円と試算されております。そのうち地方自治体、地元負担が3分の1でございます。そして、さらに3分の1の90%が起債の対象になり、その半分が交付税措置されるということで、実質的には18%ぐらいかなと。福井県としては約1000億ぐらいになるというふうに試算されております。  それから沿線市町はどうかということでございますが、おおむね幹線の部分は県が負担するわけなんですけれども、駅部とか、あるいは用途地域にかかわる工事の区間については10分の1が地元というふうにある程度試算されております。決して1000億の10分の1ではなくて、繰り返しになりますけれども駅部及び都市計画区域のうちの10分の1という試算がございます。  それからあとは三セクになったときどうかという問題でございますけれども、三セクをどの区間でやるか。例えば富山、石川。富山は若干単独でやりそうな感じはしますけれども、富山、石川、福井と組んでやるのか、あるいは福井単独でやるのか。そういう中での三セクの立ち上げる区間によってかなり感じは変わってくると思います。  ただ、先行的な事例を見ますと、長野県の場合を取り上げますと長野県が4分の3くらい出して、残りは市町村、地元と民間が含んだものが出資しているというのがしなの鉄道株式会社、そういった例がございます。  それから運賃等につきましては、これは若干高くなっているようでございますけれども、平成21年に国のほうとしても在来線を全部地元で賄うということは少し負担のかけ過ぎじゃないかという議論もあるわけですから、多分将来においては在来線等はかなり地元だけじゃない方向に進んでいくというふうに思っております。  以上です。 74 ◯8番(馬渕清和君) るる説明いただきましたが、やはり私が今お伺いしたことが一番市民が気にかけていることだと思います。いまいちわかりにくい部分もありますので、やはり早急に説明会とかも実施していただきたいなと思います。  それでは、ちょっと話は変わりますが、2027年に中央リニア新幹線が開通予定という話がございます。もし開通した場合の敦賀─東京間の時間、運賃、もしおわかりでしたらお聞きいたします。 75 ◯副市長(塚本勝典君) リニア新幹線につきましては、新聞報道等で、公式的なところは私も知り得る状況にありませんけれども、40分から50分で名古屋─東京間ですから、敦賀─名古屋間が1時間40分ぐらいですか。それをトータルすればどうか。あるいは米原で新幹線に乗り継いでいけばどうかというような感じで時間短縮は図られるものだと思いますし、運賃等につきましてはまだ私のほうでは詳細はわかっておりません。  以上です。 76 ◯8番(馬渕清和君) 今おっしゃってもらいましたが、私もちょっと調べてみました。東京─名古屋間に大体所要40分のリニア中央新幹線が来ます。私の試算では今の現状、しらさぎで行きますと敦賀から米原で30分、米原から名古屋で新幹線大体30分、名古屋から東京まで今言ったように40分、それぞれ乗り継ぎをしても大体2時間で東京へ着くんじゃないかと思います。  また乗車運賃も東京─名古屋間で、これは新聞報道で見ましたが1000円までの値上げということが書いてありました。そしてさらに2045年には東京─大阪間が67分で開通するという話も出ていました。  そうするとこれは北陸新幹線が東海道新幹線の代替機能を果たすのか、ちょっと私は疑問なんですけれども、それよりもやはり負担金を、さっき説明ありましたが、それを使ってまちづくりに生かしてもらいたいなと思います。  それと、このような大事な問題こそやはり市民アンケートやパブリックコメントをしっかり実施していただきたいなと思いますが、最後その点をお聞きいたします。 77 ◯市長河瀬一治君) 新幹線につきましては、確かにふだんそういうものを利用しない皆さん方には必要はないんじゃないかなという意見でありますけれども、これは国としてやる国策であります。もちろんリニアも今JR東海のほうでやろうということが具体的に進んでおりますから、それはそれとして会社の事業でありますからやってもらえばいいというふうに思いますが、東海、東南海、また関東方面の大地震がそう遠くない時期にかなりの確率で発生するというときでありますし、リニアが通ろうが何しようが駅がやられてしまいますと何の役にもたちません。そうなりますと離れた日本海側を回る新幹線、これは東京駅がだめになっても近くへ行けば、大宮なりそこへ行けば使えますので、そういう意味で日本海側を走らすルート、それと均衡ある国土の発展という観点からの一つの国家プロジェクトでございますので、それはそれとして進めていく必要があるというふうに思います。  やはり将来を考えていけば、金沢には26年に来ますので、そこでぽつんととめておくのが本当にいいのかどうかという議論なども含めて全体としてある程度の先を見た形で議論すべきでありますし、私ども期成同盟会等もつくり、また大会等も行いながら、私はそんな利用はせんけれども将来の子供や孫のことを考えればないわけにはいかんなという、そういう意識を持った方もいらっしゃるというふうに思いますので、これを賛成、反対をとって、うちのまちは要りませんというふうな性質のものではないなというふうに思っております。やはり国家プロジェクト、そして国がしっかりと責任を持って前へ進める。それに私どもがいろんな議論をしながら協力をするという形のものであるべきだというふうにも思っております。 78 ◯8番(馬渕清和君) それでは最後、4項目めに移ります。  舞鶴若狭自動車道の工事進捗状況とアクセス道路についてお尋ねいたします。  舞鶴若狭自動車道は現在、全区間で工事に着手され、平成26年度の供用開始に向け順調に工事が進められているとのことですが、私も一日も早い完成を待っている一人でございます。  この舞鶴若狭自動車道ですが、ここにパンフレットがございますが、福井県内のインターチェンジは西から大飯高浜インター、小浜西インター、小浜インター、上中インター、三方インター、美浜インターとあり、敦賀ジャンクションにつながります。今言ったように敦賀の半分以下の人口の小浜には2カ所、また敦賀の4分の1弱の若狭町には2カ所とサービスエリアが1カ所できます。そして隣の美浜町にも1カ所できます。  そこで質問いたしますが、この舞鶴若狭自動車道の進捗状況と長谷地区にインターチェンジができるのかをお聞きいたします。 79 ◯建設部長(江南新太郎君) 議員がお尋ねの舞鶴若狭自動車道の進捗の件とその説明についてでございますが、議員がおっしゃるとおり現在の進捗は本線工事の進捗率は小浜から敦賀間39キロのうち用地取得率、工事着手率とも100%とお聞きしております。平成26年の完成が待たれるところでございます。 80 ◯市長河瀬一治君) これは議員も新聞等でごらんになっていただいているというふうに思います。インターチェンジは舞鶴若狭自動車道の構想段階の中で、粟野地域の皆さん方からはインターチェンジをという要望が出ておりました。ところがインターチェンジ、敦賀のほうが近いものですから、そこに本来のインターチェンジをつくるとなりますと1日の利用台数というのが調査されまして、ある程度の台数がありませんとまずインターチェンジ自体を設置することは不可能でございました。  ただスマートインターの構想が、よく高速を走っておりますとスマートインターの社会実験中というやつが最初は出ておりまして、今はもうスマートインターとしていろんなところで開設されて、かなり利便性もよくなったところでございますけれども、そのスマートインターならできるということを私どもも情報をつかみ、その時点から粟野地区の皆さん方の今までの要望、それと敦賀のまちにとっても大変必要なものであるという認識。また、これができることによってのいろんな意味での避難道路にもなりますし、また滋賀県高島とのいろんなつながりも持てることでありまして、総合的に考えましてもこれは絶対に必要なインターだというふうに考えておりまして、スマートインター方式で協議会も立ち上げ、また、ついせんだっても粟野地区の区長さん初め関係の皆さん方に御説明を申し上げたところでございまして、国のほうにも全国で八十幾つのスマートインターの要望があるそうでございまして、そのうちどのぐらい採択されるかわかりませんけれども、今後十分に運動を展開しまして必ずできるように最大の努力をいたしているところでございます。 81 ◯8番(馬渕清和君) 答弁をいただきましたが、このパンフレットを見てちょっと私は驚いたんですが、先ほども言ったように交通量が多いところにできるという話ですけれども、小浜には2つあるんです。上中にも2つあるんです。美浜にもあるんですけれども、なぜ敦賀が、平成8年から敦賀が参加していると思うんですけれども載っていないのかなというのが私まず一つ疑問に思いました。  それと、小浜や若狭町、上中町や美浜町のインターチェンジやパーキングについても地元負担は一切ないという話もちょっと聞いておりますし、今計画される敦賀の場所、それは敦賀の玄関口なので、やはり26年の供用開始時点にはインターチェンジを必ず設置していただきたいと思いますし、これになぜ載っていなかったのかというのが一つ不思議でしたが。  いろいろ要望活動をされていると思いますが、今までどこに何回どれぐらいの要望活動をされているのか、もしお答えできましたら。 82 ◯建設部長(江南新太郎君) 先ほども市長のほうから申されたように、スマートインターという形で今整備を要求してございます。その要望活動の内容でございますが、あるんですけれども今手元にないものですから、取り寄せまして報告させていただきます。 83 ◯8番(馬渕清和君) それでは次に、インターチェンジの名称についてお聞きいたします。  現在、敦賀南スマートインターチェンジ、これは仮称ということで進んでおります。私は南ではなく敦賀西スマートインターチェンジにすべきだと思います。その理由として、この自動車道は小浜から敦賀に向かって、もちろん反対側からも進行してきますが、西から東に向かって進んでいきます。よって、敦賀西スマートインターチェンジのほうがいいんじゃないかと思います。  現在供用されている小浜にあるインターは小浜西インターとなっておりますし、またこの道路と並行して走るJR小浜線も西敦賀駅となっております。この名称については、ぜひ御提案させていただきたいなと思います。  次に、敦賀南スマートインター(仮称)と県道の山櫛林線にタッチする間の新設道路工事はどこが主体となって行うのか。事業概要についてもお聞きいたします。それと、岡山松陵線の未着工区間620メートルについても事業主体と事業概要についてもお聞きいたします。 84 ◯市長河瀬一治君) 敦賀南インターはあくまでも仮称でございまして、今後は中日本道路株式会社さんとまた協議して決めていきます。ただ、今は敦賀にとってちょうど南側にあるもんですからそういう意味で南インターという仮称になっております。名称については、またそういう御意見もあるし、またほかの名称になる可能性もございますけれども、それはまたちゃんと今後の対応としていきます。  それと、どうしても26年までにはつけなくては。なぜかといいますと、結局道路ができてからまたつけるというのは工事が手戻りになります。要らんお金がかかるわけでありますので、今ちょうど進んできているときに早く採択いただいて、例えば下の道路をくぐるボックスを入れたりいろんな作業がありますので、ぜひそこの工事にかかる前に採択をいただいてその道路をつくりたい。  地元負担については、取りつけ道路というのがありますから、そこをどうやっていくかということである程度も、こちらから強く要望しておる事業でございますので、そう大きな金額はいきませんけれどもある程度の負担は協力はしなくてはならんなというふうに思っているところであります。  また県のほうの協力もいただけるようであれば、県と一緒になってそういうものを応援して必ずつくっていただきたいという思いでこれからもしっかり運動を展開していきたいなというふうに思います。 85 ◯建設部長(江南新太郎君) 議員さんのお尋ねの高速道路の施工範囲といいますかそういった事柄について少し説明させていただきます。  高速道路の区域から既設の一般道路までは原則として連結道路管理者が整備及び管理することになっており、今回の計画では市道長谷2号線に接続することになりますので事業主体はその部分は敦賀でございます。  料金の徴収施設、ETCで乗りおり可能ということになりますが、本線に係る高速道路の区域内は原則として高速道路会社が整備及び管理も行います。また今のところ利用可能な車種はETC装着車の全車両でございまして、車長が12メーター以内のもの、そして24時間利用可能なフルインターを計画しております。  以上でございます。 86 ◯8番(馬渕清和君) それでは高速からタッチする道は市道であるということですね。620メーターについては県がやるということですね。  それでは質問を続けますが、今言っていました岡山松陵線ですが、終点から国道27号までの間は平成6年に13年かけて、また市野々地係は平成15年度に12年かけておのおの完成しています。620メーター、未着工区間なんですが、これもやはり今後この路線は舞鶴若狭自動車道が供用開始するまでに完成しなければならないと思いますが、その点お聞きいたします。 87 ◯建設部長(江南新太郎君) 議員がおっしゃるとおり岡山松陵線、未着工の部分、前回の議員さん等の質問にもございましたように粟野中学校前からさかな街のところ620メーターがまだ未開通となっております。その部分も今後、重要要望でずっと県にお願いしてございますが、当該路線は工場、住宅あるいは土地等多くの権利者もおられることが事実でございます。舞鶴若狭自動車道のアクセスとして必要な道路でもありますし、なるべく早いうちに改修をしていただきたいということで県のほうに要望している現状でございます。  以上でございます。 88 ◯8番(馬渕清和君) やはり今言っておりましたが、インターから山櫛林線にタッチする道路もでやると言っていました。これもやはり県にやってもらうべきじゃないかなと思います。それと若葉町地係の未着工区間620メートルも、やはり県にしっかり施工してもらうようにしていただきたいと思います。  そして、今言ったように岡山松陵線もこのインターができると同時に供用開始するということを強くお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。 89 ◯議長宮崎則夫君) 次に、別所治君。   〔1番 別所治君登壇〕 90 ◯1番(別所治君) 市民クラブの別所でございます。  発言通告書に基づき質問をさせていただきます。私で今議会、一般質問18番目ということで、項目については重複しているところがございますが、私なりに私なりの視点で質問させていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  3月に入りまして、まさに三寒四温といいますか寒い日、暖かい日が繰り返しながら一日、一日が春を感じる時期になりました。まさにこれからが屋外スポーツの季節であります。  そこで、グラウンドゴルフの件についてお伺いをいたします。  昨年の9月に議会でグラウンドゴルフの件で一般質問をさせていただいたところ、市民の皆様から多くの意見や要望をいただきました。そこで再度質問をさせていただきます。  1つ目ですが、12月議会でも、また今議会でも堂前議員より質問がありました専門コースについてお伺いをいたします。  敦賀よりも財政的に厳しい市町でもつくっている専用コースがなぜこの敦賀にできないのやと、そういったような厳しい声をよく聞きます。また、グラウンドゴルフは元気に長生きしていただくためにも一つの手段と考えますし、医療費などから考えても十分に効果が見込まれると思います。以前の市長答弁で将来的に十分検討していきたいとありましたが、専用コース建設の市長の考えをお聞かせ願います。 91 ◯市長河瀬一治君) これは議員のほうから12月の議会にも、またその前にも何度かいただいておるようでございますし、亡くなられました小谷議員のほうからも実はお話を聞いておりました。非常に効果があるということでありますし、競技人口を調べますとまたふえたということでございまして、非常に健康増進、また健康管理にも役に立ちまして、だれにでも気軽にできる一つのスポーツであります。私も何度か経験はさせていただきまして、おもしろいなということを自分自身も感じたところでございます。  堂前議員にもお答えしましたとおり、適切な場所を選定してしっかりとつくっていきたいというふうに思っておるところでございます。  ただいろんな地域と比べますと、例えばお隣の旧マキノ町ですと、私もあそこスキーへ何度か若いころ行ったことあるんですけれども、適切な広い場所があるんですね。そういうところをうまく活用しているということもあります。  それと365のほうにもスキー場があるものですから、そこをうまく使っておりますので、恐らく莫大な土地を何してというところは少ないんじゃないかなと思いますと、なるべく費用対効果なども考えて安く、そしていい施設。施設つくりますと駐車場も要りますし管理棟が要ります。トイレ初めいろんなところも要りますので、そういうものを含めて大体どのぐらい予算がかかるかということを見きわめながら、なるべく安い予算でいいものをつくっていきたいということで、今度のマニフェストにも挙げる予定でございます。 92 ◯1番(別所治君) 今ほどはつくるというようなお話をしていただきました。そこで一つの提案ですが、できればこれをきらめき温泉ですか、あの近くなどにもしできれば。そして、以前報道がありましたけれども今あの工事をやっておりますそういった高速道路なんかも利用した形でやれば一石二鳥になりますし、そしてまた温泉のところを利用すれば観光にも使えるんじゃないかなというふうに思います。  そうするとグラウンドゴルフと温泉、そういったものがセットになれば非常にいい効果が生まれるのではないかなというふうに思います。  また、4日の日の堂前議員のお話もありました。そしてまた今ほど市長からもありましたけれども、グラウンドゴルフの人口が年々10%ふえているという話でございますし、そして高齢化も65歳以上が現在約1万5400人。これもまた年々2%から3%ふえているというふうに推定されております。  高齢化社会を迎えようとしている中で、グラウンドゴルフというのは人と話をします。そして体を動かします。それも急激な無理な動かしじゃなしに自分に合った動かし方をします。そういう意味では非常に高齢者にもいいのではないかなというふうに思います。  スポーツの中では、以前も市長が言われていましたけれども、軽スポーツはいろいろあるんやと、その中で選択すればいいじゃないかというようなお話もございましたけれども、先ほどの話ではありませんけれどもグラウンドゴルフは飛躍的に人口がふえているという意味で、あえて質問をさせていただいておるわけなんですけれども。  私としても今ここに立たせていただいておりますが、6月にまた質問できるかわかりません。今までこの4年間で何回かこのグラウンドゴルフを提案させていただきました。そういう意味ではこの4年間の集大成という思いで今質問をさせていただいております。  先ほどとも繰り返しになりますけれどもつくっていくという理解で、近いうちにつくるという理解でよろしいんでしょうか。お伺いいたします。 93 ◯市長河瀬一治君) 場所のほうは具体的に、あの近辺がいいんじゃないかという意見。これも前出ておりました温泉との一つのセットということでありますけれども、場所につきましてはこれから十分にいい場所を選定しながら、先ほど言いましたようにマニフェストに入れるということは、もし次の4年間も負託を受けれるようなことがありましたらやっていくということでございます。 94 ◯1番(別所治君) 今現在マニフェストという意味もわかりますけれども、それだと次当選しなければできないということでもありますし、そういう意味では逆に今、市長の思いでつくるんだということ。そうすれば今回の予算はあくまでも骨格予算ということで入っておりませんけれども、補正で入れるという思いで今あるのであるならば、逆に言えばこれは教育委員会のほうにお聞きするんですけれども、市長がそういうような今現在では予算の中では骨格予算としてですからそれは入ってない。しかしながらこれは今後つくっていくということであるならば、やはりこれから補正という形の中で組んでいくというふうに思いますけれども、それに対して教育委員会の教育長または事務局長のほうで何か御答弁がありましたらお願いいたします。 95 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 市長が御答弁申し上げたとおりでございまして、教育委員会といたしましては今後、関係団体とのいろんな協議、そういったものも進めていかなければいけないということもございますので、協議のほうを進めさせていただきます。 96 ◯1番(別所治君) そういうことでは今までの答弁よりそれなりにかなり前進したことかなというふうに思います。そういう意味では、今後それなりに完成というんですか、近い将来できることを期待をいたします。  それでは次に、現在あります運動公園のグラウンドゴルフの練習場の使用方法についてお伺いいたします。  これは前回も質問させていただきました。その中の確認でございますけれども、前のときには10人ほどの団体が入ると1つのコースが占領されて、数人で行っても使えない。ホールがあいていても使えないということがありました。そしてまたホールやポストなどの常設ということはできないかということをお伺いしました。  確かにRCNでもいろいろ報道がありましたけれども、その検討結果というやつを具体的に教えていただきたいと、そのように思います。 97 ◯市長河瀬一治君) これはあくまでも次の試験を私がクリアしてからの話で、やはりいろんな団体との協議。それと、例えばすぐに建設という予算はつかんと思います。例えば用地選定に関する補正等から始まって、4年あれば完成にこぎ着けられるんじゃないかなというふうに思っております。 98 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 総合運動公園での今ありますA、B、Cの3コース、グラウンドゴルフ場ということで、一応練習場ということで設置しておりまして、議員からの提案なんかもございましたものですから関係団体等と、あと内部といろんな協議をやってまいりました。  この3月1日からでございますけれども、そのうちのAコースを一般開放的な使い方で利用していくということで現在運用をやっております。当然、ホールポスト、それからスタートマット、これらにつきましても常設ということで、当分はそういう形でやっていきます。 99 ◯1番(別所治君) 大変ありがとうございます。確認ですけれども、一般開放というのは団体とかをとらず、あいていれば入れるという理解でよろしいでしょうか。 100 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) いつ来ても満杯でなければ利用できるというようなことでございます。 101 ◯1番(別所治君) 常設のほうもしていただけるということで、準備というのはだれがしていただけるんでしょうか。 102 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 常設につきましては運動公園のほうで設置をいたします。 103 ◯1番(別所治君) 非常にありがとうございます。市民の方々も非常にそのことを望んでおりましたので、ぜひそのようにお願いいたします。  私も2月の下旬にあそこのコースをずっと歩いて回ったんですけれども、確かに今答弁いただいたようにAコースのところには芝生のところにSの1とかSの何番とか数字があって、そしてまたGの幾つかというような形で赤いリボンが芝に植えつけられておりました。それを見たときに、最初何かなと思ったんですけれども、ずっと見ていくと、これがその位置なのかなと。これだったらだれでも簡単に置いていけるなというふうに思いました。  そういう意味では、今回このように協会の方も非常に前向きに協議をしていただきまして、大変な御尽力をいただいたというふうに思います。改めて協会の方々には敬意をあらわし、そしてまた感謝を述べる次第でございます。  そのように協会の方、そしてまた市民みんながこのように協力し合って、そして健康づくりという意味でやっておりますので、ぜひ市長におかれましても前向きなことでやっていただきたいというふうに思います。  次に、使用期間についてお伺いをいたします。  今現在、3月1日から12月20日までとなっております。そして天気がよくても土壌がしっかりしておっても現状では使えません。ことしは年末から2月の中旬まで雪があったこともあり苦情とかそういった要望がありませんでしたが、ふだんですと非常にあそこは使えるのに何で使えんのやというような要望もよくあります。  そういう意味では、冬期でも土壌の状態がよいときは使用できないかということをお聞きいたします。 104 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 確かに議員のほうからも前回、その期間、冬期間になりますけれども12月21日から2月いっぱいの期間になると思うんですけれども、その期間利用できないかというようなことでございますけれども、やはり芝生の手入れ、それから芝生を維持していかなければならないということがございまして、芝生の養生期間ということでやはりその期間につきましては何とか芝生を休ませまして、それからまたいい芝生の状態で皆さんに使っていただく。そういうようなことで、その期間、冬期間の間はやはり休ませていただきたいということで御理解をいただきたいと、そのように思っております。
    105 ◯1番(別所治君) 芝という意味ではわかるんですけれども。きのう、日曜日ですけれども、きのうもちょっとグラウンドゴルフの、昼過ぎなんです。ちょっと小雨があったときなんです。そのときなんかでも、あの横通るとそういう小降りな状態でも何人かのグループの方がおられて、防寒着を着て楽しんでおられました。やはり皆さんは使えるのをいつか心待ちにして待っておるという状態です。  そのようなことからすれば、ぜひ一日でも長く早く使えるようなことをしていただきたいというふうに思います。  そして、いろいろと車で走っておりますとちょっとした公園とかそこらで1人2人の方が一つのホールを置いて練習をやっているのを見かけます。今言いましたようにグラウンドゴルフというのを、今決められているからできないという状態であるかなというふうに思います。  そして芝という話もありましたけれども、よそでは年中無休ということでやっているところあります。確かに雪が降ったり土壌が悪かったときはお断りをしています。しかしそうでない限りはオープンというんですか、自由に年中無休で使っていただいておりますというふうなことも聞きます。そういうところも芝のところでございます。  ぜひそういうところも参考にしていただきながら、また検討していただきたいというふうに思いますが、その件についてお伺いをいたします。 106 ◯教育委員会事務局長(家根谷孝一君) 提案はいただいておるのでございますけれども、やはり運動公園、一応グラウンドゴルフの練習場という形でございますけれども、もともとは修景池なんかのあります芝生広場ということでございますので、極力芝生を維持していくという観点から冬期間につきましては休憩をさせていただきたいということで御理解をいただきたいと思います。 107 ◯1番(別所治君) わかりました。これ以上は言いませんけれども。  多分敦賀のいろんな屋外スポーツ場というんですか、そういった規則の兼ね合いもあって言われているのかなというふうに思いますけれども、そういった規則については、やはり使う人は市民なんですから、市民の要望なりをしっかりと聞いていただいて、その中で少しでも改善できるところは改善していただくというような形で、使う人が主役になったいろんな施設ということで、ぜひ今後進めていただきたいというふうに思います。  この件につきましては以上で終わらせていただきます。  次に大項目の2つ目で、敦賀における高等教育機関について質問をさせていただきます。  昨年の2月5日、そしてまたことしの1月28日に敦賀短期大学と市立看護専門学校の今後の方向性について、地域総合科学科を看護学科に改編し、嶺南広域全体で取り組みたい。また4年制大学も視野に入れて検討していきたいというような話がありました。  そこで以下について質問をいたします。  まず1点目は、北條議員のときも一部触れておりましたが、嶺南広域一体での高等教育機関として取り組みたいとありましたが、現在の進捗状況についてお伺いをいたします。 108 ◯市長河瀬一治君) これは北條議員のときにもお答えをしたとおりでございまして、私どもとすれば看護専門学校、そして敦賀短期大学のあり方を今いろいろと御議論もいただいておりますし、今回、特別委員会もつくっていただいたところでございます。  そういう中で、私ども昨年にちょうど嶺南広域行政組合の首長の皆さん方にも、この短大の問題というのはきのうきょう出たわけではございませんので、そういう話の中で、嶺南地域として取り組む事業。今は嶺南広域行政組合の中では核燃料税を初めいろんな財源はあるんですけれども、例えば観光のイベントに一つの町なりを応援しながらいろんな予算を使ってきておりましたけれども、大体一回りもし、もちろんまだこれも継続する部分はございますけれども、その他の事業として今回は有害鳥獣の処理のセンター、これも嶺南広域行政組合である程度やっていこうということで話がまとまりまして、今回条例、私ども敦賀の条例も変えなくてはだめなものですから改正をお願いしているところでございまして、それが可決をいただきますと今度、嶺南広域行政組合議会のほうでまたお諮りする段取りになっております。  そういうようなことで、その中の一つとして今度、医療人の育成。これは嶺南地域にとっても一緒であります。高齢化が進み、看護師の必要性。これは公立小浜病院もございますし、また福井病院もございますし、敦賀病院もございますし、また一般の医療機関もたくさんあるわけでございます。  そういう観点で、今敦賀の専門学校と小浜の専門学校がありますけれども、役割をあわせて、そのかわり小浜の専門学校も応援しましょう、そして、こちらでもしうまく作業が進んでいったときにはお願いしますという話は現にしてございますけれども、確かに温度差はあることは事実であります。ただ正式なお願いとなりますと、こっちの意見がまとまってある程度の形ができた時点で具体的に進めていきたい。これは敦賀だけになる、公立でありますからこれも可能でありますし、組合立も可能でありますし、他の自治体と一緒になって、要するに嶺南全部じゃなくても幾つかが入ってやれる公立もできるわけでございますので、そのあり方については今後の第2ステップとして動いていきたいというふうに思いますけれども、現時点では一応お話をかけて御理解をいただいている自治体もあるという段階でございます。 109 ◯1番(別所治君) 今ほど市長が言われましたけれども、そのとおりだというふうに思うんです。私もいろんな人からちょっとお話を聞きますと、そこへ出す前に敦賀としてどうしたいんやと。敦賀として具体的に示さなければ話が進まない、できないと言われる人もおります。そのようにも今市長言われたとおりでございます。  そして北條議員のときには個別に対応しているというような答弁もいただきましたけれども、今言いましたように敦賀としてしっかりとしたプラン。これは国への申請も含めた中でのタイムスケジュールも含めた協議をしなければならないというふうに思っております。ぜひ今言われた方向で早急にお願いしたいなというふうに思います。  それでは次に、昨年の説明のときには負担額として、全体のものですけれども敦賀短期大学と看護専門学校合わせて平成24年度には3億5000万、それが改編後には約2億6000万というような話がございましたけれども、短期大学と四大との経費はどのような形になるのかをお伺いいたします。 110 ◯企画政策部長(嶽勤治君) それでは具体的な数字はお示しできませんが、短大にしたケースと4年制にしたケースとどのような違いがあるかということを御説明させていただきます。数点ございますが、3点に絞って御説明させていただきます。  1点目として、去年も御答弁させていただいたんですが、看護学科、専攻科助産学の教員の数でございますが最低で短大の場合27名必要となります。それに対して4年制大学になりますと、これに一般教養科目等の教員があと3名必要になるということでございます。  2点目でございますが、学生の数が出てまいります。御存じのとおり我々は1学年50名という定員を考えてございまして、四年制大学にしますと1学年分、50名が定員増となってまいります。  3つ目でございますが、当然のことながら50名学生がふえるということで、定員増になる入学金や授業料といった学納金の増が4年制大学になると見込まれるということでございます。なお設備についてでございますが、定員に対する一般教養科目などの教室の対応は必要となりますが、看護に関する特別な実習室の増設までは考慮しなくてもよいと我々は考えてございます。  それらから勘案いたしますと、3年制の短大と4年制大学にしてもそれほど大きな運営面での差はないと考えてございます。  以上でございます。 111 ◯1番(別所治君) 今ほどありましたけれども、余り変わらずに学生がふえる分が授業料等ふえるということは、逆に言ったら4年制のほうが負担的に少ないのかなと──これは単純なあれですけれども──いうふうに思います。  そしてまたそんなに差がないというお話でもありましたけれども、まずこういう高等教育の考え方という部分で、これはある人の受け売りでもございますけれども、これはよく市長が敦賀の高等教育がどうのこうの言われるその部分に入るんですけれども、やはり高等教育のあり方、必要性、そして今ほども市長もお話がありましたけれども看護師の必要性、そしてまたそれによる経済効果、敦賀のまちづくり、そういったものを総合的に議論すべきではないかというふうに言われている人もおられます。もちろん私はそのように思います。  しかしながら、市民の中にはいつまでも負担が続くのならやめてしまったらどうやという意見もございます。私はどちらも正解かなというふうに思いますし、やはり今後の敦賀ということを見れば、敦賀のまちづくりという意味でのしっかりした議論が必要だというふうに思います。  そういう意味では、議論のできる資料、そしてまたそういう四大なり短大なりができたときの敦賀のビジョン、こういう形、将来像はこうなるんだといった部分のお示しが必要だと。議論するためには必要だと思いますが、その点についてお伺いをいたします。 112 ◯市長河瀬一治君) 確かに人材育成という面で、看護師初め医療人の育成というのは絶対これは必要であります。そういう面で地元でそういう人材を育てるか、例えば奨学金なりいろんなものを出して、ほかに行って学んでいただいて帰ってきていただくというのも一つの方法でありますけれども、4年制にもし仮になったときに200名からの学生が敦賀のまちにいるということ自体が僕は経済効果が必ずあるというふうに思います。当然そこで生活しますので出費もかなり出ていきますし、ほかからも、敦賀だけではなくてほかの地域からも学生が入ってくるわけであります。  そういう意味で、例えば敦賀の子供たちがほかへ行って、親が仕送りをし、いろんなことを考えるのと、ほかから敦賀へ来て経済活動、動いてくれますので。それとやはり学生が200人からいるというにぎわい。これはまちづくりに大きく関係しますので、そこで1円も金も負担せずに自立してやっていければベストでありますけれども、恐らくどこの大学行ってもそんなところは一つもありません。恐らく文科省なりいろんなところの支援をいただいて皆さん学校としてやっていっている。  ただ少子化でありますので運営は厳しい。しかし、それを敦賀、また先ほど言いましたように組合という関係で応援して医療人を育てるということは絶対必要だというふうに私は思っておりまして、単純にそこにお金が幾らかかって、それが幾らというこれを議論すること自体がおかしな話だというふうに思っておりますので、そのあたりをこれからも市民の皆さん方に十分説明して、今後の看護専門学校、そして短大のあり方をしっかりと説明をしていきたい、このようにも思っておりますし、これは大きくまちづくりにもかかわることだというふうに私は認識をいたしております。 113 ◯1番(別所治君) 私は何もだめだというような話ではありません。今市長が言われるように、確かに今までは、言葉なんですよ。説明は。そうじゃなしに私の言うのは、そういった数字なり、これができた後の敦賀がこうなると。そういったイメージができるように、そういう議論が必要だと。これはこれから特別委員会の中でやっていくんですけれども、そういった資料をしっかりと出していただく。それができないかということを今お聞きしておるわけでございます。 114 ◯副市長(塚本勝典君) 今、別所議員が言われたことは非常に大切な観点でございまして、特別委員会も設置していただいたわけですから、我々が今各スペシャリストの先生方と設置委員会で議論しております。その中でもかなり細かい資料も要求されておりますし、そういった資料を特別委員会のほうにも出させていただいて、そして設置委員会のほうで意見が集約される前に各何回か特別委員会の中で御議論していただく。そういうような機会をぜひ設けさせていただきますし、資料等につきましてもかなり詳細なデータもお出ししたいというふうに思っております。 115 ◯1番(別所治君) ぜひそういうことで、真剣な議論ができるような資料の提示をよろしくお願いしたいなというふうに思います。  ただ一つ、今ちょっと心配なところは、今の計画では平成25年、26年からというような形になっておりますけれども、職員の皆さんは一生懸命やられておるというのはわかります。しかしながら今の状況からすれば、先ほど言いましたように国の申請、そして認可を受けて、そこらまですれば本当に間に合うのかなというのが非常に心配であります。しっかりとした議論をした上での結論を出したのならどっちになってもいいんですけれども、時間切れで勝手に結論が出てしまったというようなことはぜひ避けたいなというふうに思っております。  そういう意味では、これからしっかりとそういうデータを出していただいて議論していきたいというふうにも思います。  これ以上はまた特別委員会の中でしますので、あえて質問をしませんけれども、今は、まさに慌てず騒がずスピーディにというスピードが非常に求められている事柄じゃないかなというふうに思います。ぜひ今言いましたように、そういった時間切れというようなことのないように、ぜひしっかりとした議論ができるようよろしくお願いいたします。  以上で私の一般質問を終わらせていただきます。 116 ◯議長宮崎則夫君) 次に、和泉明君。   〔14番 和泉明君登壇〕 117 ◯14番(和泉明君) 市政会の和泉明です。  発言通告に従って、2件について質問させていただきます。  任期中の最後の一般質問大トリを務めさせていただきます。また私にとっては、かつ敦賀市議会議員として最後の質問になります。8年前に一般質問を初めてさせていただいたとき、足のふるえがあったんですけれども、今それはなくなりましたけれども緊張感というのは今もって続いております。  それでは最初の質問に入らせていただきます。  市長のマニフェストの達成度についてお伺いいたします。  この件につきましては、前回、改選後の代表質問で市政会を代表して私が市長のマニフェスト施策について質問した経緯がありますため、その検証の意味も含めて最後の質問とさせていただきました。また、1番バッターの林議員が同様の趣旨の質問をされましたので、それを受けて通告の範囲内で質問していきたいと思います。  前回の統一地方選挙から公職選挙法が改正されまして、市長候補者に選挙運動用政策ビラの配布が認められました。敦賀においても4年前のちょうど3月定例会で関係条例の一部を改正しまして、それに伴って河瀬市長も4選出馬に当たってローカル・マニフェストを出されたものであります。  前回の市長選は河瀬市長の無投票4選でありましたけれども、結果的にはマニフェスト選挙であったということには間違いありませんので、信任を受けた市長のマニフェストがどのように達成されたでしょうか、検証と評価も必要と考えて、私なりの意見も言わせていただいて、質問にさせていただきます。  安心安全、人が集う、元気、そして暮らしやすいの4つのテーマの57事業、「未来に誇れるまちづくり」というテーマのもとに出されたマニフェストでありますけれども、達成度というのは全体の90%であったと林議員の質問で確認させていただきました。  では通告とちょっと後先になりますけれども、残りの10%であります達成できなかった、実施できなかったそのような事項とその理由について、まず最初に伺いたいと思います。 118 ◯市長河瀬一治君) まず「人が集う」部分でございまして、新幹線の敦賀までの工事認可と整備促進というのが実は入れてございましたけれども、これはもちろん国のいろんな動き、これは国政との大きなかかわりがございまして、この任期のときに政権交代等もございました。県、沿線自治体ともかなりの努力はいたしましたけれども、まだ認可に至っていないところでございます。  また同じく「人が集う」の部分といたしまして、新たな企業誘致、新産業団地の整備を検討するということで、本来ですとこの任期中にあそこを満杯にして次の産業団地をつくるかつくらんかというところまで行きたかったのでありますけれども、なかなかこれもやはりリーマンショック等がございまして非常に経済状況が一変したということもございまして。  ただ、おかげさまで今、日本ゼオンも進出を決めてまいりましたし、今も現に他の2社とかなりの濃い密度で話をしておりますので現の産業団地はいっぱいにできるというふうに思いますけれども、新産業団地の整備の検討という部分で少し至っていないということがございます。  また文化・スポーツ施設の整備のほうでは、サッカー場の整備というのもうたっておったんですけれども、なかなか予算の関係、経済状況の中で達成をしておりませんので、これも次回のほうにしっかりと入れて頑張っていきたいなというふうに思っているところでございます。  また「暮らしやすい」のほうでは、住環境の支援としてリサイクル拠点の整備を挙げておりました。ごみの分別の上屋などは整備をいたしたところでございますし、また、ごみの減量化、資源化につきましては積極的に推進をしたところでございますけれども、しっかりとしたそういう中で、本来ですと全体的なリサイクルを含めた整備場というところまではまだ至っておりませんでしたので。やはり延命することも今もったいない精神の中、これから無駄を省くの中では大事でありますので、そういう方向で今進めておる部分が少し達成できなかったことと、そういう理由でございます。 119 ◯14番(和泉明君) 新幹線は今回の議論の中にも出てきますけれども、これは本当に国の認可するかしないかというのはいろいろと政治的な絡みもありましたので、それは十分わかります。これは福井県知事、西川知事も同じようにマニフェストで挙げられて、いろいろといろんな努力をされていますけれども結果的には同じということで、市長みずからの市政の中での判断ではないということなので重々わかります。  新産業団地に関しましても、これはやはり今の経済的に厳しい世の中でも頑張っておられるというのは、褒め上げているわけではないんですけれども頑張っているというのは理解できますし、十分その部分でいえば評価できるものだと。できなかったという理由の中でも十分わかるわけであります。  ただ、県とか国の政策、もう一つあれば金ケ崎緑地の共有場所を書いてありましたけれども、それも一切手つかずなんですけれども、これも県が絡むことなので、今後そういう点の課題は残っていると思います。  しかしながら90%の達成というのは、私はいろいろと市長のマニフェストの達成度というのは今回初めて聞かせていただいたわけですけれども、総じて評価できる数値じゃないかなと思っております。これは掛け値なしにそう思いますし、たくさんの57項目のうちそれぞれが達成もしくは継続中であるという点でいえば、本当に評価に値するものだと私は思っております。  それでは、今回この90%の達成した中で、市長が一番大きな成果があったというか、これは私の成果だよというやつを一つ事業、テーマをお聞かせいただきたいと思います。 120 ◯市長河瀬一治君) これは私の成果というよりも議員の皆さん方のお力添え、また市民の皆さん方の後押しがあったからでございまして、90%以上成果を上げることができましたのはそれぞれの皆さんのおかげでございますので心からまず感謝申し上げたい、このように思います。  そこで「安心安全」の部分では、防災センターが立派な安心、安全の拠点として整備できましたことを大変ありがたく思っておりますし、また今まだ全家庭には行っておりませんけれども防災情報受信機の配備、これも非常に安心、安全につながってくるんじゃないかなというふうに思っているところでございます。  また「人が集う」のほうでは、特に連携大学、そして拠点化ということで、これもかなり前に進みましたし、私は発電する施設だけが集中するところじゃなくて、いろんな研究、そして世界に技術者を、人材を派遣する拠点の敦賀になっていくということが大きな目的でありますし、それが一歩進んでおることもありがたく思っております。  また繰り返しの後藤新平の話ではありませんけれども、人材、人を育てていくことが人間として一番大事であるというその部分を思いますと、連携大学が敦賀の中で優秀な人材を世界に輩出していくということは大きな敦賀人、また私ども地域の誇りにつながるというふうに思っておるところでもございます。  また「元気」の部分につきましては、港のほうの完成もしながらポートセールスもしっかりやってこれましたので、少しずつ荷がふえておるということも大変ありがたいことでございますし、産業団地、先ほどお話ししましたけれども大変優良な優秀な企業が来ていただいておりますので、それが大変誇りにも思っておるところでございます。  また「暮らしやすい」のほうでは、恐らくいろんな福祉事業に取り組んでおりますけれども、先ほどの福祉部長の熱心な答弁を聞いていただいてわかりますように非常に福祉のほうにも力を入れさせていただいておりますので、恐らくどこのまちへ行きましても敦賀がそういう面では負けることがないという自負するところまで来ておるのではないかなというふうに思います。  そういう意味で、いろんなことを、数ありますとここで1時間ほどしゃべってしまう結果になりますので、ざっとしたところでお答えをさせていただきましたが、今後ともしっかりと頑張っていきたいなというふうに思っているところであります。 121 ◯14番(和泉明君) 防災センターの建設に始まって港までいろいろと、そのほかにもあると言われました。私は率直に言いまして、この4年間の市長の道筋というか間違ってはなかったと。これは褒めの気持ちではないんですけれども本当にそう思います。  特に先ほど連携大学を言われましたけれども、連携大学の件に関しては、今まで地域振興というといろいろと交付金によってサービス部門のの施設をつくって、それを市民に提供していたという形から、今はそういう時代ではなく、新たな地域振興策としては原子力というものをもとにしていろんな可能性を生み出す。それが人材育成だということを市長言われましたけれども、本当にいい選択をされたんじゃないかなと私は思います。  今原子力というのは、一昔前は本当にアレルギーを起こされる方がおりましたけれども、世界的に原子力のルネッサンスということで地球温暖化対策の切り札だということは言われておりますけれども、地道にも日本が原子力産業の熟成に取り組んでいた結果、国際的にも日本の原子力界が見直されているというか、安全神話を第一にした日本の原子力が国際的にも注目されています。実際UAEでは失敗しました。韓国が受注成功したんですけれども。ベトナム1基もロシアに取られましたけれども、2基工事、これが今回日本が受注に成功したというわけであります。  いろいろとベトナムからの人材育成という話を聞きます。これはこの間、お正月のときに関西原子力懇談会の新春の集いも、市長欠席されましたけれども私行ってきましたときには、これから10年間で1000人規模の人材育成をしたい。何とか日本の原子力産業のほうで育成をお願いしたいということもあって、可能性というとやはりこの福井大学附属国際原子力工学研究所に明るい火がともってくるんじゃないかなということがあります。今ベトナムで2基の成功したということで、明るいものがあります。  今、福井県のほうで福井県国際原子力人材育成センター、これを来年開くのに副市長も委員として出ておられます。ここがいろいろと国際人材の受け皿、国内もそうですけれども原子力の人材の受け皿となるということがあります。  本当に今、原子力の中で敦賀のあの施設がどう生かされるかというと、やはり一つは第5次総合計画の中のスローガンでもありましたけれども「世界とふれあう港まち 魅力あふれる交流都市 敦賀」の一翼を担うような形に近い将来なるんじゃないかなと思っております。  ベトナム以外でも今後、タイ、それからマレーシア、ブラジル等も原子力、トルコもそうです。今日本の受注が行くのではないかというところがたくさんありますので、そういうところの若い技術者が将来的にこの敦賀に集ってくれるのではないかなと期待をしておりますし、事実そうなるのではないかなと思っております。  それが一つと、やはりもう一つ、市長の先ほど言われました中では、方向性では、敦賀港がここまで持ち直したというのではないですけれども南多目的ターミナルの去年の供用開始とともに、数々のポートセールスをやっておられたということは重々わかりますし、韓国からの定期便が危ないときにはすぐに行かれて何とか食いとめてきたというのは見ております。それを維持してきて、なおかつ今回、1万5000TEU、過去最高の敦賀港の取扱量になった立て役者と言われるサンスターライン社の国際RORO船もやはりしっかりとしたポートセールス、トップのポートセールスのおかげで来ているんじゃないかなと思っております。  これが拠点港につながるべきものだということで、本当にその方向性としては間違いない。これからも敦賀の未来は敦賀港の発展と原子力、これの共存、この2つのことによってなし遂げられていくのではないかなということを思っております。  増田議員の話の中に日本の反省点というのは港をつくり過ぎたということがあります。市政会で一昨年、釜山へ釜山港を見にいきました。この目で見てきました。釜山港というのは年間1200万TEUで、それでも年間5位の取扱量なんです。今1位はシンガポールで年間2600万TEU。釜山港にしても1200万TEUというと1日換算にすると3万3000TEUなんです。敦賀が1年間かかって1万5000TEUですから、それの倍を毎日毎日積み出して入れて。  そういうところと競合はできないですけれども、敦賀港の発展は、やはり釜山港といかに手を組んでやっていくかということを市政会の視察では身にしみて思ったわけです。それが今実現してきたということです。  今までの太平洋側の港というのは、衰退ではないですけれども、スーパー中枢機能は全部東南アジアに奪われた結果、少し落ち込んでいる。その落ち込んだ分が今、敦賀港はチャンスという。逆に言えば釜山港と手を組んで、もっともっと飛躍する。本来の日本海側の優位性というのをアピールできる今がチャンスだと思っておりますので、拠点港に選ばれること、これが一番の今後の発展の早道だと思っております。  もうちょっとだけ言わせていただくと、この間、安本部長が言われました。3月3日に拠点港の会議があったそうです。拠点港の会議では、拠点港に選ばれるなんて敦賀港はなかなかだろうと。僕らもはしにも棒にもかからないと最初思っておったんですけれども、この中では有馬議員に見せていた新聞を見ると、そうでもないらしいというか、一つには座長さんの黒田神戸大学教授のいろいろ考え。貨物取扱量の将来性を重視しようということで、今までコンテナ重視だったんですけれども、この方はコンテナ船、フェリー、RORO船、そしてクルーズ船。外国からのクルーズ船ですね。それと原木も考慮してということなんですけれども。敦賀港でいえば貨物取扱量はナンバーツーなんです。内航船のRORO船とフェリーがありますから。それも十分に加味してということを言われておりますので、本当に明るい材料ではないかなと思っております。  それにあわせて新聞でも出ていますクルーズ船でいえば、DBSクルーズということもありますけれども、それはいろいろとまだまだこれから先のことですが、あれば私はこの拠点港、DBSクルーズが5月13日に試験航海してやってきますけれども、これも将来的にあればやはり拠点港というのはもう一つ近づくのではないかなと思っております。  拠点港に選ばれれば、それにあわせて物流もふえてくるでしょうし、物流会社も、そして製造会社、これが本当に新産業団地が必要になるということも夢じゃないと私は思うので、すべてが雇用の面の拡大も含めて敦賀市民の幸せ向上にもつながりますので、ぜひともこの点、原子力と港を今後とも進めていく。これが一番の方向性。これは間違いなかった。このマニフェストを達成された中では間違いなかったことだと私は評価します。  少し長くなりまして済みません。  それでは今4期にわたって市政を担われて、なおこのマニフェストを90%達成されて残された課題というのもあると思うんです。残された課題について市長から見解を伺いたいと思います。 122 ◯市長河瀬一治君) おかげさまでマニフェストも90%でございますけれども、先ほど言いました市民の皆さん、また議会の皆さん方の御理解、そしてやはり何といいましても職員の皆さん方が頑張っていただいたおかげだというふうにまず改めて申し上げたい、このように思います。  そこで、いろんな達成することもできたわけでございまして、先ほどちょっと触れましたそれぞれの事項の中で、まだ進んでいない部分もあるわけでございます。  そういうものをはっきりとしたものにこれから仕上げていかなくてはなりませんし、特に今後の4年間というのは今政局も非常に不安定な状況が続いております。また経済状況も思うより回復していないのが現状でございますので、私ども地方自治体というのは非常に厳しい荒波を乗り越えていかなくてはならん時を迎えているというふうに思っているところでもございまして、その大きな課題の中では少子・高齢化というのは全国的でありますけれども、私どものまちも決してこのあおりを受けないわけではありません。大きな影響を受けるまちでございます。そういう意味で少子化対策、また高齢者や障害者の皆さん方への対策を初め、まだまだ講じていかなくてはならん部分はございます。  それを行うにはやはり財源が必要でございますので、しっかりと財源を確保していく。そのためには原子力との共存共栄の中で、今までおかげさまで培わせていただいた人脈なりいろんな経験というのがこれから必要な時代ではないかなというふうに思っているところでございます。  そういう意味で、新たな気持ちを持ってチャレンジをする気持ち、初心忘るることなくという思いで今いっぱいでございます。 123 ◯14番(和泉明君) これでこの質問やめようと思っておったんですけれども、今課題を言われましたので。  原子力について、私いつも思うんですけれども、市長は原子力について、そして港湾もそうなんですけれども港に関してはスタッフの答弁書を見ない。これはすばらしいことだと思います。私はずっと市長に勝とうと思って原子力のことを勉強してきました。いつもやっていたんですけれどもやっぱり市長は原子力、それも地域振興の交付金も含めて答弁書を見ないでやれるということは、やはりこの敦賀の中ではすごいものだと私はそう思ってやっていました。  その功績の中でいえば、もう一つだけ言わせていただければ、交付金というもの、三法交付金がありますけれども、これは平成15年に大幅に改正されました。今までは箱物にしか使えず、それを何とか建てた人件費等に使えないかなと。あと福祉のこととかいろんなことに使えないかなということを全原協の会長としてしっかりと提言されて実現されたのは市長です。これは間違いなく。私見ていましたから。市長です。  それで今こういうふうにいろんなものに使えるようになって、褒め上げておるわけではないですけれども。これは長年の培った原子力に対する信頼度、それはあるものだと思います。  それとともに、数年前にも会社の、これは欧米並みに会社に体力を、産業に体力をつけさせなければならないということで、固定資産の減価償却率の残存5%を撤廃しようといったときに、いち早く経済産業省なり総務省にかけ合って、それを何とかとりとめた。いまだかつて原子力発電所の固定資産税5%が残っているということは、皆さん余り知らないんです。ですからそういうこともやはり原子力の何たるか。フロントエンドからバックエンドまですべて理解した上で取り組んでいる市長じゃないとできなかったことではないかなと。その点も評価しますので、つけ加えて言わせていただきます。  それではこの件はこの辺で終わらせていただいて、敦賀の医療提供体制について質問させていただきます。  最近、福井県の財政とか福井県が策定するいろんな計画を見る機会がなぜかふえているこのごろであります。その中で保健医療計画というのが目についたわけであります。  福井県は保健、医療そして福祉に関する基本方針として、5年ごとに福井県保健医療計画を策定しております。現在は平成24年までの第5次計画の途中でありますけれども、敦賀はこの福井県の保健医療計画をどのようにとらえているのか、まず伺いたいと思います。 124 ◯市長河瀬一治君) まず、これはちょっと見なくては言えない部分がございますので失礼申し上げます。
     5次の保健医療計画でありますけれども、これは県民の主体的な医療への参加でありますとか、かかりつけ医への受診の推進、これは私ども日ごろ思っておることでございますし、公立病院なり市立病院が中核病院としての役割を果たすために必要なものでございます。そういう意味で、医療機関等の役割分担と連携の推進、また医療スタッフの連携の推進というのを基本理念にいたしておりまして、私どもとしては、これは大変いい考え方でございますし、この計画をしっかり進めてほしいというふうにとらえているところでございます。  今後、策定された計画に基づいてしっかりと医療体制の充実を図っていきたいというふうに、このように思っております。 125 ◯14番(和泉明君) 市長が言われたとおりなんですけれども、第5次福井県保健医療計画の目指すものというのは、第4次計画に引き続いて、かかりつけ医の受診を推進し、病診連携を推進するということですね。それとまた急性期、回復期などの症状に応じて、患者さんの視点に立って医療と保健と福祉の連携を推進することになっているものであります。  例えば脳卒中になった患者さんが病院に運ばれて治療を受けること、これは急性期医療でありますけれども、急性期を過ぎて急性期病院にいられなくなったとき、山本議員の質問にもありましたけれども療養型病床もありましたけれども、いられなくなったときに今後の受け入れ体制を説明して、患者さん個人の医療保険や介護保険に合わせて実際に治療計画を立てていくコーディネーターというのが必要になってきます。  また、幾らすばらしい医療計画を患者さんに提示していても、その医療計画に基づいて回復期のしっかりとした治療を受ける体制が整っていなければ意味がないものでありますけれども、医療にかかわるすべての部分のさらなる連携なしには、病気になった敦賀市民、特に高齢者はそうなんですけれども、治療を受けることはなかなかできません。  県内でも先進の福井・坂井医療圏においては平成10年から地域医療連携事業が実施されて、保健、医療、福祉が連携して医療を提供していると聞いております。既に福井県の第4次保健医療計画においても福井・坂井医療圏を見習って全県的に地域医療の連携と今後特に必要とされる在宅医療の充実を図ることが課題とされていましたが、敦賀においてどのような取り組みが行われているのか、今の現状についてお聞かせいただきたいと思います。 126 ◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 県は保健医療計画の在宅医療の中で、在宅療養を希望する患者に対しまして、多職種のスタッフが円滑に連携し支援する体制を構築するとしております。  それで敦賀病院では、平成21年度にふくい在宅あんしんネット構築事業の指定を受けまして、指定期間3年で体制が構築できるよう保健所、敦賀・三方郡医師会、福祉・介護事業所等の代表等とともに二州地区在宅医療コーディネート事業推進協議会を立ち上げ、今現在準備をしている最中でございます。  以上でございます。 127 ◯14番(和泉明君) 今敦賀病院のほうからは在宅医療に限って言われましたけれども、大きな問題として、例えば敦賀病院のほうにはコーディネーターさんはおられて、急性期から回復期、おられなくなったときに、急性期から退院されてほかのところへ行くときにどういう相談をされているのか。  例えばほかの病院を紹介するのか、また、それぞれに患者さんの立場に立って細かい計画を立ててあげているのか。それから介護の関係もありますから、介護の関係とはどういう、例えば高齢者の場合、認定を受けている方はどういう形で連携をとっているのかということ。これはどちらが答えるかわかりませんが、お伺いしたいと思います。 128 ◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 敦賀病院では今年度から、平成22年度から医療支援部というのを設けまして、その中で退院支援係という方を設けまして、その方は看護師さんとMSW、ソーシャルワーカーでございますが、その方等によりまして患者さんの症状に応じた退院先を支援しているのが現状でございます。  以上でございます。 129 ◯14番(和泉明君) 敦賀病院はそうです。例えば介護との絡みは部長にお伺いしたいですけれども、敦賀病院との連携は一切ないという現状でよろしいんですか。 130 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 福祉の関係におきましては、高齢者の在宅医療体制の充実ということで敦賀病院とかを中心にいたしまして、例えば地域包括支援センターとの連携をとりながら、例えば退院されるときにどういうふうな介護をしていくか、その受け皿をどうするかとかいうことについては連携をとりながらやっております。  以上でございます。 131 ◯14番(和泉明君) いろいろそれぞれの分野、縦割りだと思うんです。あと保健も絡むと、健康管理センターの部分も絡むんじゃないかなと。実際に3つの部署が来られて話をヒアリングで聞きましたけれども、なかなか連携、こういう形、今後は多様な高齢者に対して多様な医療の提供のシステムをつくらなければならないということであれば、連携して一つの計画を立てるというか、それぞれに計画を持っておられますけれども、今後一つの大きな柱として、今後これはさらにふえていきますし、大事なことだと思いますし、福井県の医療計画の中でも指導しておられますから、敦賀のほうでも一つの大きな計画として策定していって、市民に対して提示するべきだと思いますけれども、部長いかがですか。 132 ◯福祉保健部長土屋尚樹君) 福祉におきましては地域福祉計画というのがございまして、この福祉計画の中ではそれぞれ、例えば介護の部分ですと介護保険事業計画がありますし、高齢者保健福祉計画もございますので、保健の例えば健康つるが21というのは健康管理センターでやっています。その計画を網羅しながら、そして連携をとりながら各協力機関と十分やっていきたいというふうにして現在やっている状況でございます。 133 ◯14番(和泉明君) やはりこれは一度、病院と介護、福祉関係とそれから予防の健康管理のほうと三者でこまめに話し合いをして一本の方向性をとるべきだと私は思うので、そのように提言させていただきます。  それと最後、最近は嶺北と嶺南の医療の格差というのをよく言われます。昨日も陽子線がん治療センターが県立病院に開所されました。あのときも本当に残念な思いがしました。長谷に陽子線がん治療センターがあれば、ひょっともして附属の県立病院の分院などができて、少しでも医療の格差が縮まるんじゃないかなといろいろ思ったこともあります。いろんな市民の方から聞くと、嶺南、特に敦賀の医療提供のあり方はさまざまな面でおくれているのではないかという話を聞きます。  先ほどの医療計画の中では、2次医療圏として嶺南一つの中で縛りがあって、その中で今回、小浜病院は救急医療、3次医療にいち早く手を挙げております。福井県は嶺南の中で救急の体制として小浜が手を挙げたから、それで福井県としては一応いいという形はありますけれども、敦賀は果たしてそれでいいのだろうかということを考えてしまいます。  福井周辺には福大附属の病院、県立病院、日赤病院等、高度の3次専門的医療を担う医療機関が多くありまして、嶺南病院では先ほど言いました公立小浜病院が専門性の高い3次救急医療を目指すということで名乗りを上げておりますけれども、福井も小浜も車で1時間以上、敦賀からかかります。2次医療機関である市立敦賀病院があるとはいうものの、専門性の高い救急医療を受けるという点だけをとっても敦賀は医療の谷間になっているのではないかという意見もいろいろ聞くところであります。  保健医療計画では、先ほど言いました2次医療圏として嶺南全域を指定しておりますので、県としては小浜病院が手を挙げているからいいよということがありますけれども、医療の水準のあり方ということを考えて、敦賀は将来どうあるべきと考えますかということ。言いかえてみれば、敦賀市内の中で医療の完結を図ることは将来必要と考えますか。難しいんです。難しいですけれども、必要と考えますか、どうでしょうかということを伺いたいと思います。 134 ◯市長河瀬一治君) 水準ということは、結局お医者さんの数とか病床数の数とかでいくとどうしても嶺南と嶺北というのは格差が出ております。ある程度嶺南、今確かに小浜との行き来1時間ですけれども、26年には舞若線に出ますと30分圏内の地域になってくることも事実でありますし、できれば敦賀市内は敦賀市内ですべてが賄えればいいですけれども、今やはり敦賀病院を中期経営計画に従ってかなり改善はしてこれたんですけれども、あれだけの病院を抱えて運営していく上に、もっともっと自治体としていろんなものを持っていくということはますますそういう部分の財政的な負担を抱えるということにもつながることも事実でありますので、いろんな計画の中である程度、県なり地域で、先ほど言いました医療人もそういうところで育成しようという考え方もありますので、ある程度の連携をしっかりやっていくことも大事かなというふうに思っておるところでございます。  私はそういう思いではございますけれども、また事務局長のほうからもっと細かく答弁があると思います。 135 ◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 先ほど3次救急ということが言われましたけれども、3次救急を敦賀病院が行うためには、原則として24時間365日、患者を必ず受け入れなければならないということがございますし、集中治療室とか心臓病専用の病室、それから脳卒中専用の病室等々の重篤な患者に対しての高度な治療を要することが求められております。  また、この間の新聞の中にも公立小浜さんの24時間体制の3次救急の話がちょっと出ておりましたけれども、その中でも一番ネックになっているのが救急医の確保だというようなことも載っておりましたし、敦賀病院も本当に救急医の確保につきましては今ちょっと、設備も当然ですし医師の確保もネックになっているというのが現状でございます。  以上でございます。 136 ◯14番(和泉明君) 10年以上前ということなので、私も公立小浜病院が手を挙げた経緯はよくわかりません。しかしいろんな人に聞くと、福井大学のほうから救急に関する先生を何回も何回も呼んで全員が救急できるようにしっかりと体制をとっているというのも聞きますし、何で敦賀病院はそのとき手を挙げなかったのかなと。今さらもう言いませんけれども、今後ともそういう高度医療を目指していただかなければ、いつまでたっても福井のほうにという声は。  今どちらかというと病診連携は言われていますけれども、1次のかかりつけ医の人からすぐに3次の福井の大きな病院へ紹介があるということ。2次の敦賀病院は飛ばされてしまっているんじゃないかなということもよく聞きますので。確かに敦賀病院の信頼性、経営改革もして頑張っていただいておりますけれども、そういうことも目指していかなければ、少しの赤字部門というのは、不採算部門はいたし方なくてもというのは私は思うんですけれども、そういうことも目指していっていただかなければ医療の格差という市民の訴えというのはいまだかつて多いと思います。  この間、北條議員の質問でも、透析に関しては少しずつ土曜日、平日も回数を多くやるということで改善はされておりますけれども、まだまだ嶺北のほうにかかっている。医療難民と敦賀の方はよく言われるんですけれども、私はそうは思わないんですけれども、できれば完結型に少しでも持っていくようにお願いしたいと思います。  答弁ございましたら答弁していただいて、なければこれで終わります。  以上です。 137 ◯敦賀病院事務局長(小倉和彦君) 地域完結型医療を目指す上で、市立敦賀病院の役割というのは大変重要だということは認識いたしておりますので、今後も診療所の先生方、また福祉、介護の事業所の方々等と十分連携を結びまして地域完結型医療ができるよう努力していきたいと、このように思っております。  以上でございます。 138 ◯市長河瀬一治君) もう和泉議員のほうから質問がないということでございまして、今期4年間、議員の皆さん方には一般質問を通じて市民の皆さん方のために、まちの発展のためにいろんな御提言をいただいたところでございます。そのことを十分にしっかりと受けとめていきたい、このようにも思っておりますし、特に一問一答方式になりまして、聞いている皆さん方はわかりやすくなったんじゃないかなということを非常に感じました。私どもも答弁するに当たりまして、わかりやすくお聞きをし、また私どももわかりやすく答弁したつもりでございますけれども、このような改革を進めていただいた敦賀市議会の皆さん方には大変感謝を申し上げたい、このようにも思っているところでございます。  私はよく考えますとまだ最終日に発言する機会がございますので多くは語りませんけれども、この議会改革を進めていただいた議員の皆さん方、そして一般質問を通じていろんな御提言をいただきました議員の皆さん方に感謝を申し上げたい、このように存じます。  ありがとうございました。 139 ◯14番(和泉明君) 4月からは反問権も出てきますので、反問権を今も使っておられるようですけれども、しっかりとよろしく頑張っていただきたい。  ありがとうございました。 140 ◯建設部長(江南新太郎君) 馬渕議員の質問の中で保留にした部分がありましたので報告させていただきます。  粟野南スマートインター(仮称)、この要望件数の件でございますが、福井県と国の関係機関等へ合わせて昨年5回、要望活動を行っております。  以上でございます。 141 ◯議長宮崎則夫君) 以上で本日の一般質問を終わります。   ──────────────── 142 ◯議長宮崎則夫君) 次の本会議は、3月15日午前10時から再開いたします。  本日はこれをもって散会いたします。             午後3時08分散会 発言が指定されていません。 Copyright © Tsuruga City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...