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  1. 敦賀市議会 2010-09-06
    平成22年第3回定例会(第1号) 本文 2010-09-06


    取得元: 敦賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成22年第3回定例会(第1号) 本文 2010-09-06 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 79 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長宮崎則夫君) 2 ◯議長宮崎則夫君) 3 ◯議長宮崎則夫君) 4 ◯議長宮崎則夫君) 5 ◯議長宮崎則夫君) 6 ◯議長宮崎則夫君) 7 ◯市長河瀬一治君) 8 ◯議長宮崎則夫君) 9 ◯総務部長木村学君) 10 ◯議長宮崎則夫君) 11 ◯議長宮崎則夫君) 12 ◯議長宮崎則夫君) 13 ◯議長宮崎則夫君) 14 ◯議長宮崎則夫君) 15 ◯建設部長(江南新太郎君) 16 ◯教育委員会事務局長家根谷孝一君) 17 ◯産業経済部長安本薫君) 18 ◯建設部長(江南新太郎君) 19 ◯建設部(兼)企画政策部特任部長角野和洋君) 20 ◯水道部長(浅妻良一君) 21 ◯建設部長(江南新太郎君) 22 ◯議長宮崎則夫君) 23 ◯12番(高野新一君) 24 ◯建設部長(江南新太郎君) 25 ◯12番(高野新一君) 26 ◯建設部長(江南新太郎君) 27 ◯議長宮崎則夫君) 28 ◯7番(今大地晴美君) 29 ◯建設部長(江南新太郎君) 30 ◯7番(今大地晴美君) 31 ◯建設部長(江南新太郎君) 32 ◯7番(今大地晴美君) 33 ◯建設部長(江南新太郎君) 34 ◯総務部長木村学君) 35 ◯23番(常岡大三郎君) 36 ◯建設部長(江南新太郎君) 37 ◯23番(常岡大三郎君) 38 ◯11番(山本貴美子君) 39 ◯建設部長(江南新太郎君) 40 ◯11番(山本貴美子君) 41 ◯建設部長(江南新太郎君) 42 ◯11番(山本貴美子君) 43 ◯建設部長(江南新太郎君) 44 ◯議長宮崎則夫君) 45 ◯議長宮崎則夫君) 46 ◯議長宮崎則夫君) 47 ◯議長宮崎則夫君) 48 ◯議長宮崎則夫君) 49 ◯7番(今大地晴美君) 50 ◯建設部(兼)企画政策部特任部長角野和洋君) 51 ◯議長宮崎則夫君) 52 ◯議長宮崎則夫君) 53 ◯議長宮崎則夫君) 54 ◯7番(今大地晴美君) 55 ◯建設部長(江南新太郎君) 56 ◯7番(今大地晴美君) 57 ◯建設部長(江南新太郎君) 58 ◯7番(今大地晴美君) 59 ◯建設部長(江南新太郎君) 60 ◯議長宮崎則夫君) 61 ◯11番(山本貴美子君) 62 ◯建設部長(江南新太郎君) 63 ◯議長宮崎則夫君) 64 ◯総務部長木村学君) 65 ◯11番(山本貴美子君) 66 ◯建設部長(江南新太郎君) 67 ◯議長宮崎則夫君) 68 ◯議長宮崎則夫君) 69 ◯議長宮崎則夫君) 70 ◯議長宮崎則夫君) 71 ◯議長宮崎則夫君) 72 ◯議長宮崎則夫君) 73 ◯議長宮崎則夫君) 74 ◯敦賀駅周辺整備調査特別委員長(渕上隆信君) 75 ◯議長宮崎則夫君) 76 ◯議長宮崎則夫君) 77 ◯議長宮崎則夫君) 78 ◯議長宮崎則夫君) 79 ◯議長宮崎則夫君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 6.議 事             午前10時00分開会 ◯議長宮崎則夫君) ただいまから平成22年第3回敦賀市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  日程第1 会議録署名議員の指名 2 ◯議長宮崎則夫君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議規則第81条の規定により、会議録署名議員に、   22番 原   幸 雄 君   23番 常 岡 大三郎 君   24番 堂 前 一 幸 君 を指名いたします。  日程第2 会期決定の件 3 ◯議長宮崎則夫君) 日程第2 会期決定の件を議題といたします。  お諮りいたします。  今定例会の会期は、本日から9月27日までの22日間といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 4 ◯議長宮崎則夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月27日までの22日間と決定いたしました。  日程第3 諸般の報告
    5 ◯議長宮崎則夫君) 日程第3 諸般の報告をいたします。  地方自治法第121条の規定により、今定例会に出席を求めた者を報告いたします。       長 河 瀬 一 治 君   副市長    塚 本 勝 典 君   総務部長   木 村   学 君   企画政策部長 嶽   勤 治 君   市民生活部長 佐 上 公 義 君   福祉保健部長 土 屋 尚 樹 君   産業経済部長 安 本   薫 君   建設部長   江 南 新太郎 君   建設部(兼)企画政策部特任部長 角 野 和 洋 君   水道部長   浅 妻 良 一 君   敦賀病院事務局長 小 倉 和 彦 君   会計管理者  和 田 辰 治 君  教育委員会   教育長    下 野 弘 喜 君   事務局長   家根谷 孝 一 君  監査委員事務局   事務局長   前 川   勉 君  以上であります。  次に、今定例会に、市長より提出された議案について報告いたします。第51号議案から第68号議案までの18件及び報告案件2件の計20件であります。  次に、議員の派遣について報告いたします。平成22年6月定例会から今定例会までの間に、緊急を要するものとして、会議規則第163条の規定により決定したものについては、お手元に配付のとおり3件であります。  日程第4 市長提案理由概要説明 6 ◯議長宮崎則夫君) 日程第4 議案の上程に先立ち、市長から諸議案の提案理由の概要について説明を承ることにいたします。   〔市長 河瀬一治君登壇〕 7 ◯市長河瀬一治君) 平成22年第3回市議会定例会が開催されるに当たり、市政に対する所信の一端を申し述べますとともに、市政の諸課題を初め提案いたしました議案について、その概要を御説明申し上げます。  連日猛暑の続く中、恒例の敦賀まつりが開催されました。各種伝承行事やお祭り広場、イベント広場、民謡踊りの夕べ、カーニバル大行進などに大勢の市民の皆様に参加いただき、猛暑に負けない、暑さを吹き飛ばすような活気がまちじゅうに満ちあふれ、大いに盛り上がりました。ここに御協力をいただきました関係各位に厚くお礼を申し上げます。  敦賀まつりは4日間にわたり、見て楽しむ、参加して楽しむという2つの楽しみ方が同時にかなう本の一大イベントであり、この魅力を観光資源として生かし、さらなる観光客の誘致につなげてまいりたいと存じます。  なお、熱中症の被害が続いております。まだしばらく猛暑は続くとの気象予報ですので、急激な運動は避け、休息と早目早目の水分、塩分補給に心がけるといった自衛対策を十分講じていただきますようお願いする次第であります。  まず総合計画について申し上げます。  市政推進の基本方針であります第6次総合計画の策定につきましては、総合計画審議会において基本構想の中間取りまとめを行った後、去る6月にパブリックコメントを実施いたしました。この意見を踏まえ、再度御審議をいただき、先月19日に基本構想の答申をいただいたところでございます。  総合計画審議会委員の皆様には、この基本構想の策定に当たり、各部会において延べ17回にわたる御審議をしていただき、この間、強い熱意を持って積極的かつ建設的に御議論を重ねられたとお聞きしており、厚くお礼を申し上げるところであります。  なお、基本構想につきましては、答申を最大限に尊重しつつ、必要な調整を行い、12月議会に上程する予定であります。  また、基本計画につきましては、引き続き総合計画審議会において、来年2月ごろの答申をめどに本格的な御審議を行っていただくこととなっております。  ところで、今年度、本市に対して普通交付税が交付されることになりました。普通交付税は、すべての地方自治体が国の定める一定水準の行政サービスを提供できるよう、その財源に不足が生じた場合に国から交付されるものであります。本市では昭和63年度以降、一定水準の行政サービスコストを超える税等の収入があり、22年間交付されてきませんでした。今年度は、景気後退に伴う個人市民税の減収及び国による普通交付税の算定方法の見直し等により、23年ぶりに交付団体に転じましたが、来年度以降につきましては、税収等の改善または国による普通交付税の算定方法の見直し等により再び不交付団体に転ずる可能性もあります。税の減収については中期財政計画でも想定しており、今後も行政改革の断行、国・県補助金を初め各種特定目的基金の積極的活用等により、現在策定中の第6次総合計画の各種施策の財源を確保し、特色ある活気あふれるまちづくりに全力を傾注してまいりたいと存じます。  ところで、昨春から続いていた景気の持ち直しの動きに不透明感が強まっております。急速な円高・株安の進行に伴い、日本経済は下振れリスクを抱えた状況にあるとの政府判断が示され、先月30日に開催された経済関係閣僚委員会で経済対策の基本方針が決定されました。この基本方針では、景気の下振れリスクに機動的に対応し、早期デフレ脱却実現の基盤づくりを行うため、即効性のある対策を講ずることとし、特に雇用、投資、消費、防災対策、規制・制度改革の5項目について重点的に取り組み、必要に応じて補正予算の編成を検討することも表明されました。本といたしましても、こうした動向を注視し、国、県と歩調を合わせ効果的な経済対策事業を実施してまいります。  次に、当面する市政の重要課題について申し上げます。  まず、原子力行政についてであります。  もんじゅにつきましては、炉心確認試験を去る7月22日にすべて終了し、次の段階である40%出力プラント確認試験に向けて、燃料交換を初め、水・蒸気系設備等の健全性確認が行われております。  炉心確認試験では、炉心に関する貴重な試験データの取得など所期の目的が達成されたものの、先月26日、燃料交換後の撤収作業中に原子炉容器内に炉内中継装置が落下する事象が発生いたしました。本事象が原子炉容器内で発生したふぐあい事象であることに加え、への通報連絡がおくれたことは、まことに遺憾であります。直ちに、文部科学省、原子力機構に対して、原因の究明、万全なる通報連絡体制の構築を図るよう要請いたしました。  性能試験の実施に当たっては、もんじゅの運転再開に向けられた住民の期待、信頼に報いるよう、いま一度、初心に立ち返り、常に住民の視点に立って、試験工程にとらわれることなく、安全安心を第一に着実に取り組むよう、文部科学省、原子力機構に対して強く求めてまいります。  次に、広域連携大学拠点の形成について申し上げます。  福井大学附属国際原子力工学研究所を中核とした原子力教育研究の広域連携拠点化のあり方等を検討するため、国、県、大阪大学、京都大学、名古屋大学、福井工業大学といった関西・中京圏等の大学、電力会社を初めとした原子力関係機関等が参加する「敦賀地区における原子力教育研究の広域連携拠点化検討委員会」を設置し、今月22日に第1回目の会議が行われる予定であります。今後、同委員会で連携・連合的な大学院等を目指した具体的な協議が行われ、世界に開かれた原子力・エネルギー学研都市・敦賀が一日も早く実現されることを期待しているところであります。  なお、福井大学附属国際原子力工学研究所の建築工事請負契約に係る議案3件を提案させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  敦賀駅西地区土地活用について申し上げます。  現敦賀駅前駐車場のエリアにつきましては、商業スペースとあわせて移転配置するの行政サービス施設の内容を検討するため、庁内に関係部長から成る行政サービス施設検討会を設置いたしました。また8月末に事業化手法に関する調査結果がまとまり、その内容をもとに、構成する施設の具体的な検討を初めPFIを含めた事業手法の検証等を行うため、駅周辺整備構想策定委員会のもとに、商店街関係者を初め学識経験者等から成る敦賀駅西地区土地活用検討部会を設置し、去る2日に第1回目の会合を開催したところであります。なお、同検討部会による現敦賀駅前駐車場エリアの具体的な施設整備の内容等につきましては、今年度末をめどにまとめてまいりたいと考えております。  防災対策について申し上げます。  日本列島は、梅雨明けとともに連日、各地で記録的な猛暑が続き、熱中症の被害が急増いたしました。こうした異常気象は世界規模で発生しており、大規模な山林火災、洪水、地震等、多くの自然災害がもたらされております。いつこうした自然災害が発生するか予見することは不可能ですが、災害時における初動体制の強化、整備は被害の軽減に非常に有効であります。  こうした中、先月29日に、松島中央公園において、西、松原、西浦地区の住民を初めとする総勢約1000名が参加し、大地震を想定した敦賀総合防災訓練を実施いたしました。今回の訓練では、敦賀海上保安部、敦賀医師会及び敦賀社会福祉協議会に初めて御参加いただきました。特に、敦賀医師会による負傷者の症状に応じて手当ての優先順位を決定するトリアージの実施や、防災士の資格を有する住民の方が訓練の指揮をとるという新たな試みもあり、関係機関と住民がより緊密な連携のもとで実践的訓練を行うことができたことは大きな成果であったと存じます。当日の猛暑の中、御参加いただきました皆様方に厚くお礼申し上げます。  今後とも、市民の安全と安心を確保するため、訓練などを通じた防災対策に積極的に取り組み、地域防災力の向上を図りながら災害に強いまちづくりを一層強力に推進してまいります。  次に、交通網の整備について申し上げます。  北陸新幹線は、日本海国土軸の形成に必要不可欠であり、東海道新幹線の代替補完機能の確保等、災害時など国土計画上の観点からも重要な国家プロジェクトであることから、国の責任として最優先に整備が図られるべきものであります。昨年2月に福井駅部が完成し、現在、長野─白山総合車両基地間が平成26年度末完成を目指し建設中であります。  このような中で、私は、先月9日に東京で開催された北陸新幹線建設促進大会に出席し、沿線都府県、沿線市町、経済界等関係団体など沿線地域が一丸となって、敦賀までの一日も早い認可が実現するよう強く訴えてまいりました。しかしながら、国による整備新幹線問題調整会議も去る7月21日の開催で既に10回目を数えましたが、新規着工区間の決定に向け夏までに一定の結論を出す方針であったにもかかわらず、いまだ結論を出すことなく、先月27日に発表された国土交通省の来年度予算概算要求では、未着工区間の新規着工について明示されなかったことは、まことに遺憾であります。今後は、来年度の予算編成に向け、敦賀までの一日も早い認可が実現するよう、引き続き県や沿線自治体、関係団体とともに、国や各政党、国会議員に対し全力で要請してまいります。  敦賀駅舎の改築につきましては、昨年11月に公表しました駅舎の基本デザインに対し、駅周辺整備構想策定委員会及び市議会敦賀駅周辺整備調査特別委員会の各委員からいただいた御意見や、本年4月から5月にかけて市役所市民ホールに模型を展示して行った市民アンケートの調査結果、さらには、去る6月25日に開催しました駅舎改築市民フォーラムの際にいただきました市民の声を受けとめ、基本デザインを手がけた千葉学准教授により基本デザインをより深めたデザイン案がまとまり、先月11日の駅周辺整備構想策定委員会で提示し、委員全員の賛同を得ました。この新たなデザイン案につきましては、先月20日、議員各位に御説明申し上げたところであります。  また、駅のバリアフリー化につきましては、JR西日本等関係機関との調整協議の結果、エレベーター4基、エスカレーター5基及び北陸新幹線認可後の拡幅にも対応できる当面は4メートル幅の跨線橋の設置等の合意に至りました。  駅舎改築、駅のバリアフリー化、いずれの事業につきましても、既に6月から仮駅舎の建設に着手しており、今後は早期に詳細な設計に取りかかり、一日も早い完成を目指してまいりたいと存じます。  駅前広場の整備につきましては、本年3月に策定されました駅周辺デザインガイドラインに基づき、改築される駅舎や敦賀駅西地区の土地活用エリアに整備される建造物と一体化した魅力的な駅前空間をつくるため、駅前広場の基本計画を策定することといたしました。  今後も、市民の皆様、議員各位、駅周辺整備構想策定委員会の御意見をお聞きしながら、港まち敦賀の玄関口にふさわしい魅力ある駅舎及び駅周辺空間の創出に向け、全力を傾注してまいる所存であります。  都市環境の整備につきましては、本が運営する敦賀駅前駐車場に加え、去る1日から新たに白銀駐車場が供用開始となりました。これにより、駅周辺地区の都市機能及び生活環境の向上が図られるものと期待する次第であります。さらに、両駐車場の効率的な運営と利用者ニーズにこたえるため、従来の時間制による料金体系に加え、新たに1カ月単位で定期駐車が可能となる料金体系、プリペイド方式による割安な料金プラン等を設定することとし、条例の改正案を提出させていただきました。  ところで、西浦地区のバイパス道路として整備を進める市道西浦1、2号線につきましては、現在、道路センターくいを設置し、地元の皆様に道路位置の確認をしていただいております。また、同時に用地測量及び物件補償等の調査業務を進めており、その後、地権者との用地交渉を順次始めてまいりたいと存じます。  樫曲地区民間廃棄物最終処分場について申し上げます。  処分場の抜本対策工事につきましては、南北の連続地中壁工事が去る7月に完了し、今後はカーテングラウチング工事及び浄化促進工事が主要な工事となります。また、シールド工法によるドレーントンネルの掘削工事も順調に進み、今月中には貫通し、貫通後はトンネル内のコンクリート巻き、地下水を集水するための排水ボーリングの施工を進める予定であり、8月末現在で全体進捗率は約63%となっております。  一方、抜本対策事業の費用負担請求につきましては、費用負担に難色を示している排出団体のうち環境省とともに5府県21団体を訪問しているほか、本市単独で現在11団体を訪問し意見交換を行い、このうち数団体から支払いに応じるとの回答をいただきました。今後も環境省の指導をいただき、早期解決に向け粘り強く協議を重ねてまいります。  次に、中池見湿地について申し上げます。  中池見湿地の将来にわたる適正な管理運営を行うため、平成24年度のラムサール条約登録を目指し、県や関係団体と協力して国等への要望活動を行っております。こうした中、先月24日に開催されました今年度第3回ラムサール条約湿地候補地検討会において、中池見湿地が潜在候補地リスト192カ所の一つに挙げられ、国際的に保全すべき重要な湿地であることが認知されました。今月中にこのリストが公表され、今後、候補地の厳しい絞り込みが進められます。ラムサール条約登録に向けて、今後も全力で取り組んでまいります。  教育関係について申し上げます。  少子化の進展に歯どめがかからない現状を踏まえ、中学校の教育環境整備の推進を目的に、地域の皆様や保護者の代表等で構成する中学校あり方検討委員会の第2回目の委員会を去る8月24日に開催いたしました。  同委員会では、今後、各中学校が持つ課題についてテーマを絞りながら広く情報交換、調査・研究をし、十分時間をかけて議論を行ってまいりたいと考えております。  ところで、中郷公民館建設につきましては、遺跡の発掘調査で工事が中断し、完成時期におくれが出ましたが、去る7月末に完成検査を行い、現在、開館に向け準備を進めているところであり、来月16日に落成式を予定しております。今後とも地域の皆様のコミュニティづくりの拠点施設として、その役割を十二分に発揮していくものと期待しているところであります。  また、松陵教職員寮でございますが、利用状況、施設の老朽化、利用者ニーズ等を勘案した結果、解体・撤去し、敷地を地権者へ返還させていただきたいと考えております。  敦賀短期大学及び市立看護専門学校について申し上げます。  現在、公立大学法人敦賀短期大学設置委員会において、敦賀短期大学の改革、公立大学法人化及び看護学科の設置に向け、各種課題を審議、検討し、具体的な条件整理を進めていただいており、年内には市立看護専門学校の移転計画とあわせて、運営方針、運営形態、スケジュール等を取りまとめたいと考えております。また、短期大学と看護専門学校が校舎を共有し運営していくための施設改修等について国、県の関係部署と事前協議に入っております。  将来を見据えた上で、地域社会の発展に貢献する人材育成の場として、地域に根差した必要不可欠な高等教育機関となるよう全力で取り組んでまいります。  次に、敦賀港の振興について申し上げます。  敦賀港は関西や中京に最も近い日本海側の港であり、経済発展が著しい東アジア諸国と日本国内の物流中継点として高い優位性を持っております。先月には、全国の103港ある重要港湾の中から43港の「重点港湾」の一つに選定され、今後の港湾整備促進に期待しているところでありますす。  また、去る7月27日には韓国への初めての直通便となる国際RORO船も就航し、釜山への航路が週5便体制となり、週16便の国内航路と合わせて海上輸送網が充実してまいりました。さらに、コンテナ貨物取扱量も1月から7月までの実績が前年同期比で約54%増の6653TEUとなり、このまま推移すると平成20年の取扱量の2倍に近い実績となる見込みであります。受入体制につきましても、10月には5万トン級船舶に対応する敦賀港鞠山南地区多目的国際ターミナルが本格的に供用開始となります。  今後は、これらの点を含め敦賀の優位性を強くアピールするとともに、貨物集荷を初め安定した航路の確保に努め、国が進める日本海側拠点港の選定を受けられるよう最善を尽くしてまいりたいと考えております。  観光振興について申し上げます。  ことしの夏は、昨年の冷夏とは打って変わり、猛暑の影響から、松原を初めとする市内16カ所の海水浴客は約23万人と昨年に比べ約20%もの大幅な増加となりました。  また、敦賀の夏を彩る第61回とうろう流しと大花火大会は、「水上の宴~敦賀・雅の世界~」と題し、日本の美を追求し、雅の世界を表現した演出が繰り広げられ、月曜日にもかかわらず、市民を初め県内外から21万人を超える大勢の皆様に花火の魅力を堪能していただきました。  会場周辺は、多くの人と車で混雑いたしましたが、関係機関や市民の皆様の御協力と御理解のおかげで成功裏に終わりましたことをここに改めて感謝申し上げます。  本市の代表的な海水浴場として全国から脚光を浴びている水島でございますが、近年、砂浜の侵食や流出が問題となっており、昨年12月に県が中心となり、学識経験者、地域の代表者、行政機関で構成する「水島侵食対策検討委員会」が設置されました。同検討委員会では、侵食の原因調査、分析、恒久対策の検討が行われており、去る3日開催された第3回目の委員会で侵食、流出を引き起こす原因ごとに具体的な対策案が取りまとめられ、来月から一部試験施工することが決まりました。さらに、来年度から本格的工事に着手する予定であり、その後、効果を確認しながら順次工事を進めていくとのことであります。  一日も早く対策工事が完了し、水島の美しさが恒久保全されることを期待するものであります。  ところで、平成23年1月から、NHKの大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」が放映開始となります。これを機に、ゆかりの地である福井の歴史・文化を全国に発信し、観光客の誘致を促進するために、現在、福井県を中心に協議会を立ち上げ、大河ドラマと連携した事業を県、経済団体、市町等が協力して実施しております。  また、織田信長の朝倉攻めの際の逸話などから、本は、おと浅井3姉妹に数奇な運命をもたらせた重要な地であると言われております。そこで、金ケ崎城跡を初め、原作にも登場する大谷吉継等の題材を生かし、長浜等との連携により県内外の観光客の誘致を図る各種事業を展開することとし、今回、補正予算に必要経費を計上させていただきました。  高齢者福祉について申し上げます。  全国で高齢者が相次いで所在不明になっている問題を受け、本市においては、先月上旬に市内に住所を有する100歳以上の高齢者の方々を職員が直接訪問し、全員の所在を確認いたしました。今後、さらに75歳以上の後期高齢者に範囲を拡大して、後期高齢者医療保険及び介護保険の給付実績等をもとに所在確認を行うこととし、今月中の調査終了を目指し、去る2日に関係各課による対策検討会を実施したところであります。  また、災害発生時に高齢者や障害者等、要援護者を受け入れる福祉避難所として指定するため、特別養護老人ホームを運営する市内の3つの社会福祉法人と、先月30日に「災害時における福祉避難所の設置運営に関する協定」の締結を行いました。災害時にはこれらの施設や災害ボランティアセンター等と連携し、要援護者の支援を積極的に行ってまいります。  次に、市立敦賀病院について申し上げます。  中期経営計画に基づき経営改善を図っておりますが、この具体的実効手段として現在、各科、各部門別のアクションプランの作成に取り組んでおります。これにより各部署の取り組むべき課題を明確にし、追究するとともに、目標数値等を設定し、実現することで、経営の効率化をより一層推進してまいりたいと考えております。  また、常勤医師の確保につきましては、先般、県への重点要望活動として県の力添えを要請してまいりましたが、今後も病院長とともに私自身が関連大学など関係各機関に対し積極的に働きかけてまいる所存であります。  さて、今回提出いたしました補正予算案につきましては、国等の補助事業の追加内示分など早急に対応が必要なものについて補正を行うものであります。  その結果、補正予算の規模は、   一般会計      2億5341万4000円   特別会計        4467万8000円   企業会計          1378万円   合  計      3億1187万2000円 となり、補正後の予算総額は、   一般会計      268億5681万2000円
      特別会計      145億7528万6000円   企業会計      86億6656万3000円   合  計      500億9866万1000円 となりました。  なお、これらに伴う歳入は、国、県支出金、繰越金等確実に見込まれるものを計上し、収支の均衡を図ったところであります。  また、予算案以外の案件及びその他の議案につきましては、それぞれ記載の理由に基づき提案した次第であります。  また、平成21年度各会計の決算認定についても提出いたしておりますので、よろしく御認定賜りますようお願いを申し上げます。  次に、本市に寄せられました寄附金品につきましては、別紙お手元に配付申し上げたとおりであります。その御厚志に対し、各位とともに市民を代表して厚くお礼を申し上げます。  以上、私の市政に対する所信の一端と今回提案いたしました予算案などについて御説明を申し上げました。  何とぞ慎重に御審議をいただき、妥当なる御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明にかえさせていただきます。  日程第5 報告第16号、報告第17号 8 ◯議長宮崎則夫君) 日程第5 報告第16号及び報告第17号の2件を一括議題といたします。  順次説明を求めます。 9 ◯総務部長木村学君) 報告第16号及び報告第17号の2件につきまして順次御説明を申し上げます。  議案書の23ページをお願いいたします。  報告第16号につきましては、平成21年度健全化判断比率の報告の件でございまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、別冊の監査委員の意見を添えて御報告を申し上げるものでございます。  次のページをお願いいたします。  健全化判断比率の4つの指標でございます。  実質赤字比率につきましては、一般会計等の実質赤字の標準財政規模に対する比率で、早期健全化基準は括弧書きのとおり12.74%となっておりますが、本は黒字のため数値の記載はございません。  連結実質赤字比率につきましては、全会計を対象とした実質赤字額または資金不足額の標準財政規模に対する比率でございまして、早期健全化基準は17.74%でございますが、これにつきましても本は黒字のため数値の記載はございません。  次の実質公債費比率につきましては、一般会計等の元利償還金及び公営企業の元利償還金に充てられた繰入金などの標準財政規模等に対する比率でございまして、本は9.2%で早期健全化基準の25%を下回っております。  最後に将来負担比率でございますが、これは平成21年度末現在での一般会計等が将来負担すべき実質的な負債であります地方債現在高や公営企業債残高に対する繰り入れ見込み額、退職手当などの標準財政規模等に対する比率でございます。本は40.2%で、昨年度と比較いたしますと22.6ポイント上昇しておりますが、これは監査委員の意見書に指摘のとおり景気低迷による法人市民税等の減収により標準財政規模が減少したこと等によるものでございますが、早期健全化基準350%と比較すると大きくこれを下回っております。  平成21年度の各指標につきましては、いずれも早期健全化基準を下回っており、監査委員の審査意見として、それぞれの数値についてよい状況であるという意見をいただいております。  続きまして、報告第17号について御説明申し上げます。  次の25ページをお願いいたします。  平成21年度資金不足比率の報告の件でございまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、別冊の監査委員の意見を添えて御報告を申し上げるものでございます。  次のページをお願いいたします。  資金不足比率でございますが、これは本の特別会計、企業会計の資金の不足額の事業規模に対する割合でございまして、経営健全化基準は20%でございますが、本市においては、いずれの会計も資金不足は生じておりません。  以上でございます。よろしくお願いをいたします。 10 ◯議長宮崎則夫君) これより質疑を行います。  まず、報告第16号について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 11 ◯議長宮崎則夫君) 次に、報告第17号について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 12 ◯議長宮崎則夫君) 以上で報告案件に対する議事を終結いたします。  日程第6 第51号議案~第68号議案 13 ◯議長宮崎則夫君) 日程第6 第51号議案から第68号議案までの18件を一括議題といたします。  この際、お諮りいたします。  第51号議案から第56号議案までの予算案6件並びに第62号議案、第63号議案及び第65号議案の決算案3件については、会議規則第37条第3項の規定に基づき説明を省略し、慣例により質疑を省略いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 14 ◯議長宮崎則夫君) 御異議なしと認めます。よって、第51号議案から第56号議案までの予算案6件並びに第62号議案、第63号議案及び第65号議案の決算案3件については、説明及び質疑を省略することに決定しました。  それでは、第57号議案から順次説明を求めます。 15 ◯建設部長(江南新太郎君) それでは、第57号議案 敦賀市営駐車場設置及び管理に関する条例の一部改正の件について御説明申し上げます。  議案書の2ページをお願いいたします。  今回の改正は、敦賀が設置及び管理する市営駐車場について、現在の時間制による料金体系に加え、新たに1カ月単位で駐車可能となる定期駐車券や24時間以内で1回、白銀駐車場を定額で駐車することができる1日駐車券及びプリペイドカードを発行することにより、市営駐車場の利便性を高める料金体系を設定するものでございます。  その改正内容は、これら新たな料金体系の設定に伴いまして、改正後の第6条として、定期駐車券、1日駐車券及びプリペイドカードを発行できるよう新たに規定を設け、改正後の第7条では、新たに発行する駐車券に関する料金の納付方法を加え、改正後の第8条では、既に納付した料金は還付しないとしている規定に、定期駐車券に関してのみ全部または一部を還付することができるよう規定を加えるものであります。  また、一部条例本文の文言の整理を行い、駐車料金を示す別表第2を改めるものでございます。料金につきましては、駅前駐車場の全日定期駐車券が9000円、平日定期駐車券が7000円、新規に設置した白銀駐車場の全日定期駐車券が7000円、平日定期駐車券が5000円、また5回分をセットにした1日駐車券が3000円、6000円相当分のプリペイドカードが5000円とするものでございます。  附則でございますが、この条例は平成22年11月1日から施行するというものでございます。  また施行に当たり、定期駐車券の販売等条例の規定に関し必要な手続その他の行為は、この条例の施行前においても行うことができるというものでございます。  提案理由といたしましては、敦賀市営駐車場の利便性を高めるため、定期駐車券等を発行したいので、この案を提出するものでございます。  よろしくお願いいたします。 16 ◯教育委員会事務局長家根谷孝一君) それでは私のほうから、第58号議案 敦賀公民館設置及び管理に関する条例の一部改正の件につきまして御説明を申し上げます。  6ページをお願いいたします。  中郷公民館が新築されたことによります公民館の位置の変更について、所要の改正をお願いするものでございます。  すなわち、別表第1に定める中郷公民館の位置を「敦賀市道ノ口15号34番地の1」から「敦賀羽織町36番地の1」に改めるものでございます。  附則といたしましては、この条例は平成22年10月17日から施行するというものでございます。  提案理由といたしまして、敦賀中郷公民館の新築に伴い、位置の変更を行いたいので、この案を提出するものでございます。  以上よろしくお願いをいたします。 17 ◯産業経済部長安本薫君) それでは私のほうから、第59号議案 指定管理者の指定の件について御説明を申し上げます。  7ページをお願いいたします。  敦賀農産物直売所の指定管理者を指定するため、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  指定の内容といたしまして、1 公の施設の名称、敦賀農産物直売所。2 指定管理者となる団体の名称、敦賀農産物直売の会。3 指定管理者となる団体の所在地、敦賀莇生野48号15番地。4 指定期間、平成22年11月1日から平成27年3月31日まででございます。  敦賀農産物直売所指定管理者候補者選定委員会の答申に基づきまして、敦賀農産物直売の会を指定管理者として指定し、農業の振興及び地産地消の推進拠点として効果的な管理運営を行わせたいので、この案を提案するものでございます。  以上よろしくお願いいたします。 18 ◯建設部長(江南新太郎君) それでは、第60号議案 市道路線の廃止の件について御説明させていただきます。  議案書の9ページをお願いいたします。  道路法第10条第1項の規定に基づき、次の市道の路線を廃止いたしたいというものでございます。  すなわち市道95号線、市道235号線、市道236号線につきましては、敦賀市営白銀駐車場の整備に伴いまして、このたび市道路線の廃止をするものでございます。  位置につきましては、11ページに記載のとおりでございます。  提案理由といたしまして、駐車場整備に伴い、市道の路線を廃止する必要があるので、この案を提出するものでございます。  よろしくお願いいたします。 19 ◯建設部(兼)企画政策部特任部長角野和洋君) それでは、第61号議案につきまして御説明申し上げます。駅周辺土地活用用地取得の件でございます。  13ページをお願いいたします。  駅周辺土地活用用地として次のとおり土地を取得するものであります。  1 土地の所在地、敦賀鉄輪町1丁目2番1ほか4筆。2 土地の地目及び面積、宅地5404.95平方メートル、鉄道用地6163.00平方メートル、合計11567.95平方メートル。3 取得予定価格、3億1680万円。4 契約の相手方、石川県金沢高柳町9の1番地1 西日本旅客鉄道株式会社 執行役員金沢支社長 荻野浩平でございます。  提案理由といたしまして、駅周辺土地活用の用地を取得いたしたく、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、この案を提出するものであります。  よろしくお願いいたします。 20 ◯水道部長(浅妻良一君) それでは、第64号議案 平成21年度敦賀水道事業剰余金処分の件につきまして御説明申し上げます。  議案書の19ページをお願いいたします。  平成21年度敦賀水道事業剰余金の一部を任意積立金として、次の第2項第2号のように処分いたしたいというものでございます。  次の20ページをお願いいたします。  平成21年度敦賀水道事業剰余金処分計算書でございますが、当年度未処分利益剰余金が9471万6022円でございまして、内訳は前年度繰越利益剰余金938万2656円と当年度純利益8533万3366円との合計でございます。利益剰余金処分額といたしまして、法定積立金として減債積立金1000万円、任意積立金として建設改良積立金へ8000万円の合計9000万円を処分させていただき、翌年度の繰越利益剰余金を471万6022円といたしたいというものでございます。  提案理由でございますが、剰余金の一部を任意積立金に処分するため、地方公営企業法第32条第2項の規定により、この案を提出させていただくものでございます。  以上よろしくお願いいたします。 21 ◯建設部長(江南新太郎君) 第66号議案 福井大学附属国際原子力工学研究所建築工事請負契約の件について御説明申し上げます。  議案書の1ページをお願いいたします。  福井大学附属国際原子力工学研究所建築工事請負契約を次のとおり締結したいというものでございます。  契約の目的ですが、福井大学附属国際原子力工学研究所建築工事請負契約。契約の方法ですが、一般競争入札。契約の金額ですが、11億4030万円。契約の相手方ですが、株式会社塩浜工業、新保興業株式会社、福井大学附属国際原子力工学研究所建築工事特定建設工事共同企業体、代表者 福井県敦賀観音町12番1 株式会社塩浜工業 代表取締役 塩浜郁広、構成員 福井県敦賀昭和町1丁目18番26号 新保興業株式会社 代表取締役 山岸健一でございます。  提案理由といたしまして、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出させていただくものでございます。  次に、第67号議案 福井大学附属国際原子力工学研究所電気工事請負契約の件について御説明申し上げます。  議案書の3ページをお願いいたします。  福井大学附属国際原子力工学研究所電気工事請負契約を次のとおり締結したいというものでございます。  契約の目的ですが、福井大学附属国際原子力工学研究所電気工事請負契約。契約の方法ですが、一般競争入札。契約の金額ですが、2億9400万円。契約の相手方ですが、日東電気株式会社、川口電気株式会社、福井大学附属国際原子力工学研究所電気工事特定建設工事共同企業体、代表者 福井県敦賀呉竹町1丁目38番5号 日東電気株式会社 代表取締役 田中詔次、構成員 福井県敦賀木崎51号32番地 川口電気株式会社 代表取締役 川口光夫でございます。  提案理由といたしまして、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出させていただくものでございます。  次に、第68号議案 福井大学附属国際原子力工学研究所機械工事請負契約の件について御説明申し上げます。  議案書の5ページをお願いいたします。  福井大学附属国際原子力工学研究所機械工事請負契約を次のとおり締結したいというものでございます。  契約の目的ですが、福井大学附属国際原子力工学研究所機械工事請負契約。契約の方法ですが、一般競争入札。契約の金額ですが、3億3579万円。契約の相手方ですが、株式会社増田空調・株式会社中村住設福井大学附属国際原子力工学研究所機械工事共同企業体、代表者 福井県敦賀曙町3番5号 株式会社増田空調 代表取締役 増田寛、構成員 福井県敦賀津内町1丁目7番6号 株式会社中村住設 代表取締役 中村紀明でございます。
     提案理由といたしまして、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、この案を提出させていただくものでございます。  なお、第66号議案から第68号議案までの福井大学附属国際原子力工学研究所建築、電気、機械各工事の入札結果一覧表につきましては、お手元に配付しておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 22 ◯議長宮崎則夫君) これより質疑を行います。  まず、第57号議案について御質疑ありませんか。 23 ◯12番(高野新一君) ちょっとお聞きしたいんですけれども、今回新たに定期駐車料金が設定されました。全日と平日定期券という9000円、7000円という形なんですけれども、よく考えていただいた結果だと私は思うんですけれども、特に全日駐車券、下手すると例えば車を入れかえたときに車の類似場所の疑義が生じるのではないかと思うんですけれども。要するに車庫証明です。車庫証明を要求された場合に、全日だったら当然1日じゅう、1カ月間ずっと置けるわけです。そういう可能性がないのか、そこはきちっと規制されているのかということと、全日制と平日での大体の予想、契約台数どれくらいを見込んでおられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 24 ◯建設部長(江南新太郎君) まず1点の車庫証明等の場所設定でございますが、今回、白銀駐車場につきまして、場所は指定しなくて、カードで入っていただいて、あいているところにとめていただく。あいているところというのは、発売させていただいた場所は必ず機械で制御されておりまして、場所はあいている。そこの場所に何番、何番という限定はされておりません。したがいまして、車庫証明等の証明等もできないというような状況になってございます。  それと今回、周辺の駅前から350メーター範囲で民間の駐車場等、調査をさせていただきました。その中で37カ所、587台の民間の駐車場がございます。そういったところを調査しながら、駅前の駐車場としましては156台が駐車場で、一部今拡張してやっておりますし、白銀駐車場は今回新たに定期券等も発売させていただいて運営したいと思いますので、実質どれだけ駐車が見込めるかというとやった調査をもとに今後も柔軟な考えで、台数等については十分チェックしながら運営していきたいというふうな考え方で設置をいたそうというものでございます。  よろしくお願いします。 25 ◯12番(高野新一君) 今の御説明の中で、車庫証明は一切とらせないと。だけど全日と平日の定期駐車券の場所だけは確保してあると理解したんです。そこに例えば普通の車が入った場合、利用者からまた苦情が来る可能性もあると思うんです。そういう対策も必要じゃないかと思うんです。  それともう一つは、確かに台数的にはなかなか厳しい状況があると思うんですけれども、駅へとめられないという形で白銀を確保したわけです。そこに定期を。どちらかを限定したほうが私はよかったんじゃないかなと。駅前はフリーの駐車場にしておいて、白銀のほうを定期とかそういうふうにしたほうがより効率的だと思ったんですけれども、その点はどういうお考えをされたんですか、ちょっとお聞きします。 26 ◯建設部長(江南新太郎君) 先ほども申し上げましたとおり、民間の駅周辺の駐車場、37カ所、約600台がもう既に満車状況になっております。今回、駅のほうの工事を進めていこうとしますと駅の近くに駐車できない。それから、JRさんが行っていた月決め駐車場も少なくなってきた。そういう中で白銀駐車場を月決めを主体に考えさせていただいている。  おっしゃるとおり駅前の駐車場については若干の定期、月決めは入る予定はしていますが、その辺もこれから運営を見ながら考えていきたい。  先ほどの車庫証明の関係、もう一つ説明不足だったんですが、現地は番号も位置指定もしません。したがいまして、駐車券を買っていただいた方が機械で中に入れる。買っていただいて機械が反応する方は、必ずあいている場所がありますから、そこに時間駐車なり月決めなりでやっていただくという仕組みを考えております。  よろしくお願いします。 27 ◯議長宮崎則夫君) ほかに御質疑ありませんか。 28 ◯7番(今大地晴美君) 今ほどの説明をお聞きしていまして、まずプリペイドカード及び駐車券等を市長が発行できるということになっているんですけれども、これはどこで販売し、どういうふうにしてそのカードを受け取るということになるのかということが1点。  それと、カードを持っていれば必ず入れると今おっしゃったんですけれども、満杯の場合は入れませんよね。既に満車になっていた場合、幾らカードを持っていても入庫ができないんじゃないかなと思ったんですけれども、その点についてちょっと教えてください。 29 ◯建設部長(江南新太郎君) この駐車券は自動発券機を使って販売させていただこうということを考えております。市役所の1階の住民票交付機のスペース、あのスペースについては休日でも入れるようになっておりますので、そこの場所でまず駐車券を買っていただくという販売方法を取らせていただこうというものでございます。  それと、月決めを買われた方につきましては優先的にあいた場所が設定されるものですから、逆に時間利用で入ろうとする人については規制が満車ということになろうかと思いますが、その辺はこれから運用しながら十分考えていきたい。  月決めを買っておられるにもかかわらず入れないということは、あってはいけないことですので、そういったことは配慮していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 30 ◯7番(今大地晴美君) つまり、カード、定期券とかプリペイドカードを買った人の分の台数以外は入り口で入れなくするということですか。 31 ◯建設部長(江南新太郎君) 月決めを事前に買われている方については、必ず入れるようにしなければなりません。それと、この台数もあと時間で入られる方がどれだけ出てくるかということらも勘案しながら、運営については十分調整しながらやっていきたいと思っております。  以上でございます。 32 ◯7番(今大地晴美君) もう少し簡潔に教えてほしいんですけれども、もしプリペイドカードが10枚、それから定期駐車券が10枚売れていたら、20台分はのけた分しか時間で入る人は入れないというふうに設定ができるということですか。現在の駐車場のカードを入れる場所で。それをちょっとお聞きしているんです。そういうことが現在の駐車料金を払う入り口のほうでできるのかどうかということです。 33 ◯建設部長(江南新太郎君) できるということで、やっていきたいと思います。 34 ◯総務部長木村学君) 例えば駐車場に400台とめられるとしますと、そのうちの20台分の定期券を発行するとすると、その20台分は必ずあけておくという形で、もしそこに定期券を持っていらっしゃる人が入っていらっしゃらないと、満車ということがついていてもあいている場所がある可能性はあります。  ただし、プリペイドカードと1日駐車券の料金、こちらのほうの分について持っていらっしゃる人については、利用して出るときにそれを使いますから、その部分についての空きスペースは、ない可能性はあります。  以上でございます。 35 ◯23番(常岡大三郎君) 料金のことに関してなんですけれども、37カ所、600台分ぐらいあると言われたんですけれども、駅から近いのと遠いのとでは金額的なことは違うと思うんですけれども、大体平均したり、どれぐらいの設定になっているのかお聞きします。 36 ◯建設部長(江南新太郎君) 先ほど申し上げました350台、駅から前のほうに350メーターの範囲で駐車をやられております。基本的に個人でやられている駐車場でございまして、看板には書いてございます。場所によっていろいろ、ほとんどばらばらでございます。月1万円の車庫つきのところもありますし、それから5000円のところ、それから月6000円、軽では5500円、普通で6500円とばらばらになってございます。  民間の駐車場は、除雪は入っていない。雪の場合は自分でやらなければならない。のこの駐車場については、駅前も、それから白銀についても除雪込みで入っていただこうということで、こういった各種の民間の駐車場を調査させていただいて、先ほど申し上げました金額にさせていただきたいというものでございます。  以上でございます。 37 ◯23番(常岡大三郎君) 通勤の人に関しまして最高の場所だと思うんです。だから民営圧迫はできないんですけれども、今も満車状態だということなので、ある程度こっちにざっと流れてくるのかなという可能性もあるので、一回やってみないとわかりませんけれども、この金額が正解なのかちょっと難しいところがあるんですけれども、そういうことにしておきます。 38 ◯11番(山本貴美子君) 6月議会の中で、JRや商店街との連携のことで質問したときに検討するということだったんですけれども、例えばJRを利用してどこかへ行くときJRと連携して駐車料金を安くするとか、商店街で買い物をしたら駐車料金を安くするとか、そういったことで提案して、検討するという答弁だったかと思うんですけれども、そういったことはされたのかどうかお聞きします。 39 ◯建設部長(江南新太郎君) 議員さんがそういうことで御質問されていることも踏まえて、JRさんが月決めをやっておられた分、それから、やはりJR利用という中で少し安くとめられる部分がないだろうかという検討等もやらせていただきました。それから、先ほど申し上げた1日駐車券、5回分で3000円というこの駐車券を使っていただきますと、逆算すると1回入ると600円で利用が可能。それを時間の長短をいろいろ考えていただいて判断して使っていただければ、より安い利便性も出てくるのではないかなということで、考えさせていただいています。  よろしくお願いします。 40 ◯11番(山本貴美子君) 答弁の中で、6月議会のときに検討しますということは、JRと協議をするのかなと思っていたわけなんですけれども、協議はしなくて決められたということで理解していいんですか。 41 ◯建設部長(江南新太郎君) JRと協議をさせていただきました。JRさんは、自分の土地が少なくなってきているので、JRとしてはそういう駐車場を新たに設けないよということの結果を得ましたので、私どものほうで白銀駐車場の部分を1日駐車券というものを発行させていただいて、より短時間に、その時間帯にとめられる部分については安くとめられるような方法をとっております。  以上でございます。 42 ◯11番(山本貴美子君) 協議はされたということで、わかったんですけれども、協議をした結果、連携はとれなかったという理解をすればいいんですね。  じゃ商店街についてはどうだったんですか。商店街で買い物をすれば安くなると。そうするとお互いの利用促進につながって、駅前商店街の活性化にもつながるかなということでの提案だったんですけれども、その協議は、商店街の方との協議をされたのかどうかお聞きします。 43 ◯建設部長(江南新太郎君) 議員さんおっしゃいます駅でイベントをするときに商店街のイベントとして、そういった商店街で買い物をされた場合に利便性を高める券を出されたようなことは以前にあったと思います。今後、商店街のそういったイベントの中で、そういったことはまたやられるかどうかは今後の問題という中で、そういった時期等については商店街の方々とも連携をとりながらやっていきたいというもので、駐車場はで、これからだけで運営するというものですから、それとイベントの部分については少し観点が違うように思われますので、御理解をお願いしたいと思います。 44 ◯議長宮崎則夫君) ほかに御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 45 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第58号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 46 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第59号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 47 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第60号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 48 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第61号議案について御質疑ありませんか。 49 ◯7番(今大地晴美君) 今回の土地の宅地と鉄道用地とでは平米当たりの単価が違うのかどうか。その場合の平米当たりの単価は幾らになるのかを教えてください。 50 ◯建設部(兼)企画政策部特任部長角野和洋君) 鉄道用地と宅地では平米単価は違います。予算を上げたときも御説明させていただいたかと思いますけれども、宅地の場合は平米3万6000円、鉄道用地の場合は平米2万3400円で予算を計上させていただいております。  なお、契約金額によりますそれぞれの単価は、ちょっと手持ちに資料がございませんので、また後ほど説明させていただきたいと思います。  以上です。 51 ◯議長宮崎則夫君) ほかに御質疑ございませんか。   〔「なし。」の声あり〕 52 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第64号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 53 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第66号議案について御質疑ありませんか。 54 ◯7番(今大地晴美君) 66号議案ですけれども、制限つき一般競争入札となっておりますが、今回、一般競争入札とどのように違う制限がついているのかどうか教えてください。 55 ◯建設部長(江南新太郎君) 制限つき一般競争入札と申し上げるのは、契約の内容を公告し、一定の条件、営業所の所在地、施工能力、施工実績等を満たす複数の業者に自由に入札させる制度でございます。  議員おっしゃいますどのような制限、要件がついているのかと申し上げますと、要件というところで、名前は制限となっていますが、つけているのは要件でございます。建築工事の構成員につきましては、地元Aクラスをすべて参加できるよう設定いたしました。 56 ◯7番(今大地晴美君) 聞こえにくいんですけれども。 57 ◯建設部長(江南新太郎君) 建築工事の構成員につきましては、地元Aクラスをすべて参加できるよう設定いたしました。  具体的には次の要件でございます。地域要件として、敦賀に本社があるもの。建築一式工事で特定建設業または一般建設業の許可を受けているもの。施工実績は過去15年間に敦賀発注の建築一式工事を元請として施工したもの。4番目としまして、配置技術者は一級建築士または一級建築施工管理技士の資格を有し、監理技術の資格を有するもの。こういった要件でございます。  以上でございます。 58 ◯7番(今大地晴美君) その要件というのは、入札公告のときに明記されているのでしょうか。お尋ねします。 59 ◯建設部長(江南新太郎君) 公告に明記をさせていただいております。 60 ◯議長宮崎則夫君) ほかに御質疑ございませんか。 61 ◯11番(山本貴美子君) 今の答弁の中で、地元Aクラスすべてをということでしたけれども、どれぐらい該当するところがあるのかということと、今回一つしか入札がなくて競争にもならなかったですよね。こういった場合、もう一度やり直すということはないのか。そのことについてお聞きします。 62 ◯建設部長(江南新太郎君) 今回の要件でそれぞれ満たしている要件に合った方々といいますと、現時点で敦賀で10社。この要件で10社。電気工事で8社、そのうち1社は代表の要件も満たしております。機械工事で14社で、そのうち1社は代表の要件も満たしております。建築工事は先ほど言いました10社、そのうち1社は代表の要件を満たしております。以上のような対象会社数ということになります。 63 ◯議長宮崎則夫君) 担当部長、的確に答弁願います。 64 ◯総務部長木村学君) 先ほど入札の資格要件の関係で建設部長が答弁いたしましたが、この件につきましては一般的な部分で建設部長は申し上げております。今回の建築工事に係ります具体的な設定要件をもう一度申し上げますが、JVを組んでおりますので代表者と構成員によって変えております。  まず地域要件については、代表者については福井県内に契約できる営業所を有するもの、構成員については敦賀市内に主たる営業所を有するもの。  総合評点でございますが、代表者については最新の経審の総合評点は敦賀の格付で総合数値が1200点以上のもの、構成員は敦賀の格付で総合数値が800点以上のもの。  建設業の許可についてでございますが、代表者については特定建設業の許可を受けてから3年以上営業しているもの、構成員については特定建設業または一般建設業の許可を受けてから3年以上営業しているもの。  次に施工実績でございますが、代表者については平成7年度以降に鉄筋コンクリートづくりまたは鉄骨鉄筋コンクリートづくりで延べ面積4000平方メートル以上の新築工事を元請または共同企業体の代表者として施工したもの。構成員についてでございますが、平成7年度以降に敦賀発注の建築一式工事を元請として施工していたもの。  配置技術者の資格でございますが、代表者、構成員あわせてでございますが、一級建築士または一級建築施工管理技士の資格を有するもの。監理技術者の資格を有するもの。これに係ります経験でございますが、代表者についてのみの設定でございますが、平成7年度以降に鉄筋コンクリートづくりまたは鉄骨鉄筋コンクリートづくりで延べ面積4000平方メートル以上の新築工事を監理技術者として施工したものということで設定をしておりますし、これについては当然、公表して募集をさせていただいたところでございます。  もう1点、山本議員の関係の質問でございますが、1社で競争の原理が働くのかということでございますね。  今ちょっと質問なんですが、1社になったということでは事実なんですが、1社で入札したのは事実なんですが、これはそのところへ来られて初めて1社であったということがわかったということでございますし、1社で果たして競争原理があるのかということにつきましては、全国的に疑義がございまして……。その点の御質問ありましたね。  「財政会計の実務」ですとか「契約実務ハンドブック」、また「地方財務実務提要」等々のところでの解説でございます。この解説について読ませていただきますが、一般競争入札において入札者がただ1人であった場合、その入札は有効かという問いがございます。これに対する答えでございますが、一般競争入札は、広く公告をして入札希望者を募集するものであるが、それにもかかわらず入札者が一人にすぎなかったということは、他の者は競争に参加する利益を放棄したことにより競争入札に敗れたものと見るべきである。したがって、たとえ入札者が一人だけの場合でも入札に必要な競争性は失われるものではないので、その入札は他の入札要件に欠けるところがない限り有効であるというふうにされているということで、いろんな文献につきましても同様な回答が出ております。  以上でございます。 65 ◯11番(山本貴美子君) 1社でも有効ということですけれども、例えば先ほどたくさん述べられて、ちょっとメモもできなかったんですけれども。制限のほう、要綱ですか。例えばこれが該当するのが市内で1社しかなかったので1社しか来なかったということだったら、それはそれで少し問題、かなり問題なのかなと思うんですけれども、何社もあって、そしてみんなそれに対して入札する気持ちがなかったので結果的に1社になったのか、それともこの要綱に該当するのが1社しかなかったのか。その点はっきりさせていただきたいと思います。 66 ◯建設部長(江南新太郎君) JVですので代表者と構成員と両方で企業体を組まれるわけですが、先ほどの該当何社になるかという部分ですが、建築工事で構成員として10社になります。そのうち1社については代表の要件も満たしているというものでございます。  以上でございます。 67 ◯議長宮崎則夫君) ほかに御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 68 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第67号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 69 ◯議長宮崎則夫君) 次に、第68号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 70 ◯議長宮崎則夫君) 以上で質疑を終結いたします。  これより委員会付託を行います。  まず、予算決算常任委員会には、第51号議案から第56号議案まで、第62号議案、第63号議案及び第65号議案の9件を。  次に、産経建設常任委員会には、第57号議案、第59号議案から第61号議案まで、第64号議案及び第66号議案から第68号議案までの8件を。  次に、文教厚生常任委員会には、第58号議案をそれぞれ付託いたします。  この際、お諮りいたします。
     ただいま予算決算常任委員会に付託いたしました第62号議案、第63号議案及び第65号議案の決算案3件については、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 71 ◯議長宮崎則夫君) 御異議なしと認めます。よって、第62号議案、第63号議案及び第65号議案の決算案3件については、閉会中の継続審査とすることに決定しました。  日程第7 請願第3号~請願第5号、陳情       第7号 72 ◯議長宮崎則夫君) 日程第7 請願第3号から請願第5号まで及び陳情第7号の4件を一括議題といたします。  これより委員会付託を行います。  まず、総務民生常任委員会には、陳情第7号を。  次に、産経建設常任委員会には、請願第3号から請願第5号までの3件をそれぞれ付託いたします。  日程第8 敦賀駅周辺整備調査特別委員会       中間報告 73 ◯議長宮崎則夫君) 日程第8 敦賀駅周辺整備調査特別委員会の中間報告を議題といたします。  会議規則第45条第2項の規定に基づき、敦賀駅周辺整備調査特別委員会より中間報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許します。   〔敦賀駅周辺整備調査特別委員長 渕上    隆信君登壇〕 74 ◯敦賀駅周辺整備調査特別委員長(渕上隆信君) ただいまから、敦賀駅周辺整備調査特別委員会の中間報告を行います。  6月定例会以降の調査の経過について、特に議論のありました事項について申し述べます。  今回は、敦賀駅舎の改築について、8月20日に行われました駅のバリアフリー化及び駅舎改築の2点に関する理事者の説明に基づき調査を行っております。説明内容につきましては議員各位御承知のことと存じますが、委員会での議論とあわせ、その概要について改めて申し上げたいと存じます。  まず駅のバリアフリー化について申し上げます。  報告書の2ページをごらんください。  駅のバリアフリー化につきましては、はJR西日本等関係機関との協議の結果、合意に至った整備内容案を提示いたしました。  まず跨線橋の幅員についてでありますが、JRが整備するバリアフリー化事業による幅員2メートルに、敦賀がエスカレーター及び階段の設置による車いす及び歩行者の通行を考慮して整備を要請する幅員2メートルを合わせ幅員4メートルとし、北陸新幹線認可後の幅員9メートルへの拡幅整備にも対応できるようエレベーターを延長して設置するというものであります。  整備内容及び役割分担につきましては、JRがバリアフリー化事業として整備するものが跨線橋の幅員2メーター分、エレベーター4基、非常階段2基、そして既設地下通路の階段への2段手すり等の設置であります。敦賀が整備を要請するものが跨線橋の幅員2メーター分、エスカレーター5基、階段2基であります。  整備費用につきましては、JR、敦賀がそれぞれ負担することとなりますが、が整備する予定であったエスカレーター等の設置については、駅の構内となるためすべてJRが施工することとなります。このことに伴い、今定例会には跨線橋の実施設計委託料等の駅舎等改築事業費を駅舎バリアフリー化補助金として交付するための補正予算案が提出されております。  以上の整備内容の平面図につきましては、報告書の3ページに記載してございます。図の青色部分がJRのバリアフリー事業、赤色部分が敦賀要請分の整備であり、斜線部分が新幹線認可後の増築部分であります。  なお、これまで本委員会においても議論がありましたが整備するエスカレーター等の完成後の維持管理については、このたびJRが行うことで合意したとの報告がありました。  また、は駅のバリアフリー化の概算費用は整備全体で約23億8000万円、敦賀の負担額は約18億5500万円としておりますが、今後詳細設計を進める中でコスト縮減を図っていくとのことであります。  次に、交流施設の整備について申し上げます。  報告書の4ページをごらんください。  まず市民アンケートの実施結果についてでありますが、4月23日から5月31日の間、市役所1階の市民ホールに駅舎の模型、パネルを設置して実施したアンケートの結果について報告がありました。回答数は153件で、市内の方が115件、市外の方が38件。年代は10代から80代までとなっております。  駅舎改築計画案の内容について、わかったが約70%、駅舎の外観や内部空間のデザインコンセプトについては、よいと判断できる内容の意見が約60から80%を占める一方、ふさわしくないとの意見も約10%から20%となっており、また整備費をかけないでほしい、駅舎というより工場に見えるなどの意見もあったとのことであります。  概要については記載のとおりであります。  また、報告書の5ページ、駅舎改築市民フォーラム開催結果についてでありますが、6月25日に、きらめきみなと館において市民約130人が参加した市民フォーラムについて報告がありました。市民からは、斬新な建物である、デザインはすばらしいなどの意見がある一方、屋根の雪処理と空調コストが心配である、外壁の色が暗いのではないか、まちの顔が倉庫の形でよいのかどうかなどの意見もあったとのことであります。主な意見については、記載のとおりであります。  次に、デザイン方針の変更について申し上げます。  は、駅周辺整備構想策定委員会における議論、また今ほど申し上げました市民アンケートや駅舎改築市民フォーラムにおける市民の声をもとに、千葉学東京大学大学院准教授の監修のもと、屋根の雪の処理、倉庫をイメージさせる外観、暗い外壁の色、空調のランニングコスト、2代目駅舎のイメージの継承などについて再検討を行い、熟度を高め、これまでの案をより進化させた改築案を提示いたしました。  報告書の5ページ下段にありますイメージがこれまでの駅舎のデザインであります。  報告書の6ページをお願いいたします。  新たなデザイン方針については、まず2代目駅舎を内包する新しいまちの玄関として、2代目駅舎のたたずまいを残した2つのウイング、そしてその2代目駅舎のシルエットを維持しながら交流施設としての機能性を補完するガラスの外装。また周囲に開かれた建物構成として、駅前広場やホームとの積極的なつながり、施設の外部から内部の様子がうかがえる開放的な建物。そして将来の発展を考慮した建物構成として、明確に分けられた人の滞留空間と移動空間、駅周辺地区の利用者や新幹線の乗降客も迎え入れる機能的な平面計画であります。  なお、2代目駅舎のシルエットを維持した待合室や店舗部分の外壁には木を使用することとなっております。施設の中央部分は敦賀まつりの山車などを設置するギャラリー空間やイベントホールとして使用するというものであります。  また、外装として使用するガラスについては、メンテナンスフリーで維持管理費を抑えた外装計画とし、日射による空調負荷を軽減する高機能ガラスを採用することが検討されております。  報告書の7ページにあります写真が新しいデザイン駅舎の模型であります。は今後、新しいデザインの駅舎について詳細に検討を進めていくとのことであります。  次に、新しい駅舎デザインの空調計画について申し上げます。  報告書の8ページをごらんください。  これまでの交流施設のデザインについては仕切りなどがない大空間でありましたが、新しいデザインでは、人の滞留空間と移動空間を明確に分け、それぞれに適した空調計画にすることで建物全体で合理的なものとし、空調のランニングコストを削減する。また縁側のような外周部が夏、冬場は最小限の冷暖房をし、中間期には半外部として換気を行うなど季節に応じた環境制御をするバッファーゾーン、つまり緩衝帯の役割として機能し、滞留空間の空調負荷の軽減を図ることができるというものであります。  居住域空調につきましては、これまでの案と同様であります。  以上、変更された交流施設の改築案については、これまでの案と同様の約10億円を予定しており、は、今後さまざまな形で市民に説明を行い、駅舎の改築を含めた駅周辺整備全体についても事業の進捗にあわせて周知する予定としております。  次に、交流施設の維持管理費について申し上げます。  報告書の10ページをごらんください。  は、近隣の駅舎や市内の類似施設などを調査し、現在デザインを検討している交流施設の維持管理費を試算し、提示しました。年間の維持管理費としては、光熱水費700万円、清掃費600万円、エレベーターほか保守点検費200万円、合計1500万円を想定するものであります。  光熱水費に関する空調の想定条件については、記載のとおりであります。  次に、バリアフリー及び交流施設の整備の工事スケジュールについて申し上げます。  は、平成22年10月の仮駅舎完成後のバリアフリー及び交流施設の整備スケジュールを提示しました。バリアフリー整備は平成23年度内の完成、交流施設は平成25年度の供用開始を目指すものであります。  最後に、以上の調査内容を踏まえた委員の主な意見について申し述べます。  報告書の11ページをごらんください。  まず駅のバリアフリー化につきましては、市民からの要望を踏まえ、が整備を要請するエスカレーター等の設置については、このたびJRが維持管理費を負担すると合意したことからが整備費用を負担することは妥当である。  JRと合意した整備内容である幅員4メーターの跨線橋、エスカレーター5基の設置等についても、の負担費用は大きいため、費用の妥当性について他の駅舎整備の例も踏まえ詳細な説明が必要である。  北陸新幹線認可の動向が不透明な状況においては、認可を見越して整備を行うことは二重投資にもなりかねず、許可が得られるまではJRが行うバリアフリー化事業のみを行うべきであるなどの意見がありました。  次に、交流施設の整備につきましては、これまでのデザイン設計に関し、2代目駅舎のイメージの継承という点について、市民に十分な説明がなされていないなどの意見があった中で、それらを受け再検討された新たなデザイン設計については十分理解できるものである。  デザイン設計の変更に伴う建設費の増額はないとのことだが、交流施設の設計に当たっては施設の機能を落とすことなくコストダウンに努めていただきたい。  変更されたデザイン設計に関し、これまでの案における検討課題であった屋根形状と雪処理計画の関係や維持管理費について改めて詳細に調査を行う必要がある。  変更されたデザイン設計については、再検討された内容及び新たなデザイン方針に関し市民に対し十分な説明及び意見聴取を行うべきである。  これまでのデザイン設計については、市民アンケート及び市民フォーラムの結果、賛成または容認する意見が多くあったため、変更されたデザイン設計についても、限られた時間においてできる限り同様の手続を踏むべきであるなどの意見がありました。  なお、交流施設のデザインに関し、再検討された内容及び新たなデザイン方針について市民に対して十分な説明を行うためにも、できる限りこれまでの案と同様の手続を踏むべきとする意見は、委員会として一致した意見であり、今後、においては、限られた時間ではありますが努力いただくよう望みます。  以上が本委員会における調査の経過であります。 75 ◯議長宮崎則夫君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 76 ◯議長宮崎則夫君) 以上で、敦賀駅周辺整備調査特別委員会の中間報告を終結いたします。  休会の決定 77 ◯議長宮崎則夫君) お諮りいたします。  議案調査等のため、明日から9月12日まで休会といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 78 ◯議長宮崎則夫君) 御異議なしと認めます。よって、明日から9月12日まで休会とすることに決定しました。   ──────────────── 79 ◯議長宮崎則夫君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  次の本会議は9月13日午前10時から再開いたします。  本日はこれをもって散会いたします。             午前11時38分散会 発言が指定されていません。 Copyright © Tsuruga City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...