敦賀市議会 1994-03-25
平成6年第1回定例会(第5号) 本文 1994-03-25
第2条につきましても、市立敦賀病院及び敦賀市国民健康保険診療所使用料徴収条例の一部改正でありますが、これまた同じく市立病院及び国保の診療所の診療報酬等点数表を、新しい点数表に改めたいという趣旨のものであります。
3ページの中ほど以降に述べております各条文を削除、改定につきましては、点数表一本化改正に伴いますところの関係条文の整理のための操作でありまして、内容におきましては、旧条例と全く同一趣旨のものであります。
附則といたしましては、この条例は平成6年4月1日から施行するというものであります。
また、提案理由といたしましては、冒頭申し上げましたとおり、厚生省告示の改正に伴いまして、診療報酬点数表及び老人診療報酬点数表の甲表及び乙表が一本化されたことにより、新しい医療診療報酬点数表及び老人医科診療報酬点数表適用となりますので、この案を提出するものであります。
以上であります。
7
◯議長(
村上哲雄君) これより質疑を行います。
第42号議案について御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
8
◯議長(
村上哲雄君) 以上で質疑を終わります。
次に、委員会付託を行います。
本件については、総務常任委員会に審査を付託いたします。
委員会は、本日審査を行い、今会期中に報告されるようお願いいたします。
委員会審査のため、暫時休憩いたします。
午前10時19分休憩
午前11時18分開議
9
◯議長(
村上哲雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第2 第10号議案~第25号議案、第27号議案~第36号議案、第38号議案~第40号議案、第42号議案
10
◯議長(
村上哲雄君) 日程第2 第10号議案から第25号議案まで、第27号議案から第36号議案まで、第38号議案から第40号議案まで及び第42号議案の計30件を、件名を省略し、一括議題といたします。
本件については、既に各委員会にその審査を付託してありますので、これよりその審査の結果について、各委員長の報告を求めます。
まず初めに、総務常任委員長
橋本昭三君。
〔総務常任委員長
橋本昭三君登壇〕
11
◯総務常任委員長(
橋本昭三君) 今
定例会において、総務常任委員会に付託されました案件審査のため、3月17日午前10時から、委員全員出席のもと、第1委員会室において委員会を開催いたしました。
ただいまから、審査の結果について御報告いたします。
第10号議案 平成6年度敦賀市一般会計予算中、本委員会の所管となる部分については、多数をもって原案どおり認めることに決しました。
第18号議案 平成6年度敦賀市伝染病隔離宿舎特別会計予算については、全会一致原案どおり認めることに決しました。
第24号議案 平成6年度市立敦賀病院事業会計予算については、多数をもって原案どおり認めることに決しました。
第27号議案 公告式条例の一部改正の件
第28号議案 敦賀市職員定数条例の一部改正の件
第29号議案 職員の給与に関する条例の一部改正の件
第34号議案 敦賀市病院事業の設置等に関する条例の一部改正の件
以上4件につきましては、いずれも全会一致原案どおり認めることに決しました。
次に、先刻付託されました第42号議案 敦賀市休日急患センター設置及び管理に関する条例及び市立敦賀病院及び敦賀市国民健康保険診療所使用料及び手数料徴収条例の一部改正の件について、委員多数出席のもと、休憩中に第3委員会室において委員会を開催いたしました。
審査の結果、第42号議案については、全会一致原案どおり認めることに決しました。
以上が、本委員会に付託されました各議案の審査結果報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
12
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
13
◯議長(
村上哲雄君) 次に、産業経済常任委員長 辻
秀雄君。
〔産業経済常任委員長 辻
秀雄君登壇〕
14
◯産業経済常任委員長(辻
秀雄君) 今
定例会において、産業経済常任委員会に付託されました案件審査のため、3月17日午前10時から、委員全員出席のもと、第2委員会室において委員会を開催いたしました。
ただいまから、審査の結果について御報告いたします。
第10号議案 平成6年度敦賀市一般会計予算中、本委員会の所管となる部分については、全会一致原案どおり認めることに決しました。
第11号議案 平成6年度敦賀市港湾施設事業特別会計予算
第13号議案 平成6年度敦賀市農業共済事業特別会計予算
第14号議案 平成6年度敦賀市温泉街造成管理特別会計予算
第20号議案 平成6年度敦賀市地方卸売市場特別会計予算
第22号議案 平成6年度敦賀市漁業集落環境整備事業特別会計予算
第23号議案 平成6年度敦賀市農業集落排水事業特別会計予算
以上の各特別会計予算については、全会一致原案どおり認めることに決しました。
第30号議案 敦賀市漁業集落排水処理施設の設置及び管理に関する条例の制定の件
第31号議案 敦賀市農業共済条例の一部改正の件
第35号議案 農業共済事業の賦課総額及び賦課単価を定める件
第36号議案 農作物共済の危険段階の数及び危険指数の設定方法を定める件
以上4件については、いずれも全会一致原案どおり認めることに決しました。
以上が、本委員会に付託されました各議案の審査結果報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
15
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
16
◯議長(
村上哲雄君) 次に、文教民生常任委員長
馬渕憲二君。
〔文教民生常任委員長
馬渕憲二君登壇〕
17
◯文教民生常任委員長(
馬渕憲二君) 今
定例会において、文教民生常任委員会に付託されました案件審査のため、3月17日午前10時から、委員多数出席(1名欠席)のもと、第3委員会室において委員会を開催いたしました。
ただいまから、審査の結果について御報告いたします。
第10号議案 平成6年度敦賀市一般会計予算中、本委員会の所管となる部分については、全会一致原案どおり認めることに決しました。
第16号議案 平成6年度敦賀市と畜場特別会計予算
第17号議案 平成6年度敦賀市国民健康保険(事業勘定の部及び施設勘定の部)特別会計予算
第21号議案 平成6年度敦賀市老人保健特別会計予算
以上の各特別会計予算については、いずれも全会一致原案どおり認めることに決しました。
第32号議案 敦賀市社会福祉施設設置及び管理条例の一部改正の件
第33号議案 乳幼児の医療費支給に関する条例の一部改正の件
第40号議案 粟野地区コミュニティスポーツセンター(仮称)建設工事請負契約の件
以上の各案件については、いずれも全会一致原案どおり認めることに決しました。
以上が、本委員会に付託されました各議案の審査結果報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
18
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
19
◯議長(
村上哲雄君) 次に、建設常任委員長 林 正男君。
〔建設常任委員長 林 正男君登壇〕
20
◯建設常任委員長(林 正男君) 今
定例会において建設常任委員会に付託されました案件審査のため、3月17日午前10時から、委員全員出席のもと、第4委員会室において委員会を開催いたしました。
ただいまから、審査の結果について御報告いたします。
第10号議案 平成6年度敦賀市一般会計予算中、本委員会の所管となる部分については、全会一致原案どおり認めることに決しました。
第12号議案 平成6年度敦賀都市計画土地区画整理事業特別会計予算
第15号議案 平成6年度敦賀市簡易水道特別会計予算
以上の各特別会計予算については、全会一致原案どおり認めることに決しました。
第19号議案 平成6年度敦賀市下水道事業特別会計予算については、多数をもって原案どおり認めることに決しました。
第25号議案 平成6年度敦賀市水道事業会計予算については、多数をもって原案どおり認めることに決しました。
第38号議案 市道路線の廃止の件
第39号議案市道路線の認定の件
以上2件については、いずれも全会一致原案どおり認めることに決しました。
以上が、本委員会に付託されました各議案の審査結果報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
21
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
22
◯議長(
村上哲雄君) 以上で、各委員長の報告及び質疑を終結いたします。
これより採決いたします。
一括議題といたしました各議案中、討論通告及び分離採決の申し出がある各議案を除く第11号議案から第18号議案まで、第21号議案から第23号議案まで、第27号議案から第36号議案まで、第38号議案から第40号議案まで及び第42号議案、以上25件について、各委員長の報告のとおり、これを決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
23
◯議長(
村上哲雄君) 起立全員。よって、第11号議案から第18号議案まで、第21号議案から第23号議案まで、第27号議案から第36号議案まで、第38号議案から第40号議案まで及び第42号議案、以上25件については、各委員長の報告のとおり可決いたしました。
────────────────
24
◯議長(
村上哲雄君) これより、第10号議案平成6年度敦賀市一般会計予算について、討論を行います。
まず、委員長報告に反対の討論を求めます。
河内 猛君。
〔20番 河内 猛君登壇〕
25 ◯20番(河内 猛君) 日本共産党敦賀市会議員団の河内 猛でございます。
日本共産党議員団を代表いたしまして、第10号議案平成6年度敦賀市一般会計予算について、委員長報告に反対の討論を行います。
私は、代表質問の中で、原発などに依存してきた財政が底をついた。義務的経費の伸びに対して、投資的経費が平成2年度から減ってきていることは、財政の硬直化が強まることだし、維持修繕費などの増加で消費的経費の増大は、新規事業への取り組みに慎重にならざるを得ないし、敦賀市は、いま財政の基本に立って、健全財政を確立する大きな転換期に立たされていると、今までの議会で何回も指摘してきたが、平成6年度一般会計予算は、まさにそのことをはっきりさせていると申し上げました。
平成2年度当初比で、義務的経費は23.3%の増であります。そして、投資的経費は36.3%の減であります。
この数字から見ても、財政の硬直化が強まっていることは明らかであります。
私の質問に対し、市長は「財政の硬直化はしておらん」と言い、「思い切り積極的に社会資本の増資、福祉の充実を図った。財調基金はいたずらに膨らませる必要はない。原発財政を当てにする。原発からの金は取れるものは取り、ひったくって有効に使ってこそ敦賀市の発展のためになる。国策に順応し、精神的に迷惑しているのだから、代償は大きくなければならない」と声を大にして言われました。
市長の提案理由説明の中で、敦賀市総合計画を基本として、長期的な見通しのもとに予算の編成を行ったものでありますと述べました。
敦賀市総合計画の基本理念は、すべての市民が生涯にわたって、心豊かに住み、働き、憩うことができ、誰もが住んでみたくなる「いきいき10万都市敦賀」の建設を目指すことを基本理念とするとなっており、この都市づくりの基本理念に基づき、本市が目指す理想の都市像は、恵まれた自然環境の保全に努めながら、すべての市民が快適で安心して生活が営めるよう、都市基盤の総合的整備を進めるとともに云々となっています。
この基本理念と理想の都市像に照らせば、原発の増設はもちろん、火力、LNG基地、ターミナル基地などの建設は、この都市づくりの基本理念、理想の都市像に逆行するものであります。
迷惑の代償は大きく取らなければならないと言わねばならない、このような計画と切り離しての長期的な展望に立った財政を、いま打ち立てなければならないということであります。
依存を深めれば抜き差しならぬことになり、市民が将来にわたって、これらの不安な施設と運命をともにすることになるから、そのことをよく考えて、財政を確立をし、行政を進めるべきではないかということを、まず私は最初に申し上げておきます。
第2は、政府予算との関連であります。
政府予算については、代表質問でも申し上げましたが、その内容は、戦後最大の不況の中、景気回復を求める中小業者など、多くの国民の期待を大きく裏切るものとなり、景気対策と銘打った減税は、上に厚く下に薄い1年限りの臨時措置で、しかも減税を続けたければ消費税の税率引き上げを認めよと、国民に迫っております。
さらに、生活関連予算を大幅に削減しています。
病院給食費の日額800円負担、厚生年金の支給開始年齢の5年引き延ばし、厚生国民年金保険料の大幅引き上げ、生活保護の対象人数削減、保健所関係費の地方転嫁、市町村保健婦の人件費などに充てられてきた交付金の廃止、ゴールドプランの見直しもされないなど、国民の暮らしを一層圧迫するものとなっております。
中小企業対策費は、大不況のもとで昨年より減額し、一般会計に占める比率が0.26%と史上最低になり、一方軍事費は前年度比0.9%増、ODAは4.8%増、
在日米軍への思いやり予算は9.5%もふやし、中小企業対策費の1.4倍にも上っております。
公共事業費の大幅な増額も、ゼネコン疑惑の温床ともなった政、官、大企業の癒着構造を放置したままでは、国民生活の向上には結びつかず、赤字国債の発行と建設国債の大増発によって、借金押しつけなど、地方財政へのしわ寄せが際立ち、地方財政危機に拍車をかける内容になっております。
細川内閣は、3月11日に決定した地方財政計画に基づき、地方自治体への財政負担の転嫁を一層推し進めようとしております。
第3は具体的な内容に入りますが、福祉関連では、乳幼児医療費が対象年齢を1歳拡大して3歳未満児まで無料となり、所得制限を撤廃したことや、家庭奉仕員の増など評価すべき点はありますが、自衛隊関連予算は、細川内閣がソ連の脅威を口実とした旧来の自民党政権の軍拡路線を引き継ぎ、その路線に従って推し進めるものであり、反対であります。
また、敦賀気比高校敷地借上料は県に負担させるべきであり、企画費、広報安全対策費は、原発など環境に及ぼす影響について、一市民の命と暮らしを守るために、安全性確保を優先するものではなくて、経済性優先の開発に協力をする内容になっております。
以上を申し上げまして、第10号議案 平成6年度敦賀市一般会計予算についての、委員長報告に反対の討論を終わります。
議員各位の御賛同をよろしくお願いを申し上げます。
26
◯議長(
村上哲雄君) 次に委員長報告に賛成の討論を求めます。
藤田 守君。
〔6番 藤田 守君登壇〕
27 ◯6番(藤田 守君) 緑政会の藤田 守でございます。
私は、第10号議案 平成6年度敦賀市一般会計予算について、各委員長報告に賛成の討論をいたします。
長引く不況と、景気回復の見通しも不透明だと言われる今日、国家予算を含め、地方自治体、まず税収減が大きな不安材料となっておる中で、昨年末から国政の混乱が加わり、予算編成に大きな支障を来したと推察いたします。その御労苦に敬意を表します。
こうした状況下において、編成された一般会計予算は、219億4764万6000円となり、対前年比1.4%増の積極予算となっております。
時代の変遷はどうであろうとも、地方自治体の果たさなければならない役割と責任は、何といっても住民の接点にあることを第一義と考えねばなりません。
ますます多様化するニーズにこたえねばならない宿命を負っております。つまり、住民の幸せをこいねがうことが至上命題でありましょう。こうした観点に立って編成された予算であることをまず評価したいと思います。
市民の心の通う、ぬくもりのある市政運営を基本として、未来の郷土に花を咲かせるべく、量的なものから質的な諸施策に意を用いているとうかがえます。
まず、敦賀の発展には欠くことのできない港湾及びその周辺の整備、高速交通体系の促進、さらに懸案であったアトムポリス構想の中核施設「エネルギー研究センター」建設等、重要課題への取り組みを初め、きめ細かいところでは社会福祉施策、児童福祉対策等の充実、また高齢者保健福祉計画、つまり老人デイサービスや家庭奉仕員派遣事業の強化、さらに医療体制の整備とサービス向上等は、市民に大きくこたえるものと言えます。
一方、生活環境面ですが、道路、河川、街路樹、照明の拡充、花のまちづくりにあわせて、市民の心に潤いを与えるものと思います。
また、農漁村の環境整備のための長谷、浦底、白木地区の排水事業は、将来にわたるものとして評価されると考えます。
人間性豊かな人づくりは、最重要課題であり、CAI教育の拡充、教育研究室の充実等、文化遺産の保存、継承では山車の新調、夷子大黒会館の建設補助を初め、市立博物館館蔵品の収集には積極的に努める等、まことに当を得た施策と思います。
体育振興では、スポーツを通じて地区民の健康増進を図るとともに、コミュニケーションの場としての役割に期待を込めて、地区スポーツセンター、弓道場等の建設は役立つものと信じております。
経済環境の厳しい中での商店街活性化対策事業、商業振興基金の充実等は、大いにその効果を期待したいと思います。
さて、これからの施策を充実するための歳入源でありますが、市税は対前年度比0.8%減の129億1250万5000円と予想する中で、いわゆる貯金である財政調整基金より18億円の繰り入れを行い、基金の有効な活用を図るとともに、国、県支出金等の確実に見込み得る額を、それぞれ手堅く見ての編成となっております。
反対討論の中で指摘された幾つかの点については、個々の反論は差し控えますが、いわゆる原電関係予算については、毎回論議をしてまいったもので、私たちも、何よりもまず安全が基本であることの前提に立ち、地域経済の活性化と、市民福祉の向上に寄与されることは論をまちません。
安全確保と地域発展は表裏一体のものであり、いわゆる市民の命、命と暮らしを守ることになると思います。
また、これも毎回論議される自衛隊関係予算でございますが、国よりのわずかな委託金であり、認識の相違であり省略をいたします。
以上で、私は第10号議案 平成6年度敦賀市一般会計予算について、各委員長の報告に対し、賛成の討論といたします。
議員各位の御賛同よろしくお願いを申し上げます。
28
◯議長(
村上哲雄君) 以上で討論を打ち切り、採決いたします。
第10号議案について、各委員長報告のとおり、これを決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
29
◯議長(
村上哲雄君) 起立多数。よって、第10号議案については、各委員長報告のとおり可決いたしました。
────────────────
30
◯議長(
村上哲雄君) 次に、討論通告及び分離採決の申し出があります第19号議案、第20号議案、第24号議案及び第25号議案の特別会計及び事業会計予算4件について、一括討論を行います。
まず、委員長報告に反対の討論を求めます。
奥山裕二君。
〔11番
奥山裕二君登壇〕
31 ◯11番(
奥山裕二君) 日本共産党の
奥山裕二でございます。
私は、日本共産党敦賀市会議員団を代表して、第19号議案 平成6年度敦賀市下水道事業特別会計予算、第20号議案 平成6年度敦賀市地方卸売市場特別会計予算、第24号議案 平成6年度市立敦賀病院事業会計予算、第25号議案 平成6年度敦賀市水道事業会計予算について、各委員長の報告に反対の討論を行います。
この各議案は、弱い者いじめの、天下の悪政である消費税が使用料、手数料に転嫁されており、一括して討論を行いたいと思います。
この4つの会計予算は、下水道事業特別会計に1203万円、地方卸売市場特別会計に104万円、市立敦賀病院事業会計に555万円、水道事業会計に2624万4000円の消費税が、使用料、手数料にかけられております。
消費税は、国民生活に大きな打撃を与えると同時に、最悪の不公平税制であり、豊かな高齢化社会に対応するための税金などと言って消費税を導入しておきながら、一方では一昨年1月から一部老人医療費の保険者などの負担割合の2割増額を強行するなど、福祉を後退させてきました。
また、1世帯当たりの消費税負担額は1年間に10万円を超え、特に年金生活者や母子家庭、障害者など、社会的に弱い立場の人なとや低所得者層の生活に強い打撃を与えております。
さらに、細川内閣は景気対策として6兆円減税を打ち出し、減税をやるにも財源は消費税の増税か、赤字国債の増発しかないと言って、消費税から国民福祉税に名称を変え、税率7%の国民福祉税構想を打ち出しました。
細川内閣の構想は、国民世論の前に一時棚上げにされましたが、決して撤回したものではなく、名称や実施時期の決定を先延ばしただけであります。与党協議の中で、消費税の福祉目的鋭化も検討されようとしておりますが、これが福祉予算の増額につながる保証は全くなく、目的税を福祉予算に繰り入れた分だけ、一般財源からの繰り入れを削り、浮いた分を軍事費を含め、他の目的に回せるからであります。
目的税化は福祉を踏みにじる最悪の大衆課税である消費税の本質を何ら変えるものではありません。このように、国民に重い負担を負わせ、戦争と軍拡の財源とされる消費税は廃止する以外にありませんし、消費税と何ら変わらない国民福祉税の導入をさせてはなりません。
全国では、今でも消費税を転嫁をしていない多くの自治体があります。今日、不況と言われており、市民の生活が非常に苦しい中で、今こそ使用料や手数料に消費税を転嫁せず、市民の命と暮らし、営利を守ることがいま最も重要であることを申し上げまして、第19号議案 平成6年度敦賀市下水道事業特別会計予算、第20号議案 平成6年度敦賀市地方卸売市場特別会計予算、第24号議案 平成6年度市立敦賀病院事業会計予算、第25号議案 平成6年度敦賀市水道事業会計予算について、各委員長の報告に対し反対の討論といたします。
皆さんの御賛同よろしくお願いいたします。
32
◯議長(
村上哲雄君) 以上で討論を打ち切り、採決いたします。
ただいま一括討論いたしました第19号議案、第20号議案、第24号議案及び第25号議案の4件について、各委員長報告のとおり、これを決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
33
◯議長(
村上哲雄君) 起立多数。よって、第19号議案、第20号議案、第24号議案及び第25号議案の4件については、各委員長報告のとおり可決いたしました。
暫時休憩いたします。
午前11時55分休憩
午後1時02分開議
34
◯議長(
村上哲雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第3 請願・陳情、特別委員会中間報告
35
◯議長(
村上哲雄君) 日程第3 請願・陳情を議題といたします。
これより、すでに委員会に付託しております請願・陳情について、その審査の結果につき各委員長の報告を求めます。
この際お諮りいたします。
請願・陳情の審査結果報告とあわせて、特別委員会の中間報告を求めることにいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし。」の声あり〕
36
◯議長(
村上哲雄君) 御異議なしと認めます。
よってこの際、特別委員会の中間報告を求めることに決しました。
まず初めに総務常任委員長
橋本昭三君。
〔総務常任委員長
橋本昭三君登壇〕
37
◯総務常任委員長(
橋本昭三君) 今
定例会において、総務常任委員会に付託されました陳情1件の審査結果について御報告を申し上げます。
陳情第3号 治安維持法犠牲者国家賠償法(仮称)の制定を求める意見書の提出については、採択について採決したところ、賛成少数により不採択とすべきものと決しました。
以上が、本委員会に付託されました陳情1件の審査結果報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
38
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
39
◯議長(
村上哲雄君) 次に、産業経済常任委員長 辻
秀雄君。
〔産業経済常任委員長 辻
秀雄君登壇〕
40
◯産業経済常任委員長(辻
秀雄君) 今
定例会において、産業経済常任委員会に付託されました陳情1件の審査結果について御報告申し上げます。
陳情第2号 食糧と農業・環境を守り農村の活性化に関する意見書の提出については、全会一致採択すべきものと決しました。
なお、本件に係る意見書の提出については、別途お手元に配付のとおり、議案として産業経済常任委員会所属の議員より提案いたしておりますので、御了承願います。
以上が、本委員会に付託されました陳情1件の審査結果報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
41
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
42 ◯11番(
奥山裕二君) この陳情書の内容ですが、特に番号が打ってあります1、2、3、6番などは、全体的には農業を守り育てる内容になっていると思いますけれども、部分的に見れば、コメなどの農産物の輸入自由化を認めている内容にもなっているわけです。
そういう点で、共産党議員団は反対するものでありますけれども、委員会でその辺がどういう論議がなされてきたのか、お聞きをいたしたいと思います。
43
◯産業経済常任委員長(辻
秀雄君) 奥山議員にお答えいたします。
ただいまの御質疑でございますけれども、委員会では、そのようなお話はございませんでした。以上でございます。
44
◯議長(
村上哲雄君) ほかにございませんか。
〔「なし。」の声あり〕
45
◯議長(
村上哲雄君) 次に、文教民生常任委員長
馬渕憲二君。
〔文教民生常任委員長
馬渕憲二君登壇〕
46
◯文教民生常任委員長(
馬渕憲二君) 文教民生常任委員会に付託されました陳情3件の審査結果について、報告いたします。
陳情第1号 地方バス生活路線運行維持補助制度に関する意見書の提出については、全会一致採択すべきものと決しました。
なお、本件に係る意見書については、別途お手元に配付のとおり、B議案として、本委員会所属の議員より提案しておりますので、御了承願います。
陳情第4号 患者の給食費自己負担に反対し、保険給付による病院給食の充実を求める意見書の提出については、全会一致不採択とすべきものと決しました。
前回から継続審査となっております陳情第16号 診療報酬の引き上げ及び改善等に関する意見書の提出については、全会一致継続審査と決しました。
以上が、本委員会における陳情3件の審査結果報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
47
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
48 ◯20番(河内 猛君) 陳情第4号につきましては、私は採択すべきだというふうに思っておりますが、そういう立場でちょっとお聞きをいたしますが、患者負担ではこの給食は決してよくならない。そういうことや、それから保険で見ていた分から自己負担に相当する分を削られてしまうために、内容はレベルダウンすると、そういったこと。
そしてその、入院中の食事は治療効果が最大限発揮できるように、医師の処方に基づいて医学的、栄養学的に管理されるものであって、患者負担が重くなれば、いつでもどこでも安心して受けられる医療体制はこわれてしまう、そういうことで、特に高齢者の場合は大変なことになると。医療の後退だというようなことになるわけでありますけれど。
そういったことが、本当は論議されたかどうかということ。そういうことをひとつは聞いておきます。
それから、陳情第16号でありますが、この点につきまして、これは継続で審査されたわけでありますが、この点でもちょっとお聞きをいたしておきますが、これも継続じゃなくて、採択をしてというふうに私は思いますが、診療報酬として正しく評価されないという、そういったこともよく矛盾点を聞くわけです。
それからまた、薬品の納入価格が値上がりをして、医療機関の経営に大きな打撃となっておると、そういったことなので、そういったこと等を考えてみますと、一層の患者負担増になることと結びつくわけですけれども、増にするんじゃなくて、国の負担をふやしてこの診療報酬制度を改善をするということが、いま必要になってきておるわけでありまして、いえばこの診療報酬の改善は社会補償としての医療の拡大だと、こういうふうに私どもは言っておるわけなんですが、そういったこと等が論議されたかどうかということ、この2点につきまして、委員長にお伺いをいたしておきます。
49
◯文教民生常任委員長(
馬渕憲二君) お答えいたします。
陳情第4号につきましては、理事者側から食事は在宅でもどこでも常にかかる費用であり、入院給食は患者が相応の費用負担をする提供方式に改めるという説明がございました。そこで、不採択となりました。
陳情第16号につきましては、各項目がいろいろと幅が広く書いてあると。それで判断が難しいという意見があり、継続審査となりました。
50
◯議長(
村上哲雄君) 次に、原子力発電所特別委員長 岸本幸之介君。
〔原子力発電所特別委員長 岸本幸之介君登壇〕
51 ◯原子力発電所特別委員長(岸本幸之介君) 原子力発電所特別委員会審査結果報告並びに中間報告をただいまから行います。
3月22日午前10時から、委員多数出席(1名欠席)のもと、第1委員会室において委員会を開催いたしました。
まず、今
定例会において本委員会に付託されました陳情1件の審査結果について御報告いたします。
陳情第5号 原子力発電所増設に関する説明会開催などについては、まず継続審査にすべきとの意見があり、採決した結果、賛成少数により否決となりました。よって次に、採択について採決したところ、賛成少数であり、不採択とすべきものと決しました。
次に、中間報告をいたします。
理事者側から、別紙参考資料のとおり
1.日本原子力発電株式会社 敦賀発電所1号機
2.日本原子力発電株式会社 敦賀発電所2号機
3.動力炉・核燃料開発事業団 新型転換炉ふげん発電所(ATR)
4.動力炉・核燃料開発事業団 高速増殖原型炉もんじゅ(FBR)
5.関西電力株式会社 美浜発電所1号機
6.関西電力株式会社 美浜発電所2号機
7.関西電力株式会社 美浜発電所3号機
8.福井県原子力環境安全管理協議会
以上、8点についてそれぞれ報告を受けました。
以上が原子力発電所特別委員会の審査結果報告及び中間報告であります。
また、参考資料として皆様方のお手元に配付してございますので、その資料につきましては、朗読を省略させていただきます。
以上でございます。
52
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
53
◯議長(
村上哲雄君) 次に、環境保全対策特別委員長
橋本昭三君。
〔環境保全対策特別委員長
橋本昭三君登壇〕
54 ◯環境保全対策特別委員長(
橋本昭三君) 環境保全対策特別委員会の中間報告を申し上げます。
3月22日午前10時から、委員多数出席(1名欠席)のもと、第2委員会室において委員会を開催いたしました。
理事者から、別紙参考資料のとおり、
1.民間一般・産業廃棄物最終処分場に係る水質等調査結果
2.敦賀火力発電所に係る概要
以上2点について報告を受けました。
以上が、環境保全対策特別委員会の中間報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
55
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
56
◯議長(
村上哲雄君) 次に、経済活性化特別委員長 内池宏行君。
〔経済活性化特別委員長 内池宏行君登壇〕
57 ◯経済活性化特別委員長(内池宏行君) 経済活性化特別委員会の中間報告をいたします。
3月22日午後1時から、委員全員出席のもと、第3委員会室において委員会を開催いたしました。
席上、理事者から別紙参考資料のとおり
1.大阪ガス(株)液化天然ガス(LNG)基地建設計画について
2.LNG基地環境調査実施状況について
以上2点の現況報告を受け、これを了承いたしました。
なお、参考資料の朗読は省略させていただきます。
以上が、経済活性化特別委員会の中間報告であります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
58
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
59
◯議長(
村上哲雄君) 次に、大学設置対策特別委員長 上野修一君。
〔大学設置対策特別委員長 上野修一君登壇〕
60 ◯大学設置対策特別委員長(上野修一君) 大学設置対策特別委員会の中間報告を行います。
3月23日午前10時から、委員全員出席のもと、第1委員会室において委員会を開催いたしました。
席上、理事者から
1.平成7年4月申請、平成9年開学を目指している。
2.敦賀学園と嶺南学園の両学校法人の一本化構想。
3.リクルートリサーチからの調査結果については、まだ報告する段階ではない。ただし、今後、必要に応じて報告。
4.中学校、高等学校、大学の一貫教育を考えている。
以上、4点について報告を受けました。
以上が、大学設置対策特別委員会の中間報告でございます。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。
61
◯議長(
村上哲雄君) ただいまの委員長報告に御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
62
◯議長(
村上哲雄君) 以上で委員長の報告及び質疑を終結いたします。
これより採決いたします。
請願・陳情の委員長報告及び特別委員会の中間報告について、分離採決の申し出がある陳情を除き、陳情第1号及び中間報告について、いずれも委員長報告のとおり、これを決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし。」の声あり〕
63
◯議長(
村上哲雄君) 御異議なしと認めます。
よって、請願・陳情及び特別委員会の中間報告のうち、分離採決の申し出がある陳情を除く陳情第1号及び中間報告については、いずれも委員長報告のとおり決しました。
────────────────
64
◯議長(
村上哲雄君) 次に、お諮りいたします。
陳情第2号を採択に、陳情第3号及び陳情第4号は不採択に、平成5年陳情第16号については継続審査とする委員長報告に賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
65
◯議長(
村上哲雄君) 起立多数。よって、委員長報告のとおり、陳情第2号を採択に、陳情第3号及び陳情第4号については不採択に、さらに平成5年陳情第16号については継続審査とすることに決しました。
────────────────
66
◯議長(
村上哲雄君) 次に、陳情第5号 原子力発電所増設に関する説明会開催等について、委員長報告のとおり、これを不採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
67
◯議長(
村上哲雄君) 起立多数。よって、陳情第5号については、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
日程第4 B議案第1号 「食糧と農業・環境を守り農村の活性化に関する意見書」提出の件
68
◯議長(
村上哲雄君) 日程第4 B議案第1号 「食糧と農業・環境を守り農村の活性化に関する意見書」提出の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
辻
秀雄君。
〔15番 辻
秀雄君登壇〕
69 ◯15番(辻
秀雄君) B議案第1号につきまして、御説明を申し上げます。
陳情第2号の採択に伴いまして、食糧と農業・環境を守り農村の活性化に関する意見書を、地方自治法第99条第2項の規定により、政府関係機関に提出するものであります。
提出者は私 産業経済常任委員長の辻、賛成者は産業経済常任委員の皆さんでございます。
意見書の案文につきましては、お手元に配付してございますので、朗読は省略させていただきます。
議員各位の御賛同をお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。
70
◯議長(
村上哲雄君) これより質疑を行います。B議案第1号について、御質疑ありませんか。
71 ◯11番(
奥山裕二君) この内容ですが、特に5の項目ですが、穀物の備蓄制度を確立し、他用途利用
米制度を見直すこと。
これは、現行制度の矛盾点を見直してやれということですから、それはいいわけですが、その次の、「ミニマム・アクセスで輸入されたコメや乳製品の国際貢献のシステム導入を図ること」と、このことについて、どういうことなのか、その説明をお願いしたいと思います。
72 ◯15番(辻
秀雄君) ただいまの奥山議員に対して申し上げますが、その意味でございますけれども、委員会におきましても、そのようなお話もございませんし、御不審な点があろうと思いますけれども、これは奥山議員がよく今後、研究をしていただきたいと思います。
73 ◯11番(
奥山裕二君) 今の委員長の答弁では、これはとても提出者としてのね、真意が問われるんです。
やっぱり提出する限りにおいては、この内容を十分把握して、議会として提案するわけですから、やはりこの内容をきちっと自分が把握して、どこから質問を受けても説明されなければならない、そういうことでしょう。
特にこの、ミニマム・アクセスという言葉そのものは、聞いたことがあるのかないのか知りませんが、こういう内容についてもきちっとやはり答弁されなければ、提出者として提出する権利がありませんよ、そういうことでは。
だからそういう点で、提出する人は、やはりこれを責任を持って、内容を把握して、説明できるように、やっぱり提出しなきゃならんと思うんです。その点、どう考えているんですか。
74 ◯15番(辻
秀雄君) それは、委員会におきましても十分審議いたしておりますし、やはり、それに対しての順応するべきところは順応しながら、各議員も一生懸命、審議はございませんでしたけれども、文章につきましても、それを解釈云々するんじゃなくして、やはり国民一人一人に、我々も国に対して、十分取るべき施策は取っていただきたいという御希望で提案したわけでございます。
75 ◯11番(
奥山裕二君) 委員会で、審議しておるとか審議していないとかということを聞いているわけじゃなくて、提案する限りにおいては、この内容をきちっと把握してなければ提案者としては失格なんですよ、実際。そうでしょう。
内容もわからずに、例えば市長でもそうですよ。内容もわからずに予算や、こんなもの提案するわけないんですよ。提案する限りにおいては、きちっと自分が内容を把握して、それを説明できなければ、これ提案者としてはおかしいわけです。
ですから、そういう点で聞いているわけです。
我々が、聞くところによりますと、このミニマム・アクセスというのは、コメを含む農産物の輸入化を国際貢献と、そういう形で認めていると、こういう内容であるということを私たちは聞いているわけですけれども、そういう点で、我々共産党議員団としては反対をするということでありますけれども、やはり提出者としては、十分そういう内容もきちっと把握しながら、責任をもって今後はやっぱり提案をしていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。
76 ◯15番(辻
秀雄君) あくまでも国政に順応した解釈を持って提案をいたしたわけでございます。
77
◯議長(
村上哲雄君) ほかにございませんか。
〔「なし。」の声あり〕
78
◯議長(
村上哲雄君) 以上で質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
B議案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし。」の声あり〕
79
◯議長(
村上哲雄君) 御異議なしと認めます。よって委員会付託を省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決いたします。
B議案第1号 「食糧と農業・環境を守り農村の活性化に関する意見書」提出の件について、提案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
80
◯議長(
村上哲雄君) 起立多数。よって、B議案第1号については、提案のとおり可決いたしました。
日程第5 B議案第2号 「地方バス生活路線運行維持補助制度に関する意見書」提出の件
81
◯議長(
村上哲雄君) 日程第5 B議案第2号 「地方バス生活路線運行維持補助制度に関する意見書」提出の件を議題といたします。
提案者の説明を求めます。
馬渕憲二君。
〔7番
馬渕憲二君登壇〕
82 ◯7番(
馬渕憲二君) B議案第2号 「地方バス生活路線運行維持補助制度に関する意見書」提出の件について、提案理由を説明いたします。
本件は、陳情第1号が採択されたことに伴いまして、地方自治法第99条第2項の規定に基づきます意見書として、政府関係機関に対して提出するものであります。
提出者は、文教民生委員長の馬渕、賛成者は文教民生委員の皆さんでございます。
意見書の案文については、お手元に配付してございますので、朗読は省略をさせていただきます。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。
83
◯議長(
村上哲雄君) これより質疑を行います。B議案第2号について、御質疑ありませんか。
〔「なし。」の声あり〕
84
◯議長(
村上哲雄君) 以上で質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
B議案第2号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし。」の声あり〕
85
◯議長(
村上哲雄君) 御異議なしと認めます。よって委員会付託を省略し、直ちに採決することに決しました。
これより採決いたします。
B議案第2号 「地方バス生活路線運行維持補助制度に関する意見書」提出の件について、提案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
86
◯議長(
村上哲雄君) 起立全員。よって、B議案第2号については、提案のとおり可決いたしました。
閉会のあいさつ
87
◯議長(
村上哲雄君) 以上で、今期
定例会に提案された議案の審議決定並びに請願・陳情の取り扱いについては、すべて終了いたしました。
今期
定例会に提案された多数の重要案件につき、開会以来、本日までの長きにわたり、終始熱意をもって御審議いただきましたことについて、厚くお礼を申し上げます。
また、理事者の方々におかれましても、予算編成の着手に始まり、今日までの御尽力に対し深く敬意を表します。
この際、市長から
発言を求められておりますので、承ることにいたします。
〔市長 高木孝一君登壇〕
88 ◯市長(高木孝一君) 閉会に当たりまして一言お礼のごあいさつを申し上げます。
第1回
定例会は、去る10日に開催され、本日まで16日間の長きにわたり、議員各位には終始御熱心に、かつ慎重に御審議をいただき、平成5年度補正予算案並びに平成6年度当初予算案を初め各条例案、工事請負契約の件等、全議案について、原案どおり議決を賜り、ここに厚く、お礼を申し上げます。
議決いただきました予算案を初め、各議案の執行に当たりましては、本会議あるいは各委員会を通じて、議員各位から承りました御意見等、十二分にこれを尊重いたしまして、市民の心の通う、ぬくもりのある市政運営を基本とし、さらに我が愛するふるさと敦賀の一層の飛躍、発展を期し、来るべき21世紀に向け、全力を傾注してまいる所存であります。
今後とも議員各位の特段の御支援、御協力を切にお願い申し上げ、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。
ありがとうございました。
89
◯議長(
村上哲雄君) これをもって平成6年第1回敦賀市議会
定例会を閉会いたします。
午後1時34分閉会
上記会議のてんまつに相違ないことを証明するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
議 長 村 上 哲 雄
署名議員 藤 田 守
同 馬 渕 憲 二
同 赤 坂 長太郎
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