敦賀市議会 > 1990-12-14 >
平成2年第6回定例会(第3号) 本文 1990-12-14
平成2年第6回定例会(第3号) 名簿 1990-12-14

  • "認可"(/)
ツイート シェア
  1. 敦賀市議会 1990-12-14
    平成2年第6回定例会(第3号) 本文 1990-12-14


    取得元: 敦賀市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成2年第6回定例会(第3号) 本文 1990-12-14 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 65 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯議長(中瀬 実君) 2 ◯議長(中瀬 実君) 3 ◯事務局長下野悦二君) 4 ◯議長(中瀬 実君) 5 ◯議長(中瀬 実君) 6 ◯23番(川端道夫君) 7 ◯市長高木孝一君) 8 ◯23番(川端道夫君) 9 ◯議長(中瀬 実君) 10 ◯10番(奥山裕二君) 11 ◯市長高木孝一君) 12 ◯助役(栗原 正君) 13 ◯教育長竹内幸一君) 14 ◯福祉部長(河端 滿君) 15 ◯10番(奥山裕二君) 16 ◯市長高木孝一君) 17 ◯10番(奥山裕二君) 18 ◯市長高木孝一君) 19 ◯議長(中瀬 実君) 20 ◯17番(宮原高一君) 21 ◯市長高木孝一君) 22 ◯建設部長江戸一夫君) 23 ◯民生部長小島貞夫君) 24 ◯企業管理者藤本秀夫君) 25 ◯17番(宮原高一君) 26 ◯議長(中瀬 実君) 27 ◯副議長(土手重夫君) 28 ◯19番(河内 猛君) 29 ◯市長高木孝一君) 30 ◯企画部長保野繁美君) 31 ◯19番(河内 猛君) 32 ◯市長高木孝一君) 33 ◯民生部長小島貞夫君) 34 ◯19番(河内 猛君) 35 ◯市長高木孝一君) 36 ◯市長高木孝一君) 37 ◯民生部長小島貞夫君) 38 ◯副議長(土手重夫君) 39 ◯12番(山根徳男君) 40 ◯市長高木孝一君) 41 ◯12番(山根徳男君) 42 ◯市長高木孝一君) 43 ◯12番(山根徳男君) 44 ◯副議長(土手重夫君) 45 ◯副議長(土手重夫君) 46 ◯9番(河瀬一治君) 47 ◯9番(河瀬一治君) 48 ◯市長高木孝一君) 49 ◯教育長竹内幸一君) 50 ◯9番(河瀬一治君) 51 ◯市長高木孝一君) 52 ◯教育長竹内幸一君) 53 ◯9番(河瀬一治君) 54 ◯教育長竹内幸一君) 55 ◯副議長(土手重夫君) 56 ◯副議長(土手重夫君) 57 ◯総務部長(坂本直夫君) 58 ◯副議長(土手重夫君) 59 ◯副議長(土手重夫君) 60 ◯副議長(土手重夫君) 61 ◯副議長(土手重夫君) 62 ◯副議長(土手重夫君) 63 ◯副議長(土手重夫君) 64 ◯副議長(土手重夫君) 65 ◯副議長(土手重夫君) ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 6.議 事             午前10時07分開議 ◯議長(中瀬 実君) おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。  報 告 2 ◯議長(中瀬 実君) この際、事務局長をして諸般の報告をいたさせます。 3 ◯事務局長下野悦二君) 御報告いたします。  本日の会議に、森口松太郎議員は病気のだめ欠席する旨届け出がありました。  次に、市長より、平成2年12月14日付総第1011号をもって今期定例会に提出する議案の送付がありました。  すなわち第102号議案 平成2年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)の1件であります。  以上であります。 4 ◯議長(中瀬 実君) 以上で報告を終わります。  日程第1 一般質問 5 ◯議長(中瀬 実君) 日程第1、これより前日の一般質問を継続いたします。  まず初めに、川端道夫君。   〔23番 川端道夫君登壇〕 6 ◯23番(川端道夫君) おはようございます。  平成会の川端でございます。少し風邪の都合でのどをからしておりますが、よろしくお願いします。では、通告書に従いまして、3点ばかりお尋ねいたしたいと思います。
     まず最初に、平成3年度の基本的な予算方針についてお尋ねいたしたいと思います。  市長は、昨日、明春行われます市長選に、4選出馬の表明をされましたが、平成3年度の予算編成に当たっての基本方針は何か、また3年度の当初予算は改選期前なので骨格でやるのか、そしてその当初予算に公約的なものを積極的に取り入れていくのかお尋ねいたしたいと思います。  2番目に、長寿社会における老人福祉についてお尋ねいたします。  寝たきり老人を抱える家庭は、在宅か、施設か、病院かは異にして、本人はもとより家族、身内の精神的、経済的心痛は、言葉では言いあらわせないものがあろうかと存じます。  敦賀市では、高齢者対策室を設けて、日夜老人福祉に取り組んでおられる関係各位に深く敬意を表するものであります。  今日の社会、家庭状況の面からは共働きの増加、核家族化、親子関係の変化も指摘されますが、きょうは先行き不安を感じる老人対策、生きがいの環境づくりについてお尋ねいたします。  昨今、よく耳にすることですが、自分の息子、娘が都会で所帯を持っていますが、今は達者ではある夫婦が、どちらかが病気、あるいは一方が欠けた場合、ある程度の財産があり、そのときに息子、あるいは娘夫婦が都会に住んでおる関係で、自分の家へ来ないかと言われますが、今となると老人は住み慣れた、生まれ育った敦賀を離れたくないし、今さら騒々しい都会へは行きたくない。かといって息子あるいは娘夫婦が、敦賀へ帰ってこないのが現状であります。そこで、その財産を処分、あるいは基金として、失礼ですが、和幸園よりレベルの高い老人マンション的なものができないか、老人の生きがい対策として施設整備の充実を図るべき方策を考えていただきたいと思いますが、いかがなものでしょうか。  3番目に、西地区公民館についてお尋ねいたします。  各地区、各校下には、地域住民の身近なコミュニティーセンターとも言うべき公民館があります。今日ないのは南地区と西地区の両地区でありますが、その南地区も図書館の建設により、現図書館を充てる方向で検討中とのことですが、その方向で決まれば、残るのは西地区だけがただ一つ公民館がない地区となります。その点、どのようにお考えかお尋ねいたしまして、質問を終わります。   〔市長 高木孝一君登壇〕 7 ◯市長高木孝一君) 一般質問第2日目の冒頭に川端道夫議員の御質問でございましたが、極めて簡潔な御質問でございました。  まず第一に、新年度の予算編成の基本を示せと、こういうことでございますが、まず大きく言いますと、これは第4次5カ年計画を順を追ってこれをやっていかなきゃならないということが、いわゆる基本的な考え方ではないだろうかと、こういうふうにも思っておる次第でございますが、その他昨日等からいろいろと私の今後取り組むべき構想等についてるる述べさせていただいてきたところでございまして、あるいは火葬場は新年度に私は手がけたいと、こういうふうに決意を新たにいたしておりますし、あるいはまた工業団地造成のために、いわゆるその第1段階におけるものをやっていかなければならないというようなことも考えておりますと同時に、大きく言って昨日も申し上げましたように、これからはやはり生活環境をよくしていくといったようなことで、あるいは直接市民生活に関係のある、あるいは狭い道路を拡幅したり、あるいはまた小さくは側溝等が非常に荒れているといったようなもの、あるいはまた暗い場所には照明をつけるとか、これからはやはり市民の皆さん方の生活のために利便を与える、あるいは豊かな麗しい町をつくっていくということで、これも配慮していきたいというふうなことをいろいろと考えてもおるような次第でございます。  そんなことで、今申し上げておりますと切りはございませんが、基本的には何回も申し上げますけれども、第4次5カ年計画をじっくりと見ながら、これを遂行していきたいというのが私の考え方でもございます。  なおまた、きのうも申し上げましたように、予算とは別にどうこうというわけじゃございませんけれども、移り変わっていく国際情勢に、これはもう徹底して対処していかなければ遅れをとってしまう、こういうふうなことも考えておりまして、これらを配意した上においての予算編成というものをやっていきたい。  ただ、私、就任以来、これを実行しておりますところの、いわゆる選挙の年でございますので、先般も東浦小学校等の改築の予算等は出さしていただきましたけれども、新たにこれから政策を折り込んでいかなければならないというようなものにつきましては、努めてこれは当初予算では避けるべきが政治家としての本来のあり方ではないか、こういうふうに私は思っておるものでございます。  第2の長寿社会におけるところの老人福祉でございますが、まさにそのとおりでございまして、子供がよそに住んでいるとか、いろんなことを言われましたが、何といたしましてもこれからの政府の方針といたしましては、在宅老人に対する保護法といったようなものを相当重点においておる次第でございますが、今現実の問題として、やはり嶺南、嶺北を一つ比較をいたしましても、特養老人ホームというのは少ないんです。たしか県下では23ではなかったかと思いますが、嶺南では3カ所しかないといったようなこと、人口比にいたしましても、これは極めて少ない。今、敦賀で百十何人か渓山荘、あるいは常磐荘等お世話になりましてやっておりますけれども、かつまだ80人ぐらいの者が敦賀以外の施設に入っていることも現実の問題として考えなければならないと、こういうふうに思っておりまして、ただ玉井先生がおやりになっておりますところの精神神経科の病院とか、あるいはまたやがてできるであろうところの医療と老人施設を混用したような施設ができるわけでございますが、これらはやはりまた相当その入寮といいますか、入院といいますか、入所の経費も非常に高くつくといったようなことからいたしまして、やはり今後はこの老人の収容施設というものを、どうしてもまだまだこれから老人が増えてまいりますので、考えていかなければならない。何とかこれはひとつ解決をしなければならないというのは、かねがねからの私の考え方でもございます。  外国等、この間も私、シアトルヘ行ってまいりましたけれども、ここでは老人が楽しくその寮に入っておられるのです。いろいろな楽しみの場所といいますか、そういうような施設を兼ね備えたところの非常にすばらしいそういう施設も、この間も見学をしてきたところでございますが、これもなかなか経費が高くつくのです。老人マンションといったようなことを今御提唱になられましたけれども、これもなかなかやっぱり難しい問題ではないかなというふうなこと、あるいはまた老人向けの市営住宅というふうなこと、これも一部考えまして、これは老人用に向くところの施設でございますけれども、あるいは手すりをつけるとか、今松栄住宅では一部そうしたこともいたしております。便所に至るまで手すりをつけるとか、いろんなことで、そしてそれは1階にそうしたものをつくる、こんなことであるわけでございましてやっておるわけでございますけれども、今後早急にそうしたこと等に配意をしながらやっていかなければならない時代だというふうに十分私も認識をいたしておりますので、直ちに今、川端議員の御提言になられましたことが実施できるかということは、これはなかなかそう簡単にはまいりませんけれども、十分考えてまいらなければならないと、こう思っております。  第3点の西地区の公民館でございますけれども、今年は北地区の公民館を新築をいたしたのであります。これも一つの目的といたしましては、やはり南と北の公民館は独立ということが一つの目的であり、かつまた気比公民館も老朽化いたしましたので、あれを撤去し、気比神宮にあの敷地をお返しをして、せっかく改装されましたところの気比神宮の参拝者があそこで駐車をして、そして赤の鳥居をくぐって気比神宮へお参りをしていただくということも、この両面でそうしたことを考えたわけでございまして、南は何とか現在の図書館を充てていきたい、こう思っております。  さて、西地区でございますが、これをどうしようかといろいろと考えております。南と同じように、どこかの施設を一つ充てることができないだろうか、プラザ萬象も立派に数多い部屋を持ちいろいろやっておりますので、まあまあこれができました関係もございまして、どこかの施設を一つ西地区に充てることができないだろうか、こういうようなことを今研究をいたしておるような次第でございまして、今までは中央公民館をお使いいただいておったわけでございます。  まあまあそれぞれの校下に公民館があって、西地区だけにないということになると、やはり人間的な心理として何だか変な気持ちになることも当然ではございますが、従来までもっと中央公民館を使っていただいて、何とか効率の高い西公民館的な供用をしていただければいいのだがなと思っておるのでございますけれども、それではやっぱり満足はしてもらえないということでございますので、何らかの方法は立てていかなければならないだろう、こういうふうに思っておりますので、いましばらくひとつ検討をさせていただきたいと、このように思っております。 8 ◯23番(川端道夫君) 2番目の件でございますが、このことはよく老人の方々があちこちの井戸端会議とかいろいろそういう中で話されるわけでございますが、市長さんは今、若い者の使われる体育館、あるいは今東洋町に建てました萬象閣というような立派な建物を建てていただいた。しかし、老人のためにも何か目を向けていただきたい。それは、寝たきりのとか、あるいはそういうものには力を入れていただいているし、また独り暮らしには、春はだんごですか、秋はおはぎ、暮れはおそばという、贈っていただいておるわけでございますが、やはり年老いてきますと将来が非常に不安ということを痛切に感じるのが老人でございますので、「もう少し市長さんも私たちの考えを知ってくれると得票数が増えるんじゃがなあ」という話も聞きますので、またその点も御配慮願いたいと思います。  西地区の公民館のことでございますが、西地区には中央公民館がございます。  しかし、中央公民館は、あくまでも市内全域の公民館でございますので、やはり一々空いておるかお尋ねし、一つの限られた場所ということでお願いしておりますが、やはり十分な機能を発揮することが、公民館の方はやっていただいておるわけでございますが、なかなか出にくい。私も、一つの団体の長として、それを痛切に感じるわけでございますが、きょうに至ってはやはり西地区の独立した公民館を、できるだけ早い機会に設置していただけますようお願いしまして、これで終わりたいと思います。 9 ◯議長(中瀬 実君) 次に、奥山裕二君。   〔10番 奥山裕二君登壇〕 10 ◯10番(奥山裕二君) 日本共産党議員団の奥山裕二です。発言通告書に基づきまして、順次質問をしてまいりたいと思います。市長並びに関係部長の答弁を求めるものであります。  まず、ゴルフ場の問題について御質問いたします。  このゴルフ場建設の問題については、さきの6月並びに9月議会でも質問をいたしましたが、市長のこれに対する明確な市としての方向づけが出されておりませんので、今議会でも再度質問をさせていただきます。  今、ゴルフ場問題は、全国各地で大きな問題となっておりますが、ゴルフ場建設をこのまま放置しておくならば、住民の暮らし、健康は一層危険にさらされ、美しい自然を守るためにも、また健全なゴルフの発展のためにも、今日のゴルフ場建設の事態を放置しておくことはできません。ゴルフ場建設は、それ自体が自然環境を大規模に破壊します。普通の規模のゴルフ場の建設でも、100haの森林をっぶしてしまいます。そのため雨水を蓄える保水能力が、森林に比ベゴルフ場は5分の1に低下し、ちょっとした大雨でも鉄砲水になるなど、ゴルフ場の下流では大きな災害を引き起こします。  また、ゴルフ場で使用される大量の農薬、着色剤、化学肥料は、水源を初め地下水、河川を汚染するなど、取り返しのつかない国土の荒廃をもたらします。  ところが、大企業は、ゴルフをスポーツとしてではなく、もうけの対象として広大な山林、原野、さらには田畑まで買い占め、猛烈なゴルフ場建設を行っています。ゴルフ場を建設するには、約200億円の莫大な資金も必要としますが、大企業は数百万から数千万円の会員権を大量に発行し、建設を上回る資金を集め大もうけをしています。しかし、政府は、ゴルフ場建設については今日まで何ら規制することなく野放しの状態にあり、これでは自然破壊がますます進むだけであります。  このようなゴルフ場建設への弊害について、私は6月、9月議会で指摘してまいりましたが、今日のゴルフ場建設の実態の中で、全国でゴルフ場建設を認めず、自然と環境を守る運動が広がる中で、ようやく全国の自治体では農薬使用の禁止やゴルフ場建設を規制する方向が打ち出されてきており、27都道府県が新規開発の凍結やゴルフ場面積、割合など、一定の枠を設ける総量規制を実施しております。  しかし、福井県も敦賀市も、このゴルフ場建設については、何ら規制を設けておりません。市民の暮らし、健康、そして自然、環境を守るためには、1つは、新規のゴルフ場の新規開発は認めないなどの規制を行う。2つ目には、地下水、河川の汚染を防止するため、現在あるゴルフ場での農薬、化学肥料の使用を厳しく規制する。3つ目は、周辺住民とゴルファー、さらにゴルフ場で働く労働者の健康を守るため、ゴルフ場での農薬、化学肥料の使用状況や排水、地下水、大気汚染状況を市民に公表することなどが、今求められております。市長の見解をお聞きしておきます。  次に、雨水対策について御質問いたします。  敦賀市の住宅、土地開発は、ここ十数年来粟野、松原地区に集中してきており、田や畑がどんどんと宅地になってきております。そのため、従来は少々の雨が降っても、田が雨水を受け入れる貯水の役割を果たしてまいりましたが、今日では田がつぶされているため、時間約30mm程度のいっときの雨が降ると、すぐに下水路、側溝、農業用水に直接流れ込みます。したがって、現在ある下水路、側溝、農業用水は、何十年も前の雨水などに対処するためにつくられたものであり、現在の実情に合わないために、下水路、側溝、農業用水路ではいっとき雨に対応し切れず、道路冠水を引き起こしております。特に、敦賀市にある中心河川である笙の川が高いことも、道路冠水を引き起こす一つの要因でもあるかとも思います。市内を見てみますと、特に新和町1丁目、2丁目、昭和町、中央町、呉竹町、津内などは、いっときの雨が降ると、いつも道路冠水を起こしております。  道路冠水については、その要因が下水路、側溝、農業用水路から水があふれるためでありますが、これに対応していく所管があいまいでもあります。市では、下水路や側溝をあるときは広く、深く補修してはいるものの、このいっとき雨には根本的な解決はなされておりません。  ここ数年、下水道に力を入れて整備をしてまいりましたが、敦賀市の下水道は分流式であり、雨水については対処できておりません。下水道に力を入れる余り、雨水対策は放置されているようにも思います。市内平野部全体を見て雨水に対処するため、計画的に雨水幹線など設けるなど、雨水対策を講じるときだと考えますが、見解をお聞きいたします。  次に、大豆被害について質問いたします。  日本の農業は、政府の農業つぶし政策によって、約25%の減反や米価の値下げ、さらには米の輸入自由化がこれに追い打ちをかけ、今日の農業は成り立たない状況になってきております。  敦賀市でも、2万6231.4aの田が減反をされておりますが、農家は転作として麦や大豆などが耕作をされております。しかし、湿田や価格が低いため、採算が思うように取れず、農家は苦慮している今日でございます。政府の奨励を受けて、農協の指導によって敦賀市では大豆が13町歩耕作されております。従来なら、反当たり約200kgの収穫ができますが、ことしは成熟時に長雨が降ったために商品にならず、大豆は全滅の状態にあり、現在でも畑に放置されているところがあり、来年まく種すら収穫できないのが今日の実情であります。  さらに大豆については、共済の適用もなく、農家は大変困っております。このような大豆被害に対し、県も救済措置をとるようでありますが、福井市は10a当たり5000円の助成を行うことを、12月議会に補正予算として計上しております。  長雨による大豆被害は一つの災害であり、国に対し救済措置の要請を行うと同時に、大豆の被害を調査し、農家を救うためにもせめて肥料代、さらには来年の種代など助成する必要があるというふうに思います。市は、この大豆被害に対して、救済措置として助成金や見舞い金など被害農家に支給すべきであると考えますが、見解をお聞きしておきます。  次に、老人福祉について質問をいたします。  先ほど川端道夫議員も質問されましたので簡潔にしたいと思います。  今日では平均寿命が80歳代と言われ、高齢化社会に進んでおります。敦賀市においても、65歳以上のお年寄りは人口の約12%に当たる8041人のお年寄りがおるということを聞いております。しかし、家庭においても、行政においても、高齢化社会に十分な対応がなされておらず、家庭においては住宅費や教育費などお金がかかり、とてもお年寄りにまで手が回らないのが実情でもあります。行政においても、特別養護老人ホームの建設や痴呆性老人対策を行っておりますが、現在の高齢化社会に対応し切れていないのが現状でもあります。  敦賀市では、高齢化社会に対応するために、週1回のヤクルト配達による安否訪問事業や年3回の独り暮らしの慰問事業、さらには入浴サービス事業、家庭奉仕員の派遣などいろいろな事業を行い、長年にわたり苦労してきたお年寄りに対し対応してきておりますが、まだまだ不十分なようにも思います。特に、特別養護老人ホーム、あるいはまた先ほど市長が答弁されております独り住まいの市営住宅が、余りにも少ないように思います。  現在、敦賀市内には特別養護老人ホームが2カ所あり、常磐荘に57名、渓山荘に50名のお年寄りが入居されております。しかし、市内のお年寄りが、特別養護老人ホームに入居を希望されても、1年ぐらいは待たなければならない。あるいはまた、市営住宅に入居を希望しても、松栄に現在10カ所、桜ケ丘に52カ所あるわけでありますけれども、これもまたなかなか入れないというのが実情でもございます。夫婦と暮らすにいたしましても、若い息子夫婦とはなかなか食事が合わないとか、あるいは息子が遠い所におって、その息子らの所に行くにしても友達がいない、あるいは今住んでいるところに愛着があるなどの理由から、独りで暮らす希望を持っているお年寄りが非常に多くなってきております。現在の市営住宅の戸数では、とてもこれらに対応し切れるものではありません。  高齢化社会に対応していくためには、特に特別養護老人ホーム、あるいは独り暮らしの市営住宅、こういうものをどんどん建設する必要があるというふうに考えますが、どのように考えておられるかお聞きしておきます。  次に、アトピー対策についてお聞きいたします。  今、子供たちの中で、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそく、花粉症などアレルギー疾患に悩まされている子供の数が年々増加をしてきております。その中で、特に皮膚にかゆみのひどい湿疹をつくっているアトピー性皮膚炎の子供が増えており、病院の皮膚科外来の9割までがアトピー性皮膚炎患者で占められるほどになっていると言われています。その原因は、肉食を主体とした食生活の欧米化であり、卵、牛乳などの食品の取り過ぎと言われております。さらに、大気汚染や生活様式の変化によるダニ、カビの繁殖も、原因の一つと言われています。  アトピー性皮膚炎にかかりますと、顔や関節の内側がかゆみを伴い、皮膚が赤くなり、ただれなどの炎症も起こしたり、頭痛を起こし、何事にも集中できなくなります。このアトピー性皮膚炎にかかっている子供は、幼児で約30%、小学校で約20%とも言われています。  しかし、今日では余りアトピー性皮膚炎の治療法が見つかっておらず、子供の健康を取り戻すためには、まずアトピー性皮膚炎を起こしやすい食べ物を体内から取り除くことがよい方法だと言われており、特にアトピー性皮膚炎を起こす3大食品は卵、大豆、牛乳と言われ、これを取らないことがアトピー性皮膚炎を起こさせにくいとされています。  子供たちをアトピー性皮膚炎にかかることから守るためには、1つは、アトピー性皮膚炎の知識の普及を行うこと。2つ目には、保育所、幼稚園、学校で子供がどれだけアトピー性皮膚炎にかかっているのか調査をすること。3つ目には、保育所、学校での給食による食事の対応、家庭での食事の指導を行うことが必要であるというふうに思います。  市は、アトピー性皮膚炎に対し、いろいろと検討、調査をされていると思いますが、現在どのように対応されているのか、また今後はどのように対応されていくのかお聞きいたします。  次に、CATVについてお聞きいたします。  敦賀市は市民の文化、教育など知識の向上、防災、情報化時代への対応をするために、テレビの多局化など市民の要望にこたえるため、第三セクターによる有線テレビ導入をし、今日では1期、2期エリアで有線テレビが放映されています。  しかし、今日では工事が大変遅れており、町内ごとに行われた有線テレビの説明会で、8月末に放映されると説明を受けた町内でも、12月に入っても宅内工事がされず、これでは正月に間に合うのか、いつになったら有線テレビがつくのかと言っておられます。しかも、工事による遅れについては、今日まで嶺南ケーブルネットワークから何の説明もないのが現状であります。どうしてこのように工事が遅れているのか、市民に対する工事の遅れのPR、このことはどうなっているのかお聞きいたしまして、私の質問を終わります。   〔市長 高木孝一君登壇〕 11 ◯市長高木孝一君) 共産党議員団の奥山議員に対する御質問に対してお答えをいたします。  ゴルフ場に対するところの、確たるところの市長の考え方はどうだと、こういうふうなことではなかったかというふうに思うわけでございますが、たしか過般の議会におきましては、地域の住民の意向というものを十分そんたくをしながら考慮していきたいというふうなことを申し上げたのでございまして、こういう御質問がまたと出てまいったのではなかろうか、こういうふうに思っておる次第でございますが、まあまあ現在の社会情勢といたしましては、もうこの辺でゴルフ場は打切りだというところの国民的な問題になっておるようなこともいたしますが、県内におきましても、過般は金津等においてゴルフ場の開発をやると、こういうふうなところも実はあるわけでございます。  この前私は申し上げましたけれども、私はそれは開発とか、あるいは農薬、あるいは病虫害の予防薬、こうしたものを使うということについては、よほど厳しい規制をやって公害が絶対に起こらないというふうなことの手だてをやればいいんではないかなあというふうなこともまた考えておるわけであります。  それから今、森林を伐採をしていくということでございますけれども、それは本当に治山、治水、その他の大きな役割をしているところの山林の乱伐というのは、これは絶対にしてはならない。が、しかしながらえてして、まあまあ全部がそうではございませんけれども、そんなに大きな樹木もないし、ああいうところの平原といいますか、丘陵といいますか、小柴が生えているといったようなところとするならば、まあまあそんなに大きな被害もないのではなかろうかなあ、森林はだめですけれども、こうも思っております。  いま一つは、私も健康保持のために、時々ゴルフ場へ参ります。ゴルフをたしなむというよりは、あの眺めのいい非常にすがすがしいところの景観を眺めながら歩くということ、そしていま一つは白球を飛ばすという、いわゆる非常に興味深い、私も時々、これはただ単に私のスポーツを楽しむ、あるいはその球に対しての興を楽しむというわけではございませんで、健康保持のために特に私は、老人といたしましてはゴルフ場をずうーっと歩くということこそ、全く気分的にも肉体的にも健康そのもの、まさに健康保持できるところの施設でもないか、こういうようなことも考えてもおる次第でございます。  今ここであっさりと奥山議員に対しまして私は、奥山議員のお説のとおりですと、今後こうしたことは努めて規制をしていかなければならない、こう言ってしまえばそれまでであります。しかし、私は人間は正直に政治用語を使うならば、あるいは奥山議員の御意図に沿うとするならば、私は簡単にそうしたことを言ってしまうでしょう。  でも、やっぱりこの前も申し上げましたとおり、弊害はありますけれども、またいいところもある。それは、ゴルフに行っている人の気持ちからすると、あんなに壮快な気分を満喫することができるところはどこにあるだろうかと、こういうやっぱり意見も実は出てきておるわけでございます。したがって、今御指摘になられましたような弊害になるもの、いわゆる農薬等の使用の規制、これらを厳重にやり、そしていわゆる森林等を乱伐をして治山、治水に大きな影響を与えるであろうというところのことは絶対にこれは避けていかなければならない、いわゆるやり方だというふうに私は思っておるのが実際の私の考え方でもあるわけでありまして、奥山君の言われるところの御提言に対しまして、全くそのとおりだということを申し上げられないこと、不満足極まるものではないかというふうに思っておりますが、私はそういうふうなことを実は率直に考えておるものでございます。  2番目の雨水対策でございますけれども、私は最近思っているのですが、先ほども何十年前の雨水対策しかなっておらないと、こう言われた。私は、そうではないと思うんです。それは、河川改修、堤防の修築、いろんなことを何十年前からこれを比較いたしますと、それは徹底したところの改良がなされたと言えるほどにその姿、形が私は変わっておると思うんです。  したがって今日、ここ近年、少々の雨が降りましても、堤防が決壊したというようなことはほとんどない。小破壊ぐらいのことはありますけれども、堤防が破壊したということもないし、あるいは敦賀市で最も浸水の高かった平和町付近もまずまず少しの雨では、これは浸水しない。来迎寺の門の前あたりは、もう二、三十mm降るとすぐたまったものでございますが、これも浸水はしないというふうなことになっていることをよく御承知ではないかな。随分私どもといたしましても、あの付近の浸水ということについて意を用い、相当な資本投下をやりまして、あそこらも改良をいたしたわけであります。市内各地を見ていただきましても、今までは全く護岸工事なんてできてなかった所を3面張りで立派な河川ができて、これで決壊の恐れがないというところが相当もうでき上がったというふうに、私は自負いたしております。  いま一つ、私はよそに見られないところの、一遍市議会の皆さん方で、私の手によって植林をした愛発の奥を一遍見ていただきたいと思うんです。よその自治体からよく見学に参ります。それはそれはもう私でなかったら、あそこまでやらないだろうというぐらいに私は、植林をやったのです。これというのも、今植林をやって、その用材が金になる。ほど遠いことでもございますし、あるいはまた本当に自分の山があり、材木があっても、自分の木を切って家を建てればかえって高くつくという今日の世代ではありますけれども、何と考えましても国土保全、いわゆるそうしたところの治水の問題、こんなことがございますので、あの愛発地区等、あるいは敦賀市におきましても、植林可能な山というのはもうないと言ってもいいぐらいに、今度はどこを植えようかなあ、どこを植林しようかなあ、植林するところを探しておるような現状であります。  一度奥山議員さん、奥麻生の奥へ2km、3km入っていただいて展望してください。ほうーっという声は、もうひとりでに出るだろうと私は思う。だれしもがあそこへ来ますと、市内の人、あるいは市外の人は別として、ほうーすばらしいことをやったなと、これは必ず出てくるのです。思わず出てくるんですから、これは。そこまで自信を持って私は、いわゆる雨水に対するところの対策、治水を心がけてきたつもりであります。これだけは、敦賀市の植林だけはもう大きな大きな私は自慢だというふうに思っておるような次第でございますので、これからも雨水対策につきましてはうまずたゆまず努力はしてまいりますけれども、現状を眺めていただきましても、奥山議員が今極端に御指摘をなさるようなことではないなというふうに、私は申し上げておきたいというふうに存ずる次第であります。  3番目の、大豆でございますけれども、転作作物の非常に重要な大豆でございます。それが、今年は長雨によって収穫皆無ということになってしまいました。  しかるがゆえに今議会の冒頭に、私は、私の提案理由の説明の中にあえてこの点を強調をしてございます。今年の長雨で、大豆が全く皆無だった。これに対して、いわゆる救済というか、やっていかなければならないということを、私は施政方針の中にうたってあるわけであります。先般来から執拗に農業委員でもあり、また農業を専門に取り組んでおりますところの藤田議員からも切々と私のところへ何回か言ってこられました。「大豆の救済をしなきゃならんで、どうしてもこれをやらなきゃ来年の種もないんだよ」と、こんなことで言ってこられておることは事実であります。よく私も承知をいたしておりまして、やがて県から市を通じて、そして大豆の作付農家に対しての助成が来ることになっております。ですから、今福井市はやりましたけれども、私どもも一応研究をいたしましたけれども、まあ単独でこれを差し上げるよりは、県のそうしたところの補助金が敦賀市へ流れてきますから、それと協調をして大豆農家に差し上げようと、こういうふうに私どもは考えておる次第でございまして、決して放任をしておるものではございませんし、必ず県の補助金と市のいわゆる種子代になりますか、そんなようなことでひとつ考えていきたいと、こういうふうに思っておりますので、どうか御安心をいただきたいというふうに存ずる次第であります。  老人福祉の問題は皆さん方おっしゃっておいでになるし、今も川端議員から強くこの点を強調なさったのでありますが、やはり私は、65歳以上の方が12%、まさにそのとおりでありますが、年代は若くなったんですね。年代が若くなったということは、長寿社会になったのです。私は、65歳即老人という呼称は、あるいは見方はちょっと早いのではないかなと、私は。10年若ければ55歳ですよ、これは。65歳は、10年若ければ55歳。この私でも、この年になっておりながら、まだ青年気取りですよ、本当に。本当に、何も足腰痛いというわけでもなければ、耳もよく聞こえる目もよく見える、こんなものは65歳から老人なんて言われること自体がおかしいのでして、本当に。それは、あそこにも65歳の方か知らんけれども、そうだそうだと言っているでしょう。まさにかくしゃくとした者が老人なんて、これは65歳で老人として見られるというのはうそですよ、これは。そうでしょう。ぼつぼつね、いや本当に、10年はやっぱり若いのですから、私も60歳ちょっと済んだところですよ、まだ。それくらいの肉体的にも、精神的にもやっぱり若返っておるんですよ。しかしながら、これから長寿社会ですから、あるいは80歳までも90歳までも生きるのですから、今12%という言葉に対して私は申し上げたのですが、そうだからといって老人福祉施設をやらないというわけではございません。  ところが、今息子と住んでいても食事が合わない、それはそうでしょう。若い者が食べるかんかちのものを食べられはせずね、だけど、先ほども申し上げましたように、在宅老人福祉というものに力を入れるということに、今政府としても力を入れておるのです。力を入れるばかり言いますが、ということは老人の幸せ、子やかわいい孫、これらの皆さん方と一家族になって住んでいってこそ真に日本人としての喜びなんです。家へ疲れて帰っても、まだ奥山議員さんは孫がいないからわからないでしょう、孫のおられる方は、もう50歳過ぎますと孫はできますが、50歳済んでしまうと孫はできるのです。孫のかわいさ、一遍見てくださいよ。疲れて家へ帰っても、本当に孫の顔を見たら疲れが直るというくらいのもんですよ。ですから、そう簡単に別居別居ばっかりを進めるのは、私は老人福祉ではないというふうに思っておるのです。やはり家族が一緒になって、子供、孫と一緒に食卓を囲んで食事をする、こうしたことを私は今後進めていくことも適切な方法だと私は思っておるのです。  しかし、その他の問題につきましては、先ほど川端議員の御質問にお答えをさせていただきましたので、その辺のところをひとつ御理解をいただきたいというふうに思っておる次第でございますが、いずれにいたしましても、私は常に申し上げております、避けることのできない老人社会がやってくる、こういう言葉を皆さん何か事ある場合に言われるのです。避けることのできない長寿社会がやってくる、老人社会がやってくる。この言葉を私は聞くにつけてカツとするのです。避けることのできない長寿社会がやってくる、老人社会がやってくる、喜ばしいことではございませんか。これでこそ長寿国家であり、日本は文明国だと言われる。そのために今日まで衣食住を改善し、医療を充実しやってきたのです。それを事あるごとに、避けることのできない老人社会がやってくる、これは何たることを言われるかと私は憤りを感ずる、本当に。お年寄りが増えるということは、いわゆる日本国家としての文明国の証拠なのです。ですから、それは対策は対策としてやることは、先ほどの川端議員にお答え申し上げたとおりでございまして、御了承をいただきたいというふうに存じます。  第5番目の、アトピーでございますが、いろいろ医学的見地に立った所見でございました。あれは肉食から来るんだ、あるいは何から来るんだと、こういうふうに言われたのでございますが、私どもの段階では、まだこれは判然としないというふうに聞いておるのです。あるいは肉食から来るのか、あるいは魚から来るのか、野菜から来るのか、まあまあ肉食から来るらしく言っておりますが、ただいまの奥山君の御所見は医学的見解から言われたと思いますから、まあそうではないかなというふうに、まず私も考えましょう。  ダニのことも言われましたけれども、やっぱり私は最近の生活様式というのは、皆が皆そういうのではございませんけれども、ベッドでお休みになるのですね、そうしますと、それから建物も暑い暑い空気の全く流通の悪いような様式の建物で、ベッドでお住まいになる。下にはカーペットをびしゃっと敷き詰めてやっておるでしょう。昔のように毎日毎日床を上げて、そしてその下を全部掃除をして、カーペットなんてなかなか上げないでしょう、だから鼻炎が起こったり、アトピーが起こったり、こんなことがやっぱり多い。私どもの孫の経験からいっても、ああやっぱりそれはダニだと、こういうふうに私は断言するのです。だから、ばあっと掃除をし、敷物等は水洗いしながらやると、それはうそか本当か知りませんけれども、やっぱり直るのです。だからやっぱり起居の条件というものをもう少し考えることが一番大事ではないかなと、こういうふうに私は思っておる次第でございますので、まあまあ今の医学的所見、これも十分お聞かせはいただきましたけれども、努めてやっぱり清潔が一番大事ではないかな、こういうふうな感じもします。  あるいは肉食を極力避けるということも、これも必要ではないかと思いますが、これに対して市はどうしているかということの結びであったと私は思うんですけれども、今相当強い関心を持っておりますけれども、これといって今は申し上げるようなことの手だてはまだいたしておりませんことを非常に遺憾に思いますが、これから保育園とか、あるいは教育長は学校の児童、中学校の生徒等についてどういうふうな状態であるか、教育委員会は把握しているかもしれません。そんなようなことで、逐次これの解決方法を探求をしていかなければならない、こういうふうに思っておる次第でございます。  CATVにつきましては、非常に遅れておると、こういうことでございますが、私から申し上げてもいいのでございますが、社長がおりますので、これは助役の方から答弁をいたさせます。 12 ◯助役(栗原 正君) CATVの関係でございますが、昨日も御質問がありましたけれども、工事が遅延しておりますことにつきまして、おわびを申し上げたいと存じます。  それから、その遅れの問題につきまして、御協力をしていただいておりますところの区長さん等に対しまして、会社の方の説明が非常に悪いのではないかというふうな御指摘でございますが、そうしたことがありますれば社長として陳謝を申し上げたいというふうに思いますし、今後のこの遅れにつきましては、既に工事を進めるべくもう既にやっております。それで遅れているものについては、なるべく早く取り戻したいというようなことで工事をやっておりますので、いましばらくの御辛抱をお願いを申し上げたいというふうに思います。 13 ◯教育長竹内幸一君) アトピー関係の学校関係でございますけれども、調査はどういうぐあいなのか、それから対応はどうかというようなことでお尋ねいただいたというふうに存じます。  そこで、議員のおっしゃるとおり、小学校、それから中学校の生徒でございますけれども、ずっと60年から元年まで疾患の児童生徒でございますけれども、60年度82人、それから92人、135人、233人、それから162人というぐあいに小学校は推移をいたしております。それから、中学校にいきましては33人、42人、32人、それから43人、69人というぐあいで推移をいたしております。ただパーセンテージ20%、30%というぐあいに議員さんはおっしゃいましたが、これは学校の生徒が御案内のとおり昭和60年からぐんと毎年毎年減ってございまして、今既に8300の総人数になっておりますので、パーセンテージということになりますと必ずしも合わないのでございますけれども、疾患の状態はこんな子供たちがいわゆるアトピーということでの患者数ということになってございます。  そこで、学校の校医さん、それから学校保健会の先生方等々が、今真剣にこのアトピーにつきまして学校の養護の先生等々、それから学校ということで学校におけるこのアトピーについてはどうあるべきか、あるいは啓蒙をどうするかというようなことを先般11月7日にも学校保健会の教室でこれをおやりをいただいた。それから、来年度につきましても、学校保健会を中心とした医師会の先生方にもお願いをし、敦賀市の医師会としてもこういうことでアトピーについての対応ということでのお願いをする。  それから、抜本的なものについての考究ということについては、いろいろの先ほどおっしゃいました原因、あるいは中身というようなことについても周知をしていくというようなことで対応をしてまいりたいということが今の段階でございますので、御理解をいただきたいと、こんなふうに思うところでございます。 14 ◯福祉部長(河端 滿君) 私の方から保育園のアトピー問題について御答弁申し上げたいと思います。  保育園におきまして、現在の把握しております数と申しますか、これが162名一応アトピー性皮膚炎の園児ではないかということでありますが、そのうち28名が食事アレルギーということを把握しております。  それで、これらの子供に対しまして、どう対応するかということですが、保護者と連携をとりながら、アレルギーに強く反応するような食事につきまして与えないようにということをやっております。もちろん保育園には、嘱託医の先生方もおってですから、一応いろいろと御相談なり御指導なり受けまして、今後保護者と密接な連絡をとってその知識の啓蒙と申しますか、そこらを図っていきたいと思うところでございます。  以上です。 15 ◯10番(奥山裕二君) まず、ゴルフ場の問題なんですけれども、市長は前回の議会のときに住民の意向をそんたくをしていきたいということで、何か住民任せのような、そういう答弁をなされておったわけです。で、僕はやっぱり6万市民に責任を持つ市長ですから、その場その場の事柄に、その場その場だけで対応していくということではいかんなあというふうに思ったのですけれども、そういう点で30年、50年先を見ながら行政を当然進めていっているだろうとは思うんですけれども、そういう答弁だったのですけれども、実際先ほどの答弁を聞きますと、厳しい規制をやって公害を起こさなければよいのではないかと、こういう答弁をされておるわけです。ゴルフそのものはいいと、僕もそれは否定しませんが、そうなってくると本当に現在のゴルフ場の関係につきまして、本当に厳しい規制がなされておって、公害が絶対に起きないのだと、これからおきないのだということになっているかというと、必ずしもそうではないというふうに私は判断しているのです。  といいますのは、大体ゴルフ場で今使われているのは、100種類ぐらいの農薬が使われているというふうに言われています。1カ所100種類ではないですよ、全体的に100種類ぐらいは使われている。しかし、この中で基準値ですね、そういうものを政府が設けた基準値、これがあるのが21種類ですよね、ほかはありません。ですから、この間の平成2年度の各種調査中間報告の中にあります市が調べましたゴルフ場の関係、これの中に見ますと、農薬でいきますと去年は10種類、ことしはAは除いておりますから8種類調査しているわけです。僕は環境衛生課へ行って、「なぜ敦賀の国際ゴルフ場はこれだけしか農薬を使うとらんのか、違うやろ」と、「もっと何十種類も使うとるやないか」と、「ほやのになぜこれだけしか調査しないのだ」と聞いたら、これ以外は公害の基準を示す値がないわけです。だから調べなかったのだと、こういう言い方です。ということは、この8種類以外で国際ゴルフ場で今使われている農薬は野放し状態、何の基準もない、公害の基準がない、こういう状況になっているのです。敦賀市でもこういう状況なのです。  だから今市長の言っているように、厳しい規制をやって公害を起こさなければいいではないか、それはいいんですよ、本当に公害がなければ。しかし、実態は厳しい規制になっていないから、私は言っているわけです。それをやるとするならば、私が言っているように、今こういう農薬を全部国際ゴルフ場では使っています、この農薬をこれだけ使ってます。そして、市はそれに対して全部調査した結果、こうですよというものをきちっと出して、市も基準値を設けて、これ以上は絶対だめですよと、こういう厳しい規制のものを出さない限り、これは市長の答弁のいう厳しい規制をやって公害を出さなければよいのではないかということにならないと思うんです。今は非常にずさんなのですから、規制が。その点、規制の関係についてお聞きしておきます。  それから、今言いましたように、農薬と化学肥料、それから農薬に入らない着色剤、芝を青々と見せる着色剤、これは農薬の中に入りません。だから、県も調査をしておりません。だから、これもどれだけ使われているのか、どういう農薬が、どういう肥料がどれだけ使われているのか、これも市民の中に公表をしていただきたいというふうに思います。  それから、もう一つは、その調査の中には、市長は僕の2回の質問でたしか土も調査しているみたいなことを言っでおりましたけれども、県のあれを見ても、市のやつを見ても土は全く調査されておりませんし、さらに大気は全然調査されていません。で、この殺虫剤の中に、ダイアジノンというのがあります。これはBランクですから、県の指導要綱の中では使ってもいいことになっているわけですけれども、これは大気中にガス化して大気中に残るということになっているのです。ですから、アメリカではこれは危険だということで、使用禁止になっています。使われていませんが、こういうものも実際今敦賀国際ゴルフ場で使っているわけですから、そういう大気もやはり調査をしていただきたいというふうに思います。  それから次に、雨水対策ですけれども、私は市長と僕の説明というか、質問が悪かったのかもわかりませんけれども、ちょっとかみ合わないのですが、確かに市長の言っているように河川を改良して、あるいは二夜の川にいたしましても、ポンプアップして洪水が起きないように、大きな災害が起きないようにしている、ですけれども、それはそれで私も認めるわけですが、しかし私が言っているのは道路冠水、例えば新和町の住宅でいきますと、もう20何年も前に住宅が建てられたそのときの側溝がそのままの側溝になっているのです。例えば、公文名1号線の和久野病院の前の下水路ですね、あの幅も深さも一緒です。しかし、現実は市野々2丁目、公文名にどんどんどんどんと田んぼだったのが宅地になって家が建っている。私が市会議員になったときには、いっとき雨がざあっと来てもほとんどあの川はあふれるということはなかったわけです。しかし、今はあふれているわけです、実際道路にあふれているわけです。それで、1丁目も2丁目の側溝から行く水が、その下水路に全部入るわけですが、川がいっぱいで押してますから側溝の方へ、水が行かないわけです。ですから、その側溝にあふれる水は当然道路へ出ていきますわね。例えば、和久野保育園の裏の園庭、これは今にも水が入りそうになってます、雨降がると。新和保育園の園庭も表から水が入るようになっておる。そこまでいってるわけです。バスが通る4階建ての中央公園と雇用促進の間のあの道路は、どこが側溝か、どこが下水路か道かわからないぐらい20cmか30cmたまってるわけです。こういう実態になってる。中央町にしても、呉竹のあのラークのあの辺、あるいは県土木のあの辺、全部道路に水がたまってます。側溝は、全く前と変わってないわけです、幅も、深さも。部分的に修理はしてますけども、一定のそういうものの雨水幹線というものを入れなければ、僕は解決しないのではないかと思うんです。だから、そのことを私は言ってるわけです。  そういう点で、平野部を1回見直したらいいのではないか、いくら二夜の川でポンプアップして水をはかしておっても、若葉町、櫛林の方からどんどんどんどん、ひばりケ丘ね、もう長谷まで住宅が建とうとしている。こういう状況の中で、その水が全部二夜の川へ行くわけです。幾らポンプアップしても、水のかさはいっときになったらだっと出るという状況が出てくるわけです。だから、根本的に一回それを見直さないとだめではないかというふうに言ってるわけで、その点で御答弁をいただきたいと思います。  それから、大豆の被害の問題につきましては、市長も県の補助金が来たときに、市もそれに補助金を上乗せして出していきたいというふうな答弁でございましたけれども、できたら肥料代も実質マイナスになっているわけですから、種代も含めて出していただけたらなというふうに要望しておきたいと思います。  それから、老人福祉の関係でいきますと、別居を進めるのは老人福祉ではないというふうに言っておられるわけですけれども、私も何も別居を勧めてるわけではないんです。やむなく独り暮らしになっているお年寄りのことを言ってるわけです。僕らもいろいろ相談を受けまして、息子さんのところへ行ったらどうやという話もしますけれども、やっぱり愛着の問題とか、あるいは食事が違うとか、友達がなかなかおらないとか、そういうこともあるわけです。それで住宅にということになるわけですけども、その住宅が松栄に10戸今あるのですけれども、これはもう壊すことになると思いますけれども、こういう状態。桜ケ丘までですと、なかなかバスも1時間以上も間隔があいてますし、車も運転できないということですからちょっと遠いということで、やはり便利な所に住宅をというような希望が非常に多いわけです。  と同時に、特別養護老人ホームでいきますと、市長が言われたようにお孫さんと一緒に生活するのが一番よいのではないかということですけれども、元気なうちは僕はそれで一番いいんじゃないかなと思うんですけれど、だんだん年をとっていくと体が非常に弱ってきます。しかし、実際は住宅のローンもあるし、あるいは教育も非常にお金がかかるということですから、ほとんどの家庭では共働きなんです。だから、お年寄りを見れないという現実的な面が、私はあると思うんです。そういう点で、やはり息子さん夫婦から見れば、だれもいない家で体の弱ってるお年寄りを、親を置いておくのは何かやっぱりということで、できたら特別養護老人ホームにということになるわけですけれども、これがまたなかなか現実的には入れないということですから、ぜひ今後の長寿社会に対応するようなことで、市営住宅あるいは特別養護老人ホームの建設もなかなか大変ですけれども、ぜひ御努力をいただきたいなというふうに思います。  それからアトピー性皮膚炎の問題なのですが、市長が言われてるように、ダニとかそういう家庭で起きてくるそういう問題もあります。ダニは、特にぜんそくがひどいんですけれども、そういうのがありますが、それはそれとして家庭で十分対応していけると思うんですが、今先ほど教育長も、それから福祉部長も答弁されている数の中では、私はアトピーという言葉そのものがなかなか父兄にわかってないというふうに僕は思うんです。  子供がどういう状態になったら、ああうちの子はアトピーやね。例えば、風邪ですと、熱が38度出た、ああ風邪やというふうにわかります。これがなかなかアトピーというのは最近出てきたものですからわからないわけです。極端なこと言いますと、夜風呂に子供が入って上がってきて、お母さん、背中がかゆい、かいてと言ったら必ずアトピーになっています。初期症状です。何も目の縁がただれて、耳がただれて、手がただれて、ここの間接の内側が皆ただれてる、もうかゆいんじゃかゆいんじゃと言うて赤むけになっている。こんなのはもう最高に悪いアトピーです、実際問題、本当に。そうですよ。これはアトピーっ子と言っているような、これだけの調査しているようなことでは、これは全然論外なんで、だから私は父兄の人に、アトピーとはこういうものですよというものを教えなければ、調査をしてもなかなか本当の数字は出てこない。宇野先生おられますけど、出てこない。うちの子は3人ともそうですから、全部早くから知っとるんですけれども、出てこないというふうに思うんです。だから、ここに今出てきている数字というのは、かなりひどいのではないかなというふうに、僕は推察をされます。
     そういう意味で、特に食事の関係からいくと、卵、大豆、牛乳が一番だめだと言われているのです。一番たくさんアトピーが出るというふうに言われておるのですけれども、そういう意味で私は、できたら今給食で使っている油、大豆油を使っているのです、今、大豆油か、そういうものを使っていると思うんですけれども、これをぜひ菜種油に替えていただきたいな。これだとかなり症状が半減します。もちろん子供一人ひとりにあるのですよ。大根食べたらあかんとか、牛肉を食べたらあかん、一人ずつあるのですけれども、学校給食ではなかなか一人ひとりの子供によって、一人ひとり違う食事をするということはなかなかできないと思うんです。だから、一番できやすいのが3大食品の弊害の中で見ると、油ですから、菜種油にできたら給食は替えてもらえないかなというふうに私は思うんですけれども、できるかどうかわかりませんけれども、ぜひその点で考えていただきたいというふうに思います。肉類もあるんですけれども、大豆が一番ひどいんです。それぞれ子供によって違いますけれども。一応そういうことで。 16 ◯市長高木孝一君) 先ほど私が御答弁申し上げまして、もう御答弁申し上げるまでもないなというふうにも今思っているのです。全く先ほどの御質問と、私が前回に申し上げた御答弁と、全く余り変わっておらない。  ただ、言葉のやりとりが、何十年前の雨水対策からまだ何もなされておらない、総称的に言われたから、私はあえてそうではないということを申し上げた。今、聞きますと、あそこの箇所がどうだ、ここの箇所がどうだと言うんですね。よくなったところもあるけれども、いや、いわゆる新和町のあたりはこうだ。箇所を指摘しておっしゃっていただければ、おおそうだと申し上げるのですよ。しかし、総称して何十年前の雨水対策がまだ改善されておらない、こんなことおっしゃるからそうじゃないと言わざるを得ないので、もう別に変わった意味は、恐らく今までのずうっとこの再度の御質問に対して、申し上げることはないな。むしろ、私の方が医学的見解を教えていただいて、勉強になったなと思うくらいのものです。  それは、ゴルフ場にしてもそのとおりです。私は原電だってそうだと思うんです。やっぱり運営の仕方、管理の仕方によっては危ない。でも、安全管理はしっかりやれば、これは完璧を期していくことができる。ゴルフ場にしたってそうでしょう。こうしたところの農薬の規制とかそうしたものを立派にやってすれば、これはそうしたところの心配のないゴルフ場というものは、つくり得られるということを私は申し上げておるのです。  現在、県では、安全防除指針の策定作業がもう既に開始されておりますね、ゴルフ場に対するところの。これ等を検討しながら、それぞれのやっぱり市町村においても、これはやっていかなければならないだろう。福井県のみならずです。どこにおきましても、これはやっぱりやっておりますが、ある市長さん、町長さん、村長さんにおいては、もうこの辺で打ち切りますというやっぱり市長さん、町長さん、村長さんもおられます。それは、そこのところのやっぱり状態によって違うと思うんです。もう、県下に何十箇所もごっつい千葉県のようなゴルフ場があって、そんなもの打ち切ったっていいですよ、打ち切る時期が遅いです。もっと早く打ち切っても私はいいと思う。  ところが、私は民意を尊重してと申し上げておりますが、今敦賀のゴルフ場の状態を見ますと、敦賀の人でもやれないのですよ、もうゴルフ場へ行けないのですよ。一月も前から予約してもがきまくってしなければ、本当に健康管理の上から行こうとしてもなかなか行けない、飽和状態でどうにもならない。せめて私は思うんです。こういう規制管理を十分やって、敦賀の人もやっぱり健康管理のために行けるようなことも必要ではないかなと、こう私は思うんです。それは規制さえ立派にやればやれます。  私は、イエス、ノーははっきり今いたしません。もう敦賀ではだめだということも、私は言い切りません。これは、私は勇気がいる発言だと思うんです。やめるというのも勇気なら、ここで今私は一切禁止しますという発言も勇気だと思うんです。あえてこんなこと言わなければ、世間を騒がすようなことにならないでしょう。今の社会の順風に乗って、もうこの辺で私は締め出しをしたいと思います、こう言うてしまえば、それは順風に乗るでしょう。でも、そう私は言い切れないというふうにも考えております。市長は、ゴルフ場賛成だというようなことで大騒ぎになるかもしれませんよ。賛成ではない、やっぱり。やっぱり地域住民の意思というものも尊重していかなければならない。しかし、規制だけは、これは完璧を期さなければならない。原電も同じでしょう。もうゴルフ場は全く入れないのだということが、言い切れるか切れないかという、私は見解を持っております。どなたが何と言おうと私はそういう見解を持っております。  アトピーの問題は専門的な御意見でございましたので、承りました。  以上で終わります。 17 ◯10番(奥山裕二君) 市長は、言っていることは同じなのです。だから、規制を完璧にすればいいじゃないかと、いいんですって、規制がきちっと完璧じゃないから言っているのですよ。規制が完璧ならいいですって、規制が完璧ではないんです。規制が完璧かどうか、ここの見解の違いなのです。規制が完璧なのだと、そういうふうに市長は思っているのですか。ゴルフ場に、今の農薬の問題とか、肥料の問題とか、いろいろ問題はあります。県も、Cは使ったらあかんとか、出してます。厚生省も、21種類は基準値を出してます。しかし、使われている農薬はそれ以上のものなのです。それに対して何ら規制がなされていないではないですか。規制が完璧だからいいのだという、この規制が完璧でないから言っているわけです。ですから、市長は、今の現在あるゴルフ場はそういう規制が完璧なんだというふうに思っているのですか。その辺を聞いておきます、最後に。  それから、そういういろいろ心配があるから、どういう農薬を使っているのだろうか、どういう肥料を使っているのだろうか、着色剤の、わざわざちょっと色が悪くなったあの芝を青々見せるために着色剤、これは劇薬なのです。使っているわけですよ。こんなことまでしなくてもいいのではないかなというふうに私も思います。だから、住民は心配ですよ、どういうものを使っているのだろう。だから、どういう農薬を、どういう肥料を、どれだけ使っているのかというのを公表してもらえないかと言っでいるわけです。  それから、雨水につきましては、たまたま新和町のことだけ言いましたから、その箇所箇所と、こういうふうに思うだろうと思うんですけれども、そういうふうに見ていくと、部分的に部分的に直しておってもだめなのではないかなあというふうに私は感じたわけです。僕も言われるのです、新和町で。「何しとんや」と、「奥山君、雨降るたびいっぱいやないか道路は、水はあふれておるやないか、お前何しておるんや」と、何しておるたってどうしようもない、実際。あの和久野病院の前の下水路だけ深くしても、下の助高川が高ければだめなのだし、幅はあれ以上できないのだし、どうにもならないのです。ただ側溝だけ見れば、確かにあふれている側溝が狭いではないか、浅いのではないかと、こう言われるのですけれども、その下の下水路、川を見ないと、これは解決しないです。それだけを見てやっていてもだめなのです。  だから、一遍平野部だけは全体を見て、住宅地もどんどん松原、粟野の方面に建っているわけですから、そういうものも今後どれぐらい建つかなというものも想定しながら、雨水対策を考える必要がこの辺であるのではないかなということを言っているわけです。 18 ◯市長高木孝一君) 重ねてのご質問にお答えをいたしますが、ゴルフ場の問題につきましては、ボタンのかけ違いですよ、これは。私の見解と、あなたの見解とは大筋によって違います。規制が十分でなかったら、規制をすることは当然でしょう、これは。規制がずさんな中で、私はゴルフ場をやれということは言ってません。完璧なるところの規制、ね、よろしいか、あえて私は県の指針、方針も今申し上げたでしょう。そんなずさんな中で、ゴルフ場を推進するという、そんなことはあり得ません。あなたは、このずさんの中でまだゴルフ場を推進すると、市長はそんなこと言うのかと、それはもうちょっと考え直してください。まだこれは今の段階ではずさんだからやってはならない、そのとおりです。奥山議員のおっしゃるとおり、全く同感です。  これ以上、私は申し上げませんけれども、ちょっと今の見解はボタンのかけ違いがあったということだけを、私は御指摘をさせていただいておきます。  今の状態の中で、ゴルフ場をさらにつくるというものではないということです。  いま一つ、雨水の問題については、そのとおりやらせていただいております。順次、要所要所をとらえながらやらせていただいている。もっともっと積極的にやれと言うのなら話はわかります。箇所箇所だけぐらいやってもだめだ、全部やれ。全部一遍にやれるものでもなし、やっぱり緊急度を考えながらやっていかなければならない。そうでしょう、全部眺めて一遍にやれて、それはそうしたわけにはいきません。全部眺めてやっているのです。全部眺めて、どの地帯が浸水するかしないか、あるいは緊急度合いに応じて、そうしたところの工事をやっておるのでございまして、これも奥山議員と全く同感でございます。意見の一致を見ております。 19 ◯議長(中瀬 実君) 次に、宮原高一君。   〔17番 宮原高一君登壇〕 20 ◯17番(宮原高一君) 市政会の宮原高一であります。早速、通告書に従いまして、質問させていただきます。一般質問も10番目となりますと、既に御答弁になった事項もあろうかと思いますが、私なりに質問させていただきます。御答弁のほどをよろしくお願いいたします。  まず1点は、開港目前にある新港問題でありますが、現在も今なお港湾として機能をし得るところの旧港については長い歴史があり、廃港にはまことに残念でなりません。明治32年に開港して以来、経済文化交流、または満州移民団派遣等その拠点として、一時は軍事的な使用もありましたが、かつては東京直通国際列車が運転されており、まさに敦賀港の黄金時代でありました。  しかしながら、第2次世界大戦後国際情勢の急変により、対岸諸国との貿易が途絶、大変なる不振を極めたのでありますが、昭和33年に日ソ定期航路の寄港地に指定され、木材、石炭、鉱石などが輸入され、外国船の入港も増え、昭和38年に港湾計画を策定、施設を整備し、近代的港湾として変わってまいりました。その後、日本海地域の発展を担う流通港湾として重要性が高まり、船舶の大型化や海上輸送のコンテナ化などに対応するため、新港計画が立案され、市長の執念である鞠山地先に新港建設に着手、火力発電所をも取り入れ、他府県に見ることのできない立派な新港の開港も真近となっております。今日までの御努力に対し、県知事並びに高木市長に心から敬意を表するところであります。  さて、いよいよもってこれから大変なこととなりますが、窓口を広げ、笛や太鼓をたたいても、敦賀港利用メリットがなければ客が寄りつかない。ポートセールスも必要でしょうが、これからの敦賀港の利用拡大を図るには、いかように考えておられるかお伺いいたします。  第2点、水資源の確保であります。  地下水は、昭和41年ごろから完全に自噴帯を失っており、用水ポンプ等で地下水を利用しておりますが、年々地下水が低下、農業用水は年々約30cmほどずつ低下しており、将来地下水利用は不可能と予想されます。水田減少、河川の完備、また道路の舗装、側溝の3面張り等を考えるとき、自然流水または雨水等の地下還元ということは著しく減少して、ストレートに海に放流する状態であります。大手会社の使用済み汚水が滝のごとく排水口に流れ出ておりますが、まことにもったいないように思います。再度浄化して使用する方法がないものでしょうか。敦賀の水が、美しい水のよい敦賀のイメージが失われておりますのが残念なことであります。この上は表流水、小規模ダムや河川管理に計画的に調整を図り、年間を通じて平均的に使用でき得るよう考えるべきであります。  小規模ダム建設について、私は、前に一般質問の際指摘申し上げておるところでありますが、御答弁では市独自で調査するとのことでしたが、その結果がいかようでしょうか、お伺いいたします。  次に、樫曲のごみ搬入による問題として、当面の対策として地下水や河川水に浸出水の調査分析を行うために、今議会に所要額として計上されておりますが、まことに結構なことであります。が、これでは環境の不安解消にはほど遠いと思われます。調査の結果、万一ダイオキシン有害物質等が混じっていたら大変であります。速やかに給水使用停止しなければならず、7万市民の飲料水はもとより、特に夏場においても海水浴シーズンともなれば、まさしくパニック状態となります。私は、水質検査と同時に、予備給水施設を考えるべきかと思いますが、いかがでしょうか。あるいはもう既に他の水系を考えておられるかもしれませんが、市民不安解消のため、木の芽川水系の水源を使用しないとした場合の給水計画をお示しいただきたい。  水質検査の際、先般テレビ等で出ておりましたが、基準に達していないから大丈夫とのことでありますが、基準以下だが有害物質が検出されるということか、それともゼロであったのか、お尋ねをいたします。  最後に、観光について簡単にお尋ねいたします。  敦賀市は、主として夏型観光であり、冬はただ一部のスキー客にすぎず、寂しい限りであります。他の都市へ行っても、駅等には必ず観光案内図が最もわかりやすく掲示されてあります。我が市においても、歴史跡や、またはその時代の名所等々を含めた半日コース、1日コース等を設定して、掲示すべきだと思います。タクシー会社またはバス会社等に金額、時間等を交渉して前もって予約受付をしますと、宣伝してはいかがでしょうか。JR案内所等の交渉も必要かと考えられます。今後の観光面についても、さらに一考を要すると考えるものでございます。  これで私の一般質問を終わります。   〔市長 高木孝一君登壇〕 21 ◯市長高木孝一君) 宮原高一議員の御質問にお答えをいたしますが、まず第1点、やがて完成するところの新港でございますが、今後の考え方はどうかということでございますが、やはり経済的な活性を見なければならない。最近の港というのは緑を求め、空間を求める港というふうにも提唱されておりますけれども、敦賀のやはり港の第一要件、必須の問題というのは、何といたしましても経済を潤すところのものではなくてはならない、こういうことでございまして、今後どうするかということでございますけれども、今後さらに、きのうも実は私4選出馬の、冒頭にも申し上げましたように、国際的にはやがてその雪解けといいますか、容態が変わってくるであろうところのロシア、すなわちウラジオストク、あるいは北朝鮮、あるいは韓国、こうしたところとの船の就航の実現を期しながら、貿易の拡大をやっていかなければならない。そのためには、私ども真剣になってポートセールスをやっていかなければならない、こういうことをきのうも申し上げたところでございますけれども、きょうもやはり宮原議員の御質問に答えて、これ以上具体的に申し上げることもないわけでございまして、今そしたら船がどこから入ってくる兆しがあるとかないとかいうようなこともないわけでございまして、今後高機能を備える港につくり上げていかなければならないのでございます。あるいは機械設備、人的確保、こうしたものを加えながらやっぱり相手方に対応でき得るような港の組織形態というものを整えていかなければならない、こういうふうに思っておるところでございます。  水資源につきましては、関係部長からお答えをいたします。あるいは水質検査につきましても、お答えをいたさせます。  観光でございますけれども、ゆうべ私は、実はある所の会合に出たわけです。そこで観光の問題が、また出されました。三、四十人おったのでございますけれども、私の意見を聞く会というようなことできのうやってくれまして、やったのですけれども、どこへ行きましても観光の問題は出てくるのです。皆さん、私も、市役所の若い職員を組織をして、そしてこれらの観光問題等についてもいろいろと知恵を絞っていただくけれども、飛びつくものが何にも見つからない。しかし、この前から言っておりますように、何もないからできないのだと言ったのでは、衰退の道をたどるということであります。何もできないからということでは衰退の道をたどる。何かあるはずだ、これを見つけでいかなければならない、これを模索しなければならないというのが、私の務めだというふうに私は思っております。でも、見つからない。  皆さんがゆうべもおっしゃるには、敦賀は非常にいい所だ、海はきれいだし、山があるしと、こうです。西福寺あり、気比神宮あり、水戸浪士のお墓があり、柴田庭園がある、これですね。なかなか我がふるさとのそうした観光的拠点というものの考え方は、私は軽く見てはならないと思いますけれども、今観光バスを仕立てて、毎日コースをつくって、気比神宮から金ケ崎へ行き、水戸浪士の墓へ行き、西福寺へ行って、まあ常宮神社ぐらいまで景色のいい所へ行って、まあ最後は柴田庭園へ帰ってくる。ゆうべも言ったのですが、向出山古墳もこれは立派なものだけれども、観光客を連れていってというのではなかなか皆もなつかないだろう、こんなことも申し上げて、今のところ皆天筒山にケーブルをかけなさいと、これです。これはかけたって入らん。いつかも申し上げましたけれども、野坂岳にスカイラインをつくりなさい、これもだめだ。敦賀半島の突端にまで道路をつけて観光客を誘致する、これもだめだと言うのです、専門家は。いつも申し上げておるように、上からごみ捨て場を見ても下界はきれいなのです。立石半島の突端へ行って、また帰ってくる、こんな妙味も何もない。海は広々と見えてきれいでしょうけれども、これでは日本人の目をとどめる魅力あるところの観光ルートにはならない。  こんなことでございますので、飛びつくような、あるいは今回神戸にできたような水族館をつくるとか、これは話は別ですけれども、やっぱり民間資本を導入した、いわゆる大規模なといいますか、魅力ある観光、自然の物件とつくり出した物件と、これを調和するところの観光ルートでなくてはならないと私は思うんです。自然としては、金ケ崎も結構だし、あるいは西福寺の庭園も結構なのです。それに、斬新な今日的な観光拠点というものをやっぱり入れなければ、これはなかなかうまくいかない。  しかし、小浜のように、ああいう有名な古刹がある所でございますとなかなかいいのですけれども、敦賀ではなかなかそうしたものを、これを生かさないからだと、こう言うかもしれませんよ。常宮神社だってもっとやり方によってはどんどこどんどこ人は来るでしょう、生かす方法が下手だということの理論も成り立つかもしれません。ですから、そんなことで今のお説を十分に尊重いたしまして編み出すことに努力はいたしますものの、なかなかそうはいかない。安宅の関所はなかなか有名ですが、疋田の関所、これもそれ以上に格式の高い疋田の関所です。なかなかこれはアピールするのに難しいのです。玄蕃尾城も、いろいろ歴史をひもときますと立派なものなのです。これを掘り出していくということがなかなか困難性がある、こういうふうに私は思っておりますが、今後またひとついろいろと御指導いただきたいものだと、このように思っております。 22 ◯建設部長江戸一夫君) ダムの調査のことでお尋ねがございましたので、お答えをさせていただきます。  黒河ダムにつきましては、従来から県の調査につきましては、断層とか、支持岩盤の関係で不適と結論が出ておりますが、その後市の小規模調査をしたかということでお尋ねでございますけれども、今まだいたしておりませんことで、お答えとさせていただきます。御了解いただきたいと思います。 23 ◯民生部長小島貞夫君) 水質調査の結果につきましての御質問があったかと思います。  先般、各議員さんの方にもお渡しをさせていただいておると思いますけれども、非常に調査項目等多岐にわたっておりますが、その中に不検出という書き方をしてあったり、また数値が入っておるというものもあろうかと思います。これらにつきましては、今御質問のございましたとおり、基準以下であるということで御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 24 ◯企業管理者藤本秀夫君) 水道の万一の汚染等を気遣って新しい水源の設置をしたらどうか、こういう御質問でございますけれども、我々は水道法の規定に従いまして、十分な注意を払いながら毎日豊富で清浄な水を皆さんにお届けする、こういったことで努力をしております。  検査の結果等につきましては、民生部の方と十分連絡を取りながらやっているところでございますけれども、現在水道法の規定に示された数値を超えるというようなものは何も出ておりません。今後ともこういったことにつきましては十分気を払いながら、安全な対策を講じていこうということを考えておりますし、その結果によって次の対処もしていかなければならないと、こういうふうに考えております。ただ、十分安心していただけるようなことをやっているということだけ申し上げておきます。 25 ◯17番(宮原高一君) 御答弁いただいたのですが、まだ1つだけお伺いしたいことは、きのういただいたのですがこのデーターを、私の素人考えでは、基準に達していないということで、喜んで見せていただいたのですが、それならば一部たりとも達していない。全く関係なくても達していないということになりますが、その点を職員さんにもお聞きしまして、納得したわけでございますが、いま一つ新港の問題で残念なことには、釜山から小樽、小樽から敦賀というようなケースをとっておるフェリーが、これは敦賀へ来るのは本当なのですね、敦賀へ来てから北海道へ行けばよろしい。それを敦賀を頭越しにしておることが非常に残念だなと、こういうふうに考えております、それだけです。  一般質問を終わります。 26 ◯議長(中瀬 実君) 答弁は要りませんか。   〔「要らない。」の声あり〕  暫時休憩いたします。             午前11時54分休憩             午後1時01分開議 27 ◯副議長(土手重夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、河内 猛君。   〔19番 河内 猛君登壇〕 28 ◯19番(河内 猛君) 日本共産党議員団の河内 猛でございます。できるだけ簡潔に質問をしていきたいと思います。  まず、環境問題についてであります。  その1番でありますが、地下水対策、水源保護条例の制定について質問をいたします。  私は、9月定例議会で、地下水対策について問題を提起をし、質問をいたしました。  黒河水系、井ノ口水系、木の芽水系は、敦賀市の重要な水源地でありまして、地下水の汚染は、地下水を汲み上げている上水道に及び、市民の生命の問題であるということであります。市長は、地下水の問題については、真剣にこれを考えることにすると答えました。先ほど、我が党の奥山議員の質問に対しまして、ゴルフ場建設について厳しい規制をすればよいと思う、そう言われましたけれども、敦賀の地形、地下水が汚染されては大変だという、そういう観点で対処をし、判断しなければならない、そういうふうに思うわけであります。  そこで今、大きな問題になっております、廃棄物最終処分場に対しましても、地下水を守る対策をどのようにするのかということが重要であります。今議会に提出をされました一般会計補正予算(第4号)で、処理場から上水道の取水口までの7kmの間に6本の井戸を掘削して水質調査を実施するとし、3253万円計上されました。この水質調査には関心を持っているわけでありますが、調査は厳正に実施をし、分析は県ではなくて市独自の箇所で行い、調査データを公表するとともに、少しでも汚染の傾向があれば営業停止をさせて、汚染物質を除去されなければなりませんが、市長はどのように考えているのか、まずお尋ねをいたします。  次に申し上げたいことは、地下水の水質調査を徹底して行わなければならないほど、地下水汚染が心配される地下水源地に処理場をつくるという無謀なことが行われたことであります。このことは、産廃処理業者だけの問題ではありません。処理場設置届を受理した県及び安易に受け止めた市の地下水問題を軽視した態度に問題があります。  県は、受理しない法的根拠を見出せないと言うでしょうが、事水道水源ということになれば、建設場所を規制する法律があります。それは水道法であります。水道法第2条、これは責務ということになっておりますが、この第2条は、「国及び地方公共団体は、水道が国民の日常生活に直結し、その健康を守るために欠くことのできないものであり、かつ水が貴重な資源であることにかんがみ、水源及び水道施設、並びにこれらの周辺の清潔保持並びに水の適性かつ合理的な使用に関し、必要な施策を講じなければならない」としております。この法律は、昭和52年に改正をされたものでありますが、改正前は「国民は水道が国民の日常生活に直結し」となっていたのであります。すなわち、清潔保持の責務が第一義的には国民ではなく、地方公共団体にあると明確にされたわけであります。  産廃法は、企業の経済活動の自由を保障するための法規でありまして、一方水道法は、生存の自由を保障するという憲法の大計に直接かかわる法律であって、水道法が優先するのは当然であるわけであります。  私は、水道法第2条に基づきまして水源保護条例を制定をし、みずからの命と暮らし、ふるさとはみずからの手で守らなければならないと思っておりますが、市長の見解を求めます。  その2でありますが、一般廃棄物の他府県からの搬入問題であります。  私たち共産党議員団は、去る10月16日から18日までの3日間、敦賀市に一般廃棄物の焼却残渣を持ち込んでいる埼玉県の寄居町、栃木県の小山市、栃木市の1町2市を訪れまして、廃棄物処理のことについて調査し、研修をしてまいりました。  栃木市では、広域行政事務組合ということになっておりますが、昭和63年春ごろからストックをし、藤岡町の業者からキンキクリーンを紹介をしてもらい、同年6月ごろ敦賀市に300t処分を依頼をして、敦賀市と協定を結んだと言っております。ダイオキシンにつきましては測定調査中で、EP灰を敷地内に処分をしているということであります。小山市でも、これは保健衛生組合でありますが、敦賀市に処分依頼をして、敦賀市と確約書を交わしたと言っております。ダイオキシンについては、調査をやろうとしているのだとのことでありました。両組合とも、土地の業者からキンキクリーンを紹介をされて、まず敦賀市と確約、それに基づきまして業者に委託するという順序で進められております。  寄居町もそうです。寄居町では、町長、助役が出張中でありまして、収入役が最後まで同行をして説明をしてくれました。寄居町には、埼玉県の広域廃棄物埋立処分場、埼玉県環境整備センターがあります。行ってまいりましたが、これなら住民も納得するだろうと思われる立派な最終処分場であります。ここにパンフレットがございますが、先ほども市長に見せたのですが、立派な処分場ということになっております。一度行って見てこられるとよいと思います。  この施設について、県と町は地元住民立ち会いのもと、公害防止細目協定を締結をしております。この協定で県は、監視と抜き取りによる廃棄物の受入検査、騒音、振動等の発生防止対策、地下水等の水質検査、さらに地元監視組織のセンター立ち入りなどを認めております。この協定に従いまして、住民監視組織の週1回の抜き打ち監視活動が行われています。埋め立てる廃棄物は、みずから処分地を確保することが難しい市町村などの廃棄物、県内中小企業などの廃棄物で、受け入れる廃棄物は、有害廃棄物を除いた無機物を主体とするとなっております。  県内各市町村で処理できない一般廃棄物の焼却灰を主に対象としておりますが、公害防止細目協定で受け入れ廃棄物について厳しい規制が加えられておりまして、その中に市町村からの焼却灰もEP灰、マルチ灰等分離しないものは不適とするとなっておりまして、処分場所在地であります寄居町の焼却炉は、EP灰、マルチ灰を分離できないため受け入れてもらえず、敦賀市に持ち込まれているということを知りまして、私は複雑な気持ちになったのであります。  市長は、制止する権能を持っておらないと盛んに言われておりますが、私たちが行ってまいりました相手の自治体が敦賀市との協定、確約に基づいて、業者に依頼するのだとはっきり言っておるのでありますが、市長はどのように受けとめますか、お尋ねをいたします。  その3でありますが、公害防止協定についてであります。  敦賀市とキンキクリーンセンター株式会社との間で、公害防止対策に関する協定が結ばれておりますが、住民が直接参加する内容でなければなりません。先ほど寄居町のことを申し上げましたが、住民独自の監視体制が保障されるなど住民側の要求を反映した公害防止細目協定を結ぶ考えはないのか、お尋ねをいたします。  その4でありますが、最終処分場の新設に対する考え方であります。  日本共産党嶺南地区委員会は、去る11月15日、福井県知事に、産業廃棄物処分場などによる公害防止に関する申し入れを行いました。その中で、今後敦賀市における産業廃棄物最終処分場の設置を許さないことを強く申し入れてまいりました。そのとき、今後新規に申請される産業廃棄物最終処分場については、市長の意見を聞きますとのことであったわけでありますが、これだけ問題になった最終処分場新設であります。市長は、きのうの一般質問で、問題が起こっている矢先だし、やめてもらわなければならないと立派に答えました。大いに期待をいたしたいというふうに思います。  その5でありますが、ごみの分別収集、減量化の問題であります。  昨日の一般質問で、市長は簡単にいかない、研究してみたい、また公徳心、モラルの問題だと答えました。そこで私は、通産省産業構造審議会の答申の内容に触れまして問題点を提起をし、質問をいたします。  ごみ対策のあり方を検討しておりました通産省の産業構造審議会の廃棄物処理再資源化部会は、12月6日、ごみ問題解決に向けて廃棄された製品の回収ルート確保などを定めた20品目、業種別の企業向けガイドラインを提示し、その実施を企業に促すための法的措置の検討を求める答申をまとめたということであります。これを受けまして、通産省は再資源化を促進する法律を国会に提出するということです。  答申は、ごみによる環境悪化を防ぐため、国民全体がごみの減量化、再資源化に取り組むというリサイクル社会を構築すべきだと指摘をしております。具体策としては、一般廃棄物と産業廃棄物とに区別をして、企業が守るべきガイドラインを提示しており、一般廃棄物では紙、スチール缶、アルミ缶、ガラス瓶、家電製品、自動車など主要14品目について減量化、再資源化の目標を設定、再生紙の利用促進、スチール缶とアルミ缶との区別表示の徹底、統一規格瓶の採用、販売ルートによる回収体制の整備などを定めています。しかし、自治体の回収処理は、あくまで基本といたしております。産業廃棄物では、鉄鋼業、紙、パルプ製造業、化学工業など10業種について再資源化の促進などを打ち出しまして、消費者に対しても、使い捨てライフスタイルの見直し、過剰包装の辞退、ごみの分別の徹底などを訴えています。  今回の答申は、ごみ問題の解決を求める住民の声に押されて企業、業界が取り組まざるを得なくなったことを反映をしておりますが、大事なことは現行の廃棄物処理法でも事業者の責任が明記をされており、企業が自治体に単なる協力をするだけではなく、社会的責任を明らかにして企業に回収を義務づけることが必要だし、産廃の不法投棄をやっても排出企業の責任がとられない仕組みではだめでありまして、再資源化の促進だけでなく、排出した企業の責任をはっきりと問わなければならないということであります。  そこで、この答申の内容を踏まえまして、一般廃棄物に絞って問題を提起をし、質問をいたします。  敦賀市では、一般廃棄物処理実施計画書に基づきまして分別収集を行っていますが、排出されるごみを機械的に処理するだけでは、大量生産、大量流通、大量消費、大量廃棄という経済システムに起因する今日のごみ処理問題は解決しないということであります。  大事な点は、1つはごみ処理の現状分析を清掃労働者や住民の参加、協力のもとに科学的に行いまして、現況と問題点を明らかにしてごみ処理問題に対する認識を深めることであります。そして、その現状把握や問題点の摘出のもとに、ごみ処理基本計画を策定することです。2つ目は、ごみ処理問題の解決には、減量化は避けられません。減量化については、提案理由説明で、理解を求め啓発していくため、啓発用ビデオの作製が言われましたが、排出するもの、これは住民でありますが、住民などのごみに対する意識の変革と自治意識を高めることが重要でありまして、清掃教育の問題ですし、減量化リサイクルは行政、住民、団体、流通業者の関係のあり方も検討することが必要であります。その3は、過剰包装の改善や乾電池などの回収協力体制を築くためには、地元の流通業者、自営業者と協議機関を設置することも必要だと思います。ごみ問題解決の基本は、ごみが発生をし、促進をされ、激化をする原因を取り除くことであります。  以上、問題を提起をいたしまして、市長の考え方を聞いておきます。  大きい2番目でありますが、JRの問題について質問をいたします。  その1つは、小浜線鉄道部設置であります。西日本旅客鉄道株式会社は、小浜線に小浜鉄道部の設置を計画しています。その目的は、小浜線区に効率的な業務運営をということでありますが、実施をされますと完全な有人駅は小浜駅のみで、業務委託駅を含めても24時間営業の駅は若狭高浜駅と若狭和田駅だけです。若狭本郷駅と上中駅は簡易委託駅となって、取り扱う切符は近距離のみとなります。十村駅は無人化をされ、美浜駅は夜は無人化で、敦賀-小浜間の全駅が夜間は無人となります。ワンマン運転区間もできます。線路の巡回を運転手が実施することになり、災害時は本線から応援を求めるということです。こういうことになりますと、出改札での客への対応、事故や災害、列車の遅れに対する対応など、安全確保の点での大きな不安とサービスの低下をもたらします。さらに心配されることは、将来自立経営が困難を理由に第三セクターもしくは廃線にさらされるかもわからないということであります。  市として小浜線整備促進期成同盟会で、広域的に小浜線確保の運動を進めてきていますが、鉄道設置は、廃線への道を進むということになり許してはならないと思いますが、市長の見解を求めます。  その2でありますが、直流電車、北陸線への乗れ入れについてであります。  滋賀県長浜市、近江町、湖北町とJR西日本との間で、JR北陸線の米原-長浜間直流化や関連事業の工事協力、条件整備を定めた覚書きの調印がなされ、平成3年秋には京阪神からの直流電車乗り入れが実現するということであります。現在、交流方式になっている米原-長浜間7.7kmを直流方式に変更するとともに、現在北陸線を走っている交直兼用電車でも、近江塩津駅構内で、湖西線から北陸線乗り入れが可能になるよう渡り線を整備、将来的には長浜以北も直流化し、近江塩津-長浜間直通運転で琵琶湖環状線の実現を目指すということであります。  私は、敦賀市の将来を考えた場合、京阪神と密接なつながりを持つ必要があり、敦賀まで直流電車を乗り入れて琵琶湖環状線構想に積極的に入っていかなければならないと考えます。そのために、今から取り組む必要があると思いますが、市長の見解を求めます。  その3でありますが、国鉄清算事業団用地の問題であります。  きのう安居議員の質問に、駅周辺を国鉄清算事業団用地を含め、国際交流都市拠点として整備するという内容の答弁がありました。駅前及び貨物線跡の国鉄清算事業団の用地購入について、具体的にどのように進められているのかお尋ねをいたします。  大きな3でありますが、老人性白内障の眼内レンズの健保適用と助成についてであります。  老人性白内障の治療法として、眼内レンズ、これは人工水晶体でありますが、これを入れる手術が増えておりますが、健康保険が適用されないため、20万円から30万円両目でありますが、かかります。このため健康保険の適用を求める声が高まっております。  白内障は、水晶体が灰白色に濁る目の成人病で、私も白内障の気があると言われておりますが、かなりのお年寄りがかかっております。白内障の手術では、昭和60年に厚生省が一般病院での眼内レンズ使用を認めたことから、濁った水晶体を除去して、眼内レンズを挿入する方法が急増しています。問題は、白内障の手術そのものには健康保険がきくものの、レンズ代は適用外であるということです。このため低所得のお年寄りは、眼鏡やコンタクトレンズで我慢しているケースもあるといいます。  お年寄りの場合、眼鏡は視野が狭くなり、外歩きが危険ですし、コンタクトレンズは感染症を起こしやすいと言われています。根本的には、患者の不安を解消するには眼内レンズに健康保険を適用することが必要で、国に対して強く要望しなければならないと思います。そして、保険が適用になるまでの助成ができないものかどうか要望をし、お尋ねをいたします。  大きな4番目でありますが、原子力発電所の問題についてであります。  その1は、ふげん発電所における作業ミスについてであります。ふげん発電所で10月21日、蒸気ドラムの水位異常で自動停止したその原因は、給水弁系の点検作業の際、運転員が点検対象外のキャップを誤って取り外したため、弁に空気を送る母管から空気が抜け、蒸気ドラムの水位異常を引き起こしたという、作業ミスと基本的な運転管理ミスが主因だったことが明らかになり、市は人為的な誤りを防ぐ対策を示せと文書で申し入れをしたとのことでありますが、このような作業ミスは大事故につながるもので、その点について私は、再三議会において指摘をしているところであります。いまだにミスが後を絶たないということは、重大な問題であります。再発防止の徹底はどのようにされたのか、お尋ねをいたします。
     その2でありますが、敦賀原発2号機の細管損傷についてであります。  敦賀2号機の蒸気発生器細管の減肉現象についでは、私は9月定例議会で、蒸気発生器細管振れ止め金具を改良型に取り替えることに関して8月からの第3回の定検で、減肉現象は認められなかったのかと質問をしました。保野企画部長は、減肉は聞いていないと答えたのであります。  ところが、10月2日の連絡で、蒸気発生器細管全数を検査したところ、細管を支える上部の振れ止め金具で2本の損傷が見つかった、使えないよう施栓することにしたとのことです。第3回定期検査は、8月26日から入っており、9月定例議会での質問は9月20日でありましたので、そのときには減肉は発見されていたと私は思いますが、その経過についてお尋ねをします。  その3でありますが、安全解析施栓率であります。  関電から国に出されていた高浜原発1、2号機の蒸気発生器細管の安全解析施栓率を18%から25%に引き上げる原子炉設置変更許可申請に対し、通産省の許可が下りたということですが、損傷が相次ぐ加圧水型原発の蒸気発生器細管の抜本対策がないままの運転は、事故を起こす危険性が高く重大であります。細管の衰えが進むにつれまして、安全解析施栓率を引き上げることはさせてはならないと、私は思います。蒸気発生器取り替えの本格検討に入ったということも聞きますが、安全解析施栓率25%に引き上げたことに対する市長の見解を聞いておきます。  以上で私の一般質問を終わります。   〔市長 高木孝一君登壇〕 29 ◯市長高木孝一君) 日本共産党議員団河内議員の4点にわたるところの質問であったわけでございますが、それぞれきめ細かいところの御質問であったというふうに私は受け取りました。  まず第1点の、環境問題でございますけれども、もう申し上げるまでもございませんが、我がふるさと敦賀というところは黒河水系、木の芽水系、そして笙の川水系、この3川が水源の水系になっていることでございますが、あるいは敦賀の地質は花こう岩地質だと、こういうことで地下水に対しましては、最も厳重にこれを守るところの体系を厳しくやっていかなければならない。したがって、調査分析等を県に任すのでなく、市自体がこれを行っていくべきではないかと、こういうふうなことでもあるわけでございまして、なるほど人の、あるいは他の機関で検査をしたものに対するところの、これは信頼感の問題ではないかと、こういうふうに私は受け取るわけでございますけれども、あるいは県の衛研、その他はそれ専門の調査、あるいは分析するところの機能を持っておりますが、私どもの敦賀市といたしましては十分なその機能もいまだ完備しておらないのが現状でございまして、やはりすべての市町村はこうしたところの水質検査、その他につきましては県の衛研等にこれを委ねておる、委託をしておると、こういうのが現状であります。  理屈といたしましてはよくわかります。自分で食ってみなければ、自分で見なければ、自分で調査しなければ納得ができない。先刻も言われましたように、黒河のダム等にいたしましても、県はやはり地質が脆弱だ、軟弱だと、こういうことでございますけれども、私はこれはいささか不信があるような気がしてならないのと同じでございまして、河内議員のお気持ちもまさにそのとおりではないかと、こういうふうに言われておるわけでございます。全く無法だと。無法という言葉には2通り考えられますが、むちゃくちゃをやることも無法であり、あるいは法で規制をしてないことも無法であり、したがって水道法、いわゆるこの法律の解釈論からもいろいろとお述べになったわけでございますが、きれいな水を住民に供給をして、そして健康上支障のないところの地下水、よい供給をやらなければならないということは当然であるわけでございますが、今、直接御質問になりましたところの水の分析調査等は、我が敦賀市でやる意思がないかと、こういうことでございますが、将来は別として今直ちにこれをやるところの、先ほども申し上げましたところのいわゆる機関機能がないということでございますので、やはり権威ある分析調査を専門にやっております県の衛研等に委託をするということが、目下の体制としてはべターではないかと、こういうふうに実は思っておるところであります。  なおまた、現在社会問題になっておりますところのキンキクリーンセンターの問題でございますけれども、もう一回改めて申し上げますけれども、これは県知事の許可認可権でございまして、当該地域の承諾があれば、そしてまた法に従ったところの規格に乗った施設をやれば、県知事はこれを認可せざるを得ないと、こういうふうなことになっておりますことは河内議員よく御承知のことであろうというふうに存じます。  なおまた、県からは、私の方に対しましては何ら通告がなかったということも、私は再三再四申し上げておることでございます。私の人格というもの、人間というものを尊重してもらいたい。私は、決してうそを言っておるわけではございませんということも、何回か何回か、繰り返し繰り返し申し上げておるところでございますが、そんなはずがなかっただろう、あるいは知ってて知らないと言うんだろうと、こういうふうなことでいろいろおっしゃいますけれども、決してそんなものではございませんので、特に都市計画区域内ならまだしも、そうでないところの樫曲のあの地点におきましては、全く私どもがこの施設を認可するにつきまして関知をいたしておりませんことを、今一度ここではっきりと私は申し上げたい。  しかしながら、もうそれはそれとして水かけ論のようなことになるかもしれませんけれども、もうそんなことを言っている時期ではない、何としてでもこの問題を抜本的解決のために全力を傾注していかなければならないというのが、私の政治信念であるわけでございまして、これは必ず解決をいたしますというふうに、私ははっきり明言をさせていただいておるような次第でございます。  そこで、先ほども埼玉県、その他の御視察をいただきまして、そのパンフレット等を拝見をさせていただきまして、私も実は、きのうも申し上げましたように、このごみが出る、あるいは産廃が出る、一般廃棄物が出る、こうしたことはもう10年も前から先に取り組んでいたところの自治体も日本にはあるわけでございまして、そのことから照らして考えますと非常に立派だった。いわゆる、その自治体の長としては非常に先見の明があったと、こういうように私は敬意を表し上げておるところでもございまして、埼玉県におきましても、県が早くからこの問題に取り組みまして、そうして立派な処分場をつくっておられるわけでございまして、非常にこれはすばらしいという一言に私は尽きると思う次第であります。  しかしながら、先ほども無法という言葉が出ましたけれども、やはり私は、きのうも申し上げましたように、国も今になって慌てふためくというふうな状態、あるいはまた県といたしましても、全くそのとおり。私を含めましても、やはりこういう事態が到来をするというようなことは夢にだに考えていなかったことでございまして、今考えてみれば、いま少し早くこうしたとこに着目をしながらやっておくべきだ。県も、私は大きなこれは失態だと、あるいはまた国も今日まで放任をしておったということは、大変なこれは失態であったというふうに言わざるを得ないということでございます。  まあまあそんなことで埼玉県の例をお挙げになりましたし、あるいはまた持ち込んでくるところの自治体と私ども敦賀市とがこれを容認するところの協定書を交わしてあったと、こういうことでございますけれども、そうしたことも絶対にないわけでございまして、いわゆる当該市町村の長がこの業者に委託をして、そしてこれがいわゆるキンキクリーンセンターとの契約に及んでおる。その契約が調印されまして、その持ってくる段階において私どもはこれを厳しく規制をしておるというふうな仕組みでございまして、協定の内容はそうしたことでございまして、当初から持ってくることにこれを承諾をしたところの協定ではございません。  見解はどういうふうに食い違うか知りませんけれども、まあ覚書きを交わしてあるこれらにいたしましても、過般来この議会の皆さん方にもお渡しを申し上げておるとおりでございまして、いわゆる持ってくるごみそのものに対するところの厳しい覚書きを交わしてあるわけであります。努めて減量をしなさいというふうなことでもございまして、特に産業廃棄物につきましては、知事はこれを認可をいたしております。その認可に基づきまして、いわゆる企業と、そして先方の自治体とが契約をする。それを、私どもが追認をせざるを得ない。が、しかしながら、これを厳しくチェックをしていく、いわゆる住民の代表もともどもに立ち入り検査をするとか、あるいは毎日私どもの職員は、きのうも申し上げましたけれども、朝の5時半にあそこへ出向きまして、毎日であります。日曜、祭日、その他、全部毎日であります。出向きまして厳しいところの現在チェックをやりつつあるところでございまして、まあまあこの辺のところは食い違いのないように、誤解のないようにひとつ御了解をいただきたい。  もう一回申し上げますけれども、私は事前からこうしたことを知っていたものではないということをはっきり申し上げておきますと同時に、協定の趣旨はそうしたことでございまして、持ってくる前から自治体と私どもとが協定をして、その協定によって持ってきておると、こういうものではございませんので、その点のところもよく御理解をいただきたいというふうに存じておる次第であります。  御質問の中身について、まだ御答弁申し上げることが漏れておるかもしれませんけれども、要旨を申し上げれば、大体以上申し上げたようなことに相なるということでございますので、御理解をいただきます。  さらに、ごみの分別収集でございますけれども、これは5分別とかいろいろございますけれども、なかなかそれも簡単にはできない。そこで私は申し上げたのでございますけれども、いわゆるごみを、たとえ燃えるごみ、燃えないごみ等の分別ですら住民としてはなかなかやってくれない。ですから、今、河内議員もまさにそのとおりで、住民に対するところのいわゆる啓蒙、啓発というものをもっと徹底をしなさいと、こういうふうな最後の詰めではなかったかと、こういうふうに私は思うような次第でございまして、通産省のガイドラインの点も言われました。あるいはごみの減量というものはできないと、こういうふうに言われましたけれども、私はやっぱり心がけ一つによりましては私どもが言っておりますように、資源の回収であるとか、あるいは自分で処理できるものは自分で処理をするとかいうふうなことでございまして、今御指摘になりましたように、いわゆる膨大な包装様式といったようなものも、これはこれから極力こうしたものは廃止をしてもらわなければならない、こういうふうにも思っておるところでございまして、河内議員のこれからの特段の御支援をお願いを申し上げたいというふうに存じます。  2点目の、JRの問題でございますけれども、まず第1点、小浜線鉄道部のいわゆる効率的運用といったようなことで、JRからこうしたことをやりたいというところの、私どもの方に対しましても通告がありました。私はこれを静かに考えてみますけれども、何といたしましてもこれは効率的なこの管理運営をやるというところの趣旨でもあるわけでございますし、私は安全運転に事欠くことがあっては大変だ、さらにまた利用者に対するところのサービスの低下を来しては、これは許すことはできないと、こういうふうに私は考えたのでございますけれども、JRも責任を持ってこれをやっていくと、こういうことでございますので、私はこれに対しましては賛意を表する次第であります。  2番目の直流電車、いわゆる今回7.7km米原-長浜間に及びますところの直流の問題でありますが、これはやはりいつの日か早急にやらなければならないと同時に、私は常々申し上げておりますように、今津-敦賀間のいわゆる直流化というものをしてしまえば、敦賀の消費人口も相当増大するであろうと、こういうふうに、あるいはまた敦賀市の活性化にも大いにつながるであろうと、こういうふうに考えておるような次第でございまして、滋賀県といたしましては塩津でもって結び、そして巡回的な直流電車の運行をやる、こういうことを聞き及んでおりますので、これは私どもも当初から、もうずっと以前から敦賀乗り入れということを考えていたのでございますが、私もまだ研究は十分研究しておりませんけれども、何しろ長浜-米原間で5億円の金を必要とすると、こういうことでございますので、今津-敦賀間ということになるとどれくらいの経費を必要とするのかなあと、こういうことも実は考えてもおるような次第でございまして、あるいは直流機関車をつくらなければならないから高くつくのであろうか、あるいは直流にいたしますとスパンごとに変電機を取り付なければならないというふうなことをいろいろ考えてみますると、相当なやはり費用を必要とするであろう、しかしながらこれはやっぱりやらなければならない問題でございますので、河内議員からの御指摘がある前に、私どもといたしましても十分これは考えていかなければならないということは常々考えてもきておるような次第でございます。  清算事業団の土地の問題でございますが、現在どういうふうに話が進行をしておるかと、こういうことでございますが、まだ特別申し上げるようなところまでいっておりません。私は、駅前ですね、いわゆる宿舎跡、あるいは管理部跡、こうしたものは何とあってもやはり敦賀市で抱え込んでしまわなければならない。そして、駅前の再開発というものをどうしてもやってのけなければならない。  しかしながら、きのうも申し上げましたように、北陸線若狭回りという問題が一つ大きく横たわっておることは事実であります。北陸線の若狭回りということになりますと、現在の駅舎がずっと町の方へ出てしまうわけでございますので、いま直ちにこれに着手するということは非常に危険性がある。もちろん私は、駅舎も民衆駅にして、国際都市敦賀にふさわしいところの駅舎に直ちに建て替えをしなければならないと思っておりますけれども、これもやはりこの新幹線の若狭回りにいろいろこだわるものがございまして、このことには着手をいたしておりませんけれども、いつの日かはやっぱりこういう問題が解決をすれば直ちに敦賀駅前の再開発というものに取り組まなければならない、こういうふうに思っておりますが、強いて申し上げますと、今言ってきているのは舞崎地あたりの官舎跡、こうしたところの、あるいはまた御承知のように、港線の踏切を越えて向こうに何か機械工事区か何かの建物がありましたけれども、あの山の根、あれを買わないかというふうなことが、つい先ごろ私どもの方に通知があったわけでございますが、あの場所はですね、私ども敦賀市としては強いて欲しいものではない、あそこはやっぱり広っぱにしておくべきではないかと、こういうふうな考え方でもございますが、特に背後に急傾斜の山がございまして、とてもとても危険な場所ではないか、こういうふうに思っておりますので、この間私は、敦賀市といたしましてはこれを買い求めるといったところの意思表示はしておらないわけでございます。目下進んでおります問題は、それくらいであるわけであります。  次に、老人白内障の問題でございますが、敦賀にも100人以上の方々がこうしたところの対象者がいるというふうなことも漏れ承っているところでございますが、おっしゃるように眼内レンズには保険がきかない、10万円ぐらいかかるということで、他の市町村におきましても、あるいは3分の1、あるいは半額程度これを市が補助をしているというところもあるやに実は聞いておるような次第でございまして、老人としてこの負担というものはやっぱりなかなか大変なものではなかろうか、こういうふうなことを考えまして、今後やはりこうした老人対策として考えていかなければならないのかなと、こんなことも実は考えてもおるような次第でございまして、なお前向きに、この点につきましては検討を加えてまいりたい、このように思っております。  それから、ふげん発電所でございますが、これは大変私といたしましても怒りを感じたわけでございまして、早速文書等で申し入れをし、なおまた動燃の理事長を呼びまして、私の部屋で強くこの責任追及をやったわけでございまして、それに対する対応の仕方等文書でも出てまいったわけでございますが、その点御了承をいただきたい。  2本の施栓の問題ですが、これは関係部長からお答えをさせます。  安全解析施栓率というものは、最近、国は25%というふうに規定をいたしたわけでございますが、この炉においても、その炉その炉についてその施栓率というものは、安全解析施栓率の解析というものは異なるというふうなことも実は聞いておるわけでもございますけれども、まあ従来まではぐんぐんぐんぐん施栓率が上がってきたということで、私も安管協の席上におきましてこういうだらしないことは何だと、ぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐんぐん上げてくる、こんなことを自由にするということはまがり相ならんということで強く私も、通産省、あるいは科技庁、あるいは県当局に対しまして問い正したことがあるわけでございまして、いたずらにこの施栓率を上げてくるということは最もこれは戒むべきことだというふうには、私は理解をいたしております。 30 ◯企画部長保野繁美君) 私の方から原電2号機の細管損傷の件につきましてお答えを申し上げます。  今、河内議員さんがおっしゃいましたように、私、9月議会で細管の損傷についての何か連絡がなかったかというような御質問に対しまして、現在聞いておりませんというような答弁をいたしたことは事実でございます。今回、一般質問の通告がございましたので、確認をいたしました。その結果、9月議会で申し上げたことにつきましては私の思い違いでございまして、9月17日に原電から簡易な報告がなされているということを確認いたしましたので、それについてはいわゆる蒸気発生器の伝熱管の検査を実施中である、検査対象本数については1万3528本、現在調査を完了した本数は7209本、約五十数%の今の検査進捗率だということで、その中で2本についていわゆる異常というんですか、そういうものは今現在信号指示を見たということで、今現在解折中であるというふうな報告がもたらされておったということを確認いたしまして、9月議会で私申し上げましたのは誤りでございましたので、ここでおわびして訂正をさせていただきます。  以上でございます。 31 ◯19番(河内 猛君) 公害防止協定の関係についてちょっと答弁漏れなのですが、それはまた後でお答え願いたいというふうに思います。  まず地下水対策の水源保護条例の制定の問題です。届け出されれば許可せざるを得ない、産廃の問題ですが、それは廃棄物処理法ではそういうことなのです。そこで私は、水道法、特に敦賀の場合は水源、地下水、これはそういうことになっておりますので重視しなければならないということで、水道法でやはりそれは規制する必要があると、こういう出し方を私はしておるのです。水道法でいきましたら規制できるのです。保護条例、これも制定をして制限するということができます。これが早くにできておれば、こういった問題ももっと検討されたのではないかというふうにも実は思うんですが、これは優先するのです。産廃の、県に届け出されましてもね、水源保護条例、これは県もそうだろうしということで、私は提起をいたしました。  この水源保護の問題につきまして、水道法の点で昭和63年の12月に、日本共産党の寺前衆議院議員が、建設残土及び廃棄物の処理に関する質問主意書を提出したのです。それは、「産業廃棄物等による水質汚染や河川の水質汚濁が高まっている現在、国の責務として水源の清潔保持のため、水道法に水源保護地域等の規制措置を図るべきではないか。水道法で明記しているように、地方公共団体がみずからの責務として必要な施策を講じられるよう、水道法第2条第1項の政省令の整備を図るべきではないか」と質問したのです。これに対しまして、当時の竹下総理大臣が答弁書を出しております。「水道法においては国及び地方公共団体は、水源等の清潔保持に関し必要な施策を講ずる責務を有しており、また水道事業者等は水源の水質を保全するため必要があると認めるときは、関係行政機関の長または関係地方公共団体の長に対して水源の水質の汚濁の防止に関し意見を述べ、または適当な措置を講ずるべきことを要請することができることとされているところであり、今後とも水源の清潔保持のため、法の適切な運用が図られるよう努めてまいりたい」というふうに答えておるのです。言えば現行水道法で対処できると、こういう答えなのです。この水源の問題についてはですよ。  そういうこともはっきりしておりますし、そういう点では特に水道法によっての規制措置というか、その水源を保護するということも、これはぜひ市長としても考えて、そういった処置の仕方もやってもらいたいと思うんです。  そこで、市長のきのうの発言など、また今の発言の中で、完全に解決をするということをおっしゃっておるのです、この産廃の問題は。そこで、解決には2通りあると思う。2通りというとおかしいけれども、2つに分けて考えなければいけないというのは、1つは、今埋め立てられた最終処分場の処置の問題が1つあります。これにつきましては、これはキンキクリーンセンター株式会社の公害防止対策に関する協定書というのがありまして、その第11条で、事業活動に伴って発生した公害によって地域住民に損害を与えた場合は、故意過失の有無にかかわらず、その損害について賠償しなければならないということに協定書の内容がなっております。これでいきますと、もし水質調査をやったと、その結果その水質の内容が汚染されておったら大変なことなのです。汚染をしていく可能性が強いという、そういう傾向が見られるというか、そういうものがチェックされたら直ちにこれはやらなければならないと思います。地下水が汚染されてしまったら大変なことです、これは。ですから、その辺の判断というか、これは非常に大事だと私は思うんです、調査しても。調査しても、これはそういう方向へいくのではないかという、そういう傾向というか、これは本当に綿密に厳正にチェックをしなければならない。もしそういうことになった場合には、これは企業が賠償の責任を負わなければならない。じゃ、埋めたものをどう処置するのか、取り除かなくてはならない、大変なことなのです、これは。その企業にとってはですよ。ですから、私は、昭和62年の定例議会で、民間の企業そのものがそれだけの能力がない、だからもっと慎重に考えなければならないということもあわせて私はここで提起をしたと思うんです。いよいよこうなってきて、そしてそういう賠償しなければならないということになってきたら大変なことです。ですから、そういった一つの処置の方法をどうするのかということが一つあります。そういう傾向があらわれたとき、これは除去させますか。その点市長はどう考えておるのか、その辺のところも一つは聞いておきたいというふうに思います。  それから、もう一つの問題は、これから先の問題です。これは、市長もいみじくも言われました、抜本的対策。昨日の岸本 寛さんの質問にも答えられました。抜本対策というのは、将来このようなことが発生しないということ、ということです。将来発生しないということ、将来発生しないということをきちっとさせようと思うとどうしたらいいのかという問題がある。それで私は、こういう水源保護条例というものできちっと縛ってしまわなければいけないのではないか、そう思うんです。産廃の届け出が出た、受理せざるを得ないということでいっておったら大変なことなのです、これ。  市長の意見といいますが、きのうも市長が言いましたが、意見はどれだけの効力があるのか、意見の効力。それは無視する、無視できないということもあるでしょうけれども、その強引にということになってきたら、法的にやろうと思ったらやれないこともないということなのです。ですから、敦賀市としての、こういうやっぱり歯どめする条例は必要だと思います。こういう処置を今考えていく必要があるのではないかということなのです。その点について、再度聞いておきます。  それから、他府県からの搬入問題です。  今、市長は、きのうもそうでしたが、キンキクリーンセンターと最初に契約がされて、その内容によって確約を自治体同士でするのだというお答えなのです。私は、埼玉県や栃木県の相手の自治体の所へ行って話を聞きますと、まずそれは敦賀さんが承知しなかったら持っていきませんと、こう言うのです。私、ずっと調べてみたのです。どういうことになるのかなあ、ちょっと申し上げますよ、これは間違っておったら指摘してください。  あのね、キンキクリーンセンター株式会社の公害防止対策に関する協定書の第3条3項で、埋め立てを行う廃棄物の種類は次のとおりとし、これらの埋立処分については廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令第6条に規定する基準によるものとするということで、一般廃棄物、甲が他の市町村との間で締結をする一般廃棄物の処分に関する協定書に掲げる廃棄物、こうなっています。だからこれが先になるのです。甲と他の市町村に締結する協定書、これの廃棄物が、よってと、こうなるのです。  そこでちょっと、その協定書に基づくことでどういうことがなされておるのか、それが一般廃棄物の処分に関する確約書という、あるのはそうではないか。私、そう見るんです。これに基づく、協定書に基づいての確約書。確約書になっていますが、これは一番最初は協定書だったのです。私、知っているんです。一番最初は協定書になっておったのです。その協定書が確約書になってしまった。私、知りません、経過は。ですけども、協定書ということにすればきちっと合っていくんです。  そうすると、確約書の第1条、さっき市長が言われました、乙がキンキクリーンセンター株式会社に処分を委託する一般廃棄物の種類は、乙が排出する焼却残渣及び不燃性廃棄物ということで量を決めてあるということに、順序はそうなるのです。  そこで私は、相手の自治体はきちっとこれを守ってやられておる。それを、私らは行って確認してきたのです。実際のところ言いますと。市長はそうおっしゃいますが、確認してきたのです、相手の自治体に。そう言うのです。向こうの方がそう言うのですから。だから、私が調べてみたらどうもこういうことで手続はなっておるということです。  そこで、時間の関係があるのでずうっと全部言いますが、相手の自治体はそのルールを守っているということでありますし、そこで相手の栃木市や小山市、特に私らも行って話もしたのです、ただ一般廃棄物最終処分場の整備はいたしますということも言いました、それは。今までこちらの方、敦賀さんが連絡をすると、はいどうぞというような形ですから、もうもたれておりましたと言うのです。そして、そういう事情だったらこれはもう最終処分場の整備は早くやりますと、やりますがそれまでひとつ頼みますと、こう言うので、いや絶対私の所はいけませんよと強くは言うてきたのですが、そういう状況だったのです。  寄居町でもそうです。寄居町はまた大変なことです。寄居町はさっき申し上げました、県の最終処分場があるのですよ、そばにあるのです。ところが、そこへ持っていけないのです。なぜかというと、EP灰、マルチ灰、こういう有害ですね、分離をされてない。分離をして、特別に処置をしないといけない灰なのです。これは分離をされていない混合灰。混合灰だからそこで処置できません。それほどぴちっと厳しいのです、協定を結んで。しかも本人が、寄居町の町長と知事と、そして住民とが3者で結んでいるのです、そういうことで。そして金をかけて寄居町から敦賀へ持ってきている。こういう実態というのはどう思いますか、実際のところ。ですから、そういう灰そのもの、やっぱりこれはきちっと規制しなくてはならないと思います、実際のところ言いますと。そんなものがどんどん埋められていくということは大変なことなのです。  そういうことでありますから、私は向こうの自治体で特に言うてきたのが、一般廃棄物は発生した市町村の自治体で処分するというのはこれは原則ではないでしょうか、そこで処分するというのは原則だ。産廃がありますね、産廃はやっぱり県内の産廃は県内で処分する、こういう原則は徹底して守るということでなければ、これは大変ですよということも言うてきました。それはそうですね、こう言うておるのです。言うておるのですが、どこもありませんので頼みます、こういうことを言うんですが、そういう原則に立って、きちっと敦賀市はやっぱり相手の自治体に対して対処する必要が私はあると思うんです、これは。そのための協定と確約書という順序になっているのではないでしょうか、これ。私は、こういう順序というのは正しいと思います。またこれずうっと見てみたら、そういうことなのです。ですから、そういう立場できちっと対処してもらいたいということです。  それから、ごみの分別収集、減量化の問題でありますが、これも私、向こうへ行って勉強させてもらいました。栃木市なんかでも分別収集を徹底をするということでリサイクル運動を推進をしております。それから小山市でも、ごみ減量ということで徹底して検討しておる。検討しておるのに、小山市ごみ減量化対策検討委員会というのができておるのです。その設置要綱というのをもらってきました、ここにありますが、それほどやっぱり本当に本腰を入れて取り組んでおるという自治体を私は見てまいりました。ですから、敦賀市も、ただ小手先でやるということでなくて、大変だ難しいというのではなくて、まずそういったところから心がけていく、手がけていくということが大切ではないでしょうか。そういうことも再度申し上げまして、お聞きをいたしておきます。  それから、JRの問題でありますが、先ほど市長のお答えの中で確かにJRから通告があった、その通告に対して安全サービスの低下ということがなければ、それは責任を持ちますということだから、了解を与えたというか、その辺ちょっと私わからなかったので、後でまたはっきりと聞いておきたいのですが、私はこれは安易に了解を与えたら大変なことだなというふうに私は思うんです。  いろいろ資料がありますが、それはやはり住民の立場に立って安全問題、それはJRの経営上の問題はそれはあるかもわかりません。わかりませんが、それは企業努力でやっていくということでありますし、この安全問題、サービスの問題というのはやっぱり低下させてはならない。これは、言えば国民の足ですから、そういうことでありますし、この小浜線が鉄道部になる、それはひいては廃線、これは今までの例からいって第三セクターになったところがたくさんあるのです。そういう例を見ますと、私は小浜線が鉄道部になるとそういう方向をたどるのではないかという心配、これは必ずそういう方向でいくというふうに思うんです、私は。  ですから、今は期成同盟会でも要求書をたくさん出しておりますね。要求書を見ますと、小浜線の整備近代化を促進する運動、それから小浜線の利用運動の促進、いろいろ出ておるのですが、複線電化もありますし、これらの実現をするというのは大変なことなのです。これは逆行ですよ、これは。鉄道部というのは。ですから、こういう要求、これは住民の要求ですから、これを解決するためにはまずこれを抑えなならん。鉄道部になるのを抑えなならん。そのためには、市民挙げてどういう運動をしたらいいのかということにもなっていくのです。ですから、それが大事です。  それともう一つは、直流電車の北陸線乗り入れの問題でありますが、これは先ほど申し上げました滋賀県での覚書きなどを見ますと、長浜回りの直流電化、坂田駅移転などの計画について、地元市長とJRが協議する、各駅前の広場、周辺駐車場、施設整備など4項目と、こういうようなことも出ておるのですが、かなりお金がかかるということもあるでしょう、負担が。既に着工しておるということも聞きます。つらつら私思いますと、小浜線がもし鉄道部、そしてそれが言えば第三セクターか廃線という方向にいくとします、将来のことですよ。行ってしまったらということになりますと、新幹線は小浜ルートが実現すればいいのです。ところがそうではなくて、それが敦賀を通って米原、それよりも向こうを回るということにもしなったと、最悪の場合、そうなりますと、琵琶湖環状線塩津まで、そうなりますと、敦賀の場合は近畿圏とどう密接につながっていくかという、これは一つポイントです、これは。  先ほども観光問題で、なかなか模索しておるが、これというものはないんだというお答えでした。しかし私は、近畿とのつながり、この琵琶湖環状線は既に始まっておるのですから、今からこれにどうやって入るかということで、そこへ組み入れていくということになったら、その辺のところも模索の中ではっきりと何か出てくると思います。私は、今からそれを何としても将来方向で、敦賀市を孤立させてはならない。せめて小浜線も、もっともっと複線電化でずうっと行くのならいいのです。しかし、先行きこれはちょっと暗いな。新幹線も、いいや敦賀の場合は米原から乗れば、そう大して違いはないということで向こうを回ったとするとどうなりますか、これ。大変なことです。ですから、私はこの問題を提起をしておるのです。  これからの敦賀市の将来の問題、経済圏の問題、小売りの問題、港、港はやっぱりそういう経済圏の流通機構でなければだめです、これは。ということもあります。ということで、大局的な立場に立って提言をしたつもりなのですが、その辺のところを市長は考えておるということでありますが、もっと積極的にやるべきではないかという、私のその考えなのです。ということも申し上げておきたいと思います。  以上、再度質問をいたします。お答えを願います。 32 ◯市長高木孝一君) 清潔なる良水を住民に供給するという建前論から言って、いわゆる抜本対策としての現状解決とは関連はありますけれども、これは将来やっぱり条例制定その他は、この問題の解決とは関係が十分ありますけれども、別途に私は考えていきたい。将来のこともございますので、というふうな見解を実は持つものでございます。  そこでただ一つ、私は今の御質問の中で気にかかる問題は、市との確約書がなかったならば、向こうの請け負いの持ち込み先ですね、このごみは持ってこない、こう言っているというのですね。私どもは、この持ち込みを制止するとか、あるいはこれに対する了解をするとかいうものは一つもないわけであります。  この確約書なるものは、昨日も申し上げましたように、既にキンキクリーンセンターと持ち込み先の自治体とが契約をしてしまう、あるいは業者か知りませんよ、搬送処理業者、向こうの。契約をしてしまう。ですから、私どもはこれを制止せしめるとか、あるいは容認するとかというふうなことの機能は持っておらないのです、与えられておらない。いわゆるこれは法の盲点、法の欠陥だと私は思うんです。  したがって、持ち込むところのごみ量とかごみ質とか、こうしたものに対する規制を与えるところの私どもは確約書であるわけでございまして、あの確約書がなかったならば、先方はもう敦賀市へは持っていかなかったのだと、こういうようなことを現に言っておると、こうおっしゃいますけれども、それは間違いであろうというふうに、私は言いたいのです。既に持ち込みをするという契約は成立をしておるのです。その中において、私どもは厳しく規制をしていくと、こういうことでございますので、その辺河内議員もよく御理解の上でおっしゃっておられるのではないかなと、私はそう思って仕方がないのです。  最初から、私どもの意向によってこのごみというものは、あるいは持ち込んでくるだろうし、あるいは持ち込まないことになるというものではないということだけ、これは私ははっきり申し上げておきたいというふうに存ずる次第でございます。  その他のことにつきましては、また担当部長から必要があれば御答弁をさせます。  それから、JRの問題でございますけれども、先ほど私が申し上げましたように、私は賛意を表すると言いましたけれども、賛意を表するところまでは行っておりません。やむを得ないだろうと、こういうふうに私は表現を変えます。こういうことに移行することにやむを得ないだろうと、いわゆる安全を確保するし、利用者に対するところのサービスは低下しない。これははっきり言って、そんなことが起きた場合に、我々住民のみならずJR自体も非常に困るのでございますから、それは責任を持って対処するということでございますので、私どもはこういうところの機構改革に移行されても、これはやむを得ないというふうなことを今思っております。したがって、この前そうしたところの連絡がありましたときにも、そうですかと、それはいたし方ないですなというふうなことの表現を実はいたしたような次第でございますので、徹底して賛意を表するというものではございません。私もそこまで熟知いたしておりませんから、まあそういうことならやむを得ないということで、容認せざるを得ないというふうな見解を持つものであります。  直流電化の問題は、これはきのうから私は申し上げておるのです。あるいは、私が今回4選に出馬させていただくというところの基本的な問題の中にも、広域的な行政の展開、広域的な観光の展開、これをやらなければならない。いつかの議会でも申し上げましたけれども、私はもうこれから港を主軸とするところの経済発展にいたしましても、ポートセールスも、北を向いては行かない、北を向いていったのではもうだめだ。やはり滋賀県なり、あるいは名古屋なり、大阪なり、神戸なり、もう神戸の港も過密であるし、あるいは企業そのものも北を向いたのでは、これはなかなか開けていけないだろう。やはりこれからの経済開発の指向というものは南だと、こういうふうに申し上げておるような次第でございまして、観光と言えどもやっぱりこれらと見合う形態を結び合わしたところの観光開発であることは今までから私は申し上げておるところでございまして、よく御承知いただいておるのではなかろうか。  したがって、今やりつつあるところのいわゆるポートセールスにいたしましても、その重点指向を滋賀県等に私は向けておるわけであります。それもまた、開拓をすることが徐々に成立をしてきたと、こういうことも事実でございまして、今後、河内議員のお説のように、向こうを一つの方向として今後開拓をしていきたいと、このように思っておるような次第でございます。  足らないところはまた担当部長からお答えをいたします。 33 ◯民生部長小島貞夫君) 1点、公害防止協定の件で御質問があったかと思います。  議員さんの方からの御説明は、御視察されましたところの公害防止協定によっての御質問でなかったかと、かように思うわけでございますが、御視察いただいたところの最終処分場は議員さんの御質問の中でもございましたように、あの施設は埼玉県の環境センターは県が設置をした施設でございます。したがいまして、県が設置するということになりますと、その設置するところの自治体に対して公害防止協定、さらにはその地域の住民の代表の方の公害防止協定に参加するといったことでやられておるのではなかろうかというように思っておるところでございます。  それからもう一点、ごみの分別収集と減量化のことで御質問がございましたが、先般来も私の方から御説明申し上げておりますとおり、現在新しい清掃センターの中でそういったことを考えながら、資源化、減容化施設も同時に私の方はお願いし、今、建設を進めておりますので、そういったものと今議員さんがおっしゃいました検討委員会というほどでもございませんが、我々課内の中で十分再三再四にわたり検討をしておるところでございます。今回お願いいたしておりますのは、その啓発ということからビデオの制作をお願いをいたしておるところでございます。こういったことでこの分別につきましては、今、議員さんが御指摘のとおり、住民の方、また企業の方々に対しますところの意識の啓発、これが必要でなかろうかと、かように我々自身も考えておるところでございますので、御理解いただきたいと思います。  以上でございます。 34 ◯19番(河内 猛君) 再々の質問になりますが、まず公害防止協定の問題につきまして、向こうの公害防止協定なんかも参考に、私はいたしました。現に、ここも公害を防止する協定があるのですから、この中でこういうきちっとチェック体制というものを盛り込んでやったらどうかということなのです。これは住民参加という立場で、言わば住民も含めた、住民とその企業とを結ばせるということもあるでしょうし、いろいろありますが、そういう立場でこれからの問題ですね、ほかの産廃もできるかもわかりません。いろんな処分場ができるという、今3000m2以下の許可なしのところもありますが、それらも含めまして、最終処分場6カ所の中間処理11カ所と言われましたが、この前のときに。それらもそういうことで防止協定を結んで安心をさせていくということが必要ではないかというふうに、含めて提起をいたしております。  それから、JRの問題ですが、いたし方ないというような市長の考え方が出たのですが、安全サービスをこれ以上低下させないと、こう言ったからだと、こういうのですが、じゃあ具体的にさっき私が申し上げましたが、無人駅ができる、線路の巡回も運転手がやる、そんなことになっていって本当に安全が確保できるのかということで、これは大変なことだということで問題を提起をいたしておりますので、それが具体的にどういうふうにこうやって低下をさせない、こうやって安全にきちっとしますと、具体的なものが出されて、なるほどそうかというのなら話はわかりますけれども、そういった点でこれからの問題に十分市長も真剣に、慎重に対処してもらいたいというふうに思います。  それから、協定と確約書の関係でありますが、これははっきりさせておきたい。向こうの自治体では、まず敦賀市さんと話をしてと、こういうことをおっしゃっています。それでさっきもちょっと申し上げましたが、キンキクリーン株式会社の公害防止対策の協定がここに出ておるのです。一般廃棄物、甲が、さっきも申し上げました、他の市町村との間で締結をする、その一般廃棄物ですよと、こうなっています。その協定は何か、確約書ではないかということに思うんです。  それから、きのうも民生部長が言うてましたが、A市は令第4条第7号の規定により委託業者に処分の場所として、B市内の地点を指定する場合には十分話し合いと、こういう内容のことをちょっと言うてましたね。いうのが、これは法的な解釈としてあるのですが、それでも、あらかじめB市と十分に話し合う必要がある、あらかじめですよ、あらかじめということは先に話し合うということですから、本当に自治体同士というのは先なのです。いうことです。これをもうどこから押してもそうです。間違いだというのだったら言うてください、そのとおりなのです。だから、このとおりにやらなければならないのではないかということを言うておるのです。そういうことなのです。もし、これに間違ったことでやられておるのだったら、正しい方向に直す必要があるのではないかということです。  それは相手の自治体が頼んでくるのですから、断り切れないということもあるでしょう、それは。それは別です。それは別といたしましても、この協定書と確約書になっています。最初は協定書だったのです。その関係からいっても、そうだということを再度申し上げまして、その辺ちょっと確認しておきます、どうでしょうか、その関係は。 35 ◯市長高木孝一君) 私どもの見解は、河内議員との見解、河内議員もよく御承知だと思うのでございますけれども、今くしくも部長から申し上げましたように、埼玉のものは、その処理のやっている主体は県なのです。私どものキンキクリーンセンターは、企業なのです。そこに大きな差がある。だから、もうここでごみを持ち込んでもらっては困るというのは、県知事が言えるわけです。敦賀の場合は、そうしたわけには、県知事と言えどもこれは言えない。当然、敦賀市長である私も、それは言うだけの権利がないのです。   〔「向こうは関係ない、これはキンキク    リーンと敦賀と結んだ協定書ですよ」    の声あり〕 36 ◯市長高木孝一君)(続) いやいや、ちょっと待ってくださいよ。  それから、今、先方の自治体が、敦賀がだめだと言ったのなら、もう持ち込まないと、こう言っていると、こう言ってるのでしょう。私は、それを聞いて、やれやれと思ったのです。法律に基づいた施設を施し、地域の、はっきり申し上げますと樫曲がこれに了解をして、知事はこれを認可しなければならない、ですから認可したのです。ですから、私どもとしては、全くらち外に置かれてきたことは間違いない。私は、前から強調いたしておりますけれども。  先方の自治体が、敦賀の方でもう持ち込んでもらっては困るという了解がなかったのならば、うちはもう持ち込まないのだと、こういうことを言っておると、こういうのですから、私はいい向こうの態度というものを聞き入れたと、こう思っております。  だから、それならこの間うちから、それぞれの自治体に私が送付いたしておりますところの問題点、今日の敦賀市におきましては大きな社会問題となっておる。本職といたしましても、政治生命をかけてこの問題に取り組まなければならないというところに、大変な苦慮をいたしております。それぞれ自治体同士ではないでしょうか。こうしたところの状況をよく理解をしていただいて、もうごみの持ち込みはやめてもらいたい、こういうふうに私は申し入れをいたしてございます。  それを、さっと聞いてくれれば、こんなに私はありがたいことはないのです、これは。しかしそうであっても、向こうは持ち込んでくる。どこの市がそういうふうにおっしゃったか知りません。どこの町がそういうふうにおっしゃったか知りませんが、これは私は非常にいい収穫だと、こういうふうに思っておりますので、今後ひとつそういうふうに取り組ましていただきたいというふうに思っております。 37 ◯民生部長小島貞夫君) 公害防止協定の件でございますが、協定の中に立ち入り調査という項目が入れてございます。したがいまして、この立ち入り調査の中で、前項により立ち入り調査をする場合が、甲が認めた関係地域住民の代表者を同行することができるということで、1項目入れてございます。  したがいまして、これによりまして地域住民の方が、ここの処分場へ見学視察に行っておりますことを申し添えておきます。  以上でございます。 38 ◯副議長(土手重夫君) 次に、山根徳男君。   〔12番 山根徳男君登壇〕 39 ◯12番(山根徳男君) 民社党の山根でございます。発言通告に基づきまして、極めて簡潔に3点お尋ねをいたします。  まず、高齢者福祉についてであります。  午前中も川端、奥山両議員もお尋ねになりましたけれども、私は若干視点を変えましてお尋ねをいたしたいと思います。  今日、我が国が急速な高齢化の道を歩んでいることは論ずるまでもありませんが、このような高齢化社会の到来を迎え、高齢者を支える地域社会の果たす役割はますます重要視されています。福祉社会の基本は、高齢者や身障者を特別の施設に隔離収容するのではなく、若い人や健康な人と一緒に生活する、いわゆるノーマライゼーションの理念が理想であろうと思います。21世紀に向けて、健康で生きがいの持てる心温かな福祉社会づくりを進めなければなりません。  我が党は、長寿が喜ばれるまちづくり、障害者が安心して暮らせるまちづくり、健康都市づくり、この3つをその柱として掲げております。このことを念頭に置きながら、二、三お尋ねをいたします。  まず1点目は、社会福祉施設の充実についてであります。  過日、多目的会館が竣工いたしましたが、引き続いて図書館、さらには体育館と大型案件が進行中であります。当市は、今日まで文化、教育、スポーツ、いずれの分野においても、他市に決して引けをとらない立派な施設の充実がなされてきました。それぞれの分野で専門的に活躍される皆さんはもちろんのこと、一般市民に大いに活用されまして、そのレベルの向上につながっていることでもあり、まことに喜ばしいことであります。  しかし一方で、前段で言及いたしました福祉社会づくりの背景を思いますとき、今後敦賀市として力点を置くべき施策は、福祉の充実ではないかと思います。まずもって福祉の町を是認される市長に、その姿勢をお尋ねいたします。  2点目は、子供や青年や健康な高齢者がサービスを供給するという、住民参加型の福祉、サービスシステムの確立を願うときに、そのポイントになるのが在宅の寝たきり老人、独り暮らし老人に対するホームヘルパーの派遣体制を充実、強化すべきであると思います。  次に、老人だけの夫婦や独り暮らし老人が安心して生活できるようにするため、事故、病気などの緊急時に備えた通報システムを完備すべきであると思います。この両面について、現在の状況と今後の取り組み姿勢についてお尋ねをいたします。  次に、山地区雨谷の道路整備についてお尋ねをいたします。  シーズンになりますと、子供会を中心とした地元敦賀の皆さんはもちろんのこと、県外からも大勢の人たちが、涼と清流を求めて訪れております。近年、とみに増加傾向にあり、夏休み時期はそのピークに達するようでもあります。私も何度かバーベキュー大会等で行きましたが、夏でも非常に涼しく、水も冷たくきれいで、しかも自然の景観が素晴らしい所であります。
     一方で、この道路が、雨谷の皆さんの貴重な生活道路であることは申すまでもありません。雨谷にいて生活しておられる皆さん、また夏のシーズンに訪れる皆さん、いずれもその交通手段はほとんどが車であります。  そこで、市道6号線及び併用林道の改善修復についてお願いなり、お尋ねをいたします。  1つは、市道6号線稲荷橋上流の路面の補修であり、2つは車の待避所の施設であり、3つにはガードレールの施設であります。  以上、3点の改善修復について、担当部長にお尋ねをいたします。  次に、市立病院出入口の安全対策についてお尋ねをいたします。  市立敦賀病院は、嶺南における中核病院として市民の健康維持管理に大いに貢献しているところであり、過日の市長所信表明にもありましたように、MRIの導入も真近とのことであり、これまた病気の早期発見、健康チェックに大いに寄与するものと期待しております。  さて、標題の、市立病院出入口の安全対策でありますが、毎朝9時前後、病院前の県道佐田立石敦賀線の状況を見ますとき、まさに今日の車社会の一端を見るような光景であります。渋滞がひどく、病院への出入りの車を含め、危険な状況に直面することがあります。その一因となっているのが、病院へ入るために右折または左折する車であります。なぜならば、9時ごろには病院駐車場はほぼ満車の状態に近く、しかも駐車場入口ゲートと県道までのアプローチが短いために、右折または左折のウインカーを点滅させて、県道上で待機せざるを得ないからであります。このことが、特に病院前の渋滞に影響をし、ひいては危険な現象を引き起こしていると思われます。駐車場管理の方々も、特にこの時間帯は車の誘導にてんてこ舞の状況にあります。  そこで、交通の安全の確保を第一義に、この事象を解消させるべく方策が必要であり、何らかの改善策が待たれるところであります。市長並びに関係部長にお尋ねをいたしまして、私の質問を終わります。   〔市長 高木孝一君登壇〕 40 ◯市長高木孝一君) 極めて簡潔に御質問になられたわけでございますけれども、いわゆる高齢者福祉は必ずしも寮に入っていただくとか、そうではない、やはり家族とともににぎやかな、楽しい家庭生活を営んでもらうことが最たるものだと、こういうふうに力説なさいましたけれども、私も先ほどこうしたことを申し上げたとおりでもございます。  そこで、社会福祉施設でございますけれども、非常に立派なものがいろいろと完備をしたけれども、これからやはり福祉重点政策というものをつくっていかなければならない、まさにそのとおりであります。今日までも、今花城にありますところの「太陽の家」、これも非常に皆さん方から喜んでいただいて、あそこでいろいろと手作業をやっておられる方とか、いろんな方々が非常に喜んであそこでやっていただいておるあの施設も、つい最近できたというものであります。  あるいは今、病院の話が出ましたけれども、私も病気に悩める弱者のために、何としてでもやはり従来のあのうっと暗い病院というものを改築しなければならないということで、まあまあ何とかの策を講じまして、現在の病院に実は改築をさせていただいたのであります。  また、今ありますところの和幸園、これも現在の施設としては非常に老朽化してしまった。ですから、今回、この和幸園のいわゆる住み心地のいい和幸園に改築をするというところの意向を持っておるような次第でございまして、なかなか何をやりましても、先ほども特養老人ホームの意見も出ましたけれども、徐々ながら、やはりこうしたことも実はやっておることでございます。  さらにまた先般の本会議場におきまして、村上議員が特に力説をなさいましたところの、敦賀市におきますところのコロニーの建設、これはなかなか厄介です、この施設というものは。県も、県の手でコロニーはつくりたくない。いろんなところの障害があるから、コロニーをつくるにはやはりだれかに委任をし、委託をしてやってもらおうと、こういうふうなことまで言っておりますけれども、私はやっぱり養護学校を出られて成人化していく、この体に支障のある方々に対するところのコロニーというものは、やはり敦賀でこれはつくらなければならない。またつくりますというふうに私は、それらの方々にも申し上げているところでございます。  私は、福祉とはその最たるものは、体に支障のある方々が第一義であり、その次がやっぱり高齢者というふうにも心得ておりますけれども、逐次そうしたことも改善をしていきたいというふうに存じておるような次第でございますと同時に、私どもきめ細かい老人対策をやっておるのです。こんなことは対策にはなりませんよ、やがて大年が来ますと、独居老人等には大年そばをお配りをしておるのです。あるいは彼岸ともなりますと、彼岸だんごをそれぞれの御家庭にお届けてさせていただいておるような次第でございまして、あるいはまた命のホットライン、御承知のように独り独居老人は、危険だ危ない、体が危ないというときにはベルを押せば、その最も身近な方々にそれが通報されるというふうなことの心だてもやっておるような次第でございまして、現在、ことし50個やりますから、80人の独居老人の方々が、その命のホットラインをそれぞれ持つわけであります。したがって、危険だ、あるいは体がちょっとぐあいが悪くなったという場合には、そのホットラインを押してもらえば、もう本当に厄介にならなければならない、なりたいという人がやってくるというふうなシステムをやっておるような次第でございまして、今後ともやはりそうしたことにお説のとおり心がけてまいりたいというふうに思っております。  雨谷の道路の件でございますが、なるほどこれは夏間は快適な涼を求めるところの適地でございまして、私もときどきあそこでひとときを過ごさせていただくことが実はあるわけでございますが、そう言えばそのとおり道路は狭隘でございますし、あるいは行き違いするところもないと、こういうようなことでございますので、これもひとつせめて行き違い箇所ぐらいはつくらなければならないだろうと、こういうように思っておりますので、早急に解決をいたしてまいります。  次に、市立病院の出入りする車のことでございますけれども、いろいろと考えておるのです。あるいは一説によりますと、入り口はあそこで出口は田中紙文具店の方から出ていけと、こういう方の言い分もあるわけなのです。ところがそれを考えて見ますると、やっぱり向こうからだんだん車が来るし、あそこではにわかに出られない、かえって事故が起こるのではなかろうかと、こういうふうなことでそれもやらずにおるわけでございますが、今の山根議員のお説によりますと、あの出入口が非常に、私が今想像したのですけれども、歩道が広いし、車道が狭い、ですから歩道を若干カットしてでも西側も東側の歩道を隅切りのカットをして、そしてすうっと入っていけるような方法を取れば、直角に入っていかなくていいから相当混雑が解消されるのではなかろうかと、こういうふうな御意見であろうというふうに思う次第でございますが、一面また考えてみますると、朝夕あそこは高校生とか中学生とか随分あそこを通るのです。歩道の状態は、こんなことでどうかなあとは思うんでございますけれども、しかし段差のないような仕組みをしてやれば、何とかその問題も解決するんではなかろうかと、今思っておるところでございまして、十分これも研究をして、前向きに取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、御了承いただきたいと思います。 41 ◯12番(山根徳男君) 福祉の件ですけれども、私は何も敦賀市の今日までの行政の姿勢をとやかく言っておるのではございませんので、その辺のことはあえて言及しなくても、皆さん方十二分に評価をしているところでございまして、福祉というのは私、切り口といいますか、視点の当て方によりましていろんな面があると思うんですけれども、今市長が申しましたように、やはり第一義は身障者であろうと、続いて老人福祉であろうと、私も同様に思いますけれども、今日はちょっとお尋ねいたしましたのは老人福祉の中で、言わばどちらかといえば健康な方の、これからの高齢長寿社会に向けての言わばゆとりと豊かさと言いますか、そういった視点に置いたつもりなんですけれども、例えば今、高野に福祉会館がございます。これを、私も何度かお邪魔するのですけれども、利用状況を見てみますと、52年に開設以来年々と増えてまいりまして、現在では1日に180人ほどの方がお使いになっておる。その内訳を見ますと、60歳以上の方が86%で身障者の方が10%、ほぼこの方たちで連日使われておるというようなことでございまして、市内でいろんな、市長にすれば気に食わない発言かもしれませんけれども、お年寄りの皆さんからお聞きする御意見として、こういう設備がもう一つぐらいどうやという御意見をよく耳にするわけです。  確かに、私も今ほど言いましたように、1日に180人という方でございますから、市内の施設の中でも最上位にいくぐらいの利用率の施設ではなかろうかなと、このように思っておるわけでございますけれども、ここは御承知のように温泉があるわけです。言わば目玉があるわけです。私も、同様の施設を、例えば市内のある部分につくってもどうかなと、小首をかしげるわけでございますけれども、ちょっと唐突な発想かもしれませんけれども、例えばそういう施設をつくると同時に、その中に持たせる機能を若者が入れるようなものと合致させて、いわゆる世代間の交流ができるような、そしてそこで言わば老人の福祉に関するような伝承といいますか、そういった形の設備が何かできないかな。例えば、若者が行くということですから、今度サウナ風呂でもついているようなと、すぐこういうふうにイメージするのです。そういうふうな設備が何とかできないかなと、このようなことで思うわけでございます。  この辺について、市長に再度お尋ねしたいと思うのですけど、さらにはシルバーセンターの事務所が、実は立派な木崎のあそこに行きました。このこういう施設の中に、こういうシルバー人材センターの事務所なんかも併設をするということになりますと、非常にいろんな意味で効率的に運用がいくんじゃないかと、このように漠然とイメージをするわけでございますが、こういった面についてちょっと唐突な発想でございますけれども、ちょっとお尋ねをしたいということと同時に、今の福祉会館で、私もちょこちょこお邪魔するのですが、一つ思いますのは駐車場が狭いですね。10台ほどしかとまれないかと思うんです。私がお邪魔したとき、いつも和幸園にお邪魔しましてちょっと済みませんということで、あそこに止めてもらうことがよくあるのですけれども、この駐車場が何とかできないかなというのと、お風呂がちょっと老朽しておるのかなあと、このような目で見ておるわけですけれども、こういった面にもできれば改築の方向で何か方向が進めば、今の180人というこういう大勢の方が利用されておるわけですから、さらにお喜びになられるんではないかなと思いまして、この辺のことをちょっとお尋ねをいたしておきたいと思います。  それから、病院の出入口でありますけれども、私ども同僚の議員も今日までいろいろお尋ねをしてきましたけれども、私はこれはまた唐突な発想かもしれませんけれども、今市長がおっしゃいましたように、歩道がありまして、それから植樹をしておるグリーンベルトがあるわけですね、一段高くなった。あそこまでちょっとメスを入れて、あそこも若干狭くして、歩道を極端に言えば平行移動するようなことをして3車線の形が取れれば、私は大きく形態が変わるのではないかと思うんです。片側2車線、といいますのは、どういいましょうか、気比神宮の方から向かって走ってくる、要するのに病院に入るのに左折する車、あそこが左折ワンウェーで1車線はストレートで行けるというふうな形ができると、私は大きく変わるのではないかというふうに思うわけです。市長も言及されましたように、入り口と出口を分けてというのは、本質の解決にはどうも至らないのではないかなというふうに個人的には思うんでございますけれども。  それと、いま一つは、確かに満車になりますと満車表示しておるのです。けども、でき得ればかなり遠くから電光掲示版みたいなものを出して、もう入れませんよ、この駐車場は、もう物理的に入れないものはどうしても入れないわけですから、その表示をして、今現在どこどこに確保できればいいですけれども、要するに駐車場には入れないのだということを病院に来る方に事前に知らしめるということが、あそこへ来て直前でウインカーを出してとまっておる、わかった、あらら入れないと、こういうようなことで、熟練された運転手の方であれば、くくっと回ってストレートにぱっと行くことはあろうかと思いますけれども、そういった表示ですね、事前に知らしめる表示、そういったものもひとつ寄与するのではないかなと、このように思わなくはないのですけれども、この辺のところをあわせてお尋ねをいたしておきたいと思います。 42 ◯市長高木孝一君) 福祉センターに若者の何かを併設したらどうかと、いわゆる高齢者と若者とが合体して、いろんなことができるというふうなことがいいんじゃなかろうかと、こういうことになるのでございますけれども、あそこの入湯料も若者はやっぱり有料です。高齢者はただです。その辺のところぐらいやっぱり異なってきますし、私はまあまあ機能回復的な機能回復室といったようなこと、そこにやっぱり指導員を置いてお年寄りの機能回復をやるようなことになればいいのですが、これもなかなか機能回復指導者というのは免許がなければできないのです。それもできない。でも、山根議員さん、結構楽しくやってますよ。碁も打ってるし、それはもう結構やってますし、老いたりと言えどもやっぱりますます盛んな面もあるのです。ですから、みんなね、いや元気が盛んというのですよ、いやもう楽しく、毎日あそこへ行くことが唯一の楽しみだということで、毎日行く人がおるのです。どこへ行くよりもあそこへ行ったら、こんな楽しいことはないと言うて、まあ時たまけんかも起こるようなことがありますってね、そんなに楽しいことで、時たまけんかも起こるけれども、それはうれしいけんかですよ、うれしいけんかですけれども、それほどまでにやっぱり楽しいのですよ、あそこは。ですから、あえて私は若者をあそこに一緒にというふうなことは、かえってそれは障害にならないかなあと、こんな気分さえするようなこともございますので。  ただ一つ駐車場は、これは私どもで今十分考えております。早速、これはやりたいというふうに実は思っておりまして、今回、和幸園の改築と同時に、相当量の駐車スペースを持つ計画を今いたしておりますので、いましばらく御辛抱いただければ必ずこれは解決をする、こういうふうに考えておりますので、御了承をいただきたいと思っております。  ただ、3車線、西向きの車は2車線ですか、いわゆる病院側が2車線ですね、そうでしょう、こっちから行くと東向き、こっちから行くと西向きですが、西向きとは言えないのですが、いわゆる病院側を2車線に広めるということですね。これは何も言うことない。先ほども申し上げましたように、特に朝晩、高校生、中学生が自転車で随分通るでしょう。そのときに歩道の関係がどうなるかと思うんです。あそこに車がちょっととまったりしていると、子供たちがなかなかその隘路を縫うて通学するのに、非常な大きな障害になるのではないかなと、こんなことで自転車事故でも起こったら、これまた大変だなあというようなこともかねて心配をいたしているのが現状であるわけでありますので。  それから、電光表示版ですか、これは、私は今個人で考えますけれども、不可能ではないと思います。ただ、今、満杯になったけれども、また空になったとか、移動をするでしょう、あの車というものは。今、空車でスペースがあいておると表示しておりましても、そう言っている間にいっぱいになったりするでしょう。その辺の問題が実はございまして、だから、あそこのゲートを下ろすあそこでスイッチを押して、しかし大体のことはできます。3台や5台出ていっても、それは満車ということを出せるかもしれない。しかし、人によって怒りますよ、これは満車という表示が出ていて、たとえ3台のスペースでもあいておるとしたら、ばかにするな、こう言いますから、それがちょっと怖いですね。あいているじゃないか、あそこにあいているじゃないか、せっかく来たわしはあそこへ行って車を置いてきた、ここへ来たらあいているじゃないかと、そのときは満車だったかも知らんし、その人が車を置いてきたときにまたあいた、そこでしかられる。いやもう本当にそんなことも十分私ども考えているのです。だからいっそのこと、それは電光表示版を置かない方がトラブルにならないかなあと、こんなことも実は考えておることでございまして、検討の余地はございますけれども、なかなか難しいことではないかなあと、こう思っております。 43 ◯12番(山根徳男君) ひとつお間違えのないように、現在の福祉会館に、若者の施設を併設ということではないわけですから、そのことだけをお含みを。  終わります。 44 ◯副議長(土手重夫君) 暫時休憩をいたします。             午後2時55分休憩             午後3時21分開議 45 ◯副議長(土手重夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続けます。  河瀬一治君。   〔9番 河瀬一治君登壇〕 46 ◯9番(河瀬一治君) 河瀬一治でございます。今議会最後の質問となりましたが、通告書に従いまして、順次簡潔になるべく重複を避けまして質問をさせていただきますので、御答弁のほどよろしくお願いいたします。  「光陰矢のごとし、歳月人を待たず」の言葉のように月日のたつのは大変早いもので、来年平成3年は統一地方選挙の年であり、知事選、県議選、市長選、市議選と、我々にとって来年は大変慌ただしい年となるわけでございます。志ある方々皆さん目的を達成されるため全力を挙げられることと存じますが、私もその一人であり、明日の敦賀に夢を乗せて県政に新風をスローガンに、新しい目標に向かって、若さと情熱を持って愛する郷土敦賀の発展のために力いっぱい頑張る決意をいたしております。   〔「頑張れよ」の声あり〕 47 ◯9番(河瀬一治君)(続) はい、ありがとうございます。  この壇上から、皆々様の御指導、御鞭撻、そして御支援のほどを心からお願い申し上げる次第でございます。  それでは、まず環境問題についてお尋ねをいたします。  昨日も梅木議員が力説されておりました、地球の温暖化、酸性雨、オゾン層の破壊等々今後の人類の存続にかかわる世界的規模の環境問題が取りざたされております。  また、我が敦賀市においても、廃棄物の県外からの搬入の問題が大きくクローズアップされている今日、行政はもちろん、全ての敦賀市民の英知を結集して、この問題の解決に当たらなければなりません。  今回の一般質問においても、この問題について多くの質問が出されたわけでございます。市長は、政治生命をかけて抜本的な解決をされるとの決意も表明されましたし、これに対しては大いに期待申し上げます。  また、細かい質問につきましては、13人の質問中9名の方が、私を含めますと10名の方々の質問が出たわけでございまして、おおむねこの問題に関しての質問は出尽くしたと思うわけでございまして、先ほど申しましたように、市長が政治生命をかけて抜本的な解決をされるということに期待を申し上げまして、この問題はとどめることにいたします。  同じく関連しまして環境問題の中で、農薬問題について少しお尋ねをいたします。  農薬や食品添加物に対する関心が非常に高い今日、だれしも安全な食品を望むことは当然のことでございます。一説によりますと、年間1人当たり約4kgの食品添加物を食べていると言われております。そのような中、食品メーカーも各種の研究や冷凍技術の向上、運送時間の短縮化によりまして、極力添加物のセーブを始めてきております。また、そうでなければ消費者に受け入れられない時代になってきたのではないかと言えます。農薬についても同じであります。  そこで、今回提起申し上げたいのは、琉球大学教授で農学博士の比嘉先生の開発した有効微生物群、以下EM菌と言わせていただきますが、そのEM菌を使った自然農法についてであります。  これは、財団法人自然農法国際研究開発センターが中心になって研究が進められており、全く農薬を使わずEM菌を利用し、自然の摂理にかなった農法であります。現在、敦賀市内におきましても、福井県内の各地においても実践されている農家が増えてきております。  また、フェニックスプラザにおいて、同開発センター主催によります健康な食、農、土を考えるシンポジウムにおいては、栗田知事代理として渡辺副知事が出席されて、県としても真剣に取り組む姿勢が見受けられたわけでございます。  また、先日はサンピア敦賀において、自然農法で取れました食物でつくったお弁当の試食会がございまして、農業専門でいらっしゃいます、ここにいらっしゃいます小川議員、藤田議員、そして馬渕議員等その他入り切れないぐらいの多くの市民の方々が訪れまして、その関心の高さを感じたわけでございます。  そこで、敦賀市としても、この自然農法について調査し、取り組むようなお考えはないか、資料につきましては過日お渡ししてあると思います。農業の専門家でもいらっしゃいます市長にお尋ねをいたします。  次に、港湾関係についてお尋ねいたします。  待望の国際定期航路が、敦賀-釜山間に開設され、去る10月1日に釜山港より第1船が入港いたしました。これを契機として、ミナト敦賀は東洋の波止場の一節の、かつての敦賀港の再興を期待する私もその一人でございます。  せんだって市長も韓国を訪れられ、ポートセールスに力を入れられておると聞いておりますし、これからも官民一体となり、継続して集荷体制を整えるべく努力されると提案理由説明がございましたが、これを機会に港湾貿易課の再設をしてはどうか、このことは内外にアピールすることはもちろん、これからのより一層の体制づくりになると私は考えますが、市長の考えをお聞かせいただきたいと思います。  次に、公民館についてお尋ねをいたします。  公民館は、地域内の住民のために実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、社会教育や生涯教育の拠点として、またコミュニケーションの場として大いに利用されており、大変結構なことでございます。各地においても、また各団体においても行事が多様化してきて、毎日曜日ごとにいろんな行事もあることも事実でありまして、ひょっとすると家庭の時間が持てない方々が多くなっているのも現状でなかろうかと存じます。かつて第3日曜日が家庭の日として制定された当時は、各種行事の自粛が見られましたが、現在はそのことも少し薄れてきたようでございます。  また、日本人は働き過ぎとの指摘のもと、労働時間の方もかなり是正はされてきておりますが、欧米から見ればまだまだのようでございますし、本庁においては第2、第4土曜日は休みとなります。ここで本庁の職員さんとの関連からもして、公民館の第3日曜日を休館にするということについてお尋ねをいたしたいと存じます。  また現在、非常にOA機器が発達しておりまして、特にファックス、非常に便利なものでございます。公民館の職員さんにいたしますと、ちょっとの用事がありますと本庁に出かけるということが多いわけでございます。そこで、各公民館にもひとつファックスの設置をしてみてはと思いますが、お考えをお尋ねしたいと存じます。  また、こういうファクシミリの非常な機械化が進みまして、清水市の例でございますけれども、この市においては市民課の窓口の役割としまして、各種のいろんな書類等の受け渡しなどができるようになっていると聞いております。あわせまして、そのこともお聞きしたいと存じます。  もう一点、公民館に関連することについてお尋ねをいたしたいと存じます。  また公民館においては、地域住民の体力増強や健康管理の上からも、各種のスポーツ教室が行われています。そこで、これに関連ある健康運動指導員についてお尋ねをいたします。  この指導員の育成には、ニーズに応じて3つの流れがあります。1つは、労働省所管で、中央労働災害防止協会が実施主体となっていますヘルスケアトレーナー養成研修があります。2つ目は、厚生省所管の健康運動指導士でして、医学や運動生理などで個人の身体状況に適した運動プログラムを提供できるものの養成研修です。3つ目は、文部省所管でありますスポーツプログラマーの研修機関があると聞いております。  これからの社会教育上にも住民のニーズにこたえるためにも、行政としてこの健康運動指導士の研修へ送り出し、指導者を育成するお考えはあるのかないのかお尋ねをいたしたいと存じます。  続いて図書館についてお尋ねをいたします。  来年春にはいよいよ新図書館が完成される見通しとなりました。蔵書も、現図書館の6万冊から16万冊となるということですし、コンピューターによる図書管理や、また貸し出し業務、そしてAVオーディオビジュアル機器等を取り入れた視聴覚施設も設けられるとのことであり、教育、文化向上に大いに寄与するものと存ずるわけでございます。  そこで、その中にビデオライブラリーやレーザーディスクシアターのような施設も、新図書館内に設置するお考えがないかお尋ねをいたしたいと存じます。  次に、運動公園についてお尋ねをいたします。特に、テニス場の件につきましてお尋ねをしたいと存じます。  現在、大変テニスブームでございます。テニス人口も恐らく1000名を超えていると予想されておりますし、また運動公園のテニス場が非常にきれいであり、利用しやすいと評判のようでございます。しかし、今のところ1時間1名当たり1000円という料金体制でございまして、確かにたくさんの方々で利用すれば1人当たりが安いということでございますが、たくさんですと自分自身がやっている時間が少ないという弊害もございます。そういう面から考えまして、もっと利用しやすいような体制ということでお考えいただけないかということをお尋ねしたいわけでございます。市営テニス場におきましては、1回当たり午前中、午後、夜間ということで200円を取っておりますし、それにプラスナイター料金がついておりますけれども、年間を通した割引券ということで4000円の券があるわけでございます。運動公園のテニス場においても、こういうような形の制度を設け、より一層使いやすいテニス場にしていただけないかお尋ねをいたしたいと思います。  もう一つ、野球場の件でございます。  昭和63年4月に華々しくオープンし、その当時プロ野球の公式戦中日-ヤクルトを誘致した記憶も新しいわけでございますけれども、大変立派な野球場であるにもかかわらず、市民の中から宝の持ち腐れになっているのではないかという声も聞こえるわけでございます。やはり積極的にこういうプロ野球等の誘致をして、またこれが活性化のイベントにもなると考えるわけでございます。  特に、せんだってのプロ野球の誘致に関しては、追加で1億円というお金を出した経緯もございますので、お考えをお聞きしたいと存じます。  次に、観光について少し触れさせていただきます。  観光の問題につきましては、先ほど宮原議員の答弁にもありましたけれども、また今までこの議会においていろんな質問や提案が出され議論されてまいりましたが、なかなか夏季型から通年型の観光に脱皮できないのが現状のようでございます。  市長も、昨日、4期の出馬をされるということを聞いたわけでございますが、次回の公約の中に観光の目玉と申しますか、通年型観光になり得るようなすばらしい政策を持たれる予定はおありでしょうか、あるようでございましたら、お聞かせいただきたいと存じます。  最後になりましたけれども、工業団地について少しお尋ねいたします。  現在、通産省立地公害局において、造成工事の面から地質調査を含めた開発可能性調査を実施をしているということでございまして、来年にはいろんな結果が判明する予定となっております。この調査を踏まえまして、実施計画を樹立し、将来の活力あるまちづくりと産業基盤確立のため、これからも実現に向けてさらに邁進されるということが書かれておるわけでございますけれども、お話によりますと樫曲池見地区は少し地盤が弱いということも聞いております。その辺のところの御見解、そしてまたうまくここが完成した暁にはどのような企業を誘致されるお考えがあるのか、またその見通しのほどをお聞かせいただきたいと存じます。  これをもちまして、一般質問を終わります。   〔市長 高木孝一君登壇〕 48 ◯市長高木孝一君) 河瀬議員の、今議会一般質問最終の御発言であったわけでございますが、数点につきましての御質問でございますが、逐次お答えをしてまいります。  まず第1点といたしまして、環境問題にも触れられたわけでございますが、EM菌を使ったところの自然農法、これはどうかと、こういうことであるわけであります。まあこれにも相当取り組んでおられる方がおありでございます。特に、世界救世教に入っておられる皆さん方は、相当おやりになっておることはよく私も承知をいたしておりますし、そうでない方もやっておられるのでございますけれども、なるほどこれはいいものだというふうに言わなければならないのですが、さあ収穫の面となりますと果たしてこれはどうなるか。相当やはり収穫から推すところのことでいきますと、コスト高というか、いわゆる政府の定められた米価より相当高く売らなければ採算が取れないというのが事実でもあるわけでございまして、しかし高く売れることも売れるのです。本当に農家の皆さん方がみんながいいということになれば、これはおやりになるのです。ところが、みんながおやりにならないというところに大きなやはりここに欠陥があると、欠陥というか、農業者としての本質から外れてしまうと、こういうようなことに実はなるわけです。  ですから、みんながこぞってこの農法を実施しないということでございまして、まあまあしかしそうであっても、本当の農家でない、楽しみにひとつ健康保持上つくってみようかという人はおつくりになるのです。ここにも農業専門に取り組んでおられるところの議員さんが何人かおいでになりますけれども、これらの方々もやっぱりこの自然農法をやってにおいでにならないのです。特に、病虫害駆除のために農薬を使わないということになりますと、これはなかなか管理は大変ですし、付近の農地の方も非常に迷惑をする。病虫害が発生して、その病原菌が隣りの田んぼへやってきまして、付近の方にまで迷惑をかけるというふうなことでございまして、なるほど除草剤を使わないのですから草も生えるし、手間がかかるしというふうなことでございまして、本来の農業という姿で取り組んでいきますと、これはなかなか難しいということに結論づけられると思うんです。  自分は食衛生に十分なる関心を持ってやっていこうという人はそれなりにやっていただければいいのでございますけれども、今市としてこれを奨励し、そこで取れたところの野菜、果物、米類等を高くこれを売ることにあっせんをするとか、これを進めるとかいうことになりますと、ちょっとこれがその時点で支障があるというふうに私は申し上げなければならないと思うんです。  2番目の、港湾についてでございますけれども、この前行ってどういう成果があったかと言うのですけれども、これは冒頭の私の施政方針の中で申し上げたとおりでございまして、明るい希望を持てたと、こういうことが一口に言って言え得るのではないかと、こういうふうに思いますが、今後ともポートセールスには懸命な努力を払ってまいります。  そこで、ここで港湾貿易課というものをひとつ再生したらどうかと、こういうことで、かつては港湾貿易課というものもあったのでございまして、やっぱり私もこのごろぼつぼつ思うんでございますけれども、これからいよいよ外交に向かって働きかけをしていかなければならないし、あるいは敦賀の港というものをもっともっと盛んにしなければならないということになりますと、港湾貿易課というか、あるいは国際課というか、何かやっぱりそうした課を設けていかなければ、相手に対しましてもその力点のほどがわからないというふうなこともございまして、ぼつぼつまたこれを復活したいなあと思っておることも事実であります。十分検討いたします。  公民館の問題、図書館の問題等につきましては、教育委員会の方からまた答弁をしてもらいましょう。  運動公園でございますけれども、特にテニスコートの問題でございます。1年間通しの利用券というものを出したらどうかと、こういうことでございますが、とてもとても今はそうしたことはできないです。今、もう押すな押すなの大変な高度の利用がありますので、当初は使用料が高いと言ってたのです。ところが、よそから来られたような方々からするならば、安くて仕方がない、安くて仕方がないということはないけれども、こんなにすばらしいコートを、こんなに安い使用料で使えるなんてなことはもったいない、敦賀ならではの料金だと、こういうふうなことで非常に好評を博しておるのです。まあまあそんなことで、春から夏にかけてなかなかその順番が取れない。ですから、年間4000円通しでずっとやっていこうとすると、これは不公平になってくるというふうに、はっきり私は申し上げておきたいと思うんです。本当に大変な順番待ちでございまして、そうしたことはちょっと難しいというふうに申し上げなければならないというふうに思っております。  1面1000円でございますが、4人でやりますね、1時間250円、250円で1時間非常に健全なスポーツをやらしていただいて、汗かいて健康上にも極めていいし、250円で1時間もやらしてくれるこのごろ何があるだろうかと、こう言うのです。本当の話です。これはこんなに安い所はないと、こういうふうな評価をしていただいておりまして、何回も申し上げますけれども、それには到底やれない。  野球場にいたしましても、プロ野球を1回やりましたけれども、またやらなければならないかなと思っておりますが、なかなかあれも大変な事務的といいますか、あるいは経費の問題も要るわけでして、そう簡単には、また球団としても受け入れてくれないわけです。もう来年やろうと思ったって、あるいはことしの春ごろから、前の年の春ごろからこれの段取りをしませんと、これはドラフトの会議には間に合わないというふうなことになりまして、なかなか難しいのですが、ちょっと厄介なものですから、ついつい私どもは疎遠をいたしております。  いつかも話が出ましたけれども、あの運動公園の施設というものは立派なものを使っているけれども、閑古鳥が鳴いておるって、とんでもないことでございまして、これはもう、いや本当に土曜とか日曜、あるいは常の日でも結構ですよ、本当のシーズンになって見てください。もう日の丸と体育旗が上がって、自動車数百台がずうーっと。何で、ああいう立派なものをつくったけれども過疎だっていうようなことの話が出てくるかなあ、これはやっぱり知らん者の言うことだなあと、私は思っておるのです。いや、本当ですよ。冗談ではないですよ、本当に。時たまやっぱりそういうことを言われる方があるのです。いや、本当に。これは、私はあそこを毎日通りますから、「ああ、きょうはまた何だろうかなあ、ものすごい自動車だなあ」というようなことばっかりですよ、本当に。いやもう皆さん本当に真剣に聞いてくださいよ。そんなんで、利用効率は非常に高い、あの運動公園の施設でございまして、また河瀬議員、ついでのときにでも、これからちょっと雪が降りますけれども、見てください。  そんなことで運動公園、陸上競技場といえども、その翌年から中学の記録が18も出たというのですから。今年の国体でやっぱり高校生が400mで優勝した。これもやっぱり遠藤先生いわくですよ、「あれだけの施設があるからこそ敦賀のスポーツがここまで向上した」と、こうおっしゃるのです。あるいはまた、スポーツに非常に高い知識を持っておられますところの(かせだ)先生、「日本で、こんなにすばらしい運動競技場はない」と言うのです。いやいや、冗談ではない、本当に。(かせだ)先生に聞いてください、ないと言うのですね。前に山がある、非常に環境がいいし、それからその割りにピストルをやっても山彦がない、反響がないと言うのです。山がありながら、反響のないあの陸上競技場というのは、こんなすばらしい所はない。何か一つ、今度は写真判定をひとつやっていただけるようにすると、いや本当に、まさに日本一のどんな国際競技でもあそこではやれると、こう言うのです。写真判定ができる施設をやってくれると。それは(かせだ)先生に一遍聞いてください。もう責任を持ってそうしたことはおっしゃると思うんです。それほどまでに、私どももこんなに立派になるとは思わなかった。だけどやっぱりつくってみますと、本当にすばらしい運動場になったのです。  そんなことでございまして、それぞれ多目的広場もございますし、これから体育館もできます。あるいは水泳プールもできます。河瀬議員の常に強調しておいでになりますところの弓道場もできます。駐車場ももっと広がります。そんなことになりますと、これはやっぱり、それにバスももう少し通うということになりますと、本当にこの上ないスポーツの広場ということになることの私は自信を持っておるような次第でございます。今後ともひとつ御支援のほどお願いいたします。  さらに、樫曲の工業団地でございますけれども、これはまだ今のところ通産省が調査に入るということですし、今まだとりあえずそこに何を張りつけるかというところの確たるものはございません、はっきり言って。ただ、水陸両用の非常に便利のいいところであるということだけに、すばらしい工業団地になるだろうというふうに私は思っておりますが、地盤がやや悪い。しかし、今日の技術をもってするなら、少々地盤が悪いかって、これは山のあったところに建物を建てるとか、いろんなことでやっていけば、あるいは土壌改良をしてやっていけば、こんなものぐらいですね、神戸の港を見てくださいよ、海を埋めたのです、海を。それでもあれだけのものがやっぱりできるのですから、今日少々地盤が軟弱とか何とかいうようなことは、もうそれは考えてもならない、また考える必要もないと、こんなふうに私は思っておるような次第でございますが、しかしこれもやはり民間との合資といいますか、合弁といいますか、民間の資本を導入しなければ私はなかなかできない。  ですから団地ができる前に、私も実はその心配をしているのですよ。正直言って、この間も1つ来たのです。従業員が初年度で1500名、来たのでございますけれども、ところがやっぱり大企業というのはものすごい安い価格で土地を求めたいのです。でき上がり単価が平米3万5000円から4万円、こういうところでないとそれだけ広大な土地46万m2あると、そんな6万してもいい、8万してもいいというのではないのです、これは。この間来たのはアメリカの企業なのです。そんなことになりますと、なかなかこれは難しゅうございますと同時に、労力不足でしょう。これまた今の時代は、もうともかく人手が足らないのですから、こんなもの初年度から1500名、2年目になったら2500名の人というのですよ。  だから、私は今は余り乗り気にならずに、まあまあぽつぽつながら工業団地をつくって、その上で、あるいはまたその途中において何とかというようなことで、しかしいずれにしても企業を先に見つけて、そしてあの工業団地造成に取りかからなければならないなとは思っております。思っておりますけれども、労力不足が、これは困ったものだなあと今思っておるような次第でございまして、今、とりあえず何をということにはできないのでございまして、その辺のところを御了承いただきたいと思っております。  しかし、インターに近いし、港に近いし、そして今ごろの若者というのは暇がなくてはいけない、汚い仕事は嫌だ、危ない仕事は嫌だ、そして住宅が完備をし、あるいは余暇にはその余暇を楽しめるだけのリゾートがなくてはならないと、これが必須の要件なのです。それにすると、赤崎、田結、鞠山あたりの海洋リゾートあたりも、これはまたひとつ格好の地にできますし、そこらを兼ね合わせながらひとつあの造成をやっていきたいと、こういうふうに思っておりますので、今後ともひとつ御協力のほどお願いいたします。  観光について1つ落としましたけれども、これは先ほど申し上げましたなあ、観光につきましては。いや、本当に。ゆうべも私は会合に出て、そのことを言われたのですよ。もう一遍申し上げますけれども、通年型観光、敦賀にしたって何があるかということですね。これは、先ほど申し上げたとおりでございまして、はなはだ申しわけございませんけれども、割愛をさせていただきます。 49 ◯教育長竹内幸一君) 公民館、それから図書館につきまして3、4とお尋ねをいただきましたので申し上げたいと思います。  公民館につきましての、第1点の第3日曜日の休館についてのお話でございますが、御案内のとおり、家庭の日ということの趣旨設定という意味からも、また現在週休2日制、あるいは官公庁の土曜閉庁というようなこととの観点いろいろございまして、時勢として第3日曜日を休館するということについての可能性でございますが、現在はやっておりませんけれども、可能性でございますけれども、これは公民館自体が各種団体、あるいは地域の方々の御利用いただいております関係上、皆さん方の御理解をいただきますことに時間がかかりますことでございますけれども、私どもとしましては、第3日曜はそうしたことでの休館に取り扱うという方向でやらしていただきたい。
     これは、事業もおいおい、これは今始まったことでございませんので、だんだんだんだん第3日曜日というものが調べてみますと比較的少なくなっております。ですから、もう一段こうした事業がほかの日に振り替えられたり、あるいは主体の事業を振り替えることによって、第3日曜日を休館にするということの可能性が大きくなってきておるというのが今の段階でございますので、順次そうした方向でやらしていただきまして、第3日曜日につきましては、でき得れば休館に持っていきたいというのが今の考えでございます。  それから、OAにつきましては順次計画的に購入をということでございますし、それからもう一つのファックスにつきましては十分検討をしてから、まず中央公民館あたりからということでの、今後のお願いをしてまいるということで検討をさせていただくということでお願いをしたいというふうに思います。  それから4番目の、スポーツ教室における指導員のことでございますが、スポーツが非常に質の高いものと、それから安全の面と、それから健康管理と、それからもう一つは各層によりますそれぞれの皆さん方のそうしたものをということでは確かにヘルスケアでありますとか、今の健康運動養成、それから文部省の所管というようなことでの、それぞれの技能の指導員ということが理想であるということについては間違いございませんが、ただ健康運動指導士につきましては現時点では養成の機関もございますし、それからそうした方々がお医者さんでありますとか、インストラクターでありますとかいうようなことで、やや専門のそうした人々が単位を取っていただいて、そうしてそうした中に指導をいただくということですから、市の職員をそれに派遣して、そうしてそれの養成というのはまず不可能ではないかなあと、こんなふうに思いますが、ただ文部省所管に触れられましたように、体育指導員の制度もございますし、そうした中でさらに指導員を研修をしながら養成をしてまいる、そして体育の指導の方面に効力を上げてまいるということは可能ではないかなというふうに思います。  それから、労働省所管のそれにつきましても、やはり資格を取るのにかなりの資格要件というものがございますので、資格を伴います養成というものは直ちにできかねますけれども、これらにつきましても今後生涯教育という観点から、さらに質の高いものを、より安全なものをということでは検討をいたしてまいりたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  それから、次が図書館でございますが、新しい図書館は御案内のとおり単に書物をというだけでございませんで、視聴覚機器を媒体といたしますそうしたものを今後取り入れてまいるということでございまして、そのために視聴覚コーナーにおっしゃいましたものを、影像関係でありますとか、あるいは音楽関係でありますとか、そうしたものも設置をしながらより高度の、しかも範囲の広い各種情報を提供してまいるというのも、新しい図書館の行き方ではないかというふうに存じますので、これらについての予算措置もお願いをしてまいるというふうに考えておるところでございます。  以上でございます。 50 ◯9番(河瀬一治君) 手短にやりますので、お願いします。  最初の、環境問題の自然農法ということでございますけれども、市長も農業に関しては非常に専門家でありますし、造詣が深いわけで、私は本当にまだ農業に関しましては素人ではありますけれども、この本を過日、まだ市長のお手元に行ってないのかもわかりませんが、この中を読みますと、やはりEM菌というのは先ほど言いました自然の摂理を利用できるということでありまして、特に除草のことが非常にこれは農業者の方に聞きますと、非常に大きな手間にもなるしということを聞いております。  ところが、これを使用することによって、非常に、ここにグラフがあるのですが、除草時間が減ったという実例が出ておりますし、そういう面からしても非常にいいものであるし、例えば先ほど奥山さん外ゴルフ場の問題がたくさん出ておりましたが、これは何も水田農業だけに限らず畑に関することも、そして芝生に関しても利用できるということで、その方面の研究も今進んでおるということを聞いております。そういうこともございますので、いろんな環境面のことをいま一度、この資料をまた全部話していますと長くなりますので、またお手元にお届けしますからもう一度研究をしていただくということをお願いしたいと存ずるわけでございます。  その次に、港湾ということで、港湾貿易課も考えるということを聞きまして、それをお願いしたいわけでございます。  それと、港湾の今の港ですけれども、今ソ連船籍の船が年間60から70隻ぐらい入っておると聞いております。ちょっと話題が変わるわけですが、昨日、代表者会議の中で、議長の方から対ソ連支援で相談窓口という記事をいただいて、ソ連の方が非常に今物資不足ということで、各地方自治体や民間団体の間で緊急支援を行う動きがあることを察知して、その窓口をつくったという記事をいただいて、議会としてもおおむねやはり隣の国でありますし、環日本海時代を迎えた今日にあって、やはり応援しなければならないという考え方のもとに、議会とすればやろうかなというきのうは雰囲気であったように私は思っております。  そこで、我が町敦賀の方も、ナホトカとか姉妹都市を結んでおるわけでございますし、ひとつ市としてこれを取り上げて、非常に市対市ということでこういう援助をするお考えはないか。これも港湾を少し利用しますのでちょっとこじつけになりますけれども、その辺を少しお尋ねいたしたいと思います。  それと、公民館のことなのですけれども、将来的に今研究されているということですが、例えば振り替えという言葉が出たわけでございますが、先ほど言いましたように、本庁の方では第2と第4土曜日が休みですし、連休になるわけです。公民館の方は、今のところ大体3人体制が多くて、非常に各地域団体のお世話等もありますので、非常にお忙しい中でありますと、そこで、例えば第3日曜、月曜も休みになるということはあり得るのかも、一度お伺いしておきたいと思います。  それと、観光ということで話をしていただいたのですけれども、何もないんだという、非常に先行き暗いお言葉があるわけでございますけれども、いつでしたか、気比神宮の修景池のあたりを都市公園に指定して整備するという話がちらっと出ておりまして、その後神社庁とのいろんな兼ね合いもあると思いますけれども、もしその辺の話がありましたらお聞かせいただきたいと思います。  やはり9月の議会ですか、内池さんが商店街の再興ということで、お話の中で、現在アーケードのあるところの商店街で実際しもた屋が60件ほども出ているという話、私も現に本町に住んでおりますし、商店街を見るにつけまして本当に寂しい、町のやはり活力というのは商店街を見るとわかるということも言われております。  そのような中、やはり気比神宮を核とした観光開発、やはり観光の消費というのは普通生活消費の3倍消費されると言われております。そういう面で、商店街の再興にもつながりますし、気比神宮を中心にした観光開発、そしてまたポートルネッサンス21計画においては、旧港をすばらしいところに変えようという計画も順次進んでいるようでありますし、そういうことを核にしてやっていけばと、私は思っているわけでございますけれども、市長の方といたしましても一つ必ず何かやるのだと、先ほど言いましたように、来年に向けての公約の中にそういうことを1つでも入れていただいて、観光に対する意気込みというものをやはり見せていただけないかなと考えております。  本当に敦賀というものはもったいない所で、高速のインターだけに限りましても年間270万台の車が出入りしている、その中には相当観光で来る方もいらっしゃいますが、越前の方向、そして若狭の方へと車はずうっと流れているわけでございまして、ちょっとした工夫があれば、その方々が敦賀に、たとえ2時間でも3時間でも寄っていただけることも可能なわけでございます。水族館の話も出ておりました。そういうようなことを考えていただいて、どうかひとつ観光に対する意気込みというものを、これからお願いしたいと思うわけでございます。  以上、再質問をさせていただきます。 51 ◯市長高木孝一君) 専門的な図書をお持ちになっておられましたけれども、勉強にはなりますけれども、今直ちにこれを敦賀で実施することが可能であるかどうかということになりますと、なかなか難しいのですね。米は非常に高くなるのですよ、一般の食に供している米よりはずいぶん高くなるのです。そうじゃなくたってコシヒカリを食べればうまいじゃないか、うまいまずいの問題ではございませんけれども、農薬を使っていないというのですから。卵でもヨード卵というのがあるでしょう、高くってもやっぱり買う方もおります。倍ぐらいの値段がするでしょう、卵1個の値段が。それでもやっぱりヨード卵をお買いになる方がおりますから、それは決してだめだとは言いませんけれども、なかなかこれは一般的にこれを消費してもらうのには難しいのではないかなあと、こういうふうなことを実は考えるわけであります。  それから、ソ連への物資の援助でございますが、それぞれ各地でこうしたことがなされておるわけでございます。私も、ソ連の実情を見るときに、全く生活物資から医療品から、医薬ですね、これらも欠乏していることはよくわかりますし、まあまあ古タイヤを喜んで持って帰る、喜んでということではございませんが、意欲的にお持ち帰りになるとか、古い自動車を非常に買いあさるとかいうようなことからしても、いかにソ連がそういうようなことに不足をしているということが伺い知ることができますが、そこで私どもの自治体でソビエトヘどうかなあと、こういうふうなことも宿題ではございますが、今直ちにここでやりますとかやりませんとかいうようなこともなかなか難しゅうございまして、この間実は県からもそういう話がございました。ソビエトヘ援助物資をどうかというふうな話について、方法論としてどうかと、こういうふうなことがあったわけでございますが、まあどういう所に委託をしてするのか、あるいは外務省の東欧ソ連課とかいうような所へ委託をするのか、その辺わかりませんけれども、県も一応そんなことは考えておると、だから敦賀市としてもどうかというふうな話も実はあったことは事実でございまして、まだこれに対するところの結論は出しておらないところでございます。  気比神宮を核とした観光開発ですから、私はやっぱり考え方によってはいろいろあると思うんです、これは。それを見出せん私どもの愚かさですよ。天筒山ヘケーブルをかけて、何回も私は言いますけれども、そんなこと市民からお伺いしてやったところが天筒山のワイヤーはさびてしまって、これはしてはならないでしょう。  ですから、気比神宮の池のあたりを都市公園にしたらという話は、確かに私の発想として申し上げました。いろいろ考えてみたのですが、いまだにまだ具体化することができないのです。あそこに鳥居があるのです。南参道ですか、あそこに鳥居があるのです。あの鳥居を取り除くということは、神宮としては全くこれはだめだと、こう言うでしょう。灯籠なら、まだこれはあちこちお庭にも灯籠はある、こう言うのです。鳥居だけは宗教的なもので、鳥居のある所を都市公園ということにはなかなかできない、こういうところに一つは引っかかっておりまして、あの汚い池をきれいにして美化すれば、大変な私は立派なものになります。  この間も、あそこにある古びた絵馬堂はどうだろうと、こういうことでございますから、なるほど黒い汚い絵馬堂でございますけれども、絵馬堂というのは昔からあるもので、どこの神社へ行きましても、絵馬堂のピカピカ光ったところは恐らくないというのです。いやもう私どもそういうことを皆研究しております。どこの神社へ参りましても、絵馬堂というものはすすけたもので、その古いところに価値観がある、こういうふうなことも、この間実は聞かされまして、そうなるとあの絵馬堂を建て替えするというのも、これは歴史の重さを物語る上において、これは難しいなあというふうなことも。そしたら、気比神宮をなぜ建て替えするのかというと、これは焼けましてしたものですから、立派に実はやったようなことでございますが、これもまだちょっとやれないことでございますが。  修景をもって、あるいは名所をもってするか、ということもさることながら、敦賀にある酒饅頭をもっとうまいものにして、伊勢の赤福のように、全国に名声高い銘菓として売り出すとか、敦賀にはかまぼこがございますけれども、あるいは昆布もございますけれども、名古屋のういろう、ないろうなんていうのは、これはやっぱり全国的に皆さん買うでしょう。あるいは名古屋へ行ったら、きしめんを食べなければならないというふうなこともありまして、そういうふうな方面もやっぱりお商売人の方々、あるいは飲食業の方々は、京都へ行くでしょう、芋房なんて言うて、芋ばっかりの所もあるでしょう。あるいは東京の上野へ行くと豆腐ばっかりの店もありますな、豆腐専門、高野豆腐から焼き豆腐、もちろん絹ごし、すべて豆腐ばっかりでしょう。そういうふうなやっぱり有名店というものも、たまにはやっぱりつくっていただく、ですね。  私は、だから言うのです、農協の皆さん方に。農協のおにぎりとして売っている。あんなおにぎりはだめだと言うのです。三方に立派な梅があるにもかかわらず、あのおにぎりの中にはこんな小梅しか入っていない、カチーンというのは小梅ですよ。あんな梅干しを入れて、おいしい農協のおにぎりなんて言ったって、こんなものはだめなので、やっぱり地で取れた三方の梅干しを中に入れた本当のすばらしいおにぎりでなかったら、こんなものは本当に評判はよくならないよというふうに、私は指摘しておるのですが、それらもなかなか改善しようとはしないでしょう。  敦賀にありますところの、長くなりますが、春できる焼きサバ、あるいはニシンのすし、あるいはヘシコ、こんなのは坂尻のヘシコなんていうのはどれだけ売れるか知りませんよ、あれ。あそこの味は非常にいいのですから。だから、どんどこどんどこあそこを通るバスは、それは何百本出しても一遍にびゃびゃっと売れていくのですね、ああいうものは。  敦賀にそういうものが、やっぱり皆さん方が編み出していかなければならないと私は思うんです。これは敦賀へ行ったら、伊勢へ行ったら赤福を買って帰ろう、名古屋へ行ったらういろう、ないろうを買って帰ろう。あるいはどこへ行ってもあるでしょう。岡山へ行っても、桃太郎さんにちなんだものがありますし、その所々で本当にここでなくては買えないというものがやっぱりあるのです。そんなものを発掘しながら、考えながら、これからの商売発展のためにやっぱりやってもらわなければならないと思うんです。  これは単に食べ物だけでございますけれども、そうしたことをそれぞれ商業者の皆さん方が真剣に考えてやっていただくことが今後必要ではないかなあと、こういうふうに実は思っておるような次第でございます。  敦賀にお茶屋がたくさんあっても、お茶は全部、あるいは出雲から買うんだという人もおるでしょう。宇治のお茶しか飲まないのだという人もおるでしょう。ここですよ。あの出雲のお茶って、こんなものなかなか私どもは想像もつかないでしょう。敦賀に、出雲のお茶しかうちは飲まないのだという家がだあっとあるのです。そういうふうにやっぱり考え、長くなりますから、まだまだ私は名案を持っておりますけれども、長くなりますからこの辺でやめますけれども、どうかひとつよろしく。  それから、もう一つ申し上げます。  私は、いろいろ考えまして、これからのやっぱりスポーツの振興というものはどうあるべきかと、こう思う。今のテニスコート、その他に。だから、今敦賀には御承知かどうか知りませんけれども、テニスのプロは日本でのプロ認定を取っておるのです。アメリカのプロ認定を取っておるのです。これを今、敦賀市で採用したのです。そのおかげで、テニス人口がぐんぐんぐんぐん増えまして、ものすごくテニスの、これが向上していると思います。今の室内的な運動指導、これもやがて私どもはこうした人を敦賀の市役所の職員にしたいという今計画も持っておるのです。例えば、女性のエアロビクスとか、あれでもやっぱり専門的な先生を雇い入れたのです。市役所の職員は、税金を収集したり、あるいは計算機を回したり、そんなことをするだけがやっぱり市役所の任務ではないと私は思っているのです。幅広く、福祉の面もさることながら、スポーツの面も十分指導していける体制を整えることこそが、私どもの考え方ではなかろうか。  ですから、テニスコートも非常に押すな押すなになってきたのは、プロ1人のおかげが極めて大なる影響を持っておりますから、プロ、25歳の、日本のプ口であり、アメリカのプロなのです。そんなので、これから私はどんどんどんどんとそうした方面にスポーツの向上も図っていきたい。もちろんスポーツだけではございません。すべての面に幅広くやっていきたいというのが、私の考え方でございます。 52 ◯教育長竹内幸一君) 振り替え休日の件でございますけれども、公民館、図書館、振り替え休日をやってございます。 53 ◯9番(河瀬一治君) 済みません、手短にやりますのでお願いします。  自然農法でまた話を出すのですけれども、非常にしつこいですけれども、やっぱり食品で最近グルメとかいろんなことがありますけれども、やはり今は少々高くても安全なものをものすごく求めています。それは事実でありますし、私も息子が3人おりまして、また家内も非常にそういうことに気を遣ってますし、また、いとこが、ちょうど奥山さんやありませんけれども、アトピーが非常にひどくて非常にこういう無農薬のものとか、本当に何か肉でもふだん食べないような肉をということで治療しておったわけでございまして、やはり安ければいいとか、やはりそれよりも少々高くても安全なものということを確実に市民は求めてますので、もう一度研究だけでもしていただくというようなことをお願いしたいわけでございます。  それと、観光のことはもうよしといたしますし、それと公民館で振り替えというのではなしに、公民館自体の連休ということですか、第3と第4、第3になるかちょっとわかりませんけれども、月曜日との連休体制というようなことが可能かどうかということをお尋ねしたわけでございます。それと、各団体、そしていろんな役所関係でもそうですけれども、でき得れば第3日曜日は行事がなくて、我々議員としても第3日曜日ぐらいは行事のない日だなというようなことを感じさせるような将来的な動きも欲しいと考えております。  特にテニスの話で、ウィンブルドンでテニスの試合等ございますが、あそこは日曜日には試合はありません。日曜日はお休みと、こういうイベントですら休んでいるという状況でありますので、その辺のところもあわせてお願い、そしてその1点だけをお伺いして質問を終わります。 54 ◯教育長竹内幸一君) 第3日曜日の連休というように今お聞きしたのですけれども、これは日曜日になりますと、これは日曜日に返りますと、そうすると普通の連休と同じになりますし、それから現時点では、例えば日曜日が休みだと連休になりますし、それから月曜日になりますと、普通の人は2日連続になりますけれども、1つ飛んでこうなります。ですから、それは休みの日をとることについては同じなんです。今度第3日曜日になりますと、全く同じということになるのではないかなというふうに思います。 55 ◯副議長(土手重夫君) 以上で一般質問を終結いたします。  日程第2 第82号議案~第102号議案 56 ◯副議長(土手重夫君) 日程第2 第82号議案から第102号議案までの21件を件名を省略し、一括議題といたします。  上程した議案中、本日追加送付されました第102号議案 平成2年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)について説明を求めます。 57 ◯総務部長(坂本直夫君) それでは、102号議案について御説明を申し上げます。  平成2年度敦賀市一般会計補正予算(第5号)でございますが、今回さらに歳入歳出それぞれに2212万7000円を追加し、その総額を235億2724万2000円といたしたいというものでございます。  p.7をごらんください。災害復旧費の農業用施設災害復旧費2212万7000円の追加でございますが、去る9月12日から13日にかけての豪雨により被害を被りました田尻地区における農地、追分地区の頭首工、五幡及び葉原地区における用排水路の各災害復旧事業に係るものでございまして、一昨12日国の査定があり、事業費が決定いたしましたので、ここに追加提案させていただいたものでございます。  内容につきましては、工事請負費のほか各事務費でございまして、財源の県補助金につきましては、農地に係る事業費の10分の5、頭首工等の農業用施設に係る事業費の10分の6.5、地元負担金はそれぞれ事業費の10分の2でございます。  一般財源につきましては、法人市民税の調定増見込み分でございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 58 ◯副議長(土手重夫君) これより質疑を行います。  第102号議案について御質疑ありませんか。   〔「なし。」の声あり〕 59 ◯副議長(土手重夫君) 以上で質疑を終結いたします。   ──────────────── 60 ◯副議長(土手重夫君) これより上程中の各議案について、委員会付託を行います。  まず、総務常任委員会には、第89号議案、第92号議案、第94号議案、第95号議案及び第98号議案の5件を、  次に、産業経済常任委員会には、第84号議案、第85号議案、第91号議案、第96号議案、第99号議案、第100号議案及び第102号議案の7件を、  次に、文教民生常任委員会には、第87号議案、第88号議案及び第97号議案の3件を、  次に、建設常任委員会には、第83号議案、第86号議案、第90号議案及び第93号議案の4件を、  さらに、第82号議案については、各関係部分について、所管の委員会にそれぞれ付託をいたします。  お諮りいたします。  第101号議案 平成元年度敦賀市歳入歳出決算の認定の件については、これを決算認定特別委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 61 ◯副議長(土手重夫君) 御異議なしと認めます。  よって、第101号議案については、これを決算認定特別委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。  なお、各議案中、他の委員会に関連するものがあれば、相互に連絡をとり、審査に遺漏のないようお願いいたします。  日程第3 請願・陳情 62 ◯副議長(土手重夫君) 日程第3 これより請願・陳情の付託を行います。  受理した請願・陳情は、お手元に配付の請願・陳情文書表のとおり陳情第13号から第16号までの4件であります。  まず、総務常任委員会には、陳情第16号を、次に、文教民生常任委員会には、陳情第13号から第15号までの3件をそれぞれ付託をいたします。  委員会は、なるべく今議会中に審査をいただき、結論を得て御報告くださるようお願いいたします。  なお、請願・陳情についても、他の委員会に関連するものがあれば、相互に連絡をとり合い、審査に遺漏のないようお願いいたします。  休会の決定 63 ◯副議長(土手重夫君) お諮りいたします。  委員会審査のため、明15日から19日まで休会といたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし。」の声あり〕 64 ◯副議長(土手重夫君) 御異議なしと認めます。  よって、委員会審査のため、明15日から19日まで休会とすることに決定しました。   ──────────────── 65 ◯副議長(土手重夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  次の本会議は、12月20日午前10時から再開いたします。  本日はこれをもって散会いたします。             午後4時23分散会 発言が指定されていません。 Copyright © Tsuruga City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...