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02月18日-01号

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  1. 福井市議会 2022-02-18
    02月18日-01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-29
    令和 4年 3月定例会               福井市議会会議録 第1号            令和4年2月18日(金曜日)午前10時2分開会────────────────────── 令和4年2月18日,定例会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。──────────────────────〇議事日程及び会議に付した事件 日程 1 会議録署名議員の指名 日程 2 会期の決定について 日程 3 財政再建下での持続的市勢発展対策特別委員会付託案件について 日程 4 予算特別委員会委員の選任について 日程 5 第117号議案 令和3年度福井市一般会計補正予算 日程 6 第 1号議案 令和4年度福井市一般会計予算 日程 7 第 2号議案 令和4年度福井市国民健康保険特別会計予算 日程 8 第 3号議案 令和4年度福井市後期高齢者医療特別会計予算 日程 9 第 4号議案 令和4年度福井市介護保険特別会計予算 日程10 第 5号議案 令和4年度福井市母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計予算 日程11 第 6号議案 令和4年度福井市競輪特別会計予算 日程12 第 7号議案 令和4年度福井市宅地造成特別会計予算 日程13 第 8号議案 令和4年度福井市中央卸売市場特別会計予算 日程14 第 9号議案 令和4年度福井市駐車場特別会計予算 日程15 第10号議案 令和4年度福井市集落排水特別会計予算 日程16 第11号議案 令和4年度福井市地域生活排水特別会計予算 日程17 第12号議案 令和4年度福井市水道事業会計予算 日程18 第13号議案 令和4年度福井市簡易水道事業会計予算 日程19 第14号議案 令和4年度福井市下水道事業会計予算 日程20 第15号議案 福井市部設置条例の一部改正について 日程21 第16号議案 福井市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程22 第17号議案 福井市公衆浴場の設置場所及び衛生等に関する基準を定める条例の一部改正について 日程23 第18号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正について 日程24 第19号議案 福井市特別会計条例及び福井市国民健康保険診療所基金条例の一部改正について 日程25 第20号議案 福井市一乗谷朝倉氏遺跡復原町並の設置及び管理に関する条例の一部改正について 日程26 第21号議案 福井市営競輪場内売店使用料徴収条例の一部改正について 日程27 第22号議案 福井市消防団条例の一部改正について 日程28 第23号議案 福井市児童館条例の一部改正について 日程29 第24号議案 包括外部監査契約の締結について 日程30 第25号議案 福井市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定の取消しについて 日程31 第26号議案 福井市指定障害児通所支援の事業等の人員,設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について 日程32 第104号議案 令和3年度福井市一般会計補正予算 日程33 第105号議案 令和3年度福井市国民健康保険特別会計補正予算 日程34 第106号議案 令和3年度福井市介護保険特別会計補正予算 日程35 第107号議案 令和3年度福井市中央卸売市場特別会計補正予算 日程36 第108号議案 令和3年度福井市下水道事業会計補正予算 日程37 第109号議案 福井市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について 日程38 第110号議案 福井市介護給付費準備基金条例の一部改正について 日程39 第111号議案 福井市無線電話基地局の設置及び管理に関する条例の廃止について 日程40 第112号議案 工事請負契約の締結について             (新ごみ処理施設整備に係る敷地造成工事) 日程41 第113号議案 工事請負契約の締結について             ((仮称)新ごみ処理施設建設工事) 日程42 第114号議案 市道の路線の廃止について 日程43 第115号議案 市道の路線の認定について 日程44 第116号議案 町及び字の区域の変更について 日程45 第33号報告 専決処分の承認を求めることについて             (令和3年度福井市一般会計補正予算) 日程46 第34号報告 専決処分の報告について             (和解及び損害賠償額の決定について) 日程47 第35号報告 専決処分の報告について             (市営住宅使用料等の支払請求及び明渡請求に係る訴えの提起について) 日程48 陳情第10号 シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の提出について 日程49 陳情第11号 北陸新幹線が大阪へ延伸するまで,特急「サンダーバード」「しらさぎ」をJR西日本・JR東海の運営・運行で現行のまま存続させることを求める陳情──────────────────────〇出席議員(28名) 1番 岩佐 武彦君   3番 山田 文葉君 4番 榊原 光賀君   5番 寺島 恭也君 6番 津田かおり君   7番 近藤  實君 8番 水島 秀晃君   9番 池上 優徳君 10番 福野 大輔君   11番 八田 一以君 12番 菅生 敬一君   13番 伊藤 洋一君 14番 泉  和弥君   15番 藤田  諭君 16番 中村 綾菜君   17番 田中 義乃君 20番 玉村 正人君   21番 堀江 廣海君 22番 下畑 健二君   23番 鈴木 正樹君 24番 奥島 光晴君   25番 今村 辰和君 26番 野嶋 祐記君   28番 青木 幹雄君 29番 石丸 浜夫君   30番 見谷喜代三君 31番 皆川 信正君   32番 加藤 貞信君──────────────────────〇欠席議員(4名) 2番 酒井 良樹君   18番 村田 耕一君 19番 片矢 修一君   27番 堀川 秀樹君──────────────────────〇説明のため出席した者 市長         東 村 新 一 君 副市長        西 行   茂 君 企業管理者      前 田 和 宏 君 教育長        吉 川 雄 二 君 都市戦略部長     桑 原 雄 二 君 総務部長       塚 谷 朋 美 君 財政部長       田 口 春 彦 君 市民生活部長     廣 瀬 峰 雄 君 福祉保健部長     齊 藤 正 直 君 商工労働部長     寺 井 道 博 君 農林水産部長     清 水   拓 君 建設部長       増 永 孝 三 君 工事・会計管理部長  佐 野 仁 則 君 消防局長       片 川 浩 幸 君 上下水道経営部長   土 田 将 一 君 上下水道事業部長   海 道 克 也 君 教育部長       林   俊 宏 君──────────────────────〇事務局出席職員 議会事務局長     松 井 優 美 議会事務局次長    吉 田 裕 彦 議事調査課長     尾 野 嘉 貞 議事調査課長補佐   塚 本 大 祐 議事調査課主幹    田 原 弥 香 議事調査課副主幹   生 駒 敏 明────────────────────── ○議長(皆川信正君) 令和4年3月福井市議会定例会は本日繰上げ招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。 よって,これより開会し,本日の会議を開きます。 なお,本日の欠席通告議員は,2番 酒井良樹君,18番 村田耕一君,19番 片矢修一君,27番 堀川秀樹君の4名であります。────────────────────── ○議長(皆川信正君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,28番 青木幹雄君,29番 石丸浜夫君の御両名を指名します。────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程2 会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。 今定例会の会期は,本日から3月23日までの34日間としたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付しました会期日程表のとおりでございますので,御了承願います。────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程3 財政再建下での持続的市勢発展対策特別委員会付託案件についてを議題とします。 去る12月定例会において継続調査となりました本特別委員会付託案件について,委員長に経過の報告を求めます。 28番 青木幹雄君。 (28番 青木幹雄君 登壇) ◆28番(青木幹雄君) 去る12月定例会において継続調査となりました,財政再建下での持続的な市勢の発展対策に関する諸問題を調査するため,2月7日に委員会を開催しましたので,調査経過の概要について御報告申し上げます。 まず,新幹線開業を見据えた取組についてのうち,広域観光について理事者から,北陸新幹線福井開業後は,鉄道を利用して来訪する旅行者が大幅に増加し,また,宿泊を伴う観光が増え観光行動の範囲がより広域化することが見込まれる。そのため,サービス提供や情報発信の在り方を再検討するとともに,ふくい嶺北連携中枢都市圏をはじめとする広域エリアの自治体や観光事業者とさらなる連携をし,観光メニューの充実や移動環境の向上などに取り組み,新幹線開業に対応したサービスの提供や周遊滞在型観光の促進につなげていくとの報告がありました。 この報告に対し委員から,本市は二次交通が弱く,特に東西の交通の便が悪いが,一乗谷朝倉氏遺跡,まちなか,越前海岸と東西に分かれた観光の拠点をつなぐ交通の充実についてどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,公共交通は移動に時間がかかり過ぎるため,確かに観光客には利用しづらい部分はある。一乗谷朝倉氏遺跡へは福井駅からバスを走らせており,さらに越美北線の利用促進も図っていきたい。越前海岸へはシーズンに合わせたバス会社の臨時ツアーがある。このほか観光タクシーや,自由にプランが組めるレンタカーなどの二次交通も活用していきたい。加えて,事業者の新たな取組に対しては,行政としても何らかの支援を行い,軌道に乗せていくということも考える必要があるとの答弁がありました。 また,委員から,財政再建下である一方で,北陸新幹線福井開業という百年に一度のチャンスでもあるため,全庁挙げて取り組む内容を考え,大きな視点で,必要なときには必要なお金を出す,必要ないときにはしっかりと締めるという大胆なめり張りをつけてほしいとの要望がありました。 次に,新幹線開業を見据えた取組についてのうち,駅周辺のまちづくりについて理事者から,福井商工会議所の提言により,県,市,民間が一体となって県都のまちづくりについて協議し,福井駅周辺の持続的なにぎわいを創生し,そのにぎわいを県下一円に波及させることを目的とする県都にぎわい創生協議会が設立された。また,協議会の下部組織として2040年頃を目標としてグランドデザインを策定するエリアマネジメント部会と,北陸新幹線福井開業を見据え,福井駅周辺の利便性向上や,開業イベント,二次交通対策観光情報の発信やおもてなし向上などについて議論する新幹線開業準備部会があるとの報告がありました。 この報告に対し委員から,エリアマネジメント部会で今後検討するグランドデザインと既に策定されている県都デザイン戦略は重なる部分があるが,すみ分けと関係性についてどのように考えているのかとの問いがあり,理事者から,県都デザイン戦略は,平成25年3月に県と市が共同で策定した2050年を目標年次とする県都のまちづくりの指針であり,主に行政が主体となり実施するプロジェクトが示されている。これに対し,今回策定予定のグランドデザインは,官民一体となり2040年の県都の将来像を描くものであり,県都デザイン戦略に示されている考えを継承しつつ,エリアマネジメントという新しい考え方を取り入れ,北陸新幹線福井開業に向けたにぎわい創出や,大阪延伸を見据えた新たなデザインを考えるものであるとの答弁がありました。 次に,新幹線開業を見据えた取組についてのうち,地域交通について理事者から,公共交通幹線軸の南北軸である北陸本線については,地域に密着した県民鉄道として安全・安定運行を確保するために,福井県並行在来線経営計画に基づき出資金と経営安定基金により支援を行う。また,利用しやすいダイヤ編成や,駅へのアクセス向上,既存駅のモデルチェンジ,新駅の設置,マイレール意識の醸成などの利用促進策を実施するとの報告がありました。 この報告に対し委員から,並行在来線利用促進には,西側,東側のどちらからでも駅へ通じることができるアクセス向上が非常に重要であると考えるが,今後どのように検討するのかとの問いがあり,理事者から,森田駅,越前花堂駅,大土呂駅はいずれも一方向からしか入ることができない。森田駅と越前花堂駅については,地元から反対側にも改札口を設置してほしいとの要望を聞いている。また,駅もかなり老朽化しているため,今後は地元住民と駅整備の件も含め協議していきたいとの答弁がありました。 次に,財政再建下での新クリーンセンター整備について理事者から,福井市新ごみ処理施設PFI等選定委員会における審査結果を踏まえ,落札者が決定した。令和7年度に現在の施設が耐用年数を迎えるが,その後も新クリーンセンターにおいて燃やせるごみの適正処理の維持に努めていくとの報告がありました。 これらの報告に対し委員から,新クリーンセンターにおける発電計画についての問いがあり,理事者から,現在のクリーンセンターは約1,700キロワットの発電機を備えているが,新クリーンセンターでは約6,000キロワットの発電機の整備が提案されている。発電した電力は自家消費をした後,余剰電力は売電することを想定しており,売電利益が入ってくるものと考えている。詳細については実施設計が終了した段階で示したいとの答弁がありました。 最後に,新型コロナウイルス感染症感染状況及びワクチン接種について,理事者から現況報告がありました。 以上が当委員会での調査経過の概要でありますが,当委員会は調査が終了するまで,閉会中も継続してこれら諸問題の調査研究に当たることに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(皆川信正君) ただいまの報告に対し,質疑を許可します。 御質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 本特別委員会付託案件につきましては,委員長の報告どおり調査が終了するまで閉会中も継続調査と決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程4 予算特別委員会委員の選任についてを議題とします。 このほど,本特別委員会委員のうち,1番 岩佐武彦君,3番 山田文葉君,9番 池上優徳君,11番 八田一以君,25番 今村辰和君,26番 野嶋祐記君,27番 堀川秀樹君,28番 青木幹雄君,以上8名の諸君から辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により,議長において許可しました。 お諮りします。 ただいま欠員となっております本特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により,議長から指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,指名します。 4番 榊原光賀君,5番 寺島恭也君,6番 津田かおり君,8番 水島秀晃君,13番 伊藤洋一君,21番 堀江廣海君,23番 鈴木正樹君,30番 見谷喜代三君,以上8名の諸君を予算特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程5 第117号議案 令和3年度福井市一般会計補正予算を議題とします。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 東村新一君 登壇) ◎市長(東村新一君) ただいま上程されました第117号議案 令和3年度福井市一般会計補正予算につきまして提案理由を申し上げます。 今回の補正予算案は,新型コロナウイルスワクチン接種及び保育士等処遇改善を行うために予算措置が必要になった事業について,予算を計上するものでございます。 補正予算案の規模は,一般会計で1億3,558万6,000円を追加いたします。 この結果,補正後の予算総額は,一般会計で1,282億4,412万4,000円,全会計では2,331億9,355万7,000円となります。 その事業内容につきまして御説明申し上げます。 まず,新型コロナウイルスワクチン接種対象に5歳から11歳までの方が新たに追加されたことに伴い,対象者へのワクチン接種体制を確保します。また,私立園の保育士等に対する処遇改善として,令和4年2月,3月分の賃金を3%程度増額した事業者に対し補助します。あわせて,公立園に勤務する会計年度任用職員に適用する号給を引き上げます。さらに,放課後児童支援員等についても,処遇改善として令和4年2月,3月分の賃金を3%程度増額した事業者に対して委託料を加算します。 以上が今回の補正予算案の内容であります。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(皆川信正君) ただいま説明がありました第117号議案について質疑を許可します。 御質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております第117号議案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,第117号議案について討論の通告がありましたので許可します。なお,発言は論点を明確にし,簡明にされますようお願いします。 3番 山田文葉君。 (3番 山田文葉君 登壇) ◆3番(山田文葉君) 日本共産党山田文葉です。私は,ただいま討論の対象となっております第117号議案 令和3年度福井市一般会計補正予算について,反対の立場から討論を行います。 5歳から11歳の子どもさんに対する新型コロナウイルスワクチン接種に係る予算には賛成ですが,保育士等処遇改善臨時特例事業については不十分であるため反対です。 この事業は,保育園等における保育士等処遇改善のため令和4年2月から収入を月額9,000円程度引き上げるものです。そもそも日本は,医療,介護,保育などに従事するケア労働者の賃金など,労働条件が極めて劣悪です。厚生労働省令和元年賃金構造基本統計調査によると,保育士の賃金は女性では全業種平均年収より25万8,700円少なく,男性では171万8,100円も少ない額となっています。今回の処遇改善事業は,このケア労働者の処遇の低さを政府自身が認めたものですが,9,000円では1桁足りないということも既に指摘されています。よって,さらなる引上げを政府に求めるべきです。 また,福井市は今回,処遇改善事業の対象を私立の保育園,認定こども園,幼稚園,放課後児童クラブの職員,そして公立保育園公立認定こども園に勤務する会計年度任用職員としており,公立保育園公立認定こども園で働く正規職員は対象から外してしまいました。内閣府子ども・子育て本部事業説明では,対象者は役員を兼務する施設長を除く保育所や幼稚園等で働く職員となっており,公立保育園等で働く正規職員を除くとは書かれていません。総務省からの通達文書でも,各現場で働く地方公務員処遇改善についても対象としていると書かれており,本来は市の正規職員も引上げの対象にできます。市は,正規職員の保育士は多職種と同等の賃金が保障されているため引上げの対象としなくてもよいと考えたとしていますが,新型コロナウイルスが猛威を振るう中,毎日子どもをだっこし濃厚接触は避けられない,そんなお仕事をしていらっしゃる,明日の福井市民を育ててくださっている公立保育園等正規職員の保育士の皆さんも処遇改善臨時特例事業の対象とすべきと強く訴え,反対討論を終わります。 ○議長(皆川信正君) 以上で討論を終結します。 それでは,採決します。 第117号議案については,原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立) 御着席ください。 起立多数であります。よって,そのように決しました。────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程6ないし日程47を会議規則第35条の規定により一括議題とします。 事務局朗読は省略します。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 東村新一君 登壇) ◎市長(東村新一君) 令和4年3月福井市議会定例会の開会に当たり,市政運営に対する所信の一端を申し上げますとともに,提案いたしました令和4年度当初予算案及び令和3年度3月補正予算案の概要を御説明し,議員各位並びに市民の皆様の御理解をいただきたいと存じます。 初めに,新型コロナウイルス感染症についてですが,新たな変異株のオミクロン株が令和3年11月30日に日本で初確認されて以降,感染が急拡大し,本県でも昨日,新規感染者数が325人の過去最高を記録したほか,全国でも2月3日に新規感染者が10万人を超えるなど,第6波が全国で猛威を振るっております。オミクロン株は感染力が強いのと同時に感染から発症までの期間が短く,短期間で感染が広がりやすいとの特徴があると言われています。また一方で,感染者のうち軽症や無症状の方の割合が高いという傾向も出ています。感染拡大を防止するためには,これまで同様3密の回避,マスクの着用,手指消毒や室内換気など感染防止対策を徹底していただくことが最も有効であると言われています。そして,ワクチン接種オミクロン株に対する効果も確認されていることから,積極的にワクチン接種を受けられるようお願いいたします。 本市では現在,主に高齢者への追加接種を進めておりますが,18歳から64歳の方への追加接種につきましても,国の前倒し方針を受け,2回目接種から6か月が経過した時点で接種券を順次発送しております。また,5歳から11歳までのワクチン接種につきましても,国の方針に基づき3月から市内の小児科医療機関による個別接種の実施に向けた準備を進めています。引き続き接種を希望される方に迅速かつ円滑に接種機会を提供できるよう取り組んでまいります。また,コロナ感染者や感染が疑われる方をいち早く確実に医療につなぐことができる体制を維持するため,感染者に係る入院費用や医療機関で実施されるPCR検査などの費用を計上しております。今後も迅速な積極的疫学調査や接触者を広く捉えた検査等,感染拡大防止に県,関係機関等と連携を密にしながらしっかりと取り組んでまいります。感染拡大防止に向けた市民の皆様の御理解,御協力を引き続きお願いいたします。 さて,令和4年度は,第八次福井市総合計画のスタートの年であります。目指すべき将来都市像「みんなが輝く 全国に誇れる ふくい」の実現に向けて,これまでの歩みを緩めることなくさらなる高みを目指して,「豊かな地域づくり」,「輝く未来への挑戦」の2つの重点方針を掲げ,各種施策に取り組んでまいります。また,第八次総合計画を持続可能な開発目標,いわゆるSDGs推進計画としても位置づけ,SDGsと施策との関係を見える化して取組を進めることで,本市の将来にわたる持続可能な発展につなげてまいります。そして,これらの施策を着実に推進するため,「快適に暮らすまち」,「住みよいまち」,「活き活きと働くまち」,「学び成長するまち」の4つの分野ごとに令和8年度までの具体的な事業計画である第八次福井市総合計画実施計画を策定いたしました。 実施計画では,第七次福井市総合計画で取り組んできた様々な施策の成果を踏まえ,新たなステージでのさらなる発展につなげるため,特に次の3つのことを重点とし,各種施策を展開してまいります。 1つ目は,北陸新幹線福井開業を生かす取組であります。 北陸新幹線福井開業までいよいよ2年となりました。県が昨年秋に行った県民アンケートでは,7割を超える県民の皆様が北陸新幹線福井開業に期待しているとの結果でした。特に,県外への旅行に行きやすくなる,観光地やまちなかのにぎわいが増えるといった意見が多く,これら市民,県民の期待に応え全国からの注目をさらに高めることが必要であると認識しています。 このため,新幹線福井開業に向けてJR福井駅東口の福井市観光交流センターの整備や市街地再開発事業への支援など,ハード整備を着実に進めるほか,ソフト面においても県外へのプロモーション,まちなかのにぎわい創出,市民の機運醸成になお一層力を注いでまいらなければなりません。 特に,恐竜王国ふくいを全国にPRするため,観光交流センター屋上に恐竜モニュメントを設置,また新たに「おいでよ!福井駅恐竜プロジェクト」と銘打って福井駅東口広場に恐竜の象徴的なモニュメントを設置し,さらにその周辺にも恐竜を印象づける仕掛けを整備してまいります。県と連携を図りながら福井駅周辺一帯を恐竜によるおもてなし空間,新たな観光スポットとして整備し,福井を訪れた方にこれぞ福井と強く印象づけるのと同時に,テーマパークにいるような高揚感と福井を旅する期待感を醸成してまいります。 また,県,市,商工会議所から成る県都にぎわい創生協議会において,まちなかにスポーツ競技や芸術文化活動,イベント,展示会など多目的に利用できるアリーナ機能の必要性などが提案されており,これらの事業を盛り込んだグランドデザインを今年夏頃までに策定してまいります。本市としましても,グランドデザインを踏まえつつ官民一体となったまちづくりに積極的に取り組んでまいります。 さらに,新幹線福井開業に合わせ開催を予定しているふくい桜マラソンにつきましては,新しく整備された市中心部の町並みと咲き誇る桜の中を選手たちが疾走する全国に誇れるフルマラソン大会となるよう,県や関係団体と連携し,また民間企業やボランティアの力もお借りしながら準備を進めてまいります。 2つ目は,デジタルトランスフォーメーション,いわゆるDXやゼロカーボンシティの推進であります。 DXにつきましては,令和4年度から令和8年度までを計画期間とする福井市DX推進計画の取組により,人々の生活をあらゆる面においてよりよい方向に変化をもたらすことで,みんなが豊かで快適に暮らせるまちを目指します。具体的には,ICTを活用し公共交通の利便性の向上を図る公共交通ネットワーク構築事業や,農業の生産性を向上するスマート農業普及促進事業,行政手続のオンライン化やAIなどのデジタル技術を活用した電子自治体推進事業など,暮らしのDX,産業のDX,行政のDXの推進に取り組んでまいります。令和4年度当初予算では34件のDX関連予算を計上しております。 次に,ゼロカーボンシティの推進については,本市は昨年3月に2050年の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティを宣言しました。そして10月には,水素を燃料とする燃料電池自動車MIRAIを公用車として導入したほか,福井市体育館メインアリーナの照明設備をLED化するなど,ゼロカーボンシティ,グリーン社会の実現に向けた取組を進めています。 今後は,実施計画に基づき脱炭素の取組を進める戦略の策定や,令和6年春に向けてリニューアルする市立図書館に市内の公共施設では初めて,環境に配慮した省エネ効果の高い建築物であるZEB Readyを導入し,さらに道路照明及び公園灯のLED化を進めるなど,ゼロカーボンシティに向けた取組を加速してまいります。令和4年度当初予算では,23件のゼロカーボンシティ関連予算を計上しております。 3つ目は,健全な財政運営に向けた取組です。 平成30年度から令和5年度までを計画期間として本市財政を立て直すべく策定した福井市財政再建計画の取組は,おおむね着実に進んでおります。また,第八次福井市総合計画の計画期間と財政再建計画の計画期間が重複することから,財政再建計画を基本としつつ,新たに令和4年度から令和8年度までを計画期間とする福井市財政計画を策定しました。新しい財政計画では,財政再建計画の目標である,収支均衡した財政構造の継続を踏襲するとともに,近年多発する豪雨や大雪といった災害対策や予測し得ない財政出動に対応するため,本市の標準財政規模等に鑑み,財政調整基金残高50億円以上を目標とし,取り組んでまいります。そして,新たに策定する福井市行財政改革指針に基づきDXや新技術を活用しながら各種改革を確実に実行することにより,さらに質の高い行政経営と市民サービスの向上を目指してまいります。 さて,第八次福井市総合計画の初年度に当たる令和4年度当初予算は,将来都市像「みんなが輝く 全国に誇れる ふくい」の実現に向けて,「輝くふくい新時代へ飛躍する予算」として編成いたしました。 まず,令和4年度当初予算案の基本的な考え方ですが,国の経済動向につきましては,長引く新型コロナウイルス感染症の影響下にありますが,国内総生産は今年度中にコロナ前の水準に回復することとしています。そして,令和4年度はコロナ克服・新時代開拓のための経済対策を迅速かつ着実に実施すること等により,国内総生産の実質成長率は3.2%程度,名目成長率は3.6%程度と見込んでいます。公的支出による経済下支えの下,消費の回復や堅調な設備投資に牽引される形で民需主導の自律的な成長と,成長と分配の好循環の実現に向けて前進していき,国内総生産は過去最高となる見通しです。このような状況を踏まえ,国の令和4年度一般会計予算案の総額は107兆5,964億円と4年連続で100兆円を超え,10年連続で過去最大となっております。 また,地方財政対策では,地方税が増収と見込まれる中で,地方交付税については総額で前年度を6,000億円上回る18兆1,000億円を確保するとともに,臨時財政対策債は発行を抑制するため前年度を3兆7,000億円下回る1兆8,000億円となっております。そして一般財源総額については,社会保障関係費の増加が見込まれる中,地方団体が行政サービスを安定的に提供しつつ地域社会のデジタル化や公共施設の脱炭素化の取組等の推進,消防・防災力の一層の強化などの重要課題に取り組めるよう,前年度を7,000億円上回る63兆9,000億円を確保する内容となっております。 このような中,当初予算では特に北陸新幹線開業を控えた福井の魅力の磨き上げと,明るい未来に向けた安全で豊かな地域づくりに重点を置いております。 福井の魅力の磨き上げにつきましては,県都のにぎわいづくり,ふくいプロモーション,交通利便性の向上,交流人口の拡大等に取り組んでまいります。また,安全で豊かな地域づくりにつきましては,子育て・医療支援,教育・文化の充実,防災・生活基盤の強化,産業価値の向上等に取り組んでまいります。さらに,輝く未来を切り開き,持続可能な社会の実現に向け,DX化やゼロカーボンシティ実現に向けた取組を積極的に推進してまいります。そして,昨年に引き続き若手職員の政策形成能力の向上と柔軟な発想に基づくアイデアを市政に反映させるため,チャレンジみらい予算として若い世代の職員から提案のあった26事業を採択しております。 一方,将来にわたり持続可能な行政運営を行っていくため,新福井市財政計画に掲げた収支均衡した財政構造を継続した予算編成としています。財政運営の基本原則である「入るを量りて出ずるを為す」の精神にのっとり,歳入に見合った歳出の精査を徹底し,基礎的財政収支の均衡保持に努めてまいります。 それでは,主要な事業について,第八次福井市総合計画の4つの柱に沿って御説明申し上げます。 第1の柱「快適に暮らすまち」について申し上げます。 まず,「公共交通を利用して様々な人が便利に行き来できる快適なまちをつくる」です。 令和6年春の福井開業に向け,福井駅東口に福井市観光交流センターの整備を進めてまいります。並行在来線については,新会社に2次出資を行うとともに,新駅設置をはじめとした利用促進策の検討や機運醸成に取り組むなど,開業準備を本格化します。また,越美北線の利用促進に向けて,県,大野市と連携し,日常利用の啓発や新規利用者の獲得に向けた取組と同時に,観光利用促進に向けた広域観光ツアーの開催や環境整備を行い,利用しやすくなる,乗ってみたくなる取組を実施してまいります。 さらに,ゼロカーボンシティの実現やコロナ対策にも資する自転車利用促進事業として,まちなかにICTを活用したシェアサイクルを整備し,いつでも誰でも手軽に利用できるよう利便性の向上に努めます。また,JR福井駅自転車駐車場のラック更新などにより利用環境の整備を行い,自転車利用拡大を図ってまいります。 次に,「まちなかの充実した都市機能により,にぎわいと交流のあふれる心弾むまちをつくる」です。 現在,駅前電車通り北地区A街区は,令和6年春の開業を目指して工事が進められております。引き続き民間が事業主体となっている市街地再開発事業が確実に進むよう支援をしてまいります。また,B街区や駅前南通り地区につきましても事業の具体化に向けた支援を継続して行い,市街地のリニューアルを推進します。また,全国に恐竜王国ふくいを印象づけるため,観光交流センター屋上の恐竜モニュメント設置に続き,東口広場への象徴的なモニュメント設置や,JR等高架下通路を活用した仕掛けづくりなどに順次取り組みます。さらに,居心地がよく歩きたくなるまちの実現のため,魅力的な福井城址周辺の歩行空間整備を行うとともに,中心市街地において回遊型の集客イベントを定期的に開催するほか,夜間のにぎわいや長時間の滞在を促すソフト事業などを継続的に展開することで,再開発工事期間中においてもにぎわいの維持・創出を図ります。 次に,「持続可能で強靱な社会基盤と安全で快適な生活環境が整ったまちをつくる」です。 道路整備につきましては,川西国道線の整備や環状西線と県道福井丸岡線との変則交差点の改良等を行うことで幹線道路ネットワークの充実を図り,救急医療施設への搬送時間短縮等,安全で円滑な道路交通環境を整備します。 橋梁につきましては,新明里橋の耐震補強に取り組むとともに,橋梁長寿命化修繕計画に基づき計画的に橋梁の補修・点検を行い,安全性を確保してまいります。 その他,歩道のバリアフリー化,生活道路の舗装・改良,側溝の改修,消雪施設整備などを実施し,安全で快適な道路通行を確保してまいります。 河川整備につきましては,近年,局地化・激甚化する浸水被害を軽減するため,開発川や鷲塚川などの浸水常襲地区の河川改修や調節池整備を計画的に行ってまいります。また,必要箇所に水位計やウェブカメラの設置及び水防管理システムを導入し,水防対策のDX化を推進することにより,水防業務の効率化と迅速化を図ります。さらに,東安居団地D棟の建て替えにつきましては,令和5年度の完成を目指して整備をしてまいります。そして,水道事業では災害に強い水道の実現に向け,九頭竜浄水場及び原目配水池の耐震化を図ります。また,下水道事業では加茂河原ポンプ場及び足羽ポンプ場の更新を進め,浸水被害の軽減に取り組んでまいります。 続きまして,第2の柱「住みよいまち」について申し上げます。 まず,「地域の魅力を発信して人の流れを呼び込み,持続可能で活気あふれるまちをつくる」です。 地方創生の推進を図るため,福井とつながる対流拡大事業により,地元人材・組織を母体とした推進体制を構築し,都市部からの持続的な人の流れと関係人口の裾野拡大につなげてまいります。また,越前海岸エリア,東郷地区を中心に地域資源を活用した福井型ワーケーションを推進することで,地域の活性化や産業振興に結びつけます。さらに,各種ランキングで全国トップクラスを誇る本市の住みよさや充実した子育て・教育環境等の情報発信を強化するとともに,東京圏をはじめ,全国からの移住を促進するための支援を実施し,本市へのU・Iターンを促進します。加えて,子育て・新婚世帯やU・Iターン世帯の暮らしに適した住宅確保を支援し,定住促進及び空き家の増加抑制を図ってまいります。また,地域の特色を生かした住民主体のまちづくり活動に対し,地域の未来づくり推進事業で支援するとともに,ふるさと納税によるクラウドファンディングを活用し,地区ビジョンに掲げた取組の実現や新型コロナ感染対策に配慮した活動を支援します。 次に,「誰もが尊重され,それぞれの個性や能力を発揮しながら,活躍できるまちをつくる」です。 来年度からスタートする福井市第6次男女共同参画基本計画の基本理念である「みんなが輝く 幸せを実感できる『男女共同参画都市』ふくい」の実現に向け,女性があらゆる分野において個性と能力を発揮し生き生きと活躍できるよう,ワーク・ライフ・バランスの推進やキャリア形成に向けた意欲向上を図ってまいります。また,若者の未婚化,晩婚化に歯止めをかけるため,出会いから結婚まで一貫した支援を行うとともに,福井での結婚や家族,子どもとの生活の魅力を発信し,若者が結婚に前向きになる意識を醸成してまいります。そして,多文化共生の地域づくりを推進するため,学識経験者,外国人相談員,外国人市民などをメンバーとする多文化共生推進懇話会を開催するほか,外国人市民を対象とした座談会を実施し,課題の洗い出しや情報提供の円滑化を図るなど,外国人市民が暮らしやすい環境を整備してまいります。 次に,「市民の健康を守り,誰もが夢や生きがいを持って安心して暮らせるまちをつくる」です。 現在,少子・高齢化が進む中,社会保障制度の維持は大きな課題であり,子どもや子育て世帯に対しては,子育て・保育・教育環境の充実を図り,子どもの健やかな成長を支援していく必要があります。本市では,県の子だくさんふくいプロジェクトと連携し,子育て世帯の負担軽減を図るため,第2子の保育料について無償化対象を拡充します。また,新型コロナウイルス感染症が長期化する中,子育て世帯が経済的負担を気にせず安心して医療機関を受診できるよう,今年4月から子ども医療費の助成対象を中学生から高校3年生相当までに拡大します。さらに,今年度改定する第4次福井市地域福祉計画に基づき,8050問題など複雑化・複合化した福祉課題を抱える世帯の増加に対応するため,包括的相談支援,参加支援,地域づくりを一体的に行う重層的支援体制整備事業について,令和5年度からの実施を目指し,自立サポートセンターよりそいの機能を拡充してまいります。令和4年度は,よりそい内に福祉の総合相談窓口を設置し,多分野にまたがる相談を受け止め,関係機関が協働して支援します。また,窓口への来所が難しい方へ必要な支援が届くようアウトリーチによる訪問を強化し,包括的相談支援を充実します。そして,新たに地域づくりコーディネーター等を配置して障害者やひきこもりの方のボランティア,農作業など多様な社会的つながりづくりを促進する参加支援を実施してまいります。また,高齢者の権利擁護を推進するため,ふくい嶺北連携中枢都市圏ビジョンに基づき,嶺北7市町でふくい嶺北成年後見センターを設置し,成年後見制度の利用促進体制を整備してまいります。 子宮頸がん予防の定期HPVワクチン接種につきましては,国が平成25年6月から差し控えていた積極的勧奨の再開を決めたことから,対象者に予診票を送付し接種勧奨を行います。また,積極的勧奨の差し控え中に接種の機会を逃した女性について,希望者が無料で接種できるよう個別に案内を送付します。 なお,これら複雑・多様化する業務に迅速かつきめ細かに対応するため,現在の福祉保健部を福祉部と保健衛生部の2部体制とし,各種施策の推進体制を強化します。 次に,「環境にやさしい持続可能なまちをつくる」です。 第4次福井市環境基本計画に基づき,自然環境の保全,地球温暖化防止,環境教育・普及啓発・人材育成,ごみの減量・資源化,環境美化に関する事業に引き続き取り組んでまいります。 特に,ゼロカーボンシティの実現に向けて,再生可能エネルギーの導入計画づくり事業に着手し,本市における再生可能エネルギーの導入の現状や今後の可能性等を調査し,導入目標や促進区域の設定について検討を進めてまいります。 ごみ処理対策につきまして,DBO方式で実施する新クリーンセンターの整備は,令和8年度の供用開始に向け敷地造成と調整池整備の工事を進めるとともに施設の実施設計に着手します。 次に,「市民・事業者・他自治体等と連携して災害・事故に強い安全・安心なまちをつくる」です。 市民の防災・減災に対する意識をさらに高めるため,昨年9月に改訂した洪水・土砂災害ハザードマップに対応した防災ハンドブックを作成し全戸配布するほか,津波ハザードマップを改訂し対象地区住民に配布いたします。 消防防災体制の充実強化を図るため,南消防署について,基本計画に基づき基本設計及び実施設計業務に着手します。また,機動性が高く高性能な消防車両更新により迅速かつ効果的な災害対応を実現するとともに,耐震性貯水槽2基を建設し消防力の強化を図ってまいります。 除雪対策につきましては,昨年1月の大雪を受けて見直した福井市道路除雪計画に基づき,国,県及び関係機関と連携を図りながら効率的な除雪作業を行います。あわせて,国道や県道とネットワークを形成している最重点除雪路線の消雪施設整備に継続して取り組み,冬期間の円滑な交通を確保します。 続きまして,第3の柱「活き活きと働くまち」について申し上げます。 まず,「未来を切り拓く農林水産業のまちをつくる」です。 第2次福井市農業活性化プランに基づき,稲作と園芸の複合経営への転換や,スマート農業の普及を促進するために必要な施設や機械等の導入に対する支援を行い,農業所得の向上を図ります。近年,米余りによる米価下落の影響により,稲作中心の本市農業者は非常に厳しい状況となっています。このため,米から麦,大豆への転換を積極的に進め,量,品質,価格の安定供給へ向け,産地の生産体制強化,収益性・生産性の向上を推進してまいります。 また,引き続き地方創生推進交付金を活用し,農業・漁業の担い手の確保・育成や,特産品の開発・ブランド化に取り組み,三里浜,越前海岸における農林水産業に活気をもたらすよう,地域一帯の活性化を図ってまいります。あわせて,福井市農林水産物ブランド化戦略に位置づけられた農林水産物の積極的なPRや産直ECサイトふくいさんでの販路開拓を図ります。 さらに,林業につきましては,森林の多面的機能の強化や担い手の確保・育成,林業の成長産業化の推進に取り組みます。特に,森林環境譲与税を活用し効率的な森林整備を推進するため,森林の境界を明確にし,経営管理の集約化を図ります。 また,水産業につきましては,水産資源の維持,漁業所得の向上,担い手の確保及び受入体制の整備,地魚と漁村の魅力発信に取り組みます。特に漁業所得向上のため,サクラマスやバフンウニの養殖技術の研究に対して支援するほか,漁業者が継続的に操業していくため,漁船機器の更新などについて支援します。加えて,漁業の安全性を確保するため,漁港施設の整備及び維持補修を行ってまいります。 また,越前水仙については新たな取組として,生育不良となっている圃場の再生とJR福井駅前で試験販売,PRを行い,それと併せて花軸部分のみの活用,販売方法について検討し,出荷額向上と産地維持につなげてまいります。 次に,「新たなチャレンジを後押しし,活力と魅力あふれる商工業が発展しつづけるまちをつくる」です。 長引く新型コロナの影響により厳しい状況が続く市内事業者を支援するため,今年度好評であった電子クーポンふく割を活用した,ふくい元気「買い福(回復)」キャンペーンを令和4年度も実施し,市民,県民の消費を喚起することで商業の活性化,地域経済の回復を図ります。 また,本市の基幹産業である繊維産業の振興については,テキスタイルイノベーションプロジェクトが3年計画の最終年になることから,新製品・新技術開発やECプラットフォームを活用した販路開拓,繊維産業の魅力発信等に対して重点的に支援します。さらに,中小企業者におけるDX人材の育成からDX計画の策定・実行までを一貫して支援することで,DX推進を原動力とした商品・サービスの見える化による競争力の向上や,経営改革による中小企業者の企業価値向上を目指します。近年,経営者の高齢化が進む中,貴重な技術・ノウハウを次世代に引き継ぎ,時代のニーズに合わせた事業転換を推進するため,連携中枢都市圏内の商工団体,市町等と連携しながら事業承継の促進を図ってまいります。 また,U・Iターン就職促進のため,県内外の大学生を対象に本市で働くメリットや地元企業の魅力を伝える就活イベントを開催するほか,社会人U・Iターン就職促進のため,希望就職先とのマッチングや移住支援情報提供,生活環境確認などの支援を行い,移住を後押ししてまいります。 次に,「福井の魅力『福いいネ!』を実感できる,おもてなしの心があふれる観光のまちをつくる」です。 北陸新幹線福井開業を見据え,首都圏における本市の認知度向上とイメージアップを図るため,引き続きイメージロゴ「福いいネ!」を旗印に福井イメージ戦略事業に官民一体となって取り組んでまいります。動画,ポスター,SNS,メディアなどそれぞれの媒体の強みを最大限活用して効果的かつ戦略的な情報発信を行うとともに,福井開業1年前記念イベント開催,民間事業者の「福いいネ!」活用支援などを行い,機運醸成を図りながら,福井っていいね,福井へ行こうの思いを盛り上げてまいります。 また,本市の麻生津地区が舞台となる映画「おしょりん」が福井開業半年前という絶好のタイミングで全国公開される予定であることから,映画制作を支援することで全国的な観光プロモーションにつなげてまいります。この映画は,本県の代表的産業となった眼鏡作りの礎を明治時代に築いた兄弟を描いた作品で,本市出身で観光大使の津田寛治さん,さらに昨年一乗谷ディスカバリープロジェクトメンバーに委嘱した榎木孝明さんが出演予定です。 そして,今年10月には県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館が開館します。特別史跡一乗谷朝倉氏遺跡の魅力向上をさらに図るため,復原町並の屋根改修工事や駐車場の増設,デジタルサイネージの設置やツアーバス導入等を行い,遺跡内の環境を整備します。 さらに,観光誘客事業として,JR大宮駅など首都圏主要駅でのポスター掲出,出向宣伝のほか,ユーチューブ等を中心としたウェブ広告等により福井の魅力を拡散,訴求してまいります。 また,本市のフォトジェニックな新グルメ「粋福(ふくいっぷく)」のPRや,全国的に知名度の高い福井商業高校チアリーダー部JETSのOGで結成するチアドリームプロジェクトと連携した出向宣伝等による本市の魅力発信を行います。そして,本市を舞台とし若者に人気の高いライトノベル「千歳くんはラムネ瓶のなか」とタイアップしたPR素材の製作や舞台巡礼企画を実施し,福井ファンのさらなる拡大を図ります。 続きまして,第4の柱「学び成長するまち」について申し上げます。 まず,「文化や歴史,自然を,郷土の誇りとして未来につなぎ,個性豊かな魅力あるまちをつくる」です。 養浩館庭園の魅力向上のため,内装・外装の修繕工事のほか,お茶席やライトアップ等のイベントを実施します。特に,入園者が減少する冬季の入園促進策として,公募したアート作品の展示事業を新たに開催します。また,昔の暮らしや伝統行事等を通して福井の生活文化の魅力を伝えるため,おさごえ民家園で「とことん昔ぐらし 古民家に来てみんか」を新たに開催します。伝統文化を郷土の誇りとして未来につなぎ,発信する事業としてまいります。さらに,重要文化的景観「越前海岸の水仙畑 下岬の文化的景観」の景観保全を図り,越前海岸の魅力発信とスイセン栽培に向けた担い手育成を推進します。加えて,郷土歴史博物館では「寿ぎのきもの ジャパニーズ・ウェディング~日本の婚礼衣裳~」特別展など,開館70周年を迎える自然史博物館では「石が語るふくい」特別展など,また美術館では「生誕100年 山下清展」など,芸術や歴史に触れ,楽しめる企画展を開催いたします。 次に,「健やかで自立心をもって未来を切り拓く子どもを育むまちをつくる」です。 今年度策定する福井市北部地域学校規模適正化基本計画に基づき,森田・河合の両地区を新校区とする新たな中学校の整備を進めるとともに,森田小学校の2校化に向け,現森田中学校の増築工事等に取り組みます。また,多様で変化の多い時代を生きる子どもたちが自ら課題を見つけ解決する力を培うため,ICTの有効活用や,地域と関わりながら体験的な活動を多く取り入れるキャリア教育活動など,時代が求める力を育む学びを推進してまいります。特に,国が掲げるGIGAスクール構想の実現に向けてGIGAスクールサポーターを配置し,急激な学校ICT化に対応する教職員を支援してまいります。さらに,中学生にとって望ましい持続可能な部活動の実現や,教職員の働き方改革を推進するため,休日の地域運動部活動の研究に取り組みます。加えて,児童・生徒に安全・安心でおいしい給食を安定的に提供できるよう,新学校給食センターの整備については,令和6年度からの供用開始に向け建設工事に着手します。 次に,「市民が生涯にわたり,学習やスポーツに親しめるまちをつくる」です。 北陸新幹線福井開業後に開催するふくい桜マラソンに向け,県などと連携した実行委員会において,詳細計画の策定や1年前プレ大会の開催など,本大会に向けた機運醸成や参加者の裾野拡大を図ってまいります。 スポーツ施設については,利便性向上のため,市スポーツ公園サッカー場に天候や季節にかかわらず,また夜間でも利用できるフットボールセンターの整備工事に着手します。 市立図書館は,子どもから高齢者まで多くの市民が安全で居心地よく集い,学び,交流できる図書館となるよう,令和6年度の開館に向けリニューアル工事に着手します。 最後に,総合計画を推進するための取組です。 未来につなげる持続可能な行政を運営するため,時代の変化に対応できる組織体制の構築,市民サービスのさらなる向上,SDGsを踏まえた健全で持続可能な行財政運営を行ってまいります。チャレンジみらい予算の取組をさらに有効に活用するため,新たに若手チャレンジ施策提案サポート事業を実施し,未来にチャレンジする若手職員の斬新な施策提案から事業実施までを応援,サポートしてまいります。また,DXの推進により,市民サービス向上と業務効率化を図るため,AIを活用した問合せ自動応答サービス,AIチャットボットを運用し,いつでも気軽に問合せができる環境を整えるとともに,効果の検証,市民ニーズの把握を行ってまいります。その他,入札契約のDX化推進や,定型作業のロボットによる自動化,いわゆるRPAの導入に向けて,ふくい嶺北連携中枢都市圏で共同研究を進めてまいります。さらに,市民課窓口にキャッシュレス決済を,納税課にはセミセルフレジを導入し,行政サービスの向上を図るとともに,新型コロナの感染対策を行ってまいります。 以上,第八次福井市総合計画の4つの柱に沿って主要事業の概要を申し上げました。 令和4年度の当初予算案の規模は,一般会計で1,233億500万円,特別会計で722億9,100万円,企業会計で299億5,800万円,総額で2,255億5,400万円であります。 前年度当初予算と比較しますと,一般会計で5.6%の増,特別会計で3.3%の減,企業会計で0.2%の減,全会計では1.8%の増となっております。 次に,財源について申し上げます。 歳入の根幹をなします市税につきましては,個人所得及び企業収益ともに増加することで個人市民税及び法人市民税が増収となることや,家屋の新築・増築及び企業の設備投資が増加したことや新型コロナ特例措置の終了等により固定資産税も増収になることから,7.0%増の448億9,500万円を計上しました。 地方交付税及び地方消費税交付金など各種交付金につきましては,国の地方財政計画や令和3年度の収入状況などに基づき算定し,国・県支出金につきましては事業に見合った額を精査した上で計上いたしました。 市債につきましては,新福井市財政計画に基づき,交付税措置のない新規借入額の抑制を図り所要額を計上しております。 次に,令和3年度3月補正予算案につきまして御説明申し上げます。 このたびの補正予算案は,新型コロナウイルス感染症対応に関する事業及び国,県の補助金等を活用して行う事業のほか,基金積立てや各事業の精算に伴うものなどについて措置するものでございます。 補正予算案の規模は,一般会計で30億7,789万9,000円,特別会計で6億1,671万3,000円,企業会計で4億2,100万円を追加するものです。補正後の予算額は,先ほどの新型コロナワクチン接種事業並びに保育士及び放課後児童支援員等処遇改善臨時特例事業の補正額と合わせて,一般会計で1,313億2,202万3,000円,特別会計で755億5,560万4,000円,企業会計で304億3,154万2,000円,全会計で2,373億916万9,000円となります。 その事業について御説明申し上げます。 第1に,新型コロナウイルス感染症対応に関する事業でございます。 新型コロナウイルス感染症の拡大防止や生産性向上の取組を促進するため,障害福祉サービス事業者等のICT導入を支援します。また,感染症対策のため保育園等が備品等を購入する経費を助成します。さらに,保育士の業務負担軽減を図るため保育業務に係るICT等を活用した業務システムの導入費用の一部を助成します。 次に,感染症対策を図りながら子どもたちの健やかな学びの環境を保障していく新たな日常を実現するため,小・中学校の特別教室に空調設備を整備します。加えて,学校の感染症対策等を講じる取組及び児童・生徒の学びの保障をするための取組を実施するに当たり,必要となる物品等の購入を支援します。また,新型コロナの影響を受けた指定管理者に対し,感染拡大防止への協力と安定した施設運営を目的に支援金を支給します。 第2に,国・県の補助金等に伴う事業でございます。 安全で安心な教育環境を確保するため,校舎や体育館の外壁の落下防止対策や老朽化した体育館の改修,水はけが悪くなっている学校校庭の改修を行います。また,単独調理校の食中毒防止や労働環境の改善を図るため,小学校の給食室に空調設備を設置します。さらに,橋梁等の安全性を確保するため,橋梁長寿命化修繕計画等に基づき補修等を行うほか,道路の舗装・改良,歩道整備,底喰川改修,足羽山公園整備,林道開設などにおいて事業費を追加し,事業の進捗を図ってまいります。 その他,マイナンバーカードを利用したオンラインでの転出・転入予約手続を可能とするため,住民基本台帳システムの改修を行います。また,障害者福祉施設の防災・減災のための整備費の一部を助成します。 第3に,基金積立てやその他各事業の精算に伴うものでございます。 令和2年度の決算剰余金を地方財政法に基づき財政調整基金に,森林環境譲与税余剰金を森林環境譲与税基金にそれぞれ積み立てます。また,国民健康保険基金,介護給付費準備基金につきましては,令和2年度決算剰余金のうち関係法令等に基づき算定された額を積み立てます。さらに,障害者の自立支援のための生活介護や就労継続支援,放課後等デイサービスなどの障害福祉サービス利用者の増加が見込まれるため事業費を増額します。加えて,土地開発基金によって取得した用地を基金から買い戻します。 また,各事業における国庫補助金等について精算を行い,超過交付分について返還をいたします。 その他,一般会計で住民基本台帳システム改修事業ほか44件,中央卸売市場特別会計で1件,それぞれ繰越明許費を措置するものです。 以上,3月補正予算案の概要について申し上げました。 このほかの議案及び報告につきましては,それぞれの提案理由の記載に基づき提案しております。細部に関しましては,いずれも各委員会におきまして詳細を御説明申し上げたいと存じます。何とぞ十分に御審議の上,妥当な御議決をいただきますようお願い申し上げます。 本市にとりまして,輝くふくい新時代に向かって大きく飛躍するため,これからが非常に重要な時期となります。これまで市民の皆様と共に築き上げてきた豊かなまち,住みよいまちとしての全国的な評価をさらに高めていくとともに,私のビジョンである「希望と安心のふくい」を必ず実現するとの覚悟を持って,市政運営に全力で取り組んでまいります。 人口減少,少子・高齢化の進行,大雪,豪雨などの災害の頻発化,新型コロナウイルスの影響の長期化といった目の前に立ちはだかる様々な困難に立ち向かいながら,市勢の発展と市民の幸せのため,そして輝くふくい新時代への飛躍に向け,全身全霊を注いでまいります。 議員各位並びに市民の皆様の御理解と御支援をお願い申し上げまして,提案理由の説明を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(皆川信正君) ただいま説明がありました第1号議案ないし第26号議案,第104号議案ないし第116号議案,第33号報告ないし第35号報告について質疑を許可します。 御質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。────────────────────── ○議長(皆川信正君) 次に,日程48及び日程49を会議規則第35条の規定により一括議題とします。 事務局に朗読させます。 (事務局朗読)日程48 陳情第10号 シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の提出について日程49 陳情第11号 北陸新幹線が大阪へ延伸するまで,特急「サンダーバード」「しらさぎ」をJR西日本・JR東海の運営・運行で現行のまま存続させることを求める陳情 ○議長(皆川信正君) それでは,今ほど上程しました第1号議案ないし第26号議案,第104号議案ないし第116号議案,第33号報告,陳情第10号及び陳情第11号については,お手元に配付しました付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会及び予算特別委員会に付託します。 〔付託案件表は本号末尾参照〕 なお,第34号報告及び第35号報告については,関係法の規定により議会に提出,報告するだけでよいことになっておりますので,御了承願います。 以上で本日の議事日程は全部終了しました。 これをもちまして散会します。             午前11時17分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。福井市議会議長署名議員署名議員 △〔参照〕                  付 託 案 件 表             総    務    委    員    会番 号件            名第15号議案福井市部設置条例の一部改正について第22号議案福井市消防団条例の一部改正について第24号議案包括外部監査契約の締結について第116号議案町及び字の区域の変更について             建    設    委    員    会番 号件            名第109号議案福井市自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正について第111号議案福井市無線電話基地局の設置及び管理に関する条例の廃止について第114号議案市道の路線の廃止について第115号議案市道の路線の認定について陳情第11号北陸新幹線が大阪へ延伸するまで,特急「サンダーバード」「しらさぎ」をJR西日本・JR東海の運営・運行で現行のまま存続させることを求める陳情           教   育   民   生   委   員   会番 号件            名第16号議案福井市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について第17号議案福井市公衆浴場の設置場所及び衛生等に関する基準を定める条例の一部改正について第18号議案福井市市税賦課徴収条例の一部改正について第19号議案福井市特別会計条例及び福井市国民健康保険診療所基金条例の一部改正について第23号議案福井市児童館条例の一部改正について第25号議案福井市の特定の事務を取り扱う郵便局の指定の取消しについて第26号議案福井市指定障害児通所支援の事業等の人員,設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について第110号議案福井市介護給付費準備基金条例の一部改正について第112号議案工事請負契約の締結について (新ごみ処理施設整備に係る敷地造成工事)第113号議案工事請負契約の締結について
    ((仮称)新ごみ処理施設建設工事)           経   済   企   業   委   員   会番 号件            名第20号議案福井市一乗谷朝倉氏遺跡復原町並の設置及び管理に関する条例の一部改正について第21号議案福井市営競輪場内売店使用料徴収条例の一部改正について陳情第10号シルバー人材センターに対する支援を求める意見書の提出について           予   算   特   別   委   員   会番 号件            名第1号議案令和4年度福井市一般会計予算第2号議案令和4年度福井市国民健康保険特別会計予算第3号議案令和4年度福井市後期高齢者医療特別会計予算第4号議案令和4年度福井市介護保険特別会計予算第5号議案令和4年度福井市母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計予算第6号議案令和4年度福井市競輪特別会計予算第7号議案令和4年度福井市宅地造成特別会計予算第8号議案令和4年度福井市中央卸売市場特別会計予算第9号議案令和4年度福井市駐車場特別会計予算第10号議案令和4年度福井市集落排水特別会計予算第11号議案令和4年度福井市地域生活排水特別会計予算第12号議案令和4年度福井市水道事業会計予算第13号議案令和4年度福井市簡易水道事業会計予算第14号議案令和4年度福井市下水道事業会計予算第104号議案令和3年度福井市一般会計補正予算第105号議案令和3年度福井市国民健康保険特別会計補正予算第106号議案令和3年度福井市介護保険特別会計補正予算第107号議案令和3年度福井市中央卸売市場特別会計補正予算第108号議案令和3年度福井市下水道事業会計補正予算第33号報告専決処分の承認を求めることについて (令和3年度福井市一般会計補正予算)...