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02月18日-01号

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  1. 福井市議会 2019-02-18
    02月18日-01号


    取得元: 福井市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-29
    平成31年 3月定例会               福井市議会会議録 第1号           平成31年2月18日(月曜日)午前10時2分開会────────────────────── 平成31年2月18日,定例会が福井市議会議事堂に招集されたので,会議を開いた。──────────────────────〇議事日程 日程 1 会議録署名議員の指名 日程 2 会期の決定について 日程 3 新幹線・並行在来線等対策特別委員会付託案件について 日程 4 予算特別委員会委員の選任について 日程 5 第 1号議案 平成31年度福井市一般会計予算 日程 6 第 2号議案 平成31年度福井市国民健康保険特別会計予算 日程 7 第 3号議案 平成31年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算 日程 8 第 4号議案 平成31年度福井市後期高齢者医療特別会計予算 日程 9 第 5号議案 平成31年度福井市介護保険特別会計予算 日程10 第 6号議案 平成31年度福井市母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計予算 日程11 第 7号議案 平成31年度福井市競輪特別会計予算 日程12 第 8号議案 平成31年度福井市宅地造成特別会計予算 日程13 第 9号議案 平成31年度福井市中央卸売市場特別会計予算 日程14 第10号議案 平成31年度福井市駐車場特別会計予算 日程15 第11号議案 平成31年度福井市集落排水特別会計予算 日程16 第12号議案 平成31年度福井市地域生活排水特別会計予算 日程17 第13号議案 平成31年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算 日程18 第14号議案 平成31年度福井市下水道事業会計予算 日程19 第15号議案 平成31年度福井市ガス事業会計予算 日程20 第16号議案 平成31年度福井市水道事業会計予算 日程21 第17号議案 平成31年度福井市簡易水道事業会計予算 日程22 第18号議案 消費税及び地方消費税税率引上げに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について 日程23 第19号議案 福井市手話言語及び障がい者コミュニケーション条例の制定について 日程24 第20号議案 福井市指定障害児通所支援の事業等の人員,設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定について 日程25 第21号議案 福井市学校給食費に関する条例の制定について 日程26 第22号議案 福井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正について 日程27 第23号議案 福井市職員の給与に関する条例及び福井市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部改正について 日程28 第24号議案 福井市総合支所設置条例の一部改正について 日程29 第25号議案 福井市地域交流プラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について 日程30 第26号議案 福井市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備,運営等に関する基準を定める条例の一部改正について 日程31 第27号議案 福井市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備,運営等及び指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 日程32 第28号議案 福井市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について 日程33 第29号議案 福井市介護医療院の人員,施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正について 日程34 第30号議案 福井市母子家庭等医療費等の助成に関する条例の一部改正について 日程35 第31号議案 福井市認定こども園設置条例の一部改正について 日程36 第32号議案 福井市特別会計条例等の一部改正について 日程37 第33号議案 福井市保健所事務手数料条例の一部改正について 日程38 第34号議案 福井市土地改良事業等分担金賦課徴収条例の一部改正について 日程39 第35号議案 福井市手数料徴収条例及び福井市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について 日程40 第36号議案 福井市公営企業の設置等に関する条例の一部改正について 日程41 第37号議案 福井市水道給水条例の一部改正について 日程42 第38号議案 福井市水道料金制度審議会設置条例の一部改正について 日程43 第39号議案 福井市水道の布設工事の監督及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について 日程44 第40号議案 福井市公民館設置に関する条例の一部改正について 日程45 第41号議案 財産の処分について(ガス事業に係る財産) 日程46 第42号議案 包括外部監査契約の締結について 日程47 第43号議案 福井市及び大野市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程48 第44号議案 福井市及び勝山市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程49 第45号議案 福井市及び鯖江市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程50 第46号議案 福井市及びあわら市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程51 第47号議案 福井市及び越前市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程52 第48号議案 福井市及び坂井市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程53 第49号議案 福井市及び永平寺町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程54 第50号議案 福井市及び池田町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程55 第51号議案 福井市及び南越前町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程56 第52号議案 福井市及び越前町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について 日程57 第53号議案 福井市保健センターの設置及び管理に関する条例の全部改正について 日程58 第54号議案 福井市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について 日程59 第55号議案 福井市市税賦課徴収条例の一部改正について 日程60 第163号議案 平成30年度福井市一般会計補正予算 日程61 第164号議案 平成30年度福井市国民健康保険特別会計補正予算 日程62 第165号議案 平成30年度福井市介護保険特別会計補正予算 日程63 第166号議案 平成30年度福井市宅地造成特別会計補正予算 日程64 第167号議案 平成30年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算 日程65 第168号議案 平成30年度福井市下水道事業会計補正予算 日程66 第169号議案 平成30年度福井市ガス事業会計補正予算 日程67 第170号議案 福井都市計画事業福井周辺土地区画整理事業の換地処分に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について 日程68 第171号議案 福井市財政調整基金条例の一部改正について 日程69 第172号議案 福井市重症心身障害児(者)福祉手当支給条例及び福井市重度障害者(児)医療費等の助成に関する条例の一部改正について 日程70 第173号議案 福井市介護給付費準備基金条例の一部改正について 日程71 第174号議案 福井市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について 日程72 第175号議案 福井市学校設置条例の一部改正について 日程73 第176号議案 市道の路線の廃止について 日程74 第177号議案 市道の路線の認定について 日程75 請願第16号 「消費税増税中止を求める意見書」の提出について 日程76 請願第17号 幼児教育・保育の無償化,待機児童解消,保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書の提出について 日程77 請願第18号 全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の実行を求める意見書提出について 日程78 陳情第13号 「地方ローカル線」の維持・存続に関する意見書提出について 日程79 陳情第14号 教職員の長時間過密労働の解消を求める意見書提出について──────────────────────〇出席議員(32名) 1番 近藤  實君   2番 福野 大輔君 3番 菅生 敬一君   4番 瀧波  滋君 5番 池上 優徳君   6番 八田 一以君 7番 水島 秀晃君   8番 後藤 裕幸君 9番 村田 耕一君   10番 藤田  諭君 11番 田中 義乃君   12番 伊藤 洋一君 13番 片矢 修一君   14番 泉  和弥君 15番 玉村 正人君   16番 中村 綾菜君 17番 谷本 忠士君   18番 奥島 光晴君 19番 島川由美子君   20番 下畑 健二君 21番 堀江 廣海君   22番 鈴木 正樹君 23番 今村 辰和君   24番 野嶋 祐記君 25番 青木 幹雄君   26番 石丸 浜夫君 27番 堀川 秀樹君   28番 見谷喜代三君 29番 皆川 信正君   30番 吉田 琴一君 31番 加藤 貞信君   32番 西村 公子君──────────────────────〇欠席議員(0名)──────────────────────〇説明のため出席した者 市長         東 村 新 一 君 副市長        山 田 義 彦 君 副市長        西 行   茂 君 企業管理者      谷 澤 正 博 君 教育長        吉 川 雄 二 君 都市戦略部長     國 枝 俊 昭 君 総務部長       玉 村 公 男 君 財政部長       村 田 雅 俊 君 市民生活部長     牧 野   浩 君 福祉保健部長     山 田 幾 雄 君 商工労働部長     港 道 則 男 君 農林水産部長     前 田 和 宏 君 建設部長       竹 内 康 則 君 下水道部長      宮 下 和 彦 君 工事・会計管理部長  上 道   悟 君 国体推進部長     松 山 雄 二 君 消防局長       土 田 将 一 君 企業局長       塚 谷 朋 美 君 教育部長       内 田 弥 昭 君──────────────────────〇事務局出席職員 議会事務局長     小 川 敏 幸 議会事務局次長    廣 瀬 峰 雄 議事調査課長     松 井 優 美 議事調査課長補佐   阪 本 喜 浩 議事調査課主幹    田 中 あ い 議事調査課副主幹   堀 井 信 也 議事調査課主査    生 駒 敏 明────────────────────── ○議長(青木幹雄君) 平成31年3月福井市議会定例会は本日繰り上げ招集され,出席議員が定足数に達しておりますので,議会は成立しました。 よって,これより開会し,本日の会議を開きます。────────────────────── ○議長(青木幹雄君) それでは,日程1 会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により13番 片矢修一君,14番 泉和弥君の御両名を指名します。────────────────────── ○議長(青木幹雄君) 次に,日程2 会期の決定についてを議題とします。 お諮りします。 今定例会の会期は,本日より3月20日までの31日間としたいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決定しました。 なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付しました会期日程表のとおりでございますので,御了承願います。────────────────────── ○議長(青木幹雄君) 次に,日程3 新幹線・並行在来線等対策特別委員会付託案件についてを議題とします。 継続調査となっております新幹線・並行在来線等対策特別委員会付託案件について,経過の報告を求めます。 新幹線・並行在来線等対策特別委員長 11番 田中義乃君。 (11番 田中義乃君 登壇) ◆11番(田中義乃君) 新幹線・並行在来線等対策に関する諸問題を調査するため,2月5日に委員会を開催しましたので,調査経過の概要について御報告申し上げます。 まず,総括について理事者から,昨年,福井県並行在来線対策協議会において並行在来線の経営・運行に関する基本方針が策定され,今後経営計画の策定や第三セクター会社の設立が予定されている。県は,人手不足の折,人員確保のために設立の前倒しを検討している。収支予測調査経営基本調査について,第三セクター会社設立に当たり初期投資費用307億円,収支予測として開業時に8億2,000万円,開業10年後に15億円の赤字との結果が出ており,初期投資費用の圧縮や収支向上取り組みが求められている。利用促進策については,今後,石川県の並行在来線会社相互乗り入れ乗り継ぎ割引の実施などについて協議され,本市でも引き続き先行事例を研究し,福井県並行在来線対策協議会を通して利用促進策を提案していく。高架下の利活用については,金沢駅及び富山駅において業務施設や商業施設,駐車場や駐輪場に利用されている事例などがある。今後,需要,運営管理,賃借料及び採算性等を含め検討するとの報告がありました。 この報告に対し委員から,北陸新幹線福井開業に向けて,地域の魅力を発掘し,育て,創出することや,何を目玉にするかといったことが大事であり,これらに関する開業までのスケジュールや目標を明確に示すべきと考えるがどうかとの問いがあり,理事者から,これまでも,北陸新幹線福井開業イベント開催や,福井として何を打ち出していけるかといったことを協議している。今後,計画等をつくり,具体的にどのように取り組んでいくのかを考え議論していくことが必要になってくるとの答弁がありました。さらに委員から,来福された方がリピーターになるような策を講ずることを検討するよう市において申し送りしてほしいとの要望がありました。 以上が当委員会での調査経過の概要であります。本委員会は,並行在来線の運行計画や資金のこと,利用促進策や私鉄も含めた今後の鉄道全体のあり方,さらには,北陸新幹線並行在来線を観光の視点を含めて議論するために,平成30年6月定例会で設置され今日まで活動してまいりました。この間,昨年8月に基本方針が策定され,県から多額の初期投資費用の見込みや膨大な赤字収支予測が示されたほか,9月には経営分離後の利便性低下を防ぐために福井・石川両県並行在来線相互乗り入れ乗り継ぎ割引の実施が合意されました。これ以降,県下の議論が進展しない状況ではありましたが,本委員会の活動を通し,資金計画や運行計画,JRとの適切な交渉の重要性,収入増につながる利用促進策,隣接する並行在来線会社との連携など多くの課題が明確になってまいりました。このように課題が明らかになったことについては,本委員会として一定の成果を出せたと感じております。 よって,本委員会は今回をもって調査を終了することに決しましたので,議員各位の御賛同をお願い申し上げ,報告を終わります。 ○議長(青木幹雄君) ただいまの報告に対し質疑を許可します。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。 お諮りします。 新幹線・並行在来線等対策特別委員会付託案件につきましては,委員長の報告どおり調査終了と決することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。────────────────────── ○議長(青木幹雄君) 次に,日程4 予算特別委員会委員の選任についてを議題とします。 このほど,予算特別委員会委員のうち,11番 田中義乃君,14番 泉和弥君,16番 中村綾菜君,18番 奥島光晴君,22番 鈴木正樹君,23番今村辰和君,24番 野嶋祐記君,26番 石丸浜夫君,27番 堀川秀樹君,29番 皆川信正君,31番加藤貞信君,以上11名の諸君から辞任願が提出されましたので,委員会条例第14条の規定により議長において許可しました。 お諮りします。 ただいま欠員となっております予算特別委員会委員の選任については,委員会条例第8条第1項の規定により議長から指名したいと存じますが,これに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。 それでは,指名します。 2番 福野大輔君,6番 八田一以君,8番 後藤裕幸君,9番 村田耕一君,10番 藤田諭君,12番 伊藤洋一君,20番 下畑健二君,21番堀江廣海君,28番 見谷喜代三君,30番 吉田琴一君,32番 西村公子君,以上11名の諸君を予算特別委員会委員に選任することに御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。よって,そのように決しました。────────────────────── ○議長(青木幹雄君) 次に,日程5ないし日程74を会議規則第35条の規定により一括議題とします。 事務局朗読は省略します。 提出者の提案理由の説明を求めます。 (市長 東村新一君 登壇) ◎市長(東村新一君) 平成31年3月福井市議会定例会の開会に当たり,市政運営に対する所信の一端を申し上げますとともに,提案いたしました平成31年度当初予算案及び平成30年度3月補正予算案の概要を御説明し,議員各位並びに市民の皆様の御理解をいただきたいと存じます。 昨年は,「福井しあわせ元気」国体・障害者スポーツ大会が大成功のうちに終了することができました。国体では天皇杯と皇后杯を獲得し,障スポでは過去最多となる金メダルを獲得するなど,選手の目覚ましい活躍は多くの市民に勇気と感動を与えてくれました。さらに,各会場での温かく熱心な応援とボランティアの心温まるおもてなしにより,市民協働で成功に導かれたすばらしい大会でありました。多くの市民の皆様の御理解と御協力に改めて感謝申し上げます。 さて,私が市長に就任してから12年目を迎え,3期目の最後の年となりました。この間,本格的な少子・高齢化,人口減少社会が進行する中,将来を見据えてまちづくりをどのように進めていくのかが常に大きな課題でありました。私は,将来に希望が持てるまちづくりを進めるために,福井市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン総合戦略を策定し,本市の強みや魅力を生かしつつ,実効性が高く効果的な施策に全力で取り組んでまいりました。特に東京圏への一極集中が拡大する中,交流人口関係人口をふやすことで移住・定住やU・Iターンにつながるよう,魅力的な観光地やおいしい食など福井のよいところを生かした独自の施策を展開し全国に発信してまいりました。 教育・子育ての分野では,学校の耐震化や暑さ対策など教育環境の整備に積極的に取り組むとともに,常に待機児童ゼロを目指して保育・子育て環境の充実に努めてまいりました。 また,本市のすぐれた物づくりへの支援や企業立地創業支援の推進,豊かな自然に恵まれた農林水産業の振興など,産業の強みを生かしながら働く場の創出を進めてまいりました。 こうした取り組みなどにより,本市の平成30年の人口推計では,人口ビジョンの長期展望を上回る結果となりました。平成31年度は本計画の最終年度となりますので,引き続き計画で定める目標達成に向けて全力を傾け,より高みを目指し,次期5カ年の新たな総合戦略に向けて本計画の改定を行ってまいります。 現在国では人口減少が深刻化し,高齢者人口がピークを迎える2040年ごろから逆算して,子育て・教育環境の整備やインフラ・公共施設の老朽化などあらゆる分野で顕在化する諸課題に対応する観点から,今後の地方行政体制のあり方について調査・審議が進められています。このような中,本市においては住民生活に不可欠な行政サービスを提供し続けていくため,国の動向をしっかりと見きわめながら課題の解決に向けて努力してまいりたいと考えています。 さて,平成もいよいよ残すところ2カ月余りとなりました。そして,4月1日には中核市へ移行し,目指す将来都市像「みんなが輝く 全国に誇れる ふくい」の実現に向けて新たなステージの第一歩を踏み出すこととなります。私は,平成27年9月の市議会定例会で中核市への移行を表明し,議員各位はもとより市民の皆様に御理解をいただきながら移行に向けたさまざまな準備を進めてまいりました。本市が中核市となることにより,保健衛生社会福祉環境行政などの分野において約2,700の事務と権限が移譲されますが,県と市で分担していた事務の一元化や手続の迅速化などを推し進め,より質の高い行政サービスの提供に向けて努力を重ねてまいります。特に,新たに設置する保健所では,難病や精神保健に関する支援や,結核・感染症対策,動物愛護,薬事・食品衛生に関する監視・指導などを行うこととなりますが,市民の生命を守り,健康増進を図るための体制を整え,しっかりとした福祉保健サービスを提供してまいります。また,環境汚染廃棄物等に対する総合的な監視指導体制を整備し,本市の豊かな自然環境,良好な生活環境をしっかりと守ってまいります。 次に,中核市への移行とあわせて嶺北地域の7市4町が連携し,ふくい嶺北連携中枢都市圏を形成します。本市は,中心的な役割を担い,さまざまな資源,産業,人材の活用,定住のために必要な高次の都市機能の集積に向けた環境整備住民福祉の向上のための連携などについて具体的な取り組みを推進してまいります。特に,中小企業者が行う新技術・新製品の開発や販路開拓等への支援,農林水産物ブランド化や販路拡大などを行い,圏域全体の経済成長を牽引してまいります。加えて,病児保育広域保育入所などの子育て環境の充実について広域で連携して取り組むことにより,圏域に住む住民にとって,より利便性が高く充実した生活環境につなげてまいります。 このほか,スケールメリットを生かした移住・定住の促進や企業ニーズに応じた人材の確保や育成を行ってまいります。こうした取り組みにより,それぞれの地域資源につながりを生み出し,圏域の強みを生かした新たな価値や魅力を創出することで未来に向けて活気ある地域社会の構築を目指してまいります。 次に,平成35年春の北陸新幹線福井開業に向け,北陸新幹線福井開業アクションプランに掲げた取り組みを加速化させてまいります。 まちなかにおいては,住む人が楽しめるとともに,本市を訪れる人が心躍るような県都の顔にふさわしい風格とにぎわいにあふれるまちづくりを進めてまいります。 そのため,民間事業者が主体となって取り組む再開発事業に対し支援するとともに,福井城址周辺や足羽山・足羽川一帯を県都デザイン戦略に基づき整備してまいります。 また,新幹線開業を機に本市に多くの人が訪れることが期待されます。この好機を逃さず,一乗谷朝倉氏遺跡や越前海岸を初めとする魅力的な観光スポットを生かして体験・交流型観光を取り入れるなど観光素材を磨き上げ,交流人口の拡大を図ってまいります。さらに,福井市観光振興計画を改定し,戦略的なプロモーションを展開することで北陸新幹線福井開業による効果を最大限に生かせるよう,官民が方向性を共有して取り組みを着実に進めてまいります。 ことしは本市の市制施行130周年という新たな歴史を刻む年でもあります。中核市への移行など新たなステージにおいて全ての市民が活躍し,将来に希望が持てるまちづくりを進めるため,決意と覚悟を持って各種施策に取り組み,市民一人一人が笑顔で暮らせる福井の実現に努めてまいります。議員各位,市民の皆様の御協力,御支援をいただきますようお願い申し上げます。 それでは,平成31年度当初予算案の基本的な考え方を申し上げます。 国の経済動向ですが,10月に消費税率の引き上げが予定される中,各種施策の効果もあって雇用・所得環境の改善が続き,内需を中心とした堅調な景気回復が見込まれることから,平成31年度の国内総生産の実質成長率は1.3%,名目成長率は2.4%程度になるとされています。このような状況を踏まえ,国の平成31年度一般会計予算案は当初予算としては初めて100兆円を超える総額101兆4,571億円となっています。 また,地方財政対策では,地方税が増収となる中で地方交付税については前年度を上回る16.2兆円を確保するとともに,臨時財政対策債を前年度から0.7兆円抑制するなど地方財政の健全化に向けた予算案となっています。 加えて,幼児教育無償化の円滑な実施のための財源確保や防災・減災,国土強靱化のための3カ年緊急対策の推進などが掲げられており,その結果前年度を上回る62.7兆円の一般財源総額を確保する内容となっています。 このような中,本市の平成31年度当初予算案は,福井市財政再建計画の確実な実行を基本に第七次福井市総合計画に掲げる将来都市像「みんなが輝く 全国に誇れる ふくい」の実現を目指す予算であります。予算編成に当たっては,少子・高齢化の進展による人口減少社会を迎える中で,中核市に求められる責務を十分に果たし,市民サービスのさらなる向上に積極的に取り組むとともに連携中枢都市圏を形成し圏域の一体的な発展を図ることとしました。また,4年後に迫る北陸新幹線福井開業を見据えてまちづくりや観光,産業などあらゆる分野において取り組みを着実に進めていきます。さらに,将来にわたり持続可能な行財政運営を行っていくため,財政再建計画に掲げた具体的方策について確実に取り組み,収支均衡した財政構造の確立を図りながら市勢の発展に資する重点施策に意を配した,めり張りのある予算編成に努めました。 あわせて,平成30年度3月補正予算案においては,国の経済対策に呼応し,道路・河川の防災・減災対策や安全・安心な学校施設の整備などを計上しました。こうしたことを踏まえ,平成31年度当初予算案は新たなステージで動き始める「ふくい」の未来を見据えた予算として編成した次第であります。 それでは,主要な事業について第七次福井市総合計画の4つの柱に沿って御説明申し上げます。 第1の柱「快適に暮らすまち」です。 福井駅周辺の整備については平成4年度から進めてきた土地区画整理事業が完了し,今月5日には完工式が開かれました。これにより連続立体交差事業の効果とあわせて東西市街地の一体的な利用や都市機能の高度化,県都の玄関口にふさわしい都市拠点の形成が図られました。 こうした中,中央1丁目10番地地区や駅前電車通り北地区,駅前南通り地区では民間主体による再開発事業が動き出しています。これらの事業が円滑に進捗するよう国や県と連携して支援を行い,にぎわいの創出や交流人口の増加を図ってまいります。 北陸新幹線については4年後の福井開業に向けて市内全区間で順調に工事が進められております。あわせて,沿線地域の道路,排水施設などの環境整備についても計画的に進めてまいります。 新幹線開業と同時に運行を始める並行在来線については,市民にとって使いやすい鉄道となるようアンケート調査等を実施し,パーク・アンド・ライド駐車場の整備や利用促進策などを検討してまいります。 次に,まちなかにおいては中央公園や福井城址周辺道路の整備により散策が楽しめる歩行空間が整ってきているところです。さらに,まちの魅力と回遊性を高めるため,お堀の周辺道路の整備を進めてまいります。また,足羽山ではふれあい動物舎ハピジャンを初め,身近な自然に触れ合えるまちなかの里山として多くの人が訪れており,市民の憩いの場となっています。こうした魅力をさらに高めるため,老朽化した園路や遊具を計画的に更新するとともに,アクセス向上のためシャトルバスを運行し,利便性や安全性を向上させてまいります。 次に,地域の特色を生かした魅力あるまちづくりについてです。 未来につなぐふくい魅える化プロジェクトでは,都市部で活躍するデザイナーなどクリエーティブな人材と市内の企業との交流により人材育成や新たな事業の創出を促進するとともに,これらの取り組みを全国に発信することで本市への持続的な人の流れをつくってまいります。 あわせて,本年度整備を進めている越廼サテライトオフィスにおいて,ICT技術を活用したテレワークを推進し,都市部から地方への人や仕事の流れを創出することで,地域の活性化や産業の振興につなげてまいります。 さらに,福井でかなえる快適ライフ応援プロジェクトでは,福井の住みよさを広く発信するとともに,東京圏からのU・Iターン就職者への移住支援金を新たに創設するなど,移住・定住の促進に向けた取り組みを強化してまいります。 里地・里山の活性化については,殿下地区ほか5地区においてふるさと茶屋の整備や,耕作放棄地の利活用,農産物の直売所整備などを支援し,地域コミュニティーの維持や交流,定住人口の増加を図ってまいります。 また,地域住民の生活を支える交通システムを維持するため,えちぜん鉄道や福井鉄道,路線バスの運行を引き続き支援してまいります。加えて,公共交通の空白地帯において地域が交通事業者と連携して運行する地域コミュニティバスについて新たに東郷地区での運行を支援してまいります。 次に,安全で快適なインフラ施設の整備についてです。 道路の整備については,西開発地区から中心市街地への交通の円滑化を図るための志比口開発線の整備や,新明里橋の耐震補強工事を行うほか,道路の舗装や消雪施設の整備,老朽化した橋梁の補修など適切な管理に努め,安全な道路運行を確保してまいります。 河川・水路の整備については,浸水被害軽減のため馬渡川の河川改修を進めるとともに,市内の河川,水路の改修や堆積した土砂のしゅんせつを行い,安全で良好な生活環境の確保に努めてまいります。 また,住宅政策では,東安居団地F棟について平成32年度の完成を目指して整備を進めるとともに,木造住宅の耐震改修への支援を継続し,安全で快適な住環境を確保してまいります。なお,平成8年度から進めてきた森田北東部土地区画整理事業は,今月1日に換地処分公告を行いました。この事業により施工地区の定住人口は倍増し,商業施設や保育施設が立地するなど活気あるまちづくりが進んでいるところです。本市としては,今後も保留地の販売促進に努め,事業の早期完了を目指してまいります。 下水道事業については,公共下水道の普及拡大を進めるほか,老朽化した加茂河原ポンプ場の全面的な更新に着手することで処理能力の増強を行い,浸水被害の軽減を図ってまいります。 ガス事業については,明治45年に供給を開始して以来,市民の豊かな暮らしの実現と産業の発展に寄与してまいりました。しかし,近年はエネルギー間競争の激化やガス小売の自由化など,ガス事業を取り巻く環境は厳しさを増してきました。このような中,平成32年4月にガス事業を事業譲渡することを決定し,昨年12月には事業譲渡仮契約を締結したところです。平成31年度は本市ガス事業にとって最後の年となりますが,安定したガス事業を引き続き展開するとともに,事業譲渡に向けて業務引き継ぎや市民への周知をしっかりと行ってまいります。 水道事業では,末配水池建設工事や九頭竜原目送水管布設工事を実施するとともに,老朽管の布設がえなどを行い,安全でおいしい水の安定供給に努めてまいります。 また,簡易水道事業では,将来にわたり安定した飲料水を供給するため,老朽化した施設の更新を行うほか,美山地区の水道施設の統合を進めてまいります。 続きまして,第2の柱「住みよいまち」です。 人口減少,少子・高齢化が進行する中,誰もが活躍できる住みよいまちを実現するため,市民みずからが主体となって課題解決に取り組むことがますます求められます。 こうした中,地域の特色を生かした住民主体のまちづくりを促進する地域の未来づくり推進事業では,地域のビジョン策定や課題解決に向けた取り組みを支援し,活力ある地域社会の構築を後押ししてまいります。 中山間地域においては,地域コミュニティーの維持活性化を図るため,都市部の人材を誘致し移住・定住を図る地域おこし協力隊を配置するほか,世帯数の減少や高齢化などによりコミュニティーの維持が困難な集落に対し新たに集落支援員を配置し,集落の存続を支援してまいります。 また,多文化共生や国際交流の促進については,国際感覚を備えた人づくり,世界に開かれた地域づくりのため引き続き姉妹都市との相互交流を行うとともに,国際交流大使のさらなる活用を進めてまいります。 さらに,ボランティア活動支援については,啓発事業や講座などを行い,関心や意欲を高めるとともに,国体・障スポで培われたボランティアへの機運が継続されるようさらなる活動推進を図ってまいります。 次に,子育て環境の充実についてです。 昨年,本市が就学前の子育て家庭に行ったアンケートによると,子育てを「楽しい」と感じる人の割合が約70%であるのに対し,「楽しいとつらいと感じることが同じくらい」,または「つらいと感じることが多い」と回答する人が約26%という結果でありました。こうした結果からも,地域や関係機関と連携し,安心して子どもを産み育てることのできる環境の整備や,妊娠,出産,子育てへの切れ目のない支援が重要であると考えます。 このため,私立保育園,認定こども園などの運営や施設整備に対して支援を行い,多様な保育へのニーズに対応するとともに,公立園では麻生津こども園の大規模改修を行うほか,みやま保育園を認定こども園に移行するための改修を行ってまいります。 放課後児童クラブについては,和田地区,円山地区において利用児童の増加が見込まれることから,小学校内に施設を拡充します。 また,保健センター内に母子保健の拠点として妊娠・子育てサポートセンターふくっこを開設し,産後の心身の不調や育児不安を解消するための産後ケア,育児指導を行ってまいります。 さらに,ひとり親家庭就業・自立支援センターを新たに設置し,経済的負担や就労相談などきめ細かな相談を行うほか,新たに就学など各種資金の貸し付けを行い,経済的自立と児童の健やかな育成を総合的に支援してまいります。 加えて,消費税率引き上げに伴い,低所得者や子育て世帯の負担軽減と地域における消費の喚起,下支えのため,プレミアム付商品券を発行します。 高齢者福祉の充実については,高齢者が住みなれた地域で安心して過ごすことができるよう,地域包括支援センターの円滑な運営を行うとともに,介護サービス事業所の整備やふれ愛園民間移譲計画に基づく養護老人ホームの整備を支援してまいります。 加えて,中核市移行に伴い,居宅で生活することが困難な方に低料金でサービスを提供する軽費老人ホームの支援を行います。 また,障害がある人がそれぞれの能力や適性を生かし自立した日常生活や社会生活を送ることができるよう,住宅や施設での生活を支える各種障害福祉サービスを提供するとともに,障害児支援の拠点である児童発達支援センターの機能強化を図ってまいります。 さらに,手話を必要とする全ての市民が安心して暮らせる地域社会を実現するため,福井市手話言語及び障がい者コミュニケーション条例を制定し,手話が言語であることの理解と手話の普及を促進してまいります。 次に,市民の健康づくりについてです。 生涯にわたり心身ともに健康で生きがいを持った生活を送ることができるよう,がん検診や長寿健診などの健康診査を実施するとともに,健康相談,健康づくりなど生活習慣の改善を支援し,認知症や疾病の早期発見,重症化予防に取り組んでまいります。 予防接種については,新たに風疹の感染拡大を防止するため,抗体保有率の低い世代の男性に対する抗体検査や予防接種を行ってまいります。 また,休日急患センターの小児科を2階に移転し,十分な広さの診察室や待合室を確保することで利用者の利便性向上を図ってまいります。 次に,環境に関する取り組みについてです。 新たなごみ処理施設の平成38年度稼働に向けて,環境影響評価の現地調査を行うとともに,施設整備のための各種調査や基本設計などの取り組みを進めてまいります。また,環境に優しいライフスタイルを促すクールチョイスふくい推進事業では,日常生活の中で環境問題に関心や理解を深めてもらうよう,各種講座やイベントを開催してまいります。 次に,災害・事故に強い安全・安心なまちづくりについてです。 消防防災体制については,火災等の災害に迅速に対応するため,天池町及び浄土寺町に消防分署の建設を進めます。加えて,耐震性のある防火水槽の整備を行うとともに,消防車両を計画的に更新するなど消防力の強化を図ってまいります。 防災・減災対策では,拠点避難所となる小学校へのマンホールトイレ整備を計画的に進めるとともに,地域の災害発生時に効果的な防災活動ができるよう,リーダーの育成や周辺の市町と連携した防災訓練等を実施し,地域防災力の強化を図ってまいります。また,地震による崩落の可能性が懸念される盛り土造成地のマップを作成し公表することで,災害の未然防止や被害の軽減に活用してまいります。さらに防災センターを嶺北圏域の防火・防災に関する学習の場として位置づけ,既存の展示・体験施設を改修してまいります。 昨年は37年ぶりの大雪となり,死傷者の発生や交通網の混乱による経済活動の停滞など市民生活に多大な影響が生じました。これらの経験を踏まえ,除雪体制の見直しを行いました。今後,国や県など関係機関と連携を図り,効率的な除雪作業を行うとともに,最重点除雪路線の見直しや除雪協力企業のグループ化,自治会の小型除雪機購入に対する補助など効果的な除排雪作業を実施してまいります。 続きまして,第3の柱「活き活きと働くまち」です。 農業の振興では,平成27年に策定した福井市農業活性化プランの改定を行い,農業者の所得向上や担い手育成など,農業経営のさらなる発展を図ってまいります。 また,園芸農業の導入や生産拡大,農業経営の複合化を支援するとともに,連携中枢都市圏域内の市町と連携して農林水産物や加工品の認知度向上,販路拡大を図るため,販売会やPRイベントを開催します。 これまで三里浜砂丘地では園芸産地を中心に担い手の確保や育成,生産基盤の整備,販路開拓などを進めてまいりました。この取り組みの成果を越前海岸沿岸地域へと発展させ,新規就農者の受け入れや育成,農林水産物ブランド化,スマートアグリの普及を進める,未来へつなぐ福井の農業・水産業活性化プロジェクトに取り組んでまいります。 一方,林業の振興では,近年手入れが行き届いていない森林の存在が顕在化し,所有者が不明な森林の増加,森林所有者の経営意欲の低下,担い手不足等が大きな課題となっています。こうした中,森林の持つすぐれた機能の維持・回復を図るため,森林環境税及び森林環境譲与税が創設されました。本市では,伐って使って守る森づくりの推進の基本方針のもと,間伐や人材育成・担い手の確保,木材利用の促進や普及啓発など,森林環境譲与税を活用し新たな森林管理システムの構築を図ってまいります。 また,水産業の振興については漁業者の所得向上を図るため,とる漁業からつくり育てる漁業への転換を促す取り組みとして,魚介類の稚魚等の放流や養殖に関する研究・実践を支援するほか,新たな水産資源としてミズダコの特産化を支援してまいります。 次に,商工業の振興についてです。 本市では,繊維産業や化学産業を中心にすぐれた技術力を持った多くの企業があり,その大多数を占める中小企業は地域産業の中核を担う存在であります。こうしたことから,中小企業が行う技術開発や販路開拓,人材育成などさまざまな事業活動への支援を行い,地域経済の活性化を図ってまいります。 また,本市の基幹産業である繊維産業が培った技術を生かして,産学官金の連携により成長が期待できる分野への進出と新技術の開発に取り組むことで,本市の物づくり産業の競争力を底上げしてまいります。 さらに,企業立地については,地域経済の活性化のみならず,雇用機会の確保・拡大に大きな効果があることから,市外企業の誘致だけでなく市内企業の事業拡大などにも対応した効果的な支援を引き続き行ってまいります。 本市の雇用情勢については,有効求人倍率は高水準で引き続き推移していますが,生産年齢人口の減少に伴い,労働力人口も減少してきている状況です。このような中,U・Iターンによる就業や地元での就職を促進するため,福井で働くことについて具体的に考える場を提供するとともに,大学生,社会人等それぞれのライフステージに応じた情報提供,企業訪問などの支援を行ってまいります。 また,職業環境の改善に向け,働き方改革に積極的に取り組む中小企業を支援し,働きやすい環境の整備を図ってまいります。 次に,観光の振興についてです。 来る北陸新幹線福井開業を万全の態勢で迎えるため,福井市観光振興計画を改定し,開業に向けた具体的行動計画を実行してまいります。 また,一乗谷朝倉氏遺跡により多くの観光客を呼び込むため,家族で参加できる戦国宝探しや女性に人気があるヨガを体感できるイベントなど,ファミリー層や女性など新たな客層への誘客を図ってまいります。 加えて,永平寺町と連携して周遊滞在型の広域観光として,今年度好評であった酒蔵周遊「御酒飲帳」事業に引き続き取り組むほか,二次交通の充実に努め,誘客や観光消費の拡大を図ってまいります。 さらに,インバウンド観光では,親日家が多い台湾への営業活動や情報発信を行うとともに,外国人観光客が快適に旅行を楽しむことができるよう,無線LANの整備や外国語表記への支援などの環境整備を周辺市町と連携して行ってまいります。 6月に本市で開催される第32回宇宙技術および科学の国際シンポジウムでは,宇宙関連イベントを実施し,市民の科学,宇宙技術への関心を育むとともに,国内外から訪れる多くの研究者におもてなしの心で本市の魅力をアピールしてまいります。 続いて,第4の柱「学び成長するまち」です。 将来を担う子どもたちの生きる力や豊かな人間性,社会性を育むために,地域,家庭と連携した学校教育の充実や,本市が誇る歴史,伝統文化の磨き上げのための取り組みを進めてまいります。 学校施設については,施設の計画的な更新,改修を進めており,平成31年度は社北小学校の大規模改修に着手するほか,足羽中学校の校庭整備などを行い,児童・生徒が安全で快適に学習できる環境を整えます。また,小学校の体育館については,教育活動のほか,避難所や地域活動の場ともなることから,災害時の安全を確保するため窓ガラスの飛散防止対策を計画的に行ってまいります。 学校教育では,引き続きALTを配置し,外国の言語や文化について理解を深め小学校英語活動の充実を図るとともに,不登校やいじめなどさまざまな問題に対応するためスクールカウンセラーやいきいきサポーターを配置し,児童・生徒が楽しく有意義な学校生活を送ることができるよう支援してまいります。 加えて,教育の質の確保・向上の観点から,学校における働き方改革を進めるため,学校運営支援員や部活動指導員を配置してまいります。 学校給食については,安全でおいしい給食を提供できるよう新たな学校給食センターを整備するため,基本計画の策定を行うとともに,PFI等の民間活力の可能性を調査します。 次に,公民館は地域における生涯学習,コミュニティー活動の拠点であるだけでなく,災害や緊急時の避難所としても重要な施設であり,建てかえや長寿命化など計画的に整備を進めています。平成31年度は順化公民館と順化小学校の複合化について事業の進捗を図るほか,一乗ふるさと交流館を一乗公民館に転用するための設計を行います。 スポーツの振興では,国体・障スポで醸成したスポーツに対する感動や関心を今後の市民スポーツの普及・振興に生かし,子どもからお年寄りまでが生涯にわたりスポーツを楽しむことができる環境の整備に取り組んでまいります。 市美術館では,北大路魯山人が求めた生活の中の雅と美を紹介する企画展,映像と音と光を融合させた新しい体感型アート作品を紹介する「魔法の美術館」など魅力ある企画展を開催し,美術に触れ合える機会を提供します。 郷土歴史博物館では,東京オリンピックや平成をテーマにした企画展や,徳川家茂と福井藩主のかかわりや坂本龍馬の書簡を展示する「将軍家茂と皇女和宮,行列が彩った二人の幕末」などを開催し,福井の歴史・文化への関心が高まるよう取り組んでまいります。 自然史博物館では,鳥類の生態などを紹介する「美しき鳥の羽」や,自然の色の美しさや不思議さの正体に迫る「色彩の自然史」などの企画展を開催し,自然科学を興味深く学べる機会を提供してまいります。 最後に,総合計画を推進するための取り組みです。 マイナンバーカードの普及に伴い,コンビニエンスストアで住民票や所得証明などの交付サービスの利用が増加してきていることから,新たに戸籍証明が交付できるようシステムの更新を行います。 ふるさと納税については,PRの強化と返礼品を充実させることにより,継続的に本市を応援してくれる人をふやすとともに,寄附額を地域づくりに生かす福井市版ふるさと納税を引き続き進めてまいります。 財政再建計画では,施設管理経費の縮減のため,市有施設の民間譲渡や集約化,機能廃止などに向けた施設マネジメント推進に取り組むこととしています。平成31年度はアオッサへの庁舎機能の集約化や越廼総合支所の移転を進めるとともに,公共施設の民間譲渡に向けた測量調査などを行ってまいります。 また,平成32年度から導入する総合行政情報システムについては,業務効率化とコストダウンを図りつつ,スムーズな移行に向けた整備を進めてまいります。さらに,弁護士や公認会計士など専門的な知識を有する方による包括外部監査を導入し,監査機能の専門性,独立性の強化を図ることで行政事務に対する市民の信頼を高めてまいります。 以上,第七次福井市総合計画の4つの柱に沿って主要事業の概要を申し上げました。 平成31年度当初予算案の規模は,一般会計で1,059億2,100万円,特別会計で699億8,100万円,企業会計で301億4,300万円,総額で2,060億4,500万円であります。 なお,これを前年度の当初予算と比較しますと,一般会計で0.6%の増,特別会計で0.5%の減,企業会計で1.9%の増であり,全会計では0.4%の増となっております。一般会計の規模については中核市に伴う事業が増加したことなどから4年ぶりに増額となりました。 次に,財源について申し上げます。 歳入の根幹をなす市税については,景気回復による企業業績や雇用情勢の改善から個人市民税及び法人市民税が増収になることや,家屋の新築・増築による固定資産税の増収が見込まれることから1.3%増の452億2,800万円を計上しました。 地方交付税については,中核市や連携中枢都市圏の形成による交付額の増額に加え,国の地方財政計画や平成30年度の収入状況などに基づき積算し,国・県支出金については国や県からの情報収集に努め,事業に見合った額を精査し計上しました。 使用料及び手数料については,10月1日からの消費税引き上げに対応し,円滑かつ適切な転嫁を基本に過去の実績等を考慮して計上しました。 市債については,財政再建計画に基づき新規借入額の抑制を図りながら,適切な借り入れと交付税措置等できる限り有利な起債の活用を念頭に所要額を計上しております。 次に,3月補正予算案につきまして御説明申し上げます。 このたびの補正予算案は,国の補正予算を活用して行う事業のほか,各事業の精算に伴うものについて措置するものです。 補正予算案の規模は,一般会計で15億3,253万7,000円,特別会計で4億6,803万6,000円,企業会計で2億7,709万4,000円,全会計で22億7,766万7,000円を追加するもので,補正後の平成30年度予算額は一般会計で1,066億3,458万5,000円,特別会計で714億9,927万2,000円,企業会計で298億1,423万8,000円,全会計で2,079億4,809万5,000円となります。 その事業の内容について御説明申し上げます。 第1に,国の補正予算を活用して行う事業につきましては,防災・減災,国土強靱化等に関するものについて,当初予算を前倒しして事業を実施するものでございます。 松本小学校ほか5校の校舎,体育館の外壁落下対策や小学校体育館の窓ガラス飛散防止対策を行うほか,社北小学校ほか4校の学校トイレの洋式化を行うなど,安全・安心な学校施設の整備を行ってまいります。 また,道路の改築や舗装,除雪機械の更新,馬渡川や底喰川の河川改修,雨水対策工事や老朽化した下水道施設の長寿命化工事など,事業費を増額し事業の進捗を図ってまいります。 加えて,消費税率の引き上げによる影響を勘案して,低所得・子育て世帯向けのプレミアム付商品券事業を実施するためのシステム改修を行います。 第2に,各事業の精算に伴うものとして,福井駅付近連続立体交差事業,地方バス路線の運行補助,障害福祉サービス事業,国民健康保険事業,介護保険事業などに必要な経費を追加します。 また,不死鳥ふくいふるさと応援寄附による寄附金について,寄附者の意向に沿って災害対策基金など各種基金に積み立てを行います。 このほか,順化小学校・順化公民館複合化事業の設計変更に伴い継続費を変更するとともに,一般会計で地域介護福祉空間整備等補助金ほか37件,宅地造成特別会計,福井駅周辺整備特別会計でそれぞれ繰越明許費を措置するものです。 以上,3月補正予算案の概要について申し上げました。 このほかの議案及び報告につきましては,それぞれの提案理由の記載に基づき提案しております。細部に関しましては,いずれも各委員会におきまして詳細に御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ十分に御審議の上,妥当な御議決をいただきますようお願い申し上げます。 「たこが一番高く上がるのは風に向かっているときである。風に流されているときではない。」第2次世界大戦時にイギリスを率いたウィンストン・チャーチルの言葉です。平成29年度の赤字決算を受けて昨年8月に財政再建計画を策定し,厳しい予算編成を行ったところでありますが,盤石な財政基盤を築く中で中核市への移行や連携中枢都市圏の形成など新たなステージで始動する本市には限りない可能性を秘めた未来が待ち受けています。市制130周年を迎えるこの機会に,先人の礎の上に福井をさらに発展させ,平成の先の時代につなげていくことが私の使命であります。このような決意を胸に置き,笑顔あふれる希望と安心のふくいの実現に向けてひたすら努力を重ねてまいります。議員各位並びに市民の皆様の御理解と御支援をお願い申し上げまして提案理由の説明を終わらせていただきます。 ○議長(青木幹雄君) ただいま説明のありました第1号議案ないし第55号議案,第163号議案ないし第177号議案について質疑を許可します。 ◆32番(西村公子君) 自席で質疑をさせていただきます。 第55号議案の福井市市税賦課徴収条例の一部改正についてお尋ねします。 提案理由には,国民健康保険税の被保険者に係る所得割額,資産割額及び被保険者均等割額を改正したいと書かれていますが,その内容の説明,それから市民への影響はどのようなものかお尋ねします。 ◎福祉保健部長(山田幾雄君) 国民健康保険事業が今年度から県単位化になり,そのときに福井市の基本的な方針として,毎年度の収支均衡を保つこと,資産割の廃止を3年かけて段階的にやっていくこと,低所得者の負担を考え,応能割,応益割の割合を均衡にし,半分半分に保つように取り組んでいくことの3つの方針を立てています。 それで,今回平成31年度の保険税率について,資産割につきましては平成30年度の2.9%から1.45%マイナスの1.45%とします。所得割については,平成30年度と比べて,前年から0.35%プラスの13.59%とします。均等割,平等割ですが,平等割につきましては今年度と同じ2万8,800円,均等割につきましては100円アップの4万8,100円とし,できるだけ市民への影響が少ないように考えているところです。それと,全体として1人当たりの保険税額は平成30年度と比べて262円の増加になりますが,これは来年度のことを考えると医療費等の増加が見込まれることから保険税が若干アップしますが,今できるだけ一般の市民の方への影響がないよう配慮して今回この税率を考えているところでございます。 ◆32番(西村公子君) 今1人当たりの保険税額が262円増加するということですが,先ほど低所得者のことも考えてということもおっしゃったわけですけれども,どのようなところに影響が多く出るのか,その点も説明をお願いします。 ◎福祉保健部長(山田幾雄君) 低所得者の方につきましても基本的に保険税がかかることを配慮しまして,均等割及び平等割を7割,5割,2割軽減する措置も設けていますので,そういう意味ではほとんど影響はないと考えられますけれども,場合によっては資産割のところなどで若干増額になる部分はあると思っています。 ◆32番(西村公子君) ひとり暮らしの高齢者の方などには非常に影響が出るとも言われており,今年度一定程度は税額の値下げが実現したわけですけれども,全体としてみても1人当たり262円の増加というとそんなに大きな金額ではないと考えます。ですから,そういう点から考えても依然として国民健康保険税が高い水準であることには変わりがないわけで,そういった程度のことであれば東村市長の裁量で,考えで,値上げを抑えようということも私はできたはずだと思います。その点についての考えはなかったのか市長にお伺いします。 ◎市長(東村新一君) 改正をするときにはいろいろなことを考えながらどういうふうに行うかを考えるわけですけれども,今この国民健康保険事業につきましては,新しく県単位で整理をしていく事業に変わったところでもありますので,またこのあたりは単独事業としての考え方に余り重きを置くと全体計画が狂うことになっては困るので,今回できるだけそういうところをにらみながら改正を行ったところです。 ○議長(青木幹雄君) ほかにございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 御質疑なしと認めます。よって,質疑を終結します。────────────────────── ○議長(青木幹雄君) 次に,日程75ないし日程79を会議規則第35条の規定により一括議題とします。 事務局に朗読させます。 (事務局朗読)日程75 請願第16号 「消費税増税中止を求める意見書」の提出について日程76 請願第17号 幼児教育・保育の無償化,待機児童解消,保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書の提出について日程77 請願第18号 全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の実行を求める意見書提出について日程78 陳情第13号 「地方ローカル線」の維持・存続に関する意見書提出について日程79 陳情第14号 教職員の長時間過密労働の解消を求める意見書提出について ○議長(青木幹雄君) それでは,今ほど上程しました第1号議案ないし第55号議案,第163号議案ないし第177号議案,請願第16号ないし請願第18号,陳情第13号,陳情第14号については,お手元に配付しました付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会及び予算特別委員会に付託します。 〔付託案件表は本号末尾参照〕 以上で本日の議事日程は全部終了しました。 これをもちまして散会します。             午前11時8分 散会 地方自治法第123条第2項の規定により,本会議の顛末を証するため,ここに署名する。福井市議会議長                      年  月  日署名議員                         年  月  日署名議員                         年  月  日
    △〔参照〕                付 託 案 件 表         総    務    委    員    会番 号件            名第18号議案消費税及び地方消費税税率引上げに伴う関係条例の整備に関する条例の制定について第22号議案福井市職員の勤務時間,休暇等に関する条例の一部改正について第23号議案福井市職員の給与に関する条例及び福井市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の一部改正について第24号議案福井市総合支所設置条例の一部改正について第25号議案福井市地域交流プラザの設置及び管理に関する条例の一部改正について第42号議案包括外部監査契約の締結について第43号議案福井市及び大野市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第44号議案福井市及び勝山市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第45号議案福井市及び鯖江市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第46号議案福井市及びあわら市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第47号議案福井市及び越前市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第48号議案福井市及び坂井市における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第49号議案福井市及び永平寺町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第50号議案福井市及び池田町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第51号議案福井市及び南越前町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第52号議案福井市及び越前町における連携中枢都市圏の形成に係る連携協約の締結について第171号議案福井市財政調整基金条例の一部改正について第174号議案福井市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部改正について請願第16号「消費税増税中止を求める意見書」の提出について請願第18号全国知事会の「米軍基地負担に関する提言」の実行を求める意見書提出について         建    設    委    員    会番 号件            名第35号議案福井市手数料徴収条例及び福井市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正について第170号議案福井都市計画事業福井周辺土地区画整理事業の換地処分に伴う関係条例の整備等に関する条例の制定について第176号議案市道の路線の廃止について第177号議案市道の路線の認定について陳情第13号「地方ローカル線」の維持・存続に関する意見書提出について         教   育   民   生   委   員   会番 号件            名第19号議案福井市手話言語及び障がい者コミュニケーション条例の制定について第20号議案福井市指定障害児通所支援の事業等の人員,設備及び運営に関する基準等を定める条例の制定について第21号議案福井市学校給食費に関する条例の制定について第26号議案福井市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備,運営等に関する基準を定める条例の一部改正について第27号議案福井市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備,運営等及び指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について第28号議案福井市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について第29号議案福井市介護医療院の人員,施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の一部改正について第30号議案福井市母子家庭等医療費等の助成に関する条例の一部改正について第31号議案福井市認定こども園設置条例の一部改正について第32号議案福井市特別会計条例等の一部改正について第33号議案福井市保健所事務手数料条例の一部改正について第40号議案福井市公民館設置に関する条例の一部改正について第53号議案福井市保健センターの設置及び管理に関する条例の全部改正について第54号議案福井市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について第55号議案福井市市税賦課徴収条例の一部改正について第172号議案福井市重症心身障害児(者)福祉手当支給条例及び福井市重度障害者(児)医療費等の助成に関する条例の一部改正について第173号議案福井市介護給付費準備基金条例の一部改正について第175号議案福井市学校設置条例の一部改正について請願第17号幼児教育・保育の無償化,待機児童解消,保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書の提出について陳情第14号教職員の長時間過密労働の解消を求める意見書提出について         経   済   企   業   委   員   会番 号件            名第34号議案福井市土地改良事業等分担金賦課徴収条例の一部改正について第36号議案福井市公営企業の設置等に関する条例の一部改正について第37号議案福井市水道給水条例の一部改正について第38号議案福井市水道料金制度審議会設置条例の一部改正について第39号議案福井市水道の布設工事の監督及び水道技術管理者に関する条例の一部改正について第41号議案財産の処分について (ガス事業に係る財産)         予   算   特   別   委   員   会番 号件            名第1号議案平成31年度福井市一般会計予算第2号議案平成31年度福井市国民健康保険特別会計予算第3号議案平成31年度福井市国民健康保険診療所特別会計予算第4号議案平成31年度福井市後期高齢者医療特別会計予算第5号議案平成31年度福井市介護保険特別会計予算第6号議案平成31年度福井市母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計予算第7号議案平成31年度福井市競輪特別会計予算第8号議案平成31年度福井市宅地造成特別会計予算第9号議案平成31年度福井市中央卸売市場特別会計予算第10号議案平成31年度福井市駐車場特別会計予算第11号議案平成31年度福井市集落排水特別会計予算第12号議案平成31年度福井市地域生活排水特別会計予算第13号議案平成31年度福井市福井駅周辺整備特別会計予算第14号議案平成31年度福井市下水道事業会計予算第15号議案平成31年度福井市ガス事業会計予算第16号議案平成31年度福井市水道事業会計予算第17号議案平成31年度福井市簡易水道事業会計予算第163号議案平成30年度福井市一般会計補正予算第164号議案平成30年度福井市国民健康保険特別会計補正予算第165号議案平成30年度福井市介護保険特別会計補正予算第166号議案平成30年度福井市宅地造成特別会計補正予算第167号議案平成30年度福井市福井駅周辺整備特別会計補正予算第168号議案平成30年度福井市下水道事業会計補正予算第169号議案平成30年度福井市ガス事業会計補正予算...