以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。
5:
◯越智 豊議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。
6:
◯渡部 豊産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。
去る19日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました全ての議案は、全会一致により原案を可決、承認することに決定いたしました。
以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。
議案第64号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第1号)」の中の付託事項の審査において、紅い雫・さくらひめ生産拡大支援事業費に関し、委員から、「さくらひめ」の生産者について質問があり、理事者から、重複している方もいるが、今回の補助に係る生産者が5名、昨年度の補助に係る生産者が7名である。また、地域別では伯方地域を中心に栽培されているとの答弁がありました。
次に、水産業強化支援事業費に関し、委員から、事業の目的について質問があり、理事者から、この事業の主たる目的は観光を目当てとした海業支援施設の整備であり、愛媛県が推進するサーモンの試験養殖用の生けすを、餌やり体験用として複合的に活用することも考えているとの答弁がありました。
以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。
7:
◯越智 豊議長 次に、建設水道委員長にお願いいたします。
8:
◯重松眞司建設水道委員長 建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。
去る14日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決、承認することに決定いたしました。
以上で委員長報告を終わります。
9:
◯越智 豊議長 次に、地方創生特別委員長にお願いいたします。
10:
◯森 京典地方創生特別委員長 地方創生特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。
去る20日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上で委員長報告を終わります。
11:
◯越智 豊議長 以上で各委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午前10時12分
──────────
午前10時33分
12:
◯越智 豊議長 会議を再開いたします。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決は、付議事件番号の順序により適宜一括して行いますから、ご了承願います。
番号1、議案第64号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第1号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
次に、番号2、議案第65号「平成30年度今治市用地取得特別会計補正予算(第1号)」及び番号3、議案第66号「平成30年度今治市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」、以上2件を一括して採決いたします。以上2件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。
次に、番号4、議案第67号「今治市支所設置条例の一部を改正する条例制定について」ないし番号11、議案第74号「今治市営住宅条例の一部を改正する条例制定について」、以上8件を一括して採決いたします。以上8件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上8件は原案のとおり可決されました。
次に、番号12、議案第75号「財産の取得について(ネットワーク制御機器)」ないし番号19、議案第82号「市道の認定について」、以上8件を一括して採決いたします。以上8件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上8件は原案のとおり可決されました。
次に、番号20、議案第83号「専決処分について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を承認することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第83号は原案のとおり承認されました。
次に、番号21、報告第2号「専決処分について」ないし番号25、報告第6号「法人の経営状況について」、以上5件の報告は、いずれも受理いたします。
次に、日程3、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。
総務委員長及び教育厚生委員長から、現在、委員会において審査中の番号26、陳情第1号「地方財政の充実・強化を求める意見書提出の要望について」及び番号27、陳情第2号「市立菊間保育所の存続・継続運営等に関する陳情について」、以上2件について、会議規則第109条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
これより採決を行います。
番号26、陳情第1号「地方財政の充実・強化を求める意見書提出の要望について」は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、陳情第1号は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
次に、番号27、陳情第2号「市立菊間保育所の存続・継続運営等に関する陳情について」は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、陳情第2号は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
次に、日程4、付議事件番号28、発議第4号「議員の旅費の調査に関する決議について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
13:
◯加藤 明議員 ただいま議題となりました、発議第4号「議員の旅費の調査に関する決議について」、発議者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
提案理由の説明は、決議の朗読をもってかえさせていただきます。
( 朗 読 )
以上で提案理由の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
14:
◯越智 豊議長 以上で説明は終わりました。
これより議題に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、許可いたします。
31番松田敏彦議員。
15:
◯松田敏彦議員 発議第4号「議員の旅費の調査に関する決議について」、質疑を行います。
まず、1番目、旅費については、今治市職員の条例があります。今治市職員等の旅費に関する条例というのがあります。議員に関しては、これに準じて同じように条例が制定されております。旅費ということになりますと、職員、特別職、議員、全てにこれが当てはまることになると思います。今回は、議員の旅費ということで限定しておりますけれども、どうして議員に限定したのかお尋ねします。それともう1つ、議員の旅費ということでございますので、全議員に係る問題ではないかと思いますが、どうなのか、まず1番目にお伺いしたいと思います。
2番目、この調査というのは、百条委員会ということで、地方自治法に認められた委員会でありますけれども、司法権、捜査権等はありません。調査権があります。百条調査権と言われるものでありますけれども、この調査で行うのは、地方公共団体、行政の事務についての調査を行うことが目的であり、個人を追及するようなものではありません。それでは、この調査で、今回この委員会で、何をどのように調査するのか、お教えいただきたいと思います。
3番目、経費が100万円以内と上げられておりますけれども、どのような経費が予定、予測されているのかお教えいただきたいと思います。
以上で質疑を終わります。
16:
◯越智 豊議長 答弁を求めます。
17:
◯加藤 明議員 松田敏彦議員の質疑にお答えいたします。
質疑の1番目、調査対象について、2番目、どのような調査をするのかにつきましては、提案いたしております発議が可決された後、委員会が構成され、委員会での協議の中で、具体的な案件、審査の順位、審査方法などが決められるものであります。
ここでは一般論として申し上げますが、1番目の調査対象についてでありますが、地方自治法の第8章に「給与その他の給付」として、第203条第2項「普通地方公共団体の議会の議員は、職務を行うため要する費用の弁償を受けることができる」とありまして、かつ同条第4項で「議員報酬、費用弁償及び期末手当の額並びにその支給方法は、条例でこれを定めなければならない」とあります。この地方自治法の規定を受けて、議員への費用弁償の根拠規定として、今治市議会議員に対する議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例が定められております。この条例の中で、「費用弁償」の第3条第4項に「議員の旅費の支給方法は、常勤の職員の旅費の支給の例による」とありまして、常勤の職員の旅費の支給の例が、今治市職員等の旅費に関する条例であります。今回の調査特別委員会は、これら地方自治法、条例の規定が調査対象になるものと思います。
次に、2番目の、どのような調査をするのかでありますが、地方自治法第100条第1項に「当該調査を行うため特に必要があると認めるときは、選挙人その他の関係人の出頭及び証言並びに記録の提出を請求することができる」とあります。発議が可決後の委員会において、案件が決まれば、資料の収集や関係者からの聞き取りなどが行われるものと思います。
3番目の、調査経費の内訳と財源についてでありますが、現状細かく積み上げたものではなく、地方自治法第100条第11項におきまして、「当該調査のため要する経費の額を定めて置かなければならない」とありますので、枠計上とさせていただいております。現状で見込まれるものといたしましては、今回の調査特別委員会として審査や調査のために議員を派遣することができるとありますので、議員派遣に要する費用弁償、また関係者の出頭などの際には費用弁償しなければならないとありますので、それらの費用などを見込んでおります。また、その財源ですが、議会費の中の旅費を財源といたしております。平成27年度の決算で、議会費のうちの旅費の不用額が430万円余り、平成28年度決算では515万円余りの不用額が出ておりますので、現計予算の範囲内で対応が可能と判断いたしております。
以上で質疑に対する答弁といたします。
18:
◯越智 豊議長 以上で答弁は終わりました。
再質疑はありませんか。
19:
◯松田敏彦議員 議長。
20:
◯越智 豊議長 松田敏彦議員。
21:
◯松田敏彦議員 お答えいただきましたけれども、1番目の調査対象ですけれども、私がお聞きしましたように、今回議員に限ったのは、どういうことで議員に限ったのかということと、対象が全議員になるのかというところをもう一度お答えいただきたいと思います。
22:
◯加藤 明議員 今回議員に限ったのは、どういう理由かということでありますけれども、これは議会運営委員会で、6月12日でしたか、この百条委員会の設置を決定いたしました。その以前に、私から議会運営委員会に提案を申し上げまして、不確かな支出が見受けられるけれども、これについてということで、議会運営委員会にお諮りいたしまして、皆様方も納得がいかないということで、今回の百条委員会につながったものと理解いたしております。
以上です。
23:
◯松田敏彦議員 全議員に係るかどうかという問題、全議員に係る問題だということで全議員が対象になるのかということ。
24:
◯加藤 明議員 もちろん、議員の旅費に関する調査ですから、全議員対象にはなると思います。
25:
◯越智 豊議長 再質疑はありませんか。
26:
◯松田敏彦議員 議長。
27:
◯越智 豊議長 松田敏彦議員。
28:
◯松田敏彦議員 終わります。
29:
◯越智 豊議長 これをもって議題に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております発議第4号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認め、よって、さよう決定いたしました。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので許可いたします。
31番松田敏彦議員。
30:
◯松田敏彦議員 本案件について討論を行います。
この百条委員会、大変大事な問題でありまして、いろいろな書物にも百条委員会についての解説があります。1つ私が見出した書物の中にこのようなものがありました。議会がこのような調査権を発動する場合は、行財政上の重大な事件や特殊な政治問題等が発生した場合とか、あるいは決算その他重要な案件の審査をする場合などがあろうということが言われております。そして、言うまでもなく、議会に調査権が与えられているのは、執行機関が住民の福祉増進のため適正な事務処理をしているか、その実態や真相を把握して、もし違法や不適正な事実があればその原因を究明して、それを是正、改善する方策は何であるかを見出して、是正、改善させる、そして必要に応じて責任の所在を明確にして将来を戒め、議会の監視機能と政策機能の発揮に万全を期するためであることを十分に理解しなければならないということが書かれております。そして、慎重に取り組むべきであるということも書かれております。
これまで、今治市議会の長い歴史の中で、私の、今まで覚えているといいますか、記憶の中には、百条委員会設置の経験、経緯というのはありません。平成17年に合併問題が発生しましたけれども、このとき、合併前の今治市においても、この問題について、大変大きな問題があるということでいろいろ検討されました。そのときに合併問題調査特別委員会が設置されました。諸問題について取り組もうと。このときも百条委員会ではありませんでした。大変慎重に取り組むべきであろうと言われております。
これまでの経緯ですけれども、5月1日に、先ほど加藤議員もおっしゃっておりましたけれども、議会運営委員会に、初めて委員長から提起されました。そして5月7日の議会運営委員会に、旅行命令書兼私用車使用伺書、平成29年2月から平成30年3月の14カ月分の資料が初めて配付されました。委員の皆さんも初めて見た方が多かったようでしたけれども、こういう書類が配付されました。そして、この後に、議長の指導によりまして、この14カ月分の書類の記録に、1件ずつ説明をつけて資料を提出してくださいという指示がなされました。そして5月24日に、説明のついた書類が議長に提出されました。しかし、この書類は議会運営委員会には提出されませんでした。そして、議会運営委員会の中で検討、議論もされませんでした。そして、6月12日、議会運営委員会において、百条委員会設置の提案がされました。賛否両論が出てまいりましたけれども、きょう決めなければ26日に間に合わないという
発言があり、採決の結果、賛成多数で設置の方向性が決定されました。そして本日に至っております。この問題、大変慎重に議論されたのか、十分に検討がされたのか、私はされてないと思っております。今までの経緯を見てもそうでありますけれども、急ピッチでこの百条委員会設置に向けて進んできたように思います。
この百条委員会は行政の事務について調査をするということであります。この旅費の支給については、先ほども出てまいりましたけれども、職員の旅費に対する条例があります。それに基づいて議員の条例も制定されております。これに基づいて決定され、そして事務処理がされ、行う、これがもちろん基本であります。これに問題があり不備があるということであれば、しっかりと検討して、議論して、改善、改正していく、当然やるべきことであろうと思います。しかし、これを百条委員会でやるのが正しいのかどうか、私はそうは思いません。今の既存の組織の中で、しっかりと対応、対処できる問題であろうと思っております。よって、私は、この百条委員会設置に反対いたします。
以上で終わります。
31:
◯越智 豊議長 以上で通告による討論は終わりました。
他に討論はありませんか。
32: ◯堀田順人議員 議長。
33:
◯越智 豊議長 26番堀田順人議員。
34: ◯堀田順人議員 新生会を代表して、調査特別委員会設置に賛成の立場で討論いたします。
議会人は、市民の皆さんから不信を招かない行動、活動をすることが、我々議員の立場であることから、それぞれの議員の責任の所在を明らかにするため、今回提案されております特別委員会を設置して調査することは大事であり、賛成いたします。
以上です。
35:
◯越智 豊議長 以上で堀田順人議員の討論は終わりました。
他に討論はありませんか。
36: ◯渡辺文喜議員 議長。
37:
◯越智 豊議長 22番渡辺文喜議員。
38: ◯渡辺文喜議員 ただいま議題となっております議員の旅費の調査に関する決議について、私からは賛成の立場で討論させていただきます。
我々議員は、その置かれている立場を考えるとき、常に襟を正し、市民の範となるべき行動が求められているのは言うまでもありません。政治に対する信頼が失墜しつつあると言われる今、我々議員が、みずからがその自浄能力を問われる前に、その疑惑を晴らすべきこと、そのために調査特別委員会が設置されることは、当然であると考えます。調査される関係各位が、最大限の努力をなされ、疑義がある、疑惑がある事例が晴れて、我々市議会の自浄能力が認められる、そんな調査特別委員会があるべきだろうと考え、調査特別委員会の設置に賛成するものであります。
39:
◯越智 豊議長 以上で渡辺文喜議員の討論は終わりました。
他に討論はありませんか。
40: ◯岡田勝利議員 議長。
41:
◯越智 豊議長 28番岡田勝利議員。
42: ◯岡田勝利議員 ただいま提案されております特別委員会設置問題、市民の皆さん方の貴重な税金の中から我々の交通費が支給されている中で、市民の皆さんから信頼を取り戻し、不信感を払拭するためにも、公正、そして公平な審査、調査をしていただき、市民の皆さんから信頼される今治市議会議員としての立場にあるよう、今回の特別委員会設置に賛成いたします。
43:
◯越智 豊議長 以上で岡田勝利議員の討論は終わりました。
他に討論はありませんか。
44: ◯寺井政博議員 議長。
45:
◯越智 豊議長 30番寺井政博議員。
46: ◯寺井政博議員 私も、議員の旅費の調査に関する決議について、設置に賛成の立場で討論させていただきます。先ほどの松田議員の反対討論を聞いておりました。何点か腑に落ちない点がございました。百条委員会は、行政の執行事務に対しての調査、明らかに今回の問題、議員の旅費については公費の支給でございます。行政の執行事務の中に入ります。そして、他の機関等で、もっと審査、調査をしてから百条委員会に持っていくべきではないか、性急ではないかというような
発言もございました。我々の目指している百条委員会の目的は、真実を見きわめ、それの是正を図る、松田議員がおっしゃったとおりでございます。議会運営委員会において、疑惑を指摘されている当該議員の
発言の内容や議長に対する報告等について、一貫性がない、きちんとした説明がなされない。また、一旦議長に対して弁明といいますか、提出した書類の返還を求めるというようなことも実際にあったようでございます。そのような中で、きちんと我々議会として、市民に対して、先ほど申し上げました真実を見きわめ、是正を図るという目的に沿って、もうこの百条委員会設置以外には方法としてはない、このような考えに至り、この連名のメンバーで発議を行ったところでございます。個人を誹謗中傷したり、陥れたりするのではございません。疑惑を持たれない、これを晴らす、これも大事なことであります。そういう中で真実を見きわめていきたい、このようなことから設置を発議したことでございますので、私は賛成の立場からの討論とさせていただきます。
47:
◯越智 豊議長 以上で寺井政博議員の討論は終わりました。
他に討論はありませんか。
( な し )
他に討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより、番号28、発議第4号「議員の旅費の調査に関する決議について」を採決いたします。本件は、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、発議第4号は原案のとおり可決されました。
次に、日程5、付議事件番号29、特別委員会委員の選任を行います。
お諮りいたします。
議員の旅費に関する調査特別委員会は、お手元に配付の別紙一覧表のとおり、それぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおりの議員を、議員の旅費に関する調査特別委員に選任することに決定いたしました。
委員会開催のため暫時休憩いたします。
午前11時07分
──────────
午前11時34分
48:
◯越智 豊議長 会議を再開いたします。
この際、ご報告いたします。議員の旅費に関する調査特別委員会において、委員長及び副委員長を互選の結果、委員長に谷口芳史議員、副委員長に重松眞司議員が選任されました。
以上で日程の全てを議了いたしました。
閉会に当たり、市長から挨拶があります。
49: ◯菅 良二市長 6月
定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
今議会におきましては、一般会計補正予算を初め、提案いたしました全ての議案につきまして、熱心にご審議をいただき、滞りなく議決を賜ることができました。まことにありがとうございました。本会議、委員会で皆様からいただきました貴重なご意見やご要望につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。
まず初めに、今月18日に発生した、大阪府北部を震源とする最大震度6弱を観測した地震についてでございます。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。今回の地震は、いわゆる都市直下型地震であり、建物や交通網、ライフラインなど被害が広範囲に広がりました。中でも学校プールのブロック塀が倒壊し、登校中の小学生が犠牲になりましたことは、非常に痛ましい出来事でありました。
本市におきましても、緊急防災情報伝達システムの整備や、公共施設の耐震化、老朽化対策を計画的に進めているところでございますが、子供たち、そして全ての市民の安全を守るため、通学路の安全点検、地域や小中学校における防災教育の充実など、危機意識を持って防災・減災対策に取り組んでまいりたいと考えております。今後30年以内に高い確率で発生すると予想されている南海トラフ地震、そしてあらゆる自然災害に立ち向かい、いざというときに市民の生命や暮らしを守るため、危機管理を預かる長として、災害対応力の強化をしっかりと進めていかなければならないと改めて強く感じたところでもございます。その上で、私は何より、地域が、そして人が元気であること、しっかりと将来を見据え、前を向いて進んでいくこと、挑戦し続けること、市政運営においては、こういった思いを常に忘れてはならないと思っております。
こうした中で、本市にとってまさに大きな一歩となりましたのが、厚くかたい岩盤規制を突破し、ようやくこの地に誕生した獣医学部であります。186名の1期生に続き、これからたくさんの若い学生たちがやってきます。この新しい大きな風を大事にしっかりと捉え、将来にわたって大学と地域が発展していけるよう、議会、そして市民の皆様と心を1つにして、全力でまちづくりに取り組んでまいります。
さて本日は、8月4日、5日に開催されます、第21回今治市民のまつり「おんまく」に向けて、理事者全員でおんまくオリジナルポロシャツを着用させていただきました。今治市・尾道市姉妹都市提携50周年に当たります本年も、尾道市から平谷市長、そして尾道ベッチャー太鼓や踊り隊の皆さんにお越しいただき、姉妹都市交流セレモニーにおいて、50周年を記念して、今治タオルと尾道帆布で製作したはっぴを交換しようと計画いたしております。ことしのおんまくのテーマは「継(つなぐ)」でございます。市民相互のつながりはもとより、しまなみ海道でつながる尾道市との50年のきずなをさらに深め、人と人との交流の輪を次の世代につなげてまいりたいと考えております。
また、各地域におきましては、これから夏のイベントがめじろ押しでございます。私、そして副市長はもとより、職員一同、時間の許す限り積極的に参加させていただき、地域の皆さんのパワーをしっかりと受けとめながら、また新たな一歩につながる地域の元気を全力で応援してまいります。
梅雨が明けますと、いよいよ夏本番でございます。議員各位におかれましては、健康にはくれぐれもご留意いただき、引き続き市政発展のためご尽力賜りますようお願い申し上げまして、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
50:
◯越智 豊議長 以上で挨拶は終わりました。
これをもって今
定例会を閉会いたします。
午前11時42分 閉 会
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