東温市議会 2005-03-23 03月23日-04号
給付費が伸び続けていくと、受益者負担の割合を上げるという議論も起きるがとの質問に、給付費の増大は全国的なレベルであり、国においては、このたび介護保険制度改革により介護予防に力を入れることや、施設給付費の見直し等により給付を抑える方向で考えている、その説明でした。
給付費が伸び続けていくと、受益者負担の割合を上げるという議論も起きるがとの質問に、給付費の増大は全国的なレベルであり、国においては、このたび介護保険制度改革により介護予防に力を入れることや、施設給付費の見直し等により給付を抑える方向で考えている、その説明でした。
介護予防の問題につきましては、介護保険制度の見直しの議論の中で重点課題に上げられ、健康づくりのため、この介護予防公園が東京の千代田区にできたということもあって話題になっております。これは「ひねって のばして 楽しく介護予防」をキャッチフレーズに、耳慣れない、見慣れない高齢者向けに開発された遊具を公園に設置したものでございます。
特に介護保険制度の創設によります高齢者福祉サービスの充実あるいは公的な支援の体系ができて、経済的な負担につきましても、現金給付による福祉的支援という必要はなくなったのではなかろうかと、このように思っております。こういう視点に立ちまして、県内市町村においても、敬老年金の廃止の動向が続いております。
次に、利用料ですが、介護保険制度実施前から訪問介護及び特養利用者に対する利用料の減額措置につきましては、制度発足後5年間の時限適用となっており、平成17年3月には終了しますので、国の制度改正の内容及び他市町村の動向等も勘案し、慎重に対応を検討したいと考えております。