愛南町議会 > 2022-06-17 >
令和 4年第2回定例会(第3日 6月17日)

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  1. 愛南町議会 2022-06-17
    令和 4年第2回定例会(第3日 6月17日)


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    最終取得日: 2022-12-18
    令和 4年第2回定例会(第3日 6月17日)            令和4年第2回愛南町議会定例会会議録(第3号)                  招集年月日 令和4年6月17日(金曜)                  招集場所 愛南町役場議場                  開議 6月17日 10時00分宣告 1.議事日程  日程第 1 会議録署名議員の指名  日程第 2 第36号議案 令和4年度愛南町一般会計補正予算(第1号)について  日程第 3 第37号議案 令和4年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)               について  日程第 4 第38号議案 令和4年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)につ               いて  日程第 5 第39号議案 広域農道南宇和線(御荘工区)災害復旧工事請負契約の変               更について  日程第 6 第40号議案 町有財産の減額貸付について  日程第 7 発議第 3号 地方自治法第180条第1項の規定により愛南町長におい               て専決することができるものの指定の一部改正について  日程第 8 議員派遣の件  日程第 9 閉会中の所管事務調査等申出について
    2.本日の会議に付した事件  議事日程第1から日程第9 3.出席議員(14名)   1番 尾 崎 惠 一       2番 嘉喜山   茂   3番 池 田 栄 次       4番 吉 田 茂 生   5番 少 林 法 子       6番 石 川 秀 夫   7番 金 繁 典 子       8番 鷹 野 正 志   9番 原 田 達 也      10番 佐々木 史 仁  11番 中 野 光 博      12番 山 下 正 敏  13番 那 須 芳 人      14番 吉 村 直 城 4.欠席議員(0名) 5.説明のため出席した者の職氏名    町長          清 水 雅 文    副町長         木 原 荘 二    教育長         児 島 秀 之    総務課長        立 花 慶 司    企画財政課長      清 水 雅 人    消防長         浅 海 宏 貴    会計管理者       守 口 庸 夫    税務課長        山 本 光 伸    町民課長        中 田   章    農林課長        吉 村 克 己    水産課長        長 田 岩 喜    建設課長        濵   哲 也    商工観光課長      兵 頭 重 徳    環境衛生課長      山 本 正 文    水道課課長補佐     小埜山 武 士    保健福祉課長      幸 田 栄 子    高齢者支援課長     土 幡   淳    学校教育課長      岩 井 正 一    生涯学習課長      坂 本 一 利    防災対策課長      土 居 章 二    国保一本松病院事務長  赤 松 邦 彦    内海支所長       横 山 修 治    御荘支所長       宮 本 良 也    一本松支所長      尾 﨑 弘 典    西海支所長       伊 田 光 洋 6.職務のため出席した者の職氏名    事務局長        本 多 幸 雄    局長補佐        小 松 一 恵                 午前10時00分 開議 ○議長(原田達也) ただいまの出席議員は14名です。定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  会議に先立ち、嘉喜山議員より6月10日定例会初日一般質問の中での発言について、会議規則第63条の規定により誤解を招くおそれのある発言のため、「改選前の一本松地域出身の4人の議員の意見も改築賛成と聞いております。」の部分を取り消したいとの申出がありました。  お諮りします。  これを許可することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  したがって、嘉喜山議員からの発言取消しの申出を許可することに決定いたしました。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――             ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(原田達也) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、10番、佐々木議員と11番、中野議員を指名します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第2 第36号議案 令和4年度愛南町一般会計補正予算(第1号)について ○議長(原田達也) 日程第2、第36号議案、令和4年度愛南町一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  本案は、提案理由の説明を終えておりますので、これより質疑を受けます。  質疑の方法は、初めに歳出全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) まず最初にですね、63ページ、南宇和高校魅力化推進事業についてお聞きします。  この事業について、今回の補正はプロジェクトの管理運営支援等とはお聞きしとるんですけど、この事業を成功させるためには、やはり中学校等からの情報共有が必要だと私は思っております。やはり今後、中学校等については、積極的な情報提供も必要だと思うんですが、このあたりについてどのように考えているのかお聞きをします。  それと、57ページ、企業立地誘致活動事業についてお聞きをします。  この事業は全額補助のようで、国が進めるデジタル田園都市国家構想推進のための一つの柱である地方創生テレワークタイプの事業と聞いており、目的は地域の活性化のようです。で、私の質問は、この委託を通しまして、どのような事業を具体的に進めようとするのか、また、その期待する効果についてお伺いをします。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長岩井正一) お答えします。  中・高の情報共有というところでございますけれども、またこの話が進んでいく中で、中学校各校長、そして南宇和高校の校長等とも意見交換も続いて行っていきながら、高校側からまた中学生等への説明会もしていき、この事業の取組についての情報共有を図ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 兵頭商工観光課長。 ○商工観光課長兵頭重徳) お答えいたします。  企業立地誘致活動の事業の中でですね、企業誘致支援事業の委託金を今回計上しております。これは先ほど嘉喜山議員がおっしゃられました、国が進めるデジタル田園都市国家構想の分につなげるための事業でありまして、愛南町では企業誘致並びにサテライトオフィスの誘致につきまして、どのような戦略を持ってどのような計画を進めるかということを現在検討しております。  そういった中で、専門の業者のアドバイスを受けながらですね、地域課題を洗い出しまして、地域課題にマッチした企業を誘致するための目的としまして、この誘致の戦略並びに計画を策定するための予算を、今回、計上さしていただきました。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) この田園都市構想に関しましては、今言いました地方創生テレワークタイプともう一つありまして、デジタル実装タイプの分があります。それで、この事業を通じて国の資料を見ますとですよ、観光とか医療とか福祉など、様々な地方が抱える分野の問題に対応するため行うということなんですが、今後、この事業に関してどのように取り組む考えなのか、取り組まなければそれはそれでいいんですけど、そういう方針とかそういったものがあればお聞きをします。 ○議長(原田達也) 兵頭商工観光課長。 ○商工観光課長兵頭重徳) お答えいたします。  先ほど議員がおっしゃられました、デジタル実装タイプ、そして地方創生テレワークタイプと2種類という事業でですね、今後推し進めるような形になりますけど、今のところ、具体的な内容のほうについては、今から募集も始まるということです。  デジタル実装タイプにつきましては、スマートシティ構想などでデジタルを生活に生かすという内容ですので、当初から愛南町で取り組むのは少しハードルが高いかなと考えております。  まずはですね、地方創生テレワークタイプのほうを活用しながら、サテライトオフィスの誘致、それから企業誘致を推し進めましてですね、デジタルによる地域課題を解決しながらですね、将来的には愛南町のDXの推進につなげていけたらと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  尾崎議員。 ○1番(尾崎惠一) そしたら、同じく予算書の57ページなんですけれども、中のスポーツ合宿誘致補助金についてお伺いをいたします。  このスポーツ合宿誘致補助金は、町内の宿泊施設を利用して合宿を行う団体に対して支給するものであるということですが、近隣の自治体の補助金支給に今回負けないように、今後の合宿シーズンにおける補助金支給の上限を20万から40万に引き上げていくということで、今回の70万の補正予算計上となったものと理解しております。  コロナが収拾した後の誘致活動については、今まで以上に力を入れないといけないと思うのですが、これから初めて愛南町で合宿をやってみようかという団体については、愛南町の宿泊施設や練習施設の状況等がよく分からないというようなことで、二の足を踏んでしまうケースが懸念されます。インターネットで検索すれば、ある程度は内容は分かると思うのですが、他の自治体に負けないサービスをして、選んでいただくという観点からして、町は事前に相談があった場合にですね、どのような対応を考えているのか、お伺いをいたします。 ○議長(原田達也) 兵頭商工観光課長。 ○商工観光課長兵頭重徳) お答えいたします。  スポーツ合宿の利用につきましては、まずスポーツ施設のほうを管理しております生涯学習課のほうにですね、施設が空いているかということで御照会いただきまして、その後、その申請者から町のほうに宿泊施設でいいところはないかというような御相談があれば、こちらのほうも相談に乗って対応したいと考えております。  誘致活動につきましては、今年度こういった補助事業の拡大も考えておりましたので、県内の大学、それから高体連、中体連、小体連にもですね、文書のほうをお送りしてですね、今のところ誘致活動を行っております。
     さらにはですね、今まで来ていただきました大学、それから高校、それは大阪も中四国も含めてなんですが、時間が合いましたら訪問して、誘致活動を進めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  鷹野議員。 ○8番(鷹野正志) まずですね、35ページ、個人番号カード交付事業、今回ですね、プレミアム商品券を一つの軸にしまして、交付率をアップしようという計画で、今回は総務課が担当ということなんですけど、本町によると39%、40%を切ってると。全国平均でも政令都市とか大都会では45%ぐらい。田舎に行く、町村、町ではですね、やはりこのカードが有効利用っていいますか、有益性がちょっとまだ認知度が低いということで、地方に行くほど交付率が低いというふうに認識しております。ただですね、隣の宿毛市は72%という交付率になっております。  そこでですね、今回、このプレミアム商品券を発行することによっての交付率をアップする、これはすごいいい企画だというふうに思っておりますが、前回、全協でしたか、目標率を80%というふうに言ってました。この辺ですね、本当に80%達成できるのかお伺いしたいのと、あとですね、このプレミアム商品券を目当てに交付率が、申請が結構来ると予想されます。先日、同僚議員が一般質問で言うたように、その事務ですね、本当に急にばっと来たときの対応は本当にできるのか、その2点についてお伺いします。  あと、63ページ、先ほど南宇和高校魅力化推進事業っていうことが出てました。南宇和高校も少子化によって南宇和郡の唯一の高校であります。生徒数も減り、また、中学校から3割はよその学校に行ったりしております。それを打開する、今後、合併とか分校にならないように、南宇和高校への進学といいますか、志願率を上げていこうというものだと思います。  それで、今回1,000万ぐらいかけております。地域おこし協力隊3名を設けて、その内容を充実していくということなんですが、どのような分野からそういうアドバイザー的な方を呼んで、どういうカリキュラムで、どういうことをしているのか、ちょっと具体的にお願いいたします。 ○議長(原田達也) 立花総務課長。 ○総務課長(立花慶司) 私のほうからは、個人番号カード交付事業に係ります交付目標について、お答えさしていただきます。  鷹野議員御指摘のとおり、交付の低迷のところにつきましては、カード取得によります有益性の認知が低いっていうところが、多分背景にあるのだというふうに思っております。  今後、健康保険証とのひもづけなども予想されておりますし、コロナ禍で影響を受けております事業者、また物価高騰で生活に影響を受けている生活支援という両方の観点を持って、プレミアム商品券につきましては、目標値80%とハードルは高く設定はしておりますが、取得についての周知を行いまして、より多くの方にプレミアム商品券が届くように、同事業実施期間内に取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 中田町民課長。 ○町民課長(中田 章) 鷹野議員の質問にお答えします。  私のほうからは、交付体制の取扱いについてお答えをさせていただきます。  まず、議員御指摘のとおり、先ほど総務課長から答弁がありましたとおり、目標80%を掲げておるところでありますけども、実際80%ということであれば、今の8,000人が交付申請に訪れる、一応計算になります。そういった中で、プレミアム商品券の申請期限が9月末、約3か月の間に申請を行っていただく必要があります。申請そのものは自宅で行えるものでありますけれども、なかなか自宅で行うことが難しい方、そういった方につきましては、当然支所を含めて役場のほうにお越しいただいて、職員のほうでサポートを行う形になります。  私どもも、人数をどのようにさばいていくかというところが、今当面の課題だと受け止めておりまして、現在、平日も事前予約の上で時間外に申請交付を受け付けておることと、あとは日曜日に臨時的な窓口を開設して対応しておるんですけれども、当然、これだけでは難しいだろうなという考えでおります。  今、職員ともこの件につきまして、どうやって円滑に皆さんにスムーズに交付していくかということを鋭意考えておりますので、申請状況というのは、常にダイレクトな状況が把握できますので、そういった状況を注視しながら、窓口の開設であるとかそういった部分を含めて、支所、町民課挙げて取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。  以上です。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長岩井正一) お答えさしてもらいます。  まず初めに、先ほど鷹野議員が町外への進学者が3割程度という部分と、あと今回の補正予算地域おこし協力隊等の分が1,000万というふうに御紹介いただきましたが、この辺、私どものちょっと情報を、今までしっかりお伝えできていなかった部分、申し訳なく思いますけれども、今現在、今年度に関しましては、4割近くが町外に出ております。それと、先ほどの補正予算については、アドバイザリー料を含めて約1,800万ほどということになっておりますので、その辺、また大変申し訳ありませんでした。御了知いただけたらと思います。  それと、あとどういう分野からと、地域おこし協力隊に関しまして、どういう分野からというところでございますが、まずはやはり進学意識の向上というようなところがすごく保護者、そして生徒から求められているところがございまして、入試に関しましては、現在3種類、一般選抜とか学校推薦とか総合型選抜とかいうのが、今大学入試のほうではあるようなんですけれども、そういったところにマッチングできるような取組というところで、仮称でありますが、南高学習センターというところで設置して、そういうものに取り組んでいけれるような人材を全国的に募集していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 鷹野議員。 ○8番(鷹野正志) ぜひ進めていただきたいというふうに思っております。それで、進学についてはですね、やっぱり個人の選択の自由ということで、近郊の宇和島の学校に行ったりとか、最近、技術とか高等専門学校か、高専なんかにも結構人気があるようで、あそこでしたら高校生の間に資格を取れたりとか、もちろん大学の編入とかできるっていうことで、もちろん進学を決定するのは個人ということなんですよね。  今、町民に聞いたら南高の魅力って何なのって言ったら、それこそ昔はサッカーが強いときにはサッカー留学、よそからも来たりしておりました。私も高校時代には、クラスで10人ほど国立大学に行ってました。  ですから、よそに行かなくても、南宇和高校の指導が悪いっていうことじゃないんですけど、南宇和高校から普通に大学、国立とか行けるようなことがあれば、別にほかに志願せんでもいいというようなことだと思います。  今、魅力が欠けているということが一番の原因だとは思いますけど、南宇和高校の学力を上げっていうのは、もちろん南宇和高校のやり方っていうことなんですが、正直言いまして極論はそこになるのかなというふうに、私は認識しております。  で今回、この魅力化推進、ぜひですね、力を入れて何とか地元の高校に生徒を残す、高校生、その辺をぜひ力を入れて進めていっていただきたいと思うんですが、再度、取組について、そのやりますっていう意志をお願いします。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長岩井正一) 今、鷹野議員が御提言いただいたように、本当に今現在、魅力的な部分が十分発信できていないというところは、そのとおりだというふうに考えておりますが、南宇和高校自体の取組は非常によい探求型の取組などもございますので、その辺もしっかりとさらにスケールアップするような形で、今回の事業を交えてやっていきたいというふうに思っておりますし、そこは南宇和高校等とも十分連携を取って、また地元の中学校の各校長とも絶えず高校との連携というところでもこちらも間に入って、しっかりと力を入れて議員が言われたようなところを目指していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) 私もですね、この南宇和高校魅力化推進事業、63ページの件に関して質問さしていただきたいんですが、04年の当初予算でですね、530万組まれて、今回補正で932万ということで、トータルざっと約1,500万のお金を町から県立高校に対して補助をするという形になろうかと思うんですが、これまず1点目はですね、これはあくまで県立なので、県に対して陳情を今までしたのかどうなのかいうのが1点と、それとですね、この今回の補正はアドバイザリー委託と、委託料がほとんどなんじゃないかなと思うんですが、当初予算の立てつけはグローバル人材の育成であったりとか、英語外部検定の補助とか、遠距離通学者の助成ということで、今回はその南宇和高校魅力化推進をですね、アドバイザリー契約して外部に委託していこうという考え方だと思うんですが、まず、過去も振り返って、今までも当初予算、大体毎年530万つけてきていますけども、効果の検証はどうなのかと。町が負担して、毎年530万入れて補助をしてますけど、効果の具合はどうなのかというのとですね、あと、私これ町民に対してメリットがですね、メリットというか町民も一緒になって取り組まないといかん内容じゃないかなと。  私の一つのアイデアなんですけど、国内外からホームステイを募集して、ホームステイ先を町民の方に協力を仰ぐと、その中で、補助を出していったほうがいいんじゃないかなと。極端なこと、今、ウクライナですから、ウクライナの避難民をですね、愛南町が受入れすると、高校生をですよ。そうすれば、グローバルな人材育成にもなりますし、愛南町の町民にとっても下宿先を補助するということであれば、愛南町の町民の方にも協力いただけるというような、私は思うんですが、それについてちょっと見解を頂きたいと。  2点目は、鳥獣害被害補助金、51ページです。前回もちょっと質問さしていただいたんですが、猿の被害が非常に多くてですね、貝塚から三島団地ぐらいまで、菊川もそうなんですけど、猿の被害が尋常じゃないと。なおかつ馬場地区には御荘保育園もありますんで、園児に対して被害が出たらえらいことになるなということで、やはりこれ頭数管理をする必要性があるんじゃないかなと。今、音が出る鉄砲で追い払うという方法しか今取ってませんが、これはぜひとも頭数管理をするような施策補助金を、やはり僕は出すべきじゃないかなというふうに思ってます。それについて見解を頂きたいというふうに思います。  以上です。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長岩井正一) お答えいたします。  今、石川議員が言われた当初予算の530万についてなんですけれども、これは南宇和高校教育推進協議会のほうへの補助で、これは町のほうの補助金が、確かに中心を占めておりますが、各いろいろな分野からも寄附等を集めて、活動しております。  それで、毎年、多分議員さんにも御案内が行くと思うんですけれども、この推進協議会の報告会を高校生がプレゼン等をしてくれております。ここ2年ほどはちょっとコロナでできなかったり、昨年度はオンラインであったりとかいうふうにしております。それで、今多分まだ南宇和高校のホームページのほうに動画配信をしていると思うんですけれども、またお時間があったらお目通しをいただけたらと思いますけれども、特に探求型のいろいろな活動に関しましては、ほかの議員さんからも非常に高い評価を受けております。そして、今回の補正に関しましては、先ほど言ったように、まず、業者のほうに委託して、そういう事業を展開すると。その中に、人材としては地域おこし協力隊のほうを使うというところでございます。そこはまた、いろいろ今後とも評価・検証していきますし、また議員さんの目からもぜひ検証していただきたいというふうに考えております。  あと、国内外のホームステイの件については、また貴重な御意見として承っていきたいというふうに考えております。  県との関係は、教育長のほうから御答弁いたします。 ○議長(原田達也) 児島教育長。 ○教育長(児島秀之) 私のほうからも答弁をさしていただきます。  まず、県立高校ですので、県との対応ということであります。  先ほどの振興協議会の予算、7年前に組んだんですが、その折からこの議員御指摘の件につきましては、町といたしましても、地方財政法の壁を意識しながら予算化をしております。今回についても、それは十分意識をして、あくまで県立高校の支援ではなくて、県立高校に通う町の高校生への支援という位置づけで、今回の予算の編成をさしていただいておる次第であります。  また、陳情ということでありますが、先般、県の教育長ともお話しをさしていただきまして、現在、県のほうも高校の再編計画を練っておる最中であります。恐らくこの夏場に素案が公表されるんではないかと思います。その折に、なかなかこの地方の高校は魅力化校という形で、県から認定をされないと存続が厳しいような状況になろうかと考えます。よって、今回の事業決定をいたしましたら、当然内容について県の教育長のほうにも話しに行って、御理解をいただいて、御支援をいただこうと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 猿の頭数管理について、お答えいたします。  猿被害につきましては、全国におきまして問題になっていると認識はしております。また、各行政においても、いろんな取組を行っているというところはお聞きはしとるところなんですけど、まず、市街地での銃器の使用ができないというのがまずあります。そのために、今回につきましても、予算としまして、講習会等の委託料を計上さしていただいております。猿の出没頻度と出没範囲が拡大傾向にある中で、効果的な被害防止対策として、地域での追い払い体制の構築が重要だと現在は考えております。  昨年寄せられました相談内容からも、住宅地、人間に対して慣れた行動を取る固体や群れの増加が見られているというところで、お話は地元のほうから聞いており、また、危険が危惧をされているというところは認識はしております。  その解決策としましては、集落が安心できない危険な場所だと認識させることが重要であり、そのために効果的な集落による日常的な追い払いが重要だと考えております。  集落での追い払いを支援するための具体的な方策としましては、今年度は追い払い用具の購入補助、また猿の寄りつきにくい環境整備に係る補助を創設するとともに、昨年に引き続き、先ほども申しましたように、今年度8区を対象に追い払いの講習会を開催し、集落ぐるみの追い払いを支援することにしております。  地域の皆様の御理解と御協力を得ながら猿の出没地域の縮小及び被害防止につなげていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 石川議員。 ○6番(石川秀夫) 先ほど答弁いただいたんですが、南宇和高校の魅力化ということで、中学生が4割近く校外に出ていく、これはもう仕方がない。僕はある程度は思ってます。しかし、南宇和高校をですね、国内外にアピールして、例えば姉妹校を海外とつくってですね、やっていくいう方法もあろうかと思うんですよ。要は呼び込んでくるという方策を取ればですね、今の4割外に出られてる、松山とか宇和島に出られている学生の方もですね、南宇和高校、グローバル化しているから、やっぱり南宇和高校がええと、ぜひ行きたいという学生さんも出てくる可能性はあります。  で、よそから来ていただくんですから、人口も当然増えるんで、ぜひですね、そういう形で愛南町の町民の方にも参加していただいたような形で、この事業を前に進めていただきたいなというふうに思います。  その姉妹校含めて、外から呼び込む計画について見解をいただきたいのと、2点目は猿の今の答弁の話は、頭数管理ではなくて追い払いということだというふうに認識してます。ぜひですね、9月の補正でもいいんで、一度調査・研究していただいて、頭数管理、箱おりとか落とし込みで捕まえることは可能だと思います。だからそういう意味で、やっぱりこの増えてきたこの頭数を管理していかないと、これいつどういうふうな町民に危害が起きてもいかんし、なおかつ今現在、農作物に対しての被害も甚大になってきてます。ぜひ御検討いただきたいというふうに思います。御見解をいただきたいと。 ○議長(原田達也) 児島教育長。 ○教育長(児島秀之) 南宇和高校の件について、私のほうから御答弁をさしていただきます。  議員の海外との姉妹校という件でありますが、こういう点になりましたら、本当に県立高校の経営そのものに関わることになりますので、なかなかここで私のほうから明確な御答弁をすることができません。また、南宇和高校の校長先生と協議の上で、このような御意見が議会の中であったということは、御紹介をさしていただこうと思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 頭数管理についてですが、頭数管理、そのことにつきましては、先ほど申したように、全国的に問題があり、それがなかなか解決しないというところがあります。その中で、町としましても専門家によります考え方、また追い払いの講習というところを委託を考えております。  それとあと、本町におきましては、大型の箱わなにつきましては2か所設置はしております。それにつきましても、猟友会の方に委託をしまして、専門的な分野も併せまして、餌とかそういう管理をやっていただいておりますが、なかなか減るっていうところが難しいと考えております。  そういうところを、また言われますように勉強、研究しまして、今後におきましては被害軽減、農作物の被害軽減、また危険を及ぼすようなことがないように、施策を考えていきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 63ページ、同じく南宇和高校魅力化推進についてです。  本当に喫緊の課題だと思うのですが、昨年の9月の補正137万くらいから始まったと思います。この魅力化計画。でも、この6月までにどのような分析をして何をしてきたのか、今後の方針は何なのかという報告がまずありません。その後で、いよいよ今年はどうするかということになると思うんですが、まず、そのような報告をきちんと出すべきではないでしょうか、これが1点目。  2点目、それと同様に1,000万円かけております。これはどういう方針でどういう目的で、どのような具体的なことを考えているのか、それも出すべきではないでしょうか。具体的なのは修繕費40万円というのだけあります。そこのあたりが見えません。  次3番、委託事業自体のこの取組も、皆さん今おっしゃられましたが、これも見えないなと思います。そのような業者の方、そして、教育委員会がどう関わるのか、南宇和高校の校長先生はじめ教職員の方々、南宇和高校関係はどう関わるのか、生徒はどう関わるのか、どういう連携体制を取っていくのかってすごく大事やと思うんです。成功しているところを見ますと、やっぱり町民と在校生がおらが高校っていう必死になってやって動いている、危機感で。うちもやってくれると思います。ぜひそこを教えてください。  四つ目です。結局、魅力化どうするかというと、学力を高めて、例えば東大に行くような子が1人でも出るとですね、これはすごいなと思いますね。学力を高めるか、あるいは南宇和高校にしかないような斬新な科ができるかとか、そっち方向だと思います。ちなみに文部科学省のほうでは、特色のある科ができるように、随分規制は緩めたはずだというふうに言われておりますので、そちらのほうも県と考えていってはいかがでしょうか。  なお、同僚議員も先ほどから何回も言われてますが、外に行かないようにするのではなくて、外から来るようにすると。ですから既定路線を修正するというようなレベルではなくて、今までしたことのないような思い切ったことをするという、リスクを取ってしなくてはいけない時期だと思いますが、見解を聞かせてください。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長岩井正一) お答えいたします。  調査の報告に関しましては、議員全員協議会の中でもアンケート等を取って、やはり進学意識の部分が保護者も生徒も高いということで、御報告さしていただいております。  それと、あと業者に関しましては、今後、また適切な業者等に委託するような形になろうかというふうに考えております。  それで、本当に議員おっしゃったとおり、南宇和高校でないとできないような取組っていうところを、先ほど問うていただいたように、高校の校長を筆頭に教員等と共に、こちらも教育委員会のほうも絶えず協議、意見交換をしながら、適切な新たな取組は何かというようなこともやっていきたいというふうに考えております。  また、外に出る子供だけではなくて、外から来るようにというような御提言も頂きました。まさにそれが魅力化の今後のことにつながるんだろうというふうに感じております。外からも選んでいただけるような取組にしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。  少林議員。 ○5番(少林法子) 先ほどの答弁でもですね、県が再編計画を出して、魅力化校に認定されないと存続は厳しいとか言われていらっしゃるんですね。とても本当に喫緊のことだと、保護者、そして小中学校、教職員も含めみんな思っております。  ですから、ちょっと危機感を持って具体的にどうしていくのかというのを、どんどん詰めていっていただきたいと思います。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長岩井正一) まさに、議員言われたように、喫緊の課題だというふうに受け止めております。今後、先ほどの同僚議員の方にも御答弁しましたけれども、やはり、我々教育委員会事務局と高校だけということではなくて、中・高、そしてまた住民の方々にもしっかり周知し、また今後は小学校との交流なども何年か後には図れるような形で、南宇和高校っていうことを皆さんになじむといいますか、意識が向いていくような方向になればというふうに考えながら、進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) ちょっと関連なんですが、これ県立高校ですから、細かいことはここで申し上げませんが、教育委員会、答弁にいろいろ苦慮されておるようですが、町の執行者の町長、南宇和高校の同窓会長に立候補して、選挙で同窓会長に就任されたんですよね、七、八年前に。せっかくおられますので、同窓会長としてどのように、また町の執行者としてどのように考えているのか、答弁願います。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。
     立候補してというのはどういうことですかね。一切そういう……。 ○14番(吉村直城) じゃなかったんですか。 ○町長(清水雅文) 違います、全然違いますよ。そんなつまらんこと言わんでください。一切そんなことはありません。 ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 理事の方から、そのように当時報告もらっとったんですが、2人の理事の方から。名前は省きますけども、そのときの内容もお聞きしました。その上で、今質問したんですけども、それは町長がそういうことなら、訂正しますけども、であるならば、後段の同窓会長として、どのように考えておられるのか、ちょっとお聞きしたい。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) お答えします。  教育長ともですね、タッグを組んで、これまでもずっと取り組んできました。ぜひですね、この南郡の生徒さんとしては、ぜひ南宇和高校に来ていただきたいということは、もう常々思ってますし、学校の先生らともそういう形で南宇和高校の魅力を前面に出して、そして地元の子は地元になるべく来てもらうというような対策はですね、いろいろと検討したり、いろいろと取組しました。ですけど、やはり県のほうの対策といたしましても、南高ですかね、中高一貫校というような形の対策を今やっております。そういう形でですね、同級生の人が南宇和に行かず、南高に行かず、そして東高とか宇和島南高に行くというような生徒、いっぱい出てきています。そういうことではなくて、なるべくなら南宇和高校に来ていただいて、そして親元から学校に通うと、そういうことをぜひしていただきたいという対策はいろいろと検討してますけど、やはり、県のほうとしても、その中高一貫校もやるということで、どうもそのままの形でいきそうな感じに今なってます。  先般、初日の議会があったときに、我々もそちらのほうに行けたらなと、会がちょうどバッティングしました。わざと本当にしとるねというようなぐらい、我々としてはそれまで反対してきましたけど、教育長ともちょうどバッティングするような形にしたんやないやろうかねという疑うぐらいのことをされました。それはもう日程の都合で、コロナの関係もあるし、限られておるんでもう仕方がないなということで、この前の会にはよう行かなかったんです。ですけどそのときにですね、行けれたら、もう強く強く反対する意見も述べるように決めてましたけど、それもかないませんでした。  やはり、親元から育って、そしてそれが家族愛につながる、それがまた郷土愛になる、それが強いては国を愛する、そういう精神が培われるんではないかということはですね、自分も会の中で言わしてもらいましたけど、残念ながらその方向ではちょっといかないような形になっていますし、ますますこれからもそういう形で南高から行かずに、よその学校に行く子らも、そのままの形で出るんじゃないかなという大変危惧しております。  それをできるだけ地元に取り込んで、地元の学校に来ていただくには、やはり南高来たらいろんな形で優遇される面もあるんかなというような形でするのが、我々としたら引き止める、第一の、それ以外ないんかなという考えで、これからも南宇和高校の先生方と相談しながら、それと県にもお願いしながら、南宇和高校側としても地元の方がみんな行くように、できれば皆全員行くように、そういう形に取れるような形で、検討していかなければならないかなというように思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  少林議員、3回目です。 ○5番(少林法子) 3回目、分かりました。  現状の、そして今後の捉え方が少しおかしいのではないかと思います。  進路は自由です。で、個人の将来がかかっています。何に向いているか分かった子は、その関係の高校にも行く。ですから、中学卒業したらなるべく南高にいてという、この内側向きのようなそのような思考では、広がりがないと思います。  それから、先ほどから魅力を出してということを、いろんなところで魅力を出して、南高の魅力を出して…… ○議長(原田達也) 少林議員、マスクを着用してください。 ○5番(少林法子) そうですか、すみません。南高の魅力を出してと、農業科とかが頑張っているのは分かるのですが、保護者から見て、南宇和高校、残念やけど今は魅力がないと判断されるからほかに行くわけです。そしてもちろん進路、自分の決めたところに行きたいというその自由から行くわけです。ですから、魅力をつくり出さんといけんと。そして、ここにいる子をここに囲い込むのではなくて、外から来てくれるような、そういう方向性で物事を考えなくてはいけないと、その2点がすごく大事なのではないかと思います。  少し町の方向性、違うのではないかと思いますが、いかがですか。 ○議長(原田達也) 児島教育長。 ○教育長(児島秀之) 私のほうからお答えをさしていただきます。  町の方向性が違うと議員はおっしゃられます。町といたしましては、まず、第一次期的に卒業生の4割が南宇和高校以外の高校に進学していることを重要視して、まずそこの囲い込みをまず図ります。これが第1の目的です。その後、これは先ほど申し上げました、県立高校ですので、県立高校の経営になりますので校長との協議ですが、県立高校がそのような外に向けての打ち出しがありましたら、協力をしていきたい。まずは、町内の卒業する中学生を、より多く南宇和高校に通わす手段を講じてまいりたいと考えております。これが町の方針です。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 質問回数が制限されてますので、長くなりますが御協力よろしくお願いします。  まずですね、9款消防費、61ページ、職員の給与が1,079万円補正予算に入ってます。これは人数が増えるんでしょうか。それとも何かの単価が上がったのでしょうか。お聞きします。  二つ目、第4款衛生費、47ページ、2つあります。  一つ目は、水質検査事業、これは柏のトンネル工事に伴う残土から基準値を超えるヒ素が検出されたということで、町として水質検査をしますということですよね。これについてなんですが、これ説明資料14ページを見ると、7か所で検査をすると書いてあるんですが、これはその基準値を超えた盛土の横のため池ですよね、その染み出てくる水をためておく沈砂池と呼ばれるものの、そこの水を検査するということでよろしいでしょうか。  それから、この盛土のヒ素なんですけれども、国のほうの検査で環境基準値の10倍を超えるヒ素が検出されたということです。調べてみたところ、1か所じゃなくて複数箇所出てますよね。これについて、何か所出ているのか、お答えください。  それから、こういう深刻な事態になっていますので、住民の方たちからもう水道水を飲まなくなったと、水を買い始めましたという方、複数聞きます、柏地区。大丈夫なのであれば、不安を払拭するためにも、オープンに説明会を住民の方に開いてあげるべきではないかと思います。かえって風評被害にもつながりますので、そこはしっかりと明確にしてあげたほうがいいのではないかと思います。検査費について3点。  それから、その下にあります再生可能エネルギー推進事業、これは小山の太陽光発電事業の不許可処分、これが相手方の事業主から裁判を起こされて、松山地裁で裁判をすることになったという裁判費用が含まれてるということです。  そこで2点、伺います。  一つはこれ第1回の裁判、6月22日ですかね、ウェブ会議でするので傍聴はできないというようなうわさを聞くんですけれども、ウェブ会議だから傍聴できないのか、愛南町がウェブ会議を要望されたのかどうか、裁判の基本的な在り方かもしれませんが、事情を説明してください。  2点目、これ裁判を起こすに当たって、また新たに37万円の弁護士費用着手金を支払ったということですよね。その37万円は、予備費から既に払ってるんですよね。だから、今回のこの65万5,000円は、この小山の発電事業の裁判に関して、どのような内容を含んであるのかお聞かせください。この点に関しても、やはり1,700万円を超える損害賠償ですよね、大きな事件です。ですので、議会に説明するだけではなく、二元代表ですから、直接これも町民の方たち、本当に疑心暗鬼になってしまってますので、オープンに説明してあげたらいかがかと思います。説明会を開かれたらどうかという点、お願いします。  それから三つ目、第2款企画費、29ページ、ふるさと寄附金事業です。これは令和2年にふるさと納税2億円ほどの収入があって、それが4倍近くどんと増えて、職員の方たち、本当に遅くまで残業されたりとか、課長補佐のような方たちが単純作業で、封入作業されたりということで、私もこの議会で経費をもっと上げたほうがいいんじゃないかという提案もさしていただきました。  そこで、委託料として5,720万円の経費を計上されてきています。で、まあ私思っていたよりすごく大きいのでちょっとびっくりしたんですけども、この内容について、これを5,720万円を使うことによって、どのような変化があるのか、職員の方たちの負担が軽減されたりとか、それからむしろこれによって職員の方がもっと頭脳を使う、地域にどんどん入っていって新たなふるさと品を開発するとか、そういうことができるようになるのかどうかなど、内容についてお聞かせください。  それから、その今後の見込みなんですけれども、今年度8億円の収入を見込んでいますが、一応年初につくった予算の中では、来年以降収入5億円と、ちょっと一応下がったままになっているんですが、この見込みですよね、ぜひアグレッシブというか、積極的な目標を掲げてほしいのですが、どのように考えていらっしゃるかお聞かせください。  そして、四つ目、先ほどからたくさん出てきました、教育、南宇和高校魅力化事業についてです。大体出尽くしたんですけれども、私のほうから2点。やはり分からないのはですね、1点目、このアドバイザリー、業者ですね、委託します。972万円、これ年間に1者の事業者に払うお金として考えていらっしゃるんですよね。まずはその点について確認です。  それからその内容について、地域連携を見込んでいらっしゃるんですけども、恐らく外の、県外の業者とかになるかと思うんですけど、愛南町の地域、それから住民の方たちとどう連携していくのか、どのようにお考えでしょうか。  そして、2点目ですが、進学意識を上げていきたいというようなことを書いてあるんですけど、現在、南宇和高校生にタブレット配付してますよね。コロナの濃厚感染接触の疑いがあるような生徒さんが発生した場合に、学校を休むと。その間、授業はタブレットなり受けられてるんですかね。2週間丸々勉強できないとなると、授業受けられないと進学どころでは、大変後れを取ると思うんですけども、その辺の現状。この地域おこし協力隊の人たちの学習をするということなんで、そこにこの対策が結びついているのかという点、2点お伺いします。 ○議長(原田達也) 立花総務課長。 ○総務課長(立花慶司) 私のほうからは、補正予算書61ページ、消防費に係る職員給与費等についての御質問についてお答えさしていただきます。  人件費の予算編成につきましては、毎年当初予算の編成時、退職に係る方々の人件費というのは反映をしておりません。年度が替わりまして、人事異動が、配属が確定した段階で、新たな体制に応じて人件費を計上するという形で、予算編成のほうはこれまで行っております。今回につきましても同様であります。  消防費の人件費1,079万円、大きな金額が増額となっておりますのは、先ほど申しましたところが主な理由となっております。  以上です。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) 私のほうからは、水質検査事業及び再生可能エネルギー推進事業について御説明いたします。  まず1点目の水質7か所、沈砂池の検査場所でいいかという話でございますが、基本、検査地点についての公表は個人情報、または利益を損なう可能性があると考えておりますので、今回、また土地の所有者の方々にもいろいろ意見等を聞きましたので、その公表の可否に関する意見を聴取したところ、公表などは控えていただきたいという回答を頂きましたので、町のほうもその意見を尊重したいと考えております。  2点目の国は何か所かということなんですが、大変申し訳ございません。国のほうについての地点のほうについては、今、数字等は準備しておりませんが、国土交通省につきましては、地元自治会の回覧板等で検査結果等を内海支所のロビーにて掲示する旨を周知しておりますので、そこで確認ができるものではないかと思います。大変申し訳ありませんが、何か所かっていうのは、ちょっと今即答はできないものでございます。  続きまして、再生可能エネルギーのほうのウェブということでございますが、これにつきましては、令和4年5月18日の改正民事訴訟法の可決成立を前に、裁判所では民事訴訟手続のIT化を推進しておりまして、松山地方裁判所におきましても、令和2年12月からウェブ会議による運用を開始しております。そのようなことから、今回の事案につきましては、愛南町が遠隔地であることから、出頭負担の軽減を図ることを考慮していただき、原告側の了解の下、ウェブ会議で開催したという運びとなっております。  最後に、着手金の関係でございますが、今回の予算につきましては、主な内容としましては、職員の普通旅費及び弁護士の実費弁償を計上しております。特に主な予算としましては、実費弁償でございますが、これは風力発電事業控訴事件に伴う弁護士の方、東京から高松の実費弁償及び太陽光発電事業損害賠償請求事件、宇和島から松山までの弁護士の実費弁償の計上となっております。その予算を計上さしていただいております。  以上です。                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) 水道のほうになるんですかね。水道水の関係ですか。  この水質の関係ですかね。                (発言する者あり) ○環境衛生課長(山本正文) 一応、この説明会につきましては、今のところは考えておりませんが、うちの検査結果につきましても、6月1日から内海支所のロビーで掲載しておりますので、そこのほうを御覧、確認していただいたらと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) 兵頭商工観光課長。 ○商工観光課長兵頭重徳) ふるさと納税寄附金の業務委託について、お答えいたします。  まず、5,720万の今回計上した金額の根拠なんですが、今年度8億円を予定しておりまして、それを6.5%で算出さしていただきました。複数の事業者に見積りを事前にいただいた中で、一番低いところで取らしていただきました。  この中には、今回当初予算の中で自力で町のほうでやる予定でありましたので、1,700万ほどは郵送の経費とかもありますので、その分を差し引きますと、純粋な委託の部分は4,000万ぐらいになろうかなと思っております。  それで、今回業務の内容でどのような変化が起こるかということで、当然、ふるさと納税は11月、特に12月に集中いたしますので、そのときは担当者、それからうちの当課も全力挙げて対応してまいりました。議員おっしゃるとおり、いろいろな封入の作業とか、それから電話応対、クレーム対応でですね、時間はすごく取られました。それは事実でございます。それにつきましては、今回の業務委託で軽減できると思っております。  その代わりにですね、職員が空いた時間に、本来集中するこのときにですね、寄附者の方にもう少し商品のアプローチができたりとか、それから寄附者に対していろいろなアドバイスとか、それからいろいろな適切な対応ができるようになればですね、この時期に寄附金がもう一度、もう一ランク上がるという期待をしております。  で、金額の今年の予定につきましては、8億円、去年7億で終わったんですが、8億円を計上しております。1億円上乗せしております。1億円上乗せして、もっと上を目指したいところなんですが、あくまで寄附金のことですので、目標としてはまず前年度よりも自己ベストを目指すというところで、御認識いただいたらと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長岩井正一) 南宇和高校魅力化推進事業の関係で、内容といたしましては、高校との調整支援でありますとか、人材採用でありますとか、あと先ほど御紹介した仮称南高学習センターの運営等に関する支援業務などがございます。あとカリキュラム支援なども入る予定でございます。それで、業者といたしましては、1者ということで考えております。  あと、地域連携といたしましては、前回、議員全員協議会でも金繁議員から非常に高い評価を受けた、今、南宇和高校自体が探求型のいろいろな取組をしております。その辺もうまく連携しながら、また、南水研などとも連携した地域との連携というところも、今後、検討をされていくというふうに考えております。  あと、タブレットの配付に関しましては、県立校ですので、県立校がどのようにコロナ対応などをやっているかというところは、私どもとしては把握していないというところでございます。  あと、地域づくり協力隊等は、先ほど言った業務等が中心となってやっていくというふうに考えております。  以上でございます。 ○議長(原田達也) 暫時休憩します。  11時25分より再開します。               午前11時09分 休憩            ―――――――――――――――――               午前11時25分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) 先ほど、金繁議員からあった質問について、回答したいと思います。  先ほどありました水質の国の基準の何か所かという意見だったと思いますが、先ほど調べましたら、今、内海支所で掲示しております資料の中にはですね、基準値を超えたところはないということで、報告を受けております。  それと、あと太陽光につきまして、住民説明というお話もありましたが、今、裁判中でございますので、住民説明会のほうは開催する予定はございませんが、ただ、議員各位におかれましては、直近の議員全員協議会等で新たな報告事項がありましたら、そこで随時報告できればと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに、金繁議員。 ○7番(金繁典子) では、その衛生費について、再度質問します。  その基準値を超えた、10倍を超えるヒ素が検出された盛土ですよね。今、内海支所に、ロビーに貼ってある情報の中では検出されてないと、基準値を超えるものがということ、今、おっしゃいましたよね。でも私これ、国に、国土交通省に情報公開請求しました。それを見てみると複数箇所出てるんですよ。環境基準を10倍以上超える箇所が複数箇所あるんです。ないと言い切れますか。で、ないと言い切れるかどうか、まずお聞きします。  そして、だからこそロビーに貼っただけじゃなく、回覧するだけじゃなくて、やっぱり不安を、住民の方たち、お水を買うのも大変です、今年金も減って、いろんなものが高くなって。なので、お水買わなくても大丈夫ですよと、水は大丈夫なんですということを、きちんと伝えるためにも、やはり対話をして説明してあげるべきではないですかね。  それからですね、先ほどの学校魅力化事業の中で、今、南高生徒がコロナ関連で学校を2週間など休んだときに、タブレットを使っているかどうか把握をしていないということだったんですけれども、これ今から進学にも力を、これまでも力を入れてましたし、タブレット、町のお金から買ったこともあったと思います。その結果を把握していないこと自体、いや成績優秀者に買うという使い方をしたことありましたよね。それはともかく、これから進学に力を入れていこうという中で、現状を把握していないということ自体がまずいんじゃないですかね。まず、そこを把握して、しっかりとブランクがないように、進学にマイナス影響が出ないようにしていただけたらと、そのためにもやはりこういう予算をしっかり使っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。再度お伺いします。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) お答えします。  先ほどの内海支所での掲示の資料ということですが、私が確認したのは水質基準のほうのみの形で考えてましたので、ちょっと土壌のほうは大変申し訳ありませんが、ちょっと今資料のほうがございませんので、お答えすることはできないと思います。  それに合わせて住民説明会ということがありましたので、この件につきましては、こちらのほう、町としましても国土交通省のほうにそういうような御意見もあったということで、開催が可能になるような形で、うちのほうも、町としましても積極的に協議、そういうことを進めていきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 岩井学校教育課長。 ○学校教育課長岩井正一) お答えします。  タブレットの配付に関しましては、県立校なので、県のほうが配置しております。先ほど議員がおっしゃったのは、多分、先ほどの教育振興協議会のほうで一定の生徒さんに、これは以前から条件に合った生徒さんにタブレットを配付しているということで、使い方は今回のGIGAスクールとはまた違うもんであろうというふうに認識しております。
     それと、コロナ等の長期の休みの学習支援に関しましては、これは通常の学校内の学習に関する業務なので、今回の魅力化推進とは違う部分はあるんですけれども、また南宇和高校のICTの活用の状況とか、今後の流れとかは、またこちらも把握に努めてまいりたいと思います。その上で、各議員の皆様から、今回、この魅力化推進には非常に関心を持っていただき、力を入れろというふうに受け止めておりますので、今後とも力を入れて努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員、3回目です。 ○7番(金繁典子) 衛生費について、もう一度お伺いします。  先ほど、課長のほうから国の検査については、水質については問題がないということで、土壌検査の盛土の検査の結果については、その結果がないという答弁だったと思います。ないというのはどういう意味でしょうか。環境衛生課としては当然把握されてると思います。国は、町と共有しているようにおっしゃってました。ですので、持っていらっしゃると思うんですよ。持ってないなら持ってないとおっしゃってください。持っているなら、なぜこの議会で言えないのか、町民に言わないのか、その理由を教えてください。 ○議長(原田達也) 山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) 土壌の件でございますが、そちらのほうについては、情報のほう、共有はいろいろさしていただいておりますが、私のほうでまだちょっと把握ができていないっていうのが、ないという状態でございます。きちっとまた資料のほうもきちっと精査しながら、私のほうも積極的に把握をしていきたいと考えておりますが、一番最初の2月の頃の土壌検査では、確かに基準値を超えたという報告は受けておりますが、それからいろいろ資料をもろて、水質とかそういうのは頂いております。  それを、うちのほうから住民のほうに説明するというわけではなく、そこのほうは国土交通省のほうで、またどのように公開、またはしていくっていうのは、うちのほうから国土交通省のほうに向けて発信していきたいと考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  那須議員。 ○13番(那須芳人) 水産課所管の補正予算ですが、55ページに海洋資源開発センターの運営事業と、それからアコヤガイの作出作業のそれぞれ予算が組まれております。海洋資源開発センターの養殖棟屋根の修繕ということで、屋根を新しくするのと、もう一つはこっちのほうがメインだろうと思うんですが、新養殖棟をすると。それは稚貝と母貝養殖を分けて感染症対策にするんだろうということで、何でもっと早くやらなかったのかなと私は思いますが、一昨日の宇和島市議会でも、この大量死について質問がなされました。宇和島市としては、死に貝がぼつぼつみられると言いながら、県の水産研究センターでは大したことはないというふうな見解を出されております。愛南町も新たにPCR検査の専門員を雇用して、西海支所でやられておりますけれども、担当課として今のアコヤガイの大量死の現状をどのように把握しておりますでしょうか、お聞きをいたします。 ○議長(原田達也) 長田水産課長。 ○水産課長(長田岩喜) お答えをさしていただきます。  4月の12日からPCR検査を始めました。今までに5回検査を行っております。5月の10日に町内9海域を検査しておりますけれども、その中から1検体、稚貝で陽性反応が出たということで、アコヤガイのへい死対策協議会を通じて、公表をしたところでございます。  その後の検査におきまして、8海域で今検出をされているということでございます。併せて海水においても陽性反応が出てるというふうな状況です。  先日の宇和島市の議会でも、御質問があったようですけれども、大量死の発生する要因となる外套膜の萎縮についてなんですけれども、これも愛南町も同様に昨日の海洋センターからの報告で、同様に確認がされたというふうなことでございます。  県の水研センターのほうでは現在大量死は発生していないというふうな報道がありましたけれども、今朝、私のところに情報が入ったことにつきましては、1件へい死が見られたというふうな情報が入りましたので、午前中にすぐに調査に行かしております。今後、外套膜の萎縮の検査方法、これライトを照らして透かしてみると萎縮の状況が分かります。こういった検査方法、簡易にできるものもありますので、こういったものも普及しながら、また、画像診断ですね、オンラインで診断できるような体制も今は整えているところでございます。  結果をフィードバックしながらですね、指導・助言・アドバイス、こういったことをやりながら、へい死率の低減を図っていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  那須議員。 ○13番(那須芳人) いろいろと取り組まれておりますが、その結果が、成果が出ればいいんですけれども、なかなか今年で4年目を迎えますので、現場としては大変苦慮しているというふうに思います。  愛媛新聞の6月12日に、第1面にアコヤガイの大量死についての記事が出ておりました。前任者と違って、今度の南宇和支局長はええ仕事をしとるなというふうに私は評価をしておりますけれども、この大量死の対策というのは、個人的にやるのはもう限られとるんですね。いい貝、死なない貝を養殖するというのと、それから水温が高いときには作業をしないという、負荷をかけないと、弱らせないということですね。もう一つが漁場の管理、移設ということです。宇和島市辺りは、玉入れ業者も多いもんですから、伊方とか松山興居島辺りの漁場を借りて移動はできると。愛南町はそれほど多くありませんから、お借りして移動ということできませんね。  既存漁場と新規漁場の中で、これは町長のほうが詳しいと思うので、町長に答弁を求めますけどね、今まで使っていた海区、養殖漁場ですね、それを消滅したか放棄しているのがいっぱいあるわけですよ、由良半島には。今はもう人工採苗なので使ってないんですけど、かつては杉葉漁場として使っていた。それがすぽっと空いとるわけです。これは、海があるから、勝手にじゃあいかだを作れっていってもそれは無理な話で、海区調整委員会があります。海区調整委員会、県のほうは海区調整委員会で決定するんですけれども、その会長は知事と。漁場に関しては、あれですね、特定漁業権なので愛南漁協が持ってると。そこにいかだを張るにはどっちもの了解が必要なわけですけれども、波打ち際から300メートルかな、海面養殖、300メートルか500やったかな。範囲ではできるわけです。だから、消滅したその海区を復活する、あるいは全く違うところを継続して今度は新しい漁場にするという方法もあると私は思うんです。ただ、今その漁民にそれをやりなさいと言ってもなかなかできない。私は、町長や同僚議員と違って現役の養殖業者ではないので、利益誘導にはなりませんからあえて言うんですが、愛南町と漁協が一体となっていかりとロープとバールがあれば作れるわけですね。2日でいかだ作れます。3日目には自分のいかだを張るんですよ。そういうところを新たに見つけてやってみる、そういう攻めの政策というのも、私は必要じゃないかなというふうに思うんですが、町長、いかがでしょうか。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 質問いただきましたけど、恐らく那須議員の場合は、内海のほうの漁場のことを言われておるんだろうと思います。西海のほうにはですね、そういう自分らのところには、ちょっと今のとこないかなと思います。ですから、そちらのほうの、漁場の今使っているところ、また放棄しているということはですね、そういうとこはやっぱり調べてみる必要があると。それにはやっぱり漁協ですね、漁協のほうにも一緒にこういう提案があったんやがどんなですかねということは、相談をかけてみたいと思います。それによって、また新たな漁場としてですね、認めてもらうというような形に持っていくには、県のほうにも働きかけをせんといけんし、そういう形で御意見として伺って、動いてみたい、動かなければならないかなと思っています。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  那須議員、3回目です。 ○13番(那須芳人) みんながみんなそういうんではなくて、従業者なら従業者がいかだ1つ作って、その中で試してやってみると、それが僕攻めの姿勢だと思うんですよ。全員が全員やれって言ってもそれは無理です。でも、試してみる価値は僕はあると思いますよ。西海だってないかな、御荘辺りだったら由良半島来れますし、柏崎とかそういうところも、もう使ってない、消滅した漁場があるわけですね。今使ってる母貝漁場をあちこちさすんではなくて、新たなところ、かつて使っていたところ、杉葉をつけていたところ、そこは僕利用できると思うんですよ。そのいかりとバールとロープ代ぐらいは出してあげて、やる気がある人は張りなさいよというぐらいのことはね、僕、行政としても漁協とタッグを組んでできると思うんですがね。  もう一回すみません、お願いします。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 関係者と寄っていただいて、一応その旨をきっちりと伝えてできるもんかできないもんか、前向きにやってみたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  吉村議員。 ○14番(吉村直城) 太陽光の裁判の件なんですが、リモートでこれは分かるんですけども、今後ですね、これ血税を使っての裁判ですから、事実関係は認めてるんですから、町は前もって。しかし、詳しいことは議会にも町民にも知らされてないということで、弁護士は町の依頼で動くんですから、弁護士がこうしたらいいということではなくてですね、町のほうから血税を使って裁判するんだからということで、今後、公開を申し入れてですね、町主導でですね、やっぱし皆さんに明らかにするように、公の場で。町長これは聞きます。どうですか。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 今、裁判中なんでですね、いわゆる我々ど素人です本当のところが、そういう裁判については。やはり、やり方によって間違いがあってですね、町民の方に大変な御迷惑、また後でよく言われます、その町からの出費ですよね、そういうことを関係の質問の中にも議員さんからもあります。そういうことで、町民になるべく迷惑をかけないように、そういう形で今進んでいるとこです。今は言うたら大事なときでないかと思ってます。ですから、これら方向性が見えてきたら、皆さんにきっちりと詳しく説明さしていただきます。  以上です。 ○議長(原田達也) 吉村議員、3回終わったんですが。 ○14番(吉村直城) いやいや、今ちゃんと答弁してないですよ。今後、公開するようにいうことを、そのようなあれはないんかということを質問したんでしょ。 ○議長(原田達也) 清水町長。 ○町長(清水雅文) 今の時点ではですね、まだ公開するべきではないと自分では思ってます。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり)                (発言する者あり) ○議長(原田達也) 吉村議員。 ○14番(吉村直城) 先ほど私の質問にですね、高校の同窓会の、町長はつまらんことを言わないでくれと。私は出席してないんで取り下げたんですけども、休憩時間に確認しました。議長のほうから、私、議長が言ってきたから、撤回申し入れてくれと確認しました、請求しました。確認取れました。  議長は、私のとこに来て、町長は覚えてないということやったと。本議会で発言したことと覚えてないと全然違うでしょう。撤回してください。  申入れ、議長にしております。 ○議長(原田達也) 暫時休憩します。               午前11時46分 休憩            ―――――――――――――――――               午前11時50分 再開 ○議長(原田達也) 休憩前に引き続き会議を開きます。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 先ほど、吉村議員の質問の中の答弁で、突然に聞かれたんで不適切な発言をしたかと思いますが、私のほうの記憶違いということで、撤回さしていただきます。  以上です。 ○議長(原田達也) 次に、歳入全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  嘉喜山議員。 ○2番(嘉喜山 茂) 21ページの立木売払収入についてお聞きをします。  これ聞いたところ、かなり二番手と差があったと聞いたんですけど、どのくらい差があったのかお聞きします。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 農林課のほうからお答えいたします。  差につきましては、実際に落札につきましては322万2,000円ということになっております。そのもう一社ありますが、その分につきましては、今現在、資料を手持ちでありませんが、それほどの差はついてなかったような記憶はしております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにございませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ほかにないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第36号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第36号議案、令和4年度愛南町一般会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第3 第37号議案 令和4年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)について ○議長(原田達也) 日程第3、第37号議案、令和4年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  山本環境衛生課長。 ○環境衛生課長(山本正文) 第37号議案、令和4年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明をいたしますので、79ページを御覧ください。  この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ8,280万円を追加し、その総額を2億3,950万円とするものでございます。  それでは、歳出から説明いたしますので、93ページを御覧ください。  1款1項1目一般管理費は、下水道及び浄化槽使用料の料金一元化に向けた調査・検討に関する業務委託料として、231万円を追加するものであります。  2款1項1目小規模下水道管理費は、県補助金を活用した、平碆漁港ほか4漁港における漁業集落排水施設の機械設備等更新事業に伴う詳細設計業務委託料3,147万4,000円及び工事請負費4,800万円のそれぞれ追加、町単独事業として、和口クリーンセンター送風機更新工事101万6,000円の追加であります。  次に、歳入について説明いたしますので、91ページにお戻りください。  4款1項1目小規模下水道費県補助金は、先ほど、歳出で説明しました、平碆漁港ほか4漁港における漁業集落排水施設の機械設備等更新事業に対する県補助金6,000万円の追加であります。  5款1項1目一般会計繰入金は、県補助金等の追加に伴う、一般会計からの繰入金1,720万円の減額であります。  8款1項1目町債は、下水道事業債及び過疎対策事業債、それぞれ2,000万円の追加であります。
     以上、第37号議案の説明とします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第37号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第37号議案、令和4年度愛南町小規模下水道特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第4 第38号議案 令和4年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)について ○議長(原田達也) 日程第4、第38号議案、令和4年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  小埜山水道課長補佐。 ○水道課長補佐(小埜山武士) 第38号議案、令和4年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)について、提案説明をいたします。  予算書の3ページを御覧ください。  第1条では、総則を定めております。  第2条は、予算第3条に定めた収益的収入及び支出を補正するもので、収入・支出それぞれに6,146万7,000円を追加して、その総額を7億3,696万7,000円に改めるものであります。  第3条は、予算第6条に定めた議会の議決を経なければ流用できない経費を8,015万1,000円に改めるものであります。  第4条は、予算第7条に定めた他会計からの補助金の総額を1億7,526万7,000円に改めるものであります。  それでは、収益的収入及び、支出の見積り基礎により支出を説明いたしますので、13ページを御覧ください。  1款1項1目原水及び浄水費は、1万9,000円の減額で、その内訳は職員の人事異動等に伴う人件費12万1,000円の減額と、新内海トンネル工事において検出されたヒ素・フッ素・六価クロムについて、水質の管理対策を行うための水質検査臨時委託料10万2,000円の増額であります。同じく2目配水及び給水費は、人件費56万7,000円の減額、4目総係費は6,205万3,000円の追加で、その内訳は人事異動に伴う人件費245万7,000円の減額及び、大久保山水利施設整備事業等に係る愛媛県への負担金6,451万円の増額であります。  次に、収入を説明いたしますので、12ページにお戻りください。  1款1項3目消火栓維持管理負担金は320万円、1款2項2目他会計補助金は5,826万7,000円を追加するものであります。  なお、7ページから11ページに補正予算実施計画書、給与費明細書を載せていますので、お目通しをお願いいたします。  以上、第38号議案の説明とします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑の方法は、予算書全般について行います。  質疑をされるときは、ページを言ってください。  質疑ありませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 全体的ではあるんですが、あえて言うなら7ページの他会計補助金、一般会計からこの上水道に5,826万円入れるということです。水道会計は依然厳しいんですけれども、これ水道料金の値上げをするかどうか、年内に協議することになると思います。コロナの影響で据え置きましょうということで据え置かれてるんですが、今度どういう判断をされるのか、この財政状況から、今どういうふうにお考えかお聞きします。  もう1点目は、10ページ、職員の方たちの給与状況、職員数なんですけど、その内訳。水道に関しては11人の職員の方がいらっしゃいます。1名が5級課長、5名が課長補佐4級、そして係長主任が3人3級、そして1級主事が2人ということです。  水道は突発的な事故とか昼夜問わず仕事もあり大変だと思います。それに見合った給与を支払うことが必要だと思います。私が聞きたいのはですね、これ課長補佐が5人いらっしゃるということは、組織の指揮命令系統とかどうなっているのかちょっと心配なんですよ。通常の組織ですと、補佐は大体課長さんの数に右に倣うと思うんですけれども、例えば課長さんがお休みのときに、補佐5人いますけど、5人の方のどの方が補佐をするのか、そういうのはあらかじめ決めていらっしゃるんですか。  以上2点お伺いします。 ○議長(原田達也) 小埜山水道課長補佐。 ○水道課長補佐(小埜山武士) お答えいたします。  水道料金の改定の件につきましては、令和3年度に一応料金改定の審議をする予定でございましたが、コロナ禍により生活に多大な影響を及ぼしていたため、審議のほうは行わずに据置きをしておりました。今後、運営審議会により、意見を聞きながら進めていきたいと考えております。まだ詳細なデータ等はまだ作成しておりません。  続きまして、課長補佐の順序ですが、一応、年功序列という形で、年の順に対応しております。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) 1点目の水道料金の値上げの見通しについて、もう一度お伺いします。  これから検討するということなんですけれども、状況分析としてどのように考えていらっしゃるか。この6月から年金減りましたよね、0.6%。町民の方から、非常に生活厳しくなったと悲鳴をたくさん聞きます。そして物価高、これからますます高くなってくると予測されてます。円安も止まりません。そういう状況を、状況分析の中に入れて、これからの値上げするかどうかに考慮していただけるかどうか、お伺いします。 ○議長(原田達也) 小埜山水道課長補佐。 ○水道課長補佐(小埜山武士) お答えいたします。  支出の面に関しては、施設の統廃合というか、同じような施設を持っておりますし、配水池を統合というか、排水区域を配水池、大きい配水池のほうをもって給水区域の変更をしながら、維持管理の経費を削減していきたいと思います。収入に関しては、適正な企業債の借入れ等で対応することもありますし、また、補助金等を有効に利用して、収入の面を支えていきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) よろしいですか。 ○7番(金繁典子) 考慮していただけるかどうかだけ。 ○議長(原田達也) 小埜山水道課長補佐。 ○水道課長補佐(小埜山武士) お答えいたします。  いろいろ考慮はしたいとは思うんですけど、まだ審議会等の御意見も頂いていないので、今の時点ではちょっとお答えできないと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) 木原副町長。 ○副町長(木原荘二) 私のほうでお答えをさせていただきます。  もう皆さん御承知のように、公営企業会計ということですので、水道料金で基本的には財源を賄って独立採算で運営するということになろうかと思います。  先ほど担当課のほうからもお答えしましたように、これまでにも検討すべきではありましたけども、コロナ禍ということで町民の皆様の生活に大きく影響を与えていると、そういう状況を鑑みて延期をしているということになりますので、改めてその辺も含めて総合的に審議会のほうに諮ってですね、状況説明しながら進めていけたらと考えております。  今はその点しかお答えすることができないということで、御理解いただきたいと思います。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第38号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第38号議案、令和4年度愛南町上水道事業会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第5 第39号議案 広域農道南宇和線(御荘工区)災害復旧工事請負契約の変更について ○議長(原田達也) 日程第5、第39号議案、広域農道南宇和線(御荘工区)災害復旧工事請負契約の変更についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 第39号議案、広域農道南宇和線(御荘工区)災害復旧工事請負契約の変更について、提案理由の説明をいたします。  本案は、令和3年11月29日に請負契約の議決を受けている工事の変更契約に係るものであります。  本工事は、令和3年7月17日から18日にかけての梅雨前線豪雨災害による異常な豪雨によりまして、農道のり面の崩落及び道路構造物が破損したことで、道路復旧工延長L=44.3メートルの工事を行うものであります。  今回、災害復旧工事に伴う土質調査ボーリングを実施し、グラウンドアンカーの定着地盤を確認したところ、想定していた掘削深度において軟弱層が確認されたため、変更設計を行い、県当局の確認を受けましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  変更工事の内容につきましては、添付図面により御説明いたしますので、2ページを御覧ください。  施工場所は、広域農道南宇和線御荘和口地区であります。  次に、3ページから4ページに平面図、標準断面図を添付しております。  まず、3ページの平面図を御覧ください。  赤く着色している部分が、今回の工事実施範囲となります。  4ページの標準断面図を御覧ください。
     赤色に着色している部分が、変更部分となります。変更内容は、アンカー長の変更で、施工を予定している全24基において、当初アンカー長L=14.0メートルから、最小でL=15.5メートル、最大でL=17.9メートルのアンカー長の変更を行うものであります。  最初のページにお戻りください。  契約の内容につきましては、1の契約の目的は、広域農道南宇和線(御荘工区)災害復旧工事であります。  2の契約の方法は、既定請負人との随意契約となります。  3の契約金額につきましては、8,077万3,000円を222万円増額し、8,299万3,000円に変更いたします。  4の契約の相手方は、南宇和郡愛南町城辺甲203番地2、御荘造園開発株式会社、代表取締役、松田正人であります。  以上、第39号議案の説明とします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) この和口の御荘工区なんですが、私、当初、この工事をする際にですね、片側でもいいので町民の利便性を考えたときに、片側通行にはできないのかという質問をさしていただきまして、ちょっとそれはできないというような話があったんですが、去年、工期はいつまでですかということで9月までに完成予定ということでしたが、片側通行含めて、工期も含めて、答弁をお願いします。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 工期、また工法について説明いたします。  現在、工事進捗状況につきましては、のり面土工を完了している状況です。今後は、コンクリートのり脇工及びグラウンドアンカー工を施工し、落石防止を行い、厚層基材によるのり面緑化のための吹きつけ工を予定しております。  この作業につきましては、請負業者との協議を近々に行うということにしておりますので、この際、協議におきまして片側通行も視野に入れて工事工期の短縮の協議を行おうと考えております。また、担当課としましては、短縮に努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかに。  池田議員。 ○3番(池田栄次) これ、グラウンドアンカーの長さの変更ということで、グラウンドアンカー、これ加工をせないけんのでしたかね、現場で加工できるんですかね。加工のほうは、材料のほうはちゃんと手当てができとるんでしょうか。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) グラウンドアンカーにつきましては、この調査ボーリング後に加工しますので、その分についてはスムーズに行っとるという認識を持っております。  以上です。 ○議長(原田達也) 池田議員。 ○3番(池田栄次) そしたら、グラウンドアンカーのアンカー長の変更によって、工期に影響を及ぼすことは、今後ないということですね。 ○議長(原田達也) 吉村農林課長。 ○農林課長(吉村克己) 工期につきましては、少しグラウンドアンカー長が伸びてますんで、その部分につきましては、ボーリングが少しずつ伸びてくるので、多少、ゼロではないとは思っております。  しかしながら、そこも含めて今後協議をしていこうと思っております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) ほかにないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第39号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第39議案、広域農道南宇和線(御荘工区)災害復旧工事請負契約の変更については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――        ◎日程第6 第40号議案、町有財産の減額貸付について ○議長(原田達也) 日程第6、第40号議案、町有財産の減額貸付についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  立花総務課長。 ○総務課長(立花慶司) 第40号議案、町有財産の減額貸付について、提案理由の説明をいたします。  本案は、令和3年度末で閉園となりました旧長崎保育所の土地及び建物について、令和4年5月6日に新規の減額貸付申請があり、福祉事業等による就労支援及び普通財産の有効利用を図るため減額貸付けをいたしたく、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  1の貸付け財産は、愛南町御荘平城360番ほか、土地2,224.00平方メートルと建物鉄骨造平家建て3棟、484.53平方メートル、2の貸付けの目的は、就労継続支援B型事業所、3の貸付けの相手方は、愛南町御荘平城1976番地、カサヨハネ株式会社、代表取締役、岡澤エディであります。  4の貸付料は、減額貸付額年額47万4,500円、なお、条例で定める価格は年額237万2,800円、5の貸付け期間は、令和4年7月1日から令和7年3月31日までとなります。  2ページは、貸付けする町有財産の明細になりますので御確認ください。  以上、第40号議案の説明とします。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。  金繁議員。 ○7番(金繁典子) 使っていない施設を有効活用していただくのは大変いいことだと思います。ただですね、これここに出てくるまでにいろんな情報が行き交いました。昨年からこの施設、売却するのか、利用するのか、この今日出ています方だけではなく利用したいという方もいらっしゃったと思います。今日の時点では、これ普通財産ということになってますけれども、昨年からずっと動きを取られていたのは保健福祉課だと思います。これいつ普通財産になったのか、それからやっぱりこういう不透明な手続は、もうやめるべきではなでしょうか。  一般質問のときも言いましたけれども、町民の財産です。有効活用してもらうことは結構です。だけどその手続、そしてそれ以前にどういう施設が今有効活用していただける状態にあるのかということは、しっかりと明確に町民にまず情報を公開しておくべきじゃないですかね。そして、きちんと客観的な明確な手続にのっとって、公平に貸付けなり、今回は貸付けですけれどもするべきだと思います。  先日の学校関連の魚神山のプール、今売出しに出されていますけども、地元の方には何に使うのか、目的、用途さえも知らせることがされていません。今回のものについては、こういう使用に、事業所に使うということは、薄々情報は出ていました。ここにもまた不公平感ありますよね、不公平ですよね。  そういう意味で、先ほど申したように、まず情報を開示すること、そして手続を客観的に定めること、そして、今回は地元の要望などは聞いてたみたいですけれども、全ての施設についてこういうことをするべきではないですか。この機会に再度、一般質問に加えて質問させていただきます。 ○議長(原田達也) 立花総務課長。 ○総務課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  まず、旧長崎保育所の普通財産への移行したというところで、日付のほう問われましたので、そちらをまずお答えさしていただきます。  普通財産へ移行した日は、令和4年5月2日であります。  次に、公共施設の中で取り扱っている遊休施設等の扱いについて、不公平を招くことなく情報開示をしながら客観的な手続をということで御質問、御意見等承ったというふうに捉えております。  まずは、これまでも公共施設等につきましては、そこの施設のあります地域住民の方をまず優先にお声を聞きながら活用計画の御意向等を聞いてまいりました。その中でも、やはり使われない施設は複数、今現在もございます。今週月曜日の一般質問等でも一部お答えさしていただきましたが、公共施設の有効活用を図っていない施設につきましては、情報を取りまとめて、まずは地元の方々を中心にまず開示をさしていただき、また、並行しながらその他のところにも情報を開示ができるような形で取りまとめたいなというふうに考えております。  それと、手続に関しまして、客観的なというところではございますが、一応、その取扱いは当然大事な扱いになってくるかと思っておりますので、町のほうでは、愛南町財産管理規則、あるいは町有財産の管理審査会などを設けております。そういったとこの規定と会の中で誤解を招くことがないように、客観的な審査といいますか、確認は行っているつもりでございます。  以上、私からの答弁とさしていただきます。 ○議長(原田達也) 幸田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(幸田栄子) 保健福祉課から、今回の経緯について少し説明をさしていただきたいと思います。  今回、町内の事業所から当初2か所から貸付けのお申出がありました。そのような状況で公募をする予定ではありました。しかし、1か所が取下げをしたということで、今回、町の現在必要としている新たな事業所の立ち上げというところもあり、また、町内の事業所であるということで、今後の福祉の課題としてサービスを補うものであるということから、今回、福祉作業所への貸付けという方向で進めさしていただきました。  地区との協議につきましては、行政協力員の協力の下、かなり細かく地区に入っての説明会等も実施してまいりました。役員会で2回、臨時総会も2回開いていただき、また、全地区住民にアンケートを取るなど、福祉に理解を求めるという面でも、活動をしてまいりました。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員。 ○7番(金繁典子) 今後は、使用されてない施設について、情報を取りまとめておくということで、安心しました。その点については、ぜひ進めてください。期待しております。  でですね、情報を取りまとめておく、そしてその次の客観的な手続なんですけれども、審査をしていると先ほどお答えがありましたけれども、やはりそのフローをしっかりと決めておかないと、結局は不公平な扱いが生じてき得ると思います。実際、私ほかにも幾つか聞いております。誰かが紹介であそこを貸してほしいと。そしたらそこをじゃあ貸しましょうかという話になって、いやいやそれはまずいですっていう話でその話はなくなったとか、そういう誰かが持っていったらどうにかなるっていうんじゃなくて、全てこれは町民全体の財産ですから、町民皆さんにそのフローは、客観的な手続はあらかじめ出していていただきたい。よろしくお願いします。検討していただけますか。 ○議長(原田達也) 立花総務課長。 ○総務課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  愛南町財産規則の中では、公有財産の管理というところの規定も設けております。まずはフローというところでございますが、こういう規定に基づきながらこれまでも管理をしてきたつもりでございます。ただ、金繁議員が言われましたように、例えば個々の利用希望は少なからず過去もあったかと思いますし、今後もあるかと思われます。その辺を踏まえまして、この規定に基づきまして、公有財産を管理しております担当課のほうにおいて、内容を確認しながら、誤解を招かないような形、公平性を担保するような運営管理、そういうところに努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) 金繁議員、3回目です。 ○7番(金繁典子) 担当課においてという話がありました。客観的な手続、これから前向きに検討していただけると期待しておりますが、今回もこれいつ普通財産になったのかと、ここで聞かないと分からないんですよね。議員も分からない、当然町民も分からない。繰り返しますが、町民の財産です。ぜひ、客観的な手続を町民に分かるように、しっかりとつくって示してください。検討していただけますか。 ○議長(原田達也) 立花総務課長。 ○総務課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  町といたしましては、使えてない施設、大きく分けますと行政財産、普通財産、それぞれあろうかと思います。普通財産に移行してから貸し出すというものでは決してございません。例えば行政財産の内容でも、今現在貸出しをしている施設もございます。そういった区分にこだわらずにですね、頂いた御意見を踏まえて、誤解を招かないような形での管理運営を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。  石川議員。 ○6番(石川秀夫) この議決、私ちょうど56号を通ってくるんですけど、議決する前に看板が上がっているというのはどういうことなのかなということで、ちょっと質問さしてもらいます。  それと、もう1点は、減額のこの額の妥当性というか、これは今回二百数十万のものが50万弱ということになろうかと思うんですけども、その減額の妥当性の評価というか、積算根拠みたいなのがあれば教えていただけたらと思います。 ○議長(原田達也) 立花総務課長。 ○総務課長(立花慶司) お答えさしていただきます。  まず1点目のまだ議決前なのに申請をされた事業者のほうが看板を設置しているというところであったかと思います。申し訳ございません、担当課としては、そこのところは確認ができておりません。内容によっては確認をさしていただき、誤解を招くようであれば当該事業者のほうに指導は行ってまいりたいというふうに考えております。  それと、減額に関係します減額率のところになるんですけれども、5月の26日の議員全員協議会のところで一部御説明をさしていただきましたが、当該案件につきましては、愛南町に住所を有する法人、個人、NPO法人が今後の事業拡大、企業支援、福祉事業を用いて新しい雇用が認められる場合、減額率は適正な貸付料に対しまして5分の1という基準を設けております。今回につきましては、減額率はこれを適用し、算定をしております。  以上です。 ○議長(原田達也) ほかにありませんか。               (「なし」と言う者あり)
    ○議長(原田達也) ないようですので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、第40号議案を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、第40号議案、町有財産の減額貸付については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   ◎日程第7  発議第3号 地方自治法第180条第1項の規定により愛南町長において専決することができるものの指定の一部改正について ○議長(原田達也) 日程第7、発議第3号、地方自治法第180条第1項の規定により愛南町長において専決することができるものの指定の一部改正についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  山下議員。 ○議会運営委員長(山下正敏) 発議第3号、地方自治法第180条第1項の規定により愛南町長において専決することができるものの指定の一部改正について  上記の議案を提出します。  令和4年6月17日提出  提出者 愛南町議会議員 山下正敏  賛成者 愛南町議会議員 石川秀夫、同鷹野正志。  提案理由  地方自治法の改正により、引用条文の改正が必要となるため、提案するものであります。  それでは、改正内容について説明しますので、2ページの新旧対照表を御覧ください。  第1条第1項中、「法第243条の2第8項」を「法第243条の2の2第8項」に改めます。  議案にお戻りください。  附則として、この提案は令和4年6月17日から施行するとしております。  以上、発議第3号の提案といたします。 ○議長(原田達也) 説明が終わりました。  これより、質疑を受けます。  質疑ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。  続いて討論を行います。  討論ありませんか。               (「なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 討論なしと認めます。  これより、発議第3号を採決します。  お諮りします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 (賛成者起立) ○議長(原田達也) 着席してください。  全員起立であります。  よって、発議第3号、地方自治法第180条第1項の規定により愛南町長において専決することができるものの指定の一部改正については、原案のとおり可決されました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――               ◎日程第8 議員派遣の件 ○議長(原田達也) 日程第8、議員派遣の件を議題とします。  議員派遣の件について、配付のとおり派遣することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  よって、議員派遣の件については、派遣することに決定しました。  この際お諮りいたします。  ただいま決定いたしました議員派遣の内容につきまして、諸般の事情により変更が生じる場合には、議長に一任を願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認め、そのように決定いたしたいと思います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――          ◎日程第9 閉会中の所管事務調査等申出について ○議長(原田達也) 日程第9、閉会中の所管事務調査等申出についてを議題とします。  各委員長から会議規則第72条及び第74条の規定により、所管事務調査等申出一覧表のとおり閉会中の所管事務調査等及び継続審査の申出がありました。  お諮りします。  各委員長からの申出のとおり、議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項については議会運営委員会に、各常任委員会の調査事項及び審査事項については所管の各常任委員会が閉会中の所管事務調査等及び継続審査を実施することに御異議ありませんか。              (「異議なし」と言う者あり) ○議長(原田達也) 異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申出のとおり、閉会中の所管事務調査等及び継続審査を実施することに決定しました。  これで、全日程は終了しました。  なお、本日の会議の中で、不穏当な発言が合ったように思われます。  議長において、後日記録を調査して措置することにいたします。  閉会に当たり、町長より挨拶があります。  清水町長。 ○町長(清水雅文) 令和4年6月議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  6月10日の開会以来、多数の議案につきまして、慎重なる御審議をいただき、適切な御決定をいただきましたことに対しまして、厚くお礼を申し上げます。  今議会におきまして、議員各位から頂きました御意見、御指摘等につきましては、しっかりと受け止めさせていただき、今後の町政運営に当たり、対応を図ってまいりたいと考えております。  先月27日に、初代愛南町長を務められました谷口長治氏、28日には、南宇和合併協議会の会長も務められました、旧御荘町長の山下英雄氏がお亡くなりになられました。谷口、山下両氏には、今日の愛南町の礎を築いていただけたものと思っており、この場をお借りいたしまして、お二人に心より感謝申し上げますとともに、謹んで御冥福をお祈りいたします。  さて、県のブランド戦略課を中心に、河内晩柑のヨーロッパ輸出に向けての取組み行っていただいておりますが、先月10日には、フランスの有名シェフであります、フレデリック・ジョノー氏が来町され、園地の視察や、生産者と意見交換などが行われ、河内晩柑の魅力と可能性を語っていただきました。県は、いよいよ来月にはフランスやドイツに赴き、河内晩柑のPRとテスト販売を行う予定であります。河内晩柑の生産量日本一を誇る本町も大いに期待をしているところであり、町といたしましても、関係機関及び関係者と連携し、この取組を強く支援してまいりたいと考えております。  また、SDGsの視点を持って取り組んでおります、水産分野の1つの取組であるウニッコリーが、「町役場の大発明、ミカン風味の御当地ウニ」として、先週、テレビで全国放送され、町の認知度向上に寄与しているところであります。今後も、地域資源を活用した魅力ある情報を発信し、町の活性化を図ってまいります。  なお、2019年から続くアコヤガイ稚貝の大量死につきましては、5月に大量死の原因ウイルスが稚貝から検出されておりますが、被害の軽減を目指し、町では独自に稚貝等のPCR検査を実施をしております。今後もウイルスへの耐性がある貝の研究開発に取り組むなど、地域産業を支援する対策を講じてまいりたいと考えております。  13日には、例年より8日早く、四国地方が梅雨入りをしたとみられるとの発表がありました。先月26日には、愛南町と宇和島市に記録的短時間大雨情報が出されたものの、実際には影響もなく安堵したところですが、今後は線状降水帯の予報も始まるなど、大雨への警戒が必要な季節を迎えることから、引き続き迅速な災害対応を心がけたいと思っております。  終わりに、今年の夏も全国的に平均気温は高い見込みと3か月予報が出ておりますが、議員各位におかれましては、何かと体に負担のかかる季節ともなりますので、くれぐれも御自愛いただき、ますますの御活躍を祈念いたしまして、閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(原田達也) これをもって、令和4年第2回愛南町議会定例会を閉会します。                午後 0時42分 閉会 上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため署名する。        議     長        会議録署名議員        会議録署名議員...