愛南町議会 2010-09-17
平成22年第3回定例会(第2日 9月17日)
○17番(西口 孝君) 51ページ、
防災対策費関係でお尋ねをいたしますが、主要施策の成果に関する報告書の4ページにあります、災害時
食糧備蓄整備事業5ヶ年計画の4年目ということで、207万円が支出をされております。この問題についてですが、備蓄場所はどのようなところにどういう状態で保存をされておられるのかという点と、また、食糧品は当然賞味期限などがあろうと思いますが、それらの入れかえというものはどういうふうにされておるのか、まずその点をお聞きしたいと思います。
○議長(吉村直城君) 西田消防長。
○消防長(西田 茂君) 備蓄の場所でございますが、各支所、公民館等に備蓄をしておるところであります。
それから、賞味期限の近づいたものにつきましては、訓練等を各地区で開いたり、例えば、この前内海で行いました訓練などで配布をしたり、使用したりして消費をしておるような状況でございます。
○議長(吉村直城君) 西口議員、よろしいですか。
西口議員。
○17番(西口 孝君) 各支所や公民館へ備蓄と言われましたが、それぞれの支所の方、どういう場所にこういうものは保管されておるのか、どなたでも構いませんけれども、実際にその置かれている状態を知りたいのですが。
○議長(吉村直城君)
吉田御荘支所長。
○御荘支所長(吉田俊一郎君) 御荘支所におきましては、2階の元御荘町時代のときの議場のスペースに保管しております。
以上です。
○議長(吉村直城君)
金田内海支所長。
○内海支所長(金田孝一君) 内海支所ですが、内海支所は3階の議場跡に入れております。
以上です。
○議長(吉村直城君)
石河一本松支所長。
○
一本松支所長(石河 浩君) 一本松でございますけれども、一本松も議場に置いておるわけですけれども、私、4月からなのでちょっと現状は確認しておりません。申しわけありません。
○議長(吉村直城君)
橋岡西海支所長。
○西海支所長(橋岡政文君) 西海支所につきましては、2階の倉庫に保管しております。
○議長(吉村直城君) 西口議員、よろしゅうございますか。
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、3款民生費、60ページから。
那須議員。
○9番(那須芳人君) 68ページに児童福祉費、大きなくくりであるんですが、今後のことでございますので、副町長あたりにお聞きをしたいと思うんですけれども、愛南町も少子化がだんだん加速されてきております。それに対する子育てとか児童福祉をしているんですけれども、本格的にというか、効果的な予算の使い方、戦略を子育て支援とか少子化対策のために立てるということで、そういったいろんな課から集まった
プロジェクトチームというか検討委員会というか、そういったのを立ち上げて本格的に愛南町の将来というものを考えるようなことが必要だと思うんですが、副町長、そういう
プロジェクトチームをつくるようなお考えはありませんか。もしくは、そういうことを、今後、検討をいたしませんか、どうでしょうか。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君) お答えいたします。
那須議員のおっしゃるように、少子高齢化につきましては、愛南町にとっても大きい問題だと考えております。特に今、保育所、それから統廃合の問題とか、また幼稚園の今回の充実なんかもあわせて、そういったものはまた検討会をつくって前向きに取り組んでいきたいと思っています。
以上です。
○議長(吉村直城君) 那須議員、よろしいですか。
ほかに御質疑ありませんか。
山下正敏議員。
○7番(山下正敏君) 61ページの
町シルバー人材センターについて、今、事業費が1,890万ということはこの前の説明でわかりましたが、この1,890万のうち町の発注額についてちょっと教えていただきたいんですが。
○議長(吉村直城君)
吉田高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(吉田光男君) 済みません。この件につきましては一つの団体で、私どもも総会のほうに参加するだけでありまして、その決算資料とか何かには目を通したんですが、町の分が幾らということは
高齢者支援課のほうではつかまえておりません。
以上でございます。
○議長(吉村直城君)
山下正敏議員。
○7番(山下正敏君)
シルバー人材センターのほうで町の入札にも参加をしております。その中で民間の圧迫ということがよく出ていましたが、そういう懸念はあるのではないでしょうか。
○議長(吉村直城君)
吉田高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(吉田光男君) お答えいたします。
私、ここに来るまでに西海支所のほうで携わっていた関係で言いますと、やはり入札には絡んできておりましたんで、民業圧迫という形は多少なりとも、特に草刈り分野においてはあったのではないかという想像はしております。
ただ、
高齢者支援課といたしましては、そこらあたりのことについては、あくまでも総会とかの参加資料だけでございますので、はっきりとした返答は私の立場としてはできかねます。済みません、よろしくお願いします。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君)
山下正敏議員の質問にお答えいたしたいと思います。
私が知っておる範囲では、私のほうも
シルバー人材センターの総会に参加するだけなんですけれども、一応、その分につきましては
シルバー人材センター自体の事業の実績は伸びていると思いますが、私のほうで樹木の剪定とか保育園とかなんかの公共事業につきましては、一応30万以上は大体4社以上くらいの入札でやっております。一応、気をつけておりますことは、先ほど
山下正敏議員申されましたように、民間圧迫ということは気をつけて特に入札関係は注目しておりますけれども、今年度に限っては実績自体は自分で決裁する範囲では減っていると思います。そういった点は注意しております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、4款衛生費、73ページから。
那須議員。
○9番(那須芳人君) 83ページの負担金、津島の水道企業団であるとか、いわゆる山財からの水に対する負担補助をしていただいております。私は、由良半島に住まう人間でございますので、ここにお世話になっておるわけですけれども、せんだっての決算審査の時に、水道課長にお聞きをしました。水道料金はどうなっとるんだということで、愛南町と津島からの山財ダムの水道の値段が違うということ、これは課長にお聞きをしたのは、ほかの議員にどれだけ違うかということを知っていただきたかったためであります。
私は、これは1年に1度必ず言うことに決めておるんですが、愛南町の水道基本料金、8トンで1,000円、それから1トンにつき160円、ことしの4月から山財ダムは値上がりしまして、基本料金1,320円、1トンにつき215円という私らは水を飲んでいるわけです。アサヒのスーパードライと発泡酒ぐらい違うわけですね。これは、いたし方ないことではあるんですけども、合併してもう6年たちました。西海町は合併と同時に水道の値段が下がったわけですね。愛南町が一つになりました。取り残されている由良半島の水道料金がどんどん上がっていくと。この辺の水道料金の大きなギャップについて、町長、どう思われますか。
○議長(吉村直城君) 清水町長。
○町長(清水雅文君) お答えいたします。
昨年の地区懇のときにも内海の方からこのことを指摘されたんですけど、自分個人としては同じ町民でありながらという考えはありますので、できることならば同じレベルにしてあげたいとは思いますけれども、各旧5ヶ町村合併してからも地区地区による事情がありますので、その点を担当課のほうから答えを聞きますと、やっぱり一概に簡単に統一化はできにくいんかなという考えではおります。統一できるような、時期的にも来るんであればなるべく早い時期にはしてあげたらという基本的な考えはいつも持っておるんですけど、今現段階ではちょっと厳しいんじゃないかなというふうに認識しております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 那須議員。
○9番(那須芳人君) この水道料金が高いというのは、後で下水道特会がありますけれども、下水道の接続率にもつながってくるんですね。須ノ川以外、由良半島が全部集落排水でできております。接続率がいつも田口議員にしかられるんですけれども、40%、50%とか低い部分もある。それは、接続してしまうと水洗で水道料金が上がるという怖さもあって、なかなかできないというのもあるんですね。ですから、一律に値段を下げろというのはこれは無理な話というのは、私、十分わかっているんですけれども、せめて集落排水の下水につないだ高齢者のお宅ぐらいは、何とかできないだろうかなという気がいたすんですが、町長、その辺のところ少し考えてみませんか。どうでしょう。
○議長(吉村直城君) 清水町長。
○町長(清水雅文君) お答えいたします。
今の件につきまして、検討する余地はあるんではないかと思っております。
以上です。
○議長(吉村直城君) よろしいですか。
ほかにございませんか。
西口議員。
○17番(西口 孝君) 80ページ、
じんかい処理費に関連してお伺いをいたしますが、ごみ処理については、近年中に宇和島広域に統一をするということで進んでおるように聞いておるんですけれども、今の状況はどうなっておるのか、簡単にわかっておれば御説明いただきたい。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
私自身が、4月から
環境衛生課長になりまして、宇和島広域での
整備促進幹事会に出席をして、そこでの一応、検討結果について御報告をさせていただきます。
現状では、新聞報道等で既に皆様御承知のとおり、宇和島市の柿の木地区で地元それぞれ自治会と、現在建設及び測量、地質調査に関する同意の調印が6月15日に行われております。それを受けまして、現在、広域事務組合のほうで新たに測量と地質調査、
環境アセスメント等の契約をする段階に至っております。
ただ、その中で地元等地権者が一部反対運動を起こしているとかそういう報道もありますが、今のところは現在の協定を結んだところで建設をするというような動きで進めている状況にあります。
以上です。
○議長(吉村直城君) 西口議員、よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、6
款農林水産業費、84ページから。
山下太三議員。
○3番(山下太三君) 85ページ、
愛南町青果市場運営費というのが87万円出ております。これ青果市場のことなんですが、私も以前、青果市場、所管で行ったことがございます。大変汚いところで食べる物を競っております。トイレはこの間きれいになったんで、それはそれとしていいと思いますが、もしあれがいつまでも必要ならば、新しくまた別の場所に、例えば愛南漁協の奥のところに、魚市場と青果市場を一緒にしてやるとかいうふうな考えは持っておられませんか、町長、どうですか。
○議長(吉村直城君) 清水町長。
○町長(清水雅文君) 今、ちょっと初めて聞いたんですけど、確かにおもしろいアイデアではあると思いますね。ここで今、はっきりとするということはちょっと言えませんけど、一応、考えてみたいと思います。
○議長(吉村直城君) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、7款商工費、98ページから。
那須議員。
○9番(那須芳人君) 100ページなんですけれども、前の谷口町長の時にもお聞きしたんですが、
南宇和観光協会に170万円ということで、これは南宇和郡の5ヶ町村の時には必要な協会ではあったんですけれども、合併して、谷口町長にお聞きした同じ事を聞きますが、清水町長、観光協会の存在意義はあると思いますか、必要と思いますか。どうでしょうか。
○議長(吉村直城君) 清水町長。
○町長(清水雅文君) お答えいたします。
今現在、必要であるというように認識しております。
○議長(吉村直城君) ほかにありませんか。
山下太三議員。
○3番(山下太三君) 98ページの
企業立地促進委員に出ておりますが、これ委員に支出されたということは、委員会が開かれとるということですが、今、町で取り上げておる企業立地ですね、レクザムは確かに来ました。ほかに計画とか案とかっていうのがありますでしょうか、あったら教えてください。
○議長(吉村直城君)
宮城商工観光課長。
○
商工観光課長(宮城辰彦君) お答えいたします。
今のところ、企業立地で出てきていただけるというような形の業者は見当たっておりません。
ただし、職員といたしましても、企業立地に向けて何とか愛南町のほうに出てきていただけるようにというような形で、努力はいたしております。
以上です。
○議長(吉村直城君)
山下太三議員。
○3番(山下太三君) 今、何回ぐらいこの委員会はやられておるんですか。
○議長(吉村直城君)
宮城商工観光課長。
○
商工観光課長(宮城辰彦君) 1回でございます。
○議長(吉村直城君) よろしいですか。
ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、8款土木費、105ページから。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、9款消防費、117ページから。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、10款教育費、120ページから。
山下正敏議員。
○7番(山下正敏君) 125ページの
各種大会等参加助成金に関係して質問をしたいと思います。
合併前から、
スポーツ少年団とか地域が町の大会とか催し物があるときに町のマイクロバスの使用ということについて随分とお願いとかあったと思いますが、この前、斎藤議員がちょっと質問されたんですが、もうちょっと深く説明しますと、前回、陸上大会、スポ少で町の予選がありまして、優勝した方が県大会に出るということで、愛南町の代表として出るということなんですが、その代表は学校がばらばらなんで現地集合、それは現地といっても愛南町じゃなくて松山の現地集合ということで、行けれない家庭もあっていろいろ不便したということなんですが、これ愛南町の代表として行く大会に対して、町が主催をする大会の場合はそういうマイクロとか派遣をするということを聞いておったんですが、ちょっとそのことについて詳しく説明をしてもらいたいと思います。
○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) スポ少につきましては、マイクロ云々というのはどうも合併から後にいろいろと協議検討されたようであります。それで、スポ少の大会については、町のマイクロは出さないということを、私はちょっと聞いておるんですが、スポ少自体、町の方から補助金はしておりますので、それでその監督、保護者、その辺で参加といいますか、現地集合があったりこちらから出発したりというのがあるんではないかとは思っております。
そのマイクロについては、恐らくですが、財産管理課のほうで把握できているんではないかとは思うんですが。
以上です。
○議長(吉村直城君)
山下正敏議員。
○7番(山下正敏君) スポ少にも助成金、補助金は出しているということですが、多分、その年間の経費の中で全部消えてしまうと思うので、その大会で優勝して県大会に出るというその旅費までは出るはずがないんで、そこで町長にちょっとお尋ねします。
こういう町の代表で子供たちがスポーツをして県大会へ行くのに、町の主催の大会であればそういうマイクロとか使用できる。だけど、所管が違って生涯学習課の所管になればそれはできないということは、やっぱり子供たちにとっても不公平だと思うんですが、その点について町長はどう考えておりますか。
○議長(吉村直城君) 清水町長。
○町長(清水雅文君) お答えいたします。
国とか県とか町の主催の分については、そういうようにしておるというように聞いたんですけど、やっぱり
山下正敏議員言われるどこの主催かによってまた違ってくると思うんやけど、再度洗い出して、もう一回検討し直す必要があるんではないかと思っております。
○議長(吉村直城君) よろしいですか。
山下正敏議員。
○7番(山下正敏君) これ前も言うたことがあるんですが、検討検討というのが本当に検討だけで終わらないように、ぜひ実行に移してほしいと思います。
以上です。
○議長(吉村直城君) 答弁要りませんか。
○7番(山下正敏君) はい。
○議長(吉村直城君) ほかにございませんか。
浜田議員。
○18番(浜田博文君) 教育長にお尋ねをいたします。
せんだっての勉強会の席で、一応、西海中学が統廃合で来年度統合するという話をお聞きしました。それで、福浦中学も御荘中学に統廃合ということで決定という、その経過説明をこの際お聞きしたいと思いますが、お願いいたします。
○議長(吉村直城君) 田村教育長。
○教育長(田村茂雄君) 失礼いたします。
西海中学校におきましては、福浦中学校が御荘中学校に統合を決定したことを受けて、保護者からの申し出により協議を開始いたしました。
6月9日に西浦小、船越小、西海中、福浦中の統廃合の関係者等で話し合いをいたし、また7月29日には西海中学校区の小学校及び中学校の保護者、地区の役員などにお集まりいただき懇談会を開催いたしました。
その会の途中で、西浦と同じく予算提案については説明し、了解をいただきました。
両校とも現在統合の承諾書をいただくよう準備しているところでございますが、書類が整いまして12月の定例議会に条例改正議案を提出させていただく予定であります。
議員全員協議会において説明をいたしたく、理事者には報告いたしていましたが、機会がなく説明ができていなかったことをおわびいたします。
以上です。
○議長(吉村直城君) よろしいですか。
那須議員。
○9番(那須芳人君) 140ページの学校給食費の中で、不用額が461万2,000円、そのうちの不用額の賃金ですね、236万6,000円と半分を占めております。人件費で何でこういうふうな不用額を出さないといけないのか、きちんと精査しているのかどうかそれをまずお聞きしたいのと、もう一つは、この決算の中では出てきておりませんけれども、平成21年度、ずっと1年間俎上に、議論に上げてきました南楽荘と給食センターの分ですね。測量の設計委託料560万円を計上して、南楽荘の場合は基本設計がもう業者が決定して実施設計に移ろうとしている。ところが、給食センターについては、まだ作業状況、進捗状況が全然目に見えてこないんですが、もしよければ一緒にお答えをいただきたいと思います。
○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。
○学校教育課長(浜本正恵君) お答えいたします。
まず、事業費の関係なんですけれども、これ議員も御存じのように、4施設あります。4施設ありますと、大体、20万円から30万円程度の金額になると思います。これは、給食材料の関係で当初の見込み、給食をすべてある程度実施してこれだけの材料が要ると。それが、運動会とかいろいろな事業等によりまして、給食回数が減ってきます。ある程度の回数の減を考えまして組んでおります。ただ、その中にも光熱水費とかそういうものの多少の残りが出ておりますので、これだけの金額になります。全体で四つであれば20万円ぐらいの金額になると思います。
それと、給食センターの関係なんですけれども、給食センターの実際の建築年度は24年度であります。今の計画でいきますと。そうすれば、ことしに基本的な考えをまとめて来年度実施設計を行っていけば、それで事が足るんではないかと我々は考えておりますので、今のところ、目に見えておりませんが、その点御容赦いただきたいと思います。
○議長(吉村直城君) 岡田総務課長。
○総務課長(岡田敏弘君) お答えいたします。
これは、一応、それぞれの現場から臨時の職員の必要人数というものが上がってきて、総務課のほうで取りまとめている段階なので、ここについては、ちょっとうちのほうで把握し切れないところがあるかとは思うんですが、今後、それぞれの担当課にもう少し賃金について、12月なり3月になれば見通しがつくはずですから、その辺の指導ということでもないんですが、その辺、通知をしてある程度確定した数字が出せるようにしたいと思います。
以上です。
○議長(吉村直城君) よろしいですか。
中野議員。
○4番(中野光博君) 補正のほうでちょっと質問しようかと思ってたんですが、浜田議員からも統廃合のことで質問が出ましたので、この場でさせてもらいますが、まず第1点、教育長、福浦中学校の統合の部分ですが、福浦中学校は保護者総意のもとに教育委員会のほうに申し入れをして受け入れていただいたということなんですが、ほかの3校も来年度同じ状況でというふうに認識しておるんですが、同じ状況で受け入れたかどうか、まず第1点。
○議長(吉村直城君) 中野議員、質問の途中ですが、決算なんで補正の分で。
○4番(中野光博君) 補正のほうがよろしいですか。統廃合のことだったんで、じゃあ補正のほうで。
○議長(吉村直城君) ほかにございませんか。
宮下議員。
○6番(宮下一郎君) せんだっての協議会でも質問した件ですが、135ページのDEあいの工事についてですが、再度御確認をいたしたいと思います。
工事高が1,278万9,000円の工事をして、屋根工事が恐らく半分ぐらいではなかろうかと想像するんですが、細部は勉強しておりませんが、600万円前後の壁工事については何も保証がない。こんな多額な雨漏りを防ぐ防水工事をしたにもかかわらず保証をさせないというのか、再度、御確認をいたしますが、お答え願います。
○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) この件につきまして、DEあい21のほうとせんだっての協議会の後にお話をしまして、近いうちに議員のところへ、そういうちょっと詳細がわかるものを持って行って説明してくださいということをちょっと言っているので、私自体、その詳細がわかっておりませんので、申しわけありませんが。
以上です。
○議長(吉村直城君) 宮下議員。
○6番(宮下一郎君) 私個人的に、その詳細な説明など要りません。私が質問しているのは、防水工事の屋根工事についてを保証を取りつけたと。壁工事は保証を取りつけないのか、今後もしないのか、それをお伺いしているわけですよ。現在ある公民館、学校施設、随分ガラスブロックのところが多々建築されております。現に家串小学校も台風のたびに雨漏りして、今年度も補修が出ていたのではないか。今後も公民館等についても、随分雨漏りを起こすだろうという懸念をしていい場所が数ヶ所あると思うんですよ。こういうときに、壁の工事を保証を求めないというのか求めるのか、何年間保証を業者に依頼するのかというのは、契約の時にきちっと、場所によりケース・バイ・ケースということは考えられますが、そういうことを行うのか行わないのかということを伺っておるわけですよ。
今回のこの工事についても、私は壁については保証義務を業者に負わないというのか負わすのかということを伺っているわけです。明確に答えてください。
○議長(吉村直城君) 暫時休憩いたします。
午前10時48分 休憩
―――――――――――――――――
午前11時00分 再開
○議長(吉村直城君) 休憩を解き再開いたします。
田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) 10年保証につきましては、防水材料の品質の保証ということで、壁については入っておりません。壁については、公共工事契約約款で2年間の瑕疵期間がありますので、その分だけであります。
以上です。
○議長(吉村直城君) 宮下議員。
○6番(宮下一郎君) 今後も起こるであろう大規模な高額な壁の補修が発生した場合にも、今の愛南町の契約規則の中の2年間の瑕疵の保証ということで推移していくお考えか、改めてお伺いいたします。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君) お答えいたします。
さまざまな形態があろうかと思いますけれども、今のDEあいの分は私らもちょっと細かい事情はわかりませんけれども、今後は、今の瑕疵問題の瑕疵の保障については、それぞれ管理委託する業者がおりますので、そういったもので特記修正のほうで細かく打ち合わせをさせていきたいと思っております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 那須企画財政課長。
○企画財政課長(那須英治君) ちょっと私のほうから、追加というか補足というか、先ほど生涯学習課長のほうからも述べましたけれども、公共工事の契約約款の第41条の3項に瑕疵担保について触れております。この中では、確かに言われますように瑕疵担保につきましては2年ということになっておりますけれども、これは業者のほうが故意または重大な過失があった場合には10年という項目もあります。ですから、よほどそういうことはないと思うんですけれども、原則としては2年ということなんですけれども、壁等々につきましても、例えば近隣の市町あたりが雨漏りの場合にどういうような契約期間にしておるかと、瑕疵担保の契約になっておるかというようなことについては、一度研究する必要があろうかなというふうに思っておりますけれども、恐らくこの公共工事の契約約款につきましては、どの市町村も使っておりますから、恐らくこのとおり施行しておるんじゃないかというふうに思っております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
澤本議員。
○8番(澤本 誠君) 134ページの8節報償費、ほか二つ、三つの関係についてお尋ねをいたしたいと思います。
きょうの新聞に報道されました、パールジュエリーのデザインコンテストの関係についてでございますけれども、ここで252万8,000円が予算で上がっておりまして、決算でもそれに近い金額が出されておりますけれども、もうこの事業も随分と長い事業でありまして、私たちも何回かは参加をさせていただきましたけれども、いろいろ聞いてみますと、非常に費用対効果が上がっておるんだろうかどうか、そしてまた地域の加工業者の方々に潤いがあるんだろうかどうか、こういうふうなことをよく聞くわけでありますけれども、これはやはり、愛南町の全体のPRも、そしてあるいはまた真珠をPRすることによって地場産業の活性化あるいは地域づくりを図ると、こういうふうな目的でされておると思いますけれども、そういうふうなことを考えますと、今申しましたように、非常に地元にあるいは愛南町に活性化の動きがどうしても見当たってこんような感じがいたすわけでありますが、この件についてどのようにお考えなのか御答弁を願いたいと思います。
○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) パールジュエリー等そういう事業につきまして、私、まだはっきりと把握できておりませんので、全く申しわけありません。また調査いたしますので。
○議長(吉村直城君) 澤本議員。
○8番(澤本 誠君) 私に対する答弁だけやなくて、課長は少なくともこの議場に出た以上は、まだ就任した当時で余りわからないというような答弁では、議会答弁とは言えんじゃないですか。やはりもう少し勉強してもらわなんだら、何のための議会ですか。私はそういうふうに思いますが、これはそしたら副町長、答弁願います。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君) お答えいたします。
ちょうど、きのうパールジュエリーコンテストがありまして、きのう、町長が公務の出張のため私が代表で行ったんですけれども、確かにDEあい21でやりよること自体、あそこは以前にホッと計画委員会というところが企画して、昔内海村が共催という形でやってきとったと思いますけれども、昔の内海村は、確かに真珠産業じゃなくて真珠母貝のほうではあったんですけれども、先ほど費用対効果という言葉が出ましたけれども、私はこの事業につきましては、そういった愛南町全体のことを考えれば、宇和島とも絡みはありましょうけれどもこの分につきましてはPRの効果も十分だし、この費用対効果も十分に果たしていると私自身は解釈しております。
○議長(吉村直城君) 澤本議員。
○8番(澤本 誠君) 副町長の答弁はそういうことですけれども、やはり、いろいろな町民の方から聞いて、地域からも聞いても、そういうふうな副町長の答えと同じような声は余り聞かない。そういうことを私たちは聞きますから、やはり、ずっと今までやりよるから継続していくんだということだけやなくて、もうちょっと工夫をしてやっぱり考えていく必要がある事業ではないかというふうな感じをいたしますが、その辺についてはいかがでしょうか。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君) お答えいたします。
現時点で350点ぐらいの作品が出展されております。それに対する審査員がプロのため東京から3人ほどおいでいただいたり、顕彰的なもので報償費として結構莫大な経費も組んでおりますけれども、その辺については、審査員の先生方の選出につきましては問題ないけれども、一応、報償費につきましてはまた検討する余地も幾らかあろうかと思いますので、そういった面で事業の継続は必要で、そういった考える面につきましては考えていきたいと思っております。
○議長(吉村直城君) 澤本議員。
○8番(澤本 誠君) やはりそれだけのお金をかけてやりよる事業ですから、できるだけ費用対効果が上がるように、副町長は上がっておるというような答弁でしたけれども、やはり地元が、そういう関係の方々が、やっぱり潤うような、そういうふうな方向にぜひとも持っていってもらいたいと、そういう願いでこういうことを言っておるわけでありまして、この事業そのものを否定しておるわけではありませんので、ですから今後、そういうことについてどういうふうな考え方で、今までどおりでいくのか、あるいはまた改めていくのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
○議長(吉村直城君) 清水町長。
○町長(清水雅文君) お答えいたします。
この事業ですね、内海地区の一番の基幹産業である真珠の関係でありまして、単体でこの事業だけ、パールジュエリーとかだけとりますと赤字になる部分もあるかもわかりませんが、西海の観光事業にしても、旅客船事業にしても、それ単体では確かに一般からも繰り入れするように、同じような傾向が言えるかもわかりませんが、総体的な地域の活性化を考えた場合には、ぜひこれは必要な事業ではないかというように考えております。継続をやっぱりすべきであるというように思っております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ありませんか。
斎藤議員。
○13番(斎藤武俊君) B&Gの水泳教室の委託料が、139ページです。委託料、かなり高額な委託をしておるんですが、これ水泳教室の収入っていうのは町に入るわけですか。
それと、何人ぐらいの人数で指導をしておるのか、ちょっとお願いします。
○議長(吉村直城君) 暫時休憩いたします。
午前11時13分 休憩
―――――――――――――――――
午前11時21分 再開
○議長(吉村直城君) 休憩を解き再開いたします。
田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) インストラクターは、7人でやっております。
そして、900何万円の委託料ですが、これはスポーツコミュニティというところに生徒1人につき2,700円がスポーツコミュニティのほうへ入るようになっております。
そして、町のほうには1人につき1,300円入るようになっております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 斎藤議員。
○13番(斎藤武俊君) スイミングクラブの会費っていうのは、その合計なんですか、2,700円と町に入る1,300円の分が1ヶ月の月謝というか、そういう形なんですか。
○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) はい。4,000円でございます。
○議長(吉村直城君) よろしいですか。
斎藤議員。
○13番(斎藤武俊君) それ町にも入るけど、2,700円の分は行って、その上に960万円もの委託料を出すんであれば、ある程度町のほうで臨時とかそこら辺でそういうスイミングスクール自体ができないものかどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。
○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) 900何万円のこの委託料は、全部この生徒からいただいた1人2,700円分が、スポーツコミュニティの会社のほうへ行っておるお金であります。
○議長(吉村直城君)
宮城商工観光課長。
○
商工観光課長(宮城辰彦君) お答えいたします。
私も去年、おととしB&Gのほうで1年おりました。確かではございませんが、私のあくまでも記憶をたどるという形で答弁をさせていただきたいと思います。
指導につきましては資格が必要でございます。愛南町の場合、資格を持っている方というのが非常に少ないようでございます。ですから、町のほうで指導をするという形になりますと、まずは資格を有する人を探した上でその人にお願いするという形になりますので、現状では難しいのではないかというふうに考えております。
○議長(吉村直城君) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、11款災害復旧費、141ページ、142ページ。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、12款公債費、142ページ、143ページ。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、13款諸支出金、144ページ。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、14款予備費、144ページ。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 次に、歳入全般について行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
佐々木議員。
○1番(佐々木史仁君) 36ページの民生費貸付金元利収入、同和地区の住宅新築資金などの関連の質問なんですが、担当課にお尋ねします。
かなり30何年前からの国の事業であると思いますけれども、現在、物すごくこの収入未済額がまだ残っているということでありますが、現状、どのようになっているのか、また、今後の回収方法などをお知らせください。
○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) 平成21年度の償還状況は、償還期限が到来しました累計額が1億6,921万7,936円で、うち償還済額が9,069万488円、未償還滞納額が7,852万7,448円となっております。
全貸し付け者22人のうち9人が完納をしております。残り13人のうち12人に滞納がある状況であります。
滞納理由につきましては、生活保護、自己破産といった生活の困窮や死亡などがその要因となっております。
滞納者への対応については、督促や戸別訪問を行うなど、貸付金の徴収に努めているところでありますが、前述により滞納整理に困難を来している現状であります。県とか他の市町との情報交換をしながら方法を検討しつつ、何とか滞納整理が少しでも解消できるよう努めていきたいと考えております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 佐々木議員。
○1番(佐々木史仁君) 現在、滞納している家について、人は住んでいるんでしょうか、どうでしょうか。
○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) 亡くなった方もおりますので、住んでいないところもあると思います。あと、息子さんが帰ってきて住んでいるという状況もあります。
以上です。
○議長(吉村直城君) 佐々木議員。
○1番(佐々木史仁君) 現在、住んでおられる方に何らかの回収とかそういうことはやっていないんでしょうか。
○議長(吉村直城君) 田原生涯学習課長。
○生涯学習課長(田原郁夫君) 今年度については、定期的な督促状の送付とか、分割納付等の償還方法の相談の実施とか、連帯保証人へ借り受け人への納付指導依頼とか、顧問弁護士への相談も実施を行うようにしております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
認定第1号、平成21年度
愛南町一般会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、この決算は原案のとおり認定されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第3 認定第2号 平成21年度
愛南町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(吉村直城君) 日程第3、認定第2号、平成21年度
愛南町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、提案理由の説明が終わっております。
ここで決算認定の質疑に先立ち、
決算審査意見書について監査委員に対する質疑を受けます。
御質疑ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、
決算審査意見書に対する質疑を終わります。
認定第2号、平成21年度
愛南町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を受けます。
質疑の方法は、歳入歳出全般を通じて行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
那須議員。
○9番(那須芳人君) ページ数が155、一番最後ですけれども、ここに1億486万9,368円の繰越金がございます。たしか3月に国保会計に不足が見込まれるということで、担当課から2,000万円の専決処分をした記憶がございます。
ところが、ふたをあけてみると1億を超える繰越金が残ったということで、課長、国保会計が足りなくなるということで、それは大変だということで専決を認めたわけなんですけれども、収支に対する見込みというのが少し甘いのではないかと思うんですがいかがでしょうか。
それと、1億以上の繰越金を発生させたんですけれども、こういうことに対する、担当者に対する指導というか、また課長のそういったことへの見解であるとか、今後のことということ、そういうことをお聞きしたいと思います。
○議長(吉村直城君) 浜田町民課長。
○町民課長(浜田庄司君) お答えいたします。
まず、専決処分を行った理由でございますが、3月補正予算の締め切り後に国の調整交付金ヒアリングがありまして、21年度変更申請及び事業実績報告の額が大幅に減額となりました。3月補正予算の編成が既に終了しておりましたので、その減額に伴う財源調整を3月補正に反映させることができなかったということで、専決処分のほうを行わせていただきました。
減額の理由でございますが、算定の過程において前期高齢者交付金が増加したことによって、国・県の交付金が調整され減額されたということが主な減額の要因でありました。
普通調整交付金の実際の収入額は、今申し上げました実績報告の額に調整率を乗じた額ということになるわけでございますが、実績報告の額に前年度の調整率が92.64%であったわけですけれども、今年度、最終的にその率が107%ほどに、大幅に増額になりました。
予算額に対して、約7,000万円の減を見込んでおったんですけれども、その調整率のアップによってある程度の額、実質6,700万円ぐらいになるんですけれども、その額が確保できました。
それと、保険医療費でありますが、保険給付費が約3,500万円、合わせて約1億円が予算的に見込めたということで、専決の段階ではそのあたりちょっと見込めなかったということで2,000万円の一般会計からの繰り入れをお願いしたところでありますが、最終的には1億円の繰り越しとなった、それが理由でございます。
以上です。
○議長(吉村直城君) 那須議員、よろしいですか。
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
認定第2号、平成21年度
愛南町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、この決算は原案のとおり認定されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第4 認定第3号 平成21年度
愛南町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(吉村直城君) 日程第4、認定第3号、平成21年度
愛南町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については、提案理由の説明が終わっております。
ここで決算認定の質疑に先立ち、
決算審査意見書について監査委員に対する質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、
決算審査意見書に対する質疑を終わります。
認定第3号、平成21年度
愛南町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を受けます。
質疑の方法は、歳入歳出全般を通じて行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
認定第3号、平成21年度
愛南町老人保健特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、この決算は原案のとおり認定されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第5 認定第4号 平成21年度
愛南町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(吉村直城君) 日程第5、認定第4号、平成21年度
愛南町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、提案理由の説明が終わっております。
ここで決算認定の質疑に先立ち、
決算審査意見書について監査委員に対する質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、
決算審査意見書に対する質疑を終わります。
認定第4号、平成21年度
愛南町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を受けます。
質疑の方法は、歳入歳出全般を通じて行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
澤本議員。
○8番(澤本 誠君) 204ページ、歳入で10款1延滞金・加算金及び過料と、そして雑入で411万901円のいわゆる収入未済額が計上されております。
といいますのは、内訳として加算分が117万4,543円、そして雑入で299万6,368円のいわゆる未済額が決算で上がってきておりますけれども、この未済額の具体的な内容について、御答弁を願いたいと思います。
○議長(吉村直城君)
吉田高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(吉田光男君) お答えいたします。
この未済額につきましては、これは新聞等で発表されておりますのではっきりと業者名を言わせていただきます。20年7月30日に、高知県が岸本グループの指定居宅サービス事業者として居宅介護支援事業者の指定を平成20年8月1日付で取り消す処分を行ったことに基づきまして発生したお金でございます。
その中で、この事件が起きまして、まず町村のほうに平成20年8月7日に幡多総合庁舎において高知県の担当課のほうから説明がありまして、宿毛市と四万十市、黒潮町、大月町、三原村、愛南町、この関係町村が話を聞きに行きました。
先に岸本グループの取り消し内容について、説明をさせていただきます。
指定取り消しになった一番の大きな原因は、指定申請時の虚偽申請ということと、人員基準違反、運営基準違反、それと不正請求というのがございます。それと最後に虚偽報告とこれだけのことが重なりまして、指定取り消しになっております。
そこで、8月7日、高知県からの説明によりますと、厚生労働省の見解も聞いております。虚偽申請で指定を受けたのだから全額返還が妥当と。そして、高知県の顧問弁護士の見解も不正手段による指定を根拠とする指定取り消しについては、全期間についての返還が当然である。他県での対応、これまで12都道府県13件の事例があるが、すべて指定取り消しの上、全期間返還を保険者に助言しているということでありました。
そしてまた、住民訴訟の例といたしまして、大阪府堺市が不正偽りの手段によって指定を受けた事業者について、現にサービスを提供しているかどうかによって返還の可否を判断できないとのことで、保険者に対して全額の返還命令を行うことを求める原告側の主張に沿った判決が出されているというような説明もあったみたいでございます。
それらを受けまして、私が聞く範囲では、20年8月11日に前町長以下三役と
高齢者支援課で話し合いを行いまして、そのときの指示内容が、関係町村と密に連絡をとり合って、適正な判断を下すようにというお言葉だったそうです。
そして、その後20年11月4日、新町長にかわられまして、この内容について新町長にはまだ報告ができていないということで、これについて同じように説明したそうです。そこでも、新町長も同じく他町との連携を密にとって、適正な判断を下してくれということで、現在に至っております。
○議長(吉村直城君) 澤本議員。
○8番(澤本 誠君) 今の説明では、宿毛市にある有料老人ホームを経営している介護事業者が不正申請をしていわゆる施設の取り消しといいますか、そういうのを受けたというように理解しておるんですが、そこに愛南町の老人が何名か入所しておると。その分についての額が今ここに収入未済額として四百数十万上がっておるとこういうことですね。
そしたら、もう2年ぐらいたっておるわけであります。これは今聞くところによりますと、前町長時代から引き継いだ問題であるということもわかりましたが、恐らく、私はこの問題について、議員のかなりの人がわかっていない人が多いんではなかろうかと思っております。しかも、金額が非常に大きく2年間も放置されておるというのは、非常に問題であるというふうに私は思うわけであります。
そこで、二、三点、お聞きをしたいと思いますが、取り消し理由というものは、今、課長が説明していただきましたんであらかたわかりましたけれども、いわゆるこの施設が不正をした額というのは幾らぐらいだったのか。それをまず一点と、それから20年度8月1日で取り消しをされておるということですから、そしたら何で20年度の決算で上げてこなかったのかということが一つと、それから、指定取り消しまでは保険事業者として認められて、施設の入所者に対する介護は適正に行われておったとこう思いますよ。だから、私らが聞いた範囲では、悪意とか故意とか、そういうものは存在しないというふうなことも聞いておりますし、そうなりますと、さかのぼって18年の9月にこの事業所が開設しておるようでありますが、さかのぼって請求しなくてはならない。あるいはそれに加えて加算金として、いわゆる罰金的なものなんですけれども、40%加算して117万円まで請求をしておるとこういうふうなことで、これもいわゆるさっき課長が説明した内容を聞きますと、やむを得ん部分もあろうかと思いますけれども、問題なのは、その故意とか悪意というものが、実際にそれは県の監査ではあったかもしれませんけれども、町として出向いて監査をしたのかどうか、その辺。
それともう一つは、もしこれが、この事業者がこの請求に、支払いに応じなかった場合、今後どのように対応していくのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。
○議長(吉村直城君)
吉田高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(吉田光男君) お答えいたします。
まず、20年度の決算にどうして出なかったかという問いですけど、これにつきましては、宿毛市と他の5町村、意見が一致しませんでした。通常、こういうケースの場合、3ヶ月ぐらいで全町村が私どもと同じ方策で結論を出して、全額返還を求めますけど、宿毛市については、今澤本議員が言われたように、不正請求の分のみの請求をしました。残りの5町村については、全額返還が適当であるという結論で21年度請求しました。
ただ、20年度については、地元の宿毛市との意見調整が、ずっと会合は開いておったようですが、なかなか結論に至らなかった。
また、各町村におきましても、全部当然、顧問弁護士には問い合わせしておりますし、うちも高知県庁まで職員2名行っております。再度確認ということで。そして、愛媛県庁にもこういう事例なんですがということで、相談には行っております。
20年度の決算が出なかったということについては、この程度でよろしいでしょうか。
それと、悪意がないという解釈なんですが、通常、このケースの場合、最初から宿毛市以外の残り5町村の見解は、もともとサービスは適正に行われておったかもしれないが、資格がない業者、虚偽の申請に基づいての事業所の取得ですから、これについては全く資格は存在しないという考えです。だから、無免許運転で運転してハイヤー代をいただいたとかというような、極端な例ですけどそういう解釈に基づいております。
それと、今後については請求も行っておりますし、行政不服審査法に基づいて向こうも不服申請が出てきておりましたので、愛南町といたしましても棄却ということで返事を出しておりますので、これは近いうちに裁判を起こさなければならないというある一定期間のもとにという、しなければならない規定というのがありますので、5ヶ町村とも協調しながらそういう方向でやっていく考えでございます。
また、議会について連絡がおくれたことにつきましては、多分、私の想像なんですけど、裁判に当然ある一定期間なるであろうということを想定して、まだ早いという見解だったのではないかというふうには思っておりますけど、これは余談になるかもしれませんが、以上で私の回答とさせていただきます。
不正請求額は、うちの分はこの金額ですけど、ほかの町村もですか。
不正請求だけでしたら、加算金つけて15万ぐらいですね。不正請求と言いますのは、1人の人間が例えば2ヶ所に行っとったというような事例の分ですね。あくまでも、それと残り5町村合わせますと、宿毛市以外で約4,000万円ぐらいの返還金が、全部同じような時期に発送しております。
○議長(吉村直城君) 澤本議員。
○8番(澤本 誠君) 大体あらましはわかりました。
私も、先ほど岸本グループという課長からのお話でしたけれども、全然ここがどういうような方がやられて、そしてどういう内容でというのは詳しくはわからないんですけれども、やはり大事なのは、これは愛南町だけの問題ではなくて、近隣の5ヶ市町村が絡んだ大きな問題で、大変重大な問題であろうかと思います。
だから、やはり課長は議会に報告しなかったということもありますけれども、やはり議会と相談して決着するということが、非常に大事でなかろうかと思います。
それで、特に議会は、課長は裁判、訴訟を起こしてでもというような考えの発言もあったんですけれども、これはやっぱり議会の議決が要りますから、その辺も十分検討して、それぞれの自治体の議会がやっぱりどう対処していくのか見守っていかないけん問題ではなかろうかと思いますが、課長の答弁はよくわかりましたが、町長にお尋ねいたしたいと思います。
今、私も申しましたように、近隣、特に宿毛市あたりとは篠山議会、あるいは小・中学校の教育の組合等の問題、非常にこれ密接にしていかないけん大きな問題ではなかろうかと思っておりますが、この問題について町長はどのように今後対処していくのか、そういった面についてお聞かせ願いたいと思います。
○議長(吉村直城君) 清水町長。
○町長(清水雅文君) お答えいたします。
確かに、宿毛市とは密接な関係でありますし、篠山、学校の組合のほうとも本当に近隣でお互いが協力し合ってやっていきよるときに、これからも本当に手をとり合って進めていかないといけん関係にある宿毛市ですから、本当にできることであれば、宿毛市がとったようなことで、うちも本当にそういう形にすれば、してあげればいいんでありましょうけど、あとの5市町ですかね、うちを含めた。5市町の流れとしては、やっぱり不正は不正として対処せんといけんのではないかという考えのもとで、今のところ進んでいっております。
ですから、そこでうちが仮にそこから抜け出すということは、今のこの現時点では私としては考えておりません。
といいますのも、国も高知県としても、そういうこれは言うなれば悪意があるないにしても、法的にも違反しておるということを、国も高知県も言っておるので、やっぱりある程度しゃくし定規にせんといけんところはせんといけんという考えで、今のところそういう考えでおります。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
内倉議員。
○19番(内倉長蔵君) この問題につきましては、以前、私も少し聞いたことがあるわけで心配をしておったわけですが、どうも宿毛市と愛南町との関係がうまくいっていないというか、こじれかけておるように思うわけで、病気でも早期発見早期治療が大事なことですが、今回のこの問題も、やはりできるだけ早く決着をつけるように、町長あるいは議会も進めていく必要があると思うんです。
それで、今、きょう説明を受けて初めて知った議員がほとんどだろうと思いますので、全員協議会を開いて、また勉強して、どうこれから対応していくのか、やはり議員もそういう場を持つべきと思います。ぜひ、開いていただきたいし、それから、今町長も言われましたように、やっぱり宿毛市とは篠山組合議会の関係もあります。非常に大切なパートナーでありますし、また、宇和島でもそうですが、近隣市町村と友好的に協力し合っていくということは大事なことなので、この問題ができるだけ早く解決できるように、みんなで力を合わせて頑張っていただきたいと思います。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
認定第4号、平成21年度
愛南町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
◎日程第10 認定第9号 平成21年度
愛南町旅客船特別会計歳入歳出決算の認定について
○議長(吉村直城君) 日程第10、認定第9号、平成21年度
愛南町旅客船特別会計歳入歳出決算の認定については、提案理由の説明が終わっております。
ここで決算認定の質疑に先立ち、
決算審査意見書について監査委員に対する質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、
決算審査意見書に対する質疑を終わります。
認定第9号、平成21年度
愛南町旅客船特別会計歳入歳出決算の認定について質疑を受けます。
質疑の方法は、歳入歳出全般を通じて行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
認定第9号、平成21年度
愛南町旅客船特別会計歳入歳出決算の認定については、これを認定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、この決算は原案のとおり認定されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第11 認定第10号 平成21年度
愛南町上水道事業会計決算の認定について
○議長(吉村直城君) 日程第11、認定第10号、平成21年度
愛南町上水道事業会計決算の認定については、提案理由の説明が終わっております。
ここで決算認定の質疑に先立ち、
決算審査意見書について監査委員に対する質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、
決算審査意見書に対する質疑を終わります。
認定第10号、平成21年度
愛南町上水道事業会計決算の認定について質疑を受けます。
質疑の方法は、決算書全般を通じて行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
認定第10号、平成21年度
愛南町上水道事業会計決算の認定については、これを認定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、この決算は原案のとおり認定されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第12 認定第11号 平成21年度
愛南町病院事業会計決算の認定について
○議長(吉村直城君) 日程第12、認定第11号、平成21年度
愛南町病院事業会計決算の認定については、提案理由の説明が終わっております。
ここで決算認定の質疑に先立ち、
決算審査意見書について監査委員に対する質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、
決算審査意見書に対する質疑を終わります。
認定第11号、平成21年度
愛南町病院事業会計決算の認定について質疑を受けます。
質疑の方法は、決算書全般を通じて行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
認定第11号、平成21年度
愛南町病院事業会計決算の認定については、これを認定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、この決算は原案のとおり認定されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第13 第91号議案 平成22年度
愛南町一般会計補正予算(第2号)について
○議長(吉村直城君) 日程第13、第91号議案、平成22年度
愛南町一般会計補正予算(第2号)については、提案理由の説明が終わっておりますので、これより質疑を受けます。
質疑の方法は、始めに歳出全般について行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
那須議員。
○9番(那須芳人君) 30ページに御荘霊苑のシャワー室の350万円増築工事というふうに計上されておりますが、広さはどのぐらいでしょうか。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
8.75平方メートルを予定しております。
○議長(吉村直城君) 那須議員。
○9番(那須芳人君) 坪40万ぐらいですかね。今、坪言いましたね。8.75坪。坪だと3坪ないのですが、坪単価が100万超えるというのは、金額的にちょっと高いような気がするんですけれども、その点、どんなもんなんですかね。どう思いますか。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
今回、増築面積が10平方メートル未満ということで、建築確認の不要な面積となっております。そういう中で、本体が耐火構造の当初建築ということで、増築するものについても当然本体に付随したものになりますので、鉄筋コンクリート造という形を想定しております。
それと、今回の増築分が水周りのものとなることと、あわせて増設する場所にガス、それと配水管、排水ます等がありまして、その移設も含まれておりますので、一応、こういう単価になっております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
中野議員。
○4番(中野光博君) 38ページ、13節委託料なんですが、記念品作成委託料30万円、これちょっと詳細を教えてください。
それともう一点、4校今回統合ということで受け入れをされた、了承をされたわけですが、町長、教育長にお伺いします。今回受けられたのは、前向きにといいますか、保護者からの要望があって前向きに受け入れられたのか、それとも後ろ向きと言いますか、いたし方なく受け入れられたのか、ちょっと構わんかったらお答えいただけますか。
○議長(吉村直城君) 田村教育長。
○教育長(田村茂雄君) お答えいたします。
前向きに受けとめております。
また、この統廃合につきましては、以前から申し上げましたように、町の意向で保護者、地域、住民の統廃合に関する声を真摯に受けとめ、統廃合を進めております。
また、町の教育財政を最大限に生かして、子供を中心に据えた統廃合、子供の教育活動に支障を来さない統廃合を進めており、これは福浦中学校の統廃合の推進と同様に、他の小・中学校もそのように進めております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 清水町長。
○町長(清水雅文君) 私も後ろ向きというのがどういう意味なのかさっぱりわからんのですけど、地区の子供たちのことを考えて、当然前向きに考えております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。
○学校教育課長(浜本正恵君) お答えいたします。
石碑の関係なんですけれども、福浦中学校がなくなるということで、記念品として校歌、それから一部の写真の浮き彫りをするようにして予定しております。これは地区からの要望でございます。
○議長(吉村直城君) 中野議員。
○4番(中野光博君) いま一度お伺いします。
これから以降も、町長、教育長、後ろ向きがわかりにくいということですが、後ろ向きというか、町長、教育長としては現状のままで本当はいいのかなという部分を持っておられるのか、それとも地域、保護者からの要望があればそれにこたえて前向きに基本的にはその方向で行こうという思いなのか、そこをもう一度、今から以降のことに関してもう一度お伺いします。
○議長(吉村直城君) 田村教育長。
○教育長(田村茂雄君) お答えいたします。
前向きに取り組んでいきたいと思っております。
○議長(吉村直城君) 清水町長。
○町長(清水雅文君) お答えいたします。
私は、まちづくりというのはどうしても子供のときの教育が一番大事だと思うんですよ。もう20歳を超えて30歳ぐらいになってからの教育というのは、なかなかねじ曲がった性格のものをきっちり真っすぐにはできんし、やっぱり子供のときの教育というのがまちづくりの基本であると考えていますので、前向きに地区の要望はもちろんですけど、第一に子供のことを考えて、子供のためになることを考えて前向きにこれからも考えていきたいと思っております。
以上です。
○議長(吉村直城君) よろしいですか。
土居議員。
○16番(土居尚行君) 今の統廃合の関係で、統廃合関係費で945万7,000円、それに伴うスクールバスの購入費で890万円補正予算でこれ計上しておるわけなんですが、先ほど来の話で、学校の設置条例の改正は12月になる。基本的に、その設置条例が改正されてこの予算が執行されるものであって、条例改正が先なんで、中浦中学校のときには、6月に設置条例を出しておるんですよ。その後、9月か12月かわかりませんけど、統合に伴う多分予算がついたんじゃないか、6月には出してないんですが。何のことでも基本になる条例が可決されて予算は執行されるんですが、今回、住民の同意がおくれたのかもしれませんが、このことについて、すぐに予算が通ったら執行していくのか、その件ではどのような考えなんですか。
○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。
○学校教育課長(浜本正恵君) お答えいたします。
議員の言われることももっともだと思います。
ただ、この件につきまして、先ほど教育長も答えましたけれども、西海中学校が7月29日、西浦小学校が8月2日ということで、その時点でまだ確定しておりませんでした。ただ、ある程度の統廃合の意思を見せていただいておりましたので、地元説明会において一応、こういう予算措置をしなかったら時間的に間に合わないということで、地元のほうには御説明いたしました。
そういうことで、議会のほうに設置条例の改正につきましておくれますことは、順序として逆と言われたらそのとおりだと思いますけれども、そういうことで、最終的に書類が整いまして12月の定例議会で提案させていただくように考えております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 土居議員。
○16番(土居尚行君) これだけの予算を伴うことなんで、12月の定例といわないで、早急に書類を整えてこれ臨時でもしてするべきじゃないですか。
○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。
○学校教育課長(浜本正恵君) 理事者と協議いたして、検討させていただきたいと思います。
○議長(吉村直城君) よろしいですか。
ほかに御質疑ございませんか。
斎藤議員。
○13番(斎藤武俊君) 25ページの深泥の集会所新築工事なんですが、これ築どれぐらいで、ほかにこれ以上深泥の集会所より古いようなそれぞれの集会所があるのかないのか、その辺お伺いいたします。
○議長(吉村直城君) 中川財産管理課長。
○財産管理課長(中川健一君) お答えいたします。
深泥地区の集会所以外にもかなり古い集会所はまだたくさんあります。愛南町全域で110ヶ所ほど集会所がありますので、城辺地区、御荘地区の古い集会所はまだたくさんあります。
それから、今回の深泥地区の集会所の坪当たりの単価は、59万9,000円となっております。
最初の質問、ちょっと済みません。
○13番(斎藤武俊君) 築何年ぐらいになっとるか、深泥集会所。
○議長(吉村直城君) 中川財産管理課長。
○財産管理課長(中川健一君) 申しわけありません。詳しいことは調べていないんですが、少なくとも築30年はたっております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 斎藤議員。
○13番(斎藤武俊君) 築30年と言われたんですが、まだまだ古い集会所が結構あると思うんですが、その辺精査して、やっぱり古いところからある程度やるという、地元の住民の方の意見もいろいろあるやろうけど、そういうふうな飛び越したような建て方やなしで、ある程度古いところから順次やっていくというのが筋じゃないかと思うんですが、どうですか。
○議長(吉村直城君) 中川財産管理課長。
○財産管理課長(中川健一君) お答えいたします。
集会所の建設に関しましては、地区の負担金がかかっております。土地が愛南町の名義の土地の場合には地区負担金が20%、それから地区が土地を提供する場合には、地区の負担金が10%というふうなことになっておりますので、こういう話につきましては、町側が強引に話を持っていくんではなくて、地元からの要請があってそれに答えていくというふうなスタンスであります。
斎藤議員がおっしゃるように、具体的に言いますと和口地区もかなり古い集会所があるんですが、地元がその負担金の準備ができていないとかいう事情がありますので、あくまでも事業の申し出を尊重して集会所の整備を行っております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 斎藤議員。
○13番(斎藤武俊君) ということは、今申し出があったのはこの深泥1件なんですか。
○議長(吉村直城君) 中川財産管理課長。
○財産管理課長(中川健一君) ことしの地区要望の取りまとめの中で要望があったのは、深泥地区だけであります。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかにございませんか。
浜田議員。
○18番(浜田博文君) 前のスクールバスに戻りますが、この290万のスクールバス、小学校ですけれども、西浦小学校から船越小学校に通うスクールバスだと思うんですが、その辺、何人乗りでその経過と説明を伺いたいんですが。
中学校のバスも同じように、統廃合が決まった経緯ですね、そういう説明も含めて、なぜこのバスかということの説明をお願いいたします。
○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。
○学校教育課長(浜本正恵君) お答えいたします。
西浦小学校につきましては、この前からお話しておりますが、6回ほど地元と協議しております。その中で、8月2日の地元説明会の席におきまして、先ほど申し上げましたように、この会で話が決まらなくても統合に賛同をしていただけるような様子でありますので、議会にこの議案、要するに予算の提案をさせていただきますというお話をしております。
その後、その最終に統廃合に賛成しますという御決定をいただきました。
それにつきまして、今のマイクロバスの件なんですけれども、小学校費のマイクロバスにつきましては、満倉小学校の12人乗りのマイクロバスの予算でございます。
それから、西浦小学校につきましては、一応中学校と、今、交渉中といいますか協議中なんですけども、中学校のバスと同乗にさすか、それか人数が少のうございますので、南予タクシーですかね、西海にある会社、あそこが10人乗りの車を持っております。その車で送迎するか、今から細かい点を詰めていきたいと思っております。
それから、福浦中学校につきましては、当初の話し合いからしておりまして、スクールバスを買い直しますということで、今回のスクールバスの購入になりました。これが約600万円やったと思うんですけども、それから西海中学校につきましては、7月29日に小学校、中学校の保護者、地区の役員等に集まっていただきまして、ここでも協議の途中に、この会で話し合いがもしもつかなかった場合に、ある程度の了解をいただいたものとして予算を計上させていただきますということでお願いをいたしまして、了解をまずいただきました。
それから、その後の話し合いにおきまして、同日ですけれども、その席で統廃合に賛成をするということで、ほぼ満場一致で、二、三名の方がちょっと反対がありましたけれども、そういうことで賛成多数ということで地元の話し合いはついたものと思っております。
それで、西海中学校につきましては、現在、53人乗りのバスがあります。ちょっと15年経過しております。そういうことで、そのバスを、一応、今の段階では使う予定で考えておりますけれども、御荘中学校の入り口が非常に狭いと、そういうことでなかなか入りづらいというのも、今、学校長等々から話が出ております。
それにつきまして、また理事者とも協議していただきまして、スクールバスの件につきまして細かい詰めをしていかんといけん思っております。
今の現状で、我々としてはあるものを使ってということでお願いしておりますけれども、状況等によりましてまた御無理をお願いをせんといけんことになるかもしれませんが、よろしくお願いできたらと思います。
以上でございます。
○議長(吉村直城君) 浜田議員。
○18番(浜田博文君) 大体わかりかけたんですが、これは、そしたら福浦中学校から御荘中学校へ通うバス600万ですね。そういうことですか。
じゃあ、現在ある西海中学校のマイクロバスは、また別の、その西海中学校から御荘中学校へ通う、西浦地区から船越地区の人が通う、生徒が通う車。そのまま使用するかどうかということもまだ考え中ということで、こういうほぼ決まった段階で、全部決まったということですが、いうたら順序、私やかましい言うんですが、課長は地域で了解を得たと言われるけども、教育委員会の方がそのときにみんな出席されていたんですか。どなたが出席されていたんですか。
○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。
○学校教育課長(浜本正恵君) 7月29日には、全教育委員と私と教育長、それからうちの課の職員とが出席しております。
地元の委員はちょっと都合が悪くて、清水委員だけ欠席でした。その他の委員はすべて出席してございます。
○議長(吉村直城君) 浜田議員。
○18番(浜田博文君) 欠席された清水委員は、後でこうなりましたという報告はされていましたか。
○議長(吉村直城君) 浜本学校教育課長。
○学校教育課長(浜本正恵君) 清水委員のほうには、説明はちゃんとしております。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
内倉議員。
○19番(内倉長蔵君) 27ページの老人ホーム南楽荘の設計委託料があるわけですが、この建物は木造なのかあるいは鉄筋コンクリートなのかお聞かせ願いたいと思います。
○議長(吉村直城君)
吉田高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(吉田光男君) お答えいたします。
今のところ、鉄筋コンクリートを予定しております。
以上でございます。
○議長(吉村直城君) 内倉議員。
○19番(内倉長蔵君) 今、鉄筋コンクリートで予定ということでありましたが、これだけ木材価格が低迷し、それからこの愛南町に限らずですが地元に仕事がないというような中で、これだけの大きな施設をつくるときに、どうして木造建築ということを考えられないのか。木造であれば愛南町の業者が仕事にかかわっていけるんではないかと思うんですが、その点どうお考えでしょうか。
○議長(吉村直城君)
吉田高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(吉田光男君) お答えいたします。
プロポーザル方式で基本設計について入札をやりましたが、その中で、極力内部については木材を利用するという、昔ながらの雰囲気を大切にした施設にしていきたいという言葉はありましたが、耐震等を考えた場合に、外回りについてはどうしても鉄筋コンクリートでという案を採用させていただきました。
○議長(吉村直城君) 内倉議員、よろしいですか。
ほかにございませんか。
草木原議員。
○2番(草木原由幸君) 何点か質問いたします。
今の内倉議員からもありました、27ページの養護老人ホーム南楽荘費なんですが、これにつきましては、8月末の全員協議会におきまして理事者から説明があったわけなのですが、その折に議員何名かから、やはり公共施設の建設検討委員会の委員構成を再考すべきではなかったのかとか、地元の意向はどうなっとるのかとかいうような、あのとき質問なり意見が出されたわけなんですが、それに対して、どのような対応をされようとしているんか、されたのか、そこらあたりの説明をいただきたいのと、減額になっておる655万円というのは、これプロポーザルの基本設計の減少金かなと思うんですが、それも教えていただきたいと思います。
そして、30ページ、保健衛生費の環境衛生総務費ですか、これの19の補助金、住宅用太陽光発電システムの補助金、当初予算で同額が計上されておったんですが、まだ9月に計上されるということは、これは利用者が非常に多いということだろうかなと思うんですが、その今の現状をお聞かせ願いたいと思います。
そして、31ページ、農業振興費の工事請負費、耕作放棄地発生防止緊急整備工事とは、どういう工事内容なのか教えていただきたいと思います。
そして、次の32ページ、一番上なんですが、委託料、事業評価資料作成業務委託料、これ何事業の評価なんですか。
そしてもう一点なんですが、同じページの林業費、負担金補助及び交付金、補助金で、森林保全ニホンジカ捕獲推進事業費補助、これはどういう方法で捕獲を考えておられて、どこに補助金を出されるのか、以上の点をお伺いしたいと思います。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君) 最初の部分に、私のほうからお話したいと思います。
内容的には、南楽荘の全員協議会をした時の委員会の構成とかなんかについてなんですけれども、全員協議会をした時に議員の皆さんの御意見を聞いたつもりなんですけれども、委員会の構成で議員も入れとったらという意見もありましたけれども、最終的に地元のほうの、今月末に深浦校区のほうに出かけて内容とか皆さんの要望とかを聞くために地区懇談会を持つようにしておるんですが、一応、議員の最終的な議員協議会では、地元の総意が得られるんでしたらおおむねこの構成でも、このままこの計画でいってもよいんじゃないんだろうかということを私のほうは尊重して進めております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 西村農林課長。
○農林課長(西村信男君) 私のほうからお答えさせていただきます。
まず、農業振興費の耕作放棄地発生防止緊急工事の内容ということでございますが、これは、樹園地にありますモノレールの動力とか台車の更新工事と、園地の有害鳥獣電気さくの設置工事を計画しておるものでございまして、今年、愛媛県が県単補助事業として、耕作放棄地をなくするという観点からこのような事業が出てきましたので、町としましても、昨年度、国の補助事業として経済対策としてそういった事業を計画しとったんですけれども、事業評価によりまして事業が中断しておりまして、今回、県の補助金を受けて工事をさせてもらうものでございます。
そして、農地費の13の事業評価資料作成業務委託料ですけれども、これが農林海岸といいまして、農地等があります海岸をこの県営で実施してもらうための要望をしておりますが、それらについての事業評価をする必要がありましたので、今回、委託料として上げさせてもらっております。護岸の陸閘とか、水門、そういった部分の老朽化しておる海岸があります。それを国の海岸保全事業として県営でやっていただこうとして要望しておるものでございますが、それに伴います前もって事業評価が必要になってきたということで、させていただきたいというふうに思っております。
そして、次の林業振興費の森林保全ニホンジカ捕獲推進事業ですが、これは今までと同じように、猟友会にお願いして捕獲をしてもらっておるところですけれども、猟期中については、1万円以内の補助をという形で補助金を出してやってもらっております。今回、県の森林環境税を活用した事業ということで、市町が提案した事業について、その県から補助金が2分の1もらえるということで、南予全域にニホンジカが多くなっておるということでございまして、そういった点から広域的にニホンジカを捕獲をすることを推進していくということで、猟期中に1万円の補助金を出して、ニホンジカを捕獲してもらおうということで、新規の事業として上げさせてもらっておるところです。
以上です。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) 太陽光発電の設置補助金について、お答えをさせていただきます。
草木原議員がおっしゃられるとおり、今年度、国の補助事業の補完的補助として、町のほうで1キロワット当たり7万円、上限4キロワットの30件分を当初予算に計上させていただいておりました。幸いというか非常に関心が高く、町内の住民、あるいは業者の方々から設置申請が多く、既に全員が4キロワット、上限を設置していない関係がありまして、31件分の申請があって、予算が終了しております。
そういう中で、今回の目的が環境意識の高揚、あるいは地域経済の活性化ということになっておりましたので、3年計画で100基という計画のもとに動いておりましたけど、できることならば年度間で不公平感のないようにぜひ補助金を増額させていただいて、希望のある方に設置をしていただこうということで、今回、補助金の増額をさせていただいております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 草木原議員。
○2番(草木原由幸君) 南楽荘の関係なんですが、副町長からの説明で大体わかったんですが、まだ地元説明会は今後のことのようなので、きょう、この場でこの補正予算が通過しても、地元の了解を得た後でなければ執行にはかからんというふうに理解をしとってよろしいでしょうか。
それと、太陽光発電、非常に人気があってという今説明を受けたんですが、やはりこれがもし不足になればまた補正を考えて、1戸も漏れがないようにやっていくという考えなのでしょうか、その辺の確認をしたいと思います。
その2点をお願いします。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君) お答えいたします。
南楽荘の地元説明会なんですけれども、日にちをちょっと間違えたら失礼なんですけど、27日を予定しております。一応、そこで皆さんの御了解を得たいと思っておるんですけれども、もし反対意見とかなんかがあれば、当然、グラウンドとか体育館とかそういったものについての要望は受け入れますが、極力説得して別に覆るようなことがないように説得に努力を固めていきたいと思っております。
以上です。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
先ほど、一応この補助制度を設けるに当たりまして、100基程度の愛南町での設置ということを考えておりました。ということで、財源的なこともありまして、3年計画というようなことで予定をしておりました。今回、一応、査定に当たりましてそのような話をした中で、今年度については財源的に余裕があるということで、一応、補正をさせていただこうということで今回提案をさせていただいております。
以降、当然財政担当課等と協議をさせていただいて決定をさせていただきたいと思います。
以上です。
○議長(吉村直城君) 草木原議員。
○2番(草木原由幸君) 南楽荘の関係なんですが、やはりそういうことで地元の同意も得てということなので、我々もわかったわけなんですが、やはり今後、こういうふうなケース、私、初日の自治基本条例の話から再三出させていただきよるんですが、やはり町民と情報を共有するとかいろいろ条例の中には事細かくうたい込まれております。あれを遵守しながら、やはりスムーズな進行ができるような段取りで計画、こういうふうな大きな計画等には当たっていただきたいと要望します。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君) お答えいたします。
今回、特にこの議会で議員協議会とか地元の今の関係なんかよくわかりましたので、今後、十分基本条例に基づいたり議員協議会なんかを有効に利用しながらこのような事業を進めていきたいと考えております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
山下太三議員。
○3番(山下太三君) 南楽荘のことで、ちょっと前後するかもわかりませんが、減額になっております655万円、これ予算は多分970万円ほどあったんじゃないかという記憶があるんですが、何社で入札されて何ぼで落としたんでしょうか。これは減額やからわかりますけど。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君) お答えいたします。
私のほうでちょっと細かい金額は資料を持っていませんので、4社で一応プロポーザルをしまして、応募されたのは2社です。その2社のうち1社が非常に安い金額だったので、このような減額措置になりました。
以上です。
○議長(吉村直城君)
山下太三議員。
○3番(山下太三君) 多分、315万円やと思います。これ、めちゃくちゃ安いです。低価格入札にはかからんのでしょうか。
○議長(吉村直城君) 那須企画財政課長。
○企画財政課長(那須英治君) お答えいたします。
委託契約につきましては、低入札価格の対象外となっておりますので、かかっておりません。金額は315万円でございました。
以上です。
○議長(吉村直城君)
山下太三議員。
○3番(山下太三君) 僕、いつも思うんですけども、安かろうだけの入札で公の施設のいいものができるんでしょうか、果たして。こういうことをもう一回考えてみたらどうやろうかなという気がするんですが、副町長、どうでしょうか。
○議長(吉村直城君) 石川副町長。
○副町長(石川芳洋君) お答えいたします。
このプロポーザルの4社は、一応、県内の私たちの判断でトップレベルの4社をプロポーザルで選んだつもりです。だから、信用して私たちはそういったもので競い合いをしたというように解釈しております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
次に、歳入全般について行います。
質疑をされるときには、ページを言ってください。
那須議員。
○9番(那須芳人君) 9ページに債務負担行為の補正が出ております。下の段ですが、愛南町水洗便所改造資金融資あっせん及び利子補給要綱に基づく借入金に対する損失補償ということで75万円と。これは、要するに平成23年から34年にかけて75万円の限度で町が損失補てんをするという意味であろうかと思いますけれども、同和地区の新築貸付資金が焦げついたように大きな数字ではありませんけれども、町が補てんすべきものなのかなと、個人の責任で信用保証協会等に加入させるとかですね、そういった方法がとれなかったものなのかどうなのかお聞きをいたします。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
ただいまの那須議員の御質問なんですけど、まず、今回の町営による合併浄化槽の設置促進策として、三つ用意した中の一つが、この住宅の水洗便所の改造を伴う場合に町内のそれぞれの金融機関と町が協定を、この後議会の承認をいただきましたら締結をさせていただいて、1件あたり30万円、その利子補給については、すべて町が見るというような制度を導入させていただこうということで検討を進めて、ここに債務負担行為として計上させていただいておるものです。
これをつくるに当たりまして、我々も町のリスクの点を随分心配しまして、それぞれの金融機関等、例えば信用保証協会であるとか、既存の銀行それぞれの金融機関が持つ改造リフォームの資金を使って利子補給をそれに使えないかとかいろいろと検討したんですけど、やはり、今回の事業を進めていく中で、あまねくすべての方々が利用しやすい、また、少しでも水洗便所の利便を受けてみようというような方々の気持ちを促進しようというようなことであるならば、やはり、町があっせん融資をする、してほしいというようなことがありまして、一応、今回町のほうで利子補給、それと元本の万一の場合の保証もつけて提案をさせていただいておるものであります。
信用保証協会については、法人でないと利用できないというようなことを聞いております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
第91号議案、平成22年度
愛南町一般会計補正予算(第2号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第14 第92号議案 平成22年度
愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について
○議長(吉村直城君) 日程第14、第92号議案、平成22年度
愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
浜田町民課長。
○町民課長(浜田庄司君) 第92号議案、平成22年度
愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、提案理由の御説明を申し上げます。
この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,121万7,000円を追加し、その総額を36億3,475万円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりまして歳出から説明をいたしますので、13ページをお開き願います。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、需用費の印刷製本費は、ジェネリック医薬品希望カードの印刷代であります。今年度、医療費適正化事業の一環といたしまして、後発医薬品の利用を促進すべく、ジェネリック医薬品希望カードの配布を行うこととしており、被保険者約1万1,000人に配布するカードの印刷代であります。
11款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目退職被保険者等療養給付費償還金は、前年度の超過交付分を返還するため、1,095万1,000円を計上しております。
次に、歳入について説明をいたしますので、11ページをお開き願います。
10款繰越金に、前年度繰越金1,121万7,000円を計上しております。
以上が第92号議案の概要であります。よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
第92号議案、平成22年度
愛南町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第15 第93号議案 平成22年度
愛南町介護保険特別会計補正予算(第2号)について
○議長(吉村直城君) 日程第15、第93号議案、平成22年度
愛南町介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
吉田高齢者支援課長。
○
高齢者支援課長(吉田光男君) 第93号議案、平成22年度
愛南町介護保険特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,128万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億3,859万8,000円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりまして歳出から御説明いたしますので、13ページをお開きください。
1款総務費、1項総務管理費は、22年4月から子ども手当創設により職員手当等の32万円と第5期介護保険事業計画策定のため、高齢者日常生活圏域ニーズ調査郵送料18万円、合わせて50万円を増額するものであります。
3項介護認定審査会費につきましては、今年度で認定審査会支援システムが導入後6年を経過し、法定耐用年数の5年を過ぎ保守部品の供給停止等により、故障時に対応できない恐れもあるため、認定審査会の安定運用を確保するためハードウエア・ソフトウエアの更新を行うため806万3,000円計上しております。
次に、5款地域支援事業費、2項包括的支援事業・任意事業費につきましては、高齢者共同住宅事業協力員謝礼40万4,000円と傷害保険料として1万1,000円、合わせて41万5,000円を追加計上しております。
次に、9款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目第1号披保険者保険料還付金は、死亡等による過誤納還付金8万2,000円を追加計上し、2目償還金は、平成21年度地域支援事業費精算に伴うもので、国庫支出金等返還金として132万2,000円、また、支払基金返還金として80万1,000円、県支出金等返還金10万4,000円、合わせまして222万7,000円を計上しています。
次に、歳入について御説明いたしますので、11ページをお開きください。
3款国庫支出金、1項国庫負担金は、平成21年度精算に伴う過年度分介護給付費負担金で9万6,000円計上しています。
4款支払基金交付金、1項支払基金交付金は、平成21年度精算に伴う過年度分介護給付費交付金で65万2,000円計上しています。
7款繰入金、1項一般会計繰入金は、一般事務費繰入金を906万円追加計上しております。
8款繰越金、1項繰越金は、21年度からの繰越金147万9,000円追加計上しております。
以上が第93号議案の提案理由の概要でございます。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
第93号議案、平成22年度
愛南町介護保険特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第16 第94号議案 平成22年度
愛南町浄化槽整備事業特別会計予算について
○議長(吉村直城君) 日程第16、第94号議案、平成22年度
愛南町浄化槽整備事業特別会計予算についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) 第94号議案、平成22年度
愛南町浄化槽整備事業特別会計予算について、提案理由の説明をさせていただきます。
先般、特別会計の新設並びに条例の制定について、御承認をいただきました町営による浄化槽整備推進事業に係る予算で、10月1日からPFI方式により、選定事業者が本事業を円滑に推進するためのものであります。
それでは、予算の概要について御説明をいたします。
この特別会計の総額は、歳入歳出それぞれ1億4,900万円とするものです。
事項別明細書によりまして歳出から御説明いたしますので、19ページをお開きください。
1款総務費は、510万3,000円を計上しています。主なものとしては、当事業における事務費として職員1名分の人件費を一般会計予算の環境衛生総務費から振りかえを行うとともに、選定事業者による公共サービスの履行に関し、約定に従い適正かつ確実に、事業が推進されているかどうかを確認・監視するためのモニタリング業務委託料として110万3,000円を計上しています。
2款施設整備費は、1億4,257万9,000円を計上しています。主なものとしては、今年度の浄化槽の目標設置基数である140基が設置された場合、町が選定事業者から年度末に浄化槽施設を買い取りする公有財産購入費として1億2,296万円を、排水設備の設置並びに既設の単独浄化槽を撤去し、新たに合併浄化槽を設置する場合の補助金として1,960万円を計上しています。
3款施設管理費は、120万9,000円を計上しています。主なものとしては、浄化槽維持管理業務委託料として110万8,000円、使用料徴収業務委託料として8万9,000円を計上しています。
5款予備費には、10万9,000円を計上しています。
次に、歳入について御説明いたしますので、15ページをお開きください。
1款分担金及び負担金は、1,160万円を計上しております。これは浄化槽の買い取り単価の1割相当額を分担金として徴収するもので、人槽別の目標設置基数により計上しております。
2款使用料及び手数料は、新設並びに寄附申し入れ基数を勘案して、168万4,000円を計上しております。
3款国庫支出金は、人槽別の目標設置基数により積算したものに加えて単独浄化槽からの転換分も含めまして6,274万円を、4款県支出金は、同様により1,106万6,000円を計上しています。
5款繰入金は、一般会計からの繰入金として、2,190万円を計上しています。
7款諸収入には、雑入1万円を、8款町債は、下水道事業債と過疎対策事業債を合わせて4,000万円を計上しております。
なお、7ページには債務負担行為として、当事業により浄化槽設置、維持管理及び使用料金の徴収業務を、来年度以降平成34年度まで一括契約した場合の限度額として、24億7,757万7,000円を定めております。
以上、第94号議案、平成22年度
愛南町浄化槽整備事業特別会計予算についての概要説明とさせていただきます。御審議をいただきまして、御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
田口議員。
○15番(田口 勝君) 20ページの施設管理費、浄化槽使用料徴収業務委託料、これはどういう、使用料だと1件1件徴収するんですか。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
今回、町と契約をさせていただきます、現在選定事業者と言わせていただきますが、すべて委託をしております。そこがこれから町営による浄化槽の申し込みがありましたら、すべて口座振替等により料金徴収をするようになっておりますので、その1件当たりの金額掛ける浄化槽の設置数によって、予算を計上させていただいております。
○議長(吉村直城君) 田口議員。
○15番(田口 勝君) そうすると、浄化槽はすべて委託業務が徴収も全部して町に持ってくると、そういうやり方なんですか。わかりました。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
西口議員。
○17番(西口 孝君) 19ページの一般管理費の委託料の浄化槽整備モニタリング業務委託ですが、これはどこへ委託をしてどういう方法でこのモニタリングが行われるのか。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
今回の事業につきましては、一応、契約が終了したからといって終わりではないと。今から始まるというふうな理解のもとに、当面、日ごろからの事業監視あるいは懸案材料があれば適切な処理を、対応をさせていただきながら、長期間安定に経営できるように推進していきたいということで考えておりまして、その監視業務の委託をするもので、一応、委託先につきましては、一般競争入札により決定をさせていただく予定にしております。
以上です。
○議長(吉村直城君) 西口議員。
○17番(西口 孝君) 一般競争でもどういう方法でも、入札でいいんですが、その監視をするというその会社なり個人かよくわかりませんが、どういう資格を持ってそういうモニタリングを行うのかとか、ちょっとその図が見えんのですがね。もう少し具体的に。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
特に、資格とかいうことは考えておりません。経営状況であるとか、今回の事業を起こすに当たりましては、膨大な業務要求水準という基準を設けて、それによって公募をいただいております。ですから、事業推進がその要求水準どおりに適切に行われているかというようなことを常に把握しながら、事業監視を行っていくためのものであります。
以上です。
○議長(吉村直城君) 西口議員。
○17番(西口 孝君) そういう監視をするその委託先というのは、結局、コンサルタントか弁護士というか、よくわからんのですけどそこが。そういう何か外部のそういう一つのそういったものに対しての権威あるところというふうな理解でええんでしょうか。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) はい、そのとおりで、一応、経営コンサルタント系のところを含めながら、一般競争入札に付したいと考えております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
草木原議員。
○2番(草木原由幸君) この事業会計につきましては、全く新規であるということはわかるんですが、年度途中ではありますし、それでも一般会計の繰出金が2,190万円、今後、将来的に見据えまして、期間的にこの債務負担行為なんかが10年ですか、これをやられとるんですが、今年度あたりは結構国庫補助があるようになっておるんですが、ここの補助というのはいつまでも当てになるもんだろうか。将来的に、やはり町の持ち出しというのはこの程度で済むのか、来年、これが半年程度だからこの金額で、来年になったらその倍、また維持管理の必要経費が出てくると増額が確実に見込まれるのか、そこらあたりはどんなふうに考えておられますか。
それと、既に特別会計としてあります小規模下水との会計との併合あたりは考えられておるんか、全くそれは別物であるとするのか、そこらあたりもあわせてお願いします。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
一応、今回繰入金が当初から発生しておるということにつきまして、浄化槽自体の設置に関しては、国、県、起債の充当によりまして、ほぼ100%その時点での一般財源の持ち出しはありません。
ただ、先ほども触れましたように、促進策として例えば排水設備の設備費について、上限10万円の補助金を交付する。あるいは、単独浄化槽の転換を促進するために、1基当たり2分の1で20万円を補助すると、そういったところの持ち出し分によりまして、一般財源からの持ち出しが出ております。
ですから、国庫補助について、今後継続的にあるのかというような御指摘もいただいておりますが、一応、合併浄化槽については、現在、国のほうが公共下水道等以上に普及促進を図っておりまして、現在2分の1の補助が適用されております。
今後もその件につきましては、強く要望されたり、あるいは先般の事業仕分けでも適正というようなことで通っておるような状況がありますので、先のことはわかりませんけど、現時点では合併浄化槽についてはかなり優遇があるものと考えというか期待をしております。
今後、起債の部分についての償還部分が始まりましたら、交付税で充当されない部分については、一般財源の持ち出しが出てくると。
それと、設置基数が伸びれば、今の補助部分の一般会計からの繰り入れ部分がふえてくるというようなことが想定されております。
ただ、あくまでも排水対策処理ということもあるんですけど、それよりもやはり公共水域の水質保全、あるいは住環境の向上というような公の部分が含まれてまいります。これまでも、集排等について、やはり公共水域の保全というようなことから、一般財源からの繰り入れも行っております。それらとやはり不公平感のないように、この事業についても公共という意味合いを持っていただきまして、繰り入れもぜひ御理解をいただきたいとい思います。
それと、特別会計の一本化という話につきましては、今回、国庫補助を受けるに当たりましては、公営企業として特別会計を設置せよというような要領が記載されておりました。ですから、あえて下水道の特別会計は既にありましたけど、合併浄化槽としての会計を、あえて今は別に持たせていただいたものであります。
以上です。
○議長(吉村直城君) よろしゅうございますか。
草木原議員。
○2番(草木原由幸君) 今のは大体わかったんですが、このPFI方式で今から発生する合併浄化槽設置についてはすべて対応するんでしょうか。個人的にもう自分とこでやるって方も出てこられる可能性はあると思うんですが、そういう場合にはそれはそれで認めて補助金を出されるんですか、補助金はカットされるですか。そこらあたりをちょっとお伺いします。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
一応、町営による合併浄化槽の設置推進事業ということで、今回、条例も制定をしております。ですから、個人設置型の補助につきましては、当然、今回の事業に振りかえるということになりまして、仮に個人でもう何も補助は要らないということで、自己負担ですべて設置されるものについては、そういうことはありかと思いますけど、基本的には特別目的会社を介して愛南町で浄化槽を設置する場合には、この有利な制度を利用してもらいたいというふうに周知をしていきたいと考えております。
以上です。
○議長(吉村直城君) よろしいですか。
ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
第94号議案、平成22年度
愛南町浄化槽整備事業特別会計予算については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第17 第95号議案 平成22年度
愛南町温泉事業等特別会計補正予算(第1号)について
○議長(吉村直城君) 日程第17、第95号議案、平成22年度
愛南町温泉事業等特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宮城商工観光課長。
○
商工観光課長(宮城辰彦君) 第95号議案、平成22年度
愛南町温泉事業等特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ13万円を増額し、その総額を7,843万円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりまして歳出から御説明いたしますので、13ページをお開きください。
1款総務費、1目一般管理費は、今年度子ども手当等が新たに創設されたことによるもので、一般職員の職員手当等13万円を増額するものであります。
次に、歳入につきまして御説明いたしますの、11ページをお開きください。
3款繰越金、1目繰越金は、前年度の繰越金として13万円を追加計上するものであります。
以上が第95号議案の概要であります。よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
第95号議案、平成22年度
愛南町温泉事業等特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第18 第96号議案 平成22年度
愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)について
○議長(吉村直城君) 日程第18、第96号議案、平成22年度
愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
宮城商工観光課長。
○
商工観光課長(宮城辰彦君) 第96号議案、平成22年度
愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。
この補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ21万円を増額し、その総額を3,621万円とするものであります。
それでは、事項別明細書によりまして歳出から御説明いたしますので、13ページをお開きください。
1款総務費、1目一般管理費は、今年度子ども手当等が新たに創設されたことによるもので、一般職員の職員手当等21万円を増額するものであります。
次に、歳入につきまして御説明いたしますので、11ページをお開きください。
3款繰越金、1目繰越金は、前年度の繰越金として21万円を追加計上するものであります。
以上が第96号議案の概要であります。よろしく御審議の上、御決定を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
質疑の方法は、歳入歳出全般について行います。
質疑をされるときは、ページを言ってください。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
第96号議案、平成22年度
愛南町旅客船特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました
暫時休憩いたします。
午後 2時57分 休憩
―――――――――――――――――
午後 3時05分 再開
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第19 第97号議案
愛南町営浄化槽整備推進事業契約について
○議長(吉村直城君) 休憩を解き再開いたします。
日程第19、第97号議案、
愛南町営浄化槽整備推進事業契約についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) 第97号議案、
愛南町営浄化槽整備推進事業契約について、提案理由の説明をさせていただきます。
本事業は、今回の定例会におきまして、既に条例等の承認を賜り、来る10月1日からPFI手法により事業推進を予定しているものであります。
今回「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」通称PFI法の規定に準じ、愛南町営浄化槽整備推進事業民間事業者活用審査委員会を設置し、事業者募集を行いましたところ、きれいな水を次世代の子供たちに残すために地元企業として何ができるかを主眼に、参考資料として添付させていただいておりますように、町内の10社と松山市の1社を構成員に、また、町内4社を協力企業とする企業グループ1社により応募があり、審査を経て、優先交渉権者に決定しておりますので、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第9条の規定により、特定事業に係る契約を締結するに当たりまして、議会の議決を求めるものであります。
それでは、契約の内容について御説明いたします。
1、契約の目的は、愛南町営浄化槽整備推進事業であります。2、契約の方法は、提案方式による随意契約であります。3、契約金額は、裏面の別紙をごらんください。本事業は、浄化槽の設置基数の実績分を年度ごとに買い取りするもので、あらかじめ総額での契約を行うことができません。浄化槽の買い取り単価につきましては、1の(1)の表に記載のとおり、年度の目標基数に対して、その年度目標の下限値を定めておきまして、(2)に記載しておりますように、買い取り基数の条件を3段階に分けまして、最終的な設置基数によって、それぞれ人槽ごとの買い取り単価を乗じた額での買い取りとなります。
2の維持管理業務の委託費単価につきましては、表に記載のとおり、法定検査の結果をもとに3段階に分けておりますが、これは検査結果に基づき、おのおのその該当基数によって計算した金額を支払うものとなります。
3の使用料徴収業務委託費単価につきましては、下段の表のとおり、収納率が100%かそれ未満かの2段階方式で、それぞれ全体件数を乗じた金額での支払いとなります。
議案表紙に戻っていただきまして、4、契約の相手方は、南宇和郡愛南町城辺甲154番地、(株)愛南SPC、代表取締役、石川八九喜であります。5、事業期間は、平成22年10月1日から平成35年3月31日までとしております。
以上、第97号議案、
愛南町営浄化槽整備推進事業契約についての提案理由の説明とさせていただきます。御審議をいただきまして、御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
土居議員。
○16番(土居尚行君) 町初のPFI方式で民間の活力を利用してということなんですが、まず始めにこの会社の資本金額、そして、この出資企業構成員の出資金率をお聞かせください。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
会社の出資総額は、990万円でございます。内訳につきましては、1番の(有)滝野産業が500万円であります。以下、2番から10番までの企業が各50万円で、11番の(株)ウインが40万円の合計990万円であります。
以上です。
○議長(吉村直城君) 土居議員。
○16番(土居尚行君) その多くを滝野産業が出されて会社をつくられたということなんですけど、検討委員会、この企業に対する調査は十分されたと思いますが、その調査の中で滝野産業、ごみの収集業務委託でも愛南町から6,000万円ほどの随契業務委託をされております。
また、今回その多くを出資した中心的な企業であり、代表者は同じく石川八九喜さんの会社にこれだけの事業を委託契約し任せるわけなんですが、10何年間の契約で。それに対する懸念の意見は出ませんでしたか。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
今回の特別目的会社というのは、この事業を推進するためだけのいわゆるプロジェクトカンパニーという窓口的な業務を行う企業であります。ですから、企業内部の配分等については、全く私どもが知る由もありませんが、先ほど土居議員がおっしゃられたようなことは、私は聞いておりません。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ありませんか。
田口議員。
○15番(田口 勝君) また委託業務のことでお聞きします。
収納率100%ということは、口座振替の分は枚数に入るんですか、入らんのですか。
○議長(吉村直城君)
木原環境衛生課長。
○
環境衛生課長(木原荘二君) お答えいたします。
口座振替について、ほぼ全件口座振替を想定しております。銀行のほうから、まずSPCの口座に振りかえる手数料が約百数十円かかるというようなことで、それに事務費部分を加えてシステムの構築料も含めて、この金額となっております。
また、一応、現段階では、特別目的会社からは限りなく100%徴収したいという意気込みを聞いております。
以上です。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
第97号議案、平成22年度
愛南町営浄化槽整備推進事業契約については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第20 第98号議案
愛南町過疎地域自立促進計画の策定について
○議長(吉村直城君) 日程第20、第98号議案、
愛南町過疎地域自立促進計画の策定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
那須企画財政課長。
○企画財政課長(那須英治君) 第98号議案、
愛南町過疎地域自立促進計画の策定について、提案理由の説明を申し上げます。
本町が、平成22年4月1日に過疎地域自立促進特別措置法第2条の規定による地域指定を受けたことに伴いまして、本計画を作成し、同法第6条第1項の規定による愛媛県との協議を行い、それも完了しましたので、自立促進方針に基づく
愛南町過疎地域自立促進計画を、議会の議決を得て定めたく提案するものでございます。
それでは、内容について説明を申し上げます。1枚めくって目次をごらんください。
本計画の作成に当たっては、国が示す作成要領を参考にし作成するものとされており、基本的な事項、産業の振興、交通体系の整備、情報化及び地域間交流の促進、生活環境の整備、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進、医療の確保、教育の振興、地域文化の振興等、集落の整備に関し必要な事項の項目からなっております。
まず、基本的な事項ですが、1ページから10ページに挙げておりますが、1ページから2ページにかけましては、愛南町の概要について、自然的、歴史的、社会的、経済的諸条件の概要を、過疎の状況、産業構造の変化、地域の経済的な立地特性、社会経済的発展の方向を載せております。
次に、3ページから5ページには、人口及び産業の推移と動向についての分析と推移を行っております。
次に、6ページ、7ページには、町の行財政の状況について、行政の方向性、財政の厳しい中での方向性が示されております。
次に、8ページから9ページになります。地域の自立促進の基本方針について定めております。にぎわいと活力あふれる地域づくり、自然と共存し、安全で快適な地域づくり、豊かで健やかに暮らせる地域づくり、夢と文化をはぐくむ地域づくりを基本としております。
次に、計画期間でございますが、10ページをお開きください。
計画期間は、地域指定を受けた平成22年4月1日から、平成28年3月31日までの6年間でございます。
11ページからは具体的な振興策ですが、現況と問題点、その対策、計画の3区分によって定めております。
それでは、産業の振興からまいります。11ページをお開きください。
産業の振興は、11ページから18ページまでとなっていますが、農業、林業、水産業、商工業、観光に区分して、現状と問題点を洗い出して、その対策及び計画を挙げています。計画の具体的な内容は、16ページから18ページに示しておりますので、お開き願いたいと思います。
農林業の基盤整備、漁港施設の整備、経営近代化施設、地場産業の振興の加工施設、観光またはレクリエーション施設の整備とソフト事業として過疎地域自立促進特別事業、その他からなっております。
次に、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進についてですが、19ページから24ページにかけて定めております。
現況と問題点は、交通、情報・通信、地域間交流について洗い出しを行い、その対策と計画を定めています。具体的な計画は、21ページから24ページに挙げていますが、市町村道、農道、防災行政無線施設の整備とソフト事業の過疎地域自立促進特別事業となっています。
次に、生活環境の整備についてですが、25ページから29ページにかけて定めております。現況と問題点は、水道、下水・排水処理、廃棄物処理、消防・防災、住宅について洗い出しを行いまして、その対策と計画を定めています。計画の具体的な内容ですが、28ページから29ページに挙げています。内容は、水道施設、下水処理施設、消防施設、公営住宅整備とソフト事業の過疎地域自立促進特別事業、その他からとなっています。
次に、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進についてですが、30ページから33ページにかけて定めています。現況と問題点は、高齢者の保健及び福祉、母子・父子福祉、児童福祉、障害者福祉について洗い出しを行い、その対策と計画を定めています。計画の具体的な内容ですが、33ページに載っていますのでごらんください。高齢者福祉施設の整備とソフト事業として過疎地域自立促進特別事業からなっています。
次に、医療の確保ですが、34ページに定めています。現況と問題点は、保健、福祉と一体となって地域ケアシステムの充実を求め、総合的な保健、福祉サービスの提供体制の整備促進を定めています。計画については、医療の確保事業となっています。
次に、教育の振興ですが、35ページから38ページにかけて定めています。現況と問題点は、幼児教育、学校教育、社会教育について洗い出しを行い、その対策と計画を定めています。具体的な内容ですが、38ページに定めています。内容は、学校教育関係、幼稚園、集会・体育施設の整備とソフト事業として過疎地域自立促進特別事業、その他からなっています。
次に、地域文化の振興等ですが、39ページから40ページにかけて定めています。現況と問題点は、身近な地域における文化活動の推進を挙げ、その対策として、文化施設整備構想、文化関連情報の一元化及び郷土芸能、伝統行事等の保存、伝承を求めています。計画の具体的な内容は、御荘文化センター自主事業となっております。
次に、集落の整備ですが、41ページから46ページにかけて定めていますので、お開き願います。現況と問題点は、集落人口及び、児童・生徒の減少、地域づくりリーダー及び地域の活性化等を挙げ、その対策として、集落機能を維持していくためのインフラ整備の継続、UIJターン対策、人材の育成、地域の協力体制等を求めています。計画の具体的な内容は、住宅団地整備とソフト事業として、過疎地域自立促進特別事業となっています。
以上で第98号議案、
愛南町過疎地域自立促進計画の策定についての説明を終わります。よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
草木原議員。
○2番(草木原由幸君) この過疎計画は、初めて立てられたんですかね。
○議長(吉村直城君) 那須企画財政課長。
○企画財政課長(那須英治君) 平成22年3月末で前の計画が切れました。その関係で、ここにありますように平成22年4月から6年間の計画を改めて洗い出し等を行いまして立てました。
以上でございます。
○議長(吉村直城君) 草木原議員。
○2番(草木原由幸君) 何点かお伺いいたします。
7ページ、この下の表の中で水洗化率が出ておるんですが、平成14年が48.5という数字が入っているんですけれど、これは間違いないですか。20年になって29に減少しておるんですけど。
○議長(吉村直城君) 那須企画財政課長。
○企画財政課長(那須英治君) お答えいたします。
言われますように、確かに14年度より20年度のほうが29.0と低くなっております。この点につきましては、再度確認をしてみたいと思います。
以上です。
○議長(吉村直城君) 草木原議員。
○2番(草木原由幸君) 私、個人的というか地域的にもちょっと希望することがあるんですが、27ページに、そのエの中に消防・防災についてその対策ということで記してあるんですが、その中に最後のほうにライフラインの確保とかいう文言があるんですが、この具体的計画を見るとそこらあたりはどこに、この消防防災計画の中では特に見当たらんなと思うんですが、やはり今、ゲリラ的に発生しておる各地域での災害状況を見ましたときに、結局、森林整備等々関連したところもあるんですが、間伐材あたりが流出して、すごい被害が出ておるような状況をまた目にするわけなんですが、今回の計画の中にはなかなか入れられないかと思うんですが、やはり以前私も現職でおったころ、県に対しまして、町内の一番大きな河川は僧都川になるんですが、その上流域あたりにゲート式の砂防ダムの設置あたりを検討していただけないかというような要望をしたこともあります。そこらあたり、実際にライフラインの確保のため、そこらあたりもぜひ今後検討をしていただきたいと思います。
そして、最後のほうになるんですが、41ページ、集落の整備。これも再々言われております少子高齢化の関係で、いろいろその対策を考えられておるようですが、この中でも集落支援員という文言が出てきております。これは、去年私も再三一般質問の中でも集落支援員制度ということにつきまして質問させていただきまして、この整備をどんなふうにするのか。次の具体的な計画の中、人材育成事業の中に入ってきておるんかなとも思うんですが、ぜひここらあたりに力を入れてやっていただきたいのと、やはりまた、次のステップではこれを明確に抽出していただいて、この対策、創設の方法等を具体的に示していただきたいと思います。
○議長(吉村直城君) 那須企画財政課長。
○企画財政課長(那須英治君) お答えいたします。
言われますように、ライフラインのこと、それから今集落支援員等々につきましても、今後、前向きに積極的に取り組んでいきたいと思っております。
また、そのときに例えば事業を行う上で財源的に過疎債が必要ということでありましたら、またこの過疎計画の一部改正というような形の中で過疎債の財源充当をしていくというようなことで予定をしておりますので、何とぞよろしくお願いいたします。
○議長(吉村直城君) ほかに御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
第98号議案、
愛南町過疎地域自立促進計画の策定については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第21 諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(吉村直城君) 日程第21、諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
清水町長。
○町長(清水雅文君) 諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦については、人事案件でありますので、私の方から提案理由の説明を申し上げます。
本町では、現在7名の方々が人権擁護委員として、法務省から委嘱を受け活動しております。そのうち、岩井千惠子氏につきましては、今年12月31日で3年間の任期満了となります。
委員の推薦に当たりましては、人権擁護委員法に基づき、議会の推薦同意を得た上で法務省に推薦し、一定の審査を経て正式に法務省から委嘱されることになっております。
岩井千惠子氏は、宇和島市にお住まいの時から人権擁護委員を務められ、宇和島市で1期、本町で5期、現在、合わせて6期目であります。広く社会の実情にも通じられ、温厚誠実にして人格高潔な方でございます。そして、人権擁護活動に非常に熱意をお持ちであり、地域の方々の信任も厚いことから、再任の推薦をいたしたく思っております。
以上、諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦についての提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦については、議会の意見としてこれを適任とすることにいたしたいが、これに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案についての議会の意見は、適任とすることに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第22 同意第1号
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(吉村直城君) 日程第22、同意第1号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
清水町長。
○町長(清水雅文君) 同意第1号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由の説明をさせていただきます。
固定資産評価審査委員制度は、固定資産の評価に対して異議があった場合に、この審査委員会が公平な立場から適正な価格であるか否かを審査するためのものでありまして、地方税法により設けられた制度であります。
愛南町といたしましては、地方税法第423条第3項の規定により、5名を選任いたしたく提案するものであります。
まず、同意第1号では、城辺甲2830番地2、河島益水氏、67歳の選任同意をお願いするものであります。
河島氏は、元城辺町役場職員で、資産の評価等に精通されており、現在も固定資産評価審査委員を務めていただいており、適任であると考えております。
以上、同意第1号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についての提案説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
同意第1号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第23 同意第2号
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(吉村直城君) 日程第23、同意第2号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
清水町長。
○町長(清水雅文君) 同意第2号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由の説明をさせていただきます。
同意第2号では、広見1820番地、田中幸二氏、67歳の選任同意をお願いするものであります。
田中氏は、旧一本松町時代から教育委員、合併後も民生委員を歴任され、現在も固定資産評価審査委員を務めていただいており、適任であると考えております。
以上、同意第2号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についての提案説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
同意第2号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
――
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◎日程第24 同意第3号
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(吉村直城君) 日程第24、同意第3号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
清水町長。
○町長(清水雅文君) 同意第3号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由の説明をさせていただきます。
同意第3号では、柏崎777番地、高橋一見氏、63歳の選任同意をお願いするものであります。
高橋氏は、現在、国保運営協議会委員を務められるなど識見者でありまして、人望も厚く適任者であると考えています。
以上、同意第3号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についての提案説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御同意をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
同意第3号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
――
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◎日程第25 同意第4号
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(吉村直城君) 日程第25、同意第4号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
清水町長。
○町長(清水雅文君) 同意第4号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由の説明をさせていただきます。
同意第4号では、御荘平城5560番地、吉見元氏、60歳の選任同意をお願いするものであります。
吉見氏は、元愛南町役場職員で、御荘支所長を務めるとともに資産の評価等に精通されており、適任者であると考えています。
以上、同意第4号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についての提案説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
同意第4号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第26 同意第5号
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について
○議長(吉村直城君) 日程第26、同意第5号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
清水町長。
○町長(清水雅文君) 同意第5号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由の説明をさせていただきます。
同意第5号では、福浦1235番地、猪野高克氏、66歳の選任同意をお願いするものであります。
猪野氏は、元西海町役場職員で、長く固定資産評価業務を担当された方でありまして、適任者であると考えています。
以上、同意第5号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任についての提案説明とさせていただきます。よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
同意第5号、
愛南町固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第27 同意第6号
愛南町教育委員会委員の任命について
○議長(吉村直城君) 日程第27、同意第6号、
愛南町教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
清水町長。
○町長(清水雅文君) 同意第6号、
愛南町教育委員会委員の任命の同意について、提案理由の説明を申し上げます。
愛南町教育委員会の委員は、地方行政の組織及び運営に関する法律第3条の規定によりまして委員を任命しておりますが、この委員のうち、渡邊千寿委員が平成22年11月15日をもって任期満了となります。
渡邊千寿委員の後任に高田小夜美氏を任命いたしたく、同意を求めるものであります。
高田小夜美氏は、元愛南町職員で、旧一本松町教育委員会学校教育課長、愛南町柏保育所長、正木保育所長、一本松保育所長などを歴任されており、地域の方々の信頼も厚く教育熱心な方でありますので、教育委員に任命いたしたく地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意をいただきたく提案するものであります。
よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願いいたします。
○議長(吉村直城君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
御質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
同意第6号、
愛南町教育委員会委員の任命については、原案のとおり同意することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○議長(吉村直城君) 全員挙手であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
暫時休憩いたします。
午後 3時46分 休憩
―――――――――――――――――
午後 3時50分 再開
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第28 発議第1号 吉村直城議長に対する問責決議について
○副議長(内倉長蔵君) 休憩を解き再開いたします。
日程第28、発議第1号、吉村直城議長に対する問責決議についてを議題とします。
地方自治法第117条の規定により、吉村議長は退場しております。
趣旨説明を求めます。
土居議員。
○16番(土居尚行君) 発議第1号、吉村直城議長に対する問責決議について説明をいたします。
提出者、愛南町議会議員、土居尚行。
賛成者、愛南町議会議員、那須芳人、同じく西口孝、同じく山下正敏でございます。
趣旨の説明をいたしますので、裏面をお開きください。
吉村直城議長に対する問責決議
吉村議長は、今年1月29日に香川県三木町議会で行政視察を行ったと3月定例会で報告しましたが、住民から議長本人は三木町議会に行っておらず、その手続も議会議決を行ってなく不当だとして、旅費、交際費の返還を求める監査請求が提出され、その結果、町長から返還命令が出される前代未聞の不名誉な事態となりました。吉村議長は、自身の行動の正当性を主張しておりましたが、否を認め命令に従い6月29日に全額返還いたしました。
今回の問題の発端は、会議規則を知りながら議会を無視して勝手な行動をとったその一点に尽きます。会議規則とは、正常な議会活動を行うために制定されているものであり、愛南町議会の憲法といえるものであります。議長とは、率先して規則を守り指導していく立場の者です。この問題は、不注意で起こったことではありません。すべてを認識した上での故意による行動です。
今回の問題は、新聞等で大きく報道され、町民は議会の対応に注目をしております。我々議会は、町政の監視役であり、理事者、職員の不正には厳しい目を向けていかなければなりません。これまでも職員の不祥事には、厳しい対応をとってきました。その議会の責任者の議長が、旅費等を返還したからそれでいいというのでは、町民の議会に対する不信感の解消になりません。
よって、本町議会は、愛南町民の議会に対する信頼を失墜させた吉村議長の責任を強く問い、みずからの責任を明確にして議長としての自分自身に自戒を促すものであります。
以上です。
○副議長(内倉長蔵君) 説明が終わりました。
これより質疑を受けます。
質疑はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○副議長(内倉長蔵君) 質疑がないようなので、これで質疑を終わります。
続いて討論を行います。
討論はありませんか。
まず、反対討論から行います。
中野議員。
○4番(中野光博君) 反対の立場で討論をいたします。
議長の主たる出張目的は、(株)レクザムへの雇用確保依頼の訪問であり、出張効率を上げるため近隣三木町へ立ち寄ったことであり、そのことは全議員承知のとおりであります。ただいま問責決議の提出者である土居議員は前議長でもあり、現在、議会選出の監査委員の立場であるにもかかわらず、吉村議長に対する嫌がらせともとれる提案、提出であります。
監査請求により返還命令がされ、議長は返還に応じましたが、それはこれ以上愛南町に混乱を起こしたくない思いから自身が行動したことに対する法律論争を避けたまでのことであります。
提案理由にある会議規則、議会を無視した勝手な行動とか、すべてを認識した上での故意による行動とあるのは、すべてが飛躍的な文言であります。
議長に裁量権があるのも、議長経験者なら当然知っているはずであります。しかしながら、土居議員は吉村議長が主張していた正当性を不当と認めて、全額返還したと決めつけ、しかも問責決議の提出者にまでなりました。監査請求が出されてから吉村議長にただ1回の事情聴取することもなく、最初から決めつけた結論ありきの余りにも敵意に満ちた土居議員こそ、より以上に公平公正さを求められる監査委員の立場にあるまじき行動であり、問責されるべき問題であると思います。
主張したいこと山積ではありますが、以上を持って反対の討論といたします。
○副議長(内倉長蔵君) 次に、賛成討論を行います。
那須議員。
○9番(那須芳人君) 一応は、賛成の討論を用意しておったんですけど、まさか反対討論が出るとは思いませんでした。
中野議員が言われるように、本当に監査委員会の答えは不当であり、吉村議長は不当なお金をあえて政治論争を避けるために返還したんでございましょうか。そうというのであれば、中野議員は堂々と町に対し吉村議長へ再返還すべきと抗議すべきであると思いますので、ぜひ実行をしていただきたいというふうに思います。
かつて、中野議員はこの議場内で町長に対し反省するならサルでもできると言いましたけれども、サルでもできるようなことはしなくていいと主張されるその心が私には理解ができません。
今回の問題とすべき点は、吉村議長の会議規則をあえて無視した上での議会への虚偽の報告であります。活動報告はレクザムではなくて三木町への行政視察でございました。また、その対価として旅費、交際費を受け取り、住民監査により指摘されてお金を返還するに至った経緯は御承知のとおりでございます。
しかし返還すれば済むということではございません。議会議長という公的な要職についている以上、常人にも増して襟を正し、責任の所在を示すことが責務であろうかと思います。
一般的に日本の家庭では、しつけの一つとして「ありがとう」と「ごめんなさい」を教えます。私もそうされてきたし、我が子にもそうしてまいりました。感謝の意はありがとうと言い、間違ったこと、悪いことをしたときはごめんなさいと戒めました。教育の現場でも同様であろうかと思います。本問責決議案は、まさにその道徳的人間性を問う議案であります。
議長は、町民と議会に対しみずからの行動について口を開くべきであります。
また、我々議員も議長に対し、毅然とした態度をとる必要があります。ゆがんだ仲間意識を持ち過ぎるのは危険であり、町民からの議会への信頼はなくなってしまいかねません。
私は、中野議員を除く議員お一人お一人に、この場で訴えたいのです。愛南町議会は本議案に多数をもって賛成し、信頼される議会になろうではありませんか。
以上、問責決議案に対する私の賛成討論といたします。
○副議長(内倉長蔵君) 討論はありませんか。
反対討論ですか。
草木原議員。
○2番(草木原由幸君) 私は、反対の立場で討論いたします。
この件につきましては、6月17日の定例会で議長不信任の動議が発議され、また、翌日18日付で町民より刑事告発されていることは、それぞれ皆さん承知しているところであると思います。
そしてまた、今回の問責決議の提出に至っております。この議案の提出者は、町の監査委員でもある町議であり、また、日本共産党として常々発言されている議員も賛成者となっており、非常に驚いています。
平成22年6月11日付で監査結果が公表され、監査委員からの勧告、それによる町長からの命令により、6月29日に議長は旅費と交際費の全額返還を行ったわけです。勧告命令どおりに返還したのは、不当性を認めたのだからさらに責任を強く問うという問責決議には頭をかしげます。
監査委員は、6月11日付の公表で不当であるとして勧告したのではないのですか。このように正義の味方づらをして愛南町のイメージを落とし、議会の分裂を図るような行為に対して、断固私は反対いたします。
○副議長(内倉長蔵君) 賛成討論はありますか。
西口議員。
○17番(西口 孝君) 私は、本案に賛成の立場で討論に参加をいたします。
先ほど提案者から説明のあったとおり、今年1月29日の事案でございます。3月議会の議長の会務報告書の中に、これは記載をされておりました。お目通しをくださいといって報告があったわけですが、私はいつものとおりでさっと目を通しただけで、本当に一つ一つのことについて確認をしておりませんでした。議長と局長が出かけているのだから、まさかこういうことになろうとは予想だにしておりませんでした。
町民の負託を受けて選ばれた者の1人として、深く反省をしているところです。このことを告発した町民の方に、私は敬意をあらわしたいと思います。
その後、監査委員会の調査で空視察であったということが裏づけられ、返還命令が出されました。そうした事態を受けて、私どもは6月議会に議長不信任を求める決議を提出いたしましたが、賛成少数で否決をされました。
その後、勧告には従うが余りにも偏り過ぎている、あるいは見解の相違だが勧告には従うとそれぞれ新聞にコメントを述べられ、6月29日に全額返還されたということであります。
この間に、6月議会中の全員協議会の中でこの問題が取り上げられた際に、議長は会議規則も十分承知していると明言をされ、正当性を主張されておりましたが、返還命令には応じるというこの矛盾点について、何ら説明がなされておりません。これまで議会は、理事者や職員の不祥事等については厳しい対応をとってまいりました。身内に優しく外には厳しくでは、町民の負託にはこたえたことにはなりません。今回の問責決議というのは、非常にあいまいな対応でありますが、議長みずからが判断をされて、みずからのとった行動に責任のある反省を促すものであります。私自身も自戒の気持ちを込めて、本案に賛成といたします。
○副議長(内倉長蔵君) ほかに討論ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○副議長(内倉長蔵君) 討論なしと認めます。
これより採決を行います。
お諮りします。
発議第1号、吉村直城議長に対する問責決議については、原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。
(賛成者挙手)
○副議長(内倉長蔵君) 挙手少数であります。
よって、本案は否決されました。
暫時休憩いたします。
午後 4時07分 休憩
―――――――――――――――――
午後 4時08分 再開
――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎日程第29 閉会中の所管事務調査等申出について
○議長(吉村直城君) 休憩を解き再開いたします。
日程第29、閉会中の所管事務調査等申出についてを議題といたします。
各委員長より会議規則第72条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中の所管事務調査等の申出がありました。
お諮りします。
各委員長からの申出のとおり、閉会中の所管事務調査等を実施することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 異議なしと認めます。
よって、お手元に配付した申出のとおり、閉会中の所管事務調査等を実施することに決定いたしました。
お諮りします。
会議規則第119条第1項の規定により、産業建設常任委員会において地場産品の販路拡大推進事業等を研修するため、11月中に2泊3日の予定で九州方面にて視察研修を行うことにしたいが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(吉村直城君) 異議なしと認めます。
よって、産業建設常任委員会の九州方面への視察研修は、11月中に2泊3日の予定で行うことに決定いたしました。
閉会に当たり、町長よりあいさつがあります。
清水町長。
○町長(清水雅文君) 平成22年9月議会定例会の閉会に当たり、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
議員各位におかれましては、9月10日の初日以来、慎重に御審議を賜り、平成21年度一般会計及び各特別会計の決算認定や一般会計補正予算等、提案いたしました案件すべてをお認めいただき、厚くお礼申し上げます。
注目を集めておりました民主党の代表選挙は、菅直人代表が予想外の大差で激戦を制し選任されました。きょうにも第二次菅内閣が発足する予定ですが、新しい内閣のもと1日も早く国民生活に直結した課題に取り組み、政治的空白を埋めてほしいと思っております。
この国の動きと呼応する形で、昨日、愛媛県首長連盟が設立されました。県内20市町の首長が賛同し、一体となって国や県に地域主権確立を求める提言機関として発足したもので、代表幹事に井原巧四国中央市長と白石勝也松前町長が就任され、私も幹事の1人として活動の一翼を担うことになりました。地域主権の確立に向けて、しっかりと取り組んでいきたいと考えておりますので、引き続き議員各位の御理解とお力添えを賜りますようお願いするものであります。
猛暑というより酷暑と言ったほうが適当ではないかと思われる今年の夏の暑さも、ここ数日朝晩めっきり涼しくなり、移り行く季節の流れを感じることができるようになってまいりました。議員各位におかれましては、体調管理には十分御留意いただき、ますます御活躍されますことを御祈念申し上げ、9月定例会閉会のごあいさつとさせていただきます。
どうもありがとうございました。
○議長(吉村直城君) これをもって、平成22年第3回愛南町議会定例会を閉会いたします。
午後 4時12分 閉会
上記のとおり会議の次第を記載して、その相違ないこと証するため署名する。