令和 3年 9月定例会 令和3年第3回
四国中央市議会定例会会議録(第1号)
議事日程第1号 9月7日(火曜日)午前10時開会 ※開会宣告 ※市長の
議会招集挨拶 ※開議宣告 ※
議事日程報告日程第1
会議録署名議員の
指名日程第2 会期の
決定日程第3 諸般の報告 ────────────────日程第4 承認第7号 令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第6号)の
専決処分の承認を求めることについて 承認第8号 令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第8号)の
専決処分の承認を求めることについて 議案第44号 押印を求める手続の見直しに伴う
関係条例の整備について 議案第45号
四国中央市
過疎地域における
固定資産税の
課税免除に関する条例の制定について 議案第46号
四国中央市
手数料条例及び
四国中央市
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について 議案第47号
四国中央市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 議案第48号 令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第7号) 議案第49号 令和3年度
四国中央市
国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号) 議案第50号 令和3年度
四国中央市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第51号 令和3年度
四国中央市城山下臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号) 議案第52号 令和2年度
四国中央市
水道事業会計剰余金の処分について 議案第53号 令和2年度
四国中央市
工業用水道事業会計剰余金の処分について 議案第54号 令和2年度
四国中央市
公共下水道事業会計剰余金の処分について 議案第55号
寒川グラウンド整備工事(土木)請負契約の締結について 議案第56号
木颪萩野線道路災害復旧工事変更請負契約の締結について 議案第57号 新たに生じた土地の確認について 議案第58号 町の区域の変更について 議案第59号
四国中央市
過疎地域持続的発展計画について 諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて (説 明)日程第5 議案等の質疑 ────────────────日程第6
先議議案等の審議(承認第7号、第8号、議案第55号、第56号、諮問第2号) ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の
指名日程第2 会期の
決定日程第3 諸般の
報告日程第4 議案の上程(承認第7号、第8号、議案第44号~第59号、諮問第2号)日程第5 議案等の質疑日程第6
先議議案等の審議(承認第7号、第8号、議案第55号、第56号、諮問第2号) ────────────────出席議員(22名) 1 番 横 内 博 之 2 番 茨 木 淳 志 3 番 杉 浦 良 子 4 番 猪 川 護 5 番 三 浦 克 彦 6 番 眞 鍋 利 憲 7 番 飛 鷹 裕 輔 8 番 吉 原 敦 9 番 石 川 剛 10 番 眞 鍋 幹 雄 11 番 三 好 平 12 番 山 川 和 孝 13 番 三 宅 繁 博 14 番 谷 内 開 15 番 川 上 賢 孝 16 番 篠 永 誠 司 17 番 山 本 照 男 18 番 吉 田 善 三 郎 19 番 井 川 剛 20 番 原 田 泰 樹 21 番 谷 國 光 22 番 曽 我 部 清 ────────────────欠席議員(なし) ────────────────
出席理事者 市長 篠 原 実 副市長 高 橋 誠 (総 務 部) 部長 安 部 弘
総務調整課長 古 東 圭 介
政策推進課長 石 川 光 伸 (財 務 部) 部長 高 橋 徹 財政課長 富 家 秀 典 管理課長 岡 崎 学 (市 民 部) 部長 大 西 賢 治
地域振興課長 高 橋 博 俊 (福 祉 部) 部長兼
福祉事務所長 大 西 緑
こども課長 合 田 晃 友 (経 済 部) 部長 宮 崎 修
産業支援課長 大 西 信 也 (建 設 部) 部長 今 村 昭 造
建築住宅課長 藤 田 泰 (水 道 局) 局長 宮 崎 啓 三
水道総務課長 篠 原 健 (消防本部) 消防長 近 藤 英 樹 予防課長 東 山 和 史 (
教育委員会) 教育長 東 誠
教育管理部長 石 川 正 広
教育指導部長 森 実 啓 典 生涯学習課長 窪 田 壮 哲 ────────────────
出席事務局職員 局長 東 澤 博
議事調査課長 青 木 鈴 子
議事調査課長補佐 篠 原 寛 将
議事調査係主事 大 西 重 成
議事調査係主事 亀 山 恭 弘 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時00分開会
○
吉田善三郎議長 ただいまから令和3年第3回
四国中央市議会定例会を開会します。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 市長より今議会招集の御挨拶があります。篠原 実市長。 〔篠原 実
市長登壇〕
◎
篠原実市長 皆さん,おはようございます。 開会に当たりまして,一言御挨拶を申し上げます。 今年の夏は,ちょうどお盆を挟んで大雨と猛暑でありました。9月に入って降雨があり,少し秋らしくなってきたのかなという感じであります。 私自身は,昨年に引き続き,今年の春から夏,現在もそうでありますが,まさにコロナとの闘いであります。 御案内のように,大都市圏を中心にして感染者の拡大がなかなか桁が違うように下がってこない。愛媛県もそうした状況の中で大変厳しい数字がありました。 本市もそうした状況に追随するように,なかなか厳しい状況もありました。本市でやれることは,いかなることがあろうと私はやろうと思っております。 本日,令和3年第3回の定例会を招集お願い申し上げたところ,
議員各位におかれましては何かと御多用の中,御出席賜りまして誠にありがとうございます。 今定例会には,
新型コロナウイルス対策に伴う
補正予算をはじめ,
条例改正や人事案件,契約の締結についてなど,市政に関わる大変重要な案件について御審議をお願いすることといたしております。どうか十分な御審議いただき,適切な御決定を賜りますようにお願い申し上げまして開会の御挨拶といたします。ひとつよろしくお願いします。
○
吉田善三郎議長 以上で挨拶は終わりました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 これより本日の会議を開きます。 本日の
議事日程は,お手元に配付の
議事日程第1号のとおりであります。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第1,
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は,会議規則第85条の規定により,議長において
篠永誠司議員,
山本照男議員を指名します。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第2,会期の決定を議題とします。 お諮りします。
今期定例会の会期は,本日から9月28日までの22日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,会期は22日間と決定しました。 なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付の
会議日程表案のとおりでありますので,御了承を願います。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第3,諸般の報告をします。 まず,
地方自治法第121条の規定により,市長以下
関係理事者の出席を求めております。 次に,本日市長から報告第14号から報告第20号をもって7件の報告がありましたので,お手元に配付しております。 次に,監査委員から
例月現金出納検査の結果について12件の報告がありましたので,本日
報告書写しをお手元に配付しております。 次に,
議長会関係の会議概要については,お手元に配付の報告書によりその概要を御報告しております。 次に,本日市長から承認第7号及び承認第8号をもって承認2件,議案第44号から議案第59号をもって議案16件,諮問第2号をもって諮問1件の提出がありましたので,御報告します。 なお,6月定例会以降の
一般事務報告をお手元に配付しております。 以上で諸般の報告を終わります。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第4,承認第7号令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第6号)の
専決処分の承認を求めることについてから諮問第2
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてまでの19件を一括議題とします。 これより総括説明並びに
提案理由の説明を求めます。篠原 実市長。 〔篠原 実
市長登壇〕
◎
篠原実市長 それでは,私のほうから今議会に提案いたします議案の概要説明並びに諮問第2号について一括して説明させていただきます。 その前に,市政の近況について若干触れておきます。 先ほど申し上げましたように,昨年に続き今年も
新型コロナウイルス感染症の大変な夏でありました。様々な恒例の行事やイベントが,市はじめそれぞれ地域においてもほとんど中止になりました。1月の開催を延期し,準備を進めておりました成人式につきましても,残念ながら最終中止を余儀なくされました。 こうした中においても,第14回の
書道パフォーマンス甲子園が,
コロナ感染防止の対策を徹底し,2年ぶりに大会が開催され,無事終えることができましたことは大変ありがたく,またうれしく思っております。 厳しい規制の中,全国の書道を愛する若者,高校生が丹念に練習に励み,そして大会に御参加いただき,私どもも担当部署また地元の
高校生ボランティアを中心にして1年かけて準備をしていただきました。そして,御案内のとおり,2年ぶりではありますが,いい大会ができたんではないかと思っております。 大会につきましては,長野県の
松本蟻ヶ崎高校が1年飛ばしまして2大会連続の優勝を飾り,また
高松西高校が準優勝,4大会振りに出場を果たしました地元の三島高校は,復活とも言える
パフォーマンスを披露し,第3位に輝いております。
新型コロナウイルスの
感染拡大につきましては,国,地方を挙げて
ワクチン接種が急ピッチで進められる中,感染力の強いデルタ株の流行に伴い,お盆の帰省や県外往来に起因した第5波の感染が8月以降も続いております。 当市におきましても,職場内や友人間での会食の
クラスターが相次ぎ,8月一月当たりの感染者がほぼ100名出ております。9月に入り若干減少傾向にあるものの,いまだ散発的に陽性者が続いております。感染された皆さん方には,心から一日も早い御回復を祈念申し上げておきますし,日夜医療に従事されておる病院の関係者,そして介護の関係者,心より感謝と敬意を申し上げておきます。 本市においても,御案内のとおり,各公的施設につきましては原則休館とし,市民や各事業所に対し,最大限の警戒と行動自粛の呼びかけを行うとともに,教育現場におきましても,
感染リスクを避けるための措置を行うなど,市民の安心・安全,
感染拡大防止を最優先とした対策を講じているところであります。
ワクチン接種の進捗状況につきましては,昨日現在で当市の12歳以上の
接種対象者7万8,500人に対し,1回目の接種を終えた方が4万6,973人,率にして約60%,2回目が3万4,956人,約45%の方が接種されており,ほぼ
全国平均レベルと同じでありまして,現在そのような形で推移をいたしております。
職域接種につきましては,4グループでの接種となり,大王製紙,丸住製紙の各事業所の接種に続きまして,昨日より
宇摩法人会グループ,本日より福助工業,
カミ商事グループがそれぞれ商工会館5階ホールで接種を開始しております。 商工会館の5階のホールは,昨日よりそうした
職域接種の場所として提供しております。 また,このたび
宇摩法人枠での
モデルナ社製の
ワクチン1,000人分,計2,000回分を活用し,一般市民を対象に
ワクチン接種を行うこととしており,既にホームページでの予約受付を行っております。 現在,
ワクチン接種の完了時期につきましては,11月中を目標とし事業を進めておりますが,今後とも関係機関と連携を図りながら,より
スピード感を持って
ワクチン接種を進めてまいりたいと考えております。
議員各位をはじめ市民の皆様,各事業所の皆様には,ぜひこの難局を乗り越えるべく,それぞれがそれぞれで特に徹底した感染予防,感染回避のための行動自粛,そして今申し上げました
ワクチン接種の推進にさらなる御理解と御協力,御尽力をお願い申し上げます。 それでは,議案の概要について説明申し上げます。 今回上程いたしますのは,承認2件,条例制定2件,
条例改正が2件,
補正予算が4件,その他の議案が8件,諮問案件が1件,計19件でございます。 予算に関しまして,議案第48号令和3年度
一般会計補正予算(第7号)でございますが,
補正予算額は6億7,600万円,補正後の額は412億1,700万円となり,前年同期の464億8,800万円と比較して52億7,100万円,率にして11.3%の減となっております。 内訳といたしまして,
投資的経費が3億2,378万9,000円,その他の経費が3億5,221万1,000円となっております。 主な内容を申し上げますと,
新型コロナウイルスの
感染症対策として,個人住宅における
感染症対策に資する
リフォーム工事への
支援事業に1,000万円,成人式の中止に伴う新成人への
祝い金給付事業として1,928万円,また建築後32年が経過いたしました
川之江体育館改修に伴う
設計業務委託料や
ふるさと納税推進事業,
GIGAスクールサポーター配置促進事業等,それぞれ予算を計上しております。 詳細につきましては,この後
担当部長より説明させますので,ひとつよろしくお願い申し上げます。 続きまして,諮問第2
号人権擁護委員の推薦について申し上げます。 議案書18ページをお開きください。 今回2名の
人権擁護委員が本年12月31日をもって任期満了になることから,再任といたしまして元教員の篠原恵子氏及び元市職員の
石川ひとみ氏を
人権擁護委員候補者として法務大臣に推薦いたしたく,議会の意見を求めるものであります。 お二人とも地元からの信頼も厚く,また同委員として積極的に活動されており,引き続き御活躍いただけるものと考えております。 なお,住所,
生年月日等につきましては,議案書のとおりであります。 以上,
提案理由について説明させていただきました。何とぞ慎重に御審議の上,御賛同賜りますようにお願い申し上げます。 その他各議案につきましては,
担当部長よりそれぞれ説明させますので,ひとつよろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 高橋
徹財務部長。 〔高橋
徹財務部長登壇〕
◎
高橋徹財務部長 私からは,承認第7号,第8号並びに議案第45号,第48号につきまして,順次御説明申し上げます。 お手元の
資料ナンバー1,議案書の1ページをお開き願います。 承認第7号は,令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第6号)の
専決処分について承認を求めるものでございます。 1-2ページをお開き願います。 本予算は,6,900万円の
追加補正でございまして,補正後の予算額を405億2,300万円とするものでございます。 飛びますが1-4ページ,歳出では,4款衛生費に
新型コロナウイルス感染症対策経費として,
市内企業等が行う
ワクチンの
職域接種に対します補助金3,000万円を,11
款災害復旧費には,
過年度発生災害追加工事費3,900万円を計上しております。 ページ戻りまして1-3ページ,歳入には,この
災害復旧費に係る
国庫支出金並びに市債を計上し,飛びまして1-5ページ,
地方債補正の変更では,ただいまの
公共災害復旧事業債を増額しております。 続きまして,
資料ナンバー9,
追加提案分の議案書1ページをお願い申し上げます。 承認第8号令和3年度
一般会計補正予算(第8号)の
専決処分を御報告し,御承認を願うものでございます。 次ページ,1-2ページをお開き願います。 本
補正予算は,1,800万円の追加でございまして,
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,市内の
放課後児童クラブを休所するに当たり,御協力いただける
保護者負担の軽減のため支給する協力金の予算でございます。 1-3ページ,歳入では,財源として繰越金を,1-4ページ,歳出では,民生費に
当該協力金の予算を計上しております。 続きまして,
資料ナンバー1の議案書にお戻りいただきまして,3ページをお願いいたします。 議案第45
号四国中央市
過疎地域における
固定資産税の
課税免除に関する条例につきまして御説明申し上げます。 本議案は,
過疎地域の
持続的発展の支援に関する
特別措置法の施行に伴います
四国中央市
過疎地域持続的発展計画の策定に伴いまして,
過疎地域における産業振興をより効率的に促進し,
地域企業の持続性を高める観点から,
対象地域内における設備の取得に対し,
固定資産税の
課税免除の措置を定める条例を制定しようとするものでございます。 3-2ページ,第1条趣旨では,対象区域,対象業種,事業に要する設備の取得等,各要件を定め,第2条では,
固定資産税課税免除の具体的な要件といたしまして,取得の時期や
取得事業者の業種,
課税免除となる資産の取得額の下限等を定めております。 第3条では,
課税免除の期間を新たに
固定資産税が課されることとなる年度から3か年度と定め,また第4条では,
課税免除の取消しについての定めでございます。 なお,附則といたしまして,本条例は公布の日から施行するものでございます。 続きまして,同じく議案書6ページをお開き願います。
一般会計補正予算案でございます。 議案第48号令和3年度
四国中央市の
一般会計補正予算(第7号)は,第1条のとおり,6億7,600万円の
追加補正で,補正後の予算額を412億1,700万円とするものでございます。 次ページ,6-2ページをお開き願います。 歳入の主なものを申し上げます。 15
款国庫支出金3億4,043万3,000円の追加は,
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金など,18款寄附金2億5,100万円は,
ふるさと納税寄附金などを追加する一方,22款市債では,この後
地方債補正で申し上げますとおり,1億3,570万円を減額計上しております。 次に,6-3,6-4ページをお開き願います。 歳出でございます。 第2款総務費4億5,310万1,000円の補正は,
ふるさと納税推進事業費や
高度無線環境整備推進事業費の追加など,3款民生費5,590万8,000円の追加は,
放課後児童健全育成施設整備事業費など,10款教育費5,255万6,000円の補正は,
体育施設整備事業費などが主な内容でございます。 次ページ,6-5ページでございます。 第2表
繰越明許費は,
高度無線環境整備推進事業費について,
適正工期確保の観点から設定するものでございまして,第3
表債務負担行為では,
体育施設整備事業のうち,
事業実施が来年度にわたります
川之江体育館改修設計業務を限度額1,470万円,期間を令和4年度として追加しております。 また,同じ
ページ下段から次の6-6ページにかけましての第4
表地方債補正,追加及び変更では,
事業財源として5,070万円を追加し,6-7ページ,同じく地方債の廃止では,財政上の優位性に劣る
市債発行抑制のため,7件合計で1億8,640万円を減じ,これらを合わせまして総額1億3,570万円減額するものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 安部
弘総務部長。 〔安部
弘総務部長登壇〕
◎
安部弘総務部長 私からは,議案第44号押印を求める手続の見直しに伴う
関係条例の整備に関する条例について御説明申し上げます。
資料ナンバー1,議案書の2ページをお開き願います。 本条例につきましては,国策として
デジタル化が進展する中,
行政手続における書面主義,押印原則,対面主義からの脱却が喫緊の課題となっており,本市においても手続の簡素化を図り,市民の負担軽減及び
行政サービスの効果的かつ効率的な提供に資するため,関係する5つの条例について所要の改正を行うものでございます。 なお,本条例は令和3年10月1日から施行するものであります。 以上で議案第44号についての説明を終わります。よろしく御審議,御決定くださいますようお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 大西賢治市民部長。 〔
大西賢治市民部長登壇〕
◎
大西賢治市民部長 私からは,議案第46号,第49号及び第59号について順次御説明申し上げます。 まず,
資料ナンバー1,議案書の4ページをお開き願います。 議案第46
号四国中央市
手数料条例及び
四国中央市
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
提案理由といたしましては,
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴いまして,各条例の一部を改正するものでございます。 まず,第1条が
四国中央市
手数料条例の改正でございまして,改正点といたしましては,同条例第2条第1項第12号の
個人番号カードの再
交付手数料を1件につき800円とする規定を削除するものでございます。 次に,第2条が
四国中央市
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の改正でございまして,改正点といたしましては,同条例の条文中に引用しております
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の第19条第9号を第19条第10号と改めるものでございます。 続きまして,同じく議案書の7ページをお開きください。 議案第49
号四国中央市
国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 議案第49号令和3年度
四国中央市
国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第1号)は,第1条のとおり歳入歳出それぞれ100万円を減額し,
歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,100万円とするものでございます。 7-2ページをお開きください。 歳入予算は,4款1項の他
会計繰入金を100万円減額するものでございます。 次に,7-3ページをお開きください。 歳出の主なものといたしましては,1款1項
一般管理費739万6,000円の減額でございまして,これは人件費の精査によるものでございます。 次に,2款1項医業費616万1,000円の増額は,診療所の歯科及び医科の
電子カルテシステムの改修を行うものでございます。 続きまして,同じく議案書の17ページをお開き願います。 議案第59
号四国中央市
過疎地域持続的発展計画について御説明いたします。 これまで
過疎計画策定の根拠法令でございました
過疎地域自立促進特別措置法が,令和3年3月31日をもって失効し,新たに
過疎地域の
持続的発展の支援に関する
特別措置法が制定されました。 この法律によりまして,本市の
新宮地域は
過疎地域の要件から外れることとなりますが,6年間の経過措置が適用されることから,令和3年度から令和8年度までを期間とする
新宮地域の
持続的発展を図るための施策を盛り込んだ
四国中央市
過疎地域持続的発展計画を策定するため,同法第8条第1項の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。 なお,計画の内容につきましては,お手元に
資料ナンバー2として
四国中央市
過疎地域持続的発展計画(案)を配付いたしておりますので,よろしくお願いいたします。 私の説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 大西 緑福祉部長兼
福祉事務所長。 〔大西 緑福祉部長兼
福祉事務所長登壇〕
◎大西緑福祉部長兼
福祉事務所長 私からは,議案第47号及び議案第50号特別会計
補正予算について順次御説明申し上げます。
資料ナンバー1,議案書の5ページをお開き願います。 議案第47
号四国中央市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございますが,本議案は特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準(平成26年内閣府令第39号)の改正に伴いまして,本市条例の関係規定を改正するものでございます。 主な改正は,特定教育・保育施設等による業務負担軽減や保護者の利便性向上等を図る観点から,諸記録の作成,保存や交付等について電磁的な対応を認めることとするための基準を追加するものでございます。 次に,議案書の8ページをお開き願います。 議案第50号令和3年度
四国中央市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本案は,歳入歳出それぞれ2億4,300万円を増額し,現年度予算の総額をそれぞれ115億1,000万円とするものでございます。 8-2ページをお開き願います。 歳入の主なものといたしまして,1款保険料150万円の減額は,
新型コロナウイルス感染症に係る減免によるものでございます。 4
款国庫支出金174万円の増額は,先ほどのコロナ減免に伴う調整交付金30万円と,介護保険システム改修業務に係る国庫補助金の内示を受け,144万円を計上するものでございます。 また,8款繰越金2億4,300万5,000円の増額は,令和2年度決算に伴うものでございます。 8-3ページをお開き願います。 歳出の主なものとしましては,4款基金積立金1億747万6,000円,5款諸支出金1億3,560万9,000円などでございまして,令和2年度決算に伴い,剰余金の積立て及び
国庫支出金等の精算を行うものでございます。 以上で説明を終わります。御審議,御決定賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 今村昭造建設部長。 〔今村昭造建設部長登壇〕
◎今村昭造建設部長 私からは,議案第51号,第54号,第56号,第57号及び第58号について順次御説明申し上げます。
資料ナンバー1,議案書の9ページをお開き願います。 議案第51号令和3年度
四国中央市城山下臨海土地造成事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。 本案は,公有水面埋立願書作成に係る委託料を増額するための
補正予算であり,補正の内容は,
歳入歳出予算にそれぞれ200万円を追加し,総額を1億1,300万円とするものでございます。 次に,議案書の12ページをお開き願います。 議案第54号令和2年度
四国中央市
公共下水道事業会計剰余金の処分について御説明申し上げます。 本案は,令和2年度
四国中央市公共下水道事業会計決算において生じた未処分利益剰余金8,153万6,989円のうち,5,430万9,814円を減債積立金として,残余を自己資本金として処分することについて,地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 続きまして,議案書の14ページをお開き願います。 議案第56号
木颪萩野線道路災害復旧工事変更請負契約の締結について御説明申し上げます。 本案は,木颪萩野線道路災害復旧工事の請負金額に変更が生じたことに伴い,工事変更請負契約を締結するため,
四国中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は,災害復旧に係る工法の追加や規格変更など工事の内容変更であり,変更前の工事請負金額は2億6,070万円,変更後の工事請負金額は2億8,722万2,000円でございます。 契約の相手方は久保・尾藤特定建設工事共同企業体でございます。 続きまして,議案書の15ページをお開き願います。 議案第57号新たに生じた土地の確認について及び議案書16ページの議案第58号町の区域の変更についての2議案は,それぞれ関連しておりますので一括して御説明申し上げます。 これら2議案は,埋立免許を受けた公有水面埋立地について,令和3年4月28日付で竣工認可されたことから,新たに生じた土地の確認及び町の区域の変更について,
地方自治法第9条の5第1項及び同法第260条第1項の規定により,それぞれ議会の議決を求めるものでございます。 新たに生じた土地の所在は,
四国中央市川之江町4095番及び4097番並びに妻鳥町3061番の地先で,面積は8万8,191.37平方メートルでございます。 町の区域の変更は,新たに生じた土地を川之江町の区域に編入するものでございます。 説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 宮崎啓三水道局長。 〔宮崎啓三水道局長登壇〕
◎宮崎啓三水道局長 私からは,議案第52号と議案第53号の2議案につきまして御説明申し上げます。
資料ナンバー1,議案書の10ページをお開き願います。 議案第52号令和2年度
四国中央市
水道事業会計剰余金の処分についてでございますが,本議案は,令和2年度
四国中央市水道事業会計の当年度未処分利益剰余金2億5,776万1,233円のうち,1億3,965万1,774円を減債積立金として,残余を自己資本金として処分することについて,地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に,議案書11ページをお開き願います。 議案第53号令和2年度
四国中央市
工業用水道事業会計剰余金の処分についてでございますが,本議案は,令和2年度において生じた工業用水道事業会計の当該年度未処分利益剰余金14億2,233万8,047円のうち,4億5,422万5,982円を減債積立金として,4億2,877万6,897円を建設改良積立金として積み立て,残余を自己資本金として処分することについて,地方公営企業法の規定により議会の議決を求めるものでございます。 私からは以上でございます。御審議,御決定を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 石川正広
教育管理部長。 〔石川正広
教育管理部長登壇〕
◎石川正広
教育管理部長 私からは,議案第55号
寒川グラウンド整備工事(土木)請負契約の締結について御説明を申し上げます。
資料ナンバー1,議案書13ページをお開き願います。 本件は,予定価格が1億5,000万円以上の工事請負契約でありますので,
四国中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は,
寒川グラウンド整備工事(土木)でございます。 契約の方法は,一般競争入札で,入札参加者は市内2共同企業体が参加いたしました。 請負金額は1億7,380万円,落札率は予定価格1億8,660万9,500円に対しまして,93.14%となっております。 契約の相手方は,
四国中央市具定町186番地,株式会社大西建設・株式会社オフィス・ケイ特定建設工事共同企業体,代表者,株式会社大西建設代表取締役大西克弘でございます。 工事期間は,議会の議決を得た日の翌日から令和4年7月31日でございます。 なお,位置図,平面図等は,
資料ナンバー8,参考資料7ページ,8ページを御覧いただければと思います。 説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第5,これより承認第7号から諮問第2号までの19件に対する一括質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了いたします。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第6,
先議議案等の審議を議題とします。 お諮りします。承認第7号,承認第8号,議案第55号,議案第56号及び諮問第2号の以上5件については,本日先議したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件については,本日先議することに決定しました。 承認第7号,承認第8号,議案第55号,議案第56号及び諮問第2号の以上5件についてを一括議題とします。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 採決は分離して行います。 まず,承認第7号令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第6号)の
専決処分の承認を求めることについて及び承認第8号令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第8号)の
専決処分の承認を求めることについて採決を行います。 本件は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり承認されました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 次に,議案第55号
寒川グラウンド整備工事(土木)請負契約の締結について及び議案第56号
木颪萩野線道路災害復旧工事変更請負契約の締結について採決を行います。 本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 次に,諮問第2
号人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて採決を行います。 本件は異議なき旨決定することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。 〔議員投票〕
○
吉田善三郎議長 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名です。 賛成全員です。したがって,本件は異議なき旨決定されました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。明日9月8日から13日までの6日間は,議事の都合,その他議案の調査研究等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,9月8日から13日までの6日間は休会とすることに決定しました。 9月14日は午前10時から会議を開きます。 ────────────────
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吉田善三郎議長 本日はこれにて散会します。 ──────────────── 午前10時56分散会───────────────────────────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
四国中央市議会議長 吉 田 善 三 郎 議員 篠 永 誠 司 議員 山 本 照 男...