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  1. 四国中央市議会 2021-06-08
    06月08日-01号


    取得元: 四国中央市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-11
    令和 3年 6月定例会         令和3年第2回四国中央市議会定例会会議録(第1号)議事日程第1号 6月8日(火曜日)午前10時開会 ※開会宣告 ※市長の議会招集挨拶 ※新任部局長の紹介 ※開議宣告 ※議事日程報告日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告 ※全国・四国市議会議長会表彰状の伝達   ────────────────日程第4 承認第3号 四国中央税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについて 承認第4号 令和3年度四国中央一般会計補正予算(第2号)の専決処分の承認を求めることについて 承認第5号 令和3年度四国中央一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認を求めることについて 承認第6号 令和3年度四国中央住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについて 議案第32号 四国中央基金条例の一部を改正する条例について 議案第33号 四国中央手数料条例の一部を改正する条例について 議案第34号 四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 議案第35号 四国中央国民健康保険条例及び四国中央介護保険条例の一部を改正する条例について 議案第36号 四国中央市営住宅条例及び四国中央コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について 議案第37号 四国中央港湾施設条例の一部を改正する条例について 議案第38号 令和3年度四国中央一般会計補正予算(第4号) 議案第39号 土居財産管理委員の選任につき同意を求めることについて 議案第40号 川之江・新宮エリア高度無線環境整備工事請負契約の締結について       (所信表明 説明)日程第5 議案等の質疑   ────────────────日程第6 先議議案等の審議(承認第3号~第6号、議案第39号、第40号)   ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 会期の決定日程第3 諸般の報告日程第4 議案の上程(承認第3号~第6号、議案第32号~第40号)日程第5 議案等質疑日程第6 先議議案等の審議(承認第3号~第6号、議案第39号、第40号)   ────────────────出席議員(22名)   1 番   横  内  博  之   2 番   茨  木  淳  志   3 番   杉  浦  良  子   4 番   猪  川     護   5 番   三  浦  克  彦   6 番   眞  鍋  利  憲   7 番   飛  鷹  裕  輔   8 番   吉  原     敦   9 番   石  川     剛  10 番   眞  鍋  幹  雄  11 番   三  好     平  12 番   山  川  和  孝  13 番   三  宅  繁  博  14 番   谷  内     開  15 番   川  上  賢  孝  16 番   篠  永  誠  司  17 番   山  本  照  男  18 番   吉  田  善 三 郎  19 番   井  川     剛  20 番   原  田  泰  樹  21 番   谷     國  光  22 番   曽 我 部     清   ────────────────欠席議員(なし)   ────────────────出席理事者 市長         篠 原   実 副市長        坂 上 秀 樹 (総 務 部) 部長         安 部   弘 総務調整課長     古 東 圭 介 人権施策課長     合 田 英 幸 (財 務 部) 部長         高 橋   徹 財政課長       高 橋   誠 情報政策課長     則 友 康 弘 (市 民 部) 部長         大 西 賢 治 国保医療課長     石 田 由 佳 (福 祉 部) 部長兼福祉事務所長  大 西   緑 こども課長      合 田 晃 友 (経 済 部) 部長         宮 崎   修 産業支援課長     大 西 信 也 (建 設 部) 部長         今 村 昭 造 建築住宅課長     藤 田   泰 (水 道 局) 局長         宮 崎 啓 三 水道総務課長     篠 原   健 (消防本部) 消防長        近 藤 英 樹 警防課長       岸 井 宏 次 (教育委員会) 教育長        東     誠 教育管理部長     石 川 正 広 教育指導部長     森 実 啓 典 教育総務課長     宮 下   浩   ────────────────出席事務局職員 局長         東 澤   博 議事調査課長     青 木 鈴 子 議事調査課長補佐   篠 原 寛 将 議事調査係主事    大 西 重 成 議事調査係主事    亀 山 恭 弘 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時00分開会 ○吉田善三郎議長 ただいまから令和3年第2回四国中央市議会定例会を開会します。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 市長より今議会招集の御挨拶があります。篠原 実市長。     〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 皆さん,おはようございます。 開会に当たりまして一言御挨拶申し上げます。 本日,令和3年第2回定例会を招集申し上げましたところ,議員各位におかれましては,何かと御多用の中,御出席賜り誠にありがとうございます。 まず初めに,先月の2日,本市の職員1名が,器物損壊の疑いで現行犯逮捕されました。今年の2月の官製談合事件に続き,市政そのものの信頼を揺るがす,あってはならない事件が相次いで発生し,市民の皆様はじめ,議員各位に多大なる御迷惑と御心配をおかけいたしました。この場を借りて心から深くおわび申し上げます。 市といたしましては,これらの事件を真摯に受け止め,今後の再発防止と市民への信頼回復に向けて,全職員が綱紀粛正に努めるとともに,コンプライアンスに基づく適正な事務執行に全力を挙げて取り組む所存であります。何とぞ御理解賜りますようにお願い申し上げます。 さて,今定例会は,私にとりまして市長3期目の最初の議会であります。後ほど3期目における所信の一端を述べさせていただきますが,今定例会には,コロナ関連対策に伴う補正予算をはじめ,条例改正人事案件など,大変重要な案件について御審議をお願いすることといたしております。どうか十分な御審議をいただき,適切なる御決定を賜りますようにお願いを申し上げまして開会の御挨拶といたします。よろしくお願いいたします。 ○吉田善三郎議長 以上で挨拶は終わりました。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 次に,過般の人事異動による新任の部局長より自己紹介を自席で順次お願いします。 ◎安部弘総務部長 総務部長の安部 弘でございます。よろしくお願いいたします。 ◎森実啓典教育指導部長 教育委員会事務局教育指導部長森実啓典でございます。よろしくお願いします。 ◎宮崎啓三水道局長 水道局長宮崎啓三でございます。よろしくお願いいたします。 ○吉田善三郎議長 以上で紹介を終わります。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付の議事日程第1号のとおりであります。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第85条の規定により,議長において三浦克彦議員眞鍋利憲議員を指名します。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 日程第2,会期の決定を議題とします。 お諮りします。今期定例会の会期は,本日から6月25日までの18日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,会期は18日間と決定しました。 なお,会期中の会議予定につきましては,お手元に配付の会議日程表案のとおりでありますので,御了承を願います。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 日程第3,諸般の報告をします。 まず,地方自治法第121条の規定により,市長以下関係理事者の出席を求めております。 次に,本日市長から報告第5号から報告第13号をもって9件の報告がありましたので,お手元に配付しております。 次に,監査委員から例月出納検査等の結果について13件の報告がありましたので,本日報告書写しをお手元に配付しております。 次に,4月20日付をもって無会派の会の会派構成の変更届が提出されましたので,お手元に配付しております。 次に,議長会関係会議概要については,お手元に配付の報告書によりその概要を御報告しております。 次に,本日市長から承認第3号から承認第6号をもって承認4件,議案第32号から議案第40号をもって議案9件の提出がありましたので,御報告します。 次に,議長において受理しました陳情1件について,請願・陳情文書表を配付しております。 なお,3月定例会以降の一般事務報告をお手元に配付しております。 以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 次に,4月27日開催の四国市議会議長会定期総会及び5月26日開催の全国市議会議長会定期総会において表彰状が授与されましたので,ただいまから伝達を行います。 事務局長より被表彰者のお名前を申し上げますので,演壇の前までお進みください。 ◎東澤博議会事務局長 それでは,全国市議会議長会の被表彰者の方のお名前を申し上げます。 特別表彰20年以上市議会議員原田泰樹議員。       〔被表彰者登壇〕 ○吉田善三郎議長        表  彰  状                四国中央市                 原田泰樹殿 あなたは市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので第97回定期総会に当たり本会表彰規程により特別表彰をいたします  令和3年5月26日              全国市議会議長会              会長 清水富雄     〔表彰状授与〕(拍手)   ──────────────── ◎東澤博議会事務局長 次に,四国市議会議長会の被表彰者の方のお名前を申し上げます。 特別表彰20年以上市議会議員原田泰樹議員。 一般表彰8年以上市議会議員石川 剛議員。 一般表彰8年以上市議会議員眞鍋幹雄議員。 一般表彰8年以上市議会議員三好 平議員。 一般表彰8年以上市議会議員山川和孝議員。       〔被表彰者登壇〕 ○吉田善三郎議長        表  彰  状                四国中央市                 原田泰樹殿 あなたは市議会議員在職20年の長きにわたってよく市政の発展に尽くされその功績は特に顕著なものがあるのでここに本会表彰規程により特別表彰として表彰します  令和3年4月27日              四国市議会議長会              会長 和田勝美     〔表彰状授与〕(拍手)   ────────────────
    吉田善三郎議長        表  彰  状                四国中央市                 石川 剛殿 あなたは市議会議員在職8年にわたってよく市政の発展に尽くされその功績は特に顕著なものがあるのでここに本会表彰規程により表彰します  令和3年4月27日              四国市議会議長会              会長 和田勝美     〔表彰状授与〕(拍手)   ──────────────── ○吉田善三郎議長        表  彰  状                四国中央市                 眞鍋幹雄殿 あなたは市議会議員在職8年にわたってよく市政の発展に尽くされその功績は特に顕著なものがあるのでここに本会表彰規程により表彰します  令和3年4月27日              四国市議会議長会              会長 和田勝美     〔表彰状授与〕(拍手)   ──────────────── ○吉田善三郎議長        表  彰  状                四国中央市                 三好 平殿 あなたは市議会議員在職8年にわたってよく市政の発展に尽くされその功績は特に顕著なものがあるのでここに本会表彰規程により表彰します  令和3年4月27日              四国市議会議長会              会長 和田勝美     〔表彰状授与〕(拍手)   ──────────────── ○吉田善三郎議長        表  彰  状                四国中央市                 山川和孝殿 あなたは市議会議員在職8年にわたってよく市政の発展に尽くされその功績は特に顕著なものがあるのでここに本会表彰規程により表彰します  令和3年4月27日              四国市議会議長会              会長 和田勝美     〔表彰状授与〕(拍手) ○吉田善三郎議長 受賞された議員の皆さん,大変おめでとうございます。 以上で全国市議会議長会及び四国市議会議長会表彰状の伝達を終わります。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 日程第4,承認第3号四国中央税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについてから議案第40号川之江新宮エリア高度無線環境整備工事請負契約の締結についてまでの13件を一括議題とします。 これより,所信表明及び提案理由の説明を求めます。篠原 実市長。     〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 所信の一端を申し上げる前に,ただいま全国市議会議長会並び四国市議会議長会において表彰の栄誉を受けられました皆様方,大変おめでとうございます。心からお祝い申し上げますとともに,どうかこれを契機に今後またより一層本市の発展にお力添えを賜りますよう切にお願い申し上げておきます。 このたびの4月の選挙におきまして,市民の皆様方から多数の御支援をいただき,私篠原が本市の3期目の市長として務めることになりました。 3期目の課せられた使命は,現在まで2期8年の懸案事項の完遂,強くやり遂げることであります。 それと,もう一つ大事なことは,次の将来の世代に向けてそのステージをつくること,この2つの使命が私のこの任期に課せられた大きな大きな使命だと思っております。 重点項目について何点か申し上げます。 先ほど少し触れましたが,市役所と市政そのものに対する信頼が失われております。死に物狂いで頑張って,私以下1,000名近い職員の皆さん力を合わせて市政への市民の信頼回復であります。 このたびの相次ぐ不祥事を受けまして,全職員に対しまして公務員としての在り方,いま一度一人一人に厳しく訴えるとともに,コンプライアンス,法令の遵守をそれぞれの職員の皆さん方,住民一人一人が徹底し,認識を新たにすることが非常に大事であります。全職員が真摯に受け止め,一日も早く信頼回復ができますように,再発防止に向けて一丸となって取り組む所存であります。 次に,新型コロナウイルス感染症につきまして,変異株の猛威により,感染第4波が全国に急拡大する中で,感染防止の決め手とされるワクチン接種が現在国を挙げて進められております。 予約申請,接種をめぐり様々なトラブル,市民の皆様方に大変御迷惑をかけ,混乱も発生いたしました。 本市につきましても,関係部署総力を挙げて努力し,スムーズにワクチン接種が行えるよう,今現在も頑張っております。 現在,各医療機関の御協力をいただきながら,65歳以上の方々を対象に,7月末までの接種完了に向けて,個別接種に加え公共施設での集団接種を随時拡大しながら具体的に進めているところであります。 また,市民生活経済活動においては,継続した支援事業とともに幅広い分野への支援が必要であります。今後におきましても,市民の皆様はじめ事業所等,各方面の皆様方の御意見を伺いながら,市独自の支援策を柔軟に講じてまいりたいと思っております。 選挙道中,いろんな意見を聞かせてもらいました。中核病院の整備についてであります。 今年に入りまして,公立学校共済組合本部において,建設用地の第1候補地が,旧伊予三島病院跡地に決定いたしました。これから建設に向けて検討が進められるものと思いますが,本市といたしましても,議員各位また市民の皆様方の御理解と御協力をいただきながら,建設整備地域医療再生に関する事業を支援してまいりたいと思っております。 このことは,公立学校共済組合立四国中央病院が,ただ単に移転をすればけりがつくという問題ではなく,その間に病院の再編成の在り方,また地域医療がどうあるべきか,そういうことを踏まえまして,今後は相当込み入った専門的な議題として病院のことはやっていかなきゃならない。必ずしも全ての医療機関,全ての市民に御満足いただけるような方向にならない,議論は相当厳しいものがあると私は覚悟しております。ぜひ議会の皆様方にもそのことをよく御理解いただきまして,中核病院の移転問題は医療再生として御理解いただいたら大変ありがたいというふうに思っております。 本市は第2次産業のまちであります。物をつくって全国に,あるいは世界中に販売し,その経済活動によって四国中央市の基盤が成り立っております。 その次の世代へ産業基盤をいかに整備していけるかが我々の世代に課せられた大きな任務,そのように私は思っております。 国際ターミナルでは巨大なガントリークレーンが4月より本格稼働しております。このことは,県当局あるいは,本市の関連する企業,団体が幾度となく国土交通省に陳情を重ね,要望を重ねできたインフラ整備であります。 重要港湾三島川之江港は,いまだ道半ばでありまして,当初の港湾計画,またこのたび変更いたしました港湾計画,それぞれの角度から港湾の整備をやっていかなきゃならない。それは,今後において御案内の城山下の港湾の整備に基づく災害の防止,様々な視点で港湾整備も取り組んでいかなきゃならないと思っております。 昨年度,教育現場におきましては,新型コロナウイルス感染拡大に伴い,高速大容量ネットワークによるGIGAスクール構想を,県内でもいち早く導入いたしました。小中学校児童生徒に1人1台の端末を整備し,学校と家庭をオンラインでつなぐことにより,コロナ禍においても学びを止めない環境整備がほぼ完了いたしました。 今年度より,全ての児童生徒に対しまして,変化の激しい社会を生き抜いていくための力を育み,未来に向けた新しい教育を本格的に実施したいと思っております。 また,コロナ禍での新たな日常に向けて,GIGAスクール構想の市民版として,現在,情報通信基盤,光回線の整備を四国中央テレビとタイアップしながら進めております。 これは,光ファイバー網市内全域に整備することにより,超高速・大容量通信,ローカル5Gへの対応を可能とするものであります。 将来,工場内でのロボット制御スマート農業,医療・福祉・介護等,あらゆる分野での活用が期待されているところであります。 市民生活事業所活動を豊かにするために,この5Gの光ファイバーの整備は,大きな力となる施策として私は思っておりますし,その確信の下に環境整備を進めていきたいと思っております。 最後に,子供たちが健やかに成長するための施策の推進であります。 申し上げるまでもなく,子供は地域の宝であります。今任期の主眼として,乳幼児から児童生徒,学生に至るまで,次代を担う子供たちの健やかな成長に向けて,知恵を絞り,あらゆる施策を展開したいと思っております。 また,このことは,次年度になると思いますけれども,国がこども庁をつくる。子供の養育,環境,教育,それに絞った省庁をつくって,今私が申し上げたように,子供の健やかな健康と発展を願う。それの地方版,できし本市も早くそのことに対応して,国,県と教育の現場を担う末端の行政自治体である市としてやっていかなきゃならないと思っております。 当市の夏の一大イベントになりました書道パフォーマンス甲子園,昨年は苦渋の決断をいたし,中止いたしました。今年は,コロナ感染対策を万全としながら,7月25日,2年ぶりの開催に向けて担当部署が鋭意準備を進めております。 ちなみに今現在のエントリー状況,32都道府県から102校の参加となっております。この厳しい状況において全国から100を超える応募をいただき,また本県からは過去最多の14校のエントリーをいただいております。大変ありがたく,書の祭典として着実に大会の人気は高まっているものと感じております。 今年は,本戦に合わせて,昨年の大会が中止になりました救済措置として,19歳の部を設け,希望があれば本市の舞台でパフォーマンスしてもらうと。地元の三島高校をはじめ全国から19歳の部に5校の参加申込みがありました。 関係者一同,今から準備と感染防止に全力を挙げて紙のまち四国中央の名に恥じないよう,しっかりと大会を盛り上げていきたいと考えております。 今任期における基本的な考えを申し上げました。本市はまだまだ発展途上であります。本市の持つ可能性,ポテンシャルを引き出すべく,精いっぱい取り組んでいきます。 議員各位におかれましても,さらなる御支援,御協力賜りますようにお願い申し上げまして,私の所信の一端とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。 続きまして,今回提出いたしました議案の概要と提案理由の説明並びに令和2年度の決算見込みについて説明を申し上げます。 まず最初に,令和2年度の決算見込み額の概要について御報告申し上げます。 一般会計でございますが,歳入総額が508億1,478万1,294円,歳出総額が472億7,940万3,940円,歳入歳出差引き額は35億3,537万7,354円,翌年度へ繰り越すべき財源3億1,141万5,657円を差し引いた実質の収支額は32億2,396万1,697円となる見込みでございます。 また,特別会計は,国民健康保険事業特別会計ほか11特別会計歳入総額が266億7,849万7,684円,歳出総額が249億7,561万5,410円,歳入歳出差引き額は17億288万2,274円で,翌年度へ繰り越すべき財源6,390万6,013円を差し引いた実質収支額は16億3,897万6,261円となる見込みでございます。 令和2年度の決算見込み額の概要は以上になります。 続きまして,議案の概要について申し上げます。 今回上程いたします議案は,承認4件,条例改正6件,補正予算1件,その他の議案が2件で13件であります。 予算につきましては,議案第38号令和3年度一般会計補正予算(第4号)でございますが,補正予算額は13億8,700万円,補正後の額は401億4,600万円となります。前年同期の補正後額456億9,500万円と比較して55億4,900万円,率にして12.1%の減となっております。 昨年は政府の方針で10万円のそれぞれの給付金がありました。それが今年はありませんから,こういう減額となっております。 内訳といたしまして,投資的経費が9億2,926万3,000円,その他の経費が4億5,773万7,000円となっております。 主な内容を申し上げますと,市内小中学校和式トイレを洋式化し,新型コロナウイルス感染症対策として手洗い設備を自動水栓に改修し非接触化を進める小中学校施設トイレ改修事業費,中核病院の整備や地域医療再生に関する事業を支援するなど,宇摩圏域の医療体制を整え,地域完結型の医療提供体制の構築を目指すべく基金を積み立てる地域医療再生基金積立事業費,そしてGIGAスクール構想の本格的運用に当たり,授業等でICTをより効果的に活用するための人的体制の拡充を図るGIGAスクールサポーター配置等事業費を計上しております。 続きまして,個別議案の提案理由について併せて説明させていただきます。 私からは,議案第39号土居財産管理委員の選任につき議会の同意を求めることについて,提案理由の説明を行います。 お手元の資料ナンバー1,議案書の12ページを御覧ください。 現在,土居地域には8つの財産区管理会があり,それぞれ7名の委員で構成されております。今回土居財産区で1名の欠員が生じたことから,四国中央市財産区管理会設置条例第3条の規定により,当該委員の選任について議会の同意を求めるものでございます。 なお,氏名,住所,生年月日等につきましては議案書のとおりでございますので,御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。 以上,議案概要,提案理由の説明並びに決算見込額について説明させていただきました。何とぞ慎重に御審議の上,御賛同賜りますようにお願い申し上げます。 各議案の詳細については,今から各担当部長よりそれぞれ説明させます。よろしくお願い申し上げます。 ○吉田善三郎議長 高橋 徹財務部長。     〔高橋 徹財務部長登壇〕 ◎高橋徹財務部長 私からは,承認第3号から第5号の承認案件3件並びに議案第38号,40号の議案2件につきまして,順次御説明を申し上げます。 お手元の資料ナンバー1,議案書の1ページをお開き願います。 承認第3号四国中央税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについてでございます。 本件は,地方税法等の一部を改正する法律が,令和3年3月31日に公布されたことに伴い,地方自治法第179条第1項の規定により,同日付で専決処分いたしましたので,同条第3項の規定により報告し,その承認を求めるものでございます。 1-3ページから1-8ページが改正条文でございますが,改正の主な内容につきまして御説明申し上げます。 まず,固定資産税関係では,土地に係る負担調整等の仕組みを令和3年度から令和5年度までの3年間延長した上で,令和3年度に限り評価替えに伴って税額が増加する土地について,令和2年度の額に据え置く特別措置が講じられます。 軽自動車税関係では,環境性能割の税率1%分を軽減する臨時的措置が,令和3年12月31日までと9か月間延長され,種別割のグリーン化特例に関しましても,新しい燃費基準への変更及び重点化を行った上で,2年間延長されるものでございます。 個人住民税におきましては,控除期間を13年間とする住宅ローン控除の特例につきまして,一定の期間に契約した場合に,入居期限の要件が令和4年12月31日までと1年間延長されるものでございます。 なお,附則といたしまして,本条例は令和3年4月1日から施行しておりますが,一部の条項につきましては,地方税法の規定,また関連する法律の施行日等によりまして施行の日が異なっているものでございます。 次に,議案書2ページをお開き願います。 承認第4号は,令和3年度四国中央一般会計補正予算(第2号)の専決処分について承認を求めるものでございます。 2-2ページをお開き願います。 本補正予算は,2億2,400万円の追加補正でございまして,新型コロナウイルス感染症対策経費として,学校トイレ改修に係る設計料をはじめ,ワクチンの集団接種費用や福祉施設職員へのPCR検査費用の助成,低所得の子育て世帯への給付金など,緊急の対応が必要であったものについて予算措置を行ったものでございます。 次に,3ページをお開き願います。 承認第5号は,令和3年度四国中央一般会計補正予算(第3号)の専決処分について承認を求めるものでございます。 3-2ページをお開き願います。 こちらの予算も新型コロナウイルス感染症対策の予算でございまして,県からの飲食店への時短要請に伴う協力金と,時短要請や外出の自粛要請により影響を受ける事業者を支援する応援金につきまして,緊急の対応が必要でございましたので,予算措置を行ったものでございます。 なお,歳入では,本補正予算における財源として,新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の協力要請推進枠分などを計上しており,補正後の予算総額は387億5,900万円となります。 続きまして,同じく議案書の11ページをお開き願います。 議案第38号について御説明申し上げます。 議案第38号令和3年度四国中央市の一般会計補正予算(第4号)は,第1条のとおり,13億8,700万円の追加補正で,補正後の予算総額を401億4,600万円とするものでございます。 次ページ,11-2ページをお開き願います。 まず,歳入の主なものを申し上げます。 15款国庫支出金では,社会資本整備総合交付金の補助内示に伴い,これを増額するのをはじめ,新型コロナウイルス感染症対策として学校保健特別対策事業費補助金を計上するほか,22款市債では,学校施設のトイレ改修事業等に関します7億3,220万円を計上し,20款繰越金では,本補正予算の一般財源として5億5,668万4,000円を計上しております。 次に,11-3,11-4ページをお開き願います。 歳出の主なものを申し上げます。 1款議会費は,人事異動等に伴う人件費の精査による減額でございます。なお,今回の補正予算全般におきまして同様に各費目にわたる人件費の精査・補正がございます。 2款総務費は,事務用パソコンとソフトウエアの更新費用ほかの補正,4款衛生費は,中核病院移転事業に伴う地域医療再生基金の積立金ほかの補正,6款農林水産業費は,県単土地改良事業の補助金や県営森林基幹道開設事業の負担金の補正,7款商工費は,コロナ対策の経済支援策として創設した伝統産業等つくり手支援金の対象品目を拡大するに当たり補正するもので,8款土木費は,社会資本整備総合交付金事業の増額補正をはじめ,県営事業の道路や港湾の市負担金を計上するほか,公園の整備事業や市営住宅の改修事業に関する補正でございます。 10款教育費は,小中学校のトイレ改修事業と,コロナの感染防止対策費及びGIGAスクール構想の推進に伴うICT技術者の配置や,教職員研修ほかの補正でございます。 次に,11-6ページをお開き願います。 第2表地方債補正でございますが,まず追加では,県営森林基幹道開設事業から中学校施設整備事業までの6件につきまして総額で7億1,210万円の起債の限度額を追加し,次の11-7ページの変更では,社会資本整備総合交付金事業と道路メンテナンス補助事業,常備消防施設整備事業の3件で総額2,010万円増額するものでございます。 続きまして,議案書の13ページをお開き願います。 議案第40号川之江新宮エリア高度無線環境整備工事請負契約の締結について御説明申し上げます。 本件は,予定価格が1億5,000万円以上の工事請負契約でございますので,条例の規定により,議会の議決を求めるものでございます。 契約は,一般競争入札の方法により,請負金額1億6,060万円で,松山市六軒家町1番13号,株式会社四電工愛媛支店常務執行役員支店長山本愛朗を相手方とするものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。 ○吉田善三郎議長 安部 弘総務部長。     〔安部 弘総務部長登壇〕 ◎安部弘総務部長 私からは,承認第6号について御説明申し上げます。 資料ナンバー1,議案書の4ページをお開きください。 承認第6号につきましては,地方自治法の規定に基づき,去る5月31日に専決処分を行いましたので,その承認を求めるものでございます。 4-2ページ,令和3年度四国中央住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)につきましては,歳入歳出予算の総額に88万9,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ488万9,000円とするものでございます。 これは,本会計の令和2年度決算に88万8,881円の歳入不足が生じる見込みとなりましたことから,地方自治法施行令第166条の2の規定により,前年度繰上充用金を計上したものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○吉田善三郎議長 大西賢治市民部長。     〔大西賢治市民部長登壇〕 ◎大西賢治市民部長 私からは,議案第32号及び第35号について御説明申し上げます。 まず,資料ナンバー1,議案書の5ページをお開きください。 議案第32号四国中央基金条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本条例案は,地域の医療体制を整備するため,四国中央地域医療再生基金を創設することに伴い,本条例の一部を改正するものでございます。 同基金の創設により,宇摩医療圏域の医療体制の強化を図るため,本年度から令和8年度まで毎年3億円程度を基金に積み立てていくこととしております。 次に,同じく資料ナンバー1,議案書の8ページをお開きください。 議案第35号四国中央国民健康保険条例及び四国中央介護保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 提案理由といたしましては,令和3年度においても引き続き新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したことなどによる国民健康保険及び介護保険の保険料の減免を行うため,関係条例の一部を改正するものでございます。 本条例案は2つの条例を一括して改正するものでございまして,第1条が国民健康保険条例,第2条が介護保険条例についてのそれぞれの改正条文でございます。 主な改正点はいずれも法に規定する新型コロナウイルス感染症の定義の変更及び減免対象の保険料が令和3年3月31日までの納期分とされているところを,改正により令和4年3月31日までに変更するものでございます。 私の説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○吉田善三郎議長 今村昭造建設部長。     〔今村昭造建設部長登壇〕 ◎今村昭造建設部長 私からは,議案第33号,第36号及び第37号について順次御説明申し上げます。 資料ナンバー1,議案書の6ページをお開き願います。 議案第33号四国中央手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は,愛媛県手数料条例の改正に伴い,本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては,優良宅地造成認定及び開発行為許可に関する申請手数料について,県条例と同額に改めるものであり,附則といたしまして,施行期日を令和3年7月1日とし,経過措置を定めるものでございます。 次に,議案書の9ページをお開き願います。 議案第36号四国中央市営住宅条例及び四国中央コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は,市営住宅等への入居に係る手続の負担を軽減するため,連帯保証人の数の見直しを行うことに伴い,関係条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしまして,第1条は市営住宅入居の手続における連帯保証人2人を1人に改め,大北住宅の項を削るものでございます。 第2条は,コミュニティ住宅入居の手続における連帯保証人2人を1人に改めるものでございます。 附則といたしまして,この条例は令和3年7月1日から施行し,連帯保証人の数を改める改正規定は,施行日以後において入居する者等について適用する経過措置を定めます。 続きまして,議案書の10ページをお開き願います。 議案第37号四国中央港湾施設条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は,愛媛県港湾管理条例の改正に伴い,本条例の一部を改正するものでございます。 改正の内容といたしましては,別表第3四国中央市港湾施設占用料について,県条例と同額に改めるものであり,附則といたしまして,施行期日を令和3年7月1日とし,経過措置を定めるものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○吉田善三郎議長 大西 緑福祉部長兼福祉事務所長。 〔大西 緑福祉部長兼福祉事務所長登壇〕 ◎大西緑福祉部長兼福祉事務所長 私からは,議案第34号について御説明申し上げます。 議案書の7ページをお開き願います。 議案第34号四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてでございますが,本議案は,家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準(平成26年厚生労働省令第61号)の改正に伴いまして,本市条例の関係規定を改正するものでございます。 主な改正は,家庭的保育事業者等の業務負担軽減等を図る観点から,家庭的保育事業者等による諸記録の作成,保存等について電磁的な対応を認めることとするための基準を追加するものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○吉田善三郎議長 以上で提案理由の説明は終わりました。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 日程第5,これより承認第3号から議案第40号までの13件に対する一括質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆三好平議員 議長。 ○吉田善三郎議長 三好 平議員。 ◆三好平議員 私,承認第3号及び第6号,そして議案第40号について質疑をいたします。 まず,承認第3号の条例,先ほど部長は,国の法律が変わったからということで説明ありました。通常提案理由を示しているんですが,今回付記していないという理由はどうでしょう。 そうした中で,この改正条例の中身,すごく大量で,どの部分が先ほど説明された3課題に対して規定をされているということなのか。 そして,それに含まれていない第1条の控除対象扶養親族という点の中身の説明をいただけたらと思います。 次に,承認第6号であります。これ令和2年度の歳入不足によって補正をするということでありますけれども,令和2年度での中身,いわゆる滞納繰越分の償還額がどうなのか,そして令和3年度末での滞納繰越分総額は幾らになっているかという点。 そして,歳出のほうで前年度繰上充用金として88万9,000円という表示をされておりますけれども,歳入との決算不足でこうした形にしているという点での説明を詳しくいただきたいと思います。 そして,議案第40号の入札結果でありますけれども,松山の2者において入札実施をしておられますが,県内でなぜこの2者になっているのか。 四国内でのこうした事業者数をお尋ねするとともに,ここの執行表に,今回は入札書比較調査基準価格という項目が初めて打ち出されておりますが,そこに金額は表示をされていないのはどういう理由か。我々にこの契約の承認を求めるという意味での判断材料として提示をなぜされないのかをお尋ねいたしたいと思います。 ○吉田善三郎議長 以上3件についての質疑だったと思いますが,順次答弁を求めます。 ◎高橋徹財務部長 議長。 ○吉田善三郎議長 高橋 徹財務部長。 ◎高橋徹財務部長 順次お答えをさせていただきたいと思います。 まず,承認第3号に提案理由がない理由でございますが,こちらにつきましては,本件が承認案件でございますので提案理由はありません。 次に,第1条の内容でございますが,主な内容を説明申し上げますと,まず固定資産税の特例措置の規定は1-4ページになりますが,附則第11条から第13条,軽自動車税の環境性能割と種別割の規定が1-3ページになりますが,81条の6と附則第15条の2から附則第16条の2,住宅ローン控除の特例措置の延長につきましては,附則第25条に改正が載っております。 扶養親族のことについてお尋ねがあったかと思いますが,今回の条例改正の内容は,給与所得者の扶養親族の申請書につきまして電子提出ができるものというふうに改正されるものでございます。 続きまして,議案第40号の件でございますが,まず今回の入札につきましては,参加する条件といたしまして,電気通信工事で特定の建設業の許可を得ており,かつファイバー・トゥ・ザ・ホームFTTHの方式の工事実績を有するものとしてございました。 本条件を満たす業者数の想定といたしましては12者となってございました。 最後に,最低制限価格の公表がなされてない,どうしてかという御質問に関しては,入札情報の公表等に関しましては,四国中央市公共工事公表実施要綱に基づいて行うこととしております。 この工事につきましては,契約に際して議会の議決を要する案件であることは釈迦に説法でございますが,現時点では仮契約を締結しているという段階にございます。 今議会におきまして契約の議決をいただければ,この工事に関しまして効力発生通知を落札者へ通知いたしまして本契約の締結に至るというものでございます。 仮に契約議案が否決された場合は,仮契約を解除することになりますが,この工事の調査基準価格を仮契約の段階で公表いたしますと,次回以降,同様の工事を改めて入札に付する場合に,事前公表がされていない調査基準価格が容易に類推されるということになり,入札の公正性を阻害するおそれがございます。したがいまして,契約につきましては調査基準価格を公表しないとしているものでございます。 議員からもよく御提案をいただくところでございますが,事前に入札に係る情報を全て明らかにするとなれば,入札の公正性を害するおそれがあるという考えで現在の要綱が改正されておりますので,御理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 ◎安部弘総務部長 議長。 ○吉田善三郎議長 安部 弘総務部長。 ◎安部弘総務部長 私からは,三好 平議員の条例文の改正文について各お答えいたします。 改正文については,改め文方式と新旧対照表方式がございますが,国においても法律の改め文方式が採用されており,この2つの方式の長所短所の議論が続いておるところであります。今後これに注視してまいりたいと考えております。 次に,承認第6号,繰上充用による歳入不足でございますが,債権という資産は適正に管理され,現に存在しているもので,これが収入の裏づけとなるものです。 また,繰上充用は地方自治法に定められたルールに従っているもので,御理解をいただきたいと思います。 もう一点,令和2年度の収入総額と令和3年度の滞納者人数,滞納繰越額についてですが,令和2年度末の収入額が336万円,令和3年度滞納者数が72名,滞納繰越額が約2億6,470万円でございます。 ○吉田善三郎議長 ほかに質疑はありませんか。 ◆三好平議員 議長。 ○吉田善三郎議長 三好 平議員。 ◆三好平議員 1点目は説明ありがとうございました。 2点目の住宅新築資金の関係で総務部長から説明いただきましたが,令和2年度は336万円で償還額が減ったということになってますけれども,前年度予算額345万7,000円に届いていない状況であります。 それで,令和2年度の歳入不足のために前年度の予算を求めるということで,今年度からの比較で言えば令和2年度ではないのかと思います。同時に,我々このことを決算段階でも言っておりますけれども,こうした額で償還を求めていくのでは,70年を超える期間が必要だということで,これは各種弁護士,司法書士,旧団体の協力を得て返納額を強めないと駄目だと判断しております。そうした立場で補正予算を組むことを求めておきたいというふうに思います。 議案第40号の説明で,調査基準価格を出しとったら議員は判断がよりしやすくなるということでお願いをいたしましたが,これで否決されたら次の再入札の段階でこの内容が周知されたんでは困ると言われますが,予定価格はこの物件は当然事後公表という形であって,今回我々に対して契約承認を求める内容の中に表示されており,同じことですよ。事前には出したらいかんと言よったもんが,入札執行したから予定価格は出すけども,同じ性格の調査基準価格は表示しないという説明,これらは非常に矛盾があると思いますし,12者あるにもかかわらず,松山市内2者で入札執行しとること自身も理解がしづらく,なかなか賛成は判断難しいということを申し上げます。お答えをよろしくお願いします。 ○吉田善三郎議長 答弁。 ◎高橋徹財務部長 議長。 ○吉田善三郎議長 高橋 徹財務部長。 ◎高橋徹財務部長 繰り返しになって申し訳ないんですが,先ほども申し上げましたとおり,事前に入札に関わります情報を全て明らかにするとなれば,入札の公正性を害するおそれがあるという考えに基づきまして,要綱の改正がなされておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いします。 ○吉田善三郎議長 ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 以上で質疑を終了します。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 日程第6,先議議案等の審議を議題とします。 お諮りします。承認第3号から承認第6号まで,議案第39号及び第40号の以上6件については,本日先議したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件については,本日先議することに決定しました。 承認第3号から承認第6号まで,議案第39号及び第40号の以上6件を一括議題とします。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件については委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 採決は分離して行います。 まず,承認第3号四国中央税条例等の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めることについてから承認第5号令和3年度四国中央一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認を求めることについてまでの3件を一括して採決を行います。 本件は原案のとおり承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり承認されました。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 次に,承認第6号令和3年度四国中央住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認を求めることについての採決を行います。 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○吉田善三郎議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成19名,反対2名。 賛成多数であります。したがって,本件については原案のとおり承認されました。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 次に,議案第39号土居財産管理委員の選任につき同意を求めることについて採決を行います。 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○吉田善三郎議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成21名,反対0。 賛成全員です。したがって,本件は原案のとおり同意されました。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 次に,議案第40号川之江新宮エリア高度無線環境整備工事請負契約の締結について採決を行います。 本件は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。        〔議員投票〕 ○吉田善三郎議長 押し忘れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成19,反対2。 賛成多数であります。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定されました。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。明日6月9日から14日までの6日間は,議事の都合,その他議案の調査研究等のため休会したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,6月9日から14日までの6日間は休会とすることに決定しました。 6月15日は午前10時から会議を開きます。   ──────────────── ○吉田善三郎議長 本日はこれにて散会します。   ────────────────       午前11時26分散会───────────────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。       四国中央市議会議長  吉  田  善 三 郎              議員  三  浦  克  彦              議員  眞  鍋  利  憲...