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  1. 四国中央市議会 2019-03-25
    03月25日-06号


    取得元: 四国中央市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-11
    平成31年 3月定例会         平成31年第1回四国中央市議会定例会会議録(第6号)議事日程第6号 3月25日(月曜日)午前10時開議 ※開議宣告 ※議事日程報告 ※諸報告日程第1 会議録署名議員指名日程第2 議案第1号 四国中央債権管理条例の制定について 議案第2号 四国中央市老人つどいの家条例の一部を改正する条例について 議案第3号 四国中央国民健康保険条例の一部を改正する条例について 議案第4号 四国中央コミュニティ住宅条例の一部を改正する条例について 議案第5号 四国中央布設工事監督者監督業務を行う水道の布設工事布設工事監督者の資格及び水道技術管理者の資格を定める条例の一部を改正する条例について 議案第6号 四国中央火災予防条例の一部を改正する条例について 議案第7号 平成30年度四国中央一般会計補正予算(第9号) 議案第8号 平成30年度四国中央介護保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第9号 平成30年度四国中央簡易水道事業特別会計補正予算(第4号) 議案第10号 平成30年度四国中央介護予防支援事業特別会計補正予算(第1号) 議案第11号 平成30年度四国中央津根工業団地造成事業特別会計補正予算(第2号) 議案第12号 平成30年度四国中央水道事業会計補正予算(第2号) 議案第13号 平成30年度四国中央公共下水道事業会計補正予算(第3号) 議案第14号 平成31年度四国中央一般会計予算 議案第15号 平成31年度四国中央国民健康保険事業特別会計予算 議案第16号 平成31年度四国中央国民健康保険診療所事業特別会計予算 議案第17号 平成31年度四国中央介護保険事業特別会計予算 議案第18号 平成31年度四国中央住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 議案第19号 平成31年度四国中央福祉バス事業特別会計予算 議案第20号 平成31年度四国中央港湾上屋事業特別会計予算 議案第21号 平成31年度四国中央西部臨海土地造成事業特別会計予算 議案第22号 平成31年度四国中央寒川東部臨海土地造成事業特別会計予算 議案第23号 平成31年度四国中央駐車場事業特別会計予算 議案第24号 平成31年度四国中央簡易水道事業特別会計予算 議案第25号 平成31年度四国中央介護予防支援事業特別会計予算 議案第26号 平成31年度四国中央後期高齢者医療保険事業特別会計予算 議案第27号 平成31年度四国中央津根工業団地造成事業特別会計予算 議案第28号 平成31年度四国中央水道事業会計予算 議案第29号 平成31年度四国中央簡易水道事業会計予算 議案第30号 平成31年度四国中央工業用水道事業会計予算 議案第31号 平成31年度四国中央公共下水道事業会計予算 議案第32号 平成31年度四国中央市財産区管理会特別会計予算      (委員長報告、質疑、討論、表決)   ────────────────日程第3 30年請願第1号 日本政府が、「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書の提出についての請願 30年陳情第1号 防災体制・防災計画を検証する機関設置を求める陳情について      (委員長報告、質疑、討論、表決)   ────────────────日程第4 委員会の閉会中の継続審査について       (表  決)   ────────────────日程第5 所管事務調査について       (表  決)   ────────────────日程第6 議案第36号 平成31年度四国中央一般会計補正予算(第1号) 議案第38号 金生公民館新築工事(建築・機械設備)請負契約の締結について 議案第39号 物品購入契約の締結について       (説明、質疑、討論、表決)   ────────────────日程第7 議案第37号 四国中央監査委員の選任につき同意を求めることについて       (説明、質疑、討論、表決)   ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員指名日程第2 議案第1号~第32号日程第3 30年請願第1号、30年陳情第1号日程第4 委員会の閉会中の継続審査について日程第5 所管事務調査について日程第6 議案第36号、議案第38号、議案第39号日程第7 議案第37号   ────────────────出席議員(21名)   1 番   飛  鷹  裕  輔   2 番   吉  原     敦   3 番   石  川     剛   4 番   国  政     守   5 番   眞  鍋  幹  雄   6 番   三  好     平   7 番   山  川  和  孝   8 番   三  宅  繁  博   9 番   谷  内     開  10 番   川  上  賢  孝  11 番   篠  永  誠  司  12 番   山  本  照  男  13 番   苅  田  清  秀  14 番   吉  田  善 三 郎  15 番   井  川     剛  16 番   原  田  泰  樹  18 番   石  津  千 代 子  19 番   谷     國  光  20 番   曽 我 部     清  21 番   石  川  秀  光  22 番   西  岡  政  則   ────────────────欠席議員(1名)  17 番   青  木  永  六   ────────────────出席理事者 市長         篠 原   実 副市長        坂 上 秀 樹 (総 務 部) 部長         宝 利 良 樹 総務調整課長     高 橋   誠 財政課長       高 橋   徹 管理課長       坂 上 順 一 総務調整課長補佐兼行政係長            篠 原 裕 輔 (政 策 部) 部長         金 崎 佐和子 税務課長       鈴 木 一 好 (市 民 部) 部長         大 野 育 雄 (福 祉 部) 部長兼福祉事務所長  加 地 宣 幸 生活福祉課長     大 西 賢 治 こども課長      藤 田   泰 (経 済 部) 部長         宮 崎 博 夫 (建 設 部) 部長         鈴 木 宏 典 (水 道 局) 局長         田 辺 敏 文 (消防本部) 消防長        近 藤 英 樹 消防次長兼消防署長  岩 本 伸 二 (教育委員会) 教育長        伊 藤   茂 教育管理部長     石 川 寿 一 教育指導部長     眞 鍋   葵 教育総務課長     森 実 啓 典 生涯学習課長     窪 田 壮 哲 (監査委員事務局) 事務局長       石 田 由 佳   ────────────────出席事務局職員 局長         石 村 泰 彦 議事調査課長     井 川   剛 議事調査課長補佐   高 橋 秀 和 議事調査係長     合 田 仁 人 議事調査係主事    西 原 啓 太 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時00分開議 ○原田泰樹議長 これより本日の会議を開きます。   ──────────────── ○原田泰樹議長 この際,御報告します。 青木永六議員から欠席の旨届け出がありましたので,御報告します。   ──────────────── ○原田泰樹議長 本日の議事日程は,お手元に配付の議事日程第6号のとおりであります。   ──────────────── ○原田泰樹議長 この際,御報告します。 監査委員から例月出納検査の結果について4件,定期監査の結果について1件の報告がありましたので,本日報告書写しをお手元に配付しております。 次に,市長から議案第36号から議案第39号をもって議案4件の提出がありましたので,お手元に配付しております。   ──────────────── ○原田泰樹議長 日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第85条の規定により,議長において篠永誠司議員山本照男議員を指名します。   ──────────────── ○原田泰樹議長 日程第2,議案第1号から議案第32号までの32件を一括議題とします。 本件に関し,各委員長の報告を求めます。まず,石川 剛総務市民委員会委員長。      〔石川 剛総務市民委員長登壇〕 ◆石川剛総務市民委員長 おはようございます。 それでは,総務市民委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案10件について,3月11日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第1号四国中央債権管理条例の制定について御報告いたします。 まず,委員からは,債権の放棄を債権管理条例でうたうのはどうしてかという問いに対して,理事者からは,債権の放棄には議会の議決が必要であるが,それでは議案が膨大なものになり,条例を定める理由の一つとして,その事務にかかる負担を軽減するということがある。なお,徴収努力を行っても回収できない債権については,厳正な審査を行い,債権の放棄を実施するものであるため,御理解いただきたいとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第1号については,賛成者多数により,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第3号四国中央国民健康保険条例の一部を改正する条例については,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第6号四国中央火災予防条例の一部を改正する条例について御報告いたします。 まず,委員から,防火対象物はどのくらいあるのか。また,今回の公表の対象となる施設はどのようなものがあるか教えてもらいたいとの質疑に対し,理事者からは,市内に防火対象物は約3,700件ある。その中で,今回の公表制度に該当する宿泊施設や飲食店など,不特定多数の方が利用する施設や,福祉施設や病院といった避難困難な方が利用する施設は約830件であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第6号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第7号平成30年度四国中央一般会計補正予算(第9号)当委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員からは,繰入金減額の理由と歳出予算との関連はどのようになっているかという問いに対し,理事者からは,基金繰入金の5億円の減額については,財政調整基金取り崩しの一部取りやめのためであり,歳出よりも交付税再算定や繰越金など,歳入の上振れが要因と考えているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第7号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第14号平成31年度四国中央一般会計予算委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員からは,市民文化ホール開館記念事業費は,開館当初のイベントに充てるものかという問いに対し,理事者からは,8月の開館から平成31年度末までに行うイベントの予算であるとの答弁がありました。 また,委員からの,地域に密着した消防隊員を育成するために,初級職員の採用枠をふやしてはどうかとの意見には,理事者からは,近年は市内の高校からの応募がふえており,地元出身者を採用できている。今後,応募がふえれば採用枠をふやすのも選択肢の一つと考えているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第14号については,賛成者多数により,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第15号平成31年度四国中央国民健康保険事業特別会計予算についてと,議案第16号平成31年度四国中央国民健康保険診療所事業特別会計予算については,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて,議案第18号平成31年度四国中央住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について御報告いたします。 まず,委員からは,回収額が少なく滞納額が多くなっているが,回収を強化することはできないかという問いに対し,理事者からは,近年の貸付金元利収入額は,年間約400万円で推移していることから,例年同様の歳入見込みとしている。生活困窮者等もいることから回収に結びついていない状況であるが,今後も一層の回収に努めたいとの答弁がありました。 以上のような質疑を経て採決の結果,議案第18号については,賛成者多数により,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて,議案第26号平成31年度四国中央後期高齢者医療保険事業特別会計予算については,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて,議案第32号平成31年度四国中央市財産区管理会特別会計予算については,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,賛成者多数により,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で総務市民委員会の報告を終わります。 ○原田泰樹議長 次に,眞鍋幹雄教育厚生委員会委員長。      〔眞鍋幹雄教育厚生委員長登壇〕 ◆眞鍋幹雄教育厚生委員長 教育厚生委員会委員長報告を行います。 おはようございます。 それでは,本委員会に付託されました議案7件について,3月12日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程におきまして議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第2号四国中央市老人つどいの家条例の一部を改正する条例について御報告いたします。 まず,委員から,現在の利用状態はどうなっているのかとの質疑に対し,老朽化で利用実態はない。近隣の葱尾ふれあい広場で活動しているので影響はないと考えるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第2号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第7号平成30年度四国中央一般会計補正予算(第9号)の当委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,小中学校ブロック塀冷房設備対策事業について,補正金額は変更の中に全て入っているのか。また,金額の内訳を伺うとの質疑に対し,今回の補正予算については,全てブロック塀である。対象校は現地調査等を行っており準備中である。国の特例交付金を充てる。内訳は,改修の対象は全部で19校であり,そのうち交付金対象は,小学校11校,中学校3校である。金額内訳は,小学校はエアコン8億8,340万円,ブロック塀1億1,500万円である。中学校はエアコン4億4,800万円,ブロック塀1億800万円であるとの答弁がありました。 次に,委員から,児童手当費の減額は人数の減少によるものかとの質疑に対し,延べ人数の減少による減額補正であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第7号当委員会所管分について,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第14号平成31年度四国中央一般会計予算委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,児童クラブであるが,新年度3年生を受け入れない理由が職員不足であると伺っているが,所管課からも募集をかけていると思うが状況はいかがかとの質疑に対し,今年度末時点の指導員は67名である。今年度末に退職者が6名おり,補充がない状況で,4月からは61名体制となる。適正に運営するには,最低100人は確保したいと考えているとの答弁がありました。 次に,委員から,障がい児通所給付費等負担金について,増額の根拠はとの質疑に対し,今年度の決算見込みよりは抑えぎみに予算組みしているが,前年度当初より増額している。児童発達支援費は,児童発達支援放課後等デイサービスと障がい児相談支援の3つを合わせて,給付の延べ利用者数を月当たり約530名と見込んでいるためであるとの答弁がありました。 次に,委員から,土居東こども園についての現在の状況はどうなのかとの質疑に対し,定員105名で,入園予定者は1号が7名,2・3号が60名で合計67名である。38名定員に満たないが,1号で23名少ないのは,隣に土居東幼稚園がある関係で,兄弟で通園されている方は新しい園より,現在の園で引き続いて通園されることを希望される方も多いようである。2・3号のうち,3号は保育士不足があり,定員より受け入れは15名少ない状況であるとの答弁がありました。 次に,委員から,県人権教育協議会四国中央支部補助金について,具体的にどのような研修をされているのかとの質疑に対し,さまざまな事業があり,人権・同和教育の研修会や,就学前の研修会,市内の社会教育部会講演会等を行っていく中で,差別解消に向けた取り組みを行っているとの答弁がありました。質疑終了後,本件に関し討論に付したところ,県人権教育協議会四国中央支部補助金については,市民の立場からすると理解ができるものではないので反対とすると反対討論がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第14号については,賛成多数をもって,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第8号,第10号,第17号,第25号については,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案に対する質疑については,「委員会審査報告書」に資料として添付しておりますので,ごらんいただきたいと思います。 以上で教育厚生委員会の報告を終わります。 ○原田泰樹議長 次に,苅田清秀産業建設委員会委員長。      〔苅田清秀産業建設委員長登壇〕 ◆苅田清秀産業建設委員長 それでは,産業建設委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案19件について,3月13日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第7号平成30年度四国中央一般会計補正予算(第9号)当委員会所管分について御報告いたします。 委員から,農業次世代人材投資事業における減額の原因について伺うとの質疑に対し,農業次世代人材投資事業の減額については,県の交付要綱の中に,交付申請時に農地の所有権または利用権を取得する要件があり,要望者が要件達成できる見込みで要望したが,期限までに用地が確保できなかったため減額となっているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第7号当委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第14号平成31年度四国中央一般会計予算委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,国土調査の進捗率について伺うとの質疑に対し,現在の進捗率は,山林を含め,四国中央市全体として53.6%であり,川之江地域が68.2%,三島地域が31.1%,土居地域が47.3%,新宮地域が99.9%であるとの答弁がありました。 次に,委員から,ブランド力向上事業の詳細を伺うとの質疑に対し,愛媛県と県下20市町村が連携しながら関東圏域で行われるイベント等に参加して,四国中央市産品のPR及び販路拡大に努めることを目的に商談機会を得ることを期待して,四国物産協会へ委託しているものであるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第14号当委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第20号平成31年度四国中央港湾上屋事業特別会計予算について御報告いたします。 委員から,金子1号上屋の使用料2,895万9,000円における,金子国際ターミナル協同組合が利用している関係企業名利用実態を伺うとの質疑に対し,金子1号上屋の使用者である金子国際ターミナル協同組合については,大王海運日本興運三島運輸,それと大王海運の関連会社1社の計4社で成り立っている。金子1号上屋の使用状況は,中が3等分されており,それぞれ北側から三島運輸日本興運,それと大王海運の3分割にして使用しているとの答弁がありました。 次に,委員から,上屋整備事業について内容を伺うとの質疑に対し,上屋整備事業については,紙屋3号上屋について解体工事を実施する工事費が約1億1,500万円,港湾庁舎の新築の実施設計3,000万円であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第20号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第24号平成31年度四国中央簡易水道事業特別会計予算について御報告いたします。 委員から,新宮地区簡易水道整備事業の内容について伺うとの質疑に対し,中西配水池更新整備事業については,事業費が6,642万円である。昭和50年建設で,43年を経過して漏水が著しく,補修も困難なため更新を行う。工事の内容については,現在の配水池を使用しながら,奥側にある旧の施設を取り壊し,整地してステンレスタンクを設置するものであるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第24号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,その他の議案につきましては,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,議案第4号,第5号,第9号,第11号,第12号,第13号,第19号,第21号,第22号,第23号,第27号,第28号,第29号,第30号,第31号については,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。 議案に対する質疑については,「委員会審査報告書」に資料として添付しておりますので,ごらんいただきたいと思います。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○原田泰樹議長 以上で各委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 念のため申し上げます。委員長報告の質疑は,委員長に対し委員会の経過と結果についての質疑であります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 これより討論を行います。 「討論通告書」により順次発言を許可します。まず,三好 平議員。      〔三好 平議員登壇〕 ◆三好平議員 おはようございます。 議席番号6,日本共産党,三好 平です。 議案第1号及び議案第18号について,日本共産党市議団を代表して反対討論を行います。 まず,議案第1号四国中央債権管理条例の制定についてです。 本条例にある公債権は,3種類に分類されています。そして,保育所保育料下水道使用料強制徴収公債権であり,幼稚園保育料は非強制徴収公債権水道使用料は私債権となっています。 現在,幼保一元化の方向で認定こども園を建設しているのに扱いが違う,これは不自然です。また,下水道使用料・水道料は一体で請求があるのに扱いが違うのも不自然です。国が決めたので従うというのは,現在の安倍政権のうそとごまかしの政治を見ても,慎重な検証を行い,市民に納得いく説明が必要と考えます。 また,国民健康保険料は,協会けんぽと比較して2倍前後高い状況で,日本共産党は1兆円の公費負担増によって,国民健康保険料(税)の均等割,平等割を廃止をし,協会けんぽの保険料並みに引き下げる提起をしています。 全国知事会も同様の提言を2014年7月にしており,全国市長会も国民健康保険制度等に関する重点提言を2018年6月に,国民健康保険の安定的かつ持続的運営ができるよう,国の責任と負担において,実効ある措置を講じることとしています。 加入者の所得は低いのに保険料は一番高い。この矛盾が深刻化する中で,高過ぎる保険料(税)が低所得世帯を苦しめ,生活に困窮する人が医療を受ける権利を奪われる事態が起こっています。 そうした中で,四国中央債権管理条例の制定は,市民の弱者に対し,さらなる過重負担を強化するものと言わざるを得ません。 さらなる徴収強化を図る本条例を制定するのでなく,協会けんぽ並みにするなどの方向を追求し,納めやすい環境整備にこそ力を入れるべきと考えます。介護保険料も,当市は全国1,571の保険者中44位と高く,国民健康保険同様,高過ぎて納めることが困難な状況をこそ見直すべきと考えます。 地方自治法及び同施行令においては,督促,強制執行,保全,取り立てに関し必要な措置をとり,かつ徴収停止,履行期限の延期または当該債権に係る債務の免除をすることができるとしていますが,債権の放棄については規定しておりません。 しかし,今回の条例には,債権の放棄を規定しています。これに関して,平成29年度の収入未済額のある債権の決算状況のうち,私債権の主な5項目,水道・公営住宅・市営駐車場の各使用料,そして住宅新築資金等貸付金及び普通財産貸付料であります。その収入未済額合計は4億162万7,107円で,延べ人数は約2,400人とのことです。そのうち住宅新築資金等貸付金は,2億7,522万1,700円で76人,1人当たり平均で362万1,338円,その他は1億2,640万5,407円で2,324人,1人当たり平均で5万4,391円となります。債権放棄の納得,困難と考えます。 本条例の目的の一つである市民負担の公平性を貫く上では,多面的な視点から検証を重ね慎重に対応することを求め,反対討論とします。 次に,議案第18号平成31年度四国中央住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてです。 平成31年3月末見込みの旧自治体別滞納額等は,旧川之江市が5人の滞納者で1,278万円の滞納額,旧伊予三島市が12人で6,082万円,旧土居町が56人で1億9,787万円,合計73人で2億7,147万円とのことです。 先ほど指摘したように,債権管理条例に債権放棄の条項があり,これにより滞納残額を処理するなどは,到底許されるものではありません。 合併の平成16年,約3億602万円の滞納額が,15年かけて,3,455万円減にとどまっています。この滞納問題の解決が差別解消を大きく進めることにつながる立場から,当初予算の歳入では,回収する貸付金元利収入を346万7,000円とする予算では,回収に対する姿勢が低過ぎることを指摘せざるを得ず,滞納解消の道は見えてきません。 当初予算の歳出では,誠意なき債務者2名に対する弁護士委託料として,前年の167万5,000円を99万円に減額していますが,残り71名の債務者の方々は誠意あるとの立場であり,弁護士や司法書士の方々の援助を求めることが必要と考えます。回収に効果を上げるためにも委託料を確保し,滞納解消を早期に行うべきと考えます。 以上により,反対討論とします。 議員各位におかれては,市民が主人公の財政運営を求める立場で御賛同いただきますようお願いをし,発言を終えます。 ○原田泰樹議長 次に,吉原 敦議員。      〔吉原 敦議員登壇〕 ◆吉原敦議員 おはようございます。 議席番号2番,燧波会の吉原 敦であります。 私からは,議案第1号及び議案第18号の2件について,賛成の立場から討論を行います。 まず,議案第1号四国中央債権管理条例の制定に関しては,平成24年度からの私債権管理の研究に始まり,平成27年4月には四国中央市私債権等管理適正化指針を告示,平成28年度の債権管理対策室の設置,平成29年度の債権管理委員会の設立と,順を追って継続した債権管理の適正化に向けた取り組みがなされており,本条例案については,十分な検討がなされた上で,制定の運びとなっております。 また,債権管理条例は,債権管理の一層の適正化を図り,もって市民負担の公平性及び財政の健全性を確保すること,これを目的とし,督促や延滞金等の規定,滞納処分や強制執行,徴収の緩和措置,債権の放棄等について定めており,これにより庁内統一した徴収体制の確立により,財政の健全性の確保につながるものと考えられます。なお,債権放棄事務の適正を確保するため,施行規則において議会への報告規定が設けられております。 今後におきましては,債権管理対策室を中心とし,債権の回収を円滑に進めるとともに,専門職員の養成をお願いし,本件に賛成するものであります。 次に,議案第18号平成31年度四国中央住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてでありますが,住宅新築資金等貸付金については,全体の約9割が既に収納済みとなっており,また平成30年度末の滞納額は約2億7,000万円と見込まれ,滞納額は着実に減少していることからも,担当課の収納努力を評価するものであります。 また,平成30年度からの収納については,滞納繰越分のみが対象になっており,収納困難な案件が増加する状況にありますが,借り受け人の生活実態に応じて,丁寧な納付交渉などを行う一方,誠意の見られない借り受け人に対しては,法的措置を視野に入れた適切な対応をするための予算となっていることから,本案に賛成するものであります。 以上,議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○原田泰樹議長 次に,飛鷹裕輔議員。      〔飛鷹裕輔議員登壇〕 ◆飛鷹裕輔議員 議席番号1番,飛鷹裕輔です。 日本共産党市議団を代表いたしまして,議案第14号平成31年度四国中央一般会計予算に対する反対討論をいたします。 当初予算案は,一般会計409億6,000万円と,平成30年度比8億1,000万円,2%増で合併後最大となっており,大型箱物事業に取り組んだ結果によるものです。 市の当初予算大綱では,その主な要因は,新庁舎建設事業及び市民文化ホール建設事業について,工事完成に伴う残金部分を計上したほか,新居浜特別支援学校分校の2年後の開校に向けたものであり,また生活困窮者家計改善支援事業,多子世帯支援事業を計上するなど,市民目線できめ細かに予算編成に取り組んでいる。 市民の皆さんの地域生活におけるきずなを深め,安心・安全な暮らしを守るための予算となっているとのことですが,平成31年度当初予算大綱のスローガンどおり,合併に係る優遇措置が終了する次年次以降の財政運営を見据えて,市民福祉向上と財政健全化の両立を目指す予算化を求めるものです。 一方,市債発行額は73億8,100万円と,平成30年度比で9億6,300万円プラスの15%増となっており,大きな借金をしなければ,大型建設事業の継続維持が困難な状態となっております。 財政の健全性を確保することについては,多くの市民の皆さんから,大型箱物ばかりを建設し財政はもつのかという声が日増しに強くなっているのは当局の方々も実感していると思います。 入札問題についても,1者入札で,予定価格の99.99%で契約する,入札参加者が複数であっても,落札者と最高額の入札者の差額が極めて小さくなっており,談合情報が届いても,平成25年度以降は調査に至る事例がほとんどなく,建設業界主導の流れが常態化していると言わざるを得ません。 私たち日本共産党市議団は,一貫して大規模建設事業及び入札制度の見直しを,市民のいのち・暮らし一番の視点から,財政運営の改善を求めてきました。 また,紙産業の活性化が市の繁栄をもたらすとして支援策を強化してきています。平成11年から28年度までの18年間,県と市で1億円ずつ,年2億円を基幹産業振興事業補助金として,累計18億円ずつ支出し,富郷ダム建設による給水単価の引き下げに支援してきました。 平成30年度よりは,港湾施設の使用料を見直し,1億円程度の負担軽減を図り,銅山川工業用水道で新宮ダムの利用料金を見直し,平成31年度より,2.2億円の減額をするなど,地場産業に係る負担の軽減策が目立っています。 一方,市民の国民健康保険料や介護保険料などの引き上げ,さらに使用料,手数料の見直しなどで市民負担が増加されるとともに,財政が厳しいとして,市民の暮らし応援の住宅リフォーム,地球に優しいエネルギー防犯灯などの補助金の削減,小中学校の図書費を減額するのに,人権対策協議会,人権教育協議会補助金の温存など,財政の健全性を崩す予算運営を見直すべきと考えます。 また,予算編成方針では,厳しい財政状況を理由に,経常経費の抑制をすること,市民負担の増大となる財政の質を徹底して高める視点は改め,市の総合計画,総合戦略の共通理念である,市民一人一人の幸せづくりの応援のため,財政調整基金63億2,000万円,合併振興基金33億8,000万円や黒字決算の活用を図ることを求めるものです。 生活困窮者家計改善支援事業935万円,多子世帯支援事業615万円など,このような小さな額で予算をつけたと言えるのでしょうか。 99%と高率での落札にもかかわらず,工事請負契約を許す庁舎・市民文化ホールの建設などが財政の健全性を崩し,市民の暮らしを圧迫している原因と考えます。 大企業応援の予算編成を見直し,そして国が道州制の準備段階とする地方創生の一環である事業さんさん物語などへの大き過ぎる予算を削り,暮らし福祉へと回すべきです。 大綱では,主な施策として6つの基本方針に基づいて施策を推進するとしています。4つ目の基本方針では,安心とぬくもりのまちづくりとして一人一人の安心,生き生きした暮らしを支える優しいまちを目指すとうたっています。どこが市民の暮らしを支える予算なのか。暮らし守る防波堤としての役割を果たすという視点が欠如している予算です。 来年4月から,放課後児童クラブは支援員不足のため,157人もの児童の受け入れができない状況です。今,市民の皆さんからは,小学校6年生まで利用拡大が求められています。しかし,本市ではこれが縮小する結果となっています。今,支援員への報酬は子供を見守るという仕事にもかかわらず十分とは言えない待遇です。 これが本市の子育て支援策の実態であり,早急に改善が求められます。安心して働くことができる環境として,お父さんお母さんへの応援,そして子供の成長や発達に沿って丁寧に対応できる支援員増員が不可欠です。 平成27年,中学校卒業までの医療費無料化の実現,4月の入学予定の児童生徒への入学準備金の入学前支給,これから進める中学校・小学校教室へのエアコン設置など,市長の決断,大きく評価するところです。 こういった支援こそ市民の求めるものではないでしょうか。子供たち一人一人がかけがえのない存在としてありのままに認められ,安全に育てることができる環境をつくろうではありませんか。 2014年の8%への増税を契機に,消費が大きく落ち込んだままです。 市長におかれては,残りの任期2年の任期,市民一人一人の安心,生き生きした暮らしを支える優しいまちを目指すことを提言しておりますので,住民サービス確保,市民負担軽減策へ税金の使い方の転換を求めます。 最後に,787億円もの決算を行う監査委員が非常勤嘱託では問題です。十分にチェックできる常勤体制とその予算化を求めます。 以上で反対討論とします。 議員の皆さんには,それぞれ立場の違いはあっても,住民の皆さんの幸せを考えること,そしてそれぞれの分野で知恵出し合うこと,未来の市のあるべき姿を練り上げることを求めます。チェック機関としての議会の役割を果たす意味からも,御賛同いただくことを願い,発言の結びとします。 ○原田泰樹議長 次に,石津千代子議員。      〔石津千代子議員登壇
    ◆石津千代子議員 新風会の石津千代子でございます。 議案第14号平成31年度四国中央一般会計予算について,賛成の立場から討論を行います。 まず,本市の経済状況につきましては,アベノミクスを中心とした国の経済対策に加え,本市独自で取り組んできた産業支援に関する各種施策により,紙産業や,その関連産業において,工場や倉庫など,新規建設が進んでおり,経済の好循環が着実に回り始めております。 これを背景として,本市の財政状況は,合併に伴う優遇措置が縮小する中,市税収入は増収となるなど,経常一般財源は堅調に推移しております。 そこで,本市が直面しているさまざまな課題に目を向けますと,まず第一に考えなければならないのが,安心・安全なまちづくりの実現です。 近年,地球規模で温暖化の進行は深刻さを増し,局地的なゲリラ豪雨が,毎年,全国各地で発生しております。昨年7月の西日本豪雨災害により,本市も大きく被災したことは,記憶に新しいところでございます。 このように,防災・減災対策は,以前にも増し,重要度が増しており,本予算案は,市内各地域における防災対策を,その地域・地域の実情に合わせ,きめ細かく実施する内容となっております。 そのほかにも,生活困窮者対策など福祉の充実,新居浜特別支援学校分校の開設に向けた取り組みなど,篠原市長が提唱されております,あったか協働都市を具現化する内容となっております。同時に,基金の繰り入れに頼ることのない予算編成を目指すなど,健全財政の確保も図られております。 以上,申し上げました理由により,平成31年度一般会計予算案は,市民の皆様の御期待に十分に応えられるものであると確信し,本議案に賛成するものであります。 議員各位の御理解と御賛同をよろしくお願いいたします。 ○原田泰樹議長 以上で討論を終了します。 これより採決を行います。 念のため申し上げます。各委員長の報告結果は,お手元に配付の「委員会審査報告書」のとおりであります。 採決は分離して行います。 まず,討論のあった議案第1号,第14号,第18号の3件について一括して採決を行います。 本件は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。      〔議員投票〕 ○原田泰樹議長 押し忘れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成18,反対2名。 賛成多数であります。したがって,本件については,原案のとおり可決することに決定しました。   ──────────────── ○原田泰樹議長 次に,議案第2号から議案第13号まで及び議案第15号から議案第17号まで及び議案第19号から議案第32号までの29件を一括して採決します。 本件は委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 異議なしと認めます。したがって,本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに決定しました。 10分間休憩します。   ────────────────       午前10時55分休憩       午前11時05分再開   ──────────────── ○原田泰樹議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に,日程第3,30年請願第1号日本政府が,「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書の提出についての請願及び30年陳情第1号防災体制・防災計画を検証する機関設置を求める陳情についての2件を一括議題とします。 本件に関し,委員長の報告を求めます。石川 剛総務市民委員長。      〔石川 剛総務市民委員長登壇〕 ◆石川剛総務市民委員長 それでは,総務市民委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました閉会中継続審査となっておりました30年請願第1号及び30年陳情第1号について,3月11日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 まず,30年請願第1号日本政府が,「核兵器禁止条約」に署名・批准することを求める意見書の提出についての請願について論議されました事項を御報告いたします。 委員から,アメリカの議会においても,連邦政府に対し,核兵器の廃絶を求める決議を行っているところもある。軍事費の削減が平和につながるので,採択でお願いしたいという意見や,条約の内容には問題があるが,核兵器使用を禁止することを主眼に置いて,趣旨採択としたいという意見が述べられました。 以上の経過を経て採決の結果,30年請願第1号は,挙手多数で趣旨採択と決定いたしました。 続いて,30年陳情第1号防災体制・防災計画を検証する機関設置を求める陳情について論議されました事項を御報告いたします。 委員から,机上の検討では行き届かない面もあり,検証機関を設置し,その中からの意見も行政が取り上げることにより,論議も深まることであろうから,陳情の採択をお願いしたいという意見や,市防災会議条例において,専門の事項を調査する委員を置くことができると規定されており,陳情の内容にある検証機関と一致するものと思われる。 また,本定例会の代表質問において,平成30年12月に政府の中央防災会議,防災対策実行会議のワーキンググループにより,南海トラフ沿いの異常な現象への防災対策のあり方の報告が取りまとめられ,具体的な防災対応の方向性を示したガイドラインが本年3月に公表される見込みであることから,それを受けて本市においても,平成31年度に具体的な防災対応の検討を行い,それらを反映した地域防災計画等の修正を行うとの答弁があったことから,陳情内容を踏まえつつ,新たなガイドラインを受けての地域防災計画の修正に合わせて検討していただくよう趣旨採択でお願いしたいという意見が述べられました。 以上の経過を経て採決の結果,30年陳情第1号は,挙手多数で趣旨採択と決定いたしました。 以上で総務市民委員会の報告を終わります。 ○原田泰樹議長 以上で委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 念のため申し上げます。委員長報告の質疑は,委員長に対し委員会の経過と結果についての質疑であります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 これより討論を行います。 本件に関する討論は発言通告がありません。したがって,討論を終了します。 これより採決を行います。 念のため申し上げます。委員長の報告結果は,お手元に配付の「委員会審査報告書」のとおりであります。 採決は1件ずつ行います。 まず,30年請願第1号について採決を行います。 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。 本件について,趣旨採択することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。      〔議員投票〕 ○原田泰樹議長 押し忘れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。 賛成全員であります。したがって,本件は趣旨採択することに決定しました。   ──────────────── ○原田泰樹議長 次に,30年陳情第1号について採決を行います。 本件に対する委員長の報告は趣旨採択であります。 本件について,趣旨採択することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。      〔議員投票〕 ○原田泰樹議長 押し忘れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。 賛成全員であります。したがって,本件は趣旨採択をすることに決定しました。   ──────────────── ○原田泰樹議長 日程第4,委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。 総務市民委員会教育厚生委員会産業建設委員会委員長から,現在委員会において審査中の請願1件,陳情3件について,委員会条例第42条の規定に基づき,お手元に配付しました「申出書」のとおり,閉会中の継続審査の申し出があります。 これより採決を行います。 本件は,各委員会委員長からの申し出のとおり,継続審査とすることに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。      〔議員投票〕 ○原田泰樹議長 押し忘れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成18名,反対2名。 賛成多数であります。したがって,本件は各委員長の申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに決定しました。   ──────────────── ○原田泰樹議長 日程第5,所管事務調査についてを議題とします。 各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から,お手元に配付しました所管事務等調査表のとおり,それぞれ調査を行いたいとの申し出があります。 お諮りします。本件は各委員長の申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 異議なしと認めます。したがって,本件は各委員長の申し出のとおり決定しました。   ──────────────── ○原田泰樹議長 日程第6,議案第36号平成31年度四国中央一般会計補正予算(第1号)及び議案第38号金生公民館新築工事(建築・機械設備)請負契約の締結について及び議案第39号物品購入契約の締結についての3件を一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。宝利良樹総務部長。      〔宝利良樹総務部長登壇〕 ◎宝利良樹総務部長 私からは,議案第36号について御説明を申し上げます。 本日,お手元に御配付の資料ナンバー1番,議案書の1ページをお開き願います。 平成31年度四国中央市の一般会計補正予算(第1号)は,7,300万円の追加補正でございまして,補正後の予算総額を410億3,300万円とするものでございます。 次に,1-3ページをお開き願います。 補正の内容でございますが,国の第2次補正予算に伴いますプレミアム付商品券の発行及び幼児教育の無償化に向けた準備経費でございます。 なお,歳入では,本補正予算の財源として,国庫補助金及び県補助金を計上しております。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○原田泰樹議長 石川寿一教育管理部長。      〔石川寿一教育管理部長登壇〕 ◎石川寿一教育管理部長 それでは,私からは議案2件の御説明を申し上げます。 議案書の3ページをお開きください。 議案第38号金生公民館新築工事(建築・機械設備)請負契約の締結について御説明を申し上げます。 本件は,予定価格が1億5,000万円以上の工事請負契約でございますので,四国中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づきまして,議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は,金生公民館新築工事(建築・機械設備)でございます。 契約の方法は,一般競争入札で,入札参加者は市内二共同企業体が参加いたしました。 請負金額は4億3,092万円で,落札率は予定価格4億3,200万円に対しまして99.75%となっております。 契約の相手方は,四国中央市川之江町2250番地,尾藤・藤田特定建設工事共同企業体,代表者,尾藤建設株式会社,代表取締役尾藤淳一でございます。 工事期間は,議会の議決日を経た日の翌日から平成32年1月31日でございます。 なお,位置図,配置図等は資料ナンバー3,参考資料の1ページから4ページをごらんいただければと思います。 次に,議案書の4ページをお開きください。 議案第39号物品購入契約の締結について御説明申し上げます。 本件は,予定価格が2,000万円以上の物品購入契約でありますので,四国中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき,議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は,東部学校給食センター給食物品購入。 契約の方法は,一般競争入札で,5社が参加をしております。 請負金額は,3,983万400円。 契約の相手方は,松山市天山3丁目13番12号,ウエストビル天山1階,株式会社中西製作所松山営業所,所長,水野裕一郎でございます。 説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願いします。 ○原田泰樹議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆飛鷹裕輔議員 議長。 ○原田泰樹議長 飛鷹裕輔議員。 ◆飛鷹裕輔議員 追加議案の議案第38号,この金生公民館新築工事についてですが,本件は談合情報が寄せられた事業であり,最初の入札は不調に終わりました。今回,再度入札し,談合情報が寄せられた業者が落札したわけですが,このようなことについてどのように考えるのか,このようなことでよいのか。談合情報もあり,99.75%と高率での落札です。どのような調査を行ったのか,説明していただきたい。 そして,先日の勉強会で,設計変更を行ったという説明があったわけですが,市民の皆さんはこういうことでは納得できるのか,設計内容の変更の中身がわかりません。どの部分をどう変更したのか,十分な説明を求めます。 ○原田泰樹議長 答弁を求めます。 ◎宝利良樹総務部長 議長。 ○原田泰樹議長 宝利良樹総務部長。 ◎宝利良樹総務部長 お答え申し上げます。 前回の談合情報につきましては,当市の談合情報をマニュアルに照らし合わせまして,公正入札調査委員会,ここで信憑性の低い情報として決定を行いまして,予定どおり入札を一新いたしました。ただ,結果的には一応中止という結果になりました。今回は,設計内容を新たに見直しておりまして,別の入札案件として発注をいたしておりますので,何ら支障のないものと考えております。 それと,情報を入手をいたしました前回,関係者から事情の聴取を行っております。談合情報のような事実はないということで確認をいたしております。 それと,設計内容の変更でございますが,今回の設計変更は,地帯構造に変更はなく,附属設備等の変更でございました。 ○原田泰樹議長 ほかに質疑はありませんか。 ◆飛鷹裕輔議員 議長。 ○原田泰樹議長 飛鷹裕輔議員。 ◆飛鷹裕輔議員 別の案件ということで説明を受けたわけですが,市民の方,皆さんにはこのようなことで理解できるでしょうか。十分理解されてるとは思いますが,談合罪という罪もあります。日本が他国に比べて談合に対して大変甘い立場をとっています。懲役にもなる罪です。四国中央市では談合マニュアルがありますが,今回の談合情報が寄せられた企業さんに談合がないなどということを宣誓させたのか,一筆書かせたのか,重大なことです。これぐらいさせて当然ではないでしょうか。再度お答えください。 ◎宝利良樹総務部長 議長。 ○原田泰樹議長 宝利良樹総務部長。 ◎宝利良樹総務部長 今回の入札につきましては,先ほど申し上げましたとおり,何ら支障がないものと考えております。事情聴取につきましては,事実確認を調査いたしております。 ○原田泰樹議長 以上で質疑を終了します。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略します。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 異議なしと認めます。したがって,本件については委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 採決は分離して行います。 まず,議案第38号金生公民館新築工事(建築・機械設備)請負契約の締結について採決を行います。 本件は原案のとおり可決することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。      〔議員投票〕 ○原田泰樹議長 押し忘れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成18,反対2。 賛成多数であります。したがって,本件は原案のとおり可決されました。   ──────────────── ○原田泰樹議長 次に,議案第36号平成31年度四国中央一般会計補正予算(第1号)について及び議案第39号物品購入契約の締結について採決を行います。 本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。   ──────────────── ○原田泰樹議長 日程第7,議案第37号四国中央監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。 篠原 実市長。      〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 議案第37号四国中央監査委員の選任につき同意を求めることについて説明を申し上げます。 お手元の議案書をごらんください。 御案内のとおり,監査委員は地方自治法第196条第1項の規定に基づき,人格が高潔で地方公共団体の財務管理,事業の経営管理,そのほか行政運営に関しすぐれた識見を有する者のうちから,議会の同意を得て市長が選任することとなっております。 本年3月31日をもって木村昭利監査委員が辞職されることを受け,その後任といたしまして,この3月末日をもって退職されます総務部長の宝利良樹氏を平成31年4月1日付で監査委員として選任いたしたく,本議案を提出をするものであります。 今回,選任を同意お願いいたします宝利良樹氏は,温厚な人柄のとおり,総務部長を初め,財務部長,税務課長などを歴任し,行財政各般において博識の方で,監査委員として適任者であると考えております。 どうか御同意いただきますようよろしくお願い申し上げます。以上をもって提案理由とさせていただきます。お願いいたします。 ○原田泰樹議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 ◆三好平議員 議長。 ○原田泰樹議長 三好 平議員。 ◆三好平議員 ただいま市長より提案がございましたけれども,辞職という理由で言われたということなんですが,任期中であって,どうした事情があるのか,御説明いただいたらと思います。 ○原田泰樹議長 答弁を求めます。 ◎坂上秀樹副市長 議長。 ○原田泰樹議長 坂上秀樹副市長。 ◎坂上秀樹副市長 本人の一身上の都合でございます。 ○原田泰樹議長 ほかに質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 以上で質疑を終了します。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略します。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 異議なしと認めます。したがって,本件については委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 本件は原案のとおり同意することに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。      〔議員投票〕 ○原田泰樹議長 押し忘れはありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○原田泰樹議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。 賛成全員であります。したがって,本件は原案のとおり同意されました。   ──────────────── ○原田泰樹議長 以上で本日の日程は全部終了しました。したがって,本日の会議を閉じます。   ──────────────── ○原田泰樹議長 ここで,先ほど監査委員の選任に関し同意を与えました宝利良樹君から挨拶の申し出がありますので,これを許可します。宝利良樹君。      〔宝利良樹総務部長登壇〕 ◎宝利良樹総務部長 失礼いたします。 ただいま原田泰樹議長さんから発言のお許しをいただきましたので,高いところではございますが,御挨拶を申し上げます。 ただいまは監査委員の選任議案につきまして御同意をいただきまして,まことにありがとうございました。 もとより,浅学非才な私でございまして,このような重責を与えていただき,身の引き締まる思いでございます。今後,4月からは地方自治法の趣旨にのっとりまして,厳正,公正な監査事務に努めてまいる所存でございますので,議員の皆様方におかれましては,引き続き御指導,御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 本日はどうもありがとうございました。 ○原田泰樹議長 これで宝利良樹君の挨拶は終わりました。 それでは,閉会に当たり,市長より御挨拶があります。篠原 実市長。      〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 平成31年第1回の定例会の閉会に当たりまして,一言御挨拶を申し上げます。 今定例会は,去る2月26日に招集申し上げ,本日まで28日間にわたり開催され,平成31年度の一般会計並びに特別会計予算を初め,市政にかかわる重要案件について御審議いただき,それぞれ適切に御決定を賜りました。 また,先ほど追加提案いたしました平成31年度一般会計補正予算案,人事案件及び契約の締結議案につきましても御決定を賜り,滞りなく今定例会が終了することができました。心より御礼申し上げます。 今回で代表質問や一般質問,それぞれの委員会におきまして,議員各位からいただきました御提言や御意見は,市政運営にできる限り鋭意努めて反映させていきたいと思っております。引き続き議員各位の御指導,御鞭撻賜りますようお願い申し上げます。 また,議会終了後には,4月1日付の人事異動を発表いたしますが,今年度末をもって退職される職員の皆さんに,この場をかりて,心から長年の御苦労と本市に対する御尽力に感謝を申し上げたいと思います。それぞれの職員の皆さん方,長年の公務員として御尽力いただきまして,いろんな思いはあると思いますけど,人生はまだ途上であります。ぜひ本市で経験したことを,それぞれの皆さん方の人生の中において有意義に生かされ,なおかつ本市に対し,大所高所より見守っていただいたら大変ありがたいというふうに思っております。 まさに,いよいよ桜が満開の季節になってまいりました。いまだ,若干降雨量が少なく,3つのダムがなかなか50%にのらない,そういう水不足の深刻な事情があります。本市は,工業用水30%を制限しなきゃならないと,そういう状況は非常に厳しい。追い込まれます。 さんさん物語,東予東地域の振興でイベントで,西条市も新居浜市も四国中央市も,山をもともとの財産として,西条であれば水,新居浜市であれば銅山,本市であれば山の水,ダムですね。そうしたところから,それぞれの地域の発展と生活があると。そういう視点で山を見て,産業を見て,それぞれの地域の皆さん方の暮らしを見て,そして地域の財産がいかようにあるのかということを検証する意味において,地域の産業振興を図っていくと,そういう視点で見たイベントであります。 去る3月18日には,宇和島市が全国で最も早く桜の開花宣言を独自で行いました。順次,それぞれ開花宣言がされていると思いますけれども,日増しに暖かくなってはいますけど,でも体調を維持するのは非常に難しい季節であります。 本市も国道11号の川之江三島バイパス,港湾の整備,そして津根の工業団地の最終段階,中核病院の建設,新居浜の特別支援学校の分校設置,そしてJR駅舎のエレベーターの設置,いろんな角度から,市政の発展や市民の皆さん方の利便性を考え,解決していかなきゃならない難問題がたくさんあります。ぜひ,議員の皆さん方も健康に御留意され,今後ともそれぞれの課題に御支援,御協力を賜りますようにお願い申し上げまして,閉会の御挨拶といたします。大変お疲れさまでした。大変ありがとうございました。 ○原田泰樹議長 以上で市長の挨拶は終わりました。   ──────────────── ○原田泰樹議長 これをもって平成31年第1回四国中央市議会定例会を閉会します。   ────────────────       午前11時35分閉会───────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。       四国中央市議会議長  原  田  泰  樹              議員  篠  永  誠  司              議員  山  本  照  男...