伊予市議会 > 2021-06-16 >
06月16日-04号

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  1. 伊予市議会 2021-06-16
    06月16日-04号


    取得元: 伊予市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    令和 3年第3回( 6月)定例会         令和3年伊予市議会第3回(6月)定例会会議録(第4号)令和3年6月16日(水曜日)       ──────────────────────────          議   事   日   程(第 4 号)                    令和3年6月16日(水曜日)午前10時開議開 議 宣 告 第1 会議録署名議員の指名 第2 一般質問閉議・散会宣告       ──────────────────────────  本日の会議に付した事件 日程第1から日程第2まで       ──────────────────────────  出席議員(17名) 1番  田 中 慎之介 君             2番  金 澤   功 君 3番  正 岡   満 君             4番  森 川 建 司 君 5番  吉 久 俊 介 君             6番  川 口 和 代 君 7番  向 井 哲 哉 君             8番  平 岡 清 樹 君 9番  大 野 鎮 司 君            10番  高 田 浩 司 君11番  門 田 裕 一 君            12番  北 橋 豊 作 君13番  日 野 猛 仁 君            14番  谷 本 勝 俊 君15番  佐 川 秋 夫 君            16番  武 智   実 君17番  田 中   弘 君  欠席議員(なし)       ──────────────────────────  説明のため出席した者市長      武 智 邦 典 君      副市長     青 野 昌 司 君教育長     上 岡   孝 君      総務部長    河 合 浩 二 君市民福祉部長  向 井 裕 臣 君      産業建設部長  武 智 年 哉 君特命プロジェクト推進部長兼危機管理監     教育委員会事務局長学校教育課長        空 岡 直 裕 君              佐々木 正 孝 君総務課長    向 井 功 征 君      財政課長    皆 川 竜 男 君危機管理課長  宮 崎 栄 司 君      税務課長    谷 仲 寿 夫 君福祉課長    米 湊 明 弘 君      子育て支援課長 太 森 真喜恵 君長寿介護課長  野 間 美 幸 君      健康増進課長  下 岡 裕 基 君農業振興課長農業委員会事務局長       経済雇用戦略課長小笠原 幸 男 君        窪 田 春 樹 君都市住宅課長  三 谷 陽 紀 君      未来づくり戦略室長                               西 山 安 幸 君教育委員会事務局社会教育課長補佐       教育委員会事務局社会教育課長補佐        岡 市 裕 二 君              北 岡 康 平 君中山地域事務所長山 岡 慎 司 君      双海地域事務所長大 谷 基 文 君       ──────────────────────────  事務局職員出席者事務局長    藤 本 直 紀 君      係長      森 下   勝 君       ──────────────────────────            午前10時00分 開議 ○議長(日野猛仁君) これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、その順序によって審議いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(日野猛仁君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において9番大野鎮司議員、10番高田浩司議員を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 一般質問 ○議長(日野猛仁君) 日程第2、昨日に引き続き一般質問を行います。 発言の通告がありますので、順次質問を許可します。 なお、発言残時間及び発言回数をモニターに表示しますので、御確認願います。 森川建司議員、御登壇願います。            〔4番 森川建司君 登壇〕 ◆4番(森川建司君) 議席番号4番、森川建司です。 日野議長に許可をいただき、通告書に沿って一般質問を行います。市長はじめ、関係理事者の明快な御答弁をどうかよろしくお願い申し上げます。 初めに、花と史跡と田園を巡るふれあい歩道構想、(仮称)大谷川あじさいロードについてです。 令和2年10月14日に南伊予駅において、アジサイの記念植樹が行われてはや8か月がたちました。その席上、JR四国半井会長が、アジサイ駅の話をされたのを覚えています。今梅雨に入り、植樹したアジサイが小さいながらも見事に咲き誇っています。コロナ禍、開業イベント及び開業1周年イベント等が中止になるなど、南伊予駅は、厳しい船出となりました。 そこで、南伊予駅の地域活性化の一翼を担うものとして、アジサイと史跡と田園をテーマにした取組を提案いたします。 具体的には、南伊予駅からえひめ森林公園までの約4キロの間に、主として大谷川沿いにアジサイ約1万本を植栽するとともに、経路沿いにポケットパーク(ベンチやあずまや、トイレ、駐車場、案内板等を設置)や遊歩道、蛍水路などを整備するものです。併せて、あじさいロード周辺に点在する史跡(雲居国師生誕地等)や古墳(三角縁神獣鏡の出土した嶺昌寺古墳跡)等を巡れるよう案内板を設置します。将来的には、アジサイ祭りなどのイベントも視野に入れております。詳細は、お手元の構想図で御確認ください。 本提案は、市長の言われる愛媛の観光資源である貨物駅を生かすことになりますし、サイクルマップとのコラボもできますことから、南伊予駅周辺の新たな観光プランを強力に後押しするものと確信します。 また、私が令和元年9月議会で提案いたしましたえひめ森林公園を利用した健康づくりを推進することにもなります。 そこで、2点伺います。 1、南伊予駅周辺地域の活性化(開発)の進捗状況は。 2、(仮称)大谷川あじさいロードの整備について。 以上です。よろしくお願いします。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 森川建司議員より、大谷川あじさいロードに関し2点の御質問をいただきました。関連がありますので、一括して御答弁申し上げます。 昨年2月頃からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりまして、県境をまたぐ移動に大きな制限がかけられて以降、国内外の観光需要は大きく減少し、観光産業は極めて大きな打撃を受けております。本市におきましても、交流人口が激減したことにより、飲食業また宿泊業、タクシー・バス運行業など、様々な分野で深刻な影響が生じているのが現状でもございます。 このような状況の下、新型コロナウイルス感染症の一定の収束及び回復までの期間を活用し、滞在コンテンツの充実と強化、併せて受入れ環境の整備に注力する必要があるとの考えから、観光振興に特化した2種類の計画づくりに取り組んでおります。まだ策定中の段階ではございますけれども、まず伊予市まるごとおもてなしプランでは、ウィズコロナ・アフターコロナにおける本市での新しい観光振興手法について整理・検討を行っております。 五色浜やしおさい公園、松森城森林公園や佐礼谷「黄色い丘」、ふたみシーサイド公園や下灘駅といった、既に一定の認知度を持つ観光スポットにおしゃれなカフェや季節によって趣を変えるすてきな風景を組合せ、様々なターゲットに対し、伊予市での過ごし方を提案をいたします。 また、森林や空き家にWi-Fiやコワーキングスペース、要は個人事業者や在宅勤務が可能な場所の縛りのない環境で働いている人たちが設備を共有することで、経費削減や利便性を得ることのできる共有スペースのことを申しますけれども、そういったものなどを整備し、昨今の多様なワークスタイルにも対応できる環境を提供いたしたいと考えてもございます。 森川議員御質問の南伊予駅周辺地域の活性化につきましては、このおもてなしプランの中でも発展性を持ったモデルケースとして、特に熟慮した部分であり、新しく整備されたJR南伊予駅、JR松山運転所車両基地JR貨物松山貨物駅を観光・交流の拠点と位置づけ、県内外からの観光誘客を進めるとともに、市内でとれた農林水産品を取り扱う産直や農家レストラン、子どもたちの遊び場や学ぶ場を提供したいとも考えており、計画策定後は、実現に向けて具体的な検討に入っていく予定でもございます。 一方、自転車の活用に焦点を当てた観光推進計画では、市民・事業者及び行政の協働により、誰もが安全かつ快適に自転車を活用できる環境を整えるとともに、サイクリングの普及・促進により、地域のにぎわい創出を目指したいとの思いの下、各地域の名所や観光スポットを巡る魅力的なサイクリングルートを構築し、サイクリングマップの作成にも取り組みたいと考えてもおります。 南伊予駅周辺に目を向けてみますと、えひめ森林公園、谷上山、ウェルピア伊予などを結ぶサイクリングの初心者から上級者まで楽しめるコースルートの検討を進めているところでもございますが、このたび御提案いただいた大谷川あじさいロードが、まさにこれらの観光プランを地域住民のお力により後押しいただける構想であると期待を寄せる次第でもございます。南伊予地域は、松山市や市内中心部のベッドタウン的な要素を併せ持つ農村地域であり、これまで観光・交流とは関わりのない、薄い地域ではありましたが、JR南伊予駅をはじめとする新たな観光資源を、安全で集客力の高いコンテンツへと磨き上げ、同地域のみならず、本市全域への誘客につなげてまいる所存でもございます。 森川議員、今回の御質問のために理事者側にもA3サイズの図面、渡していただいておりますけれども、自らが1メートル掛ける2メートルの図面を作成され、今回の質問に臨む意気込みには、敬意と称賛に値すると存じております。その1メートル掛ける2メートルは、今市長室にも貼らさせていただいておりますけれども、ただ大谷川あじさいロードも実現・実行に向けては、地域住民のコンセンサス、財源の確保、管理方法など、クリアすべき事項が多々あると思います。 しかしながら、本市が描く観光プランと足並みをそろえることで、より一層の効果が現れるものと考えてもおります。森川議員におかれましては、さらなるお力添えをお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 大変前向きな御回答、ありがとうございました。 1点だけ再質問させていただきます。 3ページ、答弁書、中ほど頃にありますけれども、計画策定後は実現に向け、具体的な検討に入っていく予定ですとございますけれども、できましたら今の段階で、計画を今年度とか、あるいは実行はいつ頃というのがもし決まっておるようであれば、回答していただきたいと思います。 以上です。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) まずもって森川議員の再質問でありますけれども、原則、やはり地域住民のコンセンサスというか同意、また地域への根回し、そして当然議会への議員の皆様方の御承認、それがなくしては、前へ向いて進む話ではありませんけれども、例えばの話、仮にもろもろ今水面下で動いていることがある程度進捗すれば、来年度当初予算に、前も申し上げました貨物基地の中にある最新のターンテーブル等々、伊予市全域を見渡す展望施設、またこれもたら話かもしれませんけれども、伊予灘ものがたりの払い下げたものをあずまやの代わりに置いてトイレを作って、もろもろ貨物基地の周辺整備という位置づけで、県、国の了解も得て、それが可能になれば、来年度早々に用地の買収の予算を計上し、また令和5年3月には、その施設を構築する予算を上げていきたい。まずもってそのために用地買収の予算が承認されれば、即座にクラウドファンディングにも持っていく、そういった形であります。その枠組みの中で南伊予駅等々、当然伊予市の6ブロックのサイクルマップも作り上げますけれども、その枠組みの中から、今森川議員が言われるその枠組み、これは今様々な形で地元住民への同意から様々な学校関係、またJR四国の半井会長が、今一生懸命四国ツーリズムということで、その会長にもなっておりますけれども、そういったまた御指導また御助言もいただきながら、一つ一つ着実に物事を進めていかないと、夢物語で終わってしまう可能性もございますので、そういった枠組みでは、今言える範囲っていうのは、確実ではございませんけれども、議会の承認を得たら、そういう形を取っていきたいなと思っております。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 御回答ありがとうございました。 再々質問ではなくて、要望という形で、今大谷川あじさいロードの進捗状況といいますか、私は、大谷川の愛リバーを活用して清掃作業をやっとるんですけれども、そこを担当地域、取りあえず今年は梅雨の時期にアジサイを協力者も含めて300本ほど挿し木をしました。中予河川局の課長には、この地域にちょっとアジサイを植えさせてくれということで、許可もいただいています。そういう形で、アジサイ4キロ1万本といっても、私は10年ぐらいかかるかもしれないと思ってますし、できるところから私はやっていきたいと思っている中で、ぜひとも実現できて、市のほうも前向きにやっていってほしいと、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(日野猛仁君) 次に行ってください。
    ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 次に、職員の懲戒処分について質問します。 4月19日、同僚に暴言を吐いたとして、市職員を懲戒処分にしたとの報道がありました。市は、コロナ禍でも社会教育課等が主体となり、人権同和教育等、職員教育に力を入れている矢先の事件であり、残念でなりません。組織は申すまでもなく、人づくりが最も大事であります。 そこで、再発防止及び市民からの信頼を取り戻す観点から、3点伺います。 1、過去3年間の懲戒処分者数、内容は。(懲戒に至らない指導上の措置を含む) 2、増減傾向と市としての分析、評価は。 3、再発防止のための市の取組は。 以上です。よろしくお願いします。 ◎総務部長(河合浩二君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 河合総務部長 ◎総務部長(河合浩二君) 森川議員から、職員の懲戒処分について3点の御質問をいただきましたので、私から答弁申し上げます。 まず、1点目の過去3年間の懲戒に至らない指導上の措置を含む懲戒処分者等の数及び内容でありますが、懲戒処分につきましては、今年度他の職員への暴言等による戒告処分を1人に対して発令しております。 次に、懲戒に至らない指導上の措置につきましては、平成30年度に保険料賦課誤りによる訓告が1件で5人、令和元年度に災害復旧入札工事積算誤りによる所属長注意が1件で5人、令和2年度は、災害復旧入札工事積算誤りによる所属長注意が1件で5人、令和3年度は、災害復旧工事契約解除による訓告が1件で5人となっております。 次に、2点目の増減の傾向と市としての分析・評価でありますが、まず増減の傾向につきましては、平成30年度から昨年度まで各年1件で、ほぼ横ばいで推移しております。 要因としまして、業務過多に伴う職員の注意力の低下と分析しております。特に大規模災害による災害復旧工事関係業務では、多数の被害が発生し、業務量が増えたことが背景にあると考えております。多くは不注意による軽微なミスから生じたものですが、軽重にかかわらず、住民サービスに直結する行政の役割の重要性に鑑みると、いかなる場合も緊張感を持って公務に当たらなければなりません。今後も事案発生の場合は、懲戒処分または懲戒に至らない指導上の措置等の妥当性について、本市懲戒分限処分審査委員会や法律顧問の意見等を参考に、適正に対処してまいりたいと存じます。 次に、3点目の再発防止のための市の取組につきましては、訓告または所属長注意を行うことにより、職員の意識づけを行うことに加え、今後の再発防止に向けて、複数人によるチェック体制の強化など、具体的な防止策を示すことで、職務遂行の改善向上に努めているところでございます。今後も処分を受けた職員についてはもちろんのこと、研修やOJT等を通じて、組織的なレベルアップを図り、より一層適正な行政運営に取り組んでまいります。 以上、答弁といたします。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 2点再質問させていただきます。 1つは、答弁書2ページ、真ん中頃に、要因として、業務過多に伴う職員の注意力の低下というふうに分析をしておられますけども、じゃあこの業務過多をなくすためにどうされているのかというのを一つ具体的にお答えください。 2つ目、3ページ、真ん中辺、職員の意識づけというのは、私大変大事だと思ってます。最初原稿で申しましたように、やはりかなり私、人権教育だとか職員教育だとか、私はいろいろ出させてもらって、いい教育をされてるなと思うんです。 ところが、今回のような、いわゆる懲戒処分者が出たということは、その教育そのもの、もしくは教育に懲戒処分者が出てたかどうかとか、そういう分析も私は必要じゃないかと思ってますし、その辺のところをもし分析をされておれば、答えていただきたいと思います。 以上です。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 業務過多等々につきましては、人事の関係の担当がお話をいたしますけれども、私の基本姿勢は、職員に対しても和気あいあいを旨といたしておるわけでありますけれども、今回全国ニュースになった処分については、私自体が激怒をいたしました。その枠組みの中でしっかりとした処分を行わないと、やはり組織というものは成り立たないというのが私の考え方であって、内容等々は、そんな全国ニュースに出るようなあれではなかったのかもしれませんけれども、やはりそういった職員を単なる注意ぐらいで済ませておると、もっともっとひどくなるというような思いがありまして、今回そういう処分を下しました。今、その処分を与えた職員、しっかりと真面目に仕事もしております。その枠組みの中で、今後も私が民間で培った枠組みの中でどうしても納得のいかないことは、幾ら職員が穏便にと言っても、確実に処分をしてまいる所存であります。ただ、和気あいあいを旨とするのが、私の政治スタンスでございます。 ◎総務部長(河合浩二君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 河合総務部長 ◎総務部長(河合浩二君) それでは、業務過多に伴う対応について答弁申し上げたいと思います。 特に答弁書にもございますけれども、災害の関係の復旧業務に従事した職員が行った業務でございます。それにつきましては、技術系の職員が行う業務でございまして、他課の職員も応援に入りまして、できるだけ業務が分担できるようなことをしてまいりました。今後も一定時期の業務につきましてはそういうふうなことで、部内の職員の配置等で対応してまいりたいと思います。 ○議長(日野猛仁君) 暫時休憩します。            午前10時22分 休憩       ───────────────────────            午前10時22分 再開 ○議長(日野猛仁君) 再開いたします。 次に行ってください。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 次に、歴史教科書の選定について質問します。 5月13日、横浜市教育委員会は、私立中学校などで来年度から3年間使う歴史教科書の採択を再び行うと決めました。新たに自由社の教科書が検定に合格したことを踏まえ、内容を調査して、採択する手続を踏むことを重視したものです。私は、横浜市の判断は公平性を期すためにも、中学生によりよい教科書を採択する可能性を広げるためにも、当然の判断だと思います。 一方、4月27日、政府は、慰安婦問題に関して、従軍慰安婦との表現は適切ではなく、単に慰安婦という用語を用いるのが適切であるとの閣議決定をいたしました。 次いで5月31日、参院決算等委員会で加藤官房長官は、朝日新聞による過去の従軍慰安婦報道について、あたかも強制連行があったような事実に反する認識が、韓国をはじめ、国際社会に広まった。極めて問題だったとの認識を示しました。私は、この閣議決定は約30年もの長きにわたり日本をおとしめていた従軍慰安婦問題に終止符を打つ画期的なものであり、歴史教科書採択に大きな影響を及ぼすものと考えます。 そこで、今述べた2つのことを踏まえ、昨年9月の一般質問の回答への疑問も含め、当市教育委員会の対応について4点お伺いします。 1、採択替えをされますか。 2、昨年の回答で、調査研究資料は保護者の立場に立った議論がなされたとあるが、具体的には。 3、採択結果の通知において、保護者の関心に応えた方策は。 4、従軍慰安婦の表現を不適切とする政府の決定を受けて、当市教育委員会としての対応は。 以上、よろしくお願いします。 ◎教育長(上岡孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 上岡教育長 ◎教育長(上岡孝君) 森川議員からの中学校歴史教科書の選定についての4点の御質問に私から答弁いたします。 まず、採択替えについてですが、国から採択替えを行うか否かは、採択権者の判断によるべきものであること、その際、都道府県教育委員会において新たに発行されることとなった図書についての調査研究の結果のほか、令和2年度における採択の理由や検討の経緯及び内容等を踏まえて判断するものと考えられることとの通知がありましたので、今後検討してまいりたいと考えます。 ただ教科書採択は、学習指導要領の改訂に伴い、原則4年に一度行われるもので、中学校使用教科書の採択については、昨年度がその年でありました。その結果、令和3年度からの中学校社会科歴史分野は、東京書籍を採択して今年度より使用しており、再びの採択については、幾つかの問題点が予想されます。 第1に、本市の全中学校では、既に新しい教科書でのカリキュラムが作成され、生徒たちの学習が始まったところです。その間もない中、教科書の採択もしくは採択替えをすることになれば、カリキュラムの見直しという、学校の膨大な負担増はもとより、教職員・生徒・保護者の混乱及び不安感、不信感を招くことが予想されます。 第2に、教科書採択に際しては、公正かつ厳正を期するために、多数の教職員、有識者及び保護者がおよそ1年かけて調査・審議を行い、今後4年間使用する最も適したものを採択します。教科書の採択をこの時期から2年連続で行わなければならない必要性についても慎重に考えなければなりません。 第3に、本市における教科書の調査は、その質を高めるために、松前町・砥部町と共同で実施しており、この2町との協議とともに、教科書調査方法自体も再度考えていく必要があります。 次に、調査研究資料が、保護者の立場に立って議論がなされたかという御質問にお答えします。 議員も御存じのとおり、各社の教科書を調査した調査研究資料の作成は、伊予市・松前町・砥部町のおよそ50名程度の現場の選ばれた教職員に委嘱して行います。そして、その資料の審議は、伊予市教科用図書調査委員会が行います。調査委員会委員は、保護者代表をはじめ、教育長、教育委員代表小・中学校代表、学識経験者をもって充てています。したがいまして、資料作成段階では、生徒・保護者の実態を熟知する専門の教職員が関わり、さらに調査委員会で保護者代表を含めて質疑・意見交換がなされることから、保護者の立場に立った議論は、終始十分になされていると認識しています。 保護者からは、例えば保護者の立場から教科書とICTとの関連やユニバーサルデザインの採用状況についての御質問や御意見をいただいていますが、守秘義務の関係から、これ以上のことはお答えできません。 続いて、採択結果の通知において、保護者の関心に応えた方策はという御質問にお答えします。 教職員が調査研究資料を作成する際には、留意点として、保護者のニーズに関することも含まれており、作成段階から保護者への配慮がなされていると認識しています。採択の結果や教科書展示会については、学校へ通知するとともに、市のホームページでも公開し、保護者のみならず、市民の皆様にも広く関心を持っていただけるよう努めております。 最後に、従軍慰安婦の表現を不適切とする政府の決定を受けての本市教育委員会の対応についての御質問にお答えします。 文部科学省の方針では、既に検定済みの教科書については、文部科学省からの記述の訂正は求めないとされており、本市教育委員会としましては、その指導に従ってまいります。 以上、答弁といたします。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 3点お願いします。 1点目は、答弁書2ページ、上から4行目、今後検討してまいりたいという回答でございました。私は今、教育委員会が主催をしているオピニオンリーダー養成講座に参加しております。そこで学んでいるのは、まず知ること、知らないことが差別を生むというか、人を不幸にする。そして反差別の仲間を増やそうということを私は学んでおります。今回この自由社がどういう差別を受けたか、よく知っていただきたい。細々と言うと時間がありませんけれども、そうすると1年かけて再チャレンジして、やっとテーブルにのった自由社を最初から扱わないなんていうことは、私は教育委員会が進めている精神にもとると思います。そういうことで、ぜひそういう方向から検討をということで御回答をお願いします。 2点目、4ページ、中頃、保護者のニーズをしっかり反映しているという御回答でございましたが、これは過去の質問においても教科書の見本市みたいなんをやりますよね。そのときにどれだけ保護者が行っていないかというか、ほとんど行ってないわけです。というのは、保護者に対してほとんどPRがされてない。よそでは、その教科書選定委員会、ここでは例えばIYO夢みらい館の図書館でやりますけど、各学校ごとでやるところもあるわけです。だってそうじゃないと、保護者って大変でしょう。そういう意味で、私は保護者のニーズを高めないと、私は教科書はよくなっていかないと。この回答では、しっかりニーズは吸い上げてますと。すばらしい教科書を選定されてると言っておりますけども、実態はどうなんかなと思います。 最後、3点目、5ページです。文科省の方針で既に検定済みの教科書については訂正は求めない。求めないのは、当然それで結構だと思います。ただ、東京書籍にしてみたら、歴史教科書を当市が採用している。当然、私は動きがあると思います、来年かもしれませんし。今回自由社も含めてもう一度テーブルに上げるんであれば、従軍慰安婦という政府の方針に真っ向からというか、違うものをわざわざ選定する必要があるのか、替えるチャンスやないかなと、以上3点です。よろしくお願いします。 ◎教育長(上岡孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 上岡教育長 ◎教育長(上岡孝君) 森川議員の再質問にお答えをしたいと思います。 まず、1点目としましては、今後の流れということだと思うんですけれども、本市の教育委員会につきましては、まず県教育委員会において行う新たな教科書、発行図書の、つまり自由社であります。の調査研究を待ちます。その後、市町教育委員会に選択基準及び選択資料が送付されますので、それと先ほどありましたけれども、説明しました令和2年度における採択の理由と検討の経緯及び内容等を踏まえ、この2つを加味して、定例教育委員会あるいは臨時教育委員会を開催して、採択替えを行うか行わないか、そういったことを検討していきたいと考えております。 2点目につきましては、保護者のニーズに関することで、教科書展示会のこともあったと思いますけれども、私もちょっといろいろ調べてみると、文科省のホームページには、今新しい自由社等を踏まえた教科書の展示が、市立図書館で6月11日から6月24日まで展示されていることがホームページに載っております。先ほどの流れによってこちらのほうで調査委員会を設置するといった場合には、先ほど森川議員が言われましたように、多くの保護者に知ってもらうために、新たにそういったことを周知して、教科書展示会を行いたいと思っております。 それから、第3の従軍慰安婦の表現ということなんですけれども、これに関しては、文科省からのしっかりとした通知はまだ来ておりません。ただ見てみると、文科大臣が12日の文科委員会で、学習指導要領で必ず学習する内容とされているもの以外をどう扱うかは、原則教科書の発行会社に裁量権が委ねられているとした上で、複数の教科書で使用されている従軍慰安婦などの表現について、今回の閣議決定で今後記述がなくなっていくだろうと期待しているし、そうあるべきだと語っているのものを見つけました。文科省としては、今後新しい今年度からの検定において、この不適切な表現につきましては検討していくということですので、教育委員会もそういった通知を基に従っていきたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ○議長(日野猛仁君) 暫時休憩します。            午前10時37分 休憩       ───────────────────────            午前10時37分 再開 ○議長(日野猛仁君) 再開いたします。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 森川議員の4ページの部分の幾分上段のほうに書かれております守秘義務の関係からこれ以上のことはお答えできませんとなってはございますけれども、議事録、基本的には、8割以上ちゃんと議事録に残して、それは請求があれば公開できるようになってます。保護者の意見もしっかりと載っておりますし、骨子が教科書とICTの関連やユニバーサルデザインの採用状況等々の意見を保護者のほうからいただきました。余談ではありますけれど、私も一昨年、育鵬社の教科書、期待をしておりました。しかしながら、その文言というよりも、内容そのものが全体の品質に問題があったということで、教育委員会等々の審査員、育鵬社を誰も押す人がいなかったと聞き及んでおります。ただ保護者の意見も、やはり左寄り、右寄り等々の意見を書くと、やはりネット上で誹謗中傷の対象になりますから、そういった部分は、議事録からは削除はしておるようにも聞き及んでおりますけれども、ほとんどの内容は、全部公開もしております。基本的には、しっかりと審査の中で、今回東京書籍を採用したと。たまさか今回自由社というのが出てきましたけれども、自由社についても、今後今教育長が言ったように、しっかりと精査をして、どういうものかということを見詰め直していきますけれども、なかなかそうだからといって、冒頭に申し上げました難しい理由づけという位置づけでいくと、そう簡単には採択替えは難しいのではないのかなと私は思ってますけれども、育鵬社の分はよかったです、私は、個人的には。ただ問題は、QRコード等々の子どもたちが勉強するに当たっての質の部分で劣っていたという判断であります。 ○議長(日野猛仁君) 再々質問ありますか。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 2点再々質問させていただきます。 教育長の答弁では、県の結果待ちをして検討していくという話でしたけれども、横浜市は最初言ったように、4月にもう決めてる。先ほど教育長は1年かけてしっかりやっていい教科書を選んだんだと。今から県の指示を待って、検討結果を待ってやってて本当に間に合うんでしょうかというのが1つ。 最後の従軍慰安婦の件ですけれども、私は、教育者たるもの過ちては改むることにはばかることなかれ。国が間違ったって言ってるわけです。だから間違ったんだから替えろと言ったときに、やはり教育者としては、やっぱりいろんな体裁とか、今までのことなんかにはこだわらないほうが、私はいいと。それが教育者の姿勢ではないかと思います。 以上、2点です。 ◎教育長(上岡孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 上岡教育長 ◎教育長(上岡孝君) 森川議員の再々質問にお答えしたいと思います。 先ほど、今からで間に合うのかというような御質問がありましたけれども、この点につきましては、先ほど言いましたように、調査委員会、うちの教科用図書の調査では、2町とも一緒にやっております。採択は伊予市単独になるわけですけれども、その辺のところの調査方法をいろいろ考えながらやっていくべきであろうと思って、こういうような時間を取ってます。県からもまだ、県は非公開で今多分自由社の教科書の調書を調べているというように思いますが、そのことについて、まだいつ下りてくるのかというのが、こちらにはまだ分かりません。 しかし、最初私が申しましたように、通知を見ていると、やはりそういったものを待ってから慎重に行うべきだと考えています。やるからには慎重に短期間で、先ほど森川議員さんも言いましたように、教育委員会の使命は、伊予市の子どもたちにやっぱり最良な教科書を与えるのが教科書採択の使命だと思っておりますので、そういうふうにやっていきたいと思います。 2点目の従軍慰安婦の問題につきましても、これも東京書籍のほうを見ると、今使っている教科書については、私も調べたんですけども、従軍慰安婦という言葉は使っておりません。そういうふうな内容でありますので、さきにも申しましたように、県あるいは国の通知をもってそれから考えていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(日野猛仁君) 次に行ってください。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 次に、伊予市の安全・安心について質問します。 4月25日日曜日に暴走族(オートバイ約100台)が、東温市・伊予市・佐田岬に出現。違法・危険走行を繰り返していました。私は、10時10分頃に上野の吾川石油付近で族と遭遇し、耳をつんざく爆音と2列・3列走行や追越しなどを我が物顔でやっていたので、即伊予警察署に電話して、取り締まるよう善処を依頼しました。安心・安全なまちを目指す伊予市には、程遠い現状に恐怖を覚えました。 そこで3点伺います。 ア、警察との連携(事前通報)は。 イ、交通安全指導員、青少年補導員、警察協助員等関係団体との連携は。 ウ、今後の対応は。 また、新年度が始まり、青少年補導委員会としても、令和3年愛媛県犯罪の起きにくい安全で安心なまちづくり年間計画などを参考に、活動を強化していこうとしているところです。 そこで、コロナ禍の青少年センターの取組について3点伺います。 ア、愛媛県非行概況の分析と当市青少年センターの活動の重点は。 イ、令和元年12月の一般質問の回答において、SNS問題に指導的な役割を果たすとありましたが、具体的に何をされたのか。 ウ、文部科学省が作成した登下校見守り活動ハンドブックの活用は。 以上です。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 森川建司議員から、伊予市の安全・安心について御質問いただきましたので、私からは1点目につきまして答弁申し上げます。残余は、教育委員会佐々木事務局長から答弁を申し上げます。 まず、1点目の警察との連携につきましては、事前に警察からの通報はございませんでした。 なお、この点に関しまして、伊予警察署に確認をいたしましたところ、同様の事案を確認した場合においても、愛媛県警察では、自治体への通報等は行っていないとの回答を受けております。 次に、2点目及び3点目の交通安全指導員会や青少年センターを含む関係団体との連携及び今後の対応といたしまして、本市では交通事故のない安全で安心して暮らせるまちづくりを目指して、交通安全対策全般にわたる総合的かつ長期的な施策の推進を図ることを目的に、伊予市交通安全計画を策定をいたしております。この計画に基づく施策の一つに、暴走族対策の強化が上げられており、講ずべき施策として、暴走族追放機運の高揚及び青少年の健全育成や暴走行為阻止のための環境整備のほか、車両不正改造防止の3点を位置づけております。これを踏まえ、交通安全指導員による街頭指導や交通法令講習会での交通法規の遵守を指導してきたところでありますけれども、暴走族問題と青少年の非行等問題行動との関連性を踏まえ、青少年センター等関係団体と緊密な連携を図り、より積極的な広報活動に取り組んでまいる所存でもございます。 なお、啓発活動の一環として、6月1日より実施されております不正改造車を排除する運動への取組として、啓発チラシを危機管理課窓口等に設置、周知することにより、騒音を伴う暴走行為の抑止に努めてもございます。 さらに、暴走族が集う場所として利用されやすい規模の駐車場等についても、施設管理者と連携を深め、必要に応じて夜間の閉鎖措置を行うなど、暴走行為等ができない交通環境づくりに努めてまいりたいと存じます。 付け加えて森川議員にお伝えをいたしますが、伊予小学校に通う子どもたちや地域住民の交通事故のない安全で安心して暮らせるまちづくりの一環として、上野コンビニ交差点前の市道入り口にて、もう数か月間、毎朝のぼりを持って、ゾーン30の啓発活動をしていただいておりますことに厚くお礼を申し上げ、答弁といたします。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 伊予市の安全・安心について、2点目の今年度のコロナ禍の青少年センターの取組につきまして私から答弁申し上げます。 まず、愛媛県非行概況の分析と伊予市青少年センターの活動重点についてです。 愛媛県の非行概況は、愛媛県警の少年非行の概況によりますと、令和2年の少年の検挙・補導人員及び不良行為少年は、前年より減少しており、少年の検挙・補導人員は、戦後最少となっております。伊予署管内においても、少年の検挙・補導人員及び不良行為少年は、それぞれ19人から5人、54人から20人と前年より減少しています。これは、コロナ禍のため、青少年の外出する機会が減少したことと補導委員による日々の街頭補導の成果ではないかと考えております。ただ、令和3年になり、昨年はなかったオートバイ等による非行及び児童買春・児童ポルノ法での検挙・補導が見受けられることから、関係機関と連携し、未然防止に努めてまいりたいと考えております。 伊予市青少年センターの活動重点につきましては、議員お示しの令和3年愛媛県犯罪の起きにくい安全で安心なまちづくり年間計画を基本とし、愛媛県警が掲げている少年に手を差し伸べる立ち直り支援及び少年を見守る社会機運の醸成を実現するため、補導委員を中心とした日々の街頭補導やイベントでの学校や関係機関と協力した補導の実施に注力してまいりたいと考えております。 次に、2点目のSNS問題への指導的役割の実施状況につきましては、本市では青少年センター相談員が常駐しており、SNS問題に対応するため、昨年度インターネット等安全利用サポーター養成講座を受講し、相談に対する必要な知識を習得するとともに、関連する会議等へも参加し、状況把握を行っておりますが、現在のところ、具体的な相談はありません。 なお、補導委員に対し、愛媛県警からのインターネット利用に起因する犯罪被害等の実態に関する資料を配布するなど、周知にも努めております。 3点目の登下校見守り活動ハンドブックの活用についてですが、登下校見守り活動ハンドブックは、議員御承知のとおり、令和3年3月に文部科学省が、地域全体で子どもたちの安全を守る環境づくりと地域のコミュニティの活性化を期して作成したものと認識しており、ホームページで公開されております。伊予市青少年センターといたしましても、このハンドブックを活用すべきと考えており、補導委員へ配布を行うとともに、学校や見守り活動協力者とも連携し、有効活用をしていきたいと考えております。今後も学校をはじめ、関係機関との連携を強化し、健全な青少年育成に取り組む所存ですので、森川議員におかれましても、御理解、御協力を賜りたいと存じます。 以上、答弁といたします。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 3点質問させていただきます。 1点目は、市長の答弁でございますが、2ページの下から4行目付近ですけれども、暴走族問題として青少年の非行問題等々関連性を踏まえ、青少年センター等関係団体とも緊密な連携を図り、より積極的な広報活動に取り組んでまいりたいと考えておると御回答ございました。 私は、以前から言ってますように、青少年補導委員、伊予市の会長をしてます。それから、警察協助員としても行動してます。今回のような暴走族が本当めちゃくちゃやってるときに、私が即通報したのは、一市民として当然のことをしたんです。皆さん御承知と思うんですが、伊予市では伊予市安全で安心なまちづくり条例というのが平成17年にできとります。もうできて十数年、十五、六年たってますけれども、これには、基本理念と市の責務と市民の責務とかいろいろあるわけです。私は、市民として当然そういう事故とか犯罪が発生するおそれとか、速やかに関係機関へ通報せよという個人の市民の責務を果たしました。そういうことなんですけど、じゃあ市はどうなんかということなんです。やはりそういう危機に対して、安心・安全条例があるから大丈夫だというのじゃなくて、安心・安全条例がどう実行されるかということについて、私はどこかが主導的な役割を果たすべきだと思ってます。そうしないと、安心・安全はとても守れません。警察は通報してくれないんですよ、わざとです。私も言いました。しかし、警察は知ってても、集まるのも知ってて、そして東温市で集まったときに解散しろと言っても解散させられずに、後をついていって、何もないようにって。ドライブレコーダーか何かいろんな記録等はして、検挙のための行動はしてるかもしれんけど、警察もそんなに真剣じゃない。だからこそ、市が自分で、よく市長が言う協働です。もう市民一人一人が、そして市がどこかが主導的に立って立ち上がらないと、私は安心・安全なんてできないと思います。そういう意味で市のお考えをお願いします。 2つ目は、事務局長関係の点で、2ページ目、真ん中辺です。児童買春・児童ポルノ法での検挙・補導って、これですね、触法少年といって、14歳以下の子どもが10名バーンと3月に補導されとるんです。こんなに大量にポーンと、しかも14歳以下の少年となってるけど少年だけではないんですけども、そういうものがもう既に発生してるんです。私は以前からこういう問題は、条例とかいろいろつくって、市を挙げてやらくちゃいけないという思いがあって今回質問したんですけれども、この大きな問題をここに一言、関係機関と連携して未然防止に努めてまいりますって。じゃあ、具体的にはどういうことをもってやるのかということについてお答えください。 3つ目、3ページ、3行目、2点目のSNS問題への指導的役割の実施状況についてお伺いいたしましたけれども、相談員を置いて、そして具体的な相談はありませんでしたっていう回答でございましたけれども、私は、指導的な役割というのをもう少し踏み込んだ役割をしていただきたいなと思ってます。それぞれいろんな青少年センター、いろんな自治体が関わっておるんですけれども、SNSについては、相当力を入れて取り組んでいるとこもあれば、そこそこのところもあります。 しかし、先ほども言いましたように、SNSに起因する行動が、未来のいわゆる伊予市の未来の子どもたちを、こんなことで知らないこととか教育不足、あるいは我々大人の守るべきことをやらないことによって不幸にさせてはいけないという思いで私は取り組んでおりますし、ぜひもう少し主導的な役割を前向きにやるという、そういう方向で、もしよければ御所見をお願いします。 以上、3点です。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 森川議員の再質問で、私が答弁したところの括りの部分について、警察は自治体への通報等は行ってはおらない。しかしながら、暴走族の追放の機運の高揚や青少年の健全育成や暴走行為の阻止のためもろもろを連携をしてまいりますと言ったことに対して、具体的にじゃあ何をしとるのかと伊予市はという問いだったと認識をいたしました。 ただ問題は、暴走族というのは、昭和の時代からどんどんどんどん、もしかしたら大正の時代から走っとるかもしれませんけれども、それがハーレーダビッドソンとかといって、一応バイクを愛する人たちが50台つるんで走っても、これは暴走族じゃない。ほんでブンブンブンブン原付も含めて伊予川内線辺りを走って、めちゃくちゃな走りも含めて走っているのを暴走族と呼ぶ。であるならば、市民を挙げて、行政を挙げてと言いますけれども、じゃあ私が宮下の伊予川内線の前でたまさか発見したときに、目の前の暴走族の目の前に立って、ちょっと止まらんかいと言うと、なかなか私も袋だたきに遭うだろうな、そういった位置づけでもあります。それを警察に言っても動いてくれない。じゃあ行政に電話をしたら、行政が、じゃあ警察にどんどんどんどん何とかしてくださいよ、市民の皆さんからいっぱい電話かかってますよといったところで、なかなかこれも帯に短したすきに長しの部分は昭和の時代から続いているのは、もう御案内のとおりであります。ただ、やはりそれを私はこれを言ったら語弊があるかもしれませんけど、若い子たちが単車を買って公道を走るのは、もうそれを止めることはできないと思います。ただそれが群れとしてなすから、一般市民から見たら怖いとか、子どもたちが巻き込まれたらどうしようとかって思うんですけれども、それをどうしたら、じゃあ暴走族の暴走行為を止めるかという答えは、私の頭の中にないけれども、行政としてやるべき姿のことは、今の御回答で気に入らないんであれば、もっともっと私なりに様々な機関にもお願いをして、当然若草町の交通規制にも行きます。議会でこういう質問もあったけど、課長何とかならんかというので行きます。ほかの用事もいっぱいありますから、交通規制には。そういったことはしっかりと伝えていきますけれども、難しい部分があるかな。ただ、教育委員会の局長の答弁が、いまいちちょっとファジーな部分があったんで、あとはしっかりと答弁させますので、よろしくお願いいたします。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) それでは、森川議員さんの再質問にお答えいたします。 まず、1点目の児童買春・児童ポルノ法での対応につきましては、議員さんこれも御承知かと思いますけど、こちらのほうで検挙・補導された少年というふうなのは、SNS上でこういうふうなものを記事を上げていたというふうなことで検挙・補導されたというふうなことでございます。ですので、SNS、あとのほうにも関係してまいりますけど、SNS問題というふうなことに関係してまいるかと思います。ですので、当市におきましても、青少年センターで常駐しております職員、こちらのほうとも連携いたしまして、また関係機関とも連携いたしまして、こういうふうなことが起こらないよう、学校のほうにも先生方のほうにもお願いするとか、地域の方々にも保護者の方々にもお話しさせていくとかというふうな対応を取るべきかなというふうに考えますので、今後そのような対応を取らさせていただきたいと考えます。 以上でございます。 ○議長(日野猛仁君) 再々質問ありますか。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 再々質問ではありませんけども、要望ということで聞いてください。 市長答弁について、今言われたように、確かに難しいんです。ただ私は、警察協助員だけでも伊予市で大きく言うと約100名、正確には80名ぐらいですか、警察協助員もいる、いろんな交通補導員もいる、そういう人たちが全部、例えば別に暴走族がいる経路時に立てとかそんなんじゃなくて、連絡があれば、私はこういうことがあるよって、それで警察協助員とか青少年補導委員のジャケットを着て立ってれば、少しは抑止にもなるかもしれない。もちろん市長が言ったように、そら止まれとかと言ったら、逆にやられるかもしれないけども、でもそういう地域なんだなってここは、通るときにと思ったら、私はある程度の抑止効果はあると思います。そういう観点であります。 それともう一つ、これは宝くじが作っている健全育成ハンドブック「あなたの明日のために(中学生用)」、これは小学生用です。残念ながら予算の関係で最新版は、今年は港南中学校全生徒に配布したそうです。こういうもの、非常にいい内容なんで、もし可能であればこういうのを増刷して各中学校に配布するとか、そういうことも考えていただいたらなということで、要望ではあります。 以上です。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 再々質問、今の冊子の件は、多分教育長なりが答弁すると思いますけれども、森川議員の男気に私も感銘するところがあります。暴走族が伊予川内線を走っている情報が入ったら、お互い連携を取り合いながらのぼりでも持って、暴走行為はやめましょうていうのぼりを立てて歩道に立ちましょう。本気で言ってます。よろしくお願いいたします。            〔4番森川建司議員「要望ですから」と呼ぶ〕 ○議長(日野猛仁君) 要望でよろしいですね。 暫時休憩をいたします。            午前11時04分 休憩       ───────────────────────            午前11時15分 再開 ○議長(日野猛仁君) 再開いたします。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 次に、新型コロナ感染症に関する市の対応について質問します。 私は、過去3回、一般質問でコロナの状況に合わせた的確な政策転換やワクチン副反応のリスク等について問うてきました。命に関わることですので、再度取り上げたいと思います。 まず、コロナ関連についてです。 経済面ですが、5月18日に内閣府が発表した2020年度のGDPはマイナス4.6%と、過去最大の下落です。今年1月から3月はマイナス1.3%で、年率にするとマイナス5.2%になります。コロナの感染対策の必要性は十分認識していますが、4月8日から1か月半にも及ぶ県の感染対策期への協力により、市民の経済的疲弊や自粛のストレスは限界に来ています。前回と重複しますが、日本における新型コロナウイルス感染症の現状は次のとおりです。客観的な数字を基に説明いたします。 日本の年間の死亡者は約140万人であり、毎年季節性インフルエンザ関連死が1万人ぐらいであること。今年のインフルエンザ死はほぼゼロであるため、新型コロナウイルス感染症に取って代わったと推測されていること。しかも厚生労働省通達により、現場の医者は悪性新生物、心血管疾患、老衰等で死亡しても、コロナに感染していればコロナ死亡とするため、実際のコロナ死による死者は1,000名とも言われていること。コロナ死者の平均年齢は約80歳であり、60歳代以下の死亡はあまり見られないこと。インド型・イギリス型は、若年者の感染や死亡率が従来型よりは高いと報告されています。1年以上に及ぶコロナ禍との闘いの中で有識者の中には、新型コロナウイルス感染症は、季節型インフルエンザに準じた対応でよいとの見解を持たれている方もいること。このような状況の中、現役世代は、通常の社会活動を取戻し、経済を回さなければ社会が成り立たないと危機感を抱いています。 伊予市は、コロナ感染者が少ない現状に鑑み、他市町に先駆けて、通常の社会活動にかじを切るべきと考えますが、いかがでしょうか。 次に、ワクチン接種のリスクについてです。 ワクチン接種の効果については、適切な報道がありますが、副反応のリスクについては、情報の開示・提供の機会が少ないように思います。厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会)の資料によりますと、ワクチン接種後の死亡者が5月30日までに139名に上り、重篤な副反応は約1,306万回接種中169件と報告されています。ほとんど報道されてはいませんが、決して看過できる数字ではないと思います。この数字が、接種が本格化するにつれ、相当増えることが推測されます。問題は、厚生労働省の全ての事例において専門家の評価は、情報不足等によりワクチンと病状面との因果関係が評価できないとしているところです。新型コロナワクチン接種において健康被害が生じた場合には、予防接種法に基づく救済が受けられるとしておきながら、実際に死亡や重篤の後遺症が出ても、因果関係がないと評価することにより救済をしないと思われます。事実、2009年の新型インフルエンザの副反応死亡者133名も因果関係が評価できないとされ、全員救済されていません。 また、今回の新型コロナワクチンは──〔一般質問終了5分前のブザーが鳴る〕──治験も終わっておらず、厚生労働省も遺伝子組換えワクチンが免疫系にダメージを与えるかどうかの安全性を確認していませんと見解を示しています。 接種は任意ですが、少なくとも個人が適切に判断できる情報を開示し提供すべきではないでしょうか。特に新聞やテレビ等でしか情報が得られない人には、しっかり提供してほしいと思います。過去の子宮頸がんワクチンのようなことを二度と起こさないためにも、以上を踏まえ、5点をお伺いします。 1、伊予市の感染状況を踏まえて、通常の社会活動へかじを切るタイミングは。 2、図書館の閲覧はいつからできるのか。 3、心のケアや自殺防止対策は。 4、厚生労働省の発表した死亡者数の副反応に対する市の所見と市の副反応の実態はどうか。 5、前回令和3年3月議会で、市として副反応についての情報収集に努め、市のホームページ等で適切に周知するとの回答であった。具体的には何をされたのか、今後何をされるのか。 以上、よろしくお願いします。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 伊予市の新型コロナウイルス感染症に関する対応につきまして5点の質問をいただきましたが、私からは1点目と3点目から5点目について御答弁申し上げ、2点目につきましては、教育委員会事務局長から答弁させます。 まず、1点目の通常の社会活動へかじを切るタイミングはにつきまして、3月下旬、県は、松山市内の繁華街で変異株クラスターが発生し、強い感染力を持つ変異株による感染が松山市以外の地域にまで拡大している事態を受け、4月8日より県独自の警戒レベルを最高の感染対策期に引き上げ、県民全てに感染を押さえ込むための要請を行いました。その後、県下全域での感染拡大から2か月余りが経過し、感染状況が落ち着きを見せ始めたことから、6月1日より感染警戒期に引き下げられました。 しかしながら、本市の社会経済活動への悪影響が継続していることは、御案内のとおりでございます。 さらに、6月7日付の県からの通知におきまして、全国的に変異株の感染拡大が収まっておらず、当面の間は特別警戒期間として、県民や事業者への要請は継続されている状況にあることなどを踏まえ、通常の社会活動へのタイミングにつきましても、県の判断に委ねるものと考えております。 次に、3点目の心のケアや自殺防止対策につきまして本市では、毎月1回専門家や保健師による心の健康相談を実施し、コロナ禍における市民の心のケアに努めてまいってございます。 また、自殺防止対策として、9月22日にゲートキーパー養成講座の開催を予定しておりますが、対象者として民生委員や高齢者見守り員に加え、今回新たに商工会議所にも案内を行うなど、自殺予防の一環として、市民が学び、自身や周囲の人を自殺から守るための支援を行うことといたしております。 さらに、学校に対するSOSの出し方教育を予定しており、学校が掲げる様々な問題に寄り添い、児童・生徒の自殺予防対策の強化にも努めてまいる所存であります。 次に、4点目の厚生労働省の発表した死亡者数等の副反応に対する市の所見と市の副反応の実態につきまして、厚生労働省の見解では、ワクチン接種後には副反応を生じることがあり、副反応をなくすことは困難であるとされ、接種によって得られる利益と副反応などのリスクを比較して、各自が接種の是非を判断する必要があるとされております。そのため、森川建司議員お示しの55名の死亡事例につきましても、一人一人の年齢、性別、ワクチンの種類及びロット番号、基礎疾患の有無、症状の概要に専門家の意見を加えるなど、詳細な情報を掲載し、各自の判断材料として情報開示に努めているものと認識をいたしております。 なお、本市におけるワクチン接種は、医療従事者等約400人に対し、4月24日・25日に1回目の接種を実施し、5月15日・16日に2回目の接種を実施いたしました。 さらに、6月7日現在、高齢者約5,400人に1回目の接種を実施いたしましたが、アナフィラキシーなどの重篤な副反応は発生をいたしておりません。 最後に、5点目の市としての副反応の情報収集と周知につきまして、本市ではさきの医療従事者等の接種時の聞き取り調査を行い、その内容を市ホームページに掲載するとともに、国内で発生した接種後の健康状況調査につきまして、厚生労働省へのリンクにより閲覧可能といたしております。 また、接種券等の発送時には、接種を希望するかどうかの判断材料として、ワクチン接種における注意事項や副反応等に関する説明書を同封をいたしております。 なお、副反応については、県が相談窓口となっていることから、接種会場では、接種を終えて退出される際、一人一人に連絡先のチラシを手渡しし、副反応への対応に関する周知に努めておるところでございます。 以上、答弁といたします。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) それでは、伊予市の新型コロナウイルス感染症に関する対応について、2点目の図書館の閲覧につきまして私から答弁申し上げます。 議員御存じのとおり、愛媛県では6月1日感染対策期から感染警戒期へ移行いたしました。これを受け、本市の新型コロナウイルス感染症対策本部において、公共施設の貸し館再開を決定いたしました。 しかしながら、愛媛県において、当面の間、特別警戒期間として強い警戒を求められていることから、本市においては、不特定多数の方が利用する図書館につきましては、図書の貸出し・返却のみといたしております。閲覧の再開につきましては、愛媛県の新型コロナウイルス感染症の状況や県内同様施設の動向を注視し、本市の新型コロナウイルス感染症対策本部の判断により、今後再開いたしたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 3点再質問します。 1点目は、市長答弁の2ページの下から2行目、県の判断に委ねられると言われましたけれども、やはり県の判断というか、伊予市はまだ8名ですよね、たしか感染者が──感染者というか陽性者が。そういう意味では、早く切り替えてほしいということ、そしてちょっと関連になるかもしれませんけれども、6月30日で終了予定の食べトク券、あるいは南予の松野町でしたか、商店街支援等の支援をするということもございました。活性化のために何か新たなことを考えておられるか、もし関連でいただければ、県の判断だけのことで結構です。 2点目は、4ページ、真ん中頃、高齢者約5,400人に1回目の接種を実施しましたが、アナフィラキシーなどの副反応は発生しておりませんということを何か情報発信されているかどうか。 最後、事務局長の答弁ですけれども、いまだに図書館の貸出しだけですけれども、たしか6月1日からだったと思うんですけども、県の図書館それから松山市そして東温市なんかは、もう閲覧ができるようになっております。私先ほど言ったように、図書館のところに、もう進入禁止、使用禁止で椅子を全部撤去しているのが、本当に違和感があるんです。伊予市の感染状況で、本当に静かな図書館の環境でいまだに閲覧ができないって、あの図書館が本当に泣いてると思います。 以上、3点です。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 森川議員の再質問にお答えを申し上げますが、今8名とかという問いがあったと思いますけど、今伊予市が、繁華街クラスターで一気に増えて多分28名、もしかしたらちょっとその前後です。その枠組みの中で森川議員の考え方と私の考え方の乖離とは言いませんけれども、今65歳以上のワクチン接種は、伊予市においては7月いっぱいで完了します。そして随時エッセンシャルワーカーであったり、在宅介護をしているヘルパーさん等々、そういった方も含めて基礎疾患を持つ方も含め優先的に打っていってもらいたいなと思ってます。ただ私が心配しているのは、死亡率のことを言ったらあれなんですけど、やはり死亡される方は高齢者の方々が多いんです。そして、蔓延を助長しているのは20代、30代なんです。やはり20代、30代の方たちのワクチン接種、特にファイザー社の1回でも幾分効くような世界レベルのWHOの報告もありますけれども、やはり2回打ってインド株とは今は言わないんですが、デルタ株とか、とにかく変異株にも効くというようにも報告が上がってます。要は、私は20代、30代の方々がとにもかくにもファイザー社になるかどうかは別にしても、2度打ちをしっかりしていただいて、ワクチンが効いて抗体ができる、それを待たないと、今言われた図書館に関しましても、そしてゴールデンウイーク明けに即座に私が指示したのは、五色浜とシーサイドふたみの海水浴も自粛するように要請せよと言ってます。それは、もうおととしからずっと海外のニュースを見ていると、ちょっと緩んだら、本当に大変なことになります。チーム愛媛で取り組んでいる知事もその思いは変わらないと、私は思ってます。ただ、いつまでたっても3人、4人以上の会食はとかというのは幾分緩めて、今10人以下であれば構わないというようなことに変わってきてますけれども、今緩めたら、本当にリバウンドは必ず来ると、私は思ってますので、気を引き締めて図書館も椅子は全部のけました。閲覧だけできるようにしてます。基本的には、何か国の菅総理の考え方というかであれば、10月いっぱいぐらいに何とか、11月ぐらいになるのかな、国民全員に打ち渡るようにというようなこともありますけれども、それを見極めるまではかかりませんが、少なくとも盆明けぐらいまではしっかりとこの動向を見ないと、緩めた判断は、伊予市においては私が市長をしている間はそういうことはありません。 ◎健康増進課長(下岡裕基君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 下岡健康増進課長健康増進課長(下岡裕基君) 失礼いたします。 それでは、2点目の高齢者接種に関する情報提供・情報開示についてです。 これにつきまして、現在市のホームページには、医療従事者等接種に関する対応についての情報を掲載しております。ですので、今後高齢者接種に関する対応につきましても、情報提供をさせていただきますので、よろしくお願いします。 以上です。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 失礼します。 3点目の図書館の貸出しにつきましてですが、先ほども市長答弁ありましたとおり、県の動向等を注視し、また周辺市町の図書館の状況等のほうもまた見ながら、今後対応していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 小笠原経済雇用戦略課長 ◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男君) それでは、森川議員の1点目の御質問の補足を行いたいと思います。 まず、プレミアム付飲食券についてでございます。 愛媛版GoToイートにつきましては、飲食券の販売期間を8月31日まで、また利用期限を9月30日まで延長することが発表されましたが、これは度重なる販売停止等によりまして、販売自体が伸びず、相当数が売れ残っている現状から行われる措置でございます。 一方、本市のプレミアム付飲食券は、3月末に用意していた6,000万円分全てが売り切れ、現状90%以上が利用済みとなっております。利用期間を延長される声も一定届いてはおりますけれども、事情を説明し、御理解をいただいているところでございます。 また、今後の景気浮揚策でございますが、5月の臨時議会におきまして、交付金活用ということで様々な事業について御承認をいただいております。申し上げますと、宿泊の利用促進、またPayPayを使った場合のポイント付与、またETCを活用した誘客事業等ございますが、こちらにつきましては、愛媛県内の感染拡大状況を注視しながら、実施時期を検討しているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(日野猛仁君) 再々質問ありますか。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 再々質問ではなしに要望ですけれども、市長が感染リスクがあるから自粛はやむないっていう話でしたけれども、やはりある程度のリスクは伴わないと、経済は回っていかないということを私は要望したいと思います。 それから、食べトク券のほうですけども、9割使ってると言っても1割でも結構なお金だと思いますので、その辺よろしく延ばすようにお願いします。 以上です。 ○議長(日野猛仁君) 次に行ってください。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員
    ◆4番(森川建司君) 最後に、学校、幼稚園等におけるマスクの着用について質問します。 マスク着用の有効性は認識していますけども、着用による弊害についても認識して対応すべきだと考えています。厚生労働省のホームページには、マスクを着用することの弊害についての注意喚起が載っています。 また、小児科学会から、幼児がマスクをすることにより、脳が酸素不足に陥ることが危惧されると警鐘されています。大人の私でもマスクをして歩くだけで息が上がり、酸素不足を感じます。ましてや肺の機能が未発達な幼児や低学年児童はなおさらです。私自身、登校見守りでほぼ毎日街頭に立っております。コロナ感染者がゼロに近い環境下、伊予小学校の児童が全員マスク登校をしているのを見て、かわいそうだな、何とかならないのかと思います。 そこで、私なりにマスクの弊害について調べました。少し長くなりますがお聞きください。ちょっと時間がございませんので、飛ばさせていただきます。 そこで3点──〔一般質問終了1分前のブザーが鳴る〕──お願いします。 市としてのマスクの着用をどのように指導されているのか。 2、熱中症予防のための登下校時は、マスクを外すようにできないのか。 3、学校等が必要性や状況を判断してマスクを着用する・マスクを着用しないという指導が必要では。 以上です。よろしくお願いします。 ◎教育長(上岡孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 上岡教育長 ◎教育長(上岡孝君) 失礼します。 森川議員からの学校、幼稚園等におけるマスクの着用について3点の御質問に私から答弁いたします。 まず、今回の幼児・児童・生徒のマスクの着用について、発育や健康の観点からの御配慮、御指摘に感謝申し上げます。 それでは、1点目と2点目については関連がありますので、一括して答弁申し上げます。 コロナウイルス感染症対策については、その時々の実情を踏まえた対策内容について、国、県から小まめな通知があり、本市教育委員会としても、各学校・園で共通理解を図りながら、継続的な感染防止対策を取っているところです。マスク着用についても同様で、昨年5月の国からの通知では、熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合は、換気、児童・生徒間の距離を配慮した上でマスクを外す。体育の授業におけるマスクの着用は必要ないと示されており、学校現場では、これに従って活動内容や状況、場所に応じた対応を取っております。 また、幼稚園では、登降園時及び屋内での保育中には、マスクを着用していますが、屋外での保育中は、マスクを外して活動を行っています。保育所及び認定こども園では、2歳児までの未満児は、健康上の理由からマスク着用はしていませんが、3歳から5歳児は、本人の意思に委ねています。ただし、年長児は、小学校への入学の練習も兼ねてマスク着用を指導しているところです。 次に、3点目の御質問ですが、さきに答弁申し上げました対策を継続して実施する中で、児童・生徒は感染予防の方法やその目的についての学びを重ねてきています。議員の御指摘のとおり、児童・生徒の発育や健康を守るために、主体的に自己の健康管理ができるよう指導することは大切だと考えておりますので、今後も主体性を尊重した適切な感染症対応ができるよう、学校への指導も継続してまいりたいと存じます。 以上、答弁といたします。 ◆4番(森川建司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 森川建司議員 ◆4番(森川建司君) 要望1点だけです。 マスクがないのが普通なんです。空気中には酸素が21%、二酸化炭素0.04%なんです。だからマスクをすると二酸化炭素の濃度が上がるから、脳が、もう16%になったら死んでしまうんです。そういうことでマスクの弊害はすごいんで、できるだけ児童等にはマスクはしなくていいように、特に登校時は1メートル以上は必ず空いてます、歩いて、50センチでは足踏みますから1メートル。傘を差したらもっとです。そういうことで、日傘でもいいんですけども、そういうことで登校時は外すようによろしくお願いします。 以上です。ありがとうございました。 ○議長(日野猛仁君) 暫時休憩をいたします。            午前11時38分 休憩       ───────────────────────            午前11時38分 再開 ○議長(日野猛仁君) 再開いたします。 続いて、平岡清樹議員、御登壇願います。            〔8番 平岡清樹君 登壇〕 ◆8番(平岡清樹君) 議席番号8番、伊予夢創会の平岡清樹です。 議長に許可をいただきましたので、発言通告書に沿って一般質問をしたいと思います。 最初の質問は、GIGAスクール用パソコン補償についてです。 まず最初に、文部科学省のGIGAスクール構想を再確認しておきたいと思います。 GIGAスクールとは、一言で言うと、児童・生徒向けの1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を全国の学校現場で持続的に実現させる構想です。時代を生きる子どもたちにとって、教育におけるICTを基盤とした先端技術の活用は必須です。 また、変化の激しい時代を生き抜くには、従来の一斉教育だけではなく、多様な子どもたちを誰一人取り残すことのない個別最適化された創造性を育む教育の実現が重要であり、ICT教育で次世代の人材を育てる必要があります。これらを持続的に実現させる構想がGIGAスクール構想であるとあります。 現在、伊予市でも準備を進めており、8月末までに学校内の無線LAN工事を終え、2学期からGIGAスクール、1人1台端末による学習を始める予定と聞いています。GIGAスクールに使用されるパソコンですが、購入したのは3,300台で、生徒2,813人と教師262人分、残り225台は予備機として、各学校で分配し保管されると伺っています。金額は、パソコン総額で2億603万円、そのうち3分の1は国費で、残り3分の2はコロナ交付金を使っています。そして、単純に計算すると1台約6万2,400円となります。学習用のパソコンとはいえ、学校教育で使用する物としては、単品の個人教材として過去に例を見ないほど高額な教材であることに変わりはありませんし、パソコンは電子機器で、故障や破損、盗難のおそれが十分考えられます。教育教材が、故障や破損をした場合であっても、生徒への可能な限り負担を少なくし、裕福・貧困家庭に関係なく、公平・平等に教育が受けられる環境を我が市は整備しておかなければならないと思います。 そこで、誰一人取り残すことなく公正に個別最適化された創造性を育む教育を持続的に続けていくためには何が必要でしょうか。そこで何点か質問いたしますので、明確な御答弁をよろしくお願いいたします。 まず、現状の把握について3点質問いたします。 1、ア、225台の予備パソコンですが、本当にこんなに多くの予備パソコンが必要だったのでしょうか。1台6万円としても1,350万円になりますが、どのような計画で予備パソコンが225台になったのか、お教えください。 イ、このパソコンに保証がついていると伺っていますが、どのような故障や破損が含まれますか。メーカーの1年限定保証期間と保証範囲をお知らせください。 ウ、パソコンは、学校での使用と家庭への持ち帰りが認められています。学校での不測の事態により落下させてしまい破損や故障をした、また自宅に持ち帰り時に破損や盗難に遭った、また、雨にぬれて帰り水害による故障など発生した際は、生徒への賠償責任は発生するのでしょうか。生徒の負担が発生する範囲をお示しください。 2番、私の気持ちとしては、義務教育でありますので、本来であれば、保護者負担は避けたいところです。 しかし、パソコンに関して全ての修理代等を伊予市が負担するとなると、多額の経費となることが予想されます。このようなことも想定し、伊予市や児童・生徒の保護者の負担を減すためにも、事前に保険に入っていくことも一つの方法ではないでしょうか。私が調べたところ、民間保険会社からGIGAスクール用のパソコンに対する損害保険が出されているようです。その一つを紹介すると、この保険は、まず保険の範囲が基本的には、故障、破損、水をこぼした、燃えるなど、様々なリスクがありますが、その中からプランを3つ選択できます。1つ目は、全てのリスクをカバーするプラン、2つ目は、盗難のみ補償の対象にならないプラン、3つ目は、盗難と水災のみ補償とならないプランの3つです。保険を何回使ったとしても、次の年に保険契約金が上がることはありませんし、修理回数も無制限です。修理の自己負担はゼロ、修理不可能な全損の場合は、同機種もしくは同等機種での対応もカバーしてくれます。保険料も水災、盗難を除いて全て保険会社が対応してくれるプランで年額1,980円、伊予市がメーカーとのやり取りや請求などの事務手続をするプランだと、水災、盗難を除く保険料で年額882円です。1年間882円で故障と破損の不安がなくなります。 そこで質問いたしますので、御答弁をよろしくお願いいたします。 ア、昨年度コロナ禍で実施されたひとり親世帯臨時特別給付金支給事業の実績では、293世帯、子ども数472名、生徒全体の16.7%が該当となっています。もし個人が補償しなければならない状況になったときに、修理代を払える家庭はいいのですが、中には経済的理由でそれができない家庭もあると思います。このような家庭への配慮についてどのように考えていますか。 イ、先ほども申しましたが、義務教育ですので、本来は負担をゼロにしたいのが本音です。国が決めて進められる教育ではあるものの、教科書などとは違い、パソコンのトラブルは、時に数万円単位の負担になってしまいます。保険に加入した場合でも、1年間で882円の最安プランであっても、3,300台のパソコンに掛けられる保険料は膨大な金額になります。市役所の職員全員で経費削減に取り組んでいる財政が厳しい今の市政にとって、全額負担は可能であれば避けたいところです。伊予市や児童・生徒の保護者の負担を減らすためにも、最低でも事前に保険加入すべきだと思いますが、どのように考えますか。保護者も1年間で882円であればそれほど負担もなく、保護者の皆様へ安心を伊予市から提案できるものと考えますが、いかがでしょうか。 以上の質問の順に御答弁をいただきたく思います。よろしくお願いします。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) それでは、平岡議員からの本市のGIGAスクール用パソコンについての御質問について私から答弁申し上げます。 まず、1点目の225台の予備パソコンを含んだ計画の経緯についてですが、当初保守込みの5年リース契約も検討しておりました。しかし、経費を5年間に分散して負担するよりも、新型コロナウイルス臨時財政交付金を活用した一括購入が、財政的に有利であるとの判断により、一括購入に決定いたしました。 購入台数については、児童・生徒及び教職員を合わせた3,075台だけでは、授業中に不具合を起こした場合などの対応ができませんので、予備機も含めることといたしましたが、その予備機の計算方法は、一般的なタブレット機器等の故障率を大手通信会社に問合せをしたところ、使用状況によって違ってきますが、おおむね8%前後との回答がありましたので、7%と設定し、また小学校低学年の児童の取扱いによる故障を加味して3,300台と決定した次第です。 次に、パソコン保証についてですが、保証期間は、令和3年3月20日から1年間となっています。保証範囲は、機器を購入した場合についてくる一般的な保証の範囲となり、破損はしていないが、突然電源が入らなくなった、突然キーボードが入力できない、その他破損・水損を伴わない動作不良などの場合となります。 次に、児童・生徒の賠償責任の範囲については、パソコンは備品扱いとなりますので、学校で不測の事態により故障した場合は、学校修繕費での修繕となりますが、自宅への持ち帰り時については、現在は使用者の負担と考えています。 2点目については、関連がありますので、一括して答弁申し上げます。 まず、保険において全てのケースに適用できるわけではない部分があることを説明させていただきます。 使用者の故意による破損、盗難被害でなく、使用者の過失による紛失、水害が適用になるプランであっても、地震を起因とした場合の津波による水害等は、適用外となるケースがあるように聞いております。そのため、経済的理由で配慮が必要な家庭であっても、保険の適用外に当たる故意による故障等の部分については、全ての使用者が平等に負担するべきものと考えます。それ以外の通常の活用時の故障の場合、保険に加入し、その保険金を市負担とするか、また議員御提案のとおり、保護者に負担を求めるかが問題となりますが、保護者に負担を求めることになった場合でも、保護者の承諾も必要となってまいります。タブレットパソコンの使用開始までにあまり時間もありませんが、保護者負担がなるべく少なくなる方法について、今後研究を行いたいと思います。 以上、答弁といたします。 ◆8番(平岡清樹君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 平岡清樹議員 ◆8番(平岡清樹君) 御答弁ありがとうございました。 御答弁の内容から見ると、やはり学校から自宅へ持ち帰ってもいいよという学習というのも発生すると伺っている中で、現在は使用者負担と考えているっていうのが内容答弁でありましたが、私、伊予市の考え方っていうのが、これが本当に正解なのかどうかっていうことも含めて、近隣市町へ行ってまいりました。松山市教育委員会松山市教育研修センター事務所長とお会いしまして、松山市の場合は5年リースです、3万9,000台。パソコンをリースにしたのは、メンテナンスを含む予算が定額化されるため、総合的に考えて判断したということでした。故障・破損時は、保守契約をリース会社が見るようになっています。紛失以外は、全てリース会社が見るようになっています。紛失は自己負担となりますが、盗難届を出して受理されれば問題ないと。予備パソコンは、1クラス1台の計算で用意しているということです。東温の場合、パソコンは2,800台購入で、パソコンは購入時に、これは随意契約で、同時に保険に入っているため、生徒負担は基本ゼロです。故意の紛失や破損であった場合は、明らかに故意であれば、ちょっと現在は対応未定ということです。松前町教育委員会、パソコンは2,872台、生徒2,556人、先生用としては購入せず、各教室1教室ごとに1台で143台、保険には入っていないが、生徒への負担はなしでいくということです。各学校の備品修繕費を充てる計画で、明らかに同じように故意の場合は、今現在は未定、予備機がなくなった場合は、買い足す覚悟であるというふうな回答でございました。私もできればというふうに書いてますが、生徒への負担、これは義務教育でございますので、できればそこいらも含めて考えてほしいなと思うのが一つと、もし伊予市が財政的に厳しいんであれば、生徒・保護者、しっかりと説明をして、前に進める前にお願いしたいなと思うんですが、そこらの御見解、私の近隣他市町の調査の見解を教えてください。お願いします。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) それでは、平岡議員さんの再質問にお答えいたします。 議員さんお示しのとおり、近隣市町におきましては、今現在保険のほうに入っておるというふうな市町のほうが多いというふうなことをお聞きいたしております。ただ松前町につきましては、保険には入っていない。修繕等が発生した場合は、備品購入費のほうで対応するというふうな今のお話だったかと思います。本市におきましても、今の松前町さんのようなお考えに近いことと御理解いただければと思います。 まず、保険に入りましても、その保険、市が入るにしろ、保護者の方が入るにしろ、八百八十何ぼで3,300台あれば約300万円全体で掛かってこようかと思います。その300万円に対しまして1年間の修理代というふうなところが、そこまで到達するのかどうかというふうなところも見極めながら、今後保険に加入すべきかどうかっていうふうなところも検討していく必要があるかと思いますので、そのあたり検討課題とさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 佐々木局長の補足をさせていただきます。 まず、パソコンが来たら、1年間は一応メーカーが見るということなんで、そこの部分がちょっと答弁外れてるんで、その1年間で様子を見て、やはり故障が多いね、保護者負担が多いね、財政出動も必要だね、そういったことをしっかりと見詰め直した上で、1年後に一つの答えが出るようにするよう指示もいたしております。 ◆8番(平岡清樹君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 再々質問。平岡清樹議員 ◆8番(平岡清樹君) 御答弁ありがとうございました。 1年間のメーカー保証なんですけど、これは本体、製造時に問題があったときのみの保証ですよね、これ。生徒が落としたときは、例えば。これ入ってませんよね、メーカーは。だから、それを予備機で賄うと。私はそれいいと思います。だから225台のパソコンを次々壊れたものからどんどん替えていって、もう壊れたものが積み上がっていく、それがどれぐらいかは分からないけど、1年間様子を見て。だからそっから先っていうこともこれから十分議論されると思うんですけど、私は提案という形で今回出しましたが、なぜこれを出したかというと、やっぱりGIGAスクールが始まって、先ほども言うたけど、裕福な方も貧困な家庭もあります。実際にこんだけの生徒数がそういう今回のコロナの補助も受けているというのも含めて、できるだけ2学期にGIGAスクールが始まる頃には、保護者に対してそういう保証であったり、その対応を明確にして、生徒に手渡してほしいなと思うので、1年間はこうだよ、大丈夫だよと、もしくはそっから先はこうだよと。そっから先は後から考えてもいいですけど、そこらをはっきりと示していただきたいなと思います。不安に思っている家庭、かなりあると思いますので、よろしくお願いします。私からは以上です。 ○議長(日野猛仁君) ここで暫時休憩をいたします。            午前11時58分 休憩       ───────────────────────            午後1時00分 休憩 ○議長(日野猛仁君) 再開いたします。 ◆8番(平岡清樹君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 平岡清樹議員 ◆8番(平岡清樹君) 2問目は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に対する本市の取組についてお聞きします。 令和2年4月7日、私が生まれて初めて経験した日本全国緊急事態宣言が、発令されて1年以上が過ぎました。やっと日本にもワクチンが届き、伊予市でも接種が始まっています。先日昼食を食べているときに、テレビで伊予市のワクチン接種の受付が混乱していると全国放送されました。伊予市の受付は他市よりも早く、たまたまだと思いますが、我が市にとっては不名誉な放送です。なぜ伊予市がという思いが湧いてきました。私は、ワクチン接種に関して、否定も肯定もしませんが、接種をする前と接種後において様々な課題があります。そこで、5点の質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。 1、現在、高齢者の受付や接種スケジュールは、順調に進んでいるのでしょうか。 また、各分野(医療従事者、高齢者、基礎疾患者、高齢者施設職員、一般社会人等)の接種スケジュールはどうなっているのか、お伺いいたします。 2、新型コロナウイルス感染症は、80%近くは無症状だと報道されていました。 また、5月26日の厚生労働省の報告では、601万6,200人が接種を受け、85人の死亡が確認されており、78%が65歳以上の高齢者で、原因は出血性の脳梗塞や心不全だったそうです。本来ワクチンの役目は、感染しても重症化しないことが目的ですが、感染しても無症状が多く、感染を怖がらずに、逆に副反応を怖がる若年層やワクチン接種によって死亡リスクがある高齢者層に対して正常な判断を促す方法を伊予市独自で分かりやすく伝えられるように考えられないでしょうか。 3、ワクチン在庫と管理についての質問をいたします。 神戸市で貴重なワクチンを破棄せざるを得なかったという報道があります。伊予市では、そんなずさんな結果を出してほしくないので質問します。 リアルタイムで在庫の管理、冷凍保存状態の管理、かかりつけ病院での在庫管理など、きめ細かな対応が構築されておりますでしょうか。 4、ワクチン接種後に副反応が出た場合、会社を休まなくてはならなかったりした場合、補償を含む副反応への対策は市民に対して準備できているのでしょうか。 5、私たちの年代では、何もかもが初めての経験だったと思います。そこで、私からの提案です。 この事業が終了した後、この経験を今後に生かすために様々な問題点や課題点、克服した点などを整理し、市役所内で情報を共有すれば、職員の規範、士気向上、災害時などにも応用することができると考えますが、御見解をお聞かせください。 以上、5点の質問に明確な御答弁をよろしくお願いいたします。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 平岡清樹議員より、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について5点の質問をいただきました。 まず、1点目の高齢者の接種スケジュール等につきまして、本市では4月23日に80歳以上の高齢者約3,800人に接種券を発送し、5月6日から予約受付を開始いたしました。受付開始から2日間は、1日に2,000件前後の電話がコールセンターに集中し、電話がつながらないとの問合せが多く寄せられ、市民の皆様には大変御不便、御迷惑をおかけいたしましたことをこの場をお借りしておわびを申し上げます。 また、そのため市といたしましては、5月下旬から、集団接種会場である保健センター以外の8施設でもウェブ予約を可能とし、6月1日からコールセンターのオペレーターを増員するなど対応をした結果、電話予約に関する問合せは、皆無となっております。 また、接種券を発送した65歳以上の高齢者1万1,734人の予約状況は、6月13日現在で1万598人、率にして90.3%と非常に多く、市民の関心の高さを感じているところでもございます。 なお、本市では、既に医療従事者、入所系の高齢者施設従事者への接種は完了しており、続く60歳から64歳の高齢者及び16歳以上59歳以下の基礎疾患を有する方で、障害者手帳を持つ方につきましては、6月21日の週に接種券を発送し、7月上旬からの接種を予定しております。 さらに、入所系以外の高齢者施設従事者につきましても、7月中旬には接種開始となるよう、事業者と調整を進めております。今後、障害者手帳がない基礎疾患を有する方につきましては、市で把握ができかねますので、ホームページ等で周知を行い、申請をいただくことで、接種券を随時発送していく考えでございます。 なお、59歳以下の方につきましては、今後の予約状況とワクチンの供給量を勘案しながら、年齢階層ごとに順次接種券を発送する予定としておりますので、御理解を賜りたいと存じております。 次に、2点目のワクチン接種の正常な判断を促す方法につきまして、先ほどの森川建司議員への答弁でも申し上げましたが、副反応に関しては、市ホームページでの情報提供に加え、接種券等の発送に併せたワクチン接種における注意事項や副反応等に関することが明記された説明書などにより御判断をいただきたいと存じております。 次に、3点目のワクチンの在庫と管理につきまして、本市では集団接種を行う保健センターを基本型接種施設、個別接種を行う医療機関をサテライト型接種施設として位置づけ、ワクチンの管理を行っております。 ワクチンの流通は、国から2週間に1回、基本型接種施設に配送され、基本型接種施設からサテライト接種施設へは、専用の保冷バッグを使用し、1週間に2回の配送といたしております。 また、基本型接種施設におけるワクチンの保管は、専用ブレーカーを電源に配備し、ディープフリーザーと呼ばれる超低温冷凍庫を使用して、マイナス75度プラス・マイナス15度での保管といたしてございます。 なお、サテライト型接種施設では、冷蔵庫を使用し、2度から8度で保管することとされており、適切な保管方法についても、周知を図っておるところでございます。 次に、4点目のワクチン接種後の補償につきまして、新型コロナウイルス感染症に係る予防接種は、予防接種法第6条第1項の規定による臨時接種とみなして実施するものであります。そのため、健康被害が発生した場合には、市の予防接種健康被害調査委員会において、調査及び審議を行い、その結果、係る健康被害が、予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済が受けられることとなります。 最後に、5点目の市役所内での情報共有につきまして、このワクチン接種は、国民の命を守るため、全国の自治体が一斉に取り組まなければならない、まさに前例のない国家プロジェクトであると認識をいたしております。今現在、これまでの経験が生かされているとするならば、2月28日に本市において愛媛県及び県内全市町職員が一堂に会し、伊予医師会御協力の下、ワクチンを担当する健康増進課のみならず、他部署からの応援職員とが一丸となり、県内では初の集団接種模擬訓練のデモンストレーションを実施したことが、その後のスムーズな集団接種につながっているものと認識をいたしております。現状、本市における一般のワクチン接種が始まり、1か月が経過したばかりであり、国が示す7月末までの接種完了に向け、鋭意取り組むことを進めている最中ではございますけれども、本事業が終了した際には、議員御提案につきましても配慮してまいりたいと考えております。いい御意見だと思います。議員各位におかれましては、新型コロナウイルス感染症の収束に向け、引き続きワクチン接種への御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。 ◆8番(平岡清樹君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 平岡清樹議員 ◆8番(平岡清樹君) 御答弁ありがとうございました。今までの状況そしてこれからの状況というのを一通り答弁いただきまして、誠にありがとうございます。 このあたりでホームページ等での周知を行うとかというのが、障がい者、身体障害者手帳を持ってない基礎疾患を有する方へホームページで周知を行う、また副反応に関してもホームページで情報提供をしていく、あとワクチン接種後の補償的な部分なんかもなんですが、ホームページだけではなくて、やっぱりアナログ的な部分で言うと広報であったり特別ページを作って回すとか、回覧板とかを使っていただいて流してもらう、もしくは伊予市のフェイスブックであったりとかウェブを使ってやっていただくっていうことを、ありとあらゆることを計画していただいたほうがいいんじゃないかと思います、そんなにお金もかかることじゃないと思いますので。というのが、やっぱりインターネット上でも当然ですが、私らも一応コロナワクチンというのを検索すると、懐疑的な文章がかなり多く出ておりますから、一人一人の若者、特に若い人たちは、感染リスクを恐れていません。持って帰っておじいちゃん、おばあちゃんに移してしまうということもありますから、そういう懐疑的な情報が多くインターネットで出ている、特にそれで踏みとどまる人が、これから先若い人たちが増えるんじゃないかなと思うんです。今伊予市90%ということだったんで、非常にすばらしいなとは思うんですが、そういった情報を信じるかとか信じないか、それで接種するかしないかっていうのは、本人の自己判断になってくる部分もあると思うんですけど、接種を勧めているがゆえに、やっぱり行政としての役割をこれからも発信していただけたらと思うんですが、その点ありとあらゆることを、もうここにはホームページとしか書いてないので、やっていただいて、特に若い方、これから8月以降になる方に対して、ぜひ分かりやすく発信していただけるようお願いできますでしょうか、御答弁お願いします。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 平岡清樹議員のワクチン接種における情報の発信等々について再質問を受けました。 まさに今の時代、現実に伊予市のホームページを見る人がどれだけいるの、なかなか人口の何割かなと思ってます。当然のごとく広報にもそういった記事もタイムリーに、タイムリーといってももう今年だけのことなんで、タイムリーにある程度の情報がまとまったときっていうのが、今が6月ですから、7月の広報に間に合うかどうか分かりませんけれども、そういったものも考えていきたいなと私は思ってます。あと補足を向井福祉部長にさせますから、またフェイスブック等々伊予市にも、できたら、そら来年も再来年も続くんであれば、アプリケーションみたいなものをつくってやりたいんですけど、それはちょっと経費の無駄かなと思ってます。様々な形で今言われましたように、ワクチン接種、前もこの場でお話ししたかどうかちょっと忘れましたが、消防署員127名だったか6名だったか、1回目接種したときは、ちょっと注射したとこが1日押したら痛いよねぐらいで済んでたんですけど、2回目接種のときに、126人中の約4分の1、25%が発熱をしたり倦怠感や体調不良を訴えたということもあります。たまさかそれの中身を見てみると、幾分若い人が多かったということでもありますけれども、そういったことも含めまして、市民に不安を抱かさないような形でできることがあれば、ワクチン接種、全市民が打っていただきたいけど、これは打つ権利、打たない権利がありますから、そのところは言えませんけれども、そういった形でしっかりと啓発活動も続けていきたいと思います。補足は向井がします。 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 向井市民福祉部長 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 平岡議員の再質問にお答えをいたします。 議員おっしゃること、ごもっともだと思っております。 ただ、今回のコロナウイルス感染症対策につきましては、アナログと申しますか、広報その他文書的なものっていうふうなことになってまいりますと、やはり日々変わる情報の中で、スピード感を持ってお示ししないといけない内容もあろうかと思っております。そういった部分を取捨選択しながら、必要に応じた形であらゆる手法をもって対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 以上です。 ○議長(日野猛仁君) 再々質問ありますか。 ◆8番(平岡清樹君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 平岡清樹議員 ◆8番(平岡清樹君) 御答弁、本当にありがとうございました。 本当、今市長が言われたように、私の知り合いにもお医者さんが何人もいらっしゃるんですけど、2回目が本当にしんどかったという方がほとんどであります。そういう情報がどんどん流れることによって、若い子たちがちょっと引きぎみになるっていうことを、勧めてる側はしっかりとそれをすることでこうなるんだということも含めて、リスク回避できるように進めていっていただきたいと思います。 以上でございます、私は。ありがとうございました。 ○議長(日野猛仁君) 暫時休憩をいたします。            午後1時17分 休憩       ───────────────────────            午後1時18分 再開 ○議長(日野猛仁君) 再開いたします。 続いて、田中慎之介議員、御登壇願います。            〔1番 田中慎之介君 登壇〕 ◆1番(田中慎之介君) 議員番号1番、田中慎之介です。 議長の許可を得ましたので、通告書に従って質問をいたします。よろしくお願いいたします。 では、質問の1点目から、認定こども園の設置について質問いたします。 幼稚園と保育園とを一体化させる認定こども園というものに対して、私は大きく期待をしています。新しい取組に対して、伊予市がどのように対応していくのか、他の自治体と横並びになるのではなく、他の自治体が見本としたくなるような伊予市の幼児教育をぜひ目指してもらいたいと思っています。 幼稚園と保育園とを一体化させるという認定こども園のメリットは、2つの建物を一つにするという財政的なメリットに終わる話ではないはずです。今回の一般質問では、認定こども園のそうしたハード面のものではなくて、ソフト面について何点かお聞きをしたいと思います。ぜひ、これを聞く保護者の方々に分かりやすい御答弁、よろしくお願いいたします。 1点目、後期基本計画の中では、目標の設置数を7としています。現在は公立が1校、私立が4校の現在は5校です。残り2つの設置については、伊予市立幼稚園2園をこども園化する方向で間違いはないでしょうか。 また、この2園については、伊予市公立の認定こども園とする方向でよろしいでしょうか。 公立のこども園を設置するに当たっては、どういったこども園を設立をしたいと考えているか、伊予市らしいこども園とはどのようなものと考えているか。一言で言えば、民間会社でいうところの経営理念のような、学校教育でいうところの教育理念とか、そういったものでございます。現在は、公立の幼稚園に行こうが、私立の幼稚園に行こうが、費用の面においては差がありません。保護者が学校を選択する際に、比較して決断をするのは、このこども園に行けば、子どもはどういった教育が得られるのか、子どもたちのどういう成長を伊予市の認定こども園では期待するのか、それを教えていただきたいと思います。 2点目、国のレベルで言えば、幼稚園の管轄が文科省で、保育園の管轄が厚労省です。これがいわゆる縦割り行政の弊害であったことは、事実だろうと思います。そして、認定こども園の管轄は内閣府となります。2つの省庁をまたぐ事業であるから、横串を通すという意味においても内閣府の管轄にしたのでしょうが、実際は二重行政どころか、三重行政になっているような感は否めません。その点、現場におられる職員の皆さんの苦労というものは、大変理解ができます。幼稚園、保育園の管轄について伊予市では、これまで幼稚園は学校教育課、保育園は子育て支援課の管轄でした。そして、認定こども園は子育て支援課の管轄となります。つまり学校教育課は、幼児教育から離れて、全て子育て支援課が管轄をするということになります。この一元化については、長い目で見れば、幼児教育については子育て支援課に聞きに行けばいいという意味では分かりやすくなるので賛成なんですが、今現在のこうした一番難しいのが、この引継ぎの時期だろうと考えています。 その観点から、ア、こども園に変わっても、こども園は教育機関として存在するのでしょうか。 幼稚園の先生というものは、指導教案をつくって、子どもたちの教育に携わっています。そうした教育機関としてのものが、きちんとこども園として引き継がれるのかどうか。 イ、1号と2号の子どもたちが共存をしていくというこども園ですが、その中においての教育の平等性は担保されるのでしょうか。具体的に言えば、現在の幼稚園の延長預かりは、保育ではなくて教育と位置づけられているはずです。様々な作業や遊びを通して、子どもたちの主体性や共同性を育んでいくと。保育園の場合というのは、昼食後にお昼寝をして、夕方までの体力回復等を図っていたと思います。こうした1号認定の幼稚園の生徒と2号認定の保育園の生徒たちが一緒に集まって認定こども園となる。その場合に、午前は教育、午後は保育となるのか、午後も教育としてお昼寝がなくなるのか、そういった具体的なものも含めて、そういった1号認定と2号認定の子どもたちがひとしく教育なり保育なりを受ける環境が整っているのか、お聞かせ願いたいと思います。 ウ、伊予市は、預かり事業について明記をしていて、これにより現在の幼稚園も午後3時までの預かりを行っていますが、明記しているものには、保護者のリフレッシュのための預かりを認めるように書いてはいますが、現在の幼稚園は、残念ながらそれができていません。これは、認定こども園となれば、十分に可能になると思いますが、そうした機能の拡充は期待できますか。 併せて、学校教育課からも、今現在この預かりができていない状況についての説明と対応について御答弁いただきたいと思います。 エ、保護者の方々は、こども園に変わることに対して期待も不安もあります。 しかし、幼稚園の先生に聞いても、認定こども園のことは分かりませんと言われます。子育て支援課のほうに聞きに行って、こう変わりますよという中において、では今の幼稚園のもろもろのこういったことはどうなるんですかというふうに聞けば、それは学校教育課なので分からないと言われて、保護者の方は非常に困っている。新しい制度が入り、担当する課が変わる、そういった中においては、相互の意見交換や場合によっては、子育て支援課と学校教育課でタクスフォースを組んで取り組むような姿勢が必要と思うが、どうでしょうか。少なくとも、認定こども園について学校教育課の誰も分かりませんというような状況は、保護者の方にとってマイナスでしかありませんので、改善が必要だと思いますが、どうでしょうか。 3点目、令和3年度の入所の手引きについて。 1号認定と2号認定の区分けのフローチャートが、幼児教育を希望するかどうかというふうにしていますが、これは就労しているかどうかで分けるのが正しいのではないでしょうか、あるいは保育の認定を受けれるかどうかで分けるのではないでしょうか。少なくとも内閣府の出しているフローチャートでは、そのようになっています。伊予市は、保護者が就労していなくても幼児教育を望まなければ、2号認定を受けて保育園に入所することが可能なんでしょうか。少なくとも保護者たちは、そう思っていませんし、誤解を招く表現だと思いますが、どうでしょうか。 以上、3点についての御答弁をお願いいたします。 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 向井市民福祉部長 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 認定こども園の設置ついて3点の御質問をいただきました。 まず、1点目の後期基本計画における残り2つの認定こども園と伊予市らしいこども園とはにつきまして、本市では、「明るい未来、子どもの笑顔あふれるやさしいまち」を基本理念に策定した伊予市子ども・子育て支援事業計画に基づき、施策を推進しておりますが、その基本目標として、幼児期の学校教育・保育の充実と地域における子育ての支援などを掲げております。その目標を達成するため、就学前の子どもに関する教育・保育や地域における子育て支援を総合的に提供する拠点施設の一つとして認定こども園を位置づけ、伊予市公立保育所の適正規模及び民営化基本方針に基づき整備を進めてまいりましたが、議員御質問の市立幼稚園2園につきましては、各施設の入所者の状況や集団教育・保育の必要性、施設の運営状況などを総合的に検討し、適切な時期に公設公営の認定こども園として設置する方針であります。 次に、2点目の幼稚園が認定こども園になることで、所管が子育て支援課に変わることにつきまして、認定こども園における教育と保育は、幼稚園教育要領、保育所保育指針及び幼保連携型認定こども園教育保育要領の3法令の基づき実施され、特に3歳以上児の教育的機能に関しては、健康・人間関係・環境・言葉・表現の5領域について、3法令との整合性を図りながら、統一した教育・保育が実施されるよう方針が示されております。 また、幼稚園、保育所、認定こども園のいずれの施設においても策定しなければならない指導計画の中で、幼児期の教育・保育の目標である幼児期の終わりまでに育ってほしい姿10項目を達成することが望ましいとされ、認定区分にかかわらず、教育を受けることは可能であり、教育の平等性を保ちつつ、教育機関としての役割を引き続き果たせるものと考えております。 午後の教育・保育につきまして、認定こども園では、一日の生活のリズムや在園時間が異なる子どもが共に過ごすことから、活動と休息、緊張感と開放感の調和を図ることが必要であり、子どもの育みたい資質能力向上のために教育を行う場合や健康面を考慮し午睡を行う場合など、成長過程や心身の状態に配慮した教育・保育を柔軟に提供する方針としております。 一時預かり事業につきましては、教育・保育施設を利用していない家庭保育を行う世帯の育児疲れ解消などを目的とした一般型と、教育認定を受けた子どもの教育時間の前後または長期休業日等に在籍施設で一時的な保護を目的とした幼稚園型の2種類がありますが、議員御指摘のリフレッシュを目的とした一般型の一時預かり事業を、教育・保育認定を受け施設を利用している子どもが利用することは、制度上困難であります。 しかしながら、認定こども園におきましては、幼稚園型の一時預かり事業として、15時以降の預かりも可能となり、機能拡充として期待できるものと考えております。 なお、実施に際しては、保育認定の子どもとの整合性並びに一時的な保護を前提とした具体的な理由等により、利用日数に制限を設けるなどの措置が必要となる場合もありますので、御理解を賜りたいと存じます。 今後、認定こども園の設置におきましては、議員御指摘のとおり、子育て支援課と学校教育課はもちろん、その他の関係課も連携し、課を横断した密な連携でもって対応してまいりたいと考えております。 次に、3点目の入所の手引きにつきまして、御指摘のありました内閣府のフローチャートでは、保育を必要とする事由に該当しますかと記載され、教育・保育の認定区分とその区分により利用可能な施設を一体的に確認できるよう作成されております。 一方、本市の手引きでは、フローチャート上段の表で、認定区分と対象となる子どもを確認いただき、その後、フローチャートにおいて利用可能な施設を確認いただくよう作成しております。これは、就労など保育を必要とする事由に該当する御家庭であっても、幼稚園を希望される御家庭に対して、適切な説明が必要であるとの認識から実施しているものであり、御理解を賜りたいと存じます。 以上、答弁といたします。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) それでは、田中慎之介議員からの公立幼稚園において保護者のリフレッシュのための預かり保育ができていない状況の説明と対応についての御質問に私から答弁申し上げます。 本市の公立幼稚園では、伊予市立幼稚園預かり保育事業実施要綱に基づき、幼稚園型の預かり保育を行っております。 この要綱では、預かり保育の対象児童として、1、保護者の家事以外の就労支援、2、保護者または家族の定期的な通院・看護・介護、3、保護者の災害・事故、4、その他園長が預かり保育が必要であると認める状況の場合と規定しております。 また、これ以外にも、幼稚園教諭の人数の問題が上げられます。 預かり保育にも、幼稚園教諭の資格を持った者が行う必要があり、現在は、担任を持たないフリーの教諭が行っております。担任を持つ教諭は、午後2時以降は次の日の保育の準備等を行う必要があり、この預かり保育に関わることが難しいためです。 そこで、リフレッシュが理由の預かり保育を認めると、幼児の人数も増えることが想定されるため、幼稚園教諭がもう一人必要となってまいります。 しかし、新規の幼稚園教諭の採用は、非常に困難な状況であり、また財政的負担が増すことにより、リフレッシュを理由とする公立幼稚園での預かり保育の実施は困難であると言わざるを得ないのが現状であることを御理解願います。 以上、答弁といたします。 ○議長(日野猛仁君) 再質問ありますか。 ◆1番(田中慎之介君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 田中慎之介議員 ◆1番(田中慎之介君) 御答弁ありがとうございました。 特に今後認定こども園になることによって、15時以降の預かりも十分期待ができるということに関しては、非常に多くの保護者の方も期待を持っていると思いますので、ぜひ前向きに取り組んでもらえたらと思います。 再質問として、2点お願いいたします。 1点目、先ほど1号認定の子たちと2号認定の子たちとの平等性は担保できるのかというような質問をして、そのお答えとして、お答えをいただいたんですが、午後の教育・保育については、子どもたちが当然いる時間帯が違うということで、子どもの育みたい資質能力向上のために教育を行う場合や健康面を考慮してお昼寝を行う場合など、柔軟に提供していきますよと、こういうふうにお答えをいただいたんですが、これはそこにいる子どもたちが全員そのようになるんでしょうか。 私がちょっと心配しているのは、1号認定の子どもたちは、幼稚園の子たちは、午後からはありませんと、帰ってくださいねと。保育の子たちはそこに残ります。1号認定の子たちでも午後の預かりを希望する子たちは預かれますと。その幼稚園の子たちは、預かれる際に、最初の預かりをやるときに、結構教育委員会などでも議事録を拝見したんですが、かなり先生たちも苦慮されておりまして、これは保育ではなくて教育として行うんだと。そしたら、午前で帰っちゃう子と午後までやる子たちの教育的な格差が生まれてしまうんじゃないかとか、そういったような心配も結構議論されておりました。午後になったときに、午前一緒に勉強をしていた子たちの一部の子たちはお昼寝をしなさいと。そして幼稚園の子たちは、午後3時まで預かるので、その子たちはお昼寝がないので、外で遊んでいなさいというようなことが行われることが、果たして教育上の本当の平等性なのかどうかと言われると、私にはちょっと疑問符がつくんですが、このあたりちょっと具体的に教えてもらいたなというふうに思います。つまり全員が一律で、例えば今日の午後はみんなお昼寝しましょうねという時間帯になるのか、あるいは今日の午後はみんなで外遊びをしましょうねというふうになるのかどうかということです。 もう一点が、リフレッシュでの預かりは、非常に現状では困難であると。これが人員の問題で非常に難しいと。当然リフレッシュを理由にすると、参加する人も非常に増えるので難しくなるだろうということでした。 私が読んだ議事録の最初のところでは、大体何人かというので、35人を想定していたと思うんですが、現在北山崎幼稚園は、全部合わせても35人はいません。それを目標に、例えば35人の子どもたちを預かれるような体制をつくっていく状況をこれからどうするのかです。つまり、リフレッシュで預かれるというふうに計画には書いてある。でも現在は非常に難しいんです。で、この計画は、じゃあつまり令和7年度までの計画はもう無理なのか、それとも今現在は難しいけど、リフレッシュで預かれるように人員面も含めてここから予算等で出してできるように向かっていくのか、そちらのほうをもう一度お聞きしたいなというふうに思います。 以上、2点よろしくお願いいたします。 ◎子育て支援課長(太森真喜恵君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 太森子育て支援課長子育て支援課長(太森真喜恵君) 田中議員さんの再質問の1点目にお答えいたします。 まず、認定こども園になった場合に、保育園部と幼稚園部の午後の過ごし方に違いがあって、平等性は担保されるかということだったと思うんですが、そもそも保育園部と幼稚園部では、スケジュールが違ってまして、例に取って言いますと、昨年度から中山地域において、中山認定こども園が開所されまして、幼稚園と保育所が統合された形で今もう1年間運用をしてきたんですが、そこで言いますと、保育園児については、午後は午睡がございます。なので、2号認定のお子さんに関しては午後は午睡があって、14時30分頃に目覚めて、その後おやつを食べて遊んで順次降園という形、そして幼稚園部のお子さんに関しては、昼食の後、集団活動を行いまして、そして降園をし、預かり保育が15時までということで、今運用をしております。ですので、全く同じスケジュールというわけでなくて、保育園部のお子さんと幼稚園部のお子さんは、違うスケジュールで午後は動いております。 1点目につきましては、以上でございます。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) それでは、田中慎之介議員さんからの再質問2点目について私のほうから答弁させていただきます。 先ほど北山崎幼稚園、35人の園児の方というふうにおっしゃられておりましたが、市内には伊予幼稚園のほうもございます。ですので、伊予市のほうにおきましては、先ほど申しました伊予市立幼稚園預かり保育事業実施要綱、これに基づきまして、2園のほうの預かり保育事業を行っております。北山崎幼稚園だけのことを考えるのではなくて、伊予幼稚園のことも考慮していく必要があると思います。今後、2園におけるお子さんの数が減少していくというふうな傾向にあった場合に、リフレッシュを理由として預かり保育というふうなことが可能であるというふうな時期になりましたら、そのときにおいてまた見直しのほうは考えていくようなことになると思います。 以上、答弁といたします。 ◆1番(田中慎之介君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 再々質問。田中慎之介議員 ◆1番(田中慎之介君) 1点目について、つまり現在では、同じ建物に通っている子どもたちでも、午後になった場合には、やってることが別々だということで、それに関してはそうだけども、十分不平等なことはないという認識でいるということです。できれば教育長にお答えをいただきたいんですが、教育的な立場から見たときに、今のこういう状況を、やってることが子どもたちが同じ建物にいるのに、それぞれやってることが別々であるっていう状況は、本当にこれ教育的に見て、今後もいいのかどうか。十分に担保されているというふうに言えるかどうか、ぜひお答えいただきたいんですけど、教育的な立場からです。 2つ目の点で、リフレッシュについてのやつも、現在2園のところの合計で見るので、非常に今の現在の人数では難しいと。つまり幼稚園へ通っている子どもたちが少なくなればできますよということであって、今の幼稚園に通いたいと思う子たちが、逆にどんどん増えていくようなことになれば、当然リフレッシュは難しいということなので、現状としては、リフレッシュで預かれるような環境を充実させるのではなくて、今現在の規模のままで希望者が少なくなればできますよということになるということですか、その確認をぜひいただければと思います。つまり、保育をこっから伊予市として充実させる気はなくって、今ある規模の中でやるので、希望者が少なくなればできますよということで、これ以上の拡充は考えてないというふうに受け取ったんですが、その確認も含めてお答えいただければと思います。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) それでは、田中慎之介議員さんの再々質問での私の2点目のことにつきまして答弁させていただきます。 残念ながら、公立幼稚園に通っていただける幼児さんの数につきましては、議員御承知のとおり、年々減少傾向にございます。今の減少傾向が続く中におきまして、議員おっしゃるとおり、リフレッシュを目的とする預かり保育っていうふうなのが可能になるというふうな段階におきまして、また検討させていただくこととなりますので、田中議員さんのおっしゃるとおりの解釈というふうで構わないかなというふうに思います。 以上です。 ○議長(日野猛仁君) 暫時休憩をいたします。            午後1時45分 休憩       ───────────────────────            午後1時45分 再開 ○議長(日野猛仁君) 再開いたします。 ◎教育長(上岡孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 上岡教育長 ◎教育長(上岡孝君) 失礼します。 田中慎之介議員さんの質問についてお答えをしたいと思います。 私、まだまだ勉強不足で分からないところも多いんですけども、今言われましたように、同じ敷地、同じ建物で、そういう教育がばらばらということに関しては、なかなかぱっと見た場合には、そういうふうに思いがちで何とかしてやりたいという気持ちはあるんですけども、それぞれの管轄とかそういったところの条例とか、そういったのをもう少し精査をして、もう少し同じような教育ができるようなところをこれから考えていきたいというふうに、今の私としてはこれが答えとして出せるところだと思います。 以上です。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 田中慎之介議員御案内のとおり、認定こども園というのは、要は保護者が働いていようが、働いてなかろうが幼児が通える、そういった仕組みを構築するよう、一元化の枠組みで構築された仕組みで、質問内容もありましたように、3つの機関が主導的立場にある。それをある意味、伊予市の行政一個の判断で、一つの形を変えていくというよりも、そういったことが伊予市議会でもございましたと、私も国会議員の先生方やもろもろの省庁にお伺いもして、こんなことはどうでしょうかねというようなことは言ってまいりたいと思ってます。 あとリフレッシュ休暇という位置づけでありますけれども、現実にリフレッシュ休暇が取れるところの幼稚園があるわけです。あるならば、これはうがった言い方かもしれませんけれども、そういった場所に子どもを預ける選択、セレクトする。もうここが近くだからそこへ行く。そこにはどうしてもリフレッシュがない的なことがあればだけど、リフレッシュありきって言うと、なかなか難しいよねっていう部分は、私も教育長と同じで勉強不足のところがあるんですけど、選択する権利、保護者が選択する、市内にも今後また2つの公立の認定こども園ができます。私立合わせて5園の枠組みの中で、保護者が選ぶ権利というのも出てくるのかなと思いますけれども、まだちょっと出始めたところなんで、発車オーライではないかもしれませんけど、研究してまいります。よろしくお願いします。 ○議長(日野猛仁君) 次に行ってください。            〔1番田中慎之介議員「要望はいいですか」と呼ぶ〕 ○議長(日野猛仁君) 次に行ってください。            〔1番田中慎之介議員「次行きますか。分かりました」と呼ぶ〕 ◆1番(田中慎之介君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 田中慎之介議員 ◆1番(田中慎之介君) では、2点目の質問に入りたいと思います。 子どもたちの居場所についてというふうに記載をしています。 1点目です。 しおさい公園、五色浜公園では、現在自転車禁止だというふうな貼り紙が貼られていて、自転車練習ができません。スケートボードも禁止となっています。安全面からの配慮であろうというふうには推測ができるんですが、やはり自転車もスケートボード等もこけながら覚えいくものでありますし、また特に子どもたちの自転車練習については、簡単に言うと、米湊の住宅街の中で練習をするよりも、そういった公園を使って練習をするほうがいいかと思います。安全面の配慮からこうした公園での自転車練習やスケートボードを禁止とするのは分かるんですが、そうであれば、そうしたことが可能である公園というものもしっかり明示をしたほうがいいのではないか。 さらに言えば、別に公園というものは、どこもかしこも同じ形である必要もないわけですから、どこか一つの公園は、自転車練習の専用のような公園であるとか、あるいはスケートボードを使えるような公園でありますよといった目的化を持ってやれば、より多くの方がそこに集まって練習をするようなこともできますし、ひいてはほかの公園についての安全面も高くなるのではないかと思いますが、どうでしょうか。これが1点目です。 2点目、児童クラブについてです。 児童クラブは、現在小学1年生から6年生までを対象としてますが、実際には低学年までが対象となっているように思います。高学年の生徒が入れている児童クラブは、果たしてあるのでしょうか。 また、夏休み等の一時期だけでも児童クラブには入れるようには記載されてはいますが、現実問題として、子どもたちがそのサービスを享受できているのか。できていないのであれば、夏休みなどの長期休暇のときだけでも、現在の児童館を児童クラブと同様なサービスを提供できるようにすれば、ある程度解消ができるのではないかと思いますが、どうでしょうか。 特に夏休みに関しては、1号認定の幼稚園に通わせている保護者たちも、やはり15時までふだん仕事を入れている方も非常に多いです。平常なら大丈夫なんですが、特に夏休み等について預けられるように、児童クラブの拡張が必要だと思いますが、どうでしょうか。 3点目、病児保育の現状についてです。 伊予市で病児保育の施設をつくったことについては、私非常に高く評価をしています。ただ住民の方々から聞くと、一方でキャンセル待ちになることが非常に多くて、結局入れなかったという声も多く聞いています。現在の病児保育の利用状況がどのようなものか。キャンセル待ち等で結局入れないまま、仕事を休まざるを得ないというような状況になっている保護者も多くいると聞いてますが、実際どれほどいたでしょうか、現状の病児保育の課題と今後の対策も含めて御答弁いただければと思います。よろしくお願いいたします。 ◎産業建設部長(武智年哉君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智産業建設部長 ◎産業建設部長(武智年哉君) 子どもの居場所についての1点目の御質問に私から答弁申し上げます。 都市住宅課が所管する公園は、子どもから高齢者まで幅広い世代の皆様が御利用されているため、田中議員お見込みのとおり、事故防止の観点から、スケートボード等の利用を禁止としている公園も一部ございます。 子どもの自転車練習をする場所につきましては、保護者の方が付き添うなどして、他の利用者に迷惑や危険を及ぼさないことが前提となりますが、公園を利用していただくことは問題ないと考えております。 また、スケートボードの練習ができるスペースの確保につきましては、今年の1月から3月にかけて、目安箱へ計3件の提案が寄せられており、現時点ではしおさい公園の未利用部分を候補の一つとして考えているところでございます。 しかし、整備には多額の費用が必要となりますので、直ちにとはなりませんが、実現に向けて検討してまいりたいと回答もしておりますので、今回の自転車利用も含め、施策の位置づけや整備費用、財源などを踏まえ、検討してまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 向井市民福祉部長 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 2、3点目の御質問について私から答弁申し上げます。 まず、2点の児童クラブの状況につきまして、本年度当初の公立児童クラブにおける入所希望者数は342人で、うち8人の入所がかないませんでしたが、私立施設の空き状況や夏季限定の利用要望であったことなどを踏まえ、実質的な待機児童には至らなかったものと認識をしております。このうち4年生以上の児童を受け入れたクラブは、公立施設が11クラブ中7クラブ、私立施設が5クラブ中4クラブであります。 また、夏休み等の長期休暇中のみの入所児童につきましては、昨年度28人でありましたが、要望が多かったクラブでは、期間中、公民館の空き部屋を利用してクラブを開設した経緯もありますので、引き続き利用者の意向聴取に努め、必要に応じた適切な対応に努めてまいりたいと考えております。 なお、1号認定を受けている児童の保護者で、1か月の就労時間が64時間未満の場合、長期休業中であっても、在籍している施設以外でお預かりすることは、制度上困難であります。 しかしながら、在籍施設が認定こども園の場合、さきの御質問において議員より御指摘いただきました一時預かり事業を活用することにより、対応可能な場合がありますので、本市では、長期休業中における子どもたちの居場所の確保や保護者の利便性の向上の面からも、認定こども園の設置について検討しているところであります。 次に、3点目の病児保育の課題と対策につきまして、病児・病後児保育室いよっこすまいるの昨年度の受入児童数は延べ201人で、8人の受入れをお断りいたしました。 また、昨年度のキャンセル待ち4人中、受入れできなかったは3人でありました。その理由といたしましては、医師の助言を踏まえたコロナウイルス感染症対策に資する定員減によるものでありますが、お預かりする児童の安全・安心を最優先と捉えたやむを得ない措置と考えております。当面、御不便をおかけする場合がありますが、御理解を賜りたいと存じます。 また、現状の課題といたしまして、当日のキャンセルが多いことが上げられますが、その対策として、キャンセル待ち制度を導入するなど、保育室の有効活用に努めております。 なお、議員御案内のとおり、病児・病後児保育は、誰もが安心して子育てができる環境整備の一環として重要な施策であり、今後通常定員での運用が再開されたにもかかわらず、受入れをお断りする事例が多数発生した場合には、長期展望において、施設規模、人員配置を再度検討するなど、引き続き適切な運用に努めてまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◆1番(田中慎之介君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 田中慎之介議員 ◆1番(田中慎之介君) 再質問を1点。 夏休み中等に関して、つまり平常時であれば大丈夫だったんだけれども、例えば子どもたちが学校に行ってる間だけ仕事をしていますという御家庭の場合は、通常はクラブに預けなくても大丈夫なんです。でも夏休み中に入ると、子どもたちはずっと家にいるわけです。だからといって夏休み中だけ仕事をやめるということはできないので、その夏休み中だけでも児童クラブに預けておきたいというニーズが多いわけなんです。これが夏休み中に増えることを想定するんであれば、現在の児童クラブで受けられないんであれば、例えば今の児童館、みんくるのようなところに夏休み中の一時期のところだけでもそこで児童クラブが開設できるようにすれば、うまく皆さんが使いやすくなるんではないかという趣旨の質問を、先ほど児童館を利用できないかという質問をしたんですが、それに対してのお答え、必要ないのか、検討いただけるのか、お答えいただければと思います。 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 向井市民福祉部長 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 今回の御答弁の内容中、必要ないとの判断で記載をさせていただかなかったというふうに御理解をいただいたらと思うんですけれども、その理由につきましては、児童館は、18歳未満の全ての子どもと保護者などを対象に、原則無料で自由に利用できる施設でございまして、子どもの居場所づくりや各種イベント等の観点から、児童クラブに近い役割もある程度果たしているというふうには認識をしております。 しかしながら、不特定多数の利用がある児童館において、児童クラブを実施する場合には、他市事例等も勘案いたしますと、児童館との明確なすみ分けに資する個室や別途入り口を設ける必要があるなど、現利用者への不利益というふうなことも考えられますし、先ほど申しましたように、実際夏季期間中の利用に当たりましては、必要に応じて公民館等で実施しておるという経緯もございますので、そちらのほうを主体として私どもは考えてまいりたいというふうなことで御理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(日野猛仁君) 再々質問ございますか。 ◆1番(田中慎之介君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 田中慎之介議員 ◆1番(田中慎之介君) 再々質問ではなくて、最後に要望だけ2点言います。 1つ目、先ほど公園においては、自転車練習は子どもたちが使う分には構いませんよということで少し安心をしたんですが、公園のところに貼り紙で自転車禁止とだけ書かれていたのでは、多くの保護者は子どもたちの自転車練習も禁止なんだなというふうに思ってしまいますので、その辺の配慮をいただきたいなということと、それから公園は、スケートボードも含めてそうなんですが、目的化によって場所を分けることが非常に有益になりますので、目安箱のほうにもあったのであれば、ぜひ前向きに検討をいただければと思います。 以上です。
    ○議長(日野猛仁君) 次に行ってください。 ◆1番(田中慎之介君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 田中慎之介議員 ◆1番(田中慎之介君) では、質問の3点目に移りたいと思います。 IYO夢みらい館の使用料金等について3点質問させていただきます。 市民の方々から、非常にIYO夢みらい館っていうのは、駐車場も含めて利用しやすい本来は。伊予市の各地のところから皆さんで集まって活動するには非常に有益な場所なんだけども、利用料金が高くて、なかなかそういった地域のみんなで集まってするときの場所とは使いづらいんだというような声をお聞きしております。 以下、使用料金等について3点質問いたします。 1点目、現在の会議室等の利用状況というのはどのようなものでしょうか。もし現在利用が少ないというのであれば、使用料金を割引にして稼働率を上げるということのほうがいいのではないかと思うのですが、どうでしょうか。 また、使用についての抽せんなんですが、1日の時点で、まず伊予市民から抽せんをすると。その後を空いているところに市外の方が抽せんをするという方式を取ってると思います。これはなかなか珍しい例で、伊予市だけではないかとは思うんです。多くの場合、こういった場所の抽せんというものは、基本的に公平にやっていて、利用料金については、伊予市民の方が使うと割引になるというのが多くの場所の設定だと思うんですが、そうした形に変えれば、伊予市民の方が使いやすくもなるかと思うんですが、どうでしょうか。 2点目、6月から利用を再開されましたが、現在コロナ感染のことからも考えて、利用人数という制限で大きく削減をしているはずです。利用料金がそのままで、でも使える人員は今までの2分の1から3分の1に変えていると。そうすると、皆さんで集まって話をするときに、これまで25人ぐらいでやっていたところで、25人で部屋代を割り算して、大体月の会費、これぐらいねというふうに決めていたものが、そこがぐっと人数が減れば、当然ながら1人当たりの場所代に係る価格というのが非常に高くなって、より使いづらくなると思うんですが、現在利用人数を減らしている間のとこだけでも、利用料金についての減額というのは考えられないでしょうか。 3点目、ピアノを使用する場合、ホールを借りるという場合です。このピアノなんですが、反射板とピアノの設置をするのに40分かかるということです。そして片づけをするにも同様に40分かかると。より具体的に言います。午前9時から12時の枠で、例えばピアノ発表会をしますというときに、午前の枠にピアノを借りた場合、どのようなことになるか。9時に借りても、9時から9時40分の間は、ピアノの設置のため、誰も入ることができません。そして、終わる時間は、11時20分までに終わってくださいと。残り40分は片づけに使いますのでと、こういうことになります。つまり利用者は、9時から12時までの180分間を借りるにもかかわらず、そのうちの80分間、約半数はその準備のために実質利用ができないという状況になっています。ですから、本来、例えば土曜日の休日に午前借りる場合には、6,380円の部屋代にピアノ使用料7,700円がかかって1万4,080円かと思いきや、9時からピアノの発表会をしようと思えば、前日の夜も借りてくださいと言われます。前日の夜、ピアノの設置をするために借りろと言うんです。ピアノの設置で借りるために夜は半額になるのですが、それでも4,510円。さらに、ピアノは使ってなくてもピアノ使用料は取りますと。したがって、前日の夜借りるのが4,510円と7,700円のピアノ設置料で1万2,210円かかりますと。12時までピアノの発表会をやりたいんであれば、その後40分間の片づけがあるので、なぜか分からないけど、午後の1時から5時までの時間も借りてくれと。つまり午後の時間の使用料とさらにピアノの使用料7,700円はかかりますよということで、午前を借りようと思って本来1万4,080円かと思いきや、3万8,000円ぐらいかかってしまうということになっています。9時から12時まで借りるのであれば、9時の時点でピアノ設置というのは、本来ピアノ設置も含めた上でピアノの使用料7,700円なのではないでしょうか。前日にピアノを設置するためだけの理由で、部屋の室料とピアノの7,700円とさらに言うと、冷暖房を使わなくても土曜日の午前中の発表会で使うんなら、前日の夜の冷暖房費も払ってくださいということで使用料が1.5倍になると、これは改善の必要があると思うのですが、どうでしょうか、お答えいただければと思います。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) IYO夢みらい館の利用料金等について3点の御質問について私から答弁申し上げます。 1点目の利用状況につきましては、開館日の半数程度、利用されている部屋もあれば、逆に利用がほとんどない部屋もございます。これは、昨年3月からの新型コロナウイルス感染症の影響による貸し館停止や現在も利用制限が行われていることが大きな要因であると考えています。昨年度654件、今年度も既に234件の予約取消しが行われているのが現状でございます。 使用料につきましては、市内施設及び県内類似施設の料金を鑑みて協議検討し、決定したものであり、各施設と比較としても大きな差異はございません。 なお、使用料の見直し等につきましては、開館して短期間であり、コロナ禍で正常な運用ではございませんので、減額など行わず、現行にて対応をいたします。 今後の稼働率向上への取組につきましては、自主事業、イベントの実施や効果的な情報発信などを検討するとともに、使用者への一層のサービス向上を心がけ、より多くの方に使用いただけるよう努めてまいりたいと思います。 また、使用に関する抽せん等のルールにつきましては、学識経験者、公共的団体の代表、公募による委員などから構成された伊予市図書館、文化ホール等管理運営検討委員会において、市民の皆様が優先的に使えるようにと提言いただき、実施しているものでございます。使用料同様、いましばらく状況を注視してまいりたいと存じます。 2点目の利用人数を制限している場合の使用料金の減額につきましては、他の公共施設においても減額は行っておらず、1点目の御質問同様、据置きにて対応をしたいと考えております。 3点目の利用時間について、文化ホールの利用時間は、本番の時間のみならず、準備及び片づけに要する時間を一連の流れとして設定させていただいております。議員御指摘のピアノを使用する場合、音響反射板やピアノの設置、片づけなどに要する時間も必要な作業時間であるため、使用料は発生するものといたしております。 なお、利用者の利用形態や規模により、準備及び片づけに要する時間が様々であることから、利用代表者と事前協議を行い、要望等について具体的に聞き取りを行い、スケジュールや使用料などが負担とならないよう、可能な限りの対応をいたしておりますので、御理解を賜りたいと存じます。 以上、答弁といたします。----------- ------------ ------------------ ------------------------------------------------------------------------------------------ ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- ------------ ---------------------------------- --------------------------------- 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4点目、3万人が住み続けられる伊予市について市長にお尋ねをいたします。 3万人が住み続けられるまち伊予市、これが出来上がったとしてということを仮定した場合に、その伊予市に総合病院は存在しているのかどうか、市長のビジョンの中に総合病院があるかどうか、お聞きしたいと思います。 10年後の伊予市、この先の伊予市が、3万人、それがもちろん4万人でも構わないんですが、このまちを永続していく中において、私は伊予市に絶対に必要なもの、総合病院だと考えています。安心・安全のまちづくり、そのためには、総合病院が必要です。双海で夜間に救急車に乗った方が、松山の病院まで運ばれる、そういった脆弱な医療体制のまちに移住してこようという人はいないはずです。現在は、双海の方も中山の方も当たり前のように松山の病院まで通ってますが、これは本来、当たり前のことではないはずです。今中山で、もし妊婦さんが破水をしたときに間に合うのかどうか。私の頭の中には、今以上に発展している伊予市のイメージ図とそこにはっきりと総合病院が存在をしています。 併せて、このまちには、小児科と産婦人科が必要です。小児科が現在1件しかありません。しかも院長はかなり御高齢です。これではせっかく始めた伊予市の病児保育が、長く持たずに崩壊するおそれもあります。産婦人科も必要です。現在文字どおり、伊予市生まれの子どもがいません。伊予市で産声を上げる子は、いないわけです。里帰り出産だってかなわない。個人病院で小児科や産婦人科を経営するにしても、やはり近くに総合病院があるということが大きなメリットになります。もしものときに近くに大きな病院があって、すぐに救急車で運べる環境であれば、個人病院も非常に経営しやすくなるはずです。総合病院の建設、小児科・産婦人科の誘致については、セットでやっていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。個人病院の誘致のために、減税を含めたダイナミックな政策を期待したいですが、御検討いただけませんでしょうか、ぜひ答弁いただけばと思います。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 伊予市が5年前に作成をいたしました第2次総合計画におきまして、未来ビジョン、3万人が住み続けられる自治体伊予市を目指す、こう旗揚げをいたしております。そこを鑑みて、3万人が住み続けられるまちの実現のためにという御質問をいただきました。 市長のビジョンの中に総合病院の建設はあるのかということでありますけれども、過去私の議員時代にも総合病院の誘致に関する議論もあったと記憶もしております。そして、ウェルピア伊予を未病対策ができるような、南予圏域をにらんだ施設にしたいという思いもありました。そのために当時の総務部長や副市長にも静岡県にも出向いて検討もさせたこともありました。ただ医師会とかもろもろの財政出動とか、ちょっと今の伊予市では無理だねという判断で、それは断念をいたしました。もちろん市内に総合病院が建設されれば、その効果は非常に高いものであるということは、重々に認識もいたしておりますけれども、例えばの話、近い将来東温市にフルスマートインターチェンジができます。南予の流れが、愛媛大学の附属病院であったり、四国がんセンターのほうに車の流れがまた変わってもまいります。そういったことも今の現状、そしてこれからの将来の予想というのもしっかりと把握をしながら、物事を考えていかないといけませんし、もろもろ伊予市の財政状況のことはあまり言いたくはありませんけれども、やはり先立つものは、そういったものも必要になってきますし、社会情勢等、今言ったようなことも考えた上では、非常に伊予市立伊予総合病院なるものは、極めて難しいな。ただ、今もう一遍この質問書を見ていると、田中議員の中に、伊予市立という言葉があえて言えば書かれておりませんので、あとちょっと補足で言いますけれども、次に2点目の産婦人科と小児科の個人病院誘致を図るため、大幅減税などの優遇措置を検討できないかにつきまして、田中議員がお示しのとおり、本市の子育て支援策において、産婦人科や小児科は、特に重要な役割を担っております。今おっしゃったそこの小児科の先生も若いようで幾分年も召されておるということで、私と町家で時々話すんですけど、しんどなってきたわいというようなことで、今伊予市が構築している病児・病後児保育に陰りを見せても困るよねという気持ちはあります。まだ、でも先生お元気なんで、ちょっとここ二、三年はそんなことは考えたくないなと思ってますけれども、その枠組みの中で、特に今言った産婦人科や小児科は非常に大事です。ただ税法上、課税免除の規定にあるものの、国の施策に寄らず、市の独自施策として、特定の業種や個人を減税するということは、税の公平性や市民感情を十分に考慮していく必要がございますので、また補助制度の創設につきましても、医療圏域における協力体制の維持を前提として、既存の医療機関の意向や実効性の問題を慎重に検討する必要があるのではないかな、このようにも思ってます。いずれにいたしましても、医師不足や高齢化が進行している中、安心して本市に住み続けていく上で、安定的な医療サービスを享受できるということは、本当に重要な要素であるというのは、しっかりと認識をしております。現在の松山医療圏域の関係市町、また、今伊予医師会っていうのは、松前町、砥部町の先生方ともいろんな意味で連携も取っておりますけれども、そういったものの連携強化もしっかりと図ってもまいりたいと思ってます。 田中議員の質問を受けて、私も妊婦さんの破水の勉強もいたしました。一般的には、破水をしてから1時間ぐらいということではありますけれども、もろもろそういったことを言いたかったんではないんだろうと。要は、ただ明記がなかったことゆえ、答弁書にないことを私しゃべってますけれども、例えばこれもたら話かもしれませんが、あくまで地主さん、JAさんが売ってくれるというような話で、民間があそこのJAの選果場の土地に総合病院なるもの、一部総合病院でもいいですけど、そういったものを構築すれば、JRまた伊予鉄、そういったことと連動もしながら、また広い敷地の中に防災のヘリポートといったものもあるよねと、これも私何年か前に考えました、民間からそういったお伺いがあったから。だけど、伊予市としては、じゃあJAさんとの話をしてくださいやというようなことで、ぜひぜひそのことが実現するんであれば、行政としてサポートができることは精いっぱいサポートいたしますよというような話もいたしましたけれども、様々な枠組みの中で、病児・病後児保育もろもろ、安心して伊予市において子どもを育てていく環境の枠組みの中でも産婦人科、小児科は大事だし、当然のごとく、田中議員の10年後を見据えたビジョンの中には総合病院があるんだと、伊予市の中に。そういったある意味計画も本当大切なことは重々に分かっておりますが、今私がるる申し上げた部分も御理解を賜りたいと思っております。 ◆1番(田中慎之介君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 田中慎之介議員 ◆1番(田中慎之介君) ありがとうございます。 この4年間の──〔一般質問終了1分前のブザーが鳴る〕──中ですぐにできるような話ではありませんので、ただ10年後に本当に総合病院を見据えるということになったときには、やはり今から動き続けて、そして伊予市では、そうした計画があるんだと、総合病院をつくりたいんだというような市長の力強いメッセージが思慮にあれば、動きやすくもなってくると思いますし、当然伊予市立に固執することもありませんので、ぜひ前向きに考えてもらいたい。 また、税の公平性や市民感情に十分に考慮する必要があるんだということもありましたが、市民の中で、果たして小児科や産婦人科がここに来ることに強く反対をするという方も非常に少ないかと思いますし、何よりこのまちで生まれる子どもたちをつくりたい。そして、このまちに帰ってきて子どもを産みたいと思えるようなまちづくりにしていきたいと思いますので、ぜひ市長もリーダーシップを持って進めていただければと思います。ありがとうございます。            〔一般質問30分終了のブザーが鳴る〕 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) もう要望ということでありますが、私が何を言ってもしゃべれません、ゼロで。 基本的に議会で言ってますけれども、3万人が住み続けていくためには、それぞれの伊予市6ブロックに即した、適応したきめ細やかな施策、そしてまた、市民が幾ら中山・双海がもし人口がこれから減っていっても、今の地域を思う愛情・情熱、そしてその地域を誇りに思う矜持、この情熱と矜持があれば、人口が減ってもしっかりとそのまちは未来につながる、そう思ってます。 ただ、やはり一番大事なのは、今の子どもたちが伊予市で大人になって居を構えよう、新しい生活をここで築いてみよう、そのためには、今言われる病院の施策も本当に大事だと思ってます。だから、そういった枠組みの中では、しっかりと連携を取りながら、ちょっと今副市長とにらめっこしながら、私のビジョンの中に入れるのはあれかなと思いますけれども、やはり大事なことは大事なことで、まずもって本当、産婦人科とか小児科は、何としてでもこの伊予市にないと大変だよねっていうのは、もう理事者側、共有してますので、またよろしくいろんな情報があれば、御教示をいただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(日野猛仁君) お疲れさまでした。 暫時休憩をいたします。            午後2時28分 休憩       ───────────────────────            午後2時40分 再開 ○議長(日野猛仁君) 再開いたします。 続いて、川口和代議員、御登壇願います。            〔6番 川口和代君 登壇〕 ◆6番(川口和代君) 皆さんお疲れでしょうが、最後までよろしくお願いいたします。 議席番号6番、川口和代です。 議長の許可をいただき、通告書に沿って3問の一般質問を行います。よろしくお願いいたします。 ここで川柳を一句、手話にのせ、市民の声をとどろかせる、手話にのせ、市民の声をとどろかせる。今日は、聴覚障がいの方がいらっしゃるので、手話通訳の方が入っていらっしゃいます。ゆったりとしなやかに質問をしてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 1、みんなに快適な災害準備をと題しまして、伊予市は、災害の少ない住みやすい市です。私自身、避難場所に避難した経験はありません。でも最近の異常気象は油断できない状態だと思います。 そこで、避難場所の快適さを求めて、何点かの提案をいたします。 1つ目、居心地のいい避難場所ということです。 ア、聴覚障がいの方のSOSを見逃さない工夫についてです。 いろんな障がいがある方がいらっしゃいますが、今回は聴覚障がい者のSOSへの提案です。 伊予市の手話サークルの方から、絵カード(コミュニケーションボード)を作成中で、それをパウチ加工して避難場所に置きたいのですが、その費用がないのですと相談を受けました。市としてそれを援助できないでしょうか。可能であれば、分散避難用に、聴覚障がい者のお一人お一人に絵カードを配布することはできないものでしょうか。どういうものかと言いますと、手話サークルで聴覚障がいの方が手話サークルに参加していて、今日も来ていらっしゃるんですが、大山さんっていう方が、こういういろんな避難場所に置いときたいなっていうような絵を描いてあります。こういう絵をこういうパウチにしまして、その方がトイレに行きたいとか、電話してほしいとかっていったときに、こういうカードで示すことができるっていうカードです。もう一つこういう、気分が悪いですとか、おなかが痛いです、こういうちょっとした避難場所で何か困ったことが通じないときに、指を指したりしてできるこういう絵カードを作ってもらえないかということです。 それともう一つ、いろいろと私も大山さんとの手紙のやり取りで感じたのですが、災害時に耳が不自由です。お手伝いお願いしますって書いてあったようなベストとか、バンダナとかを目印で身につけていただいて、困ったときには、ちょっとこれは不可能かもしれないですが、笛をピピッと鳴らしてSOSを知らせることができないでしょうかっていうことです。 イに移ります。 イ、避難場所の簡易ベッドについてです。 ほかの自治体で、湿気に弱く、再利用が難しい段ボールベッドから、アルコール消毒液の噴霧が可能でベッドの消毒もでき、半永久的に繰り返し使用できるポリプロピレン製折り畳み式簡易ベッドを採用しているという記事を読みました。伊予市も採用してはどうでしょうか。 ウ、令和元年12月議会の一般質問で、トイレの整備をお願いしました。そのときに、大人数の避難場所になっている郡中小学校の体育館のトイレを洋式トイレに改修してほしいと訴えました。その後の経過をお聞かせください。 エです。各地域の集会所を避難施設に設定してはどうでしょうか。 耐震基準や土砂災害警戒区域に該当しない場所にあることなど条件を設けて、認定された集会所の運営は、自主防災組織に任せます。市民に身近な集会所を避難施設にすることによって、分散避難の推進にもつながるのではないでしょうか。 2つ目です。 災害対策に女性の視点を。 伊予市の地域防災計画をつくる防災会議の委員人数と女性委員の割合をお教えください。 また、防災部門、危機管理課に常勤女性職員を、できれば保健師さんを任用してほしいのです。意思決定の場や防災現場に女性の視点が必要です。市としてのお考えをお聞かせください。よろしくお願いします。 ◎総務部長(河合浩二君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 河合総務部長 ◎総務部長(河合浩二君) みんなに快適な災害準備をにつきまして4点を私から、郡中小学校体育館トイレに関しては教育委員会事務局長から答弁いたします。 まず、聴覚障がい者のSOSへの提案につきましては、質問の際に御提示いただいたカードを拝見させていただき、既存の資機材で加工できるのか、新たに資機材を調達する必要があるのか、確認したいと存じます。 既存の資機材で加工できるものであれば、その使用方法等について協議をしてまいりたいと思います。 バンダナやベストにつきましても、使用方法等について検討したいと存じます。 笛でのSOSの発信につきましては、自助の防災として、有効な手段と認識しておりますが、避難所内には、音により不安を感じる方もいる可能性を含めて利活用は考えておりません。 なお、外見から分からなくても、援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方にそのことを知らせることができるヘルプマーク・ヘルプカードがございますので、この利用も行ってまいりたいと思います。 次に、簡易ベッドの導入につきましてお答えいたします。 今年度新型コロナウイルス感染症対応交付金を活用し、主要な避難所への配備を念頭に、400台の簡易折り畳みベッドを購入することとしております。関係のホームページ等から製品情報の一部を比較いたしますと、予算計上時に参考にしたナイロン製の物が収納サイズが小さく、価格も安価であるようでございますので、これを基に仕様書を作成し、調達したいと思います。 次に、地域の集会所を避難施設として活用することにつきましては、集会所には空調設備が整備されている施設も多く、避難者の体調への配慮、また分散避難の点からも有効なものと考えております。 昨年9月の台風10号による自主避難の際には、広報区長に要請し、一部集会所を臨時避難所として開設した実績もございます。今後とも広報区長あるいは自主防災会と連携して、避難施設の確保に努めたいと存じます。 次に、災害対策における女性視点の活用につきましてお答えいたします。 まず、防災会議の委員は19人、そのうち女性は2人で、割合は10.5%となっております。昨年2月時点での県内市町の防災会議における女性委員の平均割合は7.9%で、本市の女性割合は上位から4番目となっております。災害対策に女性の視点を反映することは重要でありますので、女性委員の登用が促進されるよう、人材の発掘に努めてまいりたいと考えております。 次に、危機管理課への常勤女性職員、保健師の配属についてお答えいたします。 同課の業務の一つには、災害時の対応がございます。災害時には、昼夜時間を問わず勤務することが求められますので、これまで男性職員のみで編成しておりました。ただし、昨今の防災意識の高揚により、女性防災士も増加しておりますので、今後の女性職員の配置については、検討してまいりたいと存じます。 保健師につきましては、専門職でありますので、職員数に占める割合も少数でありますし、専門知識を生かせる部署への配置を念頭に置いておりますので、現時点で危機管理課に配属する予定はございません。 なお、災害が発生した場合には、職員は伊予市職員災害時配備計画に基づいて、部署ごとに担当業務が割り振られております。総務班や避難班などには、女性職員が多数配置されておりますし、保健師については、その資格が生かせるよう、救護・衛生班に配属し、避難者等の保健活動を行うこととしております。 先般、内閣府の防災部門を担当する女性職員のグループが、男女両方に配慮した施策を進めるためには、意思決定の場に男女がバランスよくいるべきとの提言をしております。この点は、我々も同じ思いでありますので、今後の指針にしてまいりたいと存じます。 以上、答弁といたします。 ◎教育委員会事務局長(佐々木正孝君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 佐々木教育委員会事務局長教育委員会事務局長(佐々木正孝君) それでは、川口議員からの郡中小学校体育館トイレの洋式化について御質問をいただきましたので私から答弁いたします。 学校施設のトイレの洋式化については、議員おっしゃるとおり、令和元年12月議会において御質問をいただいております。その際に答弁申し上げたとおり、郡中小学校屋内運動場に限らず学校施設は、学校施設環境改善交付金を活用し、令和2年に策定した長寿命化計画に従い、今後劣化度が高い施設、すなわち古い施設から改修していく予定としています。 議員御指摘の郡中小学校屋内運動場は、今年度で建築後38年が経過しますが、さきに申しました学校施設環境改善交付金を活用する場合は、建築後40年以上の建物に適用されるとの条件がございます。したがいまして、いましばらくお待ち願うこととなりますが、御理解をお願いいたします。 以上、答弁といたします。 ◆6番(川口和代君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 川口和代議員 ◆6番(川口和代君) 御答弁ありがとうございました。 聴覚障がいの方のSOSを見逃さないということで、部長のほうから答弁いただいたのですが、本当に手話サークルの方とか、福祉課あと危機管理課とかで協力して、先ほど見せたこういうカードを、どういうのがベストか分かりませんが、大山さんが絵が上手なので、こういうのもちょっと利用して、何となく心が温まるような絵ですので、利用して、相談してこういうのが作れる方向に行くのかどうかということをもう一つ突き進んで質問したいと思います。 それと、課長がヘルプマークのことを言いましたが、私も福祉課に行きまして頂いてきました。このヘルプマークっていうのが、これだと思うんですが、ちょっと小さくて、これを見ただけでは、何がその人に障がいがあるかっていうのは、どうも裏に書いて貼るらしいんですが、なので、もしそういう避難所で笛を吹くのは、私も読み原稿を出してから、いろいろと考えてる最中に、あっやっぱり笛は無理だなと思って、ちょっとこんなものも作ってみました。こういううちわでSOS、耳が不自由ですって、これをちょっと目印にぐらいにしたら、誰か助けに来てくれないかなと、そういうものも考えてみました。なので、いろんな人のアイデアとかで、聴覚障がいだけじゃないですよ。今回は聴覚障がいの方を考えたわけですが、いろんな障がいをお持ちの方のいろいろと皆さんでアイデアを出して、協力し合えないかということが1点目です。 2点目におきまして、段ボールベッドのほうは、昨年度のある議員さんが段ボールベッドも上手に使って再利用してほしいとかというのを委員会で言ったのが気になりまして、ちょっと私も調べたんですが、その点は市のほうも違うものを考えてくれてるということなので、よかったと思います。 それであと、集会所を臨時避難場所にっていうのは、実績もあるということで、自主防災会のほうと密な連携を取ったらできるのだなって感心しましたので、ありがとうございます。 女性の登用についてです。 防災会議の女性は、国としては30%ぐらいっていうことで、伊予市は2人で、数の問題ではないのですが、ひとまず2人いらっしゃるということで、その方たちに女性の視点で頑張ってほしいなと思いますが、危機管理課のほうに常勤の女性職員をというのは、私がどうしてそういうふうに感じたかなって言いますと、私自身が去年の夏から女性と防災の会っていう会に入っています。そこに松山市の危機管理課の女性がお手伝いに来てくれてるんですが、その方によると、松山市は危機管理課に女性が何人かいらっしゃるということで、ああやっぱり松山市は規模が違うから、女性が何人も危機管理課に採用されてるんだなと思ってたんですが、実は何日か前に、松前町の危機管理課の女性と出会いまして、松前町も今年度から常勤女性を危機管理課に置いてるということで、その方に、あなたは保健師さんですかって聞いたら、保健師ではないって言われましたが、やはり伊予市も危機管理課に女性1人っていうのは、かなわないかっていうのが2点目の質問です。 トイレの件は、分かりました。もう少し待ちます。 2点よろしくお願いします。 ◎危機管理課長(宮崎栄司君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 宮崎危機管理課長危機管理課長(宮崎栄司君) 川口議員の再質問にお答えを申し上げます。 先ほどのコミュニケーションカード、絵カードですけれども、拝見をさせていただきましたところ、加工のほうも恐らく簡単にはできるんではないかなというふうな感じを今受けたところでございます。数とかにつきましては、またサークルの方々、それから福祉課等関係課とも今後協議をいたしまして、加工に前向きに取り組んでまいりたいというふうに考えています。 それから、ヘルプマークにつきましても、先ほど議員からは少し小さいのではないかというふうな御指摘もいただいたところですが、これにつきましてももう少し大きな形で、よく理解ができるようなものはないか、団体あるいは庁内で協議を進めて、実現に向けて前向きに取り組んでまいりたいというふうに考えております。 それから、2点目ですけれども、危機管理課常勤女性職員という御質問でございますけれども、部長答弁の中にもございましたが、勤務時間がかなり苛酷な場合もあるということですけれども、確かに防災の場に女性の声を反映させるということは、大切な大事なことでございますので、人事当局とも協議をしながら、女性の登用について検討してまいりたいというふうに思います。 以上でございます。 ◆6番(川口和代君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 川口和代議員 ◆6番(川口和代君) 再々質問ではないのですが、お願いです。 どうもこのマークっていうのは、バッグにつける形になっているので、これを持っている人は、これ以上大きくなると、ふだんつけにくいかなと思うんですが、このマーク自体が知られていないので、伊予市の広報なり回覧板なり、いろいろなツールで、このマークをつけている人は、目には見えないけれども、何か困っていることがあるんだよっていうのを市民の方にもっと知らせてほしいなと思います。それは要望でよろしくお願いします。 ○議長(日野猛仁君) 次に行ってください。 ◆6番(川口和代君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 川口和代議員 ◆6番(川口和代君) 2、子育て世代に優しいまちにと題しまして、私も去年の暮れにやっとおばあちゃまになりました。今までとは違う目線が働くようになりましたので、よろしくお願いします。 1つ目、公共施設に授乳室やおむつ交換台の完備をお願いしたいのです。 先日、久万高原町の道の駅に授乳室を新設したという新聞記事が出ていました。伊予市の施設を調べてみましたら、新しい施設にはありましたが、古い施設のウェルピア伊予、伊予市民体育館、道の駅なかやま、児童館あすなろなどには授乳室はなくて、施設の一部を一時的に授乳室として活用していました。子育て世代が遊びに行くときには、トイレはきれいか、授乳室は完備されているかをネットで調べて移動しているようです。 そこで提案です。 今ある小部屋を有効に利用して、授乳室専用の部屋を作ることを希望します。 そして、不可能な施設においては、給付金とか交付金を利用して、可動式の個室ベビーケアルームを導入してはどうでしょう。皆さんに配付している配付資料を御覧ください。 この資料は、私は仙台市が庁舎にこれを採用したっていう記事を新聞で読んだのですが、ある議員さんから聞いたところによると、テレビでもやったというのを聞きました。これは、1畳ほどの省スペースで、工事不要で、移動可能な授乳室が、保守・運用サポートを入れて月額4万9,800円でレンタルできます。もちろん一括購入もできるわけですが、これを導入することによって、SDGsにも貢献できると注目されています。災害時のプライバシー確保にもなると考えています。市としての御見解をお聞かせください。 そして、市の顔である伊予市駅や五色姫海浜公園のトイレなどの改修時にも、JRや県におむつ交換台や授乳室設置を要望してほしいのですということです。 2つ目に移ります。 2つ目は、住宅地に広場や公園を造ってほしいという子育て世代の要望です。 4月の選挙活動で各地域を回ったときに、分譲地や新築の家の多さに驚きました。特に北新川や米湊には、広場や公園の必要性を強く感じました。住宅密集地には、公園を造らないといけないという規定はないのでしょうか。市として、開発をしている業者さんにお願いすることはできないものでしょうか。 以上、よろしくお願いいたします。 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 向井市民福祉部長 ◎市民福祉部長(向井裕臣君) 川口議員から、子育て世代に優しいまちにについて2点の御質問をいただきましたので、私から1点目について答弁を申し上げます。 まず、議員お示しの可動式個室ベビーケアルームにつきまして、安価で工事不要、移動可能というメリットがありますが、手洗いや調乳ができないといったデメリットも想定されますので、導入にはなお慎重な検討が必要と認識をしております。 次に、改修に係る要望につきまして、JR伊予市駅につきましては、今後伊予市の玄関口であるJR伊予市駅前・伊予鉄郡中港駅付近再整備に併せ、設置を検討してまいりたいと考えております。 また、五色姫海浜公園につきましては、管理者のいない屋外施設での授乳室設置となり、犯罪等の危険性がありますので、運営方法等の改善を含め、県に要望してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、目的の施設における清潔な授乳室やおむつ交換台の備付けは、子育て世帯の安心感の醸成と活動範囲の拡大等に貢献するものと考えております。今後とも議員御要望の子育て世代に優しいまちの実現に向け、SDGsの基本理念である誰一人取り残さない、誰一人置き去りにしないこと等を念頭に、第2次伊予市総合計画後期基本計画に沿うそれぞれのエリアに適応した、きめ細やかな施策に努め、ハード・ソフト両面から、誰もが住みたい、住み続けたい伊予市、さらには、3万人が住み続けられるまちの実現に向け努めてまいりたいと考えておりますので、川口議員におかれましても、御理解と御協力を賜りたいと存じます。 以上、答弁といたします。 ◎産業建設部長(武智年哉君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智産業建設部長 ◎産業建設部長(武智年哉君) 私からは、2点目の住宅地に広場、公園をの御質問に答弁を申し上げます。 川口議員お示しのとおり、北新川・米湊地区は、民間の事業者により、近年急速に宅地化が進められております。愛媛県における開発基準では、開発する区域の規模が3,000平方メートル以上の場合、その面積の3%以上、公園等の面積が必要と定めていますが、3,000平方メートル未満の場合は、その面積割合がないため、設置義務はございませんが、事業者にお願いをすることはやぶさかではございません。現在、両地区において公園や広場等の具体的な整備計画はありませんが、市内の広報区自らがコミュニティづくりを推進するために実施する公園または広場等の新設、改修または維持管理に関する事業に対し補助金を交付する、市民のふれあい広場整備事業費補助金の制度を設けておりますので、活用を検討される場合は、所管である都市住宅課へ御相談をしていただくようお願いいたします。 以上、答弁といたします。 ◆6番(川口和代君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 川口和代議員 ◆6番(川口和代君) 答弁ありがとうございました。 おむつ台の件ですが、私も各施設に行きました。ウェルピア伊予においては、今まで喫煙所だったところを今養生中で、そこを個室化して授乳室にできないかって模索してくれてる状態で、市民体育館におきましては、今まで医務室を使ってもらっていたということで、そこを見せてもらったんですが、そこも鍵がかかって個室化できるようになってたので、そのあたりは、代用できるのかなと思いますが、道の駅なかやまにおいては、見に行きました。トイレとトイレの間に多目的トイレがあって、そこにはおむつ台はあるんですが、授乳するにはどこでするのかなっていうところで、道の駅のことをちょっと調べましたら、2025年までにそういうベビールームみたいなものを努力目標として作りましょうっていうようなものも国交省のほうから来ているようなのですが、道の駅なかやまにおいては、どうでしょうかっていうのが1点目の質問です。 それと、伊予市駅と五色浜のトイレの件ですが、もしも授乳室まではできなかったとしても、おむつ台はつけてほしいんです。最近は、男性一人が子どもを連れて出かけたりすることもあるので、もし授乳室ができないんであれば、男性トイレにもおむつ交換ができるものをつけるか、多目的トイレがあるか、そういうのをちゃんと要望してもらえるかっていうのが2点目です。 3点目ですが、ひとまず公園についてです。 公園については、多分整地して12個毎で売り出します。次、20個毎で売り出しますで、同じ業者であっても、開発するのが3,000平方メートル以上ないと緑地は造らなくていいっていうものであったら、もしできるのであれば、市長さんがそういう伊予市の開発している業者に、伊予市のために緑地を造ってくれんかとかと、そういう要望はしてはもらえないでしょうか、そんなお気持ちはないでしょうかっていうのが3点目です。よろしくお願いします。 ◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 小笠原経済雇用戦略課長 ◎経済雇用戦略課長(小笠原幸男君) それでは、川口議員の再質問について、1点目私のほうから答弁を申し上げたいと思います。 なかやまクラフトの里への授乳室等の設置についてでございますけれども、当施設は、3年前に大規模改修が完了したところでございますが、トイレについては設置時のままという状況でございます。 議員おっしゃるとおり、確かに授乳室等の必要性は十分に感じております。繁忙期に備えまして、現状59台駐車場容量がございますけれども、こちらを維持した上で、簡易設置型の授乳室の導入が可能かどうか、また現状、他の施設の機能転換を図って設置することができるかどうか、研究検討を行いたいと思っております。 以上でございます。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) この御質問の答弁書をチェックする際に、文章をやり直させました。1ページの、要するに業者に設置義務はございませんが、事業者にお願いすることはやぶさかでございませんというのが修正をさせた文言であります。要は、今言われたことは積極的にお願いをしますけれども、法的にはなかなか難しいよね、特に坪単価の高いところで残地でもあればそういったことはでき得りますけれども、なかなか関連のある土地に関してそれを求めると、どうしてかなというような気持ちに、あくまでも利益を追求するのが業者でありますから、難しいけれども、言うのはただですから、お願いはしっかりとしてまいります。 ◎都市住宅課長(三谷陽紀君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 三谷都市住宅課長 ◎都市住宅課長(三谷陽紀君) ただいまの川口議員のJR伊予市駅、海浜公園等の男性のトイレにもできればおむつ交換台をというような再質問でございました。 これにつきましては、先ほど申しました改修時期等において検討をしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ◆6番(川口和代君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 川口和代議員 ◆6番(川口和代君) すみません、ちょっと1点忘れてたんですが、地域のところで、市民のふれあい広場整備事業費補助金っていうのがあるということで、これをもっと地域の方というか、広報区長さんとかにもしっかり広めてほしいなと思います。それは要望で、最後お願いします。 ○議長(日野猛仁君) 次に行ってください。 ◆6番(川口和代君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 川口和代議員 ◆6番(川口和代君) 3、空き家の有効利用をと題しまして、伊予市への移住相談は、年間約300件あるそうですが、いよりんの空き家バンクへの登録は約30件で、そのうちすぐに住める物件は、30%くらいだということです。今年度空き家等実態調査業務として、825万円の予算が上がってきていますが、その調査を有効に利用して、空き家と移住をつなぐいい策はないものでしょうか。 移住したい人が住むところ探し、仕事を探すときに1か所で相談できて、もし農業をしたい人なら家と農地を紹介できるという具合に、移住・空き家・仕事を一つにつなぐ拠点はつくれないものででしょうか。農業従事者は、高齢化が進み、耕作放棄地や未使用農機具もあると聞きます。例えば、伊予市に移住して、自然栽培の農業をしたいという人がいたとします。その人が移住して、家、耕作放棄地、未使用農機具の紹介などを1か所で相談できたらすてきです。市としていい案はありませんか。 もう一つ、昨日の大野議員の質問で、市営住宅の入居者が95.9%とお聞きしたんですが、空いている市営住宅を一時的に移住者に貸し出すという案はどうでしょう。 以上です。よろしくお願いします。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) まずもって、議会に手話の段取りをして一般質問を傍聴していただけるということが、本当に市が掲げる誰一人取り残さないコミュニティづくりであったり、誰一人置き去りにしないといったSDGsの精神、この枠組みの中で非常に称賛に値する段取りに心から敬意を表します。 川口和代議員より、空き家の有効利用をということで、私もゆったりとしなやかに答弁をさせていただきたいと思います。 まず、本市の移住・定住支援につきましては、行政とともに移住サポートセンターいよりん、また移住支援団体等が、それぞれの保有する知識や情報等を効果的に活用し、密接な連携の下で推し進めているところでもございます。 川口議員御指摘のとおり、現在いよりんが管理する空き家バンクには約30件の登録がございますけれども、移住者を増やしていくためには、さらなる登録が必要にもなってくるということは認識をいたしております。 本市が今年度実施する空き家実態調査の結果を移住に有効活用できないかという御質問につきましては、今後所有者等に意向調査を実施し、売却等の意向があり、承諾を得られた場合は、空き家バンクに登録するほか、宅地建物取引業協会、不動産屋さん等々の関係団体と連携をして、空き家の利活用を促進する、また大家さんの御理解がいただけたら、家の外観であったり、中の様相であったりを写真に撮って、それを通信媒体を使って発信をしていく、そういった枠組みの仕組みづくり、そのことをしっかりと調査研究を進めてまいりたいと存じてもございます。 次に、就労支援につきましては、全ての方に必要ではございませんけれども、相談があった場合は、伊予商工会議所等関係機関に適切につなぐことで、就労に至った事例も現実にございます。 また、就農希望者への農地の紹介につきましては、農業に関する総合窓口として、県・JA・市が一体となって構成する市場にあります伊予市農業振興センターが、新規就農等をはじめ、地域農業の振興に関わる様々な相談を受けてございます。中には、市内への移住を前提とされる方もおられ、これまでもいよりん等との連携の下、農業振興センターでの詳細かつ専門的なアドバイスを通して、理想と現実のギャップに気づいてもいただきながら、後でミスマッチが起こらないように丁寧な相談業務を行っているところでもございます。そして、農地の紹介にとどまらず、農機具などが必要となれば、農業者等からの情報を基に、譲渡へつなげてもらった事例もございます。今後もいよりんや移住支援団体等から農業振興センターに適切につないでいって、就農支援を行うことが効果的と考えますが、さらに耕作放棄地等の情報共有を図るなど、ネットワーク機能の充実をさらに努めてまいりたいと存じております。 最後、一般の市営住宅への入居については、入居資格により、移住者が直接入居することは困難でありますが、月額所得が15万8,000円から48万7,000円までの中堅所得者向けの特定公共賃貸住宅への入居は認められておりますので、空きがあり、所得条件を満たしていれば、直接入居することは可能であります。中山とか双海にそういった特公賃がありますけれども、そういったことは可能であるという位置づけであります。 以上、答弁といたします。 ◆6番(川口和代君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 川口和代議員 ◆6番(川口和代君) 答弁ありがとうございました。 いよりんっていうのは、伊予市にとって、全国的に民間の移住相談窓口というのが珍しいので注目されているものですが、そこと伊予市のまたいいところは、県とJAと市の農業振興課が1か所で相談できるっていうよさがあるので、そこのいよりんと農業振興センターっていうのが、もっと関係が密に、場所を一緒にしろとは言わないんですが、密になる何かいい策はないかなって思います。そこのところをもう一回確認したいのと、空き家の実態調査っていうのは、5年前にもしているわけですが、今回その5年前と何をどう変えて、伊予市としていい方向への施策に持っていくのかっていう、ちょっと具体的な案があれば教えていただきたいです。 市長さんから、市営住宅のことで、特定公共賃貸住宅への入居は認められているっていうのを教えていただいたので、そこは私も気に留めて紹介したいと思います。 2点だけよろしくお願いします。 ◎未来づくり戦略室長(西山安幸君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 西山未来づくり戦略室長未来づくり戦略室長(西山安幸君) それでは、川口議員の再質問の1点目について私のほうから御答弁申し上げます。 本市の移住・定住推進体制につきましては、伊予市移住サポートセンターいよりんと市内3つの移住支援団体がそれぞれに保有する地域や情報を効果的に活用し、密接な連携の下、取り組んでおります。必要に応じまして、伊予商工会議所等、ハローワークも含めまして、農業振興センターも適切につないで、様々な御要望にお応えしております。 特に今御質問のありました農地の関係につきましては、法的な関係もございまして、専門的な知識が必要ということでございますので、また、あとマンパワーも必要になってまいりますので、これまでと同様に適切に速やかにいよりんまた市、あと移住支援団体のほうから農業振興センターにつないでいただいて、また丁寧な相談に努めてまいりたいと考えております。 ただ市長答弁にもございましたとおり、耕作放棄地、空き家等の情報を一元化するということは、移住相談に有益と考えられますので、今後どういった情報共有をするのか、内容・方法等を協議して、連携強化に努めてまいりたいと考えております。 以上、答弁といたします。 ◎都市住宅課長(三谷陽紀君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 三谷都市住宅課長 ◎都市住宅課長(三谷陽紀君) 川口議員の空き家実態調査の件について御答弁を申し上げます。 今回実施いたします空き家実態調査につきましては、5年前に実施した空き家実態調査とほぼ内容は同じでございます。空き家になってる部分の危険度を調査いたしまして、利活用できるものと危険なものということで、それぞれ5年たった今、状態がどのようになっているかも含めて検討・調査をするものでございます。それによりまして、危険なものについては、所有者に対しまして除却とか転用とか、そのようなことを進めていきたいと思っております。 また、活用できるものにつきましては、先ほど申しました移住・定住も含めまして、情報提供をしながら、利活用ができる方向に持っていきたいと考えておりますが、大前提として、所有者の意向調査をしなければ、当然個人の所有物でございますので、承諾を得たものについて、利活用については検討していきたいと、そのような形で、今回の調査については活用していきたいと考えております。 以上でございます。 ◎市長(武智邦典君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 武智市長            〔市長 武智邦典君 登壇〕 ◎市長(武智邦典君) 事務的なことは、今未来づくり戦略室長の西山そして都市住宅課の三谷が言ったとおりでございますけれども、いよりんをなぜ構築をしたかと言いますと、基本的に移住者っていうのは、俗に言う東温市から伊予市に来るわけじゃないんで、大概は他県から伊予市にやってきます。その枠組みの中で、まずいよりんを任せた冨田君は、地域おこし協力隊の実績もあり、その枠組みの中で地域おこし協力隊の人たちOBもあの中で働いております。そういった移住者の気持ちというものを忖度できるスタッフ、そして当然移住者は、ある意味夢と希望を抱いてこの伊予市に移住をしてやろうというような思いもございましょうけれども、やはり農業に関しましては、様々な縛りがありまして、さっきも申し上げましたが、現実と考えていたことが全く違うよねって、ミスマッチですよね。そういったことが起こってしまうとなかなか難しい。その前段としてそういうことが起こり得ないがために、窪田春樹課長が掌握しております、あそこのJA・県・伊予市の合同体、確かに愛媛県下でも珍しい取組でありますけれども、そことしっかり具体的なことは相談を言ってもらう。ただ、いよりんに行っても、農地としてはこういうところがありますよ。ただこういうところはちょっとこういうことはできないぐらいの情報、そういったものぐらいは共有をしながら、詳しいことはここでは分かりませんから、市場のほうに行ってくださいという位置づけ、そして当然のごとく、私も外から来ましたけれども、こんな問題も実はあるけれども、こんな楽しいこともあるんですよ、そういった受け答えができるスタッフ、そしてあくまでもいよりんをつくりまして反対意見もありましたけれども、決して行政が一切まがらないということじゃないんで、行政がしっかりと下支えをしながら、いよりんを発信して、全国に発信をしていく、そういった位置づけでの思いでつくりましたので、御理解を賜りたいなと思ってます。 以上です。 ◆6番(川口和代君) 議長 ○議長(日野猛仁君) 川口和代議員 ◆6番(川口和代君) 市長、ありがとうございました。 市長が、移住者は夢や希望を持って移住してくるという、本当そのとおりだと思います。移住者の人たちは、やりたいことがあって来るので、そのことを実現できるサポートができる伊予市であってほしいなと思います。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(日野猛仁君) これをもって一般質問を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(日野猛仁君) 以上で本日の日程は全部終了しましたので、本日の会議を閉じます。 6月25日は定刻より本会議を開き、各常任委員会に付託しました議案等について審査結果の報告を行います。 本日はこれにて散会します。            午後3時30分 散会            ~~~~~~~~~~~~~~~ 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。      伊予市議会 議 長  日 野 猛 仁            議 員  大 野 鎮 司            議 員  高 田 浩 司...