◎
総務企画部長(
西本能尚君) 「
議案第143号・
令和2年度
宇和島市
一般会計補正予算(第9号)」について御
説明申し上げます。 今回の
補正予算は、国が決定した国民の命と暮らしを守る安心と希望のための
総合経済対策に即応し、
ひとり親世帯の
追加支援や
ワクチン接種体制の
整備に要する経費を計上いたしました。 第1条は、予算の総額に
歳入歳出それぞれ5,350万円を追加し、総額を552億7,033万6,000円としようとするものです。 それでは、予算の概要を御
説明いたします。 まず、
歳入予算につきましては、歳出に対応する財源として、全て第15
款国庫支出金となっております。 次に、
歳出予算につきまして、各
款ごとに内容を御
説明いたします。 第3
款民生費は5,200万円の追加で、低所得の
ひとり親世帯に対する
臨時特別給付金の再支給に要する経費を計上しております。 第4
款衛生費は150万円の追加で、
新型コロナウイルスに係る
ワクチン接種体制の
整備を進めるため、
システム改修に要する経費を計上しております。 以上で
説明を終わります。御承認くださいますようよろしくお願いいたします。
○
議長(
福島朗伯君) 以上で
説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔発言する者なし〕
○
議長(
福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件は
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
福島朗伯君) 異議なしと認め、「
議案第143号」は、
委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより討論を行います。 討論はございませんか。 〔発言する者なし〕
○
議長(
福島朗伯君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は
起立採決といたします。 お諮りいたします。 「
議案第143号・
令和2年度
宇和島市
一般会計補正予算(第9号)」について、提案のとおり決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
福島朗伯君)
起立全員であります。 よって、本件は提案のとおり
可決決定をいたしました。 次に、本日、お配りのとおり「
議員提出議案第8号・
地方たばこ税を活用した
分煙環境整備を求める
意見書」が提出されました。 お諮りいたします。 この際、「
議員提出議案第8号」を日程に追加し、議題といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
福島朗伯君) 異議なしと認め、「
議員提出議案第8号」を日程に追加し、議題とすることに決定をいたしました。
提案者の
説明を求めます。 〔「
議長」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
福島朗伯君)
中平政志君。 〔9番
中平政志君登壇〕
◆9番議員(
中平政志君) ただいま提案となりました「
議員提出議案第8号・
地方たばこ税を活用した
分煙環境整備を求める
意見書」につきまして、
提案者を代表して
提案理由の
説明を申し上げます。
国内たばこを取り巻く
環境は、
たばこ増税、
改正健康増進法の
段階的施行など、
喫煙規制強化の動きが拡大しており、
たばこ農家をはじめ零細かつ
経済基盤の弱い
たばこ販売店、同様に
飲食業、
宿泊業など
サービス業につきましては、非常に厳しい状況にあります。
改正健康増進法の趣旨は、望まない
受動喫煙の防止であり、決して禁煙を強要することではなく、
分煙環境の
整備推進が早急に求められています。 また、
分煙社会実現のため、
喫煙者が負担する
たばこ税の一部を
公共喫煙場所の維持、増設、
公共施設や
飲食店などの
喫煙室設備の助成、
環境美化の推進に資する
喫煙マナー向上に関する
普及活動など、
喫煙者、非
喫煙者双方に配慮した取組に有効活用していくことが重要となっています。 上記の情勢を鑑み、国には、喫煙する者と
受動喫煙を受けたくない者双方の立場を尊重し、共存できる社会の実現と推進を図るため、
地方たばこ税の一部を
受動喫煙防止事業の推進を目的とした
分煙環境整備として活用できる制度の
整備とその実施について取り組むよう強く要望するものであります。 なお、
意見書の
提出先は、
内閣総理大臣ほか
関係省庁等としております。 以上で
提案理由の
説明を終わります。よろしく御賛同をお願い申し上げます。
○
議長(
福島朗伯君) 以上で
説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔発言する者なし〕
○
議長(
福島朗伯君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 「
議員提出議案第8号」は、
会議規則第36条第3項の規定により、
委員会付託を省略いたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
福島朗伯君) 異議なしと認め、本件は
委員会付託を省略することに決定をいたしました。 これより討論に入ります。 討論はございませんか。 〔発言する者なし〕
○
議長(
福島朗伯君) 討論がありませんので、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 採決は
起立採決により行います。 お諮りいたします。 「
議員提出議案第8号・
地方たばこ税を活用した
分煙環境整備を求める
意見書」について、提案のとおりに決することに賛成の諸君の
起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
議長(
福島朗伯君)
起立全員であります。 よって、本件は提案のとおり
可決決定をいたしました。 以上で本定例会の日程は全てを終了いたしました。 岡原市長から閉会の挨拶があります。 〔「
議長」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
福島朗伯君) 岡原市長。 〔市長
岡原文彰君登壇〕
◎市長(
岡原文彰君)
令和2年12月第77回
宇和島市議会定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、終始慎重な御審議をいただき、提案いたしました全ての
議案につきまして、議決・御承認をいただき、誠にありがとうございました。 審議の過程におきまして、頂戴いたしました御
意見・御要望等につきましては、十分に尊重し、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。 さて、今年もいよいよあと10日余りとなりましたが、この1年は、
新型コロナウイルス感染症に振り回された年であったと、そのように言えようかと思います。海外ではワクチンの供与が始まりましたが、いまだ収束の見通しは不透明でございます。 この春以降、大規模イベントの中止・延期、全国一斉の学校臨時休業に始まり、緊急事態宣言発令に伴う外出自粛や3密回避、マスクの着用、手指消毒など感染防止対策の徹底などに取り組んでまいりました。最近は、県内でも連日感染者が確認されており、より一層不安や不便を感じられている方も多いかと存じますが、市民お一人お一人や
事業者の皆様の御理解・御協力によって、今のところ比較的落ち着いた状況にございます。 一方、本市の基幹産業である魚類・真珠養殖においては、
コロナ禍の影響により、需要が大きく減少するなど、生産者を含めた業界は大変厳しい状況が続いており、また
飲食店をはじめとした
事業者の方々にとりましても、これまでに経験したことのない1年であったかと思います。 市といたしましては、国・県の対策とも連動しながら、議会や経済団体からの要望も踏まえ、各種給付金の迅速な給付をはじめ、特に需要が低迷した養殖マダイの消費喚起、
飲食店の利用促進や中小企業支援などに積極的に取り組んできたところでございますが、今後とも、
コロナ禍により影響を受けている方々への必要な対策を講じてまいりたいと考えているところでございますので、議員各位におかれましては、引き続き御理解・御協力をいただきますようお願い申し上げます。 現在、第3波の襲来で全国的な感染拡大に歯止めがかからず、県内でもクラスターの発生が見られるほか、本市と近く往来のあるお隣の高知県でも感染者が増加し、予断を許さない状況となっております。 また、これから年末年始を迎えるにあたり、人の移動が増加するとともに、クリスマス、大みそか、初詣など不特定多数が集まる行事が続きます。人混みの中では、周囲の状況に注意を払うことに加え、今年は御家族でゆっくり過ごされるなど、感染リスクの回避に努めていただきますようお願い申し上げます。 市民の皆様方におかれましては、これまで以上に危機感を持っていただき、手洗いやマスクの着用をはじめとした基本的な感染防止対策の徹底、継続を重ねてお願い申し上げますとともに、最前線で
コロナに向き合っている医療従事者の方々や感染者に対する誹謗中傷などは絶対にせず、県や市が発信する正確な情報に基づく冷静な対応をお願いいたします。 年の瀬を迎え、何かと慌ただしいとは存じますが、市民の皆様、そして議員の皆様におかれましては、くれぐれも御自愛いただきまして、つつがない御越年と輝かしい新年を迎えられますとともに、
コロナの一日も早い終息を心からお祈り申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。
○
議長(
福島朗伯君) これをもちまして、
令和2年12月第77回
宇和島市議会定例会を閉会いたします。 午前10時38分 閉会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
宇和島市議会
議長 福島朗伯 議員
岩城泰基 議員
赤松孝寛...