議案第125号「令和2年度今治市介護保険特別会計補正予算(第2号)」のうち、歳出3款地域支援事業費の中の介護予防・生活支援サービス事業費の審査において、今年度、初めてやる予定の事業だったのかとの質問があり、理事者から、今年度から生活機能の低下が見られた方を対象とした事業を予定していたが、新型コロナウイルス感染症が収束すれば再開を考えている。また、事業を実施して効果が見られたら事業を拡大させたいと考えているとの答弁がありました。
以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。
5:
◯堀田順人議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。
6:
◯矢野雄嗣産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果を御報告いたします。
去る15日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上で委員長報告を終わります。
7:
◯堀田順人議長 次に、建設水道委員長にお願いいたします。
8:
◯越智 忍建設水道委員長 建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果を御報告いたします。
去る10日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。
議案第126号「令和2年度今治市水道事業会計補正予算(第1号)」の審査において、委員から、消費税及び地方消費税の修正に係る補正について質問があり、理事者から、消費税及び地方消費税の申告について、要綱の規定等によって取扱いを行ってきたが、国税局の見解に基づき、修正申告を行う旨の答弁がありました。
以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。
9:
◯堀田順人議長 次に、スポーツ振興特別委員長にお願いいたします。
10:
◯渡辺文喜スポーツ振興特別委員長 スポーツ振興特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果を御報告いたします。
去る16日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。
ふるさと納税制度を利用したFC今治の新スタジアム建設への寄附について、委員から、寄附される方への説明について質問があり、理事者から、寄附を募る活動はFC今治が行うが、寄附額の9割は新スタジアムの建設費に、1割は今治市のスポーツ振興の財源となるという条件を寄附者にお話した上で行うとの答弁がありました。
また、委員から、FC今治との取決めについて質問があり、理事者から、新スタジアムの着工は、現段階では令和4年1月を目指しており、工事費の支出に対して今治市から補助を行う予定で、来年度に補助金交付要綱を制定しようと考えているとの答弁がありました。
以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。
11:
◯堀田順人議長 以上で各委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午前10時14分
──────────
午前10時20分
12:
◯堀田順人議長 会議を再開いたします。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決は、付議事件番号の順序により適宜一括して行いますから、御了承願います。
番号1、議案第121号「令和2年度今治市一般会計補正予算(第8号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第121号は原案のとおり可決されました。
次に、番号2、議案第122号「令和2年度今治市港湾事業特別会計補正予算(第1号)」ないし番号7、議案第127号「令和2年度今治市公共下水道事業会計補正予算(第2号)」、以上6件を一括して採決いたします。以上6件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上6件は原案のとおり可決されました。
次に、番号8、議案第128号「今治市債権管理条例等の一部を改正する条例制定について」ないし番号10、議案第130号「今治市火災予防条例の一部を改正する条例制定について」、以上3件を一括して採決いたします。以上3件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。
次に、番号11、議案第131号「四村団地4号棟建設工事の内建家その他工事請負契約の締結について」ないし番号15、議案第135号「今治西部丘陵公園の指定管理者の指定について」、以上5件を一括して採決いたします。以上5件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上5件は原案のとおり可決されました。
次に、日程3、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。
総務委員長及び教育厚生委員長から、現在、委員会において審査中の番号16、請願第13号「日本政府が、『核兵器禁止条約』に署名・批准することを求める意見書提出の要望について」ないし番号18、陳情第7号「加齢性難聴者への補助器具購入に対する公的補助制度創設を求める陳情について」、以上3件について、会議規則第109条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
これより採決を行います。
番号16、請願第13号「日本政府が、『核兵器禁止条約』に署名・批准することを求める意見書提出の要望について」は、委員長から申出のとおり、総務委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、請願第13号は、委員長から申出のとおり、総務委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
次に、番号17、請願第14号「安心安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書提出の要望について」は、委員長から申出のとおり、教育厚生委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、請願第14号は、委員長から申出のとおり、教育厚生委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
次に、番号18、陳情第7号「加齢性難聴者への補助器具購入に対する公的補助制度創設を求める陳情について」は、委員長から申出のとおり、教育厚生委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、陳情第7号は、委員長から申出のとおり、教育厚生委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
次に、日程4、付議事件番号19、議案第136号「令和2年度今治市一般会計補正予算(第9号)」を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
13:
◯越智 博副市長 それでは、本日提案申し上げました補正予算案1件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
補正予算書の1ページをお願いいたします。
議案第136号「令和2年度今治市一般会計補正予算(第9号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億1,800万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を941億628万9,000円にしようとするものでございます。
説明の便宜上、歳出から説明させていただきます。
12ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。民生費、児童福祉費の児童福祉総務費でございます。ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費でございますが、国の追加経済対策によりまして、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている低所得の独り親世帯に対し、臨時特別給付金を再支給しようとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。
以上で、本日御提案申し上げました案件の説明を終わらせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
14:
◯堀田順人議長 以上で当局の説明は終わりました。
これより議題に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
これより委員会付託を行います。
ただいま議題となっております議案第136号のうち、歳入予算の補正については総務委員会に、歳出予算の補正については教育厚生委員会に付託いたします。
委員会審査のため、暫時休憩いたします。
午前10時30分
──────────
午前11時02分
15:
◯堀田順人議長 会議を再開いたします。
この際、各委員長の報告を求めます。
まず、総務委員長にお願いいたします。
16:
◯谷口芳史総務委員長 それでは、総務委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果を御報告いたします。
先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第136号「令和2年度今治市一般会計補正予算(第9号)」については、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上で委員長報告を終わります。
17:
◯堀田順人議長 次に、教育厚生委員長にお願いいたします。
18:
◯羽藤謙司教育厚生委員長 教育厚生委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果を御報告いたします。
本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第136号「令和2年度今治市一般会計補正予算(第9号)」は、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
なお、委員から、本当に必要な方に受け取っていただけるよう、制度の周知をしてほしいとの意見がありました。
以上で委員長報告を終わります。
19:
◯堀田順人議長 以上で各委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午前11時05分
──────────
午前11時11分
20:
◯堀田順人議長 会議を再開いたします。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより番号19、議案第136号「令和2年度今治市一般会計補正予算(第9号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第136号は原案のとおり可決されました。
次に、日程5、付議事件番号20、特別委員会の中間報告を求めます。
まず、広報広
聴特別委員長にお願いいたします。
21:
◯本宮健次広報広
聴特別委員長 広報広聴特別委員会から、中間報告をさせていただきます。
議員の任期が満了するに当たり、この際、当委員会に付託されました事項のこれまでの審査及び活動の状況について御報告申し上げます。
平成29年2月からの今任期期間中に議会報告会を平成29年度に市内4か所で開催し、平成30年度からは今治市連合自治会の役員等や岡山理科大学獣医学部の学生の代表と意見交換会を行い、多くの皆様から御意見を拝聴し、議会活動に役立ててまいりました。また、市長部局、教育委員会と協力して中学生議会を開催し、中学校3年生の生徒に今治市議会の役割や重要性を認識してもらうように努めてまいりました。
しかし、今年度はコロナ禍により、これらを開催することができず、広報広聴活動が難しい状況でありましたが、その中で、委員会を開催し、市議会だよりを5月、8月、11月と発行し、市民の皆様に議会の活動が伝わるよう内容の検討を行い、工夫して編集してまいりました。
現在、来年2月1日発行の市議会だよりを委員会において編集中ですが、今後においても、市民の皆様に、さらに市議会だよりを身近なものとしてお届けできるよう研さんしてまいります。
残り僅かな任期ですが、市民に開かれた議会、身近な議会を目指して努めてまいりたいと思っております。
以上、広報広聴特別委員会の審査及び活動状況について御報告を申し上げ、中間報告を終わります。
22:
◯堀田順人議長 次に、地方創生特別委員長にお願いいたします。
23:
◯松岡一誠地方創生特別委員長 地方創生特別委員会から、この際、議員の任期が満了するに当たり、当委員会に付託されました事項のこれまでの審査及び調査の状況について御報告申し上げます。
我が国は、かつて経験したことのない本格的な人口減少社会に突入しており、本市でも、1980年をピークに人口が減少に転じております。このような状況を踏まえ、本市議会では、平成29年2月の臨時会において地方創生特別委員会が設置され、雇用対策に関する事項、地域産業の競争力強化に関する事項、人口減少対策に関する事項、少子化対策に関する事項、離島航路及び生活交通バス路線の維持確保に関する事項を特定の事項として、審査及び調査を行ってまいりました。本市が進める地方創生の取組がより実効性のあるものとして推進されるよう、今任期中、先進地への視察や先進事例などの調査を行うとともに、理事者との協議を重ねてまいりました。
また、市民生活において必要不可欠である交通の確保については、今治市の特性である島嶼部や陸地部等といった地域それぞれの実情に応じ、適切に維持・確保されるよう、細かく審査及び協議を重ねました。
これからの今治市の持続的発展のためには、人口減少の克服や交流・関係人口の拡大を目標として産業の振興を図り、雇用対策や本市の地域特性を踏まえた具体的な施策に市民の皆様とともに取り組んでいくことが重要であると考えます。
当委員会としましても、残り僅かな任期ですが、理事者とともに最善の方策を検討してまいりたいと思います。
以上、地方創生特別委員会の審査の過程について御報告申し上げ、中間報告を終わります。
24:
◯堀田順人議長 次に、スポーツ振興特別委員長にお願いいたします。
25:
◯渡辺文喜スポーツ振興特別委員長 スポーツ振興特別委員会から、議員の任期が満了するに当たり、この際、当委員会に付託されました事項のこれまでの審査の状況について御報告申し上げます。
当委員会は、平成30年6月
定例会において、スポーツ振興に関する事項、スポーツパーク整備に関する事項を特定の事項として審査及び調査するため、設置されました。
スポーツパークの整備に関する事項については、令和2年2月の臨時会において審査を終了する旨の委員長報告を行い、承認されております。そして、新たに陸上競技場の整備に関する事項が加わり、現在審査しているところでございます。
陸上競技場の整備については、令和2年度の当初予算に整備箇所検討のための経費が計上され、6月
定例会の委員会において陸上競技場整備検討業務委託の内容について説明を受け、調査箇所については、西部丘陵公園と波方公園運動場の2か所とすることで理事者の説明を了承し、今現在、来年2月を期限に委託業務が進んでいるところでございます。
我々特別委員会としましても、任期が残り少なくなりましたが、今後も市民の皆様の御理解をいただけるよう、理事者と協議を重ねながら審査を進めてまいりたいと考えております。
以上をもちまして、スポーツ振興特別委員会の中間報告を終わります。
26:
◯堀田順人議長 以上で特別委員会の中間報告は終わりました。
特別委員会の中間報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午前11時21分
──────────
午前11時27分
27:
◯堀田順人議長 会議を再開いたします。
これより、特別委員会の中間報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって特別委員会の中間報告に対する質疑を終結いたします。
以上で日程の全てを議了いたしました。
閉会に当たり、市長から挨拶があります。
28: ◯菅 良二市長 閉会に当たりまして、御挨拶申し上げます。
今議会におきましては、令和元年度の各会計決算の認定議案をはじめ、提案いたしました全ての議案につきまして滞りなく議決を賜り、誠にありがとうございました。審査の過程で皆様からいただきました御意見、御要望につきましては、市政発展のため、今後の施策に生かしてまいります。
本年はまさに新型コロナウイルス感染症との闘いの1年でありました。全国で感染の第3波が猛威を振るい、危機的状況が続いております。この状況を鑑み、本市におきましても、来月に予定しておりました成人式は、やむなく延期の判断をいたしました。新成人にとっては一生に一度の成人式です。何とかといった思いもありましたが、何より市民の命を守らなければなりません。今治市を守らなければなりません。苦渋の決断でありました。引き続き、しっかりと対応してまいります。市民の皆さん、議員各位におかれましても、特にこの年末年始にかけては、御自身や御家族、大切な人の命を守るため、より一層、感染防止対策への御協力をお願い申し上げます。
さて、今議会は、私、そして議員の皆様にとりまして、今任期最後の
定例会となりました。本市の将来を見据え、真摯に皆様と熱い議論を重ねながら、全力で進んでまいりました。これもひとえに議員各位、そして市民の皆様方の御理解、御協力のたまものであり、この本会議場より心からお礼を申し上げます。
振り返ってみますと、本市にとりまして、幾つもの大きな取組が実を結び、花開いた4年間でありました。中でも、平成30年4月、岡山理科大学獣医学部の開学、そしてバリクリーンの本稼働、とりわけ大きな喜びでありました。40年来の悲願であった学園都市構想、本当に厳しく険しい道のりでありましたが、本年3月に御逝去されました加戸守行前愛媛県知事をはじめ、多くの方々の長年の御尽力によりまして、厚く固い岩盤規制を突破し、実現できたものであります。改めまして、関係各位に深く感謝を申し上げる次第であります。
開学から3年、大きな経済波及効果も生まれております。これからさらに多くの学生を迎え、大学と地域が共に発展していく中で、獣医学部を巣立ち、社会にこぎ出す若者には、1人でも多くこの今治市を愛し、活躍してもらいたい、そうした方向づけもしっかりとやっていかなければならないと思っております。
そしてもう一つ、バリクリーンです。市町村合併の効果を最大限に生かし、最先端の施設に生まれ変わったバリクリーンでありますが、ジャパン・レジリエンス・アワードで栄えある日本一、グランプリを受賞したことも記憶に新しいところであります。まさに、我々の誇りであるバリクリーンを拠点に、これからも、環境への取組はもとより、ハード・ソフト両面から地域の防災力向上を推進してまいります。
そして、昨年にはFC今治が見事J3昇格を果たし、今季はJリーグの舞台で熱い戦いを見せてくれました。ちょうど昨日、全ての日程が終了しました。あと一歩、1年目のJ2昇格こそかないませんでしたが、来季は必ず夢をつかみ取ってくれると確信したシーズンでありました。市民の皆さんとともに、今季のFC今治の健闘に大きな拍手を送るとともに、これからもオール今治で、スポーツの持つ大きな力を本市の発展につなげてまいりたいと考えております。
また、コロナ禍で日常がさま変わりしたこの1年でありましたが、明るい話題は、何といっても、「日本遺産フェスティバルin今治」を開催できたことであります。コロナ禍での開催にはもちろん苦労もありましたが、あの10月10日、11日、天気予報は若干心配でありました。ところが、本当に55年前の東京オリンピックの国立競技場、日本一の秋晴れでありました。その爽やかな秋晴れが私どもにも巡ってまいりました。何と、2日間で約6,500人の来場者をお迎えすることができました。まさにオール今治で新型コロナウイルス感染症に負けず、心を一つに取り組んだ結果であり、今後のまちづくりを進めていく上で大きな原動力にもなるものと考えております。
新型コロナウイルス感染症との長い闘いに、まだ終わりは見えません。しかし、いかなる状況にあっても市政の停滞は許されません。新型コロナウイルス感染症対策を確実に実行しながら、アフターコロナ社会をしっかりと見据えた本市が進むべき方向性を掲げ、これから先も本市が発展を続け、市民が安心して幸せに暮らすことができる活力あるまちであり続けるために、地域経済と市民生活をしっかりと支えながら、確かな次の一手を一丸となって打ち出していかなければならないと思っております。
本会議でも、海事産業の未来を共創する全国市区町村長の会の活動について御報告させていただきました。海事産業をはじめとする、本市の未来を支えるあらゆる産業力の強化、これを強力に推進してまいります。底力ある本市の産業がコロナ禍を乗り越え、さらに強固なものとなって、今治市で、この企業で働きたいという若者が定着していくことで、さらに産業が輝き、人も輝くまちをつくっていきたい、これが私の願いであります。産業と雇用、本市の経済再興に向けて、産業部のみならず、今治市役所全員一丸となって、しっかりと取組を加速させてまいります。
さらに、子育てを応援する施策についても、一層の充実強化を図ってまいります。安心して子供を産み育てられる環境の充実に向けて、子育て中の世帯や、これから子供を持つヤングパパ、ヤングママのお声をお聞きしながら、新たな施策を展開してまいりたいと考えております。
そして、市民の大切な命を守る地域医療連携の強化に向けて、引き続き今治市医師会、済生会今治病院、愛媛県立今治病院と連携し、愛媛県立今治病院の建て替え実現に向けて、全力で取り組んでまいります。
これらのほかにも、暮らしや産業におけるデジタル化の推進や移住・定住の促進、サイクルシティ今治の推進・進化、そして防災・減災など、各分野の取組を前進させてまいりたいと考えております。
今期をもって御勇退される議員の皆様におかれましては、長年の議員活動とその御功績に心から敬意を表しますとともに、今後とも、今治市のため、これまで培ってこられました実績と経験を生かしてお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
また、来る選挙への出馬を予定されている皆様方におかれましては、私を含め、再び市民の負託を受け、直面するコロナ禍対策、そしてこれからの今治市の発展のため、共に汗を流し、力を合わせて新しい時代を切り開いていけることを願っております。
最後になりますが、来る令和3年が、愛する今治市と今治市民の皆様にとりまして希望に満ちた飛躍の年となることを祈念いたしまして、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
29:
◯堀田順人議長 以上で市長の挨拶は終わりました。
閉会に当たりまして、議長席からではありますが、一言御挨拶申し上げます。
議員各位におかれましては、提案された各案件につきまして、終始熱心に御審議をいただき、無事閉会の運びとなりました。心から感謝を申し上げます。また、我々議員にとりましては、この12月
定例会が今期最後の
定例会となりました。私自身、本年2月に2度目の議長就任以来、今日まで大過なく職責を果たすことができました。これもひとえに、議員各位並びに理事者各位の御理解と御協力によるものでございます。この場をお借りいたしまして、厚くお礼申し上げます。
さて、今任期を振り返りますと、平成29年には第72回国民体育大会と第17回全国障害者スポーツ大会が愛媛県で開催され、今治市に多くの方がお越しになり、大いに盛り上がりました。
平成30年には、合併に伴う最大の事業効果が期待できると言っても過言ではないごみ処理施設「バリクリーン」が竣工し、本格稼働いたしました。また、本市にとっては、長年の宿題でありました大学誘致が現実のものになり、岡山理科大学今治キャンパスが開設され、獣医学部が設置されました。その一方で、7月には、西日本豪雨により、今治市内各所で大規模な土砂災害や浸水害が発生し、とりわけ島嶼部での被害が甚大で、お二人の貴い命が失われることとなったことは、今でも痛ましく心に残っております。
昨年は、元号が平成から令和へと移行し、新しい時代の幕開けとなりました。その中で、私どもが市民の皆さんとともに応援しているFC今治がJ3昇格を果たすという大変うれしいニュースがありました。
そして今年、令和2年でございますが、新型コロナウイルス感染症への対応という、世界がかつて経験したことのない新たな課題に直面している状況であります。まさに現在のコロナ禍は、全く予期していなかった事態でありますが、それゆえに、地方自治体の在り方が問われているものと思います。我々の任期開始時点においてある程度見通しがつき、着実に準備を整えて対応することが可能なこともあれば、全く予期せぬ事態に直面し、知恵を絞りながら問題を解決していかなければならないこともあります。二元代表制の一翼を担う私ども議会といたしましては、新型コロナウイルス感染症への対応のみならず、より高度化・多様化する市民のニーズを的確に把握し、市民福祉の向上に寄与していくことが何より重要であると改めて認識いたした次第でございます。
さて、私たち議員の任期は残り2か月を切りました。今任期中には様々な出来事がありましたが、菅市長をはじめ理事者の皆さんが今までひたむきに取り組んでこられたことが各分野で実を結び、大きな手応えを感じることができた4年間であったと思っております。ぜひ、こうした流れを継続され、今治市がより一層発展することを切に願うものであります。
そして、4年に一度の審判を受けるべく、次期今治市議会議員選挙に立候補を予定されている議員各位におかれましては、御自愛の上、御健闘され、市民の信を得て、再びこの議場でお会いできますことを衷心より祈念申し上げます。
以上をもちまして、これまでの感謝の意をお伝えするとともに、閉会の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
これをもって今
定例会を閉会いたします。
午前11時46分 閉 会
発言が指定されていません。 Copyright (c) Imabari City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...