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  1. 今治市議会 2019-06-07
    令和元年第3回定例会(第1日) 本文 2019年06月07日開催


    取得元: 今治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    検索結果 検索やり直し 使い方 (新しいタブが開きます) 2019年06月07日 令和元年第3回定例会(第1日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 18 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯森 京典議長 選択 2 : ◯菅 良二市長 選択 3 : ◯森 京典議長 選択 4 : ◯山崎昭二農水港湾部長 選択 5 : ◯福本恭二上下水道部長 選択 6 : ◯森 京典議長 選択 7 : ◯寺井政博議会運営委員長 選択 8 : ◯森 京典議長 選択 9 : ◯山岡健一総務委員長 選択 10 : ◯森 京典議長 選択 11 : ◯中村卓教育厚生委員長 選択 12 : ◯森 京典議長 選択 13 : ◯岡田勝利産業環境委員長 選択 14 : ◯森 京典議長 選択 15 : ◯谷口芳史建設水道委員長 選択 16 : ◯森 京典議長 選択 17 : ◯越智 博副市長 選択 18 : ◯森 京典議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ◯森 京典議長 おはようございます。ただいま出席議員31名であります。  これより第3回今治市議会定例会を開会いたします。  市長から今議会招集の挨拶があります。 2: ◯菅 良二市長 おはようございます。  本日、第3回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご参集を賜り、開会の運びとなりました。厚くお礼を申し上げます。  きょう、冒頭、何といってもこの恵みの雨であります。梅雨、きっと雨は来るぞとは思っておりましたけれども、玉川ダム85.8%、台ダム62.6%と今現在ありますけれども、やはり空梅雨だったら大変なことになるわけであります。そういった意味におきましても大変ありがたいと思っております。何しろ命の水、これからもしっかりと注視しながら、水道行政にしっかりと取り組んでまいりたい。大下地域海水淡水化装置ふぐあいが生じておりまして、しかし、大切な、まさに生活用水ですから、応急の対策といったことで、上下水道部長が一生懸命取り組んでおります。住民の皆さんにご迷惑、ご心配がかからないように取り組んでまいります。  ところで皆さん令和になって初めての今治越智中学校総合体育大会に応援に行かれた方もあろうかと思います。まず、一番先にあるから申し上げるんですけど、野球で何と、小規模校大島中学校連続シャットアウト勝ちで、決勝戦強豪南中学校に1対0、これもシャットアウトで見事にAブロック優勝Bブロックにつきましては、何といっても日吉中学校立花中学校の戦いでありました。日吉中学校立花中学校ともに9回まで0対0で、10回に日吉中学校が1点を入れた。勝負ありかと思ったら、その裏に立花中学校が返した。そして、11回は何と日吉中学校が2点入れた。これで決まりと思っていたら、何とその裏に立花中学校が3点、4対3で立花中学校Bブロック優勝というドラマであります。しかし、私は、日吉中学校にしても、それからAブロック南中学校にしても、NTT杯に向かって、3年生を中心にしっかりと取り組んでほしいと願っております。  卓球では、常勝日吉中学校とよく言われております。日吉中学校を育てた高須先生上浦中学校に転勤になって、上浦中学校で実力をつけながら、統合した大三島中学校でさらにといったことで、男女ともに頑張っております。特に女子は、大規模校南中学校、また、スポーツで非常に頑張っております立花中学校にも勝ち、決勝戦日吉中学校に惜しくも、といったところまでこぎつけていることも、印象的であります。  ソフトテニスは、ご承知のように、伝統校玉川中学校、それから女子北郷中学校といった形で、順当のようですが、なかなかにやはり。例えば女子の場合には、あの北郷中学校といえども2対1、一矢を報いられており、決勝戦もそのとおりでありました。全体のレベルが随分上がってきているんだということを強く感じております。  皆さん中学校時代、それぞれ経験を積んでこられた方が多いんですが、やはり中学高校時代の、特に中学校時代の部活動といったものが、将来、大きく、人間をたくましく育ててくれる。そういった意味でも、3年生のこれからの生き方が非常に重要だと思っております。敗退したチームの3年生も、これからしっかりとまた目標を立てて頑張っていってほしい。そして、立派な社会人となり、願わくはこの今治市に帰って、職場を得て、郷土のために大いなる活躍を願っております。  本日は、ごらんのとおり、私ども、村上海賊のポロシャツを着ておりますが、2020年、いよいよ来年、「日本遺産サミットin今治」が始まります。その機運を盛り上げるためにも、理事者全員でこのポロシャツを着て議場に臨ませていただきました。いよいよです。これからも、しっかりと一つ一つ精査しながら、日本中の皆さんにお越しいただいて、そして、村上海賊の活躍をしっかりと認識していただくことを期待しながら取り組んでまいります。  そして、きょう、どうしてもお話ししなければならないのは、5月23日から25日に開催されました「バリシップ2019」についてでございます。6回目になりました。そういった意味では、随分、手順がよくなったと思ってもおりますし、今回、過去最大規模の350社の出展、それから、何といっても最先端の高い技術、世界規模の海事産業の魅力が紹介されました。会場には、こちらも過去最高となる1万6,200人を超える来場者が訪れ、実に熱気あふれる3日間となりました。会期中、「バリシップ2019」のテーマの一つでもありました、大気と海洋の環境保全、とりわけ2020年に迫った環境規制への対応については、来場者の関心も非常に高く、各社の取り組みの動向や、関連する技術開発などに注目が集まっていたところでございます。  我が今治市の海事産業の強みは、何といっても、造船技術センターなどを核とする各社の長年の人材育成の取り組みによって培われた高い技術力であります。確かな技術に裏づけられた海事産業の一大集積地の底力をもって、こうした課題にも果敢に立ち向かい、前進を続ける業界のトップランナーとして、国内、さらには世界の海事産業を牽引していかれるものと感じたところでございます。本市といたしましても、今治市の海事産業のさらなる発展を応援するため、引き続き、業界と連携して海事都市今治の魅力を国内外に発信してまいります。  また、バリシップ閉幕後の5月26日には、姉妹都市でありますパナマ市の創立500周年を記念して、パナマの写真や民族手芸「モラ」の展示などを行った「パナマデーin今治」のほか、パナマを代表する歌手パトリシア・ブリエグさんのコンサート、そして駐日パナマ大使をお迎えしてのレセプションを開催いたしました。パトリシアさんは、実は大変な親日家で、コンサートでも「涙そうそう」など日本の歌をご披露いただいたところでありますが、翌27日には、波止浜小学校を訪れ、子供たちと交流を深めていただきました。今後も、こうした機会を通じて、姉妹都市パナマ市、そして、パナマ国の文化について、市民の皆さんの理解が深まり、さらに交流の輪が広がっていくことを期待しております。  そして、6月1日、2日には、瀬戸内しまなみ海道開通20周年を記念しての式典とあわせて、記念イベントが開催されました。多々羅しまなみ公園を拠点に、ステージイベントにグルメにサイクリングにと、しまなみ海道沿線地域が一体となって熱く盛り上げていただいたところでございます。前にも申し上げましたけれども、昭和34年にこの地域の調査が始まったわけでありますが、これが一気に盛り上がったのは、私はやはり、昭和36年の秋に、河野一郎建設大臣が、架橋地点を尾道市からずっと視察をして、その夜にまだ新しい今治市公会堂で大演説会が行われました。そのとき、私はまだ高校3年生でしたが、やはり河野一郎、いろいろ話題の人でしたから聞きに行かせてもらって、感動したのは、やっぱり今の時代、この四国に3本の橋はどうだこうだという議論はあるけれども、あの日本アルプスをぶち抜いてトンネルをつくる技術を持つこの日本の土木技術の確かさといったものは、きっとこの地域に、当時は西瀬戸自動車道、その前は瀬戸内海大橋と言われておりました。これは実現に向けて我々も全力を尽くしていくんだといったお話を聞いて、地元の機運が一気に盛り上がった。皆さんご承知、あの本町に架橋をイメージしたアーケードを、もう今は取り除いてしまいましたけれども、こういった市民からの盛り上がり等々も、やはり建設大臣がお越しになってから。そして、それから長い年月、第1橋の大三島橋、昭和54年だったと思います。それから順次、そして平成11年の全線開通といったことで、あれからもう20年になります。これからもしっかりと、我が今治市、尾道市、そして仲を取り持つ上島町、一体となってさまざまな展開をしていく。物流の拠点としての役割、そして大いなるイベントを通じての役割、いろいろな面で、さらにさらに、日本に、世界に発信していかなければならない、そのように感じた6月1日でありました。  そしてさらに、開通20周年を記念して、6月3日に、ウィーン少年合唱団今治公演を開催いたしました。市議会議員の皆さんにもたくさんお越しいただいておりましたけれども、天使の歌声、感動のひとときを過ごすことができたんですが、その後9日に、日本を代表する太鼓芸能集団「鼓童」をお迎えして、しまなみ和太鼓フェスティバルを開催いたします。この後も、まだまだ多くの記念イベントが予定されております。市民の皆さんにも、家族や友人と、しまなみならではの景観や食を楽しんでいただきながら、架橋を実現した、先ほど申し上げました先人の功績や、この20年の地域の歴史にも思いを寄せていただければありがたいと思います。20周年は1つの通過点であります。次の10年、20年、またその先の未来をしっかりと見据え、本四高速や広島県側とも連携しながら、これからも、我々の大きな財産であるしまなみ海道を、地域のために最大限生かし、さらなる発展につなげてまいりましょう。  さて、今議会に提案いたしました案件は、補正予算案が2件、条例案が6件、その他の議案が10件、専決処分などの報告が6件、合わせて24件でございます。  それでは、主なものについて申し上げます。  まず、小中学生の通院医療費無料化の実施でございます。本市では、既に乳幼児の入院、通院、小中学生の入院と歯科通院について医療費助成を行っておりますが、令和2年1月診療分から、新たに小中学生の歯科以外の通院まで助成を拡大し、子育て世帯の経済的負担のさらなる軽減を図ってまいります。そして、消費税率引き上げに伴う影響を緩和し、地域における消費を喚起するため、低所得者と子育て世帯を対象とするプレミアム付商品券を発行いたします。  これらのほかにも、児童数が増加している乃万地区において、児童クラブを整備する事業者を支援する放課後児童健全育成施設整備事業費補助金、地域住民の生活交通手段を確保するための離島航路運航費補助金、浜の活力再生プランに基づく水産業共同利用施設の整備を支援する補助金など、所要の予算を計上いたしております。
     続きまして、国民健康保険の保険税率の改定でございます。国民健康保険につきましては、平成25年度に保険税率を改定させていただいて以降4年間据え置き、昨年度には、収支状況を踏まえ、1人当たり保険税総額を2.2%引き下げる改定を行うなど、被保険者の負担をできるだけ抑えながら、健全な事業運営に努めているところでございます。しかしながら、被保険者数が年々減少する中、過年度に医療費の大幅な伸びを見込んで概算交付を受けた前期高齢者交付金の精算によって、本年度の納付金が増額し、必要な保険税収入が不足することが見込まれており、現行税率を据え置くことが困難な状況となっております。税率の改定に当たりましては、繰越金を充当して上昇幅を抑制した上で、やむを得ず、全体で8.8%の引き上げをお願いするものでございます。引き続き、しっかりと国民健康保険事業の安定運営に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。  このほか、平成30年7月豪雨で甚大な被害を受け、復旧・再開が困難となった多々羅温泉を廃止する条例案、西消防署波方分署に配備する高規格救急自動車の更新に係る財産の取得議案などを提出いたしております。  なお、提案しております案件の詳細につきましては、後ほど副市長から説明申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。  以上でございます。 3: ◯森 京典議長 次に、過般の人事異動に伴う新任の管理職員から就任の挨拶があります。 4: ◯山崎昭二農水港湾部長 このたび農水港湾部長を拝命いたしました山崎昭二でございます。一生懸命努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 5: ◯福本恭二上下水道部長 おはようございます。このたび上下水道部長、兼ねて水道部長を拝命いたしました福本恭二でございます。誠心誠意努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 6: ◯森 京典議長 以上で挨拶は終わりました。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員に、5番松田澄子議員、6番羽藤謙司議員を指名いたします。  次に、日程2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  会期は本日より6月28日までの22日間とし、その間の会議日程はお手元に配付の会議日程表のとおり運営いたしたいと思います。さよう決定してご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、日程3、諸般の報告を行います。  議会活動状況についてご報告いたします。  議会活動状況は、お手元に配付の議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。  次に、委員会視察についての委員長報告があります。  まず、議会運営委員長から報告があります。 7: ◯寺井政博議会運営委員長 議会運営委員会の行政視察についてご報告いたします。  当委員会では、4月18日から20日までの日程で、東京都港区と山形県山形市において、議会運営、議会改革について視察を行いました。  まず、港区議会では、港区の概要について説明を受けた後、1点目、港区議会の状況について、2点目、委員会の運営について、3点目、学習会の開催について、4点目、ICT推進委員会の取り組みについて、5点目、議会改革検討会の取り組みについて、以上の項目について説明をいただきました。  閉会中に委員会を数多く開催しているほか、外部講師を招いての学習会を積極的に行うなど、議会活性化の様子を感じることができました。また、ICT推進委員会において、ペーパーレス化の推進に向けて検討を進めているとのことでした。  次に、山形市議会では、議会改革の取り組みについて、1点目、委員会における議員間討議について、2点目、常任委員会における関係団体との懇談会の開催について、3点目、電子表決システムの導入について、4点目、議員定数、議員報酬、政務活動費の見直しについて、5点目、議場見学会・演奏会の実施について、以上の項目について説明をいただきました。  常任委員会の所管事項に関係する団体と毎年懇談会を行ったり、議場見学会では、議会の説明や議場の見学だけでなく、山形交響楽団を招いての演奏会を行うなど、市民に親しみやすい、開かれた議会を目指した取り組みを行っておりました。  今回の視察で学んだことを生かし、今後、議会運営委員会におきましても積極的に議論を進めていきたいと考えております。  以上で議会運営委員会の視察報告を終わります。 8: ◯森 京典議長 次に、総務委員長から報告があります。 9: ◯山岡健一総務委員長 総務委員会の視察報告を行います。  去る5月20日から22日にかけて、佐賀県佐賀市、佐賀県鳥栖市、鹿児島県薩摩川内市の視察を行いました。  まず、佐賀市では、AI等のICTを活用した業務改善の取り組みについて視察を行いました。  近年、地方分権を背景とした基礎自治体への権限移譲や、住民ニーズの多様化、社会保障関連業務の増大などにより、職員1人当たりの業務量は増加し、今後も業務量が減っていくことは考えにくいと思われます。この問題を解決するために職員数をふやして対応することは、財政的な面からも実質的に困難な状況です。そこで、今注目されているのがAI(人工知能)を活用した業務改善策であります。  佐賀市においては、市内のIT企業と協力して、市民サービスの向上を目指し、保険年金業務、住民票・戸籍・印鑑登録等、子育て、ごみ分別の4つの分野で、24時間、いつでも質問し回答が得られるシステムを運用しています。実際にどのような効果と問題点があったのかをお尋ねしますと、年末や年度初めの繁忙期にメールや電話での問い合わせ件数の減少という効果があったものの、これから、AIの精度検証を含め、どのような質問や回答があったのかを調べ、AIを成長させる課題があるとのことでした。  今治市においても、まず、OCRのAI導入から始め、業務改善で人と時間の再配分を目指し、専門的業務の拡充や市民に対応する時間をふやすことができるのではないかと感じました。  次に、鳥栖市において、部・課長の仕事宣言の取り組みについて視察を行いました。この取り組みは、部長及び課長が業務における目標を宣言することにより、業務方針を明らかにし、目標の共有を図るものであります。また、目標達成に向けた取り組みについて、どうであったかと評価するとともに、鳥栖市のホームページでその結果を公表しています。このように、組織目標を明確にし共有化することにより、組織全体の方針と職員一人一人の職務における方向性や価値観を合致させることで、職員の意識改革にもつながります。また、ホームページへの公表で責任の明確化を図り、目標宣言することで、市民の皆様と約束を行い説明責任を果たすことにつながります。先ほど報告いたしましたICTを活用した業務改善の取り組みとあわせることにより、仕事の効率化につながるものだと感じました。  次に、薩摩川内市ですが、海、山、島嶼部がある今治市と類似の環境にある自治体がどのような取り組みをされているのかということで、薩摩川内市で、甑島地域の振興策について視察を行いました。  市内陸地部から約26キロメートル離れた3つの島から構成されるこの地域は、平成5年に1つの橋が完成し、現在もう1つの橋を建設中で、来年度には3島がつながる計画となっています。現在、3島で約4,300人の人口でありますが、島には高等学校がなく、中学校卒業で進学のため島を離れることもあり、高齢化率は40%を超え、少子高齢化とともに人口減少の問題は深刻であります。そこで、行政として、医療、福祉、教育問題に取り組んでいますが、他の地域が保有していない独特な自然景観や植生群を生かし、国定公園指定をきっかけに、観光振興に主軸を置いています。公共交通の時間の関係で、本庁舎にて説明を受け、その中で紹介DVDを見ましても、地層が何重にも重なった断崖の風景など、お金をかけてもつくり出すことのできないすばらしい地域であると感じました。  その一方で、薩摩川内市内の方に甑島地域のことを聞いても、「船の便数が少ないから、特別な用事がない限り行くことがない」など、近くにあるものほど日常の風景となってしまい、今回我々のように他の地域から訪れる人との感じ方に温度差を感じました。  今治市も行政区域は広く、それぞれの地域の課題は異なると思いますが、その地域の特色を把握し、さまざまな視点で振興方針を立てるべきであると改めて認識いたしました。  以上で視察報告を終わります。 10: ◯森 京典議長 次に、教育厚生委員長から報告があります。 11: ◯中村卓教育厚生委員長 教育厚生委員会が行いました行政視察についてご報告申し上げます。  当委員会は、5月13日から15日まで、兵庫県高砂市、愛知県一宮市の視察を行いました。  高砂市では、高砂市エンディングプラン・サポート事業について、高砂市役所の障がい・地域福祉課の担当者より説明を受けました。高砂市エンディングプラン・サポート事業は、平成30年4月より開始した事業で、市内に住所を有するひとり暮らしの高齢者で、余り裕福でない方などを対象といたしております。対象者は、自身の葬儀や納骨等について、高砂市内の葬祭事業者と支援内容で合意すれば、死後事務委任契約を締結します。この契約が円滑に履行されることを高砂市がサポートするという事業でございます。昨年度からスタートした事業ですが、数名の相談があったものの、対象者の要件が厳しいことから、利用件数がゼロ件だったため、今年度から、収入、預貯金等の要件を緩和したことにより、制度の利用者が出てくるだろうということでした。  次に、一宮市では、尾張一宮駅前ビルについて、図書館事務局、中央子育て支援センターの職員より説明を受けました。尾張一宮駅前ビル(愛称「i─ビル」)は、JR尾張一宮駅に隣接した複合施設で、平成24年11月に供用を開始しました。図書館、子育て支援センター、市民活動支援センター、多目的ホールなどの多様な機能を配置することで、市民活動・文化活動、歴史・文化の伝承、新たな市民文化の創造などを目的とした交流・文化拠点とし、都市機能、集客機能を向上し、中心市街地の新たな交流の生まれるにぎわい空間を創出しております。  説明の後、尾張一宮駅前ビルの施設を見学し、視察研修を終えました。  以上で教育厚生委員会の視察報告を終わります。 12: ◯森 京典議長 次に、産業環境委員長から報告があります。 13: ◯岡田勝利産業環境委員長 産業環境委員会行政視察のご報告をさせていただきます。  先般の5月9日から11日の間で、茨城県土浦市と宮城県におきましては県庁にて行政視察を行いました。  まず、茨城県土浦市におきましては、自転車を活用したまちづくりについて担当者から説明を受けました。自転車施策の事業展開につきましては、旧筑波鉄道の廃線敷及び霞ヶ浦沿岸を活用したサイクリングコースである「つくば霞ヶ浦りんりんロード」が開通し、それに伴いまして、さまざまなハード事業とソフト事業を展開してきたとのことでした。東京圏域から約1時間で到着できる立地のよさを生かすことによって、自転車をキーワードとして、交流人口の増加や地域活性化につなげるように取り組んでいる様子が大変印象的でした。説明の後、各委員から、さまざまな質疑応答がございましたが、本市と同様に、いい面とサイクリストのマナー等の問題を抱えているようでした。意見交換の後、土浦駅直結のサイクリング拠点施設である「りんりんスクエア土浦」の現地視察を行いました。  次に、宮城県庁で、農地の災害復興についてをテーマに、東日本大震災による農業・農村の復旧・復興状況について担当者より説明を受けました。復旧・復興に当たっては、宮城県災害復興計画の基本理念である、壊滅的な被害からの復興モデルの構築、復旧にとどまらない抜本的な再構築を実現するために、また、農業分野の個別計画として、みやぎの農業・農村復興計画を策定し、さまざまな事業に取り組んでいました。本市における昨年の西日本豪雨による被害状況とは状況が異なるところではございますが、宮城県におきましては、農地の除塩対策、農業用施設、農地海岸の復旧・復興事業は、全て、今年度に完了する予定だと言われておりました。また、各委員からの質疑応答につきましても丁寧な説明をいただき、今後30年以内に70%から80%の確率で発生すると予測されている南海トラフ地震に備えて、災害による被害を最小限に食いとめる大変いい教訓、勉強になりました。  以上で産業環境委員会の行政視察報告を終わります。 14: ◯森 京典議長 次に、建設水道委員長から報告があります。 15: ◯谷口芳史建設水道委員長 建設水道委員会の行政視察についてご報告いたします。  当委員会では、5月20日から22日にかけて、東京都町田市の空家対策事業について及び福島県会津若松市の水道事業について行政視察を行いました。  町田市では、平成28年に、空き家の発生予防、所有者による適正な管理並びに事業者による不動産流通の促進及び公共公益的な利活用を促すために、町田市空家0計画を策定しております。平成29年には、所有者不在となり都道に樹木等が覆いかぶさって危険な状態になっていた特定空き家等に対して、略式代執行を実施して、軒どいや立ち木の除却を行っております。その後、家庭裁判所にて相続財産管理人の選任手続を行い、財産処分され、略式代執行に対する費用は償還済みとなっております。また、空き家の適正な管理促進のために、弁護士会や税理士会、不動産協会など関連の10団体と協定を結び、空家に関する無料相談、空家セミナーなどを開催しております。空き家の公共公益的利活用を進めるために、東京都の補助を活用して空き家のマッチング事業を行っており、空き家を地域活性化施設として改修し活用するものに対して、工事費用の補助制度を設けていました。  次に、会津若松市ですが、平成20年のリーマンショックや半導体不況などの影響により、料金収入の3割を占めていた工業用使用水量の減少等により、料金収入の減少が顕著になってきたことから、経費削減を図り、利益を確保するために、公民連携の取り組みを進めています。平成22年度からは第三者委託制度を導入し、浄水場の運転管理はノウハウのある大手企業に、また、送配水施設の維持管理は経験のある地元企業に委託するために、両者で特別目的会社を設立する会津若松方式と呼ばれる第三者委託スキームを活用、大幅な費用の削減を行っております。  それに加えて、平成26年度からは、滝沢浄水場の更新事業も含めた特別目的会社を設立し、会津若松方式の確立を図っております。新たに整備された滝沢浄水場は、取水口と配水池の高低差を利用した浄水処理や、ICTを導入して運転や点検のデータを管理することで、効率的な運転を実現しております。また、セラミック膜ろ過方式の浄水場は、コンパクトで災害に強く、太陽光発電等の自家発電システムを備えることにより、災害時の停電等が発生しても浄水の供給が可能となっております。  以上で建設水道委員会の視察報告を終わります。 16: ◯森 京典議長 以上で諸般の報告を終わります。  次に、日程4、付議事件番号1、議案第60号「令和元年今治市一般会計補正予算(第1号)」ないし付議事件番号24、報告第7号「法人の経営状況について」、以上24件を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 17: ◯越智 博副市長 それでは、本日提案申し上げました議案の提案理由をご説明申し上げます。  提案申し上げました案件は、一般会計を初めとする補正予算案2件、条例案6件、その他の議案10件、報告6件の、合わせて24件でございます。  説明の便宜上、一般議案から説明させていただきます。白い冊子の議案と書いております議案書の1ページをお開き願います。  議会第3回議案第62号「今治市玉川近代美術館条例の一部を改正する条例制定について」でございます。玉川近代美術館と玉川文化交流館を統合するとともに指定管理者制度を導入するため規定を整備しようとするものでございます。  7ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。第2条におきまして玉川近代美術館に企画展示室として文化交流館を設け、次の8ページの第7条第3項において文化交流館の使用料等の納付について規定するとともに、第12条から次の10ページの第14条におきまして、指定管理者による管理等について規定しようとするものでございます。  この条例は、令和2年4月1日から施行しようとするものでございますが、今治市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の別表に今治市玉川近代美術館指定管理者選定審議会を追加する附則第3項の規定につきましては、令和元年7月1日から施行しようとするものでございます。  15ページをお願いします。議案第63号「今治市子ども医療費助成条例の一部を改正する条例制定について」でございます。医療費助成の範囲を拡大しようとするものでございます。  18ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第4条におきまして、既に実施しております小中学生の入院及び歯科外来に係る医療費助成に加えて、歯科以外の通院まで助成の範囲を拡大するとともに、第7条において歯科診療を除く小中学生の休日・夜間診療に係る医療費の助成は償還払いにより行おうとするものでございます。  この条例は、令和2年1月1日から施行しようとするものでございます。  右の19ページをお願いします。議案第64号「今治市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」でございます。令和元年度の保険税算定に用いる総所得金額、山林所得金額及び固定資産税額の確定に伴う案分率の改定と、あわせて保険税の軽減額を改定しようとするものでございます。  22ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。主な改正点についてご説明申し上げます。まず、第4条から第7条までが基礎課税額に係る案分率の改定でございます。今回の改定によりまして、被保険者1人当たりの保険税総額は、現行税率(平成30年中所得)で算定した額と比較いたしますと8.8%の引き上げとなります。  右の23ページをお願いします。保険税の減額についてでございます。第26条第1項第1号が7割軽減、第2号が5割軽減、第3号が2割軽減の規定でございます。案分率の改定に伴いまして、軽減額を改定いたしております。  なお、この条例は、公布の日から施行し、改正後の規定は本年度以後の国民健康保険税について適用しようとするものでございます。  27ページをお願いします。議案第65号「今治市介護保険条例の一部を改正する条例制定について」でございます。令和元年度及び令和2年度の減額賦課に係る介護保険料率を定めようとするものでございます。  30ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第11条第2項から第4項におきまして、第1号被保険者の区分に応じ、それぞれ保険料率を定めようとするものでございます。  この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  右の31ページをお願いします。議案第66号「今治市多々羅温泉条例を廃止する条例制定について」でございます。多々羅温泉を廃止しようとするものでございます。  この条例は、令和元年7月1日から施行しようとするものでございます。  35ページをお願いします。議案第67号「今治市火災予防条例の一部を改正する条例制定について」でございます。住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴いまして、所要の改正をしようとするものでございます。  38ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第16条第1項でございますが、避雷設備について日本産業規格に適合するものと改め、第29条の5第1項第6号において、住宅用防災警報機器等の設置を免除する対象に、住宅の部分に特定小規模施設用自動火災報知設備を設置した者を追加しようとするものでございます。  この条例は、公布の日から施行しようとするものでございますが、第16条第1項の改正規定は令和元年7月1日から施行しようとするものでございます。  41ページをお願いします。議案第68号「財産の取得について(ネットワーク関連機器)」でございます。ネットワーク関連機器の耐用年数経過に伴い、更新しようとするものでございます。購入方法、購入金額及び購入の相手方は下に掲げているとおりでございます。  45ページをお願いします。議案第69号「財産の取得について(高規格救急自動車)」でございます。西消防署波方分署に配備しております高規格救急自動車の老朽化に伴い、更新しようとするものでございます。購入方法、購入金額及び購入の相手方は下に掲げているとおりでございます。  49ページをお願いします。議案第70号「今治市辺地総合整備計画の変更について」でございます。辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第8項の規定によりまして、今治市辺地総合整備計画を変更することについて議会の議決を求めようとするものでございます。  53ページをお願いします。参考といたしまして変更の概要を掲げてございます。大下辺地に係る公共的施設の整備計画におきまして、大下港浮桟橋の事業費を変更し、あわせて大下浄水場を追加しようとするものでございます。54ページに位置図を掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  55ページをお願いいたします。議案第71号「今治市過疎地域自立促進計画の変更について」でございます。過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定により、今治市過疎地域自立促進計画を変更することについて議会の議決を求めようとするものでございます。  58ページをお願いします。参考といたしまして変更の概要を掲げてございます。事業計画に大島調理場改修事業(吉海)を追加しようとするものでございます。  右の59ページをお願いします。議案第72号「市営土地改良事業の施行について(町谷地区)」から67ページの議案第74号「市営土地改良事業の施行について(宮ヶ崎地区)」までの3議案につきましては、関連がございますので一括して説明させていただきます。市営土地改良事業を施行することにつきまして、土地改良法第96条の2第2項の規定によりまして、あらかじめ議会の議決を求めようとするものでございます。これらいずれの事業も県単独補助土地改良事業として、かんがい排水、農道を施行しようとするものでございます。なお、参考として工事概要を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  71ページをお願いします。議案第75号「市道の廃止について」でございます。道路法第10条第1項の規定によりまして、下の表のとおり大西ヤツ股線など5路線を廃止しようとするものでございます。  79ページをお願いします。議案第76号「市道の認定について」でございます。道路法第8条の規定によりまして、下の表のとおり、郷新屋敷町4号線など16路線につきまして、道路新設改良事業等に伴い市道に認定しようとするものでございます。なお、先ほどの廃止路線及びこの認定路線につきましては、それぞれ箇所図等を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  95ページをお願いします。議案第77号「専決処分について」でございます。地方自治法第179条第1項の規定によりまして次のとおり専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  97ページをお願いします。専決第8号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第6号)」でございます。第1条におきまして歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,364万2,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を811億7,706万9,000円といたしております。この補正予算は普通退職手当を計上させていただいたものでございます。  111ページをお願いします。専決第9号「今治市市税条例等の一部を改正する条例制定について」でございます。地方税法及び地方税法施行令の改正に伴いまして、所要の改正をさせていただいたものでございます。なお、本議案は平成31年3月29日付で専決処分を行ってございますので、元号は平成で表記いたしております。  125ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。主な改正点についてご説明申し上げます。附則第7条の3の2第1項におきまして、住宅借入金等を有する場合の所得税額の控除期間の延長に伴い、個人市民税における控除の期間を平成45年度までに延長するとともに、126ページの第2項を削除し、第1項の規定は市民税の納税通知書が送達されるまでに住宅借入金等の控除に関する事項を記載した確定申告を行った場合に限り適用する規定を廃止いたしております。
     145ページをお願いします。附則第15条の2第1項及び次の146ページの第15条の6第3項におきまして、平成31年10月から平成32年9月までの間に取得した自家用軽自動車に係る環境性能割の税率をそれぞれ1%軽減しようとするものでございます。  147ページをお願いします。附則第16条第2項から第4項でございますが、一定の環境性能を有する軽自動車について、その燃費性能に応じて軽自動車税の種別割の税率を軽減するグリーン化特例について、現行の特例措置を2年間延長し、続く2年間は適用対象を電気自動車等に限定して実施しようとするものでございます。  151ページをお願いします。第24条第1項第2号におきまして、個人市民税を非課税とする者に、前年の合計所得金額が135万円以下の単身児童扶養者を追加しようとするものでございます。  この条例は、平成31年4月1日から施行させていただいておりますが、一部条項につきましては、地方税法の施行日等によりまして施行の日が異なってございます。  159ページをお願いします。専決第10号「今治市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」でございます。地方税法施行令の改正に伴いまして、所要の改正をさせていただいたものでございます。  162ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第3条第2項におきまして、保険税の基礎課税額の限度額を58万円から61万円に引き上げるものでございます。第26条でございますが、低所得者の国民健康保険税の軽減判定所得の引き上げにより、軽減措置の対象を拡充しようとするものでございます。  この条例は、平成31年4月1日から施行させていただいております。  165ページをお願いします。参考といたしまして、ここに掲げておりますように、寄附の申し込みをいただき、これを採納させていただきましたので、ご報告申し上げるものでございます。  続きまして、報告と書いてございます冊子に移らせていただきます。  1ページをごらんいただいたらと思います。報告第2号「専決処分について」でございます。地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。損害賠償額の決定及び和解についてを専決処分させていただいたものが4件、和解についてを専決処分させていただいたものが1件でございます。損害賠償額の決定及び和解の報告につきましては、いずれも相手方と話し合いを進めてまいりましたが、先般、示談が成立いたしましたので、その対応をさせていただいたものでございます。  3ページをお願いします。専決第7号でございます。岡村港に向け航行していたフェリー「第二せきぜん」が潮流の変化に伴い船体が大きく傾いた際、同船の甲板に駐車していた相手方所有の小型自動二輪車が転倒し、同車両が破損したものでございます。  7ページをお願いします。専決第12号及び次の9ページの専決第13号でございますが、富田保育所駐車場において、隣接する富田公民館から強風で飛ばされたテントが相手方所有の普通乗用自動車及び軽四貨物自動車に当たり、同車両を破損したものでございます。  11ページをお願いします。専決第14号でございます。本市職員が運転する市有普通貨物自動車が、市道竹屋町線において、対向車と離合しようとしたところ、相手方所有のブロック塀に接触し、同塀を破損したものでございます。  恐れいりますが、5ページに戻っていただいたらと思います。専決第11号でございます。本市職員が運転する市有軽四貨物自動車の事故に基づく損害賠償に関し、過失割合について相手方と協議が調わず、支払いを受けることができないため、提訴していた事件について、裁判所から提示された和解案に基づき和解を行ったものでございます。なお、和解の内容と事件の概要及び経緯は下に掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  13ページをお願いします。報告第3号「繰越計算書の提出について」でございます。地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして、平成30年度繰越計算書を別紙のとおり報告するものでございます。一般会計、港湾事業特別会計と小規模下水道特別会計の繰越計算書でございます。3つの会計を合わせまして45億7,391万6,650円を翌年度に繰り越ししてございます。16ページ以降に繰越計算書と説明資料を添付しておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  63ページをお願いします。報告第4号「繰越計算書の提出について(水道事業会計)」でございます。地方公営企業法第26条第3項の規定によりまして、平成30年度今治市水道事業会計予算繰越計算書を別紙のとおり報告するものでございます。64ページの繰越計算書のとおり、1億721万7,820円を翌年度へ繰り越ししてございます。  67ページをお願いします。報告第5号「繰越計算書の提出について(工業用水道事業会計)」でございます。平成30年度今治市工業用水道事業会計予算繰越計算書を別紙のとおり報告するものでございます。68ページの繰越計算書のとおり、876万1,000円を翌年度へ繰り越ししてございます。  71ページをお願いします。報告第6号「繰越計算書の提出について(公共下水道事業会計)」でございます。平成30年度今治市公共下水道事業会計予算繰越計算書を別紙のとおり報告するものでございます。72ページの繰越計算書のとおり、6億200万円を翌年度へ繰り越ししてございます。  75ページをお願いします。報告第7号「法人の経営状況について」でございます。地方自治法第243条の3第2項の規定によりまして、下に掲げておりますとおり、今治市土地開発公社など7法人に係る経営状況を報告するものでございます。77ページ以降に事業報告、決算、予算等の書類を添付いたしておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  以上で報告を終わりまして、予算の説明に移らせていただきます。  青い表紙の予算書の1ページをお願いいたします。議案第60号「令和元年今治市一般会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ15億8,468万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を748億5,468万1,000円にしようとするものでございます。  説明の便宜上、歳出から説明させていただきます。  8ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。款別に補正予算額と財源内訳を掲げてございます。歳出予算に係る特定財源の割合は約93.9%となってございます。  14ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。  まず、総務費、総務管理費の総務諸費でございます。離島航路運航費補助金でございますが、波止浜-来島-小島-馬島間、今治-津島間及び宮窪-鵜島-尾浦間の離島航路の運航に係る平成30年度欠損に対し助成しようとするものでございます。財源は県支出金でございます。  次に、民生費、社会福祉費の社会福祉総務費でございます。プレミアム付商品券事業費でございますが、消費税率引き上げに伴う影響を緩和し、地域における消費を喚起するため、低所得者、子育て世帯を対象とするプレミアム付商品券を発行しようとするものでございます。財源は国庫支出金と諸収入でございます。  次に、老人福祉費でございます。老人福祉施設整備費でございますが、第7期介護保険事業計画に基づく施設整備を行う事業者を支援する補助金について、補助基礎単価の改定に伴い補正計上するものでございます。財源は県支出金でございます。  16ページをお願いします。児童福祉費の児童育成費でございます。放課後児童健全育成施設整備事業費補助金でございますが、利用ニーズの拡大に対応するため、乃万地区において児童クラブを整備する事業者を支援しようとするものでございます。財源は国・県支出金でございます。  児童医療費でございますが、小中学生の入院及び歯科外来に係る医療費助成に加えて、歯科以外の通院まで助成を拡大し、あわせて小中学生の入院に係る医療費助成を償還払いから現物給付に変更する予算を計上いたしております。  次に、保育費でございます。保育所管理運営費でございますが、本年10月から実施される幼児教育・保育の無償化に伴い、システムの改修を行うものでございます。財源は県支出金でございます。  続いて、農林水産業費、農業費の農業振興費でございます。紅い雫・さくらひめ生産拡大支援事業費補助金でございますが、愛媛県の農業振興の一翼を担うと期待されている「紅い雫」と「さくらひめ」の生産拡大に取り組む団体を支援しようとするものでございます。財源は県支出金でございます。  次に、農地費でございます。県営土地改良事業でございますが、内示に伴い県営事業負担金を補正しようとするものでございます。財源は、受益者からの分担金、諸収入と市債でございます。県単土地改良事業でございますが、県の追加内示によりまして補正しようとするものでございます。財源は、県支出金と受益者からの分担金でございます。  老朽ため池整備事業でございますが、防災重点ため池の基準の見直しに伴い、新たな基準に該当するため池の浸水想定区域図を作成するとともに、内示に伴い事業費を補正する予算を計上いたしております。財源は、県支出金、受益者からの分担金と市債でございます。  続いて、水産業費の水産業振興費でございます。水産業強化支援事業費補助金でございますが、漁業協同組合が取り組む共同利用施設の整備に対し助成しようとするものでございます。財源は、県支出金でございます。  以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、7ページに返っていただいたらと思います。  歳入の総括を掲げてございます。款別に整理いたしておりますが、ここに掲げておりますとおり、分担金及び負担金から市債までの補正を行おうとするものでございます。  10ページをお願いします。歳入の明細を掲げてございます。なお、歳出のところで財源としてご説明申し上げました特定財源は、説明を省略させていただいたらと思います。  16款県支出金、県負担金の災害復旧費県負担金でございますが、平成30年発生災害に係る農地、農業用施設及び林業施設の災害復旧事業の補助率確定に伴い、補正を行おうとするものでございます。これに伴いまして、22款市債の災害復旧費をそれぞれ減額いたしております。  20款繰越金でございますが、今回の補正に伴いまして2,874万6,000円を減額いたしまして、補正後の額は18億7,189万2,000円となってございます。  以上で歳入の説明を終わらせていただきまして、恐れいります、6ページに返っていただいたらと思います。  第2表地方債補正でございます。今回の補正措置によりまして、このページに掲げておりますとおり、災害関連事業等に係る市債の借入限度額を変更しようとするものでございます。  以上で一般会計の説明を終わらせていただき、特別会計に移らせていただきます。  23ページをお願いします。議案第61号「令和元年今治市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条に掲げておりますように、歳入歳出予算の総額は補正いたしておりません。この補正予算につきましては、国民健康保険税の税率(案分率)の改定に伴いまして、保険税など歳入の洗い替えをさせていただいております。  28ページをお願いします。歳入の明細を掲げてございます。1款の国民健康保険税でございますが、6款繰越金を1億5,000万円増額し、医療給付費分と介護納付金分の保険税を減額しようとするものでございます。これは、先ほどご説明いたしましたとおり、繰越金を充当して、本年度の保険税率の上昇幅を抑制した上で、保険税率の改定をさせていただこうとするものでございます。  なお、一般会計、特別会計の一部事業の詳細につきましては、30ページからの説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  以上で本日ご提案申し上げました議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 18: ◯森 京典議長 以上で当局の説明は終わりました。  6月14日、定刻から本会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。                午前11時15分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright (c) Imabari City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...