去る20日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第28号「今治市公民館条例の一部を改正する条例制定について」ないし議案第36号「今治市障害者文化体育施設条例の一部を改正する条例制定について」は、賛成多数により、その他の議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上で委員長報告を終わります。
5:
◯森 京典議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。
6:
◯岡田勝利産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。
去る19日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。
議案第51号「市営土地改良事業の施行の変更について(大西 荒神地区)」の審査において、委員から、工事が長期化している原因等について質問があり、理事者から、堤体盛り土の土質試験の結果、透水係数等が不適であることが判明したため、かわりの鋼土を近隣で探すのに時間を要したことが原因である。また、何回かの事前のボーリング調査では、このことが判明しなかった事情もあり、工事が長期化しているとの答弁がございました。また、別の委員から、地元負担について質問があり、理事者から、事業費が増額されたことにより地元の負担金も増額となるが、地元に説明して理解を得ているとの答弁がございました。
以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。
7:
◯森 京典議長 次に、建設水道委員長にお願いいたします。
8:
◯谷口芳史建設水道委員長 それでは、建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。
去る19日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。
議案第42号「今治市建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について」の審査において、委員から、大幅な料金改定となっているが、料金改定の基準について質問があり、理事者から、愛媛県が県内統一で定めた金額に合わせたもので、愛媛県内各市とも同一の金額になるとの答弁がありました。
次に、議案第46号「今治市営住宅条例の一部を改正する条例制定について」の審査において、委員から、市営住宅廃止後の跡地
利用について質問があり、波方樋口団地、大西ヒビタ団地については、建物を除却した後、売却について検討しており、伯方能地団地については、谷から流入した土砂の撤去工事の進捗に合わせて管理を続けていくとの答弁がありました。
以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。
9:
◯森 京典議長 次に、予算特別委員長にお願いいたします。
10:
◯平田秀夫予算特別委員長 予算特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。
去る3月13日、14日及び18日の3日間にわたり委員会を開催し、関係理事者の説明を求めながら慎重に審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案のうち議案第12号「平成31年度今治市一般会計予算」及び議案第24号「平成31年度今治市水道事業会計予算」については、賛成多数により、また、その他の議案については、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以下、審査の過程におきまして議論された主な事項について、その概要をご報告申し上げます。
最初に、議案第12号「平成31年度今治市一般会計予算」についてご報告いたします。
まず、歳入の審査において、委員から、11款地方交付税について、平成30年度と比べると2億円の減額になっているが、どのような理由によるのかとの質問があり、理事者から、普通交付税は、基準財政需要額と基準財政収入額の差に基づき交付されるが、臨時財政対策債振りかえ後の基準財政需要額において2億円ほどの増があったものの、特例加算額については、平成30年度に7割縮減だったものが、平成31年度は合併算定替の最終年度であり、9割縮減ということで、2割の縮減幅がふえたため、縮減幅が8億円ほどふえたことにより、基準財政需要額が、前年度と比較して6億円減額となった。一方、基準財政収入額は、市町村民税、固定資産税及び市町村交付金の減額のため4億円の減額となった。この基準財政収入額の減額は、交付税のプラス要因となるものの、基準財政需要額6億円の減額という交付税のマイナス要因があるため、マイナス要因とプラス要因の差が2億円であることによるとの答弁がありました。
また、委員から、19款繰入金について、平成30年度に比べ、財政
調整基金と減債基金の繰り入れが増額になっているが、これはどのような理由によるものかとの質問があり、理事者から、財政
調整基金の繰り入れについては、平成31年度に行われる特殊事情に充当するものであり、企業立地奨励金1億2,800万円、防災ラジオ8,100万円、泊地しゅんせつ等の事業1億2,700万円、大学周辺の道路改良整備事業7,500万円の計4億1,000万円のうち4億円を充当しようとするものである。次に、減債基金の繰り入れは、合併特例債については元利償還金の7割が交付税算入されるが、その交付税算入と実際の元利償還金の差が11億円あること、また、臨時財政対策債は100%交付税算入があるが、20年理論償還で交付税算入されるところを、借り入れ期間10年で償還しているため、交付税算入と実際の元利償還金の差が、平成31年度では15億6,000万円の差が出るものであり、平成31、32、33年度あたりに合併特例債、臨時財政対策債の元利償還のピークが訪れることから、この間は、減債基金で
調整しようとするためであるとの答弁がありました。
次に、歳出2款総務費の審査において、委員から、旧日吉小学校プール解体及び跡地整備事業の事業費について質問があり、理事者から、プール等の解体工事が1,500万円、舗装等の駐車場整備工事が500万円との答弁がありました。また、委員から、駐車場は年間どれくらいの使用料を見込んでいるのかとの質問があり、理事者から、使用料金は1回300円、駐車台数37台のうち約6割稼働したとして、年間240万円を見込んでいるとの答弁がありました。
次に、歳出3款民生費の審査において、委員から、障害児支援事業費の内訳について質問があり、理事者から、児童発達支援事業所の定員が130人、放課後等デイサービスの定員が145人、合計275人の定員で、1回の
利用が約1万円、1カ月21回、12カ月で計算すると、1人当たり年間250万円の費用がかかる。これに定員数275人を掛けて、6億8,000万円余り、あわせて、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス事業所に通所、あるいはサービスを受けるために必要な相談支援事業所の費用が1,400万円ほど、合計約7億円の事業費になるとの答弁がありました。
次に、歳出4款衛生費の審査において、委員から、予防接種費に関し、新規の風疹対策事業の内容について質問があり、理事者から、この事業は、風疹の抗体の保有率が低いと言われる昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性を対象に、3年間に分けて実施するもので、平成31年度は、昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの方にクーポン券を送付し、抗体検査を受けていただき、抗体のない方には予防接種を受けていただこうとするもの、また、本人負担はないとの答弁がありました。
次に、歳出6款農林水産業費の審査において、委員から、農産物鳥獣被害対策費に関し、有害鳥獣対策指導員及び猟友会の会員の状況等についての質問があり、理事者から、有害鳥獣対策指導員については、65歳と68歳の方の2人で、伯方支所と本庁農林振興課に1人ずつ配置しており、日常業務としては、農業者への防護柵等の設置方法の指導、助言や猟友会の方々の補助等を行っている。また、猟友会の会員については、現在365人が登録されているが、今治市内のいろいろなところで有害鳥獣の被害を耳にすることから、まだまだ数的には足りていないと考えているとの答弁がありました。
次に、歳出7款商工費の審査において、委員から、今治駅前サイクリングターミナルの建設工事について、交流スペースの活用方法や施設での物品販売の計画について質問があり、理事者から、交流スペースには4人がけのテーブルを数脚配置して、おおむね16人程度のスペースで、ガラス張りになっているので、サイクリストも市民も中に入りやすく、交流の場になると考えている。また、物品販売については、現段階では予定していないが、水道等必要な設備は整えているので、今後の
利用状況等を見て検討するとの答弁がありました。これに対して、委員から、物品販売はまだ考えていないとのことであるが、よく比較される尾道市には駅前に、民間の施設ではあるが、尾道U2という物品販売もレストランも備えたゲストハウスがあるが、今治駅前サイクリングターミナルもオープンなガラス張りの施設ということで期待しているので、尾道市と同じようなレベルで、そして、サイクリストだけでなく市民も
利用しやすい施設というのを、しっかりと検討していただきたいとの意見がありました。
次に、歳出8款土木費の審査において、委員から、道路巡視委託料220万円と道路等の修繕工事費2,885万円について、
定例会のたびに、マンホールをはね上げたとか、道路上にあいた穴で事故をしたなどの報告があるが、合併して市道も広範囲になっている中、巡視委託料や修繕費が不足しているのではないかとの質問があり、理事者から、道路の巡視は、委託業者により、平日、毎日今治市内陸地部をパトロールしているが、それに加えて、公用車に、道路の傷んでいる箇所があれば用地管理課に連絡できるよう電話番号を掲示して、情報提供を求めるほか、庁内のインフォメーションを
利用して全職員に道路情報の提供を呼びかける啓発もすることで、全庁挙げての情報収集に努めており、発見した危険箇所については業者へ迅速に発注し、道路課分室で直営でも修繕しているが、支所管内など、マンパワーも不足しているので、今後さらに市民からの声を誠実に拾い上げて対応を進めてまいりたいとの答弁がありました。
次に、歳出9款消防費の審査において、緊急告知ラジオ普及促進事業について、委員から、メーカー1社のラジオを選定しているが、選定理由について質問があり、理事者から、他のメーカーもあるが、受信感度等の性能にこだわる中で、先進地の調査や現場確認等を行い、受信感度が一番よい、このメーカーのラジオがふさわしいということで選定に至ったとの答弁がありました。
次に、歳出10款教育費の審査において、委員から、ホストタウン推進事業の内容について質問があり、理事者から、パナマとホストタウン登録をしており、5月開催のバリシップに合わせてパナマ人との交流事業を行うほか、日本人オリンピアン、パラリンピアンと市民との交流事業を予定しているとの答弁がありました。
次に、議案第17号「平成31年度今治市港湾事業特別会計予算」の審査において、委員から、港湾の荷さばきの量は重要だと思うが、使用料の減額改定をして取扱量の変化はあったかという質問があり、理事者から、コンテナの取扱量は年々微増となっており、具体的には、昨年度で3万9,000TEU、今年度はまだ確定値ではないが、4万TEUを超える見込みであるとの答弁がありました。
次に、議案第21号「平成31年度今治市国民健康保険特別会計予算」の審査において、委員から、歳入の県支出金について、4億円を超えて減っているが、この理由は何かとの質問があり、理事者から、保険給付に必要な費用を全額愛媛県が交付するようになっており、歳出の保険給付費が、被保険者数の減により減少したものと連動するものであるとの答弁がありました。
次に、議案第24号「平成31年度今治市水道事業会計予算」の審査において、委員から、水道法が改正され、自治体が水道事業の認可を持ったまま運営権を民間に委託するコンセッション方式が出てきているが、これについて今治市はどう考えているかとの質問があり、理事者から、法の改正は水道事業に民営化を義務づけるものではなく、今治市としては、引き続き、水道事業を経営・運営していくものであり、この仕組みの導入についての計画はないとの答弁がありました。
次に、議案第26号「平成31年度今治市公共下水道事業会計予算」の審査において、委員から、全般的にはいい数字が並んでいるのではないかと思う。今後、終末処理場の更新、修繕等がかなり出てくるし、管渠についても想定外のものも出てくるのではないかと考えており、なお一層の経営努力を行ってもらいたいとの意見がありました。
以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。
11:
◯森 京典議長 以上で各委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午前10時26分
──────────
午前10時35分
12:
◯森 京典議長 会議を再開いたします。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、許可いたします。
5番松田澄子議員。
13:
◯松田澄子議員 通告により反対討論を行います。日本共産党、松田澄子でございます。
議案第12号「平成31年度今治市一般会計予算」に反対の立場から討論を行います。
平成31年度の一般会計予算は732億7,000万円で、平成30年度より20億7,000万円、2.9%の増額です。歳入の個人市民税は66億4,950万円、昨年度の67億70万円よりマイナス5,120万円になっています。法人市民税は26億2,670万円で、昨年度の25億1,700万円より1億970万円のプラスです。地方交付税は188億円で、昨年度の190億円よりマイナス2億円です。市債は、61億1,390万円で、昨年度の62億4,390万円より1億3,000万円のマイナスです。
平成31年度の歳出の中には、市長が、今回の予算特別委員会の閉会の言葉の中にもございましたが、みなと交流センター「はーばりー」は、当初60億円と言っていたのを30億円にしてきた。使うところは使い、削るところは削ってやっていますと言われていました。そのみなと交流センター「はーばりー」、建設してわずか3年で、外壁塗装工事1億5,000万円を予定しています。なぜ、このようなメンテナンスが必要な建築物にしたのか。デザイン性を重視して決められたのでしょうが、理解できません。また、昨年も申しましたが、一私学である岡山理科大学獣医学部のある高地延喜線外歩道橋工事7,200万円もあります。横断歩道があるのに、なぜ、駐車場から大学敷地まで、歩道橋を市民の税金を使って建設する必要があるのか。市民の意見をよく聞く必要があると思います。
福祉面では、介護保険料基準額は引き上げられ、長寿祝い金は、平成30年度に減額され、平成31年度からは廃止となっています。
このように、市民の福祉は削られる一方で、大型公共事業に使う結果、本当に住みやすい今治市になっているでしょうか。本来、市民が今治市に住んでよかったと実感できるような市政にしていくことが求められていると思います。
議案第24号「平成31年度今治市水道事業会計予算」に反対の意思を表明します。平成31年度は72億8,000万円で、昨年度の80億400万円より7億2,400万円、9%の減額ですが、ことしの6月には水道料金の値上げも予定されております。全ての生き物が生きていく上で最も必要な水を、安心・安全で供給する使命が自治体にはあります。
議案第27号「消費税法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例制定について」ないし議案第37号「今治市大三島海洋温浴館及び農村交流館条例の一部を改正する条例制定について」まで、11件を一括して反対します。これらは、消費税法に関連することです。安倍首相は、ことし10月から消費税法を改正し、現在の8%から10%にするとしています。日本共産党は、この消費税10%に反対です。安倍首相が景気拡大局面は続いていると強行しようとしている10月からの増税、家計消費も実質賃金も落ち込んでいるのが実態です。景気の行方は不透明感を増しています。内閣府が3月7日に発表した景気動向指数に続き、3月20日に発表した政府の月例経済報告でも、このところ輸出や生産の一部に弱さも見られるとの指摘も加え、景気判断を3年ぶりに下方修正しました。今まで、福祉に使われるとか、今回は子供の保育の無償化などをうたっています。27日、昨日の参議院予算委員会で、消費税対策として、キャッシュレス決済のポイント還元策やプレミアム商品券の発行など、平年度ベースで年2兆円の国民負担に、2兆3,000億円の支援策が出されていますが、一体何のための消費税増税なのか、矛盾だらけの消費税導入です。商品を買うとき、持ち帰りか店での飲食なのか、カードか現金なのかなど払い方により違うのもおかしな話です。軽減税率、ポイント還元は混乱を生じさせ、政策効果もわかりません。果たして、消費税を上げるかどうかも非常に不透明になってきています。そんな中で、消費税を上げることを前提とした予算を審議している。そもそも消費税は弱い立場に厳しい税制度です。消費税に頼らず別の道、つまり大企業からの法人税を減らさず、ふやすべきだと思います。これらは、国が決めたのだから仕方がないと諦めずに、今後も反対していきたいと思います。
国の税制の改悪による負担、それに伴う国民健康保険税や介護の負担、医療改悪による負担など、次々とふえており、世代を超えて生活が大変になっております。今治市は、市民の暮らしの防波堤としての役割を果たすべきではないでしょうか。
以上で反対討論といたします。
14:
◯森 京典議長 以上で松田澄子議員の討論は終わりました。
以上で通告による討論は終わりました。他に討論はありませんか。
( な し )
他に討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決は、付議事件番号の順序により適宜一括して行いますから、ご了承願います。
番号1、議案第12号「平成31年度今治市一般会計予算」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
次に、番号2、議案第13号「平成31年度今治市用地取得特別会計予算」ないし番号9、議案第20号「平成31年度今治市駐車場特別会計予算」、以上8件を一括して採決いたします。以上8件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上8件は原案のとおり可決されました。
次に、番号10、議案第21号「平成31年度今治市国民健康保険特別会計予算」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
次に、番号11、議案第22号「平成31年度今治市後期高齢者医療特別会計予算」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
次に、番号12、議案第23号「平成31年度今治市介護保険特別会計予算」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
次に、番号13、議案第24号「平成31年度今治市水道事業会計予算」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
次に、番号14、議案第25号「平成31年度今治市工業用水道事業会計予算」及び番号15、議案第26号「平成31年度今治市公共下水道事業会計予算」、以上2件を一括して採決いたします。以上2件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。
次に、番号16、議案第27号「消費税法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
次に、番号17、議案第28号「今治市公民館条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
次に、番号18、議案第29号「今治市開発総合センター条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
次に、番号19、議案第30号「今治市吉海学習交流館条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
次に、番号20、議案第31号「今治市吉海郷土文化センター条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
次に、番号21、議案第32号「今治市大三島少年自然の家条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
次に、番号22、議案第33号「今治市営体育館条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
次に、番号23、議案第34号「今治市営スポーツランド条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
次に、番号24、議案第35号「今治市営運動場条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
次に、番号25、議案第36号「今治市障害者文化体育施設条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。
次に、番号26、議案第37号「今治市大三島海洋温浴館及び農村交流館条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
次に、番号27、議案第38号「今治市特定環境保全公共下水道条例の一部を改正する条例制定について」ないし番号38、議案第49号「今治市火災予防条例の一部を改正する条例制定について」、以上12件を一括して採決いたします。以上12件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上12件は原案のとおり可決されました。
次に、番号39、議案第50号「今治市新市建設計画の変更について」ないし番号44、議案第55号「小規模下水道特別会計への繰入れについて(平成31年度)」、以上6件を一括して採決いたします。以上6件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上6件は原案のとおり可決されました。
次に、番号45、陳情第5号「ライドシェアの導入について慎重に検討し、安全かつ安心なタクシー事業の活性化に必要な諸施策を求める意見書提出の要望について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、陳情第5号は採択することに決定いたしました。
次に、日程3、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。
総務委員長、
教育厚生委員長及びスポーツ振興特別委員長から、現在、委員会において審査中の番号46、請願第9号「『後期高齢者の窓口負担の見直し』にあたり、原則1割負担の継続を求める意見書提出の要望について」ないし番号49、陳情第4号「今治市営スポーツパークへ多目的グラウンド施設整備の陳情について」、以上4件について会議規則第109条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
これより採決を行います。
番号46、請願第9号「『後期高齢者の窓口負担の見直し』にあたり、原則1割負担の継続を求める意見書提出の要望について」は、委員長から申し出のとおり、教育厚生委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、請願第9号は、委員長から申し出のとおり、教育厚生委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
次に、番号47、請願第10号「『核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書』提出の要望について」は、委員長から申し出のとおり、総務委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、請願第10号は、委員長から申し出のとおり、総務委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
次に、番号48、陳情第3号「地方公務員法及び地方自治法の一部改正における新たな一般非常勤職員の処遇改善と雇用安定に関する意見書提出の要望について」は、委員長から申し出のとおり、総務委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、陳情第3号は、委員長から申し出のとおり、総務委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
次に、番号49、陳情第4号「今治市営スポーツパークへ多目的グラウンド施設整備の陳情について」は、委員長から申し出のとおり、スポーツ振興特別委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、陳情第4号は、委員長から申し出のとおり、スポーツ振興特別委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
次に、日程4、付議事件番号50、議案第57号「今治クリーンセンター解体等工事請負契約の締結について」及び付議事件番号51、議案第58号「今治市立小中学校空調設備整備事業に係る契約の締結について」、以上2件を一括して議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
15:
◯越智 博副市長 それでは、本日ご提案申し上げました議案の提案理由をご説明申し上げます。
お配りしてございます議案のうち、議案第57号「今治クリーンセンター解体等工事請負契約の締結について」でございます。
去る2月15日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、3月6日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。契約金額、契約の相手方、工期につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。なお、参考として、裏面に工事概要などを掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
次に、議案第58号「今治市立小中学校空調設備整備事業に係る契約の締結について」でございます。
去る2月22日に、公募型プロポーザル方式による提案審査を行い、今治市立小中学校空調設備整備検討審議会において最優秀提案者を選定いたしましたので、3月6日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。契約金額、契約の相手方、工期につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。なお、参考として、裏面に業務概要などを掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
16:
◯森 京典議長 以上で当局の説明は終わりました。
これより議題に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
これより委員会付託を行います。
ただいま議題となっております議案第57号については、産業環境委員会に、議案第58号については、教育厚生委員会に付託いたします。
委員会審査のため、暫時休憩いたします。
午前11時04分
──────────
午後 1時57分
17:
◯森 京典議長 会議を再開いたします。
この際、松田澄子議員より
発言を許可されたい旨の申し出がありましたので、松田澄子議員の
発言を許可いたします。
松田澄子議員。
18:
◯松田澄子議員 午前中における反対討論の中での一般会計予算の中のはーばりーの外壁塗装工事費1,500万円となっていたのを1億5,000万円と言い間違えました。ここでおわびして訂正させていただきます。どうも申しわけございませんでした。
19:
◯森 京典議長 以上で松田澄子議員の
発言は終わりました。
この際、各委員長の報告を求めます。
まず、
教育厚生委員長にお願いいたします。
20:
◯中村卓三
教育厚生委員長 教育厚生委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。
先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上で委員長報告を終わります。
21:
◯森 京典議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。
22:
◯岡田勝利産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告させていただきます。
先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第57号「今治クリーンセンター解体等工事請負契約の締結について」は、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以上で、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。
23:
◯森 京典議長 以上で各委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午後 2時01分
──────────
午後 2時09分
24:
◯森 京典議長 会議を再開いたします。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
これより番号50、議案第57号「今治クリーンセンター解体等工事請負契約の締結について」及び番号51、議案第58号「今治市立小中学校空調設備整備事業に係る契約の締結について」、以上2件を一括して採決いたします。以上2件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。
次に、日程5、付議事件番号52、議案第59号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
25: ◯菅 良二市長 ただいま提案いたしました追加議案につきましてご説明申し上げます。
議案第59号「人権擁護委員候補者の推薦について」でございます。
人権擁護委員27名のうち村上唯博委員の任期が、平成31年6月30日をもちまして満了いたします。村上唯博委員につきましては引き続き人権擁護委員候補者として、人権擁護委員法の規定によりまして、議会のご意見をお聞きし、法務大臣に推薦いたしたいと存じますのでよろしくお願い申し上げます。
以上です。
26:
◯森 京典議長 以上で当局の説明は終わりました。
これより議題に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第59号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、これにて討論を終結いたします。
これより番号52、議案第59号「人権擁護委員候補者の推薦について」を採決いたします。本件は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第59号は原案に同意することに決定いたしました。
次に、日程6、付議事件番号53、愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。
選挙の方法については、指名推選によることとし、その指名は議長において行うことにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
それでは、指名いたします。
指名は、お手元に配付の指名推選による被指名者一覧表に記載のとおり、越智豊議員といたします。
お諮りいたします。
ただいま指名いたしました議員を当選人と定めることにご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員が当選されました。
発議案配付のため、暫時休憩いたします。
午後 2時14分
──────────
午後 2時16分
27:
◯森 京典議長 会議を再開いたします。
お諮りいたします。
先ほど、総務委員長から、発議第2号「ライドシェアの導入について慎重に検討し、安全かつ安心なタクシー事業の活性化に必要な諸施策を求める意見書の提出について」が提出されました。
この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、この際、発議第2号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
発議第2号「ライドシェアの導入について慎重に検討し、安全かつ安心なタクシー事業の活性化に必要な諸施策を求める意見書の提出について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
28:
◯山岡健一総務委員長 ただいま議題となりました発議第2号「ライドシェアの導入について慎重に検討し、安全かつ安心なタクシー事業の活性化に必要な諸施策を求める意見書の提出について」は、総務委員会として議案を提出しておりますので、総務委員会を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
提案理由の説明は、意見書の朗読をもってかえさせていただきます。
( 朗 読 )
以上で提案理由の説明を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
29:
◯森 京典議長 以上で説明は終わりました。
これより議題に対する質疑に入ります。ご質疑ありませんか。
( な し )
別にご質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております発議第2号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
これより討論に入ります。ご意見ありませんか。
( な し )
別にご意見なしと認めます。
これにて討論を終結いたします。
これより発議第2号「ライドシェアの導入について慎重に検討し、安全かつ安心なタクシー事業の活性化に必要な諸施策を求める意見書の提出について」を採決いたします。本件は、原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。
以上で日程の全てを議了いたしました。
この際、3月31日付をもって退職される管理職員から挨拶があります。
30: ◯新居田昌彦農水港湾部長 農水港湾部長の新居田でございます。
退職に当たり、挨拶の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。
私は、昭和56年に旧大西町役場に奉職、以来38年間の役所生活の大半を、農林水産、商工関係の分野に携わらせていただきました。仕事柄、それぞれの分野で従事する方々や、自治会を初め関係する各種団体などの会合にお邪魔する機会が多くありました。こういった経験を積み重ねることで、皆様方のご意見やご要望を役所としてどう受けとめ、どういったプロセスをもって形にしていくか勉強させていただくと同時に、未熟な私を、厳しく鍛え成長させていただきました。思うように進むことよりも行き詰まって悩むことのほうが多かった日々ですが、過ぎ去って振り返りますと、一瞬のことのように感じますとともに、本当に楽しい役所生活であったと思います。これもひとえに議員の皆様方、市長を初めたくさんのすばらしい職員の皆様方のご指導や支え、そして、懲りずにいつもおつき合いくださった関係者の皆様方のおかげと本当に感謝しております。
先日、今治市の魅力を発信するアイアイ今治キャンペーンがスタートいたしました。平成17年に12市町村が合併しました。私も、本庁に勤務させていただく中で、今治市内をくまなく回りましたが、今治市内には、本当にたくさんの、日本に、世界に誇れるコンテンツがあります。今治市は今、新しいステージに向かってその物語を紡ぎ始めています。誰もが来てよかった、見てよかった、暮らしてよかったと言えるような今治市に向けて、さらに力強く進まれることを願っております。
最後になりますが、いろいろな場面で、ひざをつき合わせておつき合いしていただきました皆様方に改めて感謝申し上げ、退職の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。( 拍 手 )
31: ◯阿部正志上下水道部長 上下水道部長の阿部正志でございます。
議長様初め議員の皆様、退職の挨拶の機会を与えていただき、まことにありがとうございます。
私は、昭和57年4月入庁以来、37年間お世話になりました。記憶に残る主なことを挙げますと、最初に配属された情報管理課では、今治地区広域自治センター組合の兼務辞令をいただき、合併前の1市15カ町村で電子計算組織を共同で
利用する部署でございました。ここでの電算システム運用を通じた多くの町村職員様との交流が、後の平成17年1月の市町村合併前後の仕事を進める上で助けとなりました。昭和から平成にかわるころ、旧郵政省のテレトピア計画の本省ヒアリングに通い、地域指定を受け、今治CATV開設の支援ができたこと。夏祭りおんまくの前身、バリ祭の立ち上げや運営にかかわれたこと。このことは、今治市を愛する熱い思いを持った個人、団体と一気にネットワークが広がり、今もなお財産となっております。地域包括支援センターの民間委託をスタートし、設置数をふやしたこと。保育所に飾られていた「和顔愛語」の額。これは、穏やかな笑顔で思いやりのある話し方で人に接するということで、福祉の心に触れ、今も心に刻んでおります。
上下水道部長を拝命してからは、今治市の魅力を発信する明るく華やかな動きの中で、これを花に例えるなら、これからも咲かせ続けるためには、しっかりと根を健全に保つことが大切であり、上下水道部としては、大切なライフラインを持続的に経営できるよう知恵と汗を出していこうと思い誠心誠意努めました。相田みつをさんの詩に、「土の中の水道管、高いビルの下の下水、大事なものは表に出ない」とあります。上下水道にかかわる職員の皆様には、安心・安全で、安定した上下水道を運営するという志をつないでいってほしいと願っております。このように、置かれた場所で、何が課題で、どうある姿がベストかを考え、その状態になるよう自分がなすべきことを考え、チームワークで動くという姿勢で取り組みました。その場面場面で、市長様を初めその時々の上司、職員の皆様に助けられ、また、場面場面で、議員の皆様初め多くの人、各種団体の皆様と出会い、交流が広がったこと、それが今は貴重で大きな財産であります。感謝、感謝、感謝の気持ちを込めて、心からお礼を申し上げます。
室町時代の能役者世阿弥が書き残した書『花鏡』の中に、「その時々の初心、忘るべからず」とあります。初心とは、今の自分の未熟さという意味ですけれども、人生のどのタイミングでも、その年ごろならではの初心が常にあり、中身はどんどん変化していくということです。今後は、地域にあっては、地域のコミュニティーに今まで以上にかかわり合いを持ち、互助、共助の役割を担っていくとともに、今治市内各地で催されるお祭り、文化、芸術、サイクリングイベントなどに好奇心を持って参加し、また、おんまくのボランティアスタッフを続けるなど、実体験を通じて、折に触れ今治市のすばらしさを情報発信するなど、今治市のサポーターとして取り組んでまいりたいと思います。
最後に後輩の職員の皆様に、置かれた場所で、苦しいときは笑顔で、一生懸命前向きにチームワークで取り組めば、結果には楽天的になれるという言葉を送り、今治市のますますの発展と皆様方のご活躍を心よりお祈り申し上げまして、退職に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。( 拍 手 )
32:
◯森 京典議長 以上で挨拶は終わりました。
閉会に当たり、市長から挨拶があります。
33: ◯菅 良二市長 閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
今議会におきましては、提案いたしました平成31年度の当初予算を初め、市政の重要案件につきまして熱心にご審議いただき、それぞれ原案どおり議決を賜ることができました。本会議、予算特別委員会、また各委員会において、皆様からいただきました貴重なご意見、ご提言につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。
また、先ほどは、本年度をもって退職する新居田、阿部両部長に挨拶の機会を設けていただきありがとうございました。この3月末で、定年退職者46人を含む総数71人の職員が今治市役所を去ることとなっております。退職する職員の皆さんには、それぞれの立場で職責を全うされ、市民のため、市政発展のため尽力いただいたことに、心からの感謝と敬意を表しますとともに、引き続き、その力を、「ふるさと今治」の発展のため、存分に発揮していただきたいと願っております。
さて、このたび、波方町ふれあい食事サービスボランティアグループの皆さんが、第52回南海放送賞を受賞されました。現在29人の女性メンバーの皆さんでありますが、平成7年から実に23年、高齢者など見守りが必要な世帯に、毎月2回、地産地消にもこだわった手づくりの食事を届け、声かけを通じて安否の確認や孤独感の解消を図る活動を続けておられます。要援護者を地域で受けとめ、支え合う活動に光が当たったもので、このたびの受賞が、今治市内でこうした活動に取り組む皆さんにとっても励みとなり、また、さらなる活動の広がりにもつながればと期待を寄せているところでございます。歴代のメンバーの皆様の息の長い取り組みに心から敬意を表しますとともに、今後とも温かい地域づくりにご尽力賜りますようご祈念申し上げます。
ところで、取っておきのうれしいお知らせがございます。バリクリーンの防災に関するハード・ソフト両面の取り組みが高く評価され、3月15日、第5回ジャパン・レジリエンス・アワードにおきまして、はえあるグランプリを受賞いたしました。レジリエンス・アワード、強靱化大賞であります。18日には、予算特別委員会の日でありましたが、委員の皆さんにも、お疲れのところ残っていただいて、また、地元、町谷の自治会長にもお越しいただく中で、懸垂幕の掲示も行ったところでございます。本市にとりまして、10年来の悲願でもありましたバリクリーン、それがまさに日本一の施設に選ばれたわけでありますから、感慨ひとしおでございます。耐震はもちろん、発電設備やプラントを活用して施設周辺に水と電気を供給することも可能でありますし、何より、停電してもバリクリーンの明かりは消えませんから、市民の皆さんが、あそこに行けば安心と思っていただける避難所としてのハード面の機能であります。それから、ソフト面でも、防災の取り組みを平常時にも役立てるフェーズフリーという考え方を実践し、本市と運営会社の今治ハイトラスト株式会社、さらにNPO今治センターのしっかりとした連携、この両方がきちんと機能する体制を備えていること、これこそがバリクリーンの強みであり、このたびのグランプリ受賞につながったと思っております。改めまして、これまでご尽力いただいた全ての皆様に感謝申し上げます。そして、これからも地域に新たな価値を創出するごみ処理施設、決して迷惑施設ではない、我々の誇りとする施設であるバリクリーンを拠点に、内外への情報発信はもとより、日々の訓練や防災活動にもしっかりと取り組み、さらなる強靭化、防災力の向上を図ってまいります。
さて、今治市内でも桜の開花が始まりました。卒業、入学、就職など新しいスタートの季節であります。岡山理科大学獣医学部にも2期生を迎え、学生たちのますますの活躍が期待されます。J3昇格を誓うFC今治は、既に今シーズンの戦いに突入し、今月17日の開幕戦では、昨年2位のFC大阪と惜しくも引き分けとなりましたが、24日、昨年1位のホンダFC戦では、夢スタジアムを埋め尽くす市民やサポーターの声援に応え、見事勝利いたしました。秋には、きっとJ3昇格をつかみ取り、歓喜に沸く満員のスタジアムで、皆様と最高の感動を共有できるものと確信しております。私たちも心を1つに、市民の皆様、そして議員各位ともにしっかりと応援してまいりましょう。
そして、春の訪れとともに、まちに、海に、山に、サイクリストがふえてまいりました。私も、春の足音が高まる和歌山の地で、思いっきり体を動かし、全国の首長とともに一汗、二汗流してまいりました。今月23、24日の2日間、和歌山市におきまして、自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会による「第1回全国シクロサミット」を開催したものでございます。自転車活用推進議員連盟の会長である二階自民党幹事長にも来賓としてご出席いただく中で、地方創生や健康、環境整備など各方面から、台湾、そして国内各地の取り組みを紹介し、課題も含めた自転車の活用推進について熱い議論を交わしました。やはり、自転車の持つ可能性はすごいものがあるなと大いに刺激を受けてまいりました。本年10月には、「瀬戸内しまなみ・ゆめしま海道サイクリング大会」にあわせて、本市で「第2回全国シクロサミット」を開催する予定であります。全国から、さらに多くの方にご参加いただくとともに、これから、もっともっとこの連携を広げ、やがては、欧米を初め世界の国々から、日本もやるなと、中でもやっぱりしまなみ海道はすごいぞと言われるよう切磋琢磨しながら、自転車という資源を磨き上げてまいりたいと考えております。
今議会冒頭にも申し上げましたが、迎えます新年度も、瀬戸内しまなみ海道開通20周年を記念する各種事業、「バリシップ2019」開催など、大きなイベントがめじろ押しであります。多くの方に足を運んでいただき、このにぎわいが、着実に地域の活力につながっていくようしっかりと取り組んでまいります。「ふるさと今治」の未来に向けて、皆様と対話を重ねながら、ともに前進していくことをお誓い申し上げ、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
34:
◯森 京典議長 以上で挨拶は終わりました。
これをもって今
定例会を閉会いたします。
午後 2時40分 閉 会
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