• 観光(/)
ツイート シェア
  1. 今治市議会 2019-03-04
    平成31年第2回定例会(第1日) 本文 2019年03月04日開催


    取得元: 今治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    検索結果 検索やり直し 使い方 (新しいタブが開きます) 2019年03月04日 平成31年第2回定例会(第1日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 34 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯森 京典議長 選択 2 : ◯菅 良二市長 選択 3 : ◯森 京典議長 選択 4 : ◯菅 良二市長 選択 5 : ◯森 京典議長 選択 6 : ◯越智 博副市長 選択 7 : ◯森 京典議長 選択 8 : ◯松田澄子議員 選択 9 : ◯森 京典議長 選択 10 : ◯菅 良二市長 選択 11 : ◯越智 透企画財政部長 選択 12 : ◯森 京典議長 選択 13 : ◯松田澄子議員 選択 14 : ◯森 京典議長 選択 15 : ◯松田澄子議員 選択 16 : ◯森 京典議長 選択 17 : ◯森 京典議長 選択 18 : ◯山岡健一総務委員長 選択 19 : ◯森 京典議長 選択 20 : ◯中村卓教育厚生委員長 選択 21 : ◯森 京典議長 選択 22 : ◯岡田勝利産業環境委員長 選択 23 : ◯森 京典議長 選択 24 : ◯谷口芳史建設水道委員長 選択 25 : ◯森 京典議長 選択 26 : ◯井出健司地方創生特別委員長 選択 27 : ◯森 京典議長 選択 28 : ◯森 京典議長 選択 29 : ◯松田澄子議員 選択 30 : ◯森 京典議長 選択 31 : ◯越智 博副市長 選択 32 : ◯森 京典議長 選択 33 : ◯越智 博副市長 選択 34 : ◯森 京典議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ◯森 京典議長 ただいま出席議員32名であります。  これより第2回今治市議会定例会を開会いたします。  市長から今議会招集の挨拶があります。 2: ◯菅 良二市長 おはようございます。  本日、平成31年の第2回定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご参集を賜り、開会の運びとなりましたことを厚くお礼申し上げます。  平成31年度の各会計予算を初めとする諸議案のご審議をお願いするに当たり、新年度の市政運営につきまして、所信の一端と重点施策の大要について申し述べ、議員各位並びに市民の皆様方に対しまして、ご理解とご協力をお願い申し上げたいと存じます。  平成30年度は、大阪府北部地震や西日本各地に猛威を振るった7月豪雨、北海道胆振東部地震といった大規模な災害が各地で頻発し、たび重なる大型台風、さらには災害級の猛暑が日本列島を襲いました。本市に甚大な被害をもたらした7月豪雨では、お二方のとうとい命が失われました。自然の猛威を目の当たりにする中で、災害に強いまちづくりに向けての取り組みを加速しなければならないと強く心に刻んだ一年でありました。                ( 発言する者あり ) 3: ◯森 京典議長 傍聴人に申し上げます。静粛に願います。 4: ◯菅 良二市長 7月豪雨から8カ月が過ぎようとしております。被災直後から、猛暑の中、土砂や瓦れきの撤去に汗を流していただいた実に延べ約1,200人もの災害ボランティアの皆さんを初め、たくさんの方々からの温かいご支援によりまして、復旧・復興に向けて一歩ずつ前へ進んでおります。物心両面にわたりご支援を賜りました全ての皆様に、改めまして心から感謝を申し上げます。道路など被災した公共施設の復旧につきましても、全力で作業を進めているところでございます。一日も早い復旧・復興に向け、引き続きしっかりと取り組んでまいります。  そして、間もなく平成という時代が幕を閉じようとしております。この30年、地方を取り巻く環境は大きく変わりました。近年では地方に光が当たり、地方創生が叫ばれるようになった一方で、若者の流出や少子高齢化による地域の活力低下など、さまざまな課題の解決はいまだ道半ばであります。復旧・復興を実現し、さらにこれから起こり得る災害にもしっかりと備え、将来にわたって市民が安心して暮らせる地域を守っていくためには、ハード面の整備のみならず、人口減少に歯どめをかけ、近隣の支え合いの力、防災力を維持していくことが何より重要であります。誰もが安心して生活ができる福祉や子育て支援の充実、さらには、まちの魅力を高め、人を呼び込み、若者が回帰し、地域の活力を創出する未来への投資も行いながら、ここにずっと住み続けたいと感じるまち、これらの実現に向けた具体的な取り組みを積極果敢に推進してまいります。新たな時代への幕開けを迎えるこの記念すべき年に当たり、先人がひたむきに築き上げてきた歴史の重み、ふるさとへの思いといったものも大切にしながら、私は、今ここに暮らす市民のために、そしてこれからの市民のために、我々が進むべき道を全力で切り開いてまいります。  さて、平成31年度の予算編成についてでございます。  本市におきましては、普通交付税の合併算定替終了に伴う激変緩和期間の最終年となり、特例加算額の9割が減額されます。合併算定替につきましては、全国の自治体、中でも田上長崎市長たちとともに、国に要望活動を行い、合併による市町村の姿の変化に対応した算定方法への見直しという大きな成果を得たところでありますが、平成32年度以降、さらに厳しい財政運営となることが見込まれております。事業の必要性を厳しく見きわめ、財政の健全性を維持しながら、本市の将来像を見据え、市民の安全・安心を守り、また人口減少にも立ち向かう地方創生の実現を目指す予算編成を行ったところであります。  それでは、平成31年度に実施する重要な施策につきまして、今治市総合計画の基本構想、7つの施策の大綱に沿ってご説明申し上げます。  まず1つ目、「健やかに安心して暮らせるまちづくり」でございます。  「安心して子どもを産み、育てていける基盤づくり」に向けて、未来を担う全ての子供の健やかな育ち、そして子育てを社会全体で支え、安心して出産、育児ができる環境の充実、切れ目のない支援に取り組んでまいります。  本年10月から、幼児教育・保育の無償化が実施されます。多様な保育ニーズに対応し、子供と子育てをしっかりと応援する次期子ども・子育て支援事業計画の策定を進めてまいります。  保育所の再編では、南中学校区において、幼保連携型認定こども園を整備する事業者を支援し、保育環境の充実を図るとともに、他の地域についても、地域特性を勘案しながら、将来にわたって安定した保育を提供するための検討を進めてまいります。  病児保育事業においても、現在1カ所で実施している病院の病児保育に加え、4カ所の保育園、認定こども園において、保育中に体調不良や軽度のけがをした園児に対し、園の看護師が保護者の迎えまでの間、看護を行う事業を開始し、安心して子育てができる環境の充実を図ってまいります。  「いつまでも健やかに暮らしていける基盤づくり」でありますが、地域医療、そして安定した救急医療体制を維持し、医師会や愛媛大学とも連携しながら、市民の健康と安全・安心な暮らしを守ります。健康診断やがん検診の受診、各種健康教室への参加など、予防・健康づくりの取り組みを推進する健康づくり応援ポイント事業を実施し、市民の健康増進、健康寿命の延伸を図ってまいります。がん検診では、50歳以上を対象とした、胃の内視鏡検査と、30歳代の女性を対象とした乳腺超音波検査を新たに導入いたします。がんの早期発見、早期治療につなげ、がんによる死亡率の低減を目指します。
     日本中が驚きを禁じ得なかった池江璃花子選手の白血病のニュースに、改めて骨髄バンク事業が注目されています。骨髄等の提供を行ったドナー登録者に対する補助制度を創設し、骨髄移植への理解と普及促進を図ります。池江選手、またタレントの堀ちえみさんを初め、がん患者の皆様の回復を切にお祈り申し上げます。  風疹対策として、妊娠期の女性などへの感染を防ぐため、抗体保有率が低いとされる世代の男性を対象に、抗体検査と予防接種を実施してまいります。  そして、「支えあい、いきいきと暮らしていける基盤づくり」では、住民が地域をともにつくっていく地域共創社会の実現に向けて、誰もが住みなれた地域で安心して暮らせるよう、地域福祉の推進に取り組んでまいります。  消費税率の引き上げが低所得者や子育て世帯の消費に与える影響を緩和し、地域における消費を喚起するため、プレミアム付商品券事業を実施します。  高齢者福祉・介護保険事業では、引き続き、地域包括ケアシステムの構築に向けた取り組みを推進するとともに、介護人材の離職防止、定着促進、また、介護現場への復職支援に向けた研修やセミナーを実施いたします。誰もが住みなれた地域で生活できる基盤整備として、認知症高齢者グループホームを開設する事業者を支援します。認知症の方や家族に早期にかかわり、地域の関係機関と連携しながら、必要な支援を行う体制を構築するとともに、新たに、認知症高齢者見守りネットワーク登録者を対象に、外出時の身元確認につながるQRコードシールを配付いたします。  障害者福祉では、今治市障害者計画の見直しを進めてまいりますとともに、障害のある方も地域で安心して暮らせる共生社会の実現に向け、障害福祉施策の充実に取り組みます。  2つ目は、「豊かな心と生きる力を育むまちづくり」でございます。  「子どもたちの生きる力を育む基盤づくり」に向けて、次代を担う子供たちの健康維持と、安全・安心を重視した教育環境を実現するため、学校施設の整備を行ってまいります。小中学校におきましては、近年の災害級の猛暑に対応するため、昨年度に着手した普通教室へのエアコン整備をしっかりと進めてまいります。あわせて、小学校1校、中学校1校の屋内運動場つり天井落下防止対策工事を実施いたします。本年度をもって小中学校のつり天井落下防止対策は完了いたしますので、引き続き、学校施設の老朽化に伴う長寿命化対策など、教育環境の整備充実を進めてまいります。  学校生活におきましても、学習支援や相談に対応する体制をしっかりと整え、不登校やいじめの未然防止など、きめ細かな支援を行ってまいります。また、子供たちが地域で学べる環境を確保するため、本年4月以降に、今治市内陸地部などから島嶼部の高校に入学する生徒に対し、通学費、下宿代の一部を支援し、地域の活性化と島嶼部の高校教育の振興に寄与してまいります。  「豊かな心と地域の元気を育む基盤づくり」に向けては、平成28年4月に日本遺産に認定されました村上海賊でありますが、2020年に本市での開催を目指している日本遺産サミット、その拠点となる村上水軍博物館をブラッシュアップし、国内外に向けて魅力発信の取り組みを加速してまいります。  スポーツの振興では、えひめ国体・えひめ大会を契機とする機運の高まりを一過性のものとせず、来年に迫る2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、さらなる機運の醸成を図ってまいります。野球を切り口とした地方創生の取り組みとして、日米大学野球選手権大会、ドリーム・ベースボールを開催し、子供たちがトップレベルのスポーツに触れ、心に残る体験を通じて競技力の向上にもつなげてまいります。また、東京オリンピック・パラリンピックにおけるパナマ国とのホストタウン事業につきましても、パナマ市との姉妹都市交流から生まれたご縁がさらに広がっていくよう、相互交流や啓発事業を行ってまいります。  3つ目は、「みんながつながり支えあうまちづくり」でございます。  「世代を超えて、みんながつながる地域の基盤づくり」に向けて、女性の活躍やワーク・ライフ・バランスを推進するため、男女共同参画計画を改定します。  人口減少に歯どめをかけ、誰もがこのまちの魅力を感じ、ここに住みたいと思える今治市を目指し、地域力、集落機能の維持・強化に取り組みます。引き続き、都市部から意欲ある若者を地域おこし協力隊員として受け入れ、地域の担い手として地域とともに活動していただきながら、定住・定着を図るための支援も行ってまいります。移住支援としまして、引き続き住宅の取得や改修費用の助成を行い、特に人口減少の著しい周辺地域への移住を促すことで、地域活力の維持を図ります。  「身近で、わかりやすい市政の基盤づくり」でありますが、住民サービスや、地域コミュニティーの拠点施設として、また、災害時には、地域住民を守る防災の拠点として、波方支所を波方公民館に集約、統合し、耐震補強及び改修を行うため、本年度は、その実施設計を行います。  有線放送や防災行政無線にかわり、FMラジオ広報番組を充実させ、より地域に密着した市民活動や行政情報を発信してまいります。  また、戸籍や住民票の写しを第三者に交付したことを本人に通知する登録型本人通知制度を、本年10月から導入し、より人権に配慮した窓口業務を行ってまいります。  4つ目は、「安全・安心で快適に暮らせるまちづくり」でございます。  「地域の和を広げ、安全・安心・快適に暮らしていける基盤づくり」に向けて、地域公共交通の維持、活性化を図る地域公共交通網形成計画を策定し、持続可能な地域公共交通ネットワークの形成を推進してまいります。昨年10月に導入した運転免許証自主返納推進事業により、高齢者の交通事故抑制に取り組みます。また、市民生活に密着した道路、公園などの計画的な維持管理を行ってまいります。  榎橋のかけかえにつきましては、車両通行どめにより、市民の皆様にはご不便をおかけしておりますが、平成32年5月の供用開始に向け、着実に工事を進めてまいります。  このほか、ため池や漁港、港湾などの老朽化・耐震対策、海岸保全施設の長寿命化計画策定に係る点検調査を実施するなど、必要な対策を講じてまいります。  上水道事業につきましては、将来にわたって安全でおいしい水を安定的に供給するため、(仮称)高橋浄水場など基幹施設の整備を進めるとともに、災害に強い上水道を目指し、老朽管の更新と耐震化を着実に推進してまいります。  「みんなで災害に備える、安全・安心の基盤づくり」に向けては、市民の生命・財産を守る災害に強いまちづくりへの取り組みを重点的に進めてまいります。近年の激甚化、頻発化する集中豪雨や台風、また、南海トラフ巨大地震などに備え、地域防災計画を見直し、より実効性の高い防災・減災対策を総合的に推進します。市民の皆さんに災害情報等を迅速に伝達する同報系防災行政無線の整備を進めておりますが、緊急防災情報伝達手段として、FMラヂオバリバリの放送網を活用する難聴区域解消支援事業とあわせて、本年度末の完成を目指し、取り組んでいるところでございます。そこで、本年度から、同報系戸別受信機にかわる伝達手段として、緊急時に自動で起動して緊急防災情報を伝える緊急告知ラジオの販売を実施いたします。これにあわせて、FMラジオ防災啓発番組の充実を図り、平時には防災情報を、そして災害発生時には発災初期の警戒喚起情報や交通・ライフラインの情報などを放送します。ラジオやスマートフォンなど、さまざまな伝達手段を活用して、市民の皆様に必要な情報をしっかりと届けてまいります。  減災効果が高いとされる木造住宅の耐震化を促進するため、耐震改修費用の補助に加え、新たに耐震シェルターの設置を支援してまいります。昨年6月の大阪府北部地震では、ブロック塀の倒壊により、とうとい命が奪われました。こうした悲しい事故が二度と起きないよう、避難路等に面し、耐震診断で倒壊の危険性があると診断されたブロック塀の撤去、改修など、安全対策を行う経費の補助制度を創設し、適切な維持管理を促進します。  消防関係では、大西第4分団消防詰所の整備、唐子台西公園への耐震防火水槽の設置を行うとともに、今後も増加が見込まれる外国人からの119番通報において、通訳コールセンターを介した多言語対応を開始いたします。  5つ目は、「美しい地球を未来へつなぐまちづくり」でございます。  「豊かな自然を守り、育て、次代に返すための基盤づくり」としまして、今治西部丘陵公園「しまなみアースランド」での環境教育プログラムや幼児向けの環境教育「森育」を通じて、環境教育活動を推進します。  森林政策では、国において、森林環境譲与税が創設され、民有林の整備や保全を行うための財源が確保されます。本市におきましても、森林資源の適切な管理と林業の成長産業化の両立を目指し、災害に強い森林整備を推進してまいります。  そして、「環境に配慮した暮らしの基盤づくり」であります。昨年4月、新ごみ処理施設「バリクリーン」が本稼働しました。地域を守る防災拠点として、また、環境啓発や体験型学習など環境学習の拠点としての役割も兼ね備え、ごみの焼却熱を利用した高効率発電による余剰電力の売払収入も本年度は1億8,000万円を見込むなど、循環型社会の形成を推進する先進的な施設であります。安全・安心で人と地域と世代をつなぐ施設として、これからも多くの方に利用していただけるよう、施設情報の発信やリサイクルの推進、環境教育の充実を図ってまいります。そして、バリクリーンの稼働に伴い廃止した今治クリーンセンターについては、安全に配慮しながら解体を行い、跡地には芝生広場と駐車場を整備してまいります。  下水道事業につきましては、桜井地区の幹線管渠など、未普及の面整備を初め、処理施設等の改築更新、地震対策に取り組んでまいります。  6つ目は、「誇りに思える魅力があふれるまちづくり」でございます。  「交流とにぎわいを創造する、魅力あふれる都市(まち)の基盤づくり」としまして、みなと再生事業では、みなと交流センター「はーばりー」を中心に、さらなる人の流れをふやし、にぎわいを創出するため、海のコンコースやフェリー利用者のための待合所など、周辺整備を進めてまいります。  岡山理科大学獣医学部には、間もなく2期生を迎えますが、今治市内の高等教育機関に在籍する学生が、地域の活性化や課題解決を目的として取り組む活動を支援し、若い世代ならではの視点を生かしたまちづくりの展開を図ります。  また、本市をホームタウンとするFC今治は、Jリーグの頂点を目指しながら、サッカーの普及活動はもとより、他のスポーツの支援や教育、健康活動など、多様な地域活動に積極的に取り組んでおられます。こうした取り組みをしっかりと支援し、スポーツのまちづくりのさらなる展開を図ってまいります。  そして、昨年10月から取り組んでまいりました今治ブランド推進事業でありますが、市民の皆様とともに、まちの価値を高めるさまざまな取り組みを、キャンペーン事業として全国に発信してまいります。小さな子供からお年寄りまで、みんなに愛着を持ってもらえる今治ブランドになればと、佐藤可士和氏の総合監修のもと、ブランドのロゴとキャッチコピーも制作したところでございます。これからしっかりとこの取り組みを発展させて、今治市の魅力を高め、全国から今治市に行ってみたい、住んでみたいと熱く感じていただけるまち、そして、何より市民がもっと誇りに思うまちを、議員各位、市民の皆様とともにつくってまいります。  続いて、「魅力ある観光資源をいかした、交流とにぎわいの基盤づくり」でございます。観光振興施策でありますが、本年1月、ご承知のとおり、ニューヨークタイムズで、2019年に訪れるべき52の旅行先として、日本で唯一、瀬戸内の島々が選ばれたところであります。瀬戸内海の多島美には多くの人を引きつける力があります。亀老山は既に全国ブランドになっております。一方、宮窪のカレイ山、絶景です。そして伯方島の開山、周囲にぐるりと橋が見渡せます。そして大三島の鷲ヶ頭山、まさに360度、瀬戸内の島々、遠くは四国山地、中国山地、ぐるりと見渡せる展望、景観。私も8年ぶりに訪れまして、正直驚きました。この資源を生かさなければならないとも思ったわけであります。瀬戸内の島々が日本で唯一選ばれた。これは、香川県や山口県、周防大島、いろいろなところと相協力しながら、私どものしまなみ海道沿線の価値をさらにグレードアップしていく、そのことを強く感じたわけであります。旅のあり方、観光資源も多様化し、今、食と景観は人を呼び込む重要なツールであります。来島海峡の生きのいい真鯛やアコウ、旬のかんきつ、ここでしか味わえないオンリーワンの魅力を発信してまいります。  サイクリストの聖地しまなみ海道に、世界からの注目が高まっている今、これを好機と捉え、訪日外国人に向けた誘客にも力を入れてまいります。本市を訪れる外国人の中で、最も多い台湾でありますが、早ければ本年7月から、松山-台北間で定期便が就航いたします。愛媛県などと連携して、台湾で人気の旅行番組の制作などプロモーションを展開し、さらに多くの人を呼び込んでまいります。  そして、昨年11月15日、自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会が設立され、私が初代会長を務めさせていただいておりますが、思いを同じくする299もの団体が集まりました。全国の仲間と切磋琢磨しながら、日本中に自転車文化を広めていく中で、観光のみならず、健康、環境、交通など、さまざまな分野で大きな可能性を持っている自転車というツールを磨き上げ、地方創生や地域の活性化につなげてまいります。一方、サイクリストの受入環境の充実も図ってまいります。サイクリストの聖地しまなみ海道周辺のサイクリングの拠点施設であるサンライズ糸山のサイクリングターミナルには、駐輪場や駐車場を増設し、また、今治駅前の新たな拠点施設として、今治駅前サイクリングターミナルを整備いたします。魅力と利便性を高め、さらに多くのサイクリストを呼び込んでまいります。  そして7つ目は、「産業の飛躍と創造に満ちた活力あるまちづくり」でございます。  「世界で活躍する産業のさらなる飛躍の基盤づくり」に向けて、まず、海事産業でありますが、本年5月23日から3日間、国際海事展「バリシップ2019」が開催されます。2009年から隔年で開催され、回を重ねるごとに出展者数も増加しており、今回も、過去最大規模の出展が見込まれております。本市の海事産業の力、造船の魅力を、世界に向けて余すところなく発信してまいります。  タオル産業につきましても、今治タオルプロジェクトの実績によりまして、今治タオルの認知度は大きく向上しております。引き続き、さらなるブランドの価値向上や人材育成の取り組みを支援してまいります。  そして、食品では、伯方塩業株式会社の新工場がいよいよこの春、操業を開始します。新都市で建設が進んでいる日本食研ホールディングス株式会社の第2の宮殿工場も来春の操業開始が待たれるところであります。新たな雇用も生まれるなど、さらなる地域経済の活性化を期待いたしております。  また、エネルギー関連では、波方・菊間地域を中心に、産業振興はもちろんのこと、防災やコミュニティーなど、さまざまな地域貢献もいただいております。  本市の産業を支え、牽引するこれら4つの大きな柱ととともに、世界に誇れる産業のまちづくりに取り組んでまいります。  そして、「いきいきと働ける活力ある産業の基盤づくり」におきましては、農業政策では、温暖な気候を生かしたかんきつ栽培など、本市の農業の魅力を発信し、都市部からの就農希望者の受け入れ、若い農業者への定着支援などを行ってまいります。7月豪雨で被災した農地の復旧についても、大規模な被災農地を対象とする農地中間管理機構の制度の活用なども検討しながら、農家の負担軽減と農地の再生を図ってまいります。  鳥獣被害防止対策についても、岡山理科大学獣医学部の協力も得ながら、地域と連携し、鳥獣被害を受けにくい集落づくり、捕獲頭数をふやす取り組みを強化するとともに、新たにカワウ被害の対策にも試験的に取り組みます。  水産業の振興では、水産資源を守るため、稚魚の放流とあわせて、増殖場整備や漂流ごみの回収など、漁場環境の改善と豊かな海づくりに取り組みます。担い手育成、新規漁業就業者の定着促進を支援するとともに、水産業共同利用施設の設置など基盤整備への補助を行い、漁村の活力再生と拠点港の機能向上を図ってまいります。  本年度の重要な施策につきまして、7つの施策の大綱に沿ってご説明してまいりました。これらを実施する上での土台となります道路などの社会資本整備につきましても、順次、計画的に実施してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  以上、予算規模といたしまして、一般会計は732億7,000万円、特別会計は約414億6,000万円、そして企業会計の約163億8,000万円を合わせまして、全会計の予算額は約1,311億1,000万円となった次第でございます。  私の3期目の任期の折り返しであります平成31年度、決意新たに、今治市の将来あるべき姿を見据え、全力で市政運営に取り組んでまいります。市議会を初め、市民の皆様方とご一緒に、未来に向けて力強い歩みを進めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。あわせて、国会議員並びに愛媛県議会議員、国、愛媛県そして報道関係などの関係機関の皆様方の深いご理解と温かいご支援をお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。  なお、提案いたしております各案件の詳細につきましては、後ほど副市長から説明いたしますので、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 5: ◯森 京典議長 これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付の日程表のとおりであります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員に、27番本宮健次議員、28番岡田勝利議員を指名いたします。  次に、日程2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  会期は本日より3月28日までの25日間とし、その間の会議日程はお手元に配付の会議日程表のとおり運営いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、日程3、諸般の報告を行います。  議会活動状況についてご報告いたします。  議会活動状況は、お手元に配付の議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。  以上で諸般の報告を終わります。  次に、日程4、付議事件番号1、議案第2号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第5号)」ないし付議事件番号10、議案第11号「港湾事業特別会計への繰入額の変更について」、以上10件を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 6: ◯越智 博副市長 それでは、平成30年度関係の補正予算案など10件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。  便宜上、一般議案からご説明申し上げます。薄いほうの議案書の1ページをお願いいたします。  議会第2回議案第11号「港湾事業特別会計への繰入額の変更について」でございます。特別会計の補正措置に伴いまして、一般会計から特別会計への繰入額を、下に掲げておりますとおり変更しようとするものでございます。  以上で一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算の説明に移らせていただきます。  青い冊子の薄いほうの補正予算書の1ページをお開き願います。  議案第2号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第5号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ13億5,328万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を811億4,342万7,000円にしようとするものでございます。  説明の便宜上、歳出から説明いたします。  14ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。今回の補正予算は、消費税率引き上げに伴う低所得者、子育て世帯を対象とするプレミアム付商品券の発行に係る準備経費のほか、岡山理科大学今治キャンパス開設に係る大学立地事業費補助金、精算や決算見込みに伴う過不足額の補正などを計上いたしております。款別に補正予算額と財源内訳を掲げてございます。歳出予算に係る特定財源につきましては、災害復旧費の精算等に伴う財源調整の結果、減額いたしてございます。  20ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。以下、人件費を初め、国、県の内示及び公共事業費の精算や決算見込みに伴う過不足額の補正につきましては、主なものを除き、説明を省略させていただいたらと思います。  初めに、総務費、総務管理費の財産管理費でございます。財政調整基金費でございますが、吉海町椋名市有地などの売払代金を財政調整基金に積み立てようとするものでございます。  次に、同項の企画費でございます。大学立地事業費補助金でございますが、獣医学部を核とした岡山理科大学今治キャンパス開設を行う事業者に対し助成しようとするものでございます。財源は、県支出金と繰入金でございます。  次に、同項の総務諸費でございます。地方航路船舶建造費貸付金でございますが、大三島ブルーライン株式会社の船舶建造に係る費用に対する貸付金を追加しようとするものでございます。  続いて、選挙費の県議会議員選挙費でございます。本年4月29日に任期満了となる愛媛県議会議員選挙の選挙期日の前倒しに伴い、不足額を予算計上しようとするものでございます。財源は県支出金でございます。  22ページをお願いします。民生費、社会福祉費の社会福祉総務費でございます。被災者生活再建緊急支援事業費補助金でございますが、平成30年7月豪雨による被災者の生活再建のための支援金について、支給対象世帯の増加や、制度の拡充に伴う不足額を予算計上しようとするものでございます。財源は県支出金でございます。  次のプレミアム付商品券事業費でございますが、消費税率引き上げによる消費への影響を緩和し、地域における消費を喚起、下支えするため、低所得者及び子育て世帯を対象にプレミアム付商品券を発行する準備経費を計上しようとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。  同項の障害者(児)福祉費でございます。障害福祉サービス費でございますが、就労継続支援事業所の増加等に伴うサービス費の不足額を計上しようとするものでございます。財源は国・県支出金でございます。  24ページをお願いします。農林水産業費、農業費の食と農のまちづくり推進費でございます。地産地消推進事業費補助金でございますが、学校給食における地産地消推進のため、地元産食材の使用に係る価格差を助成するもので、地元産小麦の生産拡大に伴い、学校給食への提供数が増加したことなどによる事業費の不足額を計上しようとするものでございます。  続いて、土木費、道路橋りょう費の道路新設改良費でございます。県営道路改良事業費でございますが、愛媛県が実施いたします道路整備事業における県営事業負担金を計上しようとするものでございます。  次に、河川費の河川総務費でございます。県営急傾斜地崩壊対策事業費でございますが、愛媛県が実施いたします急傾斜地崩壊対策事業における県営事業負担金の増額でございます。  次に、港湾費の港湾管理費でございます。港湾事業特別会計繰出金でございますが、特別会計の補正に伴いまして、繰出金を増額しようとするものでございます。  都市計画費の墓園事業費でございます。墓園事業特別会計繰出金でございますが、特別会計の補正に伴いまして、繰出金を減額しようとするものでございます。  続いて、教育費、教育総務費の教育諸費でございます。教育施設整備基金費でございますが、昨年10月に採納させていただいた寄附金を、教育施設整備基金に積み立てようとするものでございます。  国庫補助金返還金でございますが、乃万小学校校舎改築事業に係る学校施設環境改善交付金の算定誤りによる国庫補助金返還金を予算計上しようとするものでございます。  次に、災害復旧費、農林水産施設災害復旧費の農地災害復旧費から、次の26ページ、土木施設災害復旧費までの事業でございますが、平成30年7月豪雨等による補助災害復旧に係る事業費の精算と一部事業につきまして、翌年度に予算を計上させていただくことに伴いまして、それぞれ予算額を減額しようとするものでございます。財源は、分担金、国・県支出金と市債でございます。財源調整の結果、減額いたしてございます。  次に、その他の災害復旧費、観光施設災害復旧費でございます。市単独観光施設災害復旧事業費でございますが、7月豪雨で被災した自然公園の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は市債でございます。  以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、13ページに返っていただいたらと思います。  歳入の総括を掲げてございます。款別に整理いたしておりますが、ここに掲げておりますとおり、市税から市債までの補正を行おうとするものでございます。  16ページをお願いします。歳入の明細を掲げてございます。なお、歳入につきましては、歳出のところでご説明申し上げましたものと、決算見込みに合わせたものや洗い替えを行うものにつきましては、説明を省略させていただいたらと思います。  10款地方交付税でございますが、国の平成30年度当初予算におきまして、普通交付税総額に合わせるために減額されておりました調整額が、今回の国の補正予算に伴いまして復活し、増額分の追加交付がございましたので、補正額を計上しようとするものでございます。  18ページをお願いします。19款繰越金でございますが、今回の補正に伴いまして、3億6,084万8,000円を増額いたしまして、補正後の額は30億2,656万6,000円となってございます。  6ページに返っていただいたらと思います。第2表繰越明許費補正でございます。このページから10ページに掲げております各事業につきまして、繰越明許費の追加及び変更をさせていただこうとするものでございます。国の補正予算に伴い事業を前倒しで実施するもののほか、災害復旧など事業の進捗に当たり、関連工事との工程調整、関係機関との協議や地元調整等に不測の期間を要したことなどによりまして、やむを得ず繰り越しまたは額の変更をさせていただこうとするものでございます。  11ページをお願いします。第3表地方債補正でございます。市債の補正に伴いまして、このページに掲げておりますとおり、起債の借入限度額を変更しようとするものでございます。  以上で一般会計の説明を終わらせていただき、特別会計へ移らせていただきます。  31ページをお願いします。議案第3号「平成30年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に、それぞれ247万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を9,187万円にしようとするものでございます。
     42ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、墓地の使用許可基数が見込みを上回ったことに伴いまして、大谷墓園墓地管理基金への積立金を増額しようとするものでございます。  45ページをお願いします。議案第4号「平成30年度今治市港湾事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,300万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を4億5,600万円にしようとするものでございます。  56ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、燃料費及び荷役機械の修繕費の増加による管理費の不足額を補正しようとするものでございます。  50ページをお願いします。第2表繰越明許費補正でございます。ここに掲げております事業につきまして、関係機関との協議及び工程の調整に不測の日数を要したため、やむを得ず繰り越しさせていただこうとするものでございます。  59ページをお願いします。議案第5号「平成30年度今治市小規模下水道特別会計補正予算(第2号)」でございます。今回の補正予算は、繰越明許費の補正でございます。  60ページをお願いします。第1表繰越明許費補正でございます。ここに掲げております事業につきまして、愛媛県など関係機関との調整に不測の日数を要したため、やむを得ず繰り越しさせていただこうとするものでございます。  右の61ページをお願いします。議案第6号「平成30年度今治市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億4,137万6,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を194億4,504万円にしようとするものでございます。  72ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。退職被保険者等療養給付費、高額療養費等の決算見込みに伴う所要額、また平成29年度までの国民健康保険療養給付費等の額の確定に伴う返納金を計上させていただいております。財源は県支出金でございます。  75ページをお願いします。議案第7号「平成30年度今治市介護保険特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億5,016万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を186億3,901万2,000円にしようとするものでございます。  86ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。国庫支出金等精算返納金でございますが、平成29年度までの介護給付費等の額の確定に伴う返納金を計上させていただいております。  なお、一般・特別会計の繰越明許費の明細等を別冊の予算説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  続きまして、黄色の冊子の水道事業会計補正予算書の1ページをごらんいただいたらと思います。  議案第8号「平成30年度今治市水道事業会計補正予算(第3号)」及び3ページの議案第9号「平成30年度今治市工業用水道事業会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正予算の内容は債務負担行為の補正でございます。遠方監視制御システム整備事業に係る債務負担行為の限度額を変更しようとするもので、変更の内容はそれぞれ第2条に掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  続きまして、グレーの冊子の公共下水道事業会計補正予算書の1ページをお願いいたします。議案第10号「平成30年度今治市公共下水道事業会計補正予算(第2号)」でございます。今回の補正予算の内容は債務負担行為の補正でございます。国の補正に伴い、事業を前倒しで実施しようとするもので、天保山第1ポンプ場改築事業(その2)に係る債務負担行為補正でございます。期間及び限度額は第2条に掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  以上で平成30年度関係の議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 7: ◯森 京典議長 以上で当局の説明は終わりました。  これより、議題に対する質疑に入ります。  この際申し上げます。議員の発言は、申し合わせの発言時間内においてお願いいたします。  質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。  5番松田澄子議員。 8: ◯松田澄子議員 通告に従いまして、質疑させていただきます。日本共産党、松田澄子でございます。  議案第2号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第5号)」について、歳出2款1項7目国家戦略特区推進費について、私は、私立大学に対する補助金支援について疑問がありますのでお尋ねいたします。  まず、補助の内訳についてでございます。  今回、2年目の補助金となります。30億5,293万8,000円で、内訳は、愛媛県が3分の1の10億1,764万6,000円、今治市が3分の2の20億3,529万2,000円。今治市は財政調整基金から16億5,529万2,000円、合併振興基金から3億8,000万円を補助金として出されようとしております。また、昨年度も財政調整基金から5億664万4,000円と合併振興基金から22億9,000万円、41億9,496万5,000円が補助金として出されました。2年間で、72億4,790万3,000円補助金を出すことになります。来年度はどのようになるのか。獣医学部に対する支援の全体計画について、財源内訳や基金の見通しを含めてお聞かせください。  私たち、日本共産党今治市委員会のとったアンケートには、獣医学部についての疑問の声が市民から寄せられております。3年間で、私立大学に補助金を出す理由を市民に十分説明していく必要があると思います。このような中で支援をすることについてのお考えをお聞かせください。これら2点についてのご回答をお願いいたします。 9: ◯森 京典議長 答弁を求めます。 10: ◯菅 良二市長 松田澄子議員ご質疑の歳出2款1項7目国家戦略特区推進費についてに関しまして、私から、補助金の考え方についてお答えさせていただきます。  本市は、昭和50年に学園都市構想を表明して以来、大学立地を実現する財源として、市民の皆様の生活に影響を及ぼすことがないよう、そして将来に負担を先送りしないよう、合併振興基金や財政調整基金を積み立ててまいりました。  今議会に上程しております大学立地事業費補助金の財源につきましても、これらの基金を活用することで新たな市債の借り入れは行わないため、将来の財政に大きな影響を与えるものではないと考えております。何より、岡山理科大学獣医学部は、国内で、実に52年ぶりに新設された獣医学部として、時代のニーズに応えるべく、国内最多の専任教員を擁するとともに、放射線治療装置などの最先端の設備を導入し、日本の先駆けとなる全く新しい教育、研究を展開する学部を目指しております。今治の地で学んだ学生たちが国内外で活躍し、そして国内トップクラスの獣医学部になってもらえるよう、愛媛県のご協力をいただきながら、しっかりと支援してまいりたいと考えております。そして、こうしたすばらしい教育環境を整えることで、優秀で志の高い多くの若者を今治市に呼び込み、にぎわいの創出にもつながっております。その一つが、何といっても昨年12月の大学祭でありました。今治市内のさまざまな団体・企業の皆様にもご協力をいただいて、当初2,000人の来場者を想定しておりましたが、1万人を超える方々にお越しいただきました。1期生の意気込みは非常に強いものがあり、「君たち、これだけの人数では無理だよ」と言われておりましたけれども、「レールを敷くのは私たちなんだ」といって取り組んできた熱意が、大勢の方のご協力につながり、あのように立派な大学祭を行うことができたと思っております。  吉川学部長を初めとする教職員の熱意も非常に強いものがあります。有害鳥獣対策など、情熱あふれる学生たちによって、積極的に地域との交流が進められております。大学と本市におきましても、災害時にペットとの同行避難が可能となる協定を締結するなど、多くの領域で連携を深めているところでございます。今後さらに、公務員獣医師の人材育成や先端ライフサイエンス研究の推進、感染症に係る水際対策の強化に貢献する学術支援の拠点として、四国はもとより、中部、西日本地域にも広く貢献できるものと考えております。また、ブランド畜水産物の開発や、食の安全、品質保証分野、ライフサイエンス関連企業や研究機関の誘致が進めば、学生の卒業後の地元定着にも貢献し、地域経済の活性化も期待されます。大学がこれからの地域の発展に大きく寄与し、将来にわたって市民の皆様に、地域に最先端のすばらしい大学が誕生した効果を実感していただけるものと確信しております。  その他のご質疑につきましては関係理事者からお答えさせていただきますので、よろしくお願いします。 11: ◯越智 透企画財政部長 松田澄子議員ご質疑の歳出2款1項7目国家戦略特区推進費についてに関しまして、私から補助金の財源内訳と基金の見通しについてお答えさせていただきます。  大学立地事業費補助金の総額は、93億2,081万6,000円を予定しており、平成29年度に交付した補助金と今議会に上程しております本年度の補助金を交付した後の残額は約20億円でございます。平成31年度に議会にお諮りし、予算措置いたしたいと考えております。財源につきましては、3分の1を愛媛県からご支援いただき、残りを合併振興基金と財政調整基金で賄う予定といたしております。  基金の見通しについてでございますが、まず、合併振興基金については、平成29年度末現在高は17億2,285万4,000円であり、平成31年度の予定額を含め、取り崩しを行った後の年度末残高は、あくまでも予算ベースではございますが、約10億円と見込んでおります。また、財政調整基金の平成29年度末現在高は140億8,323万1,000円であり、取り崩し後の平成31年度末残高は約107億円と見込んでおります。財政調整基金につきましては、今治市行政改革ビジョンにおいても、平成32年度末時点で、約90億円の確保を目標に掲げているところであります。  大学立地事業費補助金の財源として、これらの基金を活用することで、将来の財政に大きな影響を与えるものではないと考えております。  以上でございます。 12: ◯森 京典議長 以上で答弁は終わりました。  再質疑はありませんか。 13: ◯松田澄子議員 議長。 14: ◯森 京典議長 5番松田澄子議員。 15: ◯松田澄子議員 昨年度は合併振興基金から22億9,000万円を支出し、今回は3億8,000万円を支出するとしています。合併振興基金の用途については、その守備範囲は広いとは思いますが、基金の本来の目的は、合併に伴う地域振興などへの対策であり、過疎化対策などが主な目的だったはずであります。これらの基金から取り崩してきたことへの影響はないのでしょうか。私たちが行ったアンケートには、瀬戸内しまなみ海道を利用する地域住民から、通行料金の引き下げを求める願いが出ております。ある方は、病院の通院だけで、2カ月で7万円の支出で苦しんでいることや、ある中学校卒業生からは、「通行料金が高いので、旧今治市内への高校の進学を諦めた」との声も寄せられました。陸地部の通行料金は、1キロメートル当たり24円余りですのに、しまなみ海道など四国の海峡部の通行料金は108円とかなり割高です。こうした地域住民に負わされているハンデの解消が急務だと思います。これらの交通弱者対策などを考えておりますと、合併振興基金の使い道がこの状態でいいのかと気にならざるを得ません。ぜひ、弱者対策についてもしっかりと対応してもらいたいと考えております。  以上で終わります。  ありがとうございました。 16: ◯森 京典議長 再質疑なしと認めます。  以上で松田澄子議員の質疑を終わります。  これをもって議題に対する質疑を終結いたします。  これより、付議事件番号1、議案第2号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第5号)」ないし付議事件番号10、議案第11号「港湾事業特別会計への繰入額の変更について」、以上10件の委員会付託を行います。  以上10件は、お手元に配付の委員会付託表のとおり、それぞれの委員会に付託いたしたいと思います。  付託事項について、ご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、委員会付託表のとおり、それぞれの委員会に付託いたします。  委員会審査のため、暫時休憩いたします。                  午前11時10分                 ──────────                  午後 1時24分 17: ◯森 京典議長 会議を再開いたします。  この際、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長にお願いいたします。 18: ◯山岡健一総務委員長 総務委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第2号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第5号)」は、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で委員長報告を終わります。 19: ◯森 京典議長 次に、教育厚生委員長にお願いいたします。 20: ◯中村卓教育厚生委員長 教育厚生委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第2号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第5号)」は、賛成多数により原案を可決することに、また、その他の議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で委員長報告を終わります。 21: ◯森 京典議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。 22: ◯岡田勝利産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました案件につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で、簡単ではございますけれども、委員長報告にさせていただきます。 23: ◯森 京典議長 次に、建設水道委員長にお願いいたします。 24: ◯谷口芳史建設水道委員長 建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。 25: ◯森 京典議長 次に、地方創生特別委員長にお願いいたします。 26: ◯井出健司地方創生特別委員長 地方創生特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で委員長報告を終わります。 27: ◯森 京典議長 以上で各委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。                  午後 1時30分                 ──────────                  午後 1時40分 28: ◯森 京典議長 会議を再開いたします。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、許可いたします。  5番松田澄子議員。 29: ◯松田澄子議員 議案第2号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第5号)」について、反対いたします。  まず、2015年閣議決定された獣医学部新設の4条件、いわゆる石破4条件については、国会でも審議されていません。国家戦略特区そのものの位置づけは、アベノミクスと言われてきました。数兆円以上と言われる経済効果を狙ってきたものとは全く合致しないものを今治市に押しつけているものと思われます。こうした点からも、設置に至る根拠がなく、市民への説明も不十分だと思います。日本共産党は、加計学園獣医学部に補助金を支出することに反対するとともに、多額の税金を一私学に補助金として出すことに対して反対し、以上の点から、支出は凍結すべきだと思い、反対理由といたします。 30: ◯森 京典議長 以上で松田澄子議員の討論は終わりました。  以上で通告による討論は終わりました。  他に討論はありませんか。                 ( な   し )  他に討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。
     これより採決を行います。  採決は、付議事件番号の順序により、適宜一括して行いますから、ご了承願います。  番号1、議案第2号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第5号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、番号2、議案第3号「平成30年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」ないし番号9、議案第10号「平成30年度今治市公共下水道事業会計補正予算(第2号)」、以上8件を一括して採決いたします。以上8件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上8件は原案のとおり可決されました。  次に、番号10、議案第11号「港湾事業特別会計への繰入額の変更について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、日程5、付議事件番号11、議案第12号「平成31年度今治市一般会計予算」ないし付議事件番号54、議案第55号「小規模下水道特別会計への繰入れについて(平成31年度)」、以上44件を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 31: ◯越智 博副市長 それでは、平成31年度関係の一般会計を初めとする予算案15件、条例案23件、その他の議案6件、合わせまして44件の案件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。  便宜上、一般議案から説明させていただきます。  分の厚いほうの議案書の1ページをお開き願います。  議会第2回議案第27号「消費税法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例制定について」でございます。消費税法の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  31ページをお願いします。本ページから171ページまで、それぞれの条例の改正条項新旧対照表を掲げてございますが、対象となる条例は今治市庁舎構内駐車場条例など69件の条例でございます。本年10月からの消費税率引き上げに伴いまして、それぞれ使用料等の額や税率表示の改正をしようとするものでございます。  この条例は、平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  173ページをお願いします。議案第28号「今治市公民館条例の一部を改正する条例制定について」でございますが、本ページから277ページの議案第38号「今治市特定環境保全公共下水道条例の一部を改正する条例制定について」までの11件につきましては、消費税法改正に伴う料金改定とあわせて所要の改正をしようとするものでございますので、消費税法改正による料金改定以外の改正内容について説明させていただいたらと思います。  180ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございますが、別表第2の各項におきまして、各公民館の設備の現況に合わせて使用料の区分を改めようとするものでございます。  この条例は、平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  191ページをお願いします。議案第29号「今治市開発総合センター条例の一部を改正する条例制定について」でございます。  196ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございますが、別表の各項におきまして、伯方、上浦、関前の各開発総合センターにおける割増料金の取り扱いを統一し、それぞれ使用料の区分を改めようとするものでございます。  この条例は、平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  201ページをお願いします。議案第30号「今治市吉海学習交流館条例の一部を改正する条例制定について」でございます。  204ページをお願いします。                ( 発言する者あり ) 32: ◯森 京典議長 傍聴人に申し上げます。静粛に願います。 33: ◯越智 博副市長 改正条項新旧対照表を掲げてございますが、別表におきまして、施設の設備の現況に合わせて使用料の区分を改めようとするものでございます。  この条例は、平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  207ページをお願いします。議案第31号「今治市吉海郷土文化センター条例の一部を改正する条例制定について」でございます。  210ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございますが、別表第2におきまして、有料施設の名称を第1展示室に改めようとするものでございます。  この条例は平成31年10月1日から、別表第2の施設の名称を改める改正規定は同年4月1日から施行しようとするものでございます。  213ページをお願いします。議案第32号「今治市大三島少年自然の家条例の一部を改正する条例制定について」でございます。  217ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございますが、第5条におきまして、使用許可の制限について改めようとするものでございます。  この条例は公布の日から、別表の改正規定は平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  221ページをお願いします。議案第33号「今治市営体育館条例の一部を改正する条例制定について」でございますが、本ページから243ページの議案第35号「今治市営運動場条例の一部を改正する条例制定について」までの3件について、一括して説明させていただきます。  225ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございますが、第12条におきまして、施設内における物品販売の許可の要件を改めようとするものでございます。議案第34号「今治市営スポーツランド条例の一部を改正する条例制定について」、議案第35号「今治市営運動場条例の一部を改正する条例制定について」につきましても、これと同様の改正を行おうとするものでございます。  258ページをお願いします。今治市営運動場条例改正条項新旧対照表別表第6におきまして、今治市営上浦多々羅スポーツ公園運動場使用料のうち、しまなみドームの温泉の料金を改定し、あわせて温泉の3箇月会員の区分を削除しようとするものでございます。  これら3件の条例は公布の日から、別表の改正規定は平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  261ページをお願いします。議案第36号「今治市障害者文化体育施設条例の一部を改正する条例制定について」でございます。  265ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。第1条から第3条及び第11条におきまして、施設の名称などについて、障害の害の字を平仮名表記に改めるとともに、次の268ページでございますが、別表におきまして、使用時間の区分について、1時間単位を基本とし、あわせて使用料を改めようとするものでございます。  この条例は公布の日から、別表の改正規定は平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  271ページをお願いします。議案第37号「今治市大三島海洋温浴館及び農村交流館条例の一部を改正する条例制定について」でございます。  274ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございますが、別表第1におきまして、浴場使用料の区分のうち、一般の1日フリー利用及び会員のペア1年間利用の料金区分を削除しようとするものでございます。  この条例は、平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  277ページをお願いします。議案第38号「今治市特定環境保全公共下水道条例の一部を改正する条例制定について」でございます。小部特定環境保全公共下水道を廃止しようとするものでございます。  280ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。別表第1及び次の282ページの別表第2におきまして、小部処理区を公共下水道の北部処理区に統合したことに伴い、小部地区及び小部特定環境保全公共下水道を削除しようとするものでございます。  この条例は平成31年6月1日から、別表の料金の改正規定は平成31年10月1日から施行しようとするものでございます。  以上で、消費税法の改正に伴う料金改定とあわせて所要の改正を行うものの説明を終わらせていただきまして、続いて285ページをお願いいたします。  議案第39号「今治市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。  288ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございますが、樋口処理区及び小部処理区を北部処理区に統合したことに伴い、樋口負担区及び小部負担区を別表から削除しようとするものでございます。  この条例は、平成31年6月1日から施行しようとするものでございます。  289ページをお願いします。議案第40号「今治市一般職の任期付職員の採用等に関する条例制定について」でございますが、一般職の任期付職員の採用等に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。  291ページをお願いします。第2条において、高度の専門的な知識経験等を有する任期付職員の採用について、第3条及び次の292ページの第4条において、一定の期間内に終了することが見込まれる業務等に従事する任期付職員及び短時間勤務の任期付職員の採用について規定するとともに、第6条において、その任期の更新について定めようとするものでございます。  この条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  297ページをお願いします。議案第41号「今治市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。時間外勤務に関し、必要な事項を定めるための所要の改正をし、その他必要な改正をしようとするものでございます。  300ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第2条第4項におきまして、育児短時間勤務に伴う任期付短時間勤務職員の勤務時間の規定について、一般職の任期付職員の採用等に関する条例の規定により採用された任期付短時間勤務職員もこの対象とするとともに、第10条第3項において、正規の勤務時間以外の時間における勤務に関し、必要な事項は規則で定めようとするものでございます。  この条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  303ページをお願いします。議案第42号「今治市建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について」でございます。建築基準法の改正に伴い、手数料を改定し、その他所要の改正をしようとするものでございます。  306ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第10条第1項第8号におきまして、用途地域等における建築等許可申請手数料に関し、利害関係を有する者の意見の聴取及び建築審査会の同意の取得を要しない場合の手数料を新たに追加するとともに、建築審査会の同意の取得を要しない場合の手数料の額を改定しようとするものでございます。  次の307ページでございますが、第53号におきまして、建物の用途を変更し、一時的に他の用途の建築物として使用する場合の建築物用途変更許可申請手数料を新たに規定しようとするものでございます。  この条例は、建築基準法の一部を改正する法律第2条の規定の施行の日から施行しようとするものでございます。  309ページをお願いします。議案第43号「今治市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律による災害弔慰金の支給等に関する法律及び同施行令の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  312ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第14条第1項におきまして、災害援護資金について、年3%の利率を無利子に改め、第2項で、保証人の必置義務を規定するとともに、第15条において、災害援護資金の償還方法に月賦償還を追加しようとするものでございます。  この条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  右の313ページをお願いします。議案第44号「今治市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」でございます。旧被扶養者の応益割に係る減額期間の特例を見直ししようとするものでございます。  316ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。附則第16項でございますが、旧被扶養者に対する保険税の減額の算定の特例に関し、応益割の均等割と平等割について、後期高齢者医療制度と同様に、資格取得日の属する月以後2年を経過する月までの間に限り適用しようとするものでございます。なお、応能割の所得割と資産割については、当分の間、引き続きこの特例措置を適用するものでございます。  この条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  右の317ページをお願いします。議案第45号「今治市治山及び林道災害復旧事業分担金徴収条例の一部を改正する条例制定について」でございますが、分担金の賦課基準を改めようとするものでございます。  320ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第3条におきまして、分担金の額について、災害復旧事業に要する費用の額に20%の範囲内で規則で定める率を乗じて得た額と改め、事業区分ごとの分担金の率を掲げております別表を削除し、規則におきまして、これに愛媛県の補助を受けて実施する災害復旧事業を新たに加えた分担金の賦課基準を定めようとするものでございます。  この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  右の321ページをお願いします。議案第46号「今治市営住宅条例の一部を改正する条例制定について」及び325ページの議案第47号「今治市特定住宅条例の一部を改正する条例制定について」は、一括して説明させていただきます。改正の内容は、老朽化及び平成30年7月豪雨による被災に伴いまして、市営住宅及び特定住宅を廃止しようとするものでございます。  324ページをお願いします。今治市営住宅条例改正条項新旧対照表を掲げてございますが、波方樋口団地、大西ヒビタ団地、伯方能地団地を別表から削除し、廃止しようとするものでございます。  328ページをお願いします。今治市特定住宅条例改正条項新旧対照表を掲げてございますが、伯方長崎団地特定住宅及び伯方能地団地特定住宅を別表から削除し、廃止しようとするものでございます。  これらの条例は、それぞれ公布の日から施行しようとするものでございます。  右の329ページをお願いします。議案第48号「今治市水道の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。水道の布設工事監督者及び水道技術管理者の資格に係る基準の変更に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  332ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第3条におきまして、布設工事監督者の資格について及び右の333ページの第4条におきまして、水道技術管理者の資格について、学校教育法による専門職大学の前期課程を修了した者をそれぞれ追加しようとするものでございます。  この条例は、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  335ページをお願いします。議案第49号「今治市火災予防条例の一部を改正する条例制定について」でございます。違反対象物に係る公表制度を設けようとするものでございます。  338ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第48条第1項におきまして、違反対象物に係る公表制度を設け、第3項で、重大な消防法違反がある防火対象物の公表に関し、必要な事項については規則で定めようとするものでございます。  右の339ページをお願いします。議案第50号「今治市新市建設計画の変更について」でございます。市町村の合併の特例に関する法律第5条第7項の規定によりまして、今治市新市建設計画を変更することについて、あらかじめ議会の議決を求めようとするものでございます。  342ページをお願いします。計画の期間を5年間延長し、平成36年度までの20年間に改めるとともに、主要な指標の推計や関連計画についての見直しを行うものでございます。  359ページをお願いします。議案第51号「市営土地改良事業の施行の変更について(大西 荒神地区)」でございます。市営土地改良事業を変更することについて、土地改良法第96条の3第1項の規定によりまして、議会の議決を求めようとするものでございます。去る平成27年3月26日及び平成29年3月3日に議決をいただきまして、ため池等整備事業を施行いたしておりますが、ため池の堤体盛土材の変更に伴い事業費が増加したため、概算事業費を1億230万円から1億3,500万円に増額しようとするものでございます。  363ページをお願いします。この議案第52号から369ページの議案第55号までにつきましては、一般会計から特別会計への繰り入れについての議案でございますので、説明を省略させていただければと思います。  371ページをお願いします。参考といたしまして、このページと次の372ページに掲げておりますとおり、寄附の申し込みをいただき、採納させていただきましたので、ご報告申し上げるものでございます。  以上で一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算に移らせていただきます。  青い冊子の平成31年度一般会計予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。  これから一般会計、特別会計及び企業会計の説明をさせていただくわけですが、それに先立ちまして、予算編成の総括的な説明を少しさせていただいたらと思います。  当初予算編成におきましては、普通交付税において、合併算定替終了に伴う特例加算額縮減の最終年となり、加算額の9割が減額されるなど、一層の厳しい財政運営が予想されることから、事業の必要性を厳しく見きわめる一方、防災・減災事業、本年10月から始まる幼児教育・保育の無償化への対応とあわせた子ども・子育て支援の充実など喫緊の課題につきましては積極的に予算を計上するとともに、地方創生の取り組みなど各分野において工夫を凝らした予算としております。  なお、一般会計におきましては、幼児教育・保育の無償化に伴う経費や平成30年7月豪雨等に係る災害復旧費が増大したことなどによりまして、前年度と比較して20億7,000万円、2.9%の増加となり、特別会計、企業会計を合わせました全会計の予算総額は1,311億1,050万9,000円を計上し、前年度と比べますと7億921万2,000円、0.5%上回る予算となっております。  さて、予算の説明に入ります前に一言お断りを申し上げます。当初予算でございますので、何分膨大な内容となってございます。人件費などの義務的経費や経常的な経費、継続的な事業につきましては、極力説明を省略させていただき、主要な事業を中心に説明させていただきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。  それでは、議案第12号「平成31年度今治市一般会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を732億7,000万円に定めようとするものでございます。  便宜上、歳出から説明させていただいたらと思います。  10ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。前年度と比べまして20億7,000万円、2.9%増加いたしております。特定財源につきましては、国・県支出金などを合わせまして229億208万8,000円で、予算額に占める割合は31.3%となってございます。  それでは、順次ご説明申し上げます。  68ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。  78ページをお願いします。文書広報費でございます。広報広聴費でございますが、防災情報通信システムの整備に伴い廃止いたします有線放送、防災行政無線放送の代替としてFMラジオ広報番組を放送する委託料を計上いたしております。  82ページをお願いします。財産管理費でございます。普通財産管理費でございますが、市有財産の利活用を図るため、旧日吉小学校のプールを解体し、跡地に時間貸しの駐車場を整備する予算を計上いたしております。
     86ページをお願いします。企画費でございます。総合計画策定費でございますが、第2次総合計画の後期基本計画の策定に向けた基礎調査を行う委託料を計上いたしております。  89ページをお願いします。政策研究費でございますが、地方創生の実現に向けた施策推進のため、平成36年度までの5年間を計画期間とする今治市まち・ひと・しごと創生総合戦略を改定する委託料を計上いたしております。  国家戦略特区推進費でございますが、地域の活性化や課題解決を目的として、今治市内の高等教育機関に在籍する学生が取り組むまちづくり活動を支援しようとするものでございます。  続いて、支所費でございます。支所整備費でございますが、旧耐震基準で整備され老朽化が進んでいる波方支所を波方公民館へ集約、統合するため、後でご説明いたします公民館整備費とあわせて耐震補強及び改修に係る実施設計を行う経費を計上いたしております。財源は市債でございます。  92ページをお願いします。総務諸費でございます。地域公共交通活性化事業費でございますが、交通事業者、利用者及び行政等多様な関係者で構成する協議会におきまして、地域公共交通の維持、活性化を図る地域公共交通網形成計画を策定し、持続可能な地域公共交通ネットワークの形成を推進してまいります。財源は諸収入でございます。  98ページをお願いします。戸籍住民基本台帳費でございます。99ページの戸籍住民基本台帳管理費でございますが、本年10月から実施する戸籍謄抄本や住民票の写し等を第三者に交付したことを本人に通知する登録型本人通知制度の導入に係る経費を計上いたしております。  120ページをお願いします。老人福祉費でございます。老人福祉施設整備費でございますが、第7期介護保険事業計画における介護施設の整備に係る補助金を計上いたしております。対象は、グループホームを開設する2事業者でございます。財源は県支出金でございます。  132ページをお願いします。児童育成費でございます。135ページの児童扶養手当費でございますが、児童扶養手当の支給につきまして、本年11月分から支払い回数が変更されることに伴い、予算を増額いたしております。また、消費税率引き上げに伴い、手当受給者のうち未婚のひとり親を対象に臨時特例給付金を支給する予算を計上いたしております。財源は国庫支出金と諸収入でございます。  136ページをお願いします。保育費でございます。地域子ども子育て支援事業費でございますが、病児保育におきまして、病院で看護師等が一時的に病児を保育する病児対応型に加え、新たに4カ所の保育施設において、保育中に体調不良や軽度のけがをした園児に対し、園の看護師が保護者の迎えまでの間、看護等を行う体調不良児対応型の病児保育を実施する予算を計上いたしております。また、幼児教育・保育の無償化に伴い、認可外保育施設等の利用料を助成する予算を計上いたしております。財源は国・県支出金でございます。  児童福祉施設整備費でございますが、みどり幼稚園を増築し、幼保連携型認定こども園を整備するための補助金を計上いたしております。財源は、県支出金と基金からの繰入金でございます。  148ページをお願いします。保健衛生総務費でございます。保健衛生総務管理費でございますが、骨髄バンク事業において、骨髄等の提供を行ったドナー登録者に対する補助を行おうとするものでございます。  151ページをお願いします。健康増進事業費でございますが、がん検診において、胃がん検診の胃内視鏡検査及び乳腺超音波検診を新たに実施するとともに、市民の健康増進を図る新たな取り組みとして、健康づくり応援ポイント事業を実施する予算を計上いたしております。  152ページをお願いします。予防費でございます。予防接種費でございますが、風疹の抗体保有率が低い世代の男性を対象に、抗体検査及び予防接種を実施する経費を計上いたしております。財源は国・県支出金でございます。  166ページをお願いします。ごみ処理費でございます。ごみ処理施設跡地整備事業費でございますが、新ごみ処理施設「バリクリーン」の稼働に伴い廃止いたしました今治クリーンセンターの解体工事に要する予算と大三島クリーンセンター解体に係る設計委託料を計上いたしております。財源は市債でございます。  172ページをお願いします。し尿処理費でございます。衛生センター解体費でございますが、衛生センターの集約、統合に伴い廃止した伯方衛生センターを解体しようとするものでございます。財源は市債でございます。  188ページをお願いします。農地費でございます。県営土地改良事業に対する県営事業負担金、団体営土地改良事業、区画整理などを行います基盤整備促進事業、老朽ため池整備事業など所要の予算を計上いたしております。  蒼社川水利調整事業費でございますが、統合堰の補修を行うための設計委託料を計上いたしております。  196ページをお願いします。水産業振興費でございます。漁村活性化推進事業費でございますが、環境や生態系の維持回復のため、藻場の保全や漂流漂着物の処理など、漁村の多面的機能の発揮に資する活動に対し助成しようとするものでございます。財源は県支出金でございます。  水産業共同利用施設設置事業費でございますが、近代化のための共同利用施設の整備費に助成しようとするものでございます。財源は市債でございます。  増殖場整備事業費でございますが、本年度は、桜井漁協地区及び伯方漁協地区に保護育成礁を設置し、藻場の造成をしようとするものでございます。財源は、県支出金、市債及び分担金でございます。  200ページをお願いします。漁港建設費でございます。水産基盤ストックマネージメント事業費、海岸保全施設整備事業費、漁村再生交付金事業費では、各漁港の補修、保全工事や高潮対策事業を進めてまいります。財源は、国・県支出金と市債でございます。  202ページをお願いします。商工振興費でございます。海事都市推進事業費でございますが、5月に開催されます国際海事展「バリシップ2019」及び来年3月に予定されております「SEA JAPAN2020」に要する経費といたしまして、今治市海事都市交流委員会に対する負担金を計上いたしております。  ブランド推進事業費でございますが、今治ブランド推進事業におきまして、プロモーション動画の制作やトライアルイベントによる誘客促進など地域ブランディング事業を推進し、今治市の魅力を全国に発信してまいります。市民の皆さんにも今治ブランドに愛着を持っていただけるよう地域資源を活用した新商品の開発や動画の募集などを行ってまいります。財源は国庫支出金でございます。  206ページをお願いします。観光費でございます。観光振興事業費でございますが、松山空港における台湾との定期便運航に向け、愛媛県の観光の魅力を台湾の旅行者に発信するため、台湾で人気の高い旅行番組を制作する松山空港利用促進協議会に対する負担金を計上いたしております。  観光施設整備費でございますが、サンライズ糸山に駐輪場、駐車場などを整備するサイクリングターミナル建設工事及び今治駅前サイクリングターミナル建設工事に係る予算を計上いたしております。財源は繰入金と市債でございます。  姉妹都市交流推進費でございますが、パナマ市が創設500周年を迎えるに当たり、記念事業を実施する予算を計上いたしております。  212ページをお願いします。イベント推進費でございますが、本年5月1日に瀬戸内しまなみ海道が開通20周年を迎えることを記念して、式典や文化的交流事業など、さまざまなイベントを開催する経費といたしまして、実行委員会に対する負担金を計上しております。そのほか愛媛国際映画祭の開催に係る負担金も計上いたしております。財源は、国庫支出金と市債でございます。  214ページをお願いします。土木総務費でございます。建築指導費でございますが、木造住宅の耐震診断費用及び診断の結果、改修工事を行う費用の一部を補助する事業につきまして、本年度から新たに耐震シェルターの設置を補助の対象に加え、昨年度より予算を増額して計上いたしております。さらに避難路等に面しており、耐震診断で倒壊の危険性があると判断されたブロック塀等の安全対策に要する経費についても助成を行ってまいります。財源は国・県支出金でございます。  222ページをお願いします。道路改良事業費でございます。公共道路改良事業費に係る各路線につきまして、事業の進捗を図ってまいりますとともに、新規路線にも着手いたします。また、道路橋りょう補修事業費では、長寿命化修繕計画に基づきまして、橋梁の補修、耐震化を進めてまいります。榎橋のかけかえにつきましても、平成32年5月供用開始に向け工事を進めてまいります。財源は、国・県支出金と市債でございます。  228ページをお願いします。港湾管理費でございます。港湾施設整備費でございますが、今治港(蔵敷・鳥生地区)、田ノ浦港、有津港の泊地しゅんせつ工事を行う予算を計上いたしております。財源は市債でございます。  232ページをお願いします。港湾建設費でございます。今治港の港湾改修事業、港湾補修事業、さらに今治港大新田地区の海岸保全事業などの進捗を図ってまいります。財源は、国・県支出金と市債でございます。  238ページをお願いします。みなと再生事業費でございます。みなと交流施設整備費でございますが、本年度は海のコンコース、今治港待合所等の整備を行ってまいります。財源は市債でございます。  250ページをお願いします。住宅建設費でございます。本町団地建替事業費でございますが、集会所を建設しようとするものでございます。財源は、国庫支出金と市債でございます。  四村団地建替事業費でございますが、建設を進めております2号棟、3号棟の工事費と4号棟、5号棟建設に係る実施設計を行う予算を計上いたしております。財源は、国庫支出金と市債でございます。  252ページをお願いします。常備消防費でございます。消防総務費でございますが、外国人からの119番通報におきまして、通訳コールセンターとの三者間通話による多言語対応を行ってまいります。  260ページをお願いします。消防施設整備費でございます。非常備消防施設整備費でございますが、大西消防詰所の建設に係る予算を計上いたしております。財源は市債でございます。  常備消防施設整備費でございますが、消防本部庁舎改修に係る実施設計を行うとともに防火水槽を整備する予算を計上いたしております。財源は市債でございます。  262ページをお願いします。災害対策費でございます。同報系戸別受信機にかわる伝達手段として、FM放送の自動起動機能を備える緊急告知ラジオを市民に販売しようとするものでございます。財源は諸収入でございます。  危機管理費でございますが、FMラジオによる防災啓発番組を放送し、家庭での防災対策や災害時の対応など、必要な情報提供の充実を図ってまいります。  防災情報通信システム整備費でございますが、同報系防災行政無線の整備を進めてまいります。そのほか緊急防災情報伝達手段として、FMラヂオバリバリの放送網を活用するための難聴区域解消支援事業に対する補助金を計上いたしております。財源は市債でございます。  268ページをお願いします。教育諸費でございます。271ページの高校・大学振興費でございますが、本年4月以降に島嶼部の高校に入学する生徒に対し、通学費、下宿代の一部を助成し、島嶼部の高校教育の振興を図ってまいります。財源は市債でございます。  272ページをお願いします。小学校管理費でございます。小学校の施設整備費と277ページの中学校管理費における中学校の施設整備費におきまして、屋内運動場つり天井の落下防止対策工事を行う予算を計上いたしておりますが、本年度で全ての小中学校における対策が完了いたします。財源は市債でございます。  286ページをお願いします。公民館費でございます。289ページの公民館整備費でございますが、波方公民館の耐震補強及び改修工事に係る実施設計を行う予算を計上いたしております。財源は市債でございます。  292ページをお願いします。文化振興費でございます。文化振興事業費でございますが、しまなみ海道開通20周年記念イベントとして、ウィーン少年合唱団今治公演の開催に係る負担金を計上いたしております。  日本遺産魅力発信推進事業費でございますが、今治市と尾道市等を構成団体とする協議会が日本遺産村上海賊の情報発信や普及啓発などを行う負担金を計上いたしております。さらに、2020年に本市での開催を目指す日本遺産サミットのPR事業といたしまして、日本遺産村上海賊構成文化財体験ツアーを実施するとともに、村上水軍博物館に多言語の音声ガイドシステムを整備するなど、増加する海外からの来訪者への受入体制の充実を図ってまいります。財源は国庫支出金でございます。  298ページをお願いします。保健体育総務費でございます。301ページの社会体育費でございますが、野球王国愛媛における野球を切り口とした地域振興の取り組みとして、日米大学野球選手権大会を開催するとともに、しまなみ海道開通20周年記念イベントとして、元プロ野球選手らによるドリーム・ベースボールを開催する負担金を計上いたしております。財源は国庫支出金でございます。  ホストタウン推進事業費でございますが、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会におけるパナマ国とのホストタウン事業といたしまして、「バリシップ2019」開催にあわせたパナマ大使等の地元小学校訪問や日本人オリンピアン等による講演、競技体験などを開催する予算を計上いたしております。  308ページをお願いします。農地災害復旧費でございます。農地災害復旧事業費でございますが、平成30年7月豪雨に係る農地の補助災害復旧を行う予算を再計上させていただくものでございます。次の農業用施設災害復旧費の農業用施設災害復旧事業費、次の310ページでございますが、林業施設災害復旧費の林業施設災害復旧事業費及び土木施設災害復旧費の道路災害復旧事業費につきましても同様のものでございます。財源は国・県支出金、市債と分担金でございます。  続いて公債費でございますが、元金、利子合わせまして113億8,411万1,000円を計上いたしております。財源は、使用料及び諸収入でございます。  以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、9ページに返っていただいたらと思います。  歳入の総括を掲げてございます。歳入総額に占める財源構成でございますが、主な一般財源であります市税が29.0%、地方交付税が25.7%、次いで国庫支出金が12.6%、市債が8.3%などとなっております。  12ページをお願いします。歳入の明細を掲げてございます。市税全体を212億2,227万8,000円と見込んでおります。  まず、個人市民税でございますが、66億4,950万円と見込み、前年度より5,120万円の減収となっております。法人市民税につきましては26億2,670万円と見込み、前年度より1億970万円の増収となっております。これは、経済情勢の緩やかな回復に伴い企業収益が改善し、税収の大きな部分を占める造船業や海運業におきましても高操業、あるいは回復基調を見込んでいることによるものでございます。この結果、市民税全体では92億7,620万円となりまして、前年度より5,850万円の増収となっております。  次に、固定資産税でございますが、104億577万8,000円と見込み、前年度より831万1,000円の減収となっております。これは、設備投資に伴い償却資産の増収を見込む一方、波方国家石油ガス備蓄基地の償却資産の減耗による国有資産等所在市交付金の減収が見込まれることによるものでございます。  軽自動車税でございますが、5億6,730万円と見込み、前年度より1,390万円の増収を見込んでおります。これは、買いかえに伴う新税率適用車両の増加とあわせまして、次の14ページにありますように、自動車取得税にかわり、軽自動車税に環境性能割が創設され、本年10月から適用されることに伴う増収を見込んでいるものでございます。  市たばこ税でございますが、9億6,500万円と見込み、前年度より1,100万円の増収を見込んでおります。これは税率の改定によるものでございます。  入湯税でございますが、前年度の実績から同額の800万円と見込んでおります。  次に、地方譲与税でございます。地方揮発油譲与税、自動車重量譲与税、特別とん譲与税につきましては、国の見込額や前年度実績に基づき見込んでおります。  次に、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、それから16ページになりますが、ゴルフ場利用税交付金、自動車取得税交付金につきましても、国の見込額や前年度実績等に基づき見込んでおります。消費税率引き上げにあわせ、自動車取得税交付金にかわり、環境性能割交付金が交付されますが、環境性能割の臨時的軽減による減収分については、地方特例交付金により全額措置されることとなっております。  地方交付税でございますが、普通交付税172億円、特別交付税16億円、合わせまして188億円と見込み、前年度より2億円減少した予算計上となっております。  以下、交通安全対策特別交付金、分担金及び負担金、国・県支出金などにつきましては、説明を省略させていただきます。  6ページに返っていただいたらと思います。第2表債務負担行為でございます。このページと次のページに掲げております各事項につきまして、それぞれ期間及び限度額を定めようとするものでございます。  8ページをお願いします。第3表地方債でございます。ここに掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。  以上で一般会計の説明を終わらせていただきまして、引き続き特別会計へ移らせていただいたらと思います。  青い冊子の平成31年度特別会計予算書の1ページをお開きください。  議案第13号「平成31年度今治市用地取得特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を2億7,330万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、新都市用地先行取得事業債に係る元金及び利子を計上いたしております。  13ページをお願いします。議案第14号「平成31年度今治市墓園事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を5,420万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、大谷墓園墓地の管理費が主なものとなっております。  29ページをお願いします。議案第15号「平成31年度今治市船舶交通特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を2億5,790万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、せきぜん渡船の運航費などでございます。  49ページをお願いします。議案第16号「平成31年度今治市簡易水道事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を8,240万円に定めようとするものでございます。  54ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、関前地区簡易水道施設の管理費のほか、建設費などに所要の予算を計上いたしております。国庫支出金、市債など912万5,000円が特定財源となってございます。  60ページをお願いします。建設費の簡易水道施設建設費でございますが、大下浄水場浄水施設の更新に係る実施設計を行う予算を計上いたしております。財源は国庫支出金と市債でございます。  52ページに返っていただいたらと思います。第2表地方債でございます。この表に掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。  67ページをお願いします。議案第17号「平成31年度今治市港湾事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を3億100万円に定めようとするものでございます。  72ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、港湾施設の管理費が主なものとなってございます。市債など2,719万4,000円が特定財源となってございます。  70ページに返っていただいたらと思います。第2表地方債でございます。この表に掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。  91ページをお願いします。議案第18号「平成31年度今治市鉱泉供給事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,640万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、玉川鉱泉の管理費などでございます。  107ページをお願いします。議案第19号「平成31年度今治市小規模下水道特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を11億2,900万円に定めようとするものでございます。  112ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、農業・漁業集落排水施設などの施設管理費、業務費のほか、建設費などに所要の予算を計上いたしております。県支出金、市債など1億6,170万円が特定財源となっております。  122ページをお願いします。建設費の農業集落排水施設建設費でございます。朝倉地区農業集落排水施設機能強化事業の進捗を図るとともに、島嶼部集落排水施設の最適整備構想策定のための機能診断を行う委託料、玉川地区農業集落排水施設の統合整備に係る事業費を計上いたしております。財源は、県支出金と市債でございます。  110ページに返っていただいたらと思います。第2表地方債でございます。この表に掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。  131ページをお願いします。議案第20号「平成31年度今治市駐車場特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,110万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、市営駐車場の管理運営費などでございます。  145ページをお願いします。議案第21号「平成31年度今治市国民健康保険特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を188億2,500万円に定めようとするものでございます。  150ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。予算の主な内容でございますが、療養給付費、高額療養費、国民健康保険事業費納付金などでございます。財源は、県支出金と諸収入などでございます。  177ページをお願いします。議案第22号「平成31年度今治市後期高齢者医療特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を22億8,400万円に定めようとするものでございます。  182ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。予算の主な内容でございますが、後期高齢者医療広域連合への納付金などでございます。  195ページをお願いします。議案第23号「平成31年度今治市介護保険特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を182億2,800万円に定めようとするものでございます。  200ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。予算の主な内容でございますが、居宅介護サービス費、地域密着型介護サービス費及び施設介護サービス費等でございます。財源につきましては、65歳以上の高齢者からの保険料、また40歳から64歳までの医療保険加入者に係る各保険者からの拠出金と国、愛媛県、今治市でそれぞれ負担することとなっております。  以上で一般・特別会計の説明は終わらせていただきますが、一部の事業につきましては、別冊の予算説明資料に箇所図等を掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  それでは、続きまして水道事業会計へ移らせていただきます。  黄色い冊子の予算書の1ページをお開きください。  議案第24号「平成31年度今治市水道事業会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水戸数、総配水量、1日平均配水量及び主要な建設改良事業は記載のとおりでございます。  第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は39億9,600万円を、支出総額は35億1,800万円を予定いたしております。  2ページをお願いします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は21億4,600万円を、支出総額は37億6,200万円をそれぞれ予定いたしております。これによります不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。  第5条の債務負担行為でございますが、ここに掲げてございます事項について、それぞれ期間及び限度額を定めようとするものでございます。  右側の3ページでございます。第6条の企業債でございますが、ここに掲げてございますとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。  第7条の一時借入金でございますが、借入限度額を1億円に定めようとするものでございます。  第8条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございます。消費税及び地方消費税に不足が生じた場合における営業費用及び営業外費用の間に限り、流用することができるようにしようとするものでございます。  第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費3億8,319万円と交際費10万円を予定いたしております。  4ページをお願いします。第10条の他会計からの補助金につきましては、一般会計から減価償却費、資産減耗費、企業債利息及び児童手当に充てるための2億7,591万3,000円を予定いたしております。  第11条のたな卸資産の購入限度額でございますが、255万円を予定いたしております。
     6ページをお願いします。実施計画を掲げてございます。  右側の7ページでございますが、収益的支出でございます。予算の主なものでございますが、営業費用といたしまして、浄水場及び配水設備の管理費、下水道工事に伴う配水管移設工事、減価償却費などを予定いたしております。営業外費用といたしましては、企業債利息などを予定いたしております。  8ページをお願いします。資本的収入でございますが、企業債を初め一般会計からの出資金、国庫補助金、消火栓などの布設に伴う工事負担金、今治市水源の森基金からの取崩収入などを計上いたしております。  右側の9ページでございます。資本的支出でございますが、原水及び浄水施設費、配水施設費、企業債償還金及び今治市水道施設整備基金の積立金などを予定いたしております。なお、予定いたしております主要な建設改良工事、箇所図につきましては、53ページ以降に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  少し飛びまして、81ページをお願いします。議案第25号「平成31年度今治市工業用水道事業会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水事業箇所数、1日契約水量、総給水量及び主要な建設改良事業は記載のとおりでございます。  第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は2,859万3,000円、支出総額は2,834万2,000円を予定いたしております。  82ページをお願いします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は3,641万2,000円を、支出総額は4,186万7,000円を予定いたしております。これによります不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。  第5条の企業債でございますが、ここに掲げてございますとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものです。  第6条の一時借入金でございますが、借入限度額を500万円に定めようとするものでございます。  83ページをお願いします。第7条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございます。消費税及び地方消費税に不足が生じた場合における営業費用及び営業外費用の間に限り、流用することができるようにしようとするものでございます。  第8条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費51万円を予定いたしております。  なお、予定いたしております主要な建設改良工事、箇所図につきましては、107ページ以降に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  続きまして、公共下水道事業会計へ移らせていただきます。  グレーの冊子の予算書の1ページをお開きください。  議案第26号「平成31年度今治市公共下水道事業会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。本年度整備面積、年間総処理水量、1日平均処理水量及び主要な建設改良事業はそれぞれ記載のとおりでございます。  第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は51億7,000万円を、支出総額は52億700万円を予定いたしております。  2ページをお願いします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は23億7,900万円を、支出総額は38億2,100万円を予定いたしております。これによります不足額につきましては、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。  第5条の企業債でございますが、ここに掲げてございますとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。  右の3ページをお願いします。第6条の一時借入金でございますが、借入限度額を25億円に定めようとするものでございます。  第7条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございます。営業費用と営業外費用の間で消費税及び地方消費税に限りまして、予算額に不足を生じた場合における項間の流用をすることができるようにしようとするものでございます。  第8条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費2億1,486万5,000円と交際費5万円を予定いたしております。  第9条の他会計からの補助金につきましては、一般会計から17億889万6,000円を予定いたしております。  第10条のたな卸資産の購入限度額でございますが、867万円を予定いたしております。  6ページをお願いします。実施計画を掲げてございます。  右側の7ページでございますが、収益的支出でございます。予算の主なものでございますが、営業費用といたしまして、終末処理場など下水道施設に係る管理費や使用料の徴収等に係る事務費及び減価償却費などを計上いたしております。営業外費用といたしましては、企業債利息などを計上いたしております。  8ページをお願いします。資本的収入でございますが、企業債を初め一般会計からの出資金、国庫補助金、受益者負担金などを計上いたしております。  右側の9ページでございます。資本的支出でございますが、管渠整備等に係る建設改良費と企業債償還金を予定いたしております。なお、予定いたしております主要な建設改良工事、箇所図につきましては、45ページ以降に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  これをもちまして、本日ご提案申し上げました全ての議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 34: ◯森 京典議長 以上で当局の説明は終わりました。  3月8日、定刻から本会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。                午後 2時53分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright (c) Imabari City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...