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  1. 今治市議会 2018-06-07
    平成30年第3回定例会(第1日) 本文 2018年06月07日開催


    取得元: 今治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    検索結果 検索やり直し 使い方 (新しいタブが開きます) 2018年06月07日 平成30年第3回定例会(第1日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 29 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯越智 豊議長 選択 2 : ◯菅 良二市長 選択 3 : ◯越智 豊議長 選択 4 : ◯渡辺英徳監査委員 選択 5 : ◯越智 豊議長 選択 6 : ◯矢野隆治総務部長 選択 7 : ◯越智 透企画財政部長 選択 8 : ◯石丸 司健康福祉部長 選択 9 : ◯片山 司市民環境部長 選択 10 : ◯一色剛司都市建設部長 選択 11 : ◯越智 豊議長 選択 12 : ◯加藤 明議会運営委員長 選択 13 : ◯越智 豊議長 選択 14 : ◯越智 忍総務委員長 選択 15 : ◯越智 豊議長 選択 16 : ◯藤原秀博教育厚生委員長 選択 17 : ◯越智 豊議長 選択 18 : ◯渡部 豊産業環境委員長 選択 19 : ◯越智 豊議長 選択 20 : ◯重松眞司建設水道委員長 選択 21 : ◯越智 豊議長 選択 22 : ◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 選択 23 : ◯越智 豊議長 選択 24 : ◯越智 豊議長 選択 25 : ◯加藤 明議会運営委員長 選択 26 : ◯越智 豊議長 選択 27 : ◯越智 豊議長 選択 28 : ◯越智 博副市長 選択 29 : ◯越智 豊議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ◯越智 豊議長 おはようございます。ただいま出席議員32名であります。  これより第3回今治市議会定例会を開会いたします。  市長から今議会招集に当たり挨拶があります。 2: ◯菅 良二市長 おはようございます。  本日、第3回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご参集を賜り、開会の運びとなりました。厚くお礼申し上げます。  まず初めに、このたび、全国市議会議長会より20年在職議員として表彰を受けられました岡田勝利議員、10年在職議員として井村雄三郎議員、そして感謝状を受けられました中村卓三前議長に対しまして、心からお喜びを申し上げます。今後ますます市政発展のため、ご活躍、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。おめでとうございました。  次に、獣医学部誘致に取り組んできた過程で、加計学園が本市と愛媛県に対し、事実と異なる報告を行っていた件についてでございます。議員各位を初め、市民の皆様にも大変ご心配をおかけしておりますが、既に報道もされておりますように、去る5月31日、加計学園の幹部が愛媛県と今治市を訪れ、謝罪がございました。本市で対応した副市長からは、学園側から誠意ある謝罪と経緯についての説明があったと報告を受けております。厚い岩盤規制を突破し、まさに40年来の悲願でありました獣医学部の設置が実現するまでには、愛媛県と今治市と学園の三者が一体となってともに頑張ってきた長い歴史があります。それだけに、今回のことは大変遺憾であり残念なことであるという思いもございましたが、ようやく生まれた獣医学部を地域で愛され信頼される大学に守り育て、そして学生たちが安心して勉強に打ち込める環境を一日も早く整えていくため、前を向いて進まなければならないと思いを新たにしたところでございます。林文部科学大臣から、今回のことは国家戦略特区における獣医学部設置認可の判断に影響を与えるものではなく、設置認可のプロセスは適切に進められたとの発言もございました。なお、本市から学園に交付する大学立地事業費補助金は事業目的に沿うものであると判断いたしております。引き続き、学園には真摯に信頼回復に努めていただくとともに、愛媛県とも連携し、大学のこれからの取り組みをしっかりと見守ってまいりたいと考えております。  さて、本日は、2020年、「日本遺産サミットin今治」の開催機運を盛り上げるため、理事者全員で、日本遺産村上海賊オリジナルポロシャツを着用させていただいております。平成28年4月に村上海賊のストーリーが日本遺産に認定されましてから、尾道市とともに、さまざまな魅力発信事業に取り組んでおりますが、来月14日、7月14日であります。皆様ご存じのフランス革命、パリ祭、ベルサイユのばら、マリー・アントワネット、ジャンヌ・ダルク、こういったことで非常に世界中で有名になっております。この日に、今治市公会堂で、「日本遺産村上海賊マルシェ&トークショー」が開催されます。村上海賊ゆかりの料理を食べ比べていただけるマルシェと、「笑点」でおなじみ、落語家の春風亭昇太さんらによる城と歴史のトークショーでございます。そして来る2020年、東京オリンピック・パラリンピックの年であります。サミットが行われますが、本市において全ての認定地域が一堂に会し、各地の魅力を凝縮して全国に発信する絶好の機会でございます。我が今治市が、このサミットのまさに大トリとなります。これからしっかりと準備を進めてまいります。  続いて、10月28日に開催される「サイクリングしまなみ2018」でございます。3回目となる今大会は、7,000人のサイクリストが出走する4年に1度の大規模大会でございますが、回を重ねるごとに人気の高まりを見せております。受け付け開始から20時間余りで全てのコースが定員に達するほどの人気でありましたプレミアムエントリーに続き、5月末をもって一般エントリーも受け付けを終了し、8,000人を超える応募があったところでございます。しまなみ海道からの絶景と瀬戸内の島ならではのおもてなしで、このすばらしいサイクリストの聖地しまなみ海道の魅力を国内外に発信してまいります。  また、本年度は、今治市・尾道市姉妹都市提携50周年を迎えます。平成11年5月にしまなみ海道で結ばれ、ますます交流が深まった両市は、これまでも祭りや伝統芸能、イベント、観光振興など各方面で連携してまいりました。6月号の広報誌でも特集を組んでお知らせしておりますように、50年前に姉妹都市盟約を締結した7月15日にも、今治市民の皆さんを多々羅大橋へ、尾道市民の皆さんを来島海峡大橋へ招待し、両市民の交流を図る「しまなみ海道2橋塔頂体験ツアー」など、さまざまな記念事業が行われます。こうした記念事業の一番の目的は、何といっても、両市民が互いのまちを訪れ、よいところを知り、親近感を深めていただくことではないかと考えております。これを契機に、ぜひ、多くの尾道市民の皆さんに今治市へお越しいただき、議員各位、そして多くの今治市民の皆さんにも尾道市のイベントに足を運んでいただければと思います。  ところで、ふるさと納税が好調に推移しております。今治タオル、またかんきつが返礼品として非常に重宝されているとも聞いております。そして、実はきょう、海事産業の一翼を担っていただいております双輝汽船株式会社の藤澤会長のご母堂様の告別式がございます。ご承知のように、双輝汽船株式会社は、過去13年間、我が今治市を思う気持ちから、トータルで3,400万円という多額の浄財をご寄附いただいております。こういった市民の皆様方の厚い思いを私どもはしっかりと受けとめて、健全な財政運営、そして明日に向かっての今治市の方向、こういったことに全力を尽くしていかなければと改めて感じたところでもございます。  さて、今議会に提案いたしました案件は、補正予算案が3件、条例案が8件、その他の議案が9件、専決処分などの報告が5件、合わせて25件でございます。  それでは、主なものについて申し上げます。  まず、水産業強化支援事業でございます。水産業の魅力を発信し、地域水産物の知名度向上と販売促進を図るため、大三島漁業協同組合が取り組む魚の餌やり体験、釣り体験ができる漁業体験施設の整備に対し助成しようとするものでございます。場所は大三島フィッシングパーク内でございます。釣った魚をその場で食べられる施設もありますので、しまなみ海道沿線を訪れる多くの観光客やサイクリストにも、今治産の生きのいい水産物の魅力を体験していただき、沿線地域の活性化にもつなげてまいりたいと考えております。  次に、紅い雫・さくらひめ生産拡大支援事業でございます。愛媛県が力を注いで誕生したいちご品種の「紅い雫」と花卉の「さくらひめ」でございますが、昨年に引き続き、両品種の品質向上と生産拡大を図るため、優良種苗の導入等に対し助成しようとするものでございます。  次に、認知症高齢者グループホーム等防災改修等事業でございます。利用者の安全・安心を確保するため、施設の防災改修等を行う介護サービス事業者に対し改修費用を助成しようとするものでございます。  これらのほかにも、地域住民の生活交通手段を確保するための離島航路運航費補助金、用地取得特別会計が保有する葉山臨海造成地の一般会計への買い戻しなど、所要の予算を計上いたしております。  また、国民健康保険の保険税率(按分率)を改定し、1人当たり保険税総額を2.2%引き下げる条例案、菊間支所(公民館)の耐震改修工事の完成に伴い、菊間支所の位置を変更する条例案のほか、北消防署大三島分署に配備する高規格救急自動車の更新に係る財産の取得議案などを提出いたしております。  菊間公民館でございますが、耐震改修工事で地域の皆様には長らくご不便をおかけしておりましたが、ようやく竣工を迎え、安心してご利用いただける施設に生まれ変わりました。来月17日には、リニューアルオープンを記念して開庁式を行い、お披露目させていただこうと考えております。  なお、提案しております案件の詳細につきましては、後ほど副市長から説明申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
     以上でございます。 3: ◯越智 豊議長 次に、渡辺監査委員から就任の挨拶があります。 4: ◯渡辺英徳監査委員 おはようございます。3月定例市議会におきまして、議員の皆様のご同意を頂戴し、4月から監査委員の任をいただいております渡辺英徳でございます。議会中貴重なお時間をいただき感謝申し上げます。  さて、さきの地方自治法等の一部改正におきましても、新たに自治体ごとに監査基準の策定と公表が求められるなど、監査制度の充実強化が大きく取り上げられているところでございます。今治市を取り巻く厳しいさまざまな環境下、夢のある今治市の発展のため、行財政運営の健全性と透明性の確保に寄与し、もって市民の福祉の増進と市政の信頼確保に資するという監査委員の使命を旨とし、懸命に職責を果たしてまいる所存でございます。今後とも皆様のご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げ、私の就任の挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 5: ◯越智 豊議長 次に、過般の人事異動に伴う新任の管理職員から就任の挨拶があります。 6: ◯矢野隆治総務部長 このたびの人事異動で総務部長、兼ねて危機管理監を拝命いたしました矢野隆治と申します。全力で職責を果たしてまいりますので、今後ともどうかよろしくお願いいたします。 7: ◯越智 透企画財政部長 おはようございます。このたび企画財政部長を拝命いたしました越智透でございます。誠心誠意努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 8: ◯石丸 司健康福祉部長 このたび健康福祉部長を拝命いたしました石丸司でございます。今治市の福祉の向上のため精いっぱい努めてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 9: ◯片山 司市民環境部長 おはようございます。このたびの異動で市民環境部長を拝命いたしました片山司でございます。一生懸命努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 10: ◯一色剛司都市建設部長 このたび都市建設部長を拝命いたしました一色剛司でございます。誠心誠意職務に取り組んでまいりますので、何とぞご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 11: ◯越智 豊議長 以上で挨拶は終わりました。  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付の日程表のとおりであります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員に、26番堀田順人議員、27番本宮健次議員を指名いたします。  次に、日程2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  会期は本日より6月26日までの20日間とし、その間の会議日程はお手元に配付の会議日程表のとおり運営したいと思います。さよう決定してご異議ございませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、日程3、諸般の報告を行います。  議会活動状況についてご報告いたします。  議会活動状況はお手元に配付の議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。  次に、委員会視察についての委員長報告があります。  まず、議会運営委員長から報告があります。 12: ◯加藤 明議会運営委員長 議会運営委員会の視察報告を行います。平成30年4月17日より19日までの間、東京都墨田区議会と山形県米沢市議会を訪問いたしました。  墨田区議会、米沢市議会ともに、議会運営について、議会活性化の取り組みについて事前に調査依頼した項目について説明を受けた後、質疑応答をさせていただきました。  まず、墨田区議会におきましては、1点目として常任委員会における区域内施設調査について、調査の概要及び成果について、2点目として本会議、委員会における映像配信について、配信方法や予算、効果について、3点目としてペーパーレス化の取り組みについて、メールによる通知の発送や課題について、4点目として地域プラザでの委員会の開催について、経緯及び課題、今後の取り組みについて等説明を受けました。  その後の質疑応答では、委員会の映像配信における初期投資について、ペーパーレス化の取り組みにおける導入のメリット、デメリット、議会改革の一環で行われている地域プラザでの議場以外の場所での委員会の開催の成果についてなどの質問がありました。  次に、米沢市議会では、1点目としてインターネットを利用した本会議、委員会等の配信について、2点目として議会基本条例運用基準の作成について、3点目として意見交換会の実施について、4点目として議員間討議、委員間討議の実施について、5点目として反問権について、6点目として政策提言等に向けた取り組みについて、7点目として会議開催通知の電子化について、以上の項目についての説明を受けました。  その後の質疑応答において、意見交換会、議会報告会の形態や方法について、議員間討議、委員間討議の基本的な見解や実際の運用、運営について、今治市でも制定されている反問権について制度的に相違点があるのかどうかなどの質問がなされました。  両議会とも私どもと共通する課題も抱える中、積極的な取り組みをされており参考になりました。今回の視察において参考になるもののうちで、予算を伴うものにつきましては、費用対効果等々の検証も含め今後の課題とし、予算を伴わないもので導入可能なものにつきましては、議会運営委員会の議論を進めていきたいと思います。  以上で議会運営委員会の視察報告を終わります。 13: ◯越智 豊議長 次に、総務委員長から報告があります。 14: ◯越智 忍総務委員長 それでは、総務委員会の行政視察についてご報告いたします。去る5月17日から19日まで、東京都新宿区と新潟県長岡市の視察を行いました。  新宿区では、予算編成過程の情報公開と住民参加型市場公募債について視察を行いました。  予算編成過程の情報公開ですが、翌年度の当初予算の要求を11月上旬に締め切った後、11月下旬には主要な事業について事業概要や予算要求額を記載した情報公開カードを作成し、区のホームページに掲載するとともに広報誌に抜粋版を掲載いたします。その後、区長査定等を経て、2月中旬には当初予算案が議会に提出されますが、2月下旬には、予算の査定内容やその考え方をまとめた情報公開カードを区のホームページに掲載するとともに広報誌に抜粋版を掲載します。これにより予算の要求額と査定額、また調整理由が明らかになります。  この取り組みを通じ、行政の透明性が高まり、区民には区政がより身近なものとなり、さらに、区職員の説明能力の向上にも寄与しているとのことでありました。  また、住民参加型市場公募債についてですが、新宿区では過去に7回の発行をいたしております。平成29年度発行の第7回新宿夢まち債ですが、区民を購入対象に、発行金額2億3,800万円、利率は年0.1%、5年満期一括償還で、1人当たりの購入限度額300万円で発行され、完売いたしました。  住民参加型市場公募債発行のメリットは、区民の行政への参加意識が高まることと、資金調達手法の多様化が図られることであるとのことでした。  次に、長岡市では、防災対策と市民防災センターについて視察を行いました。  長岡市は、中越大震災のほか集中豪雨や豪雪に伴う災害も、たび重なり発生した経緯を踏まえ、日本一災害に強いまちを目指し防災対策に取り組んでいますが、災害から得た教訓やノウハウが随所に生かされています。例えば、避難所としての環境整備のため、学校の改築時には避難所として使いやすいように設計したり、市の災害対策本部の大型ディスプレーには河川や道路などの定点カメラ映像がリアルタイムで流れ、災害に対して迅速かつ的確な意思決定による対応が可能となっています。  また、市民防災センターですが、平常時には防災学習や防災研修を実施する施設でありますが、災害時には災害情報の提供機能を備え、災害ボランティアセンターが設置され、緊急物資の一時集積所にもなり、まさに市民防災の拠点となります。この施設が市民に身近な存在であることで、市民の防災意識の高さに大きく寄与していることを実感いたしました。  以上で総務委員会の視察報告を終わります。 15: ◯越智 豊議長 次に、教育厚生委員長から報告があります。 16: ◯藤原秀博教育厚生委員長 おはようございます。教育厚生委員会が行いました行政視察についてご報告申し上げます。当委員会では、5月23日から25日までの日程で、愛知県名古屋市と奈良県橿原市の視察を行いました。  まず、名古屋市では、学校施設の環境整備について、学校整備課の担当者より説明を受けました。  名古屋市では、ヒートアイランド現象などを考慮し、子供たちのよりよい教育環境の整備という観点から、小中学校の普通教室に空調機器の導入を決定し、平成25年度から3カ年かけて設計及び工事を行い、平成28年度より全学校で運用を開始しているとの説明がありました。  また、子供たちの生活・健康問題にかかわる学校トイレの改善は重要な課題であり、今後は、子供たちのアイデアを取り入れたリニューアル改修など、トイレ単独の改修を10年程度で計画的に実施していくとのことでした。  その他、今後の財政状況を考慮し、限られた予算で安全・安心・快適な教育環境を確保していくため、平成29年度に名古屋市学校施設リフレッシュプランを策定し、建物の築年数に応じて適切な改修を行い、長寿命化を図っていくとの説明がありました。  次に、橿原市では、子ども総合支援センターについて、こども発達支援課の担当者より説明を受けました。  この子ども総合支援センターは、乳幼児期からの子供に対し、保健、福祉、教育などの総合的な視点から療育、相談、研修等を行う施設で、少子化により空き校舎となった白橿南小学校の北館を改修し、平成26年4月に開所しました。天井、壁、床には断熱材、外壁に面した窓は複層ガラスなどの断熱対策を施し、屋上には太陽光発電設備を設置し、余剰電力を売電するなど環境にも配慮した施設でした。  センターでは、理学療法士、言語聴覚士、心理士等による幅広い療育が行われており、豊かな心を育成するとともに、将来の自立への土台づくりに努められていました。おおむね1歳半から5歳児を対象に、遊びを通して人とのかかわりや体づくりをする幼児療育教室のふれあい教室やぐんぐん教室など、センターが行っている事業について説明を受けました。  説明の後、子ども総合支援センターを見学し、視察研修を終えました。  以上で教育厚生委員会の視察報告を終わります。 17: ◯越智 豊議長 次に、産業環境委員長から報告があります。 18: ◯渡部 豊産業環境委員長 産業環境委員会の視察報告をいたします。産業環境委員会では、去る5月17日から19日の間で、沖縄県豊見城市と名護市を視察いたしました。  豊見城市では、農業振興について及び「マンゴーの里」宣言等に関する研修を受けました。  豊見城市は、那覇市に隣接し、本土復帰を境に人口が急増し、平成14年に村から町を飛び越して市へ移行しています。  一方、昔から農業が盛んな地域で、近年ではビニールハウス栽培を中心とした都市近郊農業が行われ、マンゴー、トマトなどが栽培されています。特に、マンゴーは沖縄県内初の拠点産地に認定されており、「マンゴーの里」宣言をしたことにより、生産農家の意欲も高まり、生産量、品質が大変向上したとの説明を受けました。  その後の質疑では、農業の担い手や新規就農支援の状況について、また、農用地面積が減少していることへの土地利用の考え方についてなどの質問がありました。  次に、名護市では、サイクリングによる観光振興について研修を受けました。  名護市は沖縄本島の北部に位置し、ことし30回目を迎える「ツール・ド・おきなわ」大会の開催地となっています。しかし、この大会が一過性のイベントにとどまっていて、地域のにぎわいや観光につながっていないのが名護市の課題でありました。  そのため、平成28年に瀬戸内しまなみ海道を視察し、平成29年には、今治市と「自転車を通じたまちづくり交流協定」を締結し、連携して、自転車の特性を生かしたまちづくり、サイクルツーリズムの振興、市民及び民間企業等の交流などを進めております。  その後、名護市は民間活力を利用した自転車のまちづくりに取り組まれており、一昨年の7月に今治市に視察に行ったおかげで、スピーディーにタイミングよく自転車旅行の商品化にまでつなげることができたとの説明を受けました。  その後の質疑では、観光振興を推進するには、行政がリードして、民間を集めて、民間の力を活用することがいかに重要であるかを再認識させていただきました。  以上で委員長報告を終わります。 19: ◯越智 豊議長 次に、建設水道委員長から報告があります。 20: ◯重松眞司建設水道委員長 建設水道委員会の行政視察についてご報告いたします。当委員会では、5月15日から17日にかけて、茨城県つくば市の水道料金の改定について及び長野県小諸市の空家等対策事業について行政視察を行いました。  つくば市では、平成30年4月から平均改定率で21%、ただし一般家庭への影響を考慮し、一般家庭用の口径については16%とする水道料金の改定を行いました。  大幅改定の原因としては、料金改定の必要性を意識しながらも改定に踏み切れず、35年間見直しを行っていなかったことが大きな要因としてあったとのことです。このような大幅な改定のため、市民の理解を得るために、平成28年度には、水道事業の経営状況についてのお知らせチラシを市内全戸に配布し、また、経営状況や経営審議会の答申について、住民説明会を市内7カ所で実施しました。  また、審議会からの答申内容を精査し、市議会との勉強会を5回にわたって行うことで、課題を共有しながら検討を進めることができ、平成29年9月議会に改定案を上程し、全会一致で可決されました。可決後は、広報誌、ホームページはもとより水道メーターの検針時にもチラシ配布を行い周知に努めた結果、スムーズな料金改定が行えたとのことでありました。  次に、小諸市ですが、人口減少や既存住宅の老朽化による空き家の増加対策のため、国土交通省による「平成28年度先駆的空き家対策モデル事業」を活用して「小諸市特定空家等判断基準マニュアル」及び「相続人調査マニュアル」を策定しています。  特定空き家の除却状況については、行政指導を進めた中で所有者が解体したものが1件、勧告が1件、事前通知の段階のものが2件とのことでした。ほかには、相続放棄により所有者がいなくなった案件について裁判所に申し立てを行い、相続財産管理人を選任して、相続財産管理人による解体を行ったケースもあったとのことです。  一方、空き家を資源として利活用を図り、定住促進に資するため、移住定住事業を進めており、これまでに211軒の空き家が登録され、そのうち82軒で売買、賃貸等の契約が成立しています。そのほかにも司法書士会、不動産協会に協力を仰ぎ、空き家に関する無料相談会を開催しており、空き家の有効活用、安全管理の推進を行っていました。また、相談件数の多い小修繕や除草清掃については、シルバー人材センターと提携して、価格を示して紹介ができる体制をとっていました。  以上で建設水道委員会の視察報告を終わります。 21: ◯越智 豊議長 以上で諸般の報告を終わります。  次に、日程4、付議事件番号1、特別委員長の報告を求めます。  国家戦略特区特別委員長にお願いいたします。 22: ◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 国家戦略特区特別委員会の協議の経過及び結果についてご報告いたします。去る5月1日に委員会を開催し、国家戦略特区特別委員会のあり方について協議を行いました結果、全会一致により、本委員会を廃止することに決定いたしました。以下、その内容について概要を申し上げます。  本委員会は、平成28年3月に設置され、大学獣医学部誘致及びその他国家戦略特区に関する事項について、審査、調査研究をしてまいりました。私から、付託されました事項のうち最大の懸案事項でありました大学獣医学部の誘致が実現したことから、現時点においての審査及び調査についてはほぼ完了したものと判断し、理事者に対し、その他国家戦略特区に関する規制改革事項については今後も検討されたいとの意見を付して、本委員会を廃止することにしたいとの説明を行いました。その上で採決の結果、異議なく、全会一致で廃止することを決定いたしました。  以上、国家戦略特区特別委員会の協議の経過及び結果についてご報告申し上げ、特別委員長の報告といたします。 23: ◯越智 豊議長 以上で国家戦略特区特別委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。                  午前10時50分                 ──────────                  午前10時59分 24: ◯越智 豊議長 会議を再開いたします。  これより特別委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これをもって特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  先ほどの特別委員長の報告を承認することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、特別委員長の報告を承認することに決定いたしました。  なお、国家戦略特区特別委員会は、先ほどの委員長報告にもありましたように、任務が完了いたしましたので、これをもって消滅いたしました。  次に、日程5、付議事件番号2、発議第3号「特別委員会の設置について」を議題といたします。
     提案理由の説明を求めます。 25: ◯加藤 明議会運営委員長 ただいま議題となりました発議第3号「特別委員会の設置について」は、議会運営委員会として議案を提出しておりますので、議会運営委員会を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。  スポーツ振興特別委員会でございますが、スポーツ振興に関する事項、スポーツパーク整備に関する事項を付託事項とする11人の委員から成るスポーツ振興特別委員会を新たに設置しようとするものでございます。  期間は、本日、平成30年6月7日より審査終了までとし、議会閉会中継続審査とするものでございます。  以上で提案理由の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 26: ◯越智 豊議長 以上で説明は終わりました。  これより議題に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議第3号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、これにて討論を終結いたします。  これより番号2、発議第3号「特別委員会の設置について」を採決いたします。  本件は原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。  次に、日程6、付議事件番号3、特別委員会委員の選任を行います。  お諮りいたします。  スポーツ振興特別委員は、お手元に配付の別紙一覧表のとおりそれぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおりの議員をスポーツ振興特別委員に選任することに決定いたしました。  委員会開催のため暫時休憩します。                  午前11時03分                 ──────────                  午前11時26分 27: ◯越智 豊議長 会議を再開いたします。  この際、ご報告いたします。スポーツ振興特別委員会において、委員長及び副委員長を互選の結果、委員長に寺井政博議員、副委員長に岡田勝利議員が選任されました。  次に、日程7、付議事件番号4、議案第64号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第1号)」ないし付議事件番号28、報告第6号「法人の経営状況について」、以上25件を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 28: ◯越智 博副市長 それでは、本日ご提案申し上げました議案の提案理由をご説明申し上げます。  提案申し上げました案件は、一般会計を初めとする補正予算案3件、条例案8件、その他の議案9件、報告5件の、合わせまして25件でございます。  説明の便宜上、一般議案から説明させていただきます。白い冊子の議案と書いております議案書の1ページをお開き願います。  議会第3回議案第67号「今治市支所設置条例の一部を改正する条例制定について」でございます。菊間支所の位置を変更しようとするものでございます。  4ページをお願いいたします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。菊間支所を菊間公民館に移転することに伴い、別表により支所の位置を菊間町浜822番地から浜840番地に変更しようとするものでございます。  この条例は、平成30年7月17日から施行しようとするものでございます。  右側の5ページをお願いいたします。議案第68号「今治市執行機関の附属機関設置条例の一部を改正する条例制定について」でございます。今治市自殺対策計画審議会を設置しようとするものでございます。  8ページをお願いいたします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。別表におきまして、附属機関の名称、担任する事項、構成の数の定限を掲げております。  この条例は、平成30年7月1日から施行しようとするものでございます。  右側の9ページをお願いします。議案第69号「今治市大三島美術館条例の一部を改正する条例制定について」でございます。大三島美術館が博物館法に基づく博物館となることに伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  12ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項の新旧対照表を掲げてございます。第2条におきまして大三島美術館を博物館として設置し、第3条以降におきまして、使用の許可等を行う者を市長から教育委員会に改めようとするものでございます。  この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  15ページをお願いします。議案第70号「今治市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」でございます。家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  19ページをお願いします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。  20ページをお願いします。第6条第2項及び第3項におきまして、家庭的保育事業者等による代替保育の提供に係る連携施設の確保に関する特例を定めようとするものでございます。  右側の21ページをお願いいたします。第16条第2項において家庭的保育事業の食事の提供に係る特例を定めるとともに、22ページでございますが、附則第3項におきまして、現行の経過措置を延長しようとするものでございます。  この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  25ページをお願いします。議案第71号「今治市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」でございます。放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、放課後児童支援員の基礎資格を改正しようとするものでございます。  28ページをお願いします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。第10条第3項第4号で、教諭資格の保有者を教育職員免許法第4条に規定する免許状を有する者と規定するとともに、第5号において、大学で社会福祉学等の課程を修了した者について、専門職大学の前期課程を修了した者を加えようとするものでございます。また、第10号により、5年以上の実務経験を有する者を新たに追加しようとするものでございます。  この条例は、公布の日から施行しようとするものでございますが、第10条第3項第5号の改正規定につきましては、平成31年4月1日から施行しようとするものでございます。  右側の29ページをお願いします。議案第72号「今治市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」でございます。平成30年度の保険税算定に用いる総所得金額、山林所得金額及び固定資産税額の確定に伴う按分率の改定と、あわせて保険税の軽減額を改定しようとするものでございます。  33ページをお願いします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。主な改正点についてご説明申し上げます。まず、第4条から第11条までが基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額、介護納付金課税額に係る按分率の改定でございます。今回の改定によりまして、被保険者1人当たりの保険税総額は、現行税率(平成29年中所得)で算定した額と比較いたしますと2.2%の引き下げとなります。  35ページをお願いします。保険税の減額についてでございます。第26条第1項第1号が7割軽減、第2号が5割軽減、第3号が2割軽減の規定でございます。按分率の改定に伴いまして、軽減額を改定いたしております。  なお、この条例は、公布の日から施行し、改正後の規定は本年度以後の国民健康保険税の課税、減額について適用しようとするものでございます。  43ページをお願いします。議案第73号「今治市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」でございます。指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  46ページをお願いします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。主な改正点についてご説明申し上げます。第5条第1項第1号の指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護を提供する訪問介護員等及び右の47ページの第46条第1項の指定夜間対応型訪問介護を提供する訪問介護員等につきまして、介護保険法施行規則第22条の23第1項に規定する介護職員初任者研修課程を修了した者と規定しようとするものでございます。  この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  51ページをお願いします。議案第74号「今治市営住宅条例の一部を改正する条例制定について」でございます。宮窪浜団地を廃止しようとするものでございます。  54ページをお願いします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。老朽化により解体撤去を行いました宮窪浜団地を別表から削除し、廃止しようとするものでございます。  この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  右側の55ページをお願いします。議案第75号「財産の取得について(ネットワーク制御機器)」でございます。ネットワーク制御機器の耐用年数経過に伴い、更新しようとするものでございます。購入方法、購入金額及び購入の相手方は下に掲げているとおりでございます。  59ページをお願いします。議案第76号「財産の取得について(高規格救急自動車)」でございます。北消防署大三島分署に配備しております高規格救急自動車の老朽化に伴い、更新しようとするものでございます。購入方法、購入金額及び購入の相手方は下に掲げているとおりでございます。  63ページをお願いします。議案第77号「市営土地改良事業の施行について(延喜地区)」から79ページの議案第81号「市営土地改良事業の施行について(菊間 池原地区、種地区、浜地区、松尾地区)」までの5議案につきましては、関連がございますので一括して説明させていただきます。市営土地改良事業を施行することにつきまして、土地改良法第96条の2第2項の規定によりまして、あらかじめ議会の議決を求めようとするものでございます。これらいずれの事業も県単独補助土地改良事業として、ため池工事及びかんがい排水を施行しようとするものでございます。なお、参考として工事概要を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  83ページをお願いします。議案第82号「市道の認定について」でございます。道路法第8条の規定によりまして、下の表のとおり喜田村長丁線など19路線につきまして道路新設改良事業等に伴い、市道に認定しようとするものでございます。なお、認定路線につきましては、それぞれ箇所図等を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  99ページをお願いします。議案第83号「専決処分について」でございます。地方自治法第179条第1項の規定によりまして次のとおり専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。  101ページをお願いします。専決第7号「今治市環境審議会条例の一部を改正する条例制定について」でございます。環境審議会の庶務を行う課を変更しようとするものでございます。  104ページをお願いします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。審議会の庶務を行う課を生活環境課から環境基本計画担当課に変更しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行させていただいております。  右側の105ページをお願いします。専決第8号「今治市公園条例の一部を改正する条例制定について」でございます。新町健康広場を廃止しようとするものでございます。  108ページをお願いします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。土地の賃貸借を終了いたしましたので、別表第2から新町健康広場を削除し、廃止しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行させていただいております。  右側の109ページをお願いします。専決第9号「常盤小学校校舎改修工事の内建家その他工事請負契約の変更について」でございます。本工事の施工に当たり、国、県等との調整に不測の日数を要しておりましたが、国庫補助金の繰越承認を受けましたので、工期を変更させていただいたものでございます。  111ページをお願いします。専決第12号「今治市市税条例等の一部を改正する条例制定について」でございます。地方税法及び地方税法施行令の改正に伴いまして、所要の改正をさせていただいております。  130ページをお願いします。改正条項の新旧対照表を掲げてございます。主な改正点についてご説明申し上げます。  右側の131ページをお願いします。第24条第1項第2号及び第2項におきまして、個人市民税の非課税の範囲を10万円引き上げるとともに、第34条の2において前年の合計所得金額が2,500万円を超える納税義務者の基礎控除を廃止しようとするものでございます。  145ページをお願いします。第92条から第94条におきまして、製造たばこの区分に加熱式たばこを追加して課税標準を新たに規定するものでございますが、本年10月から5年をかけて段階的に移行しようとするものでございます。  150ページをお願いします。第95条においてたばこ税の税率を1,000本につき5,262円から5,692円に改定しようとするものでございますが、これを段階的に引き上げ、平成33年10月からは6,552円とするものでございます。  154ページをお願いします。附則第10条の2第5項以降におきまして、条例で定める固定資産税等の課税標準の特例割合を規定しようとするものでございます。第5項から第9項でございますが、津波災害警戒区域における指定避難施設及び協定避難施設の家屋の避難用部分と避難用償却資産に対するもので、特例割合は指定避難施設3分の2、協定避難施設2分の1とするものでございます。適用期限は平成32年度末までの3年間でございます。  右側の155ページをお願いします。第12項から第19項でございますが、再生可能エネルギー発電設備に対するもので、特例割合は、太陽光発電設備と風力発電設備が3分の2のところを設備の規模により4分の3に、水力発電設備、地熱発電設備及びバイオマス発電設備については、特例割合2分の1のところを設備の規模によりまして3分の2として、適用期限を2年間延長しようとするものでございます。第23項でございますが、生産性革命の実現に向けた中小企業の設備投資を後押しするため、平成32年度までの特例措置として、対象となる設備投資に係る固定資産税をゼロにしようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行させていただいておりますが、一部条項につきましては、地方税法の施行日等によりまして、施行の日が異なってございます。  179ページをお願いします。専決第13号「今治市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」でございます。地方税法及び地方税法施行令の改正に伴いまして、所要の改正をさせていただいております。  183ページをお願いします。本ページ以降に改正条項の新旧対照表を掲げてございます。  184ページをお願いします。第3条第2項でございますが、保険税の基礎課税額の限度額を54万円から58万円に引き上げるものでございます。  186ページをお願いします。第26条でございますが、低所得者の国民健康保険税の軽減判定所得の引き上げにより、軽減措置の対象を拡充しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行させていただいております。  189ページをお願いします。参考といたしまして、ここに掲げておりますように、寄附の申し込みをいただきこれを採納させていただきましたので、ご報告を申し上げるものでございます。  続きまして、報告と書いてございます冊子に移らせていただきます。  1ページをお開き願います。報告第2号「専決処分について」でございます。地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。損害賠償額の決定及び和解についてを専決処分させていただいたものが3件、条例について字句の整理を専決処分させていただいたものが3件と訴えの提起についてを専決処分させていただいたものが1件でございます。  3ページをお願いします。専決第5号でございますが、本市職員が運転する市有小型貨物自動車が、市道今治駅天保山線の歩道から、同市道と市道神ノ木通線の交差点に進入したところ、左側から同交差点に進入してきた相手方所有の普通貨物自動車と衝突し、同車両が破損したものでございます。  5ページをお願いします。専決第6号でございますが、市道樟本神社線に設置していたカーブミラーが強風により倒壊し、相手方所有の伸縮門扉を破損したものでございます。  7ページをお願いします。専決第10号「今治市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について」から19ページの専決第14号「今治市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」でございますが、それぞれ関係する法律や基準省令の改正に伴い、字句の整理をさせていただいたものでございます。  専決第10号、第11号は平成30年4月1日から、専決第14号は公布の日から施行させていただいております。  23ページをお願いします。専決第15号でございますが、本市職員が運転する市有軽四貨物自動車の事故に基づく損害賠償に関し過失割合について、相手方と協議が調わず支払いを受けることができないため提訴しようとするものでございます。なお、請求の趣旨及び事故の概要は下に掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  25ページをお願いします。専決第16号でございますが、本市職員が、相手方が建築した家屋において固定資産税の評価業務を行っていたところ、シャープペンシルを落とし同家屋のフローリングに傷がついたものでございます。  27ページをお願いします。報告第3号「繰越計算書の提出について」でございます。地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして、平成29年度繰越計算書を別紙のとおり報告するものでございます。一般会計及び簡易水道事業特別会計の2つの会計の繰越計算書でございます。2つの会計を合わせまして19億2,203万2,125円を翌年度へ繰り越ししてございます。30ページ以降に繰越計算書と説明資料を添付しておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  59ページをお願いします。報告第4号「繰越計算書の提出について(水道事業会計)」でございます。地方公営企業法第26条第3項の規定によりまして、平成29年度今治市水道事業会計予算繰越計算書を別紙のとおり報告するものでございます。60ページの繰越計算書のとおり、3億1,204万3,840円を翌年度へ繰り越ししてございます。  63ページをお願いします。報告第5号「繰越計算書の提出について(公共下水道事業会計)」でございます。地方公営企業法第26条第3項の規定によりまして、平成29年度今治市公共下水道事業会計予算繰越計算書を別紙のとおり報告するものでございます。64ページの繰越計算書のとおり、4億4,800万円を翌年度へ繰り越ししてございます。
     67ページをお願いします。報告第6号「法人の経営状況について」でございます。地方自治法第243条の3第2項の規定によりまして、下に掲げておりますとおり、今治市土地開発公社など7法人に係る経営状況を報告するものでございます。69ページ以降に事業報告、決算、予算等の書類を添付いたしておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  以上で報告を終わりまして、予算の説明に移らせていただきます。  青い表紙の予算書の1ページをお願いいたします。議案第64号「平成30年度今治市一般会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億9,540万9,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を713億9,540万9,000円にしようとするものでございます。  説明の便宜上、歳出から説明させていただきます。  8ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。款別に補正予算額と財源内訳を掲げてございます。歳出予算に係る特定財源の割合は約73.8%となってございます。  12ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。  まず、総務費、総務管理費の総務諸費でございます。離島航路運航費補助金でございますが、波止浜-来島-小島-馬島間、今治-津島間及び宮窪-鵜島-尾浦間の離島航路の運航に係る平成29年度欠損に対し助成をしようとするものでございます。財源は県支出金でございます。  次に、民生費、社会福祉費の老人福祉費でございます。認知症高齢者グループホーム等防災改修等事業費補助金でございますが、利用者の安全・安心を確保するため、施設の防災改修等を行う介護サービス事業者を支援しようとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。  次に、児童福祉費の保育費でございます。保育所管理運営費でございますが、旧伯方保育所の解体に当たり、外壁の吹付塗材にアスベストが含まれていることが判明したため、解体費用を増額しようとするものでございます。財源は財産収入でございます。  次に、衛生費、保健衛生費の保健衛生総務費でございます。地域保健対策費でございますが、今治市自殺対策計画審議会を設置し、自殺対策計画を策定して対策を推進するため、審議会委員の報酬を計上し、当初予算で計上済みの謝礼金を減額して予算の組み替えをしようとするものでございます。  次に、農林水産業費、農業費の農業振興費でございます。紅い雫・さくらひめ生産拡大支援事業費補助金でございますが、愛媛県の農業振興の一翼を担うと期待されている「紅い雫」と「さくらひめ」の生産拡大に取り組む団体を支援するものでございます。財源は県支出金でございます。  次に、農地費でございます。県単土地改良事業費でございますが、県の追加内示によりまして補正しようとするものでございます。財源は、県支出金と受益者からの分担金でございます。  14ページをお願いします。水産業費の水産業振興費でございます。水産業強化支援事業費補助金でございますが、漁業協同組合が取り組む漁業体験用施設の整備に対し助成しようとするものでございます。財源は、県支出金と市債でございます。  次に、教育費、教育総務費の教育諸費でございます。奨学金貸付事業費でございますが、本年1月に採納させていただいた寄附金を奨学金貸付基金に積み立てようとするものでございます。  次に、諸支出金、普通財産取得費の土地取得費でございます。普通財産用地購入費でございますが、用地取得特別会計が保有する葉山臨海造成地を一般会計で買い戻すための予算を計上しようとするものでございます。財源は繰入金でございます。  以上で歳出の説明を終わらせていただきます。  7ページに返っていただいたらと思います。  歳入の総括を掲げてございます。款別に整理いたしておりますが、ここに掲げておりますとおり、分担金及び負担金から市債までの補正を行おうとするものでございます。  10ページをお願いします。歳入の明細を掲げてございます。なお、歳出のところで財源としてご説明申し上げました特定財源は、説明を省略させていただいたらと思います。  19款繰越金でございますが、今回の補正に伴いまして5,112万9,000円を増額いたしまして、補正後の額は20億2,257万6,000円となってございます。  以上で歳入の説明を終わらせていただきまして、6ページをお願いいたします。  第2表地方債の補正でございます。今回の補正措置によりまして、このページに掲げておりますとおり、過疎対策事業に係る市債の借入限度額を変更しようとするものでございます。  以上で一般会計の説明を終わらせていただき、特別会計に移らせていただきます。  19ページをお願いします。議案第65号「平成30年度今治市用地取得特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,375万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を3億5,555万1,000円にしようとするものでございます。  30ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、一般会計の普通財産用地購入費でご説明しましたとおり、用地取得特別会計が保有する葉山臨海造成地の売り払いに伴い、一般会計繰出金を計上しようとするものでございます。財源は財産収入でございます。  33ページをお願いします。議案第66号「平成30年度今治市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億6,036万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を190億9,136万円にしようとするものでございます。  44ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。国民健康保険財政調整基金費でございますが、保険税の急激な変動を抑制し財源調整に充てるため、国民健康保険財政調整基金に運用利子分と合わせて3億6,036万円を積み立てようとするものでございます。  42ページに戻っていただいたらと思います。歳入の明細を掲げてございます。  1款の国民健康保険税でございますが、繰越金を充当して後期高齢者支援金分及び介護納付金分の保険税を減額し、1人当たり保険税総額を引き下げようとするものでございます。その他の歳入につきましては、歳出予算の補正に伴う財源の洗い替えによるものでございます。6款の繰越金でございますが、補正財源を調整いたしまして、今回5億3,220万円を増額いたしておりますが、これは、先ほどご説明いたしましたとおり、平成30年度の保険税の上昇幅を抑制するとともに、国民健康保険財政調整基金に積み立てを行う財源として充当させていただこうとするものでございます。  なお、一般会計、特別会計の一部事業の詳細につきましては、46ページからの説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  以上で本日ご提案申し上げました議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 29: ◯越智 豊議長 以上で当局の説明は終わりました。  6月11日定刻から本会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。                午前11時56分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright (c) Imabari City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...