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  1. 今治市議会 2018-03-26
    平成30年第2回定例会(第5日) 本文 2018年03月26日開催


    取得元: 今治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    検索結果 検索やり直し 使い方 (新しいタブが開きます) 2018年03月26日 平成30年第2回定例会(第5日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 27 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯越智 豊議長 選択 2 : ◯越智 忍総務委員長 選択 3 : ◯越智 豊議長 選択 4 : ◯藤原秀博教育厚生委員長 選択 5 : ◯越智 豊議長 選択 6 : ◯渡部 豊産業環境委員長 選択 7 : ◯越智 豊議長 選択 8 : ◯重松眞司建設水道委員長 選択 9 : ◯越智 豊議長 選択 10 : ◯渡辺文喜予算特別委員長 選択 11 : ◯越智 豊議長 選択 12 : ◯越智 豊議長 選択 13 : ◯渡辺文喜予算特別委員長 選択 14 : ◯越智 豊議長 選択 15 : ◯松田澄子議員 選択 16 : ◯越智 豊議長 選択 17 : ◯菅 良二市長 選択 18 : ◯越智 豊議長 選択 19 : ◯川口義輝監査委員 選択 20 : ◯越智 豊議長 選択 21 : ◯渡辺英徳総務部長 選択 22 : ◯村上伸幸健康福祉部長 選択 23 : ◯白石卓夫市民環境部長 選択 24 : ◯垣谷光慶都市建設部長 選択 25 : ◯越智 豊議長 選択 26 : ◯菅 良二市長 選択 27 : ◯越智 豊議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ◯越智 豊議長 おはようございます。ただいま出席議員32名であります。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員に、24番井手洋行議員、25番平田秀夫議員を指名いたします。  次に、日程2、付議事件番号1、議案第16号「平成30年度今治市一般会計予算」ないし付議事件番号44、議案第59号「小規模下水道特別会計への繰入れについて(平成30年度)」、以上44件を一括して議題といたします。  この際、各委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長にお願いします。 2: ◯越智 忍総務委員長 総務委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果を報告いたします。  去る19日、委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案については、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第53号「今治市消防団条例の一部を改正する条例制定について」の審査において、委員から、機能別消防団員の現状について質問があり、理事者から、平成30年3月1日時点で、音楽隊として活動する機能別消防団員が31名、応急手当救急活動に従事する機能別消防団員が19名、合計50名が所属しているとの答弁がありました。また、委員から、新たに設けられる、災害時における支援活動を主たる業務とする団員は、何らかの訓練を受けるのかとの質問があり、理事者から、今回導入を予定している災害時に支援活動を行う団員については、消防団員のOBもしくは消防職員のOBであり経験者であることから、訓練には参加しないとの答弁がありました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 3: ◯越智 豊議長 次に、教育厚生委員長にお願いいたします。 4: ◯藤原秀博教育厚生委員長 教育厚生委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  去る19日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で委員長報告を終わります。 5: ◯越智 豊議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。 6: ◯渡部 豊産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。  去る15日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
     以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第55号「市営土地改良事業の施行について(大西 森地区)」の審査において、委員から、事業の内容について質問があり、理事者から、この事業は国庫補助を受けた市営の土地改良事業であり、60メートルある堤体全部を改修する。また現在の直径300ミリメートルと200ミリメートルの底樋が閉塞しているため、現在の基準の直径700ミリメートルのものに取りかえるものであるとの答弁がありました。また、別の委員から、国庫補助の採択基準について質問があり、理事者から、市営で国庫補助を受ける条件としては、ため池の水を使っている受益面積が2ヘクタール以上必要であるとの答弁がありました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 7: ◯越智 豊議長 次に、建設水道委員長にお願いします。 8: ◯重松眞司建設水道委員長 建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  去る15日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で、簡単ではございますが委員長報告を終わります。 9: ◯越智 豊議長 次に、予算特別委員長にお願いいたします。 10: ◯渡辺文喜予算特別委員長 予算特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。  去る3月12日から14日までの3日間にわたり委員会を開催し、関係理事者の説明を求めながら慎重に審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案のうち議案第16号「平成30年度今治市一般会計予算」については、賛成多数により、また、その他の議案については、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論された主な事項について、その概要をご報告申し上げます。  最初に、議案第16号「平成30年度今治市一般会計予算」についてご報告いたします。  まず、歳入の審査において、委員から、市たばこ税については市民の健康志向により減少するとの説明を受けたが、ことしの4月から旧3級品が値上げされ、また10月には一般の紙巻たばこ、加熱式のたばこも増税が見込まれている。平成22年にたばこ税が増税されたが、その際には、増税前の駆け込み需要もあり、予想よりもはるかに税収が上回ったのではないかと思われるが、この点に関して、平成30年度予算の計上に当たりどのように積算したのかとの質問がありました。これに対し、理事者から、たばこの本数の減少幅が年々大きくなっている。これは健康志向の高まりにより、喫煙者であっても喫煙本数が減る傾向があらわれている。また、値上げによる増収であるが、前回の値上げのときには、値上げ前に相当な買いだめがあり、値上げ後には逆に売り上げが相当減り、しばらく減った状態が続いた。このため、値上げによって、短いスパンで見れば、値上げはむしろ減少効果になると考えている。長い目で見ればもちろん回復するかもしれないが、単年度では、安い税率のときに買い置きすると、高い税率になったときには買わなくなると考えており、値上げによる増収は考えていないとの答弁がありました。  また、委員から、14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金は大きくふえているが、これはどのような理由によるのかとの質問があり、理事者から、民生費国庫負担金の増加は私立の保育園、幼稚園、認定こども園に給付する運営費が増加したためであるが、これは、見込人数の増加、職員の処遇改善、基本単価の上昇などが、その要因であるとの答弁がありました。さらに、委員から、民生費国庫負担金がふえたことにより、保護者の負担金には影響がないのかとの質問があり、理事者から、保護者の負担金自体は、国の幼児教育無償化の関係もあり、一部引き上げを予定しているが、公立認定こども園の保護者負担金は、既に国の基準より低く設定しているため、歳入額には影響はないとの答弁がありました。  次に、歳出2款総務費の審査において、コンビニ収納代行業務委託料に関し、委員から、市税の納付全体における窓口納付の割合と、窓口納付のうちコンビニ納付の割合について質問があり、理事者から、口座振替による納付を除いた約60%が窓口納付で、平成29年9月までの実績で、コンビニ収納率は、個人住民税約40%、軽自動車税約50%、固定資産税約30%であるとの答弁がありました。  次に、歳出3款民生費の審査において、児童虐待防止事業費に関し、委員から、どういった事業を行っているのかとの質問があり、理事者から、子供たちを守るために今治市要保護児童対策地域協議会を立ち上げている。この会において、平成28年度実績で、代表者会議を1回、実務者会議を12回、ケース会議を31回、別宮地域においては、別途11回開催し、地域児童をきめ細やかにフォローしているとの答弁がありました。  次に、歳出4款衛生費の審査において、結婚・妊娠・出産・育児切れ目のない支援事業費に関し、委員から、民生費にも同じ名前の事業があるが、こちらはどういう事業なのかとの質問があり、理事者から、衛生費のほうは、特定不妊治療と不育症治療に係る助成費等の予算を計上しているとの答弁がありました。  次に、歳出6款農林水産業費の審査において、委員から、農産物鳥獣被害対策費の内容について質問があり、理事者から、有害鳥獣捕獲のための費用について、今治市単独の買い上げ金として、イノシシ、鹿、猿、1頭1万円、タヌキ等の小動物1頭2,000円、カラス等1羽500円を計上、そして国の上乗せ事業として、イノシシ、鹿、猿の成獣1頭8,000円、幼獣1頭1,000円、タヌキ等の小動物1頭1,000円、カラス1羽200円を計上している。また、それとあわせて、市内の住宅地等に出没した有害鳥獣の追い払い等に従事する猟師の謝礼金及び捕獲した際の買い上げ金も計上しているとの答弁がありました。さらに、委員から、捕獲見込頭数について質問があり、理事者から、トータルで3,600頭余りを見込んでいるとの答弁がありました。それに対し、委員から、農家の方も非常に困っているので、しっかり捕獲してほしいとの要望がありました。  次に、歳出7款商工費の審査において、今治駅前サイクリングターミナルの調査設計業務の事業概要について質問があり、理事者から、現在、臨時のサイクリングターミナルを高架下に設置しているが、手狭で自転車保有台数等利用者のニーズが十分満たされていないため、新しい施設では、約200台の自転車を保管できるスペースを持ち、事務室のほかシャワー室や、サイクリスト同士が情報交換できるような、利用者の利便性を高める機能も検討している。また、レンタサイクルの利用者のみならず、多くの市民から要望があった、駅周辺のトイレ環境の向上にも寄与するため、24時間利用できるトイレ設備も検討している。また、委託料の内訳については、地質調査として500万円、実施設計として1,250万円を予定しているとの答弁がありました。  また、イベント推進費のイベント実行委員会等負担金のうち、今治伯方島トライアスロンの700万円について、平成29年度予算との差について質問があり、理事者から、平成29年度は、えひめ国体イベント事業として愛媛県からの補助金もいただいて開催したが、平成30年度は、平成29年度に開催したことで蓄えたノウハウを生かして、外部委託を減らし、また看板等は再利用ができるような体制で臨んでいたので、再利用することで総事業費を大幅に削り、約1,300万円の減額になっているとの答弁がありました。  次に、歳出8款土木費の審査において、高地延喜線外歩道橋整備工事について、設置される歩道橋のバリアフリー対応について質問があり、理事者から、高地延喜線からは階段となっているが、両サイドの敷地部分からは、バリアフリーの基準内の5%の勾配にするとの答弁がありました。  次に、歳出9款消防費の審査において、非常備消防費の消防団等運営費について、委員から、消防団員数の状況について質問があり、理事者から、平成29年4月1日時点での消防団員数は2,166名で、条例定数2,308名に対し、充足率は93.8%であるとの答弁がありました。また、委員から、消防団員の確保や、昼間の火災における消防力確保の取り組みについて質問があり、理事者から、定年制の廃止や入団上限年齢の撤廃により、消防団員の確保を図っていくとともに、消防団員のOB、消防職員のOB等に地元で消防団活動を行ってもらう支援団員制度を導入し、消防団の活動力を担保するための取り組みを進めてきたと考えている。また、消防団活動に協力いただいている企業を認定する、消防団協力事業所表示制度の推進や、会員証を提示した消防団員に対して、各種サービス、割引などの優遇措置を設けるなど、さまざまな形で消防団を応援していただく事業所と提携する「えひめ愛顔で消防団員応援プロジェクト」事業に参加するなどの取り組みを行っているとの答弁がありました。  次に、歳出10款教育費の審査において、子供たちが全国大会等に出場する際の経費を補助する中央大会選手派遣旅費負担金について、委員から、平成29年度から対象が拡大されたとのことだがどのようになったのかとの質問があり、理事者から、平成29年度からは、それまで対象外とされていた企業が協賛しているいわゆる冠大会についても、全国大会に出場する選手に助成をしている。平成30年度からは、愛媛県選抜等推薦による全国大会への出場についても補助を行う方向で考えているとの答弁がありました。  また、委員から、一般会計に占める教育費の割合が6.9%と低いと感じるが、その状況について質問があり、理事者から、平成30年度については、教育費の定年退職手当を教育費から総務費に、幼稚園就園奨励費関係を教育費から民生費に組み替えをした。また、職員数の減少により人件費の額が3,000万円程度減少している。そのほか常盤小学校の改修工事についても、平成29年度に債務負担行為を上げて平成30年度に執行という形にしていたが、国の補助の関係で平成29年度の繰り越しになった。当初予定より約3億円の減少要素があるため、平成29年度予算より約2億2,000万円減少している状況であるとの答弁がありました。委員からは、これからも、少子高齢化、人口減少の中でしっかりと教育費についても予算をつけて、人づくりに役立てるようにしていただきたいとの要望がございました。  次に、議案第22号「平成30年度今治市鉱泉供給事業特別会計予算」の審査において、委員から、鉱泉供給事業基金積立金と施設等の改修の見通しについて質問があり、理事者から、積立金額は平成28年度末で1億4,178万5,000円ある。施設に関しては、源泉からの配水管の延長が約8キロメートル、貯水槽は2基あることなどから、改修時には多額の費用を要するとの答弁がありました。  次に、議案第25号「平成30年度今治市国民健康保険特別会計予算」の審査において、委員から、被保険者が減っているとのことだが、被保険者数の推移はどうなっているかとの質問があり、理事者から、年度平均で平成28年度は4万5,400人、平成29年度は4万2,900人、平成30年度は4万157人と推計しており、後期高齢者医療に移る数が多いこと、社会保険の適用が拡大し、社会保険に移る方が多くなったことで減っているとの答弁がありました。また、委員から、平成30年度から県単位化となるが、当面は各自治体の独立採算制となるのかとの質問があり、理事者から、愛媛県が保険給付等に必要な額を計算しており、各自治体は、愛媛県に納付金を納めれば、保険給付に必要な額は全額愛媛県から交付されることとなり、独立採算は保健事業の部分のみとなるとの答弁がありました。  次に、議案第28号「平成30年度今治市水道事業会計予算」の審査において、委員から、(仮称)高橋浄水場整備事業の財源調達についてどのように考えているのかとの質問があり、理事者から、国費が約1億8,000万円、上水債が約77億4,000万円、出資金が約2億円、自己財源が約34億5,000万円を見込んでおり、平成28年度の水道料金改定による増収で起債元金償還のめどがついたと考えているとの答弁がありました。  次に、議案第30号「平成30年度今治市公共下水道事業会計予算」の審査において、委員から、下水道使用料の改定の必要性について質問があり、理事者から、使用料は3年ごとに見直しており、次回は平成31年となるが、現在ストックマネジメント計画等の策定中で、施設の更新計画の見直しを行うなどしており、今後財務体質の改善を目指していきたいとの答弁がありました。  最後に、本予算特別委員会は3日間にわたる審査であり、各委員から、さまざまな質疑、意見がありましたけど、その一部を紹介させていただきました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 11: ◯越智 豊議長 以上で委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑集約のため暫時休憩いたします。                  午前10時29分                 ──────────                  午前10時57分 12: ◯越智 豊議長 会議を再開いたします。  この際、予算特別委員長より、発言を許可されたい旨の申し出がありましたので、予算特別委員長の発言を許可いたします。 13: ◯渡辺文喜予算特別委員長 先ほどの委員長報告の中で、議案第16号「平成30年度今治市一般会計予算」の歳入民生費国庫負担金のところで、保護者の負担金には影響がないのかとの質問があり、理事者から、保護者の負担金自体は、国の幼児教育無償化の関係もあり、一部引き上げを予定していると申し上げましたが、引き上げではなく、正しくは引き下げですのでおわびして訂正させていただきます。 14: ◯越智 豊議長 以上で、予算特別委員長の発言は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、許可いたします。  5番松田澄子議員。 15: ◯松田澄子議員 議案第16号「平成30年度今治市一般会計予算」に反対の立場から討論を行います。  平成30年度の一般会計予算は、平成29年度の815億円より103億円減額の712億円です。個人市民税が67億70万円、昨年度の64億5,500万円より2億4,570万円ふえ、法人市民税が昨年度の24億1,000万円より1億700万円ふえ、25億1,700万円となっています。地方交付税は190億円で、平成29年度の199億円よりマイナス9億円です。市債は、平成30年度62億4,390万円で、平成29年度の127億6,950万円より65億2,560万円減っています。市債が減ったことはよいことだと思いますが、今治市が独自に使える地方交付税は9億円減らされています。  また、この一般会計では、市民生活にかかわる支援が打ち切られようとしています。高齢者の長寿祝い金の見直しで、満100歳の祝い金が5万円から3万円に、数え88歳祝い金は3万円が1万円の予定です。まちづくりに関しても、中心市街地活性化事業費は2,236万3,000円減額の3,972万3,000円です。  一方、4月開学予定の岡山理科大学周辺の照明灯12基を、大学周辺整備費として1,700万円、高地延喜線外歩道橋整備事業として、平成30年度から平成31年度8,020万円、債務負担行為8,880万円の計上があります。  市長は、市民には迷惑をかけないとおっしゃっていたではありませんか。また、3月1日の施政方針の中で、40年来の悲願であった大学の開学を「他に類を見ない充実した教育環境を備えた西日本初の私立獣医学部として、その土台をつくり上げ、また、この地に根差し、地域とともに発展できるよう、しっかりと支援してまいります」と言われました。土地の無償譲渡36億7,500万円と補助金93億円のほかにも、学生は市民だからと大学周辺整備として次々と計画されているのには、市民の納得は得られないと思います。  次に、議案第39号「今治市介護保険条例の一部を改正する条例制定について」も反対の立場から討論を行います。平成30年度から平成32年度までの介護保険料率を定めようとするものですが、基準額が6万8,600円から5,000円増額で7万3,600円に、第1段階が3万4,300円から2,500円増額で3万6,800円になります。介護保険法の改正に伴うものですが、少子高齢化は、今急に出てきた問題ではございません。高齢者を取り巻く状況は、年々厳しくなってきています。今治市だけでできることではありませんが、高度経済成長の一翼を担ってきた高齢者に優しいまちづくりをお願いしたいと思います。国の税制の改悪により負担がふえてきており、世代を超えて生活が大変になってきています。今治市は、市民の暮らしを守る防波堤としての役割を果たすべきではないでしょうか。  以上で反対討論といたします。 16: ◯越智 豊議長 以上で松田澄子議員の討論は終わりました。  以上で通告による討論は終わりました。他に討論はありませんか。                 ( な   し )  他に討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決は、付議事件番号の順序により適宜一括して行いますから、ご了承願います。  番号1、議案第16号「平成30年度今治市一般会計予算」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。  次に、番号2、議案第17号「平成30年度今治市用地取得特別会計予算」ないし番号15、議案第30号「平成30年度今治市公共下水道事業会計予算」、以上14件を一括して採決いたします。以上14件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上14件は原案のとおり可決されました。  次に、番号16、議案第31号「今治市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について」ないし番号23、議案第38号「今治市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について」、以上8件を一括して採決いたします。以上8件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上8件は原案のとおり可決されました。  次に、番号24、議案第39号「今治市介護保険条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。  次に、番号25、議案第40号「今治市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定について」ないし番号39、議案第54号「今治市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について」、以上15件を一括して採決いたします。以上15件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上15件は原案のとおり可決されました。  次に、番号40、議案第55号「市営土地改良事業の施行について(大西 森地区)」ないし番号44、議案第59号「小規模下水道特別会計への繰入れについて(平成30年度)」、以上5件を一括して採決いたします。以上5件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上5件は原案のとおり可決されました。  次に、日程3、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。  総務委員長及び教育厚生委員長から、現在、委員会において審査中の番号45、陳情第1号「地方財政の充実・強化を求める意見書提出の要望について」及び番号46、陳情第2号「市立菊間保育所の存続・継続運営等に関する陳情について」、以上2件について会議規則第109条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。  これより採決を行います。  番号45、陳情第1号「地方財政の充実・強化を求める意見書提出の要望について」は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、陳情第1号は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  次に、番号46、陳情第2号「市立菊間保育所の存続・継続運営等に関する陳情について」は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、陳情第2号は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  次に、日程4、付議事件番号47、議案第60号「監査委員の選任について」ないし付議事件番号50、議案第63号「人権擁護委員候補者の推薦について」、以上4件を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 17: ◯菅 良二市長 ただいま提案いたしました追加議案につきまして、一括してご説明申し上げます。  まず、議案第60号「監査委員の選任について」ご説明申し上げます。  川口義輝監査委員の任期が、平成30年3月31日をもって満了いたします。後任に渡辺英徳現総務部長を、議会の同意を得て選任いたしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第61号「教育委員会委員の任命について」ご説明申し上げます。  教育委員会委員4名のうち竹田美和委員の任期が、平成30年3月25日をもって満了いたしました。後任に、西原梨乃氏を議会の同意を得て任命いたしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第62号「固定資産評価員の選任について」ご説明申し上げます。  古川毅固定資産評価員から、平成30年3月31日をもって退任したいとの願い出がありました。後任に玉井誠也現波方支所長を、議会の同意を得て選任いたしたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。  最後に、議案第63号「人権擁護委員候補者の推薦について」ご説明申し上げます。  人権擁護委員27名のうち6名の任期が、平成30年6月30日をもちまして満了いたします。高井實委員の後任には森幸江氏を、矢野峰廣委員、河上哲郎委員、多和佐代子委員、志賀啓二委員、稲田守委員は引き続き人権擁護委員候補者として、人権擁護委員法の規定によりまして、議会のご意見をお聞きし、法務大臣に推薦いたしたいと存じますのでよろしくお願いいたします。  以上です。 18: ◯越智 豊議長 以上で当局の説明は終わりました。
     これより議題に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第60号ないし議案第63号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、これにて討論を終結いたします。  これより採決を行います。  番号47、議案第60号「監査委員の選任について」を採決いたします。本件は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第60号は原案に同意することに決定いたしました。  次に、番号48、議案第61号「教育委員会委員の任命について」を採決いたします。本件は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第61号は原案に同意することに決定いたしました。  次に、番号49、議案第62号「固定資産評価員の選任について」を採決いたします。本件は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第62号は原案に同意することに決定いたしました。  次に、番号50、議案第63号「人権擁護委員候補者の推薦について」を採決いたします。本件は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第63号は原案に同意することに決定いたしました。  以上で日程の全てを議了いたしました。  この際、3月31日付をもって退任される川口監査委員から挨拶があります。 19: ◯川口義輝監査委員 退職に当たり、ご挨拶の機会をいただきましてありがとうございます。  平成26年4月、監査委員に就任し、このほど任期満了を迎えました。それまで事務職員として合計9つの部署を経験しました。ごらんのとおりこのような場は苦手で、自分の思いを伝えることがなかなか難しく、才能もありませんから、100点満点の仕事はできませんでしたけれども、同僚たちに助けられて、今日まで勤めることができたことを感謝しています。ただ、1人の職員として、役所の看板を背負っているという自覚だけは持ちながら、自分なりに精いっぱいやってきたつもりでございます。おかげで大勢の人との出会い、交流が広がったこと、それが今は貴重な財産となっています。間もなく新年度が始まります。今治市は、まちづくりの計画も既にでき上がっております。一つ一つ実りあるものに仕上げていくには、乗り越えなければならない課題も多いと思いますが、今後とも関係の皆様方のお力で、真に住みよいまち今治市ができ上がることを願っています。  意を尽くせませんけれども、最後に、これまで支えていただいた全ての方にお礼と感謝を申し上げまして、退職に当たってのご挨拶とさせていただきます。長い間お世話になり、本当にありがとうございました。( 拍   手 ) 20: ◯越智 豊議長 次に、3月31日付をもって退職される管理職員からご挨拶があります。 21: ◯渡辺英徳総務部長 議場でご挨拶させていただくご配慮に感謝を申し上げます。  思い返しますと、しまなみ海道の全線開通、そして平成の大合併等々歴史的な変革期に立ち会うことができました役所生活でございました。そのような中で、私が市職員として、今治市、そして今治市民の皆様のためにどれほどのお役に立てたのだろうかという思い、反省もございます。それでも、市長様を初め、先輩や同僚、そして多くの若い職員など、周りの方々に恵まれ、支えられ、助けられ、これまでやってこれました。このことこそが幸せであったという思いに、今、至っております。また、議員の皆様におかれましては、さまざまな場面で温かくご指導をくださいましたことに、改めまして感謝を申し上げます。先ほどは、監査委員選任議案にご同意をいただき、重ねまして、衷心よりお礼を申し上げます。4月からは、気持ちを新たに、懸命に職責を果たしてまいる覚悟でございます。変わらぬご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げ、お礼のご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。( 拍   手 ) 22: ◯村上伸幸健康福祉部長 皆様には長い間お世話になりありがとうございました。  その時々の上司、職場の皆さんに助けられて、今、長い公務員生活の終わりを健康に迎えることができて、本当にありがたく幸せに思っております。長く勤めたばかりで、市民の皆様のお役にどれほど立てたかは、甚だ心もとない限りではありますが、公私にわたって、楽しかったこと、苦情を言われてつらかったこと、悩んで眠れなかったときのことなど、いろいろなことが思い返されます。昨年末にサイクリング用自転車を購入しました。秋の国際サイクリング大会で、高速道路を疾走したいと思ったのです。退職後は週末の趣味ばかりではなく、仕事のほうでもしっかり働いて、ワークもライフも充実したセカンドライフにしたいと思います。  結びに、人口減少や少子高齢化問題など、今治市が直面する課題は多くありますが、皆様のご健勝とご活躍、そして何よりも、何よりも今治市のますますの発展を心から祈念し、お礼のご挨拶とさせていただきます。長い間本当にありがとうございました。( 拍   手 ) 23: ◯白石卓夫市民環境部長 改めまして、市民環境部長の白石卓夫でございます。  本日は、退職に当たり、挨拶の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。  私は、昭和55年に入庁し、当時の福祉事務所援護課、現在の生活支援課を皮切りに、10の部署を経て、市民環境部長を拝命するに至りました。この間にかかわりました業務の中で、印象の深い事柄をご紹介させていただきます。2度の配属となった文化振興課におきましては、ことしで生誕150年を迎える、今治市ゆかりの文豪、徳冨蘆花の顕彰事業や、伊東豊雄建築ミュージアムの整備など担当いたしました。その後、伊東先生は、建築界のノーベル賞と言われ、日本人としては丹下健三先生が最初に受賞されたプリツカー賞を受賞されるなど、専門分野でご活躍される一方、ミュージアムの開館を契機として、本市の活性化のために、多岐にわたる島づくりの取り組みを展開していただいておりまして、大変ありがたく思っております。  また、企画調整課には3度の配属となりましたが、広域行政、広域観光を担当する中で、架橋開通に合わせて、当時の3島5町や、広島県側の方々と協議を重ね、最初のレンタサイクルシステムづくりを行いました。その後、観光課長として、台湾とのサイクリング交流が大きなきっかけとなって、開通時には思いもよらないことでしたが、しまなみ海道が、海外からも注目されるサイクリストの聖地へと進化していく時期を担当できましたことは、大きな喜びでございました。時に帰宅が深夜に及ぶ日々が続き、家族に迷惑をかけることとなりましたが、業務を行っていく中でさまざまなことを学び、充実した日々を送らせていただきました。  最後に市民環境部長として、新ごみ処理施設「バリクリーン」の整備を所管することとなりました。菅市長を先頭に、諸先輩方のご努力と、地元の皆様方や議員各位の大変なご理解、ご協力によりまして既に事業化となっており、次長、課長など担当職員の頑張りで、工事やごみ分別方法の変更も順調に推移いたしまして、晴れて3月31日には、竣工式を迎えることとなります。今治市が誇るべき新名所の誕生に合わせて退職を迎えることができますのも、皆様方のご指導と職場の仲間たちの協力のおかげであると大変感謝をしております。4月からは一市民となりますが、FC今治のサポーターに加えて、今治市のサポーターとして、今治市を応援し続けてまいりたいと考えております。  最後になりますが、今治市のますますの発展と、皆様方のご活躍、ご健勝を心より祈念いたしまして、退職の挨拶とさせていただきます。本当に長い間お世話になりました。ありがとうございました。( 拍   手 ) 24: ◯垣谷光慶都市建設部長 まず初めに、退職に当たり、本日このように議場にて退職のご挨拶の機会をいただきましたことに、厚く御礼申し上げます。  私は、昭和55年4月に建築技師として入庁いたしました。駆け出しのころは、設計、現場管理への不安でいっぱいでしたが、諸先輩に恵まれ、20代、30代は若さと体力に任せ、仕事仕事の日々の中、学びの多い時期でした。さまざまな業種の職人の方々に、教科書にはない現場の大切さを教わり、ものをつくることは、人と人とのつながりをつくることだと身をもって知りました。40代からは、火葬場を初めとする大きな事業の連続でした。それぞれの事業において、市職員はもちろん、市職員以外のさまざまな分野の方々と知り合い、やはり学ぶことの多い日々でした。最後の3年間は、都市建設部長という身に余る大変大きな職をいただき、不安と緊張の連続でしたが、議員の皆様を初め、周囲の皆様に助けていただきながら、何とか職責を全うすることができました。今治市役所という組織力の大きさ、力強さを実感する3年間でありました。また、最後の仕事として、新ごみ処理施設事業や、獣医学部開設にも少なからずかかわらせていただいたことも貴重な経験となりました。  苦労や喜びはそれぞれにございますが、1つ挙げるとすれば、3.11、東日本大震災です。みなと再生事業の協議のために上京し、議論をしている、まさにそのときでした。激しく揺れる事務所、地震がおさまってもなお大きく揺れ続ける高層ビル、飛びだす人々。全ての交通機関が麻痺する中で、その夜は東京都の設計事務所泊まりとなりました。テレビには一晩中、津波と火災の映像が映し出され、自然災害の恐ろしさと人間の無力さを痛感し、防災に対する意識が180度変わった衝撃的な出来事でした。その経験以降は、それまで以上に防災・減災を考えるようになりました。こうして振り返ってみますと、充実した本当にありがたい38年間だったと心から感謝をしております。4月からは一市民の立場で、今までの経験を生かし、今治市を後方から応援してまいりたいと考えております。  最後になりましたが、今後も今治市が「ずっと住み続けたい“ここちいい(心地好い)”まち いまばり」を目指し、ますます発展するとともに、議会の皆様のご活躍を心よりお祈り申し上げまして、退職に当たってのご挨拶とさせていただきます。長い間本当にありがとうございました。( 拍   手 ) 25: ◯越智 豊議長 以上で挨拶は終わりました。  閉会に当たり、市長から挨拶があります。 26: ◯菅 良二市長 閉会に当たりまして、ご挨拶申し上げます。  今議会におきましては、提案いたしました平成30年度の当初予算を初めとする市政の重要案件につきまして、熱心にご審議をいただき、全て滞りなく議決を賜ることができました。今議会でも、各議員の皆様から市政各般にわたる重要な課題につきまして、時宜を得た質疑、質問を頂戴いたしました。本会議、そして予算特別委員会のほか、各委員会において、皆様からいただきました貴重なご意見やご要望につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。  平成の大合併から13年が経過いたしました。その間、合併時の首長として、また、合併後の地域審議会会長として活躍されていた伯方の岡田町長、上浦の小野町長、そしてこのたび、久保一士関前村長がご逝去されました。謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の皆様に、衷心よりお悔やみ申し上げたいと存じます。  関前地域における簡易水道事業につきましては、海水淡水化装置に頼らざるを得ず、安定した供給の確保や水質の向上など、長年の懸案でありました。私が就任した平成21年2月20日、翌日に愛媛県庁にご挨拶、そして隣市となる松山市、取って返して、しまなみ海道を渡って、姉妹都市の尾道市、中・四国フェリーで深く関係がございました竹原市、そして呉市。合併以前からごみの問題で、大崎下島に大変お世話になって、小村市長に「これからもよろしくお願いします。そして、関前地区の大きな課題は水なんです。もちろん、愛媛、広島両県知事、そして何よりも大事なのが呉市の市長です。どうぞ今後よろしくお願いします」そう申し上げて、とびしま海道を渡って、関前支所で、一言、皆に激励の挨拶をしようと連絡をしておりましたところ、思いもしなかったんですが、支所の前に本当に大勢の、岡村の皆さんだと思いますが、お越しをいただいて、その先頭に、久保前村長がおられました。よかったねという祝福をいただきながら、「関前地区の大きな課題は水なんです。よろしく」とお話をしていただいたこと、今もしっかりと覚えております。昨年4月、広島県呉市から水道用水の供給を開始し、住民の皆様に安全でおいしい水をお届けすることができるようになりました。開通記念式では、残念ながらお会いすることができませんでしたが、誰よりも喜んでいただけたのは久保前村長ではなかったかとお察しいたします。生前の幾多のご功績をおしのびし、関前地区の皆様はもとより、私にとって首長仲間の同志として、改めて心からご冥福をお祈りいたします。  さて、先ほどは、川口監査委員並びに4名の部長に挨拶の機会を設けていただきありがとうございました。この3月末で、総勢37名の職員が今治市役所を去る予定でございます。長きにわたり、今治市職員として市民のために職務を全うされ、市政発展のために寄与されましたことに対し、改めて感謝申し上げ、深く敬意を表したいと存じます。  長年勤められた公務員としての誇りと、蓄積された豊富な知識と経験をもって、「ふるさと今治」の発展のためにご活躍されますとともに、末長く、健康で心豊かな第二の人生を過ごされますようご祈念申し上げます。  さて、花舞う4月、新ごみ処理施設「バリクリーン」がいよいよ本稼働いたします。去る2月25日には、地域の皆さんとともに、周辺環境と調和した緑豊かな美しいごみ処理施設にするために、バリクリーン敷地内の植樹を行ってまいりました。そして3月18日には、16年続いている花街道からバリクリーン正門前に場所を移し、老若男女、とりわけ富田小学校、南中学校の児童生徒も心をこめて作業に従事してくれました。大勢の方々にご参加いただき大変ありがたく思っております。3月31日には、施設の完成を記念した式典も予定しております。12市町村が1つとなり、今治市内4カ所の施設を集約し、新市の一体感を醸成する最大の施設整備である新クリーンセンターが、市民の皆さんに親しまれ、愛されるよう万全の体制で管理運営に努めてまいります。  また、4月3日には、岡山理科大学獣医学部の入学宣誓式が行われます。昨年4月に学生と年代が近い本市若手職員で構成するプロジェクトチームを立ち上げ、さまざまな意見を出してもらい、大学と地域が連携したまちづくりの礎を築いていけるような施策を取りまとめたところでございます。西日本初の私立獣医学部がこの地に根差し、大学と今治市がともに発展できるよう引き続き努力を続けてまいりたいと考えております。志の高い意欲に満ちた優秀な学生の皆さんが今治の地に来て学び、そして充実した学生生活を過ごすことができるよう今治市を挙げてお迎えしようではありませんか。  続きまして、去る2月23日、西消防署菊間分署に、待望の震災対応訓練施設が完成し、お披露目を兼ねて、愛媛県立今治病院と消防職員の約30名参加のもと、南海トラフ巨大地震を想定した救助訓練が行われました。当施設は、災害現場を再現した常時訓練可能な施設で、崩れたビルのがれきや自動車が一部土砂に埋まった状態を再現するなど、実践的で多様な訓練を実施することができます。消防と医療機関との連携や、よりリアルな訓練を、間近でこの目で確認し、大変心強く感じました。危機管理を徹底し、市民の命を第一に、今後とも訓練を重ねてまいります。3月11日には、議員各位のご参列をいただき、本市最大の公式行事である出初式を盛大に挙行することができました。消防職員はもちろんのこと、消防団、自主防災組織など臨機応変な訓練を重ねることにより、官民一体となった地域防災力の向上と災害対応能力の強化に努め、今治市民の命をしっかり守っていきたいと考えております。  同じ日の午後には、新都市第1地区のサッカー専用スタジアム「ありがとうサービス.夢スタジアム」におきまして、待ちに待ったJFL開幕、ヴェルスパ大分戦が行われました。晴れ渡った爽やかな青空のもと、スタンドを埋め尽くす4,493人のファンが熱い声援を送る中、我がFC今治が4対1で勝利いたしました。今シーズン試練の日々が続きますが、2018年、明るくポジティブなプロフェッショナルをキャッチフレーズに、スタジアムいっぱい、ブルー1色のサポーターの応援のもと、JFL優勝、Jリーグに昇格することを強く願っています。ぜひ皆さん、FC今治、一緒に応援に行きましょう。  最後になりますが、平成30年度は、新ごみ処理施設の本稼働、獣医学部の開学など、これまで手がけてきた取り組みが、輝かしい未来に向かって花開き、希望の年になると確信いたしております。市民誰もが今治市を愛し、いつまでも暮らしたいと思えるまちづくりを推し進めるため、市民の代表である議員の皆様方とともどもに頑張っていくことをお誓い申し上げまして、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 27: ◯越智 豊議長 以上で挨拶は終わりました。  これをもって今定例会を閉会いたします。                午前11時46分 閉 会 発言が指定されていません。 Copyright (c) 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