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  1. 今治市議会 2018-03-01
    平成30年第2回定例会(第1日) 本文 2018年03月01日開催


    取得元: 今治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    検索結果 検索やり直し 使い方 (新しいタブが開きます) 2018年03月01日 平成30年第2回定例会(第1日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 30 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯越智 豊議長 選択 2 : ◯菅 良二市長 選択 3 : ◯越智 豊議長 選択 4 : ◯越智 博副市長 選択 5 : ◯越智 豊議長 選択 6 : ◯松田澄子議員 選択 7 : ◯越智 豊議長 選択 8 : ◯菅 良二市長 選択 9 : ◯片山 司企画財政部長 選択 10 : ◯越智 豊議長 選択 11 : ◯松田澄子議員 選択 12 : ◯越智 豊議長 選択 13 : ◯松田澄子議員 選択 14 : ◯越智 豊議長 選択 15 : ◯越智 豊議長 選択 16 : ◯越智 忍総務委員長 選択 17 : ◯越智 豊議長 選択 18 : ◯藤原秀博教育厚生委員長 選択 19 : ◯越智 豊議長 選択 20 : ◯渡部 豊産業環境委員長 選択 21 : ◯越智 豊議長 選択 22 : ◯重松眞司建設水道委員長 選択 23 : ◯越智 豊議長 選択 24 : ◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 選択 25 : ◯越智 豊議長 選択 26 : ◯越智 豊議長 選択 27 : ◯松田澄子議員 選択 28 : ◯越智 豊議長 選択 29 : ◯越智 博副市長 選択 30 : ◯越智 豊議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ◯越智 豊議長 おはようございます。ただいま出席議員32名であります。  これより第2回今治市議会定例会を開会いたします。  菅市長から今議会招集の挨拶があります。 2: ◯菅 良二市長 おはようございます。  本日、平成30年の第2回定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご参集を賜り、開会の運びとなりましたことを厚くお礼申し上げます。  さて、平成30年度の各会計予算を初めとする諸議案のご審議をお願いするに当たり、平成30年度の市政運営につきまして、所信の一端と重点施策の大要について申し述べ、議員各位並びに今治市民の皆様方に対しまして、ご理解、ご協力をお願い申し上げたいと存じます。  皆さんにも原稿が行っていると思います。ここはと思うことはぜひマークしておいていただければありがたいと思います。  目まぐるしく変わる社会情勢の中で、本市を取り巻く環境は、少子高齢化の進行や人口減少を初め、南海トラフ巨大地震や豪雨など災害に対する減災・防災への取り組み、老朽化しつつある公共施設の改修・更新費用の増加、多様化・複雑化する市民のニーズへの対応等が求められています。こうした変化に対応していくためには、市民の皆様と行政がしっかりと連携を図り、オール今治で効率よく行政を進めるとともに、本市の持つ自然、文化、歴史、産業等のあらゆる資源を活用し、魅力のある「いまばりづくり」をしていくことが重要であります。先人たちの知恵と努力を守り育てるとともに、50年後、100年後にも、孫やひ孫の世代が今治市を愛し、そして幸せに暮らしていけるような「ふるさと今治」をつくり上げていくことを目指していきたいと考えております。  さて、私が市長に就任する以前より、長い時間をかけて進めてまいりました今治市内4つのごみ処理施設を集約した合併の最大の成果の1つである新ごみ処理施設「バリクリーン」が、いよいよ今月31日に竣工いたします。  新ごみ処理施設は、富田、町谷地域の皆様にとうといご理解とご英断をいただいたことで、平成26年2月に着工いたしました。昨年11月には焼却炉の完成に伴い、火入れ式をとり行い、12月以降、試験運転を行いながら各種の性能試験を行っておりますが、今月末には全ての検査を終えて、4月から本稼働となります。  当施設は、本市で初めて設計から建設、運営までを一括して発注し、民間事業者のノウハウを最大限に生かした運転管理が行われます。また、安全性はもちろんのこと、ごみを焼却したときに発生する熱を利用した発電事業により施設全体の消費電力を賄うだけでなく、余剰電力の売電収入を確保でき、運営の経費を大幅に削減できるなど、経済性にもすぐれております。  さらには、環境啓発や体験型学習など環境学習の拠点としての機能や災害時の避難所としての役割も兼ね備えており、21世紀の先進的なごみ処理施設として、本稼働後は今治市内や愛媛県内のみならず、全国各地から視察に来ていただけるような施設であると自負しております。「安全・安心で人と地域と世代をつなぐいまばりクリーンセンター」であり続けるよう決意を新たにして、万全の体制で施設の運転管理に努めてまいります。  続きまして、大学獣医学部についてでございます。  これまで羽藤市長に始まり、5代にわたる歴代市長が不断の努力を積み重ねてまいりました大学誘致がようやく実を結び、いよいよ来月4月に岡山理科大学獣医学部が開学する運びとなりました。  我が国は、かつて経験したことのない本格的な人口減少社会に突入しておりますが、大学の開学は、今治市に多くの若者が集まる、魅力と活力に満ちあふれるまちづくりの一歩になります。先達の思いを受け継ぎ、40年来の悲願でありました学園都市スタートの年として、志の高い意欲に満ちた優秀な学生が本市で充実した学生生活を送れるようお迎えしたいと考えております。  100名を超える教職員を配置し、他に類を見ない充実した教育環境を備えた西日本初の私立獣医学部として、その土台をつくり上げ、また、この地に根差し、地域とともに発展できるよう、しっかりと支援してまいります。  さて、昨年2月に3期目の市政を担わせていただくこととなりましたが、今年度の予算につきましては、これまで9年間で醸成してきたことを形にし、成長させるとともに、次の世代にしっかりと引き継いでいかなければならないという理念で編成いたしました。本市が将来にわたって成長していくことができるよう、市民のニーズをしっかりと把握して事業の優先順位づけを行い、限られた財源を必要な事業に重点配分いたしました。  それでは、平成30年度に実施する重要な施策につきまして、今治市総合計画における基本構想の7つの施策の大綱に沿ってご説明申し上げます。  1つ目は、「健やかに安心して暮らせるまちづくり」でございます。まちづくりの主役である市民が、子供からお年寄りまで住みなれた地域で互いに支え合い、生涯を通じて健やかに安心して暮らせるようなふるさとを築いてまいります。  子育て支援につきましては、病児保育事業におきまして、子供が病気になり、仕事等の事情で見ることができない場合に、安心して預けられるよう支援を充実してまいります。
     そのほか、国による1号認定の利用者負担額の上限額基準の見直しにあわせて、今治市の保育料の一部についても見直しをいたします。  また、ファミリー・サポート・センターひとり親支援事業を立ち上げ、利用料金の一部を補助することにより、ひとり親家庭の経済的負担を軽減し、自立を図ってまいります。  新生児の聴覚検査につきましては、聴覚障害の早期発見・早期療育につなげ、難聴児の言語発達によい影響を及ぼすことができるよう費用の一部負担を開始し、実施率100%を目指してまいります。  今後も、子育て世代の経済的負担等を軽減することにより、若いパパやママを応援してまいります。  次に、高齢者福祉では、地域包括ケアシステムの深化・推進を目指し、平成30年度から平成32年度を計画期間とする第7期高齢者福祉計画・介護保険事業計画を策定しております。  今年度より、入院医療から在宅療養への円滑な移行や安定的な在宅療養生活継続のため、在宅医療・介護連携に関する相談、支援を行う窓口を設置します。  認知症施策につきましては、認知症初期集中支援チームを設置し、認知症の人やその家族に対して早期に支援を行ってまいります。  次に、障害者福祉では、医療的ケア児が入院したときの医療機関従事者とのコミュニケーション支援制度の創設や、重症心身障害者に対する訪問看護事業所での日中一時支援の開始など、障害児や日常的に介護をしている家族への支援体制の充実に努めてまいります。  医療につきましては、医師不足等による二次救急医療体制の存続が懸念されておりますが、安心して暮らせる救急医療体制を維持するため、今治市医師会と連携し、愛媛大学医学部付属病院の支援を受けて地域の医療を守ってまいります。  2つ目は、「豊かな心と生きる力を育むまちづくり」でございます。市民一人一人の豊かな心を育み、子供たちの生きる力をみんなで育むふるさとを築いてまいります。  小中学校につきましては、昨年度から3カ年の予定で実施しております小学校3校の屋内運動場のつり天井落下防止対策工事のほか、立花小学校の校舎改修工事等を実施し、次代を担う子供たちの安全・安心を重視した教育環境の実現に向け、取り組んでまいります。また、災害時における地域の避難所として、市民の安全性確保のためにも、今後も引き続き、公共施設の改修や長寿命化対策を進めてまいります。  中央公民館におきましては、生涯学習の拠点として各公民館の中核的な役割を担い、また市民ホールとして年間を通じて多くの方に利用いただいておりますことから、耐震診断を実施し、補強計画案などの耐震化構想を策定し、安全性の確保に努めてまいります。  3つ目は、「みんながつながり支えあうまちづくり」でございます。ふるさとをよりよくするため、市民一人一人が、あるいは市民と行政がつながりを持ち、互いに支え合うふるさとを築いてまいります。  人権施策では、明るく住みよい人権尊重のまちづくりを実現するために必要な施策を総合的かつ計画的に推進するために、第3次基本計画を策定いたします。  次に、市民が共におこすまちづくり事業では、行政からテーマを提示し、市民活動団体やNPO法人、さらには民間企業など、多様な主体から成る連合体を対象に募集するテーマ型協働事業を新設し、官民連携して地域課題の解決に取り組んでまいります。  4つ目は、「安全・安心で快適に暮らせるまちづくり」でございます。誰もがこのまちで安全・安心・快適に住み続けられるようなふるさとを築いてまいります。  東日本大震災から7年、熊本地震からもうすぐ2年が経過し、記憶の新しいところでは、昨年7月に九州北部地域を豪雨災害が襲うなど、毎年のようにさまざまな災害が発生し、とうとい生命が奪われております。  本市においても、昨年9月の台風18号では、人的被害はほとんどなかったものの、多くの被害を受け、国から激甚災害の指定を受けるなど、改めて自然の脅威、猛威を感じているところであります。これらを教訓に、あらゆる危機に際して、市民の生命や財産を守り抜くことのできる安全・安心なまちづくりを推進するため、引き続き「自助・共助・公助による減災」に努めてまいります。本庁、支所においては、職員の研修、災害対応訓練を行い、職員の防災力の向上を図ってまいります。また、自主防災組織の活性化や、防災士の育成などの取り組みを進めてまいります。今後も、各関係機関、消防団、自治会及び自主防災会、愛媛県建設業協会などのご協力もいただきながら、官民一体となって防災対策・危機管理体制の強化を図ってまいります。  ハード整備につきましては、平成29年度より常設しました災害対策本部室に間もなく完成いたします災害管理システムを活用し、現場情報や気象情報等、災害時の各種情報の集約、処理、伝達までを一元的に管理し、対応力を強化してまいります。あわせて、同報系防災行政無線施設の整備やコミュニティーFMの可聴エリアの拡大を行い、災害管理システムと連動させることにより、住民への緊急防災情報伝達及び災害対応能力の強化を図ってまいります。  また、老朽化等により危険が生じるおそれのあるトンネルや橋梁を初め、河川や公園施設、港湾、漁港、農業水利施設につきましても定期的な点検を実施し、必要な対策を講じてまいります。  次に、上水道事業につきましては、将来にわたり安心・安全な飲料水を安定して供給し続けられるよう、(仮称)高橋浄水場の建設、広域送水事業の推進等、高度な基幹施設の整備を進めてまいります。  5つ目は、「美しい地球を未来へつなぐまちづくり」でございます。しまなみアースランドを発信拠点に、本市の美しい自然環境を守り育てるとともに環境保全に努め、いつまでもよい環境で暮らし続けることができるようなふるさとを築いてまいります。  2月より、ごみの分別につきましては、一般ごみは、軟質プラスチックごみの分別が廃止され、燃やせるごみと燃やせないごみの2種類に変更となりました。また、島嶼部は2月から、陸地部は4月から、プラスチック製容器包装と白色トレイの新たな資源回収も開始されます。これらの分別の変更にスムーズに移行できるよう、出前講座、分別アプリ、外国語版チラシなどにより、周知啓発を続けてまいります。新たなごみの分別開始により、ごみの資源化を推進し、「循環型都市いまばり」の構築に努めてまいります。  6つ目は、「誇りに思える魅力があふれるまちづくり」でございます。たくさんの人が今治市を訪れ、住む人が誇りに思えるように、魅力あふれる交流とにぎわいを創造するふるさとを築いてまいります。  本年7月15日、本市と尾道市との間で姉妹都市の提携を結んで50周年を迎えます。記念事業としまして、2市それぞれで実施しておりますイベントにお互いの市民が参加することを計画しております。  本市におきましては、尾道市民にしまなみ海道薪能、来島海峡大橋への塔頂ツアーに参加していただき、お互いの歴史や文化への理解をより一層深めてまいりたいと考えております。あわせて、両市で展開する各種イベントにお互いの市民が積極的に交流できるよう努めてまいります。  次に、「サイクルシティ構想」の推進でございます。今年10月には、愛媛、広島両県などと連携して、国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ2018」が開催されます。過去の大会にも増して、さらに磨きをかけたおもてなしで、国内外から7,000人のサイクリストをお迎えし、地域の魅力を余すところなく発信してまいります。また、新たにサイクリングターミナルを今治駅前に整備することにより、世界に誇れるサイクリストの聖地として、国内外から訪れる皆さんに満足していただけるよう、受け入れ環境をさらに充実させてまいります。さらに、全国の自転車を活用してまちづくりに取り組む自治体とともにサイクリング活用を推し進めてまいります。  スポーツパークにおきましては、今年こそはとJリーグ昇格を目指すFC今治の年間15回の公式戦ホームゲームの開催が予定され、今治市内のみならず、愛媛県内外からも多くの観戦客が見込まれます。近隣の商業施設との連携で相乗効果が生まれることにより、地域の活性化と交流人口の拡大につながるものと考えております。なお、3月11日のヴェルスパ大分戦、夢スタジアムでの開幕戦であります。こぞって応援に駆けつけましょう。  7つ目は、「産業の飛躍と創造に満ちた活力あるまちづくり」でございます。今治市の強みを生かし、まちの活力を生み出す産業の振興や雇用創出に向けた「ふるさと今治」を築いてまいります。  まず、海事産業では、地域の海事産業界が協力して若手の人材育成に取り組んでおります今治地域造船技術センターへの支援や、また、本年4月でいよいよ3学年までがそろいます今治工業高等学校機械造船科の地学地就への取り組みに対して協力してまいります。  次に、繊維染色産業では、今治タオルの高い品質基準を支える繊維染色加工事業者で組織される愛媛県繊維染色工業組合が主体となって、東京都と今治市の2会場において開催しました「今治カラーショー」で、繊維染色業界のすぐれた染色技術の紹介や、1,000色に染めた生地のアートなど、PRを行ってまいりました。引き続き、優秀な人材の確保、雇用の拡充に向けた業界の取り組みを支援してまいります。  このほか、若い皆さんが身近な情報を得る手段として最も利用しているSNSを活用し、新たな事業を展開しようとする事業者に対する支援制度を創設し、本市の情報を積極的に今治市内外に発信するとともに、地域の活性化を図ってまいります。  農業政策につきましては、JAおちいまばりと協働し、温暖な気候によるかんきつの栽培を初め、本市の農業の魅力を発信し、農業体験を通じて都市の住民との交流促進を図り、都市部からの就農希望者の受け入れを推進してまいります。  鳥獣被害防止対策につきましては、新設しました本庁農林振興課有害鳥獣対策室を中心に、これまで以上に地域の方と緊密に連携をとりながら、生活環境に被害を及ぼすおそれのある鳥獣に対し、追い払いや捕獲などの対策を実施し、鳥獣被害に遭いにくい集落づくりや有害鳥獣の捕獲数の増加を図ってまいります。  森林政策につきましては、森林が我々にもたらしてくれるおいしい水、きれいな空気、美しい自然が確保されるよう、健全な森林を守り育てることを推進してまいります。  水産業の振興につきましては、増殖場の整備や稚魚の放流などを通じて水産資源の保護に努めるとともに、魅力的な地域水産物をアピールするためにブランド化や魚食普及を推進いたします。また、漁業担い手確保対策として新規漁業就業者の経営を支援するとともに、観光業との連携や6次産業化など、経営の多角化を推進し、水産業の活性化を図ります。  以上、本年度の重要な施策につきまして、7つの施策の大綱に沿ってご説明してきましたが、これらを実施する上での土台となります道路、上水道、下水道などの社会資本整備につきましても、順次、計画的に実施してまいります。  以上、予算規模といたしまして、一般会計は712億円、特別会計は約417億2,000万円、そして企業会計の約174億8,000万円を合わせまして、全会計の予算額は約1,304億円となった次第でございます。  平成30年度は、合併のメリットを最大限に生かした新ごみ処理施設の本稼働、歴代の市長が目指してきた大学の開学、また企業誘致などの新都市開発整備事業等、これまで手がけてきた取り組みが輝かしい未来に向かって確かな歩みを進め、花開いていくと確信いたしております。  これからも市議会を初め、市民の皆様方とご一緒に、夢と希望と活力に満ちあふれる魅力的な「いまばりづくり」を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。あわせて、国会並びに愛媛県議会の諸先生方、国、愛媛県そして報道関係などの関係機関の皆様方の深いご理解と温かいご支援をお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。  なお、提案いたしております各案件の詳細につきましては、後ほど副市長からご説明いたしますので、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。 3: ◯越智 豊議長 これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付の日程表のとおりであります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員に、15番谷口芳史議員、16番森京典議員を指名します。  次に、日程2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  会期は本日より3月26日までの26日間とし、その間の会議日程はお手元に配付の会議日程表のとおり運営したいと思います。これにご異議ございませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、日程3、諸般の報告を行います。  議会活動状況についてご報告いたします。  議会活動状況は、お手元に配付の議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。  以上で諸般の報告を終わります。  次に、日程4、付議事件番号1、議案第2号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第5号)」ないし付議事件番号14、議案第15号「今治市玉川龍岡活性化センターの指定管理者の指定について」、以上14件を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 4: ◯越智 博副市長 それでは、平成29年度関係の補正予算案など14件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。  便宜上、一般議案からご説明申し上げます。薄いほうの議案書の1ページをお願いいたします。  議会第2回議案第8号「今治市行政組織条例の一部を改正する条例制定について」でございます。行政組織を改正しようとするものでございます。企画財政部の分掌事務から国民体育大会に関することについて削ろうとするものでございます。  4ページに、参考として改正条項新旧対照表を掲げてございますので、詳細はごらんいただいたらと思います。  この条例は平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  5ページをお願いいたします。議案第9号「今治市特別職の職員の退職手当に関する条例制定について」でございます。市長、副市長、常勤の監査委員及び教育長の退職手当の額を定めようとするものでございます。  7ページをお願いいたします。第3条におきまして、給料月額に在職月数を乗じ、係数を乗じた額にしようとするものでございます。  この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。  9ページをお願いいたします。議案第10号「今治市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例制定について」でございます。国家公務員退職手当法の改正に伴い、本市職員の退職手当もこれに準じて改定しようとするものでございます。  17ページをお願いいたします。第2条による改正条項新旧対照表を掲げてございますが、退職手当の調整率を100分の87から100分の83.7へ改定しようとするものでございます。  この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。  19ページをお願いいたします。議案第11号「常盤小学校校舎改修工事の内建家その他工事請負契約の締結について」でございます。去る2月2日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、2月5日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。契約金額、契約の相手方、工期につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  21ページをお願いいたします。議案第12号「財産の処分について(旧美須賀小学校)」でございます。売却しようとする土地の所在及び面積につきましては、黄金町一丁目9番2、5,792.07平方メートルでございます。これは、旧美須賀小学校用地の一部を一般競争入札の結果、医療法人滴水会へ2億450万円で売却しようとするものでございます。  なお、22ページに位置図を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  25ページをお願いいたします。議案第13号「今治市鈍川せせらぎ交流館の指定管理者の指定について」から33ページの議案第15号「今治市玉川龍岡活性化センターの指定管理者の指定について」までの3件につきましては、一括して説明させていただきます。  これらの議案はいずれも地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして、公の施設の指定管理者を指定しようとするものでございます。なお、施設の名称、指定管理者、指定の期間につきましては、それぞれ掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  以上で一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算の説明に移らせていただきます。青い冊子の薄いほうの補正予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。  議案第2号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第5号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ42億9,290万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を875億340万3,000円にしようとするものでございます。  説明の便宜上、歳出から説明を申し上げます。  14ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。款別に補正予算額と財源内訳を掲げてございます。歳出予算に係る特定財源の割合は、約85.4%となってございます。  20ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。以下、人件費を初め、国、県の内示及び公共事業費の精算や決算見込みに伴う過不足額の補正につきましては、主なものを除き、説明を省略させていただいたらと思います。  初めに、総務費、総務管理費の一般管理費でございます。過疎地域自立促進基金費でございますが、旧伯方保育所の解体について、県道拡幅に伴う補償の対象となったことから、当初予定しておりました過疎債の一部を過疎地域自立促進基金に積み立てようとするものでございます。  次に、同項の財産管理費でございます。財政調整基金費でございますが、黄金町一丁目、北宝来町一丁目ほか、市有地売却代金を財政調整基金に積み立てようとするものでございます。  次に、同項の企画費でございます。大学立地事業費補助金でございますが、岡山理科大学今治キャンパス開設に対して助成しようとするものでございます。財源は、県支出金と繰入金でございます。  次に、民生費、社会福祉費の社会福祉総務費でございます。精算返納金でございますが、障害者自立支援給付費等国庫負担金の額の確定によりまして、精算返納金を予算計上しようとするものでございます。  次に、児童福祉費の児童福祉総務費でございます。精算返納金でございますが、子ども・子育て支援交付金及び子ども・子育て支援事業費補助金の確定によりまして、精算返納金を予算計上しようとするものでございます。  次に、同項の保育費でございます。私立保育所運営委託料及び私立認定こども園給付費でございますが、処遇改善等加算追加、人事院勧告に伴う国家公務員の給与改定に準じた保育士等の待遇改善を公定価格に改定及びゼロ歳児の入所児童数増加により増額補正をしようとするものでございます。財源は国・県支出金でございます。  旧伯方保育所解体工事でございますが、労務単価等の引き上げに伴う不足額を増額しようとするものでございます。財源は諸収入でございます。  22ページをお願いします。次に、生活保護費の生活保護総務費でございます。精算返納金でございますが、被保護者就労支援事業費負担金及び生活保護適正化等事業補助金の確定によりまして、精算返納金を予算計上しようとするものでございます。  次に、農林水産業費、農業費の農業総務費でございます。精算返納金でございますが、多面的機能支払交付金及び中山間地域等直接支払交付金県補助金の確定によりまして精算返納金を予算計上しようとするものでございます。財源は諸収入でございます。  24ページをお願いいたします。土木費、都市計画費の墓園事業費でございます。墓園事業特別会計繰出金でございますが、特別会計の補正に伴いまして繰出金の増額をしようとするものでございます。  26ページをお願いします。消防費の水防費でございます。水防活動費でございますが、10月の台風21号、台風22号に伴います土砂撤去等の応急復旧対応といたしまして不足額を計上するとともに、既計上分のうち市単独災害復旧事業債の対象となるものについては災害復旧費へ振りかえを行った上で減額しようとするものでございます。  災害復旧費でございますが、8月の台風5号、9月の台風18号、10月の台風21号、台風22号に伴います被災箇所の災害復旧でございます。  まず、農林水産施設災害復旧費の農業用施設災害復旧費でございます。市単独農業用施設災害復旧事業費でございますが、農道等に係る被災箇所の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、市債と受益者からの分担金でございます。  農業用施設災害復旧事業費でございますが、被災箇所数が多く、現場着手までに時間を要するため、平成30年度当初予算への再計上によりまして減額しようとするものでございます。財源は県支出金と市債でございます。  次に、同項の林業施設災害復旧費でございます。市単独林業施設災害復旧事業費でございますが、林道に係る被災箇所の災害復旧を行おうとするものと、平成30年度当初予算への再計上によりまして減額しようとするものでございます。財源は市債でございます。  林業施設災害復旧事業費でございますが、平成30年度当初予算への再計上によりまして減額しようとするものでございます。財源は県支出金と市債でございます。  次に、同項の農地災害復旧費でございます。農地災害復旧事業費でございますが、平成30年度当初予算への再計上によりまして減額しようとするものでございます。財源は、県支出金、市債及び受益者からの分担金でございます。  28ページをお願いいたします。土木施設災害復旧費でございます。市単独道路災害復旧事業費でございますが、市道の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は市債でございます。  道路災害復旧事業費でございますが、平成30年度当初予算への再計上によりまして減額しようとするものでございます。財源は、国庫支出金及び市債でございます。  以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、13ページに返っていただけたらと思います。  歳入の総括を掲げてございます。款別に整理をいたしておりますが、ここに掲げておりますとおり、分担金及び負担金から市債までの補正を行おうとするものでございます。  16ページをお願いいたします。歳入の明細を掲げてございます。なお、歳入につきましては、歳出のところでご説明申し上げましたものと、決算見込みに合わせたものや洗い替えを行うものにつきましては、説明を省略させていただいたらと思います。  18ページをお願いします。19款の繰越金でございますが、今回の補正に伴いまして1億3,186万8,000円を増額いたしまして、補正後の額は28億5,532万7,000円となってございます。
     6ページに返っていただけたらと思います。第2表繰越明許費の補正でございます。このページから9ページに掲げております各事業につきまして、繰り越しさせていただこうとするものでございます。事業の進捗に当たり、関連工事との工程調整、関係機関との協議や地元調整等に不測の期間を要したことなどによりまして、やむを得ず繰り越しさせていただこうとするものでございます。  10ページをお願いいたします。第3表地方債補正でございます。市債の補正に伴いまして、このページと次のページに掲げておりますとおり、起債の借入限度額等を追加及び変更しようとするものでございます。  以上で一般会計の説明を終わらせていただき、特別会計へ移らせていただきます。なお、公共事業費の精算や決算見込みに伴う過不足額の補正措置につきましては、説明を省略させていただいたらと思います。  33ページをお願いします。議案第3号「平成29年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額からそれぞれ76万円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を8,054万円にしようとするものでございます。  44ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、墓地の使用許可基数が見込みより減ったことに伴いまして、大谷墓園墓地管理基金への積立金を減額しようとするものでございます。  47ページをお願いします。議案第4号「平成29年度今治市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。今回の補正予算は、市債等財源の洗い替えで歳入歳出予算の総額は補正しておりません。  50ページをお願いします。第2表繰越明許費補正でございます。ここに掲げております事業につきまして、繰り越しさせていただこうとするものでございます。  右のページをお願いします。第3表地方債補正でございます。簡易水道事業に係る市債が確定したことに伴いまして、起債の借入限度額を変更しようとするものでございます。  57ページをお願いします。議案第5号「平成29年度今治市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億5,731万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を240億2,318万6,000円にしようとするものでございます。  68ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。療養給付費、特定健康診査等負担金及び財政調整交付金の精算に伴う精算返納金を計上させていただいております。  71ページをお願いします。議案第6号「平成29年度今治市介護保険特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億3,252万8,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を186億9,337万円にしようとするものでございます。  82ページをお願いします。国庫支出金等精算返納金でございますが、平成28年度までの介護給付費等の額の確定に伴う返納金を計上させていただいております。  なお、一般・特別会計の繰越明許費の明細等を別冊の予算説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  続きまして、グレーの冊子の公共下水道事業会計補正予算書の1ページをごらんいただいたらと思います。  議案第7号「平成29年度今治市公共下水道事業会計補正予算(第3号)」でございます。今回の補正予算の内容は、事業費の組み替え、精算並びに国の補正予算に伴いまして、所要額を補正しようとするものでございます。  まず、第2条の収益的収入及び支出でございますが、収入の第1款公共下水道事業収益につきまして、営業収益を181万4,000円減額し、収入総額は54億7,618万6,000円を予定いたしております。  支出の第1款公共下水道事業費用につきまして、営業費用を362万8,000円減額し、支出総額は55億1,841万9,000円を予定いたしております。  次に、第3条の資本的収入及び支出でございます。  2ページをお願いいたします。収入の第1款資本的収入につきまして、企業債を130万円減額し、また国庫補助金を1,181万4,000円増額し、収入総額は21億8,218万円を予定いたしております。  支出の第1款資本的支出につきまして、建設改良費を1,113万9,000円増額し、支出総額は37億4,229万5,000円を予定いたしております。これによりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、1ページに掲げておりますとおり、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。  3ページをお願いいたします。第4条の企業債でございます。今回の補正措置によりまして、このページに掲げておりますとおり、下水道事業債の借入限度額を変更しようとするものでございます。  以上で平成29年度関係の議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 5: ◯越智 豊議長 以上で当局の説明は終わりました。  これより、議題に対する質疑に入ります。  この際申し上げます。議員の発言は、申し合わせの発言時間内においてお願いいたします。  質疑の通告がありますので、発言を許可いたします。  5番松田澄子議員。 6: ◯松田澄子議員 通告に従い、質疑をいたします。  議案第2号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第5号)」について、歳出2款1項7目国家戦略特区推進費について、私は、私立大学に対する補助金支援について疑問がありますのでお尋ねいたします。  まず、補助率と財源の内訳などについてでございます。  今回の財源は、愛媛県が3分の1の13億9,832万1,000円、今治市は財政調整基金から5億664万4,000円、合併振興基金から22億9,000万円とあります。合わせて41億9,496万5,000円、補助金として出されようとしておりますが、この内訳の理由について教えてください。  また、昨年も感じたことなのですが、このような大きな金額をなぜ先議で決めようとしているのかお尋ねいたします。 7: ◯越智 豊議長 答弁を求めます。 8: ◯菅 良二市長 松田澄子議員ご質疑の歳出2款1項7目国家戦略特区推進費についてに関しまして、私から、本市の基本的な考え方についてお答えさせていただきます。  本市は、昭和50年に学園都市構想の実現を表明して以来、高等教育用地を確保し、用地の起債償還も終えるなど、学園都市構想の実現のために備えてまいりました。平成17年には大規模合併を成し遂げましたが、新市の将来像の実現に向けて策定した新市建設計画におきましても、新市の主要施策として高等教育機関の誘致を掲げ、かねてより財源の準備をしてきたものでございます。大学誘致を進めることで市民の皆様の生活に影響を及ぼすことがないよう、そして将来に負担を先送りしないように、合併振興基金や財政調整基金を積み立ててまいりました。  今議会に上程しております大学立地事業費補助金の財源につきましても、これらの基金を活用することで新たな市債の借り入れは行わないため、将来の財政に大きな影響を与えるものではないと考えております。  また、愛媛県におかれましては、慢性的に不足している公務員獣医師等の安定確保はもとより、先般、香川県で発生した鳥インフルエンザを初めとする人獣共通感染症の迅速な水際対策の強化に資するものであるほか、先端ライフサイエンス企業の愛媛県内集積や愛媛県ブランド畜産物の開発など、産業振興にもつながることから、十分に公益性が認められるとして、本市に対する財政支援の必要性をご発言いただいているところでございます。  特に、岡山理科大学は、世界的に注目されている好適環境水を用いた陸上養殖の技術開発を行っており、愛媛大学南予水産研究センター等との共同開発を進めるなど、愛媛県内の水産業の振興にも大いに貢献できるものと考えております。  このたびの獣医学部の新設は、これまで愛媛県と一体となって規制を突破するため、再三にわたり関係省庁へ要望活動を行い、また平成19年度より15回にわたって、決して決してあきらめることなく特区提案を続けてまいりました。踏まれても蹴られても辛抱強く、国の岩盤規制にもう一歩のところまでやってまいりました。4月3日には、晴れて新入生を心から歓迎したいと念じております。  ご質疑につきましては関係理事者からお答えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 9: ◯片山 司企画財政部長 松田澄子議員ご質疑の歳出2款1項7目国家戦略特区推進費についてに関しまして、私からお答えさせていただきます。  まず、補助率と財源の内訳等についてでございます。  大学立地事業費補助金は、事業費の2分の1以内の96億円を限度額とする債務負担行為補正予算を昨年の3月に全会一致で議決をいただいております。県補助金は、愛媛県議会2月定例会におきまして、市補助金の3分の1である13億9,832万1,000円の補正予算案を上程いただいております。合併振興基金は、平成29年度末に取り崩すことが可能となっております22億9,000万円を充当し、残りの財源として、財政調整基金5億664万4,000円を繰り入れようとするものでございます。平成30年度以降につきましても、県補助金と合併振興基金の取り崩しが可能な額を充当し、残りの財源として財政調整基金の活用を考えております。  次に、なぜ先議なのかについてでございます。  加計学園が文部科学大臣に申請した私立学校法施行規則第2条第1項第6号に定める経費の見積もり及び資金計画を記載した書類におきまして、平成28年度、29年度の設置経費に対する本市の補助金は、平成30年3月末までに支出する必要がございます。補助金の支出に当たりまして、交付要綱に定める加計学園からの出来高報告に基づき、確認を行う必要があり、相当な期間を要します。また、愛媛県の補助金を申請する上でも所要の手続が必要となってまいります。こうした手続にも期間を要することから、補正予算案を先議で上程させていただいたものでございます。  以上でございます。 10: ◯越智 豊議長 以上で答弁は終わりました。  再質疑はありませんか。 11: ◯松田澄子議員 議長。 12: ◯越智 豊議長 5番松田澄子議員。 13: ◯松田澄子議員 今治市は、約1,000億円の借金を抱えていると公表されていますが、まずこれらを減らすことから始めなければならないのではないでしょうか。市民に迷惑をかけないと言われていますが、果たしてその約束を守っていただけるのかという市民の疑問の声があるのも事実です。しっかりと財政問題に取り組んでいただけるよう、強く要望しておきたいと思います。  以上です。 14: ◯越智 豊議長 再質疑なしと認めます。  以上で松田澄子議員の質疑を終わります。  これをもって議題に対する質疑を終結いたします。  これより、付議事件番号1、議案第2号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第5号)」ないし付議事件番号14、議案第15号「今治市玉川龍岡活性化センターの指定管理者の指定について」、以上14件の委員会付託を行います。  以上14件は、お手元に配付の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託したいと思います。  付託事項について、ご異議ございませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、委員会付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。  委員会審査のため、暫時休憩いたします。                  午前10時59分                 ──────────                  午後 3時47分 15: ◯越智 豊議長 会議を再開いたします。  この際、委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長にお願いします。 16: ◯越智 忍総務委員長 総務委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で委員長報告を終わります。 17: ◯越智 豊議長 次に、教育厚生委員長にお願いします。 18: ◯藤原秀博教育厚生委員長 教育厚生委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で委員長報告を終わります。 19: ◯越智 豊議長 次に、産業環境委員長にお願いします。 20: ◯渡部 豊産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。 21: ◯越智 豊議長 次に、建設水道委員長にお願いします。 22: ◯重松眞司建設水道委員長 建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。 23: ◯越智 豊議長 次に、国家戦略特区特別委員長にお願いします。 24: ◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 国家戦略特区特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、賛成多数により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第2号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第5号)」の中の企画費の審査において、委員から、合併振興基金や財政調整基金の取り崩しによる将来への影響はないかとの質問があり、合併に際し策定した新市建設計画において高等教育機関の誘致を位置づけ、合併振興基金を財源として考えており、大学誘致が市民生活に影響を及ぼさないよう、負担を将来に先送りしないよう基金を積み立ててきたもので、新たな市債が発生するものではない。また、今治市が負担すべき実質的な負債の将来負担比率の試算では26.0%となり、愛媛県内他市と比較しても、宇和島市、新居浜市に次いで3番目の数値となっており、将来世代に負担を先送りすることはない。また、今治市行政改革ビジョンにおいて財政調整基金の適正な水準とされる標準財政規模の2割程度、約90億円の残高確保を平成32年度までに目指しており、将来に影響は与えないと考えているとの答弁がありました。  委員から、地域への貢献や市民との交流をどのようにするのかとの質問があり、理事者から、感染症対策支援、水産養殖、野間馬の保全の研究ほか、人の疾患モデルの開発、創薬研究などにより、地域産業の振興に生かしたいと聞いており、また有害鳥獣対策として、野生動物の生態学からのアプローチにも期待している。また、高校への出張講座や市民講座、獣医の卒業後研究や専門家の研修などが考えられており、地域リーダーの人材育成として、高校の生物クラブとの連携、地域との交流プログラム、地域課題の解決などに取り組むことになると聞いているとの答弁がありました。  また、委員から、避難所としての活用を大学に要望したところ、前向きに検討したいとの回答があったので、今治市としてしっかり進めてほしいとの意見があり、理事者から、大学からそのような話をいただいているのは心強い限りであり、大学側との連携を積極的に進めていきたいとの答弁がありました。  また、委員から、学生をどのように迎えるのかとの質問があり、理事者から、のぼりや看板、懸垂幕を設置して学生を歓迎したいとの答弁がありました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 25: ◯越智 豊議長 以上で委員長の報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。                  午後 3時56分                 ──────────                  午後 4時07分
    26: ◯越智 豊議長 会議を再開いたします。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、許可いたします。  5番松田澄子議員。 27: ◯松田澄子議員 議案第2号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第5号)」について、反対討論をいたします。  ご存じのように、加計学園の獣医学部開設をめぐっては、安倍首相による直接の関与をめぐる疑惑、加計疑惑の解明が国民的な課題となっており、いまだその疑惑の払拭はされておりません。国家戦略特区という制度を利用し、安倍首相の友人である加計孝太郎氏に特別な便宜を図っていたのであるならば大問題であり、そういう経過を経て開設される大学に巨額の補助金を支出したとあっては、本市の見識が問われるのはもちろんのこと、市議会のチェック機能にも重大な汚点をもたらすことになりかねません。  また、今治市は、疑惑を生む根拠の1つとなっている2015年4月2日に今治市の職員が首相官邸で誰と会い、何を話したのか、またその内容を明らかにしようとしていません。この一件を明らかにするだけでも真相究明に大きく貢献するにもかかわらず、沈黙を続けています。この秘密こそが加計疑惑の真相究明につながる問題なのではないでしょうか。もしそうであるならば、今治市も疑惑隠しの片棒を担いだと言われても仕方がありません。一旦補助金の支出を取りやめ、今治市みずから積極的に情報を開示するとともに、国に対して疑惑の解明を求めるべきではないでしょうか。  先月3日、前川喜平前文部科学省事務次官を招いての講演会が今治市公会堂で行われました。1,200人を超える参加者があり、この問題への関心の高さがうかがえました。参加者から寄せられた質問は130通を超え、内容についても、今治市の財政破綻を危惧するものや、市民への負担増を心配する声などが多く、市民の皆さんの不安や疑問が全くというほど払拭されていないことが明らかになりました。今治市による説明責任は果たされていません。国政の私物化という、決してあってはならない重大な疑惑に加え、巨額の負債を抱える本市が新たに巨費を投じる事業です。市民への説明責任をしっかり果たすことはもちろん、国に対して疑惑の究明を求めるとともに、今治市みずからも積極的に情報を開示し、真相解明に協力する、それらの努力を抜きに巨額の補助金を支出するなど、もってのほかです。  私は、補助金支出に反対いたします。市民の大切な税金の使い道に責任を持つ、議員各位の賢明なる判断を求めて私の反対討論を終わります。  ありがとうございました。 28: ◯越智 豊議長 以上で松田澄子議員の討論は終わりました。  以上で通告による討論は終わりました。  他に討論はありませんか。                 ( な   し )  他に討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決は、付議事件番号の順序により、適宜一括して行いますから、ご了承願います。  番号1、議案第2号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第5号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。  次に、番号2、議案第3号「平成29年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」ないし番号6、議案第7号「平成29年度今治市公共下水道事業会計補正予算(第3号)」、以上5件を一括して採決いたします。以上5件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上5件は原案のとおり可決されました。  次に、番号7、議案第8号「今治市行政組織条例の一部を改正する条例制定について」及び番号8、議案第9号「今治市特別職の職員の退職手当に関する条例制定について」、以上2件を一括して採決いたします。以上2件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。  次に、番号9、議案第10号「今治市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  次に、番号10、議案第11号「常盤小学校校舎改修工事の内建家その他工事請負契約の締結について」ないし番号14、議案第15号「今治市玉川龍岡活性化センターの指定管理者の指定について」、以上5件を一括して採決いたします。以上5件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上5件は原案のとおり可決されました。  この際、申し上げます。  本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。  次に、日程5、付議事件番号15、議案第16号「平成30年度今治市一般会計予算」ないし付議事件番号58、議案第59号「小規模下水道特別会計への繰入れについて(平成30年度)」、以上44件を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 29: ◯越智 博副市長 それでは、平成30年度関係の一般会計を初めとする予算案15件、条例案24件、その他の議案5件、合わせまして44件の案件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。  便宜上、一般議案から説明させていただきます。  分の厚い議案書の1ページをお開きいただいたらと思います。  議会第2回議案第31号「今治市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例制定について」でございます。委員定数及び委員長の任期を改正しようとするものでございます。  4ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げております。第2条におきまして委員定数の改正を行い、第3条におきまして委員長の任期を改正しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  5ページをお願いいたします。議案第32号「今治市特別会計条例の一部を改正する条例制定について」でございます。介護予防支援事業特別会計を廃止しようとするものでございます。  8ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げております。直営の地域包括支援センターがなくなったことに伴い、同特別会計を廃止しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  右の9ページをお願いします。議案第33号「今治市建築関係手数料条例の一部を改正する条例制定について」でございます。手数料を改定し、その他所要の改正をしようとするものでございます。  14ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げおります。第2条におきまして、建築物に関する確認申請手数料を改定しようとするものでございます。第3条、第4条、第5条、第6条、第7条、第8条、第9条、第10条におきましても、それぞれ手数料を改定しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  27ページをお願いします。議案第34号「今治市消防関係手数料条例の一部を改正する条例制定について」でございます。地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  31ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。別表におきまして、以下42ページまで、手数料を徴収する事務について、タンクの規模に応じて改定しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  43ページをお願いします。議案第35号「今治市公民館条例の一部を改正する条例制定について」でございます。菊間公民館の使用料を改定しようとするものでございます。  46ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。左側が改正後、右側が改正前を示してございます。別表第2におきまして、菊間公民館改修に伴い、会議室等が一部変更となるため、使用料を改定しようとするものでございます。  この条例は、教育委員会が規則で定める日から施行しようとするものでございます。  49ページをお願いします。議案第36号「今治市保育所条例の一部を改正する条例制定について」でございます。北郷中学校地域において、波止浜虎岳認定こども園により、幼児教育・保育が提供されることから、波止浜保育所を廃止しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  53ページをお願いします。議案第37号「今治市子ども医療費助成条例等の一部を改正する条例制定について」でございます。国民健康保険法及び高齢者の医療の確保に関する法律の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  57ページをお願いします。第1条による改正条項新旧対照表を掲げておりますが、58ページの第2条による改正条項新旧対照表及び60ページの第3条による改正条項新旧対照表と関連がございますので、一括して説明させていただきます。  まず、子ども医療費助成事業、ひとり親家庭医療費助成事業及び重度心身障害者医療費助成事業におきまして、助成対象者の規定をしていますが、市町村に加え、都道府県も法改正により保険者となるよう定められたことから、所要の改正をしようとするものでございます。  次に、ひとり親家庭医療費助成事業及び重度心身障害者医療費助成事業におきまして、住所地特例の適用を受けて、従前の住所地の国民健康保険の被保険者とされている者が75歳到達等により後期高齢者医療に加入した場合には特例を引き継ぎ、後期高齢者医療広域連合の被保険者となるよう定められたことから、所要の改正をしようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  63ページをお願いします。議案第38号「今治市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。高齢者の医療の確保に関する法律の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  66ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。第3条におきまして、住所地特例の適用を受けて、従前の住所地の国民健康保険の被保険者とされている者が75歳到達等により後期高齢者医療に加入した場合には特例を引き継ぎ、後期高齢者医療広域連合の被保険者となるよう定められたことから、所要の改正をしようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  69ページをお願いします。議案第39号「今治市介護保険条例の一部を改正する条例制定について」でございます。平成30年度から平成32年度までの介護保険料率を定めようとするものと、介護保険法の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  72ページをお願いします。第11条におきまして、平成30年度から平成32年度までの各年度における介護保険料率を各号の額に改定しようとするものでございます。  右の73ページをお願いします。第22条におきまして、過料を科す対象者を第2号被保険者の配偶者やその世帯主等についても対象とするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  75ページをお願いします。議案第40号「今治市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例制定について」でございます。介護保険法の改正に伴い、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定めようとするものでございます。  77ページ以降に条例を掲げてございますが、人員に関する基準、運営に関する基準等を定めようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  91ページをお願いいたします。議案第41号「今治市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例制定について」でございます。指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  94ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。第7条におきまして、指定介護予防支援事業者は、利用者が複数の指定介護予防サービス事業者等の紹介を求めることができることについて説明等を行わなければならないことを定めようとするものでございます。  96ページをお願いします。第33条におきまして、指定介護予防支援の提供に当たる職員は、指定介護予防サービス事業者等から利用者に係る情報の提供を受けたときは、必要と認める情報を利用者の同意を得て主治医等に提供することを定めようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  99ページをお願いします。議案第42号「今治市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」でございます。介護保険法施行規則の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  102ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げております。第3条におきまして、看護小規模多機能型居宅介護の指定について、診療所を開設している者も認めようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  103ページをお願いします。議案第43号「今治市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」でございます。指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。また、指定地域密着型通所介護事業所等における便所及び洗面設備の設置基準を定めようとするものでございます。  114ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。主な改正点についてご説明申し上げます。  119ページをお願いします。第59条の5におきまして、新たに指定を受けようとする指定地域密着型通所介護事業所は、便所及び洗面設備を2以上設けることを定めようとするものでございます。  120ページをお願いします。第59条の20の2におきまして、共生型地域密着型通所介護の基準を設定しようとするものでございます。  133ページをお願いします。第117条第7項におきまして、指定認知症対応型共同生活介護事業者の身体的拘束について講じるべき措置を定めようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  153ページをお願いします。議案第44号「今治市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定について」でございます。指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  156ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。介護医療院の創設に伴い、必要な改正をしようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  163ページをお願いします。議案第45号「今治市公園条例の一部を改正する条例制定について」でございます。都市公園法施行令の改正に伴い、都市公園施設の設置基準を定めようとするものでございます。  166ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げております。都市公園の敷地面積に対する当該運動施設の敷地面積の割合について、条例で定めようとするものでございます。  この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  167ページをお願いします。議案第46号「今治市都市計画審議会条例の一部を改正する条例制定について」でございます。都市計画審議会に委員会を設置しようとするものでございます。  170ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げております。第7条におきまして、都市計画審議会に、特定の事項について調査審議する委員会を設置しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  右の171ページをお願いします。本ページの議案第47号「今治市営住宅条例の一部を改正する条例制定について」、177ページの議案第48号「今治市再開発住宅条例の一部を改正する条例制定について」につきましては、一括して説明させていただきます。これら2件の条例につきましては、入居者が収入の申告をすること等が困難な事情にあると認めるときの収入の額の決定方法について定めようとするもので、入居者である認知症患者等の収入申告の義務を緩和しようとするものでございます。  これらの条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  183ページをお願いします。議案第49号「今治市定住促進住宅条例の一部を改正する条例制定について」でございます。定住促進住宅の種別の表記を改めようとするものでございます。  186ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げております。別表第2におきまして、世帯用、単身用を3LDK、2DK、1DKに改めようとするものでございます。
     この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  187ページをお願いします。議案第50号「今治市下水道条例の一部を改正する条例制定について」でございます。都市下水路を廃止しようとするものでございます。  190ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。桜井都市下水路を公共下水道に移管することにより、市内の都市下水路がなくなるため、都市下水路の規定を削除しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  193ページをお願いします。議案第51号「今治市小規模下水道条例の一部を改正する条例制定について」でございます。唐子台小規模下水道及び大浜小規模下水道を廃止しようとするものでございます。  196ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げております。別表第1におきまして、唐子台地区及び大浜地区を公共下水道の区域に編入することに伴い、当該地区小規模下水道を廃止しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  197ページをお願いします。議案第52号「今治市小規模下水道事業受益者分担に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。大浜負担区を廃止しようとするものでございます。  200ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げております。別表におきまして、大浜地区小規模下水道の廃止に伴い、分担金別表より大浜負担区を削除しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  右の201ページをお願いします。議案第53号「今治市消防団条例の一部を改正する条例制定について」でございます。機能別消防団員の報酬を改定しようとするものでございます。  204ページをお願いします。改正条項新旧対照表を掲げております。第17条におきまして、災害時における支援活動を主たる業務とする機能別消防団員に職務報酬の半額を支給しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  205ページをお願いします。議案第54号「今治市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について」でございます。非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。  208ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げております。  右の209ページをお願いします。第5条におきまして、非常勤消防団員等の配偶者の扶養親族についての補償基礎額の加算額を333円から217円に、子の加算額を267円から333円に改定しようとするものでございます。  この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。  211ページをお願いします。議案第55号「市営土地改良事業の施行について(大西 森地区)でございます。市営土地改良事業を施行することにつきまして、土地改良法第96条の2第2項の規定によりまして、あらかじめ議会の議決を求めようとするものでございます。  この事業は、県補助土地改良事業として、ため池等整備事業を施行しようとするものでございます。  なお、参考として工事概要を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  215ページをお願いします。この議案第56号から221ページの議案第59号までにつきましては、一般会計から特別会計への繰り入れについての議案でございますので、説明を省略させていただければと思います。  223ページをお願いします。参考といたしまして、このページに掲げておりますとおり、寄附の申し込みをいただき、採納させていただきましたので、ご報告申し上げるものでございます。  以上で一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算に移らせていただきます。  青い冊子の平成30年度の一般会計予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。  これから一般会計、特別会計及び企業会計の説明をさせていただくわけですが、それに先立ちまして、予算編成の総括的な説明を少しさせていただいたらと思います。  当初予算編成におきましては、普通交付税において、合併算定替終了に伴う特例加算額削減の4年目となり、加算額の7割が減額されることや、激変緩和期間が終了する平成32年度以降は、一層の厳しい財政運営が予想されることから、事業の必要性を厳しく見きわめる一方、喫緊の課題につきましては積極的に予算を計上するとともに、各分野において工夫を凝らした予算としております。  なお、一般会計におきましては、主に新ごみ処理施設の建設工事が完了したこともあり、前年度と比較して103億円、12.6%の減少となり、特別会計を合わせました全会計の予算総額は1,304億129万7,000円を計上し、前年度と比べますと149億4,268万5,000円減少し、10.3%下回る予算となっております。  さて、予算の説明に入ります前に一言お断りを申し上げます。当初予算でございますので、何分膨大な内容となってございます。人件費などの義務的経費や経常的な経費、継続的な事業につきましては、極力説明を省略させていただき、主要な事業を中心に説明させていただきたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。  それでは、議案第16号「平成30年度今治市一般会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を712億円に定めようとするものでございます。  便宜上、歳出から説明させていただいたらと思います。  10ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。前年度と比べまして103億円、12.6%減少しております。特定財源につきましては、国・県支出金など合わせまして211億2,304万円で、予算額に占める割合は29.7%となってございます。  それでは、順次ご説明申し上げます。  66ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。まず、議会費でございます。議員報酬、政務活動費、議会の運営費のほか本会議インターネット中継など、議会活動のための所要の予算を計上いたしております。  68ページをお願いします。一般管理費でございます。71ページの高度情報化推進費でございますが、本庁舎情報系ネットワークにおける機器等の老朽化に伴う更新及び今治市電算センター機能を本庁舎敷地内機械棟4階へ移設しようとする予算を計上いたしております。  86ページをお願いします。企画費でございます。大学等を核としたまちづくり実行委員会負担金でございますが、大学や大学関連企業、団体等と連携し、各種啓発イベント等の実施に対する負担金を計上しております。学生まちづくり活動応援事業費補助金でございますが、今治市内の高等教育機関に在籍する学生5人以上で構成する団体に対して、地域の活性化等を目的に実施する事業に対し、助成しようとするものでございます。また、大学周辺環境整備費でございますが、学生の安全面を考え、道路照明灯を設置しようとするものでございます。  90ページをお願いします。総務諸費でございます。93ページの地方航路運航費でございますが、大三島ブルーライン株式会社の船舶建造に係る費用に対する貸付金でございます。  98ページをお願いします。戸籍住民基本台帳費でございます。戸籍住民基本台帳管理費でございますが、マイナンバーカードの交付率向上を目指し、交付時来庁方式に加え、申請時来庁方式を追加しようとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。  112ページをお願いします。障害者(児)福祉費でございます。117ページでございますが、医療的ケア児入院時コミュニケーション支援事業費でございますが、医療的ケア児が医療機関に入院する場合で、日常介護を行っている者が感染症にかかり、当該障害児に付き添えない場合、支援員が付き添い、医療機関従事者との意思疎通を支援しようとするものでございます。財源は国・県支出金でございます。  116ページ、老人福祉費でございます。119ページをお願いします。老人福祉施設整備費でございますが、第7期介護保険事業計画における介護施設開設準備事業費補助金を計上いたしております。対象は、定期巡回・随時対応型訪問介護看護の4事業所でございます。財源は県支出金でございます。  126ページをお願いします。児童福祉総務費でございます。129ページをごらんください。結婚・妊娠・出産・育児切れ目のない支援事業費のファミリー・サポート・センターひとり親支援事業補助金でございますが、ひとり親家庭がファミリー・サポート・センターを利用する際に、利用料金の一部を市が補助しようとするものでございます。  130ページをお願いします。児童育成費でございます。児童クラブ活動費でございますが、既存の30施設に加えて、新たに3施設を追加し、全部で33施設の委託料を計上いたしております。また、旧菊間陶芸館を改修し、菊間児童クラブを整備しようとするものでございます。財源は、国・県支出金、繰入金でございます。  134ページをお願いします。保育費でございます。地域子ども子育て支援事業費の病児保育医師連絡票作成費補助金でございますが、病児保育事業に係るかかりつけ医から病児保育施設への医師連絡票の作成費用を補助しようとするものでございます。  146ページをお願いします。保健衛生総務費でございます。救急医療施設運営費の第二次救急医療提供体制維持費交付金でございますが、輪番制の維持が困難となっている第二次救急医療体制を維持するため、愛媛大学医学附属病院による医療チーム派遣を受けるものでございます。  160ページをお願いします。清掃総務費でございます。清掃総務管理費でございますが、災害廃棄物対策指針に基づき、災害廃棄物処理計画を策定する委託料を計上しております。  162ページをお願いします。ごみ処理費でございます。165ページの島しょ部ごみ受入中継施設整備費でございますが、新ごみ処理施設でごみの受け入れをすることに伴い、大島地域の直接搬入ごみを受け入れするための中継施設を整備しようとするものでございます。財源は市債でございます。  170ページをお願いします。し尿処理費でございます。衛生センター解体費でございますが、旧波方衛生センターの解体費等を計上いたしております。財源は市債でございます。  178ページをお願いします。農業総務費でございます。農産物鳥獣被害対策費でございますが、本年度は新たに住宅地に出没したイノシシ等の捕獲または追い払い活動に対する狩猟者への謝礼金等の経費を計上し、被害防止対策の強化を図ってまいります。財源は、県支出金、財産収入及び手数料でございます。  180ページをお願いします。農業振興費でございます。183ページの新規就農者支援事業費でございますが、新規就農者の早期の経営安定に向けた農業生産施設の導入等に対して助成しようとするものでございます。財源は県支出金でございます。  186ページをお願いします。農地費でございます。県営土地改良事業に対する県営事業負担金、団体営土地改良事業、用排水設備などを行います基盤整備促進事業、老朽ため池整備事業など、所要の予算を計上しております。また、多面的機能支払交付金事業費でございますが、国が推進しております多面的機能支払制度を活用し、水路や農道などの保全等に取り組む組織を支援しようとするものでございます。財源は、県支出金、市債及び分担金などでございます。  190ページをお願いします。林業総務費でございます。林業管理費でございますが、公益財団法人愛媛の森林基金と連携し、里山林の保全、森林資源の利活用への活動に対し支援しようとするものでございます。財源は県支出金でございます。  194ページをお願いします。水産業振興費でございます。水産業共同利用施設設置事業費でございますが、今治漁業協同組合、菊間町漁業協同組合及び津倉漁業協同組合が行う共同利用施設の整備に対して助成しようとするものでございます。財源は市債でございます。  197ページの増殖場整備事業費でございますが、本年度は、大浜地区及び宮窪地区に保護育成礁を設置し、藻場の造成をしようとするものでございます。財源は、県支出金、市債及び分担金でございます。  198ページをお願いします。漁港建設費でございます。水産基盤ストックマネージメント事業費、海岸保全施設整備事業費、地方創生港整備推進交付金事業費では、各漁港の補修、保全工事や高潮対策事業を進めてまいります。財源は、国・県支出金と市債でございます。  200ページをお願いします。商工振興費でございます。産業振興対策費でございますが、今治タオルの厳しい品質基準を支える繊維染色産業のブランド力向上と基盤強化の取り組みを支援してまいります。財源は国庫支出金でございます。また、SNSを利活用し、新たな事業展開を検討している市内業者を対象に、SNS映えする新商品の開発、店舗改装事業費等に助成しようとするものでございます。  204ページをお願いします。観光費でございます。観光振興事業費でございますが、今治市と尾道市が姉妹都市を提携して50周年を迎えるに当たり、記念事業を実施する予算を計上いたしております。財源は諸収入でございます。  観光施設整備費でございますが、今治駅前やサンライズ糸山のサイクリングターミナルの整備を行うため、実施設計等の委託料の予算を計上しております。財源は市債でございます。  210ページをお願いします。イベント推進費でございますが、今治伯方島トライアスロンや瀬戸内しまなみ海道・国際サイクリング大会の開催に要する経費といたしまして、実行委員会に対する負担金を計上しております。財源は、国庫支出金と市債でございます。  220ページをお願いします。道路改良事業費でございます。公共道路改良事業費に係る各路線につきまして、事業の進捗を図ってまいりますとともに、新規路線にも着手いたします。また、高地延喜線外歩道橋の整備や橋梁やトンネルの補修などにも取り組んでまいります。また、榎橋のかけかえも進めてまいります。財源は、国・県支出金と市債でございます。  230ページをお願いします。港湾建設費でございます。今治港の港湾改修事業費、港湾補修事業、さらに今治港大新田地区の海岸保全事業などの進捗を図ってまいります。財源は、国・県支出金と市債でございます。  232ページをお願いします。都市計画総務費でございます。都市計画推進費でございますが、安全で快適な自転車利用環境の整備の方針を示す自転車利用環境整備基本構想を策定する委託料を計上いたしております。  235ページの空家等対策事業費でございますが、平成29年度に策定しました今治市空家等対策計画をもとに、計画に沿って空き家対策を進めてまいります。  248ページをお願いします。住宅建設費でございます。本町団地建替事業費につきましては、2号棟の建設工事を進めてまいります。四村団地建替事業費につきましては、2号棟、3号棟の建設工事を進めてまいります。入居者には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解、ご協力をお願いします。財源は、国庫支出金と市債でございます。  256ページをお願いします。消防施設整備費でございます。非常備消防施設整備費でございますが、大西の消防詰所建設の所要額を計上いたしております。財源は市債でございます。  常備消防施設整備費でございますが、西消防署波方分署における既存庁舎の建てかえ及び既存大型車庫の改修工事の予算を計上いたしております。財源は市債でございます。  258ページをお願いします。災害対策費でございます。261ページの防災情報通信システム整備費でございますが、同報系防災行政無線を整備する予算を計上しております。財源は市債でございます。  268ページをお願いします。小学校管理費でございます。小学校の施設整備費では、3校の屋内運動場つり天井の落下対策工事や立花小学校校舎における改修工事を進めてまいります。財源は、国庫支出金と市債でございます。  284ページをお願いします。公民館費でございます。公民館管理費でございますが、中央公民館の耐震診断、補強計画案を策定する委託料を計上しております。菊間公民館整備費でございますが、本年6月の竣工を目指して、引き続き菊間公民館の耐震補強及び改修工事を進めてまいります。財源は市債でございます。  296ページをお願いします。保健体育総務費でございます。社会体育費でございますが、中央大会選手派遣旅費につきまして、本年度から県選抜チームによる出場も補助対象といたしております。また、野球王国愛媛における野球を切り口とした地域振興の取り組みとして、イベントや野球大会を開催する経費といたしまして、愛・野球博実行委員会に対する負担金を計上いたしております。財源は国庫支出金でございます。  308ページをお願いします。公債費でございますが、元金、利子合わせまして114億1,569万4,000円を計上いたしております。財源は、使用料と諸収入でございます。  以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、9ページに返っていただけたらと思います。  歳入の総括を掲げてございます。歳入総額に占める財源構成でございますが、主な一般財源であります市税が29.7%、地方交付税が26.7%、次いで国庫支出金が12.4%、市債が8.8%などとなっております。  12ページをお願いします。歳入の明細を掲げてございます。市税全体を211億4,718万9,000円と見込んでおります。  まず、個人市民税でございますが、67億70万円と見込み、前年度より2億4,570万円の増収となっております。これは、有効求人倍率が高い水準で推移しており、納税義務者や課税所得が増加していることなどを反映し、増収を見込んでいるものでございます。法人市民税につきましては25億1,700万円と見込み、前年度より1億700万円の増収となっております。これは、税収の多くを占める造船業や海運業で回復傾向が見られることなどから、増収を見込んでいるものでございます。この結果、市民税全体では92億1,770万円となりまして、前年度より3億5,270万円の増収となっております。  次に、固定資産税でございますが、104億1,408万9,000円と見込み、前年度より1億5,571万6,000円の減収となっております。これは、波方国家石油ガス備蓄基地の償却資産の減耗に伴いまして、国有資産等所在市交付金の減収などを見込んでいることによるものでございます。  軽自動車税でございますが、5億5,340万円と見込み、前年度より2,970万円の増収を見込んでおります。これは、二輪は減少しますが、四輪は買いかえによる新税率の適用や13年を超える経年重課の増収によるものでございます。  14ページをお願いします。市たばこ税でございますが、9億5,400万円と見込み、前年度より1億3,100万円の減収を見込んでおります。これは、地方たばこ税率の引き上げや健康志向の影響によるたばこ売り渡し本数の減少により、約1割減を見込んだものでございます。  入湯税でございますが、前年度の実績から同額の800万円と見込んでおります。  次に、地方譲与税でございます。地方揮発油譲与税、自動車重量譲与税、特別とん譲与税につきましては、国の見込額や前年度実績に基づき見込んでおります。  次に、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、それから16ページになりますが、自動車取得税交付金、地方特例交付金につきましても、国の見込額や前年度実績等に基づき見込んでおります。  地方交付税でございますが、普通交付税174億円、特別交付税16億円、合わせて190億円と見込み、前年度より9億円減少した予算計上となっております。これは、合併後10年間の特例期間が経過したことによる特例措置の段階的な縮減などにより、普通交付税額が減少したことによるものでございます。  以下、交通安全対策特別交付金、分担金及び負担金、国・県支出金などにつきましては、説明を省略させていただきます。  6ページに返っていただけたらと思います。第2表債務負担行為でございます。このページと次のページに掲げております各事項につきまして、それぞれ期間及び限度額を定めようとするものでございます。  8ページをお願いします。第3表地方債でございます。ここに掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。  以上で一般会計の説明を終わらせていただきまして、引き続き特別会計へ移らせていただいたらと思います。  青い冊子の平成30年度の特別会計予算書の1ページをお開きいただけたらと思います。  議案第17号「平成30年度今治市用地取得特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を2億9,180万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、用地先行取得事業債に係る元金及び利子を計上いたしております。  13ページをお願いします。議案第18号「平成30年度今治市墓園事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を8,940万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、大谷墓園墓地の管理費が主なものとなっております。  29ページをお願いします。議案第19号「平成30年度今治市船舶交通特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を2億4,810万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、せきぜん渡船の運航費などでございます。  49ページをお願いします。議案第20号「平成30年度今治市簡易水道事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を8,100万円に定めようとするものでございます。  54ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして8,600万円減少いたしておりますが、これは、関前地区簡易水道施設建設事業が終了したことによるものでございます。予算の内容でございますが、関前地区簡易水道施設の管理費などに所要の予算を計上いたしております。財源は、分担金、負担金などでございます。  67ページをお願いします。議案第21号「平成30年度今治市港湾事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を4億4,300万円に定めようとするものでございます。  72ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、港湾施設の管理費、建設費などに所要の予算を計上いたしております。市債など1億9,947万円が特定財源となってございます。  82ページをお願いします。港湾施設整備費の荷役機械整備事業費でございます。ガントリークレーンの更新のための富田岸壁耐震性の調査などを委託しようとするものでございます。財源は、市債と繰入金でございます。  70ページに返っていただけたらと思います。第2表地方債でございます。荷役機械整備事業につきまして、この表のとおり借入限度額などを定めようとするものでございます。  93ページをお願いします。議案第22号「平成30年度今治市鉱泉供給事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,690万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、玉川鉱泉の管理費などでございます。  109ページをお願いします。議案第23号「平成30年度今治市小規模下水道特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を10億7,700万円に定めようとするものでございます。  114ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、農業・漁業集落排水施設の施設管理費、業務費のほか、建設費などに所要の予算を計上いたしております。県支出金、市債など9,940万円が特定財源となっております。  124ページをお願いします。建設費の農業集落排水施設建設費でございます。朝倉地区農業集落排水施設機能強化事業の進捗を図るとともに、陸地部農業集落排水施設の最適整備構想の策定のための機能診断、最適整備構想の策定の委託料を計上いたしております。また、玉川地区農業集落排水施設を統廃合するための所要額を計上いたしております。財源は、県支出金と市債でございます。  112ページに返っていただけたらと思います。第2表地方債でございます。この表に掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。  133ページをお願いします。議案第24号「平成30年度今治市駐車場特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,100万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、市営駐車場の管理運営費などでございます。
     147ページをお願いします。議案第25号「平成30年度今治市国民健康保険特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を187億3,100万円に定めようとするものでございます。  152ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして51億4,500万円減少いたしておりますが、これは国民健康保険法の改正による県単位化に伴うものでございます。予算の主な内容でございますが、療養給付費や医療分、後期高齢者支援金及び介護給付金に係る納付金等でございます。財源は、県支出金、諸収入などでございます。  179ページをお願いします。議案第26号「平成30年度今治市後期高齢者医療特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を22億5,100万円に定めようとするものでございます。  184ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。予算の主な内容でございますが、後期高齢者医療広域連合への納付金等でございます。  197ページをお願いします。議案第27号「平成30年度今治市介護保険特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を184億8,400万円に定めようとするものでございます。  202ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして1億200万円減少いたしておりますが、これは、保険給付費の減少によるものでございます。予算の主な内容でございますが、居宅介護サービス費、地域密着型介護サービス費及び施設介護サービス費等でございます。財源につきましては、65歳以上の高齢者からの保険料、また40歳から64歳までの医療保険加入者に係る各保険者からの拠出金と国、愛媛県、今治市でそれぞれ負担することとなっております。  以上で一般会計、特別会計の説明を終わらせていただきますが、一部の事業につきましては別冊の予算説明資料に箇所図等を掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  それでは、続きまして水道事業会計へ移らせていただきます。  黄色い冊子の予算書の1ページをお開きください。  議案第28号「平成30年度今治市水道事業会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水戸数、総配水量、1日平均配水量及び主要な建設改良事業は記載のとおりでございます。  第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は42億100万円を、支出総額は38億7,900万円を予定いたしております。  2ページをお願いします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は25億2,400万円を、支出総額は41億2,500万円をそれぞれ予定いたしております。これによります不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。  第5条の債務負担行為でございます。ここに掲げてございます事項につきまして、期間及び限度額を定めようとするものでございます。  右側の3ページをお願いします。第6条の企業債でございますが、ここに掲げてございますとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。  第7条の一時借入金でございますが、借入限度額を1億円に定めようとするものでございます。  第8条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございます。消費税及び地方消費税に不足が生じた場合における営業費用及び営業外費用の間の流用に限りまして、流用することができるようにしようとするものでございます。  4ページをお願いします。第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費といたしまして、職員給与費3億8,204万円と交際費10万円を予定いたしております。  第10条の他会計からの補助金につきましては、一般会計から減価償却費、資産減耗費、企業債利息及び児童手当に充てるための2億7,737万9,000円を予定いたしております。  第11条のたな卸資産の購入限度額でございますが、255万円を予定いたしております。  6ページをお願いします。実施計画を掲げてございます。  右側の7ページでございますが、収益的支出でございます。予算の主なものでございますが、営業費用といたしまして、浄水場及び配水設備の管理費、給水切りかえ工事などの施設工事費、下水道工事に伴う配水管移設工事、減価償却費などを予定いたしております。営業外費用といたしましては、企業債利息などを予定しております。  8ページをお願いします。資本的収入でございますが、企業債を初め一般会計からの出資金、国庫補助金、県補助金、消火栓などの布設に伴う工事負担金、今治市水源の森基金及び今治市水道施設整備基金からの取崩収入などを計上いたしております。  右側の9ページでございます。資本的支出でございますが、原水及び浄水施設費、配水施設費、企業債償還金及び今治市水道施設整備基金の積立金などを予定しております。なお、予定しております主要な建設改良工事、箇所図につきましては53ページ以降に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  少し飛びまして、87ページをお願いします。議案第29号「平成30年度今治市工業用水道事業会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水事業箇所数、1日契約水量、総給水量及び主要な建設改良事業は記載のとおりでございます。  第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は2,896万6,000円、支出総額は2,896万6,000円を予定しております。  88ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は2,030万3,000円を、支出総額は3,513万1,000円を予定しております。これによります不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。  第5条の債務負担行為でございます。ここに掲げてございます事項について、期間及び限度額を定めようとするものでございます。  右側の89ページでございます。第6条の企業債でございますが、ここに掲げているとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。  第7条の一時借入金でございますが、借入限度額を500万円に定めようとするものでございます。  第8条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございます。営業費用と営業外費用の間で、消費税及び地方消費税に限りまして、予算額に不足を生じた場合における項間の流用をすることができるようにしようとするものでございます。  第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費21万円を予定しております。  なお、予定しております主要な建設改良工事、箇所図につきましては、113ページ以降に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  それでは、続きまして、公共下水道事業会計へ移らせていただきます。  グレーの予算書の1ページをお願いします。  議案第30号「平成30年度今治市公共下水道事業会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。本年度整備面積、年間総処理水量、1日平均処理水量及び主要な建設改良事業はそれぞれ記載のとおりでございます。  第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は50億7,700万円を、支出総額は51億4,900万円を予定しております。  2ページをお願いします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は28億2,500万円を、支出総額は42億6,000万円をそれぞれ予定しております。これによります不足額については、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。  第5条の債務負担行為でございます。ここに掲げてございます事項について、期間及び限度額を定めようとするものでございます。  右側の3ページをお願いします。第6条の企業債でございますが、ここに掲げているとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。  第7条の一時借入金でございますが、借入限度額を25億円に定めようとするものでございます。  第8条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございます。営業費用と営業外費用の間で消費税及び地方消費税に限りまして流用することができるようにしようとするものでございます。  第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費2億1,584万7,000円と交際費5万円を予定しております。  第10条の他会計からの補助金につきましては、一般会計から17億431万5,000円を予定しております。  4ページをお願いします。第11条のたな卸資産の購入限度額でございますが、859万円を予定しております。  6ページをお願いします。実施計画を掲げております。  右側の7ページでございますが、収益的支出でございます。予算の主なものですが、営業費用として、終末処理場等下水道施設に係る管理費や使用料の徴収等に係る事務費及び減価償却費などを計上しております。営業外費用といたしましては、企業債利息などを計上いたしております。  8ページをお願いします。資本的収入でございますが、企業債を初め一般会計からの出資金、補助金、国庫補助金、受益者負担金などを計上しております。  右側の9ページでございます。資本的支出でございますが、管渠整備等に係る建設改良費と企業債償還金を予定しております。なお、予定しております主要な建設改良工事、箇所図につきましては、45ページ以降に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  これをもちまして、本日ご提案申し上げました全ての議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 30: ◯越智 豊議長 以上で当局の説明は終わりました。  3月7日定刻から本会議を開きます。  本日はこれをもって散会します。                午後 5時15分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright (c) Imabari City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...