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  1. 今治市議会 2017-12-22
    平成29年第5回定例会(第5日) 本文 2017年12月22日開催


    取得元: 今治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    検索結果 検索やり直し 使い方 (新しいタブが開きます) 2017年12月22日 平成29年第5回定例会(第5日) 本文 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 18 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯中村卓三議長 選択 2 : ◯山岡健一総務委員長 選択 3 : ◯中村卓三議長 選択 4 : ◯羽藤謙司教育厚生委員長 選択 5 : ◯中村卓三議長 選択 6 : ◯井村雄三郎産業環境委員長 選択 7 : ◯中村卓三議長 選択 8 : ◯野間有造建設水道委員長 選択 9 : ◯中村卓三議長 選択 10 : ◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 選択 11 : ◯中村卓三議長 選択 12 : ◯平田秀夫地方創生特別委員長 選択 13 : ◯中村卓三議長 選択 14 : ◯中村卓三議長 選択 15 : ◯松田澄子議員 選択 16 : ◯中村卓三議長 選択 17 : ◯菅 良二市長 選択 18 : ◯中村卓三議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ◯中村卓三議長 おはようございます。ただいま出席議員32名であります。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付の日程表のとおりであります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員に、11番越智忍議員、12番重松眞司議員を指名いたします。  次に、日程2、付議事件番号1、議案第121号「専決処分について」ないし付議事件番号29、請願第5号「加計学園獣医学部今治キャンパス疑惑解明を行い、解明されないままの補助金は中止、誘致の白紙撤回を求める請願について」、以上29件を一括して議題といたします。  この際、各委員長報告を求めます。  まず、総務委員長にお願いいたします。 2: ◯山岡健一総務委員長 総務委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。  去る15日、委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第121号「専決処分について」は、全会一致により原案を承認することに、その他の付託議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第113号「今治消防団条例の一部を改正する条例制定について」の審査において、委員から、消防団員数条例定数について質問があり、理事者から、平成29年4月1日現在で消防団員数は2,166人、条例定数は2,308人であるとの答弁がありました。  また、委員から、消防団員加入促進のためにどのような取り組みを行っているのかという質問があり、理事者から、主な取り組みについては、消防団活動に協力いただいている事業所への今治消防団協力事業所表示制度愛媛県内店舗等で割引などの特典を受けられることで加入を促す、えひめ愛顔消防団員応援プロジェクト事業消防団員を中心に、地域の各種イベント等での広報活動をする消防団員確保キャラバン事業、高校生を対象にした未来の消防団加入促進事業などに取り組んでいるとの答弁がありました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 3: ◯中村卓三議長 次に、教育厚生委員長にお願いいたします。 4: ◯羽藤謙司教育厚生委員長 教育厚生委員会に付託されました案件について、審査の経過及び結果をご報告いたします。  去る18日に委員会を開催し、関係理事者の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案については、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  また、請願第2号「『年金支給の毎月払い』『年金支給開始年齢の引き上げは行わないこと』を求める意見書提出の要望について」は、賛成少数により不採択と決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第117号「今治市立図書館の指定管理者の指定について」の審査において、委員から、図書館の指定管理については、どのような理念やビジョンを持っているのかとの質問がありました。理事者から、指定管理に出しているが、担当課としては、運営についてきちんと把握するために、毎月1回の定例協議を行い、また諮問機関としての民間委員を中心とした図書館運営審議会を開催し、さらにモニタリング制度など、各種図書館の管理運営に関与する仕組みにより、指定管理者に対して責任感、緊張感を持たせた上で、今後も指定管理者に十分関与して図書館の運営を進めてまいりたいとの答弁がありました。
     また、委員から、図書館は教育機関として本当に大事な施設であるが、今治市として現場のことを把握できているのかとの質問があり、理事者から、図書館業務のうち、書籍・資料の貸し出し、返却など、図書館のデータベースである図書館管理システムについては、今治市が直営で維持管理を行っている。このシステムの運用に当たっては、指定管理者の担当者のほかに、今治市においても直営時から図書館に継続勤務している職員を配置し、指定管理者と共同で図書館の任務に当たっているとの答弁がありました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 5: ◯中村卓三議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。 6: ◯井村雄三郎産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過並びに結果をご報告いたします。  去る13日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました請願第3号は不採択に、その他の議案全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第98号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第4号)」の中の付託事項の審査において、歳出11款災害復旧費について、委員から、災害時に崩れたところはそこに水が集まるから、またそこで災害が起きるという傾向はないのかとの質問があり、理事者から、水が原因で被災したところは、また同じように被災することがあることから、災害復旧事業では湧水の処理等、水を排除する施設や対策を講じた工法を選択しているとの答弁がありました。  また、議案第119号「今治市大三島海洋温浴館及び農村交流館の指定管理者の指定について」の審査において、委員から、指定管理者の収支、利用者数などをどのように把握しているのかとの質問があり、理事者から、指定管理者からは毎年度の収支、実績報告を受けており、利用者数については毎月報告を受けているとの答弁がありました。  次に、請願第3号「『農業者戸別所得補償制度』の復活を求める意見書提出の要望について」の審査において、委員から、日本全国の農業者において、それぞれ条件が違う中で、この農業者戸別所得補償制度は不公平であるという観点から不採択との意見が出され、採決の結果、不採択と決定しました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わらせていただきます。 7: ◯中村卓三議長 次に、建設水道委員長にお願いいたします。 8: ◯野間有造建設水道委員長 建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。  去る14日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第120号「瓦のふるさと公園の指定管理者の指定について」の審査において、委員から、総合評価について質問があり、理事者から、前回も菊間町窯業協同組合にお願いをしていた。点数で言えば、今回は前回より若干低くなっているが、今までの5年間、コストの縮減や新しい取り組みをされていたことから、今回も指定管理者として十分適正であると判断しているとの答弁がありました。  以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。 9: ◯中村卓三議長 次に、国家戦略特区特別委員長にお願いいたします。 10: ◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 国家戦略特区特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  去る20日に委員会を開催し、審査を行いましたところ、当委員会に付託されました請願第4号及び第5号につきましては、採決の結果、いずれも賛成少数により不採択と決定いたしました。  以上で委員長報告を終わります。 11: ◯中村卓三議長 次に、地方創生特別委員長にお願いいたします。 12: ◯平田秀夫地方創生特別委員長 地方創生特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  去る19日に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上で委員長報告を終わります。 13: ◯中村卓三議長 以上で委員長報告は終わりました。  委員長報告に対する質疑集約のため暫時休憩いたします。                  午前10時15分                 ──────────                  午前10時30分 14: ◯中村卓三議長 会議を再開いたします。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、許可いたします。  5番松田澄子議員。 15: ◯松田澄子議員 先ほど、請願第4号「加計学園・岡山理科大学獣医学部の新設認可をうけたもとで、市民に対して補助金支出の根拠や丁寧な説明と情報開示を求める請願について」と、請願第5号「加計学園獣医学部今治キャンパス疑惑解明を行い、解明されないままの補助金は中止、誘致の白紙撤回を求める請願について」で、委員長報告では不採択とありましたが、それに対して反対の立場で意見を述べさせていただきます。  この加計学園の誘致に関しては、議会で何度も質問し、また理事者側との話もしてきたところですが、11月14日、林文部科学大臣が認可したことで、今治市では来年4月に開学する予定となっております。  新設をめぐっては、加計孝太郎同学園理事長の友人である安倍晋三首相の意向が働いた疑惑で、国会でも未解明のままになっています。安倍内閣が閣議決定した新設を認める上での4条件に適合するのかという審査もしておらず、国民の疑惑を強引に押し切って認可した形です。疑惑の解明なしに開学したとしても、それは未来永劫に引き継がれ、今後も疑惑は問われ続けることになります。もともと国家戦略特区自体が地方自治体や地域住民を置き去りにして進められているという点では、憲法第95条に基づいてもおかしいと思います。しかも、負担の多くが地元自治体に求められており、その財源の主体的な負担者は地域住民になっています。  こうした中で、今治市は、加計学園との基本協定などの取りまとめの中で、36億7,500万円相当の土地を無償で提供し、64億円の補助金今治市分として決めています。これらは、基本協定で建設費等の半分を上限にした負担を約束したことによるものです。加計学園が192億円を今治市に対して提示し、今治市はこれに応答していたことになります。それでは、その192億円の建設費等の積算根拠はどうしてできたのかを詳細に市民に開示すべきです。  また、バイオセーフティーレベルの問題でも、震度6強が危惧される危険地域に隣接する大学で、仮に研究室が崩壊するなどしたときに、周辺への安全が確保される保証が求められています。  以上の点で、危惧解消へ真摯な対応を切に求めています。こうした市民の請願今治市議会はしっかりと声を議会に届けて、また今治市にも解明を求めていく、こういうふうに疑惑解明について要望していきたいと思っております。  以上で終わります。 16: ◯中村卓三議長 以上で松田澄子議員の討論は終わりました。  以上で通告による討論は終わりました。他に討論はありませんか。                 ( な   し )  他に討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決を行います。  採決は、付議事件番号の順序により適宜一括して行いますので、ご了承願います。  番号1、議案第121号「専決処分について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を承認することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第121号は原案のとおり承認されました。  次に、番号2、議案第98号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第4号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第98号は原案のとおり可決されました。  次に、番号3、議案第99号「平成29年度今治市船舶交通特別会計補正予算(第1号)」ないし番号9、議案第105号「平成29年度今治市公共下水道事業会計補正予算(第2号)」、以上7件を一括して採決いたします。以上7件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上7件は原案のとおり可決されました。  次に、番号10、議案第106号「今治市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について」ないし番号17、議案第113号「今治消防団条例の一部を改正する条例制定について」、以上8件を一括して採決いたします。以上8件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上8件は原案のとおり可決されました。  次に、番号18、議案第114号「本町団地2号棟建設工事の内建家その他工事請負契約の締結について」ないし番号23、議案第119号「今治市大三島海洋温浴館及び農村交流館の指定管理者の指定について」、以上6件を一括して採決いたします。以上6件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上6件は原案のとおり可決されました。  この際、森田博議員の退席を求めます。                ( 森田博議員退席 )  次に、番号24、議案第120号「瓦のふるさと公園の指定管理者の指定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第120号は原案のとおり可決されました。  退席中の議員の出席を求めます。                ( 森田博議員出席 )  次に、番号25、報告第11号「専決処分について」の報告は、受理いたします。  次に、番号26、請願第2号「『年金支給の毎月払い』『年金支給開始年齢の引き上げは行わないこと』を求める意見書提出の要望について」を採決いたします。本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたしますから、お間違えのないようにお願いいたします。本件を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立少数と認めます。よって、請願第2号は不採択と決定いたしました。  次に、番号27、請願第3号「『農業者戸別所得補償制度』の復活を求める意見書提出の要望について」を採決いたします。本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたしますので、お間違えのないようにお願いいたします。本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立少数と認めます。よって、請願第3号は不採択と決定いたしました。  次に、番号28、請願第4号「加計学園・岡山理科大学獣医学部の新設認可をうけたもとで、市民に対して補助金支出の根拠や丁寧な説明と情報開示を求める請願について」を採決いたします。本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたしますので、お間違えのないようにお願いいたします。本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立少数と認めます。よって、請願第4号は不採択と決定いたしました。  次に、番号29、請願第5号「加計学園獣医学部今治キャンパス疑惑解明を行い、解明されないままの補助金は中止、誘致の白紙撤回を求める請願について」を採決いたします。本件に対する委員長報告は不採択でありますので、原案について採決いたしますので、お間違えのないようお願いいたします。本件は、採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立少数と認めます。よって、請願第5号は不採択と決定いたしました。  次に、日程3、委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。  総務委員長及び教育厚生委員長から、現在、委員会において審査中の番号30、陳情第1号「地方財政の充実・強化を求める意見書提出の要望について」及び番号31、陳情第2号「市立菊間保育所の存続・継続運営等に関する陳情について」、以上2件について、会議規則第109条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。  これより採決を行います。  番号30、陳情第1号「地方財政の充実・強化を求める意見書提出の要望について」は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、陳情第1号は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  次に、番号31、陳情第2号「市立菊間保育所の存続・継続運営等に関する陳情について」は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、陳情第2号は、委員長から申し出のとおり、所管の委員会において閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。  以上で日程の全てを議了いたしました。  閉会に当たり、市長から挨拶があります。 17: ◯菅 良二市長 12月定例会の閉会に当たりまして、ご挨拶申し上げます。  今議会では、平成28年度の各会計決算の認定議案を初め一般会計補正予算など提案いたしました全ての議案につきまして議決を賜り、ありがとうございました。本会議委員会でいただきました皆様からの貴重なご意見、ご要望につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。  私にとりまして、市長就任3期目のスタートに当たる本年は、新ごみ処理施設の火入れ式、大学獣医学部の認可、えひめ国体・えひめ大会、大きな節目を迎えました「第20回おんまく」、そして「バリシップ2017」など、議員を初め、市民の皆様とともに、長年全力で取り組んできたことが実を結んだ1年でもありました。そして、来春4月には待ち望んでいる大きな2つのことがございます。
     まず、新ごみ処理施設の本稼働でございます。  平成21年2月に今治市長に就任して以来、現施設の使用延長、建設地の選定や市民に親しまれ、利用しやすい施設整備、運営方法の検討など、全力で取り組んでまいりました。市民の皆様がいつでも見学できるのはもちろんのこと、処理施設を体感でき、発電体験、修理品の展示など、環境啓発、環境学習の拠点となっております。さらに、万全の耐震・免震対策がなされ、災害時には320人の市民が避難できる防災としての機能も有しています。ごみ処理施設につきましては、市民生活にとって重要かつ必要不可欠であり、受け入れに同意いただきました地元関係者の皆様のご英断には心から感謝申し上げます。市民の皆様に安心して生活していただけるよう、来年4月の本稼働に向け、しっかりと準備を進めてまいりたいと考えております。  13年前、12の市町村が一体となり歩んできた本市にとって、合併効果が一番の施設として、また旧施設の解体費用まで合併特例債を活用できる全国に誇れるバリクリーンが誕生いたします。  もう1つは、大学獣医学部の開学についてでございます。  5代にわたる市長の思いをつなぎ、目指してきた40年来の悲願である学園都市構想をようやく前進させることができました。国、愛媛県、経済界などを初めとする関係者の皆様並びに議員各位に対しまして、厚くお礼申し上げます。  現在、専門委員において、大学開設に要する経費等につきまして、公平・公正な立場から調査をいただいているところでございます。委員の意見を取りまとめていただいた後、来年1月をめどに、市民の皆様に対しまして住民説明会を開催してまいりたいと考えております。  桜の花咲く来春4月には、志の高い意欲あふれる1期生の皆さんが今治市の地に来て学び、そして充実した学生生活を過ごしていただき、この今治市が学生の皆さんにとって第二のふるさとになるよう、市議会、市民の皆様とともに、市を挙げて歓迎していきたいと思います。  続きまして、11月26日、今治大会、尾道大会を統合して初めて「瀬戸内しまなみ・ゆめしま海道サイクリング大会2017」が、地域連携型DMO、しまなみジャパンの主催により、無事盛況のうちに終えることができました。1,786人のサイクリストには、紅葉美しいしまなみ海道の絶景やエイドステーションでの特産品によるおもてなしを満喫いただき、確かな手ごたえを感じました。  来年はいよいよ高速道路を疾走する「サイクリングしまなみ2018」が開催されます。本格的なサイクリストはもちろんのこと、家族連れ、初心者など、国内外からたくさんの方々にご参加いただけることを期待しております。サイクリストの聖地しまなみ海道、村上水軍に代表される豊かな歴史や文化、島々の自然あふれる景色など、本市の魅力を国内外に発信し、その成果はますます高まっております。  和田竜氏の小説『村上海賊の娘』の本屋大賞受賞、村上海賊のストーリーの日本遺産認定につきましては記憶に新しいところでございますが、去る12月17日、因島において、日本を代表する料理人、日本遺産大使の村田吉弘先生、三國清三先生をお迎えし、日本遺産シンポジウム「村上海賊の食文化創造」が盛大に開催されました。会場におきましては、迫力のある因島・来島・能島の水軍太鼓による熱演や、食を通して観光客の誘客や地域の活性化を図るため、しまなみ地域を連想させる地元食材を活用したおこぜ茶漬けやグリーンレモンのお菓子が参加者全員に振る舞われ、大盛況のうちに終えることができました。  いよいよ2020年、東京オリンピック・パラリンピックの年には、全国の日本遺産100団体をお迎えし、「日本遺産サミット」が今治市で開催されます。本市の魅力をさらに広く発信する絶好の機会と捉え、「サイクリングしまなみ2018」、「日本遺産サミット」の成功に向けて、万全の準備をしていきたいと思います。  ところで、11月29日、FC今治の岡田オーナーが来庁され、さすがにJFL1年目の壁は厚く、年間成績12勝12分6敗、6位となったことの報告をいただきました。本年9月には待望の「ありがとうサービス.夢スタジアム」が完成し、初めてのホームゲームには5,241人の観客を集め、ホーム15試合の観客総数は3万2,724人で、JFL16チームの中で1位となりました。新都市第1地区におきましては、サッカーの試合だけでなく、さまざまなグルメ、ライブ、アトラクションなど、盛りだくさん、新たなにぎわいや交流が生まれています。また、国内各地から訪れる選手、大会関係者、そしてサポーターなど、多くの皆様に本市の魅力を伝える拠点としても貢献していただいております。オール今治、スタンドを埋め尽くすブルー一色のサポーターとともに、グラウンドで躍動する選手をしっかり応援していきたい。そして、来季こそはぜひ優勝し、Jリーグに昇格を願っています。  一方、新都市第1地区にあっては、皆さん既にご承知と思います。本日の新聞報道にありました日本食研ホールディングス株式会社の今治新工場、シェーンブルン宮殿工場が新春早々、1月11日、起工式を迎えます。今月18日の伯方塩業株式会社第2工場の着工に引き続き、造船、タオル、エネルギー、そして食品と、今治市の産業力の底力をこれからもしっかりアピールしてまいりたいと願っております。  さて、現在国におきましては、平成30年度予算の編成に向けた作業が進められているところでありますが、本市といたしましても市民の負託に応えるべく、公共施設等の老朽化に伴う改修、更新への対応のほか、都市基盤の整備、子育て支援、福祉施策の充実、災害に強いまちづくりなど、財政の健全性を確保しながら、魅力と活力にあふれるたくましい今治づくりに全力で取り組んでいるところでございます。  ところで、本日、12月議会終了後、長い年月、学園都市構想にご尽力いただきました羽藤栄市元市長、岡島一夫元市長の墓前に、副市長、企画財政部長、企画課長とともに、岡山理科大学獣医学部の4月開学について、謹んでご報告してまいります。  最後になりますが、議員各位におかれましては、これから本格的な寒さを迎えますが、くれぐれもお体をご自愛くださいますよう、また平成30年が今治市と今治市民にとりまして大いなる飛躍の年となりますことを祈念いたしまして、閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 18: ◯中村卓三議長 以上で市長の挨拶は終わりました。  これをもって今定例会を閉会いたします。                午前10時58分 閉 会 発言が指定されていません。 Copyright (c) Imabari City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...