今治市議会 2017-12-06
平成29年第5回定例会(第1日) 本文 2017年12月06日開催
検索結果
検索やり直し 使い方 (新しいタブが開きます) 2017年12月06日 平成29年第5回
定例会(第1日) 本文
文書・
発言の移動
文書 前へ 次へ
発言 前へ 次へ
ヒット発言 前へ 次へ
文字サイズ・別
画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく
ツール 印刷用ページ(新しい
ウィンドウで開きます) 別
窓表示(新しい
ウィンドウで開きます) ダウンロード 表
ズレ修正 表示形式切り替え 発言の
単文・
選択・
全文表示を切り替え
単文表示 選択表示 全文表示 発言者の
表示切り替え 全 24
発言 /
ヒット 0
発言 すべての
発言・
ヒット発言の
表示切り替え すべての
発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの
一括変更 選択表示 すべて
選択 すべて解除
発言者一覧 選択 1 :
◯中村卓三議長 選択 2 :
◯菅 良二
市長 選択 3 :
◯中村卓三議長 選択 4 :
◯堀田順人決算特別委員長 選択 5 :
◯中村卓三議長 選択 6 :
◯中村卓三議長 選択 7 :
◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 選択 8 :
◯中村卓三議長 選択 9 :
◯中村卓三議長 選択 10 :
◯山岡健一議員 選択 11 :
◯中村卓三議長 選択 12 :
◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 選択 13 :
◯中村卓三議長 選択 14 :
◯山岡健一議員 選択 15 :
◯中村卓三議長 選択 16 :
◯山岡健一議員 選択 17 :
◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 選択 18 :
◯中村卓三議長 選択 19 :
◯山岡健一議員 選択 20 :
◯中村卓三議長 選択 21 :
◯山岡健一議員 選択 22 :
◯中村卓三議長 選択 23 :
◯越智 博副
市長 選択 24 :
◯中村卓三議長 ↑
発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初の
ヒットへ (全 0
ヒット) 1:
◯中村卓三議長 おはようございます。ただいま出席議員31名であります。
これより第5回今治市議会
定例会を開会いたします。
市長から今議会招集の挨拶があります。
2:
◯菅 良二
市長 おはようございます。
本日、第5回12月
定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご参集を賜り、開会の運びとなりました。厚くお礼申し上げます。
まず初めに、去る11月14日、文部科学大臣におかれまして認可いただきました大学獣医学部につきまして申し上げます。
大学設置・学校法人審議会におかれまして公平・公正な審議が行われ、認可をいただくことができ、ありがたく受けとめております。これは、議会と理事者が両輪となり、取り組んできた成果だと考えております。また、これまでご協力を賜りました国、愛媛県、経済界など関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
特に愛媛県におかれましては、10年の長きにわたり、よきパートナーとして、ともに厚く固い岩盤規制を打ち破ろうと力強いご支援をいただきました。去る11月24日には議長とともに愛媛県庁を訪問し、中村知事に財政支援の要望を行ってまいりました。夢の実現には愛媛県のご支援が不可欠であり、今後とも、大学と地域がともに発展できるようご協力を賜りますようお願い申し上げます。
このたびの大学獣医学部の誘致は、昭和50年に学園都市構想の実現を表明して以来、5代にわたる
市長の思いをつなぎ、目指してきた、まさに40年来の悲願でありました。来春4月の開学に向け、市民の皆様とともにしっかりとした環境づくりに努めてまいりたいと考えております。学生の皆さんには、ぜひとも受験し、この今治市に来ていただけることを強く願っております。
意欲に満ち、高い志を持った学生の皆さんが、今治市に来て学び、充実した学生生活を過ごしていただけるよう、大学と地域がともに発展できるよう、引き続き全力を尽くしてまいりたいと考えております。
続きまして、9月30日から10月30日にかけて「愛顔つなぐえひめ国体・えひめ大会」が、「君は風 いしづちを駆け 瀬戸に舞え」をスローガンに、盛大に開催されました。
9月30日のえひめ国体開会式におきましては、爽やかな秋空のもと、天皇、皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、64年ぶり、初の単独開催を待ちわびた県民ら約1万3,000人が愛媛県総合運動公園陸上競技場に詰めかけ、選手団の入場行進や県民参加創作プログラム、今治市伝統の演舞「継ぎ獅子」などで、全国から参集した約4,100人の選手団を大きな拍手や声援でお迎えいたしました。
また、去る10月4日、三笠宮瑶子女王殿下に村上水軍博物館などをご視察いただき、翌5日には秋篠宮家眞子内親王殿下に野間馬ハイランドをご視察いただき、直接、野間馬に触れ、地元の乃万小学校の児童に声をかけていただきました。
10月28日のえひめ大会開会式におきましては、皇太子殿下にご臨席を賜り、そして、車椅子バスケットボールやサンライズ糸山をご視察いただき、思いやりと温かいお心で親しく接していただき、深く感謝を申し上げます。
本市において開催されましたえひめ国体の6競技、えひめ大会の2競技につきましては、官民一体となったおもてなしにより、成功裏に終えることができました。
全国からお越しの約6万人の来訪者には、地元食材を使った振る舞い料理や47都道府県の選手を応援する手づくりのぼり旗、競技会場などにいっぱいに飾られた花など、本市ならではのおもてなしを堪能していただいたことと思います。
特に、玉川ダムを会場とするボート競技につきましては、台風18号の影響で貯水率が劇的に回復いたしましたが、流木が大量に流入し、撤去等に全力を尽くした結果、運営方法を変更することなく開催することができました。
愛媛県や各種競技団体、ボランティアの皆様方には、これまでの大会の準備、大会期間中の運営など、多大のご尽力をいただいたことに対しまして、心から厚くお礼申し上げます。
また、地元選手の活躍につきましては、弓道、ボート、レスリング、空手道、なぎなたの優勝を初め、数々の競技におきまして、地元開催の重圧の中、私たちに多くの感動を与えていただきました。心から感謝申し上げます。
目標としていました天皇杯、皇后杯にはあと一歩届きませんでしたが、郷土の代表として参加された選手の皆さんの本大会での成果が、選手や指導者として、3年後の東京オリンピック・パラリンピックでの活躍につながることを大いに期待しております。
続きまして、去る11月27日に、新ごみ処理施設(愛称「バリクリーン」)におきまして、火入れ式が行われました。
新ごみ処理施設の建設につきましては、市民生活にとって重要かつ必要不可欠な施設であり、地元関係者の皆様には、今治市民のためにご英断いただいたことに改めて心から感謝申し上げます。
我が今治市は、12の市町村が1つになり、さまざまな課題を克服してまいりましたが、天保山の衛生センターとともに、「真に、本当に合併してよかった」と地域の方々に言ってもらえるよう、来年4月からの本稼働に向け、しっかりと準備を進めていきたいと考えております。
ところで、うれしいお知らせがございます。
11月25日、26日の両日に兵庫県明石市で開催されました西日本B─1グランプリにおきまして、今治焼豚玉子飯世界普及委員会が、見事ゴールドグランプリに輝きました。普及委員会のゴールドグランプリ獲得は、平成24年の近畿・中国・四国B─1グランプリ以来で、さらに大きい西日本大会では初めての快挙となります。皆さんのたゆまぬチャレンジ精神と長年のチームワークが優勝につながったと思っております。郷土を愛する皆さんの意欲あふれる取り組みや努力を大変心強く、まさに市民力の底力を示していただきました。
さて、今議会に提案いたしました案件は、補正予算案が8件、条例案が8件、その他の議案が8件、専決処分の報告が1件、合わせて25件でございます。
それでは、案件の主なものについてご説明いたします。
今回の補正予算案は、新規漁業就業者の定着促進を図るための新規漁業就業者の漁船取得または漁船燃料代などの経費に対する助成、新規漁業就業者定着促進事業費補助金、島嶼部や山間部などにおける、地域住民の生活交通手段を確保するための生活交通バス路線維持・確保対策事業費補助金、8月からの台風に伴う水防活動費や、台風により被災した道路、林業・農業用施設及び農地の災害復旧事業費など、所要の予算を計上いたしております。被災箇所の復旧につきましては、速やかに対処していきたいと考えております。
そのほか、新ごみ処理施設(愛称「バリクリーン」)において、ごみの処理が開始されることに伴い、一般廃棄物処理手数料を改定する条例案や、人事院の給与勧告に鑑み、職員の給与、議員、特別職の期末手当を改定する条例案、本町団地2号棟建設工事の内建家その他工事に係る契約議案、公の施設の指定管理者の指定を行う議案などを提出しております。
なお、提案しております案件の詳細につきましては、後ほど副
市長からご説明申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
以上でございます。
3:
◯中村卓三議長 以上で挨拶は終わりました。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程はお手元に配付の日程表のとおりであります。
日程1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、3番壷内和彦議員、4番永井隆文議員を指名いたします。
次に、日程2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
会期は本日より12月22日までの17日間とし、その間の会議日程はお手元に配付の会議日程表のとおり運営いたしたいと思います。さよう決定してご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次に、日程3、諸般の報告を行います。
議会活動状況についてご報告いたします。
議会活動状況は、お手元に配付の議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。
以上で諸般の報告を終わります。
次に、日程4、付議事件番号1、議案第92号「平成28年度今治市水道事業決算の認定について」ないし付議事件番号6、議案第97号「平成28年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」、以上6件を一括して議題といたします。
この際、委員長の報告を求めます。決算特別委員長にお願いいたします。
4:
◯堀田順人決算特別委員長 決算特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。
去る10月18日、11月6日及び7日の3日間にわたり委員会を開催し、監査委員から提出されております決算審査意見書を参考にしながら、理事者の説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第92号「平成28年度今治市水道事業決算の認定について」、議案第94号「平成28年度今治市工業用水道事業決算の認定について」、議案第96号「平成28年度今治市公共下水道事業決算の認定について」及び議案第97号「平成28年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」の4件は、いずれも全会一致により認定することに決定いたしました。また、議案第93号「平成28年度今治市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」及び議案第95号「平成28年度今治市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項と委員から出されました要望事項について、その概要をご報告申し上げます。
最初に、水道事業会計についてご報告いたします。
委員から、企業債の借り入れについて、金利が低い銀行等への借りかえの考えはあるのかとの質問があり、理事者から、起債については、公営企業という性格上、国の規制等制約があり、借りかえは困難な状況である。また、金利は低い状況であるが、今後の経済状況の変化予測は困難であり、そういった観点からも経営の安定化を重視し、企業債の借り入れには節度を持ち、水道料金の急激な変動がないよう努めたいとの答弁がありました。
次に、公共下水道事業会計についてご報告いたします。
委員から、下水道管渠及び処理場の更新計画について質問があり、理事者から、布設後50年以上経過した管渠延長が21キロメートルに及んでおり、老朽化が著しく、施設の改築更新が喫緊の課題となっているため、平成19年度から管渠内をカメラ調査し、緊急に修繕や改築が必要と判断された施設について、順次更新作業を行っている。昨年度は本町2丁目の工事を行ったが、今年度も延長工事を行うとともに、町なかの老朽化した合流管の布設がえ工事を行い、持続的に使用できるよう老朽管対策を行っていく。また、処理場については、平成25年度から34年度までの長寿命化の事業計画を策定したが、これを一歩進めるストックマネジメントに移行するため、持続的な下水道施設の管理運営を目標として詳細な全体計画を策定し、今年度はこれらの実施設計に当たっている。また、ストックマネジメント工事と耐震補強工事をリンクさせながら、最小限の費用で効率的な運営を進めているとの答弁がありました。
次に、一般会計についてであります。
歳入、使用料及び手数料について、委員から、公営住宅使用料の現年度分の徴収率を上げていくための徴収方法について質問があり、理事者から、戸別訪問により、収入状況を踏まえた上で分納計画を立てている。その後に、病気や不慮の事故等で収入が途絶える場合もあるが、定期的に連絡をとるなど、きめ細かな対応を心がけているとの答弁がありました。
続いて、歳出、総務費について、委員から、地域おこし協力隊はどのように選考しているのかとの質問があり、理事者から、東京都や大阪府での共同募集説明会を経て、申込書の提出があった方について審査を行った上で選んでいるとの答弁がありました。
さらに委員から、今治市でどのようなことをしたいかというところまで聞いた上で受け入れをしているのかとの質問があり、理事者から、申し込みの際に、どの地域に行ってどんなことをしたいかということは聞いている。今治市はフリーミッションで受け入れているので、その方の希望を優先的に行ってもらっているとの答弁がありました。
次に、民生費について、委員から、介護ロボット導入促進事業の実績について質問があり、理事者から、平成28年度の単年度事業であるが、全国的に相当な申請があった。本市においては、11事業所に補助を行ったが、ベッドの下に敷いて要介護者の状態を確認できる機械や、ベッドから車椅子へ移乗させる機械を導入した事業所があったとの答弁がありました。
委員からは、財源のこともあるが、介護従事者が不足している現状の中、今後もこういった事業を検討していただきたいとの要望がありました。
次に、土木費について、委員から、河川費の不用額及び翌年度繰越額が多い理由について質問があり、理事者から、金星川排水ポンプ場等整備工事において、施工区域内の地中に大きな石が多数あり、その撤去に時間を要した。このため、工期を延長し、平成28年度の工事予算を平成29年度に繰り越すとともに、平成28年度に発注予定だったポンプ施設等の工事を平成29年度に発注することとしたことが主な原因であるとの答弁がありました。
次に、災害復旧費について、委員から、各支所における災害対応について、小さな災害を放っておくことによって大きな災害につながり、多額の費用を要することとなる。各支所で対応できる額が少ない状況であるが、各地域の要望をしっかり聞いて、実情に合わせて金額の見直しをしていただきたいとの要望がありました。
次に、特別会計についてであります。
船舶交通特別会計について、委員から、渡船運航費が増加した要因として、第二せきぜんの中間検査などの修繕が増加したためと説明があったが、幾らから幾らになったのか、またその理由は何かとの質問があり、理事者から、第二せきぜんの中間検査費用は、平成27年度の1,700万円から、平成28年度は3,910万円に増加した。船底の塗装や、桟橋を第3桟橋から小型フェリー乗り場に移動したための追加の工事を行ったことなどによるものであるとの答弁がありました。
次に、国民健康保険特別会計について、委員から、国民健康保険税の滞納についても愛媛県地方税滞納整理機構へ移管するのか、また移管する場合は幾らくらいの滞納で移管するのかとの質問があり、理事者から、国民健康保険税についても移管対象となっており、毎年、国民健康保険税が含まれている滞納者の移管が50件程度ある。本市の要綱では50万円以上の滞納が移管対象となっているが、80万円以上の滞納で運用しているとの答弁がありました。
以上、主な議論の概要を申し上げ、委員長報告を終わります。
5:
◯中村卓三議長 以上で決算特別委員長の報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午前10時26分
──────────
午前10時34分
6:
◯中村卓三議長 会議を再開いたします。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、これにて討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決は、付議事件番号の順序により行います。
番号1、議案第92号「平成28年度今治市水道事業決算の認定について」採決をいたします。本件は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第92号は認定することに決定いたしました。
次に、番号2、議案第93号「平成28年度今治市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」採決をいたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。
次に、番号3、議案第94号「平成28年度今治市工業用水道事業決算の認定について」採決をいたします。本件は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第94号は認定することに決定いたしました。
次に、番号4、議案第95号「平成28年度今治市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」採決をいたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。
次に、番号5、議案第96号「平成28年度今治市公共下水道事業決算の認定について」採決をいたします。本件は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第96号は認定することに決定いたしました。
次に、番号6、議案第97号「平成28年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」採決をいたします。本件は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第97号は認定することに決定いたしました。
次に、日程5、付議事件番号7、特別委員会の中間報告を議題といたします。
国家戦略特区特別委員会より報告を行いたい旨の申し出がありますので、これを許可いたします。
7:
◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 国家戦略特区特別委員会の中間報告をいたします。
当委員会に付託されました事項のうち、大学獣医学部誘致に関しましては、11月14日付で文部科学大臣により、岡山理科大学獣医学部の設置が正式に認可されました。それを受けまして、11月21日に委員会を開催いたしましたので、その内容につきまして報告させていただきます。
まず、理事者から、文部科学省の審査状況について、獣医学科の入学定員は、当初、160人として申請されていたが、大学設置・学校法人審議会における公平・公正で慎重なる審査の結果、140人となり、また獣医保健看護学科の入学定員は申請どおりの60人、また実習体制を充実させる観点から、獣医学科の専任教員は3人ふやして75人に変更され、学部全体では専任教員87人の体制となり、他に類を見ない充実した教育環境を備えた学部となったとの説明を受けました。
委員からは、大学設置・学校法人審議会による審査の結果において、留意事項にある「認可後に補助金が収納予定であることから、収納後速やかに報告すること」とはどういうことかとの質問があり、理事者より、地方自治体が支援する公私協力方式の場合には、必ずこのような留意事項がつくことになっており、年度ごとに報告しなければならないとの答弁がありました。
また、設置後の大学運営に関する補助は今後も考えていないという認識でよいかとの質問に対し、理事者より、今後の運営は、全責任を持って学校でやってもらうとの答弁がありました。
次に、理事者から、第三者機関である今治市大学設置事業専門委員の設置について、5人の専門委員が就任し、独任制の機関として、専門的見地から校舎等建設費や設備機器、備品等の取得に要する費用、手続に関して審査してもらい、年内に意見を取りまとめたいとの説明を受けました。
委員からは、専門委員の設置規程で守秘義務を課しているが、情報は市民にも公開すべきであり、なぜ守秘義務を必要とするのかとの質問があり、理事者より、専門委員の審査のプロセスの中で、第三者情報等の非開示資料も含めて、全ての資料を静かな環境の中で公平・公正に審査を進めてもらうため、守秘義務を課すものであるが、市民の皆様の懸念が解消できるよう、専門委員から意見を受けて、市民の皆様に説明する機会を設けたいとの答弁がありました。
最後に、理事者から、今治市の財政状況について、大学立地事業費補助金は基金を充てて対応するため、新たな市債は発生せず、当該補助金を含めた将来負担比率を試算しても大きな影響を与えるものではなく、また今後の市債償還についても、残高に対する7割5分の交付税と、約70億円の減債基金を計画的に活用し、持続可能な財政運営に努めるとの説明を受けました。
委員からは、補助金64億円の財源について質問があり、理事者より、財政調整基金と合併振興基金を充てる試算であるとの答弁がありました。
また、補助金の支払い計画について質問があり、理事者より、文部科学省に提出された資金計画と工事等の進捗状況を踏まえ、年度ごとに予算の議決をいただきたいとの答弁がありました。
また、愛媛県への支援要請について質問があり、理事者より、今治市と今治市議会が一丸となって愛媛県にお願いできればありがたい。また、愛媛県の予算については、大学設置事業専門委員の報告を踏まえて要請したいとの答弁がありました。
以上が、11月21日に開催されました委員会の概要でございます。
以上で、国家戦略特区特別委員会の中間報告を終わります。
8:
◯中村卓三議長 以上で特別委員会の中間報告は終わりました。
中間報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午前10時45分
──────────
午前11時07分
9:
◯中村卓三議長 会議を再開いたします。
これより特別委員会の中間報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありますので許可いたします。
8番山岡健一議員。
10:
◯山岡健一議員 先ほどの国家戦略特区特別委員会の中間報告に対し、質疑をいたします。
補助金の支払い計画についての説明がございましたが、この補助金の支払い計画は具体的にどのようになっていくのでしょうか、お答えください。
11:
◯中村卓三議長 国家戦略特区特別委員長に答弁を求めます。
12:
◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 山岡健一議員のお尋ねにお答えいたします。
今治市からの補助金の支払い計画でございますが、まず理事者からの予算提案に対して議会の議決が必要となります。そして、基本的には1年に1度の支払いということでございます。当該年度の建築物、設備等の出来高の金額と支払い計画等に提示されております金額のどちらか低い価格のほうの支払いを行うということでございます。
以上でございます。
13:
◯中村卓三議長 以上で答弁は終わりました。
再質疑はありませんか。
14:
◯山岡健一議員 議長。
15:
◯中村卓三議長 山岡健一議員。
16:
◯山岡健一議員 年度ごとの支払いということでございますが、今年度中に完成する施設、建物は何があるのでしょうか。
17:
◯寺井政博国家戦略特区特別委員長 山岡健一議員の再質疑にお答えいたします。
今年度完成予定の主な施設でございますが、まず管理棟が完成いたします。そして、メーンになります獣医学部棟、そして電力とか油、水等の供給のコントロール施設でございますエネルギー管理棟、そして獣医学部の教育病院棟、また実験施設でございますので、それに対応できる排水関係のプラント、そして体育館、クラブハウス、グラウンド、駐車場が、今年度中に完成予定でございます。
なお、大動物の実習棟、大講義室につきましては、第2期工事という予定になっております。
以上でございます。
18:
◯中村卓三議長 再質疑はありませんか。
19:
◯山岡健一議員 議長。
20:
◯中村卓三議長 山岡健一議員。
21:
◯山岡健一議員 以上で質疑を終わります。
22:
◯中村卓三議長 再質疑なしと認めます。
以上で山岡健一議員の質疑を終わります。
これをもって特別委員会の中間報告に対する質疑を終結いたします。
この際、森田博議員の退席を求めます。
( 森田博議員退席 )
お諮りいたします。
議案第120号「瓦のふるさと公園の指定管理者の指定について」は、森田博議員に利害関係のある事件であると認められますが、同議案採決の際を除き、同議員列席のまま審議を進めることにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
退席中の議員の出席を求めます。
( 森田博議員出席 )
次に、日程6、付議事件番号8、議案第98号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第4号)」ないし付議事件番号32、報告第11号「専決処分について」、以上25件を一括して議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
23:
◯越智 博副
市長 それでは、本日提案申し上げました議案の提案理由をご説明申し上げます。
提案申し上げました案件は、一般会計を初めとします補正予算案8件、条例案8件、その他の議案8件、報告1件の合わせまして25件でございます。説明の便宜上、一般議案から説明させていただきます。白い冊子の議案と書いております議案書の1ページをお願いいたします。
議会第5回議案第106号「今治市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。本市職員の育児休業の取得条件等を国家公務員に準じたものに変更するため、所要の改正をしようとするものでございます。
5ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。非常勤職員の育児休業について、対象となっている子が1歳6カ月に達するまで育児休業をすることができることとなっていますが、特別の事情があると認める場合に限り、2歳に達する日まで育児休業をすることができるよう改正しようとするものでございます。
この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。
11ページをお願いいたします。議案第107号「今治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。人事院の給与勧告に鑑み、本市職員の給与もこれに準じて改定しようとするものでございます。
14ページをお願いいたします。本ページ以降に給料表を掲げてございますが、人事院勧告によります国の俸給表の改定に準じまして、給料表の改定を行おうとするものでございます。この結果、本市職員の平均改定率は0.2%の引き上げとなっております。
36ページをお願いいたします。第1条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。第31条におきまして、再任用職員以外の職員に支給する勤勉手当の支給割合を100分の85から100分の95へ、また再任用職員に支給する勤勉手当の支給割合を100分の40から100分の45へ改定しようとするものでございます。
38ページをお願いします。第2条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。第31条第2項第1号及び第2号におきまして、先ほどご説明いたしました勤勉手当の支給割合を平成30年度以降、変更しようとするものでございます。
この条例は公布の日から施行し、第1条の規定のうち、給料表の改定については平成29年4月1日から適用し、それ以外の勤勉手当の支給割合の改定については、平成29年12月1日から適用しようとするものでございます。ただし、第2条の規定につきましては、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。
41ページをお願いいたします。本ページの議案第108号「今治市議会議員に対する議員報酬、費用弁償及び期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について」及び47ページの議案第109号「今治市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」につきましては、一括して説明させていただきます。これらの条例は、人事院の給与勧告に鑑み、議会議員、特別職の期末手当につきまして、他との均衡を考慮して改定しようとするものでございます。
44ページをお願いいたします。第1条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。第5条におきまして、議会議員の12月に支給する期末手当の支給割合を100分の170から100分の175へ改定しようとするものでございます。平成30年度以降は、次のページの第2条による改正条項新旧対照表のとおり、支給割合を変更しようとするものでございます。特別職の期末手当の支給割合につきましても同様の改定をしようとするものでございます。
これらの条例は公布の日から施行し、平成29年12月1日から適用しようとするものでございます。ただし、議案第108号及び議案第109号における第2条の規定は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。
53ページをお願いします。議案第110号「今治市過疎地域における固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。過疎地域自立促進特別措置法の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。
56ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。第2条におきまして、過疎地域内において、製造業、農林水産物等販売業、旅館業が一定要件を満たす設備等を新増設した場合、従来どおり新たに課すこととなった当該固定資産税を3年間課税免除しようとするものでございます。固定資産税の課税免除の対象となる事業について、情報通信技術利用事業を削り、農林水産物等販売業を加えようとするものでございます。
この条例は、平成30年1月1日から施行しようとするものでございます。
59ページをお願いいたします。議案第111号「今治市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化のための固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。
62ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。事業者が一定要件を満たす家屋、構築物及び土地を取得した場合、従来どおり新たに課すこととなった当該固定資産税を3年間課税免除しようとするものでございます。
第1条におきまして、法律の名称を「企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律」から、「地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律」に変更しようとするものでございます。
この条例は、平成30年1月1日から施行しようとするものでございます。
65ページをお願いいたします。議案第112号「今治市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。一般廃棄物処理手数料を改定しようとするものでございます。
68ページをお願いいたします。本ページに改正条項新旧対照表を掲げてございます。別表第1におきまして、再生資源を今治市の処理施設へ自己搬入する場合の処理手数料を無料にしようとするものでございます。また、下の備考におきまして、未解体のスプリングマットレスの受け入れに伴う解体手数料を追加しようとするものでございます。
この条例は、平成30年4月1日から施行しようとするものでございます。
69ページをお願いします。議案第113号「今治市消防団条例の一部を改正する条例制定について」でございます。消防団員の定年を廃止し、その他所要の改正をしようとするものでございます。
72ページをお願いします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。第6条におきまして、消防団員の入団年齢の上限を廃止しようとするものでございます。第8条におきまして、消防団員の定年を廃止しようとするものでございます。
この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。
75ページをお願いします。議案第114号「本町団地2号棟建設工事の内建家その他工事請負契約の締結について」でございます。去る9月22日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、9月27日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。
契約金額、契約の相手方、工期につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。
77ページをお願いします。議案第115号「金星川排水ポンプ場等整備工事請負契約の変更について」でございます。台風等に伴う仮設防護施設の整備、復旧作業等に不測の日数を要したため、工期を変更しようとするものでございます。
なお、契約金額、契約の相手方につきましては、記載のとおりでございます。
79ページをお願いいたします。議案第116号「字の区域の変更について」でございます。玉川町鈍川地区の基盤整備事業の完了見込みに伴いまして、地方自治法第260条第1項の規定により、字の区域を下の表のとおり変更しようとするものでございます。その処分は、換地処分の公告があった日の翌日から効力を生ずることとなってございます。なお、参考として位置図等を掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
91ページをお願いします。議案第117号「今治市立図書館の指定管理者の指定について」から103ページの議案第120号「瓦のふるさと公園の指定管理者の指定について」までの4件につきましては、一括して説明させていただきます。
これらの議案は、いずれも地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして、公の施設の指定管理者を指定しようとするものでございます。なお、施設の名称、指定管理者、指定の期間につきましては、それぞれ掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
107ページをお願いします。議案第121号「専決処分について」でございます。地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めようとするものでございます。
109ページをお願いします。専決第25号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第3号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に、それぞれ6,400万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を818億5,472万3,000円といたしております。この補正予算は、10月22日に実施されました衆議院議員選挙に係る執行経費を計上させていただいております。財源は、全額県支出金でございます。
127ページをお願いします。報告第11号「専決処分について」でございます。地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。今回は、損害賠償額の決定及び和解についてが7件、和解についてが1件、合わせまして8件ございます。いずれも相手方と話し合いを進めてまいりましたが、先般、示談が成立いたしましたので、その対応をさせていただいたものでございます。
129ページをお願いします。専決第23号でございますが、歩行中の相手方が臨港道路に設置していたグレーチングの破損箇所に左足を落とし込み、負傷したものでございます。
131ページをお願いします。専決第24号でございますが、市道大坪通町谷線において、相手方所有の普通貨物自動車が走行中、前方で停車した本市職員が運転する市有小型貨物自動車に追突し、双方の車両が破損したものでございます。
133ページをお願いします。専決第26号でございます。本市職員が運転する市有小型乗用自動車が市道本局線を直線し、市道宮本線との交差点に進入したところ、右側から同交差点に進入してきた相手方所有の軽四乗用自動車と衝突し、双方の車両が破損したものでございます。
135ページをお願いします。専決第27号でございます。市道大新田大浜線上に設置していた片側通行の看板が強風により飛ばされ、近隣に駐車していた相手方所有の小型乗用自動車を破損したものでございます。
137ページをお願いします。専決第28号でございます。市営上浦瀬戸団地101号の天井から雨漏りし、相手方所有のテレビが破損したものでございます。
139ページをお願いします。専決第29号でございます。本市職員が駐車場で市有軽四乗用自動車を駐車しようとしたところ、前方のブロック塀に衝突し、これを破損したものでございます。
141ページをお願いします。専決第30号でございます。本市職員が運転する市有軽四貨物自動車が市道今治駅高橋線を直進し、市道清水里線との交差点に進入したところ、右側から同交差点に進入してきた相手方所有の原動機付自転車と衝突し、相手方の車両が破損し、相手方が負傷したものでございます。
143ページをお願いします。専決第31号でございます。国道196号において、本市職員が運転する市有軽四貨物自動車が走行中、横断歩道の手前で停車した相手方所有の軽四乗用自動車に追突し、双方の車両が破損し、相手方車両の運転手及び同乗者が負傷したものでございます。なお、いずれも損害賠償額は掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
145ページをお願いします。参考といたしまして、ここに掲げておりますように、寄附の申し込みをいただき、これを採納させていただきましたので、ご報告を申し上げるものでございます。
以上で議案と報告の説明を終わりまして、予算の説明に移らせていただきます。
青い表紙の予算書の1ページをお願いいたします。
議案第98号「平成29年度今治市一般会計補正予算(第4号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ13億5,577万3,000円を追加しまして、歳入歳出予算の総額を832億1,049万6,000円にしようとするものでございます。説明の便宜上、歳出から説明させていただきます。
14ページをお願いします。歳出の総括を掲げてございます。款別に補正予算額と財源内訳を掲げてございます。今回は、人事院勧告や人事異動等に伴います人件費の調整を行っておりますので、ほとんどの款にわたって補正措置をしております。歳出予算に係る特定財源の割合は約63.3%となっております。
20ページをお願いします。歳出の明細を掲げてございます。なお、以下、人事院勧告、人事異動等によります人件費の調整に伴う補正措置につきましては説明を省略させていただいたらと思います。
22ページをお願いします。初めに、総務費、総務管理費の総務諸費でございます。生活交通バス路線維持・確保対策事業費補助金でございますが、生活交通バス路線の存続、維持を図るため、瀬戸内運輸株式会社及び瀬戸内海交通株式会社に助成しようとするものでございます。財源は、県支出金でございます。
次に、戸籍住民基本台帳費でございます。戸籍住民基本台帳管理費でございますが、希望する方にマイナンバーカード等への旧姓の併記を行うためのシステム改修をしようとするものでございます。財源は、全額国庫支出金でございます。
26ページをお願いします。民生費、社会福祉費の社会福祉総務費でございます。国民健康保険特別会計繰出金でございますが、保険基盤安定事業費の額の確定に伴いまして、繰出金を減額しようとするものでございます。財源は、国・県支出金でございます。
32ページをお願いします。衛生費、清掃費のごみ処理費でございます。ごみ処理施設跡地整備事業費でございますが、今治クリーンセンターの解体設計、跡地等基本設計業務に要する所要の予算を計上いたしております。財源は、市債でございます。
36ページをお願いします。農林水産業費、水産業費の水産業振興費でございます。新規漁業就業者定着促進事業費補助金でございますが、新規漁業就業者の定着促進を図るための新規漁業就業者の漁船取得または漁船燃料代などの経費に対して助成しようとするものでございます。財源は、県支出金でございます。
38ページをお願いします。商工費の観光費でございます。観光施設整備費でございますが、今治勤労総合福祉センター(通称「今治湯ノ浦ハイツ」)の耐震設計等委託料につきまして、第三者機関の評定取得業務を増額しようとするものでございます。
44ページをお願いします。消防費の水防費でございます。水防活動費でございますが、8月の台風5号、9月の台風18号に伴います土砂撤去等の応急復旧対応といたしまして、不足額を計上しようとするものでございます。
次に、教育費、小学校費の小学校管理費でございます。施設整備費でございますが、常盤小学校校舎における改修工事の予算を計上しておりますが、国の内示に伴い、事業費の組み替えをしようとするものでございます。
48ページをお願いします。災害復旧費でございますが、8月の台風5号、9月の台風18号、10月の台風21号に伴います被災箇所の災害復旧でございます。まず、農林水産施設災害復旧費の農業用施設災害復旧費でございます。市単独農業用施設災害復旧事業費でございますが、
農道等に係る被災箇所の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、市債と受益者からの分担金でございます。
農業用施設災害復旧事業費でございますが、
農道、水路及びため池に係る被災箇所の補助災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、県支出金と市債でございます。
次に、同項の林業施設災害復旧費でございます。市単独林業施設災害復旧事業費でございますが、林道に係る被災箇所の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、市債でございます。
林業施設災害復旧事業費でございますが、林道に係る被災箇所の補助災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、県支出金と市債でございます。
50ページをお願いします。同項の農地災害復旧費でございます。農地災害復旧事業費でございますが、農地に係る被災箇所の補助災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、県支出金、市債及び受益者からの分担金でございます。
次に、土木施設災害復旧費でございます。市単独道路災害復旧事業費でございますが、市道6カ所の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、市債でございます。
道路災害復旧事業費でございますが、市道26カ所の補助災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、国庫支出金及び市債でございます。
次に、その他の災害復旧費の観光施設災害復旧費でございます。市単独観光施設災害復旧事業費でございますが、歌仙の滝公園の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、市債でございます。
以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、13ページに返っていただけたらと思います。歳入の総括を掲げてございます。款別に整理をいたしておりますが、ここに掲げておりますとおり、分担金及び負担金から市債までの補正を行おうとするものでございます。
16ページをお願いします。歳入の明細を掲げてございます。なお、歳出のところで財源としてご説明申し上げました特定財源は、説明を省略させていただければと思います。
19款の繰越金でございますが、今回の補正に伴いまして4億9,764万9,000円を増額いたしまして、補正後の額は27億2,345万9,000円となってございます。
以上で歳入の説明を終わらせていただきまして、8ページをお願いいたします。第2表繰越明許費補正でございます。教育費、小学校費の施設整備費でございますが、国の内示によりまして債務負担行為を廃止し、繰越明許費に組み替えをしようとするものでございます。
右側の9ページをお願いします。第3表債務負担行為補正でございます。ごみ処理施設跡地整備事業を新たに追加いたしまして、ここに掲げてございますとおり、期間及び限度額を定めようとするものでございます。
10ページをお願いいたします。これは、先ほどご説明いたしましたとおり、国の内示により、常盤小学校校舎改修事業を廃止いたしまして、繰越明許費に組み替えをしようとするものでございます。
右側の11ページをお願いします。第4表地方債補正でございます。今回の補正措置によりまして、このページ及び次のページに掲げておりますとおり、それぞれの事業に係ります市債の借入限度額等を追加及び変更しようとするものでございます。なお、人事院勧告等によります人件費の調整を内容とした会計並びに補正措置につきましては説明を省略させていただいたらと思います。また、一般会計の一部事業の詳細につきましては、別冊の補正予算説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
続きまして、黄色い冊子の水道事業会計補正予算書の1ページをごらんいただいたらと思います。
議案第104号「平成29年度今治市水道事業会計補正予算(第1号)」でございます。今回の補正予算の内容は、人事院勧告や人事異動等に伴う人件費の調整のほか、玉川ダム管理費負担金、峠配水池土砂・フェンス撤去並びに峠配水池災害復旧工事に係る予算を計上しようとするものでございます。
まず、第2条の収益的収入及び支出でございますが、収益的収入につきまして、補正はございません。支出の第1款、水道事業費用につきまして、営業費用を1,500万8,000円、営業外費用を69万2,000円、特別損失を211万1,000円、それぞれ増額し、支出総額は35億981万1,000円を予定してございます。
次に、第3条の資本的収入及び支出でございます。
2ページをお願いします。収入の第1款、資本的収入につきまして、国庫(県)補助金を1,625万円増額し、収入総額は29億1,225万円を予定いたしております。次に、支出の第1款、資本的支出につきまして、建設改良費を2,254万2,000円増額し、支出総額は41億4,854万2,000円を予定いたしております。これによりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、1ページに掲げておりますとおり、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金、減債積立金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。
続きまして、グレーの冊子の議案第105号「平成29年度今治市公共下水道事業会計補正予算(第2号)」でございますが、今回の補正予算の内容は、人事院勧告や人事異動等に伴う人件費の調整でございますので、説明を省略させていただいたらと思います。
以上で本日ご提案申し上げました議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
24:
◯中村卓三議長 以上で当局の説明は終わりました。
12月8日定刻から本会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午前11時45分 散 会
発言が指定されていません。 Copyright (c) Imabari City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...