今治市議会 2016-12-08
平成28年第5回定例会(第1日) 本文 2016年12月08日開催
次に、
日程2、
会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
会期は本日より12月27日までの20日間とし、その間の
会議日程はお
手元に
配付の
会議日程表のとおり運営いたしたいと思います。さよう決定してご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次に、
日程3、諸般の
報告を行います。
議会活動状況についてご
報告いたします。
議会活動状況は、お
手元に
配付の
議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。
以上で諸般の
報告を終わります。
次に、
日程4、
付議事件番号1、
議案第97号「
平成27年度
今治市
水道事業決算の
認定について」ないし
付議事件番号5、
議案第101号「
平成27年度
今治市
一般会計特別会計歳入歳出決算の
認定について」、以上5件を一括して議題といたします。
この際、
委員長の
報告を求めます。
決算特別委員長にお願いいたします。
4:
◯松岡一誠決算特別委員長 決算特別委員会に付託されました
案件につきまして、
審査の経過及び結果をご
報告いたします。
去る10月20日、11月4日及び7日の3日間にわたり
委員会を開催し、
監査委員から提出されております
決算審査意見書を参考にしながら、
理事者の説明を求め、慎重に
審査を行いました結果、
議案第97号「
平成27年度
今治市
水道事業決算の
認定について」、
議案第99号「
平成27年度
今治市
工業用水道事業決算の
認定について」及び
議案第101号「
平成27年度
今治市
一般会計特別会計歳入歳出決算の
認定について」の3件は、いずれも
全会一致により
認定することに決定いたしました。また、
議案第98号「
平成27年度
今治市
水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分について」及び
議案第100号「
平成27年度
今治市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分について」は、いずれも
全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以下、
審査の過程におきまして、議論された主な事項と委員から出された要望事項について、その概要をご
報告申し上げます。
最初に、
水道事業会計について
報告いたします。
委員から、
予算の執行状況について、資本的支出における不用額が14.7%、3億3,000万円余りあるが、その要因について質問があり、
理事者から、
平成27年度は国費が3割カットされたために全体の事業数が減ったため、また地元調整等に不測の時間を要したためとの答弁がありました。
次に、委員から、たな卸資産の購入限度額について、限度額255万円に対して執行額82万2,000円、執行率32.2%であるが、
今治市の水道事業に対して、この程度のたな卸資産で不測の事態に間に合う金額であるのかとの質問に対し、
理事者から、以前は緊急の修繕工事等を本市が直営で行っており、たな卸資産もある程度の量を常に確保しておく必要があった。しかし、現在は、地元の業者と連携をとりながら緊急時も対応できるようになったので、少額となっているとの答弁がありました。
次に、委員から、水道料金収納等業務委託について、
平成27年度に第一環境株式会社と再度7年間の契約を結んでいるが、委託にすることでどのような効果があったのかとの質問があり、
理事者から、前回、委託契約をして実施する中で、水道利用者に対してきめ細かな対応ができていること、また全国各地で徴収業務を行っていることからノウハウの蓄積もあるということで、継続した委託をすることが適当であると考えたとの答弁がありました。
次に、
一般会計についてであります。
歳入について、委員から、市税収入の高い徴収率について、滞納整理機構への職員の派遣や研修の実施など、努力して徴収実績を上げていったと思われるが、今後、徴収率の維持、
向上をどう図っていくのかとの質問があり、
理事者から、現年の徴収率が過去最高の数字になっている。滞納繰越になると徴収が厳しい状況になるので、現年の滞納分を早期に回収することを重点に置いて、滞納繰越を減らす方向で努力しているとの答弁がありました。
続いて、歳出、総務費について、委員から、ふるさと納税の寄附金額が5億600万円あるが、税額に対してどのぐらいの経費がかかっているのかとの質問があり、
理事者から、返礼品代や事務費、また
市民が他の自治体に寄附した個人
市民税の控除額等を差し引きすると、実質的な収支は3億4,100万円程度の黒字になる。寄附金の約3分の1が経費で、残り3分の2が
今治市の収入となっているとの答弁がありました。
次に、衛生費について、委員から、
平成27年度から特定健診が無料になったが、その効果について質問があり、
理事者から、特定健診の受診率は
平成26年度の20.4%から
平成27年度は25%と約5%上昇した。健診については、老・成人に対する生活習慣病に関する健診、母体保護、乳幼児の健やかな成長に資する母子関係の健診の大きな2つの健診を行っているとの答弁がありました。委員からは、がん検診等、受けたい人が受けられるような体制をつくってもらいたいとの要望がありました。
次に、農林水産業費について、委員から、鳥獣被害対策における個体数削減に対する取り組みについて質問があり、
理事者から、大三島地区で遠距離操作の捕獲おりを設置し、効果を検証しているところである。また、大西地区では愛媛県と連携して、新たに免許を取得した10名程度に対する育成に取り組んでいるとの答弁がありました。
次に、商工費について、委員から、
今治プレミアム商品券事業及び県内
地域商品券事業の成果についての質問があり、
理事者から、商品券はテレビや家電製品など耐久消費財への消費が多かったと聞いている。経済効果については、いよぎん
地域経済研究センターの試算によると約4億8,600万円であったとの答弁がありました。
次に、土木費について、委員から、みなと交流センターの事業所及び商業テナントへの賃借スペース、賃借料金についての質問があり、
理事者から、延べ床面積約3,300平方メートルのうち賃借面積は約1,040平方メートルである。12事業所及びテナント1社の賃借料金は税込みで月額199万4,350円であるとの答弁がありました。委員からは、賃借している店舗が利益を生めるような方策も含めて、みなと交流センターの活性化を期待しているとの意見がありました。
次に、教育費について、委員から、図書館の指定管理の内容及び図書の購入に関して質問があり、
理事者から、図書館の管理運営に関するほぼ全ての部分を委託しているが、図書館管理システムについては、今後の拡張性等を考慮して、本市の直営としている。図書の購入は仕様書で定めており、
平成27年度は、指定管理料1億9,450万円に対して、図書購入費は4,757万円で全体費用の約24.5%であるとの答弁がありました。
次に、特別会計についてであります。
有線テレビ放送事業特別会計について、委員から、収入未済額は
一般会計に引き継がれるということだが、使ったものは払っていくのが原則だと思う。どのような形で取り組んでいくのかとの質問があり、
理事者から、144万1,000円の収入未済額については、本年度より
一般会計に引き継いで回収を行っている。滞納者の分析を行い、直近年度の滞納者、波方地区在住の滞納者から訪問を含めた対応をしていこうという計画を立てているとの答弁がありました。
次に、墓園事業特別会計について、委員から、大谷墓園墓地の使用申し込みが年々減っているようだが、状況はどうかとの質問があり、
理事者から、使用許可基数が伸び悩んでいることから、これまで年2回の募集であったが、通年で申し込みができるように改めた。今年度は現時点で30基弱を許可しているとの答弁がありました。
また委員から、これからの新しい考えとして、納骨ビルディング等の
整備は考えていないのかとの質問があり、
理事者から、納骨堂については宗教法人に
整備をお願いしたいと考えている。公営納骨堂の建設に当たっては、社会福祉的な観点で
整備を行うのか、あるいは従来の特別会計で独立採算制を図っていくのか、建設の目的をきちんと整理しておかなければならない。加えて、
市民の意識調査なども必要になってくる。これらを総合的に検証して、
整備の必要性を研究していきたいとの答弁がありました。
次に、下水道事業特別会計について、委員から、公共下水道の普及率が71.1%となっているが、そのうちどのぐらいの人が接続しているのかとの質問があり、
理事者から、水洗化率は89.6%となっており、約9割の方が接続してくれているとの答弁がありました。
また委員から、受益者負担金について徴収できず、時効で不納欠損になった場合の後処理について質問があり、
理事者から、一度賦課したところに再度賦課することはできないが、公平性という点から寄附という形で負担金相当額を協力いただくようお願いしているとの答弁がありました。
次に、国民健康保険特別会計について、委員から、不納欠損額が1億2,560万円となっているが、その主な原因について、また滞納者の状況について質問があり、
理事者から不納欠損の原因については、生活困窮がほとんどを占めており、消滅時効のうち233件、執行停止のうち534件が生活困窮によるものと考えている。また、滞納者の人数は
平成27年度末で4,204人になっているとの答弁がありました。
最後に、
一般会計、特別会計、むすびの全般で、委員から、本市の高齢化率は32.9%と、少子高齢化という特に地方
都市の抱える問題であるが、子供を育てやすい環境をつくっていくことによって、改善が図られると考える。子供が10年、20年たって、大人になっていくということを意識したまちづくりが必要であると思うが、将来の展望はとの質問があり、
理事者から、高齢者が元気で頑張ってくれることは大事である。一方で、子供、子育ては非常に重要であり、立派に子育てできる環境づくりには全力を尽くして、
今治市は子供を育てる環境が整っているという方向性をつくっていかなければいけない。子供、子育てにかなりのエネルギーを使って考えていきたいとの答弁がありました。
以上で
決算特別委員長の
報告を終わります。
5:
◯渡辺文喜議長 以上で
決算特別委員長の
報告は終わりました。
委員長報告に対する質疑集約のため、暫時休憩いたします。
午前10時25分
──────────
午前10時36分
6:
◯渡辺文喜議長 会議を再開いたします。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、許可いたします。
34番山本五郎
議員。
7:
◯山本五郎議員 議案第97号「
平成27年度
今治市
水道事業決算の
認定について」、
議案第101号「
平成27年度
今治市
一般会計特別会計歳入歳出決算の
認定について」、関連もありますので、まとめて討論をさせていただきます。
基本的には、反対討論となりますが、前年度と大きく変化している事項や指摘すべき事項についても述べさせていただきます。ただ、何さま決算についてですから、やたらに数字が出てきますが、
今治市各会計
決算審査意見書も数字ばかりであります。数字を挙げないとその根拠も分析できませんので、聞き苦しいでしょうが、ご了承を願います。
皆さんもごらんになられたと思いますが、広報いまばり
平成28年8月号に「
一般会計・特別会計、
水道事業会計決算
報告平成27年度速報値」なるものが掲載されています。「
今治市の家計簿」として、
今治市の
一般会計を月収30万円(給料と手当)の家計に例えるとどのようになるかということが掲載されています。
収入総額は月額52万円、その内訳はローン借り入れ6万円、パート収入、前年度の余剰金、預貯金の取り崩し7万円、親などからの援助9万円、手当16万円、給料14万円。そして、支出総額は月額48万円。その内訳は、将来のための預貯金2万円、ローンの返済のための経費7万円、火事や事故のときのための経費2万円、仕事や商売のための経費3万円、小・中学生の教育にかかる経費4万円、家の補修や車の経費7万円、家族の健康やゴミ処理にかかる経費4万円、おじいちゃん、おばあちゃんや障がいのある方、子育てにかかる経費15万円、家族の生活に必要な経費4万円。そして、さらにローン残高652万円、預貯金残高238万円、これは年度末時点での市債の残高をローン残高、基金の残高を預貯金残高として、月収30万円の家計に例えて算出をしています。ローンの借り入れ6万円、ローンの返済のための経費7万円、これが
今治市の家計簿に例えた数字だと
報告しています。私は、こんなことはあり得ない、一家心中、生きていけないと思いました。
そして、さらに市債・市有財産として、
一般会計、特別会計の合計市債の状況は、借入額108億40万円、償還額139億6,886万円、残高1,275億4,558万円。
市民1人当たり77万6,193円の借金。市有財産は
市民1人当たり175万6,982円と発表をしています。
平成27年度で見るならば、
市民1人当たり借入額約6万6,000円に対し、償還額は約8万5,000円となり、まさに借金をし、借金払いに追われる財政状況と言わなければなりません。
その他、
平成27年度決算について、気になるといいましょうか、改善すべきところについて見解を述べます。
普通会計における財政指数の状況について、財政力指数は1に近く、1を超えるほど財政力に余裕があるとされています。
今治市は、財政力指数0.57を初め、類似団体と比べて総体的に低いのが現状であります。
性質別決算状況について言えば、積立金は約34億6,900万円で、類似団体の約21億6,900万円と比較するならば、これはため過ぎと言えないでしょうか。
市民の願い実現のために使うべきであります。例えば、高い国民健康保険税の引き下げ、中学校を卒業するまでの医療費の無料化、その他公共料金の引き下げなどが実現されれば
市民のために使われたということにならないでしょうか。
一般会計で、前年度比著しく差のあるものを挙げますと、歳入では地方消費税交付金が対前年度比13億1,628万2,000円、73%の増。これは消費税が5%から8%に引き上げられた結果であります。また、財産収入は、波止浜地区造船振興土地売払代金4億2,936万6,990円、吉海地区造船振興土地売払代金9億601万232円など、477.6%の増となっています。
歳出についていえば、昨年度も指摘しましたが、不用額が約54億2,500万円上げられています。
予算編成に当たり、精査すべきではありませんか。
次に、基金についてであります。
一般会計では、財政調整基金約137億4,400万円を初め25基金、約335億5,800万円、特別会計は9基金、約10億2,200万円。基金にはそれぞれの目的があっての基金でしょうが、有効活用あってこその基金であります。見直しを求めるものであります。さらに、
一般会計における負担金補助及び交付金、
水道事業会計における補償金及び負担金問題について、見直し、明確にすべきものがあることを指摘しておきたいと思います。
平成27年度
今治市各会計
決算審査意見書では最後に、「当年度は
予算執行率について低下が見られたので、限られた財源を有効活用するため、的確で合理的な算定を行うよう求める。第2次
今治市総合計画に掲げられた将来像『ずっと住み続けたい“ここちいい”まち いまばり』を実現され、魅力あるまちとして永続的に発展することを望む。」と結んでいます。いろいろ思想信条は違っても、
今治市の市政は
市民あっての市政であり、誰もが生きていてよかったと言える市政であり、そういう市政、財政でありたいと思います。
こうした
予算編成になることを望みまして、私の討論を終わります。
8:
◯渡辺文喜議長 以上で山本五郎
議員の討論は終わりました。
以上で通告による討論は終わりました。
他に討論はありませんか。
5番山岡健一
議員。
9:
◯山岡健一議員 議案第101号「
平成27年度
今治市
一般会計特別会計歳入歳出決算の
認定について」、私は
認定する立場で討論をいたします。
先ほども討論がございましたが、私は数字のことは申し上げず、簡潔にわかりやすく申し上げます。
決算特別委員会というものは、執行された
予算に対してチェックするものであり、
委員長報告にもありましたとおり、不用額に対する理由もきちっと述べられており、これからの
予算の組み方についても委員からしっかりと意見が出て、各項目について執行部も対応を考えるとしているので、
認定すべきであると考えます。
以上です。
10:
◯渡辺文喜議長 以上で山岡健一
議員の討論は終わりました。
他に討論はありませんか。
( な し )
他に討論なしと認めます。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決は、
付議事件番号の順序により行います。
番号1、
議案第97号「
平成27年度
今治市
水道事業決算の
認定について」採決をいたします。本件は、
委員長報告のとおり
認定することに賛成の
議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、
議案第97号は
認定することに決定いたしました。
次に、番号2、
議案第98号「
平成27年度
今治市
水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分について」採決をいたします。本件は、
委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の
議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、
議案第98号は原案のとおり可決されました。
次に、番号3、
議案第99号「
平成27年度
今治市
工業用水道事業決算の
認定について」採決をいたします。本件は、
委員長報告のとおり
認定することに賛成の
議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、
議案第99号は
認定することに決定いたしました。
次に、番号4、
議案第100号「
平成27年度
今治市
工業用水道事業会計未
処分利益剰余金の
処分について」採決をいたします。本件は、
委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の
議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、
議案第100号は原案のとおり可決されました。
次に、番号5、
議案第101号「
平成27年度
今治市
一般会計特別会計歳入歳出決算の
認定について」採決をいたします。本件は、
委員長報告のとおり
認定することに賛成の
議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、
議案第101号は
認定することに決定いたしました。
次に、
日程5、
付議事件番号6、
議案第103号「
平成28年度
今治市
一般会計補正予算(第3号)」ないし
付議事件番号44、
報告第9号「
専決処分について」、以上39件を一括して議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
11:
◯長野和幸副
市長 それでは、本日提案申し上げました
議案の提案理由をご説明申し上げます。
提案申し上げました
案件は、
一般会計を初めとします
補正予算案8件、
条例案17件、その他の
議案13件、
報告1件の合わせまして39件でございます。説明の便宜上、一般
議案から説明をさせていただきます。白い冊子の
議案と書いております
議案書の1ページをお開き願います。
議会第5回
議案第111号「
今治市農業
委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定める条例制定について」でございます。農業
委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定めようとするものでございます。
3ページをお願いいたします。第2条におきまして、農業
委員会の委員の定数を24人に、農地利用最適化推進委員の定数を20人に定めようとするものでございます。
この条例は、
平成29年7月20日から施行しようとするものでございます。
5ページをお願いいたします。
議案第112号「
今治市農業
委員会の委員の定数及び選挙区並びに部会等に関する条例等を廃止する条例制定について」でございます。農業
委員会等に関する法律の改正に伴いまして、
今治市農業
委員会の委員の定数及び選挙区並びに部会等に関する条例、
今治市農業
委員会の選任による委員の団体推薦に関する条例及び農業協同組合法等の一部を改正する等の法律の施行に伴う
今治市農業
委員会の部会に関する経過措置を定める条例を廃止しようとするものでございます。
この条例は、
平成29年7月20日から施行しようとするものでございます。
9ページをお願いいたします。
議案第113号「
今治市報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例制定について」でございます。農業
委員会等に関する法律の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。
12ページをお願いいたします。本ページに改正条項新旧対照表を掲げてございます。別表の報酬額表におきまして、農業
委員会部会長の報酬額の規定を削除し、農地利用最適化推進委員の報酬額を新たに定めようとするものでございます。
この条例は、
平成29年7月20日から施行しようとするものでございます。
右の13ページをお願いいたします。
議案第114号「
今治市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例制定について」でございます。育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の改正に伴う国家公務員の勤務条件の変更に準じて本市の職員の勤務条件を変更しようとするものでございます。
18ページをお願いいたします。第1条による改正条項新旧対照表を掲げてございますが、22ページの第2条による改正条項新旧対照表と関連がございますので、一括して説明させていただきます。
第3条第4項第1号におきまして、特別な勤務時間の割り振り対象となる子を養育する職員の子の範囲に、特別養子縁組の監護期間中の子及び養子縁組里親に委託されている子等、法律上の親子関係に準じると言えるような関係にある子を追加しようとするものでございます。
20ページをお願いいたします。第14条におきまして、休暇の種類に新たに介護時間を加えようとするものでございます。第20条におきまして、介護休暇を請求できる期間を連続する6月の期間内から3回を超えず、かつ通算して6月を超えない範囲内まで分割可能にしようとするものでございます。
21ページをお願いいたします。第20条の2におきまして、介護時間は、職員が介護するため、連続する3年の期間内において、1日に2時間を超えない範囲内で勤務をしないことが認められる休暇としようとするものでございます。また、介護時間の新設に伴い、勤務しない1時間につき勤務1時間当たりの給与額を減額しようとするものでございます。
24ページをお願いいたします。第3条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。単純な労務に雇用される職員においても、第1条及び第2条と同様の規定をしようとするものでございます。
26ページをお願いいたします。第4条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。企業職員においても、第1条及び第2条と同様の規定をしようとするものでございます。
この条例は、
平成29年1月1日から施行しようとするものでございます。ただし、第2条の規定は
平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
27ページをお願いいたします。
議案第115号「
今治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。人事院の
給与勧告に鑑み、本市職員の給与もこれに準じて改定しようとするものでございます。
30ページをお願いいたします。本ページ以降に給料表を掲げてございますが、人事院勧告によります国の棒給表の改定に準じまして、給料表の改定を行おうとするものでございます。この結果、本市職員の平均改定率は0.2%の引き上げとなっております。
52ページをお願いいたします。第1条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。第31条におきまして、再任用職員以外の職員に支給する勤勉手当の支給割合を100分の80から100分の90へ、また再任用職員に支給する勤勉手当の支給割合を100分の37.5から100分の42.5へ改定しようとするものでございます。
54ページをお願いいたします。第2条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。第31条第2項第1号及び第2号におきまして、先ほどご説明いたしました勤勉手当の支給割合を
平成29年度以降変更しようとするものでございます。
この条例は公布の日から施行し、第1条の規定のうち、給料表の改定については
平成28年4月1日から適用し、それ以外の勤勉手当の支給割合の改定については
平成28年12月1日から適用しようとするものでございます。ただし、第2条の規定は
平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
57ページをお願いいたします。本ページの
議案第116号「
今治市議会議員に対する
議員報酬、費用弁償及び
期末手当支給条例の一部を改正する条例制定について」、63ページの
議案第117号「
今治市
特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」及び69ページの
議案第118号「
今治市
教育長の勤務時間及び休暇その他の職務に専念する義務の特例に関する条例の一部を改正する条例制定について」につきましては、一括して説明させていただきます。
これらの条例は、人事院の
給与勧告に鑑み、
市議会議員、
特別職及び
教育長の
期末手当につきまして、他との均衡を考慮して改定しようとするものでございます。
60ページをお願いいたします。第1条による改正条項新旧対照表を掲げてございます。第5条におきまして、
市議会議員の12月に支給する
期末手当の支給割合を100分の165から100分の175へ改定しようとするものでございます。
平成29年度以降は、次ページの第2条による改正条項新旧対照表のとおり支給割合を変更しようとするものでございます。
特別職及び
教育長の
期末手当の支給割合につきましても同様の改定しようとするものでございます。
これらの条例は、公布の日から施行し、
平成28年12月1日から適用しようとするものでございます。ただし、
議案第116号及び
議案第117号における第2条の規定は、
平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
73ページをお願いいたします。
議案第119号「
今治市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例制定について」でございます。雇用保険法の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。
77ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。現在、満65歳以上で新たに雇い入れられた労働者は雇用保険の被保険者の対象となりませんが、雇用保険法の改正により、満65歳以上で新たに雇い入れられた労働者についても雇用保険の被保険者の対象となることから、失業等給付の給付内容等が変更されることに伴い、失業者の退職手当に関し規定する第10条の字句及び条項等を
整備しようとするものでございます。
この条例は、
平成29年1月1日から施行しようとするものでございます。
81ページをお願いいたします。本ページの
議案第120号「
今治市市税条例の一部を改正する条例制定について」と99ページの
議案第121号「
今治市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」につきましては、一括して説明をさせていただきます。
外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の改正に伴い、所要の改正をしようとするものでございます。
87ページをお願いいたします。本ページに
議案第120号の改正条項新旧対照表を掲げてございます。第20条の2におきまして、外国居住者等所得相互免除法に規定する特例適用利子等及び特例適用配当等について、他の所得と区分し、それらの額に100分の3の税率を乗じて計算した金額に相当する
市民税の所得割を課そうとするものでございます。
また、租税条約適用利子等及び租税条約適用配当等に係る個人の
市民税の課税の特例を規定した改正前の第20条の2につきましては第20条の3とし、字句及び条項等を
整備しようとするものでございます。
103ページをお願いいたします。本ページに
議案第121号の改正条項新旧対照表を掲げてございます。附則第12項におきまして、個人
市民税で分離課税される特例適用利子等の額を附則第13項におきまして、個人
市民税で分離課税される特例適用配当等の額をそれぞれ国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定に用いる総所得金額に含めようとするものでございます。
これらの条例は、
平成29年1月1日から施行しようとするものでございます。
107ページをお願いいたします。
議案第122号「
今治市立学校給食調理場条例の一部を改正する条例制定について」でございます。伯方高等学校に給食を提供するため、伯方調理場の対象校に加えようとするものでございます。
この条例は、
平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
111ページをお願いいたします。
議案第123号「
今治市営スポーツランド条例の一部を改正する条例制定について」でございます。
スポーツパークに
サッカー場を設置しようとするものでございます。
115ページをお願いいたします。本ページ以降に改正条項新旧対照表を掲げてございます。別表第2におきまして、
スポーツパークの
施設に
サッカー場を追加しようとするものでございます。
116ページをお願いいたします。別表第3におきまして、
施設区分、使用区分、使用時間に応じて、それぞれ掲げております
使用料を設定しようとするものでございます。なお、下の備考におきまして、
サッカー場を営利目的に使用する場合及び入場料またはこれに類するものを徴収しようとする場合の使用区分は全面のみとし、高校生以下または65歳以上の者が
サッカー場を使用する場合は、夜間照明
施設を除き、所定の
使用料の半額とするものでございます。また、
サッカー場を半面使用する場合は全面使用する場合の
使用料の半額とし、アマチュアスポーツ以外で
サッカー場を使用する場合は所定の
使用料の2倍とするものでございます。
この条例は、
平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
119ページをお願いいたします。
議案第124号「
今治市営運動場条例の一部を改正する条例制定について」でございます。桜井海浜ふれあい広場
サッカー場の
使用料を改定しようとするものでございます。
122ページをお願いいたします。本ページに改正条項新旧対照表を掲げてございます。別表第1におきまして、使用時間に応じてそれぞれ掲げております
使用料を設定しようとするものでございます。なお、下の備考におきまして、使用時間とは、実際に使用する時間のほか、その準備及び原状に回復するために要する時間を含み、高校生以下または65歳以上の者については所定の
使用料の半額とし、半面以下の部分を使用する場合は所定の
使用料の半額とするものでございます。また、営利目的に使用する場合及び入場料またはこれに類するものを徴収する場合は全面使用のみとし、所定の
使用料の3倍、アマチュアスポーツ以外で使用する場合は所定の
使用料の2倍とするものでございます。
この条例は、
平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
125ページをお願いいたします。
議案第125号「
今治市勤労青少年ホーム条例を廃止する条例制定について」でございます。勤労青少年ホームを廃止しようとするものでございます。
この条例は、
平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
129ページをお願いいたします。
議案第126号「
今治市働く婦人の家条例を廃止する条例制定について」でございます。働く婦人の家を廃止しようとするものでございます。
この条例は、
平成29年4月1日から施行しようとするものでございます。
133ページをお願いいたします。
議案第127号「
今治市せきぜん渡船条例の一部を改正する条例制定について」でございます。せきぜん渡船の名称を変更しようとするものでございます。
136ページをお願いいたします。本ページに改正条項新旧対照表を掲げてございます。第2条におきまして、名称を第二せきぜん及び第三徳海からせきぜん渡船に変更しようとするものでございます。
この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。
137ページをお願いいたします。
議案第128号「金星川排水ポンプ場等
整備工事請負契約の変更について」でございます。支障物件の移転工事及び本工事の施工に伴う地中障害物の除去等に不測の日数を要したため、工期を変更しようとするものでございます。なお、契約金額、契約の相手方につきましては記載のとおりでございます。
139ページをお願いいたします。
議案第129号「
四村団地1号棟
建設工事の内建家その他工事請負契約の締結について」でございます。去る9月16日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、10月4日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。
契約金額、契約の相手方、工期につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。
141ページをお願いいたします。
議案第130号「
今治市体育
施設等の
指定管理者の指定について」から171ページの
議案第137号「
今治市駐車場
施設の
指定管理者の指定について」までの8件につきましては、一括して説明をさせていただきます。
これらの
議案は、いずれも地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして、公の
施設の
指定管理者を指定しようとするものでございます。なお、
施設の名称、
指定管理者、指定の期間につきましては、それぞれ掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
175ページをお願いいたします。
議案第138号「市営土地改良事業の施行の変更について(玉川 鈍川地区)」でございます。市営土地改良事業を変更することについて、土地改良法第96条の3第1項の規定によりまして、
議会の議決を求めようとするものでございます。
去る
平成24年3月23日に議決をいただきまして、ほ場
整備事業を施行しておりましたが、主要工事計画の変更に伴い、施行区域及び事業費が減少したため、概算事業費を1億5,060万円から1億2,958万円に減額しようとするものでございます。
なお、参考として、176ページに工事概要を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
179ページをお願いいたします。本ページの
議案第139号「船舶交通特別会計への繰入額の変更について」と181ページの
議案第140号「港湾事業特別会計への繰入額の変更について」につきましては、一括して説明をさせていただきます。
船舶交通特別会計、港湾事業特別会計の補正措置に伴いまして、
一般会計から特別会計への繰入額をそれぞれ下に掲げておりますとおり変更しようとするものでございます。
183ページをお願いいたします。
報告第9号「
専決処分について」でございます。地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり
専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により
報告するものでございます。損害賠償額の決定及び和解についてを
専決処分させていただいたものが8件ございます。いずれも相手方と話し合いを進めてまいりましたが、先般示談が成立いたしましたので、その対応をさせていただいたものでございます。
185ページをお願いいたします。専決第14号でございますが、市道天保山1号線を相手方が自転車で走行中、同市道上に設置しているグレーチングのすき間にタイヤが挟まり、前方へ転倒したため、同自転車が破損し、相手方が負傷したものでございます。
187ページをお願いいたします。専決第15号でございますが、本市職員が運転する公用車が市道吉本線と市道今小西側線の交差点に進入した際、右方向から同交差点に進入してきた相手方所有の軽四貨物自動車と衝突し、双方の車両が破損したものでございます。
189ページをお願いいたします。専決第16号でございますが、本市職員が運転する公用車が大三島藤公園において後退した際、相手方に接触し、転倒した相手方が負傷したものでございます。
191ページをお願いいたします。専決第17号でございますが、さきの専決第16号における相手方が転倒した際に別の相手方に接触し、転倒したその相手方が負傷したものでございます。
193ページをお願いいたします。専決第18号でございますが、本市職員が運転する公用車が市道南鳥生五十嵐線において、同車両の右側下部の部品が外れたことに気づかず走行し、対向車線を走行していた相手方所有の普通乗用自動車に同部品が当たり、同車両を破損したものでございます。
195ページをお願いいたします。専決第19号でございますが、大浜漁港物揚場において地面の一部が陥没し、歩行していた相手方が陥没箇所に落ち、所有していた携帯電話を破損したものでございます。
197ページをお願いいたします。専決第20号でございます。本市職員が運転する救急自動車が赤色灯を点滅し、サイレンを吹鳴しながら国道56号を直進し、交差点に進入したところ、左側から同交差点に進入してきた相手方所有の原動機付自転車と衝突し、双方の車両が破損したものでございます。
199ページをお願いいたします。専決第21号でございます。相手方所有の軽四乗用自動車が農道を走行中、陥没箇所に左前後輪を落とし、同車両が破損したものでございます。
なお、いずれも和解の相手方、事故の概要、損害賠償額は下に掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
201ページをお願いいたします。参考といたしまして、ここに掲げておりますように、寄附の申し込みをいただき、これを採納させていただきましたので、ご
報告を申し上げるものでございます。
以上で
議案と
報告の説明を終わりまして、
予算の説明に移らせていただきます。
青い表紙の
予算書の1ページをお開き願います。
議案第103号「
平成28年度
今治市
一般会計補正予算(第3号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出
予算の総額にそれぞれ47億5,500万3,000円を追加いたしまして、歳入歳出
予算の総額を845億7,981万円にしようとするものでございます。説明の便宜上、歳出から説明をさせていただきます。
12ページをお開き願います。歳出の総括を掲げてございます。款別に
補正予算額と財源内訳を掲げてございます。今回は、人事院勧告や人事異動等に伴います人件費の調整を行っておりますので、ほとんどの款にわたって補正措置をしております。また、国の
補正予算に伴い、事業の進捗を前倒しで図ろうとする経費も計上いたしております。歳出
予算に係る特定財源の割合は、約90.3%となってございます。
18ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。なお、以下、人事院勧告、人事異動等によります人件費の調整に伴う補正措置につきましては、説明を省略させていただいたらと思います。
初めに、総務費、総務管理費の企画費でございます。国家戦略特区推進費でございますが、新
都市第2地区における
土地開発公社及び
用地取得特別会計が保有する
高等教育施設用地の
一般会計への買い戻し及び国家戦略特区推進のための事務費に係る
予算を計上しようとするものでございます。財源は、繰入金と諸収入でございます。
20ページをお願いいたします。同項の総務諸費でございます。
生活交通バス路線維持・
確保対策事業費補助金でございますが、生活交通バス路線の存続、維持を図るため、瀬戸内運輸株式会社及び瀬戸内海交通株式会社に助成しようとするものでございます。財源は県支出金でございます。
船舶交通特別会計繰出金でございますが、特別会計の補正に伴いまして繰出金の増額をしようとするものでございます。
22ページをお願いいたします。民生費、社会福祉費の社会福祉総務費でございます。国民健康保険特別会計繰出金でございますが、保険基盤安定事業費の額の確定に伴いまして、繰出金を増額しようとするものでございます。財源は、国・県支出金でございます。
臨時福祉給付金給付事業費でございますが、国の
補正予算に伴うもので、
市民税の均等割が課税されていない者に対しまして、引き続き
臨時福祉給付金を支給しようとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。
24ページをお願いいたします。同項の老人福祉費でございます。介護ロボット導入促進事業費補助金でございますが、介護サービス事業者が介護従事者の負担軽減に資する介護ロボットを導入する際の経費の助成について、追加申請分を増額しようとするものでございます。財源は国庫支出金でございます。
28ページをお願いいたします。生活保護費の生活保護総務費でございます。精算返納金でございますが、
平成27年度生活保護費等国庫負担金の額の確定によりまして、精算返納金を計上しようとするものでございます。
32ページをお願いいたします。農林水産業費、水産業費の水産業振興費でございます。水産業共同利用
施設設置事業費補助金でございますが、宮窪町漁業協同組合が行う共同利用
施設の
整備に対して助成しようとするものでございます。財源は市債でございます。
増殖場
整備事業費でございますが、国の
補正予算に伴うもので、大三島地区に保護育成礁を設置し、藻場の造成をしようとするものでございます。財源は、県支出金、市債及び分担金でございます。
34ページをお願いいたします。商工費のイベント推進費でございます。イベント実行
委員会等負担金でございますが、
平成29年7月に予定しているえひめ国体イベント事業、「
今治伯方島トライアスロン2017」の開催に向けての準備経費といたしまして、実行
委員会に対する負担金を計上しようとするものでございます。財源は市債でございます。
36ページをお願いいたします。土木費、港湾費の港湾管理費でございます。港湾事業特別会計繰出金でございますが、特別会計の補正に伴いまして繰出金の増額をしようとするものでございます。
次に、同項の港湾建設費でございます。県営港湾
整備事業費負担金でございますが、愛媛県が実施いたします伯方港防波堤改修、伯方港物揚場改良及び宮浦港宮浦大橋耐震調査設計に係る県営事業負担金を計上しようとするものでございます。財源は市債でございます。
次に、
都市計画費の新
都市整備費でございます。
用地取得特別会計繰出金でございますが、特別会計の補正に伴いまして繰出金の減額をしようとするものでございます。
38ページをお願いいたします。消防費の水防費でございます。
水防活動費でございますが、8月25日から9月20日の大雨に伴います土砂撤去等への応急復旧対応といたしまして、不足額を計上するとともに、既計上分のうち市単独災害復旧事業債の対象となるものについては、災害復旧費へ振りかえを行った上で差額を計上しようとするものでございます。
42ページをお願いいたします。災害復旧費でございます。6月21日から29日の大雨、9月19日から20日の台風16号、9月27日から30日の
秋雨前線豪雨に伴います被災箇所の災害復旧でございます。
まず、農林水産
施設災害復旧費の
農業用施設災害復旧費でございます。市単独
農業用施設災害復旧事業費でございますが、農道等に係る被災箇所の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は市債でございます。
農業用施設災害復旧事業費でございますが、農道、水路及びため池に係る被災箇所の補助災害復旧を行おうとするものでございます。財源は県支出金と市債でございます。
次に、同項の林業
施設災害復旧費でございます。市単独林業
施設災害復旧事業費でございますが、林道に係る被災箇所の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は市債でございます。
林業
施設災害復旧事業費でございますが、林道に係る被災箇所の補助災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、県支出金と市債でございます。
次に、同項の農地災害復旧費でございます。農地
災害復旧事業費でございますが、農地に係る被災箇所の補助災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、県支出金、市債及び受益者からの分担金でございます。
次に、土木
施設災害復旧費でございます。市単独道路
災害復旧事業費でございますが、市道31カ所の災害復旧を行おうとするものでございます。財源は市債でございます。
道路
災害復旧事業費でございますが、御厩石山線、南岡山線の2線の補助災害復旧を行おうとするものでございます。財源は、国庫支出金及び市債でございます。
以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、11ページに返っていただいたらと思います。歳入の総括を掲げてございます。款別に整理いたしておりますが、ここに掲げておりますとおり分担金及び負担金から市債までの補正を行おうとするものでございます。
14ページをお願いいたします。歳入の明細を掲げてございます。なお、歳出のところで財源として説明申し上げました特定財源は、説明を省略させていただければと思います。
19款の繰越金でございますが、今回の補正に伴いまして4億6,024万7,000円を増額いたしまして、補正後の額は26億6,235万円となってございます。
以上で歳入の説明を終わらせていただきまして、8ページに返っていただけたらと思います。第2表繰越明許費の補正でございます。民生費、社会福祉費の
臨時福祉給付金給付事業でございますが、年度を越えての支給事務となる見込みであることから、やむを得ず繰り越しをさせていただこうとするものでございます。
右側の9ページをお願いいたします。第3表地方債の補正でございます。今回の補正措置によりまして、このページに掲げておりますとおり、それぞれの事業に係ります市債の借入限度額を変更しようとするものでございます。
以上で
一般会計の説明を終わらせていただき、特別会計へ移らせていただきます。なお、人事院勧告等によります人件費の調整を内容とした会計並びに補正措置につきましては、説明を省略させていただいたらと思います。
51ページをお願いいたします。
議案第104号「
平成28年度
今治市
用地取得特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出
予算の総額にそれぞれ13億4,430万円を追加いたしまして、歳入歳出
予算の総額を17億6,370万円にしようとするものでございます。
62ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、
一般会計の国家戦略特区推進費でご説明しましたとおり、新
都市第2地区において、
用地取得特別会計が保有する
高等教育施設用地の
一般会計への売り払いに伴う繰上償還分に係る長期債元金及び
一般会計への繰出金を計上するとともに、この繰上償還により軽減される利子を減額しようとするものでございます。繰上償還分の長期債元金及び
一般会計繰出金の財源は財産収入でございます。
65ページをお願いいたします。
議案第105号「
平成28年度
今治市船舶交通特別会計
補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出
予算の総額にそれぞれ535万5,000円を追加いたしまして、歳入歳出
予算の総額を2億5,695万5,000円にしようとするものでございます。
76ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、消費税の納税額が当初見込みよりふえたことに伴いまして、所要額を計上しようとするものでございます。
79ページをお願いいたします。
議案第106号「
平成28年度
今治市港湾事業特別会計
補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出
予算の総額にそれぞれ828万8,000円を追加いたしまして、歳入歳出
予算の総額を3億328万8,000円にしようとするものでございます。
90ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、消費税の納税額が当初見込みよりふえたことに伴いまして、所要額を計上しようとするものでございます。
97ページをお願いいたします。
議案第107号「
平成28年度
今治市国民健康保険特別会計
補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出
予算の総額にそれぞれ8,469万円を追加いたしまして、歳入歳出
予算の総額を246億7,921万1,000円にしようとするものでございます。
108ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。前期高齢者納付金でございますが、被用者保険適用拡大に伴う再算定による所要額を計上しようとするものでございます。財源は国・県支出でございます。
次に、諸支出金、償還金及び還付加算金の国庫支出金償還金でございます。療養給付費等昨年度に概算交付されていました国庫負担金の精算に伴う返納金を計上しようとするものでございます。なお、
一般会計の一部事業の詳細につきましては、別冊の
予算説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
続きまして、別冊の黄色い冊子の
議案第109号「
平成28年度
今治市
水道事業会計補正予算(第2号)」でございますが、今回の
補正予算の内容は、人事院勧告や人事異動等に伴う人件費の調整ですので、説明を省略させていただいたらと思います。
続きまして、グレーの冊子の公共下
水道事業会計補正予算書の1ページをお願いしたらと思います。
議案第110号「
平成28年度
今治市公共下
水道事業会計補正予算(第3号)」でございます。今回の
補正予算の内容は、人事院勧告や人事異動等に伴う人件費の調整のほか、国の
補正予算に伴うもので、排水ポンプ場耐震診断業務委託に係る所要額を補正しようとするものでございます。
まず、第2条の収益的収入及び支出でございますが、支出の第1款、公共下水道事業費用につきまして、営業費用を12万円減額し、支出総額は52億1,568万円を予定いたしております。
次に、第3条の資本的収入及び支出でございます。収入の第1款、資本的収入につきまして、国庫補助金を1,050万円増額し、収入総額は25億9,700万円を予定いたしております。
2ページになりますが、支出の第1款、資本的支出につきまして、建設改良費を2,100万円増額し、支出総額は41億1,570万円を予定いたしております。これによりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、1ページに掲げておりますとおり、当年度分損益勘定留保資金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしております。
以上で本日ご提案申し上げました
議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
12:
◯渡辺文喜議長 以上で当局の説明は終わりました。
12月12日定刻から本
会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午前11時39分 散 会
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