なお、提案いたしております案件の詳細につきましては、後ほど副
市長からご説明申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
以上でございます。
3:
◯平田秀夫議長 以上で挨拶は終わりました。
この際、議会活動状況についてご報告いたします。
報告事項は、お手元に配付の議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程はお手元に配付の日程表のとおりであります。
日程1、会議録署名議員の指名を行います。
本日の会議録署名議員に、2番古川孝利議員、3番羽藤謙司議員を指名いたします。
次に、日程2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
会期は本日より12月20日までの15日間とし、その間の会議日程はお手元に配付の会議日程表のとおり運営いたしたいと思います。さよう決定してご異議ありませんか。
( 「異議なし」と言う )
ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
次に、日程3、付議事件番号1、議案第119号「平成24年度今治市水道事業決算の認定について」ないし付議事件番号5、議案第123号「平成24年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」、以上5件を一括して議題といたします。
この際、委員長の報告を求めます。決算特別委員長にお願いいたします。
4:
◯渡辺文喜決算特別委員長 決算特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。
去る10月21日、11月19日及び20日の3日間にわたり委員会を開催し、監査委員から提出されております決算審査意見書を参考にしながら、理事者の説明を求め、慎重に審査を行いました結果、議案第119号「平成24年度今治市水道事業決算の認定について」、議案第121号「平成24年度今治市工業用水道事業決算の認定について」及び議案第123号「平成24年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」の3件は、いずれも全会一致により認定することに決定いたしました。また、議案第120号「平成24年度今治市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」及び議案第122号「平成24年度今治市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。
以下、審査の過程におきまして、論議されました主な事項と委員から出された要望事項等について、その概要をご報告申し上げます。
最初に、水道事業会計についてであります。
委員から、資本的収入及び支出について、資本的収入が予算額に対し約3億2,500万円の減収となっているが、特に理由があるのかとの質問があり、理事者から、事業の繰り越しが多くあり、予備水源の繰越財源としての出資金、来島海峡大橋送水管添架事業の財源としての出資金、新都市関連事業の財源としての企業債で総額2億2,590万円の繰り越しと新都市関連事業費の減少により生じた企業債5,260万円の不用額などが資本的収支の収入の減の主な要因であるとの答弁がなされました。
次に、委員から、企業債については、今治水道事業や大西水道事業、菊間水道事業、越智諸島水道事業に分かれている。合併して長い時間が経過しているが、1つにまとめることはできないのかとの質問があり、理事者から、現在、今治市には7つの上水道事業と6つの簡易水道事業、2つの飲料水供給事業がある。別々の事業体で料金体系が1つであるのは不自然な状況であると思っているが、これは事業認可の問題であり、水道ビジョンに基づいて施設の統廃合などいろいろな事業を展開している中で事業統合も考えている。平成29年に幾つかの統合を実施し、統合できないものもあるが、平成33年には今治市水道事業というものにしていこうと考えているとの答弁がなされました。
次に、委員から、有収率が低下しているようであるが、原因と対策についてどのように考えているのかとの質問があり、理事者から、特に有収率が低い玉川事業所について、昨年度から集中して漏水調査や流量計の調査、配水池の設備修繕など実施しているが、原因の特定には至っておらず、さまざまな要因を一つ一つ確認して、原因の調査に努めているとの答弁がありました。
次に、委員から、「むすび」の中の建設改良事業の状況について、十数年前に問題になったクリプトスポリジウム等の対策を目的とした整備をしたとあるが、それ以降の影響の有無と対策の必要性について質問があり、理事者から、平成12年にクリプトスポリジウムが発見されたが、それ以降に影響は出ていない。しかし、これは将来的になくなるとは言えないものであるため、浄水場の建てかえ時期に合わせて対策として有効とされる緩速ろ過や膜ろ過、紫外線照射設備などを整備し、安心・安全な水を供給していきたいと考えているとの答弁がありました。
次に、委員から、約4億7,000万円の未処分利益剰余金を得るに当たり、その中にも含まれている約3億4,000万円の一般会計からの補助金の根拠について質問があり、理事者から、一般会計からの繰入金には総務省の繰出基準に基づくものが約1億4,000万円あり、それ以外には、水道料金の統一とその算定を陸地部の総括原価方式で行うことによる料金の高騰を抑制するために繰り入れたものが約2億円あり、合わせて約3億4,000万円を他会計からの補助金として受け入れている。基準外の繰り入れはなくしていかなければならないと考えており、平成29年には越智諸島と吉海の簡易水道の統合や料金見直しの時期になるので、決算状況を見ながら判断していかなければならないと考えているとの答弁がありました。
最後に、委員から、平成24年度の事業運営と決算については、おおむね評価している。包括委託や経営合理化に努めるなど、今後の大型事業に向けての準備が進んでいると思っている。厚生労働省からは新水道ビジョンが出され、安心・安全、継続、それに加えて、強靭というような東
日本大震災を受けた新たな水道ビジョンの策定が自治体に求められる中、今後とも
経営努力、経営の効率化を十分に精査しながら運用していただきたいとの意見がありました。
次に、一般会計についてであります。
まず、歳入について、委員から、平成24年度の住民税の特別徴収実施の取り組み状況について質問があり、理事者から、事業者に対して、特別徴収への切りかえ要請文書を送付するとともに、
愛媛県と今治市の担当職員が合同で
訪問し、依頼をしているとの答弁があり、委員から、ぜひとも積極的に取り組んでいただきたいと要望がありました。
続いて、歳出、衛生費についてであります。委員から、清掃費の執行率が82.9%と低い要因について質問があり、理事者から、消耗品費や委託料等において不用額が出ているほか、汚泥再生処理施設建設工事において、地下の障害物等により予定外の工事が発生し、工事の進捗におくれが生じたために発生した不用額が大きな要因であるとの答弁がありました。
続いて、農林水産業費についてであります。委員から、鳥獣害対策において適正な捕獲数のカウント方法がとられているのかと質問があり、理事者から、平成25年度から国による追加的な予算措置があり、要綱が定められている。写真については、向かって右側を頭にして写すように、またその際に日付をラッカーで塗り、その後、尻尾等を切り取って市の担当者に渡す、または連絡を受けた市の担当者が現地にて確認をするということで、捕獲数の適正化に努めているとの答弁がありました。
次に、土木費についてであります。委員から、環境面ですばらしいプログラムである今治自然塾の平成24年度の体験者数と市内及び市外からの体験者をふやす方策について質問があり、理事者から、平成24年度の体験者数は約2,500名であるが、従来の環境教育プログラムに加え、未就学児を対象とした森育(もりいく)という環境プログラムを実施しており、約1,800名が体験している。また、大三島少年自然の家の利用とセットでの環境教育プログラムの体験を働きかけたり、企業の社員研修への同プログラムの取り入れを働きかけたりしており、今後もさまざまな形での情報発信をしていきたいとの答弁がありました。
次に、特別会計についてであります。
墓園事業特別会計についてであります。委員から、新市建設計画の改正により人口等は微減の傾向があるとの見通しの中での墓園事業の今後の計画について質問があり、理事者から、墓園事業の当初計画3,100区画のうち1,683区画が整備済みで、そのうち1,228区画は既に使用されており、455区画が残っている。過去にはお墓が足りない時期もあったが、現在は年間に五、六十人からの使用申し込み状況であり、当初計画で墓地は確保されているとの答弁がありました。
次に、港湾事業特別会計についてであります。委員から、ポートセールスの取り組み状況について質問があり、理事者から、企業のコンテナ荷物等の取り扱いについて、市内の荷主業者への利用依頼を行っている。また、市内の業者からも話のある東南アジア方面への新規コンテナ航路についても情報収集をしているとの答弁がありました。
次に、下水道事業特別会計についてであります。委員から、平成28年度からの公営企業への切りかえに向けて、平成24年度から資産査定の調査費用が計上されているが、初年度の状況について質問があり、理事者から、資産調査については、処理場、ポンプ場、管渠に分けて計画的に調査を進めている。管渠については、総延長が長く、古い施設もあるが、予定どおりに進められると見込んでいるとの答弁がありました。
次に、国民健康保険特別会計についてであります。委員から、医療費の伸び率や医療費縮減の取り組みについて質問があり、理事者から、一般被保険者1人当たりの伸び率は平成23年度が3.93%、平成24年度は0.02%と年度によって伸び率に差はあるものの、年々増加しているのが現状である。医療費縮減の取り組みの中でジェネリック医薬品の利用促進を行っており、平成24年9月診療分で差額通知を実施している。切りかえ率9.2%、1人当たり2,336円の効果が出ており、今後も医療費縮減に向けた取り組みに努めたいとの答弁がありました。
続いて、一般会計、特別会計、「むすび」の全般で、委員から、高齢化や人口減少により、今後厳しい局面を迎えるのではないかと思っている。市民の
皆さんには利用料などをお願いしなければならない部分や、今までできていたサービスができないといった負担を強いる一方で、市民生活の安全・安心、満足感をいかに出していくのか、相反する命題の中で非常に厳しい課題も多いと思っているが、今まで以上に市民の
皆さんのニーズやご意見をくみ上げ、議会と理事者で信頼感をもとにした議論の中で政策を考えていく時期であると思っているとの意見がありました。
審査の過程におきまして論議されました主な事項と委員から出された要望事項について、その概要をご報告申し上げ、決算特別委員長の報告とさせていただきます。
5:
◯平田秀夫議長 以上で決算特別委員長の報告は終わりました。
暫時休憩いたします。
午前10時32分
──────────
午前10時44分
6:
◯平田秀夫議長 会議を再開いたします。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、許可いたします。
34番山本五郎議員。
7:
◯山本五郎議員 平成24年度の決算につきましては、菅
市長第1期目の最終年の決算議案であります。私も賛成討論を行いたいところでありますが、
日本共産党を除くオール与党の市政の中で、批判なくして前進なしということもあります。この間、それぞれの各議案につきましては、毎議会、私の賛成率何%と発表してまいりましたものですから、
市長の与党の中から「五郎さん、あんたも
市長の与党じゃないの」というふうに言われます。私は、市民の目線で賛成すべきものは賛成、反対すべきものは反対をするという論陣を張ってまいりました。ともに市民によりよい市政を目指して奮闘をしていきたいと思います。
議案第119号「平成24年度今治市水道事業決算の認定について」であります。
平成24年度は、検針や収納等の業務の包括委託が全市域に実施されましたが、給水人口の減少に加え、有収率の低下や給水原価の上昇など、経営環境や経営状況は厳しい状況にあります。業務実施状況についていえば、給水戸数、配水量ともに減少しています。小口径管布設替工事の執行率が85.3%と去年度の42.3%を大きく上昇し、実施量が550メートルから1,024メートルと増加している点は評価をすべきであります。
収益的収支状況については、水道事業収益、水道事業費用ともに3年連続して減少となっています。企業債現在高は減少していますが、平成25年3月末日現在で72億2,127万1,000円であり、給水戸数6万7,721戸で除すれば1戸当たり約10万6,633円、給水人口15万9,012人で除すれば1人当たり約4万5,413円を背負っていることになります。他会計からの補助金、今治市水源の森基金積立金1,500万円は、なぜ一般会計から繰り入れ、積み立てしなければならないのか疑問視される問題であります。
損益計算書(経営成績)については、総収益は33億7,448万9,000円、対前年度比3.2%、1億1,159万円の減となっています。費用合計は29億417万9,000円で、その差4億7,031万円の純利益を上げています。前年度と比較すると9.1%、4,711万5,000円減少し、さらに他会計からの補助金3億5,610万円を差し引くと1億1,421万円の利益を上げていることになります。給水量、水道料金ともにこの3年間減少し、さらに有収率が95%から93.9%に下がっていることも問題であります。
次に、労働生産性について触れます。職員1人当たりの給水人口3,655人、給水量46万4,265立方メートル、営業収益6,716万3,000円。これを類似都市と比較してみますと、6,238万5,000円であり、給水人では315人多く、給水量では9万7,392立方メートル、営業収益では477万8,000円多いわけです。よく言えば、公務員バッシングの中、効率的、良好な就労成績を上げていると言えます。
有収水量についてであります。前年度と比較すると2.3%、46万5,758立方メートル減少しています。給水収益は2.2%、6,373万3,000円の減少となっています。これによって、1立方メートル当たり給水原価は前年度より1.4円増加し、1立方メートル当たりの販売利益は1.22円で、前年度より販売利益が1.31円減少しており、改善すべき問題であります。いずれにいたしましても、公営企業水道事業の目的である低廉で安全かつ良質な水の安全供給に寄与されるよう望まれます。
次に、議案第123号「平成24年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」であります。意見書に沿って反対討論をさせていただきたいと思います。
決算規模、一般、特別会計を含め約1,308億円、歳出約1,251億円、実質単年度収支額は、30億1,714万2,000円の黒字となっています。財政力指数は、財政力を判断するもので、1を超えるほど財源に余裕があるとされているものですが0.58。実質収支比率は、3ないし5%が望ましいとされていますが9.4%。経常収支比率は財政構造の弾力性を判断するもので、70から80%が標準とされ、それ以下が望ましいとされるが91.0%。公債費負担比率は財政運営上15%を超えると警戒が必要とされ、18.9%であり、いずれも平成23年度比で実質収支比率以外は悪くなっています。さらに、類似団体全国14市と比較するも、これもよくない状況が続いています。
性質別決算状況における類似団体と比較し、特徴的に違う点は、投資的経費の普通建設事業費支出済額、今治市は119億5,216万円に対し、類似団体は83億7,429万円と構成比率で2.9%高くなっています。また、公債費は約30億3,000万円、積立金では約16億7,000万円増となり、投資及び出資金、貸付金では約16億8,000万円減少している特徴的な違いがあります。
一般会計の歳入については約799億4,000万円、歳出は約754億1,000万円で、ともに前年度から増加しています。増の主なものは市債、借金が約31億2,000万円、39.4%の増となっています。減の主なものは、市税の約10億7,000万円、4.9%の減で、市税の減を市債で穴埋めするという正常なものではありません。しかも、収入済額、平成22年度、約220億9,000万円、平成23年度、約217億7,000万円、平成24年度、約207億1,000万円と年々減少をしているのが実態であります。
歳出についてであります。これは、私は毎年指摘をする1つですが、余りにも額が大きいのが不用額であります。平成23年度、約42億4,000万円、平成24年度、約53億円。対前年度比約10億6,000万円、25%の増。毎年苦労しながら各課が積み上げてきた予算が財政課、財務部、
市長査定を受けても約53億の不用額が出るのはどういう理由なのか。これは精査をしなければならない問題だと思います。予算編成方針に沿って、歳入漏れはないか、歳出では削減できるものはないかと厳しい査定をくぐり抜けてきているはずです。そんなに言われるのなら予算消化のためになど考える職員はいないと思いますが、従来のことなかれ式の予算編成方式ではない大胆に、公務員は全体の奉仕者としての役割と任務を十分に発揮するよう願いたいと思います。
次に、節別経費の状況における人件費についてであります。平成24年度の人件費は122億6,866万3,000円、菅
市長が誕生した平成21年の人件費は127億311万3,000円、その差4億3,445万円。これだけ削減をされているわけです。職員数について言えば、この4年間で119人の減、合併以来339人の削減を行っています。公務員バッシングが続く中、賃金も人員も削減する。当然労働超過となり、精神疾患を患う職員が少なからずおられます。そして、続けて発生する職員の不祥事です。何も今治市に限ったことではありません。全国的な傾向だろうと思いますが、職場環境をどうするのか視野に検討をされる必要があるのではないでしょうか。
次に、市債、借金の現在高についてであります。平成24年度末一般会計、特別会計合わせ未償還元金は約1,286億1,301万3,000円、平成23年度末、約1,290億3,592万4,000円で約4億2,291万1,000円、0.3%の減となっています。これを人口16万8,000人で除すると、1人当たり約76万5,554円の借金をしていることになります。平成24年度に借金をした額125億3,424万7,000円、借金返済額約129億5,715万8,000円。1日当たり約3,434万402円借金をし、約3,549万9,063円借金払いをしていることになります。
次に、普通会計決算状況についてであります。今治市の積立金現在高は約253億5,100万円。類似団体14市の平均額は約105億5,900万円で今治市の約41.7%と半分以下です。積立金のあり方を検討され、必要以上にふやすのではなく、市民全体に奉仕する、還元すべきではないかと考えます。それは、中学校卒業するまでの医療費の無料化、高い国保税を初め公共料金の引き下げ、さらに住宅リフォーム助成制度の創設など、特に要望いたしまして、私の討論を終わらせていただきます。
8:
◯平田秀夫議長 以上で山本五郎議員の討論は終わりました。
これをもって討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決は、付議事件番号の順序により行います。
番号1、議案第119号「平成24年度今治市水道事業決算の認定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第119号は認定することに決定いたしました。
次に、番号2、議案第120号「平成24年度今治市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第120号は原案のとおり可決されました。
次に、番号3、議案第121号「平成24年度今治市工業用水道事業決算の認定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第121号は認定することに決定いたしました。
次に、番号4、議案第122号「平成24年度今治市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立全員と認めます。よって、議案第122号は原案のとおり可決されました。
次に、番号5、議案第123号「平成24年度今治市一般会計特別会計歳入歳出決算の認定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
( 賛成者起立 )
起立多数と認めます。よって、議案第123号は認定することに決定いたしました。
次に、日程4、付議事件番号6、特別委員会の中間報告を議題といたします。
議会改革特別委員会より報告を行いたい旨の申し出がありますので、これを許可いたします。
本宮健次議会改革特別委員長。
9:
◯本宮健次議会改革特別委員長 議会改革特別委員会の中間報告を申し上げます。
当特別委員会は、本年3月の第1回臨時会におきまして、所管事項を議会改革に関する事項として設置され、以来13回にわたり委員会を開催し、議会基本条例の作成に取り組んでまいりました。その間、7月25日から27日までの3日間、議会基本条例を制定、実施している上越市と会津若松市に視察に行き、両市の議長等より条例制定に向けての経緯、制定後の課題等について説明を受けました。また11月5日には、ことし4月に議会基本条例を制定された新居浜市に視察に行き、説明を受けたところでございます。当委員会の委員全員の熱心な協議のもと、
今治市議会基本条例の一応の審議は尽くされたものと判断し、今議会の最終日に上程の運びとさせていただきたく存じますので、どうかご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
続いて、陳情の審査でございます。
今治市議会議員定数の削減及び議員報酬の減額を求める要望について陳情が提出されております。委員より、この案件、特に議員定数については、議会基本条例その他いろいろまだ審議中で、それが決まって初めてそういうことが審議できると思うので、それまでの間、継続審査ということで続けていくべきとの意見と、他の委員より、あらゆる角度で検討すべきであると思われるし、期間もある意味決めて、継続して調査研究すべきだと思うとの意見があり、採決の結果、全会一致により継続審査となっております。
当委員会の所管事項の経過及び活動状況をご報告申し上げましたが、引き続き議会改革について、協議、検討を進めてまいる所存であります。
以上をもちまして、当委員会の中間報告とさせていただきます。
10:
◯平田秀夫議長 以上で特別委員会の中間報告は終わりました。
暫時休憩いたします。
午前11時08分
──────────
午前11時20分
11:
◯平田秀夫議長 会議を再開いたします。
これより特別委員会の中間報告に対する質疑に入ります。
質疑の通告がありませんので、これをもって特別委員会の中間報告に対する質疑を終結いたします。
次に、日程5、付議事件番号7、議案第125号「平成25年度今治市一般会計補正予算(第3号)」ないし付議事件番号37、報告第10号「専決処分について」、以上31件を一括して議題といたします。
当局から提案理由の説明を求めます。
12:
◯長野和幸副
市長 それでは、本日提案申し上げました議案の説明を申し上げます。
提案申し上げました案件は、一般会計を初めとします
補正予算案9件、
条例案5件、その他の議案16件、報告1件の、合わせまして31件でございます。説明の便宜上、一般議案の方から説明をさせていただきます。白い冊子の議案と書いております方の議案書1ページをお開き願います。
議会第6回議案第134号「今治市債権管理条例制定について」でございます。市の債権管理の一層の適正化を図り、市民負担の公平性及び財政の健全性を確保することを目的といたしまして、市の債権の管理に関する事務の処理について必要な事項を定めようとするものでございます。市の債権、債務の相殺に関すること、滞納処分や強制執行等、また債権の放棄に関することなど、3ページ以降に条例を掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。この条例は、平成26年4月1日から施行しようとするものでございますが、平成27年3月31日までの間に発する督促状に係る督促手数料につきましては、100円とあるものを50円とすることといたしてございます。また、あわせまして今治市税外歳入の督促及び滞納処分等に関する条例を廃止することとしてございます。
7ページをお開き願います。議案第135号「今治市督促手数料の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例制定について」でございます。下に理由を掲げてございますが、督促手数料の額を改定しようとするものでございます。
10ページをお願いいたします。本ページから改正条項新旧対照表を掲げてございます。左側が改正後、右側が改正前を示してございます。対象となる条例はそれぞれの条例で督促手数料を規定することが一般的であります。今治市市税条例、今治市後期高齢者医療に関する条例及び今治市介護保険条例でございます。改正内容はいずれも、これまで督促状1通につき徴収しておりました督促手数料の額を50円から100円に改定しようとするものでございます。この条例は、平成27年4月1日から施行しようとするものでございます。
13ページをお願いいたします。議案第136号「今治市立小学校及び中学校設置条例の一部を改正する条例制定について」でございます。下に理由を掲げてございますが、上朝小学校及び下朝小学校を統合しようとするものでございます。
16ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。統合後の新小学校名を朝倉小学校とすることにつきまして、地元の協議機関でございます統合準備会で承認をいただきましたので、別表におきまして所要の改正を行おうとするものでございます。この条例は、平成26年4月1日から施行しようとするものでございますが、施行に伴いまして、今治市立学校給食調理場条例における朝倉調理場の対象校につきましても所要の改正をすることとしております。また、あわせまして今治市立学校運動場夜間照明施設条例におきましては、上朝小学校運動場夜間照明施設を削除することとしてございます。
17ページをお願いいたします。議案第137号「今治市企業立地促進条例の一部を改正する条例制定について」でございます。下に理由を掲げてございますが、奨励金の指定の要件につきまして、所要の改正をしようとするものでございます。
20ページをお願いいたします。改正条項新旧対照表を掲げてございます。第6条第2項第3号において、土地または建物の権原を取得して立地をする場合の操業開始時期について規定してございますが、今回、天災地変、
地域経済及び周辺環境への影響その他の事情を勘案し、特別の事由があると
市長が認める場合は、この限りではない旨のただし書きを加えようとするものでございます。なお、この条例は、公布の日から施行し、同日以降の指定の申請に係る奨励金について適用をしようとするものでございます。
21ページをお願いいたします。議案第138号「今治市駐車場条例の一部を改正する条例制定について」でございます。下に理由を掲げてございますが、下田水駐車場を廃止しようとするものでございます。
29ページをお願いいたします。別表第1、それから30ページの別表の第2及び別表第3におきまして、下田水駐車場を削除し、それに伴う条項の整備を行おうとするものでございます。この条例は、平成26年4月1日から施行しようとするものでございますが、施行に伴いまして、今治市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例における今治市駐車場指定管理者選定審議会の指定施設につきましても所要の改正をすることとしてございます。
31ページをお願いいたします。議案第139号「波止浜地区造船振興土地造成工事(その2)請負契約の締結について」でございます。去る10月25日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、10月31日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。下に掲げておりますように、契約金額3億9,906万円で五洋・アイエン共同企業体と工期を契約発効の日から平成27年9月18日までとする契約を締結しようとするものでございます。
33ページをお願いいたします。議案第140号「みなと交流センター建設工事の内建家その他工事請負契約の締結について」でございます。去る10月25日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、11月7日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。下に掲げておりますように、契約金額11億2,320万円で野間・河上共同企業体と工期を契約発効の日から平成27年7月31日までとする契約を締結しようとするものでございます。
35ページをお願いいたします。議案第141号「みなと交流センター建設工事の内電気設備工事請負契約の締結について」でございます。去る10月25日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、11月1日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。下に掲げておりますように、契約金額2億1,276万円で越智産・山本共同企業体と工期を契約発効の日から平成27年7月31日までとする契約を締結しようとするものでございます。
37ページをお願いいたします。議案第142号「吹揚小学校建設工事の内建家その他工事請負契約の締結について」でございます。去る10月25日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、11月6日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。下に掲げておりますように、契約金額18億1,440万円で河上・吉田共同企業体と工期を契約発効の日から平成27年2月27日までとする契約を締結しようとするものでございます。
39ページをお願いいたします。議案第143号「吹揚小学校建設工事の内電気設備工事請負契約の締結について」でございます。去る10月25日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、11月5日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。下に掲げておりますように、契約金額1億8,014万4,000円で四電工・セトデン共同企業体と工期を契約発効の日から平成27年2月27日までとする契約を締結しようとするものでございます。
41ページをお願いいたします。議案第144号「(仮称)今治市汚泥再生処理センター建設工事請負契約の変更について」でございます。去る平成23年9月27日に議決をいただきましたが、基礎工事の施工に伴い、地中障害物の除去等工法の見直し、変更が生じ、不測の期間を要したため、工期を下の表のとおり延長しようとするものでございます。なお、仮契約につきましては11月6日に締結をさせていただいております。契約の相手方、契約金額につきましては、下に掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
43ページをお願いいたします。議案第145号「今治市消防指令システム整備業務委託契約の締結について」でございます。去る11月1日に一般競争入札を行いました結果、落札いたしましたので、同日仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。下に掲げておりますように、契約金額5億7,780万円で四国通建株式会社と完成期限を平成26年11月30日までとする契約を締結しようとするものでございます。
45ページをお願いいたします。議案第146号「来島海峡大橋等送水管添架工事の委託の変更について」でございます。去る平成23年12月21日に議決をいただきましたが、受託者におきまして入札の結果、落札差金が生じましたので、委託金額を下の表のとおり減額しようとするものでございます。なお、仮契約につきましては11月5日に締結をさせていただいております。委託の相手方及び完成期限につきましては、下に掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
47ページをお願いいたします。議案第147号「字の区域の変更について」でございます。玉川町畑寺地区の基盤整備事業の完了見込みに伴いまして、地方自治法第260条第1項の規定により、字の区域を下の表のとおり変更しようとするものでございます。その処分は換地処分の公告があった日の翌日から効力を生ずることとなってございます。なお、参考として位置図等を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
69ページをお願いいたします。議案第148号「今治市障害者福祉センターのぞみ苑の指定管理者の指定について」から79ページの議案第153号「大翔苑の指定管理者の指定について」までの6件につきましては、関連がございますので一括して説明をさせていただきます。これらの議案は、いずれも地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして、公の施設の指定管理者を指定しようとするものでございます。なお、施設の名称、指定管理者、指定の期間につきましては、それぞれ掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
81ページをお願いいたします。議案第154号「小規模下水道特別会計への繰入額の変更について」でございます。小規模下水道特別会計の補正措置に伴いまして一般会計から特別会計への繰入額を下に掲げておりますとおり変更しようとするものでございます。
83ページをお願いいたします。報告第10号「専決処分について」でございます。地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。損害賠償額の決定及び和解についてを専決処分させていただいたものが7件、条例について字句の整備を専決処分させていただいたものが1件、訴え提起前の和解の申し立てについてを専決処分させていただいたものが1件でございます。
85ページをお願いいたします。専決第22号「損害賠償額の決定及び和解について」から97ページの専決第28号「損害賠償額の決定及び和解について」の7件につきましては、いずれも話し合いを進めてまいりましたが、先般示談が成立いたしましたので、その対応をさせていただいだものです。
概要でございますが、本市職員が運転する市有普通貨物自動車が相手方所有のカーポートに接触し、同カーポートを破損したものが1件、本市職員が公園及び市道の管理作業中に使用していた草刈り機により、石が飛散し、相手方所有の車両が破損したものが2件、市営団地の外壁の一部が崩落し、相手方が負傷したものが1件、本市職員が運転する市有軽四貨物自動車が市道内の交差点で相手方所有の軽四乗用自動車と接触し、双方の車両が破損したものが1件、相手方所有の軽四貨物自動車が農道の崩落により落下し、同車両が破損したものが1件、本市職員が運転する市有大型特殊自動車が相手方所有の軽四貨物自動車に接触し、相手方所有の車両が破損したものが1件でございます。なお、和解の相手方、事故の概要、損害賠償額は下に掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
99ページをお願いいたします。専決第29号「今治市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例制定について」でございます。道路法及び道路法施行令の改正に伴いまして字句の整備をさせていただいたものでございます。この条例は公布の日から施行させていただいております。
103ページをお願いいたします。専決第30号「訴え提起前の和解の申立てについて」でございます。新ごみ処理施設建設予定地内の不在者所有地の所有権確認につきまして、不在者財産管理人に対しまして、訴え提起前の和解の申し立てをしたものでございます。なお、和解の相手方、請求の趣旨、和解の内容及び概要につきましては、下に掲げているとおりでございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
105ページをお願いいたします。参考といたしまして、ここに掲げてございますように寄附の申し込みをいただき、これを採納させていただきましたので、ご報告を申し上げるものでございます。
以上で、議案と報告の説明を終わりまして、予算の説明に移らせていただきます。
青い表紙の予算書1ページをお願いいたします。
議案第125号「平成25年度今治市一般会計補正予算(第3号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8億7,477万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を775億9,764万6,000円にしようとするものでございます。説明の便宜上、歳出から説明をさせていただきます。
14ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。款別に補正予算額と財源内訳を掲げてございますが、今回は、人事異動等に伴います人件費の調整を行っておりますので、ほとんどの款にわたって補正措置をいたしております。歳出予算に係る特定財源の割合は、約63.3%となってございます。
20ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。なお、以下、人事異動等によります人件費の調整に伴う補正措置につきましては、説明を省略させていただきます。
総務費、総務管理費、
イベント推進費でございます。
イベント実行委員会等負担金でございますが、来年5月に開催を予定しています第14回
瀬戸内しまなみ海道サイクリング今治
大会の準備に向けまして、その所要額を計上いたしております。
22ページをお願いいたします。同項の総務諸費でございます。
生活交通バス路線維持・
確保対策事業費でございますが、生活交通バス路線の存続、維持を図るため、
瀬戸内運輸株式会社及び
瀬戸内海交通株式会社に助成をしようとするものでございます。財源は県支出金でございます。
24ページをお願いいたします。民生費、社会福祉費、社会福祉総務費でございます。精算返納金でございますが、自立
支援医療費等の国庫負担金精算返納金を額の確定によりまして、予算計上しようとするものでございます。
国民健康保険特別会計繰出金でございますが、人件費補正及び保険基盤安定事業費の額の確定に伴いまして、繰出金の増額をしようとするものでございます。財源は、国庫支出金と県支出金でございます。
26ページをお願いいたします。児童福祉費、保育所費でございます。保育所管理運営費でございますが、平成27年度から本格的に実施が予定されております子ども・子育て
支援新制度に伴いまして、保育料システムの改修費を計上いたしております。財源は県支出金でございます。
28ページをお願いいたします。衛生費、保健衛生費、保健衛生総務費でございます。精算返納金でございますが、感染症予防事業費等の国庫補助金精算返納金を額の確定によりまして、予算計上しようとするものでございます。
30ページをお願いいたします。農林水産業費、農業費、農業総務費でございます。精算返納金でございますが、朝倉下地区におきまして平成15年度に村道拡張を実施した際、県営土地改良総合整備事業で整備をしておりました農道用地及び構造物の一部の目的外使用などが先般判明いたしましたので、次のページのとおり県補助金を返還しようとするものでございます。
同じく32ページをお願いいたします。同項の農地費でございます。県営土地改良事業費でございますが、県が実施する老朽ため池整備事業、農業用河川工作物応急対策事業及び農村振興総合整備事業に係る負担金を計上するものでございます。財源は、市債と受益者からの分担金でございます。
34ページをお願いいたします。土木費、港湾費、港湾整備費の港湾事業特別会計繰出金と36ページの都市計画費、下水道費の小規模下水道特別会計繰出金でございますが、それぞれの会計の人件費も含みますが、補正に伴いまして繰出金を減額及び増額しようとするものでございます。
続きまして、消防費の消防施設整備費でございます。常備消防施設整備費でございますが、老朽化した消防指令システムの全面更新整備に伴う、消防本部の庁舎3階部分の増築に係る経費を計上しようとするものでございます。財源は市債でございます。
38ページをお願いいたします。同項の水防費でございますが、8月から10月までの間に発生いたしました台風17号、27号及び集中豪雨等に伴います崖崩れや道路損壊等の応急、復旧対応といたしまして、水防活動費の不足額を計上しようとするものでございます。
続きまして、教育費、小学校費の小学校管理費と中学校費の中学校管理費でございます。施設整備費でございますが、
別宮小学校と立花、北郷、吉海及び上浦の中学校4校に係る
耐震補強等の工事を実施しようとするものでございます。財源は、いずれも国庫支出金と市債でございます。
44ページをお願いいたします。災害復旧費といたしまして、農林水産施設及び土木施設に係る災害復旧費を計上しております。9月から10月に発生いたしました台風17号、27号によります被災箇所の復旧を行おうとするものでございます。財源は、公共農業用施設災害復旧事業費につきましては県支出金と市債、公共農地災害復旧事業費につきましては県支出金と市債及び受益者からの分担金、公共道路災害復旧事業費につきましては国庫支出金と市債でございます。
以上で歳出の説明を終わらせていただきます。
13ページに返っていただいたらと思います。歳入の総括を掲げてございます。款別に整理をいたしておりますが、ここに掲げておりますとおり分担金及び負担金から市債までの補正を行おうとするものでございます。
16ページをお願いいたします。歳入の明細を掲げてございます。なお、歳出のところで財源として説明申し上げました特定財源は、説明を省略させていただいたらと思います。
19款の繰越金でございます。今回の補正に伴いまして、3億2,104万7,000円を増額いたしまして、補正後の充当額は23億7,233万7,000円となってございます。
以上で、歳入の説明を終わらせていただきまして、8ページに返っていただいたらと思います。第2表債務負担行為の補正でございます。消防本部増築事業など6件を新たに追加いたしまして、ここに掲げてございますとおり、期間及び限度額を定めようとするものでございます。右のページでは、吹揚小学校調理場建設事業における限度額を変更しようとするものでございます。
10ページをお願いいたします。第3表地方債の補正でございます。今回の補正措置によりまして、このページと右のページに掲げてございますとおり、それぞれの事業に係ります市債の借入限度額等を追加及び変更しようとするものでございます。
以上で一般会計の説明を終わらせていただき、特別会計に移らせていただきます。
57ページをお願いいたします。議案第126号「平成25年度今治市簡易水道特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ139万2,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を13億5,409万2,000円にしようとするものでございます。
68ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、人事異動等に伴う人件費の調整のほか、吉海地区簡易水道統合整備事業において来島海峡大橋等送水管添架工事委託の事業費精算に伴う組み替え予算を計上しようとするものでございます。
続きまして、75ページをお願いいたします。議案第127号「平成25年度今治市港湾事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ737万2,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を20億7,547万3,000円にしようとするものでございます。
86ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、人事異動等に伴う人件費の調整のほか、消費税等の不足額や県営港湾整備事業に係ります県営事業負担金につきまして所要の予算を計上しようとするものでございます。なお、県営港湾整備事業の財源は市債でございます。
80ページに返っていただいたらと思います。第2表地方債の補正でございます。ここに掲げてございますとおり、今回の補正措置に伴いまして借入限度額を変更しようとするものでございます。
113ページをお願いいたします。議案第129号「平成25年度今治市小規模下水道特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ429万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を11億6,829万1,000円にしようとするものでございます。
124ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、人事異動等に伴う人件費の調整のほか、一般会計の農林水産業費、農業費の農業総務費でご説明を申し上げました精算返納金と同様に、朝倉地区の団体営農業集落排水緊急整備事業に関する県補助金の返還金を計上しようとするものでございます。
131ページをお願いいたします。議案第130号「平成25年度今治市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億4,046万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を218億7,987万6,000円にしようとするものでございます。
142ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は人事異動等に伴う人件費の調整のほか、療養給付費等昨年度に概算交付されていました国庫支出金の精算に伴う返納金を計上しようとするものでございます。
140ページに返っていただいたらと思います。歳入の明細を掲げてございます。一般会計繰入金でございますが、保険基盤安定事業に係る額が確定いたしましたので、財源の洗い替えによる補正予算を計上させていただいております。
以上で、この冊子の説明を終わらせていただきますが、一部事業の詳細につきましては別冊の説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。
続きまして、黄色い冊子の補正予算書1ページをごらんいただけたらと思います。
議案第133号「平成25年度今治市水道事業会計補正予算(第1号)」でございます。今回の補正予算の内容は、人事異動等に伴う人件費の調整のほか、蒼社川水利調整関連費の負担金や簡易水道事業特別会計でもご説明申し上げました来島海峡大橋等送水管添架工事委託の事業費精算に伴う組み替え予算を計上しようとするものでございます。まず、第2条の収益的収入及び支出でございますが、収益的収入については補正はございません。支出の第1款、水道事業費用につきまして、営業費用を2,747万7,000円、営業外費用を329万8,000円、それぞれ減額し、支出総額は31億9,222万5,000円を予定いたしてございます。
次に、第3条の資本的収入及び支出でございますが、今回収入の部の補正はございません。
2ページをお願いいたします。第1款、資本的支出につきまして、建設改良費を149万4,000円増額し、支出総額は31億149万4,000円を予定してございます。これによりまして、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、1ページに掲げておりますとおり、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金、当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしてございます。また、議会の議決を経なければ流用ができない経費といたしまして、職員給与費を3,308万8,000円減額してございます。
以上で、本日ご提案申し上げました議案の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
13:
◯平田秀夫議長 以上で当局の説明は終わりました。
12月10日定刻から本会議を開きます。
本日はこれをもって散会いたします。
午前11時55分 散 会
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