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  1. 今治市議会 2013-03-06
    平成25年第2回定例会(第1日) 本文 2013年03月06日開催


    取得元: 今治市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    検索結果 検索やり直し 使い方 (新しいタブが開きます) 2013年03月06日 平成25年第2回定例会(第1日) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 77 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯平田秀夫議長 選択 2 : ◯菅 良二市長 選択 3 : ◯平田秀夫議長 選択 4 : ◯長野和幸副市長 選択 5 : ◯平田秀夫議長 選択 6 : ◯井出志浪監査委員 選択 7 : ◯平田秀夫議長 選択 8 : ◯長野和幸副市長 選択 9 : ◯平田秀夫議長 選択 10 : ◯山本五郎議員 選択 11 : ◯平田秀夫議長 選択 12 : ◯山本五郎議員 選択 13 : ◯平田秀夫議長 選択 14 : ◯菅 良二市長 選択 15 : ◯矢野 巧総務部長 選択 16 : ◯檜垣達哉産業部長 選択 17 : ◯胡井裕志総合政策部長 選択 18 : ◯平田秀夫議長 選択 19 : ◯山本五郎議員 選択 20 : ◯平田秀夫議長 選択 21 : ◯山本五郎議員 選択 22 : ◯矢野 巧総務部長 選択 23 : ◯山本五郎議員 選択 24 : ◯平田秀夫議長 選択 25 : ◯山本五郎議員 選択 26 : ◯菅 良二市長 選択 27 : ◯平田秀夫議長 選択 28 : ◯山本五郎議員 選択 29 : ◯平田秀夫議長 選択 30 : ◯山本五郎議員 選択 31 : ◯矢野 巧総務部長 選択 32 : ◯山本五郎議員 選択 33 : ◯平田秀夫議長 選択 34 : ◯山本五郎議員 選択 35 : ◯矢野 巧総務部長 選択 36 : ◯平田秀夫議長 選択 37 : ◯山本五郎議員 選択 38 : ◯平田秀夫議長 選択 39 : ◯山本五郎議員 選択 40 : ◯矢野 巧総務部長 選択 41 : ◯山本五郎議員 選択 42 : ◯平田秀夫議長 選択 43 : ◯山本五郎議員 選択 44 : ◯矢野 巧総務部長 選択 45 : ◯山本五郎議員 選択 46 : ◯平田秀夫議長 選択 47 : ◯山本五郎議員 選択 48 : ◯矢野 巧総務部長 選択 49 : ◯山本五郎議員 選択 50 : ◯平田秀夫議長 選択 51 : ◯山本五郎議員 選択 52 : ◯平田秀夫議長 選択 53 : ◯平田秀夫議長 選択 54 : ◯山岡健一議員 選択 55 : ◯平田秀夫議長 選択 56 : ◯菅 良二市長 選択 57 : ◯平田秀夫議長 選択 58 : ◯山岡健一議員 選択 59 : ◯平田秀夫議長 選択 60 : ◯山岡健一議員 選択 61 : ◯平田秀夫議長 選択 62 : ◯平田秀夫議長 選択 63 : ◯渡部 豊総務委員長 選択 64 : ◯平田秀夫議長 選択 65 : ◯越智 忍教育厚生委員長 選択 66 : ◯平田秀夫議長 選択 67 : ◯北 貞丈産業環境委員長 選択 68 : ◯平田秀夫議長 選択 69 : ◯藤原秀博建設水道委員長 選択 70 : ◯平田秀夫議長 選択 71 : ◯森田 博地域振興対策等特別委員長 選択 72 : ◯平田秀夫議長 選択 73 : ◯平田秀夫議長 選択 74 : ◯菅 良二市長 選択 75 : ◯平田秀夫議長 選択 76 : ◯長野和幸副市長 選択 77 : ◯平田秀夫議長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: ◯平田秀夫議長 皆さん、おはようございます。ただいま出席議員34名であります。  これより第2回今治市議会定例会を開会いたします。  市長から今議会招集の挨拶があります。 2: ◯菅 良二市長 おはようございます。  本日、平成25年の第2回定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご参集を賜り、開会の運びとなりましたことを厚くお礼申し上げます。  さて、平成25年度の各会計予算を初めとする諸議案のご審議をお願いするに当たり、平成25年度の市政運営につきまして、所信の一端と重点施策の大要について申し述べ、議員各位並びに市民の皆様方に対しまして、ご理解とご協力をお願い申し上げたいと存じます。  私の市長就任2期目が2月20日にスタートいたしましたが、4年前の就任以来1期4年間、私は「市長の顔が見える、市民に身近な行政」を常に心がけ、実行してまいりました。市民の皆様との対話や交流に重きを置き、可能な限り市内全域の会合や行事に出向かせていただく中で、皆様からいただきましたご意見やご提言を市政運営にスピード感を持って生かしてまいりたいとの思いからでございます。今回の選挙戦におきましては、この思いが市民の皆様に届き、ご信任をいただく結果となったのだろうと確信しております。今後、さらにこの思いを持ち続けてまいります。また、愛郷無限の信念につきましても貫いてまいります。  昨年来の政権交代以降、安倍総理が掲げる経済政策アベノミクスによるデフレ対策等によりまして、円安の進展と株価の上昇が進み、我が国経済、そして造船業など輸出産業を数多く抱える本市経済の回復が期待されるところでございますが、イタリアの総選挙後の政局の混乱などが欧州危機の再来を招くのではなどといった厳しい見方もあり、市民生活に不確実、不安定な影を落としております。しかしながら、どのような状況に置かれようとも私たち行政に停滞は許されず、未来に向かって力強く歩みを進めていかなければなりません。50年後、100年後にも私たちの子や孫の世代が幸せに暮らしていけるふるさと「いまばり」をつくり上げていくことが、今の私たちに課せられた責任であり、使命であると信じております。  そしてもう一つ、新市の一体感の醸成に努めてまいります。全国的にもまれな広域合併をなし遂げてから9年目を迎えました。多様な地勢、産業、文化などを有する本市におきまして、合併による最大限の効果を生み出し、新しい今治市の歴史を刻んでいくためには、住んでいる住民の皆様の一体感の醸成は欠くことができません。もちろん、それぞれの地域には、地域で培ってきたほかとは異なる歴史や文化がございますが、それらを大切に尊重し合いながら、新しい今治の歴史を刻んでまいりたいと考えております。  以上、申し上げました「市長の顔が見える、市民に身近な行政」、「愛郷無限」そして「新市の一体感の醸成」の3つの基本姿勢につきましては、再選を果たした今日も寸分も変わらず、今後とも貫き通してまいる所存でございます。  さて、平成25年度の当初予算でございます。  平成25年度の当初予算は、政権交代後、回復の兆しもございますが、企業収益の悪化や個人所得の減少などの影響で市税収入の落ち込みが予想されるなど、厳しい財政環境のもとでの予算編成となりました。さらに、本市の場合、合併特例期間が終了した後、平成27年度から歳入の約3割を占める地方交付税の大幅で段階的な削減が見込まれる一方、平成29年度に開催となる愛媛国体に向けました大新田公園や中央体育館の大規模改修、新都市のテニスコート、玉川湖の漕艇場などの施設の整備を初め、長年の懸案であったみなと交流施設や新しいごみ処理施設の整備、市内中心部地区の統合小学校、中学校の建設など、多くのプロジェクトを本格的に実施しなければならない時期を迎えております。このため、既存の事業や制度を改めて見直し、市民の将来負担を十分に見据えたスリムな行財政構造への改革が喫緊の課題となっております。  こうした中での予算編成に当たりましては、市民にとって本当に必要なものは何かを見きわめ、限られた財源の中で選択と集中をさらに進めるため、集中改革プラン等の財政運営の方策に掲げられた目標に取り組むとともに、地域の意見や要望を十分に聞いた上で事業内容を精査し、緊急を要する事業を計上するように努めたものとなっております。その結果、新都市第1地区内のテニスコート等整備事業用地の取得が完了したことなどもありますが、一般会計の予算規模は、前年度と比較して24億8,000万円、3.2%の減額となり、また特別・企業会計を含む全会計の予算規模も32億5,004万6,000円、2.4%の減額となっております。  それでは、平成25年度の具体的な施策につきましてご説明申し上げます。  私は、今回の選挙におきまして、市民の誰もが今治を愛することができるように、また、合併してよかったと感じられるまちになるように「今治の未来を拓く7つの『いまばりづくり』」を施策のテーマに掲げさせていただきました。これらに沿って今後4年間、中核事業を初め、市民生活に密着したきめ細かな施策を展開していくこととなりますので、それぞれの新規施策を中心にご説明申し上げたいと思います。  1つ目のテーマは、「いまばりの顔づくり」でございます。日本一の海事都市を標榜するまち、タオル日本一のまち、瀬戸内しまなみ海道など美しい景観を持ち、国内外から多くの人々が訪れるまちなど、多様な産業や文化を有する今治らしい顔づくりを行い、市民誰もがふるさとを愛することのできる魅力づくりを進めてまいります。  まず、観光振興でございますが、平成26年度に開催が予定されております瀬戸内しま博覧会の開催など、しまなみ海道周辺地域の観光資源に磨きをかけ、全国への発信に取り組んでまいります。瀬戸内しま博覧会につきましては、実行委員会が設立され、現在、実施計画を策定中でございますが、市民の皆様が主体的にいろいろな行事に参加していただくことが何よりも成功への重要な鍵となってまいりますので、愛媛・広島両県を初め関係団体と連携しながら、官民一体となった取り組みとなるよう努めてまいります。  また、中村県知事には非常に熱心に取り組んでいただいているところでございますが、メーンイベントといたしまして、世界的規模のサイクリング大会の開催を目指しております。本年は、10月にプレ大会を開催しますとともに、しまなみ海道周辺の施設整備などを行い、サイクリストの誘致に向けまして積極的に取り組んでまいります。  次に、中心市街地の活性化でございます。官民協働により設立し、「にぎわい」、「サイクル」、「デザイン」、「みなと」をテーマに、本市の特色を生かした幅広い活動を展開しております今治市中心市街地再生協議会を積極的に支援してまいります。また、みなと再生事業の中核的施設となります、みなと交流センターでございますが、議員各位を初め地元経済界の関心も高く、各方面からご意見やご要望をいただく中で、いよいよ工事着工に向け、取り組んでまいります。  さらに、中心市街地の活性化に欠かすことのできない商店街の振興でございますが、商店街の皆様のご努力により開設3年目を迎え、好評を博しておりますまちなか広場ほんからどんどんを継続して支援してまいります。議員各位にありましても、時折は昼食や買い物等お店をのぞいていただき、従業員の皆様方に激励の一言もいただければ大変ありがたいと思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。
     ところで、中心市街地活性化に向け、大きなきっかけとなるであろう旧今治大丸跡地の利用につきましては、昨年来、地元経済界、商工会議所の多大なご尽力と議員各位のご理解によりまして一歩前に動き出したところでございます。今後の展開につきましては、もうしばらくの期間が必要となるでしょうが、知恵を出し合い、協議してまいりたいと考えております。  2つ目のテーマは、「いまばりの安全安心づくり」でございます。2年前に発生しました東日本大震災は災害に対する市民の意識を大きく変え、防災への取り組みは最大の関心事となっております。あってほしくない災害でございますが、その備えはできる限り万全を期さなければなりません。あらゆる危機に際して市民の命や財産を守り抜くことのできる安全安心なまちづくりを進めるため、防災・危機管理体制の強化、交通体系の整備などに取り組んでまいります。  危機管理体制でございますが、南海トラフ地震など大規模災害に備え、引き続き「自助、共助、公助による減災」をテーマに、市民の皆様が安心して生活ができる体制を構築してまいります。本年6月には、県より南海トラフ地震の詳細な被害想定が示されることから、各種防災マップの作成、配布など、情報発信に努めてまいります。また、これまでも自助、共助の強化を目指して精力的に取り組んでまいりました出前講座でございますが、さらに充実を図り、自主防災組織や防災士の育成に努めてまいります。また、地域で高齢者や障害のある方に対し支援を行っていただくために災害時要援護者避難支援制度の充実を図ってまいります。  ハード整備でございますが、防災行政無線を初め消防救急デジタル無線や通信指令システムの整備など消防力の増強を図るとともに、救急業務におきましては、島嶼部に軽自動車の救急車を初めて導入し、高規格救急車では進入できない集落の傷病者への対応を強化してまいります。また、小中学校校舎等の耐震補強工事を重点的に推進するほか、老朽化により危険が生じるおそれのあるトンネル、橋りょうを初め道路ストック等の総点検を速やかに実施し、必要な対策を講じてまいります。木造住宅の耐震診断補助、耐震改修補助も継続して実施してまいります。  続きまして、3つ目のテーマ「いまばりから青い地球づくり」でございます。青く美しい地球を子供たちに残し、伝えることは、今に生きる我々の使命でございます。地球環境問題はもとより、身近な環境問題に積極的に取り組んでまいります。  今治自然塾宣言に基づく今治自然塾環境プログラムにつきましては、市内はもとより、県内の小学校や企業を訪問する中で、少しずつですが利用者拡大の芽が出始めておりますので、体験型教室「エコスクール」や幼児対象環境教育プログラム「森育(もりいく)」などの開催等とあわせまして、継続的な活動を行ってまいりたいと考えております。  新しいごみ処理施設についてでございますが、「安全・安心で人と地域と世代をつなぐ施設」を基本コンセプトに万全の環境対策を行うことはもちろん、地域の皆様の安心と信頼を得るとともに、ごみ発電、ごみの資源化を積極的に行うなど循環型社会構築の拠点となる施設を目指してまいります。また、総合的な環境啓発、環境学習の拠点として、未来の世代の子供たちによりよい地球環境をつなぐ施設の整備を進めてまいりたいと考えております。本年度は、用地を準備するとともに、滞りなく発注の作業を行い、平成30年3月の完成を目指して全力で取り組んでまいります。  4つ目のテーマは、「いまばりの元気づくり」でございます。製造品出荷額四国第1位を誇る本市には、多様なものづくり産業が営まれており、変化に富んだ豊かな自然に育まれ、農林水産業も盛んでございます。今治の元気づくりは、これら産業が生み出す活気と雇用の創出でございます。  まず、中小企業の振興でございますが、市内金融機関のご協力を得まして、設備近代化資金融資制度を新たに創設いたします。市内中小企業経営者の皆様が設備の更新を行う際に、必要な資金を円滑に確保できるよう、融資限度額1,000万円の融資制度でございます。ご活用いただければと思います。  また、本年の開催で3回目となりますバリシップ2013を5月23日から3日間の日程で開催いたします。海事都市交流委員会を中心に準備を進めておりますが、過去2回と同様、国際色豊かな大勢のビジネスマンに訪れていただける海事展となりますよう大いに期待し、そしてまた多くの市民の皆様にも地元の海事産業に誇りを持っていただけるよう、業界の皆様とともに取り組んでまいります。  また、繊維関連業界では、長年の懸案事項でありました新繊維産業技術センターの起工式が2月4日にとり行われ、平成26年4月のオープンに向けた整備がなされる運びとなりました。改めて、愛媛県のご英断とこれまで施設の移転にご尽力をいただきました関係者の皆様に厚くお礼を申し上げたいと思います。  関連いたしまして、本市といたしましても引き続き、ジャパンブランド関連プロジェクトの展開や、四国タオル工業組合が中心となって推進しております人材育成事業やブランド向上事業などを積極的に支援してまいります。  今治新都市開発整備事業につきまして申し上げます。現在、都市再生機構が進めております第1地区の造成工事がおおむね完成し、本年度の換地処分をもちまして、いよいよ土地区画整理事業としての整備は完了の運びとなる予定でございます。今後は、愛媛県、都市再生機構と連携しながら、企業誘致フェアへの出展やトップセールスなどあらゆる機会を捉えて企業誘致に努めますとともに、公共、公益施設の整備につきましては、慎重に検討を重ねてまいる所存でございますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。  そしてもう一つ、「いまばりの元気づくり」に関する取り組みがございます。えひめの伝統工芸大賞を受賞しております菊間瓦の皆さんの取り組みでございます。9月末になろうかと思いますが、大阪の吉本興業「なんばグランド花月100周年記念事業」として、「笑大鬼(わらいおおおに)」という特大の鬼瓦を菊間瓦で製作し、なんばグランド花月正面入口に設置するとともに、芸人看板41枚を瓦で作製し、正面玄関ひさしに掲げさせていただくことが決定されております。市民の皆様に大変明るい話題の提供となりますし、全国に向けた一層の宣伝効果がもたらされると予想もされますので、積極的に支援いたしますとともに、今後の展開に大いに期待するところでございます。  続きまして、農林水産業の振興についてでございます。今治の元気、市民力の底力を実感させてくれる大変喜ばしいニュースがこの分野でも入っております。  意欲的に経営や技術の改革と改善に取り組み、地域社会の発展に貢献している団体や個人に贈られる日本農業賞におきまして、平成23年度のさいさいきて屋直売所運営協議会の特別部門、食のかけ橋賞の受賞に引き続きまして、平成24年度は、大規模な養豚一貫経営を行う有限会社菊間仙高牧場が集団組織の部で見事大賞を受賞されました。こういった意欲的で元気のある企業や経営者が本市で育っておりますことを大変誇りに思いますとともに、さらなるご活躍を期待いたしたいと思います。  さて、農業政策でございますが、経営所得安定対策に取り組むとともに、各地域の特色ある農産物の生産振興対策の充実を図ってまいります。特に、高齢化が進む地域農業の現状を打開するため、地域の皆様との話し合いを行いながら、人・農地プランの作成を積極的に行ってまいります。また、新規就農者に対する支援の拡充と地域の担い手農家や集落営農組織への支援策を講じてまいります。  「食と農のまちづくり」につきましては、地産地消や食育、有機農業の推進などを継続して実施してまいります。  鳥獣被害防止対策につきましては、地域ぐるみで対策がとれるよう県、農協、猟友会と連携して被害防止に努めてまいります。  林業政策につきましては、美しい森づくりを目指し、水源涵養や環境保全を重視した民有林の森林整備を推進するとともに、企業の森づくり等、企業、市民、行政の協働により市有林の整備を推進してまいります。また、林道の改良を含む機能管理を行い、木材搬出の利便性を確保することや、笠松山山林火災跡地の復旧を市民とともに行ってまいります。  水産業の振興につきましては、引き続き資源保護、ブランド力の向上、魚食普及に取り組んでまいりますとともに、漁場環境や生物多様性を保全し、増進するため、増殖場整備を順次実施してまいります。  続きまして、5つ目のテーマ「いまばりのやさしさづくり」でございます。地域の保健施設・医療施設等を核として保健、医療の充実を図るとともに、高齢者福祉、障害者福祉、子育て支援、低所得者福祉など、あらゆる場面で今治のやさしさが実感できる施策展開を図ってまいります。  まずは、保健、医療の充実でございますが、近年の医師不足等によりまして、地域医療における救急医療体制の崩壊が懸念されておりますので、休日・夜間における二次救急医療の確保のため、病院群輪番制救急医療施設運営費助成を大幅に拡充させていただいております。  高齢者福祉の分野では、新規事業といたしまして、介護に関する身近な相談窓口としての機能強化を図るため、地域包括支援センターを現行の3カ所から民間への委託も含む6カ所にふやすとともに、大島、大三島にサブセンターを設置いたします。また、入所待機者の早期解消を図り、住みなれた地域で安心して生活が継続できるよう、新たに地域密着型特別養護老人ホームと認知症高齢者グループホームの整備に係る予算も計上させていただいております。  これら施策のほか、妊婦一般健診、妊婦歯科健診を初め特定不妊療養費の公費助成などの母子保健や、乳がん、大腸がん、子宮頸がんの検診無料クーポン券の配付などを通じて市民の健康の推進に努めてまいります。  また、人にやさしいまちづくりを推進するため、交通安全施設や公園施設における歩道の設置や段差の解消など、バリアフリー化にも積極的に努めてまいります。  6つ目のテーマでございますが、「みんなが参加するいまばりづくり」でございます。市民と行政が理解し尊重し合いながら、協働して課題の解決に取り組んでいく市民みんなが参加するまちづくりを進めてまいります。個人や人権の尊重、男女共同参画の推進、地域コミュニティー活動の推進を図り、地域社会の中でお互いを尊重しながら、それぞれが自立して暮らせるまちづくりを進めます。  人口の減少と高齢化が進む島嶼部の活力を取り戻すために、昨年度に引き続きまして、外部人材活用地域再生事業及び地域おこし協力隊の活動費や、陸地部も含む旧郡部地域に対する、がんばる地域支援事業費補助金等を計上いたしております。さきに申し上げました瀬戸内しま博覧会の開催などにあわせまして、それぞれの地域の方々と私たち行政とが協働して、地域課題の解決に取り組んでいただきたいと願っております。  さらには、市民が共におこすまちづくり事業や特定非営利活動法人設立費補助制度での支援につきましても、引き続いて実施してまいります。  また、ユニークな取り組みといたしまして、市民の皆さんと連携を図りながら「出会い交流応援事業」を実施いたします。日ごろから地域でご活躍いただいている主任児童委員の皆さんを中心に実行委員会を立ち上げていただき、結婚や幸せな家庭を築く活動を支援しようとするものでございます。身だしなみやマナー、コミュニケーション等のスキルを習得する研修会を行い、その後、出会い、交流の場としてのイベントを開催いたしたいと考えております。  最後のテーマ、7つ目のテーマでございますが、「こころ豊かないまばりづくり」でございます。本市の未来を託す子供たちが、確かな学力と豊かな人間性を備え、たくましく育つことを願い、子供たちにとって最良の教育環境を整えてまいります。  教育委員会では平成22年6月より、保護者や自治会など地域の皆様との協同により、学校の小規模化が著しい市内6地区におきまして小中学校の統廃合に取り組んでまいりました。これまでに市内中心部地区の美須賀、日吉の2中学校と今治、美須賀、日吉、城東の4小学校、大島地区の宮窪、吉海中学校、大三島地区の上浦、大三島中学校の統合に合意をいただき、統合校の円滑な開校を目指して統合準備協議を進めております。また、つい先日になりますが、2月27日には朝倉地区におきましても、上朝、下朝の2小学校の統合につきまして合意をいただいたところでございます。地元関係者の皆さんの勇気あるご決断に深く感謝申し上げます。  なお、統合に向けましての施設整備でございますが、本年4月に開校予定の日吉中学校におきましては、平成26年度までに既存校舎の渡り廊下部分に鉄筋コンクリート造4階建校舎を増築する予定でございます。また、中心部地区の統合小学校におきましては、現在、実施設計の最中でございまして、既存校舎の解体後、平成27年度の開校までに校舎を建設する予定でございます。また、大島地区、大三島地区の統合中学校の整備につきましては、両地区とも平成27年度の開校を目標に、現在の吉海と上浦の中学校の耐震改修設計業務を進めております。  続きまして、社会教育の分野では、公民館活動を推進し、コミュニティーづくりの支援を行いますとともに、美術館等の文化施設の集積のメリットを生かしながら、瀬戸内しま博覧会の開催との相乗効果を生み出す活用を検討いたしますとともに、社会体育の分野では、誰もが気軽にスポーツ活動に参加できるよう多様なスポーツの普及と振興を図ってまいります。  また、平成29年開催の愛媛国体を控えまして、関連する体育施設の整備を順次進めてまいります。本年度は、新都市のスポーツパークのソフトテニス会場の整備と中央体育館、大新田公園の改修につきまして工事予算を計上し、本格的な整備に着手いたします。  以上、7つのテーマに沿ってご説明してきましたが、これらのテーマを実施する上での土台となります道路、港湾、上水道、下水道などの社会資本整備につきましても、順次、計画的に実施してまいりたいと考えております。  上水道事業につきましては、全市域に均一な水道水やサービスを提供することを目指した水道ビジョンに基づきまして、しまなみ送水事業では来島海峡大橋への送水管添架や大島島内の送水管の整備を進めるとともに、本年度より大西、菊間地域への広域送水管の整備に着手いたします。また、本格的に本線工事が着手されております今治小松自動車道関連事業につきましては、庁内の組織を拡充して積極的に取り組んでまいります。  さらにもう一点、ここで申し上げておかなければならない重要なことがございます。行財政改革への取り組みでございます。  挨拶の冒頭に「既存の事業や制度を改めて見直し、市民の将来負担を十分に見据えたスリムな行財政構造への改革が喫緊の課題となっている」と申し上げました。平成17年の合併から8年が経過し、合併の特例期間も残すところ2年となりました。この期間を経過いたしますと、普通交付税額や臨時財政対策債発行可能額を算定する地方財政措置の合併による特例が終了し、以後5年間で普通交付税等の額は逓減、平成32年度からは、新今治市として通常の算定がなされるようになります。本市の場合、大規模な合併であったため、その特例の加算が多額に上り、年度によって差はございますが、普通交付税と臨時財政対策債の特例加算が単年度で約70億円となっております。  本市の財政状況でございますが、合併後の各年度の普通会計決算におきましては、実質収支は30億円台後半から40億円台となっており、また財政の健全化判断比率につきましても、今のところ、早期健全化基準を大きく下回る良好な数値が維持されており、健全な財政運営を保っております。しかしながら、この合併による特例加算が終了した後に備えた十分な対応を早期に進めていかなければなりません。  もちろん、これまでも行財政改革への取り組みにつきましては、集中改革プラン等を実行に移しながら実施してまいりました。職員の定員につきましては、今治市定員適正化計画の策定や組織、機構の改革を実施した結果、本年4月時点におきましては、合併時に比べ約330人の減員となる見込みでございます。また、昨年度より取り組んでおります公の施設の見直しにつきましても、市民の皆様に施設の現状を含めた情報をお示しし、そのあり方をともに考え、施設の整理統合も含めた検討をするべく動き出しております。  しかしながら、合併特例期間の終了により削減となる影響額が余りにも多額となるため、行政サービスが縮小したり、場合によりましては市民の皆様のご負担が増加したり、大変心苦しい、つらい改革となることが予想されます。もちろん、そういった改革を実施する前には、まず我々みずからの身を切る覚悟が必要なのは言うまでもございませんが、やり遂げなければなりません。議員各位のご協力も得ながら、あらゆる事務事業に関して、実行を前提とした見直しに果敢に取り組んでまいりたいと考えております。  以上、予算規模といたしまして、一般会計は742億9,000万円、特別会計は約516億5,000万円、そして企業会計の約63億5,000万円と合わせまして、全会計予算額は約1,322億9,000万円となった次第でございます。  平成25年度当初予算など議案の大要と市政に対する所信の一端を述べさせていただきました。  平成24年度を振り返ってみますと、昨年5月に台日交流瀬戸内しまなみ海道サイクリングが開催され、瀬戸内しまなみ海道の魅力が世界へ発信されました。また、10月に北九州市で開催されましたB-1グランプリでは、今治焼豚玉子飯世界普及委員会がブロンズグランプリに輝かれ、そして11月には、今治ゆるキャラバリィさんがゆるキャラグランプリで見事日本一を獲得されました。まさに本市の地域力、市民力を遺憾なく発揮することのできた1年でございました。地道な努力を積み重ねてこられた関係者の皆様に改めて深く敬意を表したいと思います。  さて、私の任期2期目4年間は、市民の皆様の目に見える形でさまざまなプロジェクトが実践段階に入ってまいります。方向がまだ定まっていない重要な案件もございますが、先ほど申し上げました私の3つの基本姿勢は曲げることなく、議員各位はもとより、市民の皆様との対話を重ねながら、市政運営に全力で邁進することをお誓い申し上げます。  あわせて、国会並びに県会の諸先生方、国、県、そして報道関係などの関係機関の皆様方の深いご理解と温かいご支援をお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。  なお、提案いたしております各案件の詳細につきましては、後ほど副市長の方からご説明いたしますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。  さあ、4年間、議会の皆さんとともに、一緒に全力でともに頑張りましょう。よろしくお願いします。( 拍   手 ) 3: ◯平田秀夫議長 次に、長野副市長から就任の挨拶があります。 4: ◯長野和幸副市長 去る3月1日の臨時議会におきまして選任のご同意をいただきまして、3月5日付で副市長に選任いただきました長野和幸でございます。  もとより微力ではございますが、全力で職務に取り組んでまいりますので、皆様のご協力、ご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。( 拍   手 ) 5: ◯平田秀夫議長 次に、井出監査委員から就任の挨拶があります。 6: ◯井出志浪監査委員 去る3月1日の臨時議会におきまして皆さんのご同意を得まして、3月5日付をもちまして再度監査委員に就任いたしました井出志浪でございます。  微力ながら誠心誠意努めてまいりますので、皆様方のご理解、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。( 拍   手 ) 7: ◯平田秀夫議長 以上で挨拶は終わりました。  この際、議会活動状況についてご報告いたします。  報告事項はお手元に配付の議会日誌のとおりであります。ご一覧願います。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付の日程表のとおりであります。  日程1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員に、3番羽藤謙司議員、4番井村雄三郎議員を指名いたします。  次に、日程2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  会期は本日より3月26日までの21日間とし、その間の会議日程はお手元に配付の会議日程表のとおり運営いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次に、日程3、付議事件番号1、議案第4号「平成24年度今治市一般会計補正予算(第5号)」ないし付議事件番号19、議案第60号「今治市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について」、以上19件を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 8: ◯長野和幸副市長 それでは、平成24年度関係の補正予算案など19件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。便宜上、一般議案の方からご説明申し上げます。薄い方の議案書の1ページをお開き願います。  議会第2回議案第12号「今治市行政組織条例の一部を改正する条例制定について」でございます。下に理由を掲げておりますが、行政組織を改正しようとするものでございます。組織の見直しに伴いまして、部の分掌事務を変更しようとするものでございます。4ページに参考として改正条項の新旧対照表を掲げてございますので、詳細はごらんいただいたらと存じます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  5ページをお願いいたします。議案第13号「今治市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例制定について」でございます。国家公務員退職手当法が改正されましたので、本市職員の退職手当もこれに準じて改正しようとするものでございます。改正の内容でございますが、退職手当給付額の民間との較差を解消するため、平成26年7月1日までの間に段階的に支給の水準を引き下げようとするものでございます。9ページ以降に参考として改正条項の新旧対照表を掲げてございますので、詳細はごらんいただいたらと存じます。この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  13ページをお願いいたします。議案第14号「今治市基金条例の一部を改正する条例制定について」でございます。今治市地域活性化基金を廃止しようとするものでございます。  16ページをお願いいたします。別表第1及び別表第3におきまして、国の交付金を原資に創設しておりました今治市地域活性化基金の項をそれぞれ削ろうとするものでございます。この条例は、平成25年3月31日から施行しようとするものでございます。  右の17ページをお願いいたします。議案第15号「大浜漁港(砂場地区)土地造成工事請負契約の締結について」でございます。去る1月25日に一般競争入札の開札を行いました結果、落札いたしましたので、2月7日に仮契約を締結し、ご提案申し上げたものでございます。下に掲げておりますように契約金額4億3,039万5,000円で、東亜・アイエン共同企業体と工期を契約発効の日から平成27年3月5日までとする契約を締結しようとするものでございます。  19ページをお願いいたします。議案第16号「港湾事業特別会計への繰入額の変更について(平成24年度)」でございます。特別会計の補正措置に伴いまして、一般会計から特別会計への繰入額を下に掲げておりますとおり変更しようとするものでございます。  21ページをお願いいたします。議案第17号「今治市鈍川せせらぎ交流館の指定管理者の指定について」でございます。地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして、下に掲げておりますとおり指定管理者を指定しようとするものでございます。  23ページをお願いいたします。議案第18号「市長の退職手当について」でございます。今治市長の退職手当に関する条例第3条の規定に基づきまして、市長に対する退職手当の額を下に掲げてございますとおり定めようとするものでございます。  25ページをお願いいたします。議案第19号「副市長の退職手当について」でございます。今治市副市長等の退職手当に関する条例第3条の規定に基づきまして、副市長に対する退職手当の額を下に掲げてございますとおり定めようとするものでございます。  27ページをお願いいたします。議案第20号「監査委員の退職手当について」でございます。今治市副市長等の退職手当に関する条例第3条の規定に基づきまして、監査委員に対する退職手当の額を下に掲げてございますとおり定めようとするものでございます。  29ページをお願いいたします。議案第21号「教育長の退職手当について」でございます。今治市副市長等の退職手当に関する条例第3条の規定に基づきまして、教育長に対する退職手当の額を下に掲げてございますとおり定めようとするものでございます。  なお、「市長の退職手当について」から「教育長の退職手当について」までの4件の退職手当の額の算出に当たりましては、職員の退職手当の引き下げなどの状況を考慮する中で、従前の例より算出した退職手当の額より10%に相当する額を減額したものとさせていただいております。  続きまして、恐れ入りますが、さきに冊子とは別にお配りしております薄い議案をお願いいたします。  議案第60号「今治市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴いまして、所要の改正をしようとするものでございます。  6ページをお願いいたします。条例の題名中「政務調査費」を「政務活動費」に改め、以下条文におきましても同様の改正を行うとともに、8ページの第8条におきましては、政務活動費を充てることができる経費についての規定を設けるなど所要の改正を行おうとするものでございます。この条例は、公布の日から施行しようとするものでございます。  以上で一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算の説明に移らせていただきます。青い冊子の薄い方の補正予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。  議案第4号「平成24年度今治市一般会計補正予算(第5号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ17億8,407万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を802億5,331万2,000円にしようとするものでございます。説明の便宜上、歳出の方から説明させていただきます。  12ページをお開き願います。歳出の総括を掲げてございます。今回の補正予算は、国の大型補正予算に伴いまして、事業の進捗を前倒しで図ろうとするものを初め、公共事業費の精算や基金への積み立てなどを主な内容としてございます。補正額に対する特定財源の割合は90.8%となってございます。  20ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。以下、人件費を初め公共事業費の精算や決算見込みに伴う過不足額の補正につきましては、主なものを除き説明を省略させていただいたらと思います。  まず、総務費、総務管理費、財産管理費でございます。財政調整基金費でございますが、今回の補正予算に計上しております不動産売払収入を財源といたしまして、財政調整基金に積み増ししようとするものでございます。  同項の総務諸費でございます。過疎集落等自立再生緊急対策事業費補助金でございますが、国の補正予算を活用いたしまして、耕作放棄地観光農園化循環プログラム形成事業に取り組む予定のしまなみカレッジ運営協議会へ助成しようとするものでございます。島嶼部におきまして耕作放棄地の再生や搾汁施設の整備、空き家となっている民家住宅の再生など、住民団体等が中心となった取り組みを実施する予定となっております。財源は全額国庫支出金でございます。  農林水産業費、農業費の農地費でございます。県営土地改良事業費及び農業用施設管理費でございますが、いずれも国の補正予算に伴うものでございまして、県が実施いたします老朽ため池整備事業及び農村振興総合整備事業における県への負担金を計上するとともに周越トンネルの耐震点検調査を実施しようとするものでございます。財源は、県営土地改良事業費が市債と分担金、農業用施設管理費が全額県支出金でございます。  22ページをお願いいたします。林業費の林業振興費でございます。林道管理費でございますが、国の補正予算に伴うものでございまして、美しい森林(もり)づくり基盤整備交付金事業を活用し、林道古谷線の開設工事を実施しようとするものでございます。財源は、国庫支出金と市債でございます。  水産業費の水産業振興費でございますが、国の補正予算に伴うものでございまして、増殖場整備事業費といたしまして、大三島地区へ保護育成礁を整備しようとするものでございます。財源は、県支出金と市債及び分担金でございます。  その下の漁港建設費でございますが、こちらも国の補正予算に伴うものでございまして、海岸保全施設整備事業といたしまして、宗方漁港の護岸の改良工事を実施しようとするものでございます。財源は、国・県支出金と市債でございます。  土木費、道路橋りょう費の道路改良事業費でございます。この目に計上しております3つの事業につきましては、いずれの事業につきましても、国の補正予算に伴う増額と事業費の精算に伴う減額や組み替えを行おうとするものでございます。国の補正予算に係るものといたしましては、交通安全施設等整備事業費では自転車利用環境整備事業といたしまして420万円、公共道路改良事業費では喜田村新谷線の整備に係るものといたしまして3,600万円、道路橋りょう補修事業費では、トンネル、橋りょう、道路附属物の点検実施に9,000万円を予定いたしております。財源は、洗い替えを行っておりますが、国庫支出金は増額し、県支出金と市債は減額を行っております。  24ページをお願いいたします。港湾費の港湾整備費でございますが、港湾事業特別会計の補正によりまして港湾事業特別会計への繰出金を増額しようとするものでございます。  26ページをお願いいたします。住宅費の住宅管理費でございますが、国の補正予算に伴うものでございまして、本町団地の整備に係る調査設計を実施しようとするものでございます。財源は、国庫支出金と市債でございます。  続きまして中ほど、教育費、小学校費、小学校管理費でございます。国の予備費使用に係る追加の内示がございましたので、波方小学校の耐震補強工事を行おうとするものでございます。財源は、国庫支出金と市債でございます。  同項の小学校建設費でございます。国の補正予算に伴いまして、乃万小学校の校舎建設工事を行おうとするものでございます。財源は、国庫支出金と市債でございます。
     中学校費の中学校管理費でございますが、国の予備費を使用する追加の内示がございましたので、菊間中学校の耐震補強工事を行おうとするものでございます。財源は、国庫支出金と市債でございます。  一番下の保健体育費の体育施設費でございますが、国の補正予算に伴いまして中央体育館の改修工事を行おうとするものでございます。財源は、国庫支出金と市債でございます。  28ページをお願いいたします。諸支出金、普通財産取得費、土地取得費でございます。伯方地区造船振興土地造成事業に関連いたしまして、事業区域の背後地である国有地を取得しようとするものでございます。取得した後は、現在の土地の利用者である地元造船会社へ売却の予定となっております。財源は財産収入でございます。  14ページに返っていただいたらと思います。歳入の明細を掲げてございます。なお、歳入につきましては、歳出のところでご説明申し上げましたものと、決算見込みに合わせましたものや洗い替えを行うものにつきましては、説明を省略させていただいたらと思います。  16ページをお願いいたします。19款の繰越金でございますが、今回の補正に伴いまして2億1,815万4,000円を増額いたしまして、補正後の額は29億9,378万4,000円となってございます。  6ページに返っていただいたらと思います。第2表繰越明許費の補正でございます。このページから8ページに掲げております各事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。国の補正予算により前倒しで事業を実施するもののほか、事業の進捗に当たり、関連工事との工程調整、用地交渉に係る関連機関との協議や地元調整等に不測の期間を要したことなどによりまして、やむを得ず繰り越しをさせていただこうとするものでございます。  9ページをお願いいたします。第3表地方債の補正でございます。ここに掲げておりますとおり、今回の補正に伴いまして、それぞれの事業に係る起債の借入限度額を変更しようとするものでございます。  33ページをお願いいたします。議案第5号「平成24年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,062万3,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を1億1,362万3,000円にしようとするものでございます。  44ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、大谷墓園墓地管理基金への積立金のほか墓地の使用許可に伴いまして、長期債元金の繰上償還をしようとするものでございます。  47ページをお願いいたします。議案第6号「平成24年度今治市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございます。次のページ、48ページをお願いいたします。第1表繰越明許費の補正でございます。ここに掲げております事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。これは、来島海峡大橋送水管添架工事に関し、現場事務所、資機材置き場等の配置協議に不測の日数を要したことなどによりまして、やむを得ず繰り越しをさせていただこうとするものでございます。  右の49ページをお願いいたします。議案第7号「平成24年度今治市港湾事業特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億1,859万7,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を28億5,615万円にしようとするものでございます。  62ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、県営港湾整備事業に係る県営事業負担金の増額のほか公共港湾建設費につきましては、国の補正予算に伴いまして事業の進捗を図ろうとするものでございます。財源は、県営港湾整備事業につきましては市債、その他の事業につきましては国・県支出金と市債でございます。  54ページに返っていただいたらと思います。第2表繰越明許費の補正でございます。ここに掲げております事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。国の補正予算により前倒しで事業を実施するものなど、やむを得ず繰り越しをさせていただこうとするものでございます。  右のページをお願いいたします。第3表地方債の補正でございます。今回の補正措置によりまして、このページと次のページに掲げておりますとおり、それぞれの事業に係ります市債の借入限度額等を追加及び変更しようとするものでございます。  65ページをお願いいたします。議案第8号「平成24年度今治市下水道事業特別会計補正予算(第3号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額からそれぞれ2億4,000万円を減額いたしまして、歳入歳出予算の総額を57億5,465万円にしようとするものでございます。  78ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、国の内示変更や事業の精算に合わせた予算を計上させていただいておりますが、公共下水道建設費におきましては、国の補正予算に伴います事業の実施を考慮した予算の組み替えを同時に行っております。財源は、下水道建設費におきましては国庫支出金と市債、単独下水道建設費におきましては市債と諸収入でございます。  70ページに返っていただいたらと思います。第2表繰越明許費の補正でございます。ここに掲げております各事業につきまして繰り越しをさせていただこうとするものでございます。国の補正予算により前倒しで事業を実施するものや、事業の進捗に当たり、関連工事との調整や支障物件の移設に不測の日数を要したことなどによりまして、やむを得ず繰り越しをさせていただこうとするものでございます。  右のページ、第3表地方債の補正でございます。今回の補正に伴いまして、ここに掲げておりますとおり、これら事業に係ります起債の借入限度額を変更しようとするものでございます。  83ページをお願いいたします。議案第9号「平成24年度今治市小規模下水道特別会計補正予算(第3号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,780万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を12億6,402万1,000円にしようとするものでございます。  96ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。今回の補正は、国の補正予算に伴いまして、事業の進捗を図るため九王地区農業集落排水施設機能強化事業費を計上させていただいております。財源は県支出金と市債でございます。  88ページに返っていただいたらと思います。第2表繰越明許費の補正でございます。ここに掲げております各事業につきまして、繰り越しをさせていただこうとするものでございます。国の補正予算により前倒しで事業を実施するものや、事業の進捗に当たり、関連工事との調整や支障物件の移設に不測の日数を要したことなどによりまして、やむを得ず繰り越しをさせていただこうとするものでごいます。  右のページ、第3表地方債の補正でございます。今回の補正に伴いまして、ここに掲げておりますとおり、起債の借入限度額を変更しようとするものでございます。  101ージをお願いいたします。議案第10号「平成24年度今治市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,800万円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を218億8,215万1,000円にしようとするものでございます。  112ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。保険給付費におきまして、退職被保険者等療養給付費及び退職被保険者等高額療養費に不足が生じる見込みでございますので、それぞれ増額をしようとするものでございます。財源はいずれも交付金でございます。  115ページをお願いいたします。議案第11号「平成24年度今治市介護保険特別会計補正予算(第2号)」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,680万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出予算の総額を159億5,079万4,000円にしようとするものでございます。  126ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。過年度国庫負担金等の確定に伴います精算返納金を計上しようとするものでございます。  以上で、平成24年度関係の議案の説明を終わらせていただきます。  なお、一般・特別会計の主要な事業につきましては、別冊の予算説明資料に掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 9: ◯平田秀夫議長 以上で、当局の説明は終わりました。  これより、議題に対する質疑に入ります。  ご質疑ありませんか。 10: ◯山本五郎議員 議長。 11: ◯平田秀夫議長 山本五郎議員。 12: ◯山本五郎議員 それでは、質疑を行いたいと思います。  議案第4号「平成24年度今治市一般会計補正予算」歳出2款1項1目特別職給与費職員給与費についてであります。普通退職手当511万3,000円の減、定年退職手当3,330万9,000円の減、特別職退職手当3,283万2,000円の増、さらに2款6項1目特別職退職手当337万円の増、さらに9款1項1目普通退職手当138万円の減、定年退職手当1,165万3,000円の減、また10款1項2目定年退職手当531万1,000円の減、特別職退職手当578万1,000円の増となっています。以上を合計しても特別職退職手当は4,198万3,000円の増であります。職員退職手当は5,676万6,000円の減となっています。  以上について、議案第18号で市長の退職手当2,121万1,200円、議案第19号で副市長の退職手当1,162万800円、議案第20号で監査委員の退職手当336万9,600円、議案第21号で教育長の退職手当578万160円となっているが、それぞれの算出根拠についてお伺いをいたしたいと思います。また、普通退職手当と定年退職手当の削減について、それぞれの退職人数と平均退職手当額についてお伺いをいたしたいと思います。  次に、平成24年度議案第13号「今治市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例制定について」であります。改正理由について、国家公務員退職手当法が改正されたため、本市職員の退職手当もこれに準じて改正しようとするものとされています。  質疑の第1は、国家公務員退職手当法が改正されたからといっていますが、まず、国家公務員退職手当法の改正理由についてお伺いをいたします。国家公務員の退職手当を一挙に約15%、400万円引き下げるもので、国家公務員の生活と退職後の保障を脅かすものです。本来、国家公務員の特性や官民の差など、さまざまな観点からの検討が十分行われなければなりませんが、どのような理由で退職手当が引き下げられることとなったのか質疑といたします。  質疑の第2は、政府が国家公務員の退職手当を改悪したからといって、なぜ地方自治体今治市がそれに従わなければならないのか。その根拠についてお伺いをいたします。地方のことは地方で決める、国からの押しつけはいかん、国と地方では給与水準にかなりの差があると多くの地方自治体が反発、批判を行っています。今治市はこの国家公務員の退職手当法が正しいと思うのでしょうか。それに追随することが正しいと思うのでしょうか。お伺いをいたします。  質疑の第3は、この退職手当の改悪の影響についてです。この退職手当支給条例が改正されれば、今年度退職者からたちまち減額をされます。普通退職者、定年退職者の人数、平均勤務年数、平均減額、減額総額についてお伺いをします。さらに、退職手当減額の影響は地域経済をますます冷え込ませると思いますが、どう考えられているのかお伺いをいたしたいと思います。  質疑の第4は、実施時期についてであります。愛媛県と県内6市では、平成24年度から26年度途中での減額調整実施を予定しています。現行100分の104を施行日から平成25年9月30日までは100分の98に、平成25年10月1日から平成26年6月30日までは100分の92、平成26年7月1日からは100分の87、結局100分の17を1年9カ月間に引き下げようとするものであります。これが実施されると、今後も年度途中での早期退職の発生が予想され、勤務に影響が出るのではないかと思いますが、どう考えられるのかお伺いをいたします。  次に、議案第17号「今治市鈍川せせらぎ交流館の指定管理者の指定について」であります。私は、さきの12月議会で今治市立図書館の指定管理者の指定について、図書館指定管理者選定審議会が全国チェーン企業を決めたこととはいえ、地元企業ならではの地の利を生かし、育成するよう主張をしてまいりました。ところが、今回も鈍川せせらぎ交流館の指定管理者にシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社が、住所は東京都にあるわけですが、今治市には活動拠点がない団体でした。その他の応募者は、鈍川活性化推進協議会、住所は松山市、株式会社ホテル椿館、住所は松山市、株式会社鈍川温泉ホテル、住所は今治市の4団体でした。鈍川せせらぎ交流館指定管理者選定審議会の審査の概要と結果については、詳細は報告がされ、市のホームページに公表されています。総合点数方式で審査項目と審査基準とで配点していくわけですが、シダックスが99.4点、2位が鈍川活性化推進協議会97.3点、3位が鈍川温泉ホテル92点、4位がホテル椿館83.1点でありました。  質疑の第1は、この1位と2位の差、2.1点は何なのか、どのように思われるのかお伺いをいたしたいと思います。  質疑の第2は、指定管理者団体といえども赤字を出すわけにはいかないわけです。黒字を出すための主な取り組みについて、お伺いをいたしたいと思います。  質疑の第3は、指定管理者施設の数についてであります。現在、指定管理者施設が幾らあり、そのうち企業主体が市内にあるもの、県内にあるもの、県外にあるものの数についてお伺いをいたしたいと思います。  質疑の第4は、指定管理者制度に基づく施設の地元企業の育成についてどう考えられているのかお伺いをいたしたいと思います。  以上です。 13: ◯平田秀夫議長 答弁を求めます。 14: ◯菅 良二市長 山本議員ご質疑の議案第4号「平成24年度今治市一般会計補正予算」についてのうち、特別職等の退職手当の算出方法に関しまして、私からお答えをさせていただきます。  ご承知のとおり、特別職等の退職手当の額は、市長につきましては今治市長の退職手当に関する条例の規定により、副市長、監査委員及び教育長につきましては、今治市副市長等の退職手当に関する条例の規定に基づき、それぞれの職責、退職の日における給与、その職にあった期間等を考慮し、その都度、従前の例により算定して議会にお諮りして定めることとなっております。今回の特別職等の退職手当は、過去4年間の在職期間に対する退職給付でございますが、今年度退職する職員の退職手当が約5.3%引き下げられることに対する痛みを共有し、10%に相当する額を減額したものとさせていただいております。  その他のご質疑につきましては、関係理事者からお答えさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 15: ◯矢野 巧総務部長 それでは、山本議員ご質疑の「平成24年度一般会計補正予算」についてに関しまして、普通退職者と定年退職者のそれぞれの人数と平均の退職手当額について、お答えをいたします。  まず、普通退職者は8人、定年退職者は45人でございます。退職手当の平均額につきましては、普通退職の場合は約1,970万円、定年退職では2,030万円でございます。  続きまして、「今治市職員退職手当支給条例等の一部改正条例について」でございますが、質疑の第1番目、国家公務員退職手当法の改正理由についてでございます。国家公務員につきましては、人事院が実施した平成23年民間企業退職金実態調査の結果を踏まえ、民間企業との較差である約400万円を早急に解消する必要があることから、平成25年1月1日から経過措置を設けながら段階的に引き下げることとされております。  第2番目のなぜ今治市に適用するのかについてでございます。議員ご発言のとおり、給与等の勤務条件については各団体が自主的に決定すべきものであると認識をいたしておりますが、退職手当につきましては、これまでも民間準拠で見直しを実施してきており、この手当が市民の税金で賄われていることをよく考えれば、民間よりも高い水準となっている以上、これを速やかに解消する必要があると考えております。  第3番目の退職手当条例改正に伴う影響についてでございます。まず、退職者の人数につきましては、先ほどご答弁申し上げましたように普通退職は8人、定年退職が45人でございます。平均勤務年数と平均減額につきましては、定年退職者の中でも一般的な行政職給料表の1で条例第5条の適用となる職員についてお答えをさせていただきます。平均勤務年数は約39年7月、平均減額は約138万円でございます。削減の総額でございますが、約5,000万円余りとなっております。退職手当の減額による地域経済への影響は、個人消費の観点から申し上げますと皆無ではないと考えておりますが、民間との均衡を図る上で改定が必要であると考えております。  第4番目の実施時期についてでございます。過去に実施された退職手当の支給水準の引き下げにおきましては、1年間隔で段階的に引き下げを実施されてきましたが、今回の引き下げにつきましては、国では、有識者会議の報告書の中で「現下の財政状況のもとで国民の理解と納得を得るためには引き下げに長期を要するのは適当でない」との意見が出され、従来の1年間隔よりも短い9月間隔ですると聞いております。今治市におきましても、国準拠を基本としております中で、市民の理解と納得を得るためには引き下げに長期間を要するのは適当でないとの判断から、施行日を除いて国と同様の取り扱いとさせていただきたいと考えております。  今回の改正は、職員にとっては退職後の生活設計等、幾分影響が出るものと考えておりますが、各職員にあっては、全体の奉仕者として公務に寄せる期待と要請に応えるべく一層職務に精励されることを望む次第でございます。  以上でございます。 16: ◯檜垣達哉産業部長 山本議員ご質疑の議案第17号「今治市鈍川せせらぎ交流館の指定管理者の指定について」のうち、1番目、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社と鈍川活性化推進協議会との違いについてと、2番目、指定管理者の経営についてに関しましてお答えさせていただきます。  まず、1番目、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社と鈍川活性化推進協議会との違いについてでございますが、平成24年12月14日から指定管理者を再公募いたしましたところ、今回の指定予定者でありますシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社、鈍川活性化推進協議会、株式会社ホテル椿館、株式会社鈍川温泉ホテルの計4団体から応募がございました。この応募を受けまして、学識経験者3名と市職員2名から成る今治市鈍川せせらぎ交流館指定管理者選定審議会を平成25年1月22日に開催いたしました。当日は、申請書類の審査、プレゼンテーション、質疑応答などを行い、審査項目や審査基準ごとに提案された事業計画書等を総合的に評価していただきました。  鈍川活性化推進協議会につきましては、松山市に住所を置く株式会社キクガワを代表団体として4つの会社で構成されたコンソーシアムでございます。構成する団体の経営陣の実績とノウハウにより提案された新規事業とPR方法、市内に拠点を持つ団体が構成員としてコンソーシアムに含まれていることによる地域性、せせらぎ交流館の施設の効用を最大限に発揮することで鈍川地区の活性化を目指すという理念などが評価されました。  一方、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社は、今治市内に活動拠点を有しない団体ではございますが、安全で安心できる、かつ効率的な施設の管理運営などの実現性の高い魅力的な提案、施設の管理を安定して行う人的、物的能力を有する点、そして施設の設置目的や公共性を十分に理解し、他の類似施設で培った実績やノウハウを活用したサービスの向上や、全国への情報発信など利用者の増加を図る提案がより高く評価されました。また、地域社会や地域経済への貢献、地域の子供たちを対象としたイベントの開催、現在雇用されている方々の継続雇用、地元雇用を最優先にした雇用計画、そして地域関係団体を構成員とする運営協議会の設置など積極的な地域貢献への取り組みも提案されております。これらのことから、シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社を指定予定者として選定するという今治市鈍川せせらぎ交流館指定管理者選定審議会の答申を受けて、今回提案させていただいております。  次に、2番目、指定管理者の経営についてでございます。シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社から示された事業計画におきましては、開館時間の延長や繁忙期の開館、送迎車の運行、軽食コーナーや売店コーナーの充実などにより利用者の利便性を向上させることや、ホームページやグループ力を生かしたPR、集客活動により利用者の拡大を図り、利用料金収入、物品販売収入、飲食提供収入など収入増に向けた取り組みを行う一方、支出の面におきましても、より高いサービスを保持しながらも節電、節水等経費の削減を行うなど、無理のない事業収支計画を提案いたしております。その事業収支計画についての実現性の高さも評価されており、安定的な経営が期待されております。  以上でございます。 17: ◯胡井裕志総合政策部長 山本五郎議員ご質疑の議案第17号「今治市鈍川せせらぎ交流館の指定管理者の指定について」のうち、3番目と4番目に関しまして、私からお答えをさせていただきます。  まず、指定管理者施設数についてでございますが、平成24年度の状況で申し上げますと、全体で108の施設数があり、事業者数では24でございます。そのうち2施設1事業者が県外で、残りの106施設23事業者はすべて地元今治市の事業者でございます。  次に、地元企業の育成についてどう考えているのかについてでございますが、平成15年9月施行の地方自治法の改正によりまして、それまで公の施設の管理を委託できるのは、地方公共団体が出資する法人や社会福祉法人等の公共的団体などに限定されておりましたが、民間企業なども参加できるようになり、株式会社等の営利法人やNPO法人等の非営利活動法人なども対象になっております。また、指定管理者には、施設を利用される方によりよいサービスの提供が図られ、施設運営が効率的で、施設の機能が十分生かされるよう求められております。したがいまして、事業者の選定におきましては、より専門的に高度な技術や民間企業の経営に対するノウハウを生かしたご提案をしていただき、そういった内容を重視し、決定をさせていただいておりますが、本市では、市内拠点の有無や地元雇用といった地域貢献度につきましても審査基準としておりますので、ご理解を賜りますようお願いを申し上げます。  以上でございます。 18: ◯平田秀夫議長 以上で答弁は終わりました。  再質疑はありませんか。 19: ◯山本五郎議員 議長。 20: ◯平田秀夫議長 山本五郎議員。 21: ◯山本五郎議員 市長だとか副市長、監査委員あるいは教育長と、いわゆる特別職の退職手当はきちっとした算出根拠がなく、そのときどきに議会に諮り、決めるというこういうふうに解釈をしていいのでしょうか、どうでしょうか。 22: ◯矢野 巧総務部長 お答えをいたします。  今回、白い議案書で提案されております「市長の退職手当について」以降の議案書の後ろに参照としてそれぞれの条例の抜粋が載せられております。その第3条におきまして「退職の日におけるその者の給料、その職にあった期間等を考慮して、その都度議会の議決をもって定める」と条例に定められております。その場合に、先ほど市長の答弁で申し上げましたように、その算定につきましては、従前の例によりまして算定して、議会にお諮りをしております。今回の場合、先ほど市長の答弁があったとおりでございます。10%の削減をしておるということでございます。  以上でございます。 23: ◯山本五郎議員 議長。 24: ◯平田秀夫議長 山本五郎議員。 25: ◯山本五郎議員 それは、先ほど市長も同じことを答弁しているわけですけれども、これの2,121万1,200円という金額、これについてはもっと明確にしなきゃならないというふうに思うわけです。それで、私もその点を聞いてきましたけれども、市長の給料は1カ月が98万2,000円、これを6倍する、さらに在職年数の4年を掛けて、そして1割を差し引いて、そして2,121万1,200円という金額を出したということを聞いております。私は、4年間の退職金として2,121万1,200円というのは、市長を前に置いて言いにくいけれども、少々、いささか多過ぎるというふうに思うわけですが、この点についてはどのようにお考えでしょう。 26: ◯菅 良二市長 リアルなご指摘でございますけれども、これは私も過去に、例えば、さかのぼるとしたら羽藤市長さん、岡島市長さん、それから繁信市長さん、繁信市長さんは2期途中で合併ということになったと思います。それから越智市長さん。過去の例がどうなのかは定かではありません。恐らく、その算出根拠によりまして出された数字であろうと思っております。実は、きょうのこと、過去の市長さんがどうだったのかを改めて具体的に財政課の方で調べておいてほしいと言っておりますが、恐らく、10%今回削減したことにより、私のが数字的には小さいのかなというふうには思っております。  ただ、その4年間のことについてどう思うかということでございます。考え方だと思います。確かに多いということも当然お考えになるだろうとも思います一方で、この責任の重さといったもの、例えば、皆様ご承知のとおり、下関と釜山とのジェットフォイルの失敗といいますか、当時の下関市長が個人に何十億という補償を要求されました。結果的に最高裁まで行って何とか、あれは江島さんでしたか、その責を問われることはなかったわけですけれども、トップの座にある者は、絶えずその責を背負っていかなければならないという非常に大きな役割、責任があるとこういったことも考慮しながら、しかも、聞きますと、これは、いわゆる住民訴訟があったときに現役どころか引退をした後に訴訟が起きる。まだ存命ならいいんだけれども、存命でなくなっても、いわゆる子や孫にまでそれを引き継がなければならないという、非常に大変な重責を担わなければならないのが日本中の首長である。こういったことも考慮の中にお互いに入れておいていただければとも思っております。  以上です。 27: ◯平田秀夫議長 再質疑はありませんか。 28: ◯山本五郎議員 議長。 29: ◯平田秀夫議長 山本五郎議員。 30: ◯山本五郎議員 職員の退職手当について、先ほどの答弁では、民間準拠で見直しを実施しており、退職手当が市民の税金で賄われることを考えれば、民間よりも高い水準になっている以上、速やかに解消する必要があるというふうに言っていますけれども、私はここにも問題があると思うんです。国家公務員の場合についていえば、いわゆるエリート官僚、これらは準拠する場合にカットしてしまうんですね。そして、その高級官僚と言われる人たちは、職員の10倍以上の給与をもらいながら退職金もそれなりの退職金をもらう。こういうふうに大きな差がありながらそれに準拠するという、こういう計算上の間違いがあるというふうに私は思っているわけです。  それでは、お聞きしますが、愛媛県下の各市の市長の退職手当の根拠はおわかりでしょうか。わかっておればご答弁いただきたいと思います。 31: ◯矢野 巧総務部長 お答えをいたします。  県下の他市での特別職の退職手当の算出につきましてでございます。市長の退職手当の例で申し上げますと、ご存じのように今治市は、給料月額に100分の600と在職年数を掛けてということでございます。松山市は給料月額に100分の52.2と在職月数を、新居浜市におきましては100分の35と在職月数を、西条市におきましては100分の550と在職年数をそれぞれ乗じて算出しておるようでございます。  以上でございます。 32: ◯山本五郎議員 議長。 33: ◯平田秀夫議長 山本五郎議員。 34: ◯山本五郎議員 職員の退職手当等については、本来労使の協議、交渉のもとで決定されるべきですが、人事院勧告ができて以来、人事院勧告に基づき、それに準ずる形で決められてきました。ところが今回は、人事院勧告にはないわけです。政府が直接一方的に国会に提出する、決定するというまさにルール違反をやって、職員の退職手当の削減を行ったという問題です。このことに関して不当だと思いませんか。どのように考えるのかお伺いをしたいと思います。 35: ◯矢野 巧総務部長 お答えをいたします。  議員ご発言のとおり、退職手当を含め職員の勤務条件に関することは、職員団体との協議事項であると認識をいたしております。これまでも職員団体との協議等では合意を目指して行ってまいりました。今回のことにつきましても、1月末に提示を行い、合計3回の協議を行ってきております。  なお、今回の退職手当に関する国の対応につきましては、法案の成立から施行までの期間が短く、地方においては年度末までの限られた期間での対応となり、自治体によっては早期退職が発生するなど混乱を招いているのは事実であろうと思います。今治市におきましては、地方公務員法にある均衡の原則からも民間との支給水準の均衡を図るため、国に準じた対応が必要であると考えてきておりますので、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。  以上でございます。 36: ◯平田秀夫議長 再質疑はありませんか。
    37: ◯山本五郎議員 議長。 38: ◯平田秀夫議長 山本五郎議員。 39: ◯山本五郎議員 こうした退職金支給条例の改正で、県下の市でもいわゆる駆け込み退職というのが相次いでいます。それは新聞で報道されているとおりだというふうに思いますが、私は駆け込み退職が悪いというのではなく、余りにも一方的で拙速で、退職後の生活を脅かしている。だから、こういう事態が起こるというふうに思うわけですけども、本市においては、こういうことは予想されるんでしょうかどうなんでしょうか。 40: ◯矢野 巧総務部長 お答えをいたします。  定義があるわけではございませんが、いわゆる駆け込み退職、議員ご発言のとおり、他市では、新聞情報等によりますと、既に早期退職をすると、あるいはしたというふうなこともあるようでございますが、今治市では今のところございません。  以上でございます。 41: ◯山本五郎議員 議長。 42: ◯平田秀夫議長 山本五郎議員。 43: ◯山本五郎議員 退職手当の実施時期の問題ですけれども、少なくともこうした駆け込み退職をなくする、職務への影響を避ける、とりわけて、これは、一般行政よりも教育行政の方が大きな影響を受けるということになろうかというふうに思いますけれども、これを避けるために全国の地方自治体では年度末に退職、新年度に採用とこれが当たり前、慣習となっているわけですけれども、これを年度単位で減額調整をすると。こういうのが、例えば、香川県にしても徳島県にしても高知県にしても、そういうことが行われているわけです。実施するにしても、せめて年度単位での退職金調整が実態に合い、合理的だというふうに思いますけれども、この実施時期について変更するお考えはありませんか。 44: ◯矢野 巧総務部長 お答えをいたします。  これまでもご答弁を申し上げましたように、国が、国民の理解と納得を得るためには長期を要することは適当でないとされているというふうなお答えもさせていただきました。市としても、国準拠していることからいたしましても、また納税者である市民目線からしますと、早期実施が必要であるというふうに考え、今回のように措置をさせていただこうということでございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  以上でございます。 45: ◯山本五郎議員 議長。 46: ◯平田秀夫議長 山本五郎議員。 47: ◯山本五郎議員 私は、こうした政府のやり方、閣議決定でもって国家公務員の待遇を諮っていくというこんなことが許されるというようなことは、やはり批判をしなきゃならないというふうに思うんです。明らかに間違っているということがわかりながら、しかも、結果としてはそれに追随をせざるを得ないという、一面でいえば、地方自治体の持つ矛盾だろうというふうに思いますけれども、それじゃ、最後にお伺いいたしたいと思うんですけれども、今年度退職者、この人たちはこの退職条例の一部改正を納得しているのかどうなのかと。個別に説明されているのかどうなのか。以前の退職条例ではこうなるんだけれども、あなたの給料は、いわば今度の改正条例で、1人当たり160万円でしたか、減額されるんですよということをはっきりと説明されて、そして納得しているのかどうかお伺いをしたいと思います。 48: ◯矢野 巧総務部長 お答えをいたします。  去る3月1日に退職者に対する説明会がございました。私もその退職者の1名でございますが、そのときに皆さん方にお願いをいたしましたのは、少し私のお話を聞いてくださいということで、約40年近く皆さん方、使命感を持って業務に携わってこられました。その使命感というのは、やはり最後まで全うしてほしい。そして、今ここで、その使命感を金銭感覚にすりかえることは避けてほしい、そんなことのお願いもいたしました。手続的には順調に進んでおると思っております。  以上でございます。 49: ◯山本五郎議員 議長。 50: ◯平田秀夫議長 山本五郎議員。 51: ◯山本五郎議員 以上で質問を終わります。 52: ◯平田秀夫議長 以上で、山本五郎議員の質疑を終わります。  暫時休憩いたします。午後1時から再開いたします。                  午前11時58分                 ──────────                  午後 1時00分 53: ◯平田秀夫議長 会議を再開いたします。  ほかにご質疑はありませんか。  5番、山岡健一議員。 54: ◯山岡健一議員 午前中に質疑されました山本五郎議員と重なる部分もございますが、私なりの見解を簡潔にまとめ、ご意見をお伺いしたいと思います。  議案第13号「今治市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例制定について」お尋ねします。既にご案内のとおり、昨年11月16日に国家公務員の退職手当の引き下げ法案が可決、成立しました。国家公務員の退職給付が民間と比較して約400万円高いから、ことしの1月、10月に各140万円、来年7月に120万円というぐあいに3段階で削減するという内容であります。そして、公布された昨年11月26日に総務省は、各自治体に対し「国に準じる措置を講ずるように」と文書を出しております。  3月末までに引き下げを行う自治体においては、3月31日で退職される方は平均で約140万円の退職手当が減額され、条例施行日にもよりますが、それまでに退職をした方の方が多くの退職手当が支給されるため、余りよろしくない表現ではありますが、いわゆる駆け込み退職という現象が生じているのであります。働く人誰しも最後の日まで勤め、長く勤めた職場を去るときは、職場の仲間から慰労されながら円満に退職をしたいという思いはあると思います。しかし、政局に翻弄されたおかしな今回のこの制度によって、つらい思いで3月31日を待たずに退職を決断された愛媛県内の自治体職員はいるのであります。全国のニュースでもご案内のとおり、教職員等の駆け込み退職が報道されましたが、埼玉県PTA連合会の会長も「年度途中で制度を変えればこういうことは想定できた。先生にも生活がある。」とコメントしております。また、お隣の香川県の浜田知事は「年度末まで仕事をした人が先にやめた人より退職手当が減らされるようなおかしな制度は避けたい。」として、引き下げの条例施行日を4月1日としております。  そこでお尋ねします。私は、年度内で退職手当の引き下げを実施するという混乱の原因となる急ハンドルを切るようなやり方は避けるべきであり、公務員だから仕方がないという考えは持つべきでないと思います。今治市も条例施行日を新年度4月1日からにするべきであると考えておりますが、市長のご意見をお聞かせください。  以上でございます。 55: ◯平田秀夫議長 答弁を求めます。 56: ◯菅 良二市長 山岡議員ご質疑の議案第13号「今治市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例制定について」に関しまして、私からお答えをさせていただきます。  公務員を取り巻く厳しい環境のもと、退職手当を含め給与につきましては、特に市民の関心が高く、国が今年度の退職者に適用する退職手当の引き下げを来年度以降に先送りすることは国民の理解が得られないと考えており、本市におきましても、退職手当制度について国準拠を基本としている中で、本議案の議決をいただいた後にできるだけ速やかに施行する必要があると考えております。  今回の改正内容は、職員にとっては大変厳しいものとなっており、退職後の生活設計等少なからず影響があるものと考えております。長年勤められた職員の皆さんに対し、とてもつらく厳しい決断となりましたが、どうかこれまで公務員として勤めてこられた矜持、自負心、プライドを持って仲間と一緒に最後のゴールを迎えていただきたいと願っております。  以上です。 57: ◯平田秀夫議長 再質疑はありませんか。 58: ◯山岡健一議員 議長。 59: ◯平田秀夫議長 山岡健一議員。 60: ◯山岡健一議員 市長もご決断、大変心苦しいと思います。そして、退職される方も決断が大変苦しいと思います。しかし、やはり、この国の制度自体が私はおかしいと思っておりますので、やはり、他市でも実行できているところがありますので、ぜひ4月1日から施行できるように考えていただければとそれだけを申し上げまして、私の質疑を終わります。  以上です。 61: ◯平田秀夫議長 再質疑なしと認めます。  以上で山岡健一議員の質疑を終わります。  ほかにご質疑はありませんか。                 ( な   し )  ほかにご質疑なしと認めます。  これをもって、議題に対する質疑を終結いたします。  これより、付議事件番号1、議案第4号「平成24年度今治市一般会計補正予算(第5号)」ないし付議事件番号19、議案第60号「今治市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について」、以上19件の委員会付託を行います。  以上19件は、お手元に配付の委員会付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたしたいと思います。  付託事項について、ご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、委員会付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。  委員会審査のため、暫時休憩いたします。                  午後 1時07分                 ──────────                  午後 3時35分 62: ◯平田秀夫議長 会議を再開いたします。  この際、委員長の報告を求めます。  まず、総務委員長にお願いいたします。 63: ◯渡部 豊総務委員長 総務委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先刻、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案第4号「平成24年度今治市一般会計補正予算(第5号)」及び議案第13号「今治市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例制定について」並びに議案第18号「市長の退職手当について」は、賛成多数により原案を可決することに決定いたしました。  また、議案第12号「今治市行政組織条例の一部を改正する条例制定について」、議案第14号「今治市基金条例の一部を改正する条例制定について」、議案第19号「副市長の退職手当について」、議案第20号「監査委員の退職手当について」及び議案第60号「今治市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について」は、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。 64: ◯平田秀夫議長 次に、教育厚生委員長にお願いいたします。 65: ◯越智 忍教育厚生委員長 教育厚生委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されましたすべての案件は、全会一致により原案を可決することに決定をいたしました。  以上、委員長報告を終わります。 66: ◯平田秀夫議長 次に、産業環境委員長にお願いいたします。 67: ◯北 貞丈産業環境委員長 産業環境委員会に付託されました案件について、審査の結果をご報告いたします。  先刻、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案は、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。 68: ◯平田秀夫議長 次に、建設水道委員長にお願いいたします。 69: ◯藤原秀博建設水道委員長 建設水道委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果をご報告いたします。  先ほど、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、いずれも全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。 70: ◯平田秀夫議長 次に、地域振興対策等特別委員長にお願いいたします。 71: ◯森田 博地域振興対策等特別委員長 地域振興対策等特別委員会に付託されました案件につきまして、審査の経過及び結果をご報告いたします。  先刻、本会議休憩中に委員会を開催し、関係理事当局の説明を求めながら審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、全会一致により原案を可決することに決定いたしました。  以下、審査の過程におきまして議論されました主な事項について、その概要を申し上げます。  議案第4号「平成24年度今治市一般会計補正予算」の中の地域活性化推進事業に関しましては、委員から、事業の場所は島嶼部で点在しているのか。また、事業の内容はどのように決定したのかとの質問があり、理事者から、6つの地域を1つの過疎地域と捉え、事業を実施することとしています。事業内容としましては、今までの地域審議会、地域懇談会などで出されたそれぞれの地域にある地域課題を、事業内容を取り上げ決定したとの答弁がありました。  以上、簡単ではございますが、委員長報告を終わります。 72: ◯平田秀夫議長 以上で委員長の報告は終わりました。  暫時休憩いたします。                  午後 3時43分                 ──────────                  午後 3時53分 73: ◯平田秀夫議長 会議を再開いたします。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑の通告がありませんので、これをもって委員長報告に対する質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、これをもって討論を終結いたします。
     これより採決を行います。  採決は、付議事件番号の順序により、適宜一括して行いますから、ご了承願います。  番号1、議案第4号「平成24年度今治市一般会計補正予算(第5号)」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、番号2、議案第5号「平成24年度今治市墓園事業特別会計補正予算(第1号)」ないし番号8、議案第11号「平成24年度今治市介護保険特別会計補正予算(第2号)」、以上7件を一括して採決いたします。以上7件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上7件は原案のとおり可決されました。  次に、番号9、議案第12号「今治市行政組織条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。  次に、番号10、議案第13号「今治市職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  次に、番号11、議案第14号「今治市基金条例の一部を改正する条例制定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  次に、番号12、議案第15号「大浜漁港(砂場地区)土地造成工事請負契約の締結について」及び番号13、議案第16号「港湾事業特別会計への繰入額の変更について(平成24年度)」、以上2件を一括して採決いたします。以上2件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。  次に、番号14、議案第17号「今治市鈍川せせらぎ交流館の指定管理者の指定について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。  次に、番号15、議案第18号「市長の退職手当について」を採決いたします。本件は、委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立多数と認めます。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。  次に、番号16、議案第19号「副市長の退職手当について」ないし番号19、議案第60号「今治市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について」、以上4件を一括して採決いたします。以上4件は、いずれも委員長報告のとおり原案を可決することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、以上4件は原案のとおり可決されました。  次に、日程4、付議事件番号20、議案第61号「教育委員会委員の選任について」を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 74: ◯菅 良二市長 ただいま提案いたしました追加議案につきましてご説明申し上げます。議案第61号「教育委員会委員の選任について」でございます。  教育委員会委員5名のうち、平成25年3月8日をもって西本宥法氏と高橋実樹氏の任期が満了いたします。このうち高橋実樹氏につきましては、引き続き再任とし、西本宥法氏の後任には奥本忠孝氏を議会の同意を得て選任いたしたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。 75: ◯平田秀夫議長 以上で当局の説明は終わりました。  これより議題に対する質疑に入ります。  ご質疑ありませんか。                 ( な   し )  別にご質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第61号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               ( 「異議なし」と言う )  ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  これより討論に入ります。  ご意見はありませんか。                 ( な   し )  別にご意見なしと認めます。  これにて討論を終結いたします。  これより、番号20、議案第61号「教育委員会委員の選任について」を採決いたします。  本件は、原案に同意することに賛成の議員の起立を求めます。                 ( 賛成者起立 )  起立全員と認めます。よって、議案第61号は……。訂正します。  起立多数と認めます。よって、議案第61号は原案に同意することに決定いたしました。  本日の会議時間は、都合により、あらかじめこれを延長いたします。よろしくお願いいたします。  次に、日程5、付議事件番号21、議案第22号「平成25年度今治市一般会計予算」ないし付議事件番号58、議案第59号「小規模下水道特別会計への繰入れについて(平成25年度)」、以上38件を一括して議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。 76: ◯長野和幸副市長 それでは、平成25年度関係の一般会計を初めとする予算案18件、条例案12件、その他の議案8件、合わせまして38件の案件につきまして、提案理由をご説明申し上げます。  便宜上、一般議案から説明をさせていただきます。  分の厚い方の議案書の1ページをお開きいただいたらと思います。  議会第2回議案第40号「今治市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。下に理由を掲げておりますが、用語の定義等を地方公務員災害補償法に準じた表現に合わせるとともに、障害者自立支援法の改正に伴いまして所要の改正を行おうとするものでございます。  4ページをお願いいたします。新旧対照表を掲げてございます。第2条の2におきましては、通勤についての定義の改正を行い、また5ページ、第10条の2におきましては、障害者自立支援法の改正に伴う改正を行うなど所要の改正を行おうとするものでございます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございますが、一部につきましては、平成26年4月1日から施行しようとするものでございます。  9ページをお願いいたします。議案第41号「今治市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について」でございます。人事院の給与勧告に鑑みまして、本市職員の給与もこれに準じて改定しようとするものでございます。  12ページをお願いいたします。第5条第7項におきまして、55歳を超える職員の昇給については、その者の勤務成績が特に良好である場合に限り行うものとし、昇給をさせる場合の昇給の号級数は、勤務成績に応じて規則で定める基準に従い決定しようとするものでございます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  右の13ページをお願いいたします。議案第42号「今治市立学校給食調理場条例の一部を改正する条例制定について」でございます。乃万調理場を廃止し、夢づくり調理場を設置しようとするものでございます。  16ページをお願いいたします。別表第1及び別表第2におきまして、今治市立乃万調理場を廃止し、日高小学校、乃万小学校、南中学校、西中学校を対象校とする今治市立夢づくり調理場を設置しようとするものでございます。この条例は、平成25年9月1日から施行しようとするものでございます。  19ページをお願いいたします。議案第43号「今治市開発総合センター条例の一部を改正する条例制定について」でございます。関前開発総合センターの宿泊の使用を取りやめようとするものでございます。  22ページをお願いいたします。現在、1人当たり素泊まり1,000円の規定がございますが、施錠ができない、夜間や土日祝日の管理が困難であるなどの理由から、運営審議会の合意を得まして、別表第4項の表の宿泊料の項を削除しようとするものでございます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  23ページをお願いいたします。議案第44号「今治市交通災害遺児福祉手当支給条例の一部を改正する条例制定について」でございます。手当の支給の対象となる遺児及び保護者の国籍条項を廃止しようとするものでございます。  26ページをお願いいたします。第2条第2項におきまして遺児の国籍条項を、同条第3項におきまして保護者の国籍条項を廃止しようとするものでございます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  右の27ページをお願いいたします。議案第45号「今治市地方障害者施策推進協議会条例の一部を改正する条例制定について」でございます。地方障害者施策推進協議会の名称を改正するとともに、障害者基本法の改正に伴いまして所要の改正をしようとするものでございます。  30ページをお願いいたします。条例の題名を「今治市障害者施策推進協議会条例」に改めるとともに第1条におきまして、障害者基本法の改正に伴う所要の改正等を行っております。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  31ページをお願いいたします。議案第46号「今治市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について」でございます。国民健康保険税の納期ごとの分割金額の端数処理方法を定めようとするものでございます。  34ページをお願いいたします。現在、地方税法に基づきまして、納期別の納付額について1,000円未満の端数をすべて最初の納期に合算している処理を、期別の納付額の差を縮めるため第14条第3項の規定を新たに設けまして、端数処理を100円未満にしようとするものでございます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  右の35ページをお願いいたします。議案第47号「今治市新型インフルエンザ等対策本部条例制定について」でございます。新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行に伴いまして、新型インフルエンザ等対策本部に関し、必要な事項を定めようとするものでございます。  37ページをお願いいたします。新型インフルエンザ等対策特別措置法におきまして、本部設置を条例で定めることとなりましたので、第1条の目的以下、組織等必要な事項を定めようとするものでございます。この条例は、公布の日から施行しようとするものでございますが、同日において法が施行されていない場合にあっては、法の施行の日から施行しようとするものでございます。  39ページをお願いいたします。議案第48号「今治市公園条例の一部を改正する条例制定について」でございます。上河原健康広場及び桜井団地健康広場を廃止しようとするものでございます。  42ページをお願いいたします。地元との協議を経まして、別表第2において両健康広場の項を削除しようとするものでございます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  43ページをお願いいたします。議案第49号「今治市工場立地法地域準則条例制定について」でございます。工場立地法の規定により公表された工場立地に関する準則にかえて適用すべき準則を定めようとするものでございます。  45ページをお願いいたします。第3条におきましては、第2種区域から第4種区域までそれぞれ緑地の面積の敷地面積に対する割合等を緩和しようとするものでございます。また46ページ第6条におきましては、屋上緑化等の重複緑地の算入率を50%に引き上げる緩和をしようとするものでございます。これらの緩和につきましては、今治市都市計画マスタープランや今治市緑の基本計画など本市の諸計画との整合を図りつつ、市内に立地する企業の積極的な設備投資等を促進するための措置でございます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  51ページをお願いいたします。議案第50号「今治市営住宅条例の一部を改正する条例制定について」でございます。伯方大作の団地を廃止しようとするものでございます。  54ページをお願いいたします。入居者もなく、老朽化が進んでおりますので、別表におきまして、伯方大作の項を削除し、廃止しようとするものでございます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  55ページをお願いいたします。議案第51号「今治港沖洲駐車場条例制定について」でございます。今治港沖洲駐車場の設置及び管理に関し、必要な事項を定めるものでございます。  57ページをお願いいたします。第1条の目的に規定しておりますが、みなと再生事業の暫定的な駐車場として沖洲駐車場を設置いたしますので、以下、管理に関し必要な事項を定めようとするものでございます。この条例は、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。  61ページをお願いいたします。議案第52号「市営土地改良事業の施行について(宅間 本村地区)」及び65ページの議案第53号「市営土地改良事業の施行について(朝倉 古谷地区)」の2件につきましては、関連がございますので一括して説明をさせていただきます。市営土地改良事業を施行することにつきまして、土地改良法第96条の2第2項の規定により、あらかじめ議会の議決を求めようとするものでございます。両地区とも農業用用排水施設整備事業を施行しようとするものでございます。なお、参考として工事概要を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  69ページをお願いいたします。この議案第54号から79ページの議案第59号までにつきましては、一般会計から特別会計への繰り入れについての議案でございますので、説明を省略させていただければと思います。  次に、81ページをお願いいたします。参考としまして、このページに掲げておりますとおり、寄附の申し込みをいただき、採納させていただきましたので、ご報告申し上げるものでございます。  以上で、一般議案の説明を終わらせていただきまして、予算に移らせていただきます。  青い冊子の平成25年度の一般会計予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。  これから一般会計、特別会計及び企業会計の説明をさせていただくわけですが、それに先立ちまして、予算編成の総括的な説明を少しさせていただいたらと思います。  今年度の当初予算は、先ほど市長から申し上げましたが、市民にとって本当に必要なものは何かを見きわめ、限られた財源の中で選択と集中をさらに進めるため、集中改革プラン等の財政運営の方策が掲げられた目標に取り組むとともに、地域の意見や要望を十分に聞いた上で事業内容を精査し、緊急を要する事業を計上するよう努めたものとなっております。この結果、全会計の予算総額では1,322億9,158万円を計上し、昨年度と比べますと32億5,004万6,000円減少し、2.4%下回る予算となっております。  さて、予算の説明に入ります前に一言お断り申し上げます。当初予算でございますので、何分膨大な内容となってございます。人件費などの義務的経費や経常的な経費、継続的な事業につきましては、極力説明を省略させていただき、主要な事業を中心に説明させていただいたらと思いますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。  それでは、議案第22号「平成25年度今治市一般会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を742億9,000万円に定めようとするものでございます。  便宜上、歳出の方から説明をさせていただいたらと思います。  12ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。前年度と比べまして24億8,000万円、3.2%減少いたしてございます。特定財源につきましては、国・県支出金など合わせまして240億3,976万2,000円で、予算額に占める割合は32.4%となってございます。  それでは、順次ご説明申し上げます。  58ページをお願いいたします。歳出の明細を掲げてございます。まず、議会費でございます。議会活動のための経費でございますが、議員報酬、政務活動費及び議会の運営費などに所要の予算を計上いたしております。  68ページをお願いいたします。財産管理費でございます。公会堂施設整備費でございますが、舞台機構、照明、音響設備の改修、楽屋の増築、観覧席の改修等、本年9月から供用開始に向けまして大規模改修を進めております。工事期間中は、市民の皆様に駐車場の利用等でご迷惑をおかけしておりますが、あとしばらくお待ちいただければと思います。財源は、国庫支出金及び市債でございます。  78ページをお願いいたします。イベント推進費でございます。先ほどの公会堂の落成記念講演事業といたしまして、政治評論家の櫻井よしこさんの講演を企画しております。9月に開催の予定でございます。財源は諸収入でございます。  また、しまなみ海道・国際サイクリングプレ大会事業費の負担金を計上いたしております。平成26年度に愛媛・広島両県や周辺関係市町村とともに開催いたします瀬戸内しま博覧会のメーンイベントであります国際的規模のサイクリング大会のプレ大会としまして、約3,000人の参加者を目標に10月に開催する予定でございます。財源は市債でございます。  80ページをお願いいたします。国体推進費でございます。平成29年度の国民体育大会の開催に向けまして、本年度は本市の準備委員会を立ち上げますので、その所要額等を計上いたしております。  その下の総務諸費でございます。地域活性化推進事業費でございますが、がんばる地域支援事業費補助金を計上いたしております。地域における諸課題の解決に向けた取り組みへの助成といたしまして、本年度から2カ年の予定で、複数の地域が共同して実施する取り組みに対しまして重点的に助成しようとするものでございます。財源は市債でございます。
     外部人材活用地域再生事業費でございますが、昨年度に引き続きまして、島嶼部6支所へ配置する地域おこし協力隊12名分の人件費及び活動費等、またそれらの活動を支援する地域再生マネージャーに係る所要の予算を計上いたしております。財源は諸収入でございます。  88ページをお願いいたします。参議院議員選挙費でございます。平成25年7月28日に任期を迎えますので、選挙の執行経費を計上いたしております。財源は全額県支出金でございます。  94ページをお願いいたします。社会福祉総務費でございます。96ページをお願いいたします。災害時要援護者避難支援対策事業費でございますが、高齢者等の災害時要援護者に対する的確な避難支援が行えるよう、引き続いて対象地区の訪問調査等を実施する予定でございます。  生活困窮者等支援対策事業費でございますが、就労希望のある生活保護者を支援するための就労支援員を新たに雇用し、ハローワークとの連携強化やきめ細かな支援を通じて就労に結びつけようとする取り組みでございます。財源は全額県支出金でございます。  98ページをお願いいたします。障害者(児)福祉費でございます。100ページをお願いいたします。地域活動支援センター事業費でございますが、障害者の創作活動や生産活動の拠点として新たに島嶼部の地域活動支援センターへの助成を予定しております。財源は国・県支出金でございます。発達支援事業費でございますが、昨年開設いたしました発達支援センターにつきましては、活動の充実のための経費を計上いたしております。  102ページをお願いいたします。老人福祉費でございます。老人福祉施設整備費でございますが、入所待機者の早期解消を図るため第5期介護保険事業計画に基づきまして、地域密着型特別養護老人ホーム2施設と認知症高齢者グループホーム2施設の整備に係る助成金を計上いたしております。財源は全額県支出金でございます。  110ページをお願いいたします。児童福祉総務費でございます。112ページをお願いいたします。親支援プログラム事業でございますが、子育て中の親子の孤立解消のため支援員となるファシリテーターを公募、養成しようとするものでございます。また、出会い交流応援事業を実施いたします。実行委員会を立ち上げ、出会い交流の場としてのイベントを開催しようとするものでございます。  116ページをお願いします。保育所費でございます。保育所施設整備事業費でございますが、引き続き、旧伯方中学校跡地に建設しております保育所の整備を平成26年度の開所を目指して進めてまいります。また、富田保育所の整備のため、今年度は用地取得費と実施設計費を計上いたしております。財源は市債でございます。  124ページをお願いいたします。下の保健衛生総務費でございます。救急医療施設運営費でございますが、救急医療体制を維持するため、二次救急輪番制病院への運営費補助につきまして大幅な増額を行っております。  142ページをお願いいたします。ごみ処理施設建設費でございます。新ごみ処理施設建設に伴います環境影響評価等の作業を引き続き行いますとともに、建設予定地の用地の取得費を計上いたしております。住民の皆様に信頼される施設、循環型社会の拠点となる施設の整備に引き続き努めてまいります。財源は、国庫支出金と市債でございます。  148ページをお願いいたします。汚泥再生処理施設建設費でございますが、早期の稼働に向けまして、引き続き施設整備を進めてまいります。財源は、国庫支出金と市債でございます。  150ページをお願いいたします。労働諸費でございます。労働対策費でございますが、県の制度を活用した未就職卒業者等就業体験事業に係る経費を計上いたしております。財源は全額県支出金でございます。  154ページをお願いいたします。農業総務費でございます。農産物鳥獣被害対策費でございますが、捕獲対象種を追加するなど関係団体と連携した被害の防止に努めてまいります。財源は県支出金でございます。  156ページをお願いいたします。農林振興費でございます。農業経営対策推進費でございますが、人・農地プラン作成に係る推進体制の強化を行うため、推進員の雇用に係る経費を新たに計上いたしております。財源は全額県支出金でございます。  160ページをお願いいたします。農地費でございます。区画整理などを行います基盤整備促進事業費のほか、県営土地改良事業に対する県営事業負担金などに所要の予算を計上いたしております。また、今治小松自動車道周辺整備費といたしまして、団体営土地改良事業費に所要の予算を計上いたしております。財源は、県支出金、市債と分担金などでございます。  164ページをお願いいたします。林業総務費でございます。林業管理費でございますが、高度林業機械技士育成促進事業費補助金などを新設し、民有林の森林整備への支援を行ってまいります。財源は県支出金でございます。  168ページをお願いいたします。水産業振興費でございます。水産業共同利用施設設置事業費でございますが、近代化のための共同利用施設の整備費に助成をしようとするものでございます。また、増殖場整備事業費では、各漁場に保護育成礁を設置し、藻場の造成をいたします。今回は、宮窪と伯方の漁協地区を対象として設置しようとするものでございます。財源は、分担金、県支出金及び市債でございます。  172ページをお願いいたします。漁港建設費でございます。水産基盤ストックマネジメント事業費では、大浜漁港の保全工事を実施するとともに、亀岡漁港、田の尻漁港等の保全計画を策定いたします。また、海岸保全施設整備事業費では、市道大新田大浜線の兼用工作物である護岸の補強工事、南浦、余所国漁港の陸こうの整備、21漁港のハザードマップ作成支援、宗方漁港の高潮対策事業を実施するほか、港整備交付金事業費では、友浦漁港の外郭施設を整備することにより、港内での静穏度を確保し、効率化、利便性の向上を図ろうとするものでございます。大浜漁港整備事業費では、引き続き用地造成工事等の施設整備を実施いたします。財源は、国・県支出金と市債でございます。  商工振興費でございます。174ページをお願いいたします。中小企業金融対策費でございますが、設備近代化資金融資制度の創設によりまして預託金を増額いたしております。  また、商店街振興対策費では、市街地拠点施設の一つとして開設から3年目を迎えますまちなか広場ほんからどんどんを支援する経費を、また産業振興対策費では、今治地域造船技術センターが行う次世代を担う人材育成の取り組みに対しまして、引き続き支援する経費を計上いたしております。海事都市推進事業費では、5月に開催いたしますバリシップ2013の開催に係る経費を計上いたしております。市場開設40周年記念事業費では、昭和48年に開設して40周年を迎えます公設卸売市場の記念式典等に係る経費を計上いたしております。  176ページをお願いいたします。観光費でございます。観光振興事業費では、新しい観光ルートの形成のための調査研究に係る所要額を計上いたしております。財源は国支出金でございます。  また、瀬戸内しま博覧会実行委員会に対する負担金を計上いたしております。財源は市債でございます。  観光施設整備費では、観光案内標識やよしうみ亀老山展望公園のトイレの整備費のほか、観光施設管理費では、サイクリストの聖地としてより一層の誘客を推進するため、サイクルスタンドの整備等に係る経費を計上いたしております。  180ページをお願いいたします。造船振興土地造成事業費でございます。造船振興計画に基づきまして、関係者等のご理解とご協力を得る中で土地造成事業に取り組んでまいります。  188ページをお願いいたします。道路改良事業費でございます。交通安全施設等整備事業及び公共道路改良事業に係る各路線につきまして、事業の進捗を図ってまいります。また、道路橋りょう補修事業費では、長寿命化修繕計画に基づきまして、順次、補修・耐震化を進めてまいりますとともに、長さ2メートルから5メートルの橋りょうの点検調査にも着手いたします。財源は、国・県支出金と市債でございます。  190ページをお願いいたします。河川総務費でございます。市単独河川(水路)改良事業費、県単がけ崩れ防災対策事業費、県営急傾斜地崩壊対策事業費などに所要の予算を計上いたしております。財源は、県支出金、市債、分担金などでございます。  196ページをお願いいたします。みなと再生事業費でございます。みなと再生事業基本計画に基づくみなと交流施設の整備に向けました移転・移設補償費等を昨年度に引き続き、計上いたしております。今後とも、関係機関等と連携をとりながら事業の進捗を図ってまいりますので、関係者を初め市民の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。財源は市債等でございます。  200ページをお願いいたします。街路事業費でございます。学校線につきまして、事業の進捗を図ってまいります。財源は、国庫支出金と市債でございます。  204ページをお願いいたします。公園事業費でございます。運動公園整備事業費でございますが、平成29年度開催の国民体育大会に向けまして、大新田公園の大幅なリニューアルを進めておりますが、平成27年度中の完成を目指して、本球場の工事に着手いたします。財源は市債でございます。  218ページをお願いいたします。消防施設整備費でございます。非常備消防施設整備費では、鳥生と立花郷消防詰所を統合した立花消防詰所、この建設のための所要の予算を計上いたしております。また、常備消防施設整備費では、北消防署の移転、新築に係る整備費や、消防救急デジタル無線整備費などのほか、大島と大三島に配備する軽ワゴン車を改造した救急車2台の整備費を計上いたしております。財源は、いずれも市債でございます。  220ページをお願いいたします。災害対策費でございます。南海トラフ地震などの大規模災害に備え、津波ハザードマップと地域防災マップを作成いたします。また、整備を進めております防災行政デジタル無線につきましても事業の進捗を図り、危機管理体制の構築に努めてまいります。財源は、国庫支出金と市債でございます。  230ページをお願いいたします。小学校建設費でございます。市内中心部地区4校の統合小学校の建設に係る経費を計上いたしております。現在の美須賀中学校敷地内に新校舎を建設し、平成27年4月の開校を目指したいと考えております。今年度は既存校舎の解体費等を計上いたしております。財源は市債でございます。  234ページをお願いいたします。中学校建設費でございます。市内中心部地区2校の統合中学校の建設費として、現日吉中学校の改修及び増築に係る経費を計上いたしております。財源は、国庫支出金と市債でございます。  このほか小学校費、中学校費では、次代を担う子供たちの安全・安心な教育環境づくりを第一と考えまして、順次、校舎の耐震化を進めてまいります。今年度は、桜井小学校の校舎耐震化に着手するための実施設計に係る経費を新たに計上いたしております。財源は、小学校費につきましては国庫支出金と市債、中学校費につきましては市債でございます。  244ページをお願いいたします。公民館費でございます。昨年度に引き続きまして、富田公民館の建設費を計上いたしております。財源は市債でございます。  256ページをお願いいたします。体育施設費でございます。体育施設整備費では、国体に向けた施設整備といたしまして、中央体育館の改修工事、新都市地区におけるテニスコートと管理棟の整備工事及び玉川湖の漕艇場整備の実施設計に係る所要の予算を計上いたしております。財源は、中央体育館の改修及び玉川湖漕艇場整備につきましては県支出金と市債、テニスコートと管理棟の整備につきましては市債でございます。  264ページをお願いいたします。公債費でございますが、元金、利子合わせまして92億5,087万6,000円を計上いたしております。財源は、使用料、諸収入でございます。  以上で歳出の説明を終わらせていただきまして、11ページに返っていただいたらと思います。歳入の総括を掲げてございます。歳入総額に占める財源構成でございますが、主な一般財源であります市税が26.4%、地方交付税が29.3%、次いで市債が16.1%、国庫支出金が9.5%などとなってございます。  14ページをお願いいたします。歳入の明細を掲げてございます。市税全体を195億7,815万4,000円と見込んでおります。まず、個人市民税でございますが、63億100万円と見込み、昨年度より1億7,100万円の減収となっております。  法人市民税につきましては24億3,900万円と見込み、前年度より6億1,900万円の減収となっております。この結果、市民税全体では87億4,000万円となりまして、前年度より7億9,000万円の減収となっております。  次に、固定資産税でございますが、92億4,665万4,000円と見込み、前年度より1億1,334万6,000円の減収となっております。  軽自動車税でございますが、4億450万円と前年度より780万円の増収を見込んでおります。  市たばこ税でございますが、税率の改正がございましたので、前年度より2億3,000万円の増収と見込んでおります。  16ページをお願いいたします。入湯税でございますが、前年度の実績を見込み、計上いたしてございます。  次に、地方譲与税でございます。地方揮発油譲与税、自動車重量譲与税、特別とん譲与税につきましては、国の見込額や昨年度実績に基づき見込んでおります。  次に、利子割交付金、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、自動車取得税交付金、地方特例交付金につきましても、前年度実績等に基づき見込んでおります。  18ページをお願いいたします。地方交付税でございますが、地方財政計画などを参考に、普通交付税200億円、特別交付税18億円、合わせまして218億円と見込み、前年度より1億円を増額した予算計上となっております。  以下、交通安全対策特別交付金、分担金及び負担金、国・県支出金などにつきましては、部分的ではございますが、歳出のところで説明させていただきましたので、説明を省略させていただいたらと思います。  6ページに返っていただいたらと思います。第2表債務負担行為でございます。このページから8ページまで掲げてございます各事項につきまして、それぞれ期間及び限度額を定めようとするものでございます。  9ページをお願いいたします。第3表地方債でございます。ここに掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。  以上で一般会計の説明を終わらせていただきまして、引き続き特別会計の方に移らせていただいたらと思います。  青い冊子の平成25年度の特別会計予算書の1ページをお開きいただいたらと思います。  議案第23号「平成25年度今治市用地取得特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を8億7,200万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、それぞれの用地先行取得事業債に係る元金及び利子を計上いたしております。なお、水道事業会計が配水池用地として取得いたします新都市第1地区の用地の売払収入につきましては、それを財源といたしまして長期債の繰上償還を予定しております。  13ページをお願いします。議案第24号「平成25年度今治市有線テレビ放送事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1億5,130万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、波方CATVの管理運営費やインターネットの管理費用など、所要の予算を計上いたしております。  33ページをお願いいたします。議案第25号「平成25年度今治市墓園事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を8,850万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、大谷墓園墓地の管理費が主なものとなってございます。  49ページをお願いいたします。議案第26号「平成25年度今治市船舶交通特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を2億1,180万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、せきぜん渡船の運航費などでございます。  67ページをお願いいたします。議案第27号「平成25年度今治市簡易水道事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を13億2,500万円に定めようとするものでございます。  72ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、簡易水道施設及び飲料水供給施設の管理費と建設費などに所要の予算を計上いたしております。国庫支出金、市債など10億3,292万9,000円が特定財源となってございます。  80ページをお願いいたします。簡易水道施設建設費でございますが、水道ビジョンに基づきます来島海峡大橋送水管添架工事委託や送水管添架負担金、大西・菊間送水の整備など簡易水道統合整備事業に係る所要の予算等を計上いたしております。財源は、国庫支出金と市債などでございます。  70ページに返っていただいたらと思います。第2表地方債でございます。合併特例事業につきまして、この表のとおり、借入限度額などを定めようとするものでございます。  91ページをお願いいたします。議案第28号「平成25年度今治市港湾事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を20億4,200万円に定めようとするものでございます。  96ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、港湾施設の管理費のほか、建設費などに所要の予算を計上いたしております。国・県支出金、市債など5億6,237万4,000円が特定財源となってございます。  114ページをお願いいたします。建設費の公共港湾建設費でございます。今治港の港湾改修事業、港湾補修事業、さらに今治港及び前浜港の海岸保全事業などの進捗を図ってまいります。財源は、国・県支出金と市債でございます。  94ページに返っていただいたらと思います。第2表地方債でございます。この表に掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。  125ページをお願いいたします。議案第29号「平成25年度今治市地方卸売市場特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を7,000万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、市場の管理運営費や施設管理費などでございます。  143ページをお願いいたします。議案第30号「平成25年度今治市鉱泉供給事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,700万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、玉川鉱泉の管理費などでございます。  159ページをお願いいたします。議案第31号「平成25年度今治市下水道事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を58億600万円に定めようとするものでございます。  166ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、公共下水道及び特定環境保全公共下水道の施設管理費、業務費のほか、建設費などに所要の予算を計上いたしております。国・県支出金、市債など14億1,354万6,000円が特定財源となっております。  178ページをお願いいたします。下水道建設費でございます。今治、北部、大西の各地区に係る公共下水道事業、伯方、上浦に係る特定環境保全公共下水道事業につきまして、事業計画に基づき整備を進めてまいります。財源は、国庫支出金、市債及び負担金などでございます。  162ページに返っていただいたらと思います。第2条債務負担行為でございます。ここに掲げてございます事項につきまして、期間及び限度額を定めようとするものでございます。  右の163ページをお願いいたします。第3表地方債でございます。ここに掲げております各事業につきまして、それぞれの目的ごとに借入限度額などを定めようとするものでございます。  191ページをお願いいたします。議案第32号「平成25年度今治市小規模下水道特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を11億6,400万円に定めようとするものでございます。  198ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の内容でございますが、農業・漁業集落排水施設及びコミュニティプラントの施設管理費、業務費のほか、農業集落排水施設の建設費などに所要の予算を計上いたしております。県支出金など1億8,520万円が特定財源となっております。  206ページをお願いいたします。建設費の農業集落排水施設建設費でございます。朝倉地区では、4カ所の処理場と2カ所のコミュニティプラントの統合を図るとともに、大西の九王地区では、排水施設である真空弁の改良等を実施する農業集落排水施設機能強化事業の進捗を図るための所要の額を計上いたしております。財源は、県支出金、市債でございます。  194ページに返っていただいたらと思います。第2表債務負担行為でございます。掲げてございます事項につきまして、期間及び限度額を定めようとするものでございます。  195ページをお願いいたします。第3表地方債でございます。農業集落排水事業につきまして、この表のとおり、借入限度額などを定めようとするものでございます。  217ページをお願いいたします。議案第33号「平成25年度今治市駐車場特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,220万円に定めようとするものでございます。予算の内容でございますが、市営駐車場の管理運営費などでございます。  233ページをお願いいたします。議案第34号「平成25年度今治市国民健康保険特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を216億4,100万円に定めようとするものでございます。  238ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の主な内容でございますが、療養給付費や療養費、高額療養費及び後期高齢者支援金等でございます。財源は、国・県支出金、交付金、諸収入などでございます。  263ページをお願いいたします。議案第35号「平成25年度今治市後期高齢者医療特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を19億7,280万円に定めようとするものでございます。  268ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。予算の主な内容でございますが、後期高齢者広域連合への納付金等でございます。  281ページをお願いいたします。議案第36号「平成25年度今治市介護保険特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を162億6,100万円に定めようとするものでございます。  286ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。昨年度に比べまして3億2,500万円の増加となっておりますが、これは、主に利用者数の増によります保険給付費の増加によるものと、今年度から地域包括支援センターを現行の3カ所から民間事業者への委託も含め6カ所にふやし、大島、大三島サブセンターを設置する経費の増加によるものでございます。  309ページをお願いいたします。議案第37号「平成25年度今治市介護予防支援事業特別会計予算」でございます。第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を1,520万円に定めようとするものでございます。  314ページをお願いいたします。歳出の総括を掲げてございます。前年度に比べまして6,240万円の大幅な減額となっておりますが、これは介護保険特別会計でご説明をいたしましたとおり、地域包括支援センターの民間委託等を進めた結果、市の直営であるセンターが3カ所から1カ所になったことによる経費の削減によるものでございます。  以上で、一般・特別会計の説明を終わらせていただきますが、一部の事業につきましては別冊の予算説明資料に箇所図等を掲げてございますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  それでは、続きまして水道事業会計の方に移らせていただきます。  黄色い冊子の予算書の1ページをお願いいたします。  議案第38号「平成25年度今治市水道事業会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水戸数、総配水量、1日平均配水量及び主要な建設改良事業は記載のとおりでございます。  第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は34億6,500万円を、支出総額は32億2,300万円を予定いたしてございます。  2ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は14億5,600万円を、支出総額は31億円をそれぞれ予定いたしてございます。これによります不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしてございます。  第5条の債務負担行為でございます。ここに掲げてございます事項につきまして、それぞれ期間及び限度額を定めようとするものでございます。  右側の3ページをお願いいたします。第6条の企業債でございますが、ここに掲げてございますとおり、借入限度額などを定めさせていただこうとするものでございます。  第7条の一時借入金でございますが、借入限度額を1億円に定めようとするものでございます。  第8条の議会の議決を経なければ流用ができない経費といたしまして、職員給与費4億5,420万8,000円、交際費10万円を予定してございます。  4ページをお願いいたします。第9条の他会計からの補助金につきましては、一般会計から減価償却費、資産減耗費、企業債利息及び児童手当に充てるための3億1,710万円、また今治市水源の森基金の積立金の一部に充てるための1,500万円を予定いたしてございます。  第10条のたな卸資産の購入限度額でございますが、205万円を予定してございます。  6ページをお願いいたします。実施計画を掲げてございます。  右側の7ページでございますが、収益的支出でございます。予算の主なものでございますが、営業費用といたしまして浄水場及び配水設備の管理費、下水道工事に伴う配水管移設工事、給水切替工事などの施設工事費、減価償却費、森林の間伐施業に対する支援などの水源対策費などを予定してございます。営業外費用といたしましては、企業債利息を初め水利調整関連の負担金などを予定してございます。  8ページをお願いいたします。資本的収入でございますが、企業債を初め一般会計からの出資金、国庫補助金、一般会計補助金のほか、消火栓布設などの工事負担金などを計上いたしてございます。
     右側の9ページをお願いいたします。資本的支出でございますが、配水施設費、新都市関連事業費、企業債償還金、今治市水源の森基金及び今治市水道施設整備基金の積立金などを予定してございます。なお、予定いたしております主要な建設改良工事箇所図につきましては、56ページ以降に掲げておりますので、後ほどごらんいただいたらと思います。  少し飛びまして90ページをお願いいたします。議案第39号「平成25年度今治市工業用水道事業会計予算」でございます。まず、第2条に業務の予定量を掲げてございます。給水事業箇所数、1日契約水量、総給水量は記載のとおりでございます。  第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入総額は2,530万8,000円、支出総額は2,528万円を予定してございます。  右の91ページをお願いいたします。第4条の資本的収入及び支出でございますが、収入総額は125万円、支出総額は350万円を予定いたしてございます。これによります不足額につきましては、過年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填することといたしてございます。  第5条の一時借入金でございますが、借入限度額を500万円と定めようとするものでございます。  第6条の議会の議決を経なければ流用できない経費といたしまして、職員給与費10万円を予定いたしてございます。  これをもちまして、本日ご提案申し上げましたすべての議案の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 77: ◯平田秀夫議長 以上で、当局の説明は終わりました。  3月12日定刻から本会議を開きます。  本日はこれをもって散会いたします。                午後 4時59分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright (c) Imabari City Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...