浜田市議会 2007-06-07 06月07日-04号
80年代に乗本吉郎氏の過疎裁定の原点の中でも、この島根県西部を随分調査をして、そしてその状況が記されています。ある意味では、島根県西部の過疎率が大変高いと思っています。そういう意味では、今日まで集落がなくなってしまったというこの実数はなかなかわからないと思いますが、これから今後の問題としてこの見通しについてどのような認識に立たれておるのか、お伺いをしたいと思います。
80年代に乗本吉郎氏の過疎裁定の原点の中でも、この島根県西部を随分調査をして、そしてその状況が記されています。ある意味では、島根県西部の過疎率が大変高いと思っています。そういう意味では、今日まで集落がなくなってしまったというこの実数はなかなかわからないと思いますが、これから今後の問題としてこの見通しについてどのような認識に立たれておるのか、お伺いをしたいと思います。
西部福祉保健局や境港市が主催で開催をされて、民生児童委員の皆さん、境港警察署の皆さん、あるいは消防局、医療機関、そういう皆さんがたくさんお集まりだったようでありますが、このほかに、例えばYMCA米子医療福祉専門学校で、そこの講師をしていらっしゃいます乗本吉郎先生の御紹介で、断酒会のメンバーがことしで13年目になりますけれども、毎年体験発表の講義の時間をちょうだいして、アルコールについての怖さ、あるいは
私は、乗本吉郎という人が書いた「過去再生への道」という本の中で、こうした山林の現状を「死んだ森林」と表現しながら、青々とした緑豊かに見える山林も、管理し切れないツタやカズラで覆われた青いテントでしかなく、保水力が減退し、ちょっとした雨にも洪水を引き起こし、反面ちょっとした日照りで水不足になる。また、耕作を放棄された耕地は、たちまちヤブ地化する。
このようなことについて、全国の過疎地を歩き、調査研究をしている乗本吉郎氏は著書の中でこのように述べております。「かつて北海道では、財政的にも乏しい時代に、道なきところに道をつけ、鉄道を敷き、バスを走らせて公共交通によって開拓を先導し、新天地を築いてきた。
島根大学講師の乗本吉郎氏は、その著書「暮しの再建と交通政策の変革」の中で、次のように書いております。「巨大交通は幻想性を持つ、中央直結の政治、大都市直結の道橋(みちはし)政策こそ後進性打破の決め手だと考える。 村や地方は、こうした資本や体制の振りまく幻想に、無原則に振り回されてきた。 巨大交通はきわめて中央志向的なものであり、開発幻想、大都市幻想、国家幻想につながる道具でもある。