熊本県議会 2045-06-01 06月22日-07号
ついては、この問題に関連して知事がみずから見解を表明されたと新聞報道されております長期保留者の認定促進の問題ですけれども、この問題についての具体的対策についてお聞かせをいただきたいと思います。 また、日本神経学会で昨年度と今年度と二度にわたって発表されました藤野医師、永木医師らの開発した痛覚計を検診業務に採用する御意思はございませんか。知事として、この問題にどのように対応せられるのか。
ついては、この問題に関連して知事がみずから見解を表明されたと新聞報道されております長期保留者の認定促進の問題ですけれども、この問題についての具体的対策についてお聞かせをいただきたいと思います。 また、日本神経学会で昨年度と今年度と二度にわたって発表されました藤野医師、永木医師らの開発した痛覚計を検診業務に採用する御意思はございませんか。知事として、この問題にどのように対応せられるのか。
これに対し、知事は、不作為違法状態の解消については、検診審査体制の充実に努め、百五十人検診、百三十人審査体制を整えて促進を図っているが、検診拒否や棄却者の再申請などのため計画どおり促進されていない、五十八年判決――つまり待たせ賃訴訟ですけれども、控訴審判決の取り下げは福岡高等裁判所で審理中でその判断をまちたい、また次官通知については、四十六年も五十三年も同趣旨のものと理解をしている、さらに長期保留者
ここまで放置してきた行政の責任を最低果たすためには、長期保留者の人たちは直ちに認定をして救済することが必要ではないでしょうか。ぜひ田上さん夫妻も訪ねてみていただきたいと思います。検診を繰り返し行って、なお二回も三回も保留ということは、水俣病であるとも言えないが水俣病でないとも言えない、つまり有機水銀の影響を否定できない、そういうことです。
吉永さんを弔問した後、同じく長期保留者の一人である袋茂道の村枝計さん、七十九歳のおじいさんを訪ねました。典型的な漁村部落である茂道は患者多発地区で、これまですでに百九十五人の認定者が出ているところです。百九十五人という数字は、水俣市全体の認定者八百六十五人の二二%に当たります。
そこで、この県債問題ともかかわるわけですけれども、知事がかねてから言明しておられる、患者認定の中でもわけても長期保留者については、速やかに認定の方向でこれを審査会等にも意見を申し入れ、解決をしたいというお言葉がございました。しかし、実際には今日なおたくさんの答申保留者がいるわけでございます。本年十一月三十日現在でも答申保留者は千五百四十二名でございます。