京都市議会 2022-02-28 02月28日-02号
そのため,これまで本市では,全国の市場の中で唯一近郷野菜専門のセリ場を有する中央卸売市場への市内産野菜の出荷拡大に向けた取組や,区役所などによるマルシェの開催,コンビニエンスストアとの包括連携協定に基づく地元産野菜の販売など地産地消の取組を通じて農産物の販路拡大に取り組んでまいりました。
そのため,これまで本市では,全国の市場の中で唯一近郷野菜専門のセリ場を有する中央卸売市場への市内産野菜の出荷拡大に向けた取組や,区役所などによるマルシェの開催,コンビニエンスストアとの包括連携協定に基づく地元産野菜の販売など地産地消の取組を通じて農産物の販路拡大に取り組んでまいりました。
まず一つ目の販売強化ですが,小規模農家の共同出荷体制を整え,全国で唯一の近郷野菜専門の競りの場を持つ中央卸売市場への出荷を進めるなど,大規模な他産地に対抗できるよう販路の安定と拡大を図ってまいります。二つ目の生産性向上につきましては,農家の担い手不足,高齢化などに対応するため,ICT技術を活用した自動運転トラクターなどスマート農業機械の導入を支援し,農作業の省力化・効率化を強力に進めます。
また,全国で唯一,近郷野菜専門の競り場を備え京野菜のブランド化に大きく貢献するなど,生産者との太いきずながあります。そして,これら他市場にない京都の強みは,卸・仲卸業者を中心とする市場関係者の90年にわたる創意工夫と大変な努力によって培われてきたものでございます。