千代田区議会 1985-11-20 昭和60年第4回定例会 目次 開催日: 1985-11-20
(2) 行革大綱について ア、行革大綱は自治体としての主体性、自主性をもって策定されるべきだと 考えるが、千代田区の行革大綱案にはそのことがどう貫かれているか。 イ、自治省がひな型までつくって自治体に押しつけることは、地方自治に対 する不当な介入だと考えるが、区長はどう考えているか。
(2) 行革大綱について ア、行革大綱は自治体としての主体性、自主性をもって策定されるべきだと 考えるが、千代田区の行革大綱案にはそのことがどう貫かれているか。 イ、自治省がひな型までつくって自治体に押しつけることは、地方自治に対 する不当な介入だと考えるが、区長はどう考えているか。
(拍手) 〔知事君健男君登壇〕 ◎知事(君健男君) 最初に、県の行政改革における今後の推進体制でありますが、今議会でお示しいたしました県行革大綱(案)に沿いまして、全庁的に取り組むことといたしており、システムとしては、庁議が行革推進本部の機能を果たすことになります。また、実務面におきましても、各部局が一体となってそれぞれの分野から進めることにいたしております。
また、ようやくこのたびの行革大綱(案)に出てきておりますように、私はかつて、知事、あなたに諮問機関である行政委員会の圧縮あるいは廃止、統廃合を求める質問を試みたことがございます。あれからやがては10年、ようやくにして、このたびの行政改革大綱(案)の中に、「附属機関の統廃合等」として記述されておりますことは、私をして言わしめれば少々遅きに失したという感じがいたします。
どのような行革大綱案が示されるか重大な関心を寄せてきたところ、この提示されました県行革大綱は、知事の基本的姿勢である、行革は隠密裏に電光石火で断行すべきもの、県民の意見など聞いては断行できないとする意図がにじみ出た、独断専横の批判をいささかも顧みない行革大綱と言わざるを得ないのであります。