小浜市議会 2021-12-20 12月20日-04号
例えて言いますと、熱くしたガラスコップに冷たい水を注ぐとパリッと割れてしまうように、重大事故が発生して緊急炉心冷却装置が作動して冷却水が注入されますと、ひび割れから大きな破壊に至る危険性があります。この危険性の高い国内八つの原発のうち5基は廃炉になりましたが、関西電力の3基だけが60年運転に向かっています。
例えて言いますと、熱くしたガラスコップに冷たい水を注ぐとパリッと割れてしまうように、重大事故が発生して緊急炉心冷却装置が作動して冷却水が注入されますと、ひび割れから大きな破壊に至る危険性があります。この危険性の高い国内八つの原発のうち5基は廃炉になりましたが、関西電力の3基だけが60年運転に向かっています。
老朽化し酷使されている原発ほど、事故時に、緊急炉心冷却装置が作動して冷却水が注入されたときの衝撃で圧力容器が割れる危険性が高いと指摘をされています。美浜3号機の運転開始は1976年12月です。古い技術水準で設計されたことのリスクについての懸念も消えません。耐震補強などがされても継ぎはぎだらけです。 美浜原発から近距離にある琵琶湖北部の4漁協がそろってこの請願を出されました。
そのために重大事故が発生し、緊急炉心冷却装置が作動して冷却水が注入されると、圧力容器が脆化温度以下に冷やされ、破損する危険があります。そうなれば福島原発を上回る事態となることは明らかであります。 また、諸外国では活断層を避けて原発を建設していますが、日本では原発の多くが危険な活断層の真上あるいは近くに建設されております。それは活断層が多くあって避けられないからであります。
例えて言いますと、熱く熱したガラスコップに冷たい水を注ぐとパリッと割れてしまうのと同じように、高温度の原子炉容器が緊急炉心冷却装置の作動で急激に冷やされると、容器の内外の温度差で生じる力に耐えられずに、ひび割れから大破壊に至る危険性があります。 この危険性の高い国内ワースト8の原発のうちで、もう既に5基は廃炉になりましたが、関西電力の3基だけが60年運転に向けて工事中です。
原子炉容器の冷却材喪失は、原発にとって絶対に避けなければならない事態であり、安全維持の最後の手段である緊急炉心冷却装置ECCSが作動し、大量の冷水が原子炉容器に注入されます。しかし、脆性遷移温度が上がってしまった原子炉容器に急激な冷水が大量に加わると、引っ張り衝撃荷重で割れる脆性破壊が起き、原子炉容器がばらばらになってしまう最悪の事態が起こりかねません。
内蔵型再循環ポンプの採用と緊急炉心冷却装置の簡素化による冷却機能不全のおそれ、実績の乏しい新型の電動駆動式制御棒駆動装置の危険性も指摘されています。 何より危険なのは、3号機など日本の原発は、国際的な水準と比較した場合、溶融した炉心を受けとめるコアキャッチャーや航空機の直撃に耐えられる原子炉格納容器の二重防護壁も設置されておらず、安全性で大きく見劣りすることであります。
ECCS、緊急炉心冷却装置が作動して炉心を冷却するために水が注入されていきますが、その際に容器内の圧力が高いため水の注入が正常にできないのではないかとの懸念があります。水が冷却水として注入されたとしても、核分裂反応により放出された中性子が長期間にわたり原子炉圧力容器に照射されますと、圧力容器の材質がもろくなるという現象が起こることが指摘されています。
もろくなった原子炉は、事故などで緊急炉心冷却装置が作動した場合、冷却水が一気に注水されることによる衝撃で、原子炉がガラスのように割れる危険性が増す。 特に、高浜原発1号機は劣化が進んでいる、相当進んでおり、安全性が十分担保されていない。廃炉が決定した九州電力の玄海原発1号機と同レベルである。
もし地震などによって配管が破裂するという緊急事態が起きたら、緊急炉心冷却装置で炉心を急速に冷やすことになっています。しかし、脆性遷移温度が高いと、その操作が危険になります。急冷したときに圧力容器の内壁と外壁とで温度差が生じ、内壁には強い引張応力が作用し、脆性遷移温度以下でこのような力がかかれば、圧力容器全体を破壊してしまう危険があります。
去る二月十九日、再稼働阻止全国ネットワークが実施した原子力規制委員会の工事計画審査を問う院内ヒアリングの報告を見ますと、ECCS(緊急炉心冷却装置)の配管強度や設置許可と工事計画との整合性など十二点もの指摘、質問に対して、規制委員会は、審査中なので答えられないを繰り返しています。それならば、二〇一四年九月の設置許可審査の合格という判断は拙速だったのではないか。
最近では、2011年に緊急炉心冷却装置に不具合が生じ、警報が鳴ったため、手動で停止を行うという事故が起こっています。 1992年においても、緊急時に原子炉を停止させるための2系統のうち、1系統の遮断機が故障するという国内の原発では例のない故障を起こしています。
中国電力が規制庁に出したものでも、大破断にECCS(緊急炉心冷却装置)の機能及び全交流の動力電源が喪失するために、原子炉水位は急速に低下すると。
また、原子炉圧力容器を緊急炉心冷却装置、ECCSで冷却するという過酷事故対策も放棄するとの説明で、大地震等による過酷事故が発生した場合、玄海原子力発電所3、4号機のメルトダウンは約22分後、原子炉格納容器の破損は約1.4時間後に始まる可能性がある。
だけれども、その水を補給するECCS系、緊急炉心冷却装置というものが全部働かない。この辺のポンプが全部動かないということなので、水も入れられないという状況になります。それで、格納容器を冷やすためのスプレイも動かないということになります。まず冷やせないので、この冷やすのは諦めて、これに大容量の発電機ですね、これをつなぎ込んで、この水のルートを確保して冷やすと。
そのような原発に何かトラブルがあり、スリーマイル島の事故のように緊急炉心冷却装置が作動し、高温高圧の圧力容器内に冷水が一気に注入されれば、強烈な熱衝撃が起こることは容易に想像できます。これが加圧熱衝撃であります。 これによって、脆化していた原子炉圧力容器が一瞬に大破壊を起こし、大量の放射性物質を環境に放出する大事故となってしまう。
これは、現在は炉心の中に入っておりますので見えないのですが、こういう状況で緊急炉心冷却装置が働くという写真です。 次に、放射線の管理システムのページでは、漏れ出す放射線の管理を行っていることを示しています。しかし、避難に対する記述は見られません。 現在、事故は起こりました。原子力発電に求められる100%の安全は確保できなかったわけです。
また、運転員が緊急炉心冷却装置を働かないようにするなど数々の規則違反を行ったことが原因であり、昭和54年に発生したアメリカ・スリーマイル島事故とは異なり、我が国の安全確保対策上、早急に改める必要のあるものは見出されないとしているところであります。 なお記録によりますと、当時、福井県では、その事故を踏まえて県内の電力事業者に対し、安全管理の徹底を図るよう改めて求めておるという状況であります。
巨大地震など緊急に原子炉を冷却しなければならない事態が発生すると、緊急炉心冷却装置が働いて51度以下の常温の冷却水が一時に入り、原子炉容器が破損する可能性があります。 また、原子力安全・保安院が運転開始から来月で満40年を迎える美浜原発2号機の運転継続を認める姿勢を示しました。原発は運転期間が長くなればなるほど壊れやすくなり、高温高圧の水や蒸気にさらされる機器や設備は金属疲労や熱疲労を起こします。
改めて言いますと、実は現状でも、大飯原発の敷地よりわずか1メートル高い津波が来ただけで、緊急炉心冷却装置はストップをする、非常用ディーゼル発電機も機能停止となる、そしてこの問題を原子力安全保安院が2006年にもうこのレポート出してるわけです。隠してたんですけど。ですから、ところが、大飯原発の防潮堤のかさ上げが完成するのは2013年度中、ですから1年半ほど先なんですね。
下がり過ぎないよう、緊急炉心冷却装置の一つであるLPCSを手動で動かす前例のない操作で、何とか水位を調整し、午後7時40分に冷温停止に成功します。その後の他の全基の冷温停止用ボイラーは地震で自動停止、1台しか使えない状態です。辛うじて生き残った1台の残留熱除去系で冷温停止作業を行い、地震発生から21時間後にやっと全基を冷温停止させます。その出来事に感激の拍手がわき起こりました。