札幌市議会 2003-02-17 平成15年第 1回定例会−02月17日-02号
本市では,障害者福祉計画と精神障害者保健福祉計画の統合と,支援費制度に代表される環境の変化にこたえるものとして,新たな障害者保健福祉計画を来年度からスタートすることとしています。 新たな政策上の理念としては,人権尊重に根差した自立への支援,すなわち脱施設と地域での自立支援を明確に示すべきであり,策定プロセスの公開性と当事者の参画が重要であります。
本市では,障害者福祉計画と精神障害者保健福祉計画の統合と,支援費制度に代表される環境の変化にこたえるものとして,新たな障害者保健福祉計画を来年度からスタートすることとしています。 新たな政策上の理念としては,人権尊重に根差した自立への支援,すなわち脱施設と地域での自立支援を明確に示すべきであり,策定プロセスの公開性と当事者の参画が重要であります。
本市では,1998年,札幌市精神障害者保健福祉計画を策定し,精神障害者の入院を中心とした医療対策から,地域で生活することを支える地域支援システムへの転換を図るとしています。
一方,本市における精神保健福祉施策は,精神保健福祉法の改正に伴う大都市特例により,平成8年度に,従来,北海道が行っていた事務のほとんどが,札幌市に移譲されて以来,精神障害者保健福祉計画の策定と,これに基づく平成10年度の交通費助成制度の創設,さらには,援護寮や地域生活支援センターの開設など,施設整備等,各種施策の充実に努めてこられたことを私は高く評価するものであります。
精神障害者の社会復帰及びその自立と社会経済活動への参加を促進するため,1998年6月に策定された札幌市精神障害者保健福祉計画は,主要な施策の一つとして,精神障害者地域生活支援センターの整備を挙げています。現在,本市に1カ所ある手稲区のこの施設は,ことし2月に開設されて,定員60名のところ,既に登録数は90名を超えています。
さらに,平成10年には,精神障害者の社会参加の促進を目的として,交通費助成制度を創設するとともに,札幌市の指針となる札幌市精神障害者保健福祉計画を策定し,このたびの5年計画において,生活訓練施設援護寮や地域生活支援センターの建設を計画するなど,着実に施策を展開しているものと認識しています。
また,だれもが健康で安心して暮らせる街づくりのため,高齢者保健福祉計画の着実な推進はもとより,地域福祉社会計画,障害者福祉計画,子育て支援計画,さらには精神障害者保健福祉計画を策定し,その推進に積極的に取り組んでまいりましたし,地球環境の保全について総合的・計画的に推進するための環境基本計画の策定,リサイクル団地の造成,大型ごみの戸別収集や資源物収集の実施など,ごみ減量化とリサイクルの推進にも取り組
ノーマライゼーションやリハビリテーションの理念も,広く世界的にも,また国内的にも定着しつつあり,本市におきましても,地域福祉社会計画を初め,高齢者保健福祉計画,障害者福祉計画,精神障害者保健福祉計画の制定を見ており,着実な歩みを進めております。
本年5月に策定した札幌市精神障害者保健福祉計画の具体化に当たっては,官民がそれぞれの特性を生かして施策を推進するべきであります。 老人クラブの加入率向上や活動の新たな展開を図る意味から,同一地域制となっている補助要綱を改善し,さまざまな形態の老人クラブを育成していく方策をとるべきであり,検討を強く求めます。
ということは,精神障害者保健福祉計画にうたわれているそれなりの地域での活動が,すごく充実してきたかなというふうにとらえられますので,全区にということは急には無理だと思いますので,順次,専門職の配置も含めた形で広げていただきたいなというふうに思います。 そこで,もう一つ質問したいのは,専門職の配置なのですね。
本市は,先月,札幌市精神障害者保健福祉計画を策定し,公表したところであります。本市内には,現在2万人弱の精神障害者が把握されておりますが,これはあくまで公的な医療施策の対象者としての数でありまして,私は,諸般の社会情勢から考えますと,この数をさらに上回る市民の方々が,精神的な疾患で,当人はもとより,家族の方々を含め,深い悩みの生活を強いられているものと推測するものであります。
仮称精神障害者保健福祉計画の策定に当たっては,実態調査を実施し,当事者の要望を反映させるべきと思うがどうか。社会復帰施設に通所する精神障害者に対し,本市の独自事業として交通費の半額助成をしているが,他の障害者との均衡を図り,全額助成すべきではないか。札幌市医師会夜間急病センターの移転新築計画について,現在の進捗状況はどのようになっているのか等の質疑がありました。 次に,建設局について。
精神障害者保健福祉計画の策定に当たって,関係団体からの要望もあることから,各団体の協力を得て実態調査を行うべきです。また,要望の多い生活支援センターには,まだ設置されていない援護寮,その他社会参加を可能とする多様なサービスや当事者同士が憩える場の提供も視野に入れ,早期に実現するべきです。 また,現在,本市では,小規模作業所の通所者を対象に,交通費の半額助成を行っております。
二つずつに分けて質問させていただきたいと思うのですけれども,最初は,精神障害者保健福祉計画についてでございます。 現在,この計画につきまして,審議会からの答申をいただき,策定中と伺っておりますけれども,その計画についての策定の進捗状況と今後のスケジュールについて,それから,その中で,当事者の声をどのように反映しようとしているのかについて,1点目お伺いいたします。