札幌市議会 2007-02-23 平成19年第一部予算特別委員会−02月23日-02号
当時の団地造成事業の経緯を見ますと、米里北工業団地は、94年度から96年度まで造成・分譲事業を行い、96年度に売れ残りの土地をまちづくり基金で抱えることになりました。同様に、新川工業団地については、98年度に売れ残りをまちづくり基金が抱えました。篠路住宅団地は、2000年度に売れ残りの土地をまちづくり基金が抱えました。
当時の団地造成事業の経緯を見ますと、米里北工業団地は、94年度から96年度まで造成・分譲事業を行い、96年度に売れ残りの土地をまちづくり基金で抱えることになりました。同様に、新川工業団地については、98年度に売れ残りをまちづくり基金が抱えました。篠路住宅団地は、2000年度に売れ残りの土地をまちづくり基金が抱えました。
コンベンションセンターなど実例を挙げて質問したのですが,米里北工業団地,新川工業団地の開発の失敗については答弁がありませんでした。工業団地の失敗については,これまでもまちづくり基金に関連して管財部に質問してきたこともあり,理事会での確認どおり,ここで市長に質問します。 本市が土地を買って,工業団地を造成したものの,造成原価を割る価格で分譲し,赤字分は税金で補てんしたものです。
米里北工業団地と新川工業団地,この両工業団地の団地造成会計での分譲に際して,造成原価を下回る分譲価格を設定したために,赤字補てんが14億円であります。この両工業団地に加えて,篠路住宅団地の未分譲地を基金に有償所属がえするということで,177億円かかっています。今年度末で,まちづくり基金の現金が底をついております。
議案第26号から第30号までの5件の財産処分の件については,既に会計閉鎖となっている芸術産業関係団地用地札幌アートヴィレッジ,工業団地用地の札幌ハイテクヒル真栄,米里北工業団地,新川地区工業団地,そして今年度で会計閉鎖を迎える篠路地区住宅団地の売れ残った土地の販売価格を,原価を割って引き下げようとするものであり,反対です。
議案第26号から第30号までの5件の財産処分の件については,既に会計閉鎖となっている芸術産業関係団地用地札幌アートヴィレッジ,工業団地用地の札幌ハイテクヒル真栄,米里北工業団地,新川地区工業団地,そして,今年度で会計閉鎖を迎える篠路地区住宅団地の売れ残った土地の販売価格を,原価を割って引き下げようとするものであり,反対です。 次に,議案第6号,国民健康保険会計予算についてであります。
現在,札幌市では,新川と米里北工業団地の失敗による赤字補てんが合計で14億2,700万円,この両団地と,さらにハイテクヒル真栄,アートヴィレッジ,そしてさらには,新年度,この篠路住宅団地の売れ残った土地を,まちづくり推進基金で買い取ることになれば,その額が何と193億2,700万円,工業団地分と合わせて,総計207億5,400万円もの資金投入ということになります。
新川と米里北工業団地の失敗による赤字補てんが合計14億2,700万円,この両団地とハイテクヒル真栄,アートヴィレッジ,さらに篠路住宅団地の売れ残った土地をこの基金で買い取ることになれば,その額が193億2,700万円。総計で207億5,400万円もの資金が投入されることになります。
しかし,本市は,団地造成を続け,今年度末には会計閉鎖を迎え,新川工業団地や米里北工業団地同様に,またしても市民の財産であるまちづくり推進基金で売れ残りを抱かせようとするものであり,容認できません。 国民健康保険会計についてですが,特別減税の打ち切りにより,4万9,000人の加入者に保険料の値上げを押しつけたものであり,決算は容認できません。
しかし,本市は,売却できない団地造成を続け,今年度末には会計閉鎖を迎え,新川工業団地や米里北工業団地同様に,またしても市民の財産であるまちづくり推進基金で売れ残りを抱えさせようというものであり,容認できません。 国民健康保険会計についてですが,特別減税の打ち切りにより,4万9,000人の加入者の保険料が値上げになりました。
私は,一貫して,この問題について取り上げてまいりましたが,96年,米里北工業団地の,造成原価を下回る分譲価格の設定による赤字補てん6億5,000万円,98年には,新川工業団地で,同様に7億7,700万円,また,売れ残りをまちづくり基金で買い取りましたが,96年度末に,米里北19億9,700万円,98年度末,新川工業団地60億3,300万円,二つの団地の赤字補てんによる基金の支消が14億2,700万円
赤字補てんは,新川工業団地と米里北工業団地で14億円余,また,団地造成会計の閉鎖の際に,基金による買い取りは,この2団地で80億円余に上ります。 我が党は,このようなずさんな計画と見通しによって,市民の財産に巨額の穴をあけていることについて,再三にわたって市長の政治責任をただしてまいりましたが,市長がいまだ責任を明確にされていないことは遺憾であります。
(武藤光惠君登壇・拍手) ◆武藤光惠君 私は,日本共産党を代表し,議案第21号 プラスチック選別施設建物に関する財産取得の件,議案第23号 芸術産業関係団地用地に関する財産の処分の件議決変更の件,議案第24号 札幌ハイテクヒル真栄工業団地用地に関する財産の処分の件議決変更の件,議案第25号 米里北工業団地用地に関する財産の処分の件議決変更の件及び議案第26号 新川工業団地用地に関する財産の処分の件議決変更
東雁来第2土地区画整理事業の工業団地造成については,既に事業年度が終了して会計閉鎖になっている米里北工業団地と新川工業団地の基金での赤字の穴埋めや一時買い取りで,この二つの工業団地の売れ残りや赤字対策のため,市民の財産でもあるまちづくり推進基金から既に94億5,700万円も投入されています。
東雁来第2土地区画整理事業の工業団地造成については,既に事業年度が終了して会計閉鎖となっている米里北工業団地と新川工業団地の基金での赤字の穴埋めや一時買い取りで,この二つの工業団地の売れ残りや赤字対策のため,市民の財産でもあるまちづくり推進基金から既に94億5,700万円も投入されています。
既に事業年度が終了して,会計閉鎖となっている米里北工業団地で,造成原価を下回る分譲価格の設定に伴う,まちづくり推進基金からの繰り入れによる穴埋めの金額が6億5,000万円,売れ残った用地を,これまた,まちづくり推進基金で一時買い取るために使った金額が19億9,700万円,さらに新川工業団地でも,同じく基金での赤字の穴埋めが7億7,700万円,一時買い取りに要した金額が60億3,300万円と,この二つの
また,米里北工業団地と新川工業団地造成の失敗がまちづくり推進基金に大穴を開けていることは,桂市政の失政と言わなければなりません。この責任は重大であります。 すなわち,両団地で,造成原価を下回る分譲価格設定による赤字補てんと売れ残った土地の買い取りを合わせ,80億円を超える資金が投入されているのであります。
また,米里北工業団地と新川工業団地造成の失敗が,本市まちづくり推進基金に大穴を開けていることは,桂市政の失政と言わなければなりません。この責任は重大であります。 すなわち,両団地で,造成原価を下回る分譲価格設定による赤字補てんと売れ残った土地の買い取りを合わせ,80億円を超える資金が投入されているのであります。
新川工業団地の前にも,米里北工業団地で,赤字補てんに6億4,992万9,000円,売れ残りの土地の買い取りに19億9,742万8,000円出していますから,両工業団地の失敗の穴埋めに,まちづくり基金から合計80億円を超える資金投入が行われているのです。
JR札幌駅南口開発事業で54億円の損失をこうむりながら,JR本社ビルの移転補償として56億円を支出していることや,企業誘致の見通しもない新川・米里北工業団地を200億円もかけて造成し,7割も売れ残っていることなど,本市財政に大きな負担をかけてきた開発行政には,しっかりとメスを入れて,見直すべきであります。
JR札幌駅南口開発事業で54億円の損失をこうむりながら,JR本社ビルの移転補償として56億円を支出していることや,企業誘致の見通しもない新川・米里北工業団地を200億円もかけて造成し,7割も売れ残っているなど,本市財政に大きな負担をかけてきた開発行政には,しっかりとメスを入れて,見直すべきであります。