滋賀県議会 2024-06-28 令和 ６年 ６月定例会議（第２号～第８号）－06月28日-03号
生き物にとっての環境についてでございますが、琵琶湖環境研究推進機構の研究では、魚介類の減少は、水質だけでなく、琵琶湖の栄養塩を利用して植物プランクトンが生み出した有機物が動物プランクトン、さらには魚介類へと滞りなく受け渡されていないことがその一因とされております。
生き物にとっての環境についてでございますが、琵琶湖環境研究推進機構の研究では、魚介類の減少は、水質だけでなく、琵琶湖の栄養塩を利用して植物プランクトンが生み出した有機物が動物プランクトン、さらには魚介類へと滞りなく受け渡されていないことがその一因とされております。
２ 琵琶湖環境研究推進機構「在来魚介類のにぎわい復活に向けた研究」の総括レポートについて （１）説明 明石環境政策課主席参事 （２）質疑、意見等 ◆赤井康彦 委員 大きく２点あります。まず、資料２の４ページのところに、「琵琶湖では流入負荷の削減により水質は改善している」という一文がありますが、この流入負荷の削減とは何を意味しているのか教えていただきたいと思います。
◎明石 環境政策課主席参事 琵琶湖環境に係る連携研究の推進については、今年度から琵琶湖環境研究推進機構において始めたものでして、３か年プログラムで実施を予定しています。
近年、琵琶湖の水質が改善しているのに魚介類はなかなか増えない状況にある中、琵琶湖環境研究推進機構の研究では、水質と豊かな在来魚介類の生息環境の両立のためには湖内の物質循環が円滑に行われることが重要とされております。 今後、水産試験場におきまして、主としてアユ資源の安定化の観点から、大学などの専門家の研究者の助言の下、琵琶湖の栄養塩環境の解明と改善策の検討をしてまいりたいと考えております。
本事業は、県の試験研究機関と行政部局によります部局横断組織であります琵琶湖環境研究推進機構の連携研究といたしまして、近年課題となっておりますプラスチックごみ問題への対応のために、琵琶湖流域におけるプラスチックごみの流入、流出の実態でございますとか、人々の意識変容を促すための情報発信の在り方、そういったことを調査、把握しようとするものでございます。
今日は水産資源の話でしたが、平成26年に琵琶湖環境研究推進機構ができ、機構では平成26年から今まで10年近く「在来魚のにぎわい復活に向けた研究」をテーマに、様々な関係部署が琵琶湖のいろいろな調査、研究をされていたかと思います。一旦、どういう成果があったのかをまとめていただき、組織としてそれを生かして欲しいと思いますが、一言コメントを頂ければと思います。
ごみの分布状況は、琵琶湖環境研究推進機構で調査をしておりますので、今後そういったことを考慮して効率的な清掃の取組ができればと考えております。今すぐに対応ということにはなりませんが、どこで発生をして、どのようなものがあるかといったところをつかんでいって、将来その清掃活動につなげていきたいと考えております。 ◆中沢啓子 委員 ぜひ進めていただきたいと思います。
調査研究や学習につきましては、琵琶湖環境研究推進機構での住民参加型の研究や、国立環境研究所琵琶湖分室との連携などを通じまして、良好な水質と豊かな在来魚介類の生息環境の両立の観点から、新たな水質管理手法に向けての検討などを進めることができました。
また、琵琶湖環境研究推進機構での在来魚介類のにぎわい復活に向けた研究におきましては、栄養塩からプランクトン、魚介類へのつながりに関する調査研究を進めるとともに、在来魚の生息環境に着目して、愛知川の河床改善を地域住民と協働して取り組むなど、社会実装にもつなげているところでございます。
水産資源と栄養塩との関係につきましては、県の試験研究機関と行政部局の連携組織であります琵琶湖環境研究推進機構におきまして、平成26年度から研究に取り組んできたところでございます。
土砂移動と生態系の関係につきまして、県の８つの試験研究機関や行政部局等で構成する琵琶湖環境研究推進機構で、平成26年度から森、川、河口の土砂移動に関する調査研究を進めており、その中で、適度な土砂移動が在来魚介類の生息環境の改善につながるといった知見も得られております。
そういったことも重要になってくると思うのですが、そこにつきましては県全体として琵琶湖環境研究推進機構という琵琶湖環境部、農政水産部、関連する部局の研究所等をひっくるめて、なぜ魚がいろいろな取組をしているのになかなか増えてこないかということも研究しております。そういうことも踏まえて、この計画を効果的に進めることを考えていきたいと思います。
滋賀県工業技術総合センターも別途様々な機会があり、琵琶湖環境研究推進機構等もありますが、テーマとして取り上げていただくにはなかなか難しいのかなと。従来から、働きかけはしていく中で、機会がうまく合えば取り上げて研究あるいは商品化というところにつなげていただきたいというふうに思っておりますが、なかなか、今直ちにということにはなってないという状況です。
◎三和 琵琶湖環境部技監 これにつきましては、在来魚介類のにぎわいを復活させる、再生させるという視点で、県の関係する行政機関と研究機関からなる琵琶湖環境研究推進機構で、具体には在来魚介類に絞って、植物プランクトンあるいはそれに伴う食物連鎖の状況について研究を深めており、その中で成果を出していく体制を進めています。
これは、多分、琵琶湖環境研究推進機構は副知事が代表でしたかね。まさしくそういうところが関係機関の困っていることと学術の成果を結び付けるところだと思うんですけれど、その辺の連携というのはちゃんと着実にされてきたのかどうか確認だけさせてもらえますか。
◎海東 環境政策課主席参事 昨日の常任委員会でも、アユの不漁原因のところで琵琶湖環境研究推進機構という形で、従来から琵琶湖環境科学研究センターと国立環境研究所琵琶湖分室も入っていただいた中で、全庁的な取り組みとして連携してきました。
◎三和 琵琶湖環境部技監 この件については、琵琶湖環境研究推進機構において、アユの不漁原因の検討を琵琶湖環境科学研究センターと国立環境研究所琵琶湖分室と一緒になってやってきました。
また、こうした増殖の取り組みに加えまして、漁業者による資源管理と連携をさせてまいりますことと、また、琵琶湖環境研究推進機構による在来魚貝類のにぎわい復活に向けた研究の知見などもしっかり生かしながら、自然の力をうまく利用しながら資源回復水域を徐々にふやして、北湖全体の資源回復につなげてまいりたいというふうに思っております。
そういったものは真摯に受けとめるべきと考えておりますので、今年度から、琵琶湖環境研究推進機構を通じて水産課、それから水産試験場ともしっかり連携しながら、フナを使った成長試験、それからアユを使いました着臭試験を来年度にかけて実施しているところです。 この結果につきましても、しっかりと整理しまして、科学的なエビデンスを重ねていきたいと考えているところです。
◎三和 琵琶湖環境部技監 琵琶湖環境研究推進機構です。 ○加藤誠一 副委員長 そこでは、琵琶湖環境部がやっている話や、水産課の問題を総合的に研究しているということを何か掲げたと覚えているのですけれども、その原因はわからなくても、例えばその機関に、ことしのアユはこうだったとか、琵琶湖の中のいろいろな水質など、セットで聞かせていただくような機会を一遍考えてみていただければと思います。