気仙沼市議会 2018-09-26 平成30年第98回定例会(第4日) 本文 開催日: 2018年09月26日
次に、ウニの資源活用についてでありますが、震災後、ウニの爆発的な増加は海藻群落の縮小を招き、餌不足から身入りが悪く、小型のものが多いなど、商品価値が低くなったことから、本市管内の県漁業の各支所においては自家消費として処理しており、漁業者の所得向上につながっていない状況であります。
次に、ウニの資源活用についてでありますが、震災後、ウニの爆発的な増加は海藻群落の縮小を招き、餌不足から身入りが悪く、小型のものが多いなど、商品価値が低くなったことから、本市管内の県漁業の各支所においては自家消費として処理しており、漁業者の所得向上につながっていない状況であります。
恐らくこれは海藻群落の海底面を含めた被度の割合というか、面積の割合だと理解しているんですが、この本市の管内でのどこの海域の場所が特にひどいのか、もしわかれば、教えていただきたいと思います。 ◎水産課長(林利則君) お答えいたします。
海藻群落の復元を目指し、平成14年から県の沿岸漁場整備事業といたしまして、カジメの種苗を付着させたコンクリートブロックを伊豆地区から榛南海域へ移設する事業を行い、また榛南の4漁協及び関係市町等で組織しております榛南地域磯焼け対策推進協議会におきましても、サガラメの種苗の生産試験や養殖試験などを行ってまいりました。
日本各地の海岸を見てみますと、近年昆布やワカメなどの海藻群落が減少して、不毛になるいそ焼けが起きて、魚も減って漁業が打撃を受けているということです。福津市においてもいそ焼けが起こっており、漁獲率は減ってきているということでした。 海藻は陸上の植物と同様に、光合成でCO2を吸収します。
日本各地の海岸を見てみますと、近年昆布やワカメなどの海藻群落が減少して、不毛になるいそ焼けが起きて、魚も減って漁業が打撃を受けているということです。福津市においてもいそ焼けが起こっており、漁獲率は減ってきているということでした。 海藻は陸上の植物と同様に、光合成でCO2を吸収します。
磯焼けとは、昆布やワカメ、カジメなどの有用な海藻群落が完全に消失してしまい、海底の岩の表面や岩盤が石灰質の岩肌となって海の砂漠化した状態を指すそうでありますが、海藻1つなく真っ白な海底が広範囲にわたって広がるさまは異常な事態であり、まさに海の砂漠を見ている思いがいたします。
アワビやサザエなどのえさ場であり、また魚介類の産卵場、幼魚の生育場である藻場は水産生物にとって重要な場所ですが、海藻が枯れて海藻群落が消滅する磯焼けが全国的に問題となっております。
県といたしましては、海藻群落の再生試験に取り組むとともに、漁業者が行うアラメやコンブ等の海藻の増殖活動を支援し、磯焼けした漁場の回復に努めているところであります。 (土木部長里見修平君登壇) ◎土木部長(里見修平君) お答えいたします。
いそ焼けとは、有用な海藻群落が大規模に消失し、漁業に大きな被害を与える現象をいいますが、この現象は今から20年前ごろより始まり、はっきりと目にとまり出したのは十五、六年前ごろからだと思いますが、その要因には、環境変化に起因して生物群集構造が変化する生態学的な要因と、人間による破壊行為である人的要因に分けられ、複合的に発生していると考えられておりますが、その原因は、いまだに特定されておりません。
海藻の種となる胞子を供給するための人工的な海藻群落を造成するものでありますが、委員会では試験的に設置した海藻礁の追跡調査結果について、その写真により報告を受けました。非常に生育は良好でありまして、海藻が発生したことにより、魚類も多く集まってきておりました。
いそ焼けと称する現象は、海底に繁殖している海藻が、突然ある原因により海藻が枯れ、海岸及び海底は陸上の砂漠のようになる現象をいい、そのために海藻群落に生息していたエビやアワビは姿を消し、産卵のために来由するいそ魚も寄りつかず、漁業が大きな被害を受けることになるという、それが要するにいそ焼けの流れというものでなかろうかと。
この磯焼けとは、通常は海藻類が生えている沿岸岩礁地帯に繁茂する大型海藻群落など有用海藻はもちろん、ほとんどの海藻類がなくなり、岩礁表面は石灰藻の無節サンゴモ類に覆われている場所があり、こういう現象を磯焼けと呼びます。 磯焼けは海の砂漠とも言われていますが、その形成、維持機構にはさまざまな説が提唱されています。
また、海中造林により形成されます海藻群落によりまして、幼い魚やエビ、カニなどのすみ場となったり、周辺水質の改善などの効果も期待されるところでございます。
56 ◯山田水産振興課長=先ほど申しましたように、海藻群落を形成します藻場は、魚介類の産卵場とか育成の場になりますので、これが順調に海藻群落を形成するということになると、当然、水産資源の増大に結びつくというふうに期待をしております。
磯焼けは沿岸の岩礁域におきまして、海中林など直立する海藻群落が衰退することによりまして、それらをえさとするアワビ、サザエ、ウニなどが成長不良となり、産業的な不利益を生じた場合に用いられておりますが、一般的には海藻が消滅し、海底が無節サンゴモなどで覆われる現象を言われております。
しかも、一遍になくなるというようなことは、これまでの学識上あり得ないだろうというような見解を総合水産試験場は出しておりますが、生活サイクルが非常に短くて回復力が早い海藻でございますので、その後の状況についても、さらに調査をしてみたいというふうなことで考えておりますが、おっしゃるように、海藻群落といいますか、要するに、海藻というのは海の魚の産卵場であり、あるいは何回も申し上げましたけれども、稚貝、稚魚
また,沿岸漁業において,水産資源の再生産には藻場と呼ばれる海藻群落が魚介類の育成の場として極めて重要であり,海水の浄化や酸素の供給にも役割を果たしています。しかし,一説によると,都市化による家庭排水などの影響や,コンクリート護岸やコンクリート魚礁からアルカリ分が海中に溶出し,海底の磯が磯焼け現象を起こし,藻場が減少しているのではと言われています。
これは県内沿岸の環境が悪化して海藻群落に影響を与えているので調査し、適切な対処をするようにとの県議会の意見書に即したもので、ウニ資源は回復傾向にあるものの、アワビや天然貝が漁場にほとんど存在せず、放流貝ばかりであることが漁業者からの聴取でわかったとしております。またアラメ、カジキの海藻類の減少が各地で見られたとも書かれておりました。
また,これらをより効果的に進めるために,県といたしましては,栽培漁業センターで放流する稚魚ばかりでなく,自然の海で生まれ育った稚魚も含めて大切に保護するために,アラメ等の海藻群落の造成や,稚魚をとらないように漁具の改良,ハマグリ等資源を保護するための保護水面の管理,さらには,隣接県などと協力して広域にわたり資源を管理するなど,きめ細かな施策を進めてまいりたいと考えております。