滋賀県議会 2024-03-13 令和 6年 3月13日琵琶湖・GX推進対策特別委員会−03月13日-01号
まず、資料2の4ページのところに、「琵琶湖では流入負荷の削減により水質は改善している」という一文がありますが、この流入負荷の削減とは何を意味しているのか教えていただきたいと思います。 ◎明石 環境政策課主席参事 流入負荷の削減とは、工場排水や生活排水など陸域で出す全ての排水について、工場排水に対する規制や下水道の進捗に伴い削減されてきたことを指しています。
まず、資料2の4ページのところに、「琵琶湖では流入負荷の削減により水質は改善している」という一文がありますが、この流入負荷の削減とは何を意味しているのか教えていただきたいと思います。 ◎明石 環境政策課主席参事 流入負荷の削減とは、工場排水や生活排水など陸域で出す全ての排水について、工場排水に対する規制や下水道の進捗に伴い削減されてきたことを指しています。
当該調査事業につきましては、猪苗代湖の湖心、いわゆる湖の中心及び浜路浜、舟津港、青松浜の4地点において水温や湖沼の水質汚濁の指標であるCOD、化学的酸素要求量と申しますが、さらに大腸菌数等を水深別に調査することにより、気候変動が本市はもとより県民の大切な宝である猪苗代湖に与える影響を予測、評価するための基礎データを収集、分析し、必要に応じ湖への流入負荷量の低減施策等を推進するなど、気候変動適応に寄与
雨庭は、屋根などに降った雨水を貯めて一時的に貯留し、ゆっくりと地面へ浸透させる庭で、下水道等への雨水流入負荷を軽減し、生物多様性が豊かになり、水質を浄化する効果も期待できるようです。 四つの河川がある北区にとって、河川氾濫を抑えるためにも、こうした取組は参考になるのではないでしょうか。 以上で質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。
水質について、一般的に誤解がありますが、前回のマイナス123センチメートルのときもそうでしたけれども、流入負荷となる川からの汚れが入ってこないということもあり、琵琶湖のような大きな湖では、水質はよくなる傾向にあります。例えば、水位が下がった南湖では、風が吹くと巻き上げで一時的に濁るというようなこともありますけれども、水質そのものは若干よくなっている傾向も見られる地点があります。
湖沼水質保全計画は流入負荷削減に係る施策が中心ですが、湖沼水質保全特別措置法の改正や近年の自然再生の取組により、生態系の作用に着目した自然の浄化作用が見直されるようになり、湖沼がもともと有していた生態系を回復させることで水質改善を図る施策が全国各地で進められてきています。
これまでは、流入負荷対策を通して水質改善を図ってきましたが、新たに気候変動によって琵琶湖の水質、あるいは生態系に影響が及ぶというファクターが出てきました。そういった複合的な影響を評価しつつ、しっかりとモニタリングを図り、必要な調査研究を推し進めることで、まずは知見の収集に努めていきたいと考えています。 ◆川島隆二 委員 結局、モニタリングする以外、何もできないということですね。
県では、平成29年度から県の関係部局によります情報交換会を開催いたしまして連携強化を図りますとともに、令和2年度には西の湖に流れ込む河川の流入負荷量の調査を実施いたしました。 また、令和3年度には、有識者や地元関係者等で構成いたします西の湖水質改善対策検討会を設置いたしまして、これまでの調査結果を踏まえまして現状と課題を整理し、今後の改善対策について検討いたしました。
閉鎖性が高い海域であるため、河川からの流入、負荷を制御することが大村湾の環境保全を図る上で重要になりますと文章では書いております。ですから、昨日も同僚議員の質問で、山の木の伐採とか、そういう問題もありました。漁師さんの言葉を借りれば、農業基盤整備で、今、山がはげ山になっていると。それはいいけれども、木を植えてくれないだろうかという声も上がっております。
また、西の湖の再生に向けましては、底泥のしゅんせつによる水質浄化事業など、他部局も含めて過去から様々な取組を実施してきており、令和2年度からは周辺河川からの流入負荷調査、水質改善の対策検討など、約1,200万円の費用を投資しております。 ◆21番(桑野仁議員) (登壇)ありがとうございます。 早崎内湖に関しては、やっぱり相当な費用が投資をされているということですよね。
高度経済成長期以降、油ヶ淵は、流域の都市化に伴い、生活排水に起因する流入負荷が増大し、水の流出入の機会が乏しい閉鎖性水域であることから、昭和四五年に環境基準が指定されて以来、常に基準値を大幅に上回っている状況で、全国的に見ても水質汚濁の進んだ湖沼となってしまいました。
雨水調整池につきましては、昭和50年代から雨水管や河川への雨水の流入負荷軽減を目的に、雨水を一時的に貯留させる施設として整備を進め、開発事業者から帰属を受けた施設も含め、本年2月末時点で119か所を管理しております。近年の気候変動による集中豪雨の発生等を考慮すると、既に雨水管の整備が完了している地域においても、雨水管の機能を補完する雨水調整池の役割は、より高まっているものと考えております。
微生物の生命活動を維持するため、反応タンクには常に空気を送る必要がありますが、従来の運転は、送風空気の圧力は最大流入負荷に対応できるよう、あらかじめ高い圧力を一定にした運転を行っておりました。実証研究では、流入負荷の変動に応じて圧力を最適化する圧力可変制御を行い、省エネルギー性の評価を行いました。 図2をご覧ください。
◎県民生活環境部長(宮崎浩善君) 大村湾の水質改善につきましては、これまで、「大村湾環境保全・活性化行動計画」に基づき、「生活排水等の流入負荷抑制」、「面源からの流入負荷抑制」、「貧酸素水塊・底質悪化等への対策」などに取り組んでまいりました。
本市の公共下水道自体は99.5%まで普及している中で、この管理は、水処理センターの排出を管理するのか、流入負荷を下げるために市民の方に何かお願いする取組を指標とかにするのか、どういう取組をされるのかを伺いたい。
○市民部長(宮﨑茂樹) 京都府におかれましては阿蘇海の環境改善の取組は今後も必要という認識から、本市とともに、阿蘇海環境づくり協働会議を中心として、引き続き清掃や啓発活動、流入負荷の軽減につながる取組などを推進していかれると伺っております。
今後、河川等からの流入負荷、これのさらなる削減や、水質改善策の調査研究、こういったことにつきまして、関係機関と連携しながら取組を強化していく必要があると考えているところでございます。 今後の展望につきましては、これまで様々な取組を行ってまいりましたけれども、根本的な水質改善対策にはなっておりません。
◎石河 琵琶湖環境部長 琵琶湖保全再生計画に基づき、令和元年度におきましては、下水道整備事業や環境こだわり農業など琵琶湖への流入負荷削減対策を行いました結果、北湖の全窒素が初めて環境基準を達成するなど、水質につきましては一定の改善傾向が見られております。
流入負荷が減ってきているのは確実ですが、南湖の汚濁がまだまだの状態です。とりわけ草津側の東側部分の水質が悪いことについては、流入負荷もありますが、同時に例えば植物プランクトンの発生の状況や気候変動などの影響もあるのかもしれません。発生の仕方やパターンが変わってくるなど新たな要素も出てきています。
先ほども少しこの調査研究でも触れましたが、流入負荷削減対策は着実に進んできている一方で、例えば、植物プランクトンの種類が変わってきていると、あるいは、種類そのものが減ってきているという生態系の変化が、どうやら難分解性有機物の発生にもつながっているようであるということで、今の取組としましては、従来のプランクトンの削減という観点だけではなく、生態系を踏まえた琵琶湖の新しい水質管理の指標つくっていこうということです