愛知県議会 2021-10-05 令和3年総務企画委員会 本文 開催日: 2021-10-05
昨年度から来年度までを性犯罪・性暴力対策の集中強化期間と位置づけ、取組が進められているが、施策を推進していた橋本聖子内閣府特命担当大臣が交代し、今後の展開のスピードが鈍化しないか心配している。
昨年度から来年度までを性犯罪・性暴力対策の集中強化期間と位置づけ、取組が進められているが、施策を推進していた橋本聖子内閣府特命担当大臣が交代し、今後の展開のスピードが鈍化しないか心配している。
政府の性犯罪・性暴力対策の強化の方針が6月に発表された際、橋本聖子内閣府特命担当大臣は、このメッセージに言及して方針の着実な実施を約束しました。
国政においても、2020年11月6日の参議院予算委員会で、小池 晃議員の質問に、橋本聖子内閣府特命担当大臣が、「第5次男女共同参画基本計画には、5,600件、1,700ページにわたる多数意見が国民の世代別に寄せられており、こうした意見は重要で、若い世代の意見は大切だ。この意見の中に反対意見はなかった」と答弁しています。
内閣府男女共同参画局に置かれた「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会」の緊急提言を受けた橋本聖子内閣府特命担当大臣は,11月21日の新型コロナウイルス感染症対策本部会合において,関係閣僚に対して,この提言を参考に,大変な思いをされている女性を誰一人取り残さないように対応していただきたいとのお願いをされました。
全国の配偶者暴力相談支援センターには、4月時点で、前年同月よりも約3割相談件数が増えており、橋本聖子内閣府特命大臣からも、新型コロナウイルス問題に伴うDV等への対応に関するメッセージも発出されました。 これを受け、内閣府では、4月20日に、支援センターとは別に、これまでのDV相談を強化したDV相談プラスを開始しました。ここにも、5月19日までの1か月で約4,400件の相談があったそうです。
国内でも、六月、政府が性犯罪・性暴力対策の強化の方針、いわゆる強化方針を発表する際、橋本聖子内閣府特命担当相は、このメッセージに言及して方針の着実な実施を約束されました。その方針では、今年度から三年間を性犯罪・性暴力対策の集中強化期間と決め、国民に対しても「加害者にも、被害者にも、傍観者にもならない」とのメッセージをその冒頭に掲げ、協力を呼びかけております。
今年6月11日、橋本聖子内閣府特命大臣は、政府の新たな方針を決定し、国民向けに次のメッセージを発表しました。性犯罪・性暴力は、被害者の尊厳を著しく傷つける重大な人権侵害であり、決して許されないことです。この影響は、長期にわたることも多くあります。私は、大臣就任以来、性暴力被害の当事者や支援団体の方々からお話を伺い、被害の実態や深刻さに深く心を痛めておりました。
17 奥野委員 政府は新たに性犯罪・性暴力対策の強化の方針を決定し、6月11日、橋本聖子内閣府特命担当大臣は、令和2年度から令和4年度までの3年間を集中強化期間として取組の抜本強化を通知しています。
その後、橋本聖子内閣府特命担当大臣とウェブ会談を行い、これら提言に加え、今年度政府が策定している「第五次男女共同参画基本計画」に対し、男女共同参画の視点に立った防災・災害対策の確立を盛り込むことや、性犯罪、性暴力被害者への支援を強化することなどについて要請いたしました。