富山県議会 2024-06-01 令和6年6月予算特別委員会
20 金谷土木部長 今回の地震によりまして、県が管理しております射水市の新湊マリーナ、それから高岡市の雨晴マリーナ、富山市の岩瀬プレジャーボート係留場の3か所が被災しております。特に新湊マリーナでは、海上の浮桟橋が破損、そして流出しましたほか、陸上の保管ヤードや物揚場(ものあげば)の舗装に段差が生じている状況でありました。
20 金谷土木部長 今回の地震によりまして、県が管理しております射水市の新湊マリーナ、それから高岡市の雨晴マリーナ、富山市の岩瀬プレジャーボート係留場の3か所が被災しております。特に新湊マリーナでは、海上の浮桟橋が破損、そして流出しましたほか、陸上の保管ヤードや物揚場(ものあげば)の舗装に段差が生じている状況でありました。
今回、県内の津波の遡上高は、入善町から朝日町までは1.4メートルから2メートル、射水市新湊マリーナでは1.7メートル、県内で最も高い数値を観測したのは氷見市の島尾海岸2.34メートルとのことでした。県東部と氷見市の一部で80センチと観測された津波の高さの2倍から3倍近くまで津波が押し寄せていたということになります。
年間100万人を超える方々が訪れたこともある海王丸パークをはじめとする新湊大橋東西エリア、周辺道路は隆起、陥没、亀裂が散見し、古新町西部自治会から新湊漁港、きときと市場、そして新湊大橋を渡って新湊マリーナなど、施設付近の液状化も散見する次第でございます。新田知事にも、何度も激励や状況確認に足を運んでいただきました。勇気づけられたわけでございます。
庄西地区の近隣の新湊マリーナや民間マリーナの収容力に余裕がある現状を踏まえ、地元関係者等の御理解をいただき、水域の管理者である国や県、そして射水市等の行政機関と地域住民の代表で構成する不法係留船対策協議会を立ち上げ、先月14日に開催した第1回協議会で、規制措置等の対策方針について協議いたしました。
現在、県内では、マリンスポーツを行っている高校としては、唯一新湊高校のヨット部があるわけですが、こちらでは近くの新湊マリーナを拠点として、県教育委員会が派遣するテクニカルエキスパートからの技術的指導を受けて活動をしています。 また、県のスポーツ協会や県セーリング連盟などの支援をいただいて、遠征や強化合宿、備品の整備などを行って競技力向上に努めているところです。
次に、マリンアクティビティを楽しむ方への本市のPRにつきましては、海老江海浜公園や新湊マリーナでマリンアクティビティを楽しむ方々に対し本市の食の魅力をPRするなど、滞在型観光へつなげ地域活性化が図られるよう取り組んでまいります。
また、新湊マリーナに係留の本市で管理するプレジャーボートも1そう、併せて活用させていただいております。 救助艇の長所につきましては、船外機の取付け等の手間がなく、出動までの時間が短縮されることであります。また、短所につきましては、係留場所が必要となることや、清掃を含め上架整備・点検に多額の費用を要することや、悪天候が予想される場合は陸揚げ作業が必要となることが挙げられます。
また、富山新港東埋立地においては、本年4月に射水市がフットボールセンターを開設したほか、海老江海水浴場、新湊マリーナ、またヨットなどの各種マリンスポーツの拠点としてもにぎわいを見せているように、日本海側屈指のベイエリアとなる大きな潜在能力を秘めていますが、周囲に存在する広大な県有地は未利用のままとなっており、その活用は長年の課題となっています。
また、射水ベイエリアは富山マラソンのコースでもあり、西埋立地の海王丸パークは年間100万人の集客、東埋立地には36ホールを備える元気の森パークゴルフ場、ヨットが停泊できる新湊マリーナや海水浴ができる海老江海浜公園も近く、海竜スポーツランドなど、近隣施設と併せて一大スポーツゾーンが形成されることとなり、県内外から多くの人が訪れる県内有数の観光エリアとともに多くの利用者の来訪が見込まれます。
富山新港東西埋立地では、今年30周年を迎える海王丸パーク、10周年を迎える新湊大橋をはじめとして、元気の森公園、新湊マリーナ、海竜スポーツランド、海老江海浜公園などが整備されており、県内外から多くの人が訪れる県内有数の観光エリアとなっております。
牛窓ヨットハーバー同様に、県が所有し指定管理者が運営する富山県新湊マリーナでは、ハーバーマスターがオーナーのニーズを把握し、遊び方の提案からメンテナンスまでサポート、富山湾の魅力を生かしたマリンライフ基地として、活気にあふれております。また、富山県観光課と連携し、ジャパンボートショーへの出展や、スーパーヨット誘致会議への参加により、マリーナのPRと情報収集を積極的に行っております。
そこで、施設全体のグランドデザインを大きく描くと同時に、地域住民などからも要望の強い太閤山ランドの夜間開放、ライトアップや駐車場の夜間無料化などに早急に取り組むとともに、バーベキュー広場を新湊マリーナのようなラグジュアリー感のある施設にリニューアルを行うなど、若年層の取り込みに取り組む必要があると考えますが、市井土木部長の所見を伺います。
このため県では、これまでも、富山湾周辺の魅力を一元的に発信するPR冊子「とやま海遊びガイド」の制作、首都圏等で開催されるボートショーでのPR、それから、タモリカップや極東杯国際ヨットレースの開催支援のほか、新湊マリーナでのレンタルボートの実施、釣り、食、景観等を組み合わせた冬の富山湾の楽しみ方を紹介した動画の作成及び配信、雑誌への掲載などに取り組んでまいりました。
こうした中、本市では、国の地方創生拠点整備交付金を活用し、海竜スポーツランドや元気の森公園パークゴルフ場、新湊マリーナなどのスポーツ施設が集積する射水市海竜町にフットボールセンターを整備しておられ、来年5月にオープンする運びとなっております。
新湊マリーナのプレジャーボートも増えて、非常ににぎわってまいりました。しかし、一方で路上駐車もちょっと多くなっているというのが気がかりでございます。 あわせて、近所にはオーストラリアから移住されたケビン・モクシーさんが大型ヨットを造り始めて、ものづくりの魅力や楽しさも伝えながら、ユーチューバーとしても、英語圏に向け、英語で富山をPRしていただいております。
続きまして、新湊マリーナについて質問したいと思います。 新湊マリーナは、御存じのとおり大変すばらしい施設になっていると思っております。 まず、この間、県外船舶オーナーの誘致にどのように取り組んできたのか。
また、ベイエリアにおいては海王丸パークや新湊マリーナなど、多くの来訪者でにぎわうレジャー施設、市街地には、映画やドラマのロケ地として近年注目を集める内川周辺の景観や風情、また、去る3月には、「放生津八幡宮祭の曳山・築山行事」が国重要無形民俗文化財の指定を受けるなど、数々の地域資源に恵まれていると認識しております。
この射水みなとまちづくり方策では、健康癒し機能、研究機関との連携機能、眺望機能、集客機能、体験型宿泊施設を導入するとされ、現在、ベイエリア東地区の公共施設としては、元気の森公園、パークゴルフ場、海竜スポーツランド、新湊マリーナ、海老江海水浴場、近畿大学水産研究所などがあります。さらに、来年の春にはフットボールセンターが完成し、運用が開始されます。
内川、新堀川などからプレジャーボートが移動したことで、新湊マリーナへの県内オーナーの係留が増えているとのことであります。
さきの決算特別委員会でも指摘があったように、収容先の1つであります新湊マリーナの収容率が50%程度とのことでございますので、随分まだ余裕があるわけでございますから、ぜひここを活用して不法係留対策を進めていただきたいと考えますが、その取組について土木部長にお伺いをいたします。