田辺市議会 2024-03-25 令和 6年第2回定例会(第5号 3月25日)
次に、移住定住推進費に関わって、地域おこし協力隊の令和6年度の新規派遣先について説明を求めたのに対し、「株式会社秋津野に1名、新庄漁業協同組合に1名、南紀みらい株式会社に1名、田辺市定住支援協議会に2名派遣する予定である」との答弁がありました。
次に、移住定住推進費に関わって、地域おこし協力隊の令和6年度の新規派遣先について説明を求めたのに対し、「株式会社秋津野に1名、新庄漁業協同組合に1名、南紀みらい株式会社に1名、田辺市定住支援協議会に2名派遣する予定である」との答弁がありました。
次に、水産振興費に関わって、ブルーツーリズム推進事業費補助金の事業内容と今後の取組について説明を求めたのに対し、「平成28年度に県で制度化されたブルーツーリズム推進事業費補助金を活用し、以前から要望のあった老朽化している新庄漁業協同組合の作業場を建て直し、ブルーツーリズムの取組が行えるよう再整備を行う。
水産業費、水産振興費につきまして、ブルーツーリズム推進事業費補助金については、県補助金を活用し、新庄漁業協同組合が実施する施設整備に対して補助するもので、県中型まき網連合会特選出荷協議会負担金については、県中型まき網連合会、関係する漁業協同組合及び関係市町で構成する協議会に参画するため負担金を計上するものです。
当市には和歌山南漁業協同組合と新庄漁業協同組合の2漁協があり、漁業協同組合は、漁業者の協同組織として、販売事業や購買事業等を通じて、水産業の振興及び組合員の福祉の向上、漁業権の管理を中心とした資源や漁場の管理、水産業を核とする漁業地域の活性化等の広範な役割を果たしています。
田辺市には、県管理の田辺漁港、市管理の芳養漁港、目良漁港、内之浦漁港と四つの漁港があり、漁業組合は、田辺漁業協同組合、湊浦漁業協同組合、新庄漁業協同組合の3漁協がありましたが、平成19年4月1日に田辺漁協、湊浦漁協、白浜漁協、日置漁協、すさみ漁協の5漁協が合併し、新たに和歌山南漁業協同組合が発足しました。
このような中、資源量の維持増大のために、県栽培漁業センター等から提供される種苗を漁業協同組合が放流サイズまで中間育成し、新庄漁業協同組合では、その魚種に対応した地先の岩礁域等に、和歌山南漁業協同組合では、目良沖の稚魚育成用の魚礁等に放流しております。また、目良沖の稚魚育成用の魚礁周辺は禁漁にし、種苗が安全に育成できる環境づくりを行っているところであります。
ヒロメにつきましては、もともと田辺湾に自生しているものを船から巻き取って収穫していましたが、県においてその養殖技術が確立されたことにより、北西の風が強い冬の閑漁期の副収入源として注目され、まず旧湊浦漁業協同組合が昭和58年ごろから養殖を開始し、順次旧田辺漁業協同組合や新庄漁業協同組合におきましても取り組まれてきたものであります。
ヒロメにつきましては、もともと田辺湾に自生している海藻でありますが、その養殖技術が確立されたことから、北西の風が強い冬の閑漁期の副収入として注目されるようになり、まず旧湊浦漁業協同組合が昭和58年ごろから養殖を開始し、標準和名であるヒロメとして販売を始め、旧田辺漁業協同組合や新庄漁業協同組合におきましても、順次取り組まれてきたものであります。
なお、事業費180万円に対して、県が120万円、市及び新庄漁業協同組合がそれぞれ30万円ずつ負担する」との答弁がありました。
次の水産業費、水産振興費につきましては、新庄漁業協同組合が中心となって取り組む海岸線の景観や海洋資源を活用し、漁船の特色を生かしたクルージング事業を実施するために必要となる経費の一部を助成するものです。 漁業経営構造改善事業費につきましては、和歌山南漁業協同組合が実施する老朽化が著しい製氷・貯氷施設の新設にかかる費用に対し、補助金を交付するものです。