徳島県議会 2022-12-15 12月15日-04号
次に、本県農林水産物の輸出拡大に向けた海外大規模食品見本市への出展につきまして、これまでも、コロナ下においても、現地特派員による飲食店でのプロモーション、越境ECサイトの活用など、輸出戦略を積極的に展開してまいりました結果、令和三年度の本県農林水産物の輸出額は過去最高額となる二十九億九千万円を達成いたしたところであり、本県農林水産業が将来に向けさらに発展していくためには、世界の巨大需要を取り込み、市場
次に、本県農林水産物の輸出拡大に向けた海外大規模食品見本市への出展につきまして、これまでも、コロナ下においても、現地特派員による飲食店でのプロモーション、越境ECサイトの活用など、輸出戦略を積極的に展開してまいりました結果、令和三年度の本県農林水産物の輸出額は過去最高額となる二十九億九千万円を達成いたしたところであり、本県農林水産業が将来に向けさらに発展していくためには、世界の巨大需要を取り込み、市場
まず、バイオエ夕ノールという巨大需要の出現が挙げられます。バイオ燃料ブームで、生産国は輸出をしない可能性が出てきました。アメリカなどの主要生産国では、過剰ぎみの卜ウモロコシを自動車燃料用のエタノール化へ転換を進めております。卜ウモロコシの消費は急拡大し、生産が追いつかない状態になっております。また、人口大国、中国とインドが世界の大豆を食べ尽くしかねない勢いであると言われております。
バイオエタノールという巨大需要の出現や、中国、インドの人口増、経済発展が地球上の農産物を食い尽くそうとしています。近い将来、東アジアの小さな島国に食料を供給してくれるお人好しな国など、どこを探してもいなくなるでしょう。そのとき日本はどうするのか、国民的課題です。
こうして、突如として現れた巨大需要は、米の輸入国でありますイラン、インドネシア、その他アジア中東の開発途上国に大きな打撃を与えることになるのであります。経済大国日本の身勝手さが世界の非難を招きかねないのであります。 そこで、何点か農林部長にお尋ねいたします。