佐賀県議会 2003-09-05 平成15年9月定例会(第5日) 本文
◎ 玄海沿岸の岩礁域の砂の除去による漁場環境改善への早期着手 ◎ 生産者表示の導入や試験研究機関による含有物質の分析等による、 消費者意識に即した佐賀県産ノリの安全・安心の確保 ◎ 諫早湾干拓潮受け堤防の平時における常時開門に向けた取り組み並 びにノリ養殖業の協業化の推進及び販売対策の強化 ◎ 森林整備に対する県の方針及び支援 ◎ 下請依存の高い地元専門工事業者の育成支援 ◎ 県内の経済、雇用に
◎ 玄海沿岸の岩礁域の砂の除去による漁場環境改善への早期着手 ◎ 生産者表示の導入や試験研究機関による含有物質の分析等による、 消費者意識に即した佐賀県産ノリの安全・安心の確保 ◎ 諫早湾干拓潮受け堤防の平時における常時開門に向けた取り組み並 びにノリ養殖業の協業化の推進及び販売対策の強化 ◎ 森林整備に対する県の方針及び支援 ◎ 下請依存の高い地元専門工事業者の育成支援 ◎ 県内の経済、雇用に
また、冬期の大潮時に干上った岩礁域の海藻が一時的に枯渇するなどの現象も見られておりますが、いわゆる磯焼けと言われる現象は見られておりません。
私の地元である夷隅郡も沖合に器械根と呼ばれる岩礁域があり、全国有数のアワビ漁場が形成され、潜水器漁業によるアワビ漁が盛んに行われておりましたが、昭和44年の167トンの水揚げを最後に減少し続け、平成6年にはわずか2トンの水揚げにまで落ち込んだことから、関係漁業者は平成7年から自主的に全面禁漁体制をとるなど積極的な資源管理に取り組み、アワビ資源の回復、潜水器漁業の再開を一日千秋の思いで待っております。
次に、水産業では、干潟、藻場の造成技術など漁業生産基盤に関する研究、小型底引き網漁業などが対象とするトラフグやマアナゴなどの資源回復技術の研究、海水温の上昇等により岩礁域で減少しております海藻類の再生に向けました増養殖技術の研究などを進めているところでございます。
また、カサゴ等について、今小っちゃいのが魚屋さんで非常に出ているというふうな話なんですが、カサゴは深海の岩礁域におりまして、小さい魚でも食いつくわけですね、すぐ釣れてしまうと。
なお、砂場の藻場造成につきましては、これまで私どもが進めてきました藻場造成というのが岩礁域に隣接した礫の地帯、あるいは砂質に、天然の藻場を拡大するような場所で実施してきたものでございます。
このため、今年度から藻場については内海東部地区で、岩礁域に適したガラモ場づくりを進めるとともに、山口湾では森・川・海を一体としてとらえた豊かな流域づくりの一環として、砂地に適したアマモ場づくりの実証試験に着手してまいります。 また、干潟については岩国地先でアサリ漁場の回復調査を、小野田以西では砂を敷くことによる底質改良の調査を実施することといたしております。
周囲には、銚子から九十九里にかけての親潮と黒潮の交わる全国有数の沖合漁場、夷隅から内房にかけての岩礁域から成る磯根漁場、遠浅で波静かな内湾性の浅海漁場と、変化に富んだ漁場を持ち、サバ、イワシ、サンマ、カツオ等の回遊魚、イセエビ、アワビ、サザエ等の磯物、さらには東京湾のノリ、アサリなど、四季を通じて多種多様な魚介類が水揚げされています。
磯焼けは沿岸の岩礁域におきまして、海中林など直立する海藻群落が衰退することによりまして、それらをえさとするアワビ、サザエ、ウニなどが成長不良となり、産業的な不利益を生じた場合に用いられておりますが、一般的には海藻が消滅し、海底が無節サンゴモなどで覆われる現象を言われております。
房総半島の太平洋岸南東部に位置する夷隅地域は、磯根と沖合には岩礁域が広がり、黒潮の影響を強く受けて、カツオ、イカ、カジキ、アワビ、イセエビ、底魚類など多種多様な魚介類が生息し、私たちに新鮮でバラエティーに富んだ海の幸を与えてくれます。これらの海の幸は、多くの漁業者が季節に応じて引き縄やはえ縄、立て縄、刺し網など、漁具や漁法を変えながら漁獲し、市場から食卓へ運ばれております。
その本来の目的に反し、沿岸漁場に与えている影響についてでございますが、この海域につきましては、ほとんどが岩礁域であり、藻場が形成され、そこで育つ底魚類や貝類が多く繁殖するところで、重要な海産資源の宝庫でもあります。その区域の開発工事は、漁場の喪失につながることから、今後、工事の中で藻場を育てる水産強調型の施設の検討を積極的に進めてまいりたいと考えております。
2つ目、空港島周辺を緩傾斜護岸にして、魚類への影響の回避、低減を図るとしているが、回避、低減を図らねばならない砂質浅海域生態系を岩礁域生態系にすり替えている。また、砂質浅海域生態系の生産性を十分に評価せず、その水質浄化力はほとんど対象となっていない等々、アセスメントの予測方法上の学問的誤りや不備を指摘し、空港島建設が水質や生態系に与える影響は軽微であるとする結論を信じるのは困難としています。
本県では能登半島を中心とした岩礁域には全国有数の豊富な藻場を有しております。したがいまして、特に今回の油流出の藻場に対する影響調査を直ちに開始したところでございます。今後、油流出環境影響調査の結果を見つつ、藻場の保全を図っていく所存でございます。当面、平成九年度は藻場造成にもつながりますサザエ増殖場の造成を珠洲沖で早急に実施すべく現在国の財政支援を求めておるところであります。
それから,アワビにつきましても,岩礁域でございますので,具体的には大洗から北の方の浜になると思いますけれども,そこの岩礁域から遠く,平潟あたりへいきますと隣へ行くという可能性はあるかと思いますけれども,ほとんどないと思います。 それから,魚につきましては,御指摘のようなことが確かにございます。
このような背景に基づき、沿岸漁業の推進策として、新長期総合計画の中にも記載されておりますとおり、この北部、中部の沿岸海域を、岩礁域海洋牧場として整備し、漁業生産力を強化する計画になっております。また、既に気仙沼・大島地区におきましては、クロソイの音響馴致システムが、実用化に向けて実験中であり、その成果も着々とあらわれてきておりますことは、まことに喜ばしい限りであります。
当八戸海域は、八戸港を中心として北部は砂浜域が広がり、ホッキガイ、ホタテガイ等の増殖による漁場開発を、また南部は岩礁域であることから、アワビ、ウニの人工種苗放流による栽培漁業化の推進及び漁場の造成を行ってまいりました。 栽培漁業で最も順調に推移したのは、県の魚、ヒラメであります。平成二年度の事業化から三年で、約一千万匹の稚魚放流という実績をつくったところであります。
幸い本県は、地形、海況など恵まれた漁場環境にありますので、これを最大限に生かして、沿岸周辺の漁業生産をふやし、漁業の活力を回復するために、岩礁域、砂浜域等、漁場特性にあったアワビ、ウニ、こうしたものの漁場及び魚礁の整備、開発、漁場の保全を行いまして、自然繁殖の助長を行うこととあわせて、栽培漁業センターや漁協を中心としたサケ・マス、ヒラメ、クロソイ、アワビ等の種苗生産、放流及び新規作目の開発を推進することといたしております
一方、南部の岩礁域は外海に面しているため養殖事業はコンブ、ワカメ等が小規模に行われているにすぎなく、したがって、この地域においてはウニ、アワビの人工種苗放流による栽培漁業化を推進しております。キタムラサキウニ栽培については、昭和六十三年度から八戸漁連水産種苗センターで中間育成試験を行った結果、餌料や育成容器の収容個数により成長の度合いやへい死率の違いが判明したのであります。
次に、栽培漁業を進める上での放流漁場の問題でございますが、外海域の種苗放流につきましては、お話のございましたように、現在定着性のあるアワビ、トコブシ、アカウニ等のほか、小回遊種のガザミ、ヒラメ、イシダイ等についても、砂泥地や岩礁域の適地に放流を実施をいたしております。
第二点目といたしまして、外海域につきましては、浅海岩礁域にアワビ、イセエビ等の幼稚仔の保育場の造成、マダイ、クルマエビ、アワビ等の人工種苗の放流、成魚の誘導礁、生産礁の造成等が主な柱となっております。